アル「サガラ軍曹」宗介「なんだ、アル?」 (48)

アル「ヒマですね」

宗介「ああ、ヒマだな」

宗介「だが、それは差し迫った危険がない証拠だ。俺たちがヒマであるに越したことはない」

アル「それに関しては全面的に同意します」

宗介「おかげで古文の宿題に充てる時間が出来た。単位を落とすわけにはいかないからな」

アル「それでは私もこの時間を有意義に使用するとしましょう」

アル「ネットワークに接続し、さらなる言語能力の強化に努めます」

アル「微力ながら軍曹殿の宿題の支援を・・・」

宗介「駄目だ。前にも言ったが、宿題に関してお前の手を借りる気はない。それに・・・」

アル「なんでしょう?」

宗介「これ以上、減らず口のバリエーションを増やされてはたまらんからな」

アル「減らず口ではありません。私の発言は常に論理的な根拠に基づいており・・・」

宗介「それを減らず口と言うんだ」

アル「訂正を要求します。私の言語処理能力、および思考能力は極めて高水準にあると自負し云々」

宗介「ええいうるさい!宿題が進まんだろう!」

懐かしのフルメタルパニックSS
一応、前に書いた同名タイトルのSSの続き
基本的に思いつく様に書く雑談だから前作は読んでなくても問題ない
あとあんまりネタないから短い

わりとヒマなSRT隊員の生存戦略

クルツ「なあソースケ」

宗介「なんだ、クルツ?」

クルツ「無人島に一つだけ物を持って行けるとしたら、何持ってく?」

宗介「それは味方の支援や補給が期待できない状況において何を優先するか、という意図の質問か?」

クルツ「まあそんなとこ」

宗介「ならばナイフだな。刃物が一本あるだけで生存率は格段に上がる」

宗介「植物の採取、罠や釣具の作成、捕獲した動物の解体など様々な用途が・・・」

クルツ「ガチで答えるなよ、つまんねえな~。まあお前に面白い答えを期待した俺がバカだった」

クルツ「ヤンは?」

ヤン「僕かい?え~っと・・・ここはジョークを言ったほうが良いのかな?」

ヤン「そうだな、オフロード用の車かバイクかな。一度交通法規がないところで思う存分飛ばしてみたいし」

クルツ「それってメリダ島でもできるんじゃねえの?」

ヤン「あ・・・そういえばそうだね。クルーゾー中尉ならどうします?」

クルーゾー「月並みだが、サガラと同意見だな。理由も以下同文だ」

クルーゾー(ナウシカの初版本にするか・・・いや、ラピュタの絵コンテ集も捨てがたいな)

クルツ「マオ姐さんは?」


マオ「酒」


ウルズメン(言うと思った・・・)

小野寺「なあ、お前ら。無人島に一つだけ物を持って行けるとしたら、何持ってく?」

かなめ「ソースケ」

風間「相良君」

常盤「やっぱり相良君・・・かな?」


宗介「!?」

小野寺「だよなぁ・・・」

終わるデイバイデイ・最終決戦


コダール「み・・・ミスリルのラムダ・ドライバは未完成じゃなかったのか!?いやそれどころかその強さはなんなんだ!?」

コダール「貴様は・・・貴様はいったい、何者なんだ!?」

宗介「教えて欲しいか?」


宗介「陣代高校2年4組。出席番号41番。二学期もゴミ係で・・・」



宗介「一・二学期連続『無人島に連れて行きたい男』ナンバーワンの、相 良 宗 介 だ!!」



コダール(長い上に微妙に嬉しくない肩書きだー!)ドカーン!!

かなめ(意外と気に入ってたんだ、あの称号・・・)

わりとヒマな軍曹の戦争論

宗介「千鳥、常盤」

かなめ「なによ?」イラッ

常盤「なあに?相良君」

宗介「示威行動、という言葉を知っているか?」

かなめ「知らないわよ」

常盤「しいこうどう?」

宗介「自軍の戦力や士気の高さを意図的に見せつけ、敵の戦意を削ぐ戦略だ」

宗介「これを上手く運用すれば、戦わずして勝つことも可能だ」

宗介「第二次世界大戦におけるヒロシマ・ナガサキへの原爆投下を顧みれば、その効果のほどを理解できるだろう」

宗介「つまり示威行動とは戦闘開始前に行うべき重要な要素の一つなのだ」

かなめ「あっそ。言葉の意味も重要性もよ~~く理解したわ」

かなめ「でもね・・・」



郷田「喜べ、乳離れも出来ていないひよっこども!今日は俺たちが貴様らを一人前の兵士に鍛え上げてやる!!」

陣校ラグビー部『殺せ!!殺せ!!殺せ!!』『ヒャッハー!血祭りだぁ!!!』

敵ラグビー部「  」ガクガクブルブル



かなめ「それをラグビーの試合でやるなあぁぁぁぁ!!!!」ハリセンスパァーン!!

宗介「痛い!!」


常盤(スポーツマンシップってなんだろう・・・)

わりとヒマなクルーゾー中尉の午後

アル「クルーゾー中尉」

クルーゾー「何か用か?」

アル「ASのAIにドラゴンフライと名付けられているようですが、何か由来があるのでしょうか?」

クルーゾー「む・・・そ、それはだな・・・」

クルーゾー「昔・・・・・・友人に俺の格闘術がトンボが舞うようだ、と例えられたことがあってな」

アル「そういった場合、『蝶のように舞い、蜂のように刺す』という表現のほうが一般的なのでは?」

クルーゾー「そ、そうだな。独特なユーモアの持ち主だったからな、彼は」


クルツ「・・・魔女の宅急便」ボソッ


クルーゾー「ウェーバー!?貴様ぁ!!」

クルツ「あんだよ、俺は名作映画のタイトル名を言っただけだぜ、中尉殿~?w」スタコラサッサ

クルーゾー「待たんか!!」ダッダッダッ!


アル「・・・・・・?」

クルーゾー「サガラ軍曹」

宗介「なんでしょう、中尉?」

クルーゾー「この報告書は何だ?」

宗介「はっ。失礼しました、私物の書類が紛れ込んでしまっていたようです」

クルーゾー「以後、気をつけるように」

宗介「了解しました」

クルーゾー「・・・ところでその書類・・・」

宗介「これですか?知り合いの武器商と共同開発した所謂パワードスーツです」

宗介「興味がおありで?」

クルーゾー「多少な」

宗介「ミスリルへの導入をご検討ならば、こちらのスペックシートをご参照ください」

クルーゾー「ふむ・・・ボン太くんスーツか・・・」

クルーゾー「まあ・・・その、なんだ・・・」


クルーゾー「なかなか可愛いな」

ウルズメン『!?』

クルーゾー「サガラ軍曹」

宗介「なんでしょう、中尉?」

クルーゾー「そのパワードスーツに関して一つ、提案がある」

宗介「提案・・・ですか?」

クルーゾー「ああ。消防や爆発物処理班向けのものを開発してみてはどうだ?」

クルーゾー「例えばこのようにだな・・・」カキカキ

クルーゾー「外観はより大型に、丸みを帯びたシルエットにする」

宗介「大型化により断熱材や衝撃吸収材を詰めるスペースを確保し、丸くすることで爆風などの衝撃を逃がしやすくするわけですね」

クルーゾー「その通りだ。さらに目を大きくしてより高感度の光学センサーを搭載」

クルーゾー「耳をこのようなアンテナ状にし、要救助者を探知するためのソナー類を搭載してみるのもいいかもしれんな」

宗介「なるほど、貴重なご意見をありがとうございます」

宗介「さっそく技術部に話を通してみましょう」


クルツ(どう見てもトトロじゃねえか・・・)

わりとヒマな二人の着ぐるみ研修


アル「ふもっふ?」

宗介「ふもっふ。ふ・も・も・もー!」バタンッ!

アル「ふふもっふ、ふもー!」ドンッドンッ

宗介「ふもー!ふもふもふもっふ!」バラララッ!!

アル「ふもっふ!」キョロキョロ

宗介「ふー・・・もっふるもっふる」コクコク

アル「ふもっふ、ふふもっふもっふ」ガチャ ジャキッ

宗介「ふもっふ!」ビシッ!



クルツ「何やってんだ、あれ?」

マオ「え~と、新型パワードスーツ?って言っていいのアレ?」

宗介『ふもっふ(強襲型ボン太くんスーツだ)』

マオ「・・・をアルに遠隔操縦させてのツーマンセル・インドアアタックの訓練・・・らしいわ」

クルツ「はははっ!俺はまたてっきり着ぐるみのバイト研修かと思ったぜ」

マオ「でもアレ、スペック的には十分アラストルに対抗しうるのよ」

クルツ「マジで?」

マオ「ええ、それがマジなのよ」



マオ(スペック云々よりアレを大真面目に運用するつもりの宗介が一番の問題なのよね・・・)

わりとヒマな上等兵は見た


?「サガラ軍曹、応答してくれ」

宗介「サガラだ、どうした?」

?「ターゲットが現れた。いま倉庫から例のブツを持ち出した」

宗介「それは本当か!?」

?「間違いない、この目で見た。しかも持ち出した量から考えて、被害者は一人や二人では済まないかも知れない」

宗介「了解・・・なんと言うことだ・・・」

?「軍曹、御武運を。オーバー」

宗介「情報提供に感謝する、オーバー」

宗介(さあ、どう対処する?)

宗介(東京へ帰る便まであと5時間・・・おまけにクルツとマオは出払っている)

宗介(友軍の支援は期待できない。絶体絶命だな・・・)

宗介(仕方がない、彼女に負担はかけたくなかったがこれしか方法はない!)

宗介「失礼します、大佐殿!」

テレサ「あら、どうしたんですか?サガラさん」

宗介「至急、こちらの書類に関してご相談があるのですが」

テレサ「はい・・・ああ、これですか?これは別に急ぐ必要はないです」

テレサ「それにこの件に関してはカリーニンさんのほうが詳しいので、彼に相談したほうが良いと思いますよ?」

宗介「いえ、その・・・それは・・・」

テレサ「どうしたんですか?妙に歯切れが悪いですね」

宗介「その・・・大佐殿なら、いま自分が直面している状況をご理解いただけると思うのですが・・・」

テレサ「? この書類を急ぐのに何か理由が?」

宗介「はい、実はカスヤ上等兵から情報提供がありまして」

テレサ「カスヤさんから?どんな情報を?」



宗介「カリーニン少佐が厨房からボルシチの材料を持ち出したそうです」


テレサ「オーライ。大至急、用事をでっちあげましょう!」

カリーニン「軍曹」

宗介「なんでしょう、少佐?」

カリーニン「また例のボルシチを作ったのだが」

宗介「申し訳ありません。大佐殿とラムダドライバの運用に関しての会合がありまして・・・」

カリーニン「そうか。邪魔をしたな・・・」


カリーニン「・・・」テクテク

カリーニン(そういえば、長らく軍曹と食事をしていないな)

前回のボルシチ
カリーニン「例のボルシチを作ったのだが・・・」

宗介「申し訳ありません。もう東京に帰らなければならないので」

前々回
カリーニン「ボルシチを・・・」

宗介「アーバレストの調整がありまして」

前々々回
カリーニン「ボル(ry

宗介「訓練が(ry

・・・・・・

カリーニン(これは・・・まさか・・・)

カリーニン(この可能性だけはないと考えていたが・・・・)

カリーニン(いや、しかし・・・やはり、そうなのか?)





カリーニン(ついに反抗期が来たか!)

カリーニン「ボルシチの完成だ」

カリーニン「・・・」モグモグ

カリーニン(一人での食事にはとうに慣れている。問題ない)

カリーニン「・・・」モグモグ

カリーニン「・・・」モグモグ

カリーニン「・・・」モグモグ

カリーニン「!?」ポロポロ

カリーニン(くっ!?涙が・・・)グスン

カリーニン「・・・」

カリーニン「・・・ふむ」



カリーニン「イリーナのボルシチにワサビは不要・・・と」メモメモ

わりとヒマなウルズ7の通学路


宗介「・・・」テクテク

ガサッ

宗介「!? 誰だ!?」バッ ジャキッ!

黒猫「な~?」

宗介「猫か・・・」

宗介(見たところ爆発物などが仕掛けられている様子はないな)ジリジリ

宗介(いや、断定するのは早計だ・・・体内に埋め込まれている可能性も・・・)

黒猫「にゃ」

かなめ「こら!ソースケ!猫に銃なんか向けて何やってんの!?」

宗介「駄目だ千鳥!不用意に近付くな!IEDが仕掛けられている可能性が・・・」

かなめ「ま~たわけのわかんないこと言って・・・ほら猫ちゃん、さっさと行きなさい。こわ~い軍曹さんに食べられちゃうわよ~」

黒猫「な~」タッタッタッ

宗介「今のところ食糧の備蓄は十分だ。猫を捕食する必要はないのだがな・・・そんなことより」

宗介「ある国では政府要人が飼っていたペットに爆弾が仕掛けられるというテロ行為があったのだ」

宗介「動物相手と言えど油断はできない。千鳥、君も十分注意を・・・」

かなめ「物騒なこと言ってないでさっさと行くわよ?遅刻しちゃう」



かなめ(あれ?コイツさらっと猫を食料扱いしたような・・・)

わりとヒマなウルズ2のジンクス

マオ「・・・」テクテク

ガサッ

マオ「!? 誰!?」

黒猫「な~」

マオ「・・・ふう~、猫か。ほら、さっさとあっちいきな」シッシッ

黒猫「にゃ?」

クルツ「あ、姐さん。なに?猫と遊んでんの?」

マオ「違うわよ・・・さっさと追っ払って」

クルツ「あれ~姐さんって猫苦手なんだっけ?」

マオ「・・・ほら・・・黒猫が横切るのは不吉なことが起こる予兆って言うでしょ?」

クルツ「そういうジンクス気にするんだ~姐さんってば案外乙女~w」ニヤニヤ

マオ「うっさい!!」ドゲシッ!

クルツ「いって!マジで蹴るなよ!!」


マオ(イヤな奴に知られちゃったわ・・・あ、これが黒猫の運んできた不幸かな)

わりとヒマなウルズ1の妄想劇場

クルーゾー「・・・」テクテク

ガサッ

クルーゾー「!? 誰だ!?」

黒猫「な~?」

クルーゾー「何だ、猫か」

クルーゾー「・・・・・・」キョロキョロ


クルーゾー「どうした、ジジ?キキとはぐれてしまったのか?」チョイチョイ

黒猫「にゃ~」スリスリ

クルーゾー「はははっ、そうか。ニシンのパイでもご馳走してやりたいところだがあいにく何も持っていなくてな」ナデナデ

クルーゾー「今度会ったら、何か・・・」

ガサッ

黒猫「にゃ!?」タッタッタッ

クルーゾー「あ・・・」

テッサ「すいません、お邪魔してしまいましたか?」

クルーゾー「大佐でしたか・・・決してそのようなことは・・・」

テッサ「・・・」ニヤニヤ

クルーゾー「その・・・今のを・・・聞いておられましたか?」

テッサ「はい、『!? 誰だ!?』のあたりから」

クルーゾー「orz」

テッサ「安心してください、誰にも言いませんから」

クルーゾー「助かります、とくにウェーバーには・・・」

テッサ「ふふっ、わかってますって!」

テッサ「ニシンのパイはありませんけど、食堂に魚の缶詰があると思います」

テッサ「今度会ったらご馳走してあげてください」

クルーゾー「はっ、そうしましょう」




クルツ(よっしゃ、缶詰をシュールストレミングにすり替えとくかw)

わりとヒマな連中の究極の選択


かなめ「恭子」

常盤「なあに、かなちゃん?」

かなめ「なに読んでるの?」

常盤「最近公開された映画のパンフレットだよ」

かなめ「どれどれ・・・『たとえ世界が滅んでも君を守る!!』?あ~ハリウッドでよくあるアクションラブロマンス?」

常盤「そんな感じかな?かなちゃんはさ・・・」

常盤「もし映画みたいに世界が滅んじゃうっていう状況で誰か一人しか助けられない、ってなったら誰を助ける?」

かなめ「え~っとそれは・・・」

常盤「やっぱり相良君?」

かなめ「な、なんでここであいつの名前が出てくるのよ!!?」

かなめ「そそそんなの、親友の恭子を助けるに決まってるじゃん!うは、うはははは!」

小野寺「だ、そうだぜ?相良」

宗介「問題ない。千鳥の判断は正しい」

宗介「俺なら独力でなんとかする。他の要救助者を優先してくれたほうが俺も動きやすい」

小野寺「ふ~ん、じゃあ逆にお前なら誰を助けるよ?」

宗介「無論、千鳥だ」


宗介「任務だからな」


かなめ「ふん!!」スパアァーーン!

宗介「何をする!?痛いじゃないか、千鳥!!」

かなめ「なんとなく!!」

宗介「理不尽な・・・」

小野寺「いや、今のはお前が悪い」

かなめ「ソースケ」

宗介「なんだ、千鳥?」

かなめ「こないだ誰か一人しか助けられないなら・・・って話してたでしょ?」

宗介「うむ、それがどうかしたのか?」

かなめ「その助ける相手の選択肢にアルは入ってないの?」

宗介「論外だ」

かなめ「そんなこと言うとあの子、拗ねるんじゃない?」

宗介「拗ねる?気色の悪いことを言わないでくれ・・・」


アル「私はそんなことで拗ねたりしません」


宗介「何だ、聞いていたのか」

アル「はい。問題ありません、ミス・チドリ。サガラ軍曹の判断は正しい」

かなめ「そうなの?」

宗介「ああ、そうだ・・・」


宗介「アルなら」
アル「私なら」

宗介「独力でなんとかする」
アル「独力でなんとかします」


かなめ(ハモった!?)

宗介「フッ・・・そう言うと思った」

アル「そう言われると思いました」


かなめ(こういうのを戦友って言うのかな・・・なんかいいなぁ)

わりとヒマな千鳥家の夕食

かなめ「ソースケ」

宗介「何だ、千鳥」

かなめ「珍しいわね、ソースケからこれが食べたいっていうリクエストがあるなんて」

宗介「うむ、実はこの料理はずっと以前から気になっていたのだ」

かなめ「え?食べたことないの?」

宗介「食べたことはあるのだが・・・長らく口にしていなくてな」

かなめ「ふ~ん、良くわかんないけど、冷めないうちに食べよ?」

宗介「ああ、ご馳走になる」パクッ


宗介「・・・・・・」


かなめ「あれ、美味しくなかった?私も作るの初めてだからちょっと自信なかったんだけど・・・」

宗介「いや、違うんだ!とても美味い。ただ・・・」



宗介「ボルシチとは本来こんな味なのだな・・・と感動してしまってな」

わりとヒマな安全保障問題担当の責務

クルツ「ソースケ」

宗介「なんだ、クルツ?」

クルツ「お前んとこの学校、もうすぐ文化祭なんだってな?」

宗介「ああ、その通りだ。俺のクラスは喫茶店をやる予定だ」

クルツ「ヒマだったら見に行ってやるよ」

宗介「それは別に構わんが、トラブルを起こすなよ?」

クルツ「お前こそテロリストが潜入する可能性がなんとかっつって文化祭を台無しにするんじゃねえぞ?」

クルツ「お、そうだ!いっそ俺がテロリストになるか!!」

宗介「何をするつもりだ!?」

クルツ「バンド『ミスリル』を再結成すんだよ!そんでゲリラライブ決行だ!!」

クルツ「よ~し、そうと決まればメンバーに声掛けに」

宗介「おい、やめろ!陣代高校生徒会・安全保障問題担当として学校でのゲリラ活動など看過できん!」

クルツ「何だよ、かてえこと言うなって。文化祭を盛り上げてやろうって言う俺の心遣いをだな~」

宗介「俺が堅いのではなくお前が能天気すぎるのだ!そもそも文化祭とは・・・」

ヤン「ちょっと二人とも、それくらいにしといたほうが・・・」



マオ「うるさいわよ、あんたたち!そんなにヒマなら便所掃除でもして来い!!」

クルーゾー「楽しそうだな、貴様ら・・・」


クルツ「げっ!?」

宗介「・・・申し訳ありません」

クルーゾー「まあいい、説教は後だ・・・」

クルーゾー「さて、ヒマを持て余した諸君に朗報だ」

クルーゾー「テロリストからパーティーの招待状が届いた」

クルーゾー「さっさと正装に着替えて来い。乗り遅れるな!」


ウルズメン『了解!』

・・・・・・

マオ「さあ、ドレスアップは済んだ?行くわよ、野郎ども!!!」

クルツ「いつでも!」

宗介「どこでも!」


アル「誰が相手でも!」


マオクル宗介『!?』


終わり

書き終わってみれば思った以上に少なかったか
もっとネタ練ってから書けばよかったかね~
今からアナザー買いに行ってくる、面白かったらそっちのSSも書きてえな~

それでは全国のフルメタおよびボン太くんフリークのみなさん、ご一緒に・・・

ふ も っ ふ !

あ、ついでに今まで書いたSSがキリのいい数字になったから宣伝しとこう

ほむら「ティロ・フィナーレがただの拳!?」
まどか「ティロ・フィナーレがただの火薬!?」
前作アル「サガラ軍曹」宗介「なんだ、アル?」
貴音「触りたいのですか?」P「えっ!?」
それと今回ので5本目

まあヒマつぶしにでも読んでくれると嬉しい

おっと良く考えたら6本目だった

フルメタ同様、めったに見ないドラゴンズドグマSS
覚者「グランシス観光ガイド?」ってのもよろしく

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