勇者「うおりゃあ!!」ズバッ スライム「う、うわあああああ!!」(732)

スライム「痛いいたいよおおおおおお!!!!」ブジュウウウ

勇者「えっ……」

スラりん「お、おい!スライム!!」

スライム「あがぁあああああ!!」

スラりん「しっかりしろ!!おい!!」

スライム「ぐはっ……お、俺はもうダメだ……」

スラりん「バカ言うな!!ここで死んでどうする!?」

スラりん「嫁さんや子供はどうなるんだよ!?」

スライム「ふっ……キツいこといいやがる……」

スラりん「上の子は来週から小学校じゃねえか!!」

スラりん「あんなに入学式楽しみにしてただろ……?」

スライム「ああ……見たかったな……」

スライム「息子の晴れ姿……」

スライム「勇者さん……」

勇者「何も言うなスライム……」インド

スラりん「そうだよ!諦めんな!!」

スラりん「くそっ!俺に回復魔法があれば……」

スライム「はっ……俺たちはスライム……」

スライム「魔法なんて……」

スラりん「待ってろ!今他の魔物か薬草を……」

スライム「ふふ……なぁ、スラりん……」

スラりん「ど、どうした?」

スライム「俺の家族を……頼んだぜ……」

スラりん「なにいって……」

スライム「じゃあな……親友……」ガクッ

スラりん「……おい……おい!スライム!」

スラりん「なぁ……目を開けろよ……」

スラりん「おい………頼むよ……!」

スラりん「スライムううううううう!!!!」

(`;ω;´)

スラりん「なんで……スライム……!」

スラりん「なんでこんないい奴が……」

スラりん「家族と幸せに暮らしたいだけなのに……」

勇者「あ、あの……」

スラりん「……」

スラりん「……お前の家族は任せろ」

スラりん「親友の頼みだもんな……」

スラりん「ちゃんと身体も送り届けてやるよ……」

スラりん「ただなスライム……ただ……!」

スラりん「あいつだけは許さねえ!!!」

スラりん「ぶっ殺す!!!!!」ビュン

スラりん「うおおおおおおおおおお!!!!」

勇者「っ!!」

ポコッ

勇者「いてっ……」

スラりん「許さねえ!!許さねえ!!!」ピョンピョン

ポコッ ポコッ

勇者「ちょ、ちょっと……」

ブンッ

スラりん「がっ!?」ブシュ

スラりん「くそ……くそおおおお!!」ビュン

勇者「メラ」

ボウッ

スラりん「ぐああああああああああああああああ!!!!」

スラりん「あっ……がぁっ!!ぐぁあああ!!」ゴロゴロ

スラりん「ぁあああ!うわああああ!!」

プスプス

スラりん「はぁっ……!はぁっ……!」

スラりん「身体……が……」ドロドロ

スラりん「ちくしょう……ちくしょおおおおおおお!!」

スラりん「弱い……どうして俺はこんなにも……」

勇者「えーっと……ゴールド、ゴールド」スタスタ

スラりん「!?」

スラりん「おい………てめえスライムになにを……」

勇者「2Gかよ……まあスライムだしな」

スラりん「その金は……!!スラぼうへの入学祝いを買う為の……」

スライム相当だけどな

勇者「なんかアイテム持ってねえのか?」グサッ グリグリ

スラりん「なんてことを……!」

スラりん「スライムに触るんじゃねえ!!」

スラりん「くそっ!てめぇ……」

勇者「うるさいなぁ……」スタスタ

スラりん「動け……俺の身体……動け動け動け動け!」

スラりん「動いてくれよおおおおおお!!!」

ドシュッ

スラりん「がっ……!?」

スラりん「(へへっ、スライム……済まなかったな……)」

スラりん「(お前の頼み、聞いてやれなかったよ……)」

勇者「チッ、こっちは1Gかよ」

勇者「まあいいやさっさと先に進むか」

スラぼう「今日はパパどこにいったの?」

スラみ「ふふっ、秘密よ」

スラぼう「えー?なんでー?」

スラみ「なんでも!」

スラみ「でもきっといいもの買ってきてくれるわよ!」

スラぼう「わー!!ほんと!?」

スラぼう「楽しみー!!」ピョンピョン

スラみ「うふふ……」

スラきち「ぷるぷる!ぷるぷる!」

スラみ「あらスラきち、ご飯が欲しいの?」

スラきち「ぷるぷる!」

スラみ「よしよし、良い子だからちょっと待っててね~」

スラぼう「パパ早く帰って来ないかな~!」

スラぼう「パパ遅いね?」

スラみ「え、ええ……」

スラみ「何かあったのかしら……」

スラぼう「帰ってくるよね?」

スラみ「あ、あたりまえでしょ!」

スラぼう「そうだよね!パパはとっても強いもんね!!」

スラぼう「人間が襲ってきても……」

ガサッ

スラみ・スラぼう「!?」

勇者「あ?またスライムかよ」

スラぼう「ぁ………ぁ………」

スラぼう「ど、どうするの!?」

スラきち「ぷるぷる!ぷるぷる!」

スラみ「(この子を背負って戦うのは……)」

スラぼう「ママ!」

スラみ「逃げるわよ!」

スラぼう「う、うん!」ピョン

スラみ「(あなた……!)」

勇者「ギラ」

バシュッ

スラみ「いやあああああああああああ!!!」

スラぼう「ママ!!!」

スラみ「あぁああ!!」

スラぼう「ママ!スラきち!」

スラみ「はぁっ……はぁっ……」

スラきち「…………」

スラみ「(スラきち……!)」

スラみ「スラぼう……逃げな……さい」

スラぼう「嫌だよ!ママも……」

スラみ「いいからお行き!!!!!」

スラぼう「!?」ビクッ

スラみ「あなた……だけでも………生きて………」

ドシュッ

スラぼう「………ぁ……?」

スラぼう「…………ママ?」

スラぼう「ねぇ………ママ、ママ!!」

スラぼう「ママああああああああ!!」

勇者「……」スタスタ

スラぼう「いやだ……助けて……パパ……ママ……!」

勇者「……」スッ

スラぼう「うわああああああ!!」

ベシッ

勇者「なっ!?」

ホイミン「こっち!!」

スラぼう「え……?」

ホイミン「早く!!」

スラぼう「う、うん!」ピョン

勇者「チッ、一匹逃がしたか」

スラぼう「お兄さんは?」ピョンピョン

ホイミン「ホイミンだ、今はとにかく離れるぞ」

スラぼう「う、うん」

スラぼう「で、でもパパが戻ってきた時に……」

ホイミン「お前まで死んだらどうにもならないだろ!」

スラぼう「ぅ……」

ホイミン「……すまなかったな」

スラぼう「ううん……」

ホイミン「とにかく……ん?」

ホイミン「あれは……仲間の……」ピョン

スラぼう「え?ホイミンさん…」ピョン

ホイミン「チッ……ひどいもんだ……」

スラぼう「ホイミンさんなにが……」

スラぼう「…………え?」

ホイミン「人間にやられ……」

スラぼう「おじさん……?」

ホイミン「なに!?」

スラぼう「うそ……うそでしょ?」

スラぼう「ねぇ、おじさん!」ユサユサ

ホイミン「……」

スラぼう「パパは……?パパはどこにいるの!?」キョロキョロ

ホイミン「!!」

スラぼう「あ、あれ……まさか……」

ホイミン「まてっ!」サッ

スラぼう「なんで!?」

ホイミン「見ない方がいい……」

スラぼう「………そんな」

ホイミン「残念だが……」

スラぼう「ちがう!」

ホイミン「!?」

スラぼう「パパは……パパは強いんだ……」

スラぼう「ぼくいつも相撲で勝てないもん……」

ホイミン「……」

スラぼう「だから……」

スラぼう「だから人間なんかに負けるわけないんだ!!」

スラぼう「絶対に……うっ……ううっ……」

ホイミン「ぼうや……」

スラぼう「ううっ……パパ……」

ホイミン「俺たちスライムは弱い……」

ホイミン「弱いんだよ……」

スラぼう「うわああああああああああああ!!!!」

ホイミン「……よし」

ホイミン「こんな粗末な墓で悪いが……」

スラぼう「ううん……」

ホイミン「お前の母や弟も弔ってやりたいが……」

ホイミン「あそこに戻るのは危険だからな」

ホイミン「家族みんなの墓だと思って参ってやってくれ……」

スラぼう「ありがとう、ホイミンさん……」

スラぼう「……」

スラぼう「パパ、ママ、スラきち……それからスラりんおじさんも……」

スラぼう「ぼくは絶対仇をとるよ……絶対に……」

スラぼう「見ててね……」

ホイミン「……いこうか」

スラぼう「うん……」

数年後 スライムの国

スラぼう「そりゃっ!!」バンッ

スラぼう「うぉりゃああああ!!」バシッ

スラぼう「はぁ……はぁ……」

ホイミン「よう、スラぼう!今日も精が出るな」

スラぼう「ホイミンさん……」

スラぼう「そりゃそうですよ……少しでも強くなって仇をとらないといけませんから」

ホイミン「そうだな……でも」

スラぼう「また、仇討ちなんてやめろ……ですか?」

ホイミン「……」

スラぼう「やっぱり」

ホイミン「確かに勇者が憎い気持ちはわかる……」

スラぼう「だったら……!」

ホイミン「だがヤツは強い」

スラぼう「っ…」

ホイミン「今や魔王軍団の幹部と並ぶほどだ」

スラぼう「……」

ホイミン「そして……俺たちは弱い」

スラぼう「だからこうして毎日……!」

ホイミン「……そうだな」

ホイミン「でも……」

スラぼう「……」

ホイミン「それよりお前王様からの呼ばれてるぞ」

スラぼう「え?」



スラぼう「王様、なんでしょうか?」

キングスライム「おお!スラぼうか!」

キングスライム「ずいぶん逞しくなったな」

スラぼう「はい、お陰様で」

キングスライム「ホイミンに連れて来られたときはまだほんの子供で……」

キングスライム「おっと、いかんいかん」

キングスライム「それで本題なのだが……」

スラぼう「はい」

キングスライム「最近のお前さんの活躍は聞いておる」

スラぼう「ありがとうございます」

キングスライム「そこでな、お前をナイトに任命しようと思うんのだ」

スラぼう「!?」

スラぼう「私が……ナイトですか……?」

キングスライム「嫌か?」

スラぼう「いえ、ありがたき幸せです」

キングスライム「ふむ……そしてナイトになったあかつきにはこの国の守備隊長をやってもらいたい」

スラぼう「!」

キングスライム「危険な役職だ……敵は強い」

スラぼう「はい……」

キングスライム「やってくれるか?」

スラぼう「もちろんです!」

キングスライム「そうかそうか!それはよかった!」

キングスライム「それでナイトに任命するときの習わしがあってな……」

城下町

スラぼう「俺が……ナイトか」

スラぼう「そして守備隊隊長……」

スラぼう「頑張ってきた甲斐があった!」

スラぼう「この国に勇者がきたら……」

ベス「スラぼ~う!」

スラぼう「ん?ああベス!」

ベス「聞いたわよ!ナイトに任命されるんですってね!」

スラぼう「あ、ああ」

ベス「やったじゃない!大出世よ!」

スラぼう「うん……そうだね!」

ベス「これで私も玉の輿かしら!?」

スラぼう「バ、バカっ!何言って……」

ベス「なによ、いいじゃない!」

スラぼう「なにが……」

ガシッ

スラっち「よー!スラぼう!今日もラブラブだなぁ」

スラぼう「ばっ、何言って!」

スラっち「まあ照れるな照れるな」

スラっち「それよかお前今度守備隊隊長になるらしいな!」

スラぼう「あ、ああそうだよ」

スラっち「いやーお前みたいなのが守備隊にいてくれたら安心だぜ」

スラぼう「ふふっ、まあ任せとけよ」

スラぼう「じゃあ俺明日の準備があるから」

スラっち「おう!じゃあな!」

ベス「頑張ってね!」

スラぼう「ただいまー」

ホイミン「おう、おかえり」

ホイミン「どんな気分だ?」

スラぼう「知ってたんですね」

スラぼう「まあ素直に嬉しいですよ」

ホイミン「そうか、そりゃあよかった」

スラぼう「はい、勇者に一歩近づいた気がして……」

ホイミン「また勇者か……」

スラぼう「……」

ホイミン「まあいい、今日は早く寝ろよ?」

ホイミン「あしたは大事な日だ!」

スラぼう「はい!」

次の日 スライムナイトの洞窟

スラぼう「あった……」

スラぼう「これがナイトの証」

スラぼう「これをかぶれば……」スッ

キュイーン

スラぼう「!!」

スラぼう「すごい……力がみなぎってくる!」

スラぼう「やった!やったぞ!!」

スラぼう「これなら勇者だって……」

スラぼう「早く帰ってホイミンさんに見せてあげよう!」ピョンピョン

スライムナイトの洞窟 入口

スラぼう「よしっ!」

スラぼう「街まで一気に……」

スラぼう「…………あれ?」

スラぼう「煙が……?」

スラぼう「火事か!?」

スラぼう「いや……」ザワッ

スラぼう「まさか!?」

スラぼう「勇者…………?」

スラぼう「くそっ!!」ピョンピョン

城下町

スラぼう「ひどい……めちゃくちゃじゃないか……」

スラぼう「こんな幼い子供まで……」ギリッ

スラぼう「だれか!!」

スラぼう「誰かいないのか!?」

スラぼう「王様!ホイミンさん!ベス!スラっち!」

スラぼう「……」

スラぼう「くそっ!」

スラぼう「誰か……誰か……」ピョンピョン

ホイミン「スラぼう……!」

スラぼう「!!」

スラぼう「ホイミンさん!!?」

スラぼう「一体なにが!?」

ホイミン「…………勇者だ」

スラぼう「!?」

ホイミン「みんな……やられちまった」

ホイミン「街のみんなも……王様も……」

スラぼう「そんな……親衛隊は!?」

スラぼう「あんなに強いナイトの親衛隊がいたじゃないですか!!」

ホイミン「やられたよ……みんな、勇者に……」

スラぼう「うそだ……」

ホイミン「スラぼう……やっぱり俺たちは弱かったんだ……」

スラぼう「ホイミンさん!」

ホイミン「勇者には勝てないんだ……」

スラぼう「くっ……ぅ……」

ホイミン「俺たちはなんで弱いんだろうなぁ……」

スラぼう「……」

スラぼう「……とにかく傷の手当を」

ホイミン「いいよ、スラぼう……」

スラぼう「でも!」

ホイミン「もう俺はダメだ」

スラぼう「!?」

ホイミン「それぐらい自分でわかる……」

スラぼう「ホイミンさん!そんなこと……!!」

ホイミン「なぁスラぼう…….」

スラぼう「なんですか!?」

ホイミン「俺の最後の頼みを聞いてくれ」

ホイミン「ちょっとわがままな頼みだ」

スラぼう「いいですよ!なんでも言ってください!」

ホイミン「そうか……じゃあ……」

ホイミン「勇者を……倒してくれ」

スラぼう「……え?」

ホイミン「ふふっ……あんだけ仇討ちなんかやめろって言っときながら……」

ホイミン「何言ってんだって話だよな……」

スラぼう「……」

ホイミン「勇者は強い……だからお前が心配だったんだ……」

スラぼう「はい……」

ホイミン「でもなぁ……でもやっぱり……」

ホイミン「俺は悔しい!!」

スラぼう「!?」

ホイミン「友人を殺され……育った街を焼かれ……国を滅ぼされ……恋人を殺され……」

ホイミン「勇者が憎くて仕方がないっ……!」

スラぼう「……」

ホイミン「だから……頼む、勇者を……」

スラぼう「じゃあ復讐しナイトね!!」

スラぼう「わかりました……いつか必ず……」

ホイミン「そうか……ごほっ……!」

スラぼう「ホイミンさん!」

ホイミン「時間が無いな……」

ホイミン「いいか、よく聞け」

スラぼう「はい!」

ホイミン「城の宝物庫……宝箱のしたに隠し階段がある……」

ホイミン「それを降りて行った先……この先役立つものがあるはずだ……」

ホイミン「わかっ……たな……?」

スラぼう「わかりました……」

ホイミン「ふふっ……ごめんな……俺のたった1人の……」

ホイミン「おと……う……と……」ガクッ

         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!          
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 r ̄ ̄ ̄ ̄\
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|       ::;ヽ
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"iィ●ァ  ィ●ァ::;;
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 "i        ::;;|
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ__c{ っ  ::;;|
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l ,- ,-\ / ̄ ̄ ̄ ̄\
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /, |  ・|・ | ヽ_____ヽ
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /  `-●-' \ヽ , ─ 、 , ─ |
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  / ──  | ──ヽ|   ・|・   |
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /..  ── | ── .|`─ 'っ - ´|
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、 |    ── | ── |.____) /
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \.____|__) / ___/
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ      /l \/\| \
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i━(t)━━l |      | |

スラぼう「……ホイミンさん」

スラぼう「くっ……!」

スラぼう「また……また大切な人を……」

スラぼう「くそおおおおおおおおお!!!!」

スラぼう「はぁっ……はぁっ……」

スラぼう「勇者が……あいつが……」

スラぼう「絶対に殺してやる……殺してやる!!」

スラぼう「ホイミンさん……」

スラぼう「約束します、必ずこの手で勇者を倒すと」

スラぼう「……」

スラぼう「さようなら……」

スラぼう「ホイミンさん・・・グッドナイト・・・(スライムナイトだけに)」

ちょっともう

飽きましてん

>>116

ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 r ̄ ̄ ̄ ̄\
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|       ::;ヽ
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"iィ●ァ  ィ●ァ::;;
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 "i        ::;;|
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ__c{ っ  ::;;|
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l ,- ,-\ / ̄ ̄ ̄ ̄\
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /, |  ・|・ | ヽ_____ヽ
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /  `-●-' \ヽ , ─ 、 , ─ |
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  / ──  | ──ヽ|   ・|・   |
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /..  ── | ── .|`─ 'っ - ´|
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、 |    ── | ── |.____) /
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \.____|__) / ___/
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ      /l \/\| \
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i━(t)━━l |      | |

???「ふう…」

???「ひどい家事だったなぁ」テカテカ

???「スライムの仲間には火が効かないやつだっているんだ。」

ベス「あ…あの助けてくれて…ありがとうございます!」ピョン

???「じゃあ僕は行くことにするよ」

ベス「あの!」

???「なんだい?」

ベス「せめてお名前だけでも!」

???「僕はめたるん。名乗るほどのもんじゃあないけどね」


的なのどうぞ

ひどい風呂洗い
ひどい調理

地下室

スラぼう「ここか……」

スラぼう「一体なにが……?」ガチャ

スラぼう「……」

スラぼう「装備一式……それと……」

スラぼう「宝箱?」

ガチャ

スラぼう「これは?」ペラッ

スラぼう「……地図か」

スラぼう「なんの地図だ……?」

スラぼう「……」

スラぼう「とにかく行ってみよう……」

>>127
本家来たか助かった

スラぼう「はぁ……はぁ…………」

スラぼう「もう一ヶ月も歩きっぱなしだ……」ヨロヨロ

スラぼう「そろそろ……地図のマークの辺りだと思うんだけど……」

スラぼう「なにか……」キョロキョロ

ガサッ

スラぼう「!?」

あらくれ「あ?なんだ随分弱ってやがるな」

スラぼう「くそっ……こんな時に!」

あらくれ「ふっ、装備だけは一丁前だな」

あらくれ「いただくぜっ!」ブンッ

ガキンッ

スラぼう「くっ……!」

あらくれ「おらよっ!」

バキッ

スラぼう「がはっ……!」ズザッ

あらくれ「ふっ、フラフラじゃねえか!」

スラぼう「くそっ……くそっ……!」

あらくれ「さっさとくたばりやがれ!」スッ

スラぼう「こんなところでっ……!!」グッ

あらくれ「おせぇよ!!」ブンッ

スラぼう「っ……!!」

「イオナズン!」キィイイン

ドゴオオオオオオン

あらくれ「ぬわーーーー!!」

スラぼう「!?」

おいパパス

パパスも堕ちたもんだ・・・

はぐりん「危ないところじゃったのぉ」

スラぼう「誰だ!?」

はぐりん「命の恩人に対しての礼儀がなっとらんようじゃな」

スラぼう「……すまない」

スラぼう「あなたは?」

はぐりん「わしははぐりんじゃ」

スラぼう「はぐりんさん……なぜここに?」

はぐりん「ただの散歩じゃ」

スラぼう「え?」

はぐりん「それにお前さんこそ……この辺りでは見ない顔じゃが?」

スラぼう「俺は地図を頼りにここまで……」

はぐりん「地図?」

スラぼう「これです」スッ

はぐりん「ほう、これはわしの家じゃな」

スラぼう「え?そんな……」

はぐりん「間違いない」

スラぼう「それじゃあ……この一ヶ月は……」ガクッ

はぐりん「……なにか訳ありなようじゃの」

スラぼう「……」

はぐりん「とりあえずうちで休め、ボロボロじゃないか」

スラぼう「はい……」

はぐりん「お前さんの名は?」

スラぼう「……スラぼうです」

はぐりん「うむ……スラぼうか」

はぐりん「いくぞスラぼう、こっちじゃ」

はぐりんの家

はぐりん「それで……なにがあったのじゃ?」

スラぼう「……家族を殺されました」

はぐりん「ほう……」

スラぼう「そして国を滅ぼされ、街を焼かれ、友人を殺され……」

スラぼう「本当の兄のように慕っていた人も……」

スラぼう「みんな……みんな失いました……」

スラぼう「全て……勇者によって……!」

はぐりん「ふむ……それで……復讐がしたいと?」

スラぼう「はい……」

スラぼう「それで強くなろうとここを訪れたのですが……」

はぐりん「……」

はぐりん「強くなりたいか?」

スラぼう「え?」

はぐりん「その地図はある秘薬の在り処を示したものじゃ」

スラぼう「秘薬……?」

はぐりん「うむ」

スラぼう「ではあなたがそれを?」

はぐりん「そうじゃ」

スラぼう「それは……どんな秘薬なのですか!?」

スラぼう「それを呑めば勇者も……!」

はぐりん「落ち着け」

スラぼう「……」

はぐりん「確かに秘薬を呑めばお前さんは今より強いなる」

はぐりん「しかしそれでも勇者を倒せるとは限らん」

スラぼう「そんな……」

噛んでないよ

スラぼう「…………でも」

はぐりん「ん?」

スラぼう「でも今よりは強くなれるんですよね?」

はぐりん「そうじゃな」

スラぼう「なら呑みます!」

スラぼう「少しでも強くなって……!」

スラぼう「勇者を!!」

はぐりん「……」

スラぼう「お願いします!」

はぐりん「よかろう……」

スラぼう「!?」

はぐりん「じゃが条件がある」

スラぼう「条件?」

はぐりん「わしを倒せたら飲ませてやろう」

スラぼう「は……?」

スラぼう「なにを……?」

はぐりん「秘薬は劇薬でもある」

はぐりん「弱い者は効果が現れる前に死んでしまうからの」

スラぼう「俺が……弱いと?」

はぐりん「ああ、そうじゃが?」

スラぼう「っ……!!」

はぐりん「先ほども殺される寸前だったたしのう」

スラぼう「……いいでしょう」

スラぼう「あなたを倒して秘薬を貰います!」

はぐりん「ほっほっほっ、出来るかの?」

スラぼう「行きますよ」グッ

はぐりん「不意打ちのほうが良かったんじゃないか?」

スラぼう「っ……!!」

スラぼう「くそじじい!後悔すんなよ!!」ビュンッ

スラぼう「うおりゃああああ!!」ブンッ

はぐりん「ほっ」スッ

スラぼう「おらおらおらおらああああ!!」ブンッブンッ

はぐりん「おっ、はっ、ほっ」スルスル

スラぼう「チッ、すばしっこいジジイだぜ……」

はぐりん「当たらんのう~」

スラぼう「うるせぇ!!」ビュオッ

スラぼう「があっ!!」ピタッ

はぐりん「(フェイクか……)」

スラぼう「もらったああああ!!」

ガキンッ

スラぼう「ぐっ!?」ビリビリ

スラぼう「……………そんな」

はぐりん「はて?なにかしたかの?」

スラぼう「くそがあああああ!!」

ガキンッ ガキンッ ガキンッ

スラぼう「うわあああああああああ!!!!!」

キィーンッ

はぐりん「ほっほっほっ」

カランカラン

スラぼう「嘘だろ……なんで」

はぐりん「ほれ、行くぞ」

スラぼう「!?」

はぐりん「 ベ ギ ラ ゴ ン 」

スラぼう「なっ!?」

ゴオオオオオオオ

スラぼう「ぐああああああ!!!」

スラぼう「がぁっ!!……はぁ……はぁ……」

はぐりん「ほう、耐えたか」

スラぼう「っ……はぁ……」

はぐりん「じゃがお前さんは……」

スラぼう「……」

はぐりん「弱い」

スラぼう「……」ピクッ

はぐりん「これじゃ秘薬なんぞ……」

スラぼう「弱い…………?」

はぐりん「ああ、弱い」

スラぼう「俺が…………俺が……!」

はぐりん「ん?」

スラぼう「がああああああああああああ!!!!!」ビュンッ

はぐりん「なんどやっても……」

ズバンッ

はぐりん「なっ!?」

スラぼう「俺は……弱くなんか……」

スラぼう「ね……え……」バタッ

はぐりん「……」

はぐりん「ほっほっほっ、まさかわしに傷をつけるとは」

はぐりん「弱くは無いかもしれんのう」

はぐりん「うむ……」

スラぼう「ん……」

スラぼう「ここは……?」

スラぼう「!」ハッ

はぐりん「起きたか」

スラぼう「クソジジイ!」

はぐりん「随分な言い方じゃな」

スラぼう「……」

はぐりん「ほれ」スッ

スラぼう「……これは?」

はぐりん「約束の秘薬じゃよ」

スラぼう「!?」

スラぼう「どうして……?」

はぐりん「人間どもでもわしに傷をつけられるヤツはそうおらん」

はぐりん「お前さんはそのわしに一太刀入れたんじゃ」

はぐりん「この薬にも耐えられるじゃろ」

スラぼう「そうだったのか……」

スラぼう「ありがとう……ありがとう!」

はぐりん「じゃがこの薬を飲んだ痛みは尋常ではないぞ」

はぐりん「2ヶ月は地獄のような苦しみが続く……」

スラぼう「……」

はぐりん「それでも呑むか?」

スラぼう「当たり前だ……」

スラぼう「死んで行ったみんなの苦しみに比べればこんなの……」

はぐりん「そうか……」

はぐりん「ではこちらに来い」

スラぼう「?」

はぐりん「この扉の向こうで秘薬を飲むのじゃ」

はぐりん「内側からは開かん」

スラぼう「なぜ……?」

はぐりん「暴れられては敵わんからの」

スラぼう「そうか……」

はぐりん「この秘薬はかつて存在したはぐれメタルキングから零れた雫じゃ」

はぐりん「苦しみに耐えれば並大抵の攻撃では傷などつけれない身体になる」

スラぼう「……」

はぐりん「頑張るのじゃぞ」

スラぼう「ああ……ありがとう……」

スラぼう「行ってくる!」ガチャ

スラぼう「……」

スラぼう「これに耐えれば……勇者にまた一歩近づく」

スラぼう「みんな……」

スラぼう「約束は守る!」

グイッ

スラぼう「ぐっ……なんて味だ……」

スラぼう「でもこれで……」

ビキッ

スラぼう「がはっ……!?」

スラぼう「ぐぁ………が…………!!!」

スラぼう「うわあああああああああああ!!」ビキビキ

スラぼう「ああああああああああああ!!!!」ゴロゴロ

スラぼう「があっ!!!うおおおおおお!!!」

続きを書いてくれる方を募集しています

2ヶ月後

はぐりん「今日で2ヶ月か……」

はぐりん「スラぼう……」

はぐりん「生きていてくれ」

ガチャ

はぐりん「……」

はぐりん「おい、スラぼう……無事か?」

スラぼう「……」

はぐりん「おい、スラぼう?」

スラぼう「……」

はぐりん「おい、おい!!」ユサユサ

はぐりん「スラぼう……スラぼぉぉおおおおおおお!!!」

スラぼう「うるさいな……」

はぐりん「いや、こういうのやってみたかったんじゃよ」

スラぼう「……」

はぐりん「気分はどうじゃ?」

スラぼう「どっかのクソジジイのせいで最悪だよ」

はぐりん「ほっほっほっ、それは何よりじゃ」

はぐりん「身体のほうはどうじゃ?」

スラぼう「あんまり変わった気はしないけど……」

はぐりん「そうか、まあそのうち実感するじゃろ」

はぐりん「その銀色の身体が成功の証じゃ」

スラぼう「……ああ!」

はぐりん「お前さん、これからどうするつもりじゃ?」

スラぼう「……魔王様のところに行こうと思う」

はぐりん「ほう」

スラぼう「俺の敵は勇者、勇者の敵は魔王様だ」

スラぼう「闇雲に探し回るよりそっちの方が近道だからな」

はぐりん「そうじゃの」

スラぼう「世話になったな」

はぐりん「もう行くのか?」

スラぼう「ああ」

はぐりん「そうか……では少し待っておれ」

スラぼう「?」

はぐりん「これを持っていけ」

スラぼう「……これは」

スラぼう「はぐれメタル装備!?」

はぐりん「ウチの家宝じゃ」

スラぼう「こんなもの貰えない!」

はぐりん「いいから持っていけ」

スラぼう「でもっ……!」

はぐりん「いいんじゃ!!」

スラぼう「!?」

スラぼう「なんで…………?」

スラぼう「どうしてここまでしてくれるんだ?」

はぐりん「……」

はぐりん「わしの種族は昔から人間共に追い回されてきた……」

スラぼう「え……?」

はぐりん「理由はわからんが……とにかく追われ、殺された」

スラぼう「……」

はぐりん「お前さんは家族、友人の為に復讐したいんじゃろ?」

スラぼう「ああ……」

はぐりん「わしにも家族がいた」

はぐりん「親は物心ついた頃にはいなかったが……」

はぐりん「妻と、息子がいた……」

スラぼう「まさか!」

はぐりん「ああ……殺されたよ」

スラぼう「そう……だったのか」

はぐりん「わしは必死に戦ったが……」

はぐりん「結局最後は逃げることしか出来なかった」

はぐりん「だからかの……お前さんには戦い抜いて欲しいんじゃ」

スラぼう「ジジイ……」

スラぼう「俺……頑張るよ!」

スラぼう「絶対に仇をとってみせる!」

はぐりん「ほっほっほっ、そうかそうか」

はぐりん「期待しておるぞ」

スラぼう「ああ!」

はぐりん「では……行ってこい!!スラぼう!!」

スラぼう「じゃあな!クソジジイ!」ピョン

はぐりん「全く、最後までなんという口のききかたじゃ……」

はぐりん「……頑張れよ」

側近「魔王様、スラぼうとかいう輩が謁見を願い出ています」

魔王「スラぼう?知らんな」

側近「追い返しますか?」

魔王「いや、通せ」

側近「はっ」

~~~~~~~~~~~~~~~~

魔王「お前がスラぼうか」

スラぼう「はい、魔王様」

魔王「それで……何のようだ?」

スラぼう「私を魔王軍に入れて下さい!」

魔王「…………お前を?」

スラぼう「はい!」

魔王「ふっ……はっはっはっ!」

スラぼう「!?」

魔王「見たところお前はスライム族ではないか」

スラぼう「そうですが……」

魔王「魔王軍に弱いやつはいらん!」

スラぼう「……」ピクッ

魔王「生まれかわって出直すんだな」

スラぼう「……魔王様」

魔王「なんだ?」

スラぼう「本当にスライム族が弱いかどうか試して下さい」

魔王「なに?」

スラぼう「しかしもし強いと認めていただけたら……」

スラぼう「私を魔王軍に入れて下さいますか?」

魔王「ふっ……面白い」

魔王「いいだろう」

魔王「おい」

側近「はっ!」

側近「私がお相手してさしあげましょう」

スラぼう「ふん……」

側近「魔王様、殺してしまってもかまいませんね?」

魔王「もちろんだ」

側近「おーほっほっ!では行きますよ!」

スラぼう「カマ野郎が……」グッ

側近「 メ ラ ゾ ー マ 」

ドゴオオオオオオオン

側近「おーほっほっほっ!なんとあっけない!」

モクモク

スラぼう「はっ……!誰があっけないって?」

側近「なに!?」

>ベギラゴンに耐える

どこででてきたの?

>>271
>>182

スラぼう「……」ビュンッ

ドシュッ

側近「ぐっぐはあ…! あ 痛いぃ~っ!なんですかこの早さは~っ!?」

スラぼう「いいこと教えてやる」

側近「こっ この私が こんなスライムに倒されるなどと…そんな そんな ことが あっては…」

スラぼう「スライムは弱くねえんだよ」

グシャッ

側近「げぐぁ~っ!!」

スラぼう「ふんっ……」

魔王「…………ふっ」

魔王「はっはっはっ!面白い!」

魔王「スラぼうとかいったな?」

スラぼう「はい」

魔王「今から余の側近として仕えろ」

スラぼう「ありがとうございます」

魔王「しかしお前、なぜ魔王軍に志願した?」

スラぼう「勇者を……殺す為です」

魔王「ほう」

スラぼう「その為ならどんな手段も……」

魔王「ますます気に入った!」

魔王「活躍、期待しているぞ」

スラぼう「はっ」

詰まった

スラぼう「魔王軍には無事入れた……」

スラぼう「恐らく勇者が現れるまでまだ時間がある」

スラぼう「それまでに更なる強さを手にいれなければ……」

スラぼう「……」

スラぼう「しかし……どうやってこれ以上……」

スラぼう「ん?」ピタッ

スラぼう「ここは資料室か……」ガチャ

スラぼう「なにか手がかりになるものは……」

スラぼう「…………ん?」

スラぼう「これは……」

スラぼう「魔王様」

魔王「なんだ?」

スラぼう「研究室を使ってもよろしいでしょうか?」

魔王「研究室……?」

魔王「なんの研究だ?」

スラぼう「少し……」

魔王「?」

魔王「まあよい、好きに使え」

スラぼう「ありがとうございます」

スラぼう「(よし……)」

一ヶ月後

幹部「……ということで勇者一行がこの城に到達するのは時間の問題かと」

魔王「わかった」

魔王「各自、戦闘に備え、警戒を怠るな!」

「はっ!」

魔王「では会議は終わりだ」

ザワザワ

魔王「そうだ、スラぼう」

スラぼう「はい、なんでしょう?」

魔王「最近魔王軍の中で突然消息を絶つ者が何人かいてな」

魔王「なにか知らぬか?」

スラぼう「……」

魔王「スラぼう?」

スラぼう「いえ、存じ上げません」

スラぼう「時間がないな……」

スラぼう「怪しまれる可能性も高くなる」

スラぼう「なんとしても完成させなければ……」

スラぼう「もう後にはひけない」

スラぼう「……」

スラぼう「必ず完成させる……!」

スラぼう「進化の秘宝……これさえあれば」

スラぼう「必ず勇者は殺せる!!」

スラぼう「ふっ……」

スラぼう「待っていろ……」

数日後

手下「来ました!!勇者一行です!!」

魔王「ついに来たか……」

スラぼう「勇者……」

魔王「総員戦闘配置につけ!」

魔王「なんとしても勇者を倒すのだ!」

「はっ!」

魔王「スラぼう、お前の倒すべきあいてが来たぞ」

スラぼう「はい」

スラぼう「この日を待ちわびました」

スラぼう「……」

スラぼう「いってまいります」

魔王「ああ」

スラぼう「父さん、母さん、スラきち……」

スラぼう「スラりんおじさん、ベス、スラっち……」

スラぼう「ホイミンさん……」

スラぼう「仇はとるよ」

スラぼう「この日のために生きてきたんだ」

スラぼう「必ず……この手で」

スラぼう「勇者を殺す!!」


ガコンッ


勇者「ん?」

スラぼう「………………来たか」

スラぼう「久しぶりだな、勇者」

勇者「え?」

僧侶「お知り合いですか?」

勇者「さぁ?覚えが無いけど……」

魔法使い「でも久しぶりって……」

戦士「ああ……」

スラぼう「ふっ……」

スラぼう「勇者よ……お前はある日4匹のスライムを殺した」

勇者「は?」

スラぼう「覚えているか?」

勇者「いや……スライム倒したことなんかいちいち覚えてないよ」

スラぼう「そうだろうな」

スラぼう「じゃあその時逃がした1匹のスライム……」

スラぼう「その後どうなったか知っているか?」

勇者「はぁ?」

勇者「何言ってんだ?」

スラぼう「……そいつがここにいる」

勇者「え?」

スラぼう「復讐の為に生きた……」

スラぼう「この日の為に……」

スラぼう「進化の秘法を手に入れて!!!」ビキビキ

ゴオッ

スラぼう「お前を殺す」

勇者「くるぞ!」

戦士「ああ!」

魔法使い「こんなとこで負けらんないわ!」

僧侶「が、頑張りま」

ドシュ

今このスライムこんな感じなんだろうな

                  ∧_∧ 
                 __(´・ω・`)_     _,,,,、
         ,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ヽ、ヽ / i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ、

       ,r'"´ ノ"    )=、.,_ゝニ ノ,,..ィ'"´i      ヽ、
       (       ノ  ´ ̄ `Y"´            i
         )     __,,..         レ      _,,,,、       j、、
      r''ヽ. ,.ィ'''i"        J   ,,.ィ'"~  `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
     / ,,.イ')'"  人        ,,l、        ノt   ) `ヽヽ
    /   /   / `ゝ、       人       ,,イ  jt、 ヽ    i
   f ,   ノ   /、   `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''"    ノ ヽ、 ヽ  t、、
   )'  f   ノ ヽ、 r  、 f"   `i´ ̄` Y  `ヽ /   ゝ-,ヲ'''   )
.   ( ,.ィ''ーr"~    ヽj  ミi      !    j'   | /       ,r"    ft
   ノ、,ノ   ヽ,     `i  、〉、.__,人,___,..イ、,i" j''       (   ,ノ j
  ( t、    l      i  ヽf     Y    ,j,.  ,/      ) ,.イ´ ノ
  fヽ ヽ、   l      l ヽ、    .|   ノ ,. /     ,.イ '"ノ   ノ
  t i   l、.  t      l  、j`ー‐‐'`ー="レ' j'     // / ,/
  ヽ、 i、   i      l  ヽ  -ニ-  ノ  l     /,,,,ノ ,ィ/
    ヽ、`i  `i、     l   `i     /  ,l    /-,=、ヽv
′   ヽ ヽ、 'i,     人  ヽ    /   ノヽ   ノ''"Y,..ト-、
      `i、,,..=,i、   / ヽ、       /=ィ''i'i''j"  .`=(i-/、
       ヽ ,f`i-、   /   ヽ      /.`ー=''''"t.___  (,,ノ=、
       r-l =f,,ノゝ-''`=''フ  i、:' " ゛ ` ,i' :.    .l、  `ー=''=t_,i
      ,,.j-;t,ノ ,人r'''''''" ,:'         :.   !
     (_,.="f /,=ィ     :'          :.   l
      fヽ-''ー'" ,i' /   :             :   l i
           l '"    ':.          .:'   | .i,
           j     '::.        ,::'    l l
           f     /  ':::..   ..:::''  i.   l l

勇者「え……?」

僧侶「がはっ……」

魔法使い「僧侶!!」

戦士「速い!!」

スラぼう「相手はスライムだぞ?」

スラぼう「さっさと倒しに来ないか」

勇者「くそっ…なんだあいつは!」

僧侶「はぁっ……はぁっ……」

僧侶「私は……大丈夫です……」

魔法使い「早く魔法を……」

戦士「気をつけろ!かなり手強いぞ!!」

>>348
こうじゃないか?
                   __∧__
                 __(´・ω・`)_     _,,,,、
         ,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ヽ、ヽ / i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ、

       ,r'"´ ノ"    )=、.,_ゝニ ノ,,..ィ'"´i      ヽ、
       (       ノ  ´ ̄ `Y"´            i
         )     __,,..         レ      _,,,,、       j、、
      r''ヽ. ,.ィ'''i"        J   ,,.ィ'"~  `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
     / ,,.イ')'"  人        ,,l、        ノt   ) `ヽヽ
    /   /   / `ゝ、       人       ,,イ  jt、 ヽ    i
   f ,   ノ   /、   `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''"    ノ ヽ、 ヽ  t、、
   )'  f   ノ ヽ、 r  、 f"   `i´ ̄` Y  `ヽ /   ゝ-,ヲ'''   )
.   ( ,.ィ''ーr"~    ヽj  ミi      !    j'   | /       ,r"    ft
   ノ、,ノ   ヽ,     `i  、〉、.__,人,___,..イ、,i" j''       (   ,ノ j
  ( t、    l      i  ヽf     Y    ,j,.  ,/      ) ,.イ´ ノ
  fヽ ヽ、   l      l ヽ、    .|   ノ ,. /     ,.イ '"ノ   ノ
  t i   l、.  t      l  、j`ー‐‐'`ー="レ' j'     // / ,/
  ヽ、 i、   i      l  ヽ  -ニ-  ノ  l     /,,,,ノ ,ィ/
    ヽ、`i  `i、     l   `i     /  ,l    /-,=、ヽv
′   ヽ ヽ、 'i,     人  ヽ    /   ノヽ   ノ''"Y,..ト-、
      `i、,,..=,i、   / ヽ、       /=ィ''i'i''j"  .`=(i-/、
       ヽ ,f`i-、   /   ヽ      /.`ー=''''"t.___  (,,ノ=、
       r-l =f,,ノゝ-''`=''フ  i、:' " ゛ ` ,i' :.    .l、  `ー=''=t_,i
      ,,.j-;t,ノ ,人r'''''''" ,:'         :.   !
     (_,.="f /,=ィ     :'          :.   l
      fヽ-''ー'" ,i' /   :             :   l i
           l '"    ':.          .:'   | .i,
           j     '::.        ,::'    l l
           f     /  ':::..   ..:::''  i.   l l

もう眠い
しかも詰まった
あとは任せた

 今のスライム
           /⌒ヽ

             i   l                   ~   ←勇者
           ノ    ヽ、                 H
        ,  ´        `  、
       /              ヽ.       
     /     , - 、   , - 、    ',
      i       { ● }  { ● }    i      
      |    〈\ ー‐'   ー‐' /〉   |
     \   \`ー‐―‐一'´/  /
      ヽ、    ̄ ̄ ̄ ̄  /
         ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´

スラぼう「手強い?」

スラぼう「ふふっ、ありがたいお言葉だな」

戦士「はああああ!!」ダッ

戦士「でやあ!」ブンッ

ガキンッ

戦士「くっ……!」

魔法使い「どいてっ!」キュイイイン

魔法使い「 メ ラ ゾ ー マ 」

ドゴオオオオオン

勇者「やったか!?」

勇者「やったか!?」←やってない

スラぼう「なんだこれは?」

スラぼう「攻撃のつもりか?」

勇者「そんな……」

スラぼう「攻撃とはこういうことだ」ビュオッ

グシャッ

勇者「ぐあっ!!」

魔法使い「勇者!」

スラぼう「ほら、ほら」

グシャッ グシャッ

勇者「ぁ………が…………」

戦士「僧侶!」

僧侶「はい!」キュイイン

僧侶「ベホマ!」

勇者「僧侶っ……」

スラぼう「ふっ……」

グシャ グシャ

勇者「ああっ……!!ぐあっ……」

グシャ グシャ

僧侶「そんな……!」

僧侶「ベホマ!ベホマ!ベホマ!」

戦士「くそっ!!」ダッ

戦士「このやろおおおお!!」ブンッ

スラぼう「うるさいな」

ザシュッ

戦士「ぁ………」ピクピク

インスピレーション湧いてきちゃったの?ん?

魔法使い「戦士!」

魔法使い「ちくしょう……ちくしょう!!」

魔法使い「うわああああああああ!!」キュイイン

魔法使い「 マ ダ ン テ !」

ギュオオオオオオ

スラぼう「クズが」

ゴキッ

魔法使い「…………」

僧侶「あ……あ……」

勇者「くっ……!化け物め……」

スラぼう「はっはっはっ!」

スラぼう「弱い!弱すぎる!」

スラぼう「という夢を見たんだ」

ホイミン「厨二病か」

スラぼう「なあ勇者よ」グイッ

勇者「っ……!」

スラぼう「この喜びがわかるか?」

スラぼう「ついにお前を殺せるんだ」

勇者「わかる……かよ……」

スラぼう「そうか……そうだよなぁ」

スラぼう「家族を殺され、友を殺され、全てを失ったヤツの悲しみなんて」

スラぼう「お前にわかるわけないもんなあ!!!」

ギュッ

勇者「ぐあああああああああ!!!」

僧侶「勇者様!」

僧侶「ベホマ!」

スラぼう「……」

スラぼう「さて、いつまでもつのかな?」

グシャ

僧侶「ベホマ!」

グシャ

僧侶「ベホマ!」

グシャ

僧侶「ベホマ……」

グシャ

僧侶「ベホ……マ……」

そのようなことがあろうはずがございません

保守

スラぼう「ふっふっふっ、限界のようだな」

スラぼう「お前の役目は終わりだ」

グチャッ

勇者「そ、僧侶!」

スラぼう「さて、後はお前を殺すだけだ……」

勇者「くっ……」

スラぼう「泣いて許しを乞うか?」

勇者「そんなことっ!」

スラぼう「そうか……まあ許してやらんがな」

スラぼう「俺の家族を殺したこと……」

スラぼう「あの世で後悔しろ!!」

ゴシャッ

どうせ復活するのに

勇者「…………」

スラぼう「はっ………ははっ……」

スラぼう「やった……殺してやったぞ……」

スラぼう「この手で勇者を殺した……」

スラぼう「やったんだ!」

スラぼう「父さん、母さん、スラきち……」

スラぼう「ホイミンさん……」

スラぼう「仇は……とったよ……」

スラぼう「……」

スラぼう「終わった」

スラぼう「全部終わった」

スラぼう「じゃあ……」

スラぼう「これからどうすれば……?」

>>484
ざんねんですが ぼうけんのしょ1は きえてしまいました

ガコン

魔王「おお、スラぼうか!勇者を倒したようだな!」

スラぼう「はい……」

魔王「よくやった!」

魔王「なにか褒美がいるな!」

スラぼう「褒美?」

魔王「欲しいモノはあるか?」

スラぼう「……」

スラぼう「魔王様」

魔王「ん?なんだ?」

スラぼう「殺しましょう」

魔王「は?」

スラぼう「人間を全て殺しましょう」

今は悪魔が微笑む時代なんだぁ!

魔王「お前なにを……?」

スラぼう「俺のような子どもは作りたくない……」

スラぼう「だから人間を全て殺すんです」

スラぼう「そうすればそんな心配はいらなくなります」

スラぼう「だから……」

スラぼう「人間をすべて殺しましょう」

スラぼう「復讐のない世界を作るんです」

魔王「しかし……」

スラぼう「嫌なのですか?」

魔王「嫌というわけではないが……」

魔王「そんなことをしたら人間側に復讐を誓う者が出るだけだぞ」

スラぼう「……」

勇者「ドラクエには教会というのがあってだな」

なんだこの魔王

スラぼう「だから殺すんですよ」

スラぼう「みんな……1人残らず」

魔王「スラぼう……」

魔王「簡単なことではないぞ」

スラぼう「はぁ……」

魔王「こちらにも被害が大きい……」

魔王「それに割く人員も……」

スラぼう「わかりました、私がやります」

魔王「え?」

スラぼう「ですからその椅子をどいて下さい」

魔王「なにを?」

スラぼう「どけよ……」

魔王「スラぼう?」

スラぼう「どけって言ってんだよ!!」

スラぼうの明日はどっちだ

おめーの席ねーから!!!!

魔王「ニフラム」

スラぼう「うわあああああああああ」

魔王「お前っ!」

スラぼう「がああっ!!」ズアッ

魔王「ぐっ……!?」

スラぼう「お前に俺の苦しみがわかるか!?」

魔王「スラ……ぼう……やめろ…….」

スラぼう「わからんだろうなぁ?」

魔王「ぁ………が………」

スラぼう「ふんっ!」

ドシャッ

スラぼう「今日から俺が魔王だ」

スラぼう「この世を変えてやる」

スラぼう「まずは人間を1人残らず殺す!!」

丸尾「きえええええ! ずばり人間には死がお似合いでしょう」

数ヶ月後

スラぼう「首尾はどうだ?」

元魔王「はい……報告によりますと昨日までに殺した人間の数は全体の40%だと」

スラぼう「40%だと?」

スラぼう「おそい、遅すぎる!」

スラぼう「半分にも達してないじゃないか!」

元魔王「は、はあ……しかし人間共の抵抗もありまして……」

元魔王「こちらの被害も無視出来ないレベルですので……」

スラぼう「兵がいくら死のうと問題ない!」

スラぼう「とにかく一刻も早く人間を殲滅するのだ!!」

元魔王「は、はい!」

ガチャ

手下「スラぼう様!」

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魔王弱すぎwwwwwwww

ましてや勇者より弱いじゃんwwwwwwwww       
             
 





つづけろ

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なんかスラぼうが悪者に見えてきたのだが…

元魔王が野だだとするとスラぼうになったことで……

スラみ「こんな子に育てたつもりは無かったのに・・・」

スラぼう「なんだ?」

手下「攻めてきました!」

スラぼう「また何処かの国の軍か?」

手下「違います!」

手下「勇者一行です!!」

スラぼう「…………なに!?」

手下「以前よりも格段に……ぐはっ!!」

スラぼう「!?」

勇者「よう、新魔王」

スラぼう「貴様……!」

スラぼう「殺したはずだぞ!!」

勇者「はっ、勇者様には神の御加護があるんだよ」

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神の御加護wwww

まさか2と3にまで記録してあるとは思わなかったんだ……

スラぼう「ふざけるな!!」

勇者「こっちのセリフだぜ……好き放題やりやがって」

魔法使い「この数ヶ月大変だったんだから」

戦士「毎日毎日レベル上げ……」

僧侶「その間にも人々は殺されていくのに……」

スラぼう「だまれだまれだまれだまれええええええええ!!!」

スラぼう「殺す……殺してやる!!」

スラぼう「何度でも!!」

スラぼう「許すものか……」

スラぼう「このクズ共がああああああああ!!!」

ボコォオン

勇者「いくぞっ!」

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スラぼうにベホマ覚えさせたら最強じゃね?

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キターーーーー(°∀°)ーーーーー!!!!!!!

別にスライム族だって魔族なんだから貧弱とはいえ人殺したりしてんだろうに
だから敵の対象なんだろうしそれを潰す勇者が悪く言われる筋合いはない

ぼこぉんって何の音だよ

幼少期のトラウマですから理屈ではない

>>580
殺されたから殺して
殺したから殺されてが続くんだよ

>>581
ぼこぉん

                  ∧_∧ 
                 __(´・ω・`)_     _,,,,、
         ,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ヽ、ヽ / i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ、

       ,r'"´ ノ"    )=、.,_ゝニ ノ,,..ィ'"´i      ヽ、
       (       ノ  ´ ̄ `Y"´            i
         )     __,,..         レ      _,,,,、       j、、
      r''ヽ. ,.ィ'''i"        J   ,,.ィ'"~  `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
     / ,,.イ')'"  人        ,,l、        ノt   ) `ヽヽ
    /   /   / `ゝ、       人       ,,イ  jt、 ヽ    i
   f ,   ノ   /、   `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''"    ノ ヽ、 ヽ  t、、
   )'  f   ノ ヽ、 r  、 f"   `i´ ̄` Y  `ヽ /   ゝ-,ヲ'''   )
.   ( ,.ィ''ーr"~    ヽj  ミi      !    j'   | /       ,r"    ft
   ノ、,ノ   ヽ,     `i  、〉、.__,人,___,..イ、,i" j''       (   ,ノ j
  ( t、    l      i  ヽf     Y    ,j,.  ,/      ) ,.イ´ ノ
  fヽ ヽ、   l      l ヽ、    .|   ノ ,. /     ,.イ '"ノ   ノ
  t i   l、.  t      l  、j`ー‐‐'`ー="レ' j'     // / ,/
  ヽ、 i、   i      l  ヽ  -ニ-  ノ  l     /,,,,ノ ,ィ/
    ヽ、`i  `i、     l   `i     /  ,l    /-,=、ヽv
′   ヽ ヽ、 'i,     人  ヽ    /   ノヽ   ノ''"Y,..ト-、
      `i、,,..=,i、   / ヽ、       /=ィ''i'i''j"  .`=(i-/、
       ヽ ,f`i-、   /   ヽ      /.`ー=''''"t.___  (,,ノ=、
       r-l =f,,ノゝ-''`=''フ  i、:' " ゛ ` ,i' :.    .l、  `ー=''=t_,i
      ,,.j-;t,ノ ,人r'''''''" ,:'         :.   !
     (_,.="f /,=ィ     :'          :.   l
      fヽ-''ー'" ,i' /   :             :   l i
           l '"    ':.          .:'   | .i,
           j     '::.        ,::'    l l
           f     /  ':::..   ..:::''  i.   l l

僧侶「スクルト!」シュイイイン

スラぼう「うがあああ!!」ブンッ

ガキンッ

戦士「くっ……!」ググッ

魔法使い「バイキルト!」

勇者「うおおおおおおおおお!!」

ズバンッ

スラぼう「なっ!?」ブシュッ

スラぼう「(バカな……!)」

勇者「へっ!」

戦士「魔人切り!!」

ズバァンッ

スラぼう「ぐあっ……!」

目の前が真っ暗になったとか言って教会にワープしそうではある

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スラぼう「死ね死ね死ね死ね!!!!!!」

勇者「ふっ雑魚め。『魔神斬り』!!!」

スラぼう「な・・・・」

会心の一撃!!!!ダメージ999!!!

スラぼう「くそっ!くそぉぉぉぉぉ!!!!!!」

はぐりん「ど、どうしたというのかね!?」

スラぼう「はっ!夢か…」

昔はあくましんかんとはぐれメタルが一緒にでるところでレベル上げしてたな
しっぷうづき!よっしゃ早くザオリクしろよ神官wwwwうわ経験値ウッマwwwウマ……ごめんよ……

勇者(再)>>魔王スライム>>>元魔王

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>>604
元魔王wwwwwwwwwww

永沢「ところで君,その頭にのっけてる人形はカッコイイとでも思ってたのかい」

魔王ってなんのモンスターだったんだ?

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スライムもりもりに出てきそう

スライムとは哀れな生き物だな

スラぼう「人間風情がぁ!!」すぅ

ボオオオオオオオ

勇者「ぐっ!」

魔法使い「きゃっ!?」

僧侶「ベホマラー!」シュウウウ

スラぼう「うがああああああ!!」ブンッ

ドゴォン

戦士「ぐあっ!!」

魔法使い「戦士!!」

戦士「だ、大丈夫だ……」

勇者「うおおおおおおおおお!!!!!」

>>618
それでも8分かけた文章かよ…

だいたい何であいつら人間の金持ち歩いてるんだよ
持ってても使えないじゃん

スラぼう「つっ……!?」ブシュ

スラぼう「(どうして?)」

スラぼう「がぁ!!」ブンッ

スラぼう「(どうしてこんなことになったの?)」

僧侶「うっ……!」

スラぼう「(パパ……ママ……)」

戦士「魔人切り!」ブンッ

スラぼう「(僕はどうすればよかったの?)」

スラぼう「ふんっ!」スカッ

スラぼう「(何が正しかったの?)」

勇者「魔王おおおおおおおおおおおおお!!!!!」ダンッ

スラぼう「(教えて……)」

ズバンッ

スラぼう「はっ……はっ……」

勇者「終わりだ」

スラぼう「くそっ…くそっ…!!」

勇者「お前の家族を殺したのは悪かった」

勇者「でも……これが運命だ」

スラぼう「運命……運命だと?」

スラぼう「そんな言葉でっ………」

勇者「……」スッ

ブンッ

スラぼう「ずあああああああああああああああ!!!!!!」キュイイイイン

勇者「なっ!?」


ピーーーーーーーーーーーー


冒険の書1は消えてしまいました

勇者「ん~とりあえず冒険に出てみたのはいいけど……」

勇者「どうしよっかなぁ」

ガサッ

勇者「ん?」

勇者「なんだ?スライム?」

スラぼう「ぷるぷる!僕わるいスライムじゃないよ!」

勇者「あはは!可愛いやつだな!」

勇者「じゃあ俺の仲間になるか?」

スラぼう「うん!」

勇者「よーし……」

勇者「じゃあ一緒に人間と魔物が仲良く出来る世界を作るぞ!!」

スラぼう「わーい!!」

                おしまい

乙!

まとめに載るな

初めてまとめに載りそうなスレに出会った・・・。乙。

>>627
死骸から素材入手して店屋で売って現金化っていう一連の流れを省略していると聞いたが

>>701
死んでくれ

せっかくの空気ぶち壊すなよ。>>718>>719>>707

>>721

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