P「あと3ヶ月...!?」 (27)

P「冗談でしょう...?」

医師「残念ながら...」

P「そ、そんな...」

P「嘘だと言ってくださいよ!そんな...まさか!」

P「あと3ヶ月で死ぬなんて!」

医師「...末期がんです...見つかった時は...もう手遅れで...」

P「アイドルたちはどうなるんですか!!」

医師「...私からは余生をお過ごし下さいとしか言えません...」

医師「確か...765プロの会長でしたよね...高木さん」

P「そんなことって...!」

P「高木会長が...がんだなんて...」

P「信じられない...あんなに元気そうだったのに...」

医師「お気持ちはわかります...しかし...」

P「...失礼します」
ガチャッ

医師「...もういいですよ、高木さん!」

高木「HAHAHA!」

高木「ありがとうございます、双海さん」

双海父「いいんですか...こんなことして...」

高木「ドッキリですよ!ドッキリ!」

双海父「いや、しかしですよ...?」

高木「大丈夫です!問題ありませんって!」

双海父「はい...」

P(高木会長が、がん...)

P(いつかはくるだろう、と思っていたが...)

P(まさか...こんなにも早く...)

P(...くっ!)

P(...事務所のメンバーに伝えるべきだろうか?いや...)

P(まだその時じゃないだろう...)

高木(社長)「君ィ...」

P「社長...」

高木(社長)「順一朗が...」

P「知ってたんですか...」

高木(社長)「ああ...あいつとは1歳しか違わなかったからな...」

P「今となっては唯一の親戚ですしね...」

高木(社長)「ああ...」

双海父「親戚まで騙すなんて!!」

高木(会長)「HAHAHA」

高木(社長)「あいつがもしも逝ったら...私が会長になるんだろうな...」

P「そうですね...」

翌日
春香「プロデューサーさん!どうしたんですか?」

千早「朝から調子が悪いようですが...体調が悪いなら...」

P「いや、大丈夫、大丈夫だ...」

高木(社長)「おはよう諸君...」

小鳥「社長もどうしたんですか?」

高木(社長)「いや、なんでもないんだ...」

高木(会長)「Pくんからしばらく安静にするように言われた...」

高木(会長)「お言葉に甘えさせてもらおう」
カチッ
♪タータタータータータータッタータータタータッタタタターター(DQの序曲)
高木(会長)「懐かしいなぁ...」

ピロリピロリピロリ...
黒井「ん?メール...」

黒井「なん...だと!?」

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