妹「お兄ちゃんの最悪な一日」(135)

妹「コホッ コホッ」

兄「38.4か…おかゆでも作ってこようか妹?」

妹「ううん、大丈夫だよお兄ちゃん…ありがと」

兄「病院に連れて行ってあげたいけど今日はどこも休診日だからな」

妹「今日一日市販の薬で我慢して…明日行くね」

兄「ああ、…ん?薬が切れてる…買ってくるから待ってな」ガタッ

妹「お兄ちゃん…本当にありがとう///」

バタン

男「まずこのssにて注意していただきたいことが」

1、>>1はss初心者。「いくらなんでもこれはないわ」とか「キモ過ぎる」
とか思った人はブラウザの戻るを押してください。
2、メタ発言があります。ご容赦ください。
3、更新が遅くなります。

男「まあこんぐらいか。あとは…まぁキャラの設定としては>>1の知り合いなどが使われている。
  ちなみに主人公の設定はほとんど作者だ。」

男「次から口調かわる」

男「じゃぁ温かい目で見てやってください。はじまりはじまりー」

ドラッグストア

ウィーン

兄「えーっと…久しく来てないからどこに風邪薬があるのやら…」

店員「…チラッ」スタスタッ

兄「…(なんだよ、いらっしゃいませも無しか…態度悪いなあ)」キョロキョロ

兄「あのーすみません 風邪薬ってどこにありますか?」

店員「風邪薬?ああ、ここにあるよ」

兄「熱がひどいんですけど、これでいいですか?」

店員「ああ、これほとんどどんな症状にも効くから、うん」

兄「……あのーちょっといいですか?さっきから何でタメグチなんですか?」

店員「は?」

一応スペック

中学2年生、男

髪は少し眺め、学校時はワックス使用

身長:普通 体重:普通

趣味:読書(電撃全般)

性格:他人に興味はない

兄「客として来てるんですから敬語使ってもらえませんか?」

店員「あーすいませんはいじゃーレジにどうぞー」

兄「ちょっと!おかしいでしょその態度!!」

店員「…」イライラ

兄「…いくらですか」

店員「1280円でーす」イライラ

兄「イライラしながら仕事しないでもらえます?こっちまでイラつくんで」

店員「チッ…」ピッピッ

兄「年下と思ってタメグチで接客するのはどうかと思いますよ?」

店員「…」

さわざわ

兄「他のお客さんもタメグチ使われるの嫌でしょうし…
   常連で仲の良い客なら話は別ですけど」

店員「…」イライラ

兄「だからなんでイライラしてるんですか…
   ほんと訴えてもいいんですよほんと…どっちが悪いか一発ですから」

店員「…」イライライライラ

兄「お客さんもそう思うでしょ?」

客「にーちゃん別に構わないだろーそっちもタメグチつかやいいんだよ」

兄「え…?」

客「ニヤッ」

客「自分が神様と思ってるんならなんで最初からタメグチ使わないんだい」

客2「そうよそうよ」

店員「どうぞ~訴えてくださーいお客さーん」ニヤニヤ

兄「ほ、本当に訴えますよほんとに!!」

店員「どうぞー誰が証人になってくれるんですかねー」

客「ここの店員さんはは誰にでもタメグチだよ基本」

客2「お兄ちゃんちょっと神経質だねー」

兄「…」

店員「わかりましたかお客さ~ん?」ニヤニヤ

兄「は、はい」

店員「ちゃんと謝ってくださーい」

兄「す、すみませんでした…」

兄「(くそっ…)」ウィーン

兄「(確かにちょっと神経質すぎたかな…
   いや、でも普通敬語使って接客するだろ…くそ)」スタスタ

ミーンミーン

兄「…はあ、熱いな 原付で来りゃよかった…」チリンチリン

兄「…ん?」キキイッ

幼女「ハア…ハア…」

兄「お嬢ちゃん大丈夫!?」

幼女「フウ…ハア…」

兄「暑さにバテたのかな?親はいないのか?」

兄「とにかくどこか影のある涼める場所に連れていかないと…」ヒョイ スタタッ

幼女「ウウウ…」

兄「大丈夫だよ」

親「幼女!!ちょっと!!幼女をどこに連れていくつもりよ!!!!」

兄「え?」

兄「お母さんですか?夏バテと思うんですけどどこか涼める場所に(ry」

親「幼女!!ちょっと返してよ!!触らないで!!!!」

バッ!

兄「い、いや…僕はあの」

親「何しようとしたのよこの娘に…!!」

兄「ちょっと待ってくださいよ!!僕はただどこか涼める場所にと(ry」

親「だれかああああ!!!誰かきてええええええ!!!」

兄「ちょ、ちょっと!!」

グィッ!

親「イタッ!だ、だれかあああ!!た、助けてええええええっ!!!」

ざわざわ… なんだなんだ? どうした?

親「この人捕まえて!!!私の娘をどこかに持っていって悪戯しようとしたのよ!!!
   それに親である私に腕を引っ張って暴力までふろうとしたわ!!!」

兄「な、なんだそr」

「本当か少年?」

兄「僕はそんなことしてない!!この親が人の話を聞いてくれないんだ!!」

親「きっと携帯でこの子を写メで撮影するつもりだったのよ!!
   いえ、もしかしたらもう撮ってるかも知れないわ!!!!」

「ちょっと携帯見せなさい」

兄「なんでそうなるんですか!?」

親「見せられるわけないわ!!
   あとでその写メで楽しむつもりだったんでしょ!!!」

「奥さん…大丈夫、大丈夫ですから…」
「きみ、携帯を早くかしなさい」

兄「ぜんっぜんいいですよ!!?
   そんじゃその子を撮ったかどうか確認してみてくださいよ!!!」スッ

ピッ ピッ

「…なんだこの画像」
「うわっ 二次の画像ばっかじゃん」

親「二次元じゃ満足できなくなってこの娘に手を出そうとしたんだわ!
   信じられない…うう、うわあああああっ!うわあああああああ!!」

「奥さん、気をしっかり…」
「こーゆーの持ってるやつって犯罪者予備軍っていうらしーよね」

兄「ちょ、ちょっと…」

「…警察に行こうか、きみ」

兄「はあ!?撮ってなかったでしょ!?ちゃんと見ましたか!!?
   だいたいなんで二次の画像持ってたら犯罪者扱いなんですか!!」

「うっわーオタが好きそうな画像だなコレ」
「消しとけ消しとけ」

兄「ワ○ピースの画像とか持ってる人もいるでしょ!!同じ二次だろ!!
   そーゆう人達は犯罪者扱いにならないのに
   なんでオタっぽい画像持ってたら僕が悪いってなるんですか!!!」

「うるさい!!幼女の親さんを見ろ!!…こんなに泣いて可哀想に…」
「よーし、全部画像消してやったー」
「ワンピはいいんだよ、うん」

「自分はやってないっていうのなら警察の前で証明すればいいだろう」

親「絶対に許さない…こんなやつ少年院に送ってもらうわ絶対に…!!」

兄「な、なんでー…」

「おい、この画像に入ってたお前と一緒に写ってた女だれー?」クチャクチャ

兄「妹… あ、そうだ!妹に薬飲ませなきゃならないんです!!
   薬持っていったら警察にいきますから!!お願いします!!」

「妹かよー可愛いな~」クチャクチャ
「妹っていうのも嘘くさい話だな」
「きみの家はどこだ?…私が届けてきてやる」
「あ、俺が届けにいってやんよー」クチャクチャ
「ああ、よろしく頼む…さあ、きみは警察署にいくんだ」

兄「な、なんで…」

親「ギロッ」

「ねーお前んちどこー」

警察署

兄「僕は幼女ちゃんが道で倒れていたんで助けようとしたんです
   親さんは幼女ちゃんの近くにいませんでした」

警察「ふむ」

兄「それで僕が変わりにどこか涼める場所まで連れていこうと…」

警察「ふむ、別に君が連れていかなくてもよかったんじゃないかな?ん?」

兄「え……?」

親「そうよ!!!なんであんたみたいなキモオタが連れて行く必要があったのよ!!」

兄「じゃあそのままにしといた方がよかったっていうんですか!?」

親「警察さん聞きましたか!?
   そのままにしておくって事も考えてたみたいですよ!!
   こんなやつ早く逮捕してください!!もう顔も見たくない声も聞きたくない!!」

兄「てめ…」グググッ

警察「こら、私の前で女性に暴力を振るうつもりか君」

兄「い、いや…そんなつもりは」

警察「だいたいのことはわかりました、はい」

兄「僕は本当にただ親切のつもりで…」

警察「親切、ね だいたいの人はそういうんだよねえ」

親「きっとお金も請求するつもりだったんですよこいつ…!!」

警察「ありえますね」

兄「なんでそうなるんですか!!
   どうして僕ばっかり…おかしいじゃないですか…グスッ」

親「泣いたら許してもらえるとでも思ってんの!!?
   あんたの涙なんかまったく価値なんてないのよ!!絶対に許さない!!」

警察「奥さん、気を確かに…涙をふきなさい」

兄「うう…グスッ…」

警察「大の男が泣くんじゃない!」

警察「奥さんはシングルマザーといっていましたね」

親「グスッ…はい」

警察「幼女ちゃんの近くにいなかったと兄くんは言っていますが…」

親「グスッ…」

警察「…本当に、…近くにいなかったんですか?」

兄「は?…」

親「グスッ…近くにいました、ちょっと背を向けてる間に…
   この男が…うう、うわああああああああああああああっ!!」

警察「そうですか…正直に話していただいてありがとうございます」ポンポン

兄「な、なにいって…え? …いなかったんです…よ?」

警察「つまり、奥さんがちょっと目を離している隙に兄君は
    幼女ちゃんを誘拐しようとした、と…」

兄「え…」

警察「なるほど…これではっきりしましたね」

兄「は?」

バタンッ

母「兄っ!」

兄「か、母さ…」

バシィッ!!!

兄「ぶっ!!」バタッ

母「なんてことしてくれたのアンタわァ…!!
   お母さん…お母さんそんな事する子じゃないと信じてきたのに…!!」

兄「ち、ちがっ」

母「申し訳ありません!申し訳ありません!!
   このバカ兄が迷惑をかけたみたいで…!!本当にごめんなさいっ!!」

親「いやよ…絶対に許さないわ…
   犯罪者の母親に謝られたってなにも感じないわよ…」

母「申し…わ、け・・・ござい、う…うう、うわああああ…っ」

兄「か、かあさん」

警察「…お母さんを泣かせて…親不孝だな
    自分の息子がこんなことをしてノイローゼになってもおかしくないよ?
    さあ、さっさと白状するんだ…」

兄「ぼ、ぼくは…ぼくは…」

兄「ぼくはただ…い、妹の為に薬を買いにいって…」

警察「そんな事は聞いていない!!
    話をすりかえるな!!警察をナメるのもいい加減にしろ!!!」

親「さっさと白状しなさいよ!!!この性犯罪者!!!
   あんたみたいなヤツは捕まるべきなのよ!!!!!」

母「兄…もういいわ…もう正直に話して…
   ヒヒ…お母さんもうどうでもよくなっちゃった…ヒ、ヒヒ…
   自分の息子が…犯罪者…あはは…はははは…」

警察「君が嘘をつけばつくほど罪が重くなるんだ…
    ほら、正直に話して刑を軽くしよう?な?…ん?」ポンッ

兄「…」

親「早く認めなさいよ…早く…早くッ!!!!!!!!!」

兄「……み、認め…ます…」

兄「ぼ、ぼくは……犯罪者…で、す……・・」

母「……あ、ああ…うわあああああああああああああああっ!!!
   うわあああああああああああっうわあああああああああっ!!!」

警察「よーしっ!!よく認めたっ!!
    よし、おい!手錠をかけろ!!」

親「ニヤニヤ」

兄「う…ううう…」ボタ…ボタボタ

ガチャリ

警察「よし、地下に連れていけ 今日一日そこで過ごしてもらうぞ」

スタスタ

兄「ボロボロ…」チラッ

親「ニヤニヤ」

スタスタ

警察「ちょっとここで待っていなさい
    おい、逃げないように見張っておけよ」ガチャ バタン

兄「………妹…俺はただ…風邪薬を買いにいっただけで…」

兄「…もう外もこんなに真っ暗だったんだ…妹…大丈夫かなあ…」

兄「……街灯が明る…い……………え…?」

スタタッ

親「あーなった~♪」

店員「終わったか?」

親「ええ、あなたがむかついてたやつちゃ~んと少年院送りにしたわよ」

店員「まさか本当にやるとはな~」

幼女「パパー!ママー!ご飯食べにいこーよー!」

店員「よーし♪ おーてーてー」スタタ

幼女「つーないで~♪」スタタ

親「あはははは♪」スタタ

兄「ふ、ふはは…はははははは」

兄「ふはっ…ふはっは…ひひひ…グスッ」

兄「最悪だ…なんて一日だよ…まったく…ひひ、グスッ…ひはは」チラッ

兄「………あ……母さん………、あああ…」

スタ…スタ…

警察「これでよかったのかい、母?」

母「ええ…あなたと一緒になるにはあの子が邪魔だったもの…」

警察「浮気相手の私の為に息子をネンショ送り、か…はっはっは」

母「いいのよ…あんな息子…息子って呼ぶのもウザいわ…それに」

母「私には…もうあなたの子供が、私のお腹にいますもの…ふふふ」

警察「そうか…うむ それじゃあ邪魔な息子くんを地下に連れていくからな」スタタ

母「気をつけてね? あ・な・た♪」

兄「…」

兄宅

妹「ゴホッ!ゴホッゴホッ!!…ハアハア、苦しい…苦しいようお兄ちゃん…ハアハア」

ガチャ

妹「! お、お兄ちゃん?…」

父「…」

妹「あ…お、お父さん…お帰りなさい…私、風邪ひいてて…」

父「…母さんがな …浮気してたよ」ボソッ

妹「え…?」

父「…く、くくく…妹…お前…昔の色っぽかった母さんに似てきたなあ…ええ?」

妹「お、おとう…さん?」

父「ひひ…ひひひひ…」スタスタ

妹「え…お、おと…さ…」

ガバッ

地下室

兄「…看守さん、今…何時ですか?」

「11時50分だお」

兄「あと…10分で今日が終わる…ここでじっとしてれば…
   明日にはまた…普通の生活に… ? …戻、れ…r ははは…」ボロボロr

スタスタッ ガチャ

警察「兄君 出なさい」

兄「え?」

警察「いいからついてきなさい」スタスタッ

兄「え…しゅ、出所?」スタスタ

ガチャ

警察「入りなさい」

兄「…」

prrrrrr!prrrrrr!

兄「あ、…俺の携帯」

警察「もう何十回も君の携帯が鳴っているんでね
    誰かからは見てないが…」

兄「…出てもいいんですか?」カチャ

兄「…い、妹っ!!? ………」

兄「チラッ」

兄「きょ、今日が終わるまで…あと、3分…」

兄「で、出てもいいのか本当に…きょ、今日はまったく最悪な日なんだ」

兄「…あっ」

~~~~~~
「お前んちどこ?俺が妹に薬届けてやんよー」クチャクチャ
~~~~~~

兄「い、今でたら…あのDQNが妹を…
   そうだ…電話で喘いでるところを聞かされるんだ…そうだ!!」

警察「でないのか?」

prrrr prrrr

兄「で、でるわけないですよ…はっははは…」



prrrr prrr

妹「コホッ!…お、おにいちゃ…た、たすけ…うう」gkbr

父「いもうとー風邪ひいてるんだからちゃーんと寝ましょうねー パパとねーひひひ」

prrrr prrrr

兄「10…9…8…  2…1…」

ピッ

兄「妹っ!!」

妹「お、お兄ちゃんっ!た、助け…! きゃああっ!!」

p-p-p-

兄「や、やっぱりだ!警察さん妹がっ!!
   妹がDQNにレイプされちゃいます!!早く僕のうちへ!!」

警察「お前、バカか?そんな話を信じるわけないだろ」

兄「い、いいんですか?あなたが俺の母親を浮気していること知ってるんですよ」

警察「!??」

兄「そんなことが上の人間にバレたら…まずいんじゃないですか?」

警察「…いいだろう だが途中で逃げ出そうとしたらわかってるな?」

兄「はい!!」

スタタッ

スタタタター

警察「…待ちなさい、こっちからの方が駐車場に近い」スタタッ

兄「はい!! 待ってろ妹…今すぐ助けに行ってやるからな!!…そして」

~~~~~
妹「お兄ちゃん…/// ちゅ…///」
~~~~~

兄「うひひひひっ ネンショに入る前に最高の思い出になるぞwwwフヒヒww」スタタ

警察「こっちだ!」くるっ

兄「はい!!」くるっ

グサッ

兄「!………え?…な」ポタポタ

警察「…上の人間に知られたらまずいだって? バカめ
    お前は地下室で自殺したってことにしておいてやるよ」

バタッ

警察「正直お前の妹なんぞ、どーだっていい」

兄「な、んで…? ゴフッ だって…今日が…終わって… … …」




翌日

「す、すみませえん!遅れました!」

警察「たるんどるんじゃないのか新人」

「へへ、すいませーん」

警察「ははは、冗談だ ギリギリセーフだ」

「え?だって…そこの時計、9時まわってるじゃないですか…」

警察「ああ、これか
    これはな…5分遅れてるんだよ、うん」

「ええ!?そうなんですか!?…直さなくていいんですかね?」

警察「別に気にすることでもないからなー うわっはっは!!
    ところで新人…ここはひとつ相談だがね
    地下室にいる男を片付けておいてくれんか?」

「へ?」

警察「えらくなりたいんだろ~?ん~?」

こうして僕の一日が終わった
僕は死んじゃったけど…一番気になるのはやっぱ妹のことだった
妹は犯されたのだろうか…それとも逃げ出せたのだろうか…
地下室で僕の意識がなくなる前は… ずっとそのことを考えていた

おわり

編集者「うーんすばらしい!さすが先生すごい構成力だ!」

兄「まーね」

編集者「連載中にもかかわらず
     こんなハイクオリティなストーリーを思いつくなんて!」

兄「はっはっは! ほめすぎほめすぎ~」

ppppp

編集者「おっと…今日が終わっちゃいましたね …先生あのですね」

編集者「言いにくいことなんですが…連載漫画は、今回で打ち切りです」

兄「え?」

最悪な一日が始まろうとしていた

owari

うむ
妹は

>>123
そんなもん最初からいません><

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