まどか「ほむらの拳」(124)

立ったら投下

20XX年、見滝原は核の炎には包まれていなかった!

特に核戦争が勃発することもなく、人々は平和な生活を送っていたかに見えた…

しかし………

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            ~世紀末救世主伝説~

        ほむらの拳 第1部「マミ暴走編」
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見滝原市内の病院、ほむらの病室……


ほむら(…………………また)

ほむら(またあいつに勝てなかった……どうやったら……あいつに勝てる……?)

ほむら「はぁ……(ともかくいつものように、転校までQB狩りね…)」


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屋外


ほむら「さて、QBはどこかしら………あら?魔女反応?」

ほむら「ここで魔女が現れたことは無い気がするのだけど……イレギュラーかしら?」

ほむら「とりあえず狩っておきましょう」

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in結界

ほむら「なんかやたら荒地の結界ね……」

ほむら「どんな魔女なのかしら………ん?」

ヒヒヒ… ケッケッケ… ククク…

ほむら「笑い声が聞こえる……使い魔?」

使い魔?1「ヒャッハー!」

使い魔?2「ヒャッハッハー!」

ほむら「」

ほむら「…は?」

ほむら「私の目がおかしくなったのかしら…明らかに世紀末にいそうなモヒカンが見えるのだけど……」目ゴシゴシ

使い魔1「ああん!?なんだてめえは!」ドドドドド

使い魔2「八つ裂きにしてやらぁ!!」ドドドドド

ほむら「ちょっ、棍棒持って向かって来た!?もしかして使い魔なの!?と、ともかく倒さないと……!」チャキッ

ほむら「マジカルベレッタM92を喰らいなさい!」ドン! ドン!

使い魔1「グワッ!」ドサッ 使い魔2「ゲヒッ!」ドシャァ

ほむら「普通に倒せた……というか殺人を犯した気分…」ホムゥ・・・

 ま こ 拳 ひ わ な     ン",,,、'"   ミミ`   匁  iii'''  iiiiiハ jt,      近 死 わ
 っ の.士 と .た .ら   (ン` ":: ::''"  `ミ              -''、     い 期 た
 と 生 と .り .し .ば   ヒメ  ヽ  r"""'''' """""'i       :::: ::  t"     !.は し
 う .を し の .も    / /    | i__,,,,,,,,,,,,,,,,,,ノ|  |_|, ii, ii,  :::::  `、,,、       の
 し  .て       (  ソ | ti'| t、t㌍㍑◎㍍㍊|i|  iii|; ||~' -、 :: :: ヽ、ヽ
 た           )  |i i'|ii | ソ――-ー ''''''''t、t,,t:t ti-,㍑i |i :| ヽソ

 い          ン,,   リ )リノ/、、,,,,,t  、、;;;;;;;;;;ニ=ー-、))ノ )    し
            (iii    ノ''z-モェテ''、'i ~i'';;rzニ'-''ニゝ'' フ"/y"  `'く
             リ  ::: ミi '~~~~::::ノ| ,i''''"'""''''''    :::メ, :::    ;; )
            `ソ ::: iii''t  ::::::::::::j,, " "     ::::::::ノ リノ ハ  `、,

             tii リ (/ );;; :::::::: 、、_,,,、:)、;;   :::::::::`'y  /  リ,,  j}リ
              )  (  リt" ::::: ,,,,;;'i、、;;"   "   (  i|}}! /'(  t、,
            /   ;;;; ソ;t   ii",;;ヨ<、:;;,,"'i!   、|i リ') i!}}i   ヽ;;,, ))
           ,/"   ノ/ ii|リ;;|!,, ii ´;;;;;;;;;;  ~'ji  ,,iijj}|ノ  亦,,, )ツ ツ (
           i|i|/|i  :::: 、|i|:::ヽ!!,iii "::(  ~'ー }} ii}|j、-''(ii   iiii ツ /   ''"、、,
           ヽ((i  ';;; iiii ):::::ヽ!!,, ;;;;;;;;  i}!i! ' ;;;;:::::`i  ノijj!} i}jjj, ::::、ヽ )

           、,,, ノ   i''"iリ:::::::::::ヽ!iiハii|ii!!|!i,r";;;;;;;;:::::::  j/   !!!ii||i  :::::: i (
            ,ゝ  ,,  / ヽi、:::::::::: """""";;;;  :::::::  /,, /"  ''::"  ::: |} ~'' 、
           (ii   iiiiソ ii  ) :::::::  ::::::::::   :::::::::  (|i  }}iiji、 iij、ハ  ヽ 、,)ヽ)
         ,r''"    iiii、  |リ  :::::::   :::::::   ::::::   :::::ヽ  ` ` !!!、\   )jj:~''- 、
       ,、-'  ;;、"-('   ヽ ミi   ::::::::  :::::  :::::::   :::::::::ノ/   )  、 ,, ノ" ::::::'' ~'
       (;;、- '" '"" i// iiiハi"    :::::  ::::: ;;;;;;   :::  ヽ、,,ノj ノ) ノr"i、((,,,,,,,、、

ほむら「ところで魔女は」



















魔女?「きさまかぁーっ!俺の使い魔をやったのはーっ!!」ドドドドドド!

ほむら「」

魔女?「よくもやりやがったな小娘がぁ!!」

ほむら(今気がついたけどこいつら日本語喋ってる!)

ほむら「どう見ても身長3メートルを超えるモヒカンだわ………魔女…なの……?」

魔女?「俺がジードだと知ってのことかーっ!!」ヌウッ!

ほむら「名乗ったわコイツ…かなり特殊な魔女(?)のようね……」

ジードの魔女「何をゴチャゴチャ言っている!この俺にそんなちっぽけな銃はきかんぞ!ブチのめしてやる!!」

ほむら(確かにハンドガン程度じゃ効きそうに無いわね………ん?)盾の中ゴソゴソ

ジード「おらぁあああああ!!」ドドド

ほむら(しまった!前のワルプルギス戦でほとんどの火器を使い果たしてから武器回収していなかった…!)

ほむら「私としたことがっ…!」

ほむら「とりあえず時止め!」カシャッ

ジード「」

ほむら(何か倒す方法は………何か……武器は無い…グリーフシードが少し………)

ジード「」

ほむら(ということは…魔法は使える………魔法……魔力……………………!)

ジード「」

ほむら(そうだわ!)カシャッ

ジード「あああ!!」ドドド

ほむら「まず魔法で肉体を限界まで強化!!!」パァァ!

ほむら「そしてッ!!」

ジードの魔女「喰らえぁあああああ!!!」グンッ!

ほむら「はぁああああああああああああああああああッ!!」ビキビキ

ほむら「ほむぁあ!」ピシッ!

ジード「う!?」

ほむら「ほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむ!!!」ピシピシピシピシッ!

ジード「ぬぅうう!?」

ほむら「ほむあぁああああああ!!!」ビシィーッ!

ジード「お…おお~」

ほむら(出来た!)

ジード「フン!きさまの拳など痛くも痒くもないわぁ~!叩き潰して…」







ほむら「いいえ、あなたはもう死んでいるわ」






ジード「なにぃ?」グニャァ

ジード「い!?」グシャッ

ジード「あ、あばらぼろびれぐわ~~っ!!!」ボゴォッ!!



ビチャビチャビチャッ



ドサッ



ほむら「……魔法で強化した肉体で相手に魔力を打ち込み、内部から破壊する」

ほむら「ぶっつけだったけど、上手く行ったようね」ファサァッ

グリーフシード「」コトン

ほむら「……本当に魔女だったのね」ホムゥ

ほむら「しかしこの戦い方、結構いけるかもしれないわ」

ほむら「QB狩りはやめてちょっと修行しておきましょう」

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一週間後…見滝原中


和子「ライガとフウガ、かっこいいのはどちらですか!はい、中沢くん!」

中沢「えっ!?え~と(違い無ぇだろ!)……あの、ウイグル獄長の方がかっこいいと思います……」

和子「…中沢くん、後で職員室に来なさい」

中沢「えっ、あの」

和子「はいそれから、今日は皆さんに転校生を紹介します!」

さやか(中沢…気の毒に…)

まどか(たまには明らかに遺伝子の違う三男のことも思い出してあげてください)タシカ ミツ ダッケ?

和子「では、暁美さん、どうぞ~」

ほむら「…」コツコツ

さやか「うわっ、すっげー美人……」

ほむら「暁美ほむらです、よろしくお願いします(まどか…今度こそ……)」チラッ

まどか(ん?なんでこっちを……あれ?この子…私はかつて…どこかでこの子に……?)

まどか(なんてケンシロウとシュウのくだりっぽいこと考えちゃってみたり!)

まどか(あれ?でも本当に見覚えがあるなぁ………)ハッ!

まどか「も、もしかしてあの子はシュウ!?」

さやか(まどか何言ってんだろ?)

休み時間


アケミサンッテドコノガッコウダッタノー シャンプーナニー

さやか「大人気だね、転校生」

まどか「うん………」

さやか「まどか、どうかした?」

まどか「う~ん、私は南斗10人組手なんてやったことないしなぁ」

さやか「はい?」

チョットキブンガ ダイジョウブー? カカリノヒトニタノミマス

ほむら「鹿目まどかさん。貴女がこのクラスの保健係よね」

まどか「…いや、でも可能性はあるよね!!」

ほむら「え?あ、あの……」

さやか「まどかー、大丈夫かー」

保健室への廊下

まどか(よーし、ここは思い切って!)

まどか「あ、あの~……シュウ…?」

ほむら「…え?今の、私を呼んだの?」

まどか「あっ、ごめんなさい!シュウ様!」

ほむら「いや様の有る無しじゃなくて……(ていうかシュウって…)」

ほむら「自己紹介を聞いていなかったの?私は暁美ほむら。ほむらでいいわ。鹿目まどか」

まどか「あ、はい」

ほむら「ところであなたは自分の人生をどうのこうの~」

まどか(なんだぁ~……ほむらちゃんはシュウじゃなかったのか~………)

ほむら「~~~~~~~~~~~~~」ペラペラ

まどか(見覚えがあるから流れ的に……はぁ~~がっかりだなぁ~~)

ほむら「~~~~~~~~~~~~~」ペラペラ

まどか(どこかに南斗聖拳一派の伝承者いないかなぁ~)ハァ~

ほむら「…まどか、聞いてる?」

まどか「ウェヒッ!?うん!うん!?聞いてるよ!?」

ほむら「ならいいけど…」

まどか(あっ「何ぃ~?聞こえんな~?」って言ってみたかった……)

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放課後…ファストフード店

まどか「っていうことがあってね」

仁美「まどかさん。いくらなんでも見覚えがあったからといって

   暁美さんはシュウには見えませんわ。女性ですもの」

まどか「あっ、言われてみればそうだね」

さやか「そういう問題か…?」

仁美「ですが、見覚えがあるくだりはやってみたくなってしまうというのはわかりますわ」

仁美「あのシュウ様の回はすばらしいですものね」

まどか「だよねぇ~!」

さやか「いやわからねぇよ…」

さやか「ああそうだ、この後CD買いに行ってもいい?」

仁美「稽古」

まどか「把握」

さやか「何だコイツら」

CDショップ

さやか「いっつも悪いね~私の買い物に付きあわせちゃってさ」

まどか「ううん、大丈夫だよ」

まどか(あ、北斗の拳のサントラだ試聴しよっと)


テーレッテー テレレレレッテー テレレレレー♪


「助けて…」


まどか「えっ?」


「助けてっ…」


まどか「「み、水……水を…」っぽい!これは行かなきゃ!!」タッタッタッ

関係者以外立ち入り禁止区域…


まどか「どこ!?ケンはどこなの!?」タッタッタッ

「ケンって誰だい…ともかくこっちだよ……助けて………」

まどか「ケーン!」※リン風

まどか「って何この白くて若干小汚いぬいぐるみみたいな猫みたいな変な生物は!?」

QB「うう…ひどい言われようだ…」


ガパッ スタッ


ほむら「まどか、そいつから離れて」コツコツ

まどか「シュ…じゃないや…ほむらちゃん…?」

ほむら「ほむぁあ!」ドスッ

QB「げぴ!?」

まどか「ああっ!白くて若干小汚いぬいぐるみみたいな猫みたいな変な生物が虎の断末魔のような声を!」

QB「ゲホッ!!(なぜ虎の断末魔…?)」※北斗の拳コミック第7巻参照

ほむら「QB、その個体の命はあと3秒よ」ホムッ

QB「ちょっと待っ」グニャッ

ボンッ! ビチャアッ…

まどか「ああ!ほ…!ほ…!」ガクガク

ほむら(はっ、しまった!まどかにはショッキング過ぎたか…!)

ほむら「まどか!コレは…えっと…」アセアセ


















まどか「北斗神拳!!??」

ほむら「!?」

まどか「その昔中国より伝わる恐るべき暗殺拳があると聞く…

    その名を北斗神拳…一拳に全エネルギーを」

さやか「まどか!大丈夫!?」消化器ブシャァー

まどか「さやかちゃん!」

さやか「逃げるよっ!まどか!」

まどか「うん!」

タッタッタッタッ…







ほむら「」

ほむら「はっ!追わなくちゃ!」

グニャァー

ほむら「っ…魔女の結界!こんな時にっ…!」

さやか「あの転校生なんなのよ!コスプレしてたし!動物破裂させたし!」タッタッタッ

まどか「ただ破裂させたんじゃないよさやかちゃん!あれはね、北斗しn」タッタッタッ

さやか「あれ?こんなとこ通ったっけ?……ってなにこれ…どうなってんの!?」

まどか「空間が歪んで……世紀末に!?」



ゲッヘッヘッヘッヘ フヒヒ… ギャッハッハッハ…

さやか「なっ、何!?何なの!?」ビクッ

まどか「これは…!」










モヒカンたち「「「「「「ヒャッハー!!」」」」」」

まどか「モヒカンさんだぁーーー!!!」パァァ

さやか「」

モヒカンたち「「「「「「ヒャッハー!人間(しょくりょう)だー!!」」」」」」ドドドドドド!!

さやか「うわあああああああ!!こっ、殺されるっ…!」ガクガク

まどか「キャーッ!すごいよさやかちゃん!リアルモヒカンさんだよ!!
   
    生ヒャッハーだよ!感動モノだよ!!!」ヒャッハー!

さやか「ダメだこの親友!イカれてやがる!!」

まどか「正気でいられるなんて運がいいぜYOU!」タッポイタッポイ

さやか「だれでもいい!だれかっ!助けてぇえええええ!!!」














    「あなた達、私の名前を言ってみなさい」

さやか「はっ!?」

ドドドドドドドドドドドドドド!!!

ギャー グワーッ グハァッ ウアッ ギャーッ エントロピッ!

さやか「上から銃撃!?た、助かった…」ヘナヘナ…

まどか「ああっモヒカンさんたちが!!」オノレ!

まどか「あれ?ちょっと待って…?銃にあのセリフ……まさか!!」ワクワク


スタッ

メットを被った少女「ふぅ…使い魔ごとき敵ではないわね」

まどか「!!!」

さやか「」

メットを(ry「ところで…あなた」クルリ

さやか「あ、あたしですか…?」

メットを(ry「私の名前を言ってみなさい」

さやか「えっ」

メット(ry「言えないの…?」カチャッ

さやか「うっ!い、言えます!言えますとも!(なんで銃つきつけられてんの私!?)」

メ(ry「ほう…じゃあ言ってみなさい」ニヤァ

さやか(あああわかんねぇえええええ!)汗ダラダラ

メ(ry「どうしたの…?まさか、嘘…?」

メ(ry「私は嘘が大嫌ぇなのよ!?」ゴゴゴ

さやか「ひいっ!とっ、とんでもない!嘘じゃありませんよ!!」ドキドキ

メ(ry「ほう…じゃあもう一度だけチャンスをあげるわ」カチャッ

さやか(うわああああ撃たれるぅぅぅぅぅ!!!)心臓バクバク

まどか(さやかちゃん!「ジャギ様」だよ!)ボソッ

さやか「!」

さやか「ジャっ、ジャギ様!」

メ(ry「!?」

メ(ry「な、なぜだぁ~~!?」















メ(ry「と言いたいところだけど、私の名前は巴マミよ。マミ様と呼びなさい」

さやか(何だコイツ)

まどか「マミ様ぁ~!マミ様ぁ~~!」ヒャッハー!

さやか(コイツも…)ゲッソリ

マミ様「そういえば…キュウべえ!!どこにいるの?」

QB「ここだよ!マミ!」ヒョッコリ

マミ「様をつけろ!!!!!!!」

さやQB「!?」ビクゥッ

まどか「あれ?あなたさっき指先ひとつで肉塊になってなかった?」

QB「…夢でも見てたんじゃないかい?(なんなんだいったい…)」

さやか(わけがわからない……)

QB「まあとりあえず話があるから聞いてね……」

さやか(こいつも気の毒に……)

QB「僕の名前はキュウべえ!実は、僕は君たちにお願いがあって来たんだ!

   僕と契約」

まどか「北斗経絡ぅ?」

さやか「うるさい」

まどか「すいません」




QB「ゴホン…いいかい?……僕と契約して、魔法拳士になって欲しいんだ!!」

ほむら(……丁度話してるところに来てみたら…魔法拳士ですって?)

マミ様「! ぬわんだぁ!てめぇはー!!」

ほむら(巴マミ!?あのヘルメットは……まさか………「アイツ」の真似なの…?

    とにかくここは立ち去りましょう……)スゥッ

マミ様「チッ…逃げたわね」

さやか「転校生…何が目的で……?」

マミ様「とりあえず、詳しい話をしたいから私の部屋に行きましょう」

まどか(ああ…もう今日は最高の日だよ!!)ティヒヒ!


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マミ様の部屋

QB「かくかくしかじか」

まどか「まるまるうまうま」

マミ様「理解したようだな」

さやか「え、なにそれ意味分かんないんだけど?」

まどか「SSって便利だね」

さやか「ちょっと待ってよ」

QB「2度も説明させる気かい?さやか。君はどこまで愚かなんだい?」

さやか「じゃあ説明はもういいわ…でもちょっと聞きたいことが有るんだけど。マミさんに」

マミ様「何だ言ってみろ。あとマミ「様」な?」

さやか「ではまず…あのドラム缶は何ですか?」

マミ様「ガソリンが入っている」ドヤァ

さやか「そういう意味じゃねえよ」

マミ様「あ?」チャキッ

さやか「す、すいません…いやあのーなんで部屋の中にドラム缶があるのかなーと…」

マミ様「そんなもの爆破するために決まっているだろうが」

さやか「は、はあ」

まどか「ここで戦いになった時のトラップ用ですよね!」

マミ様「鹿目はよく分かっているようだな」

さやか「じゃあ次に…あの飛び散った血の跡はなんですか?」

マミ様「フ…使えない部下を処分しただけのことよ…」

さやか「はあ?」

マミ様「あ?」チャキッ

さやか「す、すいません…」

まどか「手下のモヒカンを処ったんですね!」

マミ様「鹿目はよく分かっているようだな」

QB(さやか)ボソッ

さやか(なに?キュウべえ)ボソッ

QB(本当はね、血糊をわざわざ買ってきてぶちまけたんだよ)ボソボソ

さやか(なぜ?)ボソッ

QB(悪の巣窟っぽい雰囲気を出したかったらしい)ボソボソ

さやか「なんだそりゃ」

マミ様「何か?」

さやか「いえなんでも」

マミ様「じゃあてめえらには魔法拳士がどんなものかを教えてやる
    
    こんど私の魔女退治について来い」

さやか(この人大丈夫なんだろうか…)

まどか「喜んでついていきます!マミ様!」

さやか(そういえばツッコミ忘れてたけど…)

さやか(メットをしながら紅茶飲んでたよこの人…)


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そして翌日…魔女結界の中……

さやか(結局あの後まどかに説明してもらったけど…願いと引き換えに魔女と戦う宿命を背負う、ねぇ…

    恭介の腕の完治を願えば……でも………)


ドゴォーッ!

モヒカン「グワァ!」 グチャッ!

マミ様「フン…マミ神拳は無敵よ!」

まどか「マミ様!強い!」

さやか「ていうかマミさん、素手がメインだったんですか」

マミ様「も~っ!美樹はまったく!さん、じゃなくて様をつけな!」

さやか「はい、マミ様……」ハァ~

モヒカン共「「「「「「「「「「「「ヒャッハー!」」」」」」」」」」」」

マミ様「少し数が多いな…ならばぁ!」

マミ様「マミ神拳奥義!!

    ティロ・フィナーレ(羅漢撃)!!!」ババババババ!

マミ様「フハハ!見なさい!この速い突きがかわせるかしら~!?」

モヒカン共「ギャアッ! グハッ! アハラッ! ハワッ! グホァ! ヌアッ! グアッ!」


ボンッ! グチャッ! ブチャッ! メキャッ! ボゴォッ!


マミ様「ふふふ…最強ね、マミ神拳は」ドヤァ

まどか「キャーッ!マミ様すてきー!!小物臭ーっ!!」

さやか「それディスってるよね?」

マミ様「ふふん♪」ニッコリ

さやか「いいんだ…(よくわからん……)」

魔女結界最深部…

マミ様「ここね…魔女がいるのは」

まどか「魔女…!」ワクワク

マミ様「うおらぁ!」ドアキック

バゴォーン!

スペードの魔女「なんだぁてめえは!」

さやか「魔女もモヒカンなのかよ!ていうか魔「女」なのかよ!?」

まどか「スペード!スペードさんだよ!さやかちゃん!!」

さやか「知らねぇよバカ!!!」

まどマミ様「えっ」

さやか「えっ」

マミ様「…とにかく、あなたには死んでもらうわ」ポキッ ポキッ

スペードの魔女「ははは!バカかてめぇは!このボウガンが見えねぇのか!!」チャキッ

まどか(二指真空把…生で見られるの?)ワクワク

マミ様「やめときなさい、そんなもの無駄よ」

スペードの魔女「なんだとぉ?」

マミ様「だって」

マミ様「こっちにはコレがあるもの」チャキッ

さやか「ちょっ、おま」

まどか「ですよね~」

スペードの魔女「はっ!?マスケットじy」

ドンッ!! ビシャッ

マミ様「もう1度言う…マミ神拳は無敵だ……」フッ

さやか「銃を使って何が拳法かぁ!!」

まどか「それでこそジャギ様間違えたマミ様です!!」


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美樹ハウス

さやか「くっそーなんなんだあいつらは…意味がわからない…」

さやか「あー、ツッコミしすぎて喉が痛い…

ピンポーン

宅急便「ちわーす。美樹さやかさんにお届け物でーす」

さやか「あ、はーい」

宅急便「こちらにハンコをお願いします」

さやか「はーい」

宅急便「ありがとうございましたー」

さやか「ご苦労さまです」



さやか「…さてと。あれ?まどかから?なんだろう」

さやか「随分大きなダンボールだなぁ…とにかく部屋で開けよう」

さやか「開封~」ベリベリ

さやか「…うん?」

北斗の拳全巻+アニメ北斗の拳DVDボックス+外伝その他etc...

さやか「手紙が入ってる…」





        さやかちゃん!これで勉強してね!

                            まどかより





さやか「短っ!手紙これだけかよ!」

さやか「ていうか北斗の拳って…まどかはいったいどういうつもりなのよ……?」

さやか「まあせっかくだし……漫画から読んでみよう」


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数日後…学校

仁美「さやかさん、今日もお休みですの?」

まどか「ティヒヒ!さやかちゃんわかる!わかるよ!学校なんて来てる暇ないもんね!」ヒャッハー!

仁美「?」

さやか「…」スゥッ

仁美「あら、あれはさやかさんでは?」

まどか「あれ?ホントだ。なんか元気無さそうだなぁ…(あれ~?さやかちゃんなら

    絶対に「まどかは私の強敵(とも)になるのだ~!」とか言ってくると思ったのに…)


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その日の放課後、病院…

まどか(突如学校にやってきたさやかちゃんと上條くんのいる病院に来ております)

さやか「…」トボトボ

まどか「あれ?上條くん、会えなかったの?」

さやか「…」コクリ

まどか「そっか…じゃあ行こっか」

さやか「…」コクリ

まどか(さやかちゃん…急に学校来たと思ったら全然しゃべらないし、大人しいし)

まどか(でもお見舞いは行こうって言うし…)

まどか(北斗の拳を見て何があったっていうの!?)

病院の外

さやか「まどか…」

まどか「何?(キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ)」

さやか「愛とは…哀しみとは……いったい……」

まどか「」

さやか「ん?あれ、グリーフシードじゃ!?」

まどか「えっ、あ、ホントだ!どうしよう…!」

QB「まずいよ!孵化しかかってる!!」

まどか「あ、キュウべえいたんだ」

QB(なんかむかつく…いや、感情ないけどね僕は)

in魔女結界

さやQB組

QB「さやかは僕と結界へ。まどかはマミを探しに行きましたとさ」

さやか「誰に言ってるの?あと様をつけたほうがいいよ」

QB「いや別に…それより、こわくなったらいつでも契約できるからね?」

さやか「ううん大丈夫。願いはちゃんと決めたいし…それに」







ビシィーッ オラァー!ハタラケ!! ヒィィ! イキテルダケマシダトオモエー! ギャァア! ビシッバシッ



さやか「なんかここのモヒカン、労働の監督に夢中で襲ってこないし」

QB「あれは魔女の使い魔というんだよ。あと労働の監督というレベルじゃないと思うよ、さやか」

一方、まどマミ様組はすでに結界内

マミ様「あの畜生が様をつけていない気がする…」

マミ様「それにしても病院に魔女とは……ふざけやがって」

まどか「……マミ様、私、決めました」

マミ様「ああん?」

まどか「私、昔から北斗の拳に出てくるような拳士になるの、夢だったんです」

まどか「だから私、魔法拳士になります!」

マミ様「! 鹿目さん…じゃ、じゃあ…一緒に戦ってくれるの…?」ウルウル

まどか「はい!」

マミ様「うふふ…魔法拳士コンビ、結成ね!」

ほむら「ジャギを演じるのを忘れているわよ。巴マミ」ヌッ

まどマミ様「!?」

まどか「シュ…じゃなかった、ほむらちゃん!?」

マミ様「いったいどこから…あと様をつけなさい」

ほむら「そんなことはどうでもいいわ。
   
    まどか、あいつと契約するのはやめなさい。ひどい目をみるわ。

    それと、ここの魔女は私が倒すから手を出さないで。巴マミ」

マミ様「突然出てきて水を刺しやがって……様をつけないで……ムカツクぜ!」シュバッ

ほむら「ぐっ!?(しまった、リボン…!)」ギチッ

まどか「マミ様!ほむらちゃんは…」

マミ様「安心しな、殺す気はない。魔女を倒したらちゃんと開放してやる

    …しばらく大人しく縛られていなさい。じゃあ行くぞ」スタスタ

まどか「はい、マミ様」スタスタ





ほむら「………」ホムゥ…

やべ誤字った 刺し× 差し◯


所変わってさやQB組…

さやか「さて、マミ様を待っているうちにグリーフシードが孵化したわけだけど…」

QB「これは…」

ハート様の魔女「さぁ~さ、お茶にお菓子もあるから、ゆっくりしていってくださいね~」

さやか「もてなされているんだよ」

QB「わけがわからないよ」

さやか「まあハート様だし。自分の血さえ見なければ…あ、お茶美味しい」ズズ~ッ

ハート様の魔女「ぶひひ」ホッコリ

一方ほむらは…

ほむら「いままでならじっと待ってたけど…今回は違うわ」

ほむら「はぁ~~~~~~~~~~~~っ」フォォォォオオ!

ほむら「はおっ!!!」ビキィ!

ほむら「ほむ斗神拳奥義!転龍呼吸法!!!」ブチィッ!

ほむら「ふぅ…簡単にリボンをブチ切れたわ」

ほむら「さて、行きましょう」スタスタ

そう、ほむらの言う「修行」とは「北斗の拳を読む」だったのだ!
それによって北斗の拳に出てきた技をラーニングしたのであった!!
ちなみにブックオフで立ち読みして読破したそうだ!

ほむら「うるさいわね。お金が無かったのよ」

魔女の部屋

さやか「げっ、またババともう1枚残った!」

ハート様の魔女「ぶひひひひ!美樹さんはすぐ顔に出ますからねぇ」ニコニコ

QB「きゅぷぷ!また勝たせてもらうよ!(やべえ女子中学生とイチャイチャできる役得役得)」

さやか「ええ~い!ババ引け!キュウべえババ引け!」グイグイ!

QB「! 右がババだね!」




パァン! ヒュンッ


ハート様の魔女「ブヒィッ!?」ピッ

QB「キュプッ!」ビシッ!

マミ様「チッ!掠めただけか!」

QB「マ…マミ……僕に当たったよ……」ガクガク

マミ様「様ァつけろ!畜生が!」

まどか「あ~!ずるい!さやかちゃんハート様とババ抜きしてるー!」

さやか「ふふん、いいだろ~!」

ハート様の魔女「血…俺の血…!!」

さやか「ここまで来るの割とはやかったね」

まどか「マミ様がずーっと羅漢撃し続けてモヒカンを蹴散らしながら来たからね」

マミ様(腕がダルい…おかげで外しちゃったわ)

ハート様の魔女「ううううううううう!いてぇよー!!!」ドドドド

マミ様「ハッ!来な、豚野郎!!」

ハート様の魔女「人をブタ呼ばわりするとは感心しません!くらえぇ~!」平手ブンッ

マミ様「バカが~!貴様ごときブタにこんなもの(マスケット銃)ぁ使うまでもない!」銃ポイッ

マミ様「ほおおおおおおおっ……マミ神拳奥義!ティロ・フィナーレ(羅漢撃)!」

ズムッ ズムッ ズプププ…

マミ様「え!?」

マミ様の腕がハート様の肉に埋まっている!
ハート様はあらゆる衝撃を吸収してしまう特異体質なのだ!
その恐ろしさから「拳法殺し」とも呼ばれている!

マミ様「そんなバカなぁ~!」

さやか「あれ?知らなかったんですか?」

まどか「常識でしょう…もう様は付けませんよ」ハァ~

マミ「本当はAC北斗の拳やっただけのにわかなんです~!!」

マミ「ああ!様が消えてるし!!」

さやか「ジョインジョイントキィ」

まどか「AC北斗でも当身があったでしょうに!」

さやか「あと南斗邪狼撃で攻撃という選択肢も」

マミ「腕が抜けない~!!」グイッ!グイッ!

ハート様の魔女「ぶひひ!そういうわけで~!」

マミ「私の地獄が目に見えるわぁ~~~!!!」

ハート様の魔女「くらえぃ!」ブンッ

マミ「ばわ!!」べチーン!   ビターン!

QB「マミぃ!!!」

まどか「マミwwwwwwww」

さやか「おおーすごい。向こうの壁まで吹っ飛んでった」

ハート様の魔女「ううううう!!いてえよ~~~!!!」ドドドドドドド

さやか「そしてまだハート様は狂乱状態」

まどか「まずいね私たち」

QB「まどか、さやか!早く僕と契約を!」ケイヤク!ケイヤク!

まどか「やっぱり私が契約して」

ほむら「それには及ばないわ」

QB「!? 君は…」

さやか「転校生!?来てたの?」

まどか「破ったのか!?マミの秘孔縛を!!」

ほむら「秘孔縛ではないわ。まどか」

ハート様の魔女「いてぇよ~~~!!!」ドドド

ほむら「あいつを倒すのは…私」

ほむら「ほむっ!」ヒタッ

まどさや「!!(あの技は!)」

ハート様の魔女「なんだぁ~?脚を俺の腹にくっつけて~?」

ほむら「おおお!!!!!」

ほむら「ほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむ!」ドドド

ハート様の魔女「ああ!に、肉が!!」グググ

QB「肉をケリで押し上げている!?あとパンツ見えてる!」キャッホー!

ほむら「ほむ斗柔破斬!!!」ドカッ!

ほむら「ほむ斗神拳の前には、お前はただの脂肪の塊に過ぎないわ」ホムゥ~

ハート様の魔女「な、なにを~この~~~!!」




ボフッ! ドバァーッ!


ハート様の魔女「え!?」

ハート様の魔女「あああ!!」

ボッ! バッ!

ハート様の魔女「ひ!」





ハート様の魔女&まどさや「ひでぶっ!!!」ドバァ~ン!!





ほむら「…なぜあなたたちまで?」

さやか「いや~」テヘヘ

まどか「つい言ってみたくなっちゃった!」テヘペロ☆

ほむら「まあ気持ちはわからなくもないわ」

QB「いやいや…」

ほむら「……さっき私のパンツ見たわね?」

QB「ミテナイッスヨゼンゼンミエナカッタッス」

さやか「それにしてもまさか転校生が北斗の拳を知ってるとは思わなかったな」

まどか「さやかちゃんだってこの前まで知らなかったくせに~」

さやか「あ~!言わないでよ!」

ほむら「ふふ……そうだわ、これから北斗の拳について語らない?」

まどか「いいね!私の家でどうかな?」

さやか「OKOK!じゃあ行こう!」

QB「僕もついていっていいかな?女子中学生に囲まれたいんだ!」

ほむら「大人しく北斗の拳を読んで契約を迫らないと約束できるならいいわ…

    あとふざけたこと言ってると……ボンッ!…よ?」

QB「…善処するよ」ハレツコワイ…



キャッキャウフフ ナントロクセイケンハ… ジュウケイサイテー! アハハ! ワケガワカラナイヨ…














シーン


マミ「…」

マミ「もうイヤ……しばらく引きこもる……」グスン… 

  ほむらの拳 第1部「マミ暴走編」 完


次回予告 テーレッテー

見事に謎の時間軸に対応しきったほむら!
しかし、さやかの恋の問題は解決していなかった…
新たな魔法拳士も現れ、物語は大波乱!?

次回、ほむらの拳 第2部「愛と義のさやか編」ご期待ください

ほむら「あなたはもう、死んでいるわ」

支援ありがとうございました
ちなみに次回はできれば来週あたりの予定です

マミさんは第3部あたりで復活の予定です
あとさやかは第2部タイトルの通りレイポジです

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