シャア「ふざけるな!クリスマスごときサザビーで押し出してやる!」 (48)

アムロ「シャア!!バカなことはやめろ!!」

シャア「リア充は聖人の誕生祭を性夜に変えている!!」

シャア「粛清されねばならん!!」

アムロ「非モテがリア充に罰を与えるなど…」

シャア「私シャア・アズナブルがリア充どもを粛清しようというのだ!!!アムロ!!」

アムロ「情けない奴!!」

シャア「アムロ!!貴様も同士になれ!!貴様も根暗オタだろう!!」

アムロ「ふざけるな!!俺はチェーンやベルトーチカ、セイラさんと一緒にクリスマスを過ごすんだ!!」

シャア「…アムロォォオォオオオオオオオオ!!!!!!覚悟ぉぉおおおおおおおお!!!!」

アムロ「クッ…何てパワーだ…これが非モテの力か…」

アムロ「クッ…このままでは負ける!!」

シャア「これで終わりだ!!アムロ!!ムッ…何だこのピンクの光は!!」

アムロ「この光は…ああ…リア充たちの魂の輝きだ…うぉぉおおお!!」

シャア「ば、バカな!!サザビーが…」

アムロ「シャアぁぁぁあああああ!!!!!非モテ達の所に戻るんだ!!!」

シャア「非モテ…だと…うぁぁあああああ!!!!」

シャア「ええい!!完全な作戦にならんとは…」

シャア「アムロの奴は…もう行ったのか…」

シャア「ララァ…私を導いてくれ」



ガイア「おやあ~赤い彗星じゃねえか」

マッシュ「なんだなんだ」

オルテガ「あ、赤い彗星じゃねえか」

シャア「黒い三連星か…こんなところで何をしているんだ」

ガイア「あ~見て分らんのか~モテない男3人で宴会だよ」

シャア「哀れな…黒い三連星程の者が…」

マッシュ「うるせーーー俺たちみたいなブサメンはあんたみたいなイケメンと違って行く所がねえんだよ」

シャア「…私と同じか」

ガイア「おーっとこりゃジオンの英雄赤い彗星の言葉とは思えねえな」

ガイア「あんたなら今日だけで100人切りも出来そうだけどな」

シャア「私を買被り過ぎだ…」

ガイア「まあなんだ…あんたも飲めよ」

シャア「頂くとする…」

ワイワイガヤガヤ


ガイア「ぷへぇ~全くクリスマスなんて死ぬべきだねえええ」

マッシュ「まったくでさあああああ!!!!リア充死ねええええええええ」

シャア「そうだそうだ」

オルテガ「もっと俺たちみたいなのがいればリア充どもにジェット・ストリーム・アタックをしかけてやるのに」

ガイア「はは!!違えねえ」

シャア「まったk…ムッ」ピキーン

シャア「それだ!!我々非モテが集まって非モテの力をリア充達に見せつけてやるんだ」

ガイア「おいおい…それ本気かあ?」

シャア「当然」

マッシュ「非モテが駄目になるかならないか何だ!やってみる価値はありますぜ!!」

ガイア「で…まず誰の所に行くんだ」

シャア「敵は強大だ…こちらも戦力を増強しなければならん」

シャア「それを頼める相手となると…奴がいたか…」

シャア「シャア・アズナブル&黒い三連星!出る!!」



ピンンポーン

シャア「ガルマ!私だ!中に入れてくれ重要な話がある」

ガイア「ガルマ様ですかい…」

シャア「奴なら大量のMSを持っているはずだからな」


ガチャ

ガルマ「シャア!何だこんな日に」

シャア「ガルマ…友人の君にしか頼めない重要なことを伝えに来た…聞いてくれ」

ガルマ「シャア…水臭いぞ!私達は友だろう!!さあ!入ってくれ」

シャア「ああ」

黒い三連星『失礼しまーす』

ガルマ「で…シャア重要な話とは一体…」

ガルマ「スペースノイドの未来についてか…」

シャア「いや…少し違うが…それと同じように重要な話だ」

ガルマ「聞かせてくれ…友の頼みだ…私に出来ることなら何でもしよう」

シャア「じつh…」

ガチャ

イセリナ「ガルマ様…どうかなされたの?」

イセリナ「お料理が冷めてしまいますわ」

ガルマ「済まないイセリナ。今シャアと我々の未来に関する重要な話をしているんだ」

ガルマ「少し待っていてくれ」

イセリナ「分かりました…お待ちしてます」

ガルマ「いや済まないシャア…続けてくれ」

シャア「…」

シャア「…それより少し喉が乾かないか?私がお茶でも入れよう」

ガルマ「ああ、頼む」

ガルマ「ふむ…君はお茶を淹れるのも巧いんだな」

シャア「…それは良かった」

ガルマ「では続きをきk…グゥゥウウウウ!!!は、腹が…」

シャア「…どうしたガルマ?お腹でも壊したか」

ガルマ「ど、どうもそうらしい…済まないが少し花を摘みに…ググウウウウ」


ガルマ「グウウウウウ…な、何だこの腹痛は…」ピーゴロゴロ

シャア「ガルマ君は良い友人だったが…リア充なのがいけないのだよ」

ガルマ「な!?」

シャア「君のお茶には超強力下剤を入れさせて貰った!!2日はトイレから出られまい!!」

シャア「せいぜいクリスマスをトイレの中で過ごすが良い!!」

ガルマ「シャア!!図ったな!!!!シャアァアアアアアアアアアア!!!!」

シャア「ふはははははは!!!!」

ガイア「どうでした?」

シャア「黒い三連星!!早くガウに乗り込め!!」

シャア「ガウごとMSを頂いて行く!!」

ガイア「へ、へえ…えええええええええ!!!」

マッシュ「分かりやしたぜ!!ひゃほおおおお」

オルテガ「頂きいいいい!!!」

シャア「ではなガルマ!!!」

シャア「ふむ…MSは手に入ったがパイロットが我々だけでは如何ともしがたい」

ガイア「パイロットがいなけりゃただの鉄屑ですからねえ」

シャア「他に我々の同士になってくれそうなのは…」

マッシュ「ラル殿はどうですかい?あの人は腕も良いですし」

シャア「ふむ…」

オルテガ「ばーか…あの人はハモンさんとムーンクリスマスだって月に行ってるだろ」

シャア「な…あのラルまで私を裏切るのか…やはり人はよりよく導かれねばならん」

シャア「となると…」



リュウ「な、何だ!!ジオンの奴等が!!俺を殺そうってか!!ただじゃやられやしねえぞ」

シャア「フッ…違うな…我々は君に話があるのだよリュウ・ホセイ曹長」

マッシュ「不細工だなあ…あれなら俺の方が何倍かイケメンだな」

オルテガ「ちげえねえ」

リュウ「ほ、本気か…クリスマスを潰すなんて」

シャア「我々は嘘はつかん」

リュウ「だ、だが…俺だって誇りある地球連邦軍人だ!!」

リュウ「ジオンの奴ら何かに手を貸せるか!!」

シャア「ほう…君はたった一人でこの聖夜を過ごすのか…虚しくはないのか?」

リュウ「だ、だが…」

シャア「木馬の他のクルーはどうしているのか知っているのか?」

リュウ(アムロは…セイラさん達と)

リュウ(ハヤトはフラウと…カイはミハルと)

リュウ(ブライトはミライと…クッくそおおおおおおおお)

シャア「どうする!リュウ・ホセイ曹長」

リュウ「協力する!!!」

シャア「それでいい」

シャア「これで5人になったが…やはり少なすぎる」

シャア「一人づつ集めていてはクリスマスが終わってしまう」

ガイア「やっぱり上から集めるしかねえんじゃないか」

シャア「うむ…やはり上から兵士達に命令させるのが一番か…」

シャア「気は進まんが奴に頼んでみよう」




宇宙要塞ア・バオア・クー


シャア「失礼します!シャア・アズナブル大佐入ります!!」

ギレン「赤い彗星か…何の用だ」

シャア「本日はギレン閣下にお願いがあってまいりました」

ギレン「普通ならつまみ出すが…赤い彗星の頼みとあらばそうもいくまい」

ギレン「話してみよ」

シャア「ギレン閣下のお声を持って我がジオン公国軍からリア充討伐非モテ部隊を作っていただきたい!!」

ギレン「はあ?」

ギレン「…それだけなら…話はこれまでだ」

シャア「お待ちください!!」

ギレン「そのような下らぬことに我が栄えある公国軍を使うわけにはいかん」

ギレン「誰か赤い彗星を摘み出せ」



シャア「ええい!!放せ!!放せええええ」

ギレン「赤い彗星も落ちたものだな」

シャア「貴様だって非モテだろう!!!」

ギレン「!?な…」

シャア「違うのか!!ギレン・ザビ」

ギレン「ば、バカな…ジオンを率いる私が非モテなど」

シャア「ならば何故ア・バオア・クーなどにいる!」

シャア「本来なら本国のズムシティーにいるべきだろう」

ギレン「そ、それは…」

シャア「ならば変わって答えてやる!!!」

シャア「貴様もズムシティーのあの甘ったるいリア充オーラが耐えられなかったんだろう」

シャア「公王府の周りはリア充スポットだからな!!」

ギレン「ち、ちが…」

シャア「それに貴様!クリスマス中止のお知らせなどという法律を出そうとしてデギン公王にお叱りを受けただろう」

ギレン「あ…あれは…我が優等なジオン国民が堕落せぬように…ゴニョゴニョ」

シャア「しかも聞いたぞ今このア・バオア・クーでは一切のクリスマスイベントを禁止しているそうじゃないか」

シャア「兵士たちも非モテばかり」

ギレン「ぐううううううう」

シャア「ギレン・ザビ!!」

キャスバル「キャスバル・レム・ダイクンとして命じる!!」

キャスバル「非モテ部隊を作るんだ!!」

ギレン「わ、わかった…」

シャア「これがア・バオア・クーの非モテ部隊…」

リュウ「すげえ数だ…」

マッシュ「見事に不細工ばっかりだなあ」

オルテガ「負のオーラを感じるぜ」


ギレン「我が忠勇なるジオン軍非モテ兵士達よ、今や世界を支配しているのは一握りのリア充たちである!!!」

ギレン「一握りのリア充が宇宙にまで膨れ上がった世界を支配して50余年」

ギレン「非モテ達が恋人を要求して、何度リア充に踏みにじられたかを思い起こすがいい。」

ギレン「非モテ達の掲げる、非モテ達一人一人の自由のための戦いを、神が見捨てる訳は無い。」

ギレン「非モテ達よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ非モテ!我々は諸君等の力を欲しているのだ。」

ギレン「ジーク・非モテ!!!!」


ウワアアアアア  ジーク非モテ

ジークヒモテ  ジークヒモテ

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