ありす「もう、何してるんですかプロデューサー!」 (26)


モバP「あ…」

ありす「…どいてください」

モバP「いや…その…」

ありす「………?」

ありす「…………」

ありす「…プロデューサー、私のタブレットに何か?」

モバP「いや…別に…」

ありす「…む」

ありす「…何を持ってるんですか」

モバP「な、何も持ってないぞ!!」

ありす「見るからに怪しいです…後ろに回した手を出してください」

モバP「なんのことやら…」

ありす「…むむむ」

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ありす「…えい」グイ

モバP「あっ…」

ありす「…やっぱり何か持ってるじゃないですか!」

ありす「箱…?」

モバP「あぁ…あああぁ……」

ありす「…これは…」

モバP「ダメだ…ダメだぞ…!」

ありす「…ますます怪しいです」

モバP「あっ」

ありす「…」パカ

モバP「うわああああああああああ!!」


ありす「こ…これは…」

ありす「プロデューサー…?」

モバP「ううぅ…俺の前で…開けるなんて…」

ありす「タブレットにプロデューサーの顔が…」

モバP「うぅ……そ、そうだ……」

モバP「俺モデルのタブレットさ…」

ありす「ふ…ふあぁ…」

ありす「これ、アイコンが…プロデューサーに…!!」

モバP「うぅ…俺のチューンにより全てが俺仕様になっているんだ…グス」

ありす「そ…そんな…」




ありす「…」パタパタ

タブレット「WEBで こちら の 情報 が 見つかった ぞ 」

ありす「あ…この声…!」

モバP「そう…ガイドキャラクターモバP君搭載なんだ…」

ありす「ふわぁ…プロデューサーがサポートしてる…」

モバP「うぅ…家で驚いて欲しかった…くそぅ…」

ありす「お前を消す方法…と」

タブレット「消えた 方が いいのか?」ショボーン

ありす「可愛い…」

ありす「………!」

ありす「…きです」ボソボソ

タブレット「聞こえ なかった ぞ もう 一度 言って くれ」

ありす「~~~~~~っ!!!」

モバP「そんな怒らなくたっていいじゃないか…グス」


ありす「もう、酷いですプロデューサー!」

モバP「な、何がだ!?」

ありす「これは酷い性能です!!」

モバP「そ…そんな…」

ありす「酷すぎて酷すぎるのでこれは3重に包装して埃が被らないようにした上でうちの金庫に丁重に保管しセ○ムも契約させていただきます!」

モバP「そ、そんなぁ~…」

ありす「ふふふ…」ナデナデ

モバP「うぅ…タブレットはなでる物じゃなくて使うものなのに…」

ありす「…しかし、タブレット裏のプロデューサーが少し不自然でした」

ありす「どういうことですか?」

モバP「くぅ…そんなところまで分かってしまうなんて…」

モバP「…これなんだ」

ありす「プロデューサーのタブレット…?」

ありす「あ…私が印刷されてる…」

モバP「…ありす、電話」

タブレット「電話 ですね 誰 に かけるんですか ?」

ありす「わ、私の声…!」

モバP「…渋谷凛」

タブレット「… … … …」

タブレット「… 浮気 … ですか ?」

ありす「私のタブレットみたいにこっちでは私が出てますね」

モバP「ああ、タブレットありすモデルのガイドキャラクターありすちゃんだよ」

ありす「す、すごいです…!」

モバP「それで…この裏の印刷をありすのタブレットに合わせると…」

ありす「あ、二つで一つの写真に!」

モバP「すごいだろう、特製だぞ」

ありす「すごい!すごいです!!」

モバP「おお、喜んでもらえて嬉しいよ!」

ありす「プロデューサー、流石ですね」

モバP「うぅ…こっそり置いておいて驚かせたかった…」

ありす「…大丈夫です、十分驚きました」

モバP「そう言ってもらえると助かるよ…」


ありす「いずれにしろこれはありがたくいただいていきます」

ありす「今回はいいですが、コソコソと不審な行動はやめてください」

モバP「うぅ…ごめんよ、驚く姿を想像したらつい…」

ありす「まったく、プロデューサーはダメですね」

ありす「あまりにダメすぎるので私が面倒を見ないといけなくて大変です」

モバP「返す言葉もない…」

ありす「じゃあ、私は帰りますね、早く帰ってこの性能を確かめないといけませんから」

モバP「あぁ…説明書はないから、色々試しながら色んな機能を見つけてやってくれ…」

ありす「当然です、では、さようなら」

モバP「あぁ…ありすぅ…」

ありす「ふふ…」バタン

翌日




ありす「ただいま戻りました」バタン

ありす「…?」

ありす「………!!!」

ありす「何してるんですかプロデューサー!!」

モバP「あ…」

ありす「あ、私のケーキ…」

ありす「ケーキから離れてください!」

モバP「う…うぅ…」

ありす「今度は私のケーキに一体何を…」



ありす「…!!!!」

ありす「苺が…プロデューサーの顔型に…」

モバP「ぐ…うちの畑で特別に作った俺型の苺だ…」

モバP「…ありすを喜ばせようと…うぅ…また見つかるなんて…」

ありす「ぷ…プロデューサー!!」

モバP「ありす型のも作ったのに…うぅ…」

ありす「わぁ…」

ありす「…まったく、食べられない物を作るなんてダメダメですね」

ありす「本当にもう、何してるんですかプロデューサー!」




終わるべき

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