男「こっくりさん…?」ごっくりさん「ふふっ…」 (84)

~こっくりさん~

日本では通常、狐の霊を呼び出す行為(降霊術)と信じられており、そのため狐狗狸さんといわれる。

机の上に「はい、いいえ、鳥居、男、女、五十音表」を記入した紙を置き、

その紙の上に硬貨(主に十円硬貨)を置いて参加者全員の人差し指を添えていく。

全員が力を抜いて「コックリさん、コックリさん、おいでください。」と呼びかけると硬貨が動く。

(Wikipediaより抜粋)

………

男「なぁ…こっくりさんって知ってるか?」

A「聞いたことはあるが…くだらん…」

B「ほんとそうだよ!そういうのはやめようよ!」

C「はは~ん…さては怖いんだなB?」

B「そ、そんなんじゃないよ!」

男「面白そうだから今からちょっとやってみないか?」

A「やってもいいが、どうせ何も起こらないだろう。時間の無駄になると思うが。」

B「ええ!?や、やるの?」

C「いいね~!やろうぜやろうぜ!」

男「よし、じゃあ準備するぞ。」

………

カキカキカキ…

男「よし、できた。」

B「ね、ねえほんとにやるの?」

C「お前も諦めの悪いやつだなあ。観念しろ!」グイッ

B「ぐぇ…だってもし…もし呪われたりでもしたら…」

A「ふん…そんなことあるわけなかろう。」

B「で、でも…」

C「B、お前なあ…」

B「わ、わかったよ!」

男「よし…じゃあさっき説明したとおりに頼む。」

A「ああ。」

C「おっけ~!」

B「うん…」

男「いくぞ?…せーのっ」

4人「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。」

4人「もしおいでになられましたら『はい』へお進みください。」

ス…

男「う、動いた…」

A「な…。誰だ動かしているのは…?Cか?」

C「ち、ちげえよ!俺じゃねえ!」

B「ぼ、僕も動かしてないよ…」ガタガタ…

ススス…

男「い、いいえ…?」

C「はははwwいいえだってよ!こっくりさんじゃねえらしいなwww」

A「はぁ…くだらん…」

B「も、もうやめようよ…」

男「でも一応動いたし…一体誰なのか質問してみないか?」

B「ま、まだやるの?」

C「当たり前だろ!おもしれえから続けるぞ!」

A「まあやりだしたからには最後まで付き合おう…」

4人「あなたはいったい誰ですか?」

ススス…

男「動いた…!」

A「『ご』…『っ』…」

B「『く』…『り』…」

C「『さ』…『ん』…」

4人「ごっくりさん…?」

C「…ぷっ…ぶわーっはっはっはwwwごっくりさんだってよww」

男「ははwwたしかにくだらないなww」

A「…もう満足したか?下校時間は過ぎてる。帰るぞ。」

B「ほっ…」

(私を馬鹿にしてるの?)

4人「!?」

C「お、おい今何か…」

A「き、気のせいだろう…」

男「でも…確かに…」

B「も、もうやだよ…」ガクガク

(気のせいじゃないわよ?)

ズォオオオオオオオオオオオオグワングワングワン!!!!!

男「な、なんだ!?空間が…歪んでる!?」

C「どうなってんだよ!?」

A「くっ…!」

B「あぁあああ…!!」ガクガク

………

シーン…

男「い、今のは一体…ここはどこなんだ?」

男「…!?」

男「…あいつらがいない!?」

?「ふふ…驚いた?」

男「だ、誰だ!」

?「誰って…あなたたちが呼び出したんじゃない。」

男「まさか…ごっくりさん…?」

ごっくりさん「そういうこと。」

男「あいつらは…あいつらはどこn…」

ピトッ

ごっくりさん「しーっ。」

男「っ…///」ドキドキ

ごっくりさん「次は私が質問する番。そうでしょ?」

男「は、はい…」ドキドキ

ごっくりさん「なんで私を呼び出そうと思ったの?」

男「えっと…俺たちはこっくりさんに質問しようとしていたんだけど…」

男「どういうわけかごっくりさんが…」

ごっくりさん「あ~そういうこと…たまにあるのよね。そういう事故。」

男「は、はぁ…」

ごっくりさん「こっくりとは一応知り合いだけど、あんな陰気な奴と一緒にされたくないわ。」

男「あの…それでごっくりさん…あいつらは…」

ごっくりさん「どうなったかって?」

男「はい…」

ごっくりさん「知りたい?」

男「…え、ええ」ゴクリ

ごっくりさん「いいわ…教えてあ、げ、る…」サワッ

男「な、なにを!?」

ごっくりさん「ふふ…」

カチャカチャ…ストッ…

男「(か、体の自由が利かない…!)」


グググ…ボロンッ

ごっくりさん「ふふふ…もうこんなにおっきくなってる…」ツンツン…

男「あああ…」

ごっくりさん「怖がらなくてもいいの…楽しみましょ?」ツツー

男「ああっ…そんな風に裏筋をなぞられると…」ゾクゾクッ…

ごっくりさん「いっぱい気持ちよくなって…」チロチロ

男「くっ…先っぽがき、気持ちいい…」

ごっくりさん「ぺろぺろぺろぺろ」

男「はぁっはぁっ…」

ごっくりさん「はむっん…」

男「うぁああ…ご、ごっくりさんの口の中、熱くて…と、とろけそうだ…」

ごっくりさん「んっ…じゅっぽじゅっぽ…れろれろ…じゅっぽじゅっぽ」

男「あぁぅああっ…」

ごっくりさん「じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ!」

男「き、きもちいいっ…!」

ごっくりさん「ん、んんんんんんぐぅううっ…」じゅっぷうううう

男「お、奥…のどに当たって…あ、あああっ…」

ごっくりさん「んんんんんぐぐぅ…ぷはぁっ!はぁっはぁっ…」タラー…

男「うぁぁっ…はぁっはぁっ…」

ごっくりさん「はぁっ…はむっん…もごもごぺろぺろ…」

男「あっあああっ…玉を…」

ごっくりさん「もごもご…ぺろぺろっ…んっ…じゅっぽじゅっぽ…」

男「だ、だめだ…そろそろ…」

ごっくりさん「んんっ…じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ」

男「うっうあぁっいイきそうだ!」

ごっくりさん「じゅっぷじゅっぽじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷ!」

男「あぁああ!!、もう…いくっ!イクっ!!」

どっぴゅ!どぴゅっ!どっぷうううううううううう!!!!

ごっくりさん「んんんん…じゅるるるるごっくりじゅっぽごっくごっくごっく…」

男「あぁあっ…し、搾り取られるっ…!」

ごっくりさん「んっふ…ぷはぁっ…!」

男「はぁぁっ…はぁっ…」

ごっくりさん「ふふっ…ごちそうさま…」

男「き、気持ちよかった…」ガクガク…

ごっくりさん「喜んでもらえたかしら?」

男「は、はい…でも…俺また…」ビキビキッ

ごっくりさん「まだ足りない?」

男「はい…」

ごっくりさん「ふふ…かわいい」

男「お、お願いしますっ!」

ごっくりさん「でも今日はもうダ、メ。」

男「そんな…」

ごっくりさん「そんな悲しそうな顔しないで?」

男「だって…」

ごっくりさん「また呼んでくれたらシてあげるかも、ね?」

男「ほんとですか!?」

ごっくりさん「ふふ、どうかなぁ?じゃあね。」ちゅっ

男「ま、待っ…!」

ズォオオオオオオオオオグワングワングワングワン!!!!

男「うあっ…また…!!」

………

シーン…

男「あ、あれ…教室に戻ってる…」

A「あ…」

B「戻っ…た…」

C「あれ…」

………

男「お前ら…無事だったか?」

A「ああ…」

B「うん…」

C「やばかった…」

男「俺…空間が歪んだあと、いつの間にか別の空間にいて、そこでごっくりさんに…された…」

A「な…!…俺も同じだ…」

B「ぼ、僕もごっくりさんに…その…」

C「俺もだ…ごっくりさんの口…気持ちよすぎ…」

男「なあ…また明日…ごっくりさん呼ばないか…?」

C「ああ…俺もそう思ってた。あんなに気持ちよかったの初めてだ…」

A「お、俺は……いや、俺も賛成だ…」

B「僕も…」

男「じゃあまた明日放課後、ごっくりさんを呼び出そう…!」

………

~C宅~

C「ごっくりさん…」ボーッ…

C「もうだめだ!明日まで待てるかよ!」

C「一人でごっくりさんを呼び出してやる…」

………

C「よし、準備できたぞ!」

C「ごっくりさん、ごっくりさん、どうぞおいでください。」

C「もしおいでになられましたら『はい』へお進みください。」

ススス…

C「『はい』……!」

C「や、やった!」

C「ごっくりさん、ごっくりさん、どうぞ姿をお見せください。」

C「もしよろしければ『はい』へお進みください。」

ススス…

C「『はい』……!」

ズォオオオオオオオオオグワングワングワン!!!!

C「来た…!!」

………


ごっくりさん「また呼んでくれたの?」

C「はい!どうしても会いたくて!」

ごっくりさん「ふふ…うれしいわ」

C「えへへ///」

ごっくりさん「…今回は一人なのね?」

C「そうです!」

ごっくりさん「ねえ…私を独り占めしたかったの?」ソッ…

C「は、ははははい!そりゃもう!」

ごっくりさん「ずっと一緒にいてくれる?」

C「!!俺なんかでいいなら!」

ごっくりさん「ありがとう。うれしいわ。」ぎゅぅっ

C「でへでへ///」

ごっくりさん「じゃあ…気持ちよくしてあげる…」サワッ

C「あぁっ…」

ごっくりさん「楽しみましょ…気が遠くなるほど…」

………

~翌日放課後~

男「Cは今日休みだったな。」

A「風邪でもひいたんだろう。最近寒いからな。」

B「ねえ…それより早く呼ぼうよ!ごっくりさん!」

男「そうだな!」

A「よかろう。」

3人「ごっくりさんごっくりさん……」

………

俺たちはすっかりごっくりさんの虜になっていた。

俺たちは毎日ごっくりさんを呼び続けた。

Cは…学校に来なくなっていた。身体は正常に機能しているが眠り続けるという謎の病気にかかったということだった。

だがそんなことは瑣末な問題に思えるくらいに、俺たちはごっくりさんに没頭していた。

ごっくりさんに会うことだけが必要なことに思えていた。

………

~放課後~


B「ごっくりさん…ごっくりさん…ごっくりさん…」ブツブツブツ…

男「B?」

A「男、早くごっくりさんを呼ぶぞ。」

男「ああ。」

3人「ごっくりさん、ごっくりさん……」

ズォオオオオオオオグワングワングワン!!!

………

男「ご、ごっくりさん!」

ごっくりさん「今日も来てくれたのね…うれしい…」

男「も、もちろん!それで…あの…これ」パサッ ビキビキ

ごっくりさん「もう待ちきれないって感じね。」ソッ…

男「あっあああああっ…」ゾクゾクッ…

ごっくりさん「ふふ…いいわ…今日もシてあげる。」

男「あ、ありがとうございます…」

ごっくりさん「んちゅっ…ぺろぺろぺろ…」

男「あっあぁっ…」

ごっくりさん「はむっ…じゅっぽじゅっぽじゅっぽ…」

男「や、やっぱり気持ちいい…」

ごっくりさん「じゅっぽじゅっぽ…ぷあっ!」

男「あっ…!」

ごっくりさん「ねえ…胸でしてあげよっか?」

男「え…!?いいんですか…!」

ごっくりさん「いつも呼んでくれるからご褒美あげないとね?」

男「じゃ、じゃあお願いします!」

ごっくりさん「素直ね…いいわよ…」ヌギヌギ…パサッ…

男「ご、ごっくりさんの胸…!!」ガバッ!

ペロペロペロペロ!!

ごっくりさん「やぁっ…だ、だめ!それ以上したらもうしてあげないから。」

男「そ、そんな…」

ごっくりさん「私がシてあげるから。ね?」

男「は、はい…」

ごっくりさん「ふふっ…いい子…」

まにゅっまにゅもにゅっ…

男「うっ!うぁああああっ…!!」

もにゅっずにゅっにゅもっ…

男「(これは…おっぱいなのか…!?マシュマロのように俺のものを包み込んで吸い付いてくる…!)」

ずにゅっペロペロもにゅっもにゅっペロペロ…

男「あぅぅ…し、舌も絡みついてくる…!」ビクッ

ごっくりさん「はむっ…れろれろ…ひもひぃい?」

男「は、はい…!気持ちよすぎて…もう…!」

ごっくりさん「いいよ…口に思いっきり出して?」

男「あぁ…は、はい…」

ごっくりさん「じゅっぷじゅっぽじゅっぷじゅっぽ!!」

男「あ、あああもうい、イくっ!イくっっ!!」

びゅううううぅううどっぷどぴゅるるるる!!

ごっくりさん「んんぅっ!!…み、見へ…?」どろぉおお…

男「(え…エロすぎる…)」

ごっくりさん「んっごくり…ごくっごくりっ…ごくりっ…」

ごっくりさん「んっ…おいしかったぁ…」ぺろり…

男「はぁっはぁっ…だめだ…俺また!」ビキビキ

ごっくりさん「だーめっ…今日はこ、こ、ま、で。」

男「う…じゃあまた、また明日お願いします!」

ごっくりさん「ふふふ…待ってるね?」

男「はい!」

ズォオオオオオオオオオグワングワングワン!!!

男「はぁ…今日のごっくりさんは…一段とエロかった…」ぼーっ

A「ああ…ああ…」ぼーっ

B「あ…あ…ごっ…くりさん…ごっくりごくっくごくりさささんんんごごくくっくりっりりり」カタカタカタ…

A「あー…こいつ大丈夫か…」

男「さあ…」

………

翌日、学校に行くとBの話題でもちきりだった。

Bは…

逮捕されていた。

なんでも数人の女性を強姦したらしい。

ごっくりさんの影響で快楽に狂ってしまったのだろうか。

Bの精神状態には重度の異常が見られ、回復の見込みはないということだった。

俺はどこか他人事のようにその話を聞いていた。

………

~放課後~

男「B…逮捕されたな…」

A「…ごっくりさん…呼ぶぞ。」

男「ああ…」

2人「ごっくりさんごっくりさん……」

………

ごっくりさん「じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ!!」

A「あぁっ!!…い、イく!!」

びゅるっびゅるるるる!!

ごっくりさん「ごっくりっごくりっっごくりっ…」

ごっくりさん「はぁ…ん…おいしかった…」

A「はぁっはあっ…」

ごっくりさん「ねぇ…もっとイイこと…したくない?」

A「え…?」

ごっくりさん「そろそろ口と胸だけじゃ満足できなくなってきたんじゃない?」

A「…」ゴクリ

ごっくりさん「私を…あなただけのものにしてくれたら…」ヌギヌギ…パサッ…パサッ…

A「…!」

ごっくりさん「私のこ、こ…使ってもいいよ?」くぱぁ…

A「ご、ごっくりさん!!」ガバッ

ごっくりさん「やぁんっ…!だめっ!私をあなただけのものにしてくれたらって言ったでしょ?」

A「わ、分かったよ!どうすればいいんだ!?」

ごっくりさん「今日私を一緒に呼び出した子、いるでしょ?」

A「ああ…」

ごっくりさん「彼…私たちにとって邪魔じゃない?」

A「そうだな…」

ごっくりさん「だから…ね?わかるでしょ?」

A「…なんだ…そんなことか…」

ごっくりさん「ふふっ…頼もしい。頼りがいのあるひと、好きよ。」ちゅっ

A「ああ…任せておけ…次会うときが楽しみだ…」

ごっくりさん「期待してるわ…じゃあね。」

ズォオオオオオオオオオグワングワングワン!!!

男「はぁっ…今日も良かった…毎日気持ちよさが増してく感じがする…」

A「…」スタスタスタ… ゴトッ

男「A?どうした花瓶なんか持って。」

A「悪いが…」

男「…お前!何考えてる…!?」

A「死んでもらうぞ…!!」ブンッ

男「くそっ!!」サッ… ダッ!

ガシャーン!!

A「チッ…待て!!」

………

男「くそっ…あいつも狂ったのか…?」タッタッタ…

A「待てよ男…!!お前は死ぬ運命なんだよ…!」

ブオオオオオオオ…ブーーッブブブブブブー!!!

A「な、何!?」

キキィーーーッ!ドンッ!!

男「!?今の音は…まさか!」タッタッタ…

男「うっ…!!おぇえええっ!!」ビチャビチャビチャッ…

………

俺はAに殺されそうになって…その上Aが事故で死んだことでやっと目が覚めた。

ごっくりさんを呼ぶようになってから立て続けにC、B、Aと不幸が訪れた。

あまりに不自然すぎる…。クラスでも何かの呪いじゃないのかと一時期噂になるほどだった。

次は…どう考えても俺が標的だ…。

俺はAが死んで以来、ごっくりさんを呼ぶのをやめた。

それからしばらくは眠れない日々が続いた。

しかし俺の身の回りに特に不幸なことが起きることはなかった。

いつしかごっくりさんを呼ぶ以前と変わらない日常に戻っていった。

誰かにごっくりさんの話をすることもなかった。

時は流れて、俺は大学に入学した。

俺が大学3年のとき、Bが死んだと連絡が入った。

あの放課後からずっと精神状態はおかしいままで、ついには自殺してしまったという。

俺は完全に忘れかけていたごっくりさんを思い出し、背筋が凍りついた。

が、特に何かあったというわけではなくごく普通に時は流れ、俺は地元で就職し、

付き合っている彼女とも婚約を交わし平凡ながらも幸せの絶頂といった生活を送っていた。

そんな折…

プルルルル…プルルルル…

男「ん…誰だ…」

男「!?も、もしもし!?」

C「おう!男!久しぶりだな!」

男「お前…目が覚めたのか!」

C「ああ!おかげさまでな!」

男「し、信じられない…」

C「そうか?ただ長く眠ってただけさ。」

男「…ちょっと、いやかなり異常な時間だろう…」

C「まあまあもう目が覚めたし、元気だから気にすんな!それより俺たちもう成人したことだし、飲みに行こうぜ!」

男「ん…ああそうだな。お前の快気祝いだ。」

C「ありがとな!じゃあ今度の日曜居酒屋で!」

男「ああわかった!じゃ!」

ツー…ツー…

男「Cが…良かった!」

………

~居酒屋~

C「おっす男!久しぶり!」

男「お前…ほんとにCか!」

C「何言ってんだよ!顔も忘れたか?」

男「いや、ほんとにもう目覚めないと思ってたから…」

C「心配かけたな。今日は飲もうぜ!」

男「ああ!」

………

男「そういえば…AとBの事なんだが…」

C「ああ…話は聞いたよ…残念だ…」

男「ああ…俺が興味本位でこっくりさんをやろうなんて言わなければ…!」

C「お前のせいじゃねえよ…俺たちだって乗り気だったんだし。」

男「…」

C「もうやらなければいいんだ。悪夢は終わったんだよ。」

男「…ああ…そうだな。」

C「それより杯が空いてるぞ!飲め飲め!」トクトクトク

男「ありがとうC…あ、すまん俺ちょっとトイレ。」

C「なんだよ~!早く行ってこい!」

………

~トイレ~

男「…」ジョロロロ…

男「ふぅー…」

男「(しかしCのやつ相変わらずだな。)」

男「(最近までずっと寝てたとは思えないくらい元気で安心した。)」

男「うっし今日はまだまだ飲むぞ~!」

………

C「おう!おかえり!」

男「ああ!さ、飲むぞ!」

C「いいねー!どんどんいこう!」

………

男「は~飲んだ!」

C「だな!」

男「じゃあもう一軒行……っ!?」

C「お、男!?ど、どうした!?」

男「胸が…く、くるしい…!!」バタッ!

C「お、男!!男大丈夫か!男!!」

男「…」

C「お、男…!」

C「あの世で元気にやってくれ…」ニヤリ…

C「これでずっと一緒にいられるんだよな?」

C「なあ…」

C「ご っ く り さ ん ?」

おしまい

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