マミ「ストーカー被害ですって?」(147)

マミ「ティロッ♪ティロッ♪ティロ~♪」ルンルン

まどか「マミさーん」タタッ

マミ「あら?鹿目さん、こんにちは」

まどか「こんにちは」

マミ「そんなに慌ててどうしたの?」

まどか「あ…そ、その!ほむらちゃんを見かけてないかなぁ…って」

マミ「暁美さん?」

まどか「は、はい!」

マミ「んー…見かけてないわね」

まどか「そ、そうですか…」

マミ「暁美さんと何かあったの?」

まどか「あっ!ううん、何でも!」アセッ

マミ「そう?」

まどか「は、はい」

マミ「……」ジィー

まどか「うぅ…」

マミ「…ふふっ。そう、わかったわ」

まどか「……」ホッ

マミ「でーも」クルッ

まどか「えっ?」

マミ「嘘はあんまりよくないと思うわ」

マミ「私でよければ好きなだけ頼ってね」

まどか「マミさん…」

マミ「うふふっ」ニコ

まどか「あ、ありがとうございます」

マミ「うん」

まどか「でも…大丈夫、ですから」

マミ「そっか、わかったわ」

まどか「じゃあ私はこの辺で…さようなら」タタッ

マミ「あっ、さようなら」

マミ「…行っちゃった」

マミ「最近、私もおかしいとは思っていたけど…」

マミ「鹿目さんと暁美さんの間に何かあったのかしら?」

杏子「…」コソコソ

マミ「あら?」

杏子「ん…」

マミ「佐倉さん」

杏子「うわっ?」

マミ「?」

杏子「ま、マミか!脅かすなよな、もー!」

マミ「ふふ、ごめんなさい」

杏子「ったく…」

マミ「それよりも、こんな所でどうしたの?」

杏子「え?あー…」ポリポリ

マミ「ん?」

杏子「さ、さんぽ!うん、さんぽだよさんぽ!」

マミ「…その割りにはこそこそしていたような…」

杏子「あ…あははっ!気のせいだっつーの!」

マミ「そうかしら?」

杏子「そうだって、だから変な探りは入れんなよな?」

マミ「佐倉さんがそれでいいのなら…」

杏子「うん、それでいいよ、それで!」

マミ「ええ、わかったわ」

杏子「んじゃ、あたしは…」キョロキョロ

杏子「あれっ?いねぇ!」

マミ「?」

杏子「あーもー!見失っちまったじゃねーか!」

マミ「え?ご、ごめんなさい…」

杏子「ったく…あたしはここで失礼するよ!」タタッ

マミ「…結局、何だったのかしら?」

マミ「んー…」

マミ「はぁ、あんまり気にしない方がいいのかしらね」

マミ「さて、私は帰ってキュ…」

さやか「…」コソコソ

マミ「あら?今度は…」

さやか「むぅ…」

マミ「美樹さん」

さやか「ひゃあっ?」

マミ「あはは…」

さやか「び、びっくりしたな、もぉ!」

マミ「ごめんなさい」

さやか「まぁ、マミさんだから許してあげるけどさ…」

マミ「ふふ、ありがとう」

さやか「それよりも…」ジィー

マミ「ん?私の近くに何か?」

さやか「んー」キョロキョロ

マミ「そんなに探しても何もないと思うわよ?」

さやか「むー、確かにそうみたい…」

マミ「何か探してるの?」

さやか「はい、ちょっとね」

マミ「そうなのね?私で良ければ手伝うわ」

さやか「あー、大丈夫っすよ!さやかちゃん一人で十分十分!」

さやか「むしろ一人がいい…」ボソッ

マミ「えっ?」

さやか「あ!ううん、何でもないですよ、何でも!」

マミ「そう…?」

さやか「はい!それゃもう!」

マミ「そっか」

さやか「それじゃ、あたしはこの辺で」

さやか「マミさん、またねー!」タタッ

マミ「ええ、また今度」

マミ「…今日はみんなどうしたのかしら?」

マミ「みんなの様子がおかしい気がするわ」

マミ「…いえ、正確には結構前からおかしかったのかも知れないけど」

マミ「まぁ、私の気にしすぎかも知れないし今は悩むのをやめましょう」

マミ「それよりも、帰ってキュウ…」

ほむら「…」オロオロ

マミ「……今度は暁美さんね」

マミ「うーん…話しかけてまた驚かれるのもあれだし…」

マミ「ここは暫く様子を見ておきましょう」

ほむら「うぅ…」ビクビク

マミ「……明らかに何かに怯えてるわね」

ほむら「こ、怖いよ…」

マミ「……よし」

ほむら「うう…」

マミ「……」ソォー

ほむら「…?」クルッ

マミ「だーれだっ?」バッ

ほむら「きゃっ?」

マミ「うふふっ」

マミ(これなら暁美さんも怖がらずに楽しんで…)

ほむら「ひっ…」

マミ(あれ?)

ほむら「うぅぅ…」

ほむら「ぐすっ…」

マミ(な、泣いちゃった?)

マミ「ご、ごめんなさい!泣かせるつもりはなかったの!」

ほむら「あっ…」

マミ「その、ちょっとした出来心と言うか…」

ほむら「巴さん…?」

マミ「う、うん。ごめんね?眼鏡にも指紋付けちゃったし…」

ほむら「あ、いえ…だ、だいじょうぶ…です…」

マミ「…ねえ、何かあったの?」

ほむら「え…?」

マミ「何かに怯えているように見えたから…」

ほむら「あっ…」

マミ「やっぱり、何かあったのね?」

ほむら「それは…」

マミ「…良かったら話して?私でよければ相談に乗るわ」

ほむら「でも…わたしがおかしいだけかも知れないから…」

マミ「大丈夫」

ほむら「え…」

マミ「大丈夫だから…ねっ?」

ほむら「巴さん…」

マミ「うふふ」ニコッ

ほむら「……じ、実は…」

マミ「うん」

ほむら「わ、わたし…その…」

ほむら「す、ストーカー…と言うか…その…」

マミ「ストーカー被害ですって?」

ほむら「…わたしの勘違い…なのかも知れないんですけど…」

ほむら「でも…」

マミ「良かったら詳しく話して?」

ほむら「…おかしくないですか?」

マミ「ううん、そんなことないわよ?」

ほむら「……」

マミ「怖かったのよね?でも、もう大丈夫!」

マミ「私がついてるわ、だから安心してね?」

ほむら「…ありがとう、ございます…」

マミ「ふふっ」

ほむら「その…わたし、最近…毎日誰かに見られてるような気がして…」

マミ「うん」

ほむら「最初はわたしの気のせいだって思ったんです…」

マミ「と言うと?」

ほむら「だって…鹿目さんや巴さんと一緒にいるときは何も感じなくて…」

ほむら「特に、鹿目さんが側にいてくれる時は何もないから…」

マミ「…」

ほむら「だから、わたしが一人じゃなければ何もなかったんです…」

ほむら「でも…一人の時は…ずっと誰かにつけられてる気がして…」

ほむら「怖くて…」

ほむら「だから、振り返るのも怖くって…」

ほむら「わたし…」

マミ「…そう、だからさっきも怯えていたのね?」

ほむら「はい…」

マミ「誰かが側にいる時は、何にも感じないのよね?」

ほむら「今のところは…ですけど」

マミ「なるほどねぇ」

マミ「つまり、そのストーカーは暁美さんが一人の時を狙ってる…と言うわけね」

ほむら「やっぱり…ストーカー…なのかな?」

マミ「そう決めつけるには、まだ早いのかも知れないけれど」

マミ「だけど、ストーカーがいると仮定していた方がいいのかもしれないわね」

ほむら「………」

マミ「ね、暁美さん」

ほむら「はい?」

マミ「よかったら、これから2人で出歩かない?」

マミ「暁美さんも何か用事があるんでしょ?」

ほむら「は、はい…」

マミ「私は時間はあいてるし、私なんかでも一人でいるよりかは心強いと思うの」

マミ「だから2人でお出掛けしましょう?」

ほむら「えっ…いいんですか?」

マミ「いいのよ、可愛い後輩の為ですもの」

ほむら「巴さん…」

マミ「ふふっ、だから安心してね」

ほむら「…ありがとうございます」

マミ「うん、それじゃあ行きましょう!」

ほむら「は、はい…!」

マミ「さて…それで、何処に行くのかしら?」

ほむら「お総菜を買いに行こうかなって…

マミ「お総菜?」

ほむら「…わたしは…お料理が下手だから…」

マミ「そっか、暁美さんはまだ一人暮らしを…」

ほむら「……」

マミ(それなら尚更心細いわよね)

マミ(もっと早く気づくべきだったわ)

マミ(それなら…)

マミ「暁美さん」

ほむら「は、はい」

マミ「お総菜を買うのは中止よ」

ほむら「えっ?」

マミ「今日は私の家でお料理教室を開くわ」

ほむら「お料理教室?」

マミ「うん、これでも手料理には自信があるのよ?」

マミ「だから暁美さんにも教えてあげたいの」

ほむら「でも…わたしは下手だし…」

マミ「それなら尚更よ?」

ほむら「……」

マミ「遠慮なんていらないのわ、2人で一緒に頑張りましょう?」

マミ「それとも、私とじゃ嫌?」

ほむら「え、いや!そんな…」

マミ「ふふ、それならいいでしょ?」

ほむら「…はい」

マミ「あっ、なんなら鹿目さんも誘わない?」

ほむら「!」

マミ「ん…そういうば、さっき鹿目さんが暁美さんを探していたわね」

ほむら「鹿目さんが?」

マミ「ええ、少し様子がおかしかった気もするけど…」

マミ「何かあったの?」

ほむら「……鹿目さんは…」

マミ「え?」

ほむら「最近…あんまり一緒にいてくれなくって…」

マミ「…あの鹿目さんが?」

ほむら「はい…」

マミ「んー…」

マミ(鹿目さんは暁美さんが引っ越してきてからと言うものの)

マミ(暁美さんからくっついて離れなかったわよね)

マミ(ほむらちゃん、ほむらちゃん、って…)

マミ(ちょっとだけ私が焼きもち妬いちゃうくらいね)

マミ(そのくらい、暁美さんは鹿目さんのお気に入りみたいなんだけど)

マミ(その鹿目さんが最近一緒にいてくれない…?)

マミ(うーん…言われてみれば最近は確かに一緒にいる回数が減っていたような…)

マミ(喧嘩でもしたのかしら?)

マミ(…ううん、この2人に限って喧嘩はないわよね?)

マミ(喧嘩するほど仲が良いとは言うは…それは佐倉さんと美樹さんが証明してるもの)

マミ(でも暁美さんも鹿目さんも喧嘩をするような子じゃないものね)

マミ(それに、さっきも鹿目さんは暁美さんを探していたし…)

マミ(訳あり…なのは間違いなさそうね)

マミ「ねえ、暁美さん」クルッ

ほむら「……」ブルブル

マミ「……どうしたの?」

ほむら「だ、誰かが…後をつけて…」

マミ「え?」

ほむら「き、気のせいかも知れないけど…」

マミ「んー」キョロキョロ

マミ「誰もいないみたいね」

ほむら「やっぱり気のせい…なんでしょうか…?」

マミ「でも、念のため見てこよっか?」

ほむら「い、いえ!大丈夫…です」

マミ「そう?」

ほむら「はい…」

マミ「…オッケー、わかったわ」

マミ「それじゃあ私の家に…」

マミ「!」

サッ

マミ(今誰かが隠れた?)

マミ(…私の見間違えじゃなかったら、今のは…)

ほむら「巴さん?」

マミ(ひょっとして…)

ほむら「あ、あの…」

マミ「ん?あ、ごめんね?ちょっと考え事をしてて」

ほむら「は、はぁ…」

マミ「それよりも、早く私の家に行きましょう」

ほむら「そ、そうですね」

マミ「暁美さん、ついてきて」ギュッ

ほむら「えっ?」

マミ「ちょっとだけ走るわよ」タタッ

ほむら「わわわっ」

―――

マミ「よーし、ここなら…」

ほむら「はぁ…はぁ…」

マミ「あ…もしかして苦しかった?」

ほむら「い、いえ…大丈夫…です…」

マミ「ごめんなさい…」

ほむら「…ところで、ここは…?」

ほむら「巴さんの家は…あっちじゃ…」

マミ「うん、ちょっとね」

ほむら「?」

マミ(ここで隠れていればわかるかもね?)

マミ(可愛いストーカーさんの正体がね)

マミ「ふふっ」クスッ

ほむら「……?」

一方

まどか「あれ?何処に行ったのかな?」

まどか「んーと…」キョロキョロ

まどか「あっ」

さやか「むむー…」コソコソ

まどか「さやかちゃーん」タタッ

さやか「わっ?まどか?ちょっ…静かに!」

まどか「もごもご」

さやか「バレる!声出すとバレるから!」

まどか「もごもご…」

さやか「んっと…」キョロキョロ

さやか「よし…まだバレてない…」

まどか「もご!もごもご!」ジタバタ

さやか「わわっ、暴れないでってば!」

まどか「もごぉー!」ウルウル

さやか「ん?…あっ、ごめん!」バッ

まどか「ぷはっ…」

さやか「あはは…息できなかったね」

まどか「はぁ…はぁ…もぉー…」

さやか「いやー、だってまどかがでっかい声だすからさ」

まどか「それでも酷いよぉー!」

さやか「あはは!ごめんごめん」

さやか「って…」

まどか「ねえ、さやかちゃん?ほむ…」

さやか「ごめん!また後で!」タタッ

まどか「あっ…」

さやか「逃がすもんかぁー」タタッ

まどか「行っちゃった…」

まどか「はぁ…どうしよう…」

まどか「こんなのダメだって解ってるのに…」

まどか「それなのに、私は…」

まどか「ほむらちゃんに…」

杏子「まどか」ポン

まどか「きゃっ?」

杏子「ん?」

まどか「き、杏子ちゃん?」

杏子「え?そうだけど」

まどか「あはは、びっくりしちゃった…」

杏子「ああ、わりーわりー」

まどか「その…どうしたの?」

杏子「そうそう、この辺でさやか見なかった?」

まどか「えっ?さやかちゃんならさっきまでここにいたよ?」

杏子「やっぱりか!で、今は何処に?」

まどか「んっと…よくわかんないけど、向こうに走っていったよ」

杏子「そっか、よーっし…!」

まどか「あ、杏子ちゃん?ほむらち…」

杏子「逃がしてたまるかぁー」タタッ

まどか「あ…また行っちゃった…」

まどか「むー…私の話も聞いてほしいのに…」プクー

その頃

マミ「そろそろね」

ほむら「あの…巴さん?」

マミ「暁美さん、今から一人で私の家に行ってくれないかしら?」

ほむら「えぇ?」

マミ「はい、鍵を渡しておくわ」

ほむら「そ、そんな…一人じゃ…わたし…」

マミ「怖い?」

ほむら「はい…」

マミ「ふふ、大丈夫。私もすぐに向かうから」

ほむら「でも…」

マミ「安心して?あなたは私が守るから」

ほむら「守る…」

マミ「もっとも、守る必要もなさそうだけどね」クスッ

ほむら「え…?」

マミ「ふふっ、とにかく大丈夫だから怖がらずに」

マミ「暁美さんはまっすぐ私の家に向かってちょうだい」

マミ「後ろは大丈夫だからね」

ほむら「わ、わかりました…」

マミ「ありがとう」

ほむら「それじゃあ…い、行ってきます…」

マミ「行ってらっしゃい」

ほむら「うぅ…」オロオロ

マミ(ごめんね、やっぱり怖いわよね)

マミ(たしかに後ろをつけられているんですもの)

マミ(怖がるのも仕方がないわ)

マミ(でも心配無用よ)

マミ(だってストーカーさんの正体は…)

まどか「……」コソコソ

マミ(あなただものね)

マミ(鹿目さん)

まどか「ほむらちゃん…!」

まどか(やっと見つけた…さっきまでマミさんも一緒にいたけど)

まどか(何処かに行っちゃったのかな?)

まどか(よ、よーし…今度こそ…!)

ほむら「…」オロオロ

まどか「…」コソコソ

マミ(さーて)

マミ(どうしてなのかは分からないけど)

マミ(やっぱり暁美さんをつけていたのは鹿目さんで間違いなさそうね)

マミ(でもどうして鹿目さんが?)

マミ(喧嘩や何かをしたわけでもなさそうだし…)

マミ(特別な理由でもあるのかしら?)

マミ(鹿目さんは…美樹さんから聞く限りではクラスじゃ暁美さんを一人占めしてたみたいだし)

マミ(私といるときもすぐに抱き着いたりしてね)

マミ(まるでお気に入りのぬいぐりみに抱き着くように…ね)

マミ(暁美さんも満更ではなさそうだったし)

マミ(見ていて可愛らしかったのよね)

マミ(でも…思い返してみれば最近はそういった光景を見ていないわ)

マミ(やっぱり何かがあったのね)

マミ(…まあいいわ、今は暫く後ろから様子を見ていましょう)

マミ「…」スタスタ

まどか「…」コソコソ

ほむら「…」オロオロ

一方

さやか「逃がすもんかぁー」グルグル

杏子「逃がさねー」グルグル

ほむら「うぅ…」

ほむら(やっぱり視線を感じるよぉ…)

ほむら(でも怖くて振り替えれない…)

ほむら(それに、巴さんが守ってくれるって…)

ほむら(うぅ…それでも怖いよ…)

ほむら(こんな時に鹿目さんがいてくれれば…)

ほむら(鹿目さんは優しくて、暖かくて)

ほむら(側にいてくれるだけで、私は嬉しいのに…)

ほむら(最近は…側にいてくれないし…どこかよそよそしくて…)

ほむら(わたし…嫌われちゃったのかな…?)

ほむら「鹿目さん…」

キュゥべえ「…」オロオロ

ほむら「……あれ?」

キュゥべえ「だ、大丈夫みたいだね…」

ほむら「き、キュゥべえ」

キュゥべえ「きゅっぷっ」ビクッ

ほむら「きゃあ?」

キュゥべえ「ほ、ほむらかい?」

ほむら「う、うん」

キュゥべえ「き、急に話しかけられるのは困るな」

ほむら「あ…ごめんなさい…」

キュゥべえ「それよりも、僕に用かい?」

キュゥべえ「もしかして魔法少女になりに来たのかな」

ほむら「え…そう言う訳じゃ…」

キュゥべえ「なんだ、つまらないな」

ほむら「キュゥべえは…どうしてここに?」

キュゥべえ「マミのいない間にグリーフシードを頂こうと思ってね」

ほむら「そうなんだ…」

キュゥべえ「そう言う君はどうしてマミの家に?」

ほむら「巴さんが先に行ってって…」

キュゥべえ「え?もうすぐ帰ってくるの?」

ほむら「たぶん…」

キュゥべえ「なら長居は無用だ!またね!」

ほむら「?」

ほむら「どうしたんだろう…巴さんが怖いのかな…?」

ほむら「…そんなことより、早く鍵を開けなきゃ」

ほむら「巴さんも帰ってくるよね?」クルッ

まどか「!」サッ

ほむら「!?」

ほむら「あ…」

ほむら(す、すぐ近くに誰かが…)

ほむら「う…うぅ…」

ほむら(ど、どうしよう…どうしよう…)

ほむら(まさかここまでつけられてるなんて…)

ほむら(巴さん…鹿目さん…)

ほむら(助けて…)

まどか「あっ…」

まどか(ほむらちゃんが座り込んじゃった)

まどか(どうしたのかな?震えてるみたいだけど…)

まどか(寒いのかな?でも今は夏休みなんだし…)

まどか(あっ!もしかして風邪ひいちゃったのかな?)

まどか(ならお布団で寝なきゃ)

まどか(でもどうしてマミさんの家に…?)

まどか(家に帰る途中で具合が悪くなったからマミさんの家で休むとか?)

まどか(んー、でもマミさんはいないみたいだし…)

ほむら「うぅ…」ブルブル

まどか「ほむらちゃん…」

まどか(マミさんがいないなら…私がなんとかしなきゃ!)

まどか「でも…」

まどか(でも、私…ほむらちゃんに会うのが恥ずかしくって…)

まどか(ばかだなぁ…私…)

まどか(今まで好きなだけほむらちゃんとくっついてたのに)

まどか(意識したゃったとたん、恥ずかしくなっちゃって…)

まどか(ほむらちゃんに話しかけられても、意識しないようにしてたら)

まどか(よそよそしい態度になっちゃって…)

【まどか☆マギカ】マミ×キュゥべえスレ3
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

まどか(そしたら…ほむらちゃんが悲しそうな顔して…)

まどか(だから今の私がほむらちゃんの側にいても、ほむらちゃんに冷たくしちゃいそうだから)

まどか(私はほむらちゃんの側にいない方がいいのかなって…)

まどか(でも、やっぱりほむらちゃんの側にいたいから)

まどか(私…ほむらちゃんの後ろをこそこそつけちゃって…)

まどか(こんなの…絶対おかしいよね?)

まどか(おかしいのはわかってる…わかってるよ…)

SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
エーベルージュ
センチメンタルグラフティ2
Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
初恋ばれんたいん スペシャル
ファーランド サーガ1、2
MinDeaD BlooD 4
【シヴァンシミター】WOG【クリムゾンクルセイド】
アイドルマスターブレイク高木裕太郎

まどか(でも、でも…どうすればいいのか分かんないよ…)

まどか(私は…ほむらちゃんに…)

まどか「ほむらちゃん…私…」

まどか「あなたにどうすれば…」

マミ「簡単よ」

まどか「えっ?」

マミ「ふふっ」ニコ

まどか「マミさ…」

マミ「しーっ」

まどか「え…」

マミ「暁美さんに聞こえちゃうぞ?」

まどか「あっ…」

マミ「ふふ。聞いて、鹿目さん」

まどか「は、はい…」

マミ「ざっくり説明させてもらうわね」

まどか「?」

マミ「まず、今暁美さんは何かに怯えているわ」

まどか「あ…だから震えてるの?」

マミ「うん、何でだと思う?」

まどか「えっ?んっと…何かが怖いから…なのかな?」

マミ「ええ、そうね」

マミ「なら何が怖いのかしらね?」

まどか「んー…魔女?」

マミ「ううん、違うわ」

まどか「え?なら…」

マミ「ヒントは…そうね、可愛いピンクの女の子かな」

まどか「可愛いピンク…?」

マミ「うん」

まどか「えー…?」

マミ「わからない?」

まどか「も、もしかして…私…?」

マミ「そう、正解よ」

まどか「え?ほんとに?それに…か、可愛いだなんてそんな…」

マミ「ふふ、照れない照れない」

まどか「…それに私が怖い…の?」

マミ「……ええ」

まどか「ほむらちゃん…」

マミ「どうしてだかわかる?」

まどか「……私がほむらちゃんにくっつきすぎたから?」

マミ「ううん」

まどか「なら…私がほむらちゃんによそよそしくしちゃったから?」

マミ「ううん」

まどか「…じゃ、じゃあ…私がほむらちゃんのこと、す…」

マミ「鹿目さん」

まどか「きに…え?」

マミ「あなた、本当はどうしてだかわかってるのでしょ?」

まどか「…」

マミ「ふふ、私に気になってることを否定して欲しかったのよね?」

まどか「え?」

マミ「わかるわよ、だって私が否定する度に安心したような顔をしていたんだもの」

マミ「鹿目さん、嘘はつけないでしょ?」

まどか「そ、そうなのかな…?」

マミ「うん、顔にでてるわ」

マミ「それに鹿目さんは、暁美さんのことが…」クスッ

まどか「わわわっ!」

マミ「ふふ、ごめんなさい」

まどか「…やっぱり、わかるんですか?」

まどか「私がほむらちゃんのこと…その、す、す…」

マミ「恥ずかしいのなら無理して口に出さなくてもいいわ」

まどか「マミさん…」

マミ「それに見ていたらすぐにわかったんだもの」

マミ「実はね?さっきから鹿目さんの後をつけていたの」

まどか「えぇ?」

マミ「ごめんね、悪気がなかった…と言ったら言い訳になるのかも知れないけど」

マミ「暁美さん…そして鹿目さんの為にも、あなたの後ろをつけさせてもらったわ」

まどか「そうだったんだ…気づかなかった…」

マミ「ふふっ、暁美さんで頭が一杯だったのよね?」

まどか「う、うん…」

マミ「…」

まどか「……やっぱり、ほむらちゃんは私が後ろをつけてたのが怖かったのかな…?」

マミ「…そうね」

まどか「うぅ…やっぱりそうなんだ…」

まどか「私…ばかだよ…おかしいって分かってたのに…」

まどか「なのに、ほむらちゃんをこそこそつけて…怖がらせちゃって…」

まどか「ほむらちゃんに嫌われちゃったよ…」

マミ「安心して?暁美さんはあなたのことを嫌いになったわけじゃないわ」

まどか「え…」

マミ「誰かの視線を感じて怖がっていたのはたしかだけど」

マミ「鹿目さんだとは気づいていなかったし」

マミ「それに暁美さんが鹿目さんのことを嫌いになるなんてあり得ないわ」

まどか「ほんと…?」

マミ「本当よ?」

まどか「ほむらちゃん…」

マミ「だから、今までのことを正直に話せば絶対に許してくれると思うわ」

まどか「でも…話せない…そんな勇気ないもん…」

まどか「話したら…嫌われちゃうよ…怖いよぉ…」

マミ「鹿目さん…あなたが初めて魔女と一人で戦った時のこと覚えてる?」

まどか「え?…もちろん覚えてますけど…」

マミ「魔法少女になったばかりのあなたは、まだ一人で魔女と戦ったことはなかったわよね?」

マミ「魔女とは必ず私と2人で戦ってきた」

マミ「それはどうしてだったの?」

まどか「それは…一人で戦う勇気がなかったから…」

マミ「うん、確かにそうだったし、その気持ちはよくわかるわ」

マミ「でもあの時…暁美さんが魔女に襲われた時」

マミ「鹿目さんは一人で魔女と戦ったわよね?」

まどか「あれは…ほむらちゃんを助けたくって必死だったから…」

マミ「うん、だからあなたは勇気がある」

マミ「強い女の子よ」

まどか「……」

マミ「もちろん、魔女と戦うことと暁美さんに正直に話すことの勇気は違うわ」

マミ「でも、鹿目さんは立派な女の子なのは変わらないんだから」

マミ「勇気を振り絞って頑張ろう?」

まどか「マミさん…」

マミ「暁美さんは…うん、私の部屋に入ったようね」

マミ「鹿目さん、これは良い機会だと思うわ」

マミ「2人で…そうね、暁美さんと一緒に料理をして?」

マミ「私じゃなくて、鹿目さんがするのよ?」

まどか「えっ?でも私…料理なんて…」

マミ「できる、よね?」

まどか「う…は、はい…」

マミ「ふふ、やっぱり嘘はつけないのね」

まどか「…パパに教えて貰ってるの、一人暮らしのほむらちゃんに…」

まどか「私の料理…食べてほしくって…」

マミ「そっかぁ。ふふっ、羨ましいなぁ」

マミ「私も一人暮らしなんだけどな」

まどか「あっ?えっと、それは!」

マミ「それじゃあ私にも作ってくれる?」

まどか「は、はい!」

マミ「ふふ、ありがとう。それじゃあお願いしちゃおっかな?」

まどか「なら、マミさんも一緒に…」

マミ「だーめ!」

まどか「え?」

マミ「今日は鹿目さんと暁美さんの2人っきりで料理するのよ?」

マミ「邪魔者の私はお出掛けしてるから」

まどか「じゃ、邪魔者なんかじゃないです!」

マミ「ふふ、冗談よ。でも2人っきりで料理は本当かな」

まどか「マミさん…」

マミ「後は言わなくてもわかるわよね?」

まどか「…はい!」

マミ「うん、良い返事よ」

まどか「えへへ…」

マミ「はい、スペアキーよ。たぶん鍵が掛かってるから」

マミ「これを使って入ってね」

まどか「わかりました」

マミ「いーい?まずは素直に話して謝ること」

まどか「はい」

まどか「次に仲直りして2人っきりで料理すること」

まどか「えへへ、はい」

マミ「そして最後に…ううん、これは鹿目さんの好きなタイミングで大丈夫ね」

まどか「?」

マミ「とにかく、暁美さんと一緒に楽しんでくれればそれでいいわ」

マミ「部屋は好きに使ってくれて構わないからね」

まどか「あ、ありがとうございます!」

マミ「うん、それじゃあ頑張ってね」ニコッ

まどか「はいっ!」

マミ「それじゃあ、またね」

まどか「ありがとう、マミさん」

まどか「すー…はー…」

まどか「よーっし」ガチャッ

まどか「お、おじゃましまーす」

まどか「ほ、ほむらちゃーん?私だよ、まどかだよ?」

まどか「何処にいるの?お話がしたくって…」

まどか「だから隠れてるなら出てきてほしいなぁって…」

シーン

まどか「…ほむらちゃん?」

ほむら「すぅ…すぅ…」

まどか「あっ…」

ほむら「かなめさん…」ムニャムニャ

まどか「…ほむらちゃん」クスッ

まどか「そっか、疲れて眠っちゃったのかな?」

まどか「えへへ」ナデナデ

ほむら「ん…」

まどか「ほんとは直ぐにでも謝りたかったけど」

まどか「これはこれで悪くないかも」

ほむら「すぅ…すぅ…」

まどか「私もちょっとだけいいかな?」モゾモゾ

ほむら「まろか…」

まどか「…どんな夢を見てるのかな?」

まどか「夢の中の私…羨ましいな」

まどか「名前で呼んで貰えるなんて…」

まどか「…でも、私だって!」

まどか「その前にちょっとだけ休憩かな」

ほむら「まろか…」

まどか「おやすみ、ほむらちゃん」

マミ「さて、私も頑張らなきゃね」

マミ「キュゥべえ!」タタッ

さやか「にがすかぁ~」フラフラ

マミ「あら?美樹さん」

さやか「あ、まみさん…」

マミ「まだここにいたの?」

さやか「えー?あぁ…ほんとだ」
マミ「どうして同じところを何周も…」

マミ「…もしかして、佐倉さんとジョギングでもしてるの?」

さやか「ちがいますよぉ~…」

マミ「ならなんで…」

さやか「話しはまた今度で~」フラフラ

マミ「?」

杏子「まちやがれ~」フラフラ

マミ「あ、佐倉さん」

杏子「ああ、まみか」

マミ「聞くまでもないけど、何時間も美樹さんを追いかけてたの?」

杏子「うん」

マミ「何のために…?」

杏子「あれだよ、あれ」

杏子「すきならあたしをつかまえてみなーって」

マミ「……え?」

杏子「さいしょはさー、ふつうにおいかけっこしてたんだけどさ」

マミ「え、ええ」

杏子「とちゅうから、さくせんかえてこっそりつけようとしたんだよ」

マミ「……」

杏子「そしたらつかまえられるとおもったのにつかまらなくってさ」

杏子「なあまみ…あたし、さやかににげられてるのかな?」

マミ「…た、たぶん、それは違うと思うわ」

杏子「そうか?すきならあたしをつかまえてみろーっていうから」

杏子「ずっとおいかけてるのに…」

マミ「…とりあえず、休憩しましょう?」

マミ「ものすごく疲れているように見えるわ」

杏子「いや…さやかににげられたくないからいいや」

マミ「そ、そう?」

杏子「まちやがれ~」フラフラ

マミ「……ま、まぁ今日は暑いから、頭が…うん」

マミ「し、仕方ないわ…うん、仕方ない」

さやか「にげるなぁ~」フラフラ

マミ「また一周回って来たのかしら…」

さやか「まみさーん、きょうこがにげるよぉー」

マミ「…え?逃げてるのは美樹さんでしょ?」

さやか「えー?」

マミ「佐倉さんは美樹さんをずっと追い掛けてるらしいわよ?」

さやか「あれー?あたしがにげるんだっけ?」

さやか「っていうか、なんではしってるんだろ?」

マミ「だ、大丈夫…?休まないと体が持たないわよ?」

さやか「んー?よくわかんないから、きょうこにきいてくるね」

マミ「え?」

さやか「きょうこ~」フラフラ

マミ「……あはは」

マミ「このままじゃエンドレス・エイトね」

マミ「ここは私が…」

マミ「!」

キュゥべえ「あ」

マミ「…」ジィー

キュゥべえ「…」ソォー

マミ「キュゥべえ!」タタッ

キュゥべえ「うわぁー」


さやか「きょーこー」フラフラ

杏子「さやかー」フラフラ

マミ「えいっ」シルルッ

キュゥべえ「うわっ?」

マミ「ふふ、やっと捕まえた」

キュゥべえ「や、やあ…」

マミ「もう、どこに行っていたの?探したんだから」

キュゥべえ「そ、そうだったんだ」

マミ「キュゥべえ♪」

キュゥべえ「きゅぷっ」

マミ「聞いて?鹿目さんったら…」

キュゥべえ「あはは…」

キュゥべえ(他の個体の僕…聞こえてるなら見滝原には絶対に来ちゃダメだよ)

キュゥべえ(ここには僕のことを…)

マミ「キュゥべえ♪」スリスリ

キュゥべえ(わけがわからないよ…)



マミ「はい。キュゥべえ、あーんして?」

キュゥべえ「あ、あーん…」

さやか「生き返ったー!」

杏子「冷たくてうめー!」

まどか「やっぱり夏はかき氷だね、ほむらちゃん」

ほむら「そうだね」

ほむら「ま、まどか…!」

まどか「うん!えへへっ!」

さやか「あー!ほむらがまどかって呼んでる!」

杏子「へぇ?よかったじゃん、まどか」

まどか「うんっ!」

まどか「マミさん、今日は本当にありがとうございました」

マミ「ううん、私は何もしてないわよ?」

マミ「鹿目さんが勇気をだしたから、でしょ?」

まどか「えへへ、そっかぁ。でも勇気をだしたのは私だけじゃないよ」

まどか「そうだよね?ほむらちゃん!」

ほむら「う、うん」

さやか「ほんとほんと。まどかはあたしの嫁なのに」

さやか「さやかちゃんから奪っちゃってさー!」

ほむら「え?ご、ごめんなさい…」

まどか「あはは…」

杏子「どの道、さやかみたいな馬鹿はまどかじゃ面倒みきれないだろ?」

さやか「むむっ、馬鹿とはなんだ馬鹿とは!」

杏子「だってそうじゃんかよ、あたしから逃げるはずのさやかが」

杏子「何故かあたしを追いかけてたんじゃねーか」

杏子「それも何時間も」

さやか「うっ…」

キュゥべえ「杏子も似たようなものだったじゃないか」

キュゥべえ「ほんと呆れたよ、そのせいで僕はマミに…」

マミ「私がどうかしたの?」ギュッ

キュゥべえ「きゅっ?」

ほむら「巴さんは本当にキュゥべえが好きなんですね」

マミ「うん、大好きよ」

キュゥべえ「わけがわからないよ」

まどか「えへへ、私はほむらちゃんが好きだよ」

ほむら「まどか…」

さやか「よし杏子、どっちが先にかき氷食べ終わるか勝負しよ!」

杏子「いいぜ、負けてたまるか!」

マミ「ふふっ」

まどか「あっ、見て見て!」

ほむら「わぁ…!」

マミ「綺麗な花火ね」

まどか「何処かでお祭りしてるのかな?」

ほむら「あ、そう言えば今日は隣町でお祭りがあるって…」

まどか「そうなんだ?ねっ、今からみんなで行こうよ!」

マミ「うん、そうしましょうか」

さやか「あたま…」

杏子「いたい…」

マミ「佐倉さん、美樹さん、早くしないと置いてっちゃうぞ?」

まどか「お祭りに行こう?」

さやか「えっ?お祭り?なら行くしかないじゃないの!ねっ、杏子!」

杏子「ああ、どっちが多く金魚掬うか勝負しようぜ」

さやか「もっちろん!あ、その前に先にお祭りに着くかも競争だねー!」タタッ

杏子「あっ、まちやがれー!」タタッ

まどか「あはは、本当に仲良しだなぁ」

ほむら「あ、あの…まどか…」

まどか「どうしたの?」

ほむら「そ、その…手を一緒に…」スッ

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「ダメ…ですか?」

まどか「ううん、そんな」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん」ギュッ

ほむら「あっ…!」

まどか「えへへ、行こっ?」

ほむら「…うんっ!」

マミ「ふふっ、一時はどうなるかと思ったけど」

マミ「2人が前よりも仲良くなれてよかったわ。ね、キュゥべえ」

キュゥべえ「そうだね」

マミ「ふふ。さっ、私たちも行きましょうか」

マミ「綿菓子でも何でも好きなもの食べても良いわよ?」

キュゥべえ「わあ、うれしいなあ」

マミ「それじゃ、お祭りにレッツゴー♪」

マミ「ティロッ♪ティロッ♪ティロ~♪」ルンルン

キュゥべえ(みんな、聞こえているかい?)

キュゥべえ(見滝原は平和になりそうだ)

キュゥべえ(本当にね)

おわり

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