梨花「……」ほむら「……」岡部「……」キョン「……」(256)

みんな揃えばおもしろそう

せめて巻き込まれてループしてるのか自分から進んでループしてるのか
分けるべきだったな

岡部「バイト戦士…!?」

梨花「にぱ~☆」

ループしてるのに意識があるのなら、キョンより長門の方が適任では

主人公縛りなわけでもなさそうだし


梨花「………」ゴクゴク

ほむら「………」カチャカチャ

岡部「もしもし俺だ。どうやら機関の罠にはまってしまったようだ。ああ……」

キョン「……早く帰りたい」

>>25
期待してますぞ

キョン「岡部先生なんでいらっしゃるんですか、ハルヒに説教してたんじゃなかったんですか」

岡部「いやー俺にも分からん」

とりあえず誰かそれぞれどんな理由と原作原理でリープしてるのか教えてくれませぬか?

>>33
梨花  毎回訪れる死を回避するため、羽入の神様パワーで移動
ほむら まどかの契約阻止&ワルプルギスの夜回避のため自前の魔法で移動
岡部  まゆりを助けるためにDメールやらタイムリープマシンやらを使って移動
キョン  おもにハルヒの騒動に巻き込まれ、長門やみくるのパワーで移動

こんなんか?

>>34
あんがと
こうしてみると自己中心的とはいえ岡部が一番立派な行動なのか?

それよりも>>25はもう書いてくれないのか?

梨花はもう無理だろって諦観してて
ほむらはまどかだけ救えればいいやって投げやりになってて
岡部は自分が死んでも二人は救うって躍起になってる
心情としてはこんな感じなのか?

キョンは知らん

梨花「ループだるいわー、早く圭一なんとかしなさいよねー」

ほむら「まどかまどかまどかまどかまどかまどか」

岡部「っく・・・これも機関の仕業なのか・・・」

キョン「どうすればいいんだ・・・」

なんかカオスな状況しか見えないな

岡部「折角の機会だ、お前らに言いたいことがある」

ほむら「なにかしら」

岡部「お前らループすることで全てがなかったことになると思ってるだろ・・・」

梨花「ループってそもそもそういうものでしょ?」

岡部「お前らが世界線を移動するたびにリーディングシュタイナーが発動してるんだよ!」

>>55
ΩΩ<な、なんですってー!?
Ω<・・・

神崎士郎「戦え…戦え…」

ほむら「へーそう・・・・・・」

岡部「おいもう少しなんかあるだろ!」

梨花「ごめんなさいです、にぱ~☆」

岡部「ぐぅ・・・もしもし俺だ、今機関から精神攻撃を受けている・・・」

ほむら「まあハッキリ言ってしまうと本当にどうでもいいのよ」

岡部「なんだと! 俺がどれだけ苦しんできたと・・・!」

SG世界線に辿り着いたと思ったらほむループでα線に移ったでござる
とかなかなかオカリンにとっては笑えないな

ほむら「だってそうでしょ、私たちは因果律に・・・この世界に喧嘩を売ってきたのよ?」

梨花「そうよ、それこそ独我論、エゴイズムに身を委ねないとやってられないわ」

岡部「だがしかし・・・」

ほむら「あなただって、他人の想いを無視して時間を巻き戻したことがあるでしょ?」

梨花「どこぞの誰かのことなんて意識しだしたら切がないのよ」

岡部「・・・・・・」

いままでキョンが会話に混ざってこなかったのはまさか・・・

岡部「いまは何年何月だ!?」

梨花「昭和です」

ほむら「まだまどかが生まれてすらいない…」

キョン「こんなバカな」



よく考えたらほむら以外夏にループしてるのばっかや

キョン「うーん、ちょっと俺から一言いいか?」

梨花「誰よ一般人を呼んだの」

キョン「俺も一応ループを体験してるんだが・・・」

岡部「そういえばお前は完全に巻き込まれた側だったな」

ほむら「なるほど、どこぞの誰か代表というわけね」

キョン「その上で言わせてもらうが、本当に時間を戻すってそんなに罪深いものなのか?」

岡部「それはそうだろう、俺は仲間の思いを何度も無碍にしてきた・・・」

ほむら「私は目的しか見えなくてたくさんの人を犠牲にしてきたわ」

梨花「私なんて無理と決まったら即捨てた世界もあった」

キョン「人の思いを無視するなんてループしなくてもあることだろう」

キョン「現に俺はされまくってる」

キョン「それにここで悪いのはSERNであり、インキュベーターであり、東京じゃないか」

悪いけど、時間は消させない

鈴羽が過去に移動したら梨花になっていたという謎展開

ほむら「そ、それはそうだけど・・・」

ほむら「でも私たちは世界の法則をゆがめてきたのよ?」

キョン「それもよく分からん、時間は戻せないものと思ってたけど実は戻せましたじゃだめなのか?」

岡部「そういえばお前は神の力でループしてたんだったか」

キョン「ハルヒを神って行ってるのは機関だがな」

梨花「私も神の力でループしてたと言えなくもないけど」

岡部「まぁ俺もシュタインズ・ゲートの選択で・・・・・・」

ほむら「うるさい」

岡部「はい、電話とレンジをくっつけただけです・・・」

キョン「とにかく俺が言いたいのは・・・」

キョン「小難しいことは考えずに、人に迷惑かけたらごめんなさいすればいいんじゃねってことだ」

キョン「特別なことはないさ」

ほむら「・・・・・・岡部倫太郎」

岡部「な、なんだ?」

ほむら「迷惑をかけたみたいで、ごめんなさい」ペコリ

梨花「私も・・・」ペコリ

岡部「い、いや俺もすまん・・・」ペコリ

梨花「なんで貴方まで謝るのよ」

岡部「い、いや俺のループによってお前らに迷惑かけてない保証はないし・・・」アセアセ

ほむら「律儀ね・・・」

キョン「うむ、これでこの件は終わりと言うことで」

ほむら「あなたは楽観しすぎよ」

梨花「さて、ひと段落着いたところで折角ルーパーが集まってることだし何か話しましょうよ」

岡部「ルーパー特有の悩みとかな」

ほむら「悩みといえば・・・『自分が世界から取り残されてる感』、これ半端ないわよね」

キョン「俺は長門を取り残した側だが」

岡部「ああ、分かるぞ黒き魔法少女よ・・・」

岡部「公式で孤独の観測者なんていわれてるしな」

ほむほむ

梨花「甘いわね、その状態を超えるとどうなるか知ってる?」

岡部「なんだ、この先があるのか?」

梨花「妙に達観しだすのよ、『この雛見沢には興味はないわ』なんてね」

キョン「お前の場合はオヤシロ様の生まれ変わりだーなんて持てはやされてたのも原因かもな」

岡部「上位にベルンカステルがいるから、どうしてもメタ的思考になってしまうんだろう」

ほむら「なんだかよく分からなくなって来たわ」

ほむら「私たちは今どの視点で話してるのかしら」

梨花「うみねこで言うところのメタ世界ってかんじでいいんじゃない?」

マドカァー

シスコン神崎のやつもいろんな人にごめんなさいしなきゃいけないと思うの

キョン「あそうだ、よくある疑問だと思うんだがいいか?」

梨花「どうぞ」

キョン「ループってのは一本線の時間を巻き戻してるのか・・・・・・」

キョン「それとも別のパラレルワールドに移動してるのか、って問題なんだが」

ほむら「あぁ、よくループ物で論議になるわね」

キョン「おう、だから気になるんだ」

時間撒き戻しなら同じ時間軸に居ない限り問題ないけど
パラレル移動じゃオカリンがかわいそうだな

ほむら「んー・・・そもそも作品によって時間の構造は異なるんじゃないかしら」

キョン「なるほど、その可能性はあるな」

岡部「だったらまずシュタゲ、まどまぎ、ひぐらし、ハルヒの世界観を整理してみよう」

ほむら「私はおそらく後者ね、まど神がすべての世界の私を見たってことを言ってるし」

岡部「俺も後者だろう、バイト戦士の言葉を鵜呑みにするならな」

梨花「私は少し特殊かしら、うみねこを見るに魔女のゲームでしかない可能性があるわ」

キョン「俺は・・・わからんが朝比奈さんが『未来がなくなってる』的なこと言ってたし前者かな」

キョン「考えても仕方なさそうだな」

梨花「そうね、どうせ私たちには認識できないんだし」

ほむら「あ、そういえば私もその『時間の認識』に関して疑問があるの」

岡部「ほう、認識についてか」

岡部「この場に助手がいれば話が弾みそうだな」

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3290971.jpg

>>111
意外と人が居るじゃねーよwww

ほむら「まどかが神になって全ての時間に偏在したじゃない?」

ほむら「その状態って私たちの世界がどう見えてるのかなって」

梨花「想像するしかないわね・・・」

岡部「世界線の考え方が分かりやすいんじゃないか?」

岡部「存在する無数の「線」を一度に見るんだ、すると・・・」

梨花「それは「面」に見えるわね」

キョン「人間が進化して時間を「面」として捉えるようになるってSFがあったな」

キョン「小松左京の『果しなき流れの果に』だったか」

梨花「このSSの作者がSFに造詣が深いわけじゃないから他にもあるかもね」

岡部「じゃあ俺らがループしまくればいつか時間が線でなく面に見えるようになるのか」

ほむら「その前に廃人でしょうけどね」

梨花「ここで皆さんお待ちかねの議論をしましょう」

岡部「なんだ改まって・・・」

梨花「誰 が 一 番 辛 か っ た か」

岡部「・・・・・・」

ほむら「・・・・・・」

キョン「・・・・・・」

梨花、岡部、ほむら「お前はねーよ」

キョン「じゃあついでにコレも議論しようぜ」

キョン「誰 が 一 番 精 神 的 に 年 を と っ て る か」

梨花「ここで辛さの基準になるのは・・・・・・」

ほむら「ループ期間、目的達成の見込み、また身体的、精神的辛さをどの程度伴う世界でのループか」

キョン「それぞれで自分がどれだけ辛かったのかをプレゼンしてみたらどうだ?」

岡部「あまり思い出したくはないんだが・・・」

梨花「まあいいでしょ、ここはメタメタ世界よ」

ほむら「じゃあまず私から行きましょうか」

ほむら「ループの期間は1ヶ月、ループ回数は最低4回だけどもっと多そうね」

ほむら「『数えるのをあきらめるくらい』だから10や20じゃないかもしれない」

キョン「自分のことなのに推測なんだな」

ほむら「それは言わない約束よ」

ほむら「目的の達成のためには『まどかの契約の阻止』、『ワルプルギスの夜の撃退』が必須だったわ」

ほむら「魔女や仲たがいした魔法少女と戦わなくてはならないから身体的にも辛かったし」

ほむら「なにより一番の親友が死ぬのを何度も見てきたわ」

ほむら「私があなたたちと決定的に違うのは『目的を達成できなかった』ことと」

ほむら「『ループから抜け出せても戦いは続く』ことかしらね」

梨花「なるほど、たとえまどかが契約せずにワルプルギスを撃破したとしても」

岡部「インキュベーターがあきらめる道理はなかったな」

ほむら「それに私には理解してくれる味方がいなかったわ」

ほむら「岡部倫太郎には牧瀬クリスが、古出梨花には羽入がいた・・・・・・」

ほむら「孤独度では私が一番だと思うわ」

ほむら「こんなところかしら」

岡部「よし、次は俺が行こう」

岡部「まうループの回数だが、正確な値は分からないが数十回以上は確かだろう」

岡部「ルートによっては何十年も体感した上に発狂まで経験してる」

岡部「大切な人を何度も失ってるのは他の二人と同じだな」

ディアボロ「俺の側に近寄るなぁー!!」

岡部「確かに俺にはクリスティーナをはじめ支えてくれるラボメンがいた」

ほむら「・・・・・・」

岡部「だがな、貴様ら二人と俺の間には決定的な違いがある!」

梨花「へぇ、それは何かしら?」

岡部「それは、俺の敵は『世界の構造そのものである』と言うことだ」

岡部「ほむらの敵はインキュベーター、梨花の敵は東京だろう?」

梨花「最初は園崎家や大石を疑ったりもしたけどね」

岡部「対して俺は『まゆりが死ぬ』という運命、世界の選択そのものと戦わなくてはならなかった」

岡部「いわば形而上に存在する敵を倒さなくてはならなかったんだ」

キョン「明確な敵が見えない中で戦うのは辛いわな」

岡部「あとはそうだな・・・俺は他の二人より『選択の苦しみ』は大きかったと思うぞ」

梨花「なるほどね、確かに貴方の物語は選択肢に満ちていた」

岡部「誰の選択をなかったことにするか、誰を犠牲にするか・・・・・・その選択を俺は常に迫られ続けた」

岡部「まゆりか栗栖かどちらかを選ばされたときは世界を呪ったさ」

岡部「さて、俺はこんなもんにしておこう」

梨花「じゃあ最後に私ね」

キョン「え?」

梨花「ループの期間は数年から数日ね、羽入の力がどんどんなくなっていったから」

梨花「体感時間としては数百年ね」

梨花「目的は『部活メンバーと仲良く暮らすこと』ね」

梨花「そのために何をすればいいのか、探すことから始めさせられたわ」

キョン「カケラ紡ぎか・・・」

岡部「やらされたがあれはなかなか辛かったな・・・」

梨花「私はそこからルールX、Y、Zを見つけなければならなかったのよ」

梨花「そうね、二人との違いは『ループの方法』かしら」

梨花「ほむらは砂時計を反転させる、岡部は電話を掛けるだけ・・・」

梨花「それに対して私は、死ぬ必要があった」

キョン「あ、ああそうだな・・・・・・」

梨花「首を掻き毟ったり、腸を引きずり出されたり、拷問の末に死んだりしたわね」クスクス

ほむら「・・・・・・」

岡部「・・・・・・」

キョン「・・・わかったこの話はやめよう ハイ!やめやめ」

キョン「まあ何だ、ループに巻き込まれちゃった人代表として俺が最後に聴きたいことがある」

ほむら「露骨な話題変換ね」

岡部「まあ聞こうじゃないか」

キョン「俺たちがループを抜け出せたのは『他のループの記憶が蘇った』からだと思うんだ」

岡部「ループの主体でない人間が記憶を引きつぐ現象か・・・」

ほむら「まどかが最初に私とワルプルギスが戦ってる夢を見てたわね」

梨花「圭一がほかの編の事を思い出したりもしたわ」

岡部「ラボメンたちにもそのような現象を確認したことがある・・・・・・」

キョン「それって何なんだろうな」

本当に何なんだよ・・・
ちょっと考えさせて

ほむら「そうね、そもそも私たちの心って何なのかしら」

梨花「少なくとも私たちは時間に逆らってループしてきた・・・・・・」

キョン(俺はしてないが)

梨花「人間の精神が、時間の法則に抗えることを体験してきたわ」

岡部「人間は根源的に時間的存在である、か・・・」

岡部「時間がわれわれの存在を保障しているのか、俺たちの心が時間を成り立たせているのかは知らんが」

ほむら「ひょっとしたら、強い思いが世界の法則を超えることもあるのかも知れないわね」

萌郁と長門を二人っきりにしてみたい

(紅莉栖『世界線が変わっても、たった一人岡部が忘れなければ、わたしはそこにいる』)

岡部(紅莉栖・・・)

(まどか『きっとほんの少しなら、本当の奇跡があるかもしれない。そうでしょ?』)

ほむら(まどか・・・)

(圭一『運命なんて金魚すくいの網より簡単に打ち破れるぜ』)

梨花(圭一・・・)








キョン(なんもねぇ・・・)

>>226
長門「…」

萌郁「…」ピッカシャ

※以下ループ

梨花「さて、そろそろお開きにしましょうか」

ほむら「そうね、結構話し込んだし」

岡部「お前ら言っておくがなるべくループは控えるように!」

梨花「分かってるわ」

ほむら「私たちは今の世界に満足してるもの」

岡部「ま、まあそれはそうだが・・・」

ほむら「それに私たちにだけ言っても意味ないでしょう」

岡部「え?」

キョン「人生リベンジ能力、タイムベント、時の歌、ツァラトゥストラ・・・挙げたらきりがないぞ」

梨花「ま、せいぜいがんばってね」

岡部「う、うわああああああああああああ」




終わる

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月25日 (金) 12:38:47   ID: Q8R6ZnDh

NOeSISの時雨君とかも入れて欲しかったな、と

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