アスナ「私がヤンデレという風潮」(94)

アスナ「最近私がヤンデレみたいなことをよく言われるけど……」

アスナ「言いすぎじゃない? 普通よね私」

アスナ「ただ好きな相手が心配なだけだし。ちゃんと結婚もしてるし……現実ではまだ恋人止まりだけど」

アスナ「私が抱く感情は至極普通のものであって、こういう関係上異常性が見られるものじゃないわ」

アスナ「むしろ当然のことでしょ。周りが騒ぎ過ぎなのよね」

アスナ「……」カパッ

ピッ……ピッ……

アスナ「ん、脈拍、体温ともに異常なし。キリト君は今も大丈夫ね」

アスナ「……」

アスナ「」カパッ

アスナ「今キリト君は部屋か……」

アスナ「……」

アスナ「はぅ……キリト君の状態に変化が無いなぁ、今何してるんだろう?」

アスナ「そろそろ寝る時間だし、もう横になってるのかな」

アスナ「ん? 急に体温と脈拍が上がってきた」

アスナ「なんだろ……時々夜になるとこうなるのよね」

アスナ「???」

シリカ「今晩も…よろしくお願いしますね」

アスナ「おはようキリト君」

キリト「おはよう」

アスナ「こうして毎朝会えるのって、なんだか嬉しいわね」

キリト「そうだな、現実世界ってのが、なんだか逆にしっくりこないけど」

アスナ「ああ、それわかる! 向こうだったら家も一緒なのにね。二年も向こうにいたらあれを現実と思っちゃうわよね」

キリト「実際クリアまでは現実みたいなものだったしな」

アスナ「でもあの出来事があったからキリト君と会えたし」

キリト「俺も……SAOやってよかったよ。アスナと出会えたから」

アスナ「キリト君……」

キーンコーンカーンコーン

キリト「あ、やば、早く行こう!」

アスナ「あ……もう。明日はもう少し早く起きようかな……ううんいっそ家に迎えに行こうかしら」

アスナ「キリト君、お昼一緒に食べよう」

キリト「ああ」

アスナ「んー、教室も一緒だったらいいのにね」

キリト「こればっかりはしょうがないよ」

アスナ「……無理矢理同じの受けようかなぁ」

キリト「おいおい、時間は無限じゃないんだ、軽々しくそういうこと言うもんじゃない」

アスナ「でも、無限じゃないから長く一緒にいたいじゃない」

キリト「う……あ」prrrr

アスナ「……また?」

キリト「悪い、ちょっと席を外すな」

アスナ「うん……」

アスナ「またバイトの話?」

キリト「ああ」

アスナ「むーこの間もだったよね」

キリト「まあね、でも結構バイト料もいいし自分に合ってるし」

アスナ(それで一緒にいられる時間が減るんだけど……そこは気にしてくれないのかしら)

キリト「っと、ごめん、ちょっとトイレ行ってくるな」

アスナ「うん」

アスナ「……」

アスナ「」カパッ

アスナ「GPSは確かにトイレへ向かって……む、止まった? まだそこはトイレじゃないけど」

アスナ「その辺は確かよく年下組がいる……まさか、ね」

アスナ「あ、脈拍と体温が上がった……」

アスナ「……」

キリト「ただいま」

アスナ「おかえり、少し遅かったんじゃない?」

キリト「そうか?」

アスナ「寄り道でもしてたんでしょ?」

キリト「いや、トイレ近くでばったりシリカに会ってさ」

アスナ「……ふぅん」

キリト「少し話しこんじゃって」

アスナ「……そう」

キリト「ああ、ん? メールだ……スグから?」

アスナ「……」


キリト「む?」

アスナ「どうかしたの?」

キリト「何か頼みたいことがあるって」

アスナ「へえ、なんだろうね?」

キリト「さあ? でも今日学校終わるの待ってるからって、外で」

アスナ「外?」

キリト「だいたい学校が終わる時間はわかってるからな。その時間にちょうど今日は合うらしい」

アスナ「どれでわざわざ迎えに?」

キリト「迎えって大げさなものじゃないけど……そうだな」

アスナ「……」


直葉「あ、お帰りお兄……ちゃん?」

キリト「よう」

アスナ「……」

直葉「あ、そっか、そうだよね。アスナさんも一緒だよね」

直葉「いや、いっそちょうどいいのか」

キリト「? で、急にどうしたんだ?」

直葉「あのねお兄ちゃん! 買い物に付き合ってもらいたいの!」

アスナ「……!」

キリト「買い物?」



直葉「そう! 服をね!」チラッ

アスナ「!」

アスナ(この子……まさか)

キリト「ああ、構わないよ」

アスナ「!?」

直葉(やたっ!)

直葉「じゃ、じゃあさっそく」

キリト「今からか? アスナ、大丈夫か?」

直葉「え?」

アスナ「……え?」

俺「え?」

直葉「お、お兄ちゃん?」

キリト「どうした?」

直葉「ア、アスナさんも来るの?」

キリト「なんだよ、服を見るんだろ? なら同性のほうが参考になるだろうし」

キリト「俺は当然アスナも来るもんだと思っていたんだが……」

直葉「い、いや~アスナさんは忙しいんじゃないかな」

アスナ「いいえまったく」キッパリ

直葉「で、でも身内のというか兄弟のやりとりに他人を混ぜるのは申し訳ないというか」

アスナ「全然気にしないで、そのうちこっち……現実でも他人じゃなくなるし。私もあなたを“妹”のように思ってるわ、ええ」

直葉「……」



アスナ(ナイスよ、さすがキリト君……)

キリト「お前ら仲良いよな~」

アスナ「ええ、まあね」

直葉「あ、あははは……」ギリッ

キリト「じゃあさっそくいこうか」

直葉「う、うん」

アスナ「ええ」

直葉「ねえこれなんかどうかな?」

キリト「う~ん良いんじゃないか」

直葉「さっきからそればっかりじゃない。じゃああれは?」

キリト「い、いやあれは露出高すぎるだろ」

直葉「ああいうの好み?」

キリト「いや、どっちかっていうと苦手だな」

アスナ「これは?」

キリト「ああ、良いんじゃないか! アスナに似合いそうだな」

アスナ「え……///」

直葉「……」

キリト「それ気に入ったのか?」

アスナ「いや、これは……」チラッ

キリト「あ、ああそっか……うん、スグでも……う~ん、どうだろう。悪くは無いけどな」

直葉「……ホントお兄ちゃんてアスナさんばっかり見てるのね」

キリト「い、いやそんなことは……」

アスナ(キリト君///)

直葉(うう、こうなったら……)

直葉「お兄ちゃん、次はこっち!」

キリト「え、そこって」

→下着売場

直葉「どれがいいと思う?」

キリト「い、いや俺に聞かれても……」

直葉「ねぇねぇどれ?」チラッ

アスナ「……!」

アスナ(この子、本気で……?)

キリト「あ、ああ! こ、これなんかいいんじゃないか!?」

直葉「これね!」

アスナ「あ、それ……」

直葉(フフフ、これさえあれば……!)

キリト「確か前に見たアスナの下着がそれだったよな」

アスナ「///」

直葉「」


直葉「え、え?」

キリト「あ」

アスナ「もう、なんてことをなんて場所で言うのよ♪」チラッ

直葉「」

キリト「い、いやだって俺こういうの知識ないし、唯一知ってるのがアスナ関係だけだったからつい……」

アスナ(唯一……唯一!)

直葉「えっと、まさか、その……お二人はもう、その領域に行っちゃったりなんかしちゃったりなんかしちゃってたり?」

キリト「い、いや! 現実ではまだ……!」

直葉「現実では……?」

キリト「あ」

アスナ「///」

直葉「そ、そうなんだ、あはははは……」

キリト「あ、いや……」

アスナ「……」

直葉「な、なんかごめんなさい変な話させて。今日はもういいから、それじゃねお兄ちゃん!」

キリト「あ、おい!……いっちまった」

アスナ「しょうがないわよ、そういう話は急にするものじゃないし」

キリト「そうだよなあ、失敗した……」

アスナ「ま、まあ今度私もフォローするから」

キリト「あ、ああ頼むよ……でさ」

アスナ「?」

キリト「さっきの服アスナ気に入ったか?」

アスナ「あの似合うって言ってくれたやつ?」

キリト「ああ」

アスナ「そりゃまあ……」

アスナ(キリト君が似合うって言ってくれたやつだし)

キリト「なら買うよ」

アスナ「え?」

キリト「プレゼント。普段何もしてあげられないし」

アスナ「そ、そんなのいいって!」

キリト「良いんだ、ほら、バイト代が入る予定もできたし」

アスナ「キリトくん……」


──────

直葉「私だめでしたあ……」シクシク

?A「そう、諦めるんですね」

直葉「だってぇ」

?A「いいです、よく頑張ったと思います。それでは」プツッ

?A「……」

?B「一人落ちたか」

?B「まあ彼女はキリト攻略組の中でも最弱」

?A「私はああはなりませんよ。そのために種はまいたんですから」

?B「へぇ」

──────

キリト「ん? シリカからメール?」

キリト「なっ!?」

─────

アスナ「ふっふーん♪」

アスナ「キリト君がくれた服ー♪」ランラン

アスナ「ああキリト君……はふぅ」

アスナ「嬉しいなあ、今度デートで着ていこうかな。でも汚れたらやだな」

アスナ「ああ~キリトくぅん……」

アスナ「ん? キリト君の心拍に異変? どうしたんだろ? いつもよりまだ早い時間だけど」



アスナ「おはようキリト君」

キリト「おはようアスナ」

アスナ「ねぇ、昨日の夜なにかあった?」

キリト「え」

アスナ「?」

キリト「どどどどどどうして?」

アスナ(随分落ち着きがないけど……)

アスナ「いえなんとなくよ」

キリト「い、いや何もな……」

シリカ「おっはよーございまーす!」

キリト「」


アスナ「おはよう」

シリカ「おはようございます。キリトさん、昨夜すいませんでしたあ、友達のイタズラでぇ」テヘッ

キリト「い、いや……」ダラダラ

アスナ「イタズラ?」

シリカ「はわわ……これ以上はとても言えません~キリトさんも秘密ですよ?」

キリト「あ、ああ」

アスナ「……秘密?」

シリカ「はい! 私とキリトさんとだけの秘密ですぅ!」

アスナ「……」



アスナ(昨夜何かがあったのは間違いない)

アスナ(問題はなにがあったのかということ)

アスナ(心拍から動揺するようなことがあったのは確認済み)

アスナ(でも時間的に訪問するにはやや遅い時間……となると)

キリト「今日も学校おわったな」

アスナ「ええ、そうね。あ、ごめんキリト君、ちょっとケータイ貸してくれない?」

アスナ「今日家に忘れてきちゃって」

キリト「おっちょこちょいだなあ、はい」

アスナ「……」ピッピッピッピッ

キリト「?随分長いな」

アスナ「ごめんなさい、番号がうろおぼえで」

キリト「ああ、ケータイ持ってから番号なんて覚えなくなったよな」

アスナ「そうなのよね」

アスナ「ああ思い出したわ」prrrr

アスナ「あ、もしもし?私だけど、ええ、ええ。そうなの。だからチェックお願い、ええ、それじゃね」

キリト「どこにかけたんだ?」

アスナ「家よ」

キリト「それなら電話帳に入ってたのに」

アスナ「っ! そ、そうなの気付かなかったわ」

キリト「アスナの家ならいれないわけないだろ?」

アスナ「キリトくん……」

アスナ「キリトくん、ごめんね」

アスナ「」カパッ

アスナ「昼間のやり取りでキリト君のケータイのメール最新10件を私のケータイに送ったわ」

アスナ「今後のことも考えてキリト君にきたメールは全部私にも回ってくる用に設定したし」

アスナ「さて、あの子は読み通りやっぱりメールを送ってたみたいね」

アスナ「一体どんなメールを?」

アスナ「……んなっ!?」

アスナ「何よこのほとんど裸の画像ファイル!」

アスナ「次のメールで、友達が悪ふざけで撮って送ったって書いてるけど……そんなウソ誰が信じるのよ!」

アスナ「……」

シリカ「フフフ、キリトさんが夜に私のはれんちなメールを見てムラムラ来てるのは間違いないです」

シリカ「次は偶然を装って二人きりになって半裸になって押し倒され……きゃあ♪」

?B「はたしてそううまくいくかな?」

シリカ「なんですか、計画は完璧ですよ。キリトさん攻略は私で打ち止め、クリアです」

?B「……」

シリカ「残念でしたね」

?B「まあ報告を楽しみに待ってるよ」プツッ

?B「完璧ねぇ、子供だから思うんだろうね、あんたもそう思うでしょ?」

?C「もともとわかっていた。攻略組で勝算があるのは私か貴方か」

?B「フフフフフフフ」

シリカ「すいません、キリトさん」

キリト「いやいいよ」

シリカ(フフフフ! 偶然を装い学校の用具室にキリトさんと二人きりになれました)

シリカ(もう料理は目前です、待っててねピナ、今度会うときは彼氏になったキリトさんとインするから)

キリト「よっと、これはこっちでいいんだな……あ」ボトッ

シリカ「あ、何か落としました……よ?」

シリカ「ケータイみたいです……なっ!?」

キリト「ああ、悪い悪い。ん? どうした?」

シリカ「キ、キリトさん……」ギギギ

キリト「どした?」

シリカ「」ジワッ

キリト「?」

シリカ「ウワーン! 私諦めませんからー!!」

キリト「なんだったんだいったい……ん? なっ」

キリト「アスナってこういうイタズラもするんだな」

キリト「ケータイの壁紙がアスナのえっちな画像になってる……いつこんなの送って設定したんだよ。ああ、そういや今朝もケータイ貸したっけ」

キリト「アスナが二日間もケータイ忘れるなんて珍しいとは思ったけど今朝のはイタズラのためのうそか」

キリト「まったく……何がしたいんだか」

キリト「まぁ、それはそれとしてこの画像はちゃんと保存しておこう」

キリト「あ、あとシリカにも後で誤解解かないとなー。でも俺こういうのってすぐ忘れるからなー」

キリト「そうだ、今のうちにメールでも打っとこ」



──────

シリカ「うわーん! とってつけたような誤解メールは逆効果ですぅ!」プツッ

?B「彼女も落ちたか」

?C「そろそろ動くの?」

?B「まあね、リーファは気付いてなかったけど、彼女のくれた情報とアスナから聞いてた話で私には気付いたことがある」

?C「へぇ」

?B「私より先に動く気なら私は待ってるけど?」

?C「たいした自信ね、みせてもらうわその結末を」

?B「フフフ、恋と友情は別物なんだよアスナ」

──────


リズ「よっ、おはよっ」

キリト「ああおはよう」

リズ「アスナは?」

キリト「もう少ししたら合流場所だよ」

リズ「そっかそっか、ん?」

キリト「わっちょっ!? なに!?」

フニュ

キリト(うわわわわ!? や、柔らかいのが手に……胸!?)

リズ「ああ、すまん、なんか見間違いみたいだ」

キリト「あ、ああそう」

リズ「」ニヤリ

リズ「なーにキョドってんだよ、女の体に少し触れちゃったくらいでウリウリ」

キリト「そ、そんなんじゃないさ」

リズ「ほーう? アソコ硬くしてたりしない?」サワ

キリト「っ」ササッ

リズ(早いな。ギリギリ触れなかったか)

キリト「悪い冗談はやめてくれ」

リズ「、なんだよーいいじゃんか。減るもんじゃないし。なんなら今晩オカズにしてもいいよ?」

キリト「っ!」

リズ(フフフ、もたらされた情報からわかってる。およその周期で今日、キリトはオナニーするはず!)

アスナ「おはよう……あら?」

リズ「おはよう」

アスナ「珍しいわね」

リズ「まあたまにはね」

アスナ「ふーん、キリトくん? どうかした?」

キリト「あ、ああいや別に」

リズ「うひひ」

アスナ「……」

リズ「今朝だけじゃなく、昼間さんざん私の体を意識させたからな」

リズ「きっと今頃オナニーするはず」

リズ「これだけやったんだ、オカズは私だろ」

リズ「そこに電話をかけてじらすのと同時にできれば現場を押さえたいな」

リズ「うまいことやってる途中に電話が繋がればいいんだが」

prrrr

リズ「出ないな、やってる途中で、でれないのか?」

リズ「それはそれで好都合」

リズ「出た時が最後だ」

キリト「どうしたんだ急に?」

アスナ「ううん、なんとなく、だけどね。たまにはいいかなあって」

キリト「ま、そうだな。でも翌日学校なのに夜通しインするなんて久しぶりだなあ」

アスナ「たまにはね。それにここなら一晩中一緒にいれて起きたらすぐまた会えるでしょ?」

キリト「問題は起きれるかどうかだけど」

アスナ「まあおきれなかったらそれはそれで」

キリト「珍しいね、そんなこというの。いや最近は増えてきた、か?」

アスナ「そう?」

キリト「うん、副団長やってたときはそういうの嫌いそうにみえたから」

アスナ「だってあの時は……もしかしてキリト君はそういう私のほうがいい?」

キリト「いや、おれは今の方がいいかな。でもどんなアスナもいいよ」

アスナ「キリトくん……」










リズ「夜通し電話に出ないなんて……」

リズ「どんだけ私でヌいてんだあいつ……」

リズ「それだけたまってるってことか?」ニシシ





リズ「やあ」

キリト「おはよう。そういや何度もコール履歴あったけどなんか用だったのか?」

リズ「昨夜はお楽しみだったみたいだね」ニヤニヤ

キリト「えっ」

リズ(あ、なんで知ってるのって顔してる)ニシシ

アスナ「おはよう」

キリト「ア、アスナ! 話したのか?」

アスナ「なんのこと?」キョトン

リズ(……あれ?)


キリト「だって昨夜はお楽しみだったねなんて言われるからてっきり」

アスナ「そ、そんなの誰かに言うわけないじゃない!」

キリト「だ、だよね、ならなんで……」

リズ(あ、あれえ? もしかして二人は昨日一緒だった? もしかしてヤッちゃった?)

アスナ「だ、だいたい昨日あなたはログインしてなかったじゃない! なんとなくフレンドリスト見てたからわかってるわよ!」

リズ(イン……なるほど、把握)

リズ「いやあごめんごめん、風の噂でね」

キリト「なんだよそれ、そんなこと言いふらすヤツがいるのか!? 俺今度ちょっと大きめのギルドに申し出てくるかな」

アスナ「そうね、考える余地はあるわ」

リズ(やばい、おおごとになってきちゃった)


─────

リズ「いやでも昨日現実でやってないなら溜まってはいるはず」

リズ「今夜あたりは必ず!」

?C「まあ健闘を祈るわね」

リズ「言われるとすっげー腹たつねそれ」

?C「あなたが散々言ってきたんでしょ」

リズ「そうだけど……でも勝算はあるんだ。今日、絶対にあいつは私でオナニーする!」

─────

アスナ「」コソッ

アスナ(……)

アスナ「ねえキリト君」

キリト「ん?」

アスナ「何度も悪いけどケータイ貸してくれない?」

キリト「また? この間みたいなイタズラはやめてくれよ?」

アスナ「大丈夫、今日はイタズラじゃないから」

キリト「わかった、はい」

アスナ「……ありがとう」

アスナ「」ピッピッピッ

アスナ「」ササッカチッカチッ

アスナ(……できた)



アスナ「彼のケータイに細工して盗聴機能をつけた」

アスナ「これでいつでも彼の話声を聴けるわ」

アスナ「彼女の言ってたことが本当なら……」ギリッ

キリト「……っ!」

アスナ(! 本当に始まった?)

アスナ「……」

──────

リズ「今日はやや不本意だがリーファに頼んで盗み聞きしてもらうことにした」

リズ「こっちの方が確実だし」

リズ「ここで私の名が聞ければチェックメイトだ」

直葉「ねぇ、言われた時間になって確かに声がするけど……」

リズ「おお! で?」

直葉「それが……」

キリト「あ、ああっ」

キリト「アスナ、アスナッ」

キリト「アスナァァァッ!!」






リズ「」



アスナ「///キリト君、言ってくれれば///」


シノン「私学校いっつもバイクで送ってもらってるんだけど」

アスナ「え」

キリト「」

シノンの腹黒さをもっとみたいな

>>84
シノン「ねえキリト…」
で明日の23時に立ててくれたら書く

ちげえもう今日か

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月19日 (土) 22:14:44   ID: BA9J3FwO

パラッパッパッパー

2 :  SS好きの774さん   2014年08月02日 (土) 22:42:49   ID: hlCqZy9f

あいむらびにっ!

か?

3 :  SS好きの774さん   2014年08月13日 (水) 04:02:48   ID: SYlkBLNF

続きは?

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