飼い主「また小便漏らしたなこの野郎!」犬「キャン!」 (20)

犬(うう…ご主人様今日はきげんわるいのかな…)

犬(でもお漏らししたのはぼくだし…次はご主人様を喜ばせることしないと…)

犬(ええと…喜ばせること喜ばせること…とりあえず尻尾を振ってご機嫌を取ろう!)

犬(ご主人様は本当は優しいんだし…きっとその心を取り戻してくれるよ!)

犬「ハッ!ハッ!」フリフリ

飼い主「…俺がキレてるというのに、なんだよその態度 は!」ドスン!

犬「キャーン!」

上条「…てめぇそれでも飼い主かよ…」

飼い主&犬「!?」

上条「犬は最後まで飼い主を信じてるってのに、てめぇはなんなんだよ!?」

飼い主「なんだガキィ?どっから入ってきやがった!」

上条「さぞ気持ちいいよな?楽しいよなぁ!?人間様はそうやって自分の憂さ晴らしのために蹴る殴る踏むを繰り返してればいいんだからな!でも犬は最後の、いや最期の瞬間まで人間を信じてるんだ!お前はそれを聞いて良心とか痛まないのかよ?」

飼い主「くっ…関係ねぇ奴ぁ引っ込んでろ!おおおおお!」

上条「いいぜ!てめぇが好き放題やるってんなら!」

上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺すっ!」キュイーン

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