後輩「わたし、先輩を飼うことにします」 (7)

後輩「…先輩、耳が悪いんですか?わたしが、先輩を飼うんです」

後輩「え?『俺はペットじゃない』?知ってますよ、そんなこと」

後輩「まさか先輩、自分のことをワンちゃんか何かかと思ってたんですか?」

後輩「もしそうなら、そのように扱ってあげてもいいですよ……?」

後輩「先輩は私に飼われるんですから、それに相応しい態度を取らなければなりませんね」

後輩「何ですか、その顔は?飼い主に逆らうつもりですか?」

後輩「……そうそう、そうやっていい子にしていれば、たくさん可愛がってあげますからね?」

後輩「ふふ……先輩、かわいいですよ」

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