提督「沈められたら深海棲艦にされた上に女にされた」ヲ級「テートクー」その2 (748)

前スレは念のため途中でカット

あらすじ
提督が沈んで深海棲艦の女の子にされちゃいました
現在は適当にわいわいやりながら海底と地上を行ったり来たりしています

登場人物は多すぎるため投下前とか投下後とかに少しずつ小分けに
海底鎮守府(一部)

提督
基本的にツッコミ 容姿はタ級の服を着たヲ級に似た感じ 改造によりおっぱいがいっぱい 昔いろいろやった

空母ヲ級
ツッコミ かなりの常識人 ただし偶にネジが外れる

戦艦タ級
戦艦姉妹の妹 大体ボケ かなり嫉妬深いバーを経営

飛行場姫
末っ子 カオス 大体何でも作るしなんでもボケる 資源不足は大体こいつのせい

駆逐組
よいこたち 高翌雄に弱みを握られている

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387216746

地上鎮守府(一部)

摩耶
秘書官 ツッコミ 多分ヒーロー 現在兵器注文中

扶桑
ツッコミ きっとヒロイン ヤンデレ気質有

吹雪
ツッコミ 主人公 最初の秘書官

龍驤
両方 改2申請が通ったものの胸は・・・

不知火
地上側最強 ヤンデレドロデレNTR耐性悪堕ちなんでもござれ不知火に落ち度はありません

金剛
ボケ てーとくのちにくがまじったこうちゃがのみたいでーす

筑摩
筑摩大明神

妖精
兵器作成担当 ロマン派

高雄
釣りで提督を釣り上げるものの逃げられる

THANK YOU NASU


地上鎮守府 居酒屋鳳翔

愛宕「……」

愛宕「……」

愛宕「……」バリバリバリ

愛宕「……」ズズズズズ……

愛宕「……」ゴクゴクゴク

愛宕「……」バリバリバリ

愛宕「……」グビグビグビグビ

鳳翔「……飲みすぎですよ愛宕さん」

愛宕「……おかわり」

鳳翔「これで最後ですからね……」

愛宕「……」

摩耶「よお」

鳳翔「ああ摩耶さん来ていただいてありがとうございます」

摩耶「いいってことよ。ほら愛宕姉それ食ったら帰ろうぜ?」

愛宕「……ねえ摩耶。どうして提督は私を改造してはくれなかったのかしら」モグモグ

摩耶「どうしたんだよ急に」

愛宕「だって……わたしだけまだレベルが低いままじゃない……」

摩耶「レベルが低けりゃそりゃ改造できないだろ?」

愛宕「この鎮守府で一番レベルが低いのは後から入った鈴谷さんを除いてわたしなのよ……」

鳳翔「……どうぞ」

愛宕「……」モグモグモグモグ

摩耶「どんだけ食ってるんだ」

鳳翔「赤城さんには及びませんけどかなり……」


愛宕「……提督はわたしが嫌いだったのかしら」

摩耶「それだけはねえよ」

鳳翔「私もそう思いますよ」

愛宕「でも……」

摩耶「あいつに嫌いな奴は……そういえば昔一人だけいるって言ってたけどお前じゃないぜ」

鳳翔「愛宕さん、提督が帰ってきたら演習してレベル上げてもらいましょう?」

愛宕「……そうね。せっかくだし摩耶も飲みましょうよ。おごっちゃうわよ」

摩耶「話聞いてなかったのかよ!」

鳳翔「どうします?」

摩耶「おいおい鳳翔……」

愛宕「あ、鳳翔さんも飲んで」

鳳翔「ありがとうございます」

赤城「ただ飯のにおいがしました」

加賀「同上」

摩耶「なんなんだお前ら……」

ちょっと昔の鎮守府

提督「んああああああああああ」

摩耶「どうした提督頭にシロアリでも沸いたか」

提督「ちがわい! 来ないんだよ愛宕が!」

摩耶「は? まだ来てないのか? もう長門も大和も来てるだろ?」

提督「ピンポイントできてないんだよ畜生! もうほとんどレベル上げきったぞ!」

吹雪「妖精さんに発注してきました」

提督「ご苦労ご褒美にあめちゃんをやろう」

吹雪「わーい」

摩耶「しかしなんで愛宕姉にそんなに執着するんだ? ほっといても多分高雄姉とあたしと鳥海いるから自分から来ると思うんだが」

提督「あの服の構造を知りたいんだよ! どんな素材だったらあんな変な破け方するんだよ!」

摩耶「こいつ……」

提督「なああれボディペイントの一種じゃないのか?」

吹雪「ボディペイントって?」

摩耶「お前は知らなくていい」

提督「ボディペイントっていうのはな」

摩耶「ぶっ殺されてえか!?」


この作品はキャラのイメージを壊す恐れがあります
提督が競馬新聞を買いました
色々ありましたがよろしくお願いします

登場人物
海底鎮守府(一部)

雷巡チ級
両方 仮面を外すと目が合ったものを問答無用で倒せる 射程範囲は極短

戦艦棲姫
まとめ役 現時点提督を除いて海底最強 大体お仕置き役

上上下下左右左右BA

海底鎮守府工房

飛行場姫「おいテートク何読んでるんダ?」

提督「競馬新聞……ヲ級の艦載機に頼んで買ってきてもらっタ」

チ級「オレにもあとで読ませてくレ」

提督「いいゾ」

飛行場姫「まあその辺は趣味の範囲だからワタシは何も言わなイ。そんなことより早く手伝ってくレ」

提督「えー……お前一人でも作れるだロ?」

飛行場姫「乗り心地がいまいちなんだヨ」

チ級「なにこれ自転車?」

飛行場姫「我々が空を飛んで攻撃を仕掛けるために作った新兵器ダ。その名もケッタマ――」

提督「アホですか君ハ」

飛行場姫「あ、アホとはなんだアホとハ!?」

提督「チ級乗ってみなさイ」

チ級「へーイ」キコキコキコキコキコ

飛行場姫「みろあの軽快な動きを!」

提督「はい問題点」

チ級「とりあえず自転車型である意味がわからねエ」

飛行場姫「う、運動もかねてだナ……」

チ級「あといつ攻撃すりゃいいんだヨ。外装重すぎて両手離しでこぐこともできねえゾ」

飛行場姫「その辺は問題ない勝手に攻撃してくれるからナ!」

提督「もう無人機でいいんじゃないカ」

飛行場姫「ぐ、ぐぬぬぬヌ……」

チ級「あとオレたちはともかく駆逐艦の連中はそもそも乗れないんじゃねえノ?」

提督「足がないワ級にも無理だナ」

チ級「よく考えたら空飛んだらオレたち深海棲艦じゃねーシ」

提督「まあそれは最近やたらこっちに来てる艦娘たちにもいえるけどナ」

飛行場姫「う、うるさいうるさイ! ならどうすればいいんダ!」

提督「そもそも自転車で空を飛ぶという時点で何かがおかしいことに気づケ」

チ級「まあ使えないこともないんじゃないカ? 主に引きこもりの運動不足解消ニ」

提督「カ級と南方棲戦姫カ……」

チ級「かなりシュールな絵面になるとは思うけどナ」

提督「空飛ぶ潜水艦ってギャグだナ」

飛行場姫「……ならこれはどうダ! 三日間の間おやつを食べる暇も惜しんで考えた兵器!」

提督「ちくわダ」

チ級「ちくわだナ」

筑摩「筑摩大明神」

飛行場姫「し、失礼なこれは宇宙から鎮守府がある場所に向かって落下ヲ……」

提督「そもそもどうやって宇宙に打ち上げるんだヨ」

チ級「っていうかまた資材使っただロ」

提督「おーいおーイ」

戦艦棲姫「よんだかしラ」

飛行場姫「うげェ!?」

提督「また資源の無駄遣いしタ」

飛行場姫「ま、待てまつんダ。私は新しい兵器ヲ……」

戦艦棲姫「なにこのちくワ」

飛行場姫「」

戦艦棲姫「お仕置きの時間ネ」

ボーンボーンガーンガーンガーン

チ級「多分またやるナ。……どうしたテートク自転車戦闘機なんかみテ」

提督「コクピット部分を試験管型にして取り替え可能にすれば意外ト……」ブツブツブツブツ

チ級「大往生!」ガンッ

提督「」


提督の競馬新聞のメモ
1位轟天 2位サードステージ
望月がいろいろ考えています
不知火がうろうろしています

登場人物(一部)
地上鎮守府
望月
のんびり クーデレ 眼鏡属性

青葉
ボケ 鉛筆の芯が折れるとダウンする 削ると復活する

海底鎮守府
戦艦ル級
戦艦姉妹の姉 女は怖い お題は大人向け

潜水カ級
潜水艦姉妹の姉 引きこもり ネット中毒 基本無口

よくわからないなにか

地上鎮守府 提督寝室

望月「んあーあーあー」ゴロゴロ

北上「んあー」ゴロゴロゴロゴロ

望月「北上はなんでこんなとこいんのー」ゴロゴロゴロゴロ

北上「だって提督の隠し部屋今立ち入り禁止なんだよねー」ゴロゴロゴロゴロ

望月「あたしもそんな感じー」ゴロゴロゴロゴロ

北上「なんか本棚がガタガタ揺れてるんだってさー」ゴロゴロゴロゴロ

望月「鍵がついたほうねー」

北上「ほっとけば収まるって龍驤が言ってたから収まるまで待ってるのさー」ゴロゴロゴロゴロ

望月「本棚も気になるけど箱の中身も気になるよねー」ゴロゴロ

北上「大井っちによると提督が言うには中身は結晶だとか宝石だとかー」ゴロゴロ

望月「へー確かに大事だよねー」ゴロゴロ

北上「トラペ……なんだっけそんな感じの名前らしいよー。ないといろいろやばいとかなんとかー」ゴロゴロ

ガチャッ

大井「呼びました?」

望月「うわー出たー」ゴロゴロゴロ

北上「やー大井っちー」ゴロゴロ

大井「北上さんと何やってるんですか? 返答次第では……」

望月「司令官の残り香を」

北上「味わってるのさー」

大井「……北上さんはいいんですか? 駆逐艦ですよ?」

北上「いやーもう提督いないからそれどころじゃないしー協力した方が多分早く解決するだろうからー」

望月「大人だねー北上はー」ゴロゴロ

北上「さんをつけろよデコ助野郎ー」ゴロゴロ

望月「北上さーん」ゴロゴロ

北上「よろしーい」

大井「まあ北上さんがそれでいいというのなら私は特に何も言いません」

北上「で、大井っちはなんでここに来たのさー」ゴロゴロ

大井「北上さんの声が聞こえたので」

望月「……司令官の隠し部屋なら今立ち入り禁止だよ」

大井「あら残念……あっ」

北上「あー大井っちも提督の部屋に用があったんだー」ゴロゴロ

大井「これだから駆逐艦は……」ブツブツ

北上「大井っちは提督のこと嫌い?」

大井「……北上さん以下その他以上とだけ」

望月「ああ好きなんだね」

大井「嫌いじゃないだけよ」

望月「大井の基準は大体北上とその他だからそこに司令官が入ったとなると偉いこった偉いこった」


大井「北上さんこの駆逐艦に攻撃しても構わないかしら」

北上「呼び捨てにしたからいいよー」

望月「ごめんなさーい」

大井「……はぁ調子くるうなあ。普段なら提督に八つ当たりするところなのに」

北上「いなくなってはじめてわかる大切さだよねー」

望月「とりあえず早く帰るのを祈るしかないねー」

大井「あなたも動きなさい」

海底鎮守府

提督「」

タ級「なんでテートクつぶれてるノ?」

ル級「予想したのがすべて外れたらしいわヨ」

タ級「今のうちに恩を売って体で返してもらおうかしラ」

ル級「いいわねそレ」

提督「にゃー……」


1着ハリボテエレジー
不知火の落ち度が
夕張が何か考えています

登場人物(場所)

赤城
ボケ 大体イメージ通り でも空母としては龍驤に続く古株

加賀
やりました。投稿者:変態ボーキ娘(8月10日(水)11時45分11秒)

提督の隠し私室
ランタンやらボルトカッターやら変なものが散らばっている部屋 一部の艦娘しかしらない

海底
いろんなものが沈んでいる 汚染状況は深刻

落ち度はやはりあった

地上鎮守府 提督隠し私室


ガタガタガタガタガタガタ

不知火「はぁ……」

不知火「ふああああああ……」

ゴトゴトゴトゴトゴトゴト

電「だ、誰ですか……?」

不知火「はっ……なんだ電ですか」

電「不知火さんでしたか……龍驤さんから聞いてませんか?」

不知火「この部屋が立ち入り禁止ってことですよね。そのくらい知っています」

ガタガタガタガタガタガタ

電「棚の中身がすごい音立ててますしここから出た方がいいと電は思うのです……」

不知火「……不知火は考えていました」

電「何をですか?」

不知火「今までとっていた不知火の行動……それをすべて振り返ってみました。そして、反省をしました」

電「今更なのです」

不知火「今、何か?」

電「いえ、なんでもないのです」

不知火「こう……昔を思うと不知火の行動は落ち度だらけでした」

電「不知火さん……」

不知火「あそこでああすればよかった、ああしておけばこうだったのではないかと」

電「電は……不知火さんの気持ちはよくわかっているつもりです」

不知火「電……」

電「でも、電たちは前に進むしかないとおもうのです」

不知火「ふふふ……まさか電に教えられるとは思いませんでした。やはり不知火はまだまだ未熟ですね」

電「後悔だけはしないように頑張ってください。電にできるのは応援だけなのです……」

不知火「……やらないで後悔なんて不知火らしくありませんでしたね。では出かけてきます」

電「どこへいくのです?」

不知火「ちょっと海底まで提督孕ませてきます」

電「はわわちょっと顔面殴らせるのです」

不知火「何言ってるのですか? 不知火の落ち度は今まで提督を孕ませるチャンスが多数ありながらそれを逃してきたことですが」

電「ああもうダメみたいなのです」

不知火「そうと決まればこの部屋にいる意味はありませんね」

電「死んでもいかせないのです。お前はここで息絶えるがいいのです」

不知火「笑止」

電「その減らず口を今すぐ黙らせてやるのです」

不知火「上等です表に出なさい」

海底鎮守府

提督「……嫌な予感、あ、俺手札2枚交換で」

タ級「かしこまりッ!」シャッシャッシャ

ホ級「全員終わったわねそれじゃあオープン!」

ホ級 ストレートフラッシュ

ワ級 フルハウス

提督 ツーペア

タ級 ロイヤルストレートフラッシュ

提督「」

ホ級「はい罰ゲーム~」

ワ級「そうね~……ラバースーツでも着て一日過ごしてもらおうかしラ」

提督「」

タ級(イカサマ万歳)


不知火VS暁型のチケット販売中
オッズ 不知火2.7 暁40.2 雷56.2 電3.2 響8,9
夕張の兵器案について会議を行うそうです

からくり卍固め


青葉「最強の艦娘が知りたいかー!」

ワアアアアアアアア

青葉「青葉も……青葉もです! 全選手入じょおおおおおおおおおおおおお!!!」

ワアアアアアアア

深雪殺しは生きていた!! 更なる研鑽をつみ対艦兵器が蘇った!
暁型駆逐艦四女!!!電だァーーーーーーー!

正妻の本場は今や駆逐艦にある!! 私を驚かせる奴はいないのか!
雷だ!!!

遠征の仕事はどーしたッ 提督への炎いまだ消えずッ!!
勝手に改二申請も思いのまま!! ヴェールヌイだ!!!

特に理由はないッ! 一番艦が強いのは当たり前!
熊野には内緒だッ! 暁型1番艦!!!
暁が来てくれたーーーーーーー!

提督は私のもの!!! 邪魔する奴は思い切り叩き潰すだけ!
陽炎型二番艦! 不知火ッ!


青葉「以上五名によるバトルロイヤルを開催いたします!!」

ワアアアアアア

青葉「なお券を買いたい方は特別ゲストである千川ち――」

地上鎮守府工房

ワアアアアアア

妖精「外は騒がしいですねー」

夕張「あの不知火と暁型のみんなが戦うなんてめったに見れないことだしね」

妖精「それでですけどねーあれから大和さんと武蔵さんと摩耶さんの3人で話し合った結果ですねー」

夕張「いつの間に……」

妖精「夕張さんにはまず後方で榴弾砲による砲撃を行い、その後前線に参加をしてもらうのはどうかという考えになりましたー」

夕張「何度も言ってるけど私は遅いのよ? そのうえ榴弾砲なんか積んだら沈むんじゃない?」

妖精「その辺は心配ありませんねー。1発打ち切りの超精密砲撃ができてなおかつ超威力の榴弾砲の予定ですからー」

夕張「……沈まないかしら」

妖精「撃ってみます? 実は大体もうできてるんですよねー。似たような設計図が提督さんの本棚から見つかったので色々引っ張ってきましたー」

夕張「なら撃ってみようかしら……」

妖精「ならこちらへどうぞー」

鎮守府工房 演習場

妖精「おーらいおーらい……」

夕張「大きいわね。積みがいがありそうだけれど……」

妖精「摩耶さんのアレにくらべりゃ十分軽いですよー」

夕張「なら……よいしょっと……」ズシッ

妖精「いかがです?」

夕張「ちょ、ちょっと足がつらいかしら」プルプルプル

妖精「もう少し軽量化してみましょうかねー。ならおろしてくださーい」

夕張「そ、そうね……ゆっくりゆっくr

ポヒョッ

妖精・夕張「「あっ」」

ポンッ ヒュルヒュルヒュルヒュル……

夕張「……着弾地点は?」

妖精「……設定する暇もなかったでごぜーますのでどこに落ちるかはしらねーでごぜーますだよー」

夕張「ま、まあ海の方にいくでしょう」

妖精「そうですねーきっとそうですよー。まあもともと威力は下げてはいるのであたっても(多分)死ぬことはありませんよー」

夕張「今何か嫌な言葉が」

妖精「そ、そんなことよりもこれは改良しておくので観戦にいったらどうですかー」

夕張「……そうね。ならいこうかしら」

妖精「次来るまでには改良しておきますねー」

地上鎮守府 特設リング

ここでヴェールヌイのパワーボムが炸裂ゥゥゥ! 不知火が後頭部を抑えて痛がっています!

しかしまだ暁四姉妹の攻撃は止まらない!

雷が暁を暁がヴェールヌイを! そしてヴェールヌイが不知火を肩車だああああ!! いったいこのトーテムポールに何の意味があるのか!? 重さに雷の足が限界に来ている!    ヒュル

夕張「盛り上がってるわね」

足柄「あら夕張じゃないここ空いてるわよ」グビグビグビ

夕張「ありがとう。……何杯目?」

足柄「3杯から先は数えてないわね」

夕張「那智が心配するからほどほどにね……。今はどんな感じ?」

足柄「流石にバトルロイヤルとはいえ実質1対4だからね。序盤は不知火が電に卍固めを決めたりしてたけど中盤からばててきてね」

電がコーナーポストに上って……まさかまさかまさか!?

ワアアアアアアア

ダブルインパクトが決まったああああああああああああああ!!!

この衝撃で雷と暁がダウン!

夕張「でも流石不知火ね。あれをくらって立ち上がったわ」

強い強いこの駆逐艦の強さはいったいどこから来るのか!?

ル級「いやー艦娘がここまで多いとばれないものネ」

提督「俺の留守中になにやってんだこいつラ……」

ヲ級「元気なのはいいことですヨ」

提督「しかし熱中しすぎてだれも俺たちに気づかないとハ……」

不知火が電をロープに振って……左の手袋を外したあああああああ!!!

ヴェールヌイが間に入るも不知火構わず突っ込んだ!

ワアアアアア

妨害をものともせずにウエスタンラリアートォ!!!                  ヒュルヒュル

不沈艦ヴェールヌイがダウン! 電も瀕死ですが立ち上がります!

提督「あれ痛いんだよまじデ……」

ル級「くらったことあるノ?」

提督「昔ちょっとナ」

ヲ級「よく生きてましたネ」

ワアアアアアア

足柄「……わたしもいってみようかしら」グビグビグビグビ           ヒュルヒュルヒュル

夕張「今行っても間違いなくブーイングの嵐ね」

足柄「冗談よ冗談……」

夕張「……ねえあれって提督じゃない?」

足柄「なに? 冗談のお返し?」

夕張「違うわよほらあそこ!」

提督「あっばれたなこレ」

ル級「逃げる準備……あれヲ級ちゃんハ?」

ヲ級「ビール買ってきましたよテートクー」

提督「そ、そんなものよりも早く逃げるゾ!」

ヲ級「ばれたんですカ!?」

提督「むしろ今までばれなかった方が奇跡ダ!」

ル級「……」

提督「何やってるル級早く逃げ――」

ル級「なにあレ」

提督「……アッ」

足柄「なんで3人そろって上を見てるのかしら」 ヒュルヒュルヒュルヒュル

夕張「……上?」

足柄・夕張「「あっ」」


                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´


艦娘全員ドック入り
提督 ヲ級 ル級 重症2か月入院コース
試合は無効試合 掛け金はゲストの事務員が持って帰りました

登場人物(場所)

足柄
妙高姉妹の3番目 ツッコミ 隠し私室に案内されたのは結構速い 酒豪

夕張
いろいろつみたいお年頃 どちらにでもなる ぎっくり腰 摩耶と同期で初期メンバーの1人

南方棲戦姫
姫姉妹の次女 引きこもりで初雪と微妙に仲がいい 体力不足


7○5プロ
如月と那珂と最上がアイドルデビューしに行った場所 結果は謎

地上鎮守府 提督室

吹雪「はぁ……」

ガチャッ

響「やあ」

吹雪「あれ響? ヴェールヌイになったんじゃないの?」

響「私は特別でね。司令官からもらった進化の石で自由自在にヴェールヌイになったり響に戻ったりできるのさ」

吹雪「いったいどこから手に入れてきてるんですかね……」

響「どこかの港町の沖の海底にあったっていってたよ」

吹雪「まあ司令官が何やってるかは今はどうでもいいか……。ドックから上がるの早かったね」

響「暁や雷はもうちょっとかかりそうかな。電は不知火と小競り合いしてたからまだドック入りもしていない」

吹雪「今攻められると少しマズいよね……」

響「そうだな。いくら私がヴェールヌイになっても駆逐艦にすぎないからな。戦艦クラスに数で来られると辛いね」

吹雪「ただ司令官も重傷を負ったって情報も入ってるから、こっちはまあ大丈夫……のはず」

響「こっち? もう一つなにかあるのかい?」

吹雪「……資材不足」

響「あぁ……」

吹雪「遠征のみんなに頑張ってもらおうかなと思ったけど……」

響「天龍もドック入りだね」

ガチャッ

時雨「やあ。どうしたんだい浮かない顔をして」

吹雪「ちょっとね。……時雨早かったねドックから出るの」

時雨「僕は損傷が軽かったからね。とっとと入って出て行けって言われちゃったよ」

響「運がいいね」

時雨「席が取れなくて遠くの方から観戦してたからあまり被害を受けなかったよ」

響「……運が悪いのかな?」

時雨「まあ総合的には運がいいんだとおもうよ。遠くからでも響のパワーボムはよく見えたし」

吹雪「……そろそろ軽巡の皆さんのドック入りかなあ」

時雨「資材は大丈夫かい?」

吹雪「司令官が残していってくれた分がまだあるから今回は大丈夫だけど……」

響「多分全員が治るころには現在の10分の1くらいの資材になってるだろうね」

吹雪「司令官が残していってくれた分がまだあるから今回は大丈夫だけど……」

響「多分全員が治るころには現在の10分の1くらいの資材になってるだろうね」

時雨「なるほど……しかし深海棲艦達もひどいことをするね」

吹雪「えっ? 司令官もやられたんだけど……」

時雨「それは作戦だよ。現に僕たちの資源はかなり危険な状況になりそうなんだよね? 深海棲艦が僕らを追い込むために行った作戦なんだよ」

響「なら司令官が重傷を負ったというのは?」

時雨「きっと提督は深海棲艦達に様子がおかしいから見に行くようにと言われたんだ。そして巻き込んで重傷にした……」

吹雪「そんなことにいったいどんなメリットがあるっていうの?」

時雨「ぼろぼろになった提督が深海棲艦達に手厚く看護されて、そしてあの提督のことだからきっと『俺にはこいつらを捨てることができない』なんて思わせるんだ。ああ許せないね提督にけがを負わせてそして自分たちの立場を挙げ僕らを下げる……許せないね発見次第夕立にも手伝ってもらって滅殺しないと全く提督ったらあんな馬鹿共にいいように操られて恥ずかしくないのかなやっぱり僕らがいないとだめだね早く戻ってきてもらわないと資材も少ないし結婚式の費用はいったいどうするのさ夕立や村雨達とも重婚予定なんだから予算はたくさんないといけないしほんとにおまぬけさんだなでもそんなところが

吹雪「」

響「……恐ろしいな」


海底鎮守府

飛行場姫『ごめんなさい貴方、私貴方よりもこの人の方がいいの』

提督「」

飛行場姫『だってあなたのよりもこの人の……大きいんだもの』

ル級「テートクの両手両足縛って何読んでるのかしラ」

タ級「拾った本だってサ。ところで怪我はもういいノ?」

ル級「まだ痛いけどテートクほどじゃないわネ。あっ吐いタ」

提督「」オロロロロロロロロ

ヲ級「吐くほどダメみたいですネ」

提督「」ゲロロロロロロロロロ

タ級(でもテートクってどっちかっていうと取られた側じゃなくて妻側なんだよなァ……)


不知火に耐性はあっても提督にはない
資材を集めるために話し合うそうです
不知火の友人はあと数名いるらしいです

?なずま「能登さんの直撃で大破した艤装を改修したのです」


http://mup.vip2ch.com/mdl.php?img=42465

?なずま「これが」

http://mup.vip2ch.com/mdl.php?img=42466


http://mup.vip2ch.com/mdl.php?img=42467

http://mup.vip2ch.com/mdl.php?img=42470
?なずま「こうなったのです!」

妖精「特型の排水量ではこれが限界でした」

登場人物(場所)

初雪
引きこもり でも本気を出すとかなり怖い 提督の似顔絵を描いた

雪風
常識人枠 万能属性以外の攻撃を無効化するアクセサリーを提督からもらった

輸送ワ級
ボケまたはツッコミ 普段は帽子を深々とかぶっているので顔は見えない 提督を逆切れして言い負かした

重巡リ級
チ級の姉 常識人 腕力だけなら提督と戦艦棲姫を除いて一番

隣の鎮守府
提督が唯一嫌いな提督がいた 隕石とその他諸々によって壊滅

普通の戦艦
艦娘ではない普通の戦艦 艦娘自体が少ないので活躍の場は結構あるけど艦これなので基本かませ 武装次第ではなんとかなる かも

大好評発売未定

地上鎮守府 作戦会議室

吹雪「えーとこれで大体揃いました……か?」

霧島「多分……そろったのかしら?」

高雄「まだ結構な人数がドックから帰ってきてません」

望月「っていうかなんであたしがいるのさ」

吹雪「えーと……真面目そうだったから?」

望月「えーあたしはむしろ不真面目だと思うんだけどなー」

霧島「まあ人手が足りないから参加して頂戴」

望月「へーい。……で、なんだっけ? 資材が足りないから話し合うんだっけ?」

吹雪「はい。謎の砲撃によってこの鎮守府は一時出撃が不可能になるほどの打撃を受けました。現在はある程度回復はしましたが資材不足は避けられない状況になります」

霧島「それで今は戦艦組も出払って資材集めね……」

望月「戦艦連中が出たら余計資材減りそうなんだけど」

吹雪「それなら心配ありません。護衛が主ですから燃料は相手持ちです」

高雄「この辺りは静かとはいえ少し沖に出れば普通の戦艦じゃ中々太刀打ちできないですからね」

霧島「まあそれは今は置いといて、どうやって資材を集めるか、ね」

吹雪「今のままじゃ足りませんからね。司令官がいないので資材を送ってもらうわけにもいきませんし」

高雄(まあ最終手段はわたしにはありますけど黙っておきましょう)

吹雪「時間はかかりますけど資材は確実に増えています。でもいつ提督たちが襲い掛かってくるかはわかりません」

霧島「状態は万全にしておきたいわね」

望月「手っ取り早く稼げる方法かー」

高雄「人手はあまり裂きたくはありませんね」

吹雪「できれば鎮守府内で……」

霧島「提督の部屋の設計図を売りに……やめときましょう。なぜか技術が数世紀進む予感しかしないから」

望月「えー? まとめると高収入で家にいてできる仕事? なにその無駄に高い理想みたいなの」

吹雪「難しいよね……」

霧島「やっぱりコツコツと集めるしかない……のかしら」

??「……いい方法が」

高雄「今どこから声が!?」

吹雪「そこの段ボール箱の中からです!」

初雪「……どうも」

吹雪「は、初雪!? いつの間に……」

初雪「段ボールは……最高の隠れ家……」

霧島「それよりもいい方法って?」

初雪「これ……」

望月「何かと思ったらパソコンじゃないか」

初雪「これで……ゲームを作って……売る……」

高雄「なるほど。でも私たちはそんな技術は……」

初雪「この間……事務員さんが言ってた……『アイドルたちの生活をカードにして売ればすごく儲かりますよ』って」

望月「え? つまり那珂の写真集めるゲーム作るの?」

霧島「確かに人気だけれどすごく限定的なような……」

初雪「別にわたし達でも……いい……」

吹雪「な、なるほど……写真だけならお金もそんなにかかりませんし……」

初雪「多分夕張も手伝ってくれる……はず」

霧島「でも少し問題があるわね」

吹雪「どんなですか?」

霧島「一応だけれど私達艦娘は軍や一部以外には隠されているのよ? それをゲーム化するっていうのは……」

望月「なら深海棲艦でいいんじゃない? あっちは世界中に知られてるし」

霧島「敵なのだけれど……」

望月「いやーニッチな人気があるって噂だよ? 表向きは敵の情報を遊び形式で教える教育ソフトとしてさ」

吹雪「でもそしたら写真が……」

高雄「あ、その辺は任せてください」

初雪「なら……夕張と相談しておく……」


海底鎮守府 深夜

提督「」スヤスヤ

ル級「」スヤァ

ヲ級「」スピースピー

タ級「」スピュルスピュル

イ級(なんでワタシが写真なんて取らなきゃならんのダ)パシャパシャ

高雄『ちゃんと取らないと中に人がいるってこと話しちゃいますよ』

イ級(コイツ……脳内に直接……!?)


深海調査ゲーム好評発売未定
鎮守府より入電 最初からゴチャゴチャなので割と何でも話しても可
結局名前思いつかなかったので>>112から名前をもらって表示名は提督凄戦姫
飛行場姫がなんか作っています


夏休みのおもひで

海底鎮守府 提督室

飛行場姫「おーいいるかテートク……って泊地棲姫じゃないカ」

泊地棲姫「テートクならいないゾ。あといつも言っているがなんでワタシには姉さんをつけ

ないんダ」

飛行場姫「だってたった数秒の差でそっちが早く起きただけで姉面されるのもちょっト」

泊地棲姫「全くお前は昔かラ……。で、何の用ダ?」

飛行場姫「テートクに頼まれてたものを造ったから工房に来るようにって言おうとしたんだ

けド。……そういや他の連中も見えないネ」

泊地棲姫「テートクならカブトムシを狩りにみんなで砂漠にいったゾ。ワタシは留守番」

飛行場姫「カブトムシ!? 砂漠デ!?」

泊地棲姫「あア。カ級と南方姉さんつれてナ」

飛行場姫「引きこもりに運動させる気なのカ……」

泊地棲姫「赤いカブトムシ見つけるまで戻らないっていってタ」

飛行場姫「どこから突っ込んでいいのかわからン」

????

提督「採掘塔が崩れるゾー!」

南方棲戦姫「もうやだ帰りたイ」

駆逐艦組(そもそも水がなイ)ビタンビタン


海底鎮守府 工房

泊地棲姫「で、何を造ったんダ」

飛行場姫「なんでわざわざ来るんダ」

泊地棲姫「気になったからしょうがないだろウ」

飛行場姫「……戦艦姉さんも今はいないみたいだし仕方ない見せてやろウ」

泊地棲姫「その心底いやそうな表情やめロ」

ゴトン

泊地棲姫「なんだコレ」

飛行場姫「さあワタシにもわからン」

泊地棲姫「わからないってお前」

飛行場姫「海に沈んでたからテートクと一緒に直してたんだヨ」

泊地棲姫「パッと見た感じパソコンに見えなくもないけド」


飛行場姫「このつまみを回すと画面の数字が表示されるんダ」

泊地棲姫「じゃあこっちを回すと……こっちも出たナ」

飛行場姫「うーんわからン」

泊地棲姫「そしてこの赤いボタンヨ」

飛行場姫「あきらかに押してくれと言わんばかりのこのボタン……」

泊地棲姫「……押ス?」

飛行場姫「泊地棲姫が押せばいいじゃなイ」

泊地棲姫「いやなんでワタシが押すことになってるんだヨ」

飛行場姫「何かあった時に擦り付けるために決まってるでしょうガ」

泊地棲姫「誰に似たんだこの性格……」

飛行場姫「しかたない……ぽちっとナ」

泊地棲姫「お、お前!? あんだけ言っといてお前!?」

ガタガタガタガタガタガタ

飛行場姫「ヤバイヤバイなんか音立ててるル」スタタタタタタ

泊地棲姫「に、逃げやがった畜生! まてコラ!」スタタタタタタ

地上鎮守府

五十鈴「ふー……やっとドックから上がれたわね」

由良「私たちは早く上がれた方だと思うわよ」

五十鈴「まあね。電と不知火はまだ小競り合いしてるみたいだし」ザザザザザザザ

由良「喧嘩するほど仲がいい……とはまた別モノみたいよね」

?????「……うじゅ?」

由良「……五十鈴? どうしたのそんなに小さくなって」

?????「うじゅああああああ!?」

由良「どうしたの五十鈴!? なんでそんなに取り乱してるのよ!」

?????「シャーリー!? シャーリーどこおおおお!?」


???????????基地

五十鈴「」

??????「何? 少尉が大人になっただって? 姉として確認しなければ」 


座標付近にいた誰かと世界線を飛び越えて交換するマシーン
クエストは失敗しました
提督のレベルが上がりました

海底鎮守府 提督室

提督「じんごべーじんごーべー」

ヲ級「何やってるんですかテートク」

提督「クリスマスの準備」

ヲ級「……クリスマス? ああ、サンタさんの来る日ですネ」

提督「サンタの来る日……まあ間違ってはないナ」

ヲ級「タ級さんやル級さんがなにやらやってたのはきっとサンタさんを呼ぶ儀式か何かだったのでしょウ」

提督「ん? ヲ級は知らないのカ?」

ヲ級「何がですカ?」

提督「実はサンタは――

タ級「はいすとーっプ!」

ル級「ごめんねーヲ級チャンちょっとテートク借りるわネー」

ヲ級「は、はイ……」

海底鎮守府 空き部屋

タ級「ここまで連れてくれば大丈夫ネ……」

提督「もがもがもガ」

ル級「……ねえこれって襲うのにいいシチュエーションじゃないかしラ」

提督「!?」

タ級「そういえばそうネ。この間の飛行場姫は嫌がらせに夢中でそこまで頭が回らなかったみたいだけれド」

ル級「ちょうどいい具合に手元にゴムもあるし」

タ級「出したら妊娠しちゃうからネ。ばれないようにネ」

提督「んぐーんぐぐー!」

タ級「暴れんな、暴れんなヨ……」

ル級「テートクのことが……ってストップストップ! 冗談だからその腰から狙ってる砲台しまっテ!」

提督「げほっげほ……目が本気だったゾ」

ル級「テートクこそ人のこと言えなかったわよネ」

タ級「いつの間にそんなもん仕込んでたんダ……」

提督「いろいろレベルアップしたからナ。で、こんなところに引っ張り込んでなんだ一体」

タ級「ヲ級にクリスマスの本当のこと言ったらダメじゃなイ」

ル級「サプラーイズなプレゼントを用意していたんだかラ」

提督「……つまりアレか、ヲ級の枕元にプレゼントを置いたのはお前らカ」

ル級「セーカイ」

タ級「ほら、ヲ級ってまだ若いけど色々まとめ役として頑張ってくれてるからその辺を労わ

ってネ」

提督「若いってお前とそう変わらんだろうニ」

タ級「外見が幼いとかなり若く見えるものよヨ……」ドンヨリ

提督「あーそのなんかゴメン」

ル級「と、とにかくヲ級チャンと駆逐艦にはプレゼントを用意してあるのヨ」

提督「他の連中にハ? 飛行場姫とカ」

ル級「飛行場姫チャンは……ほしいものは自分で作っちゃう子だかラ」

提督「へー」

タ級(その最たるものがテートクなんだけどネ)

ル級「と、いうわけでテートクには空を飛んでもらいまス」

提督「ファッ!?」

ル級「サンタが空から来なかったら違和感ありすぎじゃなイ」

提督「まて、去年はどうしたんだ去年ハ」

タ級「リ級に頼んで仮装したチ級を全力でブン投げタ」

提督「今朝方からチ級の姿が見えないのはそのせいカ」

ル級「まあテートクなら自分で飛べるだろうと思っテ」

提督「善処するから投げるのは勘弁してくレ」

タ級「そう言ってくれると思っタ」

提督「言わないとまたチ級が放り投げられることになるからナ……。枕元にそっと置くだけでいいんだロ?」

タ級「変なことしちゃだめヨ」

提督「誰がするカ。……去年を思い出すナ」

ル級「あらテートクも鎮守府で何かやってたのかしラ」

提督「ああ、間宮に頼んでアイスクリームを配ったり駆逐艦のみんなの枕元に色々置いたりしタ」

タ級「ワタシもほしイ」

提督「そんな歳じ

タ級「あア?」

提督「すいませんでしタ」

ル級「まあまア。とにかくその辺は頼むわネ。プレゼントはワ級に任せてあるかラ」

地上鎮守府 パーティー会場

飛鷹「隼鷹もっとのみなしゃいよおおおー」グビグビグビグビ

隼鷹「」エロロロロロロロ

愛宕「にゃんで海底いってもだれもいにゃかったのよおおおおおお」

摩耶「お、落ち着け愛宕姉」

高雄「まあまあ摩耶、愛宕もいろいろ言いたいことがたまってたのよ。そんなことよりも摩耶も飲みなさい。ほどほどなら大丈夫でしょう?」

摩耶「高雄姉……そのセリフは服を着てから言ってくれ」

高雄「服なんて必要ないのよ!」

島風「そーだそーだ!」

雪風「し、島風ちゃん……」

足柄「まさか私が飲めない日が来るとは思わなかったわ」

妙高「これが終わったらゆっくり飲みましょう……那智と羽黒は?」


不知火「やはり強引に奪い返すのがいいかと不知火は思います」

羽黒「でも提督が完堕ちしてたらどうするんですか? だらしない顔をしてアへ顔なんてみたいですけど」

時雨「それはそれで興奮するんだけどやっぱり自分のものにしたいよね。というわけで洗脳でもして上書きしようよ」

那智「ふむ……ためになるな」グビグビグビグビ

足柄「……那智姉さんはしばらくほっときましょう」

妙高「ミイラ取りがミイラになりそうだものね……」

響「ひどい有様だね……。あれ? 暁?」

電「ほらほらまだまだあるのです一気飲みするのがレディーへの第一歩なのです」

暁「」

雷「えへへーしれいかーんこっちだよー……」

加賀「焼き烈風おいしいです」

赤城「ドックから上がったらなんですかこの惨状……」

響「……海底へ避難しよう」


提督からの去年のプレゼント(一部)
チョコ 那珂ちゃんブロマイド SSPNランチャー
去年のヲ級へのプレゼント エリート艦載機
どこかの誰かへのクリスマスプレゼントは大鳳の1発建造でした

クリスマスは今年もやってこない

海岸

提督「……これでよし、ト」カチャカチャ

ワ級「もういいのかしラ?」

提督「あア。元々短時間程度なら空を飛べるみたいだったし少しいじった程度ダ。これじゃ

なくても同じくらいの性能のバイクなら何かが加わればオゾンより上に行けそうなんだガ」

ワ級「しかし変わった形してるわよねこのバイク……ホントにバイクなのかしラ」

提督「修正テープにしか見えないよナ。前輪ないシ」

ワ級「長時間海に沈んでたみたいだけど大丈夫なノ? 素直に戦闘機とか足につけるアレで

もよかったんジャ」

提督「見た目より相当高性能だぞこレ。なんで海に沈んでたかわからくらいにナ。あと戦闘

機は飛行場姫が改造してるから無理だナ」

ワ級「ふーン。まあそっち方面はわからないから任せるワ~」

提督「じゃあプレゼントの袋をくレ」

ワ級「さあ行きましょうカ~」

提督「……えっ乗るノ?」

ずれがちょっと激しいので

海岸

提督「……これでよし、ト」カチャカチャ

ワ級「もういいのかしラ?」

提督「あア。元々短時間程度なら空を飛べるみたいだったし少しいじった程度ダ。これじゃなくても同じくらいの性能のバイクなら何かが加わればオゾンより上に行けそうなんだガ」

ワ級「しかし変わった形してるわよねこのバイク……ホントにバイクなのかしラ」

提督「修正テープにしか見えないよナ。前輪ないシ」

ワ級「長時間海に沈んでたみたいだけど大丈夫なノ? 素直に戦闘機とか足につけるアレでもよかったんジャ」

提督「見た目より相当高性能だぞこレ。なんで海に沈んでたかわからくらいにナ。あと戦闘機は飛行場姫が改造してるから無理だナ」

ワ級「ふーン。まあそっち方面はわからないから任せるワ~」

提督「じゃあプレゼントの袋をくレ」

ワ級「さあ行きましょうカ~」

提督「……えっ乗るノ?」

ワ級「そうヨ」

提督「どうみても一人乗り用だよねこレ」

ワ級「その辺は頑張っテ」

提督「……ちょいまチ」

ゴゴゴゴゴゴゴカーンカーンカーン

提督「ほれサイドに席作ってやったゾ」

ワ級「わ~イ」

提督(持ち主が見たら泣きそうだナ)

ワ級「それじゃあ出発しましょウ」

提督「出発ー」

ヒュイイイイイイン シューン

海底鎮守府上空

ヒュイイイイイン

提督「流石に上空は寒いナ」

ワ級「そうかしラ。ワタシは海底の方がずっと寒いと思うけド」

提督「まあお前らの方が海底暮らし長いからナ」

ワ級「でも空って飛ぶとこんな感じなのネ。不思議な感じだワ~」

提督「すでに深海云々関係ないナ。まあ年に一度くらいだから大丈夫だろウ」

ワ級「こうやっていると海の上で暮らしてた頃を思い出せそうな気がするわネ~」

提督「ん? お前はどんな艦だったんダ?」

ワ級「それが思い出せないのよネ~。多分みんな沈んだショックで忘れてると思うのヨ~」

提督「……そういわれると俺って昔どんな格好してたっケ?」

ワ級「それはワタシたちが覚えてるから心配しなくていいノ」

提督「なんかこうモヤモヤするナ」

ワ級「あっ鈴鳴らさないト」

シャンシャンシャンシャンシャンシャン

提督「……今更だけど絶対聞こえないよな海底だシ」

ワ級「あ、彩雲」

提督「この妖精からして……千代田だナ」

海底鎮守府 ヲ級とヌ級の部屋

ソーッ

提督「お邪魔しまース」

ワ級「相変わらずほとんど何も置いてないわネ」

提督「写真はあるみたいだナ。この間、龍驤が一泊したときにとったやツ」

ワ級「改めて思うけど海底と地上の境界があいまいになってるわネ」

提督「これって俺のせいだよな間違いなク」

ワ級「普通に来てるあの子たちが何かおかしいのヨ」

提督「そんなことよりも早くプレゼントを置こウ」

ヲ級「……」スゥースゥー

提督「よしよく寝ているナ……」

ワ級「きちんと枕元に靴下おいてるのもポイント高いわネ」

提督「というわけで今度こそプレゼント」

ワ級「はイ」

提督「……なにこレ」

ワ級「赤城印のボーキサイトセット」

提督「いやいや年頃の女の子にこういうのハ……」

ワ級「でも満場一致でこれだったのよネ」

提督「うーむ……流石にこれだけっていうのもアレだし俺の艦載機を1つやろウ」

ワ級「いいノ?」

提督「俺ってどうも艦載機運用が苦手でナ。箱に詰めて……これでよシ」

ワ級「次は駆逐組ネ」

提督「あ、あと妹の分も用意したんだっタ」

ワ級「ああ、ヌ級チャンネ」

提督「まだ任務が終わってないみたいだしヲ級と一緒に渡そうと思っテ。……よしオッケー」

ワ級「何を入れたのかしラ」

提督「湿布と栄養ドリンクと艦載機」

ワ級「艦載機はともかく湿布とドリンク……」

提督「頭のアレが重そうだからナ。早く一人前になって戦力が増強してもらえることを祈っていよウ」

駆逐組のお部屋

ガチャッ

イ級「……」スヤスヤ

ロ級「……」スピースピュルル……

ハ級「……」ピュルーリーララー

ニ級「……」ウッヒョーウッヒョー

ワ級「全員寝てるわネ~」

提督「おい後半二人本当に寝てんのかこレ」

ワ級「この子たちはみんな変わってるかラ」

提督「しかし物散らかりすぎだロ……ああボーキチップスとかないと思ったらこんなところニ……」

ワ級「まあ子供だからその辺はネ」

提督「……しかしどうやって喰ってんだロ。俺コイツらが食べてるところ見たことないゾ」

ワ級「あ~そういえばワタシも見たことないようナ……」


提督「まあ食べるんだろう……方法は知らないけド」

ワ級「あまり深入りしない方がいい気がしてきたワ」

提督「プレゼント渡すカ。えーと……」

ワ級「はいこレ」

提督「服カ。まあ年頃の娘らしい……服!?」

ワ級「声が大きいわヨ」

提督「いやいやどうやって着るんだヨ。どうみても本人の大きさとサイズがあってないゾ」

ワ級「そうはいっても本人たちが雑誌に丸つけてたサイズがこれなんだもノ」

提督「どうやって丸書いたんダ。……まあ本人たちがほしいならそれでいいカ」

ワ級「あとワタシから魚雷ヲ」

提督「普通の魚雷……だよナ?」

ワ級「飛行場姫チャン開発」

提督「回収しとくゾ。代わりに俺の作った魚雷をやろウ」

ワ級(個人的にはそっちの方がこわいのよネ)

提督「言っておくがこれは本当に普通に魚雷だからナ」

ワ級「心を読まないで頂戴」

タ級・ル級姉妹の部屋

ガチャリコス

提督「おじゃまーしーまス」

ル級「あらいらっしゃイ」

ワ級「あー疲れタ。空飛ぶのって結構神経使うのネ」

ル級「あらワ級も一緒に行ったのネ」

提督「タ級ハ?」

ル級「そっちで寝てるワ」

提督「まあいろいろ頑張ってくれてたからナ。と、いうわけでこれを2人で使ってくレ」

ル級「これハ?」

提督「レールガン。設計図の記憶思い出して作ってみタ」

ル級「ちゃんと2つあるのネ」

ワ級「いいナー」

提督「そのうちなんか飛行場姫と一緒になんか作るからそれで勘弁してくレ」

ワ級「ワーイ」

提督(そういえば昔のレールガンって何に装備されたんだっけ? 確かどこかの部署ではガトリングと射撃統制システムとレーザー作ってたらしいけド……)


地上鎮守府にも配りに行きます
不知火が靴下に願い事を書いてつるしてあるそうです
装甲空母姫が接近中
ヲ級へのプレゼントは人型変形が可能


提督凄戦姫 決戦仕様
主砲 ? ? ?
副砲 ? ?
接近 07-MOONLIGHT

もっとつよいさいしゅうけっせんしようの提督凄戦姫もいるぞ!

登場場所

地上鎮守府
昔の提督の本拠地 砲撃訓練場 居酒屋鳳翔 売店 工房 大抵のものはあるが町は遠いのでいっそ創ってしまおうという案が出ている
前提督は現提督が来たときに(部下ごと)謎の失踪を遂げているが捨て艦戦法多様の噂が流れていたので誰も気にしていない

海底鎮守府
提督の現在の本拠地 バーに工房に実験場に資材置き場とかなり充実しているが地上ほどではない
キッチンなどではちゃんと火も使えます

古巣へ戻るとろくなことがない

深夜 海底鎮守府

提督「ひ、ひどい目にあっタ……」

ホ級「あらお帰りなさーイ。……どうしたの服ぼろぼろでいろいろ見えてるけド」

提督「実はナ……」


地上鎮守府 提督ホイホイ

時雨「抵抗しても無駄だよ!」

提督「お前ら二人なんかに負けるわけないだろコラ!」

羽黒「暴れないでください!」

提督「離せコラ!」

ガチャッ

不知火「不知火にこの好機を見逃す落ち度はありません」

提督「なんだお前!?」

時雨「一瞬ほっとしたでしょ!」

羽黒「3人に勝てるわけありません!」

提督「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!」

海底鎮守府

提督「……ってことがあってナ」

ホ級「よく無事だったわネ」

提督「スタングレネード1つはもっといた方がいいゾ」

ホ級「ワタシは基本的に陸に上がらないけどネ」

提督「まあ何が起ころかわからないし……ン? なんかガス臭くないカ?」

ホ級「海底で匂いなんて……あらホント」

?????「……ちょ、ちょっと」

ホ級「あラ? この声ハ……」

提督「あ、そこの岩と岩の間」

?????「引っ張ってくれ……抜けないんダ……」

ホ級「あらら装甲空母姫ちゃんじゃなイ」

提督「知り合イ?」

ホ級「あの4姉妹とはいとこみたいな人ネ」

装甲空母姫「と、とにかく引っ張ってくれ苦しいかラ」

提督「えー改めて自己紹介をどうゾ」

装甲空母姫「助けてくれて感謝すル。ワタシは装甲空母姫。戦艦棲姫の……そうだなイトコとでも言っておこうカ」

ホ級「久しぶりネ」

装甲空母姫「長期間の遠征だったからナ。それでお前が噂になっていたテートクカ」

提督「まあそうだナ。……ところでなんであんなところに挟まってたんダ」

装甲空母姫「実はな……妹が自爆してその衝撃でワタシも大打撃を受けタ」

ホ級「装甲空母鬼ちゃんガ?」

装甲空母姫「あア。いや正確には敵の魚雷にやられた……んだと思うんだ……けど……なんなんだろなアイツ……」

提督「思うってどういうことだヨ」

装甲空母姫「そのーなんというかナ。どこかから聞こえてきた『なのです!』って声とともに妹に魚雷が軽くこつんとぶつかったんだヨ」

ホ級「爆発はしたノ?」

装甲空母姫「いや、本当にただぶつかっただけだった……んだけド」

提督「だけド?」

装甲空母姫「反撃しようとして艦載機飛ばそうとしたら吹っ飛んダ。多分武装のどこかがガス漏れしてたんだろウ」

提督「魚雷一発で吹っ飛ぶ装甲空母ってお前……」

装甲空母姫「し、仕方ないだロ!? 長期遠征でメンテも何もしてなかったんだからナ!」

ホ級「じゃあ妹ちゃんハ……」

装甲空母姫「想像の通り沈んだヨ。……いや浮かんだってほうが正しいのカ?」

提督「その割にはあまり悲しそうじゃないけド」

装甲空母姫「だって今のところこの付近で装甲空母ってあいつしかいないんだから、発見次第沈めれば直ぐに妹に戻るからナ」

提督「あー……そういう考え方もあるのカ」

装甲空母姫「まあ寂しくないといえばウソにはなるガ……。その分はお前で補うとするカ」

提督「その舌なめずりやめロ」

ホ級「ダメヨ」

提督「ホ級!」

ホ級「みんな狙ってるんだかラ」

装甲空母姫「なるほど実力でというわけカ……」

提督「スタングレ……」

ホ級「冗談ヨ。とりあえず装甲空母姫ちゃんはその怪我直してきた方がいいわヨ」

装甲空母姫「確かニ。なら治れば参加させてもらうとしよウ」ザブザブザブザブ

提督「……また頭痛の種が増えそうだナ」

リ級「おーイ」

提督「ン? どうしたリ級こんな深夜ニ」

リ級「あれさっきの装甲空母姫じゃ……まあいいやテートクに手紙ダ」

提督「俺宛ニ?」

ホ級「珍しいわネ。っていうか今まで来たことなかったわよネ」

提督「何々……キングオブファイター……」

リ級「悪いそれワタシへの招待状だっタ。テートクのはこっチ」

ホ級「リ級ちゃんへの招待状も珍しいわネ」

提督「なんか主催者の名前が見たことある名前だったけど気にしないようにしよウ。えーと差出人は……『霧の艦隊』?」


提督ホイホイにプレゼント全部持っていかました
泊地棲姫がバーに立ち寄りました
響が海底に避難してきました

君の瞳におっぱい

海底鎮守府 BARian

泊地棲姫「……」ゴクゴク

タ級「……」フキフキ

カランカラン……

タ級「いらっしゃイ」

響「開いてるかな」

タ級「また艦娘……龍驤が教えたわネ……」

泊地棲姫「隣開いてるゾ」

響「спасибо」

泊地棲姫「別に構わない。他は霧の艦隊とやらの予約席みたいだしナ」

タ級「わかったノ? ロシア語みたいだけド」

響「スパシーバ……ありがとうって意味だよ」

泊地棲姫「いろいろ回ってるからナ」

響「マスター、ウォトカを」

タ級「子供に飲ませるお酒はなイ」

響「その辺は問題はないよ。放射能汚染を回復することもできる万能薬だからね」

泊地棲姫「理由になってない……素直にいうことを聞いといた方がいいゾ。お前たちやたら来てるけどここ敵地だからナ」

響「むぅ……なら紅茶とジャムを」

タ級「かしこまりッ!」シャカシャカ

泊地棲姫「おい紅茶をふるナ。毎度ながら注文受けたら振る癖やめロ。この間チ級がビール頼んだら大惨事になっただろウ」

タ級「でも振らないとマスターって感じしないじゃなイ」シャカシャカ

響「金剛が見たら怒りそうだね」

タ級「この間ちらっと見たけどとんでもないことになってたネ」シャカシャカ

響「司令官がいなくなって結構たつけどまだ不安定な人たちが多いんだ」

泊地棲姫「それでもこっち側に来るやつがいないって辺りに錬度の高さがうかがえるナ」

響「そう簡単に負けはしないよ」

タ級(その気になれば本気で行ってもいいけどネ)シャカシャカ

泊地棲姫(飛行場姫の開発材料でワ級の遠征が相殺されてるから出撃しにくいんだよナ。あとテートクが結構な頻度で重傷負ってくるシ)

タ級「はい紅茶とジャム」

響「спасибо……ってこれ何ジャム?」

タ級「戦艦棲姫さんが作ったジャム。原料は不明」

響「……味見は?」

タ級「ワ級がドック送りになっタ。南方棲戦姫ちゃんは美味しいって言ってたけド」

響「紅茶だけでいいや」

泊地棲姫「出していいものと悪いものがあル。これは間違いなく人の世にあってはいけないものダ」

タ級「ワタシたち人じゃないシー」

響「ん……美味しい。……そういえば司令官は?」

泊地棲姫「戦艦姉さんと一緒に、霧の艦隊ってところに呼ばれたから向かっタ」

タ級「いいなーワタシも呼ばれたかったナ」

泊地棲姫「この店の大部分既に予約されてるだろうガ。いつ来るかはわからんガ」

響「そっか。せっかくだし司令官に匿ってもらおうと思ったんだけど」

泊地棲姫「なんだ仲間割れでもしたのカ」

響「いや……ちょっと妹の1人と他の人たちが司令官が抜けたショックからまだ立ち直ってないらしくて……」

泊地棲姫「そうか……ワタシにも妹がいるがソイツの暴れっぷりもなかなかでナ……」

タ級「この間はテートクと一緒にどこかから何か運んでたわよネ」

泊地棲姫「巨大なレンズみたいだったナ。何に使うかはしらン」

響「そっちも大変だね……」

泊地棲姫「ああ……」グビグビグビ

響「暁も今度連れてきていいかな……」

タ級「今度はちゃんとお金持ってきなさイ。テートクにつけとくかラ」

泊地棲姫「まさかたかが駆逐艦に愚痴るなんてナ……」

響「こっちも深海棲艦と飲むなんて想像しなかったよ……」


予約席が埋まるのはもうちょっと先 具体的にはどこかの誰かが漫画を発売してる分全部買って読み終わるまで
装甲空母姫のメンテ完了
この世界のとあるボス戦

E-? 青き鋼と黒き鋼

コンゴウ mist
キリシマ mist
マヤ mist
提督凄戦姫 unknown
戦艦棲姫 flagship

2000万4000万6000万

装甲空母姫「ふぅ……メンテは異常なし、カ」

ヲ級「あ、装甲空母姫さんお帰りなさイ」

装甲空母姫「ただいマ。テートク帰ってきタ?」

ヲ級「多分もう少しだと思いますけド……」

タダイマー

装甲空母姫「帰ってきたみたいだナ。噂をすれば影といったところカ」

ヲ級「少し違うと思いますけド」

ガチャッ

提督「いやー疲れた疲れタ」ボロボロ

装甲空母姫「お、お前……右腕はどうしタ?」

提督「ン? ああ……ヤバいね超重力砲。ラーニングしたけど」

装甲空母姫「いやヤバいとかそういう話ではなくてナ」

ヲ級「早くドックに向かった方がいいんじゃないですカ?」

提督「お土産部屋に置いてから来ようと思ったんだヨ」

ヲ級「でも確か援軍として霧の艦隊に呼ばれたはずですよネ?」

提督「いやあまりに暇で暇でナ。キリシマ……うちの鎮守府の霧島じゃないゾ。名前が同じ奴がガンガン前線に出てくるから誰も一番奥まで来なかったんだヨ」

装甲空母姫「それが何で片腕吹っ飛ばす重傷につながるんダ」

提督「とりあえずひと段落ついたらマヤ……摩耶じゃないからナ。ともかくマヤがせっかく集まったから演習でもしよう的なことを言い出して、演習をしたんだガ……」

ヲ級「ガ?」

提督「まさか俺と戦艦棲姫対この辺りにいる霧の艦隊主力とは思わなかっタ」

装甲空母姫「まあ身内での実力はある程度はわかるはずだしそうなっても仕方ないカ」

提督「それでまあ2対3ならギリギリ何とかなるだろと思ってたらな……戦艦棲姫が応援に回るとか言って戦闘を回避しタ」

ヲ級「じゃ、じゃあ1対3?」

提督「更に開始直前になってタカオとハルナが戻ってきタ。それで演習開始」

装甲空母姫「結局1対5……よく片腕だけで済んだナ」

提督「半ばやけくそだったけどナ。演習だし相手も相当手加減してるってのが大きイ。クラインフィールドとやらも張らなかったシ」

ヲ級「本気の場合だとどうですカ?」

提督「ん……わかんないナ。俺たちと似てるけど違う感じだから難しいナ」

装甲空母姫「艦娘ともまたちがうのカ」

提督「だナ。むしろ俺たち側に近いかも……それも何か違うナ」

ヲ級「それで結果はどうなったんですカ?」

提督「結果はどうでもいいじゃないカ。どっちが勝ったかなんて本気じゃないと分からないシ」

装甲空母姫「そうだナ。……ワタシとやってみるカ?」

提督「右腕が治ったらナ。別に左だけでもいいけど重いもの持つからバランスが悪イ」

ヲ級「ドックは今、ワ級サンと泊地棲姫サンが使っていますのでもう少しお待ちヲ」

提督「ワ級はともかく泊地棲姫……?」

ヲ級「ジャムが口に入ったとかなんとカ……」

提督「何やってんだアイツ」

装甲空母姫「昔から変なところで怪我するからナ」

ヲ級「で、さっきから気になってたんですけド……」

提督「ン? ああこれカ。これがお土産だナ」

装甲空母姫「魚雷……いやミサイルみたいだナ」

提督「マヤが別れ際にくれたんだヨ」

ヲ級「名前書かれてますネ。えーと……ZINC?」

提督「浮かんでたから拾い上げたそうダ。今度あったらこれで一緒にカーニバルしようと言われタ」

装甲空母姫「今度って次はいつだヨ」

提督「しばらくはこの辺りをウロウロしてるらしいゾ。あと連絡先の番号手に入れたシ」

ドックアガリマシター

装甲空母姫「お、ドック開いたみたいだゾ」

提督「なら行ってくるカ」

ヲ級「いってらっしゃいまセ」

提督「……今更だけどこれ治るのかナ」


霧の艦隊がこの海域を彷徨っています
摩耶と山城が何か話しています
提督が超重力砲をラーニング

地上鎮守府 砲撃演習場

摩耶「カーニバルだよ! カーニバルだよ!」ドーンドーン

扶桑「……何やってるのかしら」

摩耶「……見るな忘れろ今すぐに」

山城「扶桑姉さまは忘れても構いませんよ。私が覚えときますから」

摩耶「二人とも忘れろ、いいな」

扶桑「せめて理由を……」

摩耶「急に言いたくなっただけだよチクショウ……」

山城「いいドックがありますから紹介しましょうか」

摩耶「その残念そうな人を見る目はやめろ」

山城「実際にそんなこと言っちゃうなんて残念じゃない」

摩耶「よーしお前的になれ」

扶桑「山城……言っていいことと悪いことがあるのよ」

山城「姉さま……」

扶桑「そしてそれは言ってもいいことよ」

摩耶「……なんか提督に似てきたな扶桑」

扶桑「冗談よ」

山城「それでどうして姉さまを呼び出したのかしら?」

摩耶「お前は呼ばなかったはずなんだが……」

山城「姉さまあるところに私はいますから」

扶桑「山城がいてはいけない話?」

摩耶「まあ、大丈夫だろう……っと」

ドーン

扶桑「命中ね」

山城「まさか砲撃の腕前を自慢するために態々呼び出したの?」

摩耶「いや、提督には当たってもかすり傷程度だろうよ」

扶桑「……みたいね」

山城「……私は席をはずしましょうか」

扶桑「いえ、あなたもここにいて」

摩耶「本題にはいるけど、扶桑、お前にアイツを撃つ覚悟はあるか?」

扶桑「……どうかしらね」

摩耶「アタシたちの目的は提督を撃沈させることだ。他の周りの連中はほっといて一点集中でな」

山城「確かに、一点集中っていうのは構わないだろうけれど……少しでも数は減らしておくべきじゃない?」

摩耶「そうしたいのは山々なんだが……」

扶桑「多分全力で守りにはいるだろうから余計に守りが厚くなるのよ……」

摩耶「アイツはそういうやつだからな……。何回あったっけ大破したアタシたちの前に割り込んできたの」

扶桑「むしろ今まで沈まなかった方が不思議だったわねそう考えると……」

山城「……提督が沈んだのって提督側に何かあったのでは?」

摩耶「それもあるかもしれねえけど、今はアイツを倒すことを考えないと悪いんだ。扶桑、お前に覚悟はあるか?」

扶桑「私は……」

摩耶「多分提督の奴にとどめを刺すのは、アタシたちじゃなくてお前ら戦艦の誰かになると思う。だからアタシは聞いている」

扶桑「……少し考えさせて」

摩耶「ああ、時間はまだあるからな」

地上鎮守府 海岸

扶桑「……ねえ山城。あなたなら撃てる?」

山城「……わかりません」

扶桑「そうよね……わからないわよね……」

山城「でも、摩耶は撃てるといっています」

扶桑「嘘よ」

山城「嘘……?」

扶桑「本当は撃ちたくないのよ。でも、摩耶は提督と約束したから」

山城「つらい立場ですね……」

扶桑「私も何度か提督には会ってるけど……提督もあまり戦いたくないような表情をしていたわ」

山城「姉さま……っていつ会ってたんですか」

扶桑「……まあ会ったとかそういうのは置いといて」

山城「姉さま? 扶桑姉さま!? 目が泳いでますよ!? こっちを向いてください!」

一方そのころ海底鎮守府

提督「お前ら年末なにしてル?」

タ級「ワタシはバーにいるわヨ」

ル級「ワタシはカ級チャンと一緒に外出」

提督「カ級とル級……珍しい組み合わせだナ」

ホ級「あ、ワタシモ」

ワ級「ワタシモ~」

提督「おいおい4人かヨ」

リ級「アタシは各地を転戦かナ」

チ級「オレは眼鏡の調整ニ」

ヲ級「私は特に何モ……」

カ級「……ちょっと本を買いニ」

駆逐組(積みゲーヲ)

提督「カ級達は何の本を……ああ、大体わかったそんな時期だったナ」

ワ級「ワタシは描く側だけどネ」

提督「変装はしていけヨ」

ル級「艦娘もたまーにいるのよネ」

ホ級「変装してるけどばればれなのヨ」

提督「……そういえば去年も数人が休暇をとってたようナ」

カ級(今年は……触手×テートク本が……ねらい目……)

提督「しかし遠征組も早く帰ってくればいいんだがナ」

ヲ級「姫のみなさんは今外出中ですからネ」

チ級「ところでテートクはなにしてんダ?」

提督「……野球をみにいク。森ヘ」

リ級「森で野球?」

提督「あア。侍がハチミツを舐めながら森の悪魔たちをバットで打ち伏せていくんダ……」

ホ級(目が死んでるわネ)


URLは省略
触手×テートク本 1冊500ガルド
吹雪と提督の出会いと旧提督が消えた理由

買いますか 買いませんか


提督「お前らキャラシート作ったカー」

ヲ級「はイ」

チ級「おウ」

南方棲戦姫「……ン」

装甲空母姫「あア」

提督「えーとヲ級は……【エグザイル】のピュアカ。攻撃エフェクトはバステ付与だけ……サポート重視カ」

ヲ級「ですネ。ワタシ自身が攻撃を任せる側なのデ」

チ級「オレは【キュマイラ】と【サラマンダー】だゾ」

提督「あーうんわかってたなんとなク。当然ながら攻撃全振りカ」

南方棲戦姫「……【オルクス】と【エンジェルハイロゥ】」

提督「引きこもる気かお前ハ」

装甲空母姫「ワタシは【ハヌマーン】と【ブラックドック】デ」

提督「ほぼサンプルキャラだナ。まあ最初だし下手にやるよりはそれでいいかもナ」

ヲ級「テートクハ?」

提督「俺は……ってボスキャラなのにバラシてどうするんだヨ」

チ級「チッ」

南方棲戦姫「……つまらないギャグ」

装甲空母姫「チ級よギャグとはもう少し流れと勢いをだナ」

チ級「ギャグじゃねえヨ!」

提督「ま、まあまあ落ち着ケ。まあ最初だしサンプルのシナリオでいいナ。昨晩必死に思い出して書いたかラ」

ヲ級「あ、ちょっといいですかテートク」

提督「ン?」

ヲ級「前から聞こうと思ってて忘れてたのが、今の最初って言葉で思い出したんですけド……」

提督「なんダ?」

ヲ級「テートクの最初の秘書官って誰だったんですカ?」

提督「なんかすごい急に話が変わったナ。あいつだよあいつ。吹雪ダ」

チ級「……吹雪?」

装甲空母姫「吹雪……吹雪……」

南方棲戦姫「……初雪の……姉……」

チ級「あ、ああアイツカ!」

装甲空母姫「あー思い出しタ。いろいろ回ってると海外の艦娘とかぶるんだよナ」

ヲ級「吹雪……あの影が薄イ」

提督「吹雪の前でいうなよ泣くゾ」

ヲ級「冗談でス。流石に覚えていますヨ。最初に会った時の艦隊に交じってましたシ」

提督「吹雪が入ってた頃だと結構はじめあたりだナ」

ヲ級「ですネ」

提督「アイツなー……最初会ったときこっち側だったんだヨ」


ヲ級「こっち側というと……深海棲艦ですカ?」

提督「うン」

装甲空母姫「それは初耳だナ」

提督「多分俺と吹雪以外は知らないはずダ。……知ってると思われる奴はもうこの世にはいないからナ」

南方棲戦姫「……」ブルブル

チ級「目がやばい色になってるゾ」

提督「おっと悪い悪イ。俺が次の任務先を空か海か選べって言われて、適当に海岸を歩いてたら打ち上げられてた駆逐イ級を見つけたんだヨ」

ヲ級「それが吹雪ですカ」

提督「そうだナ。瀕死だったみたいで何となく棒で突っついてやったら沈んダ。砂浜ニ」

チ級「それ沈んだっていえるのカ?」

提督「知らン。ともかく吹雪が深海棲艦から戻っても目を覚まさないから、近くの鎮守府……まあ俺のもといた鎮守府なんだけどサ。そこに連れていったんダ」

ヲ級「……あ、そこから先、あまり話さないでほしいです。頭、痛いんで」

チ級「オレも……頭痛が……」

装甲空母姫「ワタシは特に何もないナ」

南方棲戦姫「ワタシ……モ……」

提督(ふーむどうやら姫姉妹は別の場所みたいだナ)

提督「そうか悪かったナ」

ヲ級「いえ……話してくれと頼んだのは私ですかラ」

チ級「……まあとにかくやろうゼ」

装甲空母姫「だナ」

南方棲戦姫「……」コクリ

提督「じゃあ始めるゾ」


地上鎮守府 提督ホイホイ

不知火「粘着力が足りませんね」

時雨「やっぱりもっと凶悪なくらいに粘つくのが……」

羽黒「ここに納豆があります」

不知火「凶悪なのは臭いだけですよね」

赤城「食べ物を粗末にしてはいけません」モグモグ

千代田「みんなー提督につけた発信機が生き返ったよー!」

不知火「本当ですか? 流石ですね」

時雨「すごいなあ……今は海底にいるみたいだね」

羽黒「納豆にはからしいりますか?」

赤城「いります。ネギと卵もあればなおいいです」

不知火「そこの二人はなにやってるんですかね」


艦これTRPGが出るそうで
適当に思いついたのだけ
提督【ウロヴォロス】【モルフェウス】【ノイマン】
赤城【ウロヴォロス】
不知火【サラマンダー】【エンジェルハイロゥ】
望月【ブラックドック】【バロール】

真面目なのが2つ続いたのでカオスの時間です
大鳳が鎮守府になじんできました
暁型の部屋に何かが設置されました

LRLRLLRRA

地上鎮守府 提督室前

提督「うーん……なんとかここまで見つからずにこれたけど……間違いなくだれかいるよナ」

提督「年賀状楽々作成機取りに来たのはいいけどまだ日も高いシ……」

??「どうしたんですか?」

提督「!?」

??「見たことのない人……つまり……」

提督(えっ誰だこの艦娘。誰かの改ニってわけでモ……」

??「ああ貴女も新人さんですね!」

提督「ふェ?」

大鳳「私は大鳳。ついこの間この鎮守府にやってきた装甲空母です」

提督(……あー、装甲空母姫の自爆した妹)

大鳳「お恥ずかしいことに、深海悽艦と成り果てていたところをこの鎮守府の方に拾っていただいたのです」

提督「そ、そうなんダ」

大鳳「深海悽艦時の記憶は曖昧なのでよく覚えてはいませんが……。多分思い出したくない記憶だと思うので忘れていようと思います」

提督「そ、それがいいんじゃないかナ」

大鳳「ん……?」クンクン

提督「な、何かナ?」

大鳳「いえ、何かこう懐かしいような匂いが貴女かラ……。気のせいですかネ」

提督(まだ微妙に深海悽艦っぽさが残ってる気がすル)

提督「気のせいじゃなイ? お……じゃなくてワタシもその……深海悽艦から戻ったかラ」

大鳳「あなたもですか! 名前はなんていうのですか?」

提督「えー……えート。あー……ごめん思い出せなイ」

大鳳「そうですか……すいません」

提督「い、いいのいいの気にしなくテ!」

提督(そもそも名前なんてないシ!)

大鳳「うーん……その恰好からして……多分駆逐艦か軽巡の方だとは思うんですけど」

提督(こんな駆逐艦と軽巡いたら怖いだロ)

大鳳「陽炎型の方々よりは少し幼めですよね……なら吹雪型か暁型でしょうか」

提督(雪風いなかったっけ陽炎型)

大鳳「それか睦月型……ひょっとしたら青葉型かも……ああでも綾波型も……そうだ古鷹型の人が結構近かったような……」

提督「ま、まあそれはいいじゃないカ。それはそのうち思い出すだろうシ」

大鳳「……そうですね。時間が解決してくれますよね」

提督「じゃ、じゃあお……ワタシはこの辺デ」

大鳳「あ、ちょっと待ってください」

提督「!?」

大鳳「一緒に食事でもどうですか? ここの料理は美味しいんですよ」

提督「い、今はおなかすいてないかラ……」

大鳳「まあまあいいじゃないですか。食べたら思い出すかもしれませんよ」

提督(いやああああああああ)ズルズルズル

地上鎮守府 居酒屋鳳翔

提督「……」

鳳翔「……」

利根「……」

龍田「……」

大鳳「あ、私は鳥の竜田揚げを。あなたは何にします?」

提督「……ツナサラダで」

鳳翔「……わかりました」

大鳳「それじゃあカンパーイ」

提督「か、乾杯」

龍田「ねえ大鳳さん私もご一緒していいかしらぁ」ニコニコ

提督(ヒェー)

大鳳「どうぞどうぞ」

利根「吾輩も一杯よろしいか……?」ニッコリ

提督(ああ逃れられなイ!)

鳳翔「竜田揚げお待たせしました」

大鳳「ありがとうございます。貴女もどうですか?」モグモグ

提督「いただきまス……」

利根「お主は竜田揚げにはレモンをかけるんじゃったのう」

龍田「そのままがおいしいのにねえ」

提督「はイ……」

大鳳「あれ? お二人ともこの人を知ってるんですか?」

利根「ああ、よーく知っておるぞ。よおおおおおおおおおおおくな」ニコニコ

提督(筑摩助けテ!)

筑摩(筑摩大明神)

提督(コイツ……直接脳内ニ……)

龍田「むしろこの鎮守府で知らない人はいないレベルでとってもよく知っているわぁ」

ザクザク

提督(こっそり後ろから刺すのやめてくレ)

大鳳「そんな有名な方なんですか!?」

龍田「ええ。とーっても有名でみんなの憧れよ~いろんな意味で~」

提督(ふえエ)

鳳翔「お待たせしましたツナサラダです」

提督「あ、ありがとうござい……ま……す……」

龍田「あら真っ赤」

利根「一味唐辛子じゃな。もはやツナなどではなく一味サラダといったほうがよさそうなくらいかかっておるのう」

大鳳「ほ、鳳翔さん大丈夫なんですか?」

鳳翔「大丈夫ですよ……ね?」ニッコリ

提督(あばばばばばばばバ)

利根「あまりの感動に声も出ておらんのう。せっかくじゃ食べさせてやろう」

龍田「そうねー意外とショックで戻るかもね~」

提督「い、いや流石にちょっとそれハ……」

鳳翔「ハイ口開けてくださいねー」

提督「い、いつの間に後ろニ!?」

利根「動くな! 動くなって言っておるのじゃ!」

提督「ヒェー!」

龍田「動くと食べさせられないでしょう? 動くと食べさせられないでしょう!」

提督「あああああああああもうやだああああああア」

大鳳「あ、あのー」

モグモグモグ

提督「ん……んんんんんん……マ゜ッ!」

ダダダダダダダダダ

龍田「逃げたわ!」

利根「任せい! 索敵機発艦!」ブォーン

大鳳「……さっきの方は一体」

鳳翔「うちの提督ですよ……」

大鳳「……oh」


提督逃走中
利根の偵察機巡回中
大鳳困惑中

特上ボーキサイト980円


地上鎮守府 廊下

ブォーン……

提督「……撒いた、カ」

?「あれ……司令官?」

提督「っ!?」

響「振り向いたってことは……やっぱり司令官だね。久しぶり、かな」

提督「響カ……」

響「安心しない方がいいよ。いくら司令官でもこの距離で私の雷撃なら無傷じゃすまないよね。今すごく調子がいいんだ」

提督「……そういうことは魚雷を持ってからいうことだナ」

響「だよね。こういう時があるから護身用の兵装くらい作っておいてくれればよかったのに」

ブォーン……

提督「マズい索敵機ガ」

響「……よかったら部屋に来る?」

提督「エ?」

響「暴れられて鎮守府壊されたら赤城の食費がまた減っちゃうからね」

地上鎮守府 暁型部屋

提督「……」

暁「ど、どうぞ」

提督「どうモ……」ズゾゾゾゾ

響「湯呑に入ってるけどそれオレンジジュースだからね」

提督「雰囲気が大事なんダ……。空気を読むのはレディになる第一歩だぞ暁……」ズゾゾゾゾゾ

暁「そ、そうなのね……」

響「あんまり気にしない方がいいよ暁」

提督「実際空気を読むのは大事ダ。俺は読まないがな基本的ニ」

暁「と、ところでなんでここに来たのよ」

提督「ちょっと年賀状を書く便利なアレをナニしニ」

響「ああ……それなら鎮守府総出で手分けしてかいてたよ……。司令官、名前多すぎ……」

提督「仕方ないだろーいろいろやってたんだからサー」

暁「それにしても多すぎ! 一体何回書き直したと思ってるの!?」

提督「いやーごめんごめン」

響「山田太郎という普通のに始まり内亜野布袋やジョン・ドゥ、名無詩権兵衛、揚句の果てに芽有雛だとか明らかに女の人の名前まで使ってるとは驚きだね。しかもこれでも一部だし」

暁「おまけにそれぞれ宛先が違うし……」

提督「色んなところと取引してたからサ。おかげで本名忘れちゃったヨ」

響「え?」

提督「ン? 名前忘れたんだヨ。偽名使いすぎテ」

暁「……えっなにそれ」

提督「そのまんまの意味だヨ」

響「……頭痛くなってきた」

暁「不便じゃないの?」

提督「別ニー。みんな提督とか司令官とかお前とかで呼ぶから俺もそれでいいと思っテ」

響「悲しくならないの? 私はもう一つ名前はあるけど、響って名前も大事だしヴェールヌイも大事な名前だよ」

提督「特に思ったことはないかナ。……話がずれたナ。年賀状送ってくれたならここに着た意味はないカ」

暁「あ、もう少し待ってて。そろそろ電と雷が帰ってくるころだから」

提督「いや会うこと自体何かおかしいようナ」

響「電の様子が少しおかしいからあっていってほしいんだ」

提督「……むウ。しかたなイ」

暁「あ、飲み物もってくるわね」タタタタタ

提督「悪いナ」

暁「気にしないで。すぐ戻ってくるから」

響「私もついていく。暁に任せると背伸びしてお酒持ってきそうだから」タタタタ

提督「ああ、頼んダ」

バタン

提督「……静かだナ」

ガチャガチャガチャ

提督「ン?」

ジャキジャキジャキジャキ

提督「ファッ!?」

ダダダダダダダダダダダ!

提督「ああああああああああああああなんで部屋に機関銃があああああああああああア!?」

ボカンボカンボカンドカーン

提督「ぬあああああああア!?」ポヒョッ

ゴオオオオオオオオオ

提督「アツゥイ!? なんで建造バーナーあるんだよォ!?」カチッ

ドカン! ザクザクザクザク

提督「爆発で釘飛ばすとかどこのブービートラップだよチクショウ!」

ナノデス

提督「魚雷とんできぎゃあああああああああア!」

地上鎮守府 暁型部屋外

ヒエエエエエエエ

響「……何が起こってるか想像したくないね」

暁「ちょ、ちょっと木曾さんやりすぎなのでは?」

木曾「いや、大和と武蔵の話によればこれでも足りないくらいだな」

ンホオオオオオオオオオオオ

響「しかし部屋ごとトラップに改造するなんて……」

木曾「この間あった単身赴任中のサラリーマンとやらに教えてもらったんだ。あとは不知火たちが対提督用に何か作ってるのを見てな」

暁「……」メモメモ

響「メモするのはいいけどあまり使いどころなさそうだ……」

木曾「とりあえずお前たちは今日は提督の寝室で寝ておけ。部屋は妖精に頼んで明後日には直してもらおう」

ナカチャンダヨー

木曾「お、この音が鳴ったってことは全部のトラップが発動し終わったようだ」

地上鎮守府 部屋内

提督「……」プスプス

木曾「うーむ……報告よりも多少右腕部分が脆いようだな」

提督「お、お前の仕業カ……」

木曾「普通はこうなるだろう?」

提督「た、確かにそうなんだがナ……」

響「ごめんね司令官」

提督「あ、謝らなくていい……木曾の対応が正しイ……」プスプス

暁「と、とりあえず何か着るものを……服全部燃えちゃってる」

木曾「確かに色々と教育に悪そうだな。マントを貸してやろう洗って返してくれよ」

提督「ふえェ……」

響「帰るの?」

提督「……元々戦う気じゃなかったシ」

暁「気を付けてね……痴漢とか」

提督「この鎮守府に数人いるんだよなァ……」

木曾(ここで沈めようかなと思ったけど多分本気出してないな。あと手持ちじゃ沈めきれない)

不知火「提督ホイホイに何かかかっていますよ」

時雨「提督の目撃情報もありますし十中八九提督だね」

羽黒「黄金糖に砂糖水を置いておくだけでひっかかるなんて……ふふ可愛い人」

不知火「ではせーので開けますよ。……せーのっ!」

パカッ

南方棲戦姫「……」

初雪「……」

パタン

不知火「不知火に落ち度はありません。いいですね」

時雨「どうしようかこれ」

羽黒「とりあえず沈めてきますね重石つけて」

初雪「……やめて」

南方棲戦姫(いい引きこもり場所があると思ったのニ……)


提督はマジモンのど忘れなので思い出すことは難しい模様
提督の名前は108式まである模様
摩耶とのイチャイチャを書こうとしたけど現状難しいので断念した模様
望月と長月たちの秘密会議

あけましておめでとうございます

ルシフェル「彼…いや、今は彼女か。彼女には108通りの名前があって…なんと呼べばいいのか…。最初に会った時は、そう。イーノック」

>>310
提督のくせになまいきなっ!

>>325
捕まると簀巻きにされちゃう防衛対象は誰になるんだろう?このSS的には提督がそのポジだがw
提督「海に!平和は!訪れなぁぁぁぁぁい!」

登場人物

長月
結構強化はされているのでかなり強い 提督を連れもどしたご褒美の1日自由権では姉妹と提督で買い物に連れてってもらいたいと思ってる

白露
天龍と割と仲がいい好きな超人はネプチューンマン 1日自由権ではカラオケに連れて行こうと思ってる


曙の口の悪さはツンデレと理解している 1日自由権では曙と提督を連れてどこかお菓子でも食べに行こうと思ってる

最上
実は提督によって艦載機が魔改造済み本人はそれに気づいていない 1日自由権では提督に三隈と一緒のエアバックを買ってもらおうと思ってる

望月「んー……」モゾモゾ

長月「……何やってるんだ?」

望月「……ああ、長月と愉快な仲間たちじゃないか。おはよう」

朧「誰がゆかいな仲間たちよ」

白露「あ、あれー? ここ提督のお部屋だよ……ね?」

望月「うん。誰もいないときはあたしここで寝るようにしてるから。昨日までは暁型のみんなが使ってたけど」

最上「ずるいなあ」

望月「思ったより人来ないんだよね。偶に不知火とかが来るけどほとんどがあっちの部屋にいっちゃうし」

最上「あっちの部屋……ああ」

長月「あっちの部屋ってなんだ?」

望月「なんでもないよ。そんな事よりも何しにこの部屋に?」

朧「私達が遠征中に提督が来てたっていうから何か残していってないかなって」

望月「んー……多分ないんじゃない? 暁型のみんなが寝た形跡はあるけど何か増えたって感じはしないし」

白露「やっぱりかあー……」

長月「やっぱりわかるものなのか」

望月「ベットの位置が前に比べて5ミリほど動いてたり本棚の中の右から3番目の本が6番目に移動してたけど誤差の範囲内だろうからね」

最上「そ、それは細かすぎじゃないかな……」

望月「そうかな。あたしの記憶だから当てにならないだろうけど」

朧(ちょっと不知火さんの影響受けてるんじゃないの?)ヒソヒソ

白露(どちらかというとこの細かさは時雨ちゃんかなー……)ヒソヒソ

長月(後で姉さんたちを混ぜて話し合いをする必要がありそうだ……)ヒソヒソ

最上(加賀さんとは別の方向で恐怖を感じるね)

望月「そこ集まって何しゃべってんの?」

長月「ちょっと将来について考えてた」

望月「んーやっぱお嫁さんかな」

白露(重症っぽいっぽい?)

最上「と、とにかく本題に戻そうよ」

長月「そうだな。なら作戦2の何か弱点になりそうなものでも探そうか」

白露「やっぱり日記とかかなー」

朧「あ、精神的な弱点なのね探すの……」

長月「物理的な弱点があると思うか?」

朧「……無い、かな。戦艦の人たちなら行けるかもしれないけど……」

望月「右腕部分が脆いらしいよー」ゴロゴロ

白露「それホント!?」

望月「うん。摩耶と木曾が話してるの聞いたから多分本当」

長月「これは有力な情報だな……」

望月「やめといたほうがいいよー。今の木曾の全力トラップで右腕が脆いってわかっただけだからね」

最上「僕なら多少ダメージは与えられるかな……」

白露「夜限定になっちゃうけど夕立ちゃんと時雨ちゃんを連れてくれば勝てるかも!」

朧「やっぱり不意打ちかな……」

望月「あのさーそんなことしなくても大丈夫じゃない?」

長月「何言ってるんだ望月」

望月「多分っていうかほぼ確実なんだろうけど、司令官の弱みってあたしたちだと思うんだよね」

白露「どういうことー?」

望月「司令官が本気を出せば深海悽艦を連れてここを壊滅させるなんて余裕だよおもうんだよねー。でもやらないってことは司令官はここを攻めたくない、つまりあたしたちがいるからだとおもうんだ」

朧「なるほど……一理あるかも」

望月「ただ限度はあるだろうからやりすぎると本気で怒るかm

最上「つまり……誘惑すればいいんだね!」

望月「ちょっとその考えに至るのは強引すぎやしませんかね」

朧「でもアタシたちって……」

長月「言うな……」

最上「そっち方面も需要あるから大丈夫だよ」

白露「何々何の話ー?」

望月(……誘惑かーいいかもしれないなー)

海底鎮守府

提督「お前また資材使っただロ!? それ今月分の出撃予算だったんだゾ!」

飛行場姫「ああ使ったさ使ったともさそれの何が悪イ!」

ワ級「うわ開き直ったわネ」

飛行場姫「ふふふこれを見ればそんな問題など小さいことに過ぎないことを知るだろウ」

提督「ほウ。ちなみに既に戦艦棲姫はスタンバイしてるからナ」

飛行場姫「さあその眼をかっぽじって見るがいイ! その名もパンジャンドラ

提督「撃てー」

ドーンドーンドーン

飛行場姫「なななな、何をすル!? まだ幕もとってないんだゾ!」

提督「俺たちの主戦場海中だよナ」

飛行場姫「これは鎮守府の壁を破壊するために作ったんダ!」

提督「……ヲ級たちの艦載機は何のためにあるんダ」

飛行場姫「アッ」

ボーンボーンボーン

戦艦棲姫「なにこのボビン」

ワ級(名前だけでわかるってことはテートクも作ったことあるってことよネー……)


英国で生まれたパンジャンコンゴウデース
長月たちが愛宕や長門ヘのストーキングを開始しました
別鎮守府のモブ艦娘部隊が接近中
久々に深海悽艦ことをします

誤字
深海悽艦こと→深海悽艦らしいこと

潔く轟沈してから出直してきてくれたまえ


海底鎮守府 居間

提督「あー、お雑煮飽きタ」モグモグ

ヲ級「まだまだお餅はありますからネ」モグモグ

ホ級「誰よ処理するのにも困るくらいお餅作ったのハ」モグモグ

チ級「誰だよ全ク」モグモグ

提督「お前だよお前」

チ級「オレェ!?」

提督「無駄にテンション上がってアホみたいに餅ついてたじゃないカ」

チ級「……さっさと喰っちまおうゼ」

ヲ級「このお雑煮テートクが作ったんですよネ」

提督「うン。鎮守府とかで年明けに作ってたやツ。味噌じゃなくて白だしを使うノ」

ホ級「おいしいわヨ。いいお嫁さんになれるかもネ」

提督「皮肉カ。……ン?」ピコーンピコーン

ヲ級「どうしたんですカ?」

提督「レーダーに反応があル。艦娘だなこれハ」

10分後

ヲ級「確認しましタ。確かに艦娘の編隊がこの海域へと向かってきていまス」

提督「うちの鎮守府からじゃなくて、わざわざ遠くからよく来たもんダ」

ホ級「この辺りの海域はバミューダトライアングルと言われてるとか言われてないとカ」

チ級「一部除いて、ほぼ戦艦だろうが何だろうか片っ端から沈めてるからナ」

提督「俺は命令出してないのに飛行場姫とかが沈めるのが悪イ」

ホ級「姫のみんなは気紛れだかラ」

提督「しかしなんでこんな辺鄙な海域ニ。無視しようとすればできる海域だゾ」

ヲ級「それは本人たちに聞かないと分からないですネ」

チ級「まあ正月早々に沈めて恨み言聞かされるのも嫌だし適当にあしらってくるゾ」

提督「頼んダ。必要なら装甲空母姫と泊地棲姫に援軍頼んでおケ。確か今食堂でテレビ見てるかラ」

チ級「そこまでいらねえだろタ級とル級連れていク。あと駆逐艦達」

ヲ級「いってらっしゃーイ」

ホ級「お土産よろしクー」

30分後

チ級「ただいマ」

タ級「戻ったヨー」

ル級「あー疲れタ」

駆逐組(おなかすいタ)

ヲ級「お帰りなさイ。お雑煮ありますヨ」

駆逐組(部屋に帰って食べル)

タ級「テートクの料理美味しいんだよネ」モグモグ

ル級「そのテートクはどこにいったのかしラ」モグモグ

ヲ級「少なくなってきたので追加のお雑煮を作りに食堂に行きましタ」

ホ級「マメよネ」

ヲ級「戦果はどうでしたカ?」

チ級「とりあえず旗艦を小破、一人大破にしておいタ」

ヲ級「お疲れ様で……あレ?」

駆逐組(どうしタ)

ヲ級「いえ……さっきの編隊がまた進軍してきてまス」

タ級「指示ミスかしラ」

チ級「しかたねえ、また適当にあしらってくるゼ」

20分後

タ級「連戦はしんどいわネ」

提督「お帰リ。チ級たちハ?」

タ級「ドックにいったわヨ。流石に疲労で中破状態まで持っていかれたワ」

提督「んー……まさかとは思うけド……」

ヲ級「テートク」

提督「ン?」

ヲ級「敵部隊さらに進軍を確認」

提督「……ヲ級ちょっと頼めるカ」

ヲ級「了解しましタ」

提督「ホ級も出てくレ。リ級とカ級にも声をかけておク」

ホ級「ワ級ハ?」

提督「なんでお前は的を増やしたがるんダ。そもそも遠征でいないシ」

ホ級「冗談ヨ」

提督「確か大破状態のが1人いるんだったナ。本当にあと1発でもくらったら沈むくらいのダメージにしてくレ。無理はするなヨ」

10分後

リ級「戻ったゾ。指令通りに敵一体をガタガタのギタギタにのしてきタ」

提督「他のみんなはドックカ。すまなかったナ」

リ級「また沈まなかっただけもうけもんだヨ」

飛行場姫「テートク、敵編隊のさらに進軍を確認ダ」

装甲空母姫「おやおや本当に来るとは思わなかっタ」

南方棲戦姫「……終わらせて早く寝ル」

泊地棲姫「まだこんな戦法をする奴がいたカ」

戦艦棲姫「仕方ないわヨ。目的のためには味方すら切り捨てるのが人間だもノ」

提督「悪かったナ」

戦艦棲姫「別にあなたのことを言ってるわけじゃないワ。昔を思い出しちゃっただけヨ」

リ級「しかしまあそうそうたる顔ぶれだナ」

提督「霧の艦隊にも連絡とってたんだがナ。ちょっと今は手が離せないらしイ」

リ級「チリも残さない気カ」

泊地棲姫「で、どうすル?」

装甲空母姫「命令すればワタシたちはそれに従おウ」

飛行場姫「さあ命令ヲ」

戦艦棲姫「さア」

提督「……沈めロ」

南方棲戦姫「……了解」

戦闘後

提督「結局沈められたのは大破状態だった一人だけカ」

泊地棲姫「他の連中には応急処置があったからナ」

装甲空母姫「捨て艦、カ」

提督「忌々しいナ」

飛行場姫「テートクはやったことないノ?」

提督「あるわけ……ないだろウ」

戦艦棲姫「その間は何よその間ハ」

提督「いや本人が気づかないところで似たようなことやったんじゃないかなト。あれ南方棲戦姫ハ?」

泊地棲姫「南方姉さんなら帰っタ。ぷちま……だとかそんなのを見るらしイ」

提督「相変わらずそういう行動だけ早いナ」

「……ん……うう……」

提督「しかし見たことない艦娘だナ」

飛行場姫「試作型ってところカ。そもそも主砲と副砲すらないあたり捨て艦前提で作られた可能性もあるナ」

海底鎮守府 提督室

「……はっ!?」

提督「起きたカ」

「あ、貴女が……」

提督「ああ、ここの提督をやっていル」

「い、いやああああああああああああああああ!」

提督「沈んだことをまだ受け入れられないカ。しかし……」

「深海棲艦を産み続けるのはいやあああああああああああああああああ!!!」

提督「おファッ!?」

「触手で孕まされるのいやああああああああああ!!」

提督「……えーと、何言ってるんダ」

「えっ。だ、だって本に書いてあったもの! 沈められた艦娘は永遠に深海棲艦を生み続けることになるって!」

提督「……その本持ってル?」

「あ、はい」

『触手レ○プ! 深海棲艦の母体となった艦娘!』

提督「なんだこの本……。あ、作者の名前が裏面ニ」

作・画 カ級

提督「oh……」

「う、嘘なんですか? 深海棲艦を産みつづけるなんて嘘なんですか!?」

提督「嘘に決まってるだロ……」

「ああ……よかった」

提督「まあ深海棲艦になってもらうんだけどネ」

「……いやあああああああああ!」

飛行場姫「おいテートク歓迎会の用意できたゾ」

装甲空母姫「垂れ幕もできた自信作ダ」


おいでませ海底鎮守府


泊地棲姫(こういうのやるから深海の怖さももクソもないと思うんだガ)

戦艦棲姫「さあこっちへいらっしゃイ」

「いやあああああああああああ!」ズルズル

提督「……なんか間違ってる気がするけどまあいいヤ」

海底鎮守府 歓迎会場

提督「というわけで新しい仲間にカンパーイ」

深海棲艦「「カンパーイ」」

「うう……」ゴクゴク

提督(普通に飲んでるナ)

ホ級「うふふよろしくネ。ただここの戦力は安定してるから別の海域にいくことになるだろうけド」

「うえええええん……」モグモグ

ヲ級「テートク、まだ深海棲艦とはなっていないようでス」

提督「多分混乱で誰を憎めばいいのかわからないんだロ」

ワ級(そう考えるとテートクってアレよね。憎しみ云々の前に飛行場姫ちゃんに改造されたのよネ)

装甲空母姫「おいアレ流してもいいカ」

提督「ああ付けてくれたのカ」

チ級「アレっテ?」

提督「飛行場姫作の盗聴器」

装甲空母姫「どさくさに紛れて旗艦にぺたっとナ」

飛行場姫「どこぞの携帯ゲーム機を参考にした強度ダ。爆撃されても起動するゾ」

カチッ

モブ提督『よく帰ってきたな。作戦は大成功といえるだろう』

旗艦『しかし仲間が……』

モブ提督『それは気にしなくていい。最初からお前らの盾となるべくして生まれたんだからな。奴も本望だろうよ』

旗艦『そんなっ……』

モブ提督『あの海域は魔の海域と呼ばれていてな。誰も最深部まで達したことはなかったが、俺が最初に最深部へとたどり着いた。これで上層部への評価もあがるだろうよ」

旗艦『……失礼します』

モブ提督『あまり反抗的な態度をとるなよ。次はお前が盾になる番かもしれないぞ……クックック……』

カチッ

提督「想像以上だったナ」

泊地棲姫「まさか最深部を見るためだけの捨て艦なんてネ。ワタシ達を倒すためならまだしモ」

チ級「深海棲艦の闇は深イ」

「許せない……」

提督「それは俺たちに対してカ? それともあの提督に対してカ」

「あの提督に決まっているでしょう……」

提督「憎いかイ」

「殺したいほど」

提督「君があの提督を殺したいほど怨むなら我々ハ」

深海棲艦「「「その復讐に手を貸そウ」」」

「……よろしくおねがいしまス」

提督「歓迎するヨ。――総員戦闘準備」

深海棲艦「「了解」」

提督(決まった……ここにきて数か月ようやく提督っぽいこと言えタ)

タ級(あれはセリフがかっこよく決まった時の顔ネ)

ホ級(わかりやすいわネ)

装甲空母姫(しかし外見は女だからナ。ただのドヤ顔してる少女にしか見えなイ)

ワ級(後でまた武器でも産んでもらいましょうネ~)

提督(なんだこの寒気ハ)


海底鎮守府はアットホームな職場です
総力戦のお時間
負けないでモブ提督貴方が負けたら地上の平和はどうなるの!?
次回「モブ鎮守府消滅」

内容が内容なので朝方に 暴力的な表現があるヨ

最初はあきつ丸が轟沈された艦の予定……だった
手持ちの艦娘を沈めるというのは想像でもかなりつらいものがあったので、基本的に名前がない艦娘はそもそも存在してない戦艦

モブ鎮守府 提督室

モブ提督「ええ、はい。最深部を確認しました。やはり強力な深海棲艦の巣になっているらしく手を出すのは……えっ?」

旗艦「提督、他の鎮守府との演習の予定を……」

モブ提督「しかし……い、いえ! 決してそんなことはありません! はい……はい……」

旗艦「……提督?」

モブ提督「はっ! 必ずご期待に応えて見せます! それでは!」

チーン

旗艦「どちらからのお電話でしょうか」

モブ提督「上官からだ。糞っ!」

旗艦「どうかなされたのですか」

モブ提督「報告はどうでもいい戦果を挙げて来いと言われた。お前らがあいつ等に傷の一つでも負わせられれば少しはよかったんだがな!」

旗艦「……申し訳ありません。ですが――」

モブ提督「言い訳はいい。今から鎮守府総出で資材集めだ。溜まり次第あの海域に全兵力をもって進軍する」

旗艦「お言葉ですが提督。我々第一部隊は出撃しても問題はありません。しかし他の部隊はどう考えても錬度不足です」

モブ提督「それがどうした」

旗艦「このままでは他の部隊が無駄死にするだけです! どうか作戦の変更を……」

モブ提督「無駄死に? お前らの盾にするから無駄死にではない」

旗艦「提督!」

モブ提督「それに俺の出世のための尊い犠牲だ。俺が大将……いや、元帥になった暁には墓でも立ててやるよ」

旗艦「……」

モブ提督「わかったらさっさといけ。命令が聞けないならばお前を解体し部下に与えることにしよう」

旗艦「…………了解しました。失礼します」

バタン

モブ提督「ふん。兵器のくせに何を言うのか」

モブ鎮守府 廊下

モブ艦娘「旗艦さん」

旗艦「あら艦娘さん。……装備はどうしたの」

モブ艦娘「それが……工房の人たちに取られちゃいました」

旗艦「ど、どうして……」

モブ艦娘「提督命令で、第一部隊の人たち以外のすべての艦娘の装備を資材にするんだろうです……」

工房長「まあそういうことだ」

旗艦「工房長!?」

工房長「資材が足りねえらしいからな。ま、遠征くらい装備なくても何とかなるだろうし頑張ってくれよ」

旗艦「あ、貴方と提督は私たちをなんだとっ!」

工房長「あ? 消耗品だろ? 何せ居なくなったら建造すれば出てくるんだからな。何言ってんだおめえ」

旗艦「な……あなっ……」

工房長「俺だけじゃねえよ。少なくともこの鎮守府で艦娘以外の全員はそう思ってるよ。精々あの化け物と頑張って戦ってくれよな」スタスタ

旗艦「……」

モブ艦娘「旗艦さん……私たち……」

旗艦「……大丈夫。きっといつか提督も工房長もわかってくれるから……」


モブ鎮守府 近海

提督「うーン」

タ級「どうしたノ」

提督「どうやって殺すか考えてル」

「あ、殺害前提なんですネ」

チ級「殺さなきゃ気が済まないんだロ?」

「ですネ。最初は悩んでましたけどさっきので心は決まりましタ」

駆逐組(碌な提督じゃないナ)

ピピピピッ

提督「こちら提督」

飛行場姫『こちら飛行場姫。艦載機発進拠点としていつでも行動可能ダ』

ヲ級『飛行場姫サマの横で待機していまス』

装甲空母姫『大丈夫思うが拠点状態の飛行場姫の護衛として付近を警備していル』

提督『しばらく待機しててくレ。装甲空母姫はそっちにやってくる戦艦や艦載機いたら容赦なく沈めていイ』

「あの……お願いがあるんですガ」

提督「鎮守府の艦娘たちのことカ」

「はイ。あの彼女たちは罪はないので見逃していただけたらト……」

ル級「どうしようかしラ」

「深海棲艦になるのはワタシだけで十分でス。他のみんなにはただの艦娘として生きてほしいんでス」

リ級「どうすル」

提督「……もう少ししたら鎮守府の艦娘は全員遠征に出るらしいからナ。その時を狙おウ」

ホ級「甘い! 甘すぎるワ!」

カ級「……ワタシは……どっちでモ……」

南方棲戦姫「戦うのめんどくさい……けがは少ない方がいイ……」

ワ級「ワタシは戦闘云々の問題じゃないから特に何もいわないワ~」

泊地棲姫「こっちが沈められない可能性がわけでもなイ。戦闘は避けれるなら避けておいたほうがいいと思うガ」

戦艦棲姫「テートクがそういうならワタシは戦わないでいいワ」

「……ありがとうございまス」

提督「ただし、自分から深海棲艦になりたいと願うやつは容赦なくいじくりまわすからナ」

「はイ」

ワ級「いじくりまわすなんてあら卑猥」

提督「言うと思っタ」

数時間後

提督「出たナ」

ル級「ざっと40人前後だったわネ」

「これで全員だと思いまス。新しく建造されてなければですガ」

タ級「しかし……アホね、しかも超ド級のアホ」

カ級「馬鹿は死ななきゃ……治らなイ……」

泊地棲姫「新人だって緊急時のために第一部隊くらいは残しておくはずなのにナ」

提督「ま、まあ急いでるときもあるしそれくらいは許してやろうヨ」

南方棲戦姫(……やったんダ)

戦艦棲姫(これはやったわネ)

リ級「た、たまにはいいんじゃないカ! そういう破天荒なことが起こってモ!」

提督「……そ、そうだよねー偶にはいいよネー!」

チ級「しかしまあそんなに名誉ってのが大事かネ。オレにはよくわかんないヤ」


戦艦棲姫「そうねェ。たとえばテートクが頑張ったら処女くれるって言ったら頑張るでしょウ?」

チ級「当然だロ」

戦艦棲姫「それと似たようなものネ」

提督「そのたとえはやめロ」

タ級「そういうことカ。すごくわかりやすかっタ」

提督「……えーとりあえず作戦開始。なんか締まらないけド!」

深海棲艦「「「了解!」」」

提督「飛行場姫とヲ級がまず攻撃を仕掛けてくレ。装甲空母姫は警戒」

飛行場姫『了解』

提督「ホ級とチ級と南方棲戦姫にカ級は、多分数十分しないうちに艦娘たちが戻ってくるだろうし適当に足止メ。危なくなったら自由に撤退していイ」

ホ級「わかったワ」

チ級「あーオレも前線でたかったナ」

南方棲戦姫「了解……」

カ級「……はイ」

提督「サボるなヨ。残りはこの場所から援護砲撃を頼ム。地上戦はあんまり慣れてないだロ?」

ル級「了解したわヨ」

タ級「テートクハ?」

提督「コイツを連れてアイツを叩きのめしてくル」

戦艦棲姫「まあ大丈夫だと思うけど気を付けてネ」

「よ、よろしくお願いしまス」

提督「さーて久々に試しちゃおうかナー。どれ試そうかナー」

泊地棲姫(あの鎮守府の人間多分一人も生きては帰れないナ)

駆逐組(目の色がやばイ)

提督「とーりーあーえーズー」ニコニコ

ワ級(間違いなく今この海域で一番危ないのってテートクなのよネ)

リ級(普段押さえてるものがすさまじい勢いで外に出てる気がすル)


飛行場姫拠点

飛行場姫「ム」

ヲ級「どうかしましたカ」

飛行場姫「においがすル」

ヲ級「匂イ?」

飛行場姫「戦場の匂いガ。……テートクめ楽しげなことをやるのならワタシも連れて行ってくれればいいのニ」

装甲空母姫「お前は懐に入られると人間相手でも危ないだろうガ」

モブ鎮守府 提督室

モブ提督「はあ……どうして俺がこんな辺鄙な鎮守府に配属されなきゃいかんのだ」

モブ提督「おまけに深海棲艦なんて化け物どもと戦う羽目になる日々。全く忌々しいったらないな」

モブ提督「そもそも艦娘が沈んだら深海棲艦になるんだろ? なら艦娘なんていない方が深海棲艦も生まれないじゃないか」

ヴゥゥゥーン

モブ提督「警報!? 何事だ!?」

通信兵『爆撃機の編隊がこの鎮守府に向かってきています!』

モブ提督「なんだと!? 味方のではないのか!?」

通信兵『爆撃機の形状は深海棲艦の使用している物です!』

モブ提督「高射砲および対空機関砲用意! 少しでも数を減らせ!」

通信兵『はっ!』

モブ提督「避難をしなければ……他の奴の代わりはいるが俺の代わりはいないからな」




モブ鎮守府

ドグォオン! ガガガガガガガガ ダダダダダダダダ

提督「ほい上陸っト」

「あ、あのー平気なんですカ?」

提督「むしろ懐かしいナ」

モブ1「し、深海棲艦!? 深海棲艦が上陸してるぞぉ!?」

提督「あ、ばれタ」

「そりゃそうですヨ」

モブ1「う、撃て! う

ズゴォォォォォン

提督「ナイス砲撃空から落ちてくる一億の肉片」

「……なんか悲しいですネ」

提督「そんなもんサ。俺たちなら耐えれるものも人間はあっさりと死ぬからナ」

「はイ」

提督「あ、提督室どこかナ。多分上の階だと思うんだけド」

モブ鎮守府 階段

ヴォォォォォン…… ゴォォォォン!

ガシャーン!

モブ提督「爆風でガラスが……くそっ」

ウワアアアアアアギャアアアアアアアアアア

モブ提督「早く、早くシェルターに逃げないと……」

モブ2「提督お待ちください! この先は危険です!」

モブ提督「何を言っている! 貴様も敵の回し者か!」

モブ2「階段を降りた先に深海棲艦が何やら設置をしているとの情報がありました!」

モブ提督「……なら試してみてくれ」

トンッ

モブ2「……え?」

ガタンゴッゴロゴロゴロ

ガガガガガガガガガガガッ!

モブ提督「セントリーガンだと……馬鹿な! 一部の重要拠点にしか設置されていないんだぞ!? なぜ深海棲艦ごときが持っている!」

モブ鎮守府 工房



「あのー……さっきのは何をおいてたんですカ?」

提督「セントリーガン。そういえばこっちにもいろいろ言ってた奴がいたから先に処分しようとおもって、あいつを逃げられないように設置しタ」

「すごい兵器ですネ」

提督「飛行場姫の資材持ち出し防止に作ったのが役に立つとはナ」

「……あなたは何者なんですカ?」

提督「ただの提督だよ……っト。この資材の裏かナ」ゴトゴト

「あ、ロッカーがこんなところニ……」

提督「男は秘密が大好きだからナ」パタン

工房長「あっ……かっ……」ガタガタ

提督「提督パンチ」

メリッ

工房長「げっ……げっ……げひゅ」

提督「汚ったないナ。ほれ拭ケ。……ふけって言うのが聞こえないのカ? そうカ」ゲシゲシゲシゲシボキッ

工房長「あ”っあ”あ”あ”あ”あ”あ”!?」

提督「腕が折れたくらいで騒ぐなヨ。俺たちなんか足吹っ飛んでも戦車に特攻させられたんだゾ」

工房長「……」ピクピク

提督「失神したカ。まあさせないけどナ」プスッ

工房長「んぎっ!?」

提督「ほらほらほらほら文字通りの覚醒剤の味はどんなだイ。もっとも覚醒するのは痛みだけだけどナ」ガンガンガンガン

工房長「」

「あ、あのー……」

提督「ン?」ガンガンガンガン

「壁に顔がめり込んでますけド……」

提督「なら地面でやるヨ」ガンガンガングシャ

「い、いえ流石に死んだのでハ」

提督「あと5分は死ねないよそういう薬だかラ」


5分後

工房長「あ、あ……」ピクピク

提督「はーつまらなイ。……ほら立テ」グイッ

工房長「あ……う……」

提督「艦娘が消耗品だっテ? もう一回いってみろヨ」

工房長「……い”」

提督「ン?」

工房長「ごべん……な”……ざい……」

提督「謝る相手が違うだろウ?」グシャッ

工房長「げひぃ!」

提督「ほらよく見ろよお前が消耗品だと言った艦娘だゾ」

「……工房長」

工房長「な……ざ……い……ごべんな……ざい……」

提督「許ス?」

「許しまス。ワタシは貴方やあなたたちからされたことをすべて忘れ、すべて許しましょウ。でも死んでくださイ。貴方がいる限り不幸な艦娘は生まれますかラ」ニッコリ

提督「だそうダ」

工房長「あ……あ”……あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!」

「うるさいですヨ」

モブ鎮守府 提督室

ブォォォォォン ゴォォォォン!

ヒュルヒュルヒュル……ズゴォォォン!

モブ提督「なぜだ……なぜこうなったんだ……」

ガガガガガガ

モブ提督「俺は出世をして偉くなって……」

ガチャッ

提督「偉くなって何するつもりだったんだヨ」

「お久しぶりです提督」

モブ提督「き、貴様は捨て艦のっ……お前か! お前が原因なのか!」

提督「何言ってんだコイツ。あと名前かぶるから提督いらないなモブでいいよお前なんカ」

モブ「何をゴチャゴチャと……貴様のせいで……貴様のせいで!」

提督「やかましい」ゴシャッ

モブ「げぴっ!?」

「て、鉄球……」

提督「はいもう一発」グチャッ

モブ「」

提督「あ、ボールブレイカー」グシャグシャグシャ

モブ「」ピクピク

提督「おーショック死すると思ったけど予想外にタフだナ。まあ死んでも起こすけド」

モブ「う……ぐ……」

「提督……」

提督「どうすル? このまま殺しても――あれ通信ダ」

チ級『おいテートク』

提督「どうしタ」

チ級『足止めしてたんだけど一人とんでもない速さで包囲を抜けタ。多分そっちにそろそろつク』

提督「ちょ、ちょっと言うのが遅――」

バタン

旗艦「提督!」

「……旗艦さン」

旗艦「貴女は……そう、貴女だったのね……」

モブ「ぐ……旗艦……助けてくれ……」

提督「うーんこの都合のいい男」

「……旗艦さン。ワタシは今からこの人を殺そうと思いまス」

モブ「は、話してないで早ク……」

「貴女は……止めますカ?」

旗艦「……提督は友軍の誤射で死亡。戦場ではよくあることだった」

モブ「きっ貴様ああああああああああああ!!!」

提督「喧しい」ゲシッ

旗艦「ただ、私にも引き金を引かせて頂戴」

「……はイ」

モブ「やだ、やめろやめてくれ。まだ死ぬわけには死ぬわけに――」

海底鎮守府 提督室

提督「あーつかれタ。久々に暴れまわったナ」

ヲ級「お疲れ様でス。お茶をどうゾ」

提督「ありがト。ふー……ガス抜きって大事だよネ」

ル級「そんな事よりもよかったのかしラ? あの2人」

提督「何ガ?」

ル級「二人そろってただの艦娘に戻すなんてどうかしてるわヨ。おまけに鎮守府に戻すなんテ」

タ級「そうそウ。記憶も弄ってサ」

提督「あんな甘ちゃん使えんヨ。旗艦の方だって『彼女を沈めた責任は私にもあるから私も深海棲艦にしてほしい』なんていいうんだゾ。敵よりも中途半端な味方の方がこわイ」

ヲ級(でも自分は戻せないんですよネー……。ワタシ達も元の姿と名前を忘れたから戻れないんですけド)

装甲空母姫「今帰ったゾ」

提督「お帰リ」

装甲空母姫「……あれ飛行場姫ハ? 先に帰ってると思うんだけド」

提督「お土産渡したからそれいじってると思うヨ」

ヲ級「そろそろ他のみなさんもドックから上がるころでス」

提督「ならお雑煮でも作るカ」

タ級「飽きたワ」

ル級「飽きたわネ」

提督「……アイスでも作るカ」

装甲空母姫「アイス!? 作れるのカ!?」

提督「……好きなノ?」

装甲空母姫「い、いや決してそういうわけでハ」

提督「何味がいイ?」

装甲空母姫「チョコチップ」


海底鎮守府 飛行場姫 私室

飛行場姫「ふんふんふーン」

ギュィィィィン

アアアアアアアアア

飛行場姫「テートクからもらった設計図のパーツにしてみるカ!」


捨て艦する悪い子にゃ海底鎮守府が来るんだゾ
あきつ丸とまるゆが遠征から帰還中
提督のガス抜きが終わりました 普段のテートクに戻ります
暁と響がバーにのみに来ました

飲んで飲まれて

海底鎮守府 BARian

カランカラン

タ級「いらっしゃイ」

響「やあ」

タ級「また貴女……確かに来てもいいとはいったけれど、もう少し敵対しているということヲ……」

暁「ひ、響? バーに連れてってくれるって言ってたけどここって……」

タ級「あら本当に連れてきたんダ」

暁「ひえええええええ!? せ、戦艦タ級!?」

タ級「……説明しなかったノ?」

響「説明しようと思ったら、『バー? いくいく!』ってホイホイついてきたんだ」

タ級「子供らしいというかなんというカ」

暁「深海棲艦のお店って知ってたら来なかったわよ!」

タ級「ここは非戦闘地域ヨ。ここで戦いを起こす奴は……2人ほどいたけど基本的にここでは誰も手を出さなイ。基本的にだけド」

タ級(仮店舗だから壊したら資材もっていかれるのよネ)

響「ちなみにその2人って?」

タ級「そっちの武蔵とうちの戦艦棲姫さン」

暁「む、武蔵さんも来てるの!?」

タ級「摩耶には内緒だそうダ。……まあ最初にここに来たのは摩耶なんだけどサ」

響「でもなんでここで戦闘なんて」

タ級「お互いに顔見た瞬間になぐり合い始めたんダ。理由は不明らしイ。お互いになぜかなぐり合わないと気が済まないといっていたナ」

暁「そういえばこの間、ボロボロで帰ってきてたような……」

タ級「龍驤が広めたようで近頃やたら艦娘の客が多イ。本来深海と地上はもっとこう不倶戴天の敵みたいなものなんだけド……」

響「ま、まあとりあえずウォトカを1杯……」

暁「暁も同じのを」

タ級「だから子供に出すお酒はないっていってるでしょうガ」

暁「一人前のレディとして扱ってよ!」

タ級「……うーン」

響「どうしたの?」

タ級「いや、頭の中で何かが……気のせいよネ。仕方ないなんか作ってあげるワ」シャカシャカシャカシャカ

響「спасибо……相変わらず振る癖はやめないんだね」

暁「えっ、あっ、す、すぱしーば」

タ級「無理に言わなくていいわヨ。あと何か食べたかったらそこのメニューを見なさイ」シャカシャカシャカ

響「あれこんなのあったっけ?」

タ級「ホ級やワ級が何か食べれるものがほしいっていうから、アンケートとったらメニュー表ができるくらいの量になったのヨ」

ひまわりの種 チャーハン
ボーキチップス マグログミ
ハンバーガー  ジャム
しもふりにく  鉄鋼焼き
アイス(チョコチップ) から揚げ
竜田揚げ シーラカンス
×××ン×システムから直送の缶詰
クラッカー 弾薬の煮物
いちごとうふ 肝油
ブルーベリー ジンジャーティー
カレー ボルシチ
ブラウニー クッキー
クラッカー ナッツ
メロン 肉じゃが
スコーン ケーキ各種
ラーメン パスタ
お雑煮 フライドポテト

響「……なんというかなんでもアリだね。これでもメニューの1ページ目だし、ちょこちょこ知り合いが希望出したようなのもあるし」

タ級「食べたいものを書いてたらまあそうなるでしょウ」シャカシャカ

暁「缶詰まであるのね。誰よ希望出したの」

タ級「あ、それやってないのヨ。メニューにはあるんだけど結局商品が届かなくてネ。あれば出せたんだけド」

暁「いえ、暁は遠慮しておくわ」

響「じゃあハンバーガーで……夕飯も食べてないし」

暁「暁も」

タ級「1つにしといた方がいいわヨ。その希望出したの武蔵だかラ」

響「……じゃあ2人で1つで」

タ級「カシコマリッ! といっても作るのワタシじゃないんだけどネ」シャカシャカ

響「じゃあだれが?」

タ級「注文ヨーハンバーガー1ツ」

アイヨー

響「今の声って」

暁「司令官よね……」

タ級「ワタシ料理あんまりうまくないからテートクに手伝ってもらってるのヨ。最近ではそれなりに作れるようになったけド。はいお待たセ」

暁「これは?」

タ級「シンデレラ」

響「……思ったより甘いね」

暁「美味しい」

タ級「それはよかったワ。皆のお腹がカクテルだらけになるまで練習したかいがあったみたいネ」

暁「これがレディーの味……思ったよりも大したことは……」

提督「それアルコール入ってないゾ」

響「司令官」

タ級「ああもうばらしたらだめじゃなイ」

暁「カクテルってアルコールが絶対入ってるってわけじゃないのね」

提督「もう少し大きくなったらナ。でも雰囲気だけは味わえるゾ。あと注文のハンバーガーダ」ドンッ

響「大きい……」

提督「鳳翔の店は量が少ないって奴がこっちに来ると大量に注文するからナ。基本多めに作ってあル」

暁「……決めた! 司令官が戻ったら暁も司令官に何かカクテルを作ってあげる!」

タ級「その言葉敵対の意志有と判断」ガチャガチャ

提督「店を壊す気カ。まあ楽しみにしてるヨ。戻せたらだけどナ」

ヴェールヌイ「今は夜だよ」

提督「やめてくださいお願いしまス」

響「冗談だよ。いろいろ作ってもらったのに暴れることはしない」

暁「そのために足柄さんや那智さんにはたくさん手伝ってもらおっと!」

タ級(この子上手いノ?)

提督(南無南無)

タ級(あっ……ふーン)

響「それじゃあ……いただきます」

暁「いただきます」

タ級「そうだテートク。新しい冷蔵庫の調子悪いんだけド」

提督「ダメな素材のダメな部分を使ったって飛行場姫がいってたからナ。そりゃダメになるのも早いカ。そのうち俺がちゃんとしたのを造ろウ」

響「?」モグモグ


ハンバーガーは普通の牛肉 武蔵のお墨付き
まるゆとあきつ丸が帰還
致命的に仲が悪い戦艦棲姫と武蔵
電と雷にお土産をもって二人は帰宅
BARian海底鎮守府店はあなたの来店をお待ちしております

あのよくわからない上に持ち上げるタイプの蓋のヤクルトの似たような飲料なら多分ビックル

シリアス突入予定は見事なUターンを描いた

地上鎮守府 提督室

摩耶「あーあーあーあー! 正月から報告書が何でこんなに溜まってるんだチクショウ!」

筑摩「まあまあ……去年は提督がおひとりでやってたんですから、このくらいはやってしま

いましょう」

摩耶「絶対帰ったら殴る絶対に殴る」ブツブツ

トントン

筑摩「あら……どうぞ」

ガチャッ

あきつ丸「失礼します」

まるゆ「た、ただいま戻りましたぁ……」

摩耶「おうお前らか久しぶりだな」

筑摩「お帰りなさい二人とも」

あきつ丸「ただいま帰還しました摩耶殿、筑摩殿」

まるゆ「お久しぶりですー」

あきつ丸「提督殿のことは聞いております」

まるゆ「隊長……信じられません」

摩耶「お前らが気にしてもしょうがねえよ。ご苦労だったな」

あきつ丸「いえ、当然のことをしたまでであります」

筑摩「二人ともどこまで遠征に行ってたの? 摩耶は知ってる?」

摩耶「いや、アタシは極秘って伝えられてたからな。アイツが極秘っていうことはかなりとんでもない内容だとは思ったんだけど……」

まるゆ「まるゆは外国の方にお荷物を渡しただけですよ?」

摩耶「海外までいってたのか……」

まるゆ「はい! きっとお前が行けば戦闘する空気じゃなくなるだろうって言われて」

筑摩「ちなみにどこまで行ったの?」

まるゆ「場所はよくわからないんです。でも確か杭がどうとか言ってました」

摩耶「中身が杭ってなんだよ……」

まるゆ「長方形の箱を送り届けました。相手の人はなんとか管理局第三課と言っていました」

筑摩「よくわからないわね」

摩耶「まあ無事に届けれたならいいよな。あきつ丸はどこまでいったんだ?」

あきつ丸「自分はこの国で戦っていたであります」

摩耶「別の鎮守府への応援か……」

あきつ丸「いえ、相手は深海棲艦ではありませんでした」

筑摩「じゃあ一体誰と?」

あきつ丸「巨大なバッタのような奴であります」

摩耶「ば、バッタぁ!?」

あきつ丸「はい。提督殿から借り受けた管や刀や槍などで退治をしておりました」

まるゆ「すごいですあきつ丸さん!」

あきつ丸「自分だけではどうにもなりませんでした。仲魔がいたから戦えたのです」

筑摩「他にも仲間がいるなんて結構大がかりな作戦だったのね……」

摩耶「そんな大がかりな遠征ならあたしたちも連れて行けってんだ」

あきつ丸「それがこの任務はお前が適任だと言われ……最終的に巨大な目の化け物を倒し任務を終了しました」

筑摩「でもなんで急にそんな敵の討伐を……」

あきつ丸「提督殿曰く、そいつがいるだけで運が悪くなる。だそうであります」

摩耶「……結果的に不運は提督に来たな」

筑摩「不運ね……」


テレッテッテー
シリアスは投げ捨てたなお次に使いまわされる模様
ヲヤスミ、ケダモノ

誤字
杭→釘
罰として提督には今もろくな目にあってないけどさらにろくな目にあってもらいます

ビッグセブンいい気分

地上鎮守府 廊下

陸奥「……」キョロキョロ

?「あ……陸奥さんなにやってるのです?」

陸奥「あっ……ひぃ!?」

電「な、なんでそんな声あげるんですか!?」

陸奥「あ、ああ普通の電ちゃんに戻ったのね……よかったわ……」

電「普通ってどういうことなのです?」

陸奥「いえ、なんでもないのなんでも……電ちゃんはそのままでいいの……」ポロポロ

電「陸奥さんはなんで泣いているのです?」

陸奥「うれしいから……かしら……。まあ、それは置いといて、長門を探しているのだけど」

電「長門さんですか?」

陸奥「ええ、ちょっとドックに入ってたんだけど、一緒に入ったはずなのに上がったらいなかったのよ」

電「うーん……電はみてないのです」

陸奥「そう……一番ショック受けてたのは長門みたいだったからね……ひょっとしたらと思って」

加古「あれ二人してなにしてんの?」

電「あ、加古さん!」

陸奥「ちょっと長門を探してるの。どこいったか知らない?」

加古「ああ見たよ」

陸奥「ホント!?」

加古「確か工房の方に歩いて行ったかな。ちょっと何か考えてるみたいだった」

陸奥「まさか……解体!?」

加古「ええっ!?」

電「は、早く止めないと!」

陸奥「行くわよ!」

地上鎮守府 工房

夕張「んー……軽くはなったけど威力は落ちてるわね」

妖精「その辺はしゃーないですよー。夕張さんがもうちょっと外装を軽くするなら何とかな

んですがー」

夕張「うーん……これ以上薄くなると危険なのよね……」

妖精「悩みどころですねー」

ダダダダダダッ

加古「おーい!」

電「妖精さーん!」

夕張「珍しい二人組ね」

加古「ゆ、夕張! 長門こなかった!?」

夕張「長門さん? 私はさっき来たところだから……妖精さんはみた?」

妖精「あー来たですよー」

電「そんなっ!?」

妖精「何を思ったか鍋とフライパンを造るように頼まれましたねー」

加古「よかった……解体じゃなかったんだ……」

陸奥「ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ……お、追いついた……」

加古「よかったね陸奥。長門は解体じゃないってさ」

陸奥「そ、そう、よかった……」ゼェゼェ

夕張「うんうんわかるわかる遅いと辛いわよね」

電「それでどこにいったかわかりますか?」

妖精「多分鳳翔さんところじゃないですかねー。何か食べに行くっていってましたしー」

加古「よっしゃ! いこう二人とも!」

電「はいなのです!」

陸奥「ちょ、ちょっと速度落として……」

妖精「嵐みたいな人たちでしたねー」

夕張「鍋とフライパンって何に使う気なのかしら」

地上鎮守府 居酒屋鳳翔

鳳翔「ここはこう……ね」

長門「ほうほう……」

タタタタタタ

加古「あ、いたいた!」

電「陸奥さんいたのです!」

陸奥「長門!」

長門「どうした陸奥そんなに慌てて」

陸奥「貴女ね……もっとこう一言声をかけるくらいしなさいよ」

長門「それはすまなかったな。ドックの中で考え事をしていたらいてもたってもいられなくなってな」

電「長門さんは一体何をしていたのです?」

鳳翔「料理を教えてほしいって頼まれたの」

陸奥「長門が!?」

加古「料理を!?」

電「はわわ冗談はその面白おかしい恰好をやめてから言うのです」

長門「え?」

電「今何か電はいったのです?」

陸奥「電ちゃん……」ホロリ

長門「……まあとにかく、提督が帰ってきたときのためにもな」

加古「うーん……そういやあたしも古鷹も料理ってあんま得意じゃないんだよなあ」

陸奥「うちで料理がうまい人って鳳翔さん以外に誰がいたかしら」

鳳翔「隼鷹さんと……比叡さんと……陽炎さんに吹雪さん高雄型のみなさんに最近来た大鳳さんなどが偶に料理を作ってましたね」

陸奥「意外な名前があるわね」

鳳翔「隼鷹さんはおつまみを造るのが上手いんですよ。比叡さんのカレーは美味しいんですけど驚くほど辛いんで甘党の提督は逃げてましたね」

電「暁姉さんは料理ができないのです」

長門「流石にビッグ7の1人として料理くらいできないのはまずいと思ってな」

陸奥「私は作れるけどねー」

加古「じゃあ工房に注文した鍋とフライパンってそのため?」

長門「ああ。特注品じゃないと壊れてしまうからな」

陸奥「てっきり提督がいない寂しさから解体を頼みに行ったのかと思ったわ」

長門「私はそんなに軟なメンタルはしてないさ」

電「長門さんが艦娘をやめたらただのビッグ7ビッグ7うるさいお姉さんになってしまうのです」

長門「……」シクシク

加古「メンタル脆いじゃん」

陸奥「電ちゃん……ひょっとして寝てないんじゃない?」

電「そんなことないのです。暁姉さんから一晩中何かを混ぜ合わせたよくわからない液体を飲まされただけなのです」

鳳翔「……間宮さん呼んできますね」

加古「あたしもアイス食べたい」

長門「バニラがいい」

陸奥「なんなのこの艦隊……」


対魔忍雪風は沈みません
南方棲戦姫が何かやっています
悪い子はしまっちゃおうね

そうか・・・電は酒を飲ませるとプラズマになるのか・・・

         _______        /       \     / ,.. -‐‐- 、   \     }∠,..艦__これ_ \    \     /.:.:.:./ \|\:.:.:.\\    ,    ,′i:/n    n\i:.:.:.:.i‘,  }.    i:人| U    U  l:.:.:Λ:‘,/  <人(          ,':.:./__):.∠ニZ   /:.个: . __▽__ ,./:∠:._{>o<}    {:.:.:‘,( ) ( )__L/´    /:.:.|   人:.:.:.: (・x ・l ト--{〉   ノi:.:./    `¨¨´|   |___,.{   、_,.ノ        |   |   \.       UΤU___ __/        ノ |_| |_|.          」.| 」.|

         _______
        /       \
     / ,.. -‐‐- 、   \
     }∠,..艦__これ_ \    \
     /.:.:.:./ \|\:.:.:.\\    ,
    ,′i:/n    n\i:.:.:.:.i‘,  }
.    i:人| U    U  l:.:.:Λ:‘,/
  <人(          ,':.:./__):.∠ニZ
   /:.个: . __▽__ ,./:∠:._{>o<}

    {:.:.:‘,( ) ( )__L/´    /:.:.|    
   人:.:.:.: (・x ・l ト--{〉   ノi:.:./    
    `¨¨´|   |___,.{   、_,.ノ
        |   |   \
.       UΤU___ __/
        ノ |_| |_|
.          」.| 」.|

コピペにまでエラー娘の魔の手が・・・

さいあくにひさんなていとくのいちにち


海底鎮守府 提督寝室

ボキッボキッ

提督「あー……二度寝から覚めてしまった……これはもう寝れないカ……」

ボキッベキッ

提督「朝は太陽光がいやだ……光どかないけド……」

ゴソゴソ

提督「……そして何布団に入ろうとしてるんダ」

南方棲戦姫「……運動したら疲れタ」

提督「そうか……ところで手足の感覚がないんだがお前のせいカ」

南方棲戦姫「もいダ」

提督「そっかーもいじゃったカー」

南方棲戦姫「うン」

あっはっはははははははは

提督「ってオイ!? 何やってくれてんじゃお前!」

南方棲戦姫「……」ナデナデ

提督「何頭撫でてるんだヨ! ああもう両手両足が付け根から見事になくなってんじゃないカ!」

南方棲戦姫「……」シュン

提督「泣きたいのはこっちだヨ! 人間だったらショック死しててもおかしくないワ! あとで飛行場姫に直してもらうけどサ!」

南方棲戦姫「……」ナデナデ

提督「いやだからネ……」

南方棲戦姫「……」スッ

提督「ま、まてそれっテ……」

南方棲戦姫「……武器の……種……」

提督「誰ダ! こんなゆがみまくった性癖植えつけたやつハ!」

南方棲戦姫「……頑張っテ」

提督「あ――――」

海底鎮守府 食堂

不知火「今日の味噌汁は甘めですね。司令の調子が悪いのでしょうか」ズズズズ

時雨「あ、この魚美味しいあとご飯おかわりお願いしていいかな」モグモグ

ヲ級「はイ」

装甲空母姫「……普通に艦娘がなじんでるんだがこれでいいのかここハ」モグモグ

泊地棲姫「テートクがあれだからネ。まあワタシはもうツッコむのを諦めたからどうでもいイ」モグモグ

不知火「そこの人とは初めて会いますね。不知火です落ち度はありません」

装甲空母姫「えーなんでこんなフレンドリーなのこの艦娘……」

泊地棲姫「だから言っただろウ。ツッコんだら負けダ。あ、醤油とっテ」

時雨「はい醤油。久々に提督の作ったご飯が食べたくなってね。羽黒さんは起こしても起きなかったから」

装甲空母姫「ならバーに行けバーニ。なんでアタシが朝っぱらから艦娘と一緒に食事をしないとならんのダ」モグモグ

時雨「僕たちをバーなんかに入れてくれるわけないだろう? まだ未成年だし」

泊地棲姫「響が普通に来てるゾ」

不知火「なんてこと……!?」

時雨「僕としたことが……」

装甲空母姫「なんで知ってるんだヨ」

泊地棲姫「この間一緒に愚痴ったり飲んだりしたからナ」

ヲ級「他の人たちも来てますヨ。よく来る人は武蔵さんに那智さん、飛龍さんに龍驤さんとあとは鳳翔さんが料理の交流会をしたりしてまス」

装甲空母姫「……大丈夫なのかこの鎮守府」

いだああ”あああ”あああ”あああ!

装甲空母姫「!?」

不知火「おや久々に聞きましたね」モグモグ

時雨「僕は初めて聞くけどこれがそうなんだ」モグモグ

装甲空母姫「な、なんだなんダ!?」

ヲ級「テートクが武器を産んでいる声でス」

装甲空母姫「えっ……エッ?」

あ”ー……あ”ー……

はい息を吸って……吐いテ……

んぎぃぃぃぃぃ……

泊地棲姫「南方姉さんか珍しイ」

ヲ級「最近見てたアニメと本のせいかもしれませんネ」

時雨「何見てたの?」

ヲ級「対魔なんとかっていうのとベルセなんとかとエルフェなんとかってやつですネ」

不知火「あ、漫画の方は不知火がこの間おいていったやつです。あとで返してもらいましょう」

う”ー……いだぁ……

よしよし……でもまだ終わらないノ……

な、何をいって……あがっ!? げぇぇぇ……うぇぇぇぇ……

急におなか膨れて吐いちゃったね……あと4回は終わらない特性だヨ……

時雨「今更だけどこれよく声拾ってるよね」

不知火「不知火に落ち度はありません。盗聴器くらいお手の物です」

う”う”う”う”ー……

泣かないの……男の子でしょウ……

今は女にされて……いだぁ……

泊地棲姫「今回はワタシがもらうからナ」

不知火「不知火は構いません」

時雨「5つあるみたいだから1つ貰って行こうかな」

ヲ級「ワタシも2つほど艦載機もらってるんデ」

泊地棲姫「なら装甲空母姫かナ」

装甲空母姫「あ、アタシ!?」

ヲ級「そうですネ」

泊地棲姫「前回なんだったっケ」

不知火「確か砲だったはずですね」

装甲空母姫(……地上に避難しようかナ)

うええええええん……


飛行場姫と提督のお話
装甲空母姫が地上へ避難しようと考え中
罰はまだ終わらない 多分

面妖な。変態艦娘(元も含む)共が
提督がゼスモスを会得する日も近い

面妖な。変態艦娘(元も含む)共が
提督がゼスモスを会得する日も近い

現在絶賛私用中にてしばらくかけそうにないで候気長に待つがよろし

現在絶賛私用中にてしばらくかけそうにないで候気長に待つがよろし

あらー本人がやっちゃってどうすんのよこれ・・・ともかく上記の通り

合間合間にこっそりとやってたのをこっそりと
番外的な扱いだから短い

貴女にだけはわかってほしい


海底鎮守府 工房

提督「うー……南方棲戦姫のやつ……」

飛行場姫「南方姉さんも今回はやりすぎだったナ」キリキリ

提督「しかしあそこまで積極的だとは思わなかっタ」

飛行場姫「昔から人と人との距離感が上手くつかめなかったかラ。許してあげてほしイ」カチャカチャ

提督「意外だナ」

飛行場姫「何ガ?」

提督「お前がそんな風に言うのを初めて聞いた気がすル」

飛行場姫「身内の心配くらいするサ」カチャカチャ

提督「そうか……そうだよナ」

飛行場姫「ン?」キリキリキリ

提督「身内だからナ。心配は当たり前カ」

飛行場姫「テートクも身内だ安心しロ」バチチチチチ

提督「ん、あんがト」

飛行場姫「素直に礼を言うな調子が狂う……っと左腕できたゾ」

提督「まだ感覚がないナ」

飛行場姫「そのうち戻ってくるサ。右腕いくゾ」

提督「あいヨ。んー……超重力砲はちょっとこれじゃ無理だナ」

飛行場姫「元々霧の艦隊が近くにいないと撃てないから使う機会はあまりなかっただろウ」

提督「威圧くらいには役に立ツ」

飛行場姫「敵艦への扱いくらいワタシ達に任せロ。……んーここは確カ」ガチャガチャ

提督「しかしまあよくできるナ。俺にできること全部できるんじゃないカ?」

飛行場姫「そこまでじゃなイ。覚えているからできるだケ」

提督「ン?」

飛行場姫「……なんでもなイ」

提督「……おイ」

飛行場姫「何」カチャカチャ

提督「ひょっとしてお前覚えてるんじゃないカ」

飛行場姫「……」ゴリゴリ

提督「無言は肯定と受け取るガ」


飛行場姫「……姿は覚えていなイ。そもそもワタシには名前が存在しなかっタ。だがワタシ

の中で何が行われていたかは覚えていル」

提督「なア」

飛行場姫「なんダ」

提督「相当昔になるんだけどお前って俺と会ったことないカ?」

飛行場姫「さあな。今は私は飛行場姫、お前は提督それでいいんじゃないのか」

提督「んー……まあそうだナ」

飛行場姫「だろウ。よし腕終わり足に行くゾ」

提督「とっとと終わらせてくれヨ」

飛行場姫「ちなみに強度全体的に落ちてるからナ。特に右腕」

提督「なんデ!?」

飛行場姫「そりゃ切断面じゃなくて千切り取られてたからナ。傷口が滅茶苦茶で相当無茶しなきゃ直せなかっタ。あと右腕は2回目だシ」

提督「……やっぱり後でお仕置きする必要がありそうダ」


地上鎮守府 廊下

大鳳「……」

装甲空母姫「……」

大鳳「……」

装甲空母姫「……」

筑摩「何を見つめ合ってるんでしょうあの二人」

利根「出会ってはいけない二人が出会ってしまったようじゃな」


大鳳VS装甲空母姫
筑摩、利根に焼き土下座強要
夕立の憂鬱
の3本ですなお予定は未定


でーたついか

飛行場姫
提督の昔を知っている 文字通りゆりかごから墓場まで

シリアス分がなぜかこっちに飛んできた

地上鎮守府 居酒屋鳳翔

大鳳「……」ガチャガチャ

装甲空母姫「……」ガチャガチャ

鳳翔「あ、あのー……」

大鳳「卵焼きおかわりで」

装甲空母姫「アタシもおかわリ。あとアイスもってきテ」

鳳翔「は、はい」

利根「何をやっておるんじゃあの二人」グググググ

筑摩「どうやらどっちが卵焼きを多く食べれるかの勝負みたいですね」グググググ

利根「色々大変そうじゃな明日は……ところで筑摩よ」グググググ

筑摩「なんでしょう?」グググググ

利根「さっきからなんでわしの頭を焼けた鉄板に抑えつけようとしておるのかのう!? しかもなんじゃその笑顔!? めったに見たことないいい笑顔しおって!」グググググ

筑摩「2回目だから姉さんも気兼ねなくできるでしょう?」グググググ

利根「前回はやっとらんわ! 誰じゃこんなことを筑摩に教えたのは!」ググググ

筑摩「川内さんです」ググググ

利根川内!?」ググググ

筑摩「すいません適当いいました」グググググ

利根「お前がそう言ったときは大体特に理由のない時と相場が決まっとる! あとなんかわしのセリフ弄ったじゃろ!」グググググ

筑摩「まあまあ鉄板どうぞ」ググググググ

利根「あ”ー! あ”ー!」ググググググ

大鳳「利根さんは何をやっているのでしょうか」モグモグモグモグ

装甲空母姫「理不尽だナ」モグモグモグモグ

赤城「あ、私ボーキごはんで」モグモグモグモグ

加賀「焼き流星改を」バリバリバリバリ

鳳翔「はいはい……ってお二人はお代は?」

加賀「あの2人のうち負けた方に払わせてください」バリバリバリバリ

大鳳「おかわり」

装甲空母姫「おかわりダ」

地上鎮守府 工房


カーンカーンカーン

摩耶「さーてどうすっかな……」

夕張「何が?」

摩耶「いや他に誰を連れていくか……だな」

妖精「あ、お二人とも9割がた完成しましたー」

摩耶「悪いな急がせちまって」

妖精「いえいえ作る方は作ってるときが一番楽しいのですよー」

夕張「なんかわかるわね……」

摩耶「お前は重量の課題なんとかしたのか?」

夕張「外装取っ払ったわよ。どうせ一発くらったら大打撃なんだから全部速度と攻撃に回したわ」

摩耶「思い切ったことしたな……」

不知火「死なばもろとも、ですか」

摩耶「げぇっ!? 不知火!?」

不知火「不知火になにか落ち度でも?」

夕張「いえちょっと驚いただけよ……ね?」

摩耶「お、おう……」

不知火「ならいいんですが。そうだ頼みに来たんです。不知火も対指令の部隊に組み込んでください」

摩耶「吹っ飛ぶぞ」

不知火「先ほども言いましたが死なば諸共ですよ。それよりも貴女は知っているのですか? 指令を沈めたらどうなるか」

摩耶「……うるせえ」

不知火「その反応からすると知っているようですね」

夕張「……摩耶が気づいてないわけないじゃない」

不知火「ですね。愚問でした」

妖精「提督さんの話です?」

不知火「はい。名前も姿も既に忘れたあの人がもう一度沈めば……」

妖精「……あの人なら大丈夫だと思いますけどねー」

摩耶「思い出すかもしれねえだろ。あたしはそれに賭ける。……約束もしてあるしな」

夕張「信頼してるのね……私も負けてないつもりだけど」

不知火「そのあたりは羨ましくもあります」

摩耶「うるせえ。ともかくお前も来るんだな不知火」

不知火「ええ。不知火に作戦を失敗させるような落ち度はありませんから」

妖精「なら不知火さんのも作りますねー何がいいですかー?」

不知火「そうですね……指令を混乱させれるようなものが」

摩耶「お前が近くによったら間違いなく混乱すると思うぞ」

不知火「何か言いました?」

摩耶「いや何も」

妖精「んー……ならその提督さんが作った装置でも作りましょうかー」

夕張「どんなの?」

妖精「強力なジャミングで敵艦載機や電子制御している攻撃をすべてそらすことができる装置ですー」

摩耶「そういやなんか言ってたな……設計図はあるのか?」

妖精「ですねー元々は艦載機用の武装だったんで設計しようとしたところに……って感じですー」

夕張「……頼めば私専用の艦載機も作ってくれないかしら」

妖精「多分可能だと思いますよー。しかしあの人は色んな意味ですごいですねー」

不知火「どのあたりがですか? そのままでも十分不知火には魅力的かつ弄りやすくいじめやすくいとおしく

摩耶「落ち着け」

妖精「し、しいて言うなら技術力の高さですかねー。頭に何詰まってるかわかんないですよー。……そういえば何十年か前になるんですけどー」

不知火「なんです?」

妖精「どこかの研究所で胎児の脳に薬物を入れて天才を作り出すって実験があったらしいんですよねー。まあ成功例はいたとかいなかったとかの眉唾ものなんですけどー」

夕張「その成功例が提督っていいたいの?」

妖精「これだけの技術……まず普通の人間には無理でしょうねー……本人が覚えてるかどうかは知りませんがー。それか丁度同時期くらいに脳を専用のケースに入れてやれば脳は無限に成長……これは関係ないですねー」

摩耶「どっちにせよアイツはアイツだ。それでいいじゃないか」

夕張「……そうね。昔に何があっても今は提督だものね」

不知火「あたりまえです。それくらいでこの不知火があきらめるとでも?」

海底鎮守府 工房

提督「おイ」プルプル

飛行場姫「なんダ」

ヲ級「あらかわいらしイ」

タ級「ありだナ」

ル級「これで胸が大きいって反則よネ」

提督「なんで背が縮んでんだオラァァァァ!?」ブンブン

飛行場姫「だって足りない部分を別のところから継ぎ足したらそうなル」ガクガク

提督「他の資材で補うってことは考え付かないのカ!?」

飛行場姫「なイ。そもそもテートクに合う部品は超がつくほど貴重なんだからおいそれと補修はできなイ」

提督「……見つけ次第なおしてくレ」

飛行場姫「多数決で背を伸ばす方が多かったらナ」

提督(無理ダナ)


提督の身長が縮みました ヲ級以下飛行場姫以上
近づく終わりの足音なおかなりまだふざける模様
そして不知火は完成まで通常運転


今なんでもするって言ったよね

地上鎮守府 扶桑型の部屋

提督「……」

山城「えーと……扶桑姉さま?」

扶桑「何かしら山城」

山城「少々背が小さいですが……これ提督ですよね?」

扶桑「そうね」

山城「……どうしたんですかこれ」

扶桑「釣れたの」

山城「釣れた!?」

扶桑「ええ。山城の洗濯前の袖で」

山城「えっ」

扶桑「ともかく提督を釣ってここに持ってきたの」

山城「よく逃げませんでしたね……」

扶桑「釣り上げた瞬間にバールのようなもので頭を全力でたたいたから……」

山城「それでさっきから動いてないんですね……っていうか頭が心なしか凹んでませんか」

扶桑「山城」

山城「は、はい」

扶桑「気のせいよ」ニコリ

山城「は、はいい……」

提督「……ううン」

扶桑「えい」ゴッ

提督「」

山城「ね、姉さまー!?」

扶桑「なあに山城」

山城「い、今砲身で……」

扶桑「気のせいよ山城」

山城「……姉さまひょっとして何かありました?」

扶桑「特に何もないわ」

山城「そうですか……」

扶桑「強いて言うなら……暁さんが飲み物をくれたくらいかしらうふふふふふふふふふふふふ」ガンガンガンガン

提督「」

山城「姉さまー! 扶桑姉さまー!」

小一時間後

提督「お前らの頭飾りと同じくらいのこぶができているのはそのせいカ」

山城「はい……」

扶桑「」

提督「女にされ深海棲艦にされ手足をもがれ艦娘に殴られかつてここまで悲惨な目にあった提督がいただろうカ。しかし大丈夫なのか扶桑ハ」

山城「散々砲身で殴り掛かった後に急に倒れましたから……そのうち毒も抜けるかと」

提督「暁にはあとで何か言っておいてくレ」

山城「はい……ところで鎮守府に何か用があったんですか?」

提督「あーそうそう……危うく忘れるところだっタ。そろそろ各地の提督が集まる会議があるから代理出席を頼もうとおもっテ」

山城「会議……ああそういえば去年もそんなこと言ってましたね」

提督「実際のところ会議という名の宴会みたいなもんなんだヨ。顔見せくらいはいかないとナ」

山城「別に頼むのはいいとは思いますが……いくらなんでも提督と私たちでは流石に体つきは……日向や長門あたりが似ていたかもしれませんが、顔ばかりは流石に」

提督「顔に包帯でもまいていけばいイ。ぶっちゃけた話をすると出席に○を書いて帰ってくるだけでもいいんダ」

山城「……長門にでも頼んでおきます」

提督「日向はやっぱり苦手カ」

山城「負けたくないという点が大きいですね」

提督「そんなもんカ。俺は横に競争相手が居なかったからよくわからんなそういう気持ちハ」

山城「各地の提督が集まる……すごいことになりそうですね」

提督「普通の艦隊はともかく艦娘を率いてる提督が一斉に集まるなんて滅多にないからナ。あと艦娘を任される提督は変わり者が多イ」


山城「わかる気がしますね」

提督「俺を見て苦笑いをするんじゃなイ」

山城「自覚あるんじゃないですか」

提督「それとな……女の提督も結構いるんダ」

山城「そうなんですか……」

提督「同性同士だから間違いを犯しにくいという点で着任に有利らしい……まあ手を出す奴の方が多いがナ」

山城「あははは……それにしても提督……」

提督「なんダ」

山城「ずいぶんとかわいらしくなりましたね……」

提督「色々あってナ……」

山城「長門が見たら持ち帰ろうとするんじゃないですか」

提督「アイツの持ち帰り癖まだ治ってないのカ」

山城「アレを直せる人がいたら見てみたいですね」

ガンガンガンガン

提督「ン?」

山城「え?」

金剛「……」

榛名「……」

提督「……」

山城「……」

金剛「……」スッ

榛名「……」スッ

山城「今、窓の外に……」

提督「……」ガクガクガクガクガクガクガク

山城「逃げた方がいいと思いますよ」

提督「うン……」

扶桑「ううーん……提督……」ギュッ

提督「扶桑ー! 起きロー! 足をつかむナー!」ジタバタジタバタ

ガタガタガタガガタガタガタガ

デースデースデースデース

提督「ああ逃れられなイ!」

山城「金剛許して! 金剛許して! 扉壊れちゃ~う!」

バゴーン


金剛榛名提督を捕獲
服着てるの?→タ級の上着だけ下は知らない
会議にいく代理人予定の方々 那智 日向 長門 天龍 摩耶 隼鷹 鬼怒

まあこうなるよね

提督会議場

日向「……これでよし」

那智「終わったのか」

日向「ああ。名前書いて帰るだけだったからな」

摩耶「しかしあれだな……」

那智「まさか全員が全員提督の恰好をしてくるとはな……」

日向「山城のやつが連絡をやたら回したのが悪い……結局お前たちは秘書艦で私が代表で提督の恰好をしているが」

那智「意外と似合っているぞ」

日向「あまりうれしくはないな。サラシも巻かないといけないから窮屈で仕方ない」

摩耶「そういやその山城はどうしたんだ? あたしが出る前にはもういなかったんだけど」

那智「山城ならドックに行った」

日向「なんでまた……」

那智「何か精神的なショックを受けたらしい」

あ、あのー……

日向「ん?」

モブ提督2「提督さんでいらっしゃいますよね……」

日向「いや違――」

摩耶「そ、そうそう! こいつあたしらの提督!」

那智(お前は今提督だろう!)ヒソヒソ

日向(す、すまないつい……)

モブ提督2「ど、どうかされましたか?」

日向「い、いやなんでもない……何か用か?」

モブ提督2「あそこのテーブルの艦娘達って提督さんの所ですよね?」

隼鷹「酒持ってこーい!」グビグビグビ

長門「見ろ二人とも。恵方巻に魚介類が入ってるぞ」モグモグモグ

鬼怒「なにこれパナイ」モグモグモグ

天龍「マジかよ提督の作るやつきゅうりとかカンピョウとかしか入ってないぜ」モグモグモグ

日向「」

摩耶「何やってんだアイツら……」

那智「あれがビッグ7か……」

モブ提督2「確かに料理はたくさんありますけどあの速度で食べられると流石に……」

日向「……摩耶、那智」

摩耶「あいよ」

那智「はぁ……」

ゴッガッゴゴゴゴゴゴゴボカーン

長門「やるじゃないか」モグモグモグ

隼鷹「装甲だけは薄いかんなぁ……」グビグビグビ

鬼怒「あ、このエビフライ衣よりも身の方が大きい」サクサク

天龍「せ、せめてアイスを……」モクモク

摩耶「全員中破寸前までやったのになんて奴らだ……」

那智「他の提督の目に悪いから中破まで持っていけないのがな……」

モブ提督2「いえ我々にはお構いなくぜひとも中破を」

日向「カメラ下ろせ」

ヒソヒソヒソ

摩耶「そして当然だけど注目されてるな」

天龍「誰のせいだよ」モグモグ

那智「具体的に言ってやろうか? 拳付きで」

隼鷹「だってよ長門」

長門「いい加減にしろ鬼怒」

鬼怒「ここまですれば日向さんも流石におこるよ摩耶さん」

摩耶「ぶっ殺されてえか!?」

日向「落ち着け摩耶」

ヒソヒソヒソヒソ

那智「更にひそひそうるさくなってきたな」

女提督「あの艦娘絶対お尻が弱いわね」

那智「!?」

女提督2「っていうか全員弱そうよね。眼帯つけてる子はヘタレっぽいけど」

天龍「!?」

摩耶「相変わらずとしか言えねえ」

長門「……摩耶は慣れているようだな」

摩耶「そりゃ秘書艦でいろいろいったからな……お前ら尻抑えるのやめろよ」

日向「だって……な?」

天龍「こ、怖くないぜ? でも万が一があったら提督がな?」

鬼怒「他の提督ってマジパナイ」

那智「日向お前は尻を抑えなくてもいいだろう」

日向「た、確かにそうなんだが……」

モブ提督3「あ、提督さんサインください」

日向「わ、じゃなくて……俺に?」

モブ提督3「はい! 有名なんですよ提督さんは。ここまでの艦を従えてる人なんかそういませんし」

鬼怒(うちってそんなにすごかったんだ)ヒソヒソ

那智(知らなかったのか)ヒソヒソ

隼鷹(結構有名なんだぜー)ヒソヒソ

天龍(普段が普段だから仕方ないだろ)ヒソヒソ

日向「あ、ああわかった……」サラサラ

モブ提督3「ありがとうござ……提督さんって名前日向っていうんですか?」

摩耶「ちょっと見せてくれ」

ひゅうが☆ミ

摩耶「あ、ちょっと手違いがあった」ビリビリ

モブ提督3「あー!」

長門(何自分の名前書いてるんだ日向!)ヒソヒソ

日向(つ、つい自分のサインを……)ヒソヒソ

摩耶(しかもなんだよあの☆は! アホか!)

日向(む、昔ちょっとサインの練習をしたときの……)

モブ提督3「あ、あのー……」

日向「す、すまないつい一番信頼している秘書艦の名前をな」

摩耶「オイ」

鬼怒「そうそう本当は鬼怒って書くつもりだったんだよね」

那智「那智じゃないか?」

長門「長門だろう」

隼鷹「隼鷹にきまってるだろー?」

天龍「俺だろ!」

ワーワーワーワー

モブ提督3「こ、これが現状戦力的にはトップの鎮守府……」


戦力的に危険すぎるから変な海域にぶっ飛ばされた図
提督の名前欄はマルタ
クッキーをこれくしょんしたり真竜から地球をもう一回救ったり実家に帰ってたりしていたなおまだ私用は終わらない模様

   4           3         2         1
          _         __
    :.. :. ≡=-i'__l,       ,-i,_,l 、                 __
    iコ==ラ`'i ti      //l   l       ,-,_        ,i,_,i_
.      /  /l/      l i,,l   l |      /'-' `i         |  `i
      /  /    ←   `"|iコ=''   ←   | lヽl li,  ←    | lヽi li,
     ./  /          | .i .|       | | // l      .| l-'l |,l
    i' /l .l,           | || |       E三l_l_A      'Fヲ|,H
    l l .ヽ,ヽ,            | || |_                 ,i_| .| |
   -'-'  -'-'         ‐' ' `‐'                  -'‐'

   砂糖と塩を      紅茶を       犬の様に       自分から
   まちがえる。       つくる      這いつくばる      脱いでいく

あっ間違えた

あらすじ
忘れた


海底鎮守府 提督室

提督「……」グスグス

ヲ級「あらテートクお帰りなさイ。約1か月どこ行ってたんですカ」

提督「……いろいろあったんだヨ」

ヲ級「具体的によろしくお願いしまス」

提督「なんでヲ級はそんなに古傷をほじくりたがるノ!?」

ヲ級「失礼なワタシは古傷をほじくろうなんて考えてませン」

提督「……」

ヲ級「ワタシ達は、でス」

タ級「テートクおかえリ―」ガタン

ル級「何やってたのかきちんと聞かせてネ」バコン

提督「こんなことだろうと思ったよチクショウ!」

ル級「で、何があったのかしラ?」

提督「……」ガタガタガタガタ

装甲空母姫「アタシが説明しよウ」

ル級「あら装甲空母姫ちゃン」

タ級「そういえば一緒にいなくなってたわネ」

ヲ級「何があったんですカ?」

装甲空母姫「うむ説明しよウ。図デ」

ヲ級「図!?」

   4           3         2         1
          _         __
    :.. :. ≡=-i'__l,       ,-i,_,l 、                 __
    iコ==ラ`'i ti      //l   l       ,-,_        ,i,_,i_
.      /  /l/      l i,,l   l |      /'-' `i         |  `i
      /  /    ←   `"|iコ=''   ←   | lヽl li,  ←    | lヽi li,
     ./  /          | .i .|       | | // l      .| l-'l |,l
    i' /l .l,           | || |       E三l_l_A      'Fヲ|,H
    l l .ヽ,ヽ,            | || |_                 ,i_| .| |
   -'-'  -'-'         ‐' ' `‐'                  -'‐'

   砂糖と睡眠薬を   アイスティー    犬のマネ      自分から
   まちがえる。       をつくる      をする       脱いでいく


装甲空母姫「というわけダ」

ル級「通訳」

タ級「金剛姉妹ぶっ殺」

ル級「大体把握しタ」

提督「もう紅茶飲みたくないのお……お腹パンパンなのォ……」ガタガタガタガタ

ヲ級「図の通りなら一部はテートクが悪いとしか言えませんネ。……ところで装甲空母姫さン」

装甲空母姫「なんダ」

ヲ級「貴方なにしてたんですカ?」

装甲空母姫「……」

ヲ級「ヲイ」

タ級「落ち着けヲ級言葉遣いが変だゾ」

ル級「どうどウ。テートク抱きしめてていいかラ」

提督「……」

ヲ級「……テートクなんか縮んでませン?」

装甲空母姫「思いっきり頭撫でられてたからナ。そりゃ縮む」

提督「」

装甲空母姫「まあ三日もあれば戻るサ。それか飛行場姫でも呼ぶカ」

提督「呼ばなくていイ!」

飛行場姫「呼んだカ!」

提督「呼んでねエ!」

ヲ級「……で、何してたんですカ?」

装甲空母姫「……あ、チョウチョ」フラフラ

タ級「海底にいるはずないでしょうガ」

ル級「この間、霧の艦隊との野球の時も似たようなこと言ってたわネ」

飛行場姫「そんなお前たちのために装甲空母姫が何をやっていたかがわかるレコーダーダ」

装甲空母姫「」

ヲ級「便利ですねホント」

装甲空母姫「」

提督「」ガタガタガタガタ

飛行場姫「……」ニッコリ

ヲ級「……」ニッコリ

タ級「どうすル?」

ル級「1050年ほど月でヘリウム3でも掘ってきてもらおうかしラ」

装甲空母姫「き、気の迷いだかラ!」

飛行場姫「……とりあえず今度新しい戦闘機をテートクの設計図から造ったからそれに乗ってくれれば許ス。ワタシ達もやったことだしナ」

装甲空母姫「そ、それでいいのカ!?」

飛行場姫「えーと設計図によると機体の通称は……ラグナロック?」


私用はまだ終わらずどうしてこうなった
大鳳と装甲空母姫は(ある意味で)和解
ビーム!ビーム!(夕張の追加武装)

あ、>>699->>700の間にこれが入る


あああああああああああああああああああああああああああ

ヘイテートクーこれぐらいでヘバッてちゃだめネー

まだまだ行けますよ! 榛名は大丈夫です!

ほらほらほら武器の種だゾー

いやあああああああああああああああああああああ

テートクはかわいいネーもっとバーニングラーブしてあげマース!

あああああああああああああああああああああああああ

次アタシ、アタシ。あとで大鳳も連れてくるかラ。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月21日 (金) 12:10:52   ID: fWByQkQg

面白かったのに続きがないとは残念だ……

2 :  SS好きの774さん   2015年02月22日 (日) 16:40:04   ID: l7jCCw84

本当に続き無かった……

3 :  SS好きの774さん   2015年07月28日 (火) 15:02:03   ID: -Cu-vFVc

続き無いの?(´・ω・`)

4 :  SS好きの774さん   2016年01月06日 (水) 21:23:52   ID: iTS_VYL6

いつか続編が出ることに願っています

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom