ディケイド「ここがアイカツの世界か……」光夏海「またですか!?」 (35)

ユウスケ「同じ世界に二度も訪れるなんて、穏やかじゃないな」

夏海「あっユウスケ、霧矢あおいちゃんの口癖が移ってますよ」

士「まぁしかし、ブラックの世界とRXの世界のように」

士「ここも以前訪れたアイカツの世界とどこか似ただけの世界なのかもしれないな……」

士「その証拠に見てみろ」

夏海「えっ……あっ!」

ユウスケ「夏海ちゃんの着てる制服、こないだのと違うな……」

夏海「ポケットに学生証が入ってました」

士「ドリームアカデミー……?」

夏海「とりあえず、私たちはそこに行ってみます」

ユウスケ「俺も夏海ちゃんについて行くよ。前みたいに襲われたりしたら危ないしな」

夏海「ユウスケ……」ポッ

士「やれやれ、勝手にしろ。俺はまたスターライト学園に行って来るからな」

ユウスケ「士は前と同じでピンクのジャージ……ぷぷっ、似合ってないな全く」

士「マゼンタだ。じゃあな」

夏海「行っちゃいましたね、士くん」

ユウスケ「俺たちも早く行ってみよう」

夏海「そうですね」

スターライト学園

士「まさかまたここを訪れることになるとはな……」

士「しかしなんだか、前に来たときと雰囲気が変わってる気がするな」

???「Hey! そこの君!」

士「?」

???「誰? ここに何の用で来たの?」

士「俺は通りすがりの仮面ライダーだ。この世界での俺の役割を探しに来ただけだ」

???「!! ライダー!? ライダー同士なら……」

???「ライダーバトルするしかないよね!」ドライバーオン

士「!? なぜお前がそのベルトを……」

???「あたしは一ノ瀬かえで! Ms.神崎からこの変身ベルトを譲り受けたの!」

かえで「ライダーバトルで勝ち残るためにね!」シャバドゥビタッチヘンシーン

フレイム プリーズ ヒー! ヒー! ヒーヒーヒー!!

士「ライダーバトル……!?」

ウィザードかえで「最高のショータイムを楽しませてあげるよ!」

士「成程……戦わなければ生き残れないということか」

士「大体分かった。変身!」

カメンライド ディケイド!!

ドリームアカデミー


ユウスケ「ここがドリームアカデミーか……」

夏海「海の上に浮かぶ学園島なんて凄いですね」

ユウスケ「ていうか、俺もあっさり入ってこれちゃったけど大丈夫なのか?」

夏海「一応、私の兄で見学に来てるという設定にしておくのはどうでしょう」

ユウスケ「はぁ……それで問題ないならいいけど……」

夏海「それにしてもここに来たのはいいとして、私たちは何をすればいいのでしょう?」

ユウスケ「う~ん参ったな……」

???「あれあれあっれ~?」

夏海「?」

ユウスケ「誰だ? あの娘」

???「もしかして~あなたが今日からドリアカに転入してくるっていう娘?」

ユウスケ(そ、そうなのか?)

夏海(とりあえずここは話を合わせましょう)「は、はい。光夏海です……」

???「夏海ちゃんか、可愛いな」

セイラ「よろしく。私は音城セイラ」

きい「そしてきいは冴草きいね! よろしく夏海ちゃん!」

夏海「よ、よろしくお願いします」ペコリ

きい「夏海ちゃん、とても中学生とは思えない……良いスタイルしてるよ~」

夏海「ど、どうも……」(え、デジャ・ヴ?)

セイラ「きい、夏海ちゃん……おk?」

きい「おk!」

セイラ&きい「「おっけー!!」」

夏海(…………)

きい「じゃあじゃあじゃッあ~、早速ドリアカのこと案内してあげるね!」

ユウスケ(だめだ……ついて行けない……)

スターライト学園


ウィザードかえで「やァッ!」ジャキィン!

ディケイド「くッ」ギリシシシ……

ウィザードかえで「What’s happen!? どうしたの、『世界の破壊者』サン、もしかしてその程度?」

ディケイド「まさかな……」ブゥオン!

カメンライド カブト!

クロックアップ!

ウィザードかえで「!?」

ディケイド「遅い!」シュンッ

かえで「きゃァッ!」バタンッ

かえで「きゃァッ!」バタンッ

ディケイド「勝負あったな」

ディケイド「? これは……」ヒョイッ

かえで「あっ、あたしのライダーデッキ……」

かえで「壊れてる……Oh My God……」ショボーン

ディケイド「どうしてウィザードのお前が、シザースのライダーデッキを?」

かえで「シザース? 違うよ、これは蟹座のライダーデッキでしょ?」

ディケイド「?……どういうことだ……」

ドリームアカデミー


きい「ドリアカにはアイドルコースの他にも、プロデューサーコースやデザイナーコースがあるんだよ!」

セイラ「あたしはアイドルコース、そしてきいはプロデューサーコース」

セイラ「きいは私のプロデューサーなんだ」

きい「えへえへえっへ~」///

夏海「へぇ~凄いんですねぇ」

きい「夏海ちゃんはもうどのコースに入るか決めた?」

夏海「え~っと、まだ決めてなくて……」

きい「じゃあじゃあじゃっあ~、色々見学してじっくり決めるといいよっ!」

夏海「ありがとうございます」

ユウスケ「あれ? あそこの教室では何をやってるんだ?」

セイラ「あぁ、あそこはデザイナーコースの娘たちの教室だな」

きい「あっ、そらちゃんだ! お~い、そらちゃ~ん!」

そら「あら? フフフ」ニコ

スターライト学園 教室


士「成程……大体わかった」

士「つまり新たなアイドル育成学校であるドリームアカデミーが現れたことによって、スターライト学園は危機に陥った……」

士「そこへ、その乙女座のライダーデッキの所有者……オーディンだったか」

士「そいつが現れて、そう言ったんだな」

かえで「うん、そうだよ」


オーディン『戦え……』

オーディン『ライダーバトルで最後まで生き残った者の望みを叶えてやろう……』


かえで「それで、あたしたちにこの星座ライダーデッキを渡したんだ」

かえで「でももうダメだね。星座ライダーデッキが無くっちゃトップアイドルになる夢も叶えられないよ」ションボリ

士「お前……おかしいとは思わないのか?」

かえで「え?」キョトン

♪~


士「お前はライダーバトルの勝者になることでトップアイドルになるという望みを叶え、スターライト学園を再生させようとした」

士「だがそんな方法で頂点に君臨したところで、誰がお前を認めるっていうんだ?」

士「アイドルを育て、認め、応援するのはいつだってファンの人間だ」

士「そしてそのファンを癒し、励まし、喜ばせるのもまた、アイドルなんじゃないのか?」

士「ファンの存在が無くてはトップアイドルなんかになれはしない……そうだろ、一ノ瀬かえで!」


かえで「…………」

かえで「そうだね、間違ってたよアタシ」

かえで「こんな方法でアイドルになったって、誰も楽しませることは出来ないんだ!」

士「そうと決まれば……」

かえで「うん、早く他の皆の目を覚ましてあげなくっちゃ!」

ドリームアカデミー


きい「紹介するね! この娘は風沢そらちゃん!」

セイラ「そらはデザイナーコースに所属するアイドルで、ついこないだ自分のブランドを立ち上げたんだ」

きい「その名も『ボヘミアンスカイ!』」ドヤァ

夏海「自分でブランドを立ち上げるアイドルって……」

ユウスケ「これは間違いなく穏やかじゃないな」

セイラ「?」

そら「ウフフ、そんなぁ、照れるよ」///

きい「しかもそらちゃんは今、新しいアイカツシステムを研究してるんだよね?」

夏海「新しいアイカツシステム?」

そら「そう、それがこれ」カシャッ

ユウスケ「? フルーツ……いや、錠前か?」

そら「キャワワ、でしょう? 『ボヘミアンスカイ』にぴったりな南国の果実みたい」

セイラ「ロックシード、っていうんだよな」

そら「うん。このロックシードを使って、新たにアイドルの衣装をセルフプロデュースできないかなって考えてるの」

ユウスケ「へぇ~すごいな。俺にも触らせてもらってもいいか?」

そら「はい、どうぞ」ホイ

ユウスケ「ありがとう。これはなんだ? オレンジのロックシードなのか?」

きい「あとあとあっと~、こっちにはバナナにブドウも!」

セイラ「パインとか、イチゴもあるぞ」

ユウスケ「うわぁ~どれも本物のフルーツみたいだ。 食べられるのかな?」

そら「それは流石にねぇ……」

ユウスケ「あははっ、ですよね~」ハハハ

夏海「もう、ユウスケったらふざけないでください。光家秘伝・笑いのツボ!」グキッ

ユウスケ「あ゙ッ゙」ポロンッ

きい「え?」

セイラ「あっ」

そら「ロックシードが……」

(チャックの開く音)

インベス「キャシャーッ!!」

きいセイラそら夏海「「「「うわぁ――――ッ!!」」」」

スターライト学園 校庭


いちご「あおい……どうしても戦わなくちゃいけないの?」

あおい「だって私たち……ライダーだから……」

いちご「でも! 蘭は私たちを止めようとして……」

あおい「違うの! 蘭は、蘭は……仕方なかったの……」

蘭「おーい、勝手に人をいなくなったみたいにするな」

いちご「えへへ」フフッヒ

あおい「だってその方が雰囲気出るかなーって……」テヘペロ

蘭「やれやれ……とにかく、さっさと決着つけてくれよな」

蘭「あと生き残ってるのはお前たち二人と、あとはかえでだけなんだから」

おとめ「はわわわわ~負けちゃいました~」

さくら「先輩方の足元にも及びませんでしたわ……」

ユリカ「このユリカ様を打ち負かすなんて……血を吸うわよ!」

しおん「ところで、かえでは何処に?」

ヒカリ「さぁ? アタシずっと地下にいたから知らないわ」

士「一ノ瀬かえでなら俺が倒した」

蘭「!!」

いちご「か、門矢先生!?」

あおい「どうしてまたこの世界に!?」

士(俺たちがこの世界に来た時の記憶はあるのか……だとすれば)

士「成程、大体わかった」

士「潰す」

カメンライド ディケイド!!

ディケイド「最後の一人になるまで……死ぬ気で行け!」

あおい「穏やかじゃないわね……でも、」サイクロン!

いちご「うん、私たちの熱いライダー活動、ライカツ!」ジョーカー

いちあお「「変身!!」」フフッヒ

サイクロン! ジョーカー!

ドリームアカデミー


インベス「キャシャー……ッ!」

きい「わわわわわーっ! なっなになになっに~!?」

セイラ「怪物……!?」

そら「そんな、ロックシードからあんなものが……」ハワハワ

夏海「とにかく、皆さん逃げてください! ユウスケ!」

ユウスケ「あっはははははははは! わかってるってゅふふふふ! 戦えばはははははははは!!」ゲラゲラゲラゲラ

夏海「もう! ダメじゃないですか!」

ユウスケ「だって夏海ちゃんががはははははははは!」ゲラゲラゲラゲラ

きい「どどどど、どうしよう……」オロオロ

セイラ「……!!」

そら「?」

セイラ「なぁ、あのベルトみたいなの……使えるか?」

そら「えっ? あれは新しいアイカツシステムに必要なベルトで、戦極ドライバーっていって……」

セイラ「これを使えば、ロックシードでセルフプロデュース出来る……そうだな?」

そら「確かにそうだけど、まだテスト段階で……」

きい「セイラ、やるんだね!?」

セイラ「ああ」カチッ

オレンジ!

そら「待ってッ」

セイラ「変身!」

ロックオン!

(ほら貝の音)

インベス「シャーッ……!?」

セイラ「…………!!」

ソイヤッ!

オレンジアームズ! 花道オンステージ!!

夏海「これは……」

きい「すごすごすっご~い!!」

そら「キャワワ……」

鎧武セイラ「ここからは私のステージだ!!」




スターライト学園 校庭

サイクロン! ジョーカー! マキシマムドライブ!

ファイナルアタックライド ディケイド!

ダブルいちあお「「やァァァァアアアア!!!!!!!!」」

ディケイド「はああああアアアアアアアアァァァァ!!!!!!!!」」

(爆発音)

蘭「ど、どっちが勝ったんだ……?」

いちご「うっ……」バタン

あおい「いちご! 大丈夫!?」

いちご「あおい……でもあたしたちの星座ライダーデッキが……」

あおい「そんなのどうだっていい! 私はただ……いちごが……」

いちご「あおい……」

士「……共に励まし合い、頑張る仲間を思いやる気持ち……」

士「それも、本当のアイドルに必要なことなんじゃないのか」

いちご「門矢先生……」

あおい「そうだね……ありがとう、門矢先生」

士「礼なら要らん。俺はこの世界でやるべきことを……?!」

さくら「?」

おとめ「どうしたんですか~?」

士(おかしい……オーディンの寄越した星座ライダーデッキを破壊すれば、戦いは終わるはずじゃなかったのか!?)

士「おい、星座ライダーデッキはもう全て破壊したはずだな!?」

ユリカ「な、何を言っているのよ……」

蘭「さっき門矢先生が壊したので10個目だけど……」

士「そして一ノ瀬かえでの星座ライダーデッキで11個……そうか、大体分かった」

いちご「門矢先生!?」

あおい「何がわかったっていうんですか?」

士「戦いはまだ終わっていなかったということだ。そして最後の星座ライダーデッキはおそらく……」

士「行くぞ、ドリームアカデミーに!!」

ドリームアカデミー


インベス「キャシャーッ!!」

鎧武セイラ「行くぞ!」シャキーン

ザンッ!

インベス「グワァッ!!」

きい「効いてる! おけおけおっけー!」

夏海「頑張ってください!」

鎧武セイラ「ああ!」

鎧武セイラ「次はこっちの刀だ!」ズバンッ!

インベス「グウォウッ!」ズサーッ

そら(凄い…アーマードアイカツシステムをこんな一瞬で使いこなしてしまうなんて……)

鎧武セイラ「止めだ!」

イチ ジュウ ヒャク セン マン……!!

鎧武セイラ「薙刀無双スライサー!!」

ズバキュ――ン!!

インベス「グヘワァアッ!!」バタンッ

きい「……やった!」

きい「凄すぎるよセイラ~!」

セイラ「おk?」

きい「おk!」

きいセイラ「「おっけー!!」」

そら「待って!」

きいセイラ「「?」」

お /      V   /       / :|  V\アイカツ!始まります!/ \ ̄`ヽr( ̄ ̄ノ ・*:.。..。.:*・゜゚・*
だ/ {      V   /       /  |  ∨ \  \フフッヒ/   /.:*・゜゚ >/ ̄ ̄ ̄\ :.←らぶゆ~
やi ∧     | /  /    /}  ∧   }l / \∧∧∧∧∧/ アイ!/ / l l\  ト、{ } *:.:・゜゚・*:.。*.:.:
か{  ヘ    |  | -/---<  | :/__}  }. {. <     穏 >*。..。.:*・{ {  |ノ\\{/|ノ.。..。.カツ!。..。.:*
じ V  \  l|  l /ィ===ミ   |/´__|  /  \.< 予  や >スター宮.:) \{ ○  ○|\ ・*:.。..。.:*・゜゚・*
ゃ V V⌒ヽ|  |/ | 仁f_}     仏_l|/イ  \_<     か >*:.:*・.:/ (/ {"" ワ"ノノノ..*アイドルの香り*
な  \{  ー〉|\{   辷ソ    辷リ|    } :}< 感  じゃ.>──────────――――――
い   \ 人| |          i  |     |/.<     な > { {    /____ノ/ 、__\} |  /_ノ}トップ中の
わ      ー| |         __   /}   /   < !!!!  い > V∨  {/  /イ      | :/  {_ノ}トップ中の
ね      .| |      (_}/ / }  (   /∨∨∨∨∨\  V∨ | ====   ====|/)   し'} トップ中の
.:     _/| {  >  ___/ }  lト、 }  / 【霧矢あおい】. \弋_\| """     """} | (ー一'  トップ中の
.:     ノ /.人ト{     /     | l/ ノノ/10戦【無敗伝説】10勝\  ト、 ゝ二二ア  ノ| |ー'(   美月さま~

夏海「あのインベス……何か食べてます……」

インベス「グワッグフグフキャシャーッ!!」

そら「あれは、ロックシード!?」

きい「うっうわぁ~!」

セイラ「き、巨大化した……!?」

巨大インベス「グウォウワァーツ!!!!」

きい「どうするのセイラ、あんなの一人じゃ無理無理むっり~!!」

セイラ「とは言っても……このままじゃドリームアカデミーが危ない」

セイラ「やるしかない……!」

???「待て!」

きいセイラそら夏海「「「「!?」」

夏海「士くん!?」

セイラ「星宮いちご!?」

いちご「セイラちゃん、一緒に戦おう!」

あおい「みんなで力を合わせればやっつけられる!」

蘭「ああ、行こう!」

きい「すごすごすっごーい! きいも一緒に戦いた~い!!」

そら「それなら、ハイ、これ」

きい「え? きいの戦極ドライバー!?」

そら「私の分もあるよ」

いちご「よ~し、それじゃあ皆で熱いライダー活動!、ライカツ!」


「「「「「「「「「「「「「変身!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」

カメンライド! ディケイド!

サイクロン! ジョーカー!

ターンアップ!

ファング! ジョーカー!

キバっていくぜ!

ソードフォーム

フレイム! プリーズ! ヒー! ヒー! ヒーヒーヒー!!

オレンジアームズ! 花道オンステージ!

バナナアームズ! ナイトオブスピアー!

ブドウアームズ! 龍!砲! ハッハッハッ!!

アクセル!

HEN-SHIN

カブトヒカリ「天の道を往き、総てを司る……」

アクセルしおん「振り切るぜ!」

龍玄そら「そう簡単にはやらせない!」

バロンきい「本当の強さというものを見せてやるんだから!」

鎧武セイラ「ここからは私のステージだ!」

ウィザードかえで「さぁ、ショータイムだよ!」

電王さくら「わたくし、アッ参~上~!」

キバユリカ「血を吸うわよ!」

おとめ「なんか一人でもファングジョーカーに変身できちゃいました~らぶゆ~!」

蘭「私は運命と戦う、そして勝ってみせる!」

いちあお「「さぁ、お前の罪を数えろ!!」」



ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ!!」

士「星座ライダーバトルを終わらせる方法は、何も戦って勝ち残るだけじゃなかった」

士「同じアイドル同士切磋琢磨し、時には心を通じ合わせる必要があったってことだな」

士「そしてこれが、この世界での俺の役割だったってことか……」

夏海「士くん? どうしたんですか?」

士「……いや、何もない」

士(スターライト学園とドリームアカデミー……ライバル同士のアイドル育成学校か)

士「行くぞ、夏みかん」

夏海「もう、その呼び方はやめてください!」

「アイ!」「カツ!」「アイ!」「カツ!」


きい「? セイラ、何か落としたよ」

セイラ「えっ、あぁ、ありがとう」

きい「なぁにそれ?」

セイラ「知らない……カード、デッキ……?」

きい「あれあれあっれ~? これに描かれてるの、セイラの星座の蠍じゃない?」

セイラ「言われてみればそうだな……いつの間にこんなの持ってたんだろう?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月06日 (月) 21:26:41   ID: fAZSIi_N

すごいおもしろい

2 :  本村桃太郎   2019年01月23日 (水) 21:15:00   ID: 7bta8W0s

オッケオッケー

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