司会「クイズ、衛宮切嗣300のことー!」(353)

代行: ID:e4SFPMaH0

冬木特設スタジオ

司会「衛宮切嗣を、もっと知りたいー!!」

司会「衛宮切嗣、300のことー!!」

アイリ「とりあえず、事情を説明してくれないかしら」

舞弥「さて、私にもわかりません・・・」

セイバー「はい。『切嗣は預かった』と言われついてきましたが・・・」

ウェイバー「僕なんて無理やり放り込まれたぞ・・・」

司会「これから皆さんには、衛宮切嗣に関する300問のクイズに答えてもらいます」

アイリ「300問!?」

ウェイバー「お、多すぎる・・・」

ちょっとだけ支援。
あ1は代行な。

司会「皆さんには、その正解数を競ってもらいます」

セイバー「なるほど、切嗣をよく知るものほど優勝の可能性が高いということですね」

ウェイバー「え、僕ここにいてもいいの?」

舞弥「おそらく、数合わせかと」

ウェイバー「理不尽極まりないな!」

司会「そして優勝した人には・・・」

司会「衛宮切嗣と二人きりになる権利が与えられまーす」

セイバー「嫌だ・・・」ガクブル

ウェイバー「僕だって嫌だ・・・なんであんなおっさんと二人きりなんて・・・」

アイリ「それに、切嗣と二人きりなんていまさら・・・」

舞弥「そうですね・・・」

司会「切嗣は控室にいて、リアルタイムで問題に答えてくださいます」

セイバー「やけにへりくだりますね」

舞弥「というか、この声は言峰綺礼・・・なぜこのようなことを」

アイリ「ねぇ言峰、これはどういうつもりなの?」

司会「それでは、早速初めて行きたいと思います」

アイリ「!?」

セイバー「どうやら質問に答えるつもりはないですね」

ウェイバー「勘弁してくれ・・・」

ライダー「よいではないか、坊主」

ウェイバー「ライダー!?」

ライダー「こういう余興は、楽しんだもの勝ちだぞ?」

ウェイバー「だいたいお前がしっかりしてれば巻き込まれることm」

ライダー「いいからシャキっとせんか!!」バン

ウェイバー「ぐえっ!」

ジョージ「衛宮切嗣を、もっと知りたいー!!」

ジョージ「衛宮切嗣、300のことー!!」


ふむ…

司会「第1問、切嗣の誕生日は?」

アイリ「あ、問題は普通ね」

舞弥「はい、これくらいなら答えられます」

ウェイバー「僕にとってはこれでもハイレベルすぎるんだが・・・」

セイバー「(ここはサーヴァントとして、マスターとの絆を深めるチャンス・・・!)」

司会「解答オープン」

アイリ:11月11日

舞弥:11月11日

セイバー:わかりません

ウェイバー:知るか

セイバー「って無理!!」バンッ

アイリ「セイバー!?急にどうしたの?」

セイバー「い、いえ・・・(こんな基本的なことさえ・・・)」

舞弥「(セイバーとウェイバー・ベルベットは1問でも正解できるのでしょうか・・・)」

イリヤ「ねぇ切嗣、切嗣の誕生日はいつ?」

アイリ「あ、切嗣とイリヤだ!やっほー!」

舞弥「聞こえませんよ、マダム」

ウェイバー「質問してるの誰だこれ」

アイリ「イリヤスフィール、私と切嗣の子供よ」

ウェイバー「は、はい・・・ありがとうございます・・・」

ウェイバー「(だいたいこの空気自体気まずいんだよ・・・)」

切嗣「誕生日かい?11月11日だよ」

司会「アイリ、舞弥正解~」

アイリ「き、気色悪いわね・・・」

舞弥「というか、名前を呼ばれるのも嫌ですね」

セイバー「切嗣の誕生日は11月11日・・・」メモメモ

ウェイバー「お前、こんなことも知らないのかよ、サーヴァントのくせに」

セイバー「黙れ!!」バン!

ウェイバー「ひっ」

ライダー「余も小僧の誕生日なぞ知らんが」

ウェイバー「・・・」

司会「第二問、衛宮切嗣の血液型は?」

アイリ「質問は簡単ね・・・これを300問?」

舞弥「問題を考えるほうが大変そうですが」

セイバー「わ、わからない・・・」

ウェイバー「適当に書けよ、4択なんだから」

セイバー「そ、そうか!」カキカキ

司会「解答オープン」

アイリ:AB型

舞弥:AB型

セイバー:A型

ウェイバー:AB型

セイバー「なっ!?」

ウェイバー「うわ、当たっちゃったよ」

ライダー「うむ、なかなかよい直感だ坊主」

ウェイバー「まぁ4分の1だしな・・・」

ライダー「こういう直感が、戦場では生死を左右するのだぞ?」

ウェイバー「はいはい」

イリヤ「ねぇ切嗣、切嗣の血液型は?」

アイリ「ふふ、イリヤかわいいわ」

舞弥「ええ、非常にほほえましい光景ですね」

セイバー「・・・なぜ私には・・・」

切嗣「血液型はAB型だよ」

司会「セイバー以外正解~」

アイリ「でも切嗣ってA型っぽいわよね」

舞弥「そうでしょうか?」

アイリ「うん、なんとなくだけど」

セイバー「次こそは正解してみせます・・・」

司会「第3問、切嗣の職業は?」

ウェイバー「え、そんなの1択だろ」

セイバー「はい、これなら私もわかります」

アイリ「そうね」

舞弥「そうでしょうか?」

司会「解答オープン」

アイリ:魔術師

舞弥:暗殺者

セイバー:魔術師

ウェイバー:魔術師

舞弥「あっ」

アイリ「舞弥、自分の娘に「僕は殺し屋なんだ」だなんて言わないでしょう?」

ウェイバー「てか殺し屋なのかよあいつ」

イリヤ「ねぇ、切嗣の職業はなぁに?」

切嗣「えっ・・・・・・」

切嗣「・・・それは、もちろん魔術師さ。フリーランスのね」

司会「舞弥以外正解~」

舞弥「名前を呼ぶのをやめてほしい」

ウェイバー「お前らなんであいつのことそんな嫌いなんだよ」

アイリ「あなたは好きなの?」

ウェイバー「えっ・・・いや・・・その・・・」

ライダー「何を緊張しておるのだ、坊主」

ウェイバー「そ、そんなんじゃねーよ!!」

アイリ「(あらかわいい)」

セイバー「答える際に一瞬悩みましたね」

アイリ「ええ、でも切嗣に良心が残っていて良かったわ」

舞弥「マダム・・・」

・・・・・・・・・・・・・・

司会「第10問、切嗣の父親の名前は?」

アイリ「あら、少し難しくなったわね」

舞弥「ええ、まぁまだこれくらいなら答えられますが」

ウェイバー「知るわけないだろ・・・」

セイバー「ええ・・・」

司会「解答オープン」

アイリ:のりかたさん

舞弥:衛宮矩賢

セイバー:わかりません

ウェイバー:

アイリ「あってるわよね?」

舞弥「はい、あっていますよ」

セイバー「えみやのりかた・・・ですか」メモメモ

ライダー「小僧、白紙とはどういうことだ!!」

ウェイバー「わかんねーんだから仕方ねーだろ!!」

ライダー「わからないならわからないなりに絞りださんか!!!」

ウェイバー「無茶言うなよ!!」

ライダー「余の師も、白紙解答だけはやめなさいといつも言っていたぞ」

ウェイバー「マジで!?」

イリヤ「ねぇ切嗣、切嗣の御父さんの名前はなんだっけ?」

切嗣「衛宮矩賢だよ」

イリヤ「のりかた?変な名前ー」

司会「アイリ、舞弥正解~」

アイリ「アイリって呼ばないで!!」バンッ

舞弥「マダム、落ち着いてください」

セイバー「切嗣も相当変な名前ですけどね」

ウェイバー「お前さ、マスターへの尊敬とか・・・」

ライダー「・・・」

ウェイバー「・・・いや、なんでもないわ」

・・・・・・・・・・・・

司会「第16問、切嗣の趣味は?」

アイリ「趣味かー・・・」

舞弥「趣味と呼べるものがあるのでしょうか」

セイバー「あの人物にまともな趣味があるとは思えませんが」

ウェイバー「仲悪いなお前ら」

ライダー「うむ、我らを見習え」バンッ

ウェイバー「いてーっ!」

司会「解答オープン」

アイリ:イリヤと遊ぶこと

舞弥:武器の解体

セイバー:魔術の研究

ウェイバー:ランニング

アイリ「舞弥さん、切嗣の良心を信じてあげて」

舞弥「ああっ!」

セイバー「ランニングというのは?」

ウェイバー「いや、こいつがなんでもいいから書けってうるせーから」

ライダー「ランニングではないだろう!!」ゲラゲラ

ウェイバー「うるさいな!!」

イリヤ「切嗣、切嗣の趣味は何?」

切嗣「趣味か・・・うーん・・・」

切嗣「・・・あっ」

切嗣「趣味はね、イリヤとたくさん遊ぶことだよ」ニコニコ

イリヤ「ほんと!?切嗣大好き!」

司会「アイリ、正解~」

アイリ「・・・危なかったわね」

舞弥「「あっ」って言いましたね・・・」

セイバー「あのような表情も作れるのですね。表情筋が死滅しているのかと」

ウェイバー「お前・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第40問、切嗣が好きなおっぱいのサイズは?」

アイリ「!?」

舞弥「これは・・・」

セイバー「これはひどい質問ですね・・・」

ウェイバー「っていうかこいつが「おっぱい」とか言うだけで気持ち悪いな」

アイリ「こ、これは難しい問題ね・・・」ドキドキ

舞弥「マダム・・・」

司会「解答オープン」

アイリ:巨乳

舞弥:巨乳

セイバー:巨乳

ウェイバー:巨乳

ウェイバー「一致しちゃったよ・・・」

舞弥「これでは切嗣が変態のようですね」

アイリ「そ、そんなことはないわ!男の人はみんな大きいのが好きだもの!」

セイバー「・・・」

アイリ「ねぇ、ウェイバーさん?」

ウェイバー「えっ!?」

ライダー「おい、照れるでない坊主。自分の欲望には忠実であれ」

ウェイバー「お前もう黙れ」

イリヤ「切嗣はどれくらいの大きさのおっぱいがいい?」

切嗣「なっ!?」

アイリ「焦ってる焦ってる」ニヤニヤ

ウェイバー「まぁそりゃ焦るよな」

切嗣「イ、イリヤ・・・そんな言葉を使ってはいけないよ・・・」

イリヤ「ねぇ、切嗣はどれくらいのおっぱいが好きなの!?」

切嗣「イリヤ!!」

イリヤ「おーしーえーてー」

アイリ「教えて、切嗣!」

舞弥「マダム・・・」

切嗣「・・・普通ぐらいだよ」

司会「全員不正解~」

ウェイバー「今すっげえ怖い顔したな」

舞弥「ええ、切嗣の体内全ての殺気が表出されていましたね」

セイバー「それに反して、司会は楽しそうですね」

アイリ「こいつ、ホントに性格悪いわね」ギリギリ

舞弥「マダム、悔しがるのはやめてください」

アイリ「別に!」ギリギリ

・・・・・・・・・・・・・

司会「第70問、切嗣がこの4人の中で・・・」

アイリ「あら、新しい質問形式ね」

舞弥「・・・どことなく司会のテンションも上がっていますね」

司会「・・・」

セイバー「なんでしょうかこの間は」

ウェイバー「司会者、なんか笑いこらえてないか?」

司会「・・・一番、不潔だと思っているのは?」

アイリ「なんですって!?」

舞弥「これはひどい質問ですね」

セイバー「ええ、出題者の悪意を感じます」

アイリ:答えられない

舞弥:ウェイバー・ベルベット

セイバー:ウェイバー・ベルベット

ウェイバー:セイバー

セイバー「ウェイバー・ベルベット、どういうことですか?」ギロリ

ウェイバー「お前らがどういうことだよ!!」バン!

舞弥「いえ、少なくとも私たち2人を不潔と言うことはない」

アイリ「そう信じたいわね・・・」

ウェイバー「僕だって不潔じゃない!」

ライダー「落ち着け、坊主」

イリヤ「ねぇ切嗣、あの4人の中では誰が一番不潔かな?」

切嗣「不潔!?ふ、不潔かぁ・・・」

アイリ「そりゃ悩むわよね」

ウェイバー「見ず知らずの人間に不潔とは言えないだろ・・・さすがに・・・」

舞弥「いえ、切嗣ならあるいは」

セイバー「・・・(選ばれたらどうしよう・・・)」

切嗣「うーん・・・まぁあの4人なら、セイバーか」

切嗣「あとの3人は清潔そうだしね」

司会「ウェイバー、正解~」

セイバ「・・・」ズーン

アイリ「セ、セイバー、元気出して!」

セイバー「不潔って・・・男であるウェイバーよりも私は・・・」

ウェイバー「まぁ古代イギリスに風呂なんてないだろうしな」ケラケラ

セイバー「もう1度言ってみなさい!!」ギロリ

ウェイバー「ひぃぃっ!!」

ライダー「坊主、なかなかぶっこむではないか」ゲラゲラ

セイバー「ライダー・・・!!」バンッ

ウェイバー「ご、ご、ごめんなs・・・」ビクビク

アイリ「セイバー、大丈夫よ!切嗣はあなたを不潔だなんて思っていないわ!」

セイバー「そ、そうでしょうか・・・?」

アイリ「え、ええ!もちろんよ!!」

舞弥「(一瞬言い淀んだ・・・)」

セイバー「うぅ・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第78問、切嗣が一番強いと思っているサーヴァントは?」

ウェイバー「これは興味深いな」

舞弥「ええ、切嗣は戦闘に関してはプロですからね」

アイリ「これは私もわからないわね・・・」

セイバー「・・・」カキカキ

司会「解答オープン」

アイリ:アーチャー

舞弥:アーチャー

セイバー:私

ウェイバー:ライダー

アイリ「い、いや、私もホントはセイバーだと思ってるわよ!?」

セイバー「いえ、いいのです・・・私も、本当にこのように思っているわけではない・・・」

セイバー「ですが・・・私は自身の誇りに掛けて、これ以外の解答をするわけにはいかない!!」

舞弥「(これは器が大きいのか小さいのか・・・)」

ライダー「坊主、わかっているではないか」

ウェイバー「・・・ふん、当然さ。僕のサーヴァントなんだからな」

ライダー「はっはっは」バンバン

ウェイバー「いててっ!や、やめろ!」

セイバー「・・・」

アイリ「(セイバーがすごくうらやましそうな目で見てる・・・)」

イリヤ「ねぇ切嗣、切嗣が一番強いと思うサーヴァントって誰?」

切嗣「そうだなぁ・・・うーん・・・」

切嗣「・・・正直、アーチャーだと思うよ」

切嗣「ライダーは優秀なサーヴァントだが、マスターにつけいる隙がある」

切嗣「バーサーカーは強力だが、やはりマスターが不完全だ」

切嗣「セイバーは能力値は足りているだろうが、いかにせん詰めが甘いところがある」

切嗣「ランサーだが、おそらくセイバーが押し負けることはない」

切嗣「その点、アーチャーはマスター、サーヴァントともに強力だ」

切嗣「今回の聖杯戦争で、最大の難敵となるだろう・・・」

司会「アイリ、舞弥正解~」

ウェイバー「・・・思ったより真剣に答えたな・・・」ズーン

セイバー「ええ・・・」ズーン

ライダー「二人とも、そう落ち込むでないわ!!」

ライダー「マスターたるもの、英雄たるもの、自分を信じられんでどうする!!」

ウェイバー「うっ・・・ああ・・・」

セイバー「ライダー・・・」

アイリ「っていうか、あの人子供相手にこんな話して・・・」

舞弥「それはいまさらのような気がしますが」

・・・・・・・・・・・・・

司会「第100問、切嗣の悩みは?」

アイリ「やっと100問目ね・・・」

舞弥「ええ、やっと3分の1です・・・」

ウェイバー「そしてこの問題か・・・わかるわけないじゃないか・・・」

セイバー「そうですね・・・」

司会「解答オープン」

アイリ:イリヤに会えないこと

舞弥:自らの行動の正しさについて

セイバー:寝不足

ウェイバー:サーヴァントが言うことを聞いてくれない

アイリ「舞弥さん、そんな重すぎる悩み子供に言うと思う?」

舞弥「いいえ・・・それに引き換え、マダムの解答は素晴らしいですね」

アイリ「ええ、自信あるわ!!」

セイバー「ウェイバー・ベルベットよ、それはあなたの悩みではないのですか?」

ウェイバー「・・・別に」

ライダー「?」

舞弥「(・・・意外と、ウェイバー・ベルベットの解答もあるような気がする・・・)」

イリヤ「ねぇ、切嗣は悩みとかあるの?」

切嗣「悩みかぁ・・・そうだなぁ・・・」

切嗣「最近は、アイリやイリヤと一緒に遊べないのが、残念かな」

切嗣「だから、今日はイリヤに会えてとてもうれしいよ」

イリヤ「私も!!!」パァァァァッ

アイリ「切嗣・・・」

舞弥「(・・・切嗣・・・・・・)」

切嗣「あぁ、あと」

ウェイバー「?」

切嗣「サーヴァントのふざけた思考回路には、悩まされてばかりだね」

セイバー「!!?」

司会「ウェイバー、正解~」

セイバー「・・・切嗣・・・!!」ゴゴゴゴゴ

アイリ「セ、セイバー・・・お、落ち着いて・・・?」

ウェイバー「っていうか、僕のこれは正解なのか」

舞弥「あなたの解答には、そのような意味がこめられているような気がしますが」

ウェイバー「!?」

ライダー「坊主・・・!!」

ウェイバー「ち、違・・・」

・・・・・・・・・・・・・・

司会「第135問、切嗣がこの4人の中で・・・」

ウェイバー「出たなこの質問」

アイリ「言峰が楽しそうなのが腹立つわね」

司会「一番二人きりになりたくないのは?」

セイバー「言峰・・・!!」

司会「・・・」

司会「解答オープン」

アイリ:ウェイバーさん

舞弥:セイバー

セイバー:私(すごく小さな文字で)

ウェイバー:僕

アイリ「割れたわね・・・というか、セイバー・・・」

セイバー「いいのです・・・彼は、おそらくこう答えるでしょう・・・」

ウェイバー「まぁ僕だってあいつと二人きりなんて死んでも嫌だけどな」

舞弥「まったく面識が無い、それも敵同士の魔術師と二人きりというのは、さぞ地獄でしょうね」

アイリ「舞弥さん、あなたの解答をもう1度見てみて?」

セイバー「・・・いいのです・・・いいのです・・・」

舞弥「・・・もうしわけありません」

イリヤ「ねぇ切嗣、あの4人で一番二人きりになりたくないのは誰?」

切嗣「セイバーだよ」

司会「舞弥、ウェイバー正解~」

セイバー「・・・っ」ウルウル

アイリ「!!?」

アイリ「セ、セイバー!!切嗣だってあなたといたら緊張してしまうもの!!」

セイバー「いいのです・・・い゛い゛の゛でず・・・」プルプル

アイリ「セ、セイバー!!」

舞弥「容赦のない即答でしたね」

ウェイバー「あぁ、ズバっと切り捨てたな」

セイバー「うううううううう」グスグス

ウェイバー「ていうかサーヴァントが泣くなよ」

アイリ「ウェイバーくん?女の子には優しくするものよ?」

ウェイバー「うっ・・・・は、は、はい・・・」

ライダー「小僧、もう少し自分を強く持たんか」

ウェイバー「う、うるさいな!!」

・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第150問」

アイリ「ようやく半分ね」

舞弥「ええ、思ったより長いですね」

セイバー「・・・」

アイリ「(セイバーの疲労度が半端ないわ・・・)」

舞弥「(相当精神にきていますね・・・)」

ウェイバー「あーあ、早く帰りたいなー」

司会「切嗣の好きな料理は?」

アイリ「あら、随分簡単な問題ね」

舞弥「そうでしょうか?切嗣は普段、質素な食事しかとりませんが・・・」

ウェイバー「・・・なんで僕は日本まで来て、おっさんの好きな料理なんて考えてるんだ・・・」

ライダー「坊主、余計なことを考えるでないぞ」

ウェイバー「この企画自体が僕の人生において余計だよ」

司会「解答オープン」

アイリ:妻の作った料理

舞弥:牛丼

セイバー:なんでも

ウェイバー:寿司

ウェイバー「牛丼?」

舞弥「はい、日本人の主食は牛丼とラーメンですから」

ウェイバー「そうなのか?僕は日本食といえば生魚を腐ったご飯に乗せて食べるって聞いたけど」

舞弥「あれは腐ったご飯ではなくて・・・」

アイリ「ねえ舞弥さん、私の解答どう思う?」

舞弥「・・・そうですね、素晴らしい解答だと思います、マダム」

アイリ「そうでしょう!きっと切嗣ならこう答えるわ!!」

セイバー「正直、現代の料理はどれも美味すぎて選べません・・・」

ライダー「小娘、お前の意見を聞いているのではないぞ」

セイバー「うっ・・・う、うるさい!」

イリヤ「ねぇ切嗣、切嗣の好きな料理はなに?」

切嗣「そうだなぁ・・・こっちに来てからはジャンクフードばかりだからね」

切嗣「そろそろ、アイリの作った料理が食べたいな」

司会「アイリ、正解~」

アイリ「うふふふふ」テレテレ

舞弥「よかったですね、マダム」

アイリ「そうね、うふふ」

ウェイバー「なんだこいつら・・・」

セイバー「アイリスフィールの料理ですか、是非一度食べてみたいものです」

アイリ「ええ、いつかご馳走するわ」

・・・・・・・・・・・・・

司会「これより、昼休憩に入ります。各自、昼食をおとりください」

セイバー「お弁当ですか、なかなかおいしそうですね」

アイリ「そうね。でも、せっかくだから日本特有の料理を食べてみたいわね」

アイリ「・・・ねえ、ウェイバーくん。一緒にご飯食べに行かない?」

ウェイバー「うぇっ!?」

アイリ「そうだ!さっき舞弥さんが言っていた牛丼というのはどうかしら?」

ウェイバー「ど、ど、どうかしらって・・・僕は・・・」ガクガク

ライダー「よいではないか、坊主。美人の誘いを断る理由はない」

ウェイバー「そ、そうだけど・・・ぼ、僕はお前の敵なんだぞ!!」

アイリ「ふふ、ライダーは私を殺すつもりなのかしら?」

ライダー「馬鹿な。せっかくの余興だ、要らぬ殺生はせぬわい」

ウェイバー「お前!!」

アイリ「ふふ、じゃあ行きましょうか」ギュッ

ウェイバー「ちょ、ちょっと・・・」

舞弥「私もご一緒しましょう、マダム。近くにすき屋があったはずですから」

アイリ「それじゃ、エスコートお願いするわ」

舞弥「はい」

セイバー「・・・」

テ、テキサーヴァントニオソワレタラ・・・
ライダーサンガイルカラダイジョウブヨ

セイバー「・・・うぅ・・・」ムシャムシャ

アイリ「セイバー、なにしてるの!セイバーも行くのよ!!」

セイバー「!!」

セイバー「うおおおおおお」ガツガツガツガツガツ

セイバー「はい!!アイリスフィール!!」

・・・・・・・・・・・・・・・

ここまでの正解数

アイリ:30問

舞弥:34問

セイバー:2問

ウェイバー:5問

アイリ「あら、舞弥さんすごいわね」

舞弥「はい・・・」

舞弥「(しまった・・・まさかマダムより正解してしまうとは・・・)」

舞弥「申し訳ございません、マダム」

アイリ「?」

ウェイバー「なんで僕5問も正解してるんだ・・・」

ライダー「たった5問ではないか!!100問くらい当ててみよ!!」

ウェイバー「お前当ててみろよ!!」

セイバー「・・・敵のマスター以下とは・・・」

第179問>>166

kskst

司会「第151問、切嗣の得意な科目は?」

アイリ「科目?」

舞弥「おそらく、学問の分野のことかと」

セイバー「学問ですか・・・現代の学問はよくわかりませんね」

ウェイバー「古代の学問ならわかるのかよ」

セイバー「うっ・・・も、もちろんです!騎士王たるもの、学問を修めるのも当然の義務!!」

ウェイバー「ライダー、こう言ってるけど」

ライダー「うむ、嘘だな」

セイバー「貴様!!」バン!!

司会「解答オープン」

アイリ:魔術

舞弥:魔術

セイバー:算数

ウェイバー:語学

司会「第151問、切嗣の得意な科目は?」

アイリ「科目?」

舞弥「おそらく、学問の分野のことかと」

セイバー「学問ですか・・・現代の学問はよくわかりませんね」

ウェイバー「古代の学問ならわかるのかよ」

セイバー「うっ・・・も、もちろんです!騎士王たるもの、学問を修めるのも当然の義務!!」

ウェイバー「ライダー、こう言ってるけど」

ライダー「うむ、嘘だな」

セイバー「貴様!!」バン!!

司会「解答オープン」

アイリ:魔術

舞弥:魔術

セイバー:算数

ウェイバー:語学

舞弥「こう書いたものの・・・」

アイリ「ええ、魔術って学問なのかしら・・・?」

ウェイバー「何言ってるんだ、学問に決まってるじゃないか」

ウェイバー「ああ、僕も学問って書けばよかった」

アイリ「ふふ、ウェイバーくんなんだかんだ真剣ね」

ウェイバー「い、いいじゃないか別に!僕の勝手だろ!」

アイリ「そうね、うふふ」

ウェイバー「うう・・・」

ライダー「セイバーよ、算数とはなんだ?」

セイバー「はい、この国における数の学問の名称です」ドヤァ

ライダー「ほう・・・」

イリヤ「切嗣が一番得意な科目は何?」

切嗣「科目?科目とは、どういうことだい?」

イリヤ「え、えーっと・・・うーん・・・」

アイリ「質問が成り立ってないじゃない」

舞弥「ここまでよく滞りなく質問できましたね」

カンペ

イリヤ「あ・・・えーっと、一番得意な勉強?」

切嗣「勉強か・・・僕はあまり勉強はしていないんだが・・・」

切嗣「まぁ、通じているのは魔術くらいか」

司会「アイリ、舞弥正解~」

ウェイバー「あいつ、学校とか行ってないの?」

アイリ「うん、小さいころから人を殺して回っていたらしいけど」

ウェイバー「えっ!?」

舞弥「私も、学校とやらには行ったことがありませんね」

アイリ「そういえば私もないわ」

セイバー「学校?」

ウェイバー「こいつら大丈夫かよ・・・」

ライダー「坊主、学校とはなんだ?」

ウェイバー「・・・学校って言うのは・・・」

・・・・・・・・・・・・

司会「第179問、切嗣の昨日の昼ごはんは?」

アイリ「妻として悔しいけど、見当もつかないわね」

セイバー「はい、切嗣がご飯を食べているところなど、想像もつきません」

舞弥「実際、切嗣のここ最近の食生活は悲惨なものです」

ウェイバー「・・・そうなのか」

ライダー「坊主は、まぁまぁしっかり食べておるな」

ウェイバー「・・・そうね」

司会「解答オープン」

アイリ:おにぎり

舞弥:食べていない

セイバー:野菜

ウェイバー:コンビニ弁当

アイリ「えっ、そうなの!?」

舞弥「はい、最後に彼が食事をとったのは昨日の早朝です」

ウェイバー「なっ・・・」

ライダー「いや、気にすることはないぞ坊主。食事は全ての資本だからな」

ウェイバー「あ、ああ・・・」

セイバー「し、死んでしまいます・・・切嗣が死んでしまいます・・・」

アイリ「セイバー、野菜って随分雑ね」

セイバー「ええ・・・切嗣が肉を食べているところは想像できませんから・・・ですが・・・」

セイバー「切嗣・・・あなたの聖杯にかける願いは本物だ・・・」

アイリ「そこまで・・・」

イリヤ「ねぇ切嗣、昨日の切嗣の昼ごはんは何?」

切嗣「昼ごはん?昨日は・・・あー、そういえば食べてないな」

イリヤ「えー!!大丈夫!?」

切嗣「はは、大丈夫だよ。今日はイリヤとご飯を食べられたしね」

イリヤ「うん!」

司会「舞弥、正解~」

舞弥「(しまった・・・またマダムにリードしてしまった・・・)」

アイリ「どうしたの舞弥さん?」

舞弥「い、いえ、なんでもありませんよ、マダム」

ウェイバー「・・・マスターって大変だなー・・・」

セイバー「えっ」

司会「第200問」

アイリ「ようやく200問目・・・」

舞弥「はい、あと100問ですね」

セイバー「ところでライダーは何をしているのですか?」

ウェイバー「いや、学校作るとか言ってるけど」

ライダー「学校とはなんとも素晴らしい機関ではないか!!ぜひ余が学校の長となり、我が国の精鋭を・・・」

ウェイバー「もうずっとそれやっててくれ」

ライダー「うむ、学校を作るためには現代の法律を学ぶ必要があるな・・・」

司会「切嗣がこの4人の中で、今一番抱きたいと思っているのは?」

アイリ「ねぇ舞弥さん、この質問なんだけど・・・」

舞弥「ええ、明らかに切嗣の動揺を狙っていますね」

ウェイバー「趣味悪いなぁ・・・」

司会「解答オープン」

アイリ:答えられない

舞弥:答えられない

セイバー:答えられない

ウェイバー:答えられない

アイリ「答えたらびっくりするわね」

舞弥「はい・・・」

イリヤ「切嗣がこの4人の中で、一番抱っこしたいのはだれ?」

切嗣「抱っこ?」

イリヤ「うん、抱っこ!」

アイリ「質問の意図が変わってるけど、仕方ないわね」ホッ

舞弥「いや、もしかしたら最初からこれを意図していたのかも・・・」

カンペ

イリヤ「あ。えーっと・・・一番、抱きたいのは、誰?」

切嗣「・・・」ゴゴゴゴゴ

アイリ「切嗣、殺気殺気」

ウェイバー「まぁそりゃキレるわ」

舞弥「ええ、この司会者の良心を信じた私が愚かでした」

イリヤ「ねぇ誰を一番抱きt」

切嗣「イリヤ!!」

イリヤ「!!」ビクッ

切嗣「・・・ごめんよ・・・それは・・・答えられない・・・」ギリギリ

イリヤ「きりつぐ・・・?」ビクビク

司会「全員・・・正解・・・」

セイバー「おい、笑い声が漏れているぞ」

アイリ「死んだほうがいいわね、こいつ」

舞弥「ええ、聖杯戦争が終わったら必ず」

ウェイバー「あんたら怖いって」

・・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第231問、切嗣がセイバー以外で組んでみたいサーヴァントは?」

アイリ「これは・・・」ゴクリ

舞弥「マダム、どうしたのですか?」

マイリ「な、なんでもないわ舞弥さん!」

セイバー「私以外ですか・・・私以外なら誰でもいいのでは・・・」

ウェイバー「そ、そんな落ち込むなって・・・」

セイバー「はい・・・あなたは心優しいマスターですね」

ウェイバー「そ、そんなことはないって」

アイリ「(敵マスターに慰められるサーヴァントって・・・)」

舞弥「(セイバー・・・)」

司会「解答オープン」

アイリ:ランサー

舞弥:アーチャー

セイバー:ライダー

ウェイバー:バーサーカー

アイリ「割れたわね」

舞弥「そうですね、マダムはなぜランサーだと?」

アイリ「えっ!?そ、それは・・・ランサーって、セイバーに似てるじゃない?」

舞弥「まぁ、そうですか」

アイリ「そうよ!!」

ウェイバー「ライダーじゃないと思うけどな」

セイバー「そうでしょうか?ライダーは優秀なサーヴァントに思えますが」

ウェイバー「いや、あのおっさんとはやっていけないと思うぞ・・・」

ライダー「?」

イリヤ「ねぇ切嗣、切嗣がセイバー以外でならどのサーヴァントがいい?」

切嗣「そうだな・・・うーん・・・」

アイリ「ところで、イリヤはサーヴァントの意味を知っているのかしら」

舞弥「おそらく、名前しかしらないかと」

切嗣「うーん・・・」

切嗣「・・・いや、他にはいないな」

セイバー「!?」

切嗣「ライダーやアーチャーは優秀だが、僕の思惑外の行動を起こされると困る」

切嗣「キャスターやアサシンは、セイバーに戦闘力において劣る」

切嗣「バーサーカーは論外だ、あんな不安定なサーヴァントではね」

切嗣「ランサーは、セイバーとよく似たサーヴァントだが、やはりセイバーに戦闘力で劣るだろう」

切嗣「セイバーは能力も優秀だし、駒として動かすだけならそれなりに使いやすい」

切嗣「今のところ、セイバーを選んだことにミスはないと思っているよ」

司会「全員不正解~」

セイバー「・・・」

アイリ「セイバー、嬉しすぎて無言になっちゃったわね」

舞弥「ええ、そのようです」

ウェイバー「まぁ最後にちょっとひどいこと言ってたけどな」

セイバー「・・・・・・切嗣・・・」グッ

アイリ「・・・うふふ」

・・・・・・・・・・・・・

司会「第250問、切嗣が好きな動物は?」

ウェイバー「知るかああああああ!!!」

セイバー「落ち着きなさい、ウェイバー・ベルベット」

舞弥「ですが確かに、これはわかりませんね」

アイリ「でも、すごく知りたいわね・・・」

司会「解答オープン」

アイリ:猫

舞弥:犬

セイバー:ライオン

ウェイバー:猫

アイリ「セイバー、ライオンって何?」

セイバー「いえ、切嗣の好きな動物など検討もつきませんでしたので」

セイバー「私の好きな動物を書かせていただきました」

ウェイバー「なんだお前、ライオン好きなのか?」

セイバー「な、なんだっていいでしょう!!」

ライダー「小娘のくせに、獅子にあこがれるとはな。いい度胸だ」

セイバー「小娘ではない!!」

アイリ「(かわいい)」

舞弥「(かわいい)」

イリヤ「ねぇ切嗣、切嗣の好きな動物は何?」

切嗣「動物?そんなこと、考えたこともないな・・・」

切嗣「イリヤはどの動物が好き?」

イリヤ「私はねー・・・うさぎさん!!」

切嗣「はは、じゃあ僕もうさぎにしようかな」

司会「全員不正解~」

アイリ「切嗣、今すごく優しい顔してるわ」

舞弥「そうですね・・・とても、美しい光景です」

セイバー「どうやったら切嗣の心をここまで開くことができるのか・・・」

ウェイバー「ただの親ばかだろ」

アイリ「ウェイバーくん?」

ウェイバー「ナンデモナイデス」

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

司会「第276問、切嗣がこの4人の中で・・・」

アイリ「またこの問題・・・」

舞弥「ラストスパートに、私たちの精神を削る気でしょうね」

司会「切嗣が一番、敵に回したくないのは?」

セイバー「これは、切嗣の心を深く読む必要がありそうです」

ウェイバー「めんどくさいな」

アイリ「こういう問題こそ、正解したいわね」

司会「解答オープン」

アイリ:セイバー

舞弥:セイバー

セイバー:アイリスフィール

ウェイバー:アイリスフィール

アイリ「また綺麗に割れたわね」

舞弥「マダムと書いたのは、おそらく妻であるマダムには手を出せないからでしょう」

セイバー「そうですね、いくら切嗣とはいえ、最愛の妻を敵に回すことは耐えられないはずです」

ウェイバー「まぁ、僕もそんなところかな」

アイリ「私は、切嗣は単純にこの中で勝てないのはセイバーだけだからこう言うかなって」

舞弥「はい、切嗣の戦闘能力で打倒できないのはおそらくセイバーだけです」

ウェイバー「冷静だな・・・」

イリヤ「ねぇ切嗣、あの4人で一番敵になってほしくないのは?」

切嗣「敵に?そうだなぁ・・・ライダーのマスターとはすでに敵同士だし・・・」

ウェイバー「そうなんだよな。僕とあいつは敵同士なんだよな」

アイリ「いいじゃない、今は忘れましょう」

ウェイバー「いいのかそんなんで・・・」

切嗣「やっぱり、アイリかな。アイリは怒ると怖いんだ」

イリヤ「そーなの?」

切嗣「うん、鬼のように怖いよ」

イリヤ「えー・・・」

司会「セイバー、ウェイバー正解~」

アイリ「・・・」

舞弥「マダム、怒りを鎮めてください」

セイバー「でも確かに、アイリスフィールが怒ったらこの中の誰より切嗣を圧倒するでしょうね」

アイリ「もう、セイバー!!」

セイバー「ふふっ」

・・・・・・・・・・・・・・・

司会「第290問、切嗣がこの4人の中で・・・」

ウェイバー「もう限界だ・・・」

ライダー「なんだ小僧、あと10問ではないか」

ウェイバー「こんな直接会ったこともないおっさんについて300問も答えるって」

ウェイバー「僕はいったい何をしにこの国へ・・・」

司会「一番、エロそうだと思うのは?」

舞弥「しかもこの質問・・・」

アイリ「もういいわ。無心であと10問がんばりましょう」

セイバー「はい、アイリスフィール」

司会「解答オープン」

アイリ:ウェイバー

舞弥:ウェイバー

セイバー:ウェイバー

アイリ「あら、一致しちゃったわね」

ウェイバー「ふん、まぁ女にエロそうとは言わないだろうが」

舞弥「それにしても、よく自分と書きましたね」

ライダー「坊主、さては余のいない間に・・・」

ウェイバー「やめろ!!」

セイバー「?」

イリヤ「ねぇ切嗣、あの4人の中で一番エッチなのは誰かな?」

切嗣「・・・言峰殺す」

ウェイバー「今、とんでもない言葉が聞こえたけど」

アイリ「きりつぐー!子供の前よー!!」

切嗣「・・・ウェイバー・ベルベットで」

司会「全員正解~」

舞弥「私たちと切嗣の疲労に反比例して、司会は元気になっていきますね」

セイバー「やつこそまさに、この世全ての悪・・・」

ウェイバー「まぁ僕はエロくないけどな」

ライダー「坊主、隠すことはないぞ?若さゆえの衝動というのは」

ウェイバー「黙れ!!」

・・・・・・・・・・・・・・

司会「第300問~!」

アイリ「やっときたわね・・・」

ウェイバー「長く苦しい戦いだった・・・」

舞弥「はい・・・さすがに疲労でいっぱいです・・・」

セイバー「最後の問題はなんでしょうか」

司会「衛宮切嗣が、聖杯にかける願いはなに?」

アイリ「この問題は・・・」

舞弥「・・・」

ウェイバー「これはわかんないなぁ・・・ってか、僕が知ってもいいのか?」

セイバー「それはいまさらのような気がしますが」

司会「解答オープン」

アイリ:平和

舞弥:世界平和

セイバー:戦争の撲滅

ウェイバー:答えられない


ウェイバー「え?なんだよその願い・・・」

ライダー「うむ、常識から外れた願いだな」

アイリ「切嗣、どう答えるのかしら」

舞弥「ええ・・・」

イリヤ「切嗣、切嗣は聖杯にどんなお願いをするの?」

切嗣「えっ・・・?」

切嗣「・・・・・・・」

イリヤ「?」

切嗣「・・・僕は・・・」

切嗣「・・・アイリや、イリヤ、それに舞弥・・・」

アイリ「?」

舞弥「切嗣?」

切嗣「僕を支えてくれた全ての人が、平和のうちに暮らせますように」

切嗣「そう・・・お願いするつもりだよ」

イリヤ「えー!切嗣もいなきゃやだ!!」

切嗣「!・・・ああ・・・ああ・・・」ギュッ

イリヤ「えへへ・・・切嗣好きー・・・」

司会「全員不正解~」

司会「チッ」

アイリ「切嗣・・・」

舞弥「・・・っ」

セイバー「・・・私は、必ず彼に聖杯をもたらします」

アイリ「ええ・・・そうね」

ウェイバー「・・・」

ライダー「どうした、坊主?」

ウェイバー「えっ・・・い、いや・・・なんでもないけど」

ウェイバー「(かける願いか・・・)」

ライダー「ふーん」

・・・・・・・・・・・・・

司会「301問」

切嗣「!?」

司会「結果発表ー!」

アイリ「やっと結果発表ね」

舞弥「はい、まぁ優勝はおそらくマダムでしょう」

セイバー「ええ、彼と一緒に過ごした時間を考えれば、順当な結果です」

アイリ「あらそうかしら?でも、舞弥さんだって結構当ててたわよ?」

舞弥「いえ、マダムには及びません・・・」

舞弥「(そのはず・・・多分・・・)」

ウェイバー「あーあ、いいからさっさと発表しろよ」

セイバー「(・・・せめて、ライダーのマスターよりは正解していてくれ・・・)」

司会「優勝は・・・」

司会「・・・・・・」

アイリ「・・・」ドキドキ

舞弥「・・・」ドキドキ

司会「アイリスフィール!!」

アイリ「やったわ!!」

舞弥「おめでとうございます、マダム」

セイバー「はい、おめでとうこざいます、アイリスフィール」

ウェイバー「・・・良かったな」

アイリ「ふふ、ウェイバーくんもありがとう」

ウェイバー「!べ、別に・・・」

アイリ「今度はラーメン食べに行きましょうね」

ウェイバー「ま・・・まぁ、聖杯戦争が終わったらな」

アイリ「ううん、それじゃ遅いわ。このあと行きましょう!」

ウェイバー「この後!?」

ライダー「がはは、よいではないか」

司会「優勝したアイリスフィールには、衛宮切嗣と二人きりになる権利が与えられまーす」

アイリ「ふふ、切嗣と二人きりね・・・なにしようかしら」

アーチャー「こちらです、アイリスフィール」

舞弥「!?」

セイバー「ア、アーチャー・・・」

アイリ「え、ええ・・・ありがとう・・・」

・・・

切嗣「あぁ、アイリ。君が優勝したのか」

アイリ「ええ、どれも簡単な問題だったわ」

切嗣「アイリは・・・85問正解か。200問は落としてるみたいだけど・・・」

アイリ「それは、切嗣が変な風に答えるから!!」

切嗣「ははは・・・それは、すまないね」

切嗣「まさか質問してくるのがイリヤだとは思わなかったから」

アイリ「ふふっ・・・ところで、イリヤはどこに?」

切嗣「いや、二人きりだからってどこかに行ってしまったよ」

切嗣「あとでまた会えるんじゃないか?」

アイリ「そうね・・・それじゃあ、この後ご飯を食べに行きましょう!」

切嗣「外食かい?いいけど、何を食べに行こうか・・・うーむ・・・」

アイリ「切嗣、私ラーメンが食べたいわ!」

切嗣「ラーメン?なんでまた・・・せっかく日本なんだから、寿司とか・・・」

アイリ「舞弥さんが言ってたの、日本人は毎日ラーメンと牛丼を食べるって!」

切嗣「・・・そうかな?」

アイリ「さぁ?」

切嗣「・・・まぁいいや、それじゃあ日高屋でも行こうか」

アイリ「うん!・・・あ!そういえば」

切嗣「なんだい?」

アイリ「ライダーのマスターも一緒にいい?」

切嗣「えっ!?」

アイリ「ウェイバーくんっていって、とってもいい子なのよ!」

切嗣「いや知ってるけど・・・いい子って言われても・・・」

アイリ「いいでしょ!?」

切嗣「・・・まぁいいか」

アイリ「ふふっ」

・・・

ウェイバー「いいのかよ!!」

舞弥「まぁ、今日だけは、ということでしょう」

セイバー「まさか、敵サーヴァントとラーメンを食べることになるとは・・・」

ライダー「よいではないか、ラーメンとは大変美味であるぞ?」

セイバー「それは知っています!日本のカップ麺は有史以来最高の発明です!!」

ライダー「がはは、そうかそうか」

舞弥「それでは、行きましょうか、ウェイバー・ベルベット」

ウェイバー「あ、ああ・・・」

ウェイバー「・・・聖杯戦争が終わったらさ」

舞弥「?」

ウェイバー「・・・いや、なんでもない」

・・・・・・・・・・・・・・

言峰「・・・ふふふ」

アーチャー「どうだ、綺礼。なかなかにして、愉快な催しであったと思うが」

言峰「ああ・・・だが、まだ足りぬ」

アーチャー「ああ、次はセイバーでやろう」

言峰「そうだな・・・ふふふ・・・」

アーチャー「ははははははははは!!」

おわり

正解数

アイリ:85問

舞弥:84問

セイバー:7問

ウェイバー:9問

ミスが多くて恥ずかしい限り
忍法帖もデリートされちゃったし、もうやめとけってことかな

最後まで読んでくれた人、ありがとう

言峰「・・・」ポチッ


モノゴッツワルイコ!!

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