美希「ハニー!朝ご飯できたのー!」 (177)

P「…zzz」



美希「ハニーもう起きる時間だよ?」

P「……ぐー…」

美希「……ふふ、ハニーはホント甘えん坊さんなの」クスクス

チュ

美希「……おはよ、ハニー」

P「…うん、おはよう美希」

美希「ハニー今日は遅くなるの?」

P「ああ、昨日から新人の子を3人担当することになったんだけど……なかなかくせ者揃いでね」

美希「どんな子達なの?」

P「厨二病とドジっ子とツンデレ」

美希「な…なんか大変そうなの」

P「まぁ…かつてのトップアイドル様に比べたら楽だけどさ」

美希「む」

P「今日から本格的にプロデュースしていくことになるから正直これからは遅くなる日が続くかもしれない」

美希「……そっか」

P「……ごめんな寂しい思いさせて」

美希「ううん、ハニーが頑張ってる姿もミキは好きなの…だからミキは大丈夫だよ?」

P「そっか……ありがとな」

美希「うん…でもいくら忙しくなってもちゃんと『夫婦のルール』は守ってね?」

P「ああ!…っと、そろそろ行かなくちゃ」

美希「あ、お弁当渡してなかったの!ちょっと待ってて!」ドタバタ
   
P「はは、ゆっくりでいいよ」

美希「はい!お弁当!」

P「ありがとう美希」

美希「今日のは自信作だからお昼休み楽しみにしててね!」

P「へぇ…楽しみだ美希のお弁当!」

美希「えへへ////」

P「…それじゃいってくるな」

美希「………む?!!」

P「えっ?ど、どうしたんだ美希?」

美希「ハニー早速『夫婦のルール』を破ろうとしてるの!」

P「え??い…いったいなんのことーーっ!?」

美希「ーーーーっん」

P「ーーーっ……み…美希?////」

美希「………『いってきますのチュウ』……忘れたら、や////」

P(か、可愛いなオイ)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387487776


・美希は16才でアイドルを引退
・美希は高校には行かず、花嫁修業としてPと同棲している
・Pは765プロで働いている

美希とP以外にもキャラは出てきます。
オリキャラも出す予定です。
星井美希の幸せな話が好きな方が楽しめるような作品にしていきたいと思います。
アイマスは実は星井美希ルートしか観たことが無いので、他キャラに関しては口調など間違えていることがあるかもしれません。
もし、おかしなところがあればご指摘ください。
スマフォとパソコンから投稿しています。

その辺のキャラわからないです・・・ボックスしかやってないので・・・

小鳥「おはようございます」

P「おはようございます小鳥さん」

小鳥「来て早々にメールですか?」クス

P「はは…美希との約束なんですよ」

小鳥「『夫婦のルール』…でしたっけ?」

P「はい、『会社に着いたらまずメールをする』っていう決まりです」

小鳥「あらあら、美希ちゃんはよほど心配なんですね」

P「心配しすぎだとは思いますけどね、まぁ可愛いらしいとは思いますが…」

小鳥「ごちそうさまです。でも美希ちゃんからのメールが終わったらそのニヤニヤした顔を引っ込めて仕事モードになってくださいね?担当の子達に引かれますよ?クス」

P「……ご忠告ありがとうございます」

小鳥「いえいえ」

P(顔に出るなんて……恥ずかしいなオイ)

小鳥(ぐへへ……今日も妄想のネタありがとうございます)

ツンデレ「どうしたのよ?」

P「いや、悪い、少し電話するからちょっと待っててくれ」

ツンデレ「早くしなさいよね」

P「ああ、先に車乗っといてくれ」

ツンデレ「はーい」

P「……………さて」


Prrrrr…ガチャ「ハニー!?」

P「うおっ!声デカいよ!」

美希「えへへ、ごめんねハニー」

P「やれやれ……電話遅くなってごめんな美希」

美希「ううん、ちゃんと電話くれたからいいよ。お昼遅かったの?」

P「ああ、担当の子が思ったよりレコーディングが上手くいかなくてな、さっき食べたばっかりなんだ」

美希「……もう3時だよ?」

P「あはは…まいったよ」

美希「…むー……あんまりハニーを困らせないでほしいの……」

P「え?なんか言ったか?」

美希「ううん!なんでもない!それよりお弁当どうだった?」

P「まず見た目にビックリさせられた」

美希「ふふ~ん…凄かったでしょ?」

P「ああ、あんなハートだらけのお弁当は初めて見た。ウインナーやニンジンまでハートなんだからびっくりしたよ」

美希「えへへ……ミキの愛情たっぷりのお弁当なの///」

P「味も美味しかったよ」

美希「ホント?どの辺がハニー的には良かった?」

P「え、えと……ハンバーグのソースが美味しかったな」

美希「あは!さすがはハニーなの!あのソースはミキのオリジナルソースなの!気づいてくれたんだね!」

P「あ、ああ!もちろんだよ!」

美希「ふふ、凄く嬉しいよハニー……大好きなの」

P「うん…俺も大好きだ」

美希「えへへ///」

P「…はは」

ツンデレ「こらー!いつまで電話してんのよー!」

P・美希「!?」

P「やべ!ごめん美希!まだ仕事残ってるからまた後でな!」

美希「え…ちょっとハニ」ピッ…ツーツー

美希「………む~」

ツンデレ「ったく、遅いわよプロデューサー!」

P「ごめんごめん」

ツンデレ「まったく…ほら、次はどこ行くのよ?」

P「次はお偉いさんのところの顔合わせだ。礼儀正しくな」

ツンデレ「はぁ…仕方ないわね」

P「………」

P(電話途中で切っちゃったから美希怒ってるかもな……でも『夫婦のルール』通り『お昼に電話する』ってのは達成できたから大丈夫かな?)

ツンデレ「~…ねぇ、ちょっと聞いてる?」

P(…念のためイチゴババロア買って帰るか)

ツンデレ「無視すんなやこらぁぁぁあああ!!」

P(うるせぇなオイ)

社長「そろそろ帰らなくてもいいのかね?美希くんも心配するだろう」

P「社長……でも厨二病の仕事がなかなか見つからなくて……顔合わせに言っても変なことばっかり言うんでなかなか取り合ってくれないんですよ」

社長「うむ、厨二病くんか…我が社でもとても才能のある子なんだが………痛いからな」

P「痛いですからね」

社長「うむ、わかった。それに関しては私のツテを使って仕事をもらおう。だから今日はもう帰りなさい」

P「え、しかし…」

社長「いいから私に任せて君はとっとと美希くんの所に帰りたまえ」

P「は、はぁ…わかりました。それではお先に失礼します」

社長「うむ、気をつけて帰りたまえ」

バタン

社長「………」

パカッ……ピッピッピッ

メール文
美希『社長ご無沙汰なの~!
ねぇ?さっそくなんだけどミキのハニーはまだ仕事してるの?
もしまだハニーが仕事をしてるなら労働基準法を超えた時間をハニーは仕事してることになるの……。
法律違反はダメだって思うな。
ミキのハニーが過労死しちゃったらどうするの?
責任取れるの?
もしミキのハニーに何かあったらミキは社長をこr』ピッ

社長「……はぁ……肩身が狭い世の中だよまったく」

P(社長なんか疲れてたなオイ)

P「さて、早く帰って美希の晩御飯食べたいな…いや、先に風呂……先に美希でも…」

ドジっ子「プロデューサーさん!…あでっ!」

P「……どうしたんだドジッ子?とりあえず机にぶつけた足の小指は大丈夫なのか?」

ドジッ子「は、はぃ……大丈夫…です」

P「それでどうしたんだ?」

ドジッ子「今から帰りですか?」

P「ああ、そうだが…」

ドジッ子「あ、あの…それならお願いがあるのですが…」

P「?…なんだ?」

ドジッ子「今日親が迎えに来られないみたいで電車で帰るので、ご迷惑でなければ駅まで送ってくれませんか?」

P「ん~……」

ドジッ子「……だ、ダメですか?シュン」

P「!…わかった、乗せていくよ」

ドジッ子「あ、ありがとうございます!!パァァァア」

P(ついOKしてしまった……美希を待たせているというのに…不甲斐ない!!)

ドジッ子「あの…プロデューサーさん!1つ質問よろしいですか?」

P「ん?なんだ?」

ドジッ子「プロデューサーさんって彼女いるんですか?」

P「!……どうしたんだ突然?」

ドジッ子「あ、いえ、少し気になっただけです。」

P「ん~そっか……」

P(世間的には美希と結婚したのがプロデューサーだったってことはまだ伏せてる状態だからな…知ってるのは俺が信頼してるほんの一部の人達だけだし……どう答えるべきか)

ドジッ子「あの………」

今度モバマスについて勉強します。

P「いるよ」

ドジッ子「!」

P「とても大切な人がいる、これ以上は言えないけど、凄く大切にしてる人がいるんだ」

ドジッ子「………それって…伝説のトップアイドル星井美希さんですか?」

P「え!?…ど、どうして…」

ドジッ子「え・・・だって電話でよく『美希~♡』って大声で呼んでるじゃないですか」

P「」

ドジっ子「あ、あのプロデューサーさん?」

P「………やられたな。他の人には秘密にしてくれ」

ドジっ子(事務所のみんな知ってると思うけど・・・)

ドジっ子「了解です・・・ほんとに付き合ってるんですね」

P「てか結婚してるんだけど」

ドジッ子「すげぇのぶっこんできたよオイ」

P「あん?」

ドジッ子「え、だって、星井美希さんってまだ17才ですよね!?高校生じゃないですか!?」

P「?・・・女の子は16才から結婚できるんだぞ?知らないのか?」

ドジッ子「それぐらい知ってます!ロリコンじゃないですか!?」

P「ロリコンじゃねぇよぶっ飛ばすぞ」

P「てか着いたぞ駅」

ドジッ子「あ、ホントだ」

P「それじゃ俺愛しのミキティが待ってるから」

ドジッ子「……なんかプロデューサーさん開き直ってませんか?」

P「そんなことはない。美希のことは秘密な」

ドジッ子「はい・・・(みんな知ってるけど)」

ドジッ子「今日はありがとうございました!」

P「いいってことよ、それじゃ気をつけてな」

ドジッ子「はい!それでは!」

P「ふぅ~………さて…待ってろよ美希!すぐ行く!!」
ブロロロロロロ

P(美希とのイチャイチャシーンはこれからだ、待たせたなオイ)

P「ただいm」

美希「はにぃぃぃいい!!」

P「ぐは!急に飛びつくなよ!危ないだろ?」

美希「だって…ミキ、寂しかったの…」

P「…うん、俺も早く会いたかったよ美希…///」

美希「……ハニー…///」

ピピピピピピピピ

P美希「!!」

美希「……お、お風呂…湧いたみたい///」

P「……だな///」

美希「あの……お風呂…入る?」

P「うん…そうしよっかな……」

美希「……ハニー?」

P「なんだい美希?」

美希「………そぅか?///」

P「え?」

美希「背中……流そうか?///」

P「」

美希「それじゃ先入ってて、ミキ準備してくるから…」

P「あ、ああ……あ、美希」

美希「?…どうしたのハニー?」

P「ちょっとこっちおいで」

美希「?…早くしないとお湯冷めちゃー」

チュッ

P「……『おかえりなさいのチュウ』…だろ?」

美希「~~////」

P「……クス……ただいま美希」

美希「お、おかえりなさいハニー///」ニコ

かぽ~ん

P・美希「「あぁぁぁぁぁ・・・生き返る~」」

P・美希「「・・・・・あはは」」

美希「・・・お仕事どうだった?」

P「ん・・まぁ順調かなー。あ、そういえば今日は社長の様子がおかしかったな」

美希「・・・・へ、へぇ~?でも社長はいっつもおかしいの」

P「こらこら」

美希「ミキ先に出るね、お料理温めないと・・・」

P「わかった~」



P・美希「「いただきます」」

P「お・・・千早映ってるぞ」

美希「あ、ほんとだ!最近千早さん毎日テレビ出てるような気がするの」

P「(・・・去年までそのポジションはお前だったんでけどな、美希)」

美希「千早さんはほんと歌上手いなぁ」

P「あぁ・・・そうだな」

美希「・・・?どしたのハニー?」

P「いや、なんでもないよ」

美希「?」

P「(たまに思う・・・俺はほんとによかったのだろうか)」

美希「~♪」

P「(美希からキラキラ光るステージを取り上げてしまった。きっとアイドルを続けていれば美希はまだまだ輝けるはずなんだ・・・)」

P「(美希・・・お前は今、キラキラしてるか?)」


P「今日も美味しかったよ・・・いつもありがとう」

美希「どういたしましてなの・・・ハニーさっきから元気ないね」

P「え?そ、そうか?」

美希「ミキの目はごまかせないの!・・・どうしたの?なにかあった?ミキ・・・ハニーを傷つけるようなことしちゃった?」

P「違う!」

美希「!」

P「あ・・・ごめん、大声出して」

美希「・・・・・・」

P「美希は何も悪くないんだ。ただ・・・」

美希「ただ?」

P「俺・・・情けないな・・って」

美希「・・・・・どうして?」

P「・・時々思うんだ・・・これでよかったのかなって」

美希「・・・」

P「だって美希はまだ17歳で、これからもアイドルとしてどんどん活躍できたはずなんだ・・・キラキラできたはずなんだ・・・だからほんとにこれでよかっ―」

ギュム

P「いてててて・・・ちょほっぺた抓らないで!」

美希「ハニー・・・美希はちょっと怒ってるの」

P「・・・・・」

美希「ハニーはまだまだだって・・・ミキ思うな」

P「・・・美希・・・って、うお」

トサッ

P「(ベッドに押し倒されてしまった)」

美希「ハニーの目には今がどう映ってる?もう輝いてない?キラキラしてない?」

P「・・・・・」

美希「美希ね・・・今幸せだよ?ハニーと毎日一緒にいられて、笑い合って、たまには喧嘩もして、そんな毎日がミキにはキラキラしてるように見える」

P「・・・・・うん、俺も同じだ」

美希「それでね、毎朝ハニーのために朝ごはん作って、ハニーを思いながらお留守番して、そして帰ってきたハニーに甘えちゃうミキは・・・もう輝いてない?キラキラしてない?」

P「・・・してるよ。アイドルの時より、今のほうがずっとずっとキラキラしてる」

美希「・・・うん」

P「そうだよな・・・ごめん俺、大事なこと忘れてた」

美希「?」

P「美希がキラキラできる源は俺だってこと」

美希「ふふ・・・うん、それで正解なの」

P「・・・美希、ありがとな・・・・・愛してる」

美希「うん、ミキもハニーのこと・・・ずっと愛しています」

終わりです。
つたない文だったと思いますが最後まで見ていただきありがとうございました。

みなぎってきたので続き。
少し文体が変わってます。

・散歩

美希「わぁ綺麗だね~」

季節は4月、俺は今美希と夜の公園を散歩していた。

P「ああ、ちょうど桜が満開でよかった」

美希「でもよくこんな所みつけたね!人も全然いないし、こんだけ広い公園ならお花見に来てる人がいてもおかしくないのに・・・」

P「・・・まあな」

俗にいう『穴場』ってやつだ。
仕事で少し都会から外れた所で見つけた。

P「覚えてるか?」

美希「え?」

「昔TV番組でお花見レポーターとして出演したことあったろ?」

美希「!」

P『さて、無事に仕事は完了だな。事務所に帰るか。』

美希『ええー!夜まで待って公園を一緒にお散歩しようよー!』

P『ダメダメ!そんな遅くまで美希を連れまわすわけにはいかないよ』

美希『じゃあ昼のお散歩でいいから!・・・ちょっとだけ。ね、いいでしょ?ハニー・・・』

P『(う、上目使い・・・くっ)わかったよ。じゃ、少しだけな』


美希「・・・・懐かしいね」

P「はは・・・思い出したか?」

美希「うん・・・え?じゃあもしかして今日ここに連れてきてくれたのって・・・」

P「『夜、桜舞い散る静かな公園をお散歩』だったっけ?」

美希「ハニー・・・覚えててくれたんだね」

美希は少し照れているのだろう。軽く頭を下に向けてそっと息を吐くような声で続けた。

美希「ハニー・・・凄く嬉しいの・・・ありがとう」

美希の笑顔は満開の桜より綺麗だった。

少し経ってから、俺たちは公園にあったベンチに腰を掛けていた。

P「美希・・・さすがに近くないか?」

美希「え?そんなことないと思うけど・・・?」

今の状態は、隣同士でくっついている・・・とか、そんなものではなく

P「・・・膝の上はさすがにないと思うぞ」

美希「ミキ的には全然アリなの!」

P「やれやれ・・・」

美希は俺を背もたれにして鼻歌を歌っている・・・呑気な奴だ。

P「・・・・・」

美希「~♪」

再来月・・・つまり6月に俺達は結婚し、夫婦になる。

ジューンブライド・・・だっけ?これは美希の希望である。

去年のクリスマスにプロポーズをして、今年から同棲を始め今に至る。

P「・・・・」

美希は再来月から『星井美希』ではなくなる。そのことに俺は少し優越感を感じるとともに・・・不安も感じている。

美希「ハニー」

不意に美希が声をかけてきたので内心驚きながらも返事をした。

P「どうした?・・・寒い?」

美希「ハニーに包まれてるからあったかいの!」

P「・・・そっか」

俺は微笑んでそう返した

美希「・・・美希ね・・・不安なの」

P「え?」

P「え?」

美希「ミキね、ハニーと一緒にいられてすっごい幸せなの!・・・でもね、ミキだけ幸せになるのは、や」

P「・・・・・」

美希「ミキはハニーにも幸せになってもらいたいの・・・一緒に幸せになりたい・・・でもミキはハニーみたいに優しくないの」

P「そんなこと・・」

美希「わがままで、さみしがり屋で、常識知らずで、独占欲も強いし・・・今までハニーにたくさん迷惑かけてきた」

美希は続ける

美希「だから不安なの・・・こんなミキが、ハニーを幸せにできるのかって」

P「!」

美希「・・・不安なの」

P「・・・・・」

美希「・・・・・」

P「・・・・・はは」

美希「え?」

P「あはははははは!」

美希「え、ええ?ど、どうしたのハニー?」

そっか

そうなんだ・・・俺たちは同じことを考えていたんだな。

美希「は、ハニー?どうしようハニーが壊れたの!」

美希はベンチから立ってからそのまま俺のほうを向いて何やら失礼なことを言っている。

P「美希!!」

美希「は、はいなの!」

美希が俺と同じことを考えて、悩んでいる。そのことがどこか嬉しくて、なぜかホッとしてしまって・・・不思議と勇気が出た。

P「渡したいものがあるんだ」

そう言って俺は立ち上がりポケットから手乗りサイズの箱を取り出した。

美希「・・・これ」

さすがに女の子だ・・・中身は想像できるのだろう。

P「・・・開けてごらん」

美希「・・・うん」

美希はゆっくりと箱を開けた。

美希「・・・綺麗」

中には指輪が入っている。美希の瞳の色に合わせて少しエメラルド輝くそれを俺はそっと手に持った。

P「クリスマスの時はドタバタしてて渡せなかったからさ・・・ちょっと遅くなった」

美希「・・・・・」

P「・・・美希」

美希「・・・はい」

P「結婚してください」

美希「・・・・・はい」

美希は微笑みながら、涙を流した。

美希「本当にハニーは不意打ちなの!ていうかプロポーズ二回目なの!」

しばらく経ち、現在は二人ともベンチに座っている。

美希の薬指には先ほどの指輪がはまっている・・・もちろん左手だ。

美希「これじゃ結婚記念日が2つになっちゃうの!」

P「結婚記念日はプロポーズした日ではないぞ?」

美希「え、そうなの?・・・で、でも、とにかく2回もプロポーズするなんて、卑怯なの!」

P「・・・だってクリスマスの時はムードもプレゼントも無かったからさ・・・俺としてはもっとかっこよく決めたかったんだよ」

美希「・・・ハニーはいつでもかっこいいの」

P「・・なんか言ったか?」

美希「な、なんでもないの!」

ま、聞こえてるんだけどさ。

美希「と、とにかくミキはハニーが2回プロポーズした――」

P「美希」

美希「な、なんなのなの」

P「俺が2回プロポーズしたのは・・・それだけ美希のことが好きってことだ。」

美希「ふえ!?」

美希は基本不意打ちに弱いのだ。

P「美希のことが好きすぎて抑えられなかったんだ・・・ごめんな」

美希「・・・そ、そういうことならしょうがないの!まったくハニーったら・・・えへへ」

P「・・・・・」

星井美希は案外ちょろい

しばらく経ってから俺たちは散歩を再開した

美希「~♪」

美希はどうやらご機嫌のようで鼻歌を歌いながら歩いている。

手をつないでいるから指輪をはめていることが感覚で分かり、そのことが少しだけくすぐったい。

P「・・・美希」

美希「なあに?」

P「俺は君といられて世界一幸せだよ」

美希「!」

P「だから・・・不安なんて感じなくていい。そして、その指輪に君を幸せにすることを誓うよ」

美希「ハニー・・・美希も誓うね」

P「え?」

美希「美希は世界一幸せになる・・・そしてハニーのことも世界一幸せにする・・・ハニーからもらったこの指輪に誓います」

P「・・・美希」

美希「ハニー・・・ミキにも誓って?」

P「!」

美希「誓いのキス・・・してほしいの」

P「・・・ああ。美希・・・愛してる」

美希「ミキもハニーのこと・・・愛してる」

二人を祝福するように・・・そっと桜の花びらが彼等を包んだ。

【散歩】終わりです。

かなり文体を変えてしまったのですが前のように会話だけでテンポよくしたほうがいいですか?

ss書くの初めてなのでよくわかりません。

よかったらアドバイスください。

【お勉強】

美希「おっじゃましま~す!」

春香「いらっしゃい!あがってあがって!」

美希「今日は春香一人?」

春香「うん!お母さんとお父さん今日は同窓会だから・・・」

美希「春香と二人きりなんて貞操の危機なの」

春香「美希は私をなんだと思ってるの?」

美希「それじゃさっそく料理の練習なの!」

春香「うん!・・・それより昨日いきなり『料理の仕方教えて!』って電話してくるんだもん。ビックリしちゃった!」

美希「うん・・・実はとんでもない事実を知ってしまったの」

春香「とんでもない真実?」

美希「ミキの作る料理が殺人的に不味いという――」

春香「あ、うん。みんな知ってるよ」

美希「なんですと」

春香「・・・それにしてもなんで自分の料理が不味いことに気付いたの?美希味見とかしてなかったのに・・」

美希「・・・グス」

春香「!ど、どうしたの!?」

美希「うぅ・・・ハニーがね・・・美希の作った料理で病院に運ばれたの」

春香「」

美希「もう退院したんだけどね・・・ミキね・・・もうちょっとでハニーを殺してしまってたかもしれないの」

春香「(・・・先週プロデューサーさんが休んでた理由はそれか)」

美希「話せば長くなるの・・・」

美希「ハニー!今から美希お手製手作りショートケーキを作るの」

P「お手製と手作りは一緒だぞ」

美希「細かいことは気にしたらダメなの!」

P「それで・・・なに?ショートケーキ?」

美希「うん!ハニー昔美味しそうに食べてたでしょ?美希が作ったショートケーキ!」

P「(あぁ・・・あの干上がったサンショウウオのことか)・・・思い出した」

美希「あの時ハニー気絶するほど喜んでたからまた作ってあげようかと思って!」

P「」

美希「それじゃちょっと待っててね!」

バタン

P「・・・・・」

Prrrrrr

小鳥「はい、こちら765プロの小鳥と申しますが――」

P「今までお世話になりました」

小鳥「――え、てかこの声プロd」

プツッ・・・ツーツーツー

小鳥「・・・・・」

小鳥「なんとなくですけど、とりあえず救急車でも呼んでおきましょうか」

美希「ハニーおまたせなの!」

P「・・・なんだこれは」

美希「?・・・見たとおりイチゴのショートケーキなの!」

P「どこかだ!なんでショートケーキを作ろうとしたら毎回干上がったサンショウウオになるんだ!」

美希「大丈夫!味はすっごくいいから!さ、食べてみて」

P「わかったよ・・・もぐもぐ」

美希「ど、どうかな?/////」

P「う・・・これは・・・ぐあああああああ!?」

バタン

美希「ハニーったら相変わらず大げさなの!・・・でも喜んでくれてうれしい////」

P「」

このあとかけつけた救急隊員に救われたPであった。

美希「・・・ぐす・・・うえ~ん」

春香「・・・・・oh」

美希「お医者さんに言われたの・・・ぐす・・・ハニーが倒れたのは毒物のせいだって・・・まさかミキのケーキが毒物だったなんて思いもしなかったの」

春香「・・・いったい何をいれたの?」

美希「栄養のあるケーキを作りたかったからまず小魚と牛肉をコネコネしたの!ビタミンも必要だと思ったから適当にフルーツと一緒にミキサーを使って混ぜたの!でも甘くないケーキは美味しくないからとりあえず家に残ってた砂糖を全部かけて、虫歯になってほしくないから歯磨き粉も混ぜたの!でも上手くショートケーキなのにうまく白くならなかったから漂白剤を入れたの!でもなんかうまくケーキの形にならなかったからかたくり粉をいれて形を整えて最後にいちごを乗せて完成なの!」

春香「」

美希「?」

春香「美希・・・・・料理の勉強・・・しよっか」

美希「はいなの!」

春香「(プロデューサーさん・・・わたし・・・絶対に助けてみせますから!だからどうか死なないでくださいね!)」

こうして星井美希は料理を覚えた。

デザートの作り方だけだと心配な春香は料理全般を美希に教え込んだという・・・

【おまけ】

美希「今日もお願いしますなのー!」

春香「・・・今日は美希にわたしのとっておきを教えてあげるね!」

美希「とっておき?」

春香「うん・・・媚薬としびれ薬の盛り方について・・・ね」

美希「びやく?」

春香「ふふ・・・だいじょうぶ。誰でも簡単に使えるようになるから・・・ふふふ」

美希「?」

【お勉強】終

とりあえず会話文だけでいってみようと思います!

でも会話文だけでいちゃいちゃさせるの自分的には意外と難しいので上手くいかなかったらまた文体変えちゃうかもです。

それではおやすみなさい。

起きた・・・課題があるの忘れてたので。
とりあえず書き留めてやつがあるのでうpします

【保健体育】

P「おつかれ美希。はい、キャラメルマキアートだ」

美希「ありがとなの~。うぅ・・・意外と中学の時の英語難しいの・・・」

P「少し休憩すれば?」

美希「うん・・・そうするの・・・ハニーはなにしてたの?」

P「ん?美希の横顔見てた」

美希「・・・なっ、なにいってるの!もう!ばかぁ///」

P「はは・・・それにしてもどうしたんだいきなり勉強だなんて?」

美希「えっとね・・・しょ、将来のことなんだけどね・・・」

P「うん?将来?」

美希「う、うん・・・将来、子供が産まれたら勉強教えてあげたいなって////」

P「気が早えーよ」

美希「ツッコミが少し冷たいの!」

P「しかし勉強ね・・・美希は何が得意だったんだ?」

美希「う~ん・・理系科目のほうが点数は良かったかな?」

P「へぇ・・・なんか以外だな。まぁ確かに国語は苦手だもんな」

美希「ハニー・・・馬鹿にしてる?」

P「美希さま、とりあえずその振り上げたシャーペンを下して。危ないから主に俺の命が」

美希「む~・・・たしかに国語と社会は苦手だったけど、別に覚醒してからは赤点とか取ってないもん!」

P「自分で覚醒いうな」

美希「数学とか理科はほら、公式さえ覚えとけばなんとかなるから美希は特に難しいって感じたことはないの!・・・でも友達はよく数学わかんね~って言ってたなぁ」

P(・・・やっぱりこの子天才だよなぁ・・・)

美希「でも暗記とかはどうも苦手で・・・国語も文章読んでるうちにそのまま感情移入しちゃって問題解くどころじゃなくなっちゃって・・・」

P「・・・なんというか美希らしいな」

美希「・・・あ、でも昔と違ってハニーのおかげで得意科目になった科目があるの!」

P「・・・俺のおかげ?」

美希「うん!保健体育☆」

P「ぶぅぅ!!」

美希「きゃっ、ハニーお茶こぼして汚いの!もう!」

P「わ、わりぃ・・・じゃ、なくて!何言ってんの!?////」

美希「え、急にどうしたのハニー?」

P「だ、だっておまえ・・・////」

美希「美希はただ『保健体育』が得意になったって言っただけなのに・・・どうしてそんなに動揺してるの?」

P(こ・・・こいつ)

美希「でも美希もまだまだって思うから・・・ハニーにいろいろ教えてほしいなぁ////」

P「・・・ゴクッ////」

美希「ねぇハニー?赤ちゃんってどこからくるの?」

P「・・・コウノトリが運んでくるんじゃないか?」

美希「ハニー・・・ウソは、め♡」

P「」

美希「・・・どこからくるの?」

P「そんなこと、言えないよ///」

美希「照れることないのに・・・ここには美希しかいないよ?」

P「・・・わかってて聞いてるんだろ?」

美希「そんなわけないよ。だってミキ、まだ17歳だもん♪」

P「・・・17歳なら知ってて当然だと」

美希「うるさいの☆」

P「・・・・・」

美希「じゃあ質問を変えるね?・・・なにをしたら赤ちゃんはできるの?教えてほしいな♪」

P「・・・・・キスだったかな?――」

ちゅ

P「――っ・・・・・////」

美希「・・・・・赤ちゃん・・・できないね?////」

P「~~っ////」

美希「・・・ウソつきさんにはお仕置きが必要なの」

P「え」

ドサッ

P「・・・なにするんだ」

美希「・・・押し倒したの。ウソつきさんは、ダメなの」

P「・・・勉強・・・途中だろ?」

美希「うん・・・だからね、勉強・・・しよ?・・・ふたりで////」

P「・・・仕方ないな・・・言っておくが、俺の授業は・・・補修が長くなるぞ?」

美希「ふふ・・・いっぱい教えて・・・先生――」

P「・・・この不良め―――」

【保健体育】終

はい、やってしまいました。

これ、原作のパクリです。

不愉快に感じた人はごめんなさい。

自分なりにアレンジしてみました。

・・・ミキってほんとエr

課題やるのでしばらく休憩します。

見てくださった方ありがとうございました。

アドバイスなどありましたらご自由にどうぞ!!

課題終わったのでうpします。

アドバイスありがとう!

P「・・・なぁ」

美希「ん~?どしたのハニー?」

P「いや・・・やっぱりなんでもないよ」

美希「?」

P(・・・デートの誘い方について誰か教えてください)

【デート】

P(デートならしたことはあるんだ・・・主に仕事帰りにそのまま)

美希「~♪」

P(だがしかし・・・それは美希が現役の時の話。ちゃんと恋人になってからは一度もデートをしたことがない。)

美希「あ、春香がメインゲストなの~♪」

P(いや、まぁお散歩デートとか買い物デートとかはしたことあるんだけど、なんていうか、ちゃんとした『THE デート』がないんだよな)

美希「・・・春香はお笑いアイドルになれるの」

P(この前美希が読んでいた雑誌の17ページ『彼がデートに誘ってくれない5つの理由』って見出しのところに付箋が貼ってあった・・・これはピンチだ)

美希「あははは・・・春香、さすがにそれはないの~。あ、また転けてる」

P(美希・・・きっと我慢してるんだよな・・・勇気を出せP!俺ならやれる!絶対に美希をデートに誘って喜ばせてみせる!!)

P「み・・・美希!お、俺とでぇ―」

美希「今いいところだから待って」

P「」

美希「あははははは!もう春香ったら最高なの~」

P「」

美希「はは・・・ふぅ。あ、ごめんねハニー?なにか用だった?」

P「い、いや・・・なんでもないよ」

美希「そう?ハニーも見たら?春香すっごい面白いよ♪」

P「う・・うん・・・そうだね」

美希「だいすきハーニぃ~♪」

P(こ・・・これは・・・)

美希「いちごみたーいに~♪」

P(完全に怒ってらっしゃる!!?)

美希「純情~なの♪」

P(ま、まずいまずいまずい!落ち着け!落ち着くんだ3P!いや、ホント落ち着け俺!)

美希「~♪」

P(どうする・・・これは完全に怒っている・・・下手な誘い方をすれば・・・・・嫌われてしまうかもしれない!!)

美希「芸人さんより春香のほうが面白いの」

P(よし、自分で少し誘い方を考えて実際にどうなるか脳内シュミレーションしてみよう!)

パターンA『モノで釣る大作戦』

P「美希・・・少しいいかな?」

美希「・・・なに?」

P「実は今ネズミのランドに行けば『なんとか48握手会』ってイベントに参加できるみたいなんだ!」

美希「へぇ」

P「あ・・・あれ?・・・特に興味無いって感じ?」

美希「興味ないっていうか・・・美希元アイドルだから行ったら行ったで問題じゃない?顔バレしたらお客さん奪っちゃうかもだし・・・」

P「た・・・たしかに」

美希「・・・そういう気も回せないハニーのことなんて・・・嫌い」

P「」

―――――――――――――

P(だめだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!『モノで釣る大作戦』ちゅうしぃぃぃぃぃ!!)

美希「・・・少し眠くなってきたの」

P(ええい落ち着け4P!いや、ホント落ち着け俺!)

美希「・・・あふぅ」

P(気を取り直して・・・次行ってみよう!)

パターンB (ご褒美大作戦)

P「美希・・・いつも家事、ご苦労様」

美希「・・・たまには手伝ってほしいの」

P「ご、ごめんな!いつもしてもらってばっかりで!」

美希「・・・ぷん」

P「それでさ!いつも家事を頑張ってくれている美希にご褒美だ!」

美希「ご褒美?」

P「俺とデートしよう!」

美希「・・・・・」

P「・・・・・・あれ?」

美希「それってつまり・・・家事を手伝ってくれる気はないってことだよね?」

P「・・・へ?」

美希「だってそうでしょ!?家事はめんどくさいからデートに連れて行ってごまかそうとしてるんでしょ!?」

P「そ、そんなつもりじゃあ・・・」

美希「それにデートがご褒美って・・・どんだけ自意識過剰なの?引くんですけど」

P「」

美希「ナルシストなハニーなんて・・・嫌い」

P「」

――――――
P(ぎゃあああああああああ!!『ご褒美大作戦』ちゅうしぃぃぃぃぃ!!)

美希「すぴー・・・むにゃむにゃ」

P(ええい落ち着けレイp・・・いや、ホントモチつけ俺!)

美希「・・・はにぃ・・・えへへ・・・zzz」

P(諦めたらそこで試合終了だよ・・・よし、次いってみよう!)

パターンC 『最終兵器・・・いちごババロア大作戦!!』

P「美希!いちごババロア買ってあげるから俺とデートしよう!!」

美希「いちごババロアなら冷蔵庫に入れて買い置きしてるの・・・ハニーも知ってるでしょ?」

P「・・・・・」

美希「・・・・・・」

チーン
―――――――――――――

P(だめだ・・・俺はもう・・・終わったんだ)

美希「あふぅ・・・おはよハニ・・・ってどうしたのハニー!?なんで泣いてるの!?」

P「み・・・みぎぃぃ!!」

美希「わわわ・・・きゅ、急に抱きつかたらビックリしちゃうの////」

P「こんな俺を嫌いにならないでぐれぇぇぇ!!」

美希「??」

経緯を説明中

美希「あははははははは!!もぉ、なにやってるのハニー!」

P「うぐぐ・・・」

美希「ふふ・・・さすがのハニーでも今回ばかりは少しカッコ悪いの♪」

P「・・・ですよね」

美希「そもそもこの雑誌・・・よく見た?」

P「?」

美希「美希が気になってたのはこの下のコーナー『男を落とす10のレシピ』なの!」

P「」

美希「ハニーの勘違いなの・・ふふ♪」

P「いっそコロシテクレ」

美希「や~♪ハニーにはまだまだ長生きしてもらうもん♪」

P「・・・はぁ・・・俺アホすぎるな」

美希「ふふ・・・それにね、ハニーは別にそんなこと気にしなくていいの」

P「・・・」

美希「ミキはハニーと一緒にいられればそれでいいの。それが一番なの////」

P「・・・美希」

美希「だからもう気にしないで?デートなんていつでもできるんだから・・・」

P「・・・そうだな」

美希「そうなの・・・えへへ」

P「じゃあさ美希・・・」

美希「・・・なーにハニー?」

P「今からお散歩デートに行かないか?その辺を適当にブラブラっと・・・」

美希「うん!もちろん了解なの!着替えてくるね!」

P「そんな急いでたら春香みたいに転ぶぞー」

美希「ミキはあそこまでドジじゃないの!」

P(俺たちにはこれぐらいがちょうどいい・・・そう思った)

美希「お待たせなの!」

【デート】終

ちょっとおバカなハニーでした。笑
次はもうちょっといちゃいちゃさせていと思います。

P「ふぁぁ・・・ねむ」

美希「・・・・・」

ハニーは世界一かっこいいと思う

【おしえてハニー】

P「新聞新聞っと・・・」

かっこいいなぁ・・・

P「あ、ジャイアンツ負けてる」

美希「コーヒー、おかわりいる?」

P「あ、頼む」

美希「はいなの♪」

P「マー君なら仕方ないか」

ハニーのためならなんだってできると思う。なによりハニーのために生きることに幸せを感じるの

美希「はい、コーヒー」

P「ん、ありがとう」

美希「・・・・・」

P「・・・クス、おいで」

美希「!」

ぎゅー

P「おっと。こらこら、コーヒーがこぼれるじゃないか」

美希「はにぃ~////・・・・えへへ////」

P「・・・聞いちゃいねぇ」

美希「ふふ・・・////」

今日はどうやら甘えたい気分

・・・ハニーはいつもミキのことを気にしてくれている

新聞を見ている時でも、テレビを見ている時も、デートをしている時も、たぶんだけど・・仕事をしている時も

きっとハニーは24時間さんびゃく・・・何時間か忘れちゃったけど、ミキのことを想ってくれている

いつからだろうか?いつからハニーはミキのこと、想ってくれるようになったのだろうか

・・・ミキはね、あの日からずっとだよ?

ハニーが助けてくれたあの日から・・・ずっとずっとハニーのことを想ってるの

あの事故がなかった未来があったとしても、ミキはきっとハニーのこと好きになってるって思うの

どうしてミキはこんなにもハニーのこと好きなんだろう?

P「美希・・・寒くないかい?」

美希「・・ハニーとくっついてるからポカポカなの」

P「そか・・ならいい」

美希「・・ハニーは寒くない?」

P「そうだな・・・俺は少し寒い」

美希「・・・」

P「・・・だからもう少しだけ、強く抱きしめてもいいかな?」

美希「・・・うん。壊れるぐらい、強く抱きしめていいよ」

ぎゅ

美希「ミキと一緒だね・・・きっと、理由なんてないって思うの

だって心が叫んでる・・・あなたが好きだって、あなたが欲しいって、・・・あなたを愛してるって、叫んでるの

美希「・・・寒くない?」

P「・・・ぽかぽかする」


P「一緒だな」

理由なんてない。きっかけはあったけれど・・・それは所詮きっかけなのだ。理由ではない

美希「なんか・・・うれしいね?」

P「・・・だな」

じゃあハニーは?

美希「このまま二度寝しちゃう?」

P「・・・きっと寝違えるぞ?」

ハニーはミキとおんなじなのかな?

美希「・・・じゃあベッドに移動しよっか?」

P「おう・・・・・・・・どけよ」

美希「や。・・・だっこ」

P「・・・やれやれ」

ねぇハニー?

美希「やた」

P「やた・・・じゃないよまったく・・・おもい」

美希「それは女の子に対してすごく失礼なの」

P「・・・はいはい」

ハニーはなんでミキを選んでくれたの?

ミキよりも可愛い子なんて事務所にいくらでもいたの

ミキよりも歌が上手くて、ミキよりも胸が大きくて、ミキよりもドジで・・・そんな魅力的な子たちはたくさんいて、きっとその子たちの気持ちにも気づいていたのに・・・なんでミキを選んでくれたの?

トサ

美希「ごくろうなの・・・王子様」

P「どういたしまして・・・お姫様」

理由なんてなければいいな。そう思ってしまうミキはわがままなのかな?

でもね、いいの。そんなことはいいの。今、となりにいてくれること・・・それがなによりもうれしいから

ミキね・・・思うんだ。

ミキの未来は何色なんだろうって。

ハニーだから蜂蜜色なのかも。そんなわけないか。

P「さて・・・それじゃ寝るか」

美希「うん・・・ハニー・・・」

ミキとハニーの未来は何色?

胸がきゅんきゅんして、どきどきしちゃうの。

それってなあに?

P「おいで・・・美希」

美希「ハニー・・・」

ぎゅ

P「美希・・・おやすみ」

美希「おやすみ・・・ハニー」

おしえてハニー?

【おしえてハニー】終了

美希視点だとどうも甘くなる。
というかポエムみたいな・・・なぜだ。

少し寝ます。

おはようなの

子「えへへ~ぱぱぁ」スリスリ

美希「・・・ふ~ん・・・パパ・・・ねぇ」

P(どうしてこうなった)

【迷子】

【迷子】
美希「ハニー早く行こ♪」

P「ああ、それにしてもずいぶんと広いショッピングモールだなぁ。」

美希「ミキの手を離しちゃうと迷子になっちゃうかもね?」

P「はは・・・じゃあ絶対離さないからな」

美希「えへへ・・・ミキのこと、ずっと捕まえててね?////」

P「・・・うん////」

子「うえ~ん!パパ~!ママ~!」

P・ミキ「!」

子「うわ~ん!」

P「迷子・・・かな?」

美希「行ってみよ!」

P「あ、ああ!」

美希「君、大丈夫?お父さんかお母さんはいないの?」

子「・・・お姉ちゃん誰?」

美希「ミキ?ミキはね、星井美希って言うの!―で、こっちが――」

子「パパだ~♪」

美希「へ?」

P「・・・・・・へ?」

P「・・・で、現在に至る」

美希「何を言ってるのハニー?言い訳?それとも遺言?」

P「いや・・・あのさ美k―」

美希「いつから一児の親になったの?ミキはまだ子供産んだ記憶なんてないんだけど?」

P「いや・・・だからさ美k―」

美希「ハニーはほんとに節操ないんだね。どうせアイドルをエロい目でみるためにプロデューサーって仕事をしてるんでしょ?アイドルだけじゃ我慢できなかったの?ついには一般人まで攻略対象になっちゃったの?とんだ変態さんだね?」


P「こ、こら美希!子供の前でそんなこと―」

美希「そ・・・美希よりも子供のほうが大事なんだ・・・ふーんそう。そういえばここのショッピングモールの地下に怪しい店があるんだよね・・・手錠も売ってたっけ?ま、薬は春香から入手できるからあとは鞭と蝋燭と――」

P「好きだよ、美希」

美希「!」

P「俺は美希のことしか見てないよ・・・俺の事、信じられないかい?」

美希「・・・ううん、ごめんなさい。ミキ、つい頭に血が上っちゃって・・・」

P「いいんだよ美希、俺はヤキモチ焼きの美希も好きだ。」

美希「・・・ハニーは優しすぎなの・・・えへへ////」


P「よし、それじゃちょっとこの子から話を聞こうか」

美希「はいなの!」

P「(とりあえず・・・)お名前はなんて言うのかな?」

子「パパ、そこのお姉ちゃんと浮気してるの?」

美希「いてまうぞクソガキ」

P「やめなさい」


子「うえ~ん!怖いよ~!」

P「こら美希!大人げないじゃないか!」

美希「・・・だって、ミキのハニーはミキのだもん。浮気なんかじゃないもん」

P「だからって・・あんな言い方はないだろ?怖がってるじゃないか?」

美希「うぅ・・・うえ~ん!ハニーに嫌われた~!」

P「ええ!?・・・ちょ、美希?」

子「うわ~んパパ~!」

美希「うえ~んはにぃぃぃぃぃ!」

P「・・・・・・」

周囲「ヒソヒソ・・・ヒソヒソ」

P「なんというカオス」

ママ「このたびはご迷惑おかけしました~」

P「いえいえ、見つかってよかったです!」

子「ママ~♪」


P「ま、そんなところも可愛いと思ってしまうのは惚れた弱み、なのかな・・・」

美希「・・・・そんな言葉には騙されないもん」

P「美希・・・ちょっとこっち向け」

美希「なにい――」

ちゅ

美希「――っな・・・な、ななななな/////」

P「・・・やっぱ人前でキスするのは恥ずかしいなぁ////」

美希「は、ハニーのばかぁ!!////」

【迷子】終

ん~・・・ちょっと手抜き作品かも・・・(笑)
もう少しいちゃちゃ書きたいなぁ

【短編】

<ゲーム>

美希「・・・・」

P「・・・・・」

ピコピコ

美希「・・・ぐぬぬ」

P「・・・よし・・いける」

美希「~~っ!」

P「俺の勝t」

美希「あ、おっぱいこぼれそう」

P「――っへ?////

美希「隙ありなの」

P「あ」

P「・・・・・」

美希「やったー!ミキの大勝利!」

P「・・・・・ひきょくない?」

美希「言い訳は男らしくないの♪はい、罰ゲーム♪」

P「・・・納得いかない」

美希「な~にしてもらおっかな~♪」

P「・・・俺のできる範囲でたのむぞ」

美希「わかってるって♪・・・じゃあ」

美希「ミキの座椅子になって♪」
―――――――――――――――――――――

美希「第2Rなの!」

P「・・・前がよく見えない」

美希「スタートなの!」

ピコピコ

P「・・・よし、コンボだ」

美希「・・・!」

P「よし・・・いける!」

美希「~~っ!」

美希「あん」

P「――っへ?」

美希「や・・もぅ、どこ触って・・・ん////」

P「え、ええ!?////俺なにも――」

美希「隙ありなの」

P「あ」



P「・・・・・」

美希「やったー!ミキの大勝利!」

P「・・・・ひきょくない?」

美希「言い訳は男らしくないの♪はい、罰ゲーム♪」

P「・・・・納得いかない」

美希「ふふ・・・ハニー///」

P「・・・・なんだよ」

美希「・・・ベッドまで連れてって?///」

P「・・・そりゃ罰ゲームか?」

美希「ミキ、ハニーにいじわるしてゲームで勝っちゃったから・・・そのお詫びなの」

P「・・・ふ~ん」

美希「次は・・・ハニーがミキにいじわるして?///」

P「・・・りょーかい」

美希「やさしく・・・いじわるしてね?」

P(・・・むりかもしれん)

<ゲーム>終

ネタが思いつかないしもう書き留めもないから即興で思いつくがままにうpしようと思います。

美希ってなんでこんなHな子になってしまうのだろう?

【夕立】

確か天気予報では降水確率は20%だったはずだ。

なるほど…つまりその2割が今来たわけか。

P「こりゃ雨宿りだな」

まったく天気予報とは当てにならないものだ。

いや、一応2割降るって一応言ってたしお天気お姉さんを悪く言うのは予想。

とりあえず俺は近くのコンビニで雨宿りをすることにした。

P「……まずったな」

少し前までの美希との会話を思い出す。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

美希「ハニー!お醤油切れちゃったの!今手が放せないからそこのスーパーまで買ってきてくれる?」

P「お、いいぞ。いつも使ってるやつでいんだよな?」

美希「うん!お願いなの!」

P「じゃあちょっくら行ってくるかな」

美希「あ、ハニー!傘持って行ったほうがいいよ!」

P「え、晴れてるじゃん?」

美希「でも午後から20%の確率で通り雨来るって…」

P「大丈夫大丈夫!スーパーすぐそこだし!それじゃ行ってくる」

美希「あ、ちょっとハニー!いちごババロアもお願いなの!」

P「へーい」

バタン

ーーーーーーーーーーーーーーーー

P「……で、今に至る」

醤油を買って店を出て数分で突然雨が降ってきたのだ。

全くツいていないものだ。

いちごババロアも忘れてはいない。

P「あー…ちゃんと美希の言うこと聞いておけばよかったな」

美希「ホントなの」

P「…………」

美希「…………どうしたの?」

P「………いや、そっちこそどうしたの?」

美希「?…迎えにきてあげたの……変?」

P「いや、変じゃないけど…手が放せないんじゃなかったの?」

美希「おかげで料理は途中なの。まったくハニーったら」

P「あらら…ごめんな美希」

美希「…別に謝ってほしくない」

P「んじゃ…ありがとな美希」

美希「…なでなでを所望するの♪」

P「……やれやれ」

美希「あふぅ////」

美希の頭を撫でながら、ふとした疑問に気がついた。

P「…美希、俺の傘は?」

美希「?…あるよ?」

P「じゃあ美希の傘は?」

美希「…あるよ?」

P「え、だって1つしか……」

美希「1つでいいでしょ?」

P「………」

美希「………」

P「………だな」

美希「……なの♪」

雨は煩わしいけど。

P「ちょっとくっつきすぎじゃないか?」

美希「むしろ遠すぎるくらいかな?♪」

こんな帰り道なら悪くない。

【雨】終

ミス

【夕立】終

今日は社長と小鳥さんと飲んでくるから遅くなる、という連絡をハニーからもらっていた。

もちろん寂しいには寂しいのだが、ミキはそれよりも覚悟しなければならない。

P「ただいまー」

美希「おかえりなさい!」

P「……なあま美希」

美希「…なあに?」

P「おっぱい触ってもいい?」

美希「」

ハニーは酔っ払うとケダモノになるから

【お酒】

美希「あの…そういうのはお風呂入ってからにしよ?」

P「なら一緒にお風呂に入ろう」

美希「……それで?」

P「もちろんそこでおっぱいをーー」

美希「黙って1人で入るの!!」

P「……ち」

美希「……まったく」

ミキにしては強い言い方だ。

でも今のハニーには一瞬のスキも見せるわけにはいかないのだ。

……別にハニーとその…そういうことをするのが嫌というわけではないの。

むしろ求められることに関しては嬉しいとさえ思う。

でも酔っ払ったハニーは手が早い上に………ドSになる。

鬼畜なの。

トラウマなの。

酔っ払いハニーと事を及ぶとそれはもう弄ばれ、次の日は筋肉痛で動けなくなってしまう。

しかもハニーは次の日には何も覚えていない。

とにかく今日は絶対に捕まらないように――

むにゅ

美希「きゃ!!?」

P「・・・本日の一揉み」

美希「お・・お風呂行ったんじゃ・・・っん・・・や・・・離してハニー・・・あっ////」

P「なんという弾力・・・これぞFカッ――」

美希「ハニー・・・おねがい・・・や////」

P「ゴフッ(可愛過ぎてかなしばりにあってしまった)」

ハニーが固まった一瞬の隙をついてミキは寝室まで逃げてきた

美希「はあ・・はあ・・・あ、あぶなかったの」

あと一歩遅かったらミキはあの場で辱めを受けるところだった。

普段の優しいハニーからは想像もできないけれど、今のハニーは場所なんてお構いなしだ。

玄関、リビング、キッチン、風呂場、廊下、・・・つい最近ではトイレにまで入ってこようとしていた。

そのうちベランダとかでもやられそうで恐ろしい。

そう・・・今までミキはあのハニーから逃げ切れたことがないのだ。

美希「・・・どうしよう」

本当にどうしよう。

春香の家に泊めてもらう?

いや、だめなの・・・事情を説明できない!

安価に頼る?

いや、だめなの・・・頼れる変態しかいない!

ど、どうしようホントに!

・・・てか

美希「寝室なんて所に逃げたらそれこそベッドに押し倒されて――」

ひょい

ドサッ

P「ご希望通り押し倒したぞ」

美希「」

P「いやぁ・・・まさか美希がわざわざ寝室で待っててくれてるなんて♪」

美希「ち、ちがうの!これは――」

P「とんだ変態さんだなぁ・・・?」

美希「ち、ちがう!ミキ変態さんなんかじゃないもん!」

P「嫌がるフリ乙。うそつきはよくないよ美希?」

ペロ

美希「ひぃぃぃ!?・・・ちょ・・・首だめぇ・・・////」

P「くくく・・・悪い子にはお仕置きが必要だな・・・・・今夜は寝かせないよ?」

美希「い、いやぁぁぁぁぁ!!」

・・・・・あぁ・・・これは確実に明日筋肉痛なの・・・とほほ。

(おまけ)

P「あ、あの・・・美希?今日はどうしてそんなに機嫌が悪いんだい?」

美希「誰のせいだと思ってるの!!」

P「え、と・・・俺?」

美希(くぅ~!ムカつくの!今度は絶対に逃げ切ってみせるの!!)

P「??」

【お酒】終

【こたつ】

美希「うう・・・寒いね?」

P「いやむしろ俺はアツいぐらいだ」

美希「え?そう?コタツの電源抜いてこようか?」

P「・・・ていうか」

美希「?」

P「・・・なんでもない」

季節は冬

俺はこの季節の寒さに耐えることができず、ついにコタツを出してしまった。

美希「そ?・・・ハニー♪」

ぎゅ

美希はこたつが初めてのようでずいぶんと気に入ってくれてる・・・のだが。

P「美希・・・美希は暑くないのか?」

美希「ハニーの膝の上はちょうどいいの♪」

ミキは俺を背もたれに・・・今はこちらを向いて抱き着いてくるのだが・・・いかんせん

P「・・・あつい」

ハニー・・・じゃない。美希はこたつを出してから3日過ぎたぐらいか?・・・こうしてひっついてくる。

まぁ・・・元々よくくっついてくる奴ではあるのだが、それにしても最近は過剰な気がする。

P「なあ美希?もう少し離れて座らないか?」

美希「や。美希絶対ハニーから離れないもん! ぷん」

P「何をそんなに拗ねてるんだ?」

美希「別に拗ねてなんかないもん!ミキ、絶対、ぜ~ったい離さないからね!ぷん」

ぎゅ~~

P「ちょ、美希!苦しいって!」

美希「む~~~~~」

本当にわけがわからない。

美希はなにがそんなに気に入らないのだろう?

というか、これ本当に怒ってるのだろうか?

わからない。

P「美希・・・ホントにどうしたんだ?何をそんなに怒ってるのか教えてくれよ」

美希「や!・・・ていうか言わなくてもわかってほしいの、ハニーには。」

P「そう言われてもなぁ・・・。なあ美希、美希が理由も言わずに怒ってると俺は悲しいよ」

美希「!!」

P「美希は、美希だけはどんな時も俺に心を開いてくれると思ってたのに・・・くっ!」

美希「ごめん!ごめんなさい、ハニー! ミキ、そんなつもりじゃ・・・」

P「・・・」

美希「泣かないで。ミキが悪かったの。ミキは、ミキだけは・・・、いつもハニーの味方だよ」

P「・・・」

美希「怒ってた理由、話すね。だからもう、悲しまないでほしいの。それと、ミキのこと、許してね」

P「・・・」

星井美希はやっぱりチョロイ。

そう・・・強く思った。

だめだ眠い・・・明日続き書きます。

おやすみ。

美希「あのね……ミキね、寂しかったの。コタツ出してから」

美希の言っていることがいまいち理解できない俺は首を傾げた。

寂しいのとコタツとの関係性がわからない。

P「美希……よくわかんないんだけど」

美希「ハニーがコタツに取られたの」

P「は? 取られた?」

美希「だってハニー! コタツ出してからミキと全然くっついてくれなくなったもん!」

P「あ……」

少し思い当たる節があった。

美希「だからミキ……コタツにハニーを取られたくなくてそれで……」

P「………なるほどね」

それであの行動か…まぁなんとも美希らしい。

美希「……ハニーは浮気者なの」

あぁ…可愛いな。

申し訳ないと思いながらもそんなことを思ってしまう。

少しめんどくさい所もあるし、凄く子供っぽい理由だとも思うけれど、それよりも俺はただただこの子が愛しいと思った。

…惚れた弱みかもな。

美希「…浮気したら、や。もっとミキのことだけを見て?」

あ、これは我慢できない

P「………美希」

俺はそのまま倒れ込み、美希とスルリとポジションを入れ替えて覆い被さった。

美希「は、ハニー?」

P「ごめんな美希…寂しい思いさせて」

美希「え、あ、うん。ミキこそわがまま言ってごめんなさい」

P「美希が謝る必要なんてないよ」

美希「あの…それでどうしたのハニー? なんか目が怖いよ?」

P「あーうん…その、今までのお詫びというかなんというか……」

美希「………お詫びというか……これはハニーにとってご褒美になると思うの」

少し冷たい目で美希が言った。

まぁ……嘘ではない。

P「まぁ……否定はしない」

美希「ホントにハニーはもう……………今までの分まで、優しくしてね?」

P「了解…お姫様」

そう言って俺は、そっと美希の唇に触れた。

【コタツ】終

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