アスナ「今日からジムリーダーになったわけだが」 (95)

ジム内

エリートトレーナー男「来週の日曜どこ行く?」※以下エリ男

エリートトレーナー女「あなたの家がいい。おいしいケーキ焼いてあげる」※以下エリ女

ガールスカウト「ボーイ君、今日もお弁当作ってきたんだけど……た、食べてくれる?」※以下ガール

ボーイスカウト「う、うん! ありがとう、ガールちゃん!」※(ry

アスナ「すごく、居づらい……」

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お昼

アスナ「みんなお昼はどうするんだろ?」

アスナ「親睦を深めるべく、みんなとお昼たべたいなー、なんて」



エリ女「男君、あーん」

エリ男「あーん」

アスナ「人目もはばからず食べ合いっこしてる……」

ガール「あ、あーん///」

ボーイ「あ、あーん///」

アスナ「うわっ! こっちもか!」

キリト君デテクルー


アスナ「もういいや、一人で食べよ……コータスたち出ておいでー、ご飯だよー」

コータス「コー」

マグマッグ「マグマグ」

バクーダ「バクー」

アスナ「うんうん、今日もみんな元気だね」


アスナ「さーて、ポケモンたちにご飯もあげたし、私もご飯ご飯」

アスナ「いただきまーす」お弁当箱パカー

アスナ「……」モグモグ

アスナ「……あっ!」


>>3
SAOの方じゃないんだ、すまない


アスナ「しまった! ジムリーダーになる上でのキャラ設定どうしよう!」

アスナ「今はジムリーダーにも個性を求められる時代だからなぁ」

アスナ「やっぱりガンピさんみたいに威厳溢れる感じがいいのかな?」

アスナ「わはは! よく来たな! さあ、正々堂々と闘おうぞ!」

アスナ「的な感じで。でもなぁ……」


オカルト女「あのー、すいません」

アスナ「ん? あ、はいっ!?」

オカ女「ジムリーダーに挑戦したいんですけど」

アスナ「えっ!? いつの間にジムの人たち倒したの!?」

オカ女「いえ、皆さんそれぞれの入ってるみたいで……」

アスナ「あいつらー!」ギリッ

バトル後

オカ女「あ、ありがとうございましたー!」


タッタッタッタ


アスナ「勝った……けど怒りにまかせてバトルしたせいか、あの子を怖がらせちゃったみたい。今度来たら優しくしてあげよ」

アスナ(でも待てよ。怖がらせ系リーダーか……ヤンキー系リーダーなんてどうだろう?)

アスナ(確かまだヤンキー系はいなかったはずだし……)

期待
PWTでとても可愛くなっててヒャッホゥでした


ぐう~~~~

アスナ「あっ、お腹鳴っちゃった。そういえばお弁当食べかけだった」

アスナ「ははは、お腹鳴らすなんてまるで食いしん坊……」

アスナ「!!!!」

アスナ「これだ!」


アスナ「大食いキャラのジムリーダーは確かまだいなかったはず!」

アスナ「よし! 大食い健康ジムリーダーとしてデビューだ!」

アスナ「となると、常に食べ物を口に入れてなきゃいけないのか……」

アスナ「そう考えるとちょっときついかな?」

アスナ「いやいや! お菓子ならいけるはず! お菓子は別腹だし!」

アスナ「そうと決まったら、さっそく帰りにスーパーに行こう!」



>>9
同じくヒャッホゥだったぜ

アスナ好きーの俺歓喜
支援するわ

スーパーフエン


アスナ「さあ、お菓子いっぱい買うぞー!」

アスナ「えーっと、まずはチョコ系からカゴにいれてくか」

アスナ「トッポとキットカット、どっちにしようか……」

アスナ「あっ、迷わなくていいのか。両方カゴにポイポイッと」ポイポイ

アスナ「こんだけじゃ全然足りないだろうから、どんどんいれてくか」

ポイポイポイポイ

アスナ「いやー、お菓子の大人買いなんて子どもの時からの夢だったからなぁ……感無量だよ」

ポイポイポイポイポイポイ

アスナ「あ、もうカゴいっぱいだ。カート持ってこよ」

アスナ「う~ん、楽しい!」

会計


店員「レジ応援お願いしまーす。レジ応援お願いしまーす」

アスナ(ちょっと恥ずかしいな……)

幼女「ママー」

幼女母「こら、指差すんじゃないの」

アスナ「ははは……」



>>12
おお、同士よ

翌日


アスナ「あ、ボーイ君、ガールちゃん、おはよー」

ボーイ「おはようございます」

ガール「おはようございます……って、どうしたんですか、その荷物?」

ボーイ「両手にパンパンのバッグ、背中にもリュック背負って……まるでコミケ帰りの戦士みたいですよ?」

アスナ「あはは……ちょっとね」

アスナ「あ、そうだ。二人とも、お菓子あげるよ。いっぱいあるからさ」ガサゴソ

ボーイ、ガール「あ、ありがとうございます」

ボーイ(うわぁ……)

ガール(バッグの中、お菓子みっちり詰まってた……)

アスナ「あ、エリ男君とエリ女ちゃんにもあげなきゃ。じゃあね、二人とも」

ボーイ「は、はい……」

ガール「ありがとうございます……」


アスナ「お菓子おいしいなー」パクパク

アスナ「しかもまだまだこんなにある」パクパク

アスナ「お菓子を好きなだけ食べるってのも子どもの時から夢だったし」パクパク

アスナ「いやー、大食いキャラは当たりだったなぁ」パクパク

アスナちゃんは確実に処女

一時間後


アスナ「やばい……もうお腹が限界にきてる……」パクパク

アスナ「うわっ! お腹ポッコリ!」

アスナ「でもいまさらやめるのもなぁ……」パクパク

アスナ「まったく、誰だよ、お菓子は別腹だからいくらでも食べられるとか言ったバカは……」パクパク

アスナ「あ、私だ」

アスナ「あはははははは!」

アスナ「はぁ……」パクパク

二時間後


バトルガール「すみませーん、ジムリーダーに挑戦したいんですが」

アスナ「は、はいはい、挑戦者ね」ポリポリ

バトガル「うわっ、お菓子の空き袋が散乱してる……ジムリーダーさん、大食いなんですね」

アスナ「ま、まあね」ポリポリ

バトガル「では、挑戦させていただきます! いけ、コジョフー!」

アスナ「い、いけ! コータス!」



>>18
ああ(真顔)

バトル中


アスナ「う、うっぷ……」ポリポリ

バトガル「あ、あのー、顔色悪いようですけど、大丈夫ですか?」

アスナ「へ、平気平気! うっぷ……」ポリポリ

バトガル「……」

バトル後


バトガル「負けちゃった……ありがとうございました」ペコ

アスナ「う、うん」ポリポリ

バトガル「それでは、これで」


タッタッタッタ


アスナ「勝った……うっ! でももう胃が限界だ……」

アスナ「っていうか、挑戦者が来たときだけお菓子食べればよかったんじゃなかろうか……」

アスナ「よし、明日からは……」

アスナ「いや、もう大食いキャラを演じるのはやめよう……当分お菓子見たくない……」

アスナ「あーあ、振り出しに戻っちゃった……ほかのジムリーダーさんに相談しようかな」

アスナ「あっ! そういえば爺ちゃんが昔四天王務めてたんだっけ! 帰ったら聞いてみよう!」

爺ちゃん宅


アスナ「爺ちゃんいるー?」

爺ちゃん「いるぞい」

アスナ「よかった、いた。さっそくだけど、爺ちゃんに相談したいことがあるんだ」

爺ちゃん「ワシに相談したいこと?」

アスナ「実は……」カクカクシカジカ

爺ちゃん「なるほど」


爺ちゃん「つまりジムリーダーとしてのキャラ作りに悩んどるわけじゃな?」

アスナ「うん……爺ちゃん昔四天王やってたっていうし、その辺のところについて何かアドバイスして欲しいんだ」

爺ちゃん「なるほどな。どれ、かわいい孫のためじゃ、ワシが一肌脱いでやろう」

アスナ「ほんと!? ありがとう、じいちゃん!」

爺ちゃん「なんのなんの。では、ワシが導いてやろう。そう……」

爺ちゃん「導く以外ありえないwww」

アスナ「!!!!」

翌日


アスナ「んんwwwエリ男君、エリ女ちゃんおはようございますですぞwww」

エリ男「お、おはよう……」

エリ女「ございます……」

アスナ「んんwww元気がありませんぞwww」

アスナ「そんなんじゃ、今日の役割を持てませんぞwww」

エリ男、女「は、はぁ……」

アスナ「それではですぞwww」


タッタッタ


エリ女「ど、どうしたんだろ、アスナさん」

エリ男「さ、さあ……」


ホープトレーナー女「あのー、ジムリーダーに挑戦したいのですが」

アスナ「んんwww挑戦者の方ですかなwww」

ホープ女「は、はい」

アスナ「我がジムリーダーですぞwwwさっそくバトルを始めますぞwww」

ホープ女「は、はぁ……では、いけ! ダグトリオ!」

ホープ女(ここは炎タイプのジムだから、ダグトリオでいけるはず!)

アスナ「んんwwwwwボグトリオですかwwwwwでは、いけwwwwヤャラドスwwwww」

ヤャラドス「ぺゃーwwwww」

ホープ女「ええっ!?」

バトル後


ホープ女「対戦ありがとうございました……」

アスナ「んんwwwこちらこそ対戦ありがとうですぞwww」

ホープ女「あの、でもこれじゃ炎ジムじゃないんじゃ……」

アスナ「ですよねー」

すみません、ちょっと晩飯食ってきます

んんwww再開しますぞwww

ヤャンデラはまだですかなwwwwwwwwww

爺ちゃん宅


アスナ「もー! 爺ちゃんのアドバイス通りにしたら全然ダメだったよ!」プンスカ

爺ちゃん「す、すまん。爺ちゃんは昔あのキャラで通したものでな……」

アスナ「初めてあげたバッジが私の反則負けってどうなのよ……」

爺ちゃん「本当にすまんのお……」

アスナ「ううん、爺ちゃんは悪くないよ。悪いのは私なんだから」

爺ちゃん「しかしのう……」

アスナ「爺ちゃんありがとう。やっぱりもうちょっと一人で考えてみるよ」

爺ちゃん「そうか……がんばるじゃぞ、アスナ」

アスナ「うん!」

翌日


アスナ「とは言ったものの……何も思いつかないや」

アスナ「あーあ、本当にどうしたものか……」

メルヘン少女「あのー」

アスナ「はいはい、挑戦者かな?」

メルヘン「はい、ジムリーダーのお姉ちゃんに決闘を申し込みます」

アスナ「よしきた! さっそくやろうか!」

メルヘン「はい、お願いします。それでは……」

メルヘン「ふぇぇ……」

アスナ「!!!!」



>>34
ヤャンデラの出番はありませんぞwww


バクーダはやられてしまった


アスナ「くっ……強い!」

メルヘン「ふぇぇ……おねえさんのぽけもんはあといったいだけになちゃったんだよぉ」

アスナ「まさか一体だけでここまで追い込まれるなんてね……」

メルヘン「もうやめようよぉ……しょうぶはついたよぉ」


アスナ「まだ……まだだよ!」

メルヘン「ふぇぇ?」

アスナ「まだ私は勝負を諦めないよ!」

アスナ「手持ちに闘えるポケモンがいる限り」

アスナ「私は戦い続ける!」


メルヘン「お姉ちゃん……」キュン

アスナ「そうwww諦めるなんてありえないwww」

メルヘン「!?」

アスナ「あ、出ちゃった。ごめん、さっきのは忘れて」

メルヘン「ふぇぇ……」


コータスはやられてしまった

アスナ「お疲れさま、コータス。ボールにお戻り」

コータス「コー……」

メルヘン「うふふ、私の勝ちですね」

アスナ「うん、負けたよ」

アスナ「はい、バッジ。楽しいポケモンバトルをありがとう」

メルヘン「こちらこそ楽しかったです。ありがとうございました」

マサラ人は出るの?


メルヘン「ところで……」

アスナ「ん?」

メルヘン「お姉ちゃん、異教徒さんだったんですね」

アスナ「い、異教徒?」

メルヘン「はい。そして、何か悩み事も抱えられているご様子……」ジリ

アスナ「い、いや……」

メルヘン「大丈夫……痛くしませんから……」ジリジリ

アスナ「や、やめて!」

メルヘン「おねえちゃんはわたしがみちびいてあげるよぉ」ニパア

アスナ「いやーーーーー!」

メルヘンてどちらさんだ?
思い出せん

そのころジム内では


ボーイ「なあ、アスナさんって何か悩みでもあるのかな?」

ガール「どうして?」

ボーイ「だって最近様子おかしいじゃん」

ガール「そうだね……」

エリ男「急に大食いになったと思えば、変な喋り方と気味の悪い笑みを浮かべ始めたからな」

エリ女「アスナさんはジムリーダーに就任したてだからね。何か悩み事を抱えていてもおかしくないわ」

ボーイ「心配だな……」

ガール「そうだね……」




>>43
マサラ人は出ないよぉ…
>>45
ポケモンXYからの新キャラだよぉ…


ボーイ「あ、そういえばさっきの挑戦者すごく強くありませんでした?」

エリ男「あー、すげー強かった。俺、手も足も出せなかったし」

エリ女「私もよ。あんな強い子初めて見たわ」

ガール「でもあの子、戦ってる時変な喋り方でしたよね」

ボーイ「なんて言うか、鼻につくって感じ?」

エリ女「そうね、そんな感じね」

ガール「アスナさんは勝てましたかね?」

エリ女「そういえばあの子がアスナさんのところに行ってから結構経つわね」


ボーイ「俺ちょっと見てきますよ」

エリ男「待った、来たぞ」

メルヘン「うふふ、皆さんお手合わせありがとうございました」

エリ男「お、おう」

エリ「アスナさんとの戦いはどうだった?」

メルヘン「うふふ、この通り」


ガール「あ、バッジ」

ボーイ「アスナさんに勝ったか……」

メルヘン「うふふ、素敵なお姉さまでしたわ」

エリ女「えっ?」

メルヘン「何でもありません。それではごきげんよう」


ガール「行っちゃった」

ボーイ「ちょっと変わった子だったな」

エリ女「ねえ、今からアスナさんのところに行かない?」

エリ男「ん? どうしてだ?」

エリ女「アスナさん今回が初めてでしょ、まともに戦って負けたのって」

エリ男「まあ、前回の負けはアスナさんの反則負けだしな……」


ガール「アスナさん、もしかしたら落ち込んでるかもしれませんね」

エリ男「そうだな、さっそくみんなで行ってみるか」

エリ女「ええ、もしかしたら悩みを話してくれるかも」


ボーイ「失礼しまーす」

ガール「大丈夫ですか、アスナさん?」

エリ女「すごく強い挑戦者でしたね」

エリ男「いやー、俺なんか手も足も出せませんでしたよー」

アスナ「ふぇぇ……」

「「「「!!!!」」」」


アスナ「あのこすごくつよかったよぉ」

アスナ「でもあのこからはんようりろんっていうのをおそわったんだよぉ」

アスナ「おかげでわたしはもっとつよくなれそうだよぉ」

アスナ「あとでみんなにもおしえてあげるよぉ」

ガール「あ、ありがとうございます……」


エリ女「あの、アスナさん……何か悩み事なんか――」


ガー


アスナ「ふぇぇ……どあがひらくおとがしたよぉ」

アスナ「ちょうせんしゃかもしれないよぉ……」

エリ男「そ、そうですね。じゃあ俺たちは持ち場に戻りますね」


エリ女(ちょっと、男君!?)

エリ男(今は引こう。それに、挑戦者なら戦わないわけにはいかないだろ)

エリ女(……そうね、一旦下がりましょうか)

アスナ「ふぇぇ……みんながんばるんだよぉ」


理科系の男「すみませーん」

アスナ「ふぇぇ……ちょうせんしゃのかたですかぁ?」

理科系「……」

アスナ「あのぉ」

理科系「あざとい……」

アスナ「ふぇ?」

理科系「あざといと言ったのだ! なんだその喋り方は!」

アスナ「あ、あの」

理科系「その喋り方なあ、可憐な幼女が喋ってこそなんだよ!」

理科系「お前のような年増が喋ってもなあ、萌えねえんだよ!」


アスナ「と、年増……」

理科系「だいたいお前は……」クドクド


理科系「まったく、最近のやつは安易に萌えに走りすぎなんだ!」

理科系「やれメガネをかけてみただの、独特な語尾をつけてみただのと……」

理科系「ああ、、嘆かわしい! お前も自分に合った萌えというものをだな……」クドクド

アスナ「……」


エリ女「ねえ、そろそろアスナさんの助けに入った方がいいんじゃない?」

ボーイ「そうですね」

ガール「アスナさん、あんなに疲れた顔してますし……」

エリ男「まあ、待て」


エリ女「ちょっと、どうして止めるのよ」

ガール「そうですよ、早くアスナさん助けてあげた方がいいと思います」

エリ男「まあ落ち着け」

ボーイ「何か考えがあるんですか?」

エリ男「ああ、もちろんだ」


エリ男「あの男ならアスナさんの目を覚まさせてくれるかもしれない」

エリ女「目を覚まさせるって……」

エリ男「さっきのアスナさん、明らかに変だったろ」

エリ女「ええ、まあ……」

エリ男「きっとあの子に何かされたんだろうが、あの男がアスナさんを正気に戻してくれる」

エリ男「と、思う」

エリ女「思うって……」

エリ男「とにかくしばらく見守るぞ」

数時間後


エリ女「ねえ、もうジム閉める時間なんだけど……」

エリ男「よし、帰るか」

ガール「ええっ!? アスナさん置いてっちゃうんですか!?」

ボーイ「それはまずいんじゃないですか?」

エリ男「まあ、待て」


エリ女「またこの展開……本当に考えがあるの?」

エリ男「考えがあるっていうか、あの男がアスナさんを正気に戻さないと困るんだよ」

エリ男「お前らアスナさんがあのままだったらどうする?」

ボーイ「……嫌ですね」

エリ男「だろぉ」


エリ男「それに下手したら俺たちもアスナさんみたいになってしまう恐れがある」

ガール「えっ、どうしてですか?」

エリ男「アスナさん俺たちにこう言ったろ」

エリ男「あとでみんなにもおしえてあげるんだよぉ」

エリ男「って」

ボーイ「た、確かに言ってました!」

エリ男「つまり、アスナさんが正気に戻らないと俺たちも危ないってことだ」


エリ男「それに、俺は遅くなる前に相棒を家まで送り届けなきゃいけない使命があるんでな」

エリ女「も、もう///」

ボーイ「ガ、ガールちゃんは俺が送るからね///」

ガール「う、うん///」


理科系「わかったか? もう二度とそんな喋り方するんじゃないぞ」

アスナ「はい……すいませんでした……」

理科系「おっと、もうこんな時間か」

理科系「それじゃあ、僕は帰るから」

理科系「まったく、余計な時間がかかってしまった……」ブツブツ




アスナ「行った……」

アスナ「あー……疲れた……」ヘロヘロペタン

アスナ「あいつ何時間喋るんだよぉ……それに私が年増ってどういうことよ!」

アスナ「ねえ、みんな!」


シーン


アスナ「あれ?」


アスナ「みんないない……」

アスナ「って、もうこんな時間!?」

アスナ「そりゃみんないないわけだよ……」

アスナ「はぁ……私も帰ろ……」

フエン温泉


アスナ「ふあー、生き返るー……」

アスナ「誰もいないから貸切状態だぜー」ノビノビ

メルヘン「お疲れ様です、お姉ちゃん」

アスナ「うわあ! 居たの!?」

メルヘン「はいです。あのー、お姉ちゃんの隣に行っていいですか?」

アスナ「う、うん、いいよ……」

メルヘン「ふふふ、やった!」

アスナ(怖い……)


アスナ「はぁ……」

メルヘン「どうしたんですか? ため息なんてついて」

アスナ「ああ、うん。実は今日こんなことがあってね」カクカクシカジカ

メルヘン「なるほど、マルマルウマウマです」


メルヘン「許せませんね、その男。お姉さまにそのような口をきくなんて」

アスナ「お姉さま?」

メルヘン「きゃっ! 言っちゃった! 恥ずかしい!」

アスナ(やっぱりこの子怖い……)

ID変わったけど>>1です


アスナ「……」

メルヘン「今度はどうしました?」

アスナ「うん……やっぱりキャラ作るのやめようかなって思って」

メルヘン「えっ? どうしてです?」

アスナ「えーっとさ、ジムリーダーってキャラ立ってる人多いじゃん?」

アスナ「大和撫子のエリカさんとか、女優になったナツメさんとか」

メルヘン「あー」


アスナ「だから私も何かキャラ作らなきゃいけないと思ったんだ」

メルヘン「なるほど、そういうことだったんですか」

アスナ「うん、でもやめるよ。何かを演じられるほど私は器用じゃないし、それに……」

メルヘン「それに?」

アスナ「勝負を純粋に楽しめない」


アスナ「私、ポケモンバトルが好き」

アスナ「相手がどんなポケモンを出してくるか、どんな技を使ってくるかとか」

アスナ「考えるだけでわくわくしちゃうんだ」

アスナ「バトルのときは熱中しすぎて、肩に力が入りすぎちゃう有様だよ」

アスナ「そんな私だから、何かを演じるなんて向いてないし、勝負に不純なものも持ち込みたくない」

アスナ「無個性でつまらないやつだって思われても」

アスナ「私は、私のままでいようと思う」

メルヘン「……」


アスナ「あ、ごめんね、私だけぺらぺら喋っちゃって。つまらなかったでしょ」

メルヘン「いいえ、とてもおもしろいお話しでした」

メルヘン「お姉さま」

アスナ「ん?」

メルヘン「お姉さまは無個性でつまらない人なんかではありませんよ」


メルヘン「お姉さまのような情熱的な方は見たことがありません」

アスナ「そ、そうかな///」

メルヘン「ええ、それこそ、こちらが火傷しそうなほどの情熱です」

メルヘン「お姉さまは自信を持って、ご自身の道をお歩みください」


アスナ「……」

メルヘン「お姉さま?」

アスナ「あ、ああ、うん、ありがとう」

メルヘン「もしかしてのぼせてしまいましたか? 顔がお赤いですよ?」

アスナ「あ、いや……私のことをそんな風に思ってくれる人がいるんだなーて思ったらさ」

アスナ「なんか、ジーンとしちゃって……」


メルヘン「お姉さま……」

アスナ「……」

メルヘン「……」

アスナ「……」

メルヘン「結婚……しましょうか?///」

アスナ「しない」



おわり

見てくれた皆さん、ありがとうございました。

書くのが遅い&ネットの不調により、リアルタイムで見てくださった人にはとても申し訳なくおもいます。

最後に、思ったより合いの手があってうれしかったです。

本当にありがとうございました。

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