春香「エクスターミネート!」 (66)

某日 某時刻 765プロ



春香「プロデューサーさん、ちょっといいですか?」

P「ん?どうした?」

春香「この間、海外ドラマのDVD発売記念のイベントがあったじゃないですか?
私、あれ以来海外ドラマにはまっちゃって」

P「ドラマって…ああ、あの偏屈な診断医が監獄の中で脱獄を目論みつつ24時間以内に
難病を解決しながら超自然的な存在と戦うやつか」

春香「そうです。それを見てから普通のドラマじゃどこか物足りなくって…
プロデューサーさんなら何か面白いドラマ、知ってるかなーって」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387451542


P「何が面白いかは人によると思うが…俺が見た中で一番面白かったのは
ドクター・フーかな」

春香「ドクター・フー?それってどんなドラマなんですか?」

P「簡単に説明すると、ドクターと名乗る謎の男があらゆるところへ
旅をしながら行く先々で起こる問題を解決していく話、かな」


春香「それって…なんか、どこにでもありそうなお話ですよね?どういう所が
面白いんですか?」

P「それは…説明するより実際に見たほうが早いかな。そういえば、春香って明日
オフだよな?何か予定あるか?」

春香「?いえ、特に何もないですけど」

P「なら、明日うちに来ないか?俺の家なら全部見れるぞ、ドクター・フー」

春香「!な、何言ってるんですかプロデューサーさん!アイドルがそうやすやすと
男の人の家に行くわけないじゃないですか!」

P「た、確かにそうだよな。春香一人で不安なら他に人を呼んでもいいぞ」

春香「そういう問題じゃ…はぁ、もういいです。じゃあ、明日誰か誘って
行きますから準備して待っててください」

P「ああ、分かった。それじゃまた明日な」

Doctor Whoかな?


某日 某時刻 某駅前 

春香「えっ?千早ちゃん来れないの?」

千早『ええ、ごめんなさい。急に仕事ができてしまって…残念だけど』

のヮの「あー、残念だなー。そっかー、千早ちゃん来ないんだー」

千早『気のせいか、全く残念がっていないみたいな声ね』

春香「そ、そんなことないよっ!…でも、千早ちゃん、いいの?プロデューサーさん
のお家に行くチャンスだったのに…」

千早『私は…私はいいのよ。プロデューサーはあなたを選んだんだから』

春香「そ、そんな大層なことじゃないよ!選んだだなんて…でも、大丈夫かな?
一人で男の人の家に行くって…」


千早『…春香、あまり時間がないからよくきいてね。プロデューサーなら
大丈夫よ。あなたに酷いことをするような人じゃない。それはあなたが一番
わかってるでしょ?』

春香「そ、そうだよね。プロデューサーさんなら、何もしてこないよね。何も
してこないのはちょっと残念だけど…」

千早『少しアイドルらしくない発言が聞こえたような気がするわ。
まぁ、なんでもいいですけど。じゃあ、時間だから。またね』

春香「うん。またね、千早ちゃん」

Pの家

P「…こんなもんかな。準備って言っても大して時間がかかるものじゃないしな。
一応、ジュースやお菓子類は用意しといたけど」
ピンポーン

P「お、来たか。はーい」ガチャ

春香「おはようございます!プロデューサーさん!」

P「おはよう春香…ってあれ?春香一人みたいだけど他に誰も呼ばなかったのか?」

春香「は、はい。千早ちゃんも呼んでたんですけど、急に用事が出来ちゃった
みたいなんです…」

P「そ、そうか。取り敢えず、あがってくれ。人目につくとまずいから」

春香「自覚あったんだ…まあいいや、お邪魔しまーす」

P「邪魔すんなら帰ってー」

春香「はーい…ってプロデューサーさん!私は芸人じゃないんですから」

P「いや、アイドルにしてはいいノリツッコミだったよ。まぁ、そこらへんで
くつろいでてくれ。今飲み物持ってくるから。ジュースでいいか?」

春香「あ、お構いなくー。それにしても、綺麗な部屋ですね。まるで入居したて
みたいですよ!」

P「大家さんがうるさい人でな。定期的にチェックしに来るんだよ。ほらジュース」

春香「ありがとうございます。それでも、こんなに片付いてるなんてなかなか
珍しいんじゃないんですか?男の人の部屋って、もっとむさくるしいものかと
思ってましたけど」

P「ああ、大家さんにもよく言われるよ。あまり生活感がないって。仕事柄家に
いる時間が少ないからかもな。じゃあ、そろそろ見るか。ドクターフー」


春香「今日見るのは、ドクターフーだけですか?」


P「ああ。時間が許す限り全部見るつもりだけど、シーズン6まであるからな。
取り敢えずシーズン1は全部見るつもりだ」ポチ

TV「ターラーラー ラーラーラー」

春香「そんなにあるんですか?って急に始めないでくださいよ!」

一話視聴後…

春香「な、何なんですかあの人、どこがドクターなんですか!」

P「は、春香?落ち着け、な?」

春香「ドクターが旅をしながら問題を解決するってこういうことだったんですね!
なんか騙された気分です」

P「ああ、嘘は言ってないだろ?」

春香「確かに嘘は言ってないですけど、ドクターが宇宙人で、タイムマシンで旅行
するなんて一言も言ってないじゃないですか!びっくりしましたよ!マネキンも
急に動き出すし、プラスティックのドロドロが地球を支配しようとして」

P「でも、面白かったろ?ケネディ暗殺の時のちゃっちい合成写真とか」


春香「た、確かに、面白かったですけど…っていうかプロデューサーさんが面白かった
のってそこなんですか?」

P「ああ。初めて見たときは爆笑したよ。何だあの写真wwwwってね」


春香「確かに面白かったですけど、他にもあったじゃないですか。言う事を聞かない
母親とか、置いてきぼりにされるリッキーとか」


P「ミッキーな。まあそれはいいとして、続き見ようか。2話からはノンストップで行くぞ」

春香「望むところです!」


シーズン1、視聴中

春香「こんなのが最後の人類なのかぁ…うわっ裂けちゃった」

「グ、グウィネスが…道連れに…」

「うわぁ、お酢で倒せたのはいいけど、あんな風に飛び散らなくても」

「確かに、全部見てきたこの人が首相なら国民も安心できるのかな」

「ダーレク一体にあんなに大勢の人がやられるなんて…恐るべしダーレク!」

「指パッチンで額が開くって怖いですね。まあ、この人は自業自得だと思うけど」

「確かにローズの気持ちもわからないではないですけど…でも、やっぱりダメなこと
なんですよね。なんだか複雑な気持ちです」

「キャプテンジャック…最初は怪しい嫌な人かと思ったけど、結構いい人でしたね」


・・・シーズン1視聴後

春香「な、なんだかあっという間でしたね」

P「それほど面白かったってことだろ?」

春香「とっても面白かったです!至るところに散りばめられた伏線バッドウルフや
凶悪なエイリアン、特に無数に襲いかかるダーレクは恐怖そのものですね。人間に対する
皮肉も利いているところも、良かったです。それに、なんといっても…」

P「なんといっても?」

春香「なんといっても、ドクターのローズへの愛がとっても素敵でした!自分の命を
犠牲にしてでも、ローズをもといた場所に帰すところが、グッときますね!ローズも
最後まで諦めずに、結果的にはドクター(とジャック)を救えたところがまた良かったです!」

P「い、いつになく力が入ってるな、春香。そんなに気に入ってくれるとは思わなかったよ」

春香「それほど面白かったってことですよ、プロデューサーさん!でも、ドクターが変わって
しまったのは残念ですね…新しい人はかっこいいんですけど、それでも前の人に思い入れが
ある分、辛いですね」

P「うん、確かに再生するのは辛いよな。同じドクターでも見た目や、言動が変わっちゃうし。
でも、10代目は新シリーズで最も人気のあるドクターだから、きっと春香も気に入るよ」


春香「えっ?あのドクターの前にも、別のドクターがいるんですか?しかも8人も?」

P「そうだけど…言ってなかったっけ?このドラマ、始まったのが今から50年前でな。
役者が亡くなった時に、別のドクターになっても違和感がないように、再生の設定を取り入れたんだよ」

春香「な、なんでそんな大事なこと黙ってたんですか!」

P「聞かれなかったからな。ちなみに、今年のクリスマスには、12代目ドクターが
登場する予定だ」

春香「それってもうすぐじゃないですか!この人のあとにまた2人変わるんですね…」

P「ああ。俺の大好きな10代目が変わってしまった時は、本当に悲しかったよ」


春香「プロデューサーさんがそんなに好きな10代目ってどんな人なんですか?」

P「気になるか?」

春香「はい!、とっても!」

P「じゃあ、クリスマススペシャルを見よう!」 ポチッ

TV「シューン シューン シューン」

春香「ちょっ!またいきなりじゃないですか!あ、いきなり昏倒しちゃった…
大丈夫なんですかこの人、ちょっと心配…」

P「大丈夫大丈夫、タイムボルテックスが体内に残ってるだけだ」

春香「それって大丈夫じゃないですよね…」

P「でも一瞬、『まあドクターなら大丈夫か』って思ったろ?」

春香「…確かに、ちょっと思ってしまったのが悔しいです。でも、こんな敵に
ドクターもなしにどうやって立ち向かえばいいのか…」

P「そこが今回の見所だな。ドクターに頼りきっていた人類が、どうやって脅威に
立ち向かうか」

春香「でも、あんな大多数の人を人質に取られてるんですよ!勝てるわけないじゃ
…あ、ドクター出てきた!パジャマで!す、凄い。あっという間に優位に立ってる!」

P「皆が四苦八苦して、追い詰められてたのが嘘みたいだよな」

春香「ええ、右手を切られたときはもうダメかって思いましたけど、まさか生え変わるなんて!」

P「ああ、しかも今回のドクターは容赦しない。チャンスは1回までってのがみそだな」

春香「それでも、シコラックスを逃がそうとするところは、変わってませんでしたね」

P「ああ、結果的にハリエット・ジョーンズとトーチウッドにやられたけどな」

春香「でも、ハリエット・ジョーンズの言い分も間違ってはいない気がします。
あの方法は、流石にダメだと思いますけど。そういえば、トーチウッドって前に
出てきましたよね?ダーレクが捕らえられてたところで」

P「ああ、よく覚えてたな。これからも、そういう細かいワードが伏線になったりしてるから
それが結構大事なことに繋がってるから、覚えておくといい」

春香「その伏線って、シーズン1のバッドウルフみたいな感じですか?」

P「そうそう、そんな感じ。…っと、もうこんな時間か、春香、もうそろそろ帰らないと
親御さんも心配するだろう?駅まで送っていくよ」

春香「ほ、ほんとだ…もうこんな時間。時間って、あっという間に過ぎちゃうんですね…」
 
P「ああ、だからこそ時間を大切にしないといけないんだよ。さぁ、準備できたか?」

春香「はーい。じゃ、行きましょう」

車中にて

ブロロロロロ


P「何か、曲かけていいか?」ピッ

春香「もうツッコミませんよ!何回やるんですかこの流れ!聞きながらかけないで
くださいよ!…あれ?この曲って…第2話の、えっと、なんていう曲でしたっけ」

P「tainted loveって曲だ。toxicも好きだけど、ブリトニー・スピアーズなんて柄でも
ないしな。それに…」

春香「それに、なんですか?」


P「この曲のPVが好きなんだよ。春香も一度見てみるといい。探せばすぐ見つかるよ」

春香「はい!帰ったら早速見てみます!」

P「そうこうしてる間に、駅に着いちゃったな」

春香「本当に、楽しいことなんてあっという間なんですね」

P「今の、洒落のつもりだったんだけどな」ボソッ

春香「えっ?何か言いました?」

P「いいや、何も。じゃあ、また明日


春香「はい!また明日!…プロデューサーさん?」

P「ん?何だ?」

春香「今度は、誰も誘わないで、一人で行きますね!」

P「お、おい何言って…」

春香「それと、もし私以外の誰かを家に誘ったらその時は…」

P「その時は?」

春香「エクスターミネートですよ!プロデューサーさん!」

P「あ、ああ。肝に銘じておくよ。」

春香「じゃあ、さよなら!」

P「ああ、気をつけて帰れよ~」



天海家 春香の部屋

春香「あ、そういえばプロデューサーさんが言ってたPV見てなかったんだった
確かタイトルは…あった!これかな?」

http://www.youtube.com/watch?v=yDT0yn9jk7M


春香「…プロデューサーさん、なんでこんなのが好きになったんだろう。まあいっか。
明日あった時にでも聞いてみよっと」



終わり

すまない、アイマスとドクターフーを被せたかっただけなんだ。ひどい出来になってしまったけど。
本当はシーズン6までやりたかったけど、考えながらやると日を跨ぎそうなのでまた今度


なぜ日本では知名度が低いのか

>>24
最後まで付き合っていただいてありがとうございました。
そうなんです。日本での知名度が低いんです。とてつもなく。

この作品を見て、少しでもドクター・フーとアイマスに興味を持って頂ければ
嬉しいです

また今度と言いましたが、続きを載せていきます。
ものすごく遅筆なので、途中で落ちるかもしれません


P「というわけで、春香がまた俺の家に来たわけだが」

春香「プロデューサーさん!シーズン2ですよ!シーズン2」

P「はいはい。」ポチッ

TV「テーレーレー、レーレーレー」

春香「凄いですね!ニューニューニューニューニューニューニューニュー
ニューニューニューニューニューニューニューヨークですよ!」

P「言いにくいだろ、ニューニューヨークでいいよ」

春香「無駄に長い名前だと、逆に言いたくなりません?」

P「まあ、気持ちはわからんでもないな」

スレと関係ないけど、俺は『フレンズ』が好きだな

春香「あっ!カサンドラ!生きてたんだ…」

P「この手の輩はしぶといから」

春香「フェイスオブボーって、前にも出てきましたよね?」

P「ああ。地球滅亡の時とニュースにも出てたな」

春香「お尻の皮が顔に…」

P「それよりもカサンドラのセンスが…裏返しって…」

春香「酷い…人体実験なんて」

P「皮肉だよな。猫が人間で実験なんて」

春香「ド、ドクターがオカマに!」

P「大丈夫だ、カサンドラが中に入ってるだけだから」

春香「大丈夫じゃないですよ!嫌ですよこんなオカマドクター!」

春香「薬のカクテルをどうするのかと思いましたけど、エレベーターで使うとは…」

P「この奇想天外な発想がいかにもドクターらしいよな」

春香「カサンドラ…最後は切ない終わり方でしたね」

P「ああ、でも最後の最後に改心したからな。これでよかったんじゃないか」

春香「なんですかあのスキンヘッドの棒術使いは!マトリックスみたいな動きして!」

P「俺は初めて見たとき失礼だけどあんま似合ってないなって思ったよ」

春香「ローズのあの格好が半裸なら私たちはどうなるんでしょう…」

P「全裸じゃない?」

春香「執事がみんなスキンヘッドなのに怪しいと思わないんですかね」

P「そんなもんだろう」

春香「狼信仰って凄いですね。なんで狼を信仰することになっちゃったんだろう」

P「宗教なんて腐るほどあるからなぁ…理由なんて考えてらんないよ」

春香「まさかヤドリギが弱点なんて…」

P「ここのドクターがかっこいいんだよな、書斎が最高の武器庫ってとこ」

春香「ここでダイヤを使うんですね!」

P「妻の誇りのために、自らを犠牲にするその心意気たるや」

春香「称号は与えたから出て行けって、酷くないですか!」

P「将来的に脅威になることを見越したんだろう。懸命な判断とも言える」

春香「また、トーチウッドが…」

P「トーチウッドは置いといて、次に行くぞ」ピッ

春香「狼男の次はコウモリですか…ドクターも大変ですね」

P「ドラマでは事件のところしか出てないからな。休むこともあるさ」

春香「こ、この子達何でこんなに頭がいいんですか!」

P「それよりこのローズの不機嫌そうな顔がまた面白い」

春香「給食を作る部屋ですよね?どんな化学物質運んでるんですか!何でもないじゃないですよ!」



春香「なんでドクターは、こんなに嬉しそうなんですか?彼女も学校の謎を追ってるみたいですけど」

P「じきに分かる」

春香「ああ、昔のパートナーだったんですね。うう…あのネズミ、ちょっと気持ち悪いです」

P「俺は逆さ吊りになって寝てるエイリアンの方が気持ち悪いと思う」

春香「ところで、サラ・ジェーン・スミスさんはいつのコンパニオンなんですか?」

P「30年前」

春香「え?」

P「30年前の3・4・5代目ドクターのパートナーだよ」

春香「そんなに昔の人なんですね…K-9が本当に古臭く見えてきました」

P「それ以上いけない」

春香「この、『君は僕と一生過ごせるが、僕は過ごせない』って、すっごく重いセリフですよね」

P「タイムロードとして生きてきたドクターが言うから、重みが出るんだろう」

春香「女の争い、意外と続きませんでしたね」

P「ドロドロしたのはまた別に見れるから」

春香「毎回思うんですけど、いっつもさらっと世界の危機が訪れてませんか?今回なんて宇宙の危機ですよ!」

P「ひょっとしたら、今もどこかでエイリアンが世界征服しようとしてるかもな」

春香「そんな怖いこと言い出さないでくださいよ!」

P「まあいいや、ここからまたシーズン2ぶっ通しで見るぞ」ポチッ

春香「は~い」

TV「ターラーラー ラーラーラー」

春香「船の動力源が人間の内蔵、ですか。ああ…彼女が狙われたのはこんな理由だったんですね。

このサイバーマンってシーズン1にも出てきたやつですよね。でも前のとはちょっと違うような…

別の次元とはいえ、ジャッキーがサイバーマンになってしまうのは、見ていて辛いものがありますね…

テレビを見てる人の顔を食べるなんて、テレビが普及している今だったら、もっと悲惨なことになってたかも

このウードってエイリアン、最初はちょっと気持ち悪かったけど、意外といい人たちでしたね。

でもあの魔物は結局なんだったんでしょうか…

最初はただのサークルのはずだったのに…このエイリアンのせいで…ドクター、今回は来るのが遅すぎましたね」


春香「2012年って去年ですよね?本当にドクターが聖火リレー走ってたりして!」

P「ところがどっこい本当に走ったんだよ。11代目がカーディフを走ったんだ。ほらこれ」

春香「あ、ほんとだ。ニュースになってますね!」







P「さあ、そろそろシーズン2も見納めだ」ポチッ

春香「嵐の到来、ですか。ドクターが嵐みたいなものですけどね」

P「確かに。言えてるのかもしれないな」

春香「うわ、このイヤピースって…。っていうかまたトーチウッドが出てますよ。何なんですかトーチウッドって」

P「詳しくはシーズン2が終わってからな」

春香「そんな…ダーレクとサイバーマンの板挟みで、勝てるわけ…」

P「人類にとっては絶望的な状況だな。でもドクターなら…」

シーズン2終了後

春香「こんな終わり、酷いじゃないですか!あんなに一緒に旅をしてたのに離れ離れになるなんて」

P「だけど、ああしなければ宇宙が危なかったし、ローズはもっと酷い目に遭ってたかもしれないからなぁ
こればっかりはしょうがない。父親が助けに来なければ今頃は…」

春香「でも、ローズの話はこれで終わるんですよね?次のパートナーはどうなるんですか?」

P「その前にクリスマススペシャルなんだけど、今日はここまでにしておこう。続きはまた今度だ」

春香「なんですかその打ち切りエンドみたいなの!」


シーズン2 終わり

Dr.あふぅ

>>40 その発想はなかった。誰かそれでSS一本書いてくれないかな

もうすぐ11代目ドクターもおしまいか…

昨日の続きを載せていきます

今日はシーズン4.5までが目標です

P「よし、続き見るか」ポチッ

春香「ローズと別れた直後に現れた花嫁さんのお話ですね!」

TV「テーレーレー、レーレーレー」

春香「誓いの寸前に突然宇宙船の中に飛ばされて、怒りたくなる気持ちもわかりますけど…
  ローズを失ったばかりなのにあんなに罵倒されるドクターは可愛そうですね」

P「ドナも混乱してるからな。エイリアンと遭遇して、サンタクロースに襲われて」

春香「その上婚約者の裏切りにあって、エイリアンの餌にされそうになりましたからね…
  ドクターは助けてくれましたけど、今回のエイリアンを追い詰めていく姿は少し
  怖かったです。やっぱりローズがいなくなったばかりだからですかね?」

P「コンパニオンは、ドクターが暴走しないためのストッパーみたいなところがあるからな。
 S1のドクターも、ダーレクに銃を向けてたけど、ローズが止めたおかげで、撃たずにすんだし」

春香「そうやって考えると、ドクターにとってのローズの存在は本当にかけがえのないものだったんですね」



  

P「気を取り直してS3を見ようか。S3からはコンパニオンが変わって、懐かしのあの人が出てくるぞ」


春香「あ、ちょっと待ってくださいプロデューサーさん!トーチウッドの説明がまだですよ!」


P「そういえば説明してなかったな。トーチウッドは、S2に登場したヴィクトリア女王が設立させた

エイリアン対策組織だ。組織名は女王が組織設立を決めた時に滞在してたトーチウッドから来てるんだけど

この言葉、実はDoctor Whoのアナグラムになってるんだ。いろんな時代に登場して、シーズン2の最後に

出てきたトーチウッドが解散したあとの話がスピンオフドラマにもなってる。いま説明できるのはここまでかな」

春香「勿体ぶった言い方しないでくださいよ!」

P「ドクターフーの展開のネタバレにもなるからなぁ… とりあえずS4まで見たあとに
  スピンオフドラマも見るつもりだ。じゃあ、S3見るぞ」

TV「テーレーレー」

春香「あれ、このマーサって人前にも見たような…確かサイバーm」

P「それ以上いけない という冗談は置いといて、マーサ役の人はS2での演技が認められて
 コンパニオンに抜擢されたそうだ。前はサイバーマンになってたけど、今回は大活躍するぞ。」

春香「サイバーマンからコンパニオンってすごい出世ですね!」

S3一話視聴後…

春香「あんなのが宇宙の警察でいいんですか!何であんなに話が通じないんですかあのサイ!」

P「今回はあのサイ達が人の話を聞けばそれで済む話だったからな。相手もなかなかの知能犯だったけど」

春香「確かに、人間に擬態したり、病院を吹き飛ばす装置を作る頭脳があったりするのはすごいですけど…
  でも、あのサイは罪のない人間も巻き込んだんですよ!酷いと思いませんか?」

P「だからこそ、ドクターがいるんだろうな。さ、次見るぞ」ポチッ



ドクター・フーで架空戦記を作りかけたことあったなあ
NHKでやってたシーズン2まではDVDも持ってるのだけれど、以降は知らないんだよな

>>48

今ならHuluの2週間無料キャンペーンで、シーズン6まで見ることができるのでおすすめです。
シーズン4.5だけは、ひかりTVでしか配信していないのが残念ですが…

TV「テーレーレー」

2話視聴後…

春香「魔女もエイリアンだったんですね!」

P「違うぞ春香、エイリアンのテクノロジーが魔術だと思った人間が、エイリアンを魔女にしたんだ」

春香「じゃあ、昔魔女だと思われていた人達も、実はエイリアンだったかもしれないってことですかね?」

P「そうかもしれないな。世の中には今のテクノロジーじゃ解明できないこともあるし。作中に出てきた大事件が
 エイリアンの仕業だったみたいに、現実で起こっていることも、エイリアンの仕業だったりしてな」

春香「なんだかずいぶんオカルトな話になってきましたね」

P「SFなんてそんなもんだ。現実には有り得ないことだと思うから、いろんなことが想像できる。にしても
 今回の魔女、怖かったな。言葉の力恐るべしって感じ。アイドルも似たようなもんだけど」







春香「あんなエイリアンと私たちを一緒にしないでくださいよ!」

P「そうだな、似てるけど正反対だ。あいつらは言葉の力で命を奪うけどお前らは違う。
 歌の持つ言葉の力で人を救える。俺はとっても素晴らしいことだと思うよ」

春香「それって褒めてるんですか?とってもわかりにくいですけど」

P「褒めたつもりだったんだけどな… まあいいや、次見るぞ」ポチッ


 


TV「テーレーレー」

春香「なんでこの人たち、疑いもせずにずっと回り続けてるんですかね。普通気づきません?」

P「皆忘却のシールでも貼ったんじゃないか?クスリ、ダメ、ゼッタイ。ってことだな」

春香「今回はフェイスオブボーがいなかったら即死だった…って感じでしたね。残念ながらドクターに最後の
  秘密を教えて亡くなりましたけど…。でもまさかドクターの仲間がどこかにまだいるとは思いませんでした!」

P「ボーの秘密の件は置いといて、次はダーレクだ」ポチ

TV「テーレーレー」

春香「また逃げちゃいましたね…自分たちのリーダーを裏切って、あんなに沢山の人もを殺して!
   許せないですね!せっかくやり直せるチャンスだったのに!なんであんなことを…」

P「カーンはダーレクらしいっちゃダーレクらしいが…でもセクはちょっとかわいそうだったよな。
 種の存続のために自分を犠牲にしたのに…流石に人を拉致したのはダメだと思うが」

春香「セクは今まで見た中で一番まともなダーレクでしたね。あんなに仲間のことを考えていたのに…」

P「次、見ようか」

TV「テーレーレー」

春香「す、凄い!大発明ですよこの機械!ずっとアイドルできますよ!」

P「いや、リスクがありすぎるだろ…バイオハザードに出てくる化け物みたいになってたぞ。
 なってるじゃねえか。俺あんなグロテスクなアイドル嫌だよ」

春香「あ、本当だ…若返れてもこんな化物になっちゃうんだ…」

P「いやいや、そもそも生き物が若返ること自体おかしい事なんだからな」

春香「そ、そうですよねー。やだなぁプロデューサーさん、冗談ですよー」ポチっ

P「いやいやいやいや、ののヮで言われても…」

V「テーレーレー」

春香「42、ですか。どこかでそんな海外ドラマがあったような…」

P「24だな。今回は42分で事件を解決するぞ」

春香「それっていつもと同じじゃ…」

P「まぁ、そう言うな。ちゃんと面白い話になってるから」

春香「それもいつもと同じじゃ…」

春香「今回は正体不明の敵ですか…心なしか某アメコミヒーローと
  某シスの暗黒卿が混ざったような見た目ですけど」

P「そんな映画あったなぁ、懐かしい」

春香「今回はすっごく危なかったですね… タイマーの効果も相まってハラハラしました
   それにしてもサクソン氏の正体は一体…」

P「それものちのち分かってくるさ」ポチッ

P「今回は俺の大好きな話だ。今まで見た中でもベスト3に入るぐらいの」

春香「ハードル上げましたね…そんなに好きなんですか?」

P「春香も見たら分かるさ。ちなみにこれは第三位な」

TV「テーレーレー」

そういやトーチウッドのドラマがケーブルテレビでやってたっけ

春香「…こんなの反則ですよ」グスッ

P「いい、話だったろ?」

春香「はい、とっても!プロデューサーさんが好きな話っていうのにもうなずけます!」

P「そうか… 今回はあえて内容を語る必要もないな。次見るぞ」ポチッ

TV「テーレーレー」

P「今回は、エルトン君の冒険枠だ。ドクターはあまり出てこない」

春香「エルトン君って、恋人が地面と一体化しちゃったやつですよね…」

P「大丈夫だ、今回は欝要素あんまないから」

「ブリンク」視聴後…

春香「ホラーじゃないですか!なんですかあのチートじみたエイリアンは!
   話はうまく繋がってて面白かったですけど、でも最後は反則ですよ!」

P「うん、俺も最初見たときは怖くて後ろ振り向けなかったよ」

春香「…プロデューサーさん、一回後ろ向いてください」

P「やだ」ポチッ

TV「テーレーレー」

P「今回は3話連続だ」

春香「ずいぶん長いんですね」

P「とりあえずユートピアを見よう。物語の起点で、とっても大事な話だ」

春香「あ、ジャックですよ!懐かしいですね!」

P「S1以来だな」

春香「し、死んじゃった…せっかくドクターと会えたのに…」

P「あ、生き返った」

春香「な!?どうして…」

『ユートピア』視聴後

春香「フェイスオブボーの話がここにつながっているとは思いませんでしたね!
  でも、マスターって何者なんですか?なんだか悪者みたいでしたけど」

P「マスターは、旧シリーズに出てきたドクターの敵だ。ドクターと同じタイムロードで
 幼馴染だったらしい。旧シリーズはよく知らんが、因縁の相手らしいぞ」

春香「じゃあ、今回のラスボスはマスターってことですね!それにしても、ジャックは
   何も知らずにずっと一人で何百年も生きてきたんですよね…」

P「その間に何があったのかは、スピンオフドラマのトーチウッドでわかるらしいぞ」

春香「どんな話になるんでしょう、とっても気になりますね!」

P「う~ん、まあその話はまた今度見ることにしよう」ポチッ

TV「テーレーレー」

春香「まさかラスボスが最初から出てきていたなんて…
  今回の相手はタイムロードなだけあって今までにない知能犯ですね!」

P「ドクターとマーサが出会う前からずっと暗躍してたからな。恐ろしい頭脳と狂気を持った敵だよ」

春香「どこか楽しんでるところがまた恐ろしいです」

春香「こ、この絶望的な状況からマーサはどうするんでしょう…
  ドクターが一気に老けて、トクラフェインが押し寄せてきて…」

P「ドクターは世界とマスターを救うことができるのかが、次回の見所だ」ポチッ

TV「テーレーレー」

春香「そんな…あれだけ皆頑張ってユートピアに行ったのに!
   こんな結果になってしまうなんて…」

P「ドクターもゴラムみたいになっちゃったな」

春香「ああ!対タイムロード用の銃まで!これはもう詰みってやつじゃないですか!」

P「ここからが面白いんだよ」

春香「す、凄い!これがドクターの作戦だったんですね!マーサが偽の情報を流しながら
  ドクターのことを世界に広めて!言葉の力で若返って!」

P「一年前からずっと計画を温めていたとこが流石ドクターって感じだな。
 最終的にマスターは死んでしまったけど…」

春香「再生をしないで死んでいったってことは、結局ドクターはマスターを救えなかったって
   ことですよね… なんだか試合に勝って、勝負に負けたような、そんな感じがします」

P「これで本当にドクターが最後のタイムロードになってしまったわけだ」

春香「マーサとも別れちゃったし… ジャックは衝撃的な告白をして去っていったし…」

P「タイタニックがターディスに追突するし」

春香「花嫁の次はタイタニックですか…ドクターの気が休まりませんね」ポチッ

TV「テーレーレー」

呪われた旅路 視聴後…

春香「なんだか、悲しいお話でしたね。いい人ばかり死んでいって
   最後にあんな人が残ってしまって…」

P「今回はドクターにとって辛い事件だったな。新しいパートナーに
 なれたかもしれない人だったのに…」

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