ピカチュウ「ピカ？」
サトシ「だってお前、人間の言葉話せるだろ？」
ピカチュウ「ピカ！ピピカチュウ！」
サトシ「もうその三文芝居は辞めろ！！」
ピカチュウ「ピk.....そうか...分かってたか....」
サトシ「ぶっちゃけ、いつ頃から？」
ピカチュウ「そうだなぁ、旅でタケシ君が参加した頃かな？」
サトシ「なんで人間の言葉話せるんだ？」
ピカチュウ「なんでって言われても難しいな....強いて言うなら君達の会話を間近で聞いてたからって事になるのかな？」
サトシ「そう言えばロケット団のニャースも屋根裏で人間の言葉を覚えたって言ってたっけ」
つまり
サトシ「ピカー！」
ピカチュウ「はい！わかりました」
ピカチュウ「ほら、僕って普通のポケモンと違ってモンスターボールから出たまんまじゃない？だから人間の言葉に触れる機会が多くてさ」
サトシ「それはお前自身がモンスターボールに入ろうとしないからじゃないか...」
ピカチュウ「まぁ、それもそうなんだけどさ....だってあのボールの中窮屈なんだよ...」
サトシ「えっ？そうなの？窮屈なのか....でもよく他のポケモンは出てこないな...」
ピカチュウ「ほら、ロケット団のソーナンス君、時たま出てくるじゃない？」
サトシ「そうだな」
ピカチュウ「我慢の限界で結構頻繁に出てるらしいよ。僕らの見てないところで」
サトシ「へぇー」
ピカチュウ「サトシ君....無茶なお願いだって事は分かってるけどさ、今まで通り喋れない設定で旅続けるのは無理かな？」
サトシ「それは....喋るポケモンなんて珍しいし今からオオキド博士に紹介したいけど大事なパートナーだしそれはまた今度考えるよ」
ピカチュウ「そっか、ありがとう」
サトシ「ところでピカチュウ、マチス戦で進化するしないで揉めたときあったじゃん？あれはお前的にどうだった？マジで進化したくなかったの？」
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