女「ストーカーさんと」ストーカー「女さん」(10)

女「今日も学校疲れました…」

女「ただいま」ガチャッ

ストーカー「おかえり^^」

女「」

ストーカー「?」

女「あ、あの…」

ストーカー「何だい?マイハニー」

女「ど、どうしていつも私の家にいるんですか?」

ストーカー「いたら駄目なの?」

女「いっ、いえ…!そんな事はないです…!」

ストーカー「だよねー」

女「(鍵は…閉めましたよね…?あれれ…?)」

ストーカー「帰って来て疲れただろ。ココア飲むかい?マイハニー」

女「へっ?あっ、じゃあ飲みたいなぁ…」

ストーカー「」コポコポ

女「(手慣れてる…)」

ストーカー「はい^^」

女「あ、ありがとうございます」

ストーカー「」ニコニコ

女「」ゴクゴク

ストーカー「」ガサゴソ

女「!?」

女「あ、あの!それ私の鞄…!」

ストーカー「…これ何?」ピラ

女「」

ストーカー「…『隣の席の女さんへ。 貴方を見つめいると、胸が苦しくなります。僕は貴方の花の様な笑顔が好きです。もし良かったら付き合って下さい。 男より。』」

女「」アセアセ

ストーカー「…」ビリッ

ストーカー「」ポイッ

女「えええっと…」アセアセ

ストーカー「ちょっと俺、出かけてくるね」ニコリ

女「えっ、あのっ!」

ストーカー「」バタンッ

ストーカー「マイハニー、帰ってきたよ」ガチャッパタン

女「!」

ストーカー「」トコトコ

女「あああの!今、そのっ、おおお風呂入ってるのでっ…!」

ストーカー「」ピタッ

ストーカー「ほう…」

ストーカー「じゃあ、俺はリビングで待ってるよ」クルッ

ストーカー「」スタスタ

女「」ホッ

女「」ガチャッ

ストーカー「お風呂は入り終わったのかい?」

女「あ、はい!ま、待っていて下さったんですね…」

ストーカー「湯上がりの君が見たくてね^^」

女「え?」

ストーカー「ん?」

女「あ、いえ…」

女「あの、ストーカーさんは仕事に行かなくても宜しいんですか?」

ストーカー「行ってるよ?」

女「そっ、そうでしたか!すみません!」

ストーカー「いや、別にいいけど」

女「…」ソワソワ

ストーカー「…」

女「…」ソワソワ

ストーカー「さっき、コンビニでプリン買って来たけど食べる?」

女「…いいんですか!?」

ストーカー「マイハニーのために買ってきたからね」

女「じ、じゃ貰おうかな…。お金後で返しますね…」

ストーカー「いや、そんな物はいらない」

ストーカー「君の笑顔を傍で見れるだけで」キリッ

女「えへへ。プリンおいしい」パクパク

ストーカー「おのれ…プリン…」グギギ

女「きゃあっ!」

ストーカー「!?」ガタッ

ストーカー「どうしたんだい!?」

女「ゴ、ゴキブリが…」ブルブル

ストーカー「オラァッ!!!」スチャッドガンッ

女「!?」

G「」シュウゥゥゥ…

ストーカー「倒したよ、マイハニー」キリッ

女「」

ストーカー「俺、そろそろ帰るね」

女「あっ、はい!」

ストーカー「悪い虫に捕まったら俺に言いなよ。じゃあね、マイハニー。」

ストーカー「お休み」キリッ

女「お、お休みなさい!」

ストーカー「」ガンッ

女「!」

ストーカー「(ぶつかった…痛てぇつかダセェ…)」

女「大丈夫ですか!?」

ストーカー「さらばっ」ダッ

女「え」

学校

女友「ねぇ、女」

女「なぁに?女友ちゃん」

女友「今日さ、アンタの家泊まってもいい?」

女「」ガタガタッ

女友「ど、どうしたのよ?そんなあからさまに動揺して」

女「えっと、あの、その、」

女「(なんて言おう)」ダラダラ

女友「あたし、今日親と喧嘩してさぁ」

女友「家に帰りたくないんだよね」

女友「ねっ?お願い!」コノトーリ

女「わ、分かった」

女「(ま、まぁ知り合いとか言えば…)」チラッ

女友「?」

女「(ああああああ…)」

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