京太郎「…力抑えるの忘れてた」咲「」(163)

京太郎「ツモ。小四喜。16000オール」

京太郎100000、咲0、衣0、和0

咲「」

衣「」

和「」

京太郎「(なんか調子が良すぎると思ったら忌呪帯法の巻き方間違えてる…。やばいな)」

※忌呪帯法とは、自分の力を抑える効果がある包帯の巻き方である

咲「まさか京ちゃんがこんなに麻雀強いとは思わなかったよ~」

衣「現世にお前のような魑魅魍魎がいるとは思わなかったぞ…」ガクガク

京太郎「いや、偶然偶然。レベル0の俺がレベル5の咲達に勝てたのは本当に偶然だって」

咲「(…今の対局で京ちゃんから感じたオーラ。私たちのレベル5より上だったような…。)」

和「(麻雀の強い須賀君…かっこいい…///)」ポッ

久「(一緒に打っていたみんなは気づいてないみたいだけど、今小四喜和了る前に何回フェイント入れた!?5…いや7…!?はは…考えられない…)」

帰り道

京太郎「今日はしくじったなぁ~。咲達には俺の本当の実力を隠して起きたかったのに…」

藤田プロ「お、須賀じゃないか。偶然だな」

京太郎「…嫌な偶然ですね。お久しぶりです藤田プロ」

藤田プロ「おう、久しぶりだな。で、この間の話、考えておいてくれたか?」

須賀「…またプロ行きの話ですか?」

藤田プロ「あぁ。お前、本当はレベル6くらいの実力はあるだろ?」

京太郎「ハァ…俺みたいな素人がそんなレベルのはずないじゃないですか。」

京太郎「この間の能力測定の時もレベル0って診断されましたし…」

藤田プロ「ふむ…ま、お前がそう言うのならそういう事にしといてやる」

京太郎「なんか引っかかる言い方ですね…。まぁそういう事なんで勘弁して下さい」

藤田プロ「レベル6あれば私達プロと同レベルなんだからなぁ~。また考えておいてくれよ~」

京太郎「だからレベル0ですって。それじゃあ失礼します」

京太郎「(こりゃ本当はレベル13だなんて死んでも言えんな…)」

次の日

久「今日は特別ゲストで風越の福路さんとドムさんと白糸台の咲のお姉さんを呼んできたわよ」

照「…皆さんこんにちは。咲、久しぶりね。お土産にプリン買ってきたわよ」

咲「わぁ~お姉ちゃん!来てくれたんだね!嬉しい!」

福路「上埜さん、お久しぶりです」

ドム「……」

久「久しぶり。元気してた?」

久「(まぁ今日みんなを呼んだ本当の目的は須賀君の実力を測る為なんだけどね…)」

京太郎「(包帯の巻き方忘れちまって結局昨日ままだわ…。やばいなこりゃ)」

京太郎「(なんやかんやで結局部長に乗せられて対局する羽目になっちまった…)」

京太郎「(それにしても風越のキャプテンがいるとは…いつも見たいにかっこ悪いとこ、見せる訳にはいかねぇな…)」

照「(咲が見てる…かっこ悪い所見せられない…全員潰す…。そして咲と二人でプリン食べる…。)」

福路「(上埜さんが見てる上埜さんが見てる上埜さんが見てる上埜さんが見てる)」

ドム「……」

第一局開始ッ!

親、京太郎

京太郎「(配牌で国士聴牌か…クズ手だな…)」

京太郎「(まぁここは、不要な5ピンを切るか…)」トスッ

京太郎「…」

京太郎「……」

京太郎「………?ドムさんの番ですよ?」


ドム「…滅びよ」

京太郎「…え?」

ドム「ツモ…。地和。8000、16000」

照「……クッ」

福路「」

京太郎「…なるほど」

京太郎「……この打ち筋…まさか現実で逢えるとは思えませんでしたね…。」

ワカメ「なん…じゃと…」

和「ま…まさか…」


京太郎「……おはよう…」


京太郎「おはよう…ドムっち!!」


みんな「!?」

ドム「……」

ドムっち「…滅びよ」

東二局 親 ドムっち

ドムっち「……///」ポォー

タコス「ドムちゃんが発熱してるじぇ…」

福路「(気持ち悪い…!)」

ドムっち「………今日は……///」ボソッ

みんな「!?」

ドムっち「今日は…天気がいいですね…///」

照「…?」

久「(どうして突然天気の話…?)」

京太郎「(…そういうことか)」

ワカメ「(いや思いっきり雨じゃろ…)」

福路「ドム?あなたの番ですよ?」

ドム「いや…それが…」


ドム「和了ってるんです」パタパタパタ

ドム「天和。16000オール」

京太郎-7000 照1000 福路1000 ドム105000

京太郎「(まさかレベル15のドムっちがいるとはね。これは相手が悪かったか)」

照「(…咲にかっこ悪いとこ見られちゃった…)」グスン

福路「(ドム、風越帰ったら○す)」

ドム「……」

京太郎「いや~俺が飛ばされて終わっちゃったね。みんなごめん」

京太郎「(まぁなんとかドムっちのおかげで実力を隠せたからよかったぜ…)」

京太郎「じゃあ今日はこれで終わりかな。俺は帰るぜ」


ドム「……まだよ」

京太郎「!?」

ドム「絞れるだけ絞りとる…。倍プッシュだ…」


その後、ドムにたっぷり色々と絞り取られる京太郎であった

おわり

牌を置き去りにした…ッ!

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