パワプロ「あ、雅ちゃん!久しぶり!」雅「えっ」 (30)

雅「ぱ、パワプロくん…?」

パワプロ「そうだよ!覚えててくれて良かった~」

雅「覚えてるに決まってるじゃん!久しぶりだね……」

パワプロ「でも、雅ちゃんはどうしてココに?この駅利用してるの?」

雅「まあね。私の大好きなクレープ屋がここにあってさ。たまに来るんだ」

パワプロ「へぇー。クレープ好きは昔から変わらんね」

雅「うん!パワプロくんもどうしてこの駅に?」

パワプロ「オレの通う高校の最寄り駅がココだからね」

雅「もしかして、あかつき大附属?」

パワプロ「そう!よく分かったね」

雅「ユニフォームに、AKATSUKIって書いてあるしね。でもスゴいね!あかつきだなんて!」

パワプロ「ありがと。やっぱプロになるためには、野球の強豪校に入るべきだと思ってさ」

雅「頑張ってるんだね。昔から夢が変わらないって良いなぁ」

パワプロ「……ところでさ、さっきからずっと気になってるんだけど………」

雅「?」

パワプロ「雅ちゃん……どうして学ランを着てるのかな?」

雅「」

雅「えっ、あ!いや!?こっ、これにはワケがあってね!?」

雅「(パワプロくんと喋ってて、学ラン着てたの忘れたあああぁぁぁぁぁ!!)」

パワプロ「ワケ?何それ気になるなぁ」

雅「いやっ…、あのぉ…えとぉ……」

パワプロ「はは、なんか焦ってるね。とりあえずせっかくだから、近くの喫茶店にでも行かない?駅前寒いでしょ?」

雅「そ、そうだね。そうしよっか……」

雅「(どうしよ……男子に扮して野球してるなんて、言えないよ……)」

・・・・・・・
喫茶「ダイジョーブ」

カランコロン

店員「ハーイ!ようこそいらっしゃいマーシタ!」

パワプロ「あの、二人なんですけど…」

店員「オゥ!見た目からお二人はカップルデースね!」

雅「ふぇ!?//」

パワプロ「え、いや、そういう関係じゃないですよ!?」

店員「照れなくても良いデース!それではカップル専用テーブルへご案内しマース!」

パワプロ「だから、あのー…」

雅「…//」

・・・・・・・

パワプロ「な、なんだこのピンクっぽい照明は……」

雅「なんか……この席だけ雰囲気違うね。個室だし…」

パワプロ「ごめんね雅ちゃん、今すぐ変えてもらうから」

雅「ううん、いいよココで」

パワプロ「それなら良いけど……」

パワプロ「(オ レ が 落 ち 着 か な い)」

店員「ハーイ!ご注文お決まりデースカ?」

パワプロ「あ、決めてなかった」

雅「じゃあ、私はホットミルクで」

パワプロ「そしたら俺もそれで。安いし…」

店員「ホットミルクには、A・B・Cのタイプがありマース!どれにシマスカ?」

雅「じゃあ、Aにしようかな」

パワプロ「俺もお願いします」

店員「ヌフヌフヌフヌフ…………」

パワプロ「(なんだこの奇妙な笑みは!?)」

店員「それではホットミルクA2つ、アツアツ持ってくるから待ってろデース!」

パワプロ「やっぱりこの店おかしいぞ……」

雅「うん。まぁ入っちゃったししょうがないよ」

パワプロ「…さて、じゃあそろそろ、学ランの秘密を教えてくr」

雅「わわ!!そ、そういえばさ、私たちって、会うの何年ぶりになるのかな?」

パワプロ「え?ああ……オレが引っ越す前が最後だから、中1の冬以来だね」

雅「4年ぶりかぁ……早いね。」

雅「(ホントは、訊くまでもなく覚えてるんだけどね……)」

パワプロ「あ、そう言えば、あの約束をしたときか…」

雅「……そうだよ。」

↑ここまでは書き溜め

↓ここからは遅筆

・・・・・・・
中1の秋


パワプロ「ふぃー、練習終わったー。ようやく中学の野球に慣れてきたぞ」

パワプロ「部室でとっとと着替えてとっとと帰ってとっとこハム太郎見よっと」ガチャ

雅「あっ」

パワプロ「おわっ、雅ちゃん!お疲れ。」

雅「う、うん!お疲れ」

パワプロ「みんな帰ったのに、まだ残ってたんだ。何してたの?」

雅「えっ、いや、アレだよ!みんなの使ったタオルとか洗おうかなーって!私、マネージャーだし」

パワプロ「そうなの?でも、もう遅いから明日で良いんじゃないかね?」

雅「そ、そうだよねっ、そうする。あはははー」

雅「(パワプロくんのタオルとか漁るために残ってたなんて言えない……!//)」

パワプロ「今からオレは着替えるけど、汚いもの見たくなかったら、一旦外出てもらってもいい?」

雅「ううん、別にここで大丈夫。パワプロくんの裸見ても何も気にしないよ」

パワプロ「そ、そう。じゃあ……」スルスル

パワプロ「(ホントは、オレが恥ずかしいから出て欲しかったんだけど……)」ヌギヌギ

雅「(わぁ……腕とか肩の筋肉がすごい。ちゃんと鍛えてるんだなぁ……)」ジー

パワプロ「着替え終わったよ。一緒に帰る?」

雅「うん!」

パワプロ「(まさか雅ちゃん、オレと一緒に帰るために残って……?いや、まさかな)」

雅「(パワプロくんの汗の匂いも堪能できて、一緒に帰れる……。これだから野球部マネージャーはやめられないね)」

書き始めたは良いものの、深刻なネタ詰まり

めっちゃ遅筆でスマソ

・・・・・・・
帰り道

パワプロ「はぁ……次の公式戦出れるかな?」

雅「パワプロくんなら出れるよ。少年野球からやってるんだから」

パワプロ「まぁ、上手いかどうかは別としてね……」

雅「少年野球時代に、私と猛練習したじゃん。上手いはずだよ?」

パワプロ「雅ちゃん上手かったからねー。それなのに、中学じゃマネージャーだなんてもったいないよ」

雅「ううん、パワプロくんたちをサポートできるし、これはこれで好きだよ」

パワプロ「でも本当は、選手として活動したいでしょ?」

雅「まぁね……。でもしょうがないよ」

パワプロ「ソフトボールじゃダメなの?」

雅「うん!私は野球以外は、野球系の競技として認めないもん!」

パワプロ「すごいこだわりだね……」

雅「それに……」

パワプロ「ん?」

雅「……ううん!やっぱ何でもない!」

雅「(ソフトに行っちゃったら、パワプロくんと一緒にいれなくなるから……)」

これ頭働かないですわね

しばらく構成考えるんで一旦落ちますわ

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