ベルトルト「僕が女の子にモテるわけがない」 (6)

買出し中


ミーナ「アニー、あと買うのは何かある?」

アニ「ん… あとは洗剤だけど……」

アニ「…アレだね、あそこにある」

ミーナ「え?どこ?」

アニ「アレだよ、アレ」

ミーナ「……あんな高いところの取れるわけ無いじゃない!」プンスカ

アニ「…まぁ、台でも借りてくるよ……ん?」


ベルトルト「これ?」ヒョイ

アニ「あ…」

ミーナ「」

ベルトルト「はいアニ 他にほしいものはある?」

アニ「いや、いいよ。ありがとう」

ベルトルト「どういたしまして、じゃあね」ニコッ

アニ「あぁ、じゃあミーナ、私達も帰………ミーナ?」


ミーナ「……今のカッコいい人誰!?」

アニ「は?」

ミーナ「知り合いなの?どういう関係?!」

アニ「別に…ただの幼馴染だよ。ベルトルトっていう……」

ミーナ「ベルトルトさん!? ベルトルトさんかぁ…また会えるかなぁ」

アニ「アレも訓練兵団だよ」

ミーナ「えっ、ウソ! え…なんだか早くも運命の予感…?」

アニ「知らないよ」



サシャ「恩人様~今一度お恵みをぉ~」

ユミル「死ね、週一回の肉だぞ、むしろお前が寄越すべきだろ」

クリスタ「あ、でも私の少しなら……」

ユミル「やめとけって、コイツはしっかり自分の分があって、それをすっかり食っちまってんだ、同情の余地もねー」

クリスタ「そ、そうなの……?」

サシャ「うぅぅ~……」グゥゥ

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