未来「あ、先輩の血液が集まって来てますよ。先輩も血を操る能力だったんですね」
秋人「アホかー！それは健康な男性なら誰でもそうなの！」
未来「え？そうなんですか。硬質化してるからてっきり……」ｼﾞｭﾌﾟ
秋人「それより、何で病室でこんなことになってるんだよ！」
未来「だから言ってるじゃないですか……、妖夢を吸い出してるって」ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ
秋人「えっ？」

未来「境界の彼方っていうのは先輩の中にたまった負のエネルギーの塊だったんです」
未来「それを今吸い出してるんですよ……」ﾚﾛ…
秋人「あう！そ、そうだったのか……」
桜「未来、裏の方もなめた方がいい。先輩喜ぶ……」
未来「そ、そうですね！」ﾂﾂｰ
秋人「だぁーーー！やめろ！って桜いたのか！」
桜「初めからいる……」

秋人「じょ、状況は分かったけど、一旦落ち着こう。な？」
未来「ど、どうしてですか？」
秋人「いや、栗山さんがそうしてくれるのは嬉しいんだけどさ、手順ていうか…」
未来「もしかして私があんまり上手じゃないから？」ｶﾞｰﾝ
桜「未来、この人駄目かも（ＥＤ的な意味で）」
未来「ど、どうせ私なんて、フェラもまともに出来ない不器用女ですよ！」ﾊﾟｼｬｯ、ｶﾀｶﾀ…
秋人「わー！ツイッターに僕のあれをアップするなー！」
未来「ふ、不愉快です！！」

桜「未来、神原先輩眼鏡好き。でも、今、眼鏡かけてない……」
未来「あ、忘れてました！」
秋人「そ、そういうことじゃなーい！（けど、眼鏡はやばい！）」
未来「先輩、こういうのが良かったんですね……」ﾁﾗｯ
秋人「（う、栗山さんが眼鏡越しに上目使いで僕のちんこを……）」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ
未来「あ、先輩。ビクビクしてますよ、ちゅぽ……」
秋人「あううううううううううう！！！」
桜「未来、いける！」

改行しようか

秋人「ぐっ、うぐっ！」ﾄﾞｸｯﾄﾞｸｯﾄﾞｸｯ
未来「ん……っ！」
秋人「ご、ごめん！顔に」
未来「……先輩、謝らなくていいですよ。これで…終わりです」ﾀﾞﾗｰ

ピカーーーーーーーーーッ！！！

秋人「！？！？」

秋人「な、何だこれは！？」

未来「これは、記憶です……」

秋人「え？さ、桜は？」

未来「桜は消えました……。これは先輩が見ている夢なんです……」

秋人「何を言ってるんだ？」

未来「先輩……、実はまだ起きてないんです。でも、もう目が覚めます」

秋人「？？」

>>7　ありがとう

未来「先輩の中にあった境界の彼方は、先輩がオナ禁で溜めに溜めた性欲だったんです」

未来「それを処理するのが私の役目。でも、もう終わり。今ので最後です」ﾆｺｯ

秋人「く、栗山さんは僕の性欲を全部吸い出したっていうのか？」

未来「はい！でも、もう終わりです。私はその性欲に犯されてしまった……」

秋人「栗山さん、君は……」

未来「現実世界の私は、全ての血と肉を使って先輩から境界の彼方を引きず出しました」

未来「そして、先輩の精液と交じり合って消滅したんです……」

秋人「！？」

未来「先輩、私嬉しかった……。先輩の役に立てて。でもさよならです」

秋人「栗山さん！！！」

ﾊﾟﾘｰﾝ

秋人「栗山さん！！！」ｶﾞﾊﾞｯ!

博臣「！？」

秋人「こ、ここは……。病室？」

博臣「あ、アッキー！目が覚めたか！！！」

美月「え！？」ﾀﾞﾀﾞｯ

秋人「み、美月……」

博臣「見ろ、美月！アッキーが夢精したぞ！」

秋人「え？///」ﾎﾞﾛﾝ

美月「やだ！しまってよ！変態！///」

――その後

秋人「博臣、どういうことか説明してもらうぞ！」

博臣「ふむ、実はな。アッキーは３ヶ月もの間昏睡状態にあったんだ」

秋人「そ、そうじゃない！どうして僕の下半身が露出していたのかってことだ！」

博臣「なんだ、そんなことか」

秋人「なんだとはなんだ！美月に見られちゃったじゃないか！」

美月「まさか兄貴……」

博臣「おいおい、待て待て。誤解だ誤解。実は泉姉さんに聞かされていてな」

秋人「泉さんに？」

博臣「アッキーが１００回目の夢精をした時、目を覚ますとな」

秋人「僕は１００回も夢精していたのか……（しかも、それを数えられていたのか）」

博臣「境界の彼方は消え去り、世界には平和が戻った……」

秋人「ちょ、ちょっと待て！栗山さんはどうなった！？」

美月「消えたわ……、性欲と入り混じって」

秋人「し、死んだっていうのか」

博臣「……そう考えるのが自然だろうな」

秋人「そんな……」

美月「元はと言えば、あんたが歪んだ欲望を溜め込みすぎたせいでしょ」

博臣「よせ美月……、終わったことだ」

――彩華の店。

秋人「バクッ！バクッ！」

彩華「せやなー。境界の彼方は世界からのうなった。今はそれしかわからへんわ」

彩華「それにしても神原君がこない性欲を溜め取ったとはなぁ。せっかく未来ちゃんのズリ写真買うてもろとったのに」

愛「そうですねー。秋人さんは性欲強いですからー」

彩華「愛、あんたはそんなこと言うたらあかん。写真に品が無くなるさけ」

博臣「栗山未来は結局、アッキーのズリネタにはならなかったということか……」

秋人「うるさい！」

美月「ちょっとその不快な会話やめてくれる？」

秋人「泉さんは！？あの人は全部知っていたんだろ！」

博臣「秋人、まさか年上好き！？」

泉「誰が年増よ……」

秋人「！！」

泉「秋人君。あなたの中に蓄積された性欲は境界の彼方という妖夢になって世界を滅ぼそうとしていた」

秋人「……」

泉「その暴走を止めるには、あなたを殺すか、あなたの精液を１滴残らず吸いだす必要があった。
栗山未来は、あなたを殺すことをためらい後者を選んだ……」

秋人「僕が聞きたいのはそんなことじゃない！なぜ、それを栗山さんに持ちかけた！」

泉「……。それが栗山未来にしかできないことだったからよ……」

泉「人間、誰でも同じズリネタで抜けるほど単純に出来ていないわ……。
でもあなたにとっての栗山未来は違う」

秋人「……」

泉「栗山さん、最後に何ていっていたと思う？秋人君が目を覚ましたら伝えてくれって」

『もう私で抜けませんね。ざまあみろっ！です』

――帰宅中。

秋人「桜……、なんで下着姿で！？」

桜「未来を返して！あなたの薄汚れた性欲で汚した未来を返して！」

ドガアッ！！

秋人「な、何をするんだ」ﾎﾞﾛﾝｯ

桜「！？」

秋人「！？」

桜「そんな……、そんな、ふにゃふにゃのチ○コ見せるな！」

秋人「クソッ！（立たないだと！？）」

――秋人の家。

秋人「こ、これは栗山さんからのメール！！」ﾊﾟｶｯ

先輩――私の恥ずかしい写真送ります。
http://i.imgur.com/aMhISoa.jpg

秋人「栗山さん……」

――丘。

弥勒「さあ～って泉さん。名瀬家はこれで終わりと思っているでしょうが、んふ！」

弥勒「栗山未来はまだ境界の彼方と戦っている。そして、境界の彼方は世界中から
性欲を集めてそれに対抗している……」

弥勒「それに、僕の肉棒から力を加えたらどうなるか……！」

弥勒「見ててください、泉さん！」ﾎﾞﾛﾝｯ

ぴかぴかっずどーーーーーーーーーーん！

秋人「！？」
泉「！？」
彩華「！？」
博臣「！？」
美月「！？」

博臣「秋人！見たかこのチラシ！」

秋人「ああ！」

美月「一体、どうなってるの！？」

文芸部室に来い
P.S.栗山未来は生きている

博臣「世界中の性欲が集められている……。とにかく部室に急ぐぞ！」

――部室。

弥生「やっちゃんは悲しいよろ！ベッドの下に未来ちゃんの卑猥な写真を隠し持っているなんて！」

秋人「うわあああああ！母さん！勝手に人の部屋を掃除するな！」

泉「神原弥生！」

美月「（どうして私の写真はないのよ……！）」

弥生「あっくん。性欲はちゃんと自分で処理しなさいって教えたはずよろよ！」

秋人「うるさい！それより栗山さんが生きてるって、どういうことだよ！」

弥生「その前にあっくん。お母さんのエッチな格好見てなんとも思わないの！？」

秋人「思うかー！！」

泉「早く話をすすめなさい……」ｲﾗｯ

弥生「未来ちゃんは生きてるよろ。まだあっくんの性欲と戦っているよろ」

泉「そんな……、まだ終わってなかったのね」

秋人「どうすればいい！？」

弥生「まず、私といずみんは、藤間弥勒を探し出して一発抜いてしまうよろ！」

二ノ宮「ごくり……」

泉「ば、馬鹿言わないで！！」

弥生「わがまま言わないよろ！いずみんが軽く罵ればきっと逝くよろ！」

博臣「なるほど……ドＭだったか」

秋人「それで僕はどうすればいい！？」

弥生「これを見るよろ！」

秋人「これは妖夢石！？」

弥生「ただの妖夢石じゃないよろ。これはあっくんが虚ろな影を倒した時に未来ちゃんに
抱きつかれて溜まった性欲の欠片よろ！」

博臣「そうか……！秋人は勃起を抑えるために、無意識に性欲を分離していたのか！」

美月「つまり、これを取り込めば、秋人は一回分の性欲を取り戻すってことね！」

泉「行くのね……、秋人君」

秋人「ああ！必ず栗山さんを連れ帰す！」ｸﾞｱｰ!

桜「先輩、お願い///」

弥生「（あっくん。人には性欲が必要よろ。あっくんもそれで生まれたよろ。絶対取り戻すよろよ……）」

だああああああああああああああああああああああ！
ずだ、どどど、ぱおーん。ぱふぱふ！

ズダ！！！秋人は境界の彼方に到着した。

秋人「はあっ、はあっ！」

未来「せ、先輩！？」

秋人「ざまあみろ……！」

未来「どうして来たんですか！先輩が来たら台無しじゃないですか！！」

未来「私が何度先輩のあれを抜いたと思ってるんですか！」

秋人「うるせえっ！」

未来「！？」

秋人「何も分かってないのは栗山さんの方だ！」

秋人「栗山さんで抜けない未来なんて何の意味もない。そんなことも分からなかったのか！」

未来「ふ、ふ、不愉快です！！！そんなことを言うためにわざわざ来たんですか！」

秋人「危ない！！」

ズガーンッ！

未来「境界の彼方が焦っている！？」

秋人「分かるのか！」

未来「いえ、分かりません。ただ、そんな気がしただけです！」

秋人「ええ？いいから、走るぞ！」ﾀﾞﾀﾞｯ

未来「あ、……。（先輩の手。あったかいです）」

秋人「ノ、ノーカウントだからな！」

未来「え？」

秋人「寝ている間に抜いた分はノーカウント！」

未来「……？」

秋人「あれが境界の彼方の本体？でたらめな大きさだな」

未来「先輩、何か弱点とか無いんですか？」

秋人「？」

未来「ほら、境界の彼方って先輩の性欲じゃないですか。弱点とかないのかなって……」

秋人「人に面と向かって、性癖を聞くな。それに僕が好きなのは眼鏡の美少女だけだ！」

未来「ふ、不愉快です」

秋人「そんなこと言ってる場合じゃないだろ？とにかく境界の彼方の中心を目指そう」

秋人「さあ乗って！」ﾄﾞﾙﾙﾝ

未来「先輩、免許あるんですか！？」

秋人「あるわけないだろ！」

バアーーーーーーーー！！

未来「色々な性欲が混じって、空間の歪みが強くなっていますね……」

秋人「でも、中心部に行けばきっと何かが分かるはずだ！」

未来「せ、先輩……。本当はどうして来てくれたんですか……？」

秋人「何が！」

未来「先輩は性欲を失って賢者モードになっていたはずです。それで世界は平和になった……」

秋人「だから？」

未来「だから、もう私のことなんて気にしなくていいじゃないですか……。先輩は私の…、
私の眼鏡が好きだっただけなんですよね……」

秋人「そんなわけあるか！！！」

未来「！？」

秋人「僕が単なる眼鏡好きの眼鏡オタクで、栗山さんを性欲の対象として見てただけなんて！」

秋人「栗山さん、僕は―――」

未来「わわ！せ、先輩！前、前！！」

秋人「え？」

未来「ぎゃーー！」ｷﾞｭｯ

秋人「うわーーーーーーーーーーー！」

ﾄﾞﾙﾙﾙーーーーーーーーーーーーーーーー宙に放り出される２人。

秋人「栗山さん！手を伸ばして！」

未来「先輩！！」

ドサアアアアアアｱ、ゴロンゴロン

秋人「うぐ、うぐぐぐぐ」

未来「あ、あれ？先輩どこですか！？」

秋人「んーー！んーーーー！」ｸﾞｲｯ

未来「ひゃん！」

秋人「ぶはああああああ、栗山さんの尻に敷かれて死ぬところだったよ！」

未来「せ、先輩が勝手に下になったんじゃないですか！」

秋人「どうやら、ここが境界の彼方の中心部らしいね……」

未来「はい、不愉快なオーラが漂っています」

ボウッ……

未来「？これは……、体操着？？？こ、こっちは何でしょう……」ﾍﾟﾛﾝ

秋人「それは、昔好きだった女の子のテストの答案だ……」

未来「え……、何でそんなものが……？」

秋人「どうやらここには僕の原始的な性欲のきっかけが集まっているらしい」

未来「！？ふ、不愉快です！」

秋人「栗山さん、目を閉じて」

未来「い、嫌です」

秋人「いいから！」ｷﾞｭ

秋人「ここにあるのはどれも僕の思い出ばかりだ。でもこんなのは幻だ。今の僕には必要ない」

未来「……」

秋人「僕が眼鏡に出合ったのは中学２年生のときだ。それ以来僕は眼鏡美少女でしか抜けない体に
なってしまった。抜いたよ……、毎日毎日……」

未来「ちょ」

秋人「でも、変わったんだ。栗山さんに会って……。あの日屋上で栗山さんを見てから……」

未来「ちょ、ちょっと待ってください！ひどいです。先輩！」

未来「先輩のその歪んだ欲望が！妖夢を生み出したんじゃないんですか！」

未来「そのせいで私は汚れてしまった！……でも、それでもいいと思った！先輩のためならって！」

秋人「違う！違うんだ栗山さん！」

未来「放して！」

秋人「放すもんか！世界で一番大事な人を放すわけないだろ！」

未来「え？」



秋人「僕は栗山さんで抜いたことは無いよ。会った時から一度も……」

秋人「僕には栗山さんでオナニーすることはできない。栗山さんを汚すことはできない……」

未来「……そんな。先輩それって……」

秋人「そして、今日、もうひとつ分かったことがある」

未来「な、なんですか///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ



秋人「僕は実は尻コキが好きみたいだ」

未来「…………は？」

秋人「尻コキだよ、尻コキ！うーん、１００歩ゆずって足コキでもいい！」

未来「な、な、な、何言ってるんですか！突然！」

秋人「これしかない！境界の彼方を逝かせるには新しい性癖で攻めるしかない！
さっき栗山さんに押しつぶされた時はっきり感じたんだ。新しい性癖の鼓動を！」

未来「ど、どどどどうすれば……！？」

秋人「尻で突っ込め！！！」

未来「えええええええええ」

秋人「尻で境界の彼方に突っ込むんだ！間違ってもパンストは履いたままだぞ！」

未来「い、嫌です！不愉快です！」

秋人「これしかない！効果は保証する！！！！！」ﾊﾞｼｰ---------------!!

未来「ふ、不愉快ですーーーーーーーーーーーーーーーーー！」ﾋｭｰﾝ

境界の彼方「うおおおおおおおおおおおおおおおお、いぐうううううううううううううううう！！！」

秋人「くたばれ！！！！俺の性欲！！！」

ズドーーーーーーン！！！！

――後日。

美月「――なによ。結局、秋人が全部悪かったんじゃない」

博臣「同感だ。まさか、栗山未来と出会って以降３ヶ月もオナ禁していたとはな」

美月「考えただけでもぞっとするわ……」

博臣「まあ、今は想い叶って抜けているみたいだが」

美月「栗山さんも、秋人＜あんなやつ＞のどこがいいのかしら」

博臣「ははーん。美月妬いてるな？」

美月「キ・モ・イ！この変態兄貴！」

博臣「まあ、今はそっとしておいてやろう」ﾌﾌ