照「お前初めてか全国は?力抜けよ」(1000)

インターハイ移動日
長野から東京までの電車移動中

久「…がたん…ごとん…がたん…ごとん…」

まこ「どうした?部長。窓の景色見ながら黄昏ながら変な事呟きよって」

久「ん…?ああ、まこ。いい景色だなぁ~って、さ。思って」

まこ「そうじゃのう。誰かさんが出張する時に、原稿が手につかんのもわかるわい」

久「…?そうね…。私もちょっと…わかる…かな。いつまでもこの景色を楽しんでいたいくらい。けど、それ以上にこれからの出来事にワクワクしてる自分も居る」

久「それと、ちょっと、怖い…かな。この電車の行き着く先は、結末の場所。私が今までやってきた事、送ってきた日々に、全ての精算を告げる瞬間が待ってるという事でもあるから」

久「…勿論、目指してるのは全国優勝よ?けど、だとしても…その瞬間が来た時、私はどうするんだろうって…少し、不安なのよ」

まこ「…久」

久「ん。ごめんね。ちょっとだけ弱音。これが最後にするから…」

まこ「…」

久「…まこ?」

まこ「…ふう。しっかし、思えばここまで来るのに色々あったもんじゃのう~」

久「な~に?いきなり。まこ、年寄り臭い」クスクス

まこ「ぬかせ。お前さんに言われとうないわい」ケラケラ

久「あ?」

まこ「あっはっは」

久「ったく…ふふ。ま、そうかもね。最初に私が居て。1年待ってまこが来て、二人でもう1年。…今年の春に優希と和が来て、須賀君が来て。…最後に咲が来て、大会に参加できるようになった」

久「地方大会を戦って、優勝して、合同合宿。他校の力添えやみんなの日々の努力で、私達は見違えるように強くなった。…今の私達に怖いものは無いわ」

まこ「おいおい」

久「ん?」

まこ「誰か大事な人を忘れとりゃせんか」ニヤニヤ

久「…っ!」カアア

まこ「くっくっく。その様子じゃと、敢えて触れんようにしとったな?素直じゃないのはコレだから困る」

久「うっさい!ワカメ!」バシバシ

まこ「いたたた…ははは。けど、一人だけ話題に出さないのも可哀想じゃき。折角部の歴史振り返るなら、話題にしてやんさいよ」

久「うう~…」

まこ「で?なんだっけ?」

久「…ギ………ん」ボソッ

まこ「ん~?聞こえんの~」

久「…っ!ハギヨシさんよ!清澄の用務員兼引率兼臨時顧問の!」

まこ「あっはっはっは!」

久「コイツめ。何がおかしい…」ワナワナ

まこ「いや、だって、そんな大声出したら…」

久「あ…」チラッ

ハギヨシ「私がどうか致しましたか?竹井さん」

久「はうっ!?」

京太郎「ハギヨシさん?どうしたんです?」

ハギヨシ「いえ。今、竹井さんが私の名を…」

まこ「くっくっく…」

久「まこっ!…う、ううん!なんでもない!なんでもナイから!」

ハギヨシ「はあ…」

久「だ、だからハギヨシさんはそのまま相席の須賀君と会話してて!ね!?」

ハギヨシ「わかりました。折角ですのでお伝えしておきますが、あとニ十数分程で乗り換えになりますので、準備の方そろそろ考えておいて下さいね。皆さん」

まこ「ほ~い」

久「あ、う、うん!わかったから!」

まこ「うぷぷぷ…面白いわ~」

久「ったく…はぁ。ま、いいや。私ちょっと寝るから着いたら起こして。まこ」

まこ「はいはい、部長。ふて寝するが良い」

久「…ぷう」

まこ「…」

まこ(…さて。しっかし、妙なことになったわい)

まこ(まさかあの龍門渕のスーパー執事のハギヨシさんが、クビになって清澄の用務員になんぞ流れてくるとは。いやはや、人生ってのは何があるかわからんもんじゃのう)

まこ(しかも、なんだかんだで引率が来れないウチの顧問を引き受けてくれて、更にみんなに受け入れられとる。優希に和、咲、勿論ワシも)

まこ(傑作なのは、久の奴はおちょくろうとして逆に惚れよって。アホじゃのう)ククク

まこ(…ま、でも、一番良かったのはやっぱ、京太郎かの。なんだかんだで女所帯に男一人はちょっと精神的にも色々気苦労が多かったじゃろうし)

まこ(ふふ。年上とはいえ、同性の会話できる友人が来て、目に見えて嬉しそうにしとる)

まこ(ほんに、助かるわ。男同士気兼ねなく会話してるの見ると、ワシら相手にしとるのと違ごうてリラックスしてるのがようわかって微笑ましいしの)

まこ(咲も優しい子じゃから、幼馴染が楽しそうにしてるの見て物凄く嬉しそうじゃし)チラッ

咲「」ニヤニヤ

咲「きゅっふ…(←息の漏れるような笑い声)」


ハギヨシ「さて、なんの話をしていたんでしたっけ須賀君」

京太郎「ああ、そうそう。えっと、このタコスのレシピについてなんだけど、気になることがあって…」

ハギヨシ「ふむふむ。ああ、これは…」


咲「ぷくくく…きゅっふ(←声を殺した笑い声)」


ハギヨシ「…で、こうすると尚良いですよ。で、後はこうすると…」

京太郎「おお!なるほど~。なるほど、なるほど~」


咲「ぷくきゅきゅ…(←頑張って声を殺した笑い声)」


京太郎「うんうん。だったらこういうアレンジは…」

ハギヨシ「ああ。良いですね。それも面白いかもしれません」


咲「ぷっきゅきゅきゅきゅ…(必死に声を殺した笑い声)」

咲「きゅふふふふ…(←だだ漏れる声を殺した笑い声)」

続きものです。(前フリ冗長で)すまんな。あとホモ

前スレ

一個目
透華「ハギヨシ、この男に種付けなさい」
透華「ハギヨシ、この男に種付けなさい」 - SSまとめ速報
(ttp://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1340194807/)

二個目
ハギヨシ「衣様を騙してニンジン食べさせたらクビにされた」

三個目
和「訴訟も辞しませんよ、腐女子ども!」
和「訴訟も辞しませんよ、腐女子ども!」 - SSまとめ速報
(ttp://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1343222323/)

咲(男二人、狭い座席の上で肩を寄せ合いタコスのレシピを話し合う)

咲(良い)

咲(良いよ)

咲(良いよ、京ちゃん。ハギヨシさん)

咲(麻雀で例えるなら大三元(適当)くらい良いよ)

咲(あまつさえ、ハギヨシさんから教わったレシピ(意味深)を流用して、京ちゃん流のアレンジすら提案するなんて)

咲(実に良い)

咲(捗る)

咲(互いにレシピを交換し合う二人)

咲(色々な食材の情報の交換。ついでに体液も交換。一緒にキッチンに立ち、料理をする二人。やがて見つめ合い抱きあう形になるのは必然)

咲(そこから京ちゃんのズッキーニをハギヨシさんがオリーブオイルかけて食べちゃうまでの一連の流れの、なんと無理のなく自然な流れなことか。まるで小川のせせらぎのようだよ)

咲(我ながら王道過ぎてj驚愕)

咲「きゅふふふ…」

和「咲さん?」

優希「どうかしたかー?咲ちゃん」ヒョコッ

咲「ひゅっ!?」ビクッ

和「?」

優希「?」

咲「び、びっくりした…優希ちゃん、いきなり目の前に出て来ないでよ。驚いた…」

和「さっきから何度も呼んでましたよ?」

優希「ま~たボーっとしてたじぇ」

和「もうすぐ乗り換えですよ。荷物をまとめて出る準備をしましょう」

咲「あ…もうそんな時間?」

和「ええ」

優希「しっかりせい。咲ちゃん」

咲「ごめんごめん。今準備するから…」ゴソゴソ

優希「私ら先行ってるじょ?」

和「ちなみに、他の皆さんはもう行ってしまわれましたよ。須賀君とハギヨシさんが一旦私達の荷物を全部持って下さってます」

咲「そうなんだ。悪い事しちゃったな」

優希「ん。早く降りて乗り換えの電車に乗って、荷物受け取ろうじぇ」

優希「咲ちゃんの荷物は私が持つじょ。ん。このボストンバックだな?のどちゃん行こう」ヒョイッ

和「残った小物はご自身でお願いしますね。私達は電車を降りた所で待ってますから。それじゃあ優希、行きましょう。こっちです」スタスタ

咲「ありがとうー!…えっと、あとはこのお菓子と、お茶を持って…」ゴソゴソ

咲「ふう。それじゃあ降りようっと…あ、一応みんなが忘れ物してないか確認」キョロキョロ

咲「うん。忘れ物無し…」

咲「…」

咲「!?」バッ

咲「こ、これは!?」

咲「腐女子御用達、成人指定雑誌の月刊オスプレイ…!!」

咲「え?え?なんでここに?え?」キョロキョロ

咲(た、確か此処は…優希ちゃんと和ちゃんが相席してた座席の筈…!!)

咲「…一体何でここにこの本が…?わかんないよ…」

咲「…」

咲(まさか、部内に、私の同志が…!?)

咲「…あ、あはは。まさか…ね。前のお客さんが置いてったとか、そういうのだよ…ね」

咲「…」

咲「……」キョロキョロ

咲「…」チラッ

咲「…」

咲(私未成年だから、まだ買えなかったんだよなぁ…)

咲「…」

咲「…」

咲(……欲しいなぁ)

咲「…」

咲(…けど、鞄持ってかれちゃったしなぁ…)

咲「…」

咲(…服の下に隠して、なんとか持ってけないかなぁ…)

咲「…うん。そうしよ…」スッ

「咲ちゃん!」

咲「ひっ!!?」ビクッ

優希「なにしてるんだ咲ちゃん!」ズンズン

咲「あ、えっと…」オロオロ

咲(し、しまった!気付かれた!?)

咲(ううう…マズいよ。この状況。優希ちゃんこういうの耐性無さそうだし、気持ち悪がられるに決まってる。それに大人しか買っちゃいけない本に興味有るなんて知られたら私…)

優希「早く外に出ないと電車出ちゃうじょ!」

咲「えっ…」

優希「急げ!」グイッ

咲「あわわ…」ヨタヨタ

咲「…」スッ

咲(…う。どさくさに紛れて制服の下に隠しちゃった…)

優希「は~や~く~」グイグイ

咲「う、うん。わかった。わかったから引っ張らないで…」

咲(それにしてもこの本、一体誰のなんだろう)

咲(こういう本を読んでても不思議じゃないのは…まさか…)

咲(…部長!?)

咲ちゃん回想。前日夜
咲の部屋にて

咲「…ふう。これで明日の準備完了」

ゆみ「お疲れ様、咲」

咲「ゆみさん。すみません。遊びに来て下さったのにバタバタしちゃってて」

ゆみ「いやいや。私の方こそ悪かったよ、タイミングが悪かった」

咲「そんな事ないですよ。…でも、折角ゆみさんが来てくれるんだったら、昨日の内に荷造り終わらせておけばもっといっぱい遊ぶ時間できたのに。勿体無いことしたなあ」

ゆみ「ははは。ありがとうな、咲。けど、今日は一緒に遊ぶのも良いけど、ちょっと大事な話が先決だ」

咲「大事な話?そういえば部長から聞きましたけど、抽選決まったら蒲原さん達とみんなで応援に来て下さるんでしたっけ。凄く嬉しい」

ゆみ「ああ、それも確かに大事な話だけれど…けど、今回はそうじゃない。久対策に関してだ」

咲「…部長?」

ゆみ「ああ。なあ咲。先日、私がお前を家に泊めたあの日、久があの執事さんに気のある素振りを見せていただろう?」

咲「…ええ」

ゆみ「その時、チャットで話をしただろう?久を薔薇に染めるって話。その計画を練ってきたんだ」

咲「…!じゃあ!」

ゆみ「ああ。作戦を実行するぞ。題して、オペレーション・ローズ。…すまん。作戦名は忘れてくれ」

咲「えっと…」

ゆみ「…こほん。あー。つまりだな。久に、薔薇はいいものだゾーって、分からせればいいんだ。本来女性の95%は潜在的なホモ好きなんだから」

咲「信じられません。残り5%も嫌いな女性が居るんですか?」

ゆみ「ああ。残りはレズだ。この世のありとあらゆるくっそ汚い部分を煮詰めて凝縮したような連中だ。特にあのネクターとか言うクソレズ」

咲「ああ、ゆみさんに意地悪したっていう…」

ゆみ「ああ。…アイツめ。今度会ったら次こそ絶対にとっちめてやる」ブツブツ

ゆみ「…っと、失礼。話が逸れた。で、だ。君なら天然でやってしまいそうだから忠告しておくが、いきなりどこかのアラサーみたいに淫夢の動画を見せるのはNGだ」

咲「え…」

ゆみ「理由はわかるか?」

咲「…?」キョトン

ゆみ「ふふ。流石だね。だと思っていたんだ。事前に忠告できて良かった」

咲「えっと…」

ゆみ「いいか?咲。君には意外かもしれないが、この世界の多くの人は、まだ『目覚めて』ないんだよ。ホモに」

咲「…?…??」

ゆみ「…そう。『まだ』目覚めてないのさ。だからこそ、ホモは隠匿される。薔薇には棘が生え、愛は迫害される。だが、だからこそ美しい」

咲「…あ、成る程。わかりました。つまり、そのまだ『目覚めて』居ない人達を、目覚めさせて新しい次元にシフトさせるのが私達『目覚めた人』の使命なんですね」

ゆみ「そうだ。だが、いきなり強烈なのを見せては、刺激が強すぎてその対象の意識が破裂してしまいかねん。だから、事は慎重に…だ」

咲「慎重に…」

ゆみ「そう。そして、まず君がすべきことは、久がどの程度のレベルなのかを知ること」

ゆみ「アイツは唯の男同士の友情に嫌悪を感じる程狭量な人間ではないだろう。ならボディータッチは?キスは?オスプレイは?」

ゆみ「どこまでなら嫌悪感を抱かずに居られるかを調べて欲しい。そのギリギリを繰り返し、徐々にボーダーを下げて行く」

ゆみ「…これが君の全国での、もうひとつの任務だ。…勿論、第一目標は全国優勝だがね」

咲「私の、任務…」

ゆみ「私は抽選会で日程が決まったら、初戦までには東京に行くから。作戦の第2段階は向こうで話し合って決めよう。それで良いかな?」

咲「わかりました。やっぱりゆみさんは頼りになります」

ゆみ「ふ…止してくれよ。まあ、この件に関してはこれくらいかな」

咲「わかりました。それじゃあ…」

ゆみ「ああ。一緒に遊ぼうか。コレクションを見せてくれるんだって?」

咲「はい!それに、私自分で小説も書いてるんです!普段は自分で書いて満足しちゃうし恥ずかしいしで、他の人には見せないんですけど…」

ゆみ「へえ、小説。それは凄いな」

咲「あ、あの…私の小説なんて、下手だし、つまらないかもしれないけど…」

咲「…は、恥ずかしくて堪らないけど…」

咲「けど、ゆ、ゆみさんになら…わ、私の恥ずかしいの…その…見せてもいいかなって…えっと…」

咲「…う、ううう……い、いえ。見て…見て、欲しいんです」

咲「…ゆみさんになら、私の恥ずかしいの…見られても。いいかな…って」

咲「だ、だから…お願いします」

咲「…私の恥ずかしいの…見て下さい…」

咲「うう…か、顔アッツイ…」カアア

ゆみ「…ふふ。仕方ないなあ。咲は」

咲「…ゆみさん」チラッ

ゆみ「ふ。上目遣いで見るなよ。甘えん坊め」ナデナデ

咲「…うう」

ゆみ「ははは。まあ、見せてくれてるなら見せてもらいたいものだが、一つだけ忠告しておくよ。咲」

ゆみ「こういう時私は少し意地が悪いぞ?」ニヤッ

誰得?ならこの際はキングクリムゾンじゃ。回想終わり!

東京
宿

久「到・着!」

咲「やっとついたね…」

和「もうっ!危うく一人乗り過ごすところだったんだから気を付けてくださいね!」

咲「ご、ごめんなさい…」

久「まあまあ」

優希「広いじょ!」

まこ「京太郎とハギヨシさんは?」

久「ああ、あの二人なら、隣の棟の二人部屋に入ってもらってるわ」

咲「」ピクッ!!

久「あ。それとね。咲」

咲「あ、は、はい」

久「これ、アンタに渡しとく」スッ

咲「?これは…」

久「スマフォ。ハギヨシさんにアンタの迷子対策相談したら、衣ちゃんの時見たくGPSで捜索できるようにするのはどうかって」

咲「GPS…」

久「そう。GPS。持ってればそれだけで衛星から位置を割り出してくれるから、アンタが何処に行っても安心。感謝しなさいよ?ちょっと古い機種だけど、一応部費で出してるんだから」

咲「…」

久「いざとなったら電話も出来る!…予備バッテリーも渡しておくけど、充電はマメにしなさいよ?」

咲「すみません…」

久「いいってことよー。あ、あとね。これ、折角だから特典。パケホにしておいたから」

咲「…パケホ?」

久「うむ。まあ、アンタ、迷ったらいつも勝手にウロウロしてややこしくするでしょ。だから、迷ったらウロウロせずにじっとしてるように、暇つぶしを与えとこうかと」

優(まるで小学生を扱ってるかのような感じだじょ…)

和(アリですね…!)

咲「暇つぶし…?」

久「あー。意味わかってないか」

久「ネット使い放題って事よ。ま、使い方は後で誰かに聞きなさい」

咲「え…」

久「さて…それじゃあ、今から明日の開会式までは自由時間にしましょうか!」

数分後

まこ「1年は風呂行ったか。風呂好きじゃのー。アイツら。ってか、優希か」

久「んー。そうね」

まこ「はは、それにしても、明日の開会式までは自由時間か。思い切ったのう」

久「さっきも言ったけど、決勝までは長いから。途中で息切れしないよう、気を抜くのも大事よ」

まこ「勉強になるわ」

久「そうね。勉強しときなさい。次期部長」

まこ「そうかそうか。気を抜くのが大事…ねえ」ニヤニヤ

久「…何よいきなりニヤニヤしだして。気持ち悪い」

まこ「んー。ならワシもちょっと気を緩めておこうかなっとな」

久「…好きにすれば」

まこ「なんじゃ、冷たい。後輩の息抜きに付き合いんしゃい」スススッ

久「何企んでんのよ。…寄ってくんな」ジトーッ

まこ「恋話しよか?部長。主にお前さんの」ニヤニヤ

久「ぶっ殺…!」ガタッ    コンコン

まこ「ん?誰か来たわい」

久「ちっ…危うく大会前に一人メンバー欠かすところだったわ」ブツブツ

まこ「ワシ殺したらハギヨシさん女装させて大会出しんしゃい」スタスタ

久「こんの減らず口ワカメ…!ここがニュージーランドなら侵略的外来種として然るべき所に通報して駆除できたのに…」

まこ「はーい。どちら様で…」ガラッ

まこ「…おっと」

まこ「久ー。お客さんじゃ」

久「ん?…ああ」

久「いらっしゃい。美穂子」

美穂子「あの…お、お邪魔します」

未春「お邪魔します…」

久「どーぞど~ぞ。入って入って…」

まこ「?…?…?」

まこ「…なんで風越が…?」

久「くくくく…サプライズ成功…」ボソッ

それから更に数十分後
みんな風呂から戻って来て

まこ「なるほどね。相部屋を」

久「そ。何かと便利そうだしね。気もほぐれるでしょ」

まこ「まあ、そうかもしれんが…」

久「本当は龍門渕も誘いたかったんだけど…」

まこ「…まあ、ハギヨシさんの事情が事情だしの」

久「…」

美穂子「あの…」

久「…ああ、ごめんごめん。変な話しちゃって」

美穂子「ところで、その萩原さんは今どちらに?」

久「ああ、あの人は今、須賀君と隣の棟に居るわ」

美穂子「そうですか」ホッ

美穂子(良かった…。この間はつい勢いであの人に宣戦布告をしてしまったし…顔を合わせ辛かったから)

美穂子(それに、あの人はやっぱりムカムカします。私の前で上埜さんと親しげにして…)

美穂子(それにそれに、しかもお酒を飲んだって知られてしまったのよね…)

美穂子(…どうしましょう。あの人絶対悪い人だもの。飲酒をばらされたくなかったらって脅されて、みんなの前で辱めとかを受けさせられたり意地悪されたら…)ドキドキ

美穂子(いやだ。怖い。想像しちゃったわ)

美穂子(その…朝にやってるアニメのモノマネさせられたり(キャプテンの考え得る最大限の辱め)、あの人が捕まえてきたセミを触らせられたり(同意地悪)したらと思うと…不安です。上埜さん)

優希「ところで、腹減ったじょ」

久「ん?あー。確かに。もう夕方ね」

和「そうですね。普段ならもう夕飯にしている時間です」

優希「ねえ部長。自由時間なら、私達とイケダ達みんなで外に食べに行っても良い?」

久「それは別にいいけど…暗いし、女の子だけだとちょっと不安ね。須賀君も連れてきなさい」

優希「おう!」

まこ「ワシも一応行くわ。ん?ハギヨシさんは?」

久「ああ、あの人は監督会議があるから。30分くらいで終わるらしいけど、待ってらんないでしょ。…本編はその辺どうしてんのかしらね。阿知賀編はハルちゃんが出席してる描写あるのに」

まこ「さよか。アンタは?…あと、後半は聞こえなかった」

久「私は残る」

美穂子「あ、わ、私も残ります!」

久「んー」

美穂子「…」

久「…」

美穂子「…」ソワ…

久「…」

美穂子「…」ソワソワ…

久「…」

美穂子「あ、あの…」

久「ん?」

美穂子「み、みんな、行っちゃいました…ね」

久「そーねー」

美穂子「あの…」

久「ん?」

美穂子「ご、ご飯…どうされるつもりですか?ルームサービスとか…」

久「ううん」フルフル

美穂子「じゃあ、えっと、ホテルのレストランとか…」

久「ううん」フルフル

美穂子「じゃあ…」

久「実は、さ。さっき風越のコーチにばったり会って聞いたんだけど、指導者用の部屋の話」

美穂子「はあ」

久「なんでも、長期滞在者用の部屋借りてて、料理作れるようにキッチン有るんだってさ」

美穂子「…そうだったんですか」

久「だから」

久「ハギヨシさんが会議から帰ってきたら、作って貰おうかと!」

美穂子「…」イラッ

久「えへへ。ね、美穂子。良いアイディアだと思わない?お金はあんまり使わないで済むし、下手なレストランよりずっと美味しいし!ね?」ニコニコ

美穂子「…」プックー

久「もうー。そんなほっぺた膨らませてムクれないでよっ!ちゃんとアンタの分も作って貰うよう頼むからさ。ね?」ニコニコ

美穂子(むぅうー!)

久「ほら、そうと決まったら近所のスーパー行こ?買い出し買い出し!コーチにはもう私から行ってあるからさ。ね?行くよ!」グイッ

美穂子(むううううううううううううう!!)

タコス屋

優希「タコス屋発見!…ってか、事前リサーチの賜だがな」

京太郎「へー。流石東京。本格的なタコス専門店なんかあるんだなー」キョロキョロ

優希「うむ!…と、ところで京太郎」

京太郎「ん?」

優希「その…お、お前は何にするじょ」

京太郎「俺?んー。特に何も考えてねーな。お前のと同じのでいいや」

優希「っ!そ、それは駄目だじょ!」

京太郎「ん?なんで?」

優希「ど、どうしても、だ!」

京太郎「…まあいいけど。そしたら、すいませーん。このウインナー入ったやつくださーい」

咲「!!」

咲(流石京ちゃん!迷わずウインナーを欲しがるなんて、やっぱり私の見込んだだけあるよ!このエッチ!変態!今晩はハギヨシに京ちゃんのウインナーをごちそうするんだよね!?折角二人きりなんだし!)

優希「なら私はこっちのでー」

華菜「ふむ…」

未春「あ、美味しい。私タコスって初めて食べたんですけど、意外といけますね」モグモグ

まこ「そうじゃのー」モグモグ

華菜「…なあ、清澄の」モグモグ

まこ「なんじゃ?風越の。…てか、お前さん、ワシのタメだったんじゃな。今初めて自覚したわ。なんか衝撃じゃ」

華菜「あの二人…甘酸っぱくないか?」

未春「ゲホッ」

まこ「んむ」

華菜「この恋愛マスター華菜ちゃんの見立てによれば、二人は付き合い始めて2ヶ月…いや、3ヶ月と言ったところだし」

まこ「いや、友人以上恋人未満って感じじゃけど…」

華菜「…」

未春「華菜ちゃん、まだ言ってるの?ゲームじゃないんだから、人間関係ってそんな単純なものじゃないっていつも言ってるでしょ」ハァ

華菜「ば、馬鹿な…」

まこ「…まあ、優希は少なくともちょっと意識しとるじゃろうがのー」

華菜「…むう。まあ、正答率30%ってトコか」

未春「なにそれ」

優希「…う、美味いか?京太郎」

京太郎「ん。普通に美味いぜ」モグモグ

優希「そうか…」

京太郎「おう」モグモグ

優希「…」モジモジ

京太郎「…?食わねーの?」

優希「…ん。食う…じょ」パクッ

京太郎「…」

優希「…モグモグ」

優希「…ん。美味い」

京太郎「そっか」

優希「…」

京太郎「…?」

優希「…えっと」

京太郎「おう?」

優希「…う、美味い。コレ」

京太郎「…おう」

優希「…京太郎のそれ、は、美味いか?」

京太郎「さっき言ったろうが。普通にうめーって」

優希「…そ、そう…か」

京太郎「…?」

優希「あ、あの…な。京太郎」

京太郎「ん?」

優希「そ、その…」

優希「…」モジモジ

京太郎「なんだよ」

優希(…ゆ、勇気出すじょ!私!!)

優希「あ、あの…!」

優希「…ひ、一口ずつ…こ、交換…す、する…じぇ」

優希「…」カアアア

京太郎「別に良いけど。ほれ」スッ

優希「!!」

京太郎「ん。食えよ」

優希「…ん」

優希「…」

優希「…」

京太郎「?」

優希「…ガブッ!!」

京太郎「うおわっ!?」ビクッ


華菜「おおう…ファンタスティック…スウィートハート…グッドラック…今私は、無性にこの世界の全てを祝福したい気分だし…!」ドキドキ

まこ「何言うとるんお前」

咲「…えっと、ここを、こうして…ううう。和ちゃん。難しいよぉ」ポチポチ

和「うーん。困りましたね。私もこのメーカーの機種は使った事が無いのでよくわかりません」

華菜「お?清澄の。なんだお前、そのスマフォ使ってるのか」ズイッ

咲「あ、池田さん…」

京太郎のウインナーにかぶりつくタコスとな

今日の俺はこのスレに出逢う為に1万数千秒もさまよってたのかもしれぬ

華菜「ふふん。この機種、覚えがあるぞ。つい最近変えたけど、私が前に持ってた機種と同じやつだし!」

咲「そうなんですか?」

華菜「うむ!で、何を困っておいでかな?今、華菜ちゃん実にいい気分だから、力になれることあればなんだってやってやるし!」

咲「ありがとうございます!」

和「助かります。それじゃあ、後はお願いします」

華菜「おう、任せろ!…で、何がしたかったんだ?」

咲「えっと…いつも学校のパソコンで使ってるネット麻雀に行けるようにしたかったんですけど…」

華菜「ああ、そのネトマなら私も使ってるし。お安いご用だ。ほれ、ちょっと貸してご覧」

咲「お願いします」スッ

華菜「ひょーいひょーい」スッスッ

優希(ふう…やり遂げたじょ…。顔あっつい。思わずアイツから逃げて来てしまった…)フラフラ

優希「って、おろ?イケダ、何やってるじょ?」

華菜「おお、タコス娘。見てろー。今華菜ちゃんがお前の幸せを願って善行一つ行なってやるから。成功したら感謝するんだぞ」

優希「おう。よくわかんないが面白そうだ。何やってるか観察させろ」

華菜「ほい、お目当てのサイトに到着。今華菜ちゃんが一旦自分のIDで一回入り方の手本見せてやるからなー。ここをこうしてー。こうしたらー。はい、アクセスも完了!」

一体、何が始まるんです?

咲「凄い!早いですね」

華菜「んっふっふー。よきにはからえー」

優希「…ん?」

華菜「さって、それじゃあ取り敢えずログインの方法も教えたし、私のIDは消すぞー」

優希「…ちょっと待つじょ」グイッ

華菜「あっ!こら勝手にスマフォ奪うな…」

優希「…」ジーッ

華菜「…あんだよタコス娘」

優希「…」


イケニャー さんがログインしました


優希「…イケ…ちゃん…?」

華菜「…えっ」

優希「…ちょっとこっち来るじょ」グイッ

華菜「おととと…き、清澄の!はい、コレ返すし!私のID消したから、後はブクマから入ってお前のID入れればネトマ遊べるから…」ズルズル

タコス屋から少し離れた場所

優希「…さて。この辺でよかろうだじぇ…」

華菜「お、おい!タコス娘。いきなり何するんだし!びっくりしたし!お前、ふざけんなし…」

優希「ドン・タコス」

華菜「…」

優希「この名に覚えは無いか?」

華菜「…」

優希「私のもう一つの名だ」

華菜「お前が、タコちゃんだったのか…」

優希「左様」

華菜「…まさかこんな身近に、乙女部屋の仲間が居たとは」

優希「…ハナちゃんの言ったとおりだったじょ」

華菜「ハナちゃん!?」

優希「…」

華菜「おい、タコス娘!ハナちゃんだと!?今、お前ハナちゃんって言ったな!?会ったのか!?あの後…あの後、お前、ハナちゃんに会ったというのか!」

スタンド使いは引かれ合う……

優希「落ち着け。イケダ」

華菜「これが落ち着いていられるか!ハナちゃんは『アレ』から一度も顔を見せていないんだぞ!お前、いつ会った!?何を話した!?聞かせろ!今すぐに!」

優希「…」

華菜「…頼むよ。心配してたんだ。なんて言ってた?元気だった…か?なあ、タコちゃん…」

優希「…ハナちゃんは」

優希「…ハナちゃんは、あの日、やってきた。あの…忌まわしき百合薔薇戦争の日に」

華菜「…!」

優希「…そうだ。イケちゃんも当然覚えてるはずだじょ。あの、醜い腐女子どもが暴れ回る、地獄の魔女の釜の中のような惨状の乙女部屋を」  ※尚、翌日には乙女部屋は通常営業に戻った模様

華菜「…」

優希「…みんなは知らないのも当然だ。これはあの後、私以外のみんなが倒れた後の話だ。みんな、あの時の過去ログなんて見なかっただろうし、知る由もないに決まってる」

優希「…みんなが倒れ伏し、私が一人になって奴らに囲まれた後、百合部屋の連中が来てれたのは知ってるな?」

華菜「それは…まあ、ネトマ内は何処行ってもあの後何日かはその話で持ちきりだったし」

優希「じゃあ、その後、戦争が終わって、その後畜生共が去った後、何が起こったのかは…」

華菜「…知らない、何かあったのか」

優希「…全てが終わり、焼け野原になった後、一人呆然としながら残っていた私の前に、ハナちゃんは来た。いつものように、優雅に、ご機嫌麗しゅう、と言いながら」

華菜「…」

優希「…提案されたんだ」

華菜「何を?」

優希「…全国での、オフ会を」

華菜「…オフ会?」

優希「…ああ。オフ会だ。それも、ただのオフ会では無い」

華菜「…」ゾクッ

華菜(…?なんだ?この感じ。真夏に…寒気!?まるであの天江衣と対峙した時のような…)ブルッ

優希「この時期に」

優希「全員での」

優希「…東京でのオフ会を」

ねぇねぇ、大好きな先輩をコリ子って言っちゃって
今どんな気持ち?                          腐女子でゴメンね~

        ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/  モモ  :::::i:.   ミ (_●_ )    |        ねぇ、どんな気持ち?
 ___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|    、彡____
 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
       /   咲   /ヽ <   r "     .r ミノ~.    〉 /\ かじゅ丶
      /      /    ̄   :|::|    ::::| :::i ゚。     ̄♪   \    丶
     /     /    ♪    :|::|    ::::| :::|:            \   丶
     (_ ⌒丶...        :` |    ::::| :::|_:           /⌒_)

      | /ヽ }.          :.,'    ::(  :::}            } ヘ /
        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン

ねぇねぇ、大好きな先輩をゴリ子って言っちゃって
今どんな気持ち?                          腐女子でゴメンね~

        ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/  モモ  :::::i:.   ミ (_●_ )    |        ねぇ、どんな気持ち?
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 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
       /   咲   /ヽ <   r "     .r ミノ~.    〉 /\ かじゅ丶
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        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン


多分こうなる

華菜「…不可能だ」

優希「ハナちゃんは可能だと言っていた」

華菜「ふざけてる」

優希「ハナちゃんは真剣だと言っていた」

華菜「みんなが都合良く集まれるとでも?」

優希「それも問題無い、と」

華菜「どうして」

優希「知っていると言っていた」

華菜「何を!」

優希「全てを」

華菜「どう考えてもおかしいだろうが!!」

優希「それが運命だと」

華菜「っ!」

優希「必然だと。逃れられぬと。絶対だと。神の訓示だと、私達に、逆らうす術は無い、と」

優希「…なあ、イケちゃん」

優希「…ハナちゃんが、おかしいんだ。あんなに純粋で優しかったハナちゃんが、怖かったんだ」

優希「私はハナちゃんの真意を知りたい」

優希「なにか、複雑な事情があるのかもしれない」

優希「もうしそうだったとしたら…助けたい」

優希「一人じゃ心細かったけど、イケちゃんが居るなら、百人力だ」

優希「だから…頼む。力を貸してくれ」

同時刻
ホテル指導者棟にて

貴子「お、福路に、清澄の部長じゃねえか」

美穂子「お疲れ様です。コーチ」

久「お疲れ様です。監督会議終わったんですね?」

貴子「ん。…もう執事…じゃなかった、用務員さん来てるぞ。お前らが遅いから先に買ってきてたっつう食材で料理はじめてる」

久「あっちゃー…」

貴子「段取りハンパねーな。流石に龍門渕の執事やってただけあるわ。超人だありゃ」

久「参ったな。この買ってきた食材どうする?」

貴子「あー。折角だし、ついでに料理してもらっちまえ。余ったら晩酌のつまみにさせて貰うから」

久「あはは…」

貴子「ところで、今日は…って、おい、どうした福路?」

美穂子「…」メラメラ

久「…美穂子?」

美穂子(そうやってまた勝手に上埜さんに自分だけ手料理を振る舞ってポイントを稼ごうとして…!許せません!)

美穂子「わ、私も料理します!」ゴッ!

久「料理って…」

貴子「おいおい。別に必要ねーだろ。一人で全部やっちまえるぞアイツ」

美穂子「いいえ!私にだって出来るはずです!やります!」フンーッ

久「は、鼻息!?」

貴子「なんだ?アイツ」

美穂子「すみません!萩原さん!」ズンズン

ハギヨシ「はい?…ああ、福路さん」

美穂子「ちょっと横よろしいでしょうか!」

ハギヨシ「はあ…どうぞ」スッ

美穂子「失礼します!」ズイッ

ハギヨシ「」サクサク

美穂子(むっ!ネギを切ってますね!?ふふ、なんてゆっくりなんでしょう!私の方が切るの早い!)

美穂子「たあああああああ!」サクサクサクサク

ハギヨシ(この子はこんなに沢山ネギを刻んで、何を作る気なのだろう)

美穂子「えいえいえいえいえいえい!!」サクサクサクサクサク

久「ふえー。なんか気合はいってるわねー。美穂子」

貴子「よくわかんねー。まあ、別に怪我しなきゃ別に…」

美穂子「いたっ」

貴子「…」

美穂子「いたたた…う…き、切っちゃいました…」

ハギヨシ「おっと。大丈夫ですか?久保先生、すみませんが救急箱を」

貴子「この馬鹿…」

久「ほら、美穂子おいで。絆創膏貼ってあげるから」

美穂子「ううう…す、すみません…」シュン


数分後

久「はーい。処置完了」

美穂子「…すみません。ご迷惑をお掛けしまして…」

久「らしくないわねー」

美穂子「うう…」

貴子「福路ァ!」

美穂子「っ!」ビクッ

貴子「おめえ馬鹿か、この野郎!」グイッ

美穂子「あっ…」

貴子「お前なぁ!何浮ついてんだから知らねーが、この大事な時期に包丁で指きっただぁ!?この大馬鹿野郎が!」

美穂子「すっ、すみませ…」

貴子「すみませんじゃ済まねーんだよ!お前はこれから個人戦が控えてんだ!自摸切りの時に指痛くて集中出来ませんなんて事有ったら、どうするつもりだコラぁ!」

美穂子「っ!」

貴子「これは大変なことだと思うぞ?これは教育だろなぁ。なあ?オイ!福路!反省してんのか!」

美穂子「…はい。覚悟は出来ています」

貴子「ようし!言ったな!なら歯ぁ食いしばって…」

ハギヨシ「お止め下さい。久保先生」

貴子「…」

ハギヨシ「…体罰を一概に否定する気はございませんが、時と場合というものがございます」

貴子「…ウチの教育方針に口出さないで欲しいんですが。萩原臨時顧問」

ハギヨシ「そうは申されましても、この場にはうちの生徒も居ります。影響は避けられますまい。勿論、我々が居なくなった後に体罰…というのもご容赦願いたい」

久「…」

ハギヨシ「私の教育方針としては、今回の一件は何も体罰まで値するような事柄ではございません。ならば、そういった現場を我が校の生徒に見せるのは如何なものかと」

貴子「…」

ハギヨシ「それに、卑怯な物言いかもしれませんが、この一件で福路さんが体罰を受けては、今回の手料理を企画した我が校の竹井さんの精神にも影響を来す恐れがございます」

ハギヨシ「自校の生徒の教育方針に、我が校の生徒を巻き込まないでいただきたい」

貴子「…ちっ」

貴子「…ズルいわ。その言い方。わかったよ」

ハギヨシ「ありがとうございます」

美穂子「…」

久「…」

貴子「…腹減った。早く飯にしよ」

ハギヨシ「ええ。すぐにお持ちいたします」

久「…良かったね。美穂子」ボソッ

美穂子「…」

美穂子(…ううう…き、気に入りません。気に入らないけど…か、感謝はしなくちゃ…ありがとうございます…って)

美穂子(…けど)

美穂子「あの…萩原さん」

ハギヨシ「はい?」

美穂子「すみません。ありがとうございました」ペコリン

ハギヨシ「いえ。私は竹井さんの教育方針に影響を与えないよう主張しただけですから」

美穂子(…それでも)

美穂子「それでも…」

美穂子「ありがとうございました」

美穂子(負けませんから!)

多分大体同時刻かそれよりちょっと遅いくらい
BAR『BABYLON』にて

晴絵「ここがすこニャン…じゃなかった、すこニャーとの待ち合わせのBARか。へえ、けっこうおしゃれー。流石東京」

晴絵「今日はうちのみんなは移動疲れで速攻寝ちゃったし、明日はまだ抽選会だしね。…いししし。明日に残んないくらいなら飲んでも大丈夫」

晴絵「あー。楽しみっ!初めてのリアル腐仲間にして同年代。しかも滅茶苦茶気の合うすこニャー!あー。今から会うのが楽しみだ」

晴絵「どうすっかなー。すこニャーの話だと、待ち合わせの時間まで後30分。どうやって時間潰そう…っと」ブルルル

晴絵「メールだ。なになに?お、すこニャーから。えっと、あ、もう店に入ってるんだ」

晴絵「『LEGENDさんと会うのが楽しみ過ぎて思わず早く来ちゃいましたー』って…おうおう。憂い奴め」

晴絵「それなら、私も今店の前に来てるから、今から行くよーっと…」カチカチ

晴絵「うっし。行くかー。個室に居るんだよね?」スタスタ

晴絵「えっと、こっちに行って、そっち行って…うん。この個室入ったらすこニャーが居るのね」

晴絵「…うわ。ちらっと後ろ姿見えた。ちょっとドキドキしてきた。ヤバイ」ドキドキ

晴絵「お土産のお菓子良し、雑誌良し。あとは、笑顔…よし!」ニカッ

晴絵「すー…はー…」

晴絵「すーこニャー!初めまして!LEGENDだよ!よろしくっ!」バッ

健夜「あ、LEGENDさん!?」クルッ

(アカン)

同好の士の絆でトラウマを乗り越えるんだ!

ちょっと飯買ってきます
今回負けたらオリンピック代表ネタ使ってやろうって画策してたけど、余りのアレっぷりに逆に憚れるわ
新しいネタ出しも考えねば…まあ、もういくつかネタは有るんですがね

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晴絵「」

健夜「あれ…貴女は…」

晴絵「あ、アンタ…」

健夜「嘘…」

晴絵「まさか…」

健夜「まさか…」

晴絵「まさか…!!」

健夜「赤d…」

晴絵「キシャァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ドゴォ

健夜「オウフッ!?」

健夜「…」

健夜「…え?」

健夜「え?え?え?あの、赤土…」

晴絵「お前だったのかああああああああああああああああああああああああ!!!(血涙)」ドゴォ

健夜「えっと…オフッ」

晴絵「お前えええええええええ!!お前だったのかああああああああ!!お前のせいでええええええええ!!」

健夜「ちょ…ちょっと待って下さい!」

晴絵「オラアアアアアアア!!」ペチン

健夜「痛い!」

晴絵「うええええええええん!!なんで私は自分の人生狂わせた女と仲良く飲もうとか話ししてたんだよオオオ!!」グリグリグリ

健夜「いたたたた!な…!そんな!確かに私は10年前に貴女をフルボッコしましたけど!だからって貴女の人生狂わせた!?そんなの濡れ衣です!冤罪です!私のせいじゃないです!」

晴絵「とぼけるなあああああああああ!!」

健夜「なんでですか!」

晴絵「忘れたとは言わせん!」

健夜「なんですか!」

晴絵「10年前の月刊薔薇!8月号!!」ビシッ

健夜「!!」

晴絵「…思い出したか?ああ!思い出したな!?忘れさせるものか!」

健夜「あ、あれは…その…」

晴絵「お前が休憩時間に読みだして私をこの道に無理矢理引きずり込んだ本の名だあああああああああああああああああああああ!!!!」

晴絵「…ぜえ…ぜえ……何か言い訳してみろ」

健夜「わ、私がトイレに行ってる間に勝手に読んだのそっちじゃないですか(震え声)」

晴絵「読んださ。ああ、読んだ。勝手に読んだ。けど、お前、読んでる間中にやたら私の方チラッチラ見ながら本読んでたじゃないか。気になって仕方なかったんだよ」

健夜「あ、あれは…その…あ、貴女はその定期性が高そうな顔してたから…」

晴絵「つまり誘い受けだったと?私×月刊薔薇の私ヘタレ攻め、雑誌誘い受けだったとか言いたいのかおらぁあああああ!!」

健夜「良かったじゃないですか人生楽しそうで!!」

晴絵「んなわけ有るか!!お前が中途半端に読ませるもんだから続きが気になって気になって、やむを得ず地元の本屋でこっそり買ったら、翌日には集落中に知れ渡ってたんだぞ!うちの田舎だし!!」

晴絵「お陰様で私は高校3年間、阿知賀のレジェンド、薔薇の騎士だのレジェンド・オブ・薔薇だの寄ると呼ばれましたってーの!当然彼氏も出来るもんか!!」

晴絵「遂には開き直って自分からレジェンド名乗り始めたわ!!」

健夜「なんて体当たり人生…」

晴絵「畜生!この10年間の悲しみを背負った拳をくらえ!!レジェンドチョップ!」ペチッ

健夜「痛い!」

晴絵「…」

健夜「…」

晴絵「…ごめん」

レジェンゴンゴwwwwwwwwwwwwww

適正じゃね?

健夜「…」

晴絵「…」

健夜「…えっと」

晴絵「…」

健夜「…その。ごめんなさい。こちらこそ」

晴絵「…ん。いいよ。私の方こそ、多分こんな事言っても、なんだかんだこの世界には一瞬で魅了された身だし」

晴絵「多分すこニャーが居なくても遅かれ早かれこの道に堕ちてたよ(震え声)」

健夜「…」

晴絵「…折角だし、飲もうか」

健夜「…赤土…いえ、LEGENDさん…」

晴絵「…うん、この場ではそれで行こう。すこニャー」

健夜「…はい」

晴絵「…タメ口でいいさ」

健夜「…うん。…メニュー、見る?私は取り敢えず生にするけど」

晴絵「…すいませーん。取り敢えず生2つー。あと枝豆ー」

> 晴絵「…タメ口でいいさ」


とか言ってるけど伝説さんの方が年下じゃないのか

>>247
すこニャンが敬語で喋ってるからじゃね

30分後

健夜「っでっさー!聞いてよレジェンッドーさん!」ドンッ

晴絵「…うん」

健夜「そしたらさ!?そしたらさ!?こーこちゃんってば、私が一人で留守番してりゅって、いつの間にかおかーさんから聞きだしてたらしくってさ!」グイッ

健夜「…ゴッキュゴッキュ………ぷっはぁあああああああ!!」ドンッ

晴絵「…うん」

健夜「…んでぇ!なんで私に言わなかったのーって言ったら、お母さん、すこやは信用ならないからこーこちゃんに来てもらうーって!」

晴絵「…うん」

健夜「なんでりゃあああそりゅぅあああ!ってえ!感じじゃないっすかぁそれええ!?」ドンッ

晴絵「えっと…」

健夜「すみませえええええん!店員さん生おかわりいいいいい!!大ジョッキ3つ!!」

晴絵(酒癖わっりいいいいいいいいいいいいいいいいい!!)

健夜「あとぉおお!お新香とピザとからあげと、ししゃもおおおおお!!うおっしゃああ!このししゃもは鵡川のですかあああ!?本ししゃもですかぁ!?カペリンだったらうったえますよぉおおお!!」

晴絵「…」

晴絵「…すいませーん。私も追加ー。ズブロッカロックで」

この二人について妄想するのは百合部屋の面子も無理だろうなァ

1時間後

健夜「だっしょおお!?うたちゃんプロやっばいっしょおおおお!?」

晴絵「うははっははははは!それやっべえええ!!マジやっべええええ!!」ゴッキュゴッキュ

健夜「あの子の控え室にこっそりBL本置いといたらさあああああ!ちらぁ~っと見て、顔真っ赤にして、おっ!これイケル口じゃねええええ!?っておもってたらさあああああ!!」

晴絵「うんうん!!」ゴッキュゴッキュ

健夜「顔真っ赤にして泣きそうになってやんのぉおおおおお!!マジやっべえええええええ!!」ゴッキュゴッキュ

晴絵「ぶははははははは!!やっぱアレか!!見た目通りお子様かアイツは!!ふぅうははははははああ!!」

健夜「ぬううううっはああああああああ!!でねでね!えりちゃんアナに号泣しながら泣きちゅいてさあああああ!!やっべ!マジやっべ!ちょーかわいいかったっすせんぱあああい!」

晴絵「マジっすか!!ちょーかわいかったっすかかかせんぱああああい!!」

健夜「その後えりちゃん、何日かのこぎり持ち歩くようになって本気で怖かった」

晴絵「怖過ぎますそれは」

健夜「すみませえええええん!店員さん生おかわりいいいいい!!大ジョッキもう一個追加!3つ!!」

晴絵「私は芋焼酎!!何!?ここはBARだ!?うっせー!芋焼酎も用意できねーBARなんざ潰れッチまえええええええ!!」

健夜「あとぉおお!タコわさと板わさも追加でー!」

晴絵「見てみて!すこニャン!!枝豆で作った!清一色!!役満あがった私つえー!!うはははは!!」

(アカン)

> 健夜「その後えりちゃん、何日かのこぎり持ち歩くようになって本気で怖かった」

> 晴絵「怖過ぎますそれは」
酔っ払いが一瞬素面に返る恐ろしさ…

アラサー二人がいい加減マスターに折り紙折るみたくして畳まれて追い出された頃
清澄宿泊ホテル

咲「…ん」モゾッ

咲「…」ムクッ

咲「…」ボーッ

咲「…」ブルッ

咲「…トイレ」

咲「行こう」フラフラ


ジャーッ


咲「…ふう。すっきり…って…あれ?」

咲「あれは…」チラッ


和「…」ペラッペラッ


咲「…和ちゃん、まだ起きてる。…本読んでるんだ。あれは…麻雀の本かな?熱心だなあ。私も見習わないと」

咲「…あ、そうだ」

岩手のメンバーとかにも腐いないかなぁ

和「…」ペラッ…ペラッ…

和「…ふう。目が少し疲れました。まさか、この私がこんな本を読む羽目になるとは」

和「…けど、それも仕方ありません。全ては勝つ為です。その為ならこの程度の勉強、何の苦にも…」

「お疲れ様、和ちゃん」

和「…え?」

咲「…ふふ。お茶買って来たから、ちょっと休憩、どう?」スッ

和「えっ!?ちょ…っ!?え!?うそっ!?」アタフタ

咲「何の本読んでたの?私にも教え…」

和「いやぁ!」バッ!!

咲「和ちゃん?」

和「あわわわわ!!」ジタバタ

バサッ

咲「えっ…」

和「あっ!」

咲「これ…この本って…」

アイスティーしかなかったけど、いいかな?

和「いや…」

咲「ね、ねえ、和ちゃん…」

和「見ないで…」

咲「この本…」

和「やめて…」

咲「び、BL…本…?」

咲(そんな…嘘…?ま、まさか和ちゃんが…)

咲(腐女子だったなんて!!)

和(そんな…見られた…見られてしまいました!)

和(絶対に…絶対に見られたくなかった…のに…)

和(…対てるてる姫リベンジ用、腐り耐性習得訓練…)

和(なんてこと…!よりによって、こんな事をしてるるのが咲さんにバレてしまうなんて!!)

和(私が腐女子だと誤解されてしまう!!)

咲(最高だよ!和ちゃん!!今までごめんね!こんな身近に、こんな親しい人に同志が居ただなんて、私気付かなかったよ!!)

和「ち、違うんです!!」

>>283
エイスリン「サスナルモイタサスモダイスキ!!」

咲(違うんです…か)

和「ち、違うんです。誤解です。咲さん。私、私は…」アワアワ

咲(ゆみさんの言ったとおりだ。やっぱり、私達腐女子は虐げられ、忌み嫌われる存在なんだね。和ちゃんが、こんなに必死にそれある事を誤魔化そうとしている)

咲(きっと、今まで何度も酷い目にあったんだ。腐女子であることで。…可哀想に)

咲「いいんだよ。和ちゃん」

和「ち、ちが…」

咲(大丈夫。怖くないから)

咲「いいんだよ。和ちゃん。今まで辛かったね」

和(完全に誤解されてるうううううう!?)

咲「安心して。大丈夫だから、和ちゃん。和ちゃんは、何にも悪くないから」

和「咲さん…だから誤解です!」

和(ああ…けど、私が腐女子だと勘違いしてすら私を悪くないと言って下さる…なんて優しい。流石天使です)

咲「今まで、一人ぼっちで不安だったんだよね。迫害されるのが怖かったんだよね。でもいいの。いいんだよ、私は和ちゃんの仲間だから」

和「咲さん…」

和(なんて優しい…咲さん。貴女は、私が例えこの世で最も醜い存在になろうとも、私を見捨てないで下さるのですね…………誤解ですけど)

咲「怯えないで良いんだよ。和ちゃん」ギュッ

和「えっ…」ドキッ

和(…私…今、抱き締められて…!?)

咲「私は、これから先、何があっても(同志である)腐女子の和ちゃんの仲間だから」

和(これから先、何があっても(例え呪われし魂の持ち主であろうとも)腐女子の和ちゃんの仲間だから」!?)

和「う…あ…」

和(これは…まさか、咲さん。貴女は…!)

咲「大丈夫、大丈夫だから。私はこれからずっと仲間だよ。…えへへ。実は、私もね。BLって、興味あったんだ。マイノリティだけど、二人で支えあって行こうね」

和「咲…さん…」

和(嗚呼…!大天使咲さん!!そんな、勿体無い…貴女は、その尽きる事無く三千世界を照らす無限の愛で、例え醜悪なヘドロのような醜き存在たる腐女子でさえも救おうというのですか…!!)

咲「ね?和ちゃん。私と一緒に語り合おう?ね?」

和「くっ…」

和(なんという献身性…!その純白の羽をヘドロにまみれさせようとも、貴女は私を、いえ、この世の底辺の隅々にまで、光を与え続けようというのですね…)

和(…まさに…まさに…天使…いえ、女神です…!)

和(…なら、少しだけ。少しだけ、甘えさせて下さい。咲、さん…)

                       _
                   /)/ノ,>    す  嵌
                   | lン.)っ   で   っ
                   |/ .〈/    に.  て
                      l   )    泥.  い
                   |iii||||||    中  る
                     |iii||||||        :
                    |ii||||||||      首.  :
                ┌|ii|||||||||      ま   :
       、~"イイ__   /iiii|||||||||||     で   :
      ゝ:::::::::::レヘ .|__「iii|||||||||||||      :   :
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;イ::::::::</(ン ,_,<||||||||||||l'';;;;;;;,,,,,   :

;;:;:::;;;;;:::,,,;;;ム;/);;;モヽ u (ニ'ヘ||||||||l;;;::;;;;;;;..''':;;;,
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::;;;;;;;;:::;;;;;;;;;'';;;つ;;::::;;;''';;;;;;,,,'':::::::;;'';;;;;;::::;;::;;;''::::;;;;;;;

クロチャーの先鋒戦は腐女子に囲まれてるぞ

和「…咲さん。ありがとうございます。…こんな事を言って下さったのは、貴女が初めてです」

咲「…そう?」

和「ええ。今までは、こんなマイノリティな趣味を誰かに晒すなど、とてもとても、想像だに出来ませんでしたから」

咲「そうだよね。マイノリティの辛いところだよ」

和「寂しかった…」ギュッ

咲「うん。うん。わかる。わかるよ。和ちゃん」ギュッ

和(暖かい…ああ、なんて心地良い…これが咲さんの胸の中…)

和(夢にまで見た、咲さんの胸に抱かれるというシチュ…!!)クスン

咲(泣いてる。和ちゃん。安心して。これからは私がずっと仲間だから…)ギューーッ

咲「和ちゃん」

和(ああ…なんて。なんて素敵…素敵…な…抱かれ心地、シチュエーション、そして声…咲さん、大好きです)

咲「ふふ。私の妄想…聞いてくれるかな」ナデナデ

和(…咲さんが私を抱きしめていてくれる。語りかけてくれる。こんなに素晴らしいシチュエーション…他にはない…ああ、けど、駄目。余りの心地よさに耳が遠くなっていく。意識が、遠ざかる…)

和「…は…い…」ウトウト

洗脳来るか

咲「私の最近の1番のトレンドカップリングはね、マンチェスターU(ユナイテッド)ととある伝説の人との三角関係だよ」

咲「そう、一時期韓国の掲示板で余りにdisスレが立てられ過ぎて、一時期名前が規制対象文字になった選手、香川真司(但しソースは2ch)が居るクラブ」

咲「ちなみにその期間『香川』という言葉を使えない韓国の掲示板住民達は、名前を書き込めない彼の事を『あの男』とか『あの人』とか呼んでたらしいよ。どこの闇の魔法使いかって話だけど」

咲「…こほん。さて、その三角関係なんだけど…今回の主役はリオ・ファーディナント選手とウェイン・ルーニー選手」

咲「ルーニー選手は有名だよね。そう。この間植毛した、やたらサッカーの上手いハゲ」

咲「リオ選手は、親日家。2001年にはプライベートで来日した時に、直前に大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件が起こって、急遽京都観光をキャンセルしてまで献花に訪れてくれるほどのイケメン」

咲「尚、家族に説教食らうほどのツイッター魔の模様」

咲「そして、間に挟まれるのは、生ける伝説、世界最速の男ウサイン・ボルト」

咲「ボルトさんは、マンチェスター・Uの大ファンなんだ」

咲「それで度々OTにも遊びに来てて、何度もマンUの選手になりたいって言ってたらしいの」

咲「勿論冗談なんだろうけど、ノリの良いリオ選手は選手になりたいなら俺が掛け合おうか?とか言っちゃうわけ」

咲「ただ、それと同じコメントに気真面目なルーニーさんはマジレスしちゃったりして、なんていうか、この三人、ああ、面白いなぁ…って」

咲「多分、このオチまでしっかり準備されてる予定調和の中には、きっと、表には出てこないような3人の固い絆が有るんだなって、私は信じてる」

咲「和ちゃんにも、見えないかな?このガチムチ三人が、トレーニングルームでクラウチングスタートからのプレミア流の荒いプレイで貧弱なチキ・タカを蹴散らしてる姿が…」

咲「…ねっ?」

和「…」

咲「…」

和「…」

咲「…和ちゃん?」

和「…すー…すー…」

咲「…なんだ。寝ちゃってた、か…」

咲「…和ちゃん。和ちゃん。起きて…」グイグイ

和「ん…あ、あれ…私…」

咲「ふふ…安心して寝ちゃった?けど、ここで寝たら風邪引くよ。…布団で寝よ?」

和「…あ…は、はい…」

和(…私とした事が…咲さんの抱擁の余りの心地よさに、眠りに落ちてしまっていたようです)

和(情けない。咲さんが何か子守唄のように優しい口調で何かを語っていたというのに、聞くことが出来なかった)

和(…すみません。咲さん。この続きは、また、いずれ…)

和(…この世の真の悪である、奴ら…)

和(てるてる姫一味を滅ぼした後にでも…!!)ゴッ!!

ホモり唄だろ

>>357
誰上手

優希の布団の中

優希「…」カチカチ

優希「…」


ももももも:ねえねえ、クロちゃん!聞いた?聞いた?オフ会の話!

玄米(くろこめ)茶:うんうん!聞いた聞いた!イケニャー凄いね!なんで私達が東京に居るってわかったのかな?

ももももも:しかも、この間私達を助けてくれた(らしい)百合部屋の人達との合同オフ会でしょ?すっごい楽しみだよーもー

玄米(くろこめ)茶:しかも、その日ちょうど図ったように何にも用事ないんだよね。私達!

ももももも:これはもう運命としか思えないなーもー!みんなと会えるの楽しみ!

玄米(くろこめ)茶:…けど、タコちゃん来れないのは残念だけどね

ももももも:そうだねー。タコちゃんだけ来れないのは残念。想い人の子の写真とかも見せて貰うの楽しみにしてたのに

玄米(くろこめ)茶:タコちゃーーん!メッセージ残しておくから、コレ読んでおくよーに!来れるようになったらいつでも来ていいからねー!!

ももももも:待ってるよー!もー!


優希「…ありがとう。みんな」ボソッ

優希「…」プツッ

ちょっと休憩時間くださーい
眠い。暑い。コーヒー買ってくる

クロチャーが復活しててよかった(小並感)

未亡人製造機オスプレイ(意味深)

翌日・抽選日夕方
清澄宿泊部屋

久「今日は抽選会と開会式お疲れ様」

ハギヨシ「お疲れ様です。皆さん」

まこ「あんたもな。部長」

久「ウチの初戦は3日目だから、明日と明後日は試合無し。最低限の調整はするけど、明日の午後は休息にしましょうか」

京太郎「いいんですか?」

優希「っていうか、なんでお前ら男衆がうちの部屋にいるじょ」

久「あら。だって、ハギヨシさんは顧問だし。全体ミーティングするなら広いこの部屋が1番でしょ」

優希「むう…」

ハギヨシ「…おっと、いけないそうだった。原村さん」

和「はい?どうかされました?」

ハギヨシ「そう言えば、先程貴女宛に荷物が届いたのです」

和「え?」

ハギヨシ「今お持ちいたしますので、少々お待ち頂けますか?」

和「あ、は、はい…」

まこ「なんじゃろう」

久「さあ?」

咲「京ちゃん、聞いてた?」

京太郎「いや、俺も何にも…」

ハギヨシ「…ふう。お待たせいたしました。この箱なのですが…」

和「はあ…随分大きいですが…」

ハギヨシ「どうぞ、お開け下さい」

和「ええ。…って、差出人がハギヨシさんになってますが…」

ハギヨシ「ふふ。良いんですよ。さ、、どうぞ」

優希「和ちゃん。いけいけ!」

和「え、ええ…それでは…」ゴソゴソ

カパッ

和「…あ」

和「…これって」

和「…私がハギヨシさんにさし上げたぬいぐるみ!?」

ハギヨシ「ええ。その通りでございます」

和「そんな…けど、なんで…」

ハギヨシ「この部屋は、広う御座いますから」

和「…」

ハギヨシ「せめてこの部屋に居る間だけでも、かつての主である原村様の元で共に生活する事が出来る…というのは、お互いにとって素敵な事ではないでしょうか?」

和「あ…」

ハギヨシ「聞いた話から察するに、原村様のお部屋はこうしたぬいぐるみが多いので御座いましょう?でしたら、なるべくその環境に沿った部屋作りも、原村様の精神安定には効果があるかと思いますし、ね」

ハギヨシ「まあ、私なり顧問として出来るサポートを考えてみた次第です。勿論、大会が終わったらまた引き取らせて頂きますよ」

久「はえー」

まこ「なるほどのー」

ハギヨシ「いかがでしたでしょうか」

和「…ありがとうございます!」

ハギヨシ「どういたしまして」

優希「それにしてもいっぱいあるじぇ…変なのが・エトペンそっくりなのもあるし」ヒョイ

和「これは、オシペンです。…オシドリになりたかったペンギン」

遠まわしに邪魔と

>>395
>勿論、大会が終わったらまた引き取らせて頂きますよ

優希「オシドリって…これまた微妙なのになりたかったペンギンも居たもんだじぇ…」

和「他にも、ペリカンになりたかったペリペン、ヒヨドリになりたかったヒヨペン。ヒクイドリになりたかったヒクイペンに、雀になりたかったスズペン。アジサシのアジペン、バンになりたかったバンペン…」

優希「色々なものになりたがり過ぎだろう。ペンギン」

和「この子はニューイングランドソウゲンライチョウになりたかったニューイングランドソウゲンライチョペン」

京太郎「一文字しか略してねえ!?ってか、ペンギンだけ!?」

和「いえ。そんなことありませんよ?ネコだってワンちゃんだって好きです」

優希「何を隠そう、実は私のこのネコヘビものどちゃんが見繕ってくれたもので…」

京太郎「マジで!?」  ※マジです

和「あとは、この…あら?何かしらこれ」

優希「へ?」

和「鳥でもネコでも犬でもなくて…猿…?見たこと無いぬいぐるみです」

咲「あ…」

京太郎「…なんだこれ。明らかに他と一線を画するっつーか…」

優希「…ちょっと失礼な言い方するけど、クッソ汚いぬいぐるみだじぇ」

咲「それ…私がこの間持ってったぬいぐるみ…」

優希「へ?咲ちゃんの?」

咲「う、うん」

京太郎「趣味悪すぎだろう。呪いでもかかってるんじゃないのかこれ」

咲「京ちゃんうるさい!」カッ

和「えーっと…こ、これは…なんていうぬいぐるみなんでしょう…」

咲「淫夢くん」

和「…」

和「…………」

和「…………………へ?」

咲「淫夢くん、だよっ♪」ニコッ

和(インムクン…?そんな動物いたでしょうか…アフリカかアマゾンの奥地の珍獣とかでしょうか)

咲「みんな失礼だよねー。こんなに可愛いのに」ナデナデ

京太郎(なんか変な気分だ…)

優希(背徳感が溢れてるじょ…何故だ…)

咲「あ、良い事思いついた」ピーン

ttp://up3.viploader.net/jiko/src/vljiko080912.jpg
きめぇ

京太郎「…言ってみろ」

咲「きゅふふふふ…」

京太郎「…咲?」

咲「いやいや。うん。うん。思いついたけど、これはまだその時じゃないなー」ニヤニヤ

京太郎(嫌な予感がする)

優希(なんだこの変な予感)

和(寒気?嫌な予感?私がそんなの感じるなんて、そんなオカルトありえません!)

咲「きゅっふっふっふっふ…」ニマニマ

久「そろそろ良い?」

咲「あ、は、はい!」

久「ん。それじゃあね。もう一回繰り返すわ。明日の午前中までは完全自由。その間は東京観光するも良し、開幕カードを見に行くも良し。好きに過ごしてオッケー」

和「はい」

久「…ま、最後の休憩だと思って。存分に羽伸ばしてきなさい」

優希「らじゃ!京太郎!タコス巡り行くじょ!」

京太郎「あいよ」

和「えっと…じゃあ私は…」

咲「和ちゃん!私と二人でお出かけしない?」

和「えっ!?」ドキッ

咲「…聞いた話なんだけど、乙女ロードって言う、私達の聖地みたいなところがあるらしいの。私も実はあんまり詳しくないんだけど」ヒソヒソ

和「乙女ロード…」

和(なんだか、素敵な響きです。言葉の響きからして、百合の花が咲き乱れる白磁のような道の事でしょうか)

咲「私、和ちゃんと一緒に行ってみたいなって思って…二人で、行ってみない?」

和(遂に…遂に来ましたか。私の時代…!)

和「そうですね…」

和(良かった…本当に良かった…!咲さんとそんな百合百合しい道を二人、並んで歩ける日が来るなんて、感無量です!私は幸せものです!)

和「喜んで!」

和(ああ、今私は人生の絶頂に居ます!!)

久「美穂子、私等はどうしようか」

美穂子「えっ…」

久「折角だし、私らもどっか出かけない?」

美穂子「」パアアア

久「ん?」

美穂子「はい!行きましょう!」

久「んー」

美穂子(…勝った!)

美穂子「」チラッ

ハギヨシ「?」

美穂子(勝ちました!私、この人に勝ちました!!)

美穂子(どうですか!見ましたか悪魔執事!上埜さんが誘ってくれました!私を!私を誘ってくれたんです!私の勝ちです!)

美穂子(うふふふ。残念でしたね。貴方の折角の色んなアピールも無駄でした!やっぱり上埜さんは私を選んでくれたんです!ありがとうございます!)

久「でさ。どこ行くかなんだけどー」

美穂子「はい!」

美穂子(上埜さん。ありがとうございます!私、上埜さんと二人でなら、例えどこに行くのだって楽し…)

久「同行してくれる久保コーチに行きたいトコあるらしいから。そこでいい?あ、因みにハギヨシさんも来てくれるって。やったね」

美穂子「」ピシッ

華菜「おうおう、みんな速攻予定決めちゃってるしー」

未春「あ、華菜ちゃん。私、染谷さんと出かける話してたんだけど、よかったら私達と何処か行く?」

華菜「んー。すまないけど、予定が出来ちゃったし。すまんな」

未春「そっか。残念」

華菜「ふふふ。ちょーっと忙しくなりそうだし」

未春「?」

華菜「腕が鳴るし」

未春「…まあ、よく分かんないけどほどほどにね」

華菜「まかせとけ!」

まこ「んじゃー。今日はもう解散じゃーなー」

翌日(インハイ1日目)

まこ「キングクリムゾン!!」


結果

咲和→咲が迷って幸運にも乙女ロードに辿りつけませんでした

優希京太郎→タコス屋巡りをしました。優希と京太郎の親密度が上昇しました

久美穂子ハギヨシ貴子→コーチがどうしても行ってみたかったという三鷹の森ジブリ美術館で普通に遊びました

まこ未春→東京湾で釣りしてきました

池田→?

わかめあああああああああああああああああ

コーチがジブリとか怖すぎるぞ池田ァ!

そしてインハイ3日目、清澄は初戦を圧勝する。そして続く2回戦インハイ6日目。宮守女子・永水女子・あとどっか戦

副将終了後

優希「咲ちゃん」

久「全国初お披露目ね」

咲「はい」

咲「行ってきます」キッ

優希「…」

まこ「…」

久「…」

京太郎「…なあ、咲」

咲「へ?何?京ちゃん」

京太郎「…マジで行くのか」

咲「…?何言ってるの?」

京太郎「いや…うん…その…」

京太郎「…本当にそのカッコで行くのか…」

僕の立直棒が直立不動

インムくんコスか

咲「何言ってるの?どこか変な所ある?あ、もしかして襟に髪の毛でも付いて…」

京太郎「いや、もっと致命的なところで」

咲「致命的…?」

京太郎「その…その…マスコット的な何かっつーか…ビットっつーか…その、名状しがたきものだよその」

咲「ああ、これ?あはは。何言ってるの京ちゃん」

京太郎「…」

咲「私ね。常々思ってたことがあるんだ」

京太郎「…」

咲「私はこの通り、外見が地味だし他の人に比べて個性が足りないって」

京太郎「…」

咲「そこで目をつけたのが、優希ちゃんの腰のネコヘビ」ビシッ

優希「おう?」

京太郎「…」

咲「そして和ちゃんのエトペン」

京太郎「…」

姉帯「スローロリスみたいで可愛いよ~」

霞「あらあら…」

末原「え、何それは…」

サイバーZか何か?(期待)

咲「折角他の1年生二人がこうやって動物つながりで個性を演出してるんだしさ。私もそれに倣ってしかるべきだと」

京太郎「…そこで、それか」

咲「えへへ」

京太郎「…」

咲「可愛いでしょ」クルリン

京太郎「ああ、かわいいな(棒読み)」

優希「咲ちゃん(は)かわいい」

まこ「うむ。咲(だけは)かわいい」

久「…まあ、仕方ない。そのまま行きなさい。咲」

京太郎「部長!?」

優希「何考えてるじょ!?部長!!」

まこ「わりゃあ、全国放送でこんなモン映させるつもりかい!!」

久「でももう時間ないし…」

まこ「うぐ…」

久「…それに、この見た目なら、相手に対する威嚇にもなるかも…」

これで仲間が集まってくるね!

まこ「良いのかそれは…」

久「ま、まあ、なんとかなるでしょ!さ、さあ咲!そろそろ行ってこーい!」

咲「はい!」

京太郎「…すまん。対戦相手の皆様方」

まこ「冥福を祈る」

優希「勝ったな」

咲「私、精一杯頑張ってきます!」



会場

咲「よろしくお願いします」ズモモモモ

恭子「」ゾクッ

末原「普通の格好させてえなぁ…」

以下試合ダイジェスト

カン
ttp://i.imgur.com/GRc63.jpg

ちょー怖いんだけどー
ttp://i.imgur.com/BmB5i.jpg

えっ
ttp://i.imgur.com/HPFFg.jpg

ぺっこりん
ttp://i.imgur.com/wX3B9.jpg



大将戦、決着!!

お風呂

この淫夢くん、動くぞ!

あれ?そういえば岩手メンバーでどっかの部屋所属っていたっけ?

淫夢くん紛れてんよ~

>>477
姉帯さんがかすみんに可愛がられてたよ


                    イ:  ̄ ̄ ̄ ̄: : : 、
                 /: ::/: : : : : : : : : : : : : :\

                /: : : /   /_ /! l: : : : : : :\
.               /: : : /: / ̄   \: :j:  : | :ト: :ヽ
              /⌒ <´        /\_: j:,' l`ト、\',
             /     ヽ   、  {  , -Yト、::j ::|ヽ
         r─ 'ヽ       __\ .ィ\ `  ノナ/!:ト、 : ハ ',
        /    \ __ヽ  {   ヾ  ∠' ̄ィ≧</イ/: /: : : ::|
       /       ヽ \ `ー ' ノ :::::::  r':::j::}ヽイ: / :!、: : :'
     /  \ \     レ' `- イ  _   ' 弋::ソ /彡': ::| ヽ: !!
   イ´/    ヽ ヽ     ',    ヽ{:::::::丶 '''''' / ト: : : ,'  リ
 / ,イ!        ', 人 {  ).}     ヾー '    /ノ !: /
./ /!::! ≧、    ∨ \-' ノ       >-、 <     }/
{  l |:::!    ヽ {  j i   , ̄   __      > 、
l  ヾヽ::、   丶二.ノ イ.t──<⌒:ト、        }
ヽ  ヽ\ト _ イ:/ノ:/ l.\:::::::\ミ::! リ丶 __/

      \ヽ`::ー':: ̄イ /  \:::ヽ:ト} ん、:::::::::≧!
  \    ̄ ̄_  彡'.    \:\V⌒ミ三彡イ、 ( ゚д゚ )
     ̄ ̄ \l \         { ⌒ト-- ' レ' l
          ∨       /   /!⌒Y     }\ト、
          |        /   / |::::::::ヾ    ;:    丶
          |    ::::::/   ::// l::::::::::::',:\ {     \

こんな感じか

Aislinn 『Japanese! Japanese!』
京太郎 『うっせえよキーウィ、英語が世界の共通語とかナチュラルに思ってんじゃねえよ』
Aislinn 『hmm…』
京太郎 『Fack you』
Aislinn 『oh』
Aislinn 『miss spell』
Aislinn 『Fuck you』
京太郎 『Fuck you』
Aislinn 『good!』

エイスリン「ナルト、ナルト、ラセンガン」

エイスリン「ナルトトサスケ、ハダカ!?」

エイスリン「やっぱりハギヨシ鬼畜攻めがいいと思う京太郎は最初のうちは『や、止めろ!俺には咲が!』とか言ってるけど後半にはもうアヘって完堕ちヘブン状態とかが最高でも京太郎が執事見習いとして雇われての純愛√も捨てがたいよね」

当日・夕方

久「おつかれー!」

優希「いえー!」

和「お疲れ様です皆さん」

京太郎「いやあ、一時はどうなるものかと放送コード的な意味で」

まこ「いや、全く」

咲「お疲れ様です、みんな」

久「さて、次は準決勝!」

優希「いえー!」

久「…と、言いたいところなんだけど」

優希「おろ?」

久「…なんかね。さっきアナウンスがあったんだけど、明日会場が急に使えなくなっちゃったらしいのよ」

京太郎「はあ!?」

久「しかも、何故か他のどの会場も借りれず」

まこ「なんじゃそりゃ!片手落ちも良いトコじゃい!」

赤坂「あの子に勝ちたい?」(手にBL持ちながら)

久「でね。なんか、明日の準決勝の予定は全部すっ飛ばして中止らしいのよ」

和「信じられません…普通ありえませんよこんなの」

ハギヨシ「しかし私も何度か確認したところ、やはりどうしようもなかったそうなのです。何かどうしようもならない理由があるそうでして…」

まこ「じゃあ、準決勝に残る高校は全部一日滞在延長か。酷い話じゃ」

久「滞在費も馬鹿にならないんだけどね…」

久「…ま、でも文句ばっか言っても仕方ない。あるべき明日の予定が無くなったんだし、今日と明日のこれからの時間、自由時間にしようかなって思ってるの」

まこ「ええのか?折角出来た練習時間を…」

久「うん。練習ばっかりでも気が滅入るし…みんな疲れているみたいだし。ここらで休憩入れるのもあるかな…と」

まこ「ふむ…」

久「と、言うわけで今日はこれでミーティングも終わり。明日の昼からは調整始めるから、それまでに各自息抜きすること。オーケー?」

和「わかりました」

優希「…」

久「優希?」

優希「あ、いや。何でもないじょ」

久「そ。それじゃあ、はい、自由行動開始~」

てるてるとアミバの直接対決

咲(っていきなり自由行動って言われても…私、どうすれば…)

咲(…そういえば、ここ最近しばらく忙しくて、ネット麻雀してなかった)

咲(…スマフォの使い方もわかって来たし。ここらで…)

咲(一回、ネット麻雀やってみても良いかも)

咲「ログイン…っと」カタカタ

腐部屋

カンちゃん さんがログインしました

カンちゃん:みなさん、お久しぶりです

カンちゃん:…みなさん?

カンちゃん:あれ?

カンちゃん:みなさーん

カンちゃん:変だなぁ。この時間に誰も居ないなんて

カンちゃん:みなさん?あれ…


咲「…過去ログ見ても、今日は全然誰も来ていない…?」

咲「…なんで?」

数日前
腐部屋

てるてる姫 さんがログインしました

てるてる姫:こんばんわ。雑魚アミバは居るか

アミバ:お、来おったかへっぽこ姫

てるてる姫:あ?

アミバ:お?

てるてる姫:相変わらず生意気だな、お前。クソうっとおしい

アミバ:それはこっちの台詞や。チキン野郎

てるてる姫:何がチキン野郎だ間抜け野郎

アミバ:チキンはチキンやゆうとんねん。お前この間の戦争の時、最後サツにビビって停戦の申入れしとったらやろ。雑魚

てるてる姫:あ?馬鹿を言え。誰がそんな事をしたんだ馬鹿

アミバ:お前や。お陰で「いもり」とか言う名前の雑魚仕留め損なったわ

てるてる姫:は?それこそ馬鹿を言え。お前、アイツに押されてただろ。むしろ殺される前に助けてやったんだ。感謝しろ

アミバ:あ?誰が押されとったって?ダボ。やんのかコラ

てるてる姫:お前だ雑魚。やってやるぞコラ

アミバ:クッソ忌々しいわコイツ。ホンマ直接ぶちのめしたい。…で。なんだったん?ウチに用があったんと違う?

てるてる姫:ああ、そうだった。お前に聞きたいことがあったんだった。…もう東京来てるのか?

アミバ:おう

てるてる姫:ならさっさと空いてる日時教えろボケナス

アミバ:ああ?

てるてる姫:こっちだってわざわざお前殺す為の時間調整するのに苦労してるんだ。早く予定詰めさせろ

アミバ:ああ。そういう事か。待っとれ。さっき丁度ミーティングで今後の予定決まったとこや

てるてる姫:早くしろのろま。タコ。カメ。うんこ

アミバ:喧しい、げろうんこ。えっとな…うん。明後日なら朝から夕方までおっけーよ

てるてる姫:よし。それじゃあその日会うぞ。私もその日は完全フリーだ。運が悪かったな。殺す

アミバ:お前が不運なんや雑魚。死ぬのはお前や

てるてる姫:ムカツク…が、今日は殺さない。殺すのは明後日だ。代々木駅の西口に来い。朝食は食ってくるなよ

アミバ:なんや?奢ってくれるんか?

てるてる姫:ああ奢ってやる。それがお前の最後の朝食だ。せめてもの手向けだ。味わって食うが良い

アミバ:ならお前の分はうちが持ったる。そっちこそ最後の朝食を味わって貪れや

リアルでも同じこと言えるのか?

てるてる姫:ふん。生意気な奴め。だが、その減らず口ももうすぐ聞けなくなると思うと、少しだけ寂しいと思う。少しな。ペットボトルのキャップの裏側に貯まる水分くらい

アミバ:ウチはせいせいするわ。小癪なだけの糞姫をようやくこの世からエクソダス出来ると思うたら、ホンマ嬉しい

てるてる姫:黙れ。死ね

アミバ:お前が死ね

てるてる姫:…じゃあ、明日は来れないから。当日、8時に駅で待ってる

アミバ:おう

てるてる姫:じゃあな。死ね

アミバ:黙れ。お前が死ね

てるてる姫 さん アミバ さんがログアウトしました


照の部屋

照「…」カタカタ

照「…ふう」

照「…明後日、か」

照「…」ボフッ

照「…ふふふ」バタバタ

支援(迫真)

怜の泊まるホテル

怜「…ふう」

怜「明後日…か。体調ええと良いんやけどな」

怜「…」

竜華「ふー。シャワー気持ちよかったー…って、怜?またネトマやっとったんか」

怜「ん?ああ、まあな」

竜華「練習熱心なのはええけど、程々にせんと疲れるよ?」

怜「せやな。うん。ちょっと控えるわ」

竜華「ん」

怜「それじゃあ、うちもシャワー浴びて寝るわ。先寝とって」

竜華「おー。おやすみ~っと。ちょっと待って」

怜「ん?」

竜華「なー怜。明後日の自由日なんやけど、体調良かったら一緒に東京観光せーへん?」

怜「あー…すまんな。先約があって、無理。…じゃ、シャワー浴びてくるわ」スタスタ

竜華「…え゙」

竜華冷えてるか~(挑発)

これはNTRですね、たまげたなぁ・・・

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3296976.jpg


てるてる姫はアミバさんのこと大好きですしおすし

竜華は玄ちゃんとやっただろ

ああ、別のSSだったな

2日後・AM7時
代々木駅西口

怜「…ふう。今日は身体の調子、ええなぁ。早朝のまだ涼しい空気が心地良い…」

怜「これから暑くなってきたらまた違うかも知れんけど、この感じやったら一日行けそうや」

怜「…ふふ。この日のためにばっちし服も決めてきたんやで。美容室もこっち来る前に行ったし、アイツのブサイクな顔を引き立て役にしてやるの楽しみ…」

怜「…」

怜「…って、まだ7時やん…」

怜「どんだけ早く来てんねんウチ。アホか」

怜「…ま、まあ、東京は土地勘無いからな。万が一遅れてアイツに馬鹿にされるのも癪やし…それなら早いほうがええわ」

怜「…」

怜「…に、西口ってこっちであっとるよな?」チラッ

怜「…うん。あっとる」

怜「…疲れるのもアレやし、どっか座っとこ」スタスタ

怜「ふう…」

怜「…それにしても、やっぱこんな時間でも人結構おるんやなー」ボーッ

怜「…人もいろんな人が居る。学生に、リーマンに、おばちゃんに…ん?あの後ろ姿、どこかで…」

完全にデートの待ち合わせ

照と怜には幸せになって欲しい…

照「…」ウロウロ

照「…」ウロウロ

照「…」ウロウロ

照「…」ウロウロ

照「…困った。早く着すぎた」

照「まさかこんなに早く着くなんて。アイツ来るまで何してよう」

照「退屈だな。けど、アイツ待たせるよりいいか。アイツより遅く来たりなんかしたら、あの瞬間湯沸器馬鹿がぎゃーぎゃー五月蝿いに決まってるし」

照「…けど、退屈」ウロウロウロ

照「何してよう」ウロウロウロ


怜「…やっぱチャンピオンや。何してるんやろ。こんなトコで」

怜「…どうせ暇やし、時間潰しに声かけてみようかな」スクッ


照「…」ウロウロ

怜「すいませーん」

照「ひゅいっ!?」ビクッ

ひゅいってお前
殺せねえぞ

>照「ひゅいっ!?」ビクッ
かわいい

えんだああああああああああ

可愛いな


けど腐ってんだよこいつ…

照「わわわ。後ろから話しかけないで。驚いた」

怜「おっとと…すみません。ところで、不躾で申し訳ないんですが、自分、麻雀高校生チャンプの宮永照さんと違います?」

照「え?…あ、う、うん。そうだけど…」

怜「あー。やっぱりや。ラッキーやなぁ。こんな凄い人とこんなとこで会えるなんて」

照「えっと…貴女は…」

怜「ああ。ウチ?ウチは、千里山女子の3年で、今度のインハイは先鋒務めさせていただいてます。園城寺怜言います」

照「え…千里山女子の…先鋒…」

怜「ええ。せやからまあ、ウチの高校は準決勝から白糸台と当たるっぽいし、ウチと2回やる事になりそうですね。そん時はお手柔らかに頼みます」

照「あ…う、うん…」

怜「…って、あはは。すみません、調子乗った事言っちゃって。正直、こんな事言えるほど余裕ないっていうか、いっぱいいっぱいなんやけどね」

照「そんな事無いよ。園城寺さん。噂には聞いてる。あの江口セーラを押しのけて千里山の先鋒を務めるなんて、凄いと思う。強敵だと思うんで、当ったら私も負けないよう頑張る」

怜「あはは。ありがとうございます。なんや、チャンピオンって圧倒的な強さだし怖そうなイメージやったけど、こうして話してみると感じええ人やなぁ」

照「そんな事ないよ。私人見知りだし。園城寺さんはなんだか話しやすいんだ。なんだか初めて会った感じがしないっていうか…」

怜「そうなんですか?実はウチも同じようなこと感じてまして…。なんか嬉しいなぁ」

照「同い年なんだから敬語使わないでよ。くすぐったい」

怜「そうですか?…じゃなかった。そう?…あはは。なんや、照れくさい」

照「ふふ。私も。でも、園城寺さんとはこういう感じのがしっくりくる感じする」

怜「ん。せやね。うちもや。…ところで、なんでここに居ったん?家近いとか?」

照「いや、そういう訳でも無いんだけど…ちょっと待ち合わせしてて。園城寺さんは?」

怜「ん?ウチも待ち合わせ。ちょっと早く着すぎちゃって」

照「そうなんだ。私もだよ」

怜「あはは。似たもの同士や」

照「そうだね。ふふ」

怜「けど、ウチの間抜けさは酷いで?まだ7時ちょっとなのに、待ち合わせは8時からや」

照「あはは。奇遇だな。私もだよ」

怜「…ん?」

照「…ん?」

怜「…」

照「…」

怜照「「…えっと」」

酢薔薇?

もう結婚しちゃえよ(ゲス顏)

怜「…」

照「…」

怜照「「あの」」

怜「…」

照「…」

怜「…チャンピオンからどうぞ」

照「…いや。園城寺さんから」

怜「いやいや」

照「いやいや」

怜照「「いやいやいや」」

怜「…じゃ、じゃあ、じゃんけんで。負けたほうが言うってことで」

照「…うん」

怜照「「じゃんけんほい」」

怜「ちょき」

照「…ぱー」

てるてるぱー……

怜「どうぞ」

照「えっと…」

怜「うん」

照「その…」

怜「うん」

照「あの…」モジモジ

怜「うん」

照「…」ソワソワ

怜「…」

照「…」

照「…あ、あみば?」

怜「…」

照「…」

怜「…」

照「…あ 怜「うん」 ………」

怜「…」

照「…」

怜「…てるてる姫?」

照「…うん」

怜「…」

照「…」

怜「…」

照「…」

怜照「「…その」」

怜照「「………」」

怜「…」

照「…」

怜「…遊び」ボソッ

照「…ん?」

怜「…行こか」

( ゚∀゚)o彡°でーと!でーと!

照「…」テクテクテク

怜「…」テクテクテク

照「…」テクテクテク

怜「…」テクテクテク

照「…」テクテクテク

怜「…」テクテクテク

照「…」テクテクテク

怜「…」テクテクテク

照「…」テクテクテク

怜「…」テクテクテク

照「…」テクテクテク

怜「…」テクテクテク

照「…」テクテクテク

怜「…」テクテクテク

照怜((…な、なんか話してよ(や)))テクテクテク

照「…」テクテクテク

怜「…」テクテクテク

照「…」クーッ

照「っ!!」バッ

照(お、おなか鳴っちゃった!)

怜「…」ピタッ

照「あ、あう…」カアアア

照(か、かっこわるい…)

怜「…お腹すいたん?」

照「…」ショボン

照(うううう…顔アツイ…)

怜「…」

照(ヤバイ。恥ずかしい。もう嫌だ。しにたい)ウルッ

怜「…」

怜「…ウチもおなか減った」

イイゾ~これ

照「…えっ」

怜「…ぐーっ」

照「…」

怜「…ほら。ウチもお腹なった」

照「…」

怜「…はよ朝ごはんのお店連れてってや。朝なんにも食べてへんから、お腹へって死にそ」

照「…」

怜「…」カアア

怜(…恥ずっ!ウチ!!ああ顔アッツ!)

照(…顔、赤くなってる)ジーッ

怜「…なんやねん。ジロジロみんなや」プイッ

照「…あはっ」

怜「…あ?」

照「卑しい奴め」

怜「黙れや。馬鹿。…ふんっ」

っお食事ですよ!

http://blog-imgs-18-origin.fc2.com/a/b/u/abuyasu/08120805.jpg

>>629
怜が朝からそんなあぶっこいもの食うわけないだろ好い加減にしろ

朝ごはん

照「…」パクパク

怜「…」モグモグ

照「…」パクパク

怜「なあ、次…どこ行くん?」

照「…だいたい決めてるけど…どこか行きたいトコある?」

怜「あんまよくわからへん。ええよ。任せる」

照「…ん。じゃあ、ついて来い」

怜「ん」

照「…ご飯、もう食べないの?」

怜「…ウチ、小食やから」

照「もったいない」

怜「…」

照「食べないなら、私が貰う」

怜「…ええよ」

っデザート!

http://www.katashima.co.jp/shopinfo/tamba/imajes/P1000624%20sibukuri&purinn2.jpg

照「じゃあ、代わりにこれあげる」スッ

怜「なんやこれ。…トマト?」

照「身体に良いし」

怜「…」

照「ささ、ずいっと」スッ

怜「…ふーん」

照「…なに」

怜「トマト嫌いなん?」

照「…」

怜「…格好悪い」

照「うぐ…」

怜「…けど、ま、それはそれとして」ヒョイ

怜「モグモグ…ゴクン」

怜「ごちそうさま。うん。んまい。もったいないな。こんなうまいもん食えないなんて」

照「…ごちそうさま。じゃあ、出ようか」

>>629
まこ「ほい、カツ丼お待ち。さて、それじゃあこっち来たついでにキンクリするわい」

>>638
ワカメは帰って
どうぞ

照「…」ウロウロ

怜「…」ウロウロ

照「…」ウロウロ

怜「…」ウロウロ

照「…」ウロウロ

怜「…なあ」ピタッ

照「…」ピタッ

怜「…さっきも此処通ったんやけど」

照「…」

怜「…迷った?」

照「…」

怜「…どこ行くつもりやったん?」

照「…明治神宮」

怜「…おもっくそ反対やん」

照「…」

安定の迷子スキル

怜「…」

照「…ごめん」

怜「ええよ」

照「…」

怜「…なんや、チョーシ狂うわ…」

照「…」ウルッ

怜「別に責めてへんよ」

照「…ごめん」

怜「…だから、別に…あ」

怜「なあ、てるてる」

照「…なに」

怜「そこでアイス売っとる。小さい公園も近くにあるし、暑うなってきたし、ここで食べてかへん?」

照「…うん」

怜「お前の奢りな。これでチャラ」

照「…うん。ありがとう」

すべり台の上

怜「…」ペロペロ

照「…」ペロペロ

怜「…なんでベンチあるのに、ウチら滑り台の上で食べとるん?」

照「仕方ないだろ。なんか汚かったんだし」

怜「それもそうか」

照「それに、ここ、思ったより見晴らし良い」

怜「別に目線が2,3メートル高くなったところで…っと。せやな。意外と遠くも見える。人の営み見えて、意外と面白い」

照「うん」

怜「ガキどもが砂場で遊んどる。こっち来たらどけたらんとな」

照「うん」

怜「…狭いなココ」

照「…うん」

怜「…もうちょっとそっち詰めろや」グイッ

照「やだ。お前が詰めろ」グイッ

俺の膝の上が開いてるよ!2人とも!

>>662
俺「よっこいしょーいち」



照「…あつ」

怜「せやね。涼しいトコ行きたい」

照「適当なトコ入る?」

怜「…ハンバーグ屋は?」

照「…ちょっと遠い。…遠くなった」

怜「…そっか。ならまた今度でええわ」

照「…」

怜「…てるてる?」

照「…また来れるのか」

怜「…」

照「…いつ来れる」

怜「…知らん」

照「…」

怜「…」

先方戦が二人のラブフィールドと化す(予言)

>>670
シャイニング「すばらです!」

さっきの公園

照「…」スタスタ

怜「…」スタスタ

照「…」ヨジヨジ

怜「…」ヨジヨジ

照怜「「…ふう」」

照「…結局さっきの滑り台の上に戻って来てしまった」

怜「ホンマや。しかも、昼飯はコンビニのサンドイッチ。東京来て美味しいもん食える思うとったのに、敵わんわホンマ」ガサガサ

照「…」

怜「…でも、ま。こういうジャンクなの普段制限されてるから、新鮮で却ってええかも」ガブッ

照「…本当に病弱なのか」

怜「…」モグモグ

照「ただのアピールじゃ無くて」

怜「…」モグモグ

照「…本当に身体悪いのか」

12話の倒れるシーンが竜華にとってはNTRになるな

淫乱ピンクはガチレズだし

怜「…」モグモグ

照「本当に…モゴッ」

照「…」モグモグ…ゴクン

照「…いきなりサンドイッチ口に押し付けるな」

怜「食事中は静かにしろやお下品姫」

照「どっちがだ。食いかけ押し付けてきやがって」

怜「…」

照「…」

怜「…ま、それなりや」プシュッ

照「…」

怜「…コク…コク…コク…ふう」

怜「…ごっちそうさん。とうっ!」ポイッ


ガッ


怜「あちゃ。外れてもうた」

夕方

照「…」ボケーッ

怜「…」ボケーッ

照「…夕方だ」

怜「…せやな」

照「…もう帰らなきゃ」

怜「せやな」

照「…お前、初戦明後日だったっけ」

怜「おう」

照「そっか」

怜「おう」

照「…」

怜「…何?応援してくれんの?」

照「…」

照「…誰がするか。負けちまえ」

怜「ぷっ…」

照「くっ…」

怜「ぷっ…くっくくくく…」

照「くくくくく…」

怜「くふふふふ…」

照「あは…」

怜照「「あははははは!!」」

怜「お前が負けろばーか!」

照「お前は死ねばーか!」

怜「ぬかせや。やっぱ負けんな。お前はウチがノシてやる」

照「ふん。チャンピオンの私に勝てると思ってるのかマヌケ。叩きのめしてやる」

怜「舐めんな。ネトマじゃウチの連勝続いとるやろ」

照「卓上なら負けない」

怜「言うたな?アホ」

照「言ったさ。バカ」

おやおや照さん、怜さん、いつものキレがないですねぇ~

欝濡れ体質なら竜華ちゃん最高のNTR百合やで!

怜「ふふふ。じゃあ、楽しみにしとる」

照「私も」

怜「よっ…と」ストン

照「よいしょ…よいしょ…」

怜「…やっぱ自分、運動音痴やな」

照「何?」

怜「喧嘩したら負ける気せーへん」

照「病人が生意気言うな」

怜「ははっ…」

照「ふふ…」

怜「…じゃ、帰ろか」

照「うん。駅、行くでしょ?送ってく」

怜「ウチがお前送るの間違いやない?」

照「…」

怜「ふはは。…じゃ、行こう」

怜「…えっと…確かこっちの方やったか…」スッ

照「…そっちだったっけ?あっちじゃなくて…」

怜「いや。アホ言うな。そっちやない。ウチらが来たのは確か…あれ?」

照「…どうした?」

怜「…」

照「…アミ…怜?」

怜「…」

照「…もしかして」

怜「…」

照「…はは。うける。なんだ。お前も迷ったのか」

怜「…」

照「本当、バカだなお前、仕方ない。ここはやはり私が案内して…」

怜「…アカン」ボソッ

照「え…」

怜「」フラッ

照「ちょ…」

ドサッ

どらごん「本妻の腕が試される時がきたか、怜だけに!」

ちょっと寝て良い?スレ落ちたらそれでも良いけど

>>698
いまいいとこだからちょっとだまっとき!

30分間隔でいいんか?

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

腐は細いイケメンが好きなイメージなんですが野獣みたいなクッソ汚いのは大丈夫なんですかね

超寝てた

照「ちょ…ちょっと!アミバ!」

怜「はぁ…はぁ…アカンわ。ちと日に当たりすぎた…はしゃぎすぎや」

照「だ、大丈夫?あ、あわわわ…」オロオロ

怜「はは…かっこわる…ふぅ…ふぅ…」

照「ああああ…どうしよう…どうしよう…ああ…だ、だれか…だれか…」オロオロ

怜「ふふ…動揺しすぎや自分…」

照「あ、え、えっと…ま、待ってて。今救急車呼ぶから…」スッ

怜「はいちょっとタンマ。それだけは勘弁」

照「ば、バカ言うなよ。倒れたんだよ?早くお医者さんに診てもらわないと…」

怜「大丈夫やって。結構いつものことやし。それより今救急車なんて呼ばれたら、大会が…」

照「あう…け、けど、大会よりお前の体のほうが大事…」

怜「だから大したことないって。な、頼むわ。友達や、レギュラーになれなかったみんな。色んな人達の想い背負ってここまで来てんねん」

怜「それに、ウチも今年は最初で最後の全国。こんな不完全燃焼な形で終わらせとうない…」

怜「なにより、他のレギュラーのみんなに申し訳がたたへん…」

照「じゃ、じゃあどうすればいいの?私、何出来る?」

怜「…せやね。それじゃあ…まずは。肩貸してくれる?取り敢えず立ちたい」

照「うん…!うん…!!」

怜「っと…」ヨロッ

照「つ、次は?次は何する?」

怜「慌てんといて。ちょいしんどいままや…ん。日に当たりすぎただけっぽい。そんな酷い感じやない」

照「そう?本当に?ねえ、大丈夫?」

怜「しつこいよ。…ありがとな。じゃあ、次、悪いけど、どっか日陰で、涼しくてゆっくり休めそうな場所ないかな」

照「え?」

怜「最悪喫茶店とかでもええんよ。取り敢えず体休めれる場所に行きたい」

照「身体休められそうな場所…」

照「」キョロキョロ

照「えっと…」

照「どこか…どこかないかな…どこか…お願い…」

照「…あ」

照「………み、見つけた…………けど…………」

怜「ホンマ?ありがたい。じゃあ、そこ行こうか」

照「…」

怜「てるてる?」

照「…」

怜「おーい」

照「…えっと」

怜「どしたん?」

照「あ…う、うん。見つけたはいいけど」

怜「…」

照「…そ、そこの角の建物」

怜「…おおう」

照「…ホテル『情熱の悪魔』」

怜「…どう見てもラブホやん」

照「…ご、ご休憩3000円から」

怜「…確かに休めれる条件全部満たしとる…けど」

照「えっと」

怜「…しゃーない。行こう。確かに形態はアレやけど、条件は最高や。室内やし、涼しいし、ベッドまであるし」

照「…」

怜「…」

照「お、女同士なんだけど」

怜「せやね」

照「…」

怜「…」

照「ま、まあ、仕方ないよね。純粋に休憩するためだもんね」

怜「せやね」

照「…うん。そうだ。緊急事態だもん」

怜「せや。別にアンタとなんかするわけでも無いし」

照「…じゃ、行こうか」

怜「せやね。…肩、もうちょっとだけ貸しててな」

照「…うん」

入り口

「はい。いらっしゃい」

照「き↑、きゅうけい、で!す!」カチコチ

「…」

照「そ、その、きゅうけい!」

「…時間は」

照「90分!」

「5000円ね」

照「はい!」スッ

「…お嬢ちゃん達女同士かい」

照「…」

「ま、たまに有るけどね。初めて?部屋選んでよ」

照「ど、どどど、どうする。とk…アミバ(なんとなく偽名の方使う)」

怜「あー。涼しい。…へー。ラブホの中ってこんなんなんや」

照「ちょ…ねえ、早く選ぼうよ」

怜「わかったわかった。…ふう。空調も効いてて空気ええな。ちょっと体調良くなってきた」

照「お、おい。このパネルから選ぶんだってさ。他に誰か来る前に早く選ぼうよ」

怜「ん…うわ。なんかえっちい…はう…」

照「ど、どこにしようか」

怜「どこって…写真見てもようわからんよ。どこ選んでも一緒ちゃう?」

照「な、なら、と…アミバが決めてよ」

怜「え?なんか嫌や。ウチの決めた部屋で変やったらなんかアレやし」

照「へ、変って何。何があるっていうの」カアアア

怜「なんでそこで顔赤くすんねん!」

「どうでもいいから早く決めてよ」

照怜「「あ、す、すみません…」」

照「…」

怜「…」

照「…じゃ、じゃあ…適当に決めちゃうよ」

怜「ん…」

室内

照「…」

怜「…」

照「…」モゾッ(←居心地が悪くて座り直す音)

怜「…」モゾッ(←居心地が悪くて座り直す音)

照「…」モゾモゾ(←居心地が悪くて座り直す音)

怜「…」モゾモゾ(←居心地が悪くて座り直す音)

照「…体調どう」

怜「…わりと良い」

照「そう」

怜「うん」

照「…そっか」

怜「うん」

照「…」

怜「…」

照「え、えっと…み、水飲む?」

怜「ん?」

照「冷蔵庫に入ってた」

怜「それって有料なんや…」

照「お金は私が払っておいたよ」

怜「…ありがと」

照「ん。コップもあった」トクトク

怜「…」

照「はい」

怜「ありがと」

照「私も飲む」トクトク

怜「…」コク…コク…

照「…」コク…コク…

怜「…ふう。ごちそうさん」

照「…ふう。美味しいね」

怜「ん。…はは。空調効いてるけど、効きすぎや。ちと寒い。温度上げてええ?」

照「いいよ。…服、汗で濡れてるから余計に寒いね」

怜「せやね」

照「…風邪ひきそう」

怜「…お風呂入りたい」

照「私も。汗で気持ち悪いし。寒いし」

怜「…」

照「…」

怜「…お風呂、有るわな」

照「…有るね」

怜「…ちょっと見に行ってみよか」スクッ

照「うん」スクッ

怜「」スタスタ

照「」テクテク

怜「…広」

照「…」

怜「…」

照「…時間、あるよね」

怜「ん」

照「交互に入ろうか」

怜「せやね」

照「順番どうする?」

怜「アンタ先で良いよ」

照「アミバ先で良いよ」

怜「じゃあ、取り敢えず沸かして、沸いたらじゃんけんで」

照「わかった」キュッ

ジャーーー

怜「…」

照「…」

怜「…10分ってとこか。戻ってよ」

ジャーーーー

照「…」

怜「…」

ピピピピピ

照「…沸いた」

怜「ん」

照「じゃんけん」

怜「ん」

照怜「「じゃんけんほい」」

照「ぱー」

怜「ぱー」

照怜「「…」」

照怜「「あいこでほい」」

照怜「「…」」

照怜「「あいこでほい ほい ほい ほい ほい」」

照「…埒開かないんだけど」

怜「…もうええわ」

照「ん。冷めちゃう」

怜「せやね」

照「…もう一緒に入っちゃおうよ」

怜「…は?」

照「…」

怜「なに言うとるん自分」

照「…む、昔は、その…妹とかと一緒に入ってたし」

怜「…妹いたんか」

照「…別居してるけど」

怜「…」

照「…」

怜「…じゃあ一緒に入ろか。また湯沸かすのもめんどいしな」

照「…うん」

風呂

照「…」チャプ…

怜「…」チャプ…

照「…」

怜「…自分」

照「ん?」

怜「おっぱい小さいな」

照「死ね」

怜「やだ」

照「…」

怜「…」

照「こっち見んな」

怜「お前が見んな」

照「分かったよ。後ろ向く」クルッ

怜」「ウチもお前の貧相な身体なんか見とうない」クルッ

照「…」

怜「…」

照「ねえ」

怜「ん」

照「身体大丈夫?」

怜「ん」

照「そっか」

怜「ん」

照「…」

怜「…」

照「…あ」

怜「ん?」

照「…今更気付いた。見てこれ。入浴剤だ」

怜「ホンマや。気付かんかった」

照「どうしようかこれ」

怜「折角だから入れたれ」

照「わかった」ピッ…ダバァ

怜「おおー。なんか透明な…ん?」

照「ん…?なんだろこれ。なんか、片栗粉みたいに…」

怜「…あれ?なんか…ヌメネバっと…?」

照「…あ」

怜「なんよ」

照「ごめん」

怜「どうしたん」

照「これ、入浴剤じゃない。粉ローションって書いてる…」

怜「アホォ!!」ザバッ

照「うわっ!」ツルッ

怜「うわわわっ!?こら!よっかかって来んな!」ヌチャッ

照「だ、だだだって、身体が滑る…あわわ」ステン

怜「おうわあ!?」バッシャーーン

ローションプレイいいゾ~これ

風呂キングクリムゾン

湯上り
バスローブでベッドの横に腰掛けて

照「…」ショボン

怜「アホ」

照「うっさいバカ」

怜「お前がバカだ。変なもん入れよって」

照「入れろって言ったのお前だ」

怜「入浴剤と勘違いしたのお前やろ」

照「…」

怜「…たく。…なあ、まだ1時間はあるよな?」

照「うん」

怜「悪いけど、ちょっと寝かしてもらうわ」

照「そうだね。ちょっと休みなよ」

怜「ん。…アンタは?」

照「私は、椅子に座ってる。ネト麻でもしてようかな」

スパゲッティを食べたいんですが、構いませんねッ!?

怜「…すー…すー…」

照「…ふふ」

照「…さて、と。あんまり慣れてないけど、スマフォでネト麻やろ」カチカチ

照「…みんなは居るかな?っと。…あれ?誰も居ない…」

照「…いや、誰か居る…?」


腐部屋

てるてる姫 さんがログインしました

てるてる姫:誰か居るの?

のどっち:ええ。居ますよ。畜生共

どらごん:こんばんわ。糞オタンコナス。今日はあのアミバとかいう不細工おらへんのか?

てるてる姫:お前らは…

のどっち:先日は世話になりましたね。復讐に来ました

てるてる姫:なんだ。この間私に完全敗北した雑魚と、そのおまけか

のどっち:ふふ。言いますねぇ。ですが、その減らず口もいつまで叩けるものか

どらごん:お前は今日ここで死ぬ

てるてる姫:小物どもが出しゃばるなよ。この私が相手になってやる。なんなら2人がかりでも良いぞ

のどっち:あはははは!面白い!本当に面白いですよ、貴女!

どらごん:ホンマになぁ。これから自分がどうなるかも知らないで

てるてる姫:御託はいい。さっさとかかってこい小物共

どらごん:舐め腐りおって

のどっち:なら望みどおり私が相手をして差し上げましょう。…まあ、最初から私の獲物は貴女だと決めていたんですがね

てるてる姫:随分と威勢が良いな。またリバしてホモに掘られたいのか淫乱マゾビッチめ。ならお望みどおりにしてやろう

のどっち:ふふ。どうぞご自由に。いつまでも弱点をそのままにしておく私ではありません。すでに貴様のそのド下手糞な妄想垂れ流し文は私には無力です

てるてる姫:なんだと

のどっち:相応の苦労はしましたよ。ええ。BL本を読んで耐性を付けたんです。それもこれも貴女を屠るため。今日この日のための努力です

どらごん:ホンマ頭が下がる思いや

てるてる姫:お前馬鹿だろ

のどっち:そして今度はこちらの番です

のどっち:相手にやられて嫌だった事を、倍返しにしてそのまま相手にし返しなさい。相手の嫌がる顔を想像し、それを愉悦と感じなさい

のどっち:これが貴女に打ちのめされていた私に、お父様が授けて下さった対抗戦術です

竜華「アミバっていう不細工はおらへんのやな?」(そういえば怜どこいったんやろ大丈夫やろか)
こうですね分かります

それやって一番被害受けるのって…

てるてる姫:お前何を言ってる?

のどっち:知ってますよ。ええ、貴女の名でこの部屋の過去ログを検索しまくりました。ネタは上がっています

のどっち:貴女、アミバの事を相当嫌っていますね

てるてる姫:まあな

どらごん:よくこんなに喧嘩しまくってて同じ部屋におれると感心するわ

のどっち:なので、貴女とアミバの百合小説を書いてきました

てるてる姫:は?

のどっち:もしもシリーズー。もしもてるてる姫とアミバがレズセックスを行うとしたら

てるてる姫:待て

のどっち:てるてる姫とアミバは大のライバル。二人はいつも、そのクッサイクッサイ便所のような住処である腐部屋でいがみ合っていました

てるてる姫:待て待て待て待て。なんで私がアミバとれずせっっくsyなんtw

のどっち:いつもいつもいがみ合いながら周囲に迷惑をかけ、不幸を撒き散らす馬鹿犬二匹。しかし、その狼藉を天は決して見逃しはしませんでした

てるてる姫:おいやめろもうやめろ死ね

のどっち:二匹の悪行に胸を痛めた大天使長のどっち様は、二匹を懲らしめるために知恵を使います

てるてる姫:しねしねしねいsね

のどっち:弱い者にばかり威張り散らして暴れながらも、決してお互い相手には本気で手を出さない二匹。そう、二匹はお互いの力を実のところ恐れ合っていたのです

てるてる姫:待て。アイツのこと怖がってない

のどっち:「そうだ。この二匹を潰し合わせよう」。頭が良いのどっちはそう考えました

てるてる姫:下衆の発想

のどっち:のどっちはまた小物を嬲って楽しんでいる二匹の前に降り立ち、言いました。「貴女達二匹のうち、強いのはどちらなんですか?」二匹は自分の方が強いと言い出しました

てるてる姫:お願い。死んで。どうぞ(迫真)

のどっち:だったら、どっちが強いのかこの場で戦ってみなさい。のどっちの命令に、二人が従います

てるてる姫:あれ、なんで戦ってるんだ?最初ちょっと焦ったが妄想は大したことないなコイツ。馬鹿だ

のどっち:この世界では、性的に強いものが強者なのです。濃厚に絡み合い、お互いに相手を犯し合う獣二匹

てるてる姫:やっぱりシネイsネイsね

のどっち:まず二人はどちらのキス上手かを比べ合う事にしました。くちゃくちゃと舌を絡め合い、隙有らば相手の舌を吸引しようとします。止めどなく湧き出る相手の涎を次々飲み干していく両者

てるてる姫:死ね死ね死ねいsんい絵にsんdb;hfvへqf:jp

のどっち:火照った二つの白い柔肌がピンクに染まり、二匹はその熱を相手に押し付けるようにぶつけ合いました。控えめな二つの乳房が互いをエロティックに押し潰して形を変えます

てるてる姫:おい。もう止めろ。聞け。屑。おい。どうしたらやめる

どらごん:ふ。この無様なてるてる姫の姿。圧勝やな

のどっち:ふふふ。止めて欲しいですか?

てるてる姫:やめろ。今すぐ止めろ。通報だ。警察を呼ぶぞ

のどっち:ふふ。国家権力ごときに屈する私ではありませんが…まあ良いでしょう。どうしても止めて欲しいと言うのなら、やめてさしあげても

てるてる姫:うん

のどっち:但し、条件がありますね

てるてる姫:条件って…

のどっち:私に動画を撮らせましたよね?貴女

てるてる姫:あ、アレは半分冗談で。まさか本気で撮ってくるとは…

のどっち:へえ。うふふふふふふふふふふふ。あれ、冗談だったんですか。うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ

どらごん:あーあ。マジ切れさせてもうた~

てるてる姫:あ、ご、ごめん

のどっち:過去ログで見ましたよ。貴女、今日アミバと一緒に居たでしょう?

どらごん:決闘する言うてたもんな

のどっち:どちらが勝ったのか知りませんが…まあ、ここに今居るのが貴女という事は、そういうことなんでしょう

てるてる姫:それは、話すと複雑なんだけど…

のどっち:いえ。いいですよ。貴女達の決闘の勝敗とか、どうでも

てるてる姫:…

のどっち:と言うことは、二人、顔が割れてるという事ですよね?

てるてる姫:…うん

のどっち:なら、決めました。貴女、アミバに事情を説明して来なさい。当然連絡先ぐらいは控えているでしょう?

てるてる姫:え…

のどっち:そして、アミバを連れて、3日後の夜、私達がオフ会をする下北沢の居酒屋『真夏の夜の夢』まで来なさい。リアルにね

てるてる姫:は?

のどっち:そして、そこで決着を付けましょう

てるてる姫:決着…だと?

のどっち:ええ。決着です。乙女部屋のイケニャーさんから連絡がありました。百合部屋と乙女部屋で合同オフ会を開こうと

てるてる姫:合同オフ会?

のどっち:ええ。そうです。そして、すでにお前たちの仲間には通達は終えました。皆、来るそうですよ。…まあ、思惑は様々なようでしたが。謝罪だったり、戦争だったり

てるてる姫:…

のどっち:貴女達で最後です。さあ、どうするんですか?まあ、じっくり決めなさい。アミバと二人、話し合って、ね

てるてる姫:おい

のどっち:これで伝えるべきことは全て伝えました。まあ、まとめると単純な話です

どらごん:オフ会に来い。来なかったら、お前とアミバの百合小説が腐部屋を埋め尽くす。うん、単純やな

てるてる姫:

のどっち:ふふ。返事は、無くても構いませんよ。直接来てくれればそれで良いです

てるてる姫:

のどっち:では、ごきげんよう。さようなら。直接お会いできる日を楽しみにしていますよ。『負け犬』

どらごん:じゃあな。もう一匹の負け犬にもよろしく言っといてくれや

のどっち さん どらごん さんがログアウトしました


照「…」

怜「…てるてる?どないしたん?」

照「…アミ…怜」

怜「怜でええよ。いい加減統一してくらんとなんや居心地悪い。…で、どないしたん。部屋でなんかあった?」

照「…」

照「…ログ。見る?」

怜「…なにこれ」

照「…」

怜「なんでウチとてるてるがレズってん」

照「…」

怜「アホや。アホ。あのクソトカゲめ…」

照「のどっちめ…」

怜「…」

照「…」

怜「…オフ会どうする?」

照「決まってる。行く」

怜「せやなあ…これは教育が必要やろなぁ」

照「ああ。叩き潰してやる」

怜「久々に血が滾るわぁ…」

照「腕が鳴る」

怜「ほな殺ろか。糞百合共め…全部枯らしたる」

照と怜が仲良く夫婦漫才してるのみてたら竜華枯れるな

再びインハイ6日目・夕方

咲「誰も居ないならいいや。それより、今日これから何も予定が無くなっちゃったな。どうしよう」

和「」ソワソワ

咲「あ、和ちゃん。ねえ、もし良かったら、この後一緒に読書(腐)でも…」

和「あ…す、すみません咲さん。今日は、実はこの後予定が入っておりまして…」

咲「そうなの?」

和「ええ。実は、下北沢で友人が集まることになっておりまして、どうしてもそちらの方に出席したくて」

咲「そうなんだ。なら仕方ないね」

和「すみません…」

咲「ううん。私の方こそごめんね」

和「では、私はそろそろ出かけます…」ソソクサ

咲「あ、うん。分かった」

咲「…行っちゃった」

池田「ほら、キャプテン!急いで急いで!」

美穂子「きゃっ。そ、そんなに引っ張らないで華菜」

オフ会って楽しいよね(ゲス顔
こうなってしまったら・・・

咲「あ、池田さんに、福路さん」

華菜「おっ、清澄のだし!」

咲「えっと…どちらかにおでかけですか?」

華菜「おう!ちょっと二人でな。これからヤボ用だし」

咲「そうなんですか…」

美穂子「ええ。まだお会いしたことのないお友達に会えるの。なんだか素敵よね」

咲「はあ…」

華菜「ま、そういうわけだし!じゃあ行ってくるし!」

美穂子「あ、華菜待って!」

咲「いってらっしゃーい」

咲「…みんな結構予定あるんだなぁ」

咲「あとは…優希ちゃんは暇かな?」

久「あら、咲」

咲「あ、部長…」

久「何してるの?こんなところで」

咲「いえ、時間が空いて暇になっちゃって…和ちゃんも用事があるって居なくなっちゃったんで、優希ちゃんは何してるかなーと」

久「ああ。優希ならさっき須賀君呼び出して一緒にどこか出かけたわよ」

咲「」

久「ふふふ。若いっていいわー」

まこ「何婆臭いこと言うとるん」

久「まこ」

まこ「お客さんじゃ」

久「え?」

ゆみ「やあ、咲」

智美「ワハハ」

咲「ゆみさん!?」

久「あら智美。どうしたの?」

智美「遊びに来たら悪いか?…って、まあ実は、ゆみちんの足がわりなんだけど」

ゆみ「ありがとう蒲原。助かったよ」

久「ま、ついでだし、智美も寄ってってよ。部屋でお茶でもしましょ」

咲「ど、どうしたんですか!?ゆみさん!」

ゆみ「ふふふ。なあ、咲。今暇してないか?」

咲「え、ええ。確かに暇ですが…」

ゆみ「そうかそうか…」

咲「?」

ゆみ「なら、私とちょっと遊びに行かないか」

咲「?」

ゆみ「下北沢にでも。大丈夫。多少遅い時間帯だが、私がついてるから迷う心配も襲われる心配もないさ」

咲「…?はあ…」

ゆみ「さあ…行くゾ」

照「さあ最終決戦をはじめよう」
和「おれたちの戦いはこれからだぜ」

残りスレ的にこんな感じになりそう

ブロロロ…ガンッ!

おいコラァ!

久「…で」

久「ホテルに残ったのは、私と、まこと、智美。あとは未春ちゃんに、ハギヨシさん。あと久保コーチもか。こんだけ?」

まこ「なんだかなー」

久「…暇だし、散歩でもしようかしら」

智美「おう。付き合うぞー」

まこ「なら待っとれ。愛しのハギヨシさん呼んできちゃる」

久「なんでよ!」

まこ「くっくっく…」

久「ったく…」

智美「ん?なら、私お邪魔虫か?ワハハ。なら私はここで待ってるかな」

久「ふざけんな!変な気を回さないの!みんなも来なさい!」

智美「強情っぱりめ」

久「ぎぎぎ…で、どこ行こうかしら。ん~。困った。どこも行きたいとこがない」

未春「あ、それじゃあ、折角なんで私一回行ってみたい所があるんですけど、良いですか?」

久「ん?別に構わないわよ」

未春「やったあ!」

まこ「めずらしいのう。お前さんが主張するなんて」

未春「えへへ」

久「で、どこに行きたいの?」

未春「それはですねー」

未春「下北沢です!」

 、-≦_ー‐  -=ニ`ー、ヾ,ヽヽト、ヾヨヽ'i Y,r‐'‐イ   /  ̄ ̄ ̄\
  〉三_‐_´_ `ミ、_ヽ`ミト、ト_ミ;;W_ヽi リ∠'-三!,/  フ     \

 彡ラ'_´-_‐' -‐三ミー_-ミミr'    `"┴ミミミ≦|  化リ 踊 踊  |
  〃彡-_ ,-__ヽ≡_-ヾミ{_        ト\、!|  物.| .れ れ  !
 ム,∠/-,-',,.-, |彡_/~~≡_      |ハ!ヾ'|  共ク       |
  }三三{ /) ト'、'、   `ー‐-'_、  ,   !   |    ス        !
 . f三三ム !r'(   ヽヽ、  、 r-、ミヾi|!|,-|   \        /
  f三シ´ } y'/    \`ヽ,ヾ|!、 !ヽミリソ|Z!     >    <
 ノ彡゙  ヽッ';:;;:、     \ `ヾ≧キ};==iリ   /       \
 :゙     /;:;:;;〃_,,、_    `ヽ{_ノ'-'   !  /             !
 ヽ,  i  /;:;:;=、´,=ト、゙_      ,.-、.   i   |  私 こ 見 地  |
 ヽヽ,i'  i',彡;:;,   ゙トy_`,ー-..、  ト、,._  〉‐'|  に の せ 獄  !
  ヽヽ,  \レ: .:,  `'ヽ'、'w,_ `ヽ、〉"   YヽL|       ろ .を  !
 、 ヽヽ,   `に;;::;   、 `ヽ_~)'r'´i_,r ‐ ┼ ゙i\              !
 ヽ  ヽヽ   ヾrシ   ヾ_-ァ‐' 〈r'   ヽ,-'‐ \       /
  ヽ  ヽヽ   ヾfシノ, , 〃/   ヽ_,   ノ!i\  ノノヽ___/
   ヽ  ヽ\_,..-ヾカソノソシノ`ヽ、  </   ソ  ゙ _,| |
    ヽ、_ソ/)、  `\´     `ヽ!     /  , └┐i!
    ヽミ_-' / ノ\   \      |    |!  、ヾッ, | ||
     ヽ  ̄ ´  \   \.    ト、   "  \_`'、||

同時刻
新宿

サアアア…

「あうっ!?」コケッ

「…あいたたた…酷い雨だ。足が滑る」

「ふふ…ずぶ濡れだ。身体が重い。転んだ拍子に足を擦りむいたか。…痛い。寒い。お腹が空いた」

「…計画も、随分最終段階に近い」

「けど、慌ただしくなってきたお陰でようやく監視の隙を付いて逃げ出してこれたのだ。その点では僥倖だったと見るべきか」

「…彼奴を止めねば」

「急がねば。清澄の宿泊しているホテルは何処だったか…」

「清澄にはハギヨシが居る。…一が教えてくれた。他の誰にも秘密だと」

「…ハギヨシなら…ハギヨシなら、透華を止められる」

「だから」

「だからなんとしてでも…!」

衣「なんとしてでもハギヨシに会いに行かなければ…!!」

終わり

エピローグ…?

霞「…ねえ、小蒔ちゃん」

小蒔「はい?」

霞「…ちょっと出かけてくるわ。帰りは遅くなるだろうから、みんなとご飯食べちゃってて」

小蒔「わかりました、霞ちゃん!」

乙乙!!!

         ,- 、          /      \                  /        \
          /   !            |  混 薔 百  |                 |  音 あ 聞 戦  |
        /   /      , - 、    |  声 薇 合  |                 l  が の こ. 争  |
      r‐、ト  l    /  ノ   |  合 の と   !                  |.    懐 え. 交  |
      !  !  |   /   /     l  唱       |    ,.z=='三ミミ=-,.、、     |.   か る. 響  !       f¨ヽ  r‐ 、
      ノ  l.  | /   /        !  が.      |.  __」fr三ミヾヾミミミミヽ、  .l    し .   楽  |         l   ', !  ',
    〈  .l   l./   /,..-‐ ''"´ )\________,.く r行ミヾ'f示ヾヾヾヾミミミミヽ .|     い   が  !. _        |   l ',.  ',
    ',  ,!  ,/   /    ,.>'´          l彡三ミヾ川ヾヾヾヾヾヾミミl  >、________/  ! `ー- 、   !.  | |   l,.-‐ 、
     レ    〈   '    >'´                 尨ィ三ミミヾ川ヾヾヾヾヾヾミi、             ヽ、.._  ヽ、 |   l. |  l. /
      | ヽ          '´ ̄ ̄⌒丶、          ,Y彡三ミミヾ'゙゙゙ヾヾ、,斗、ヾリ `ー- 、              \  ヽi.   lノ  l./
     ',   ` ー  、_ ,ァ‐一ー-、__,!       ,. -‐'" ヾ彡テ'´    ヾ/ヾヾ州l     ヽ          ___ヽ  ヽ  '   l'
     ',          {           /       klV' /^`ヾ' ' ,r' ⌒刈、      ト、      r‐'´    `  _, -' ´l
      ',        ,!、        /、      , lヾ,ヘ. -zt;テ=y彡'^ ¨´ |'^ヘ     l ト、     `ー ' ´ ̄}  `´       !
      ',        ノ`ハ          ノ ヽ   /  |. `Tヾ(____ノ __V ,イ /  ハ   !  イ        ,r,=i           !
       くヽ、__ .. -‐'^}/ ',        ,! i   ヽ     |   |. ヽ、''ー-=≠'"ノl    V , レ' ,ハ       /(. ト          !
         |`ー‐    /   ',      r'   !  V   |    !  l `>rー;<_|     V,イ   l         / `くヽ、      ,'
         ト,____,/     ',    ノ^ヽ  !  V   !   l  l/  ソ叭  `|      ∨ -‐'  !      /    `ヽ、 ー- イ、
.       /八。./       ',  /     、   ヘ  |     ヽ、  〈/^ハ〉  ト-、_____〉.    l     /        ヽtーァヘヽ
      l lii/            ',/         `ヽヘ !     ハ.   ル' |l  /   \ |   ,   ヘ. /            ヾ'|i|!l |
      ノノ/               V            >イ└─ー-/ ヽ, ,! |V      \ ノ     レ'             ヽli;l !
     .///  /´〉        ヽ、 、     /  }ヽー   /    ∨   レ'        /   ,.ィ"               ,、 r、 Yr'
    〈_'_   ー' /゙〉         ヾ ヾ  /     ヽ   /      ヽ/       / |   '´ /            ,、.「儿j U _'」
      `ヽ、 ー'/〉_           ! l ∨        l   ヽ、__ /,. -''"´ ̄丁`ヽ、トv' / l'           Y ,. -‐''"´
          \ "〈/        リ  |       〈ヽ、     // /      !    V { '         ,. -‐'"

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