署長「これから捜査会議を始めます」アイドル「えっ?」 (8)

署長「これから捜査会議を始めます」アイドル「えっ?」

署長「アイドルさんは、今日は一日署長で署にいらしたんですよね?」

アイドル「そうなんですが…一日署長ですよね?」オドオド

署長「そうですよ。署長なので捜査会議に出ていただく必要があるわけで…」

署長「アイドルさんには捜査の指揮をして頂かなければならないのです」

アイドル「マネージャーさん!今日のお仕事はこれで大丈夫なの?」ヒソヒソ

マネージャー「え~っと…署長さん」

署長「今日一日は、アイドルさんが署長ですが…」

マネージャー「すみません。では、どうやってお呼びしましょう」

署長「私は署長補佐ということで、お願いします!」キリッ

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マネージャー「では署長補佐さん、捜査員の皆さんの自己紹介をお願いします」

マネージャー「捜査員の皆さんのことが分からないとアイドルも指揮ができないかと…」

アイドル「え…っと、私が気にしているのは、そんなことじゃなくt」マゴマゴ

署長「これは失礼しました。では、おい!君たち!各自自己紹介をしてくれ!」キリッ

刑事1「私は○○です。刑事1とお呼びください」ニコッ

刑事2「私は△△です。刑事2とお呼びください」ニカッ

署長「一応、80年代の刑事ドラマ風にニックネームを付けましたが…」

署長「これでよかったでしょうか?」

マネージャー「ご配慮ありがとうございます♪」

アイドル「え…っと、マネージャーさん、何か違う気が…」

マネージャ「はいはい、そうですね。署長補佐さん?」クルッ

署長「はい」キリッ

マネージャ「すみません。アイドルはこの仕事は初めてなので…」

マネージャ「お願いしていた台本の方をよろしくお願いします」

署長「あっ。そうでしたね。台本はこちらです」ササッ

アイドル「私が気にしているのはそんなことじゃなくt」

マネージャー「ささ、この台本通り進めて!」

アイドル「分かりました…(なんか違うような気が…)」

アイドル「え~っと。『これから○○殺人事件、捜査会議を始めます』」ボウヨミ

署長「すみません!」

アイドル「ハイ?」

署長「え~っと、部下達は、高慢ちきな若手女性キャリアの署長に」

署長「きつく言われるとやる気がでるといいますか…」

署長「そんな感じでやっていただけると助かります」キリッ

アイドル「マネージャーさん」ヒソヒソ

アイドル「何かイメクラ嬢みたいになってるんですが…」ヒソヒソ

マネージャー「あなたは女優志望でもあるのだから…」ヒソヒソ

マネージャー「これくらいの役作りはできなきゃだめでしょ!」メッ

マネージャー「それから…」ヒソヒソ

マネージャー「どこで覚えたか知らないけれど…」ヒソヒソ

マネージャー「イメクラ嬢のあたりは口外しないように!」メッ

アイドル「ハイ…」マッカ

刑事1「では、私の方から捜査状況を報告します。ペラペラペラ…」

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初めてのSS投稿です。

こんな感じでいいですかね?

エロ無しです。すみません。

アイドル(やっと捜査会議が終わった…)ヘロヘロ

署長「アイドルさんは、今日一日はこの部屋を使ってください」

アイドル「署長室なんですが…いいのですか?」

署長「ハイ!一日署長なんで当然かと…机はそこの私のを使ってください」キリッ

アイドル「あ、ありがとうございます」

女性署員「お疲れ様です♪お茶です」ササッ

アイドル「す、すみません」

女性署員「いえいえ、遠慮なさらず」

署長「ハハ!刑事ドラマでは女性署員がお茶って言うのは定番ですから!」キリッ

マネージャー「ご配慮感謝致します♪」

署長「アイドルさんは、一日署長が初めてということでしたので…」

署長「書類決済などのデスクワークはご遠慮願いました」キリッ

マネージャー「追々できるようにします。今日はご配慮に甘えます♪」

アイドル(何か…突っ込みどころ満載なんですが…長い会議で頭がヘロヘロ)フゥー
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刑事1「署長!」

アイドル「は、はいっ!」

刑事2「○○殺人事件の犯人が捕まえました!」

刑事1「それでですね…」

刑事2「犯人が署長じゃないと取調べでは何も喋らないと…」

アイドル「あの…」

マネージャー「署長補佐さん!」

署長「ハイ!」

マネージャー「取調べは署長の仕事では無いかと思いますが…」

署長「そうですね。犯人の取調べは署長の仕事ではありません」

署長「そういうことだ!君達」

刑事1・刑事2「ハッ!」ケイレイ!

アイドル(え~と…一日署長の仕事じゃないよねと…)

アイドル(突っ込もうとしたけど…まぁいいや!)
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署長「アイドルさん。今日一日お疲れ様でした!」キリッ

アイドル「え…っと。テレビで見ている一日署長の仕事とは違うんですが…」

署長「あっ、それはテレビが取材に来ている場合ですよ」

署長「今日はテレビ取材が無いので、いつも通りガチで署長をしてもらいました」

署長「でも…殉職者無しで署員がやる気一杯で頑張ってくれたので…」

アイドル「あの~殉職者っていうのは…」

署長「仕事がマンネリになると…えっと、誰か死ぬやつですよ」キリッ

アイドル「え…って…」

署長「刑事1は『なんじゃこりゃ』ってセリフも準備してたんですが…」

署長「披露するばが無くて残念ですハハ」

マネージャー「殉職者が無しで底上げができてよかったですね♪」

署長「ハイ!」

アイドル(仕事で…死人なんてヤダヨ…突っ込みどころそこじゃなくて…)シュン
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マネージャー「今日はお疲れ様。ゆっくり休んでね」

アイドル「えっと…これが一日署長の仕事なの?」

マネージャー「そうよ?一日署長の仕事は、大半が警察署員のやる気向上と」

マネージャー「一日署長目当てで自首する犯人を集めるのが仕事だから♪」

アイドル「そんなことで税金使ってもいいのかな~」

マネージャー「アイドルは知らないの?警察は税金じゃなくて、反則金で成り立ってるの」

マネージャー「犯罪者から巻き上げたお金だから…そんなこと心配しなくていいの!」ニコッ

マネージャー「それよりも、台本なしで一日署長ができるように頑張って!」

アイドル「ハイッ!それを聞いて安心しました!」

アイドル「次は台本なしで出来るように頑張ります」

おわり

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