ミラーワールドのとある世界 (11)

初めまして。
初めて投稿します。そのため、最初の頃は色々と問題が出ると思いますが、心やさしく読んでくださると恐縮です。

とあるssです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366510053

ミラーワールド。
その世界では、様々なものが反転している。

今回はその一部をお話する。

朝。
禁書「ご馳走さま」
インデックスは今日も食事を残していた。
上条「インデックス、今日も食べないのか?」
禁書「気づかいありがとう当麻。でも私はこんなにたくさんの朝食は食べれないよ」
上条「食べれないって……まだ、パン一枚しか食べてないじゃないか」
禁書「それだけで、十分お腹いっぱいだよ当麻」
インデックスは、そう微笑むと食器を片付け始めるのだった。

禁書「行ってらっしゃい当麻。家の事は任せてね」
上条「あ、ああ」
インデックスはいつも上条の家でお留守番している。
ただし、ただ留守番するだけでは心苦しいと家事全般を彼女はしていた。
とても完璧に。
上条「幸福だな。毎日こんなに幸福でいいのだろうか?」

上条当麻。どこにでもいるような平凡な高校生だが、その左手には生まれつき『幻想誕生(イマジンバースデイ)」』という力が宿っている。
その力は触れるものすべてを強化、再生、幸福にする力を持っていた。
逆にいえば、どんな弱い魔術や科学でも最強にすることができる能力者。そのため学園都市ではその能力を重宝して『レベル5』の認定を受けている。

インデックスとの出会いは、玄関で倒れていた所を助けてあげて、そのまま居候する形になった。
ただ、どうしてインデックスがそこに倒れていたとかの理由は聞いていない。
彼女は『その時が来たら言う』と今は口を閉ざしているからだ。

そんなこんなで今に至る上条だが、少し困っていることも多少ある。
御坂「おはようございます、ってミサカは貴方に頭を少し下げます」
上条「ああ、御坂……」
このお付き合いしている御坂にはインデックスのことを一切話していない。
御坂「どうかしたんですか?ってミサカはじっと貴方の目を見つめます」
上条「なんでもない。それより早く学校に行かないとな」
御坂「了解です、ってミサカは貴方の手を繋いで一緒に走ります」
上条「お、おわ!?」
二人は手を繋いで走っていく。















御坂?「……」
それを御坂は影で見ていた。

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