エレン「コドモ兵長」(67)

モブ「見ろ!リヴァイ兵長だ!一人で一個旅団並みの戦力があるってよ!」

エレン(え!?リヴァイ兵長!?ど、どこに…)

リヴァイ「…」ポクポク

エレン(あれ?なんか…)

エレン「小さくね?」

子供なのにへーいちょっ♪

リヴァイ兵長の身長体重その他説明

身長:130cm

体重:47kg

説明:顔はまんまるで4頭身。目付きは変わらず…ちみキャラの兵長を想像すればおk

リヴァイ「ちっ…うるせえな…」

ハンジ「皆の羨望の眼差しもあなたの潔癖過ぎる性格を知れば幻滅するだろうね」

リヴァイ「ふん…」

「開門!!」

ハンジ「今日はどんな巨人に会えるかなぁ?」

ハンジ「奇行種なんかいたら最高なんだけどね!」

リヴァイ「きこうしゅならここに一匹いるがな…」

ハンジ「え!?どこ!?」

リヴァイ「ここだ…」プルプル

ハンジ(…………かわいい)

「前進!!」

巨人「モグモグモグ」

調査兵「最後勝つのは…」

調査兵「人類だ!!」ザクゥ

巨人「イラッ」グシャア!

調査兵「ぎゃあああああ!!」

調査兵「お……お前らなんか…きっと…」

調査兵「リヴァイ兵長が……!!」

ヒュン…ガキン!!

リヴァイ「……」キイイイイン

ザシュ

調査兵「!?」

巨人「」バタリ

リヴァイ(右に1体…左に2体…)

ペトラ「へ、へいちょう!増援を呼びました///」シタニメセン

リヴァイ「ペトラ。お前は下をかんごしろ」ウエニメセン

リヴァイ「のこりは右をてつだえ」

リヴァイ「おれは左をやる!」パシュウ

ペトラ「へ、へいちょお///!」

巨人A「ガオー」

リヴァイ「どいつもこいつも…」

リヴァイ「おじいちゃんみたいな面しやがって…」パシュウザク

リヴァイ「……」キイイイイン

リヴァイ「…」クルクルクル

ザグシュ

リヴァイ「…」ピョン

巨人B「ボケー」

リヴァイ「ふっ!」ヒュンヒュンザク

巨人「メガァ!」

リヴァイ「おっとっと…おとなしくしろ…じゃないとお前のにくを…」カチャリ

リヴァイ「きれーに削げないだろーが」シャキン

ザシュ

リヴァイ「ちっ…汚ない…」フキフキ


リヴァイ「姉ちゃん…」トコトコ

ペトラ「兵長…血が………とまりません…///」

調査兵「へい……ちょう…」

リヴァイ「………なんら…?」

調査兵「俺は…人類の役に立てたのでしょうか……?」

調査兵「それとも…このまま何の役にも立てず…死ぬのでしょうか……?」

リヴァイ「お前はじゅうぶかつやくした…そしてこれからもだ…」

リヴァイ「お前ののこしたいしが…おれに力をくれる…」

リヴァイ「約束しよう!ぼくは必ず!巨人をぜんめつさせる!」

調査兵「…」

リヴァイ「………」

ペトラ「兵長…彼は…もう…」

リヴァイ「………最後まで聞いたか?こいつ?」

ペトラ「きっと聞こえてましたよ…だって…」

ペトラ「安心して眠ってる…」

リヴァイ「………ならいい」

エルヴィン「リヴァイ!」

リヴァイ「ん?」

エルヴィン「退却だ」

ペトラ「え?」

リヴァイ「たいきゃく?まだげんかいまですすんでないぞ!」

リヴァイ「おれのぶかは犬死にか?」

エルヴィン「巨人が北上し始めている…一斉に…」

ペトラ「え?」

リヴァイ「ほんまに?」

エルヴィン「壁が…破壊されたかもしれない…」

ほんまにw

なぜ肝心なところで僕になっちゃうんだよw

アルミン「いっけええええええ!!!エレエエエエエン!!!」

エレン巨人「ウオオオオオオオォォォォ!!!」

ズシイイイイン!!

リコ「……………皆……死んだ甲斐が………あったな……」

リコ「………」パアアアアアン

リコ「人類が初めて勝ったよ……」

エレン「」

アルミン「くっ!抜けない!」

ミカサ「アルミン!エレンは!?」

アルミン「し、信じられないくらい高熱だ!!体が一体化している!このままじゃあ…」

リコ「腕を斬るしかない!」

ミカサ「ま、待ってください!」

リコ「ふっ!」スパァ

エレン「…」ドサ

アルミン「うわ!」

アルミン「え…エレン!しっかりするんだ!」

巨人AB「グオー」

アルミン「あ………」

キイイイイイン

???「……」ズバズバァ!

???「…」スタ

アルミン「ミカ…へ?」

ミカサ「ち、小さい子供が巨人2体を一瞬で!?」

エレン(自由の……翼……?)

リヴァイ「………兄ちゃん姉ちゃん…どーいうじょうきょう?」

アルミン「こうして子供の兵士と、
後から駆け付けた調査兵団により、
トロスト区内に残された巨人は一掃された。
そして気絶してしまったエレンは
そのまま地下牢へと連れていかれてしまった…」


リヴァイ「とっとと答えろ。ぐずやろう。お前のしたいことはなんだ?」ウエニメセン

エレン「調査兵団に入って…巨人を一匹残らずぶち殺したいです……!」ギラギラ

リヴァイ「………こわ……」

エレン「……え?……」

リヴァイ「………みとめてやるよ…調査兵団入団を……」

リヴァイ「エルヴィン…こいつのおせわはおれにやらせろと上にいっておけ」

エルヴィン「ふむ」

リヴァイ「てきやくはおれしかいないだろうからな…だがおれはこいつを信用したわけじゃない」ヨジヨジ←柵を登る

リヴァイ「暴れたりうらぎったりすれば、おれがすぐに殺す」プルプル

エレン「!!」

時は進み審議所

エレン「この…腰抜け共め…!」

ナイル「何!?」

エレン「いいから黙って全部俺に投資しろ!!」

ナイル「か、構えろ!!」

憲兵「はっ!」カチャリ

エレン「…!」

リヴァイ「」ピョン

リヴァイ「ふっ!」ガス

エレン「ぐあっ!?」ボキン

エレン(歯……?)

リヴァイ「おらおら!」ゲシゲシゲシ

エレン「いっ!?いててて!」

リヴァイ「このやろ!このやろ!」ピョンドスピョンドス

エレン「ぐえ!?ぐえ!?」

リヴァイ「うぉら!!」チーン

エレン「あぎゃああああ!!」

ミカサ「ぬおおおおお!!」ジタバタ

アルミン「うわああああ!!」ブンブン

本編だと結構バイオレンスなシーンなのに、何故かほのぼのするw
リヴァイ班の登場が楽しみ

ナイル「リヴァイ…その辺にしてやれ…」

リヴァイ「あ?なんでだ?」

ナイル「見てて辛くなる…」

リヴァイ「…お前ら…こいつをかいぼうすんだろ?」

リヴァイ「こいつは巨人のときに20たいの巨人をころしたらしい」

リヴァイ「こいつにいじわるしたやつもよく考えたほうがいい。こいつをほんとにころせるかどうか…」

ナイル「……」

エルヴィン「総統。ご提案があります」

ダリス「なんだね?」

エルヴィン「彼にエレン・イェーガーの身柄を管理させ調査兵団に入れるのはどうでしょうか」

エルヴィン「彼の実力なら巨人化し理性を失ったエレン・イェーガーの暴走も容易に止められるのでは」

ダリス「なるほど…できるのか?リヴァイ」

リヴァイ「殺すことならまちがいなく」

リヴァイ「もんだいはむしろそのちゅうかんが無いことにある」

ダリス「ふむ…」

エルヴィン「……」

ダリス「決まりだな」

ハンジ「酷いね…本当に…」

エレン「……」

ハンジ「他に痛い所ある?き○たま潰れてない?」

エレン「だ、大丈夫です…」

エルヴィン「エレン・イェーガー君。君が調査兵団に入れたのもその痛みあってのものだ」

エルヴィン「君に敬意を」スッ

エレン「は、はい!」ギュ

リヴァイ「…」ピョンポス

エレン「わ!」

リヴァイ「なあエレン…ぼくをにくんでるか?」

エレン「ひ、必要な演出として理解してます!」

リヴァイ「ならいい…」

ハンジ「でも歯がとれちゃったんだよ?ほら」

リヴァイ「ひろうなあほ」

ハンジ「これも貴重なサンプルだよ!」

リヴァイ「兄ちゃんよ…こんな奴らにかいぼうされるよりはマシじゃない?」

ハンジ「一緒にしないで欲しいな!ねぇエレン!ちょっと口の中見せてよ!」

エレン「は、はい」アー

ハンジ「んー?…え…?」

エレン「?」

ハンジ「歯が…生えてる…」

リヴァイ「ほんまに?」

寝ますおやすみ

130じゃしゃがんでても足届かないだろwww

旧調査兵団本部

オルオ「きゅう調査兵団本部。こじょうをかいそうした施設ってだけあっておもむきは立派だが、こんなに壁とかわから離れたほんぶなんて調査兵団にはむようのちょうぶつだ」

オルオ「だがここがおまえを囲っておけるさいてきの物件になるとはな」

エレン「…」

オルオ「ちょうし乗んなよ新兵!きょじんだがなんだかしらんがお前のような兄ちゃんにリヴァイ兵長が付きっきりになるなんてガチン

オルオ「ンゴオオオオ!!」ブシュー

エレン「うわ!だ、大丈夫ですか!?」

エレン(兵長ほどではないけどこの人も小さい…)

オルオ・ ボザドさんの身長体重その他説明

身長:144cm

体重:56kg

説明:兵長より背が高いが周りと比べるとやはり子供。顔の輪郭などはほとんど変わっていない

ペトラ「全く…乗馬中にペラペラ喋りゃ舌も噛むよ」フキフキ

オルオ「さいしょがかんじんりゃ…あの新兵びびってたぜ」

ペトラ「オルオがアホすぎてびっくりしたんだと思うよ!」フキフキ

オルオ「何にせよおれの思惑どおりだ」

ペトラ「あのさぁ…昔はそんな喋り方じゃなかったよね?…兵長と一緒に子供になれたからって真似するのはやめてくれない?全く共通点とか感じないけど…」

オルオ「…ぼくを束縛する気かペトラ?おれの義母をきどるにはまだひつような手順をこなしてないぜ?」

ペトラ「…舌を噛みきって死ねばよかったのに」キュウ

オルオ「ぐえ!せ、せんゆうにむける冗談にしてはわらえないな!」

エルド「長く使ってないからか荒れてるな」

グンタ「城内も埃だらけだろう」

リヴァイ「それは重大なもんだいだ…」

エルドグンタ「?」クル

リヴァイ「早急にとりかかるぞ」

バターン!

リヴァイ「あつい…」

エレン「上の階の清掃完了しました」

エレン「…俺はとこで寝るべきでしょうか?」

リヴァイ「ちかしつ…」

エレン「また地下室ですか…」

リヴァイ「当たり前だ。おまえはじぶんのことをわかってない」

リヴァイ「お前がねぼけて巨人になったときちかしつならとりおさえやすい」

リヴァイ「お前を調査兵団に入れるためにていじされた条件。まもるべきやくそくだ」

エレン「…!」

リヴァイ「お前のそうじした部屋みにいく。エレンお前はここやれ」トコトコ

エレン「……」

ペトラ「失望したって顔だねエレン」

エレン「え!?」

ペトラ「あ、エレンって呼ばせてもらうよ。へいちょうにならってね」

エレン「俺…そんな顔してました?」

ペトラ「珍しい反応じゃないよ。世間の言う完全無欠の英雄には見えないでしょ?」

ペトラ「現物のリヴァイ兵長は…」

ペトラ「想像以上に小柄だし、粗暴で近寄りがたい…」

エレン「はい…あの小さな子供のような体格で英雄視されていて、実際に人類最強と呼ばれていてその名に恥じない戦闘力も持ってます…」

エレン「その…リヴァイ兵長は元からあのような姿なのですか?それとも…」

ペトラ「そんな訳ないじゃない。リヴァイ兵長は30近くはあると思うよ」

エレン「え…?」

ペトラ「リヴァイ兵長はね…実は」

リヴァイ「おい兄ちゃん…」

ペトラ「!?」ビクサッサッ

リヴァイ「だめだめだ。ぜんぶやりなおせ」

リヴァイの真似して幼児言葉で話してると思ったらオルオも小さくなってたんだな
あの容姿であの口調じゃきもすぎるから良かった

しかしオルオさん
身長に対してがっしりしてますね



エルド「今度の壁外遠征は今期の新兵を交えた大規模なものになるらしい」

グンタ「それは本当かエルド?ただでさえ今回の事は新兵には堪えただろうに」

オルオ「ガキどもはすっかりこしを抜かしただろうな!」

ペトラ「本当ですかへいちょう?」

リヴァイ「作戦りつあんはおれのたんとうじゃない。だがやつのことだ。おれたちよりずっと多くのこと考えてんだろう」

エルド「……ウォールマリア奪還作戦が白紙に戻ったかと思ったら、また別の希望が降って湧いてきた…」

エレン「………」

エルド「未だに信じられないんだが、巨人になるってのはどういうことなんだ?エレン」

エレン「…その時の記憶は定かではないんですが、自傷行為を引き金に…」

エレン「こうやって手を……」

エレン(あれ?そういや何でこれだけは覚えているんだ?)

リヴァイ「おまえらもしってるだろ。報告書いじょうのことは聞きだせねよ」

リヴァイ「まぁあいつはだまっちゃいないだろーが」

リヴァイ「下手にいじくり回されてしぬかもな。お前。エレンよ」

エレン「あ、あいつとは…?」

ドガン

???「ぐはっ!!」

ハンジ「いやーこんばんは!リヴァイ班の皆さん!」

ハンジ「お城の住み心地はどうかな?」

リヴァイ「はやかったな…」

ハンジ「いてもたってもいられないよ!」

ハンジ「やあエレン!君には是非明日の実験に付き合ってもらいたい。その許可を取りにきた」

エレン「その…自分自身で許可を出す事はできません」

ハンジ「そうか。リヴァイ!明日の予定は?」

リヴァイ「くさむしり…」

ハンジ「よし!決定!明日は宜しく!」

エレン「ところで巨人の実験は何をしてるんですか?」

ハンジ「んん?」

エレン「あの…だから巨人の実験は…」

オルオ「ヤメロ!ヤメロ!」

ハンジ「あぁーやっぱり?聞きたそうな顔してた…」

リヴァイ「…」ピョン

オルオ「…」ピョン

ペトラエルドグンタ「…」ガタ

スタスタバタン

エレン「え……?」

ハンジ「しょうがないなぁ。じゃあ教えてあげるよ」

ハンジ「今回捕まえたあの子達について…」

翌朝

ハンジ「だから今回の実験新たにで得られた情報はないね!今まで話した事は全部訓練兵の時に教わったよね?」

エレン「はい……ぜんぶしっでまず……」ゲッソリ

ハンジ「じゃあここからは独自の推測を交えてもう一度説明するよ?」

エレン「いや…あの…もう…」

ハンジ「まず気になる事があってね。イルゼ・ラングナーという」

モブ「ハンジ分隊長はいますか!?」

モブ「捕獲した巨人が…2体とも殺されました!!」

ハンジ「!?」

ソニービーン「シュウー」

ハンジ「うわああああああああああああああああ!!!!!!」

ハンジ「ソニー!!ビーン!!嘘だと!!嘘だと言ってくれえええええええええええ!!!」

ハンジ「うあああああああああああああああああ!!!!!」

オルオ「みろよ…ハンジぶんたいちょうがご乱心だ!」

ペトラ「む!ふん!」ゲンコツ

オルオ「ぐぉあ!?」

エレン「………」

リヴァイ「いくぞ。後はけんぺいだんの仕事だ」トコトコ

エレン「はい…」

エルヴィン「……君には何が見える?」スッ

エレン「え……?」

エルヴィン「敵は何だと思う?」

エレン「え、えっと………」

エルヴィン「……すまない…変な事を聞いたな」スタスタ

エレン「…………」

ここまで
身長体重は適当に決めたんだけどリヴァイが軽くてオルオが重すぎた…

ソニビン殺害犯捜索後

グンタ「結局巨人を殺した犯人は見つからなかったな」

エルド「ああ、だが今は調査兵団に入団しようっていう新兵がいるかが心配だ」

エルド「…なぁエレン。お前の同期に調査兵団に入る奴はいるのか?」

エレン「いますよ…いや、いましたが…今はどうか分かりません…」

馬「ヒヒーン!」

グンタ「集合!!」

リヴァイ「したくをいそげ!しょうかいに出るぞ!」

エルドグンタ「はっ!」

エレン「おはようございます!リヴァイ兵長!」

リヴァイ「兄ちゃんよ。おれから2馬身以上おくれるなよ」

リヴァイ「おまえがうろうろできんのはおれが見てるってことわすれんな」

リヴァイ「いくぞ!」

エレン「はっ!」

入団式

エルヴィン「これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!」

全員「はっ!!」

アルミン「みんな…」

ジャン「最悪だ…調査兵なんて…」

サシャ「こわいぃ…村に帰りたい…」

コニー「もういいや…どうでも…」

クリスタ「うう…」

ユミル「泣くくらいならよしとけってんだよ」

ネス「いいか新兵共!この長距離索敵陣形にあるここの荷馬車護衛班と索敵支援班」

ネス「この間にお前らには入ってもらう!」

アルミン「…」カリカリ



グンタ「俺たち特別作戦班はここだ。五列中央。この陣形で最も安全な場所だ」

エレン「ずいぶん後ろなんですね」

グンタ「ああ。補給物資を運ぶ荷馬車班よりも手厚い待遇だ」

グンタ「こうなるのもお前を無事シガンシナ区へ送るためだからな」

エレン「あの…俺のこと力をどうすればいいかまだよく分からないんです…」

グンタ「お前…あの時団長の質問の意味が分かったか?」

エレン「分かりません。先輩方は?」

エルド「いいや」

ペトラ「…」フリフリ

オルオ「すべてがわかったと言えばうそになるかもしれん。だがおれには」

グンタ「もしかしたらこの壁外遠征には別の目的があるのかもしれない」

グンタ「だが俺達はそれを知らない以上生きて帰る事に専念しようじゃないか」

グンタ「今日の訓練はここまで。戻る準備だ」

パカラパカラパカラ


オルオ「ゴキュゴキュ」

オルオ「ふぅ…」

ミカサアルミン「…」スタスタ

エレン「あっ!あいつら!」

エレン「オルオさん!ちょっと同期と話してきていいですか!?」

オルオ「ちっ…さっさといけよ」

エレン「おい!お前ら!」

アルミン「あっ!」

ミカサ「エレン!?」

エレン「久しぶりに会った気がするぞ!」

ミカサ「エレン!何か酷い事はされなかった!?」

ミカサ「精神的苦痛を受けたとか!」

エレン「ね、ねぇよそんなの」

ミカサ「……あの小僧は調子に乗りすぎた…いつか私が然るべき報いを…」

エレン「それ…リヴァイ兵長の事言ってんのか?」

リヴァイ「…………こわ……」

コニー「ようエレン!」

サシャ「お久しぶりです!」

エレン「お前らも調査兵団に!?」

コニー「そうじゃなきゃここにいるか?」

エレン「じゃあ憲兵団に行ったのは…アニとジャンとマルコと…」

ジャン「…」スタスタ

エレン「ジャン!?」

ジャン「マルコは死んだ」

エレン「は……?マルコが死んだ…?」

エレン「お前何言って…」

ジャン「トロスト区奪還作成の時だ」

ジャン「あいつは誰にも見られずに死んだんだ」

エレン「そんな…嘘だろ…マルコが……」

ジャン「…………」

移動してどこかの倉庫

ジャン「なあエレン。お前巨人の時にミカサを殺そうとしたらしいな」

ジャン「それはどういうことだ?」

ミカサ「違う。エレンはハエを叩こうとして…」

ジャン「お前には聞いてねぇよ」

エレン「……ああ…そうらしい…」

ジャン「らしいって事は覚えてないってことだな?」

ジャン「つまりお前は今まで巨人の力も存在も知らなかったしそれを掌握する術も持ち合わせてないと…」

エレン「あぁ…」

ジャン「聞いたかよお前ら。これが現状らしいぜ」

ジャン「俺たちもその内エレンにすら知られずに死ぬんだろうな」

ミカサ「ジャン。今ここでエレンを責めるのに何の意味があるの?」

ジャン「あのなぁミカサ…誰しもがお前みたいにエレンの為なら無償で死ねるって訳じゃないんだぜ」

ジャン「知っておくべきだ。エレンや俺達が俺達の命をいつ使うのかを…」

ジャン「じゃねぇと迷っちまうだろ…俺達はエレンに見返りを求めてんだ。値踏みさせてくれよ」

ジャン「…………だからエレン!!」ガシ

エレン「!」ビク

ジャン「本当に…頼むぞ……!」

エレン「あ………あぁ……」

壁外調査当日

「開門30秒前!!」

エレン「…………」

男の子「見ろよあれ!」

女の子「すごーい!」

男の子「背中の印。自由の翼って言うんだぜ!」

女の子「かっこいい…」

エレン「……」ニコ

モブ兵「我々人類はまた一歩前進する!!」

エレン「…!」

モブ兵「必ずシガンシナ区まで行き巨人の正体を暴くぞ!」

調査兵団「おおおおおおおおおお!!!!」

「開門!!」

門「ゴゴゴゴゴゴゴ」

エルヴィン「…………」

門「ゴゴゴゴゴゴガコン」

エルヴィン「進めえええええええええええ!!!!」

馬「ヒヒィーーン!!」

エルヴィン「第57回壁外調査を開始する!!」

エルヴィン「前進せよおおおおおおおおおお!!!」

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