ハルヒ「それ、誰?」キョン「こいつは俺の……」佐々木「>>5」(957)

 

佐々木「上司だ」

ハルヒ「……なに?」

キョン「上司だよ、上司」

ハルヒ「あんた……あたしと言うれっきとした上司がいながら……掛け持ちとはいい度胸じゃない……」

みくる「あの~……ちなみになんの上司なんですか?」

佐々木「キョンの>>16の上司です」

勤めている精子バンク

佐々木「勤めている精子バンクの上司です」

長門「…………」

古泉「…………」

みくる「へ?…………えええええええ?!」

ハルヒ「せ……せせせせ精子ぃ?!」

キョン「うるさいぞハルヒ。周りをみろ。視線が痛いじゃねえか」

ハルヒ「そんなコトしてるあんたらの方がイタイわよ!!」

古泉「精子バンク……ですか。ちなみにお二人は何の担当を?」

キョン「やけに食いつきがいいな。古泉」

古泉「んっふ。気になったものはとことん調べる性分でして」

キョン「よし、その姿勢に免じて教えてやるか……俺が>>27担当で」

佐々木「僕が>>33担当なんだ」

射精

受精

キョン「俺が射精担当で」

佐々木「僕が受精担当なんだ」

ハルヒ「」

古泉「」

長門「……ユニーク」

みくる「」

佐々木「くっくっ……まだみんなには早かったかな?」

ハルヒ「なにそれバンクじゃないじゃない。横領してるじゃない。職権乱用じゃない」

キョン「後半二つに関してはお前が言えたもんじゃないがな」

ハルヒ「うっさい!!大体なによその仕事!!絶対合法じゃないに決まってるわ!!今日の予定はキャンセル!!!」

キョン「おいおい……まさか」

ハルヒ「SOS団全員で職場に殴り込むわよ!!徹底的に調べ挙げてやるわ!!」

キョン「……こいつら連れってっても大丈夫なのか?」

佐々木「さあ?でも面白そうじゃないか。連れて行ってあげよう。責任は上司である僕が負うからさ」

仕事場は何処? >>53

機関本部

>>53 どちらの機関?

>>60

1が古泉 2が橘

機関本部(橘側)

ハルヒ「キョン、ここなの?」

キョン「おう。この建物の中の一部が精子バンクの作業場になってるんだ」

古泉(……イカレている連中だとは思っていましたがここまでとは……)

みくる「ふええぇ……なんかすごく怪しいです……ここ」

佐々木「さてと、まず君たちはゲストとして受付を済ませなくてはいけないね……早速中に入ろうか」

ウイ~ン

橘「あれ?佐々木さん?今日は仕事が入っていないはずじゃあ……?」

佐々木「うん。でも私の仕事場をどうしても見たいっていう子がいたから案内してあげようと思って」

橘「珍しい人もいるものですね。あ、その方たちがそうなんで……」

古泉「……」

橘「……なんで貴方がここに居るんですか?」

ハルヒ「……?古泉くん、この子と知り合いなの?」

橘「知り合いなんて生易しいものではないのです。彼は」私にとっての>>75なんですよ」

せふれ

橘「彼は私にとってのセフレなんですよ」

ハルヒ・みくる「えええええええええええ!!」

キョン「古泉……お前……」

古泉「いやあ。参りましたね。まさか貴方がこんなところで働いているとは……まあ、納得は行きますが」

キョン「おい、古泉。お前こいつは敵なんじゃないのか?なんでそんな爛れた関係なんかになってんだよ?!」ヒソヒソ

古泉「実は……>>90

みくるに紹介された

古泉「実は……朝比奈さんに紹介されまして」

キョン「いやいやいやいや待て待て待てぇ!!」

キョン「なんでだ?!なんで朝比奈さんなんだ?!朝比奈さんは何をしてんだあああ!!」

みくる「ふぇ?!」

古泉「なぜ、と言われましても……それは彼女が>>100だからですよ」

ハルヒの恋人

古泉「それは彼女が涼宮さんの恋人だからですよ」

キョン「……まて、なんだって?」

古泉「ですから、涼宮さんと朝比奈さんが世に言うカポゥなんです」

ハルヒ「ちょ、古泉くん?!」

みくる「言わないって約束だったじゃないですかあ!!」

長門「ユリーク」

キョン「え、なに?俺以外みんな知ってんの?俺だけ仲間外れ?」

橘「可哀そうな人ですね……キョンさん」

キョン「うっせーよ!それは置いといてもだ、なんでそれで朝比奈さんがお前らの仲を取り持つことになるんだよ?!」

橘「それは……>>120

朝倉の唆された

橘「それは……朝倉さん……と言う方に唆されたのです……涼宮さんたちが」

キョン「え?!あいつ?なんで日本にいるの?!おい、長門!!」

長門「何?」

キョン「どーしたもこーしたもねえ!なんで朝倉が蘇ってんだよ?!」

長門「それは……>>131

中日優勝祈願でなんとなく

長門「中日優勝祈願でなんとなく」

キョン「ふざけんな。なんで何となくで蘇らせてんだ思念体もなんであっさり許可してんだよ……」

長門「彼女は元はいい子。今回は主流派のインターフェイスとして構成された。危害は加えないはず」

長門「貴方を襲ったのも本意ではない。許してあげて」

キョン「……長門がそこまで言うなら仕方ないが……まあ、いい。後で詳しく聞かせてもらおう。それよりも、だ」

キョン「朝比奈さん」

みくる「は、はい!!」

キョン「一体朝倉になんて唆されてそんな仲介を?」

みくる「それは……>>142

中を取り持ってくれたら付き合ってあげるって

みくる「仲を取り持ってくれたら付き合ってあげるって」

キョン「付き合うって……何にですか」

みくる「それは……」

ハルヒ「>>154よ!!」

トイレ

ハルヒ「トイレよ!!」

キョン「トイレぇ?女子って男子みたいに連れションするのかよ?」

みくる「うーん。連れションと言えば確かに連れションとも言えなくないですけど……」

ハルヒ「量と密度が大違いね!!」

キョン「はあ?」

ハルヒ「というかあたしたちの事はいいのよ!今日の目的はあんたの職場を徹底的に調べることよ!!」

キョン「なんか強引に流されているような気がするな……」

橘「え……詳しくって」

古泉「言うことに従ってください。無意味にバイトを増やしたくありませんので」

橘「……はい」

ハルヒ「っていうか……えっと」

橘「橘京子です」

ハルヒ「京子ちゃんね。ここにいるってことは、精子バンクで働いてるの?」

橘「ええ、一応は……」

佐々木「彼女は>>166担当なんだ」

撮影

佐々木「彼女は撮影担当なんだ」

ハルヒ「……撮影?」

キョン「いまの仕事では後輩たちへの指導のため記録を残して研修材料にしてるんだよ」

佐々木「業務記録も兼ねているんだ。タイムカードと共に働いている証明にもなる」

みくる「撮影って……主に何を撮ってるんですか?」

橘「そうですね>>173>>176>>179が大半ですね」

キョンのイキ顔

本番

みくるのトイレ盗撮

橘「キョンさんのイキ顔と本番と朝比奈さんのトイレ盗撮が大半ですね」

キョン「あれを撮影されるのも慣れてくるとくせになるもんなんだよな」

佐々木「最初はなかなか出ないと溢していたからね。他人に見られてると放尿できないという現象に近いのだろう」

ハルヒ「待ちなさいよ。最初の二つはまだ分かるわ。でも最後の……」

みくる「わ、私のトイレの盗撮って……///」

ハルヒ「みくるちゃんはここで働いてないんでしょ?!なんで撮影されてんのよ!!」

橘「そんなの>>191に決まってるじゃないですか」

盗撮だから当然じゃない

橘「そんなの盗撮だから当然に決まってるじゃないですか」

ハルヒ「な、な、な……!!」

橘「それにしても涼宮さん……いくら朝比奈さんと恋人同士だからってトイレで尿i」ホゥ

ハルヒ「わー!!わー!!わー!!」

橘「ふふっ。どうしたんですか?」

ハルヒ「こ、こいつ……!!」

古泉「抑えてください。涼宮さん。仕返しならこの職場の不正を暴いてからでも遅くはありません。急がば回れ、ですよ」

ハルヒ「ぬぬぬ……さ、さっさと作業場に案内しなさい!!」

橘「ええ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
作業場へ移動中

ハルヒ「ところでキョン。あんたいつからこの仕事始めたのよ?」

キョン「ん?ん~……大体>>211くらいからか?」

生後7週間

キョン「生後7週間くらいからか?」

ハルヒ「嘘よ。そんなんじゃ種がないに決まってんじゃない」

キョン「何でも俺は”約束された陰嚢”の持ち主らしくてな……種は無いがその時期から体を開発されていたそうだ」

ハルヒ「……開発?」

キョン「……詳しく聞かないでくれ。正直思い出したくない」

ハルヒ(何があったんだろう……)

キョン「ま、そのおかげで他の同年代奴よりは金がある方だったな……だが最近誰かのせいでシフトを多く入れなけりゃならなくなったが」チラッ

ハルヒ「う……」

キョン「しかも部活、その他休日の拘束が長いもんだからシフトはいつも深夜帯なんだよな」ハァ

ハルヒ「いつも眠そうにしてたのはそういう事情があったのね」

キョン「分かってくれたならもう少しおごりはお手柔らかにな」

ハルヒ「考えとくわ。……まって、佐々木さんがあんたの上司ってことは……佐々木さんは何歳から勤めてんのよ?!」

佐々木「心配はご無用だ。この仕事を始めたのは中学3年……キョンと出会ってからなのさ」

キョン「年功序列型の社会が崩れてきているこんな時代じゃ、地位と勤め上げた年数が比例しないのはよくあることだろう」

佐々木「この仕事を紹介してくれたのもキョンだったな」

ハルヒ「はあ?!あんた、なんでこんなかわいい子をこんな仕事に誘ってんのよ?!」

キョン「そりゃあお前……>>237

抜かれるなら美人の方がいいじゃないか

キョン「そりゃあお前……抜かれるなら美人の方がいいじゃないか」

ハルヒ「なんか意味深な言い方ね?まるで佐々木さんより前に相手がいたみたいな感じじゃない?」

キョン「よく分かったな」

ハルヒ「あんたAV男優でも目指してるわけ?」

キョン「こっちにも事情があるんだよ」

佐々木「その事情の所為で僕がキョンの上司で、かつ長く受精のパートナーを務めているわけだが……」

ハルヒ「なによ、気になるわね。さっさとげろっちゃいなさいよ!!!」

橘「はいはい。静かにしてください。丁度作業場に着きましたよ」

作業場前
ギシギシ アッアッ!! ハァハァ……ウッ!! アッー!!

ハルヒ「……ちょっと、これ本番中なんじゃないの?あんた撮影してなくていいの?」

橘「撮影係にも受精係と射精係同様シフトがありますから。そろそろ交代の時間なので丁度いいですね。中に入りましょうか」ガチャ

撮影モブ「あ、ちーっす。交代の時間っすね?」

橘「ええ。ここからは私が代わりましょう」

撮影モブ「……後ろの方は?」

橘「見学だそうです。キョンさんたちは付き添いだそうで」

撮影モブ「そうですか……こんなとこですが、ゆっくりしていってくださいね!!」

バタン

キョン「おお。今日はこの二人が射精と受精だったのか……」

古泉「……貴方方は……」

ハルヒ「……>>258と」

みくる「……>>261さん?」

谷口

商店街のおじさん

ハルヒ「……谷口と」

みくる「……森村さん?」(※確か青果店のおっちゃんだったはず)

谷口「え……え?涼宮?キョン?……あれ?」

森村「やあ、君たちは去年の……久しぶりだねぇ」

ハルヒ「……ども」

長門「……これはない」

みくる「森村さん……お店はどうしたんですか?」

森村「それがやはり芳しくなくてねぇ……青果店だけじゃ食べていけなくなったからこうして副業をこなしているんだよ」

森村「店は今、家内が店番してるよ。いまじゃこっちの方が儲かるくらいだ」

みくる「……そんな」

森村「なんでも才能があるらしくてね?困ってるところをスカウトされたんだ」

森村「まあ、こんな年だからできるのは受精係くらいのものなんだが……ここで青果店であることの強みが出るとは思わなかったよ」

みくる「ああ、あんなにおいしそうな果物が……もったいないよぅ……」

ハルヒ「……で?谷口、なんか申し開きすることはある?」

谷口「……お、おれは……」

長門「何?」

谷口「俺は>>286!!」

朝比奈さんが好きだ

谷口「俺は朝比奈さんが好きだ!!」
みくる「ごめんなさい」

谷口「……グスン」

キョン「谷口……それはないだろ」

ハルヒ「もうあたしたちに金輪際近づかないで。半径2メートル以内に近づいたら殺すわよ」

古泉「当然の結果ですねえ……」

谷口「待ってくれ!!話を聞いてくれ!!」

ハルヒ「聞くまでもないわ。口開くな。変態」

谷口「違うんだよ!!俺は本当はノンケなんだ!!」

キョン「現場を押さえられて何寝言を……今までは喜々として仕事やってたじゃないか」

谷口「そ、それは>>302

出来れば無難な安価を……

キョンの猥褻な写真を貰えるから

谷口「そ、それはキョンの猥褻な写真を貰えるから……」

キョン「確信犯だ。有罪確定」

ハルヒ「あんた、もう一回小学校からやり直してきなさい。日本語がメチャクチャよ?ねえ、そう思うでしょ?みくるちゃん」

みくる「キモチワルイ……」

谷口「馬鹿な!!朝比奈さんをひっかけるにはキョンのこの写真が1番だって!!」

ハルヒ「……誰情報よ?……それ?」

谷口「……朝倉」

長門「……」ヒュン

ハルヒ「……あれ?有希は?」

キョン(朝倉……自業自得だな)

古泉(レズであり、かつ腐女子とは……これも一種の両刀使いなんでしょうかね)

キョン「佐々木」

佐々木「分かったよ。すぐにこの男はくびにするから……誰かいるかな?」

警備員「」ザッ

佐々木「つまみ出して」

警備員「Yes,sir」ガシ

谷口「う、うわああああああああああああああ!!」ズルズル

森村「うん?今日はもう終わりかな?じゃあ、帰らせてもらおうかな」

佐々木「ええ。お疲れ様でした」

橘「……どうしますか?受精係と射精係、どっちもいなくなっちゃいましたけど?」

ハルヒ「……取り敢えず、ここがイカレてるってのはよーく分かったわ」

佐々木「でも肝心の作業自体は見てなかったでしょう?徹底的に調べるなら、受精係と射精係の仕事内容は抑えておかないといけないんじゃないかな?」

ハルヒ「……それもそうよね」

ハルヒ「うん。それくらいは確認しておきましょうか」

佐々木「決定ね。……ごめん。まだ誰かいるかな?」

モブ「いかがなされました?」

佐々木「ただちにシフトに入れるものをリストアップしてくれないかな?」

モブ「畏まりました。少々お待ちを……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
数分後

モブ「お待たせしました。以下の者が大丈夫だそうです」

佐々木「ありがとう。この組み合わせに僕とキョンのペアを入れたものを候補として、実践するペアを涼宮さんたちに選んでもらおうか」

ペアのリストを作成します。キョンと佐々木以外の4ペアを作成します。安価一つに男性、女性を一人ずつ記入してください。組み合わせ

の安価は状況を見て出すかもしれません。取り敢えず好きな女性、男性キャラを挙げてください

このレス以降から>>365まで多いキャラ(打ちきりは2時40分)

>>348
安価の部分、レスに置き換えて読んでください

長門

おうふ……ペアを所望してる方もいるのね。
時間短縮のため、使用するペアの安価は出しません。申し訳ない。なんせ眠いんで……
では、しばしお待ちを

完成~♪

俺達×朝倉
古泉×キョンの妹
国木田×鶴屋(キョンの妹も可)
周防×長門

異論は認めるがこのSSが終了してから言いなさい。以上

佐々木「できたリストは以下の通りだよ」

組み合わせリスト

キョン×佐々木
複数人(俺達)×朝倉
古泉×キョンの妹
国木田×鶴屋(キョンの妹)
周防×長門

キョン「ん?朝倉?」

ハルヒ「妹ちゃんがいる時点で疑問に思わないの?っていうかなんで古泉くんと有希が候補に入ってんのよ!!」

佐々木「これだけ爛れた関係が出来上がっている時点で協力を仰いでも大丈夫だろうって判断したみたいね」

ハルヒ「京子ちゃんはいいの?!古泉くんが他の女と寝ても?」

橘「古泉さんとは所詮セフレなので構わないのです」

キョン「朝倉はどうすんだよ?」

佐々木「長門さんが捕まえてくれたらしいよ。いろんな処置も施してくれてるらしい」

キョン(あの時か……)

佐々木「さて……じゃあ多数決を採ろうか……もちろん、匿名でね」

ハルヒ「ねえ、妹ちゃんは?妹ちゃんはいいの?!」

ペア安価。安価で選べるのは以下の5つだ

1キョン×佐々木
2複数人(俺達)×朝倉
3古泉×キョンの妹
4国木田×鶴屋(キョンの妹)
5周防×長門

4番についてはキョンの妹か鶴屋さんかどっちかを選んで回答してください。
荒れるといかんから一人1レスのみ有効で。
じゃあ、このレス以降から>>420まで
多いものを採用します。
では
欲 望 を ぶ ち ま け ろ 

人がいなかった場合のこと書いてなかった。
制限時間は3:05で。

うん。過半数は……超えてないかな?
でも数的に1が多いようなんで1で決定。
ではしばらくお待ちを

1

佐々木「ふむ。僕とキョンのペアか……まあ妥当な線だろう」

キョン「リストアップされた中でも一番の古株だもんなあ……俺ら」

佐々木「では、さっそく準備に取り掛かろうか」

キョン「おう」

佐々木「……涼宮さんはいいとして、他のみんなはどうするんだい?僕たちの作業を見るのかい?」

古泉「……もともと興味があったものですから、不快でなければ」

みくる「わ、わたしも……見届けたい、です」

橘「カメラの準備してきますね」

佐々木「そうか……ではつまらないものだが見ていってくれ」シュルシュル

キョン「撮影係以外に見られるなんてかなり久しぶりだな」バサ

佐々木「くっくっ……見られてるから出せなくなったなどとは言わないでくれよ?あんまり遅いとお客さんを退屈させてしまうからな」パサ

キョン「ふん。長年の経験のおかげで今では十分対応できてるさ。むしろ出しやすくなる」バサ

佐々木「なら安心だ。君は大分遅漏だからね……ああ、前は30分でやっと一回だったか?」プチ

キョン「確かな。まあ、今日はそこまでかからんだろうが」ヌギ

みくる(なんの羞恥心もなく着替えてます~~~///)

佐々木「……よし、こちらは準備完了だ」

キョン「こっちもOKだ」

ハルヒ(佐々木さん……キレイ)

古泉(ほう……これは双方エロスを通り越してもはや一種の芸術ですね)

みくる「///」

さて……安価を撮るかどうか迷ってるんだが……
受精係、射精係の内容決定安価を取った方がいいかな?

射精係がキョンで受精係が佐々木だと思っていたが
それらの係は補助する立場だったのか

>>428
そうではない。
ただ、どういう行為をもってそれとするのかを決めたいだけ。
案があれば採用する。なければ本編はこれ以降安価が無くなるかも

おまかせします><

分かりました。お任せコースで。
では歯を磨いてくるので少々お待ちを

佐々木「始める前に一応聞いておこうか……涼宮さん。受精係、射精係とは何を担当する役割だと思う?」

ハルヒ「そ、そんなのキョンと佐々木さんが……セックス……するんじゃないの///」ゴニョゴニョ

佐々木「ふむ、半分当たりと言うところか。確かに作業過程で交わることはあるが……実はそれだけではないんだ」

古泉「……どういうことです?」

佐々木「まあ、それはおいおい説明していくとしよう……キョン?」

キョン「うっし。じゃあ今日もよろしくな?佐々木」

佐々木「うん。よろしくね?キョン」

古泉(ここで女言葉を開放……成る程、お仕事モードと言う訳ですか)

キョン「……」スッ

佐々木「ん……」スッ

チュッ

キョン「……」チュッチュッチュッ

佐々木「っく……んぅう……ちゅ……」チュッチュッチュッ

古泉(先ずは焦らず、じゃれ付くようなバードキス……余程やり慣れているのでしょうね、とてもリズミカルです)

みくる(うわぁ……二人とも上手……)

小泉わろた

キョン「ん……」レロ

佐々木「んく……はぁ……じゅる」クチュゥ

キョン「ん……ふ、ぐ……エロッ」グジュ

佐々木「んぷ……むぅ……あむ」パチュ

キョン「ん~~~っぷは」

佐々木「はぁっ……ふぅ……あむっ」ムチュー

キョン「んむぅ……」ススス

佐々木「んんっ」サワサワ

古泉(唇を十分堪能した後は、頬、首、肩の順に撫でていく。優しく、かつ激しく……スローセックスの基本と言えるでしょう。しかしこれは……)

ハルヒ(お互いがお互いを熟知してるがための攻めの比重、そして動きの連携と無駄のなさ……これだけ激しく動いてるのに)

みくる(……手がぶつかったりは一切しない)

ハルヒにこれといった反応はないんだね
と思ったらそういえば百合だった

キョン「……ふっ」フゥ

佐々木「あう!!……ハムッ」パク

キョン「くおっ……ん」サワサワ

佐々木「んんん……」ビク

古泉(しかし相手の為を思ってのみの前戯では物足りない……そこでちょっとしたスパイスの投入……)

古泉(こういう悪戯のような愛撫もあってこそお互いが高めあい、信頼を感じあうことが出来る……並みの経験ではここまではたどり着けない)

ハルヒ(キョン……手馴れてるわね。相当な数の女の子を相手してきたんでしょうね)

キョン「……佐々木」

佐々木「……ん」スッ

古泉(名前を呼ぶだけで何を言わんとしているかが分かるとは……そうですね、肩まで手を下して、次に向かう場所は……)

古泉(目測B+……Cにはやや届かないその純白の双丘。乳輪、乳首は春を思わせる綺麗な桜色……形も申し分ない)

佐々木「ふっ……はあっ!」ヒクッ

みくる(やっぱり小さいと感度がいいみたいですね……私はそこまで気持ち良くならないもん)

キョン「……」サワサワ ススー

佐々木「や……あ……」

古泉(いくら綺麗とはいえそこばかりに気を取られるのは愚の骨頂……片手は胸を責めつつもう一方はさらに下部へと進んでいく)

みくる(胸からお腹、腰、お尻。鮮やかな手つきで下まで落ちていく手……佐々木さんももちろんキョンくんの手も凄くエッチに見えます……)

ハルヒ「」ゴクリ

俺「」ゴクリ

キョン「んれろっ」モミモミ

佐々木「ああっ?!」

キョン「……んむ……ちゅう……ちゅぱ」チュー

佐々木「はうっ……んんんん!!」ギュー

キョン「……」カリ

佐々木「ああああああ!!」

古泉(おおお……ここで両手を臀部へ持っていき空いた胸は口で攻める……舐め、吸い、時には啄み……歯を立てる)

古泉(これは歴戦の女性も耐えられませんね。……今度やってみましょう)メモメモ

キョン「っ……っ……っ」ギュッ ギュッ

佐々木「んひっ……うぅっ……クッ」ガクガク

古泉(随分激しく責めますね……普通あそこまで力を入れれば痛みが勝ると思うのですが……)

みくる(佐々木さんは若干M気質がありそうですね……彼女とはおいしい紅茶が飲めそうです)

ハルヒ「」モジモジ ゾクッ

ハルヒ(ううう~目の前であんなの見せられたら……我慢できないよぅ)スゥ

佐々木「キョ、キョン……もう……」

キョン「……ん。分かった」ヒョイ

佐々木「ん……ふふっ」ニコ

みくる(わあ……お姫様抱っこ!!)

古泉(彼の首に手まで回して……本当に幸せそうに……これはまるで……)

みくる(キョンくんが花婿さんで……佐々木さんが花嫁さんみたい……)

古泉(素っ裸なのにウェディングドレスが見えそうなのは僕だけでしょうか……)

ハルヒ「……っ」クチュ クチュ

キョン「さて……と」

佐々木「ここまでは普通の前戯だったわけだけど……涼宮さん?」

ハルヒ「はひっ?!」

佐々木「ここから少し特殊な過程に入るから、ちょっとずつ解説を加えながら進めていくよ」

古泉「謹んで拝見、拝聴しましょう」

みくる「たのしみです!!」

ハルヒ(うう~生殺し……)

盛り上がってきた
眠るわけにはいかないな

……仮眠をとらせてくれないか?

佐々木「さて、キョンは自分の事を”約束された陰嚢”の持ち主……と明言していたね?」

ハルヒ「う……うん」

佐々木「陰嚢とはすなわちこの陰茎の下についている果実の事をいう訳だが……」コロコロ

キョン「くぅ……」

佐々木「その二つ名の通り彼の陰嚢は他の男性のそれとは一線を画している……見た目は普通の大きさ……だけど」コロコロ

佐々木「中身が全く違うんだ。精巣のつくりがね」

キョン「未だに俺は信じられないけどな」

佐々木「まあまあ……その精巣の機能を活かして行われるのが……私たちの受精と射精」

古泉「……」

みくる「……」

佐々木「くっくっ……そんなに固くならなくても大丈夫だよ。行為自体はさして一般のそれと変わらない……おっと、キョン君はこっちを固くしなくてはいけないよ」

練乳でも出るのか

ここまでか…
朝か
朝だな

ワンチャンないか
ないよな…

よし寝る

おはよう

おは
保守あんがと。読み直してみるとなんてもん書いてんだおれは……
再開しますが昼は飯を食わせてください
次レスから再開

佐々木「くっくっ……曲がりなりにも全裸の女性を目の前にしてこの状態だと聊か傷つくぞ?キョン」コスコス

キョン「くあっ……」

ムクムクムク

佐々木「うんうん。君の分身は正直でいいね……」シュッシュッ

ビイィーン

佐々木「こんなところか……では次の段階へ入りましょ。キョン」

古泉(ほう……彼のいちもつは日本人男性の平均よりも大きいようですね……18㎝といったところでしょうか)

みくる(ふえ~~……佐々木さん、さっきまでとはうって変ってSっぽくなっちゃってます……)

ハルヒ(……ああ、佐々木さんのあの表情……なんかに目覚めそう……今度みくるちゃんにやらせてみようかしら……?)

古泉「具体的には何をするのでしょう?」

佐々木「この体勢から想像がつかないかい?」

古泉(今、彼女は彼にベッドへおろされ正座している状態……一方彼は同じベッドで寝そべっている……これはまさに……)

みくる「……フェラチオ?」

佐々木「正解。今の私の役割は”受”精、何も下で受けることだけが受精じゃないの」コスコス

佐々木「……これ以上お預けをさせるのも可哀そうだし……早速」パク

キョン「うおっ」ビク

佐々木「んっ……んっ……んっ……」ジュポ ジュポ

佐々木「ふう……んちゅ、ちゅっ……ペロ、ペロロロロロ……」チュッ チュッ チロチロチロロロロロ コスコス

古泉(一旦口へ咥え、唾液によって滑りを良くした後に亀頭をキスと舌で攻めつつ竿もしごきあげる……)

ハルヒ(……あの舌使い……時には絡めて時には嬲るように高速で動かして……)ゴク

佐々木「くっくっ……ねぇ、キョン。出そうなときはしっかりと言ってね?外に出されたらたまったもんじゃないから」コスコス

キョン「くっ……言われなくたって……」

佐々木「だって、この前だって口を放した瞬間に出しちゃったじゃない……プライベートでなら構わないけど……」チュッ シコシコ

佐々木「これは仕事……なんだからね?」

古泉(……ここで彼女の上司と言うステータスが活きてきましたね……そう、これはあくまでも仕事。上司は部下をしっかりと管理しなくてはいけない)

ハルヒ(その立場を利用しての言葉攻めっ!)

古泉(更に小悪魔的な表情での上目使い……んっふ。これをやられては誰でもまっがーれ↑してしまうでしょうね)

10分後

佐々木「んっ……んっ!!……ずううぅぅぅぅ」グッポグッポ ジュルルルルル

キョン「うっ……くっ……!!」

佐々木「じゅる……モゴっ……はむう……」ジュッ グプ

古泉(彼女のこの過激な攻めに10分以上も耐え抜いている……僕なら5分と持たないでしょう。遅漏と言うのは本当だったのですね)

ハルヒ(すご……あんなに動いて、吸って……舌動かして……)

みくる(あごが疲れないんでしょうか……?)

佐々木「ぷはっ……くっくっ……やっぱりなかなかしぶといね、キョン」

キョン「何言ってやがる……俺はもう爆発寸前だ……」

佐々木「そう?その割には全然びくびくしてないよ?ここ」ピン

キョン「うおっ……い、今のは地味に効いたぞ」

更に10分後

佐々木「ジュルルルルルル……うん!むっ……ぺろっ……」ズズーッ チロロロ

キョン「はあっ……くうぅ!!」ビクビク

古泉(なんと……もう開始から20分が経ってしまいました……耐え抜くキョンくんもすごいですが、佐々木さんの持久力も大したものです)

みくる(キョンくん……声が色っぽくなってきましたぁ……もうそろそろ限界なのかな?)

ハルヒ(女の子みたいにあえいでいるキョン……か、可愛いかも……)ジュル

みくる(……涼宮さん)

橘(相変わらず長いですね、毎度毎度腕が疲れるのです……)

キョン「!!……佐々木、俺……もう」ビクビク

佐々木「!!……ジュルルルルル!!ずずずずずずぅぅぅううう!!」

古泉(ここで止めのバキューム!!)

キョン「くおっ!!があっ……」ビクン

ドピュ

佐々木「んっ……んむう!!……んくっ……」

キョン「うあぁぁぁああ……」ドピュッ ドピュ

佐々木「ん……ん……」コプ コポ

キョン「……ふぅ」ズル

佐々木「んふ……」

古泉「……口に出した後はどうなさるのですか?」

キョン「まあ、もちろん>>541

ごっくん

キョン「まあ、もちろんごっくんだ」

佐々木「んく……んく……はあ……」

キョン「おお、全部飲んだか?佐々木?」

佐々木「うん……今回のもなかなかのものだったよ」

キョン「そうかい。そいつは光栄だ」

古泉「……見たところ、時間以外はごく普通の行為だったように見えましたが?」

佐々木「言っただろう?行為自体はそんなに変わらないって……重要なのは射精係がキョンだということだ」

ハルヒ「……どういうこと?」

佐々木「彼の精巣で作り出された精子は……かなり特殊なんだ。それこそ、一つの論文が書けるくらいにね」

みくる「特殊って……具体的にはどんな風に特殊なんですか?」

佐々木「多々あるんだが……特筆すべきは>>560だろう」

やべ、間違えた
>>551

ksk

100%妊娠

佐々木「特筆すべきは口腔から妊娠させることができることだろう……性別を問わずにね」

ハルヒ「……はい?」

みくる「どういうこと……ですか?」

佐々木「キョンの精子は……いうなれば意思を持っているんだ」

古泉「意思……ですか」

佐々木「まあ、精子にプログラムが組み込まれているといった方が語弊がないかな?」

ハルヒ「なによ……それ」

佐々木「掻い摘んで説明するとキョンから出された精子の一部は口内粘膜を通じて一旦体に吸収されるんだ。沁み渡るような感じでね」

佐々木「それでホルモンの分泌量、体温、血液などを吸収された精子が分析する」

佐々木「その分析結果をもとにどこが生命を根付かせるのかを決めるんだ。女性の場合は9割がた子宮になるが……」

佐々木「男性の場合は年齢によってまちまちだな」

ハルヒ「え……じゃあキョンあんた男とも?」ヒキ

キョン「『開発』段階で受けた実験の一部だよ……あれはマジで地獄だった……」

ハルヒ「あ……ごめん」

キョン「いや、お前が気にすることでもないさ」

安価ミス、ご迷惑をおかけしました
飯食ってきます

ただいまっこい
長門さんは未だ朝倉さんをいたぶってます
次レスから再開

佐々木「しかも、侵入した体に有害物質と思われないようにするため、加えて種の宿命”子孫を残す”ことを目的とするためか媚薬効果まで発揮するらしくて……」

古泉「成程……より相手に自らを欲してもらうようにすると……」

佐々木「と言っても一回取り込まれた時点で妊娠は確定なんだけど。精子だけで子供が出来る様はホントに異様だった」

キョン「……責任とれ、とかも言われたしな」

佐々木「あれは君の精子の中毒性の所為だろう。責任を取ってもらえればただで君の精子を満喫できるから」

古泉「……一種の生物兵器ですね」

ハルヒ「……今日は大収穫よ……SOS団設立後初めての不思議発見よ……」

みくる「キョンくんはいったい何者なんですか……」

ハルヒ「ん?ちょっと待ってでもそれおかしくない?」

キョン「何がだ?」

ハルヒ「キョンと佐々木さんは結構長い間パートナーだったのよね?」

佐々木「ええ」

ハルヒ「それでキョンの精子は百パーセント妊娠すると……」

キョン「忌々しいことにな」

ハルヒ「……佐々木さん、今まで妊娠しなかったの?」

古泉みくる「!!」

キョン「おお、流石はハルヒといったところか。いいとこに気が付くな」

佐々木「くっくっ……それが僕がキョンのパートナーである所以なんだ。そうだね、僕は今まで一度も身籠ったことはないよ」

キョン「この仕事は受精係、射精係などと命名されているが……」

佐々木「実際に”受精”してしまってはダメなんだ。あくまで”バンク”だからね。消化してしまっては意味がない」

ハルヒ「じゃあ、今まで何人も相手にしてきたっていうのは……」

キョン「ああ……フェラだけで妊娠だったからなあ……中毒性も相まってシャーレに出すこともしなかったから……」

佐々木「本末転倒……一回するたびに相手を変えなければバンクとして機能しないんだ」

ハルヒ「と言うことは佐々木さんは……」

佐々木「そう。彼の精子に対する耐性のようなものがあるんだよ」

キョン「いくら天下一品の刀があってもそれを収める鞘がなけりゃならんだろう?」

佐々木「キョンの”約束された陰茎”(エクスカリバー)を扱えるのは僕と言う鞘……”約束された肉便器”(エクスホルダー)だけなんだよ」

キョン「”約束された陰嚢”は俺にも扱いきれんがな」

ハルヒ「……ってことは佐々木さん……不妊症?」

佐々木「そうじゃないよ。鞘として機能しない時にはしっかりと受精する。……意思ひとつで切り替えが可能なんだ」

古泉(……流石は涼宮さんと同格の”神の器”といったところでしょうか)

佐々木「さて、と解説はいったん中止にして作業に戻るとしようか」

古泉「……おや?また口内を用いての作業なのですか?」

佐々木「せっかくシフトに入ったからね。言った通りキョンの相手ができるのは僕位だ。なるべく多く受精しておいた方がいい」

キョン「……お手柔らかに頼むぜ」

古泉「……一体何回摂取するおつもりですか」

佐々木「そうだな……>>594回といったところか」

594

佐々木「そうだね……594回といったところか」

古泉「」

ハルヒ「」

みくる「」

キョン「うん?今日は若干多いな」

ハルヒ・みくる「若干なの(なんですか)?!」

古泉「……そんな回数、戦い抜けるわけないでしょう……いったいどうなっているんですか貴方の体は……」

キョン「俺の精液の機能からすればこれくらいは驚くに足らんだろうが」

古泉「……確かにそうですが」

ハルヒ「でも……一回だけであんなに時間がかかったのに594回とか……何年かかるのよ……」

佐々木「ご心配なく。ある技術を用いればそんなにかからないから……橘さん」

橘「ああ、はい。例のですね……分かりました。すぐ準備します」

キョン「悪いがこの技術は企業秘密なんでな……ゲストのお前らには見せられないんだ」

佐々木「まあ、やってることはさっきと同じだから……見なくても大丈夫だよ」

橘「では、こちらの部屋へ……」

その頃・長門のマンション505号室
朝倉「んぎいいいいい!!も、もうゆるひて」

長門「問答無用。貴方の身勝手の所為で彼にも火の粉が降りかかった」ビッシィィィィイイ!!

朝倉「んああああああ!!ひぐ!!いっちゃう!!ひっちゃうよおおおお!!」ビックーン!!

長門「この刺激で性的快感を覚えるとは……極度の被虐主義者と判断」

長門「……!!」ピクーーン

朝倉「?……長門しゃん?」

長門(彼の時間平面からの消失?彼の生体反応がこの惑星から感じられなくなった……早急に確認を取らなければ……)

長門「……そろそろ私は戻る」

朝倉「ええっ?!此処でまさかのお預けプレイ?!長門さん……やっぱりあなたは天性の……」

長門「何を言うか。貴方をそのままにはしておかない……#$%&'mjkcjdwkl)('&&$」ブツブツ  ピッカー!! バシュウウン

おまいら「Yeaaaaaaaaaah!!!!!」

朝倉「?!」

長門「私が返るまでこの人たちが相手……貴方たちは彼女を好きにしていい」ヒュン

おまいら「Yes!! Mom!!」

朝倉「え、ちょ……い、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

おれらキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

その頃 橘の 組織 本部

ハルヒ「キョン……どこに連れていかれたのかしら」

みくる「心配です……」

古泉(……ここにいる者たちに見せられないということは……恐らく……)

ガチャ

長門「失礼する」

ハルヒ「あら?有希、やっと来たわねどこ行ってたの?」

長門「ごみの片づけを……彼は?」

みくる「なんか橘さんたちに別の部屋に連れて行かれちゃいました……企業秘密だとか言って」

長門「……そう」

古泉「長門さん、一つ伺っても?」ヒソヒソ

長門「彼の生体反応がこの時間平面から消えている」

古泉「成程……やはり彼女たちは佐々木さんの閉鎖空間へ向かったようですね。確かにこの企業の企業秘密と言えます」

古泉「閉鎖空間では往々にして時間の流れが変化しますからね……本当にすぐ帰ってきそうです」

長門「……そう。万が一の事があれば私が対応する」

20分後

橘「ただ今戻りました」

キョン「……ふぅ……お待たせ」

佐々木「ふむ……キョンの言った通り、今日は大して時間がかからなかったな」

キョン「ま、若干たまってたって言うのもあったからな」

ハルヒ「佐々木さん?本当に594回もごっくんしたの?お腹全然膨れてないじゃない」

みくる「本当……」

佐々木「くっくっ……それも含め、私が彼の器にふさわしいということです」

古泉「これでもう今日の作業は終わりですか?」

キョン「何を言ってんだ。むしろこれからが本番なんだよ」

古泉「……まだやれるというのですか」

長門「絶倫体質」

みくる「絶倫どころじゃないですよ、長門さぁん……もう永久機関並です……」

佐々木「ちなみに僕もキョンも準備は万端だ。本番前の前戯はすでに済ませてしまったからね」

ハルヒ「ちょ?!作業工程は全部見せなさいよ!!」

橘「それも含めて撮ってありますから問題はないのです。そこの部分は企業秘密を用いてないのでお見せできますし」

ハルヒ「そ、そう……ならいいわ」

ハルヒ(攻められてる佐々木さんを見ないなんて神への冒涜よね!!よかった!!それを参考にみくるちゃんを……)ウヘヘ

みくる(ど、どんなのだったんだろう……)

佐々木「じゃあ、ここからが作業の正念場だよ」

ちょっと暑いから休憩

もうそろそろフィナーレかな?

佐々木「さてと……」ゴロン

キョン「よっと」ノッシ

古泉(佐々木さんが股を開いて仰向けに……彼がその上に体を持っていく……標準的な正常位ですね……佐々木さんも体は柔らかいようです)

ハルヒ(何年も勤めてるから蜜壺の色はどうなっているのかと思ったけど……広げられてる今なら良く見えるわ)

みくる(綺麗なピンク……乳首とそん色ないくらい……私とは大違いです)

古泉(ほう……橘さん以上にいい色合いをしていますね……これも彼女の器としての才能でしょうか?)

古泉「……そのまま挿れるおつもりで?」

キョン「ああ……こいつの……」

佐々木「    にね」

空白に入る単語は?

1 蜜壺
2 菊門

>>635まで多いもの

佐々木「蜜壺にね」

古泉「避妊具は……んっふ。言うだけ野暮でしたか」

佐々木「そんなもの使ってしまったら……質が落ちてしまうだろう。何度も言う通りこれは仕事で、精子バンクなんだから」

ハルヒ(な……生挿入)ゴクリ

みくる(凄くドキドキします……)

長門(情報統合思念体にデータ保存のための記憶領域の確保を申請する)

佐々木「ん……ん……」クチュクチュニチュニチュ

古泉(解説の時間の所為で乾いているのではと心配しましたが……あの水っぽい音から察するに杞憂みたいですね)

キョン「……よっと」クリ

佐々木「んひ?!……キョン、もう大丈夫だってばあ……」

古泉(あれが佐々木さんの陰核……興奮しているせいかかなり大きくなってますね)

キョン「ん……」ニュルニュル

佐々木「ん!!……ふぅっ……くぅうう!!」ビクビク

ハルヒ(佐々木さんの愛液を十分に塗り付けてる……潤滑剤ね)

キョン「……行くぞ?佐々木」





佐々木「来て、キョン」スッ

古泉(迎え入れるように彼の首に手を回して……ついに……!)




ズプッ



佐々木「ふああああああぁぁぁぁ……」グリュ

キョン「ぐっ」ニュプププ

佐々木「うううううぅぅぅぅうん」ツプププ

キョン「よっと」ズン



コツン

佐々木「ああっ?!!」ビク

古泉(あの表情は……届きましたね……持てる者のみが辿りつける最果ての地に……持たざる僕からすれば羨ましい限りです……)

キョン「佐々木……動いても大丈夫か?」

佐々木「う……ぅん」

キョン「……っ……っ」グッ グッ

佐々木「はっ……ああっ……」パンパン

キョン「さ、佐々木」

佐々木「ああ……キョン……キョン!!」スッ

ハルヒ(あ、手を頬に持っていって……)

キョン「ちゅっ……ちゅぱっ」チュウ グッ グッ

佐々木「ん……むんぅ……ぷはっ……ああっ……んちゅ」チュッチュッ パンパン

みくる(す、すごい密着してます……これじゃあまるで……)

長門(……恋人同士)

古泉(本当にお二方はこれが仕事だという自覚はあるのでしょうかね……目的を忘れてなければいいのですが)

5分後

佐々木「ふぐっ……あああ……」パチュパチュ

キョン「くっ……ん?」グググ

佐々木「んあっ……?キョン……今日はいつもより随分早いんだね」

キョン「だな……皆に見られて興奮してるのかもな」パンパン

佐々木「ひっ……視姦が好みなのかい……はなはだしく意外だね……それに……妬けちゃう」ギュウウ

古泉(おお……彼の頭を掻き抱いて……)

キョン「おいおい……仕事に私情を挟むなよな」パンパン

佐々木「今……この時だけは……私だけを見て……キョン」ギュウウウウ

キョン「甘えん坊だな……佐々木は……はいはい」ギュウウウウ

古泉(彼もその甘えに答える……さっきの佐々木さんの攻めとのギャップで破壊力も増していますね)

ハルヒ(この二人……もう付き合っちゃえばいいのに……)

長門(容量不足……?すぐに次の領域確保を……)

キョン「よっし……ラストスパートだ!!」スッパパパパパパパパパパパパパパン!!

佐々木「ふえ……ああああああああああっあっあっあっあっあああああああああっぁあだめえ!飛んじゃう!!トンじゃふううう!!!」ビクンビクン

キョン「ぐっ……うおおおおおおおおおおおお!!」スパン スパン!!

佐々木「も、もうダメええ……」キュウウウン

キョン「ぐお……締め付けが……お、俺ももう……」

佐々木「イって!!一緒に!!中で!!膣内でだしてえええ!!」ガシ

古泉(……だいしゅきホールド、頂きました)ピロ~ン

キョン「くっ」ドクン

ドピュルルルルルルルルルル

佐々木「ああああっあああああああああああ!!  !!  !」プシャ プシャッ!!

ハルヒ「」

長門「」

みくる「」

古泉(おやおや……3人とも……あまりの出来事に意識が飛んじゃってますね……いい間抜け面です)ピロ~ン

キョン「……ふぅ」ズル

佐々木「あ……はああ……」クテ

古泉(……あれだけ出されてもなお一滴も溢さないとは……彼女の子宮は亜空間にでもなっているのでしょうか?)

ハルヒ「」

みくる「」

長門「」

古泉(……こちらの方々もそろそろ現実に引き戻して差し上げましょうか)

古泉「みなさん、大丈夫ですか?もう一回目が終わりましたよ」

ハルヒ・みくる・長門「はっ」

ハルヒ「……ちょっとトイレ言ってくるわ」

みくる「あ、私も……」

テッテッテ バタン

古泉「おやおや……んっふふふ」

古泉(空気に中てられましたか……いや、この場合は彼の精子に中てられたというべきでしょうね……困ったものです)↑

橘「……B班。直ちにこの階の盗撮カメラを起動させなさい。撮影班指揮官命令です」pi

佐々木「はあ……はあ……あれ?涼宮さんたちは?」

古泉「一緒にトイレに向かわれました……いやはやナニをしに行ったのやら」↑

古泉「長門さんは大丈夫ですか」↑

長門「大丈夫……問題ない……データが推定された値より大きかったためオーバーフローを起こしたに過ぎない。次は大丈夫」

古泉「それは良かった……それにしても、随分な量を出されたようですが……一滴もこぼれてませんね」ジーッ ↑

佐々木「僕の子宮、膣の形と質は特殊でね……出されたものは壁から剥がれ落ちることはまずない。あるとすれば生理の時くらいかな」

キョン「おい、あんまり見るな。失礼だぞ」

佐々木「くっくっ……もしかして妬いてくれているのかい?」

キョン「茶化すなよ」

佐々木「さっきのお返しだ」

キョン「だったらベッドの上でやり返してみろっての」

佐々木「……言ったな?」

キョン「え、ちょ……」

古泉「おや?二回戦ですか……お盛んですねえ……」↑

ガバチョ

キョン「ぐへっ」ドサ

佐々木「さてと……ふふんこっちの準備はもう良いみたいだな」ドサ サスサス

キョン「あふん」ビクン

佐々木「さっきの仕返しだ……思う存分イカセてあげるよ」スッ

古泉(おお、女性の攻めに入る場合の王道……騎乗位ですか……僕好みな体位ですね)↑↑

佐々木「ん……ふぅ」クチュ ニュルル クプ

キョン「……騎乗位も久しぶりだな……掻き出されるから仕事上よくないっていうから」

佐々木「そうだね……こればかりは……僕の身勝手だ……よ」ユッサユッサ

キョン「おっ……うお……」ギシギシ

佐々木「くっくっ……どう?女性に好きなようにされている気分は?」グルングルン

キョン「ああ……最高の気分だ……」

佐々木「ふふ……すぐにそんな言葉を言えないようにしてやるんだから」ズップズップ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

backの描写いる?

2時間後

古泉「……終わりましたか?」↑

キョン「はあ……はあ……流石に今日はもう無理だ」

佐々木「ちょっと……やり過ぎたな……正式なシフトでもないのに」

古泉「あれから10回イクまで騎乗位を堪能した後バックで10回、対面座位を12回やれば当然の結果です」↑

長門「……非常に有意義なデータが取れた。思念体も歓喜している」

キョン「……長門。お前そんなデータを思念体に送ってどうするつもりだ?」

長門「>>692

>>690

長門「彼女を世界的に肉便器としてデビューさせる」

古泉「」

キョン「……なんだって?」

長門「これだけの能力を持った人物も珍しい。世間一般に彼女の有用性を知らしめるべき」

佐々木「ああ、そのことなら問題ないよ」

古泉「?!」

キョン「あのな……この精子バンクって実は世界中に展開済みなんだ」

佐々木「その中でもこの組織のオフィスは本社と言うものに値してね……その中でも有名な僕たちは……」

キョン「すでに世界中に名前が広がってるのさ」

長門「なんと」

佐々木「なんせ僕の二つ名が”約束された肉便器”だからなぁ……」クックッ

キョン「俺なんか開発中にいろんな国から研究者が来てたし……そう言えば今度俺に関する論文が出されるとか言ってたっけな」

佐々木「それに乗じてパートナーの僕の名前も発表されてしまうだろうね……いやあ、世界と言うものは案外狭いものだな」

古泉(駄目だ……話について行けない……)

ガチャ

ハルヒ「ふぅ……待たせちゃったわね!みんな!!」

みくる「はふぅ……とてもl暑いですぅ……」

ハルヒ「って、なんかものすごく生臭いわね……」

みくる「でも、なんか嗅ぎたくなっちゃう匂いですねぇ」クンクン

佐々木「ああ、涼宮さん。遅かったね。もう作業は終わっちゃったよ」

ハルヒ「ええ?!何勝手にことを進めてるのよ?!」

キョン「2時間以上も待ってられるかよ。ビデオがあるからそれで我慢しろ……」

ハルヒ「むぅう……」

ハルヒ「……ところで佐々木さん」

佐々木「何?」

ハルヒ「あなた、受精係としてキョンのを飲んだり中に出させたりしてたわよね?」

佐々木「ええ」

ハルヒ「何か理由があるのかしら?貯めるだけなら別段気にする必要もないとは思うんだけど……」

佐々木「それは……そのままでは貯蓄された精子は使い物にならないの。だから才能あるものによってある加工をしなくちゃならないの」

ハルヒ「加工?」

佐々木「そう。>>713

レバーとして流通させる

佐々木「レバーとして流通させるのよ」

ハルヒ「……レバー?」

佐々木「キョンの精子が異常なものであることはさっき話た通り」

古泉「とんでもない劇薬でしたね」

佐々木「そう……これは他の射精係にも言えることなんだけど……みんながみんな、特殊な精子を持ってるの」

佐々木「キョンほどの効果は無いにしろ、ね」

ハルヒ「うげ……じゃあ……」

みくる「あの谷口って人も……」

佐々木「うん。彼の精液はそのままだと>>721なの」

佐々木「そのままだと……人が出来ちゃうの」

ハルヒ「……人?」

佐々木「正確には人のような何か……確か学術名では識別ナンバー:aBf+ENhj0 だったかしら?一回の射精の量で1体形成されるの」

古泉「……恐ろしいですね」

佐々木「とは言っても、すぐに焼くなり処理すれば問題ないんだよ」

みくる「そんな人、くびにしちゃって大丈夫だったんですか?!」

佐々木「大丈夫。彼は警備員によって研究施設に運ばれる手はずになっていますから……aBf+ENhj0を研究しているところのね」

これ中に出したらどうなるんだよ…

キョン「谷口……自業自得とはいえ同情するぜ」

佐々木「ちなみに森村さんに処理してもらうとコラーゲンになるらしいね」

ハルヒ「だからあんなに肌がすべすべなのね……」

古泉「コラーゲンはもともとタンパク質なのであるべき姿に戻ったと言えるでしょうね」

みくる「そ、それで……キョンくんのは?」

佐々木「ああ、キョンについてだったね。うんレバーに加工するって言ったけど、僕の仲で加工すると増血剤になっちゃうんだよ」

ハルヒ「まじで?!」

佐々木「実は増血剤だけじゃなくて精力剤の代わりにもなるし、冷え症も治るらしいんだけどね」

古泉「まるで歩く漢方薬ですね、貴方は」

キョン「うっせ」

佐々木「匂いからしても効能にしても、レバーにするのが無難だったの」

ハルヒ「まあ。もとがあんなんだったから、大分平和な使われ方よね」

ちょいと補足
>>732
それが谷口が一人身で童貞たる所以
その症状が発覚してから彼は特別な監視下に置かれてしまいました
よって女の子も寄り付かなかったんだ(九曜は別)
だから他の人の中とかには出す機会がありません。今後もね。

佐々木「と、言っても……彼の精子の加工の仕方は一通りじゃないのよ」

ハルヒ「他の人は一通りなの?」

佐々木「ええ。彼の精子は特別な精子を持つ者の中でも本当に特別なの。それを自在に処理できるのは私だけだけど」

ハルヒ「……ちなみに、どんな用法があるの?」

佐々木「例えばね、彼の精子の特性の内、100%妊娠するっていうものだけを残しておく……」

佐々木「さらに他の遺伝子情報をコピーする属性を付加させるの。この属性を付加させるのは大変だった……」

佐々木「そうすれば……ね?」

長門「……俗にいう種無しの人も、子孫を残すことが可能」

ハルヒ「もう……なんでもありなのね、あんたは」

佐々木「そうでもないよ。加工にも流石に限界があるからね」

キョン「精子バンクに保管してある他の精子、加工済みの精子と組み合わせないとできない事もあるしな」

古泉「……それでも、十分チートだとは思いますが……」

キョン「そうでなけりゃ開発を受けたり論文に名前を晒されたりもせん」

みくる「確かにそうですねえ……」

ハルヒ「……」

佐々木「と言う訳でね、実はこの仕事、国家が……いえ、もう世界中で許容されている仕事なんだよ」

古泉「世界が相手……ですか。これはもう不正でもなんでもありませんね……」

みくる(そうか……この組織が未来の『禁則事項』のもとの組織だったんですね)

長門(これが……人類の進化の始まり……もしかしたら自立心化の可能性も……)

古泉「……涼宮さん、いかがなされますか?」

ハルヒ「……いいわ。この組織の告訴は取りやめよ」

古泉「では……」

ハルヒ「この組織に興味がわいたわ!!SOS団全員でこの組織に加入するわよ!!団長命令!!」

ハルヒ「そしてSOS団の名前を世に知らしめるの!!」

古泉「誠に結構なアイデアかと」

みくる「はい!!」

長門「……」コク

キョン「やれやれ……ま、お前らしいけどよ」

佐々木「じゃあ、まずは適性検査を受けてもらおうかな」

ハルヒ「ええ!!じゃあみんな」



ハルヒ「あたしについてきなさい!!」

終わり

終わった――――!!
うわー息抜きに書くつもりだったのに1日中書いちまった……
案外安価がまともだったのでここまで楽しく書くことが出来ました!!
安価に協力してくれた方々、保守や支援をしてくださった皆様、本当にありがとうございます。

なんか質問があれば出来る限りは答えたいと思います

おつです

安価を無駄にしない>>1は久しぶりだ
良い物を見させてもらった
次は佐々木とのぷらいべーとをですね

>>766
俺もこれを期待だ

安価無しに佐々木ラブラブちゅっちゅもの書いて欲しい

>>753
>>715

>>766 >>767
プライベート……いやー佐々木とキョンは本当に仕事仲間的な感じで書いてたからなあ……書けるかなぁ……気が向いた時に残ってたら

>>769
そうですね。そう言う解釈でよろしいかと。
仕事に誘ったのがキョンで、仕事するときに取り敢えずキョンの相手をして……あれ?なんかこいつキョンの相手にはベストじゃね?
ってことになり、それ以降はキョンの相手しかしない(他の奴にやらせてる時間がもったいないから)ってことで……いかがです?

一応聞くが……佐々キョンを書くとしたらアフターものの超短編みたいな感じになるかもしれんが……
それでいいなら書くかもしれん。

佐々キョン苦手な人は注意

飯食ってから再開します。おそらく19:15分に開始となります

                          -─ 一ヘ ___
                           /::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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                        /:::/:::::: /:::/::::: : |::::|:: }:::::::!::::::ヽ
                          /:::/:::::: ∧/!:::ハ::: |:::ハ: |::::: |:::::::::i
                     |/!::::::: / /. ∨ Ⅵ/ 才从j:::::::::|
                       八.|::::::: |  ̄`ー   一 ´ ̄ |:::::::::|
                         从从{  ̄ ̄     ̄ ̄`|:::::Ⅵ
                           {⌒!|     |       .八/}′
                       \ル       !      /::/ノ        , -、   
                /⌒!        _/\   r──┐  i⌒ヽ _   , -、 |  .|
                 |  .|   ,-、 _/7 : : !.}\  ̄ ̄ _/ | : : ‘, : \_!  | | :::::!
       _      .|  .|- , :::::i : : :.:/: : : :| \ ≧─≦/ .| : : : :., : : :.| ::::|-.| :::::!
       { ::\    _|  .| : | ::: | : :.:/ : .:.:.:.|  ,|\  /\ |: : : : : , : :.:| ::::| ::| :::::!ヽ   /⌒!
.        \. ::\  ./ |  .| : | ::: | : :〈 : : /: :| /\:∨::::/ ヽ!\__」 : : :.| ::::| ::|  .| ∧ / :: /
.      r-、  .、  \| ::|  .| : | ::: | : : :>´: : ∨  }::::::::{  /{: : :\: : : : : | .:| ::|  .| : :| / :: /    _
.      { :: \ \  \}  .L_,! ::: !.:.:./: :ィ⌒} |.   }==〈  /:/( ̄ヽ:\: : :,′ .L_|  .| :.:./  /   / )
     \  \ \  `      |: : :.:/ :::: / :!\ {::::::::| /:: | : ,  .、: : :/     ..乂/  ,′/ /
.        \  `¨ .:::::::::::::::::::::. 八: :./ :::: /: :.|:: ::\::::::::!′: ! : : .  .\{  .:::::::::::::::.   (/ ./
.         、 .::::::::::::::::::::::::  _У   / : : |:: :: :: \/ :: :: |: : : :\  `  .:::::::::::::::::::::.   /
         |   / ̄ ̄ノ      ′: :.:| :: :: :: :: :: :: :: :!: : : : : :\   \  ̄ ̄ ::::::::::. |

      この先は佐々キョン成分がかなり含まれています。また、書き溜め、安価はありません
          佐々キョンが苦手な方、『キョンは○○の嫁!!』と信じて止まない方
        このSSは本編だけでいいという方などはこのままこのスレを閉じ、読むのを
               ご遠慮ください(いや、マジで読まない方がいいかも)
             このスレで終わらない場合は打ち切りとさせていただきます

                    幼いころ、よく母が口にしていた言葉がある

      『人間、生まれ持った才能には必ず何かしらの意味があって、きっとどこかで誰かの役に立つものよ』

                  『だからどんな才能でも、惜しみなく発揮しなさい』

       『才能と同様に自分がこれまでしてきた行いも、何かしらの意味があったからこそ行っているの』

      『今はまだ(なんで昔はあんなことしたんだろう……)と思っていても、いつかはそれが分かるようになる』

              『だから、若い今のうちは、行動することを恐れず、自由気ままに生きなさい』

          当時の俺は理解できなかった。だが今となってはこの言葉の意味を身をもって味わっている

~6年後~

キョン(現在俺は23歳。大学には進まず高校卒業と同時に社会人となり自分で生計を立てている)

キョン(就職先はもちろんあの『精子バンク』。あの時から世間の注目を集めていたが、ハルヒらSOS団が加入してからというもの急成長を遂げる)

キョン(今では世界でトップクラスの会社となった『精子バンク』。入社できれば将来はウハウハと言われるほどの大企業だ)

キョン(そんな企業に勤めている俺だが……この急成長への貢献が認められ、去年かなりの昇進を果たした)

キョン(とはいっても佐々木も俺と同じくらい昇進してしまったため、上司、部下と言う関係は今も健在である)

キョン(……俺の役職は何かって?……実はな)

キョン(誰もが羨む『精子バンク 本社』の副社長なのさ。と、言うことは自動的に佐々木は社長……会社のトップに君臨してしまったのである)

キョン(他のSOS団の面々、橘も現在は会社で重要なポジションについておりその敏腕を振るっている)

キョン(とまあこんな感じで、普通の人から見たら憧れの地位を手に入れた人間に分類されるわけだが……)

キョン(そんな俺でも、実はまだ足りないと感じている部分がある……いや、仕事関連では決してない)

キョン(これはとてもプライベートな話だが……結婚適齢期を迎えつつある俺は……未だ彼女すらできたことがないのだ)

キョン(仕事では昔の作業に付け加え事務系の仕事、部下の管理などやることは目白押しでプライベートな時間などあったもんじゃない)

キョン(よって出会いの機会もかなり少ないし、俺の二つ名の所為で寄り付く女性もあまりいない……金目当てで近づく奴は結構いるが)

キョン(まあ、例え出会えたとしても普通のお付き合いはできないだろうな……職種的にも、体質的にも)

キョン(そんなことを悶々と考えているうちに……俺時間は過ぎていき……今日、高校時代からの友人が結婚する)

キョン(まったく、羨ましいったらありゃしない)

キョン(俺もその結婚式に呼ばれ、こうして一緒に行く奴との待ち合わせ場所に向かっているわけだが……)

佐々木「やあ、キョン待ち合わせ時間ぴったり5分前。社会人も随分板についてきたね」

キョン「あれだけの激務とプレッシャーに晒されていりゃあ、そりゃあな。そんじゃあ、行くとしますか」

佐々木「そうだね……橘さんと、古泉くんの結婚式会場へ」

結婚式場・新郎側控室

コンコン ガチャ

古泉「やあ、よく来てくださいました」

キョン「友人の結婚式だ。欠席するわけにもいかんだろ……とにかくおめでとさん」

古泉「ありがとうございます」

キョン「それにしてもお前と橘が結婚ねえ……まあ、有り得ない話じゃないが……もしかしてでき婚か?」

古泉「まさか。僕も青いうちは結構盛んでしたが……こうして大企業に勤め、年も重ねた以上……身を固めねばならないと思いまして」

キョン「真剣な交際に発展した……と」

古泉「ええ。橘さんとの組織とこちらの機関とのいがみ合いも、入社と共に完全になくなりましたから。隔てるものも何もありませんしね」

キョン「……へっ。いい顔しやがって」

古泉「そうですか?僕は幾分だらしのない顔になっていないかと心配なのですが」

キョン「だからだよ。人間味のある、いい顔つきになったって言ってんだよ。少なくとも、高校よりはな」

古泉「……!!」

キョン「幸せになれよ。今まで苦労した分以上にな」

古泉「……はい」ニコ

新婦側控室

コンコン ガチャ

橘「!!……佐々木さん!!」

佐々木「やあ、橘さん……いや京子さんか。今日はおめでとう」

京子「ありがとうございます!」

佐々木「長かったね、此処まで。見ていたこっちがヤキモキしたくらいに」

京子「本当ですよ!!彼があそこまで鈍感だったとは思わなかったのです!」

佐々木「付き合うまでは大変だったねえ……付き合ってからも大変だったが」

京子「ええ、ホントに……先ずは過去の関係を清算して、何度も何度もアプローチを掛けて……」

佐々木「付き合い始めてすぐに喧嘩もしちゃったんだよね。あの時はひやひやしたよ」

京子「……佐々木さんたちがいなかったら、今日みたいに二人で一緒にはなれなかったと思います。本当にお世話になりました」

佐々木「何言ってるの。これからもどんどん働いてもらわないと困るんだから……しっかりしてよね」

京子「……はい」ポロポロ

佐々木「あーあー。泣かないの。お化粧が崩れちゃうじゃない」

京子「ふえ~ん……佐々木さーん本当にありがとうございますぅう……」

再び 新郎側控室

古泉「ついきのうまでが高校生だったかのような気がします」

キョン「大変だったからな、色々と」

古泉「そうですねぇ……各々の持っていた特質を伸ばしたり、海外へ出張に行ったり……本当に濃い6年間でした」

キョン「そしてお前は今日が人生一番の晴れ舞台ってか?」

古泉「茶化さないで下さいよ……そう言えば、貴方の方はどうなんです?」

キョン「あ?」

古泉「いえ、色っぽい話や浮ついた話などをあまり聞かないものですから」

キョン「俺にはそんな暇もないし出会いもない……仮に出会えたとしても体質的にアウトだろうが」

古泉「……そうでしょうか?僕はそう思いません」

キョン「はあ?」

古泉「貴方の知っている女性の中で、貴方にとって好条件な女性が近くにいるではありませんか」

キョン「……佐々木か」

古泉「身分、体質、世間体的にも申し分ない女性だとは思いますが……」

キョン「……俺とあいつは、もともと上司と部下っていう間柄だ」

古泉「ええ。それも中学時代からのね」

キョン「だから……そういう目で見たことは一度もない」

古泉「肉体関係まで結んでおいて、いまさら何をとは思いますが」

キョン「うるさい……だからな、条件に見合うって言うそれだけで……そんな浮ついた考えであいつの心を弄びたくはないんだよ」

古泉「そのように相手の事を考えられる時点で、貴方は十分真摯だと僕は思いますがね。少なくとも、僕よりは」

キョン「……」

古泉「まあ、こればかりは本人同士の問題なので深くは突っ込まないようにしましょう」

古泉「ですが、彼女と共に未来を歩いていくというのも、一つの選択肢であるということは知っておいていただきたい」

キョン「……ああ」

古泉「……では、僕はこれからもう少し準備がありますから」

キョン「ああ、すまん。じゃあ、また後で」

古泉「ええ。式場で」

戻って 新婦側控室
佐々木「落ち着いた?」

京子「はい……ありがとうございます」

佐々木「これからは一人の男性を支えることになるんだから、その泣き虫も直さないとね」ナデナデ

京子「う~……」

佐々木「私に甘えるのも今日で最後。これからは古泉くんに甘えて、頼りなさいね?」

京子「はーい……そう言えば、佐々木さんはどうなんですか?」

佐々木「私?」

京子「はい。たった数年でここまで立場が変わって……不安になる事、誰かに頼りたくなること……いっぱいいっぱいあると思います」

京子「……そんな時、佐々木さんは誰を当てにするんですか?」

佐々木「…………京子さん」

京子「はい?」

佐々木「めっ」ピシ

京子「あいたっ?!」

佐々木「そんな生意気な口きいて……私は京子ちゃんよりも強い女なんだから大丈夫なの!今までだって大丈夫だったんだから、これからも……」

京子「……嘘」

佐々木「えっ?」

京子「自覚がないようなら教えてあげます……佐々木さんは最近ため息をつく回数が多くなっているのです」

佐々木「……」

京子「他企業からクレームつけられて、暴言浴びせられて……目に涙が堪ってたのもバレバレです……」

佐々木「京子さん……」

京子「その日自宅で泣き明かしたのも……ビデオで確認済みです」

佐々木「……」ペシ

京子「痛っ?!」

佐々木「結婚式がひと段落ついたらすぐにカメラを取り外しなさい」

京子「……すみません。それは置いておくにしても、です。これから先、もっと大きな壁が佐々木さんを待ち受けています」

京子「それでも、佐々木さんはずっと一人で耐えていけると言えるのですか?」

佐々木「……」

京子「それに、今までだって気付かないうちにいっぱい支えてもらったはずです。その人があまりにも近すぎて、気付かなかっただけで」

佐々木「……キョンの事を言ってるの?」

京子「……これは本人たちの問題なので深入りはしません。ただ、これだけは知っておいてください」

京子「人間って思っているよりももろいんです。だから、知らず知らずのうちに支えあって生きているのです」

京子「だから、無理をしないで……つらい時は頼人を頼るって言うのも、一つの強さなんだって」

佐々木「……」

京子「これは私の勝手な願望ですが……佐々木さんにはどうしようもないって時に、頼れる人を作ってもらいたい」

京子「今までの私にとっての佐々木さんのように、そしてこれからの古泉……ううん、一樹さんのように」

佐々木「……京子さん」

京子「……すみません。化粧直しがあるので、私はこれで……」

佐々木「ああ、ごめんなさい……じゃあ、また後でね」

京子「ええ……式場で」

会場・招待席

キョン「お、佐々木。新婦側に行ってきたのか」

佐々木「ああ。キョンもその様子だと新婦側に行っていたようだね」

キョン「ああ……」

佐々木「……その様子だと、彼に何か言われてきたな?」

キョン「……そっちこそ」

佐々木「くっくっ……お見通しか」

キョン「分かりやすいんだよ、お前は」

佐々木「そっくりそのまま君に返してあげるよ」

ハルヒ「あ!キョン、佐々木さん!」

みくる「こんにちは~」

佐々木「やあ、涼宮さんに朝比奈さん。こんにちは」

ハルヒ「もう新婦側控室には行った?あたしたちこれから行こうかと思ってたんだけど」

佐々木「止めておいた方がいいよ。さっき行ったら、もう化粧直しするからって」

ハルヒ「な~んだ、残念」

ぎゃあああ!!
>>821の佐々木のセリフ、新婦→新郎 で

死にたい……

佐々木「それにしても長門さん、残念だったね」

みくる「丁度海外出張と重なっちゃいましたからね~……」

ハルヒ「何だっけ?新しい受精体(受精係の人のこと)についての理論の提唱だったっけ?」

キョン「ああ、あの朝倉が素体の奴か……長門が朝倉にお仕置きをした日に想定外の変化が観測されて……去年ようやく仕組みが分かったんだったな」

佐々木「彼女は研究部門の責任者だからね……仕方のないことと言えばそうなんだけど」

ピンポーン
『間もなく、式の開始時間となります。ご参加の皆様はご着席ください』

キョン(まさかこの式場のアナウンスの担当が喜緑さんとは……何かしらの策略を感じるぞ)

ハルヒ「んじゃ、あたしたちも席に着きましょうか?」

みくる「はい!!」

キョン(お、古泉が入ってきたな……ベストマンは新川さんか……俺がやってもいいって言ったんだがな……貴方には友人席から見守ってほしいって言われたからなあ)

佐々木(流石にもとがいいからスーツが良く似合うね……)

ハルヒ(さすが我がSOS団イケメン代表ね……)

みくる(かっこいいです……)

『新婦が入場します』

パパパパーン パパパーン パパパパン パパパパン パパパパン パパパパン ターラーラー♪

京子「……」テクテク

キョン(おお……橘ももとはいいからな……似合っているという言葉しか見つからん……)

ハルヒ(隣にいるの、親父さんよね……どんだけ号泣してんのよ)

キョン(メイドオブオナーは……九曜ってまあ……)

(中略)

聖職者「では、新郎から指輪の交換を」スッ

古泉「ありがとうございます」

九曜「手袋を―――」

橘「はい」

古泉「では……」ソッ

京子「……」

古泉「……」スッ

聖職者「新婦から指輪の交換を」スッ

京子「はい」

京子「一樹さん……失礼します」スッ

古泉「……」

(中略)

聖職者「では、誓いのキスを」

九曜「――失礼――――する」ソッ(ベールをあげています)

京子「ん……」

古泉「京子さん」

京子「……はい」

古泉「出会い方は最悪でしたけど……僕は貴女に会えて本当に良かった」

京子「……私もです。一樹さん」スッ

古泉「……」スッ

チュッ

聖職者「今ここに、結婚が成立しました!!」

ワアアアアアアアアアアアア!! オメッデトオオオオオオオオオオオ!! シアワセニナレヨオオオオオ!!!

式場前・ブーケトス

古泉「幸せですね」

京子「ええ、本当に」

古泉「この幸せを分け与えるのはもちろん……」

京子「決まってるじゃないですか!!」

古泉・京子「キョンくん!!(佐々木さん!!)」ヒュッ

佐々木「あっ(と、届かないかも)」

キョン「ほらよっと」スッ

佐々木「キョン?!何持ち上げて……って」ヒュー

佐々木「あ……」ポス

古泉・京子「……ありがとう」ニコ

披露宴後

キョン「ったく……お酒に弱いってのは分かってるくせに……あんなに飲みやがって」テクテク

佐々木「zzz……zzz……」ユッサユッサ

キョン「ま……明日は休みだから別にいいけどよ……佐々木の家はこっから遠いし、俺の家に寝せておくか……やれやれ」

佐々木「ん……んむう……」ムニャムニャ

キョン「……寝言か?……ったく世界トップクラスの社長さんがなんて様だよ……」プニプニ

佐々木「フニャ……んー……キョン」

キョン「ん?」

佐々木「ムニャ……えへへ……大好きぃ~~……zzz」クー

キョン「……寝言、だよな。うん……聞かなかったことにするか……」

キョン「……暑いな、今日は」

時間飛ばしていい?12月まで

時は流れ……12月下旬

佐々木「……」カタカタカタ

佐々木「ふう……今日はこの位にしておくか……」

コンコン

キョン「失礼します」

佐々木「ああ……キョンか……何の用だい?」

キョン「頼まれていた書類を持ってきました」トン

佐々木「ああ……ありがとう……じゃあ、今日はもうあがっていいよ」ノビー

キョン「んじゃ、今からはプライベートと言うことで……一緒に帰るか?」

佐々木「ああ。もちろん」

ブウウウウウウン

キョン「はああ……今日も疲れたなあ……」

佐々木「おいおい……気を引き締めてくれよ?こんなところで事故を起こしてもらっては洒落にならないからな」

キョン「へいへい……お前、飯は?」

佐々木「まだだが?」

キョン「じゃあどっか食いに行こうぜ?」

佐々木「そうしよう……だが、場所は限られてくるな……あまり人目に付くところは……」

キョン「なら、いいとこ知ってるよ。佐々木の家からも近いしちょうどいいだろ」

佐々木「ほう……それは楽しみだ。大いに期待させてもらおう」クックッ

キョン「やべ、ハードル上げちまったなあ……」

ブゥゥゥゥゥウウウウウン

町はずれのレストラン

キョン「ここだ」

佐々木「ほう、こんなところがあるとは……」

キョン「俺もお前も大概出不精だからなあ……仕事も忙しいし、ここら辺の地理に明るくなくても仕方がないさ」

佐々木「ずっと住んでる町だと言うのにね……でも、よくこんな場所を知っていたね?」

キョン「は、伊達に高校3年間振り回されてねーってことさ」

佐々木「……女性の前でほかの女性の話をするとは……君は本当に変わらないな」

キョン「はいはい……んじゃ入るぞ」カランカラン

ウェイター「いらっしゃいませ……ご予約されていた○○(キョンの本名)様でよろしいでしょうか?」

キョン「ああ」

佐々木「おや、予約してたのかい?僕が誘いを断っていたらどうするつもりだった?」

キョン「ん?そーいや考えてなかったな……」

佐々木「おいおい、大企業の副社長がそんな事では示しがつかないぞ?」

キョン「考えなくてもいいことは考えないようにしているんでね」

佐々木「……ほう?」

食事後

キョン「ふう……」

佐々木「フルコースねぇ……今日は何か特別な日だったのかな?」

キョン「それは俺とお前次第だな……」

佐々木「……」

キョン「よし、それじゃあそろそろ移動するか」

佐々木「もう帰るのかい?」

キョン「いんや……ここの屋上にテラスがあるんだ。もちろん貸切だ」

佐々木「珍しいな……倹約癖のある君がお金に糸目をつけないとは」

キョン「一日くらい思いっきり使ったところで罰は当たらんよ」

佐々木「そういう今日だけ、今日だけと言うのが破滅への第一歩なんだけどね」

キョン「……行くのか?行かないのか?」

佐々木「行くに決まっているだろう?キミの誘いを今まで断ったことなどあったかい?」

レストラン屋上のテラス

佐々木「これは……」

キョン「いい場所だろう?ここからなら俺達の住んでる町が一望できる……それに」

佐々木「ああ、周りに邪魔なものがないから星も綺麗に見える……くっくっ……君にしてはらしくないな。こんなロマンチックな場所に連れてくるなんて……」

キョン「……」

佐々木「だが、満点はあげられないな。冷えやすい女性をこんな冬の夜空の下に招待するとは」

キョン「そう思ってな?」パチン

ウェイター「……」ガラガラガラ

キョン「この店で一番のワインだよ」

佐々木「キミ……今日は車だろう?」

キョン「代行を頼んである」

佐々木「……準備がいいね」

キョン「御褒めに預かり、光栄だ」

ウェイター「……」トクトクトク

キョン「ありがとう」

ウェイター「……」トクトクトク

佐々木「ありがとうございます」

ウェイター「では、ごゆっくり……」

キョン「じゃあ、乾杯」チン

佐々木「乾杯……くっくっ……何に乾杯するか分からないけどね」チン

キョン「……」

佐々木「なんだい?その目は?僕の顔に何かついているかい?」

キョン「お前、本当に分からないのか?」クイ

佐々木「……」クイ

キョン「察しのいいお前なら、大体予想がついていると思ったんだがな」トクトク

佐々木「……だから誘いを断らなかったと?」

キョン「ああ」

キョン「そう思ったんだが、お前はいつまでも知らないの一点張りだし、今日は様子もおかしいから……本当に分かってないんだと思えてきてな」

佐々木「……」クイ

キョン「お前、普通あんな相手を挑発するようなおどけ方はしないだろう?……なにか嫌なことでもあったのかよ……」

佐々木「……はぁ、やっぱり君の根っこの部分は全く変化していないようだね……」トクトク

キョン「?」

佐々木「……君の推理は途中まで正しいよ。……そろそろだなって程度の予測はついていたんだ。まあ正確な日時は今日誘われるまで分からなかったが」

キョン「……なら、なんで……あんな風な態度を?」

佐々木「……柄にもなく、緊張してるんだよ……女性にこんなことを言わせるんじゃない……」

キョン「……なんか、すまん」

佐々木「……ん」

キョン「……じゃあ……コホン」

佐々木「…………」

キョン「お前とは、中学3年からの仲だったな」

佐々木「……ああ」

キョン「話をするようになって、バイトをしたいと相談してきたのが出会って4か月目くらいだったな」

佐々木「お小遣いの額に不満があったからね。今のような仕事に携わるようなことになるとは思わなかったよ」

キョン「合縁奇縁……ってやつか?」

佐々木「まったくもってその通りだな。世界中どこを探してもこんな縁はないだろう」クックッ

キョン「それからいろいろあって……てんやわんやして……今に至るんだよな」

佐々木「ああ……すべてを思い返すのが手間なくらい、本当にいろいろあった」クイ

キョン「……俺さ、小っちゃいころ……小学生くらいで開発が辛かったころ、親にそれを愚痴ったらな、説教されちまったんだ」

佐々木「説教?」

キョン「ああ……『人間、生まれ持った才能には必ず何かしらの意味があって、きっとどこかで誰かの役に立つもんだだからどんな才能でも、惜しみなく発揮しろ』」

キョン「『自分がこれまでしてきた行いも、何かしらの意味があったからこそやっているんだ』」

キョン「『今はまだ(なんで昔はあんなことしたんだろう……)と思っていても、いつかはそれが分かるようになる』」

キョン「『だから、若い今のうちは、行動することを恐れず、自由気ままに生きてみろ』ってな」

佐々木「……」

キョン「そん時はホントにガキだったから、その言葉の意味が全く理解できなかった……だけど」

キョン「今ならその意味が……分かったような気がするんだ」

佐々木「……」

キョン「お前にあの仕事を紹介してからと言うものの、俺は自分で悩んでいたんだ……なんでこんな仕事を紹介したんだ、もっと他にいい仕事があるのにって」

キョン「でも、もう。分かった。答えが出た」

佐々木「……」

キョン「気付くきっかけが古泉に唆されたことってのが癪だが……このことに気付かせてくれたことには、感謝したい……佐々木」

佐々木「……はい」

キョン「俺は、お前が」

佐々木「ちょっと待った」

キョン「??」

佐々木「……訳が知りたい」

キョン「訳?」

佐々木「そうだ……確かに、今は世間ではクリスマスシーズンと呼ばれている時期だ」

佐々木「……君も分かっていた通り、僕は24,25はどちらも出張で君と会うことが出来ない。だから、君からそう言う言葉を聞くならそろそろだと思っていた」

佐々木「……だが、なんで今日なんだ?……その理由を知りたい」

キョン「……俺が学生の頃、長門が世界改変を起こしたのは知ってるな?」

佐々木「ああ」

キョン「改変は12月18日に行われ、帰ってきたのはその3日後……つまり」

佐々木「……12月21日……今日、か」

キョン「そう。あの日俺は自分に誓いを建ててな……これからは積極的にこの世界を守っていくって」

キョン「その日から6年後に当たる今日……そんな日だから俺はもう一度誓いを建てようと思った」

キョン「これからは、前とは違う関係で……お前の世界を守っていきたいって」

キョン「……これが、今日にした理由だ。……佐々木」

キョン「俺はお前が好きだ。愛している」

1年後

古泉「今日はお招きいただき、感謝します」

古泉「どうです?僕の助言も役に立つものでしょう?」

キョン「……忌々しいほどにな」

古泉「んっふっふ。口では悪態を吐きつつも、顔がだらしなく歪んで……ちょ、ちょ……痛いです、締まってますって……」

古泉「……すいません。ちょっとおふざけが過ぎたようで……僕はもう先に式場へ向かいます。……末永くお幸せに」

キョン「……ああ」

京子「佐々木さーん!!!」

佐々木「うわっ!!きょ、京子さん?!」

京子「おめでとうございます!!おめでとうございます……おめでと……ふぇ」

京子「うわーん!!おめでとうございますぅうううううう!!!」エーン

佐々木「……もう、1年たっても全然変わらないのね」

京子「だって……だってぇええええ……もう、も゛う゛……う゛れ゛じぐでぇ……」

佐々木「京子さん」ギュ

京子「んぇ?」

佐々木「……ありがとね?今、私はとっても幸せ……京子さんが大切なことが教えてくれたからだよ?」

京子「……私、お役に立てましたか?」

佐々木「うんっ」

京子「わーん!!よかったあああああ!!」ビエー

佐々木「ああもう……よしよし」

京子「佐々木さぁん……末永く……お幸せにぃ……」

佐々木「……ありがと」

式開始前

コンコン

佐々木「はい」

ガチャ

キョン「……よっ」

佐々木「あ、キョン……」

キョン「おいおい、こんな時くらい名前で呼んでくれよ」

佐々木「……ボクたちはそんなふうに気を遣う仲だったかな?」

キョン「……好きに呼べよもう……」

佐々木「そうさせてもらうよ」

キョン「……佐々木」ギュー

佐々木「うん?」ギュー

キョン「幸せになろうな?」

佐々木「何言ってるんだい?」

佐々木「もう私はじゅーぶん幸せだよ?」
                                                 終われ

うん。これならやらない方が良かったと今さらになって後悔してます……
このSSを書いた理由も、後々分かるのかな……?ちなみに最初の説教は
実際に俺が受けた説教です。俺からは以上。

このスレはもう煮るなり焼くなり好きにしてくださいノシ

>>1
過去に書いたSSあるなら知りたい

ちょっと失礼します
このスレの本編は>>744までです。
それ以降は>>788の通りアフターということで……アフターで気分を害された方がいたらごめんなさい。

>>923
今回の分を見てそう思っていらっしゃるなら読まない方がいいかと……普段は全く趣向の違うものを書いてますんで……
ギャグ系にしたのは初めてです

こまけぇこたぁ(ry

見てみたい

>>927
後悔しないでくださいね?

キョン「国木田とハルヒ…最近仲いいな」

ハルヒ「…お邪魔します」

キョン「幸せか?」 ハルヒ「ええ、もちろん」

読めるレベルなのがこの位かな?
じゃあ逝ってらっしゃい

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