みりあ「サンタがいたぞー 捕まえろ―!!」 (40)


みりあ「あ、もー!! 逃げ足速いなぁ」

凛「クンクン…あっちだよ!」

まゆ「逃がしませんよぉ…」

凛「クンクン…こっち…ほら、見つけたよ!」

みりあ「サンタさん、みーっけ!」

ダダダダッ

まゆ「…逃げちゃいましたねぇ…うふ」

みりあ「サンタさん…逃げ足速いなぁ」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387808947


凛「でもさ、捕まえるのが難しければ、難しいほど」

まゆ「手に入れた時の喜びは、倍増するんですよぉ…うふふ」

瑞樹「わかるわ」

菜々「クリスマスには、サンタさんからプレゼントっ!」

和久井「婚姻届とかね」

凛「待って、サンタさんは私のものだよ」

まゆ「まゆのものですよぉ」

みりあ「私のっ!」

まゆ「必ず…手に入れますよ…」


菜々「ナナがね♪」

瑞樹「わからないわ。」

和久井「ほんとね。」

菜々「二人とも、酷いですよっ!」

瑞樹「ごめんなさい、今は貴女に構っている時間は無いの」

和久井「わかるわ」

瑞樹「私のセリフ…」

菜々「二人ともっ!」

瑞樹「あら、あの子たちは?」

和久井「そういえば…あら、この紙は何かしら?」


瑞樹「なになに…えーっと」

川島さん、和久井さん、あべななさんじゅうななさい。

年増はおとなしく、寂しく、独りでクリスマスを過ごしてください。

ぷろ…サンタさんもそう言ってました。

最近思うのですが

その年でシンデレラガールを名乗るのは、きついと思います。

どちらかといえば、継母が似合ってます。そういえば、原作は継母ではないそうですね。

独り身なのにママ…聖母?いや、欲にまみれているから違いますね。

PS. 年をとると、立ちながらソックスが脱げないらしい。

By シンデレラガールズ


菜々「酷いですっ!!」

瑞樹「ゆるせないわ。」

和久井「……よしっ」

瑞樹「…私も、まだ大丈夫だわ。」

菜々「何やってるんですか!!」

和久井「私たちはまだ若いわ」

瑞樹「わかるわ」

菜々「ナナも……あれ、あれ?脱げない…あっ、足つった!!」



みりあ「あの手紙、あんなこと書いて大丈夫なの?」

まゆ「ええ…」

凛「サンタは渡せないよ、あの人たちにはね。」

みりあ「私はいいのー?」

凛「うん。みりあちゃんはいいよ。」

まゆ「ええ…害は無さそうですし」

みりあ「やったー!」

凛「…あっちだよ。急ごう」

まゆ「サンタさん…赤…運命…うふふ」

みりあ「サンタさん、絶対捕まえるぞー!!」

『お――!!!』



瑞樹「いい?大人はここで戦うのよ」

菜々「頭ですか?」

和久井「くしゅん…すでにトラップは、くしゅん! ズズッ…出来ているわ。あそこを見て」

菜々「あれって…クサッ!」

「離すにゃー!!臭いにゃー!!」

和久井「そうよ、お酒に猫 クシュン!」

瑞樹「おつまみも置いてあるわ。」

菜々「クサヤにホヤ…おいしそう」


和久井「これに気をとられている隙に、私たちが捕まえる。」

瑞樹「これに引っかからない大人はいないわ。」

菜々「凄いです、二人とも!!」

瑞樹「照れるわ。」

和久井「完璧な作戦ね。」

菜々「よーし、これで…」

瑞樹「性夜をむかえるわよー!」

「にゃー 髪に汁が― いたっ、目に入った…助けてにゃ――!!」

輝子「フヒっ…あそこ、楽しそう…」


ちひろ「見ちゃだめよ、あれは悪い大人たちだからね」

ありす「どちらかといえば、ダメな大人ですね。」

ちひろ「けっこうきついわね…あれ、何をしているの?」

ありす「私ですか?これは、サンタさん追跡アプリです。」

ちひろ「サンタさん追跡アプリ?」

ありす「はい。あ、動いた…じゃあ出かけてきます。」

輝子「フヒッ…私も…」

ありす「だめです。」

輝子「…慣れてるから平気」


ありす「これは戦いなんです。生半可な覚悟では…死にますよ?」

輝子「し…しいたけ?」

ありす「違います。」

輝子「冷たい…」

ありす「それでもいいなら、来ますか?」

輝子「FUCKIN' Xmas Yeah!!!」

ありす「じゃあ、さっさと行きますよ。」

輝子「YEAH!!」

ありす「サンタさんにばれると捕まえられないので、黙ってて下さい。」

輝子「すみませんでした…」


ありす「じゃあ行ってきます。」

輝子「オーケー ファっキンクリスマスナーイト!!」

ありす「静かに」

輝子「はい…」

ありす「…プロデューサーがサンタ…いい…凄く良いですね。捕まえたら、真っ赤なイチゴジャムを塗って、ペロペロします」

輝子「私は…ふひひ…」

ちひろ「サンタさん…いえ、プロデューサーさん…どうかご無事で」

ちひろ「これらはまだ氷山の一角…事務所にはまだまだ刺客はいますよ。」


クラリス「あら、迷える子羊がまた一人……」

クラリス「争いは本意ではありません。」

クラリス「ですが、時には必要です。」

クラリス「争いの種を摘むためにも…その元凶…パンドラの箱を私が貰い受けます。」

クラリス「それとも、私たちは今宵、性夜の中 交わるアダムとイブでしょうか?」

クラリス「私とともに堕落してみますか?」

クラリス「おや、先ほどまでいたのですが…」

クラリス「逃げ足の速いサンタ様ですね。」

クラリス「規律という服も脱ぎ…裸になったというのに…」

クラリス「…くしゅん 寒いですね、服を着ましょうか」


イヴ「あれ、どうしたんですかぁ?そんなに慌てて」

イヴ「真っ赤な服…サンタさんですかぁ?」

イヴ「そうだ、私の家に来てくださいよぉ。」

イヴ「あったかいカレーを用意してますよ~」

イヴ「じゃーん、クリスマスには、栄養たっぷりカレー!」

イヴ「昨日から仕込んでますから、お肉の臭みもないでしょ~?」

イヴ「これ、日本じゃ珍しいお肉なんですよぉ。」

イヴ「あれ、食べないんですかぁ?」

イヴ「せっかく作ったのに…ブリッツェンも悲しみますよぉ」

イヴ「え、ここにいるじゃないですかぁ」

イヴ「あれ、何処に行くんですか?おーいっ おーいっ!!」

イヴ「日本人の大好きなカレーも作ったのにぃ…」

イヴ「そうだ、無理矢理でも食べてもらえばぁ…美味しい!って わかってもらえるかなぁ?」

イヴ「なら、ブリッツェンに乗って…って、もうそれは無理でしたぁ」


茜「うぉぉお!!」

茜「サンタ うおおお!!!」

茜「捕まえた!」

茜「トラーイ!!」

茜「……あれ?人違い?」

茜「ごめんなさい!」

茜「本物は…いたっ、あっちか!」

茜「待っててくださいっ サンタさん!」

茜「もぐもぐ…栄養補給もバッチリ!よーし」

茜「うおおお、サンタさん うおおおおおお!!」


比奈「見つけたっス!あれ、もういない……」

比奈「まるで、はぐれメタルっス」

比奈「いや、はぐれサンタっすかね?」

比奈「おっと、定時連絡 定時連絡っと」

比奈「こちら、コードネーム小鳥…目標発見も、逃げられたッす。」

比奈「今度はそっちっすか。了解、挟撃っすね。すぐ向かうっス!」

比奈「ゲーム見たいで、楽しくなって来たっスよ―!」


きらり「よーし、杏ちゃん 準備はOKかにぃ?」

杏「じょ、冗談だよな?おい?」

きらり「力いっぱい投げるから、杏ちゃん 空からサンタを探すにィ」

杏「漏らす、漏らすからやめてくれ」

きらり「おむつはたっくさん、たっくさん用意してるょわー!」

杏「まて、やめ…やめて…」

きらり「だいじょーぶっ きらりんパワーでしっかり受け止めるから、安心してほしいにぃ、杏ちゃん」

杏「そう言う問題じゃ…」

きらり「3、2、1、にょわー!!」

杏「ギャァァァぁ!!!」


ちひろ「始まりは一つのアニメ…それを見たプロデューサーさんの些細な一言……」

ちひろ「『俺がサンタだ! 目標を幸せにする。』なんて言わなければ…」

ちひろ「あの後のアイドルは怖かったわ。」

ちひろ「あるものはお腹をさすりながら、左手の薬指を見つめながら…またある人は婚姻届を持ち…様々な要求を突き付けるアイドルたち…」

ちひろ「あまりのプレッシャーに、逃げだすプロデューサー」

ちひろ「それを追いかける、肉食系シンデレラたち」

ちひろ「まったく、はた迷惑なプロデューサーさんですね。」

ちひろ「どうせなら、私もプレゼント欲しいなぁ…え?」

ちひろ「どうせ金か財布だろ?失礼ですね。私が欲しいのは、金の卵を産む鶏ですよ!特に、プロデューサーさんみたいなね♪」

ちひろ「おっと、プロデューサーさん…捕まったみたいね。誰に捕まったのかしら?」

ちひろ「それはそうと、みなさん」

ちひろ「よいクリスマスをお過ごしください。」

ちひろ「メリークリスマース♪」

短いけど終わり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom