[ケモナーと人外娘好きは]男「安価で妖怪たちのいる日常」[集合] (272)

元々は安価無しで書いてたけどすぐに展開に詰まったので安価にした

なので途中まで安価無しの書き溜め分を投下する

人外娘と書いたけど80%ほどケモノなので注意







男「制服、髪型、歯磨きよ-し。パン咥えるのよーし」フガフガ


やあ皆、俺は男!普通の高校に通う普通のイケメン高校生さ!キラッ

今日は学校初日、2年になった初日の今日転校生が来るらしいんだぜ。男か女か楽しみだなぁ

あ、あれだぜ?女の子がいいとかそういう事じゃないぜ

扉を開けて外へと出る。桜が舞い、俺の新たな旅の始まりを祝福する


さぁ、いざ新しい学校生活へ!!


「わざわざ早起きして飯食ったくせに、パン咥えて何期待しておるんじゃお主は」


俺の完璧な朝に水を差す存在がいやがったよ


「わっちからしたらただ間抜けに見えるがの。走らなくとも普通に間に合うんじゃないかや?」


その忌々しい存在は塀の上をテクテクと歩いている。

三角の耳に全身真っ白のモフモフな体、そんでもってそれぞれ違うオッドアイの目と、先で二つに分かれた真っ白な尻尾

つまりは猫又だ

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猫又「言い訳があるなら聞こうかや?さぁわっちに洗いざらい話すがよい。さっきの奇行のわけをの」


まぁ、あれだ。確かにさっきのは全て嘘だよ。

桜は舞ってないし、学校初日でも転校生が来るわけでもないよ。何より俺は"普通"の高校生じゃないし

おれが男っていうところと高校に通ってるというところとイケメン以外全部嘘だよ


猫又「ダウト!主はイケメンじゃない、どっちかと言うと逝ケメンじゃ。見た人間のほうがぶっ倒れて逝ってしまう」

男「そうだよイケメンも嘘だよわりーか」

猫又「悪い、存在そのもの諸悪の根源じゃ」

男「…」orz

猫又「このわっちが『悪いとまでは言ってない』というとでも思ったかや?」


俺フツメンだよ。顔は普通だよ変人とは言われるけど顔は普通だよ。お願いだから心折らないで

しかもこの猫・・・いや、化け猫は塀の上をテクテク歩きながら実に楽しそうに笑っている。

妖怪の表情を読み取れるようになったら終わりだな。


男「少なくとも見たほうが倒れるほど酷い顔はしてねえよ。どこぞの魚面じゃねえんだから」

猫又「イン○マス面なんてネタ誰がわかるんじゃ、ほれほれ学校へと急ぐがよい。変人陰陽師」

男「陰陽師の仕事なんざこのご時勢まともにやっちゃいねえよ。いい加減にしないと封じ込めるぞ妖怪猫又」

猫又「ほう、やってみるがよい。その前に前を見て走ったほうがいいんじゃないかや?」

男「ん?」


ドシーン


遅かった。角から出てきた人物とぶつかる。目から星が飛び散ったぞ、ん、この状況

まさか!念願のシュチュエーション!?


「あいたたた。ぶつかっちゃった」テヘペロ


おおぉぉおおおおぉぉおおおおお

おおおおおお前かよぉおおお


「違うな・・・ぶつかっちった」テヘペロ


今の自分のしぐさに納得いかなかったのかリテイクした。

うっぜぇ


猫又「なんじゃ、またこいつかや。」スタ

男「猫ちゃん猫ちゃん、倒れた俺の腹に乗らないでくれよ。重たい」

「おぉ、可愛い猫ちゃんと男じゃないか。こんなところでぶつかるとは奇遇だな、今の俺の仕草可愛かっただろ。」

男「男がやって可愛いと思うか?友」

友「ショタがやって可愛かったから俺がやってもかわいいはず」リキセツ!

男「なわけあるか!!」

猫又「ホント主の周りには変人しかいないの。やはり特殊体質"集まれ変人たち"の効果は本物のようじゃ」


説明しよう!特殊体質集まれ変人たちとは

男の特殊体質で、自然と周りに変人しか近寄ってこないという究極に嫌な体質である。

これにより常にボッチではなくなる。価値観、趣味の違いから対立することは無い。

等の利点がある

しかし、まともな奴が寄ってこない。それどころかまともな奴から避けられる。朱に交わって(男が)紅くなる。

等の難点もある意外とピーキーな体質である。


男(である。じゃねーよ自重しろ猫又、だいたいただの偶然だっての)グリグリ

猫又(イタタタタ、わっちが悪かったからウメボシは勘弁じゃ~)ウニャァ


俺以外の人間にはただの猫に見える(らしい)ので思念会話(テレパシ-)する。


友「あっはっは、おまいら中いいよなぁ。可愛すぎるから俺にも抱かせてくれ。」

猫又(主よ!絶対に(わっちを)渡すんじゃないぞ?わっちはこやつ嫌いじゃ、大嫌いじゃ)フカー

友「なぁ、抱かしてくれよ」

男「いいぞ。こいつも喜んでるし」

猫又(何をっ!?)フニャ!?

友「あぁ、もう可愛いなぁ。もふもふもふもふもふもふ」ナデナデ

男「猫ちゃん喜んでいるなぁ。もっとやっていいぞ」

友「いわれなくともっ」モフモフ、ナデナデ

猫又(嫌じゃあああ。変態っキモイっ、覚えていろよおのれ男ぉ)ウニャア、フニャアン


ふはははは、ざまぁ味噌漬け。いつもからかってくるお返しだ

ま、そろそろ許してやるとしよう。


男「おい友、そろそろ行こうぜ。」

友「あぁ、そうだな。猫ちゃんバイビー」

猫又(古いんじゃ、もう二度と近づくな)フカー


猫又は腕から抜けると塀を登って向こうへと消え去った。二本の尻尾に怒りを表しながら

俺は勝利の余韻に酔いしれながら友と共に学校へと歩む


友「…それでさぁ、そん時の俺が可愛すぎたのか周りにいた女子が騒いでさー」

男「お前がキモ過ぎたんだよ。」


ここでこいつの紹介でもしとくか、変人友人その1友

可愛いものには目が無く、そして自分も可愛いと信じきっているキモイ友人(♂)

こいつの行動原理は「可愛い」

ちなみに「女装アイドルとしてもやっていける」と豪語していたが女装が趣味というわけでもオカマというわけでもない。可愛いわけでも

ない

可愛ければ老若男女動物怪物自分自身(これは可愛くないけど)でもなんでもいい。ただ愛でるだけ

あと、キモがられて基本女子は近づかない。好きな言葉は「可愛いは正義」

友「今日も可愛い子は転校してこないよな?」

男「ないよ」


俺が今朝した妄想は話さないでおいたほうが平和だろうな


男「女だけじゃなくて男も守備範囲内とかやっぱお前ねえわ…」

友「可愛いは正義!」ドヤッ

男「いいからとっとと上履き履け」

学校、クラス内

モブ♀Ⅰ「男が来たわ」

モブ♀Ⅴ「嫌ね。気温が下がったわ」

モブ♀Ⅹ「変態も一緒よ」

男「相変わらずの待遇だ。泣けてきた」


何で毎回こうも罵倒されるのだろう。

陰陽師には異界の匂いがついて女はそれに敏感だから、怖くて寄って来ないとか

あの世の気配がついていて女たちはダイレクトに感じるとか

意味不明な御託を親から言われたけど納得できないし


男「…お前変人って言われて傷つかねえの?」

友「俺に変人はステータスだからな』ドヤ


ダメだこいつ


男「変人通り越して変態だな」

友「」ズーン

男「変態って言われるのはダメなのか!?」


なるほど、変態≠変人だもんな

バァン

教室の扉が勢いよく開かれる。


「わはー、皆おはよー」キラキラ

男「おはよう、お前もやるか?ショタ」

友「おっはよー♪俺らの可愛い担当」ギューグルグル

ショタ「うにー、抱きしめてグルグルするのやめてよー」メガマワルー

男「お前ら男同士でやるな・・・ショタも嫌がれ」

ショタ「楽しいからいいよー」アハハ


まぶしい笑顔で入ってきて友に抱きしめられグルグル振り回されているのは、一年生よりも背が小さく中学生よりも子供っぽい童顔の男子…いや、男の子

変人友人その3ショタ

子供っぽい声、子供っぽい喋り方、極めつけは子供っぽい容姿と顔

どこを見ても立派なショタっ子であり、その容姿から女子人気は高い。

ただし、本人曰く「女の子より友達と一緒にいたほうが幸せだよ」とのこと。チョコ<飴玉


男「お前らそんなことしてるからキモがられるんだ周りから避けられんだ。」

友「俺たちこんなに可愛いのにか!?」グールグール

ショタ「やーめーてーよー」グールグール

男「少なくともお前はかわいかない」

友「俺は可愛い!ほら見ろよ。この頭のリボン」


リボン単体ならな


モブ♀ⅩⅩ「あの二人最近いちゃいちゃしまくってない?」

モブ♀ⅩⅡ「きっとできてんのよ。キャー」


このバカ二人、特に友は何で気にならねえんだよ。


男「お前らさあ、恥ずかしくないの?」

友「俺は可愛いからな」キラッ


意味わかんねえよ


ショタ「何が?ボクは楽しいからいいんだよ」


この二人はいつも同じような極論だな


モブ♀Ⅷ「あいつがショタ君に口答えなんて何様のつもりなのかしらん」

モブ♀Ⅵ「まったくもって厚かましいわぁ」

ポニテの女「……」

理解不能な言葉が聞こえてくるよ。理解してはいけない気がするんだ

ドガアアン

ゴゴゴゴゴゴゴ

先生「オラ、てめえら!!!」

皆『!?』ビクッ!!

先生「ホームルームやるぞお゙お゙ぉぉお゙お゙お゙ぉぉお゙!!!席についてない奴は釘バットだあ゙あ゙ぁぁぁあ゙!!」


釘バット持った厳つい顔の我らが担任が扉蹴り抜いてやってきた。


皆『』ザワザワ、ヒソヒソ


先生「うお゙お゙ぉぉぉお゙お゙お゙い、ざわついてたから全員釘バットだあ゙あ゙ぁぁぁあ゙あ゙」

皆『!?』ビクッ!!


友「今度は何があったんだよ。せんせーは」

男「振り替え休日で町歩いてたら職質されたらしーぜ。そりゃああんな面して眉間にしわ寄せて休日でもないのに歩いていたらされるわな」

友「さすが組長だな、歩いてるだけであの風格」


先生「ゔお゙ぉぉお゙お゙い!!男、友お゙ぉぉお゙ぉお゙お゙!てめえら後でおしおきだあ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙あ゙」


男&友(やっちまった…)

先生「それじゃあホームルーム始めるぞぉお゙お゙ぉぉお゙お゙お゙お゙」

昼休み


モブ♀ⅩⅩⅩⅩ「きょきょきょ、今日こそショタ君を誘うのよ私///」ブツブツ

モブ♀ⅩⅨ「ショタ君一緒に食べよ…これ作って…いや、作りすぎて...」ブツブツ

モブ♀Ⅴ「屋上で桜を見ながら…お弁当を」ブツブツ


また女子たちがショタを誘おうとしているな。いくら脳内シュミレーションしてもなぁ…どの道そろそろ…


ショタ「ねぇ、屋上行こうよ!」ピョン!

モブ's『』orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz


ショタはもちろん俺たちを誘う。哀れだなあ女たち、どの道俺が一緒だとショタに近づけないんだよなぁ


友「いいぜ、あそこは桜がよく見えていいポイントだよな」

男「ショタ…お前」

ショタ「何?早く行こっ♪」キラキラ

男「いや、もういいや…」


本当にまぶしい笑顔だ。こいつなんで女子に気づこうとしないんだろうか…いや、目の前でいちゃつかれたら嫌だけどさ


友(可愛いロリショタカップルはいつ拝めるのだろうか…)


一瞬友からおかしな気配がしたが気のせいのことだろう

屋上


ショタ「いつ来てもいいところだねー、風がきもちいいよー」ヒュオオオオ

男「そうだな~、桜も学校の隣を流るる川もよく見えるしな~」


棒読みなのは後ろから異様な殺気がにじみ出ているからだ。


友「おい、今日はいつにも増して殺気が酷いぞ」

男「俺もそう思ってる…気づかないショタが羨ましい…」


屋上で食べているといつも、屋上と校舎内を繋ぐ扉から女子たちが盗み見(もちろんショタを)しているのだが今日はそこに殺気が混じってる。


モブ♀Ⅲ「あの男許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」

モブ♀Ⅵ「よくもショタ君を奪ったわね。殺すコロス殺ス」

モブ♀ⅩⅨ「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね男死ね男死ね男死ね男死ね男死ね男死ね男死ね男死ね」

モブ♂Ⅰ「絶対許さないんだから!」


男「何で俺が横から彼氏を取った泥棒猫みたいになってんの?なんであいつらヤンデレ調なの?俺はホモじゃねえぞ」

友「しょうがないだろ。実質ショタが女たちの手の届かないところにお前が連れ去ったわけだし」

男「ショタが俺たちを誘ったんだろが、ってか俺なんか怖がらないでショタのところまで来ればいいのに」

友「無茶言ってやるな…レベル1の村人が大魔王に檜の棒と鍋の蓋と布の服で挑むような暴挙だぞ」

男「俺に近づくだけでもそんなに勇気を必要とされるのか!?」

ショタ「どうしたの?おなかいっぱいなの?」

男「いや、そういうわけじゃなくてな」(教えてあげるべきだろうか?)

友「ん、ぼーっとしてた。」(いいよ、メンドクサイ。教えたって変わらねえだろうし)

男「ん、今日もいい風だ」(そうだな、言わなくていいか)

友「ちなみにショタよ、あれを見ろ。女たちがお前目当てに群がっているんだが」


男「友ぉぉぉおぉぉおおぉぉおお!!!!!????」

男「何故言った!?何故バラした!?アホなのか!?お前はあほの子なのか!?」

友「すまん、どうなるか気になって。てへぺろ」


てへぺろじゃねーよ。件の扉を見る。あーらら、騒然としているな。

さて、ショタはどういう反応をするのか、言われてみれば面白いかも

そう思ってショタを見る。


ショタ「うーん、このハンバーグおいしっ♪ねえ男、そのおいしい卵焼きと交換してよ☆」

男「まったく気にしてねえ!?」

友「微塵も気にかけてねえ!!」

ショタ「ねえ男、交換しよ♪」

男「あぁ…はい」(もう突っ込むのもめんどくせえよ)つハンバーグ

その時だ。俺の手から何者かがハンバーグを掻っ攫っていきやがった。


男「なっ!?ハンバーグがっ」

(ふむ・・・さすが主のはんばあぐじゃな。念の込め方が違う。)モグモグ、ウニャア


モグモグゴックンと美味しそうに食べて欠伸をしたそいつはその場で満足そうに伸びをする。


男「なにやってんだああぁぁああああ!!何でこんなとこに来てんだよ猫ちゃん。何ハンバーグ取ってんだよ」

ショタ「わぁ、可愛い白猫だー」キラキラ

友「これお前(男)のとこの猫ちゃんだよな?何でこんなところに」

男「俺が聞きたいよ。」(おい猫又、どうしてこんなところに来てんだよ)ヨイショ


同じ目線になるように抱きかかえて持ち上げる。


猫又(あー、わっちの紅マグロー)ンニャアアン、ジタバタ


持ち上げられた時に口から落として食べ逃した紅鮪に猫又が手を伸ばしてジタバタする。


友「やべえ可愛い…」

ショタ「はわわー、可愛いなぁ」

猫又(・・・・・・・・どうしてこんなとこにいるかじゃと?教えてやってもよいが、その魚をよこすがよい。)ウニィ♪

男「可愛いがこのマグロは俺のだ」(ツベコベ言わず話せ。)

猫又(よぉこぉせー)タシッタシ

男「だが断る」

友「あの二人って言葉が通じているみたいだよな」

ショタ「ペットと長い間いると雰囲気で何言っているか分かるようになるらしいよー」

猫又「ニャア、ンニー、フニィ♪」(最終手段じゃ)スリスリ

男「ふぉおおおおお!?」ハナヂ、ブー


猫又が抱きかかえられた体勢のまま顔にスリスリしてきた。やっべえええええええええええええ


猫又(いっただきまぁす。じゃ♪)モグモグカツカツ

男「はっ、いつの間に紅マグロが俺の手から猫又の口に!?」

友「いや、今ニヤニヤしながら手渡してたぞ」(しかし可愛かった♪)

ショタ「猫又…?」

猫又(あーあー呼んでいるー、とめどなく呼んでいるー。紅マグローがー呼んでいるー)ンニャア、ンニャアニャーオ♪

男「猫ちゃん幸せそうだなー(棒読み)」(で、来た理由は?)

猫又(む、忘れておった。・・・実はの、別にタダ飯集りに来ただけじゃないぞ?伝えることがあったんじゃ)

男(伝えること?)

猫又(うむ、ここ最近霊力や妖気の乱れが多くての。調べてみたところわっちら矮小な妖怪とは比べ物にもならない程の存在が何らかの干渉をしているみたいなんじゃ)

男(なんだそれ?)

猫又「大妖怪をも超える"神"じゃ。それも、災禍を引き起こす強大な」

猫又「・・・禍津神」

そう、それが…猫が告げた始まりの時

男「禍津神…嘘だろ?」

友「どうした?」

男「ん、なんでもない」(やっべ、声に出てた。マジで?マジでそんなやばいものがこの町に?)

猫又「ナーゴ」(詳しい話は後じゃ。放課後、待っておるぞ。あ、この紅マグロはわっちがもらってゆくからの)

男「それは許さん」ガシッ

猫又「ニャア!?」(くそっ、ちょっち惜しかったかや)


猫又は取り逃したマグロ(三つ目)を恨めしげに一瞥したあと貯水タンクのほうに姿を消した。

あっぶね、あとちょっとで魚類全部喰われるとこだった。


友「あいつどっから帰るんだ?あそこで寝泊りか?」

男「壁を駆け下りたとしても不思議じゃねえぞ」


友が猫又の消えたほうを見る。実際は誰にも見られないところで物質体(触ったり声を出せる普通の動物のような姿)から思念体(幽霊みたい

な魂だけの状態)になって飛んだだけだろうが


ショタ「少なくとも見た目は普通の猫だよね?」

男「ただの猫だよ。」(そう思い込みたかった時期が僕にもありました)

友「なんか隠してないか?」

男「何のこと・・・」


「ねえねえねえ!あたしもいれてよー」


バーン

なんか弁当片手に美少女が扉をけり破って空気壊してねじ入ってきた!?


あたしだよ!クラスメイトの女だよっ、いっしょに食べよ♪ってかあたしも仲間に入れろ!」


栗毛色の長髪ポニテに「ニカッ」って感じの笑いが似合う八重歯、普通の女子より低い背と物足りない胸(禁句)うっさいぐらいいつも高いテンションの女という子だった。

いつもは俺たちの輪に入らないその子が何故か両手を上に突き出して弁当を持って入ってくる。わけ分かんねえ


男「えっと・・・どったの?」

友「可愛い子キタコレ!」

ショタ「うぅ・・・」モジモジ


その新しい訪問者に俺は戸惑い友は興奮しショタは驚いて俺の後ろに隠れ、まぁ空気は完全にどっか行ったな


女「いやー、どうもしませんよ?あたしはただ戯れたかっただけなんだなぁ。ヤハハ?」


やばいこいつも変人だ。


男「ていうかよく近づけたな。俺が怖くないのか?」

女「そのセリフどこの厨二病さんですか?あたしは周りの噂には流れないのですよ」ヤハハ

男「そういう問題じゃ…」

友「男」ガシッ


友が肩に手を置く。それはまるで男を諭すように…


友「可愛いは正義」ビシッ

男「滅べ」


ドヤ顔で親指立ててそんなこと言われた。


女「ショタ君ショタ君、大丈夫あたしは怖くないのですよ♪ほらほらシャカシャカヘイッ!」シャーン


どこに持っていたかタンバリンを取り出して奇行開始


ショタ「・・・っあははは、女さん面白ーい♪」

女「うんうん、子供は元気がいちばんだよ♪」シャカシャカヘイ

友「女×ショタくぁいい!」


すっかり溶け込んでる。こうして変人友人に一人加わったっぽい

女「まあ本当はついさっきまで入る勇気は出なかったんですけどねヤハハ」

男「へえ、やっぱりショタ狙いで話しかけたかったけど俺がいたから怖くて話しかけられず今勇気を振り絞って入ってきたってとこか?」

女「全部大ハズレですよっ♪」

男「」ズルッ


失敗した


友「男ぷぎゃー」 m9

ショタ「ドンマイだよ男♪」

男「うっせ」

女「とりあえずあたしはショタ君狙いじゃないよ?ヤハハ、周りの話からあまり関わろうとはしなかったんだけどね。さっき猫ちゃんと戯れてる男君を見てどっかにそんな失礼な気持ちは吹っ飛んじゃったのですよ♪」


キーンコーンカーンコーン


お、予鈴。ん、予鈴?


女「あー、あたしまだ食べてないのですよー。時よ止まれー」


止まるはずもなく昼休みは終わる

放課後


男「やっべえこのあと先生からのお仕置きだぜ」

友「逃げるか?」

ショタ「逃げないで頑張って行ってきてね♪ボク待ってるから」

男「逃げないでって俺たち、生きて帰ってこれるのかな?」

友「生存率は0.001%だな・・・」

女「ヤハハーかくゆうあたしも罰則喰らってるのですよ。死ぬくらいなら逃げちゃおうですよ?」


ちなみにあの先生は「もし俺から逃げ切れたら許してやるぞぉ。ただし逃げ切れなかった場合はそれ相応の応酬が来るぞぉ」と言っている。

逃げると普段の倍やられる。それでも逃げようとする者は後を絶たない。


3人「」コクン


3人「逃走っ!」


「うぉぉお゙お゙お゙ぉぉぉお゙お゙い゙い゙い゙い゙い゙。逃げ切れると思ったかあ゙あ゙ぁぁぁあ゙あ゙ぁぁぁっぁあ゙あ゙あ゙あ゙」ダダダダダダダダ


いきなり安価、下2でコンマ以下の数字90以上を出せば逃げ切れる

安価なくてワロタ

>>17
すまんね、あと50レスほど書き溜めがある

もちろん担任はあの人、かつて走りの全国大会で優勝した足を持つあの人と校内で鬼ごっこ

恐ろしく足が速い上に担任であるからしてスタート時の自分と先生の距離は数十mも離れていない。

だからこそして逃げ切れるわけがなかった。


先生「うお゙ぉい・・・あっけなく捕まったなぁ」

男「ひぃぃ・・・・・・・助けてくらさいぃぃ」

友「待って!待って!プリティで可愛い俺の顔に免じて待って!俺だけでもいいから助けて!」

女「ヤハハー捕まっちゃったのですよ♪」


壁の端に追い詰められる。先生の手には無駄に大きく重そうな木刀が・・・駄目だなこりゃ


先生「うお゙お゙ぉぉお゙お゙お゙ぉぉお゙お゙お゙お゙ぃい゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙、パーティーを始めるぞお゙お゙ぉぉお゙お゙ぉぉお゙お゙お゙」


あ、こりゃ死ぬな

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この後数十分に渡りこの学校から悲鳴が絶えることはなかった。

ショタの日記より

男「あいたたた…死ぬかと思った」

友「いや、2,3度死んで生き返させられたかのような気分だ。あいつ蘇させる魔術でも会得してんじゃね?」

女「ヤハハー、あの人ならあってもおかしくないのですヨ?」


校門にて

ショタ「あはは、大変だったね。三人とも」

男「その割には一番軽いよなお前・・・」ゲンナリ

女「ヤハハーあたしもぜんぜん平気なのですヨ?」

男「わけ分からないよ。」

友「俺もぜんぜん平気じゃねえ。ショター俺を癒してくれー」ギュー

ショタ「あはは、苦しいよぉ」


例のごとく友はショタを抱きしめてスリスリしている。こうしてみると親バカっぽい


女「ちょっとー、可愛いならあたしがいるじゃん~」

友「じゃあお前もスリスリー」ルパンダーイブ

女「だが断る。ですヨー」ヒラリ

友「ヘブライッ!」ドガン


女が避けて見事電柱にぶつかった。


(主よ。いつまで遊んでいるのかや?わっちは放課後すぐに来いと言ったはずじゃが…?)


しまった・・・!忘れていた。


友「女ちゃんも可愛いから抱きしめる!」ダーイブ

女「どんと、たっち、ミー!」ヒラリ

男「あ、お前ら・・・悪いけど俺ちょっと用事あるから」

友「用事?俺たちもついていくぜ?」

男「いや、一人じゃないといけない用事だしな」

友「怪しい・・・怪しいぜ。俺のアホ毛アンテナがぴこんぴこん言ってるぜ」


アホ毛ないだろ。無駄に萌え要素足すな


ショタ「むー、どうしてもだめ?」

男「気持ちはありがたいがな・・・じゃ、また」タッタッタ

・・・

友「怪しい」

ショタ「妖しいね」

女「着いて行っちゃいますですヨ?」

ショタ「行っちゃう?」

友「行くしかないな」ニカッ

女「行っちゃいましょー♪」

ショタ「いこー!」


misson -尾行-


開始!

男「悪い猫又、ちょっと外せない用事があったんだ」(本当は逃げ出したかったが)

猫又「ふーん、わっちの頼みより優先するものって何かや?」ナーゴ

男「そう拗ねるなよ。学校の用事なんだから」


ネコトシャベッテルー、ママーアレナニ?シッ、ミテハイケマセン


男「」

猫又「プギャー」ンニャーm9

男(で、なんなんだよ。禍津神って)

猫又「うむ、いつもの裏山にの。神クラスの妖気をもった存在がいるのを確認したんじゃ、しかもわっちみたいな矮小な妖怪はもちろんのこと山の神々ですら近づくことを恐れるほどのものじゃ」

男(で、俺にそれをどうしろと、ってかそれはほっといて悪いものなのか?)

猫又「たわけが!放っておいて良いものじゃッたらこのわっちがわざわざ主に頼みに来ると思うかや?」


言われてみれば・・・


猫又「あ奴は今、普段は内包していなければいけないはずの妖気、妖力、魔力を丸々だだ漏れに流しているんじゃ」

男「?」

猫又「本来は魂のみのわっちら妖怪がどうして一部の人間や動物にとは言え他の存在から姿を持って視覚できると思うかや?」

男「本来持っている妖力で形作っている。だったよな?」

猫又「うむ、まぁわっちは霊感がある人間以外にも見えるようにしておるからちょっとそれとは違うが、そんなものじゃ」

猫又「しかしの、大抵の妖怪は物質体(人間みたいな物質でできた存在)だと霊感がないと見えないんじゃ。わっちは例外じゃがな」

男「そういえば何で猫又は普通に人間に見えるんだ?」

猫又「そりゃあ、わっちは生きておるうちに妖怪になったからの。わざわざ生きておる間の友人に見られなくする必要もないだろうに」

猫又「ま、話を戻すとの、多量の妖力をだだ漏れにしておる存在がおると空気中に漂って残るわけじゃ」

男「それで?妖力が空気中に残るとどうなると?」

猫又「妖怪がそれを吸い込み、物に触れられるほど実体化できるというわけじゃ」

男「実体化?」


良く話が見えないな


猫又「あぁもう、主は頭が悪いの!」


猫又が尻尾を振って怒りを表す。


猫又「つまり、悪霊や悪魔、邪神…は言い過ぎじゃの、とにかく悪鬼悪霊魑魅魍魎までもが妖力を吸って世界に影響を及ぼせるほどの実体化を果たしてしまうんじゃ」

男「どーまんせーまん」

猫又「あぁん?」

男「すいませんでしたあぁぁぁぁ」ドゲザ


だってしょうがないじゃない。思ったら口から出ちゃってたんだもん


猫又「分かったかや?このままだとこの町は悪鬼悪霊魑魅魍魎呪い憑依呪詛、そういうもので溢れかえる。ついでも悪い妖怪も町を闊歩するの、まぁそういうことじゃ♪」

男「楽しそうだなお前…ってかそれやばくないか?」

猫又「やばいもやばい、わっちの存在が霞んでしまう。人間も主も死んでしまうからの」


それは尻尾を振ってうれしそうにしながら言うものだからかわいいもんだな。


男「で、それをどうしろと?」

猫又「もちろん。妖力をだだ流しするのをやめさせてほしいんじゃ、話し合いで解決するに越したことはないがの。まぁ最終手段としては封印してくれてもかまわぬ」

男「最終手段…ねぇ」


絶対狙いは最初からその最終手段だろう。


男「まぁ、行くか。狙いは」


猫又「山の中の社、陰陽師の禍津神退治じゃ」

友「見つけた!猫ちゃんと男だ」

女「ふっふっふ、我ら少年探偵団から逃げようなどと浅はかなのですよー」

ショタ「ですよー♪」


確かにここから見たらそう見える。男…ついにそこまで


友「この方角、裏山に違いなし」

女「突撃なのですよー!」

ショタ「わー、楽しそー」

男「相変わらずこの山は異様だな。なんつーか、気配がさ」

猫又「色々な妖怪が棲んでおるからの、職業柄主は敏感なんじゃろ」

男「やな職業病だ。さっきから手が呪符をしまってあるポッケのほうに置いてないと落ち着かない。」

猫又「それぐらいがちょうどいいんじゃ」


こいつ楽しそうだな。

ちなみにこの山はそんなに高い山ではない。初級どころか子供でも上り下りできるような低く緩い山

いつ来ても木漏れ日が綺麗で頂上よりも木々の合間がすばらしい、そんな登山よりも森林浴がメインの山である。

なのにあまり人は来ない。何故かと問われるなら古くから住んでるものなら一瞬で答えられるであろう


"神"


そう、ここは神隠しに縁のある土地であり古くは生贄を、最近ですら「神隠し」として処理される誘拐事件、失踪事件が耐えない。

怪談やらの舞台にもなっており、親が子を脅す時の引き合いにも出される。

そして"本物"さえいる。

こいつもその本物のうちの一匹か…怖くはないけどな。


猫又「む、どうしたのかや?」

男「妖怪が恐ろしいものと思っている人間について考えていた。」ソレナノニコイツハ

猫又「クク、わっちもその気になれば恐ろしい事を起こせるんじゃぞ?」ゴゴゴ


毛が逆立ち二股の尻尾が恐ろしげに揺れる。


男「やめてくれ、封印しちまうぞ」


呪符を構える。もちろん封印の呪符(モノホン)だ


猫又「『封印しちまうぞ(キリッ)』じゃと、痛々しいのぉ」クックック

男「」ブチッ


こいつマジで封印したろか


そのとき異様な気配が強まった。しかし覚えがあるってかあいつだ


「おっとこー♪」


元気よく、懐かしい泣きそうな声が後方、斜め上からした


その声の主である妖怪は

①ハーピー(烏天狗)
②蜘蛛女
③犬
④犬(獣人)
⑤自由安価
>>27

白蛇

「おっとこー♪」

ギュゥウ


男「ぐぐ…」


何かが飛んできて俺の首を絞めた

否、巻きついて締め付けた

それは小さな白蛇の子供だった。いや、小さくても死ぬ…首が


白蛇「会いたかったよぉ!!ねぇ、なんで、なんで来てくれなかったの!?」


少し緩む、何とか喋れる


男「色々あったんだよ・・でも、こうして来てやっただろ?」(めんどくさいのに捕まったなぁ)

白蛇「うん!!もう離れないでね」


そう言いながらがっしりとしがみついてくる


男「白蛇ちゃん、とりあえず今は離れてね。俺たちは大事な用事があるからな」

白蛇「うぅ…また後で会いに来てくれる?」ウルッ

男「あぁ…また後でな」

猫又(早く終わらないかのぉ、わっちはこやつとは相性悪いので離れて隠れておる)

男(メンドクサイからとっとと切り上げよう)

男「ほら、早く離れてね?」

白蛇「来てね?来ないと…また神隠し起こして町の人を怖がらせちゃうからね?」ユビキリ

男「それはやめてくれ…」ゲンマン


何を隠そうこの白蛇、この町の神隠し事件の(元)黒幕であり俺も一度さらわれた。

でも実際はただ遊び相手が欲しかっただけだった。拍子抜けすると同時に遊び相手が増えてこっちも嬉しかった……今じゃうざい


男「じゃ、俺は行くから」ダッシュ

友「はっけーん」ニヤリ

ショタ「はけーん」ワフー

女「発見なのですヨ」ワハー

チャラ男「うはwww見っけww」


男「色々あったんだよ・・でも、こうして来てやっただろ?」


友「なんだあいつ、何もないところに向かって喋ってるぞ」

ショタ「本当だー面白いもの見ちゃったね」

女「・・・?」

>>29
ミス、チャラ男は没キャラ

タッタッタ

走る。ただし、当てはない


男「なぁ、どこに禍津神がいるか分からねえのか?」

猫又「分からぬ、この山にいるのは確かなんじゃが・・・」

男「しょうがない…だれか、俺の呼び声に応じてくれ」


呪符を掲げて森に呼びかける。


「なんだ、用を言ってとっとと消えろ。」

男「なんでよりによってお前なんだ。」


大きな大蛇が現れた。さっきの白蛇の親だ


大蛇「なんだ、オレでは不満か?見た目が悪ければ変えてやる。」


その大蛇は俺の前まで来ると上半身だけ人間の姿に変身した。深緑の長い髪をした艶かしい女性だ

こいつは蛇神この山の八百万の神の内の一体、今では信仰されていないが昔は土地を外的から守る"呪い"の神だった存在


蛇神「ここはオレの管轄内だ。貴様の問いには答えられるだろう。」

猫又「ほぉ、話が早いの実は」

蛇神「言わなくても分かる。ただしあとでオレに供物を捧げてゆけ」

男「人間を差し出せとでも言わない限りはな」


これで安心だ。蛇神はこの山のことをよく知っている。以上の原因の居場所もわかるだろう。


・・・


蛇神「オレが案内できるのはここまでだ。」


そこはまだ森の中真っ只中、普通の道からはそれ獣道ですらない木々の合間


男「何で?」

蛇神「こっからさきはオレの管轄外で縄張り意識の強い奴の縄張りだからな」

猫又「ふん、腰抜けが」

蛇神「蛇は狡猾なんだ。無駄に山の王を怒らしたくはないしな」


オオォォオオォォオオォオォオオオオ


咆哮が聞こえた

咆哮にあわせて空気が震える


「何のようだ人間、我は貴様を認めた覚えがないぞ」


ライオンの胴体に梟の翼、威厳たっぷりの気配を孕んだ神、山の王のお出ましだ。


猫又「主が依頼しておいて忘れておったら世話ないの、"あれ"を駆逐することのできる人間じゃ」

山の王「何でそいつなのだ。我は確実に殺せる奴を呼べと言ったはずだ」


確かに少し疑問に思った。殺すなら俺を頼る必要はない…退治屋なら普通にそこら辺にいるはずなのに


猫又「ふ、だから主は頭が固いんじゃ」フリフリ


猫又が尻尾を挑発するように揺らす


男「おい、無駄に挑発するなよ」

山の王「いいだろう、久々に喧嘩しようではないか」


山の王の気配が殺気を持って膨れ上がる。


猫又「ほぉ、"ただの八百万神ごとき"がこのわっちに勝てると思うか?」


猫又の妖気も高まり、妖怪などちっぽけに思える"化け物"としての猫又へと変貌してゆく

やばい、この流れはやばい…山が吹き飛ぶ


男「いや、タンマ、タンマ!今そんなことやっている場合じゃないって」


山の王「…ふんっ、人間ごときが…」

猫又「主に止められちゃしょうがないの…お預けじゃ山の王」

男「お預けも何も一生すんな、案内すんなら早くしてくれ」

山の王「貴様ごときが命令するなど100000000000000000(中略 年早い」

男「…俺帰っていい?」

猫又「神隠しが増加するじゃろうな」


それもそれで勘弁してくれよ。


山の王「来い、こっちだ」


さらに歩きにくいところに歩いてゆく、傍から見れば妖怪に騙されているようだな

山の王「ここだ」

男「神社…?」


そこは神社だった。どこにでもある…とは言えないが、いたって普通だった。

ただ、以上なのは場所、どうしたって人が来れなさそうな場所に建ててある。

ごく普通の鳥居、一銭も入っていない賽銭箱、そして禍々しい気配のする本殿

その本殿にはお札が一枚張ってある。それは封印のお札のはずである。

しかし件のお札からはとてつもない妖気が流れ出ている。


猫又「封印されておるはずなのに妖気が・・・?」

男「知っていたんじゃないのか?」

猫又「わっちは聞いてないの、来たのも初めてじゃ」

山の王「では任せたぞ」


そう言って山の王は去ってゆく


男「帰るのか?」

山の王「我は多忙だ。監視役はそこの猫が果たす」

猫又「わっちを監視カメラにしようなどとおこがましい」フカー


猫らしく威嚇する。可愛いだけだぞそれ…って言ったら殺されるな


男「それにしてもこのお札、封印してるは良いが封印しているものの妖気を吸出して外に放出しているな」

猫又「そんなことして何になるんじゃ」

男「多分そうすることによって無害にしようとしたんだろう」

猫又「他の者が有害になってるんじゃ世話ないの」


猫又が不満を露にしているがしょうがない


男「そこまでは頭が回らなかったんだろ・・・妖気放出もつい最近になるまで作動しないようになっているから分からなかっただろうし」

猫又「最近になるまで作動しなかった理由はなんじゃ?」

男「そういう術式になってる・・・そうして理由は不明だな」

猫又「じゃあそいつを剥がせば」

男「万事解決、さてと・・・」


お札をよーく見る。


男「『ここに悪鬼悪行を行う邪なる者の封印を施す。魑魅魍魎悪鬼悪霊妖怪悪神を封じ込めよ』何だこのテキトーな術式」


ものすごくテキトーに、封印しようとしているものが何か分からないから思いつく限りの全てを封印できるメンドクサイ術式を書いてやがる。


男「まったく、こんな術式を組んだ奴は誰なんだいったい?」

お札に手を触れる。…凄い妖気だ


男「猫又、お前はこの妖気のすぐ前にいて平気なのか?」


あの山の王ですら逃げ帰ったというのに


猫又「ふん、主はわっちをなんじゃと思っているんじゃ?このぐらいの妖気でわっちがバカになるとでも思ったかや?むしろ自らのエネルギーにしてくれるわい」ナーゴ

男「ならいいや、封印を解こう」


封印を解く、妖気の放出が止まり、その代わり社から何かが出てくる


「・・・」


白い体、とがった耳


男「初めて見た…」


そして、九本の尻尾


男「九尾の…白狐」

友「あいつ、また何もない空間に向かって話しているぞ」

ショタ「もしかして幽霊が見えてたりしてー」アハハ

女(もしかして皆見えてないのですヨ?)

ショタ「あ、狐さんだー」

友「え、尻尾が九本!?・・・だと」

女「え、今度は見えてる?」

女(どういうことなの・・・?)

九尾の狐

狐は元来人を騙す妖怪とも神の使いとも神としても扱われ、色々なところでまさに千変万化、千の崇拝伝説伝承があれば万もの姿があった。

その内には邪神と呼ばれたものや禍津神、大妖怪、悪魔の化身なんかもいたらしい。

しかし今はもう文献の中のみの存在であり、ある時を境にその姿は歴史から消え去った存在


猫又「わっちも初めて見るの。白い毛の九尾…かや」

白狐「うむ、それはそうだ。この私でさえ君たちの姿は記憶にないからな」


いや、そういう意味ではないが


白狐「しかも見たところ一方は霊感に精通した人間でもう一方は強力そうな妖怪ではないか。かなり珍しい組み合わせだ」


白狐が物珍しそうに、いや実際ここまで仲が良いのも珍しいだろうけど、興味深そうに遠慮なくこちらをジロジロ見てくる。

どこかしら楽しそうにも見える。ってマジで妖怪の表情が読めるようになったらおしまいだ。


猫又「ふむ、わっちは強力"そう"な妖怪ではない。超強力な大大妖怪じゃ」


そんなのどうでもいいだろ


男「あんたも珍しいな。狐の妖怪はすでにいなくなったと聞いていたが…封印されていたから逃れられたのか?」


世界中の狐族が一時を境に消え去ったならその原因があるはず。そして、"それ"から逃れられたのなら爺さんが封印していてたからか?


白狐「…」


白狐の眼光が鋭くなり、俺を睨みつける。

ちなみに俺の目の前にいる九尾の白狐は俺の背よりも大きく、正に神といった風格を宿していた。

見たところメスだな。…なんで俺は人型ではない妖怪の性別まで顔で判断できるのだろう


猫又(長い間妖怪と接しすぎたんじゃ、このままだと将来妖怪と結婚する未来が見えるの)


やめろ!


白狐「君は…君達は何も知らないのか…?」

男「…何がだ?」

白狐「狐族は…私達は」ギリ

男「っ!?」


白狐の妖気に殺意が混じった。

しかしそれは一瞬のもので潮が引くようにすぐに冷めていった


白狐「…いや、やめておこう。君達は本当に何も知らなさそうだからな」

猫又「ほぉ、分別はあるんじゃな。わっちはてっきり八つ当たりをするもんじゃと思ったがの」

白狐「なに、私だって一応"神"と呼ばれた妖怪だ。いくら人間が憎かろうと無実の君達に掴みかかっても意味ないことぐらい分かるさ」

男「人間が…?」

白狐「君が気にする必要はないさ。他人の罪を受け止めるのは理解している連中だけでいい。私のような、な」

猫又「ところで主は何の神なのかや?」

猫又「禍津神…とか、かや?」

男(いきなり核心行くな)

猫又(タイミング計るのが面倒になっただけじゃ)ウニャ


尻尾が揺れている。うわ、本音だ


猫又「で、どうなんじゃ?」

白狐「禍津神?私がか?」


ウニャ、と猫又が頷く。目が獲物を狙う際の目、しかし対する白狐は飄々として、ク-ルに返す。


白狐「残念だが私はただの八百万神の一つだよ。人間に施しをするほどに善良とは言わないが悪神ではないつもりだ。」

猫又「そうかや、それだけ分かればもう良い。」

男「…お前にしてはやけにあっさり引くな」


こいつのことだからネチネチ証拠提示しろだの何だの言いそうだが…


猫又「なんじゃ、何か言いたげじゃな」ジト

ジト目で睨まれた。


白狐「それに、仮に私が邪神の類だとしても今は何もできないよ。」

男「なんでだ?」

白狐「君達も私の妖力があの札のせいで空気中に放出されたのは見たのだろう?もう私に"神"としての力は使えないよ。」

猫又「実体化するだけでせいぜい・・・かや。」

白狐「そういうことになるな。私ともあろうものが情けない。」


白狐が悲しげに目を伏せ、耳も悲しみを表すように垂れる。

その顔には自嘲的な笑みが浮かんでいた。


男「・・・お前はこれからどうするんだ?」

白狐「はて、どういう意味かな?」

男「この山に残るのか?それともどこか他の場所へ行くのか?」

猫又「…残念じゃがこの山にはもう-    白狐「-分かっているよ。」


猫又が何かを言おうとしてそれを白狐が制した。


白狐「この山に私のことを知っている者はもういないのだろう?」

男「えっ?」

白狐「私が封印される前には仲がいいのがかなりいたのにな…空気で分かるさ、ここの者達にとって私はいきなり現れた部外者なんだ。」

猫又「不思議なことにこの場所すら妖気が流れ出すまで誰も知らなかったとゆう始末じゃ」

男「この山の神達ですらか?」

猫又「そういうことじゃ」

白狐「そんな部外者、しかも私のようなでかい妖気の持つ者が居座ったら居心地悪くなるだろう」


さしあたっては、と言葉を繋げる。


白狐「君の家に私を住まわせてくれないか?」

男「は?」

白狐「聞いたとおりだ。ここに私が居座るわけにはいかない」

男「だからって何でウチ?他の場所行ったら?」

猫又「主の目は節穴かや?こやつが弱っているのが見えないのかや」


猫又が俺の頭の上に乗ってテシテシと叩く、確かに口調には微塵も出ていないが弱っている。気配が弱い


白狐「あぁ、情けない話だが妖力がそこをつきそうだということはさっき言ったが回復しようにも心休む場所が必要だ。」


そんなのどこでも見つかる気はするが


白狐「私は街中ではよく休めない。そうでない場所でも大抵が妖気の強い私にとっては心休めない。血気盛んな奴に見つかるからな」


いや、だからといって


白狐「それとも君は私のような者を匿う心の余裕もないのか?」


うっ


猫又「すまんの狐、このたわけはこんな心の狭いやつなんじゃ」

男「わあったよ!神様だろうが化け狐だろうが住ませてやるよ!」


言っちまった…猫又に流されて言っちまったよぉ。また友人を家に呼べない理由が増えるぅ


白狐「クス、それではよろしく頼むぞ。ちなみに私の飯は人間のもので十分だからな?」


十分って言っても、要約すると人間が喰う高い飯を要求する。ということじゃねえか

あぁ、またさらに金がかかるなぁ。


男「じゃあ妖力の放出を止めるという依頼も完遂したし帰るか」ゲンナリ

白狐「ふむ、美味しい飯を頼むぞ」


あぁ、やっぱ美味しいご飯目当てか、費用が嵩む


猫又「その前にじゃが、さっきから聞き耳立てている奴がおるの」

男「えっ?」

白狐「あぁいるな。まずかったのか?」

男「えぇ!?」

猫又「出てくるがよい。結構面白いことは聞けたのじゃろう?」

男「いるって分かってたなら、最初から警告しろよ!」


あぁぁあああぁぁぁぁあああ、知り合いだったらどうしよう。マジでどうしよう。

そして、そこから出てきたのは

女「ヤハハー、ばれちゃったのですヨ」

ショタ「ごめんね、ごめんね男」テヘ

友「ずるいぞ男!そんな可愛い狐ちゃんと同棲なんて!!」グッ


約一人すごいおかしいが、俺のお友達軍団じゃねーかああぁぁああぁぁぁああ


男「いちばん見られたくない奴らに見られた」orz

友「っていうかどういうことなんだよ。その喋る猫とか九尾の狐とか」


めんどくせえ


男「かくかくしかじかで」

猫又「これこれうまうまで」

白狐「いあいあくとぅるふで」

男「それはまずいぞ白狐!」


………カット!


友「つまりお前は陰陽師で神や妖怪はこの世にたくさんいてそれらを認知できるのは霊感を持っている人だけというわけか」

男「そういうこと」


じゃあこいつら霊感あったのか?


白狐「私が妖気を少し流し込んだ。霊感はそれによって誘発されたものだろう。」

男「なるほど!って何やってんだよ。」

猫又「そのほうが話が早いじゃろう?それにの、大きな妖気を内包しておる狐は霊感がなくても見えておるのじゃ。なら全て見せた方がかえってすっきりする」

友「たしかにそのかわい狐ちゃんは見えていたな」

女「あたしは最初からその他にも喋る白蛇や尻尾が二本の猫ちゃんも見えているのですヨ?」

白狐「ふむ、君は元々霊感が会ったようだからな。昔から見えていたのではないかな?」

女「言われてみれば見えていたけど完璧にスルーしてたのですヨ。ヤハハ」

ショタ「わー、すごーい」キラキラ

男「それより帰ろうぜ…」ゲンナリ

朝 - 家


「起きろ、起きろ少年すでに日は昇っておるぞ」


凛と透き通った美しい声が俺の耳に入る。幸せだなぁ

なんか言っているが、日が昇ってる?どうでもいいよ眠気がマックスだもんな

俺は今「まどろみ」という名の正にこの世の天国にいる。

覚醒の世界と夢の世界の狭間、この眠気に任せて堕ちてゆく感覚がたまらなく気持ちいい

つまりはここから抜け出したくないわけで


男「もっと寝かせてえ」グイ


布団を引っ張って潜る。


「起きろと言っている。いつまで寝ているつもりだ」

男「ニャルラトホテプがアザトースを連れて地球にやってくるまでぇ」ムニャムニャ

「何百年寝るつもりじゃ!しかもそんなの来襲したら起きる前に地球滅ぶじゃろが!!!」ザク


ザク?顔になんか刺さったかな?いや、この痛みは…


男「ぎゃあああああ俺の顔がああぁぁぁああぁぁぁあ」

「ほらの、こういう奴は刺激を与えて起こすもんなんじゃ」

男「刺激どころか傷つけてどうすんだ!死ぬわ」


猫又が俺の顔に爪を立てて乗っかっている。その隣で心配してくれている(といいなぁ)白狐が座っている。


男「それにな、何でお前がいるんだよ。白狐は許したがお前は許してねえぞ!」


猫又を指差す。このただっ広い屋敷には親はいない。妖怪とかはたまーに遊びに来るがこいつに起こされるなんてたまったもんじゃねえ


白狐「いいではないか少年、私はこの猫神を気に入ったぞ。」

猫又「じゃからわっちのことは神ではなく大妖怪と呼べと言ってるんじゃ。」

男「そういえばお前もう八百万神だったか…」

猫又「ふん、猫又といえば昔は子供たちに大人気の妖怪だったんじゃ」プンプン

男「そうなのか?」

猫又「小さい頃はよく人里に下りて行って人間と踊ったりしたもんじゃ」

男「あの怪談の原因はお前か、今じゃ『一緒に踊ったり遊んだりしたことを他の人間に言ったら呪い殺される』とかいうオチがついてるぞ」

猫又「ンニャ!?そんなことした覚えはないんじゃ!」

男「尾びれがついただけじゃね?」

白狐「私など尾びれがつきすぎて原型がなくなっている話もあるぞ?それによると私はアトランティスを沈めた原因になっているからな」

男「聞いたことねえよ!?」

猫又「そんなことより主、学校はよいのかや?」

男「あ、飯食って行かなきゃな。冷蔵庫に何かあったっけ…お、牛肉発見♪」

白狐「なら私の分も頼むぞ、少年」

男「覚えてやがったのか」チッ

猫又「約束したからにはちゃんとやるんじゃぞ?」

食後


猫又「上手かったぞ主よ」ニャーゴ


尻尾を振って美味しかったのは分かる。

顔も凄い笑顔だしな。

ただ一つ解せないのは、だ


男「なんでてめーが俺の作った飯食ってんだよ」

猫又「ご馳走様じゃ」

男「てめーに作った覚えはねえ。」

白狐「少年、私の分はないのか?」

男「ねえよ。喰われちまったし」

白狐「この私との約束を破るなどいい度胸だな人間」

男「そっちの化け猫に言え!」


食い散らかしたのはそいつだ!

せっかく高い肉だったのに


猫又「また買えばよいじゃないかや」


誰のせいだ。誰の

そんな折、白狐が何かもの欲しそうにしているのに気づく。


男「もう作ってる時間はないぞ?」

白狐「いや、そうじゃなくてだな」モジモジ


モジモジしてなんだ?


白狐「その、私も学校というものに行ってみたくてな」


ハア!?

俺が絶句していると猫又が嬉しいときにするように、白狐がそのモフモフの九本の尻尾をバッサバッサと振りながら頼みを連ねてくる。


白狐「いや、私も昔は寺子屋に遊びに行っていてな。少し…この時代の寺子屋に行ってみたかったんだ。」

男「……却下」

白狐「な、なんでだ!?」


白狐がうろたえる。一瞬シュンとした耳とか驚いてビクッってなった尻尾とかすごくいいがそんなことは関係ない。


男「ライトノベル的なあれだと絶対めんどくさいことになる。じゃあ行ってくる!」ダッ

白狐「に、逃げるなぁ!」


だが断る。面倒事はごめんだ!

登校路


男「あいつら大人しくしてくれるといいんだけどなぁ…」


なんか嫌な予感がする。


男「転校イベントとかお決まりだしなぁ…『今日転校してきました。白音・零孤(はくね・れいこ)です』『お、お前が何でいるんだよー』って言う展開とか」


ありそうだ。


男「ま、ありえないか。猫又がブレーキになってくれているだろう。うん、そういうことにしておこう。」


全力でフラグ立てている気もするけどまあいいか


「男くーん。おはよー」

男「関わりたくない。目の前から消えるかそのふざけた言動をやめろ。」

友「んもー。い・け・ず」

男「おえー、ゲボロロロロロロ」


友がキモイ声でオカマ走りしてきた。き、きもい


友「ふう、今日も絶好調♪」

男「間近で見た俺は絶不調だ。どうしたんだお前」ゲンナリ

友「新しい自分の発掘中」

男「永遠に地底に埋まってろ!!っていうかお前の目標は可愛い系男子だろ?オネエ系目指してどうするんだよ!?」

友「はっ、変な方向にロケットダッシュするところだった」


目が覚めたようだ。…すでに方向修正不可能な気がするけど

だってトラック疾走中だもの、絶対に衰えなさそうな勢いで疾走してるもの


男「ま、お前が変態を目指すぶんには俺は関係ないからいいけどな。縁は切るけど」

友「えー、切らないでくれよぉ。俺は大親友だろう?」


指を咥えてクネクネするな。キモイ


男「大親友になった覚えはない。」

友「釣れないなぁ。そう言えば昨日の狐ちゃんはどうしたんだよ?」

男「俺の家にいるよ。」

友「昨日はお楽しみでしたね」ニヤニヤ


は?


友「昨日はキャッキャモフモフ狐なのにニャンニャンしていたんだろ?」

男「意味わかんないけどとりあえず死ね。飯作って喰って寝ただけだよ。」

「あ、おはよー男♪」

友「なぁなぁ聞けよショタ、こいつ昨日あんな可愛い孤(こ)と一緒に居ながら、何もなかったんだってよ?ありえなくね?」

男「その言い方だと人間の女の子と一晩過ごしたみたいに聞こえるけど動物だよ!?ってか妖怪だよ!?人間型ですらないよ!?」


かわいい女の狐(こ)ではあるけどね。ってなに寒いこと言ってんだ俺は


ショタ「僕には良く分からないよ」あはは


今日も天使のように輝く笑顔のショタ


「男君おはよーなのですヨ、缶蹴りやりませんです?」ドッチャリ


と何故か両腕いっぱいに缶を抱えている女が校門で待っていた。


男「今日学校だけど…何故朝から缶蹴り?」

女「ヤハハー、こーやるのですヨ」カァン


カーン、カーンカカカカカカーン

ガッシャーン

女が缶を校舎に向かって次々と蹴ってガラス窓を次々割ってゆく


女「それ逃げろ!なのですヨ~」ヤハハ

男「お前何してくれてんだああぁぁぁああぁあああぁぁ????」ダダダダダ

女「エスケ~プ」タッタッタ

ショタ「あはは、面白ーい」タタタタ

友「あとで叱られるなこりゃ」オモシロイケド

教室


男「ハァハァ、なんてことしてくれたんだよお前」

ショタ「男が息上がってるよー」アハハ


ふっしっぎっだな~何で一番子供っぽいこいつが息上がってねえのかな~?

ちなみにこの状況を説明すると

女が窓を壊して俺たちが走って教室まで逃げて来た

あ、簡単に状況説明できた


女「いやー、男君なかなかいい走りだったのですヨ?」シャカシャカヘイ!

友「女ちゃーん、ショター今日もかわうぃーね!」


何だこのカオス状況

女がタンバリンで踊って友がルパンダイブして…

やばい、いつものことながら意味不明だ。


ショタ「そう言えば今日転校生が来るらしいよ?」

友「おぉ、念願の可愛い女の子が来るのか」オオォォォオオオォォォオオオ

女「なんなんですヨ~あたしじゃ不足だとでも言うのですか!」プンプン

男「もっとお淑やかにしていればな」


黙っていれば美人だろうに


女「お淑やかだなんて一分どころか一秒と持たないのですヨ!」

男「お前は常に喋ってないといられないのか!」

女「むしろ死んじゃいますヨ!」エッヘン


威張ってやがる

ダメだこいつ

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴る。ホームルームの時間っぽい

ガラ…


「ゔぉぉお゙お゙お゙ぉぉお゙お゙お゙い゙い゙い゙HRはじめるぞぉお゙お゙ぉぉお゙お゙ぉぉお゙お゙お゙」


我らが長髪強面騒音声の担任教師が入って来る


男「今日は機嫌よさそうだな」

友「昨日剣道の世界大会で優勝したらしいよ。」


学校終わった後何してたんだあの人


先生「ゔぉぉお゙お゙お゙ぉお゙ぉお゙お゙お゙い゙い゙い゙今日は転入生が来るぞお゙お゙ぉぉお゙お゙お゙ぉぉお゙お゙ぉぉお゙お゙お゙ぉお゙お゙」


ザワザワ、ザワザワ、オォ アノセンセイガ チャント センセイ ヤッテルゾ ザワザワ

友「可愛い女来い!」


そんなこといってると絶対来ない気が


女「あたしより可愛い子来るな!」


見た目のみ重視なら叶うかもな


ショタ「楽しい子だといいなぁ」アハハ

友(ショタ可愛いなあ)


ショタが未来を予想していい笑顔でニコニコしてそれを見て友がさらにニコニコしている。

あぁ、いくらフラグ立てたからってあいつらだけは勘弁してくれよ。

俺の学校生活が破壊されかねないからなぁ…特に猫又は

でもあいつらの人間姿見たいかな

多分猫又は嫌らしい笑みを浮かべた古風な大和撫子(少女)できっとショートカットに三つ編みが尻尾みたいに生えていたり

白狐も大人の和服美人って言ったところだろうな、流れるような銀髪の長髪か

学生服が連想にあわない…しかし気になる。見たい!でも来てほしくない、いや、見たい、でも来るな。いや、でも、でも


男「う~ん。でも、でも、でもぉ」

友「なに唸ってんだ?そんなに可愛い女の子が待ち遠しいのか?」


違う。大体違う


先生「うお゙ お゙ ぉお゙ お゙ ぉお゙ お゙ ぉお゙ お゙ い゙ い゙ い゙ 、入ってきていいぞお゙ お゙ ぉお゙ ぉぉぉお゙ お゙ お゙ 」


いや、見たい、でも来てほしくない、見たい、でも来てほしくない、見たい、でも来てほしくない、見たい、でも来てほしくない

ガララ


オー、ウツクシイヒトダ。カワイイヒトダナ。デモ、チョット、メツキワルクナイ?

男「お、お前は・・・」ガタッ


思わず立ち上がってしまう。


転入生「………」


男「ハイ違ったぁあ!」ズデーン


思いっきり違った。誰だこいつ

黒く長い伸びるに任せたままといった感じの髪、やる気が無いような、何かを睨んでいるかのようなどっちつかずの鈍い光を湛えた目

でも全体的に美人、目つきの悪さやムスッとした表情がマッチするような近づきがたい感じの美少女


先生「どお゙ぉぉお゙お゙したあ゙あ゙ぁぁあ゙男お゙お゙ぉお゙お゙ぉお゙、もしかして新手のナンパかあ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙?」

男「いや、あの…」


組長怖いっす。


男「寝ぼけてました…続けてください。」


ハッハッハッハハハハハハハ


教室中に笑いが響く、笑いたきゃ笑え

あぁ俺の黒歴史一つ増えたかも

ちなみにその中にショタ以外の友達メンバーも混ざっていたのは見逃さない。絶対後でぶん殴ってやる


先生「じゃあ、自己紹介しろゔお゙お゙ぉお゙ぉお゙お゙い゙」


あの先生を恐れず、微塵も脅えず黒板にチョークで名前を書く

すげえな。普通の女子なら怖がってあんな近くにいられないはず

少なくともこのクラスの女子は体育の授業を一番恐れている。補習が決まったら泣く子だっているぐらいだからな


転入生「………黒髪」

先生「名前の他には言うことないのかあ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙?」

転入生「………ない」

先生「じゃあ、これでホームルームは終了だあ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙」

皆(て、てきとーだー)

先生「ゔお゙ぉい゙、一時限目は俺様の体育だからなあ゙、遅刻したら死ぬぞお゙お゙ぉぉお゙お゙い゙」

皆(こ、殺される!?)


こうして皆はドタバタと着替えるのであった。








黒髪「あれが……この町の…陰陽師…」ボソッ

書き溜め終了、思ったより少なかったな

これより安価で進めます

女「男くん男くんさっきのは何だったのですよ?もしかして新しいキャラつくりですか?」ニヤニヤ

男「黙れ、友と一緒にすんな」

友「俺は常に"可愛い"の探求者だ!」

ショタ「友君ならいけるよー」

男「いいんだぞショタ、むしろ正直に言ってやれ」

女「それより男くん、放課後遊びに行っていいですか?むしろモフりに行きたいのですよ!」

友「お、いいね!俺も可愛い猫ちゃんと狐ちゃんをモフりに行きたいぜ」

男「>>51

断固拒否

男「断固拒否!」

友「えー」

女「ちぇー、ですヨ」





男「ただいまー」

狐「お帰り、少年」

男「あれ?猫又は」

猫又「呼んだかや?」ポフ


どこからか頭の上に落ちてきた猫又


男「どこにいたんだよ」

猫又「ちょっと町の様子を見ていたんじゃ」ナーゴ

男「町の様子?」

猫又「うむ、これでもわっちはけっこう顔が利くからの。情報収集じゃ」

狐「それにしても暇だったぞ少年!やはり置き去りは嫌だ!」

>>54

もふるから許せ

男「もふるから許せ」

狐「もふってもメリットは君にしかない気が…まあ良いだろ。九尾の白狐をもふれることを誇りに思うがいい」わさわさ

男「じゃあ遠慮無く!」もふもふもふ

狐「ちょ、少年、腹は、腹はやめ…あははは」わさわさ


仰向けになって転げまわる狐、可愛すぎ


猫又「…見ていてむかつくのは何故じゃろうか」

①気にせずもふもふ
②男「お前もやってほしいのか?」
③自由安価

>>57

1

気にせずもふもふする


狐「少年、君は中々テクニシャンだな♪」わさわさ

男「お前の毛もすごく気持ち良いぞ」もふもふ

猫又「主よ…おい主よ」


猫又の尻尾が不機嫌そうにゆっくりと揺れている

>>60
自由安価

上げ

男「じゃあ狐、散歩でも行こうか」

猫又「主よ!」ピョン

男「うわっ、なんだよ猫ちゃん」

猫又「わっちを無視するななのじゃ!かまえ!」タシッ、タシッ


頭の上に乗ってたしたしと叩いてくる

>>64

やっぱりケモノって需要無いの?それとも文章の問題?
上げ

マタタビ(粉末)をかけてみる


猫又「む…わ、わっちは…だ、大妖怪じゃぞ。ま、マタタビ…なん、かに…」尻尾ぶんぶん

男「我慢は身体に良くないぞ?猫ちゃん」

猫又「う、る…さいわ。わっちは…大、妖怪」尻尾パタパタ

①もっと振り掛ける
②止める
③自由安価

>>69


別に書いてる人外娘ものが大量に人来てるからこれも来ると思ってた。おごりだな

今日はここまで

速報はROMってる人がおおいからねー

安価なら1

もっと振り掛けた


猫又「や、やめ…ふにゃあぁぁああ」ゴロゴロ

男「ちょ、頭の上で暴れんなって…うおっ」

猫又「ふにゃああ」


暴れすぎて頭から落っこちてくる猫又、やべ、受け止められるか

>>73

一旦中断、再開は20時
安価なら↓

連投になっちゃってたかごめん
ダメなら下で

ギリギリでキャッチする


男「おっと、大丈夫かい猫ちゃん。さっきは意地悪してごめんね」

猫又「う、うるさい、だ、誰の…せいにゃと…」フニャア~


腕の中で酔っているかのように身体をくねらす


狐「少年、そんな猫は放っておいて早く散歩に連れていけ」クイクイ


服の裾を口でくわえてクイクイと引っ張る狐


猫又「そんな猫とはにゃんじゃ~わっちはかの大にょうかい~にゃ~」フ~ニャ~


口調が酔ってきている猫ちゃん

>>79

猫抱えながら狐と散歩

男「じゃあ散歩行くか」

狐「うむ、楽しみだ」尻尾わさわさ

猫又「んん~」ゴロゴロ


猫ちゃんを抱きかかえて行く


狐「うむ、やはり町並みもかなり変わっているね」

男「まあな、お前どのくらい封印されていたんだよ」

狐「うむ…今は何年だい?」

男「…2013年」

狐「数百年かな」

猫「ババアじゃな」

狐「返せば君は若造というわけだね。私のことはお姉さんと呼ぶが良いよ」

猫「誰が呼ぶかババアが」フカー

狐「ならば年上として敬いたまえ。おばあ様でも良いぞ」

猫「ぐぬぬ…主よ!わっちの代わりにこのたわけに何とか言ってやれ!」ニャー、ニャー


…猫ちゃんより狐のほうが何枚も上手だな

>>76
自由安価

ミス
>>82

偶然通りかかった稲荷神社で稲荷に好かれる

猫又「ふむ、主よ。たまには別の道でも行ってみてはどうかの」スタスタ

男「お、それもいいかもな」


酔いが醒めた猫又は二つに分かれた尻尾をふりふり言ってくる





狐「ここは…同属の匂いがするね」

男「稲荷神社だもんな。同じ狐の神がいるかもな」

稲荷「その通りだよー、あたしがここの稲荷神!」


いつの間にか俺の頭の上に小さな狐の神が乗っていた


猫又「こらチビ!そこはわっちの指定席じゃ!」ンニャア!

稲荷「神の姿を見れる人始めてみたよ。よろしくね、人間のお兄ちゃん」尻尾パタパタ

猫又「降りろー!」フカー

>>85
自由安価

稲荷も連れて散歩

男「じゃあ稲荷ちゃんも来る?」

稲荷「ごめんねお兄ちゃん、あたしここの神様だから敷地外にはあまり行っちゃいけないんだ」

稲荷「でもそこ代わりまた来てね。遊び相手いなくてつまらないんだ」

>>88

神社で少し雑談

先生どこかで見たような気がするんだよなぁ…スターシステムか何か?
イニシャルはSかな?(すっとぼけ)

合ってるとしたら放置中の前スレはどうするんですかね…?

男「じゃあもう少し話していようか」

稲荷「うん!」

猫又「それより今日は紅マグロ持ってないのかや?」タシッタシッ

男「こら!服の中に顔突っ込むな!」

猫又「良いではないかや」

稲荷「確かに美味しそうな匂いがするよお兄ちゃん」

男「え」

>>90
自由安価

ごはんにまねく

>>89
何のことか本気で分からない。先生の元ネタはリボーンの某キャラ

最安価>>92

おっと安価来てたか>>91書くよ

男「じゃあお前今度家に飯食べに来いよ」

稲荷「うん、行けるとき行くね!神だからたまにしか敷地から出られないんだけどね」

>>96
自由安価

稲荷を肩車してみる

男「よし、肩車してやる」

稲荷「あはは、たかーい♪」


稲荷を肩車する


猫又「ならわっちはやはりここじゃ♪」


頭の上に乗られる

お、重い


狐「少年少年、なら私はどこに乗れば良いんだい?」わさわさ


餌をねだるような表情で俺を見上げる狐

>>100

男「乗るなよ!?絶対乗るなよ!?お前には俺の隣にいてもらうからな!」

狐「よし、それはフリという奴だね少年」

男「おいどこでそれを」

狐「君の漫画だよ」

男「いつの間に!」

狐「さあ猫、どくんだ」

猫又「嫌じゃ!来るな!来るなぁ!」

猫又「ここはわっちの指定席じゃ!主よ、何とか言ってくれ!」

>>103
自由安価

走って逃げる

男「分かったよ」ダッ

猫又「よっしゃ!それでこそわっちの主じゃ」

男「あれ?お前飼い猫でいいんだっけ?」

猫又「たわけ、大妖怪を飼おうなどと100万光年ほど早いわ」

稲荷「光年は距離だよ?」

猫又「…うるさい、子供は黙っておれなのじゃ」フカー

狐「少年、私を見捨てるのかい?」


すごく悲しそうな声が聞こえた


猫又「主よ!惑わされるな」

>>105

だってお前レベルの重さのものが乗ったら俺が潰れて死ぬだろ(ボソッ

男「だってお前レベルの重さのものが乗ったら俺が潰れて死ぬだろ」(ボソッ

狐「ならその二人を降ろせば良いではないか」ザワ


狐の尻尾の毛が逆立つ


狐「妖術、金縛り」


か、体が動かん


狐「さあ少年」


狐がすごく楽しそうな笑顔で近づいてくる

>>107
自由安価

胸に飛び込んでくる

狐「少年♪」わさわさ

男「ぬおお゙ぉ゙お゙お゙」グギギ


金縛りが解ける。狐が胸に飛び込んできてそのもふもふの体をすりすりしてくる

かわいい、可愛いけど重い!

頭に猫、肩に子狐、胸に狐

重い!


狐「少年は私を落としたりなんかしないって信じているよ」もふもふ

>>109
自由安価

耳をなめてみる

耳を舐めてみよう


狐「ひゃぁ!」

狐「しょ、少年、何を…ん、や、ひゃめ…んっ」ビクン


…エロい。いかんいかん、妖怪、しかも動物にそんな感情を持つべきでは…


狐「や、やめ…やっ」ウルウル

>>111
自由安価

何事もなかったように散歩再開

男「よしっ、散歩再開しようか」

狐「く…こ、こんな弱点があったとは…」ハァハァ

猫又「ふっ、ざまあみろなのじゃ」

稲荷「また来てね。お願いだよお兄ちゃん」

男「ああ、約束だ」
_____
___
_

男「で、結局猫ちゃんは頭の上と」

猫又「今日はあまり歩く気がしないだけじゃ」フニィ

狐「くふ。猫よ、顔に『男に引っ付いていたいから』と出ているぞ」

猫又「なっ」ニャ!

狐「分かりやすい子だ」わさわさ

猫又「このババアが…」

狐「亀の甲より年の功だよ猫くん。"お姉さん"だ」わさわさ

>>113
自由安価

帰宅しようとしたら玄関に喋る犬が…

性別とかキャラ(ボクっ娘とかツンデレとかそういうの)
>>115

慇懃無礼

性別>>117

今日はここまで、安価↓

家の前


男「犬?」

犬「始めまして。私は名も無き犬の妖怪です」

男「まぁそりゃ分かるが」

猫又「主よ、そんなノラ犬にかまってないではよ飯を用意してくれなのじゃ」タシッタシッ

男「いや待てよ。用ぐらい聞いておかないと…で、何でここで俺を待っていたんだ?」

①犬「…死んですぐ、気づいたらここにいました」
②犬「主の伝言を届けにきました」
③犬「頼みがあってきました」
④自由安価

>>121

3

犬「頼みがあってきました」

男「頼み?」

犬「はい。あなたがここら辺で一番の陰陽師と聞いて」

男「あっはっは照れるなー…て、え?」

狐「…それは、陰陽師の力を必要とする事態が起きているという解釈で良いのかな?」

猫又「悪霊かや?それとも悪い妖怪でも出たのかや?」尻尾ぶんぶん

男「嬉しそうに言うなよ…どうなんだ?」

>>124

犬「主人となる人を探して旅をしてきたが、何故かこの街から出られなくなってしまった」

狐「…ふむ、妖怪の仕業かな」

①男「そうか、じゃあ解決するまでここにいて良いよ」
②男「まぁ俺に任せろ」
③自由安価

>>127

それならあの稲荷神社とかいいんじゃないか?神社なら神主くらいいそうだし

男「それならあの稲荷神社とかいいんじゃないか?神社なら神主くらいいそうだし 」

狐「少年は覚えていないのかい?あの子は『神の姿を見れる人初めて見た』と言っていたじゃないか」

男「あ、そうか…」

猫又「この時代、霊感の無い神主などありふれておるからの…」

>>130
自由安価

今日はここまで
安価だったら↓

とりあえず顎を撫でよう


男「」ナデナデ

犬「~、気持ち良い…」クゥーン


尻尾をパタパタと揺らし、気持ち良さそうな声を上げる犬。うむ可愛い


猫又「主よ~」スリスリ


猫ちゃんが俺の脚に擦り寄る


男「ん?」

猫又「…」ゴロン


何故か仰向けに転がり、ねだるような視線を向けてくる

>>133

狐もふもふ

男「狐もふもふ~」モフモフ

狐「うむ、やはり少年は私が好みか」わさわさ


嬉しそうに九本ある尻尾を揺らす狐


狐「どれ、私も少年に甘えようかな」わさわさ


狐が抱きついてくるもふもふの毛に包まれる感触、最高


猫又「ぬ、主よー」ミィー


猫又が寂しそうな声を出す

①無視してもふもふ
②自由安価
>>135

わかったって…これが欲しいんだろ?とマタタビ粉末を出す

男「わかったって…これが欲しいんだろ?」


とマタタビ粉末を出す


猫又「い、いや、そうではなくて…じゃな」ふりふり


そういうわりに目線はマタタビに釘付けになり、尻尾が揺れる


猫又「わ、わっちは…そ、その…ぬ、主の…な、ナデ…ナデ」ニャ,ニャァ

>>137
自由安価

気持ちよさのあまり失神する勢いで全力ナデナデ

男「じゃあ仰向けになってね猫ちゃん」

猫又「ふ、ふん、最初からわっちの言う事だけ聞いてれば良かったのじゃ」ゴロン

男「じゃーあ」ナデナデ


頭を撫で、顎をこしょこしょする


猫又「~♪」ニュフー


気持ち良さそうに声を上げる

そのまま手を腹に持っていき全体的に撫でまくる


猫又「あっふぅ…やぁ…」

猫又「やめ、あっ、おかしく…にゃぁあ…にゃめ…」


①もっとやる
②止める
③自由安価
>>139

猫又「やめ、あっ、おかしく…にゃぁあ…にゃめ…」

男「ふはは、俺の超テクニカルなナデナデを食らうが良い」

猫又「ふにゃぁああ…にゃっ、あんっ…ゃっ…」

男「ほれほれ~」ナデナデ

猫又「ふにゃっ、ゃっ、にゃぁっ~ふにぃ~みゅっ…にゃっ…にぃ…」


もはや明確な意思を持った言葉は発していなかった。もうイキ果てそうなほどに気持ちの良さそうな顔をして涎も垂れている

>>141
自由安価

まだまだこんなもんじゃない

男「まだまだだぜ」ナデナデ

猫又「にゃっ、ふゅっ、にゅ~ぃゃぁっ、も、もう、ぁんっ、んっ、ゆるっあんっ!してぇ…にゃっ」

猫又「~っ」チョロロロロ


あらら、気持ちよすぎて失禁しちゃったみたい


猫又「…」フー、フー・・・

>>143
自由安価

今日はここまで
安価↓

粗相した後処理をしないとな


男「ダメじゃないか猫ちゃん、お漏らししたら」ニヤニヤ

猫又「く、だ、誰のせい…じゃと…」


睨むも動けずぐてーとしている猫ちゃん


狐「少年、こんな事後の猫は放っておいてご飯でも作ってくれ」

猫又「く、だ、誰が…事後、じゃ…」

狐「ご飯、ご飯♪」

>>146
自由安価

狐を再びモフる、気持ち多めで

男「狐かわいいよ狐、もふもふもふ!」

狐「お、おい少年…いいだろう。ならば全身包んであげよう」


そう言うと九本のもふもふの尻尾が俺を包んだ。長いんだな

もふる、もふりまくる。毛並み最高、肌触り良すぎ


狐「ふふ、気持ちいいかい?少年」わさわさ

>>148

おっとミスった再安価
>>151

俺もう将来モフモフ屋になるわぁ…モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ

男「俺もう将来モフモフ屋になるわぁ…モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ」モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ

狐「お、おい少年…しょ、少々やりす…ひゃうっ///」ピクン

狐「な、何でもないぞ今のは///」ブンブン

>>154

age
安価なら下

狐「はぁん…/////」モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ

男「お?良い反応」モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ

狐「や、やめぇ…ぁんっ!まっ、待てっやめっ、やめてくれ///」モフモフモフモフモフ

>>157

さらにもう一発!モフモフモフモフ

からの

さて、そろそろ家に入るか。
おいワンちゃんよ、ついてきたかったら来な

狐「んっ…んんっ…ぁっ…」ビクンビクン


声を出さないように頑張っているような狐


狐「ふー、ふー、どうだ猫、私は…耐えて…みせたぞ…///」ハァ、ハァ

男「さて、そろそろ家に入るか。おいワンちゃんよ、ついてきたかったら来な」

犬(…どうしよう、ここにいたら私もああなるような気がします)

犬(…>>161

ええい!義を見てせざるは勇なきなり(?)です!

犬(…ええい!義を見てせざるは勇なきなり(?)です! )

犬「よ、よろしくお願いします」オドオド

男「うん、無駄に広い家だがゆっくりしてくれ」

①飯でも作るか
②自由安価

>>163

飯でも作るか


猫「べ、紅…マグ、ロ…」


…何か聞こえたが気のせいだろう、うん気のせいだ


狐「分かっているね…人間の食べる料理だよ…」


…さて、何作ろうかな


犬「…私は普通のドッグフードでいいですよ」

>>165

じゃあ、リクに応えようジャマイカ

男「じゃあ、リクに応えようジャマイカ!」

_____
___
_


男「はいマグロの切り身」

猫又「…一匹丸々じゃないのかや!?」

男「ふざけろ。最近陰陽師の仕事もねえから金欠なんじゃ」

猫又「まぁ美味いから許すのじゃ♪」フリフリ


尻尾をふりふり、おいしそうに食べる


男「ほら狐、作ったぞ」

狐「うむ、君の手料理は美味いな」わさわさ

男「愛情込めたからな」

男「犬にも、ドッグフード…でいいんだよな?」

犬「ええ、私にはこれで充分です」


夕食は終わった

>>167
自由安価

今日はここまで
もふもふは正義

酉間違えた
安価↓

男「囲まれて寝たいなあ」チラ

狐「そうだね。美味しい料理のお礼に一緒に寝てもいいよ」わさわさ


尻尾を揺らし、嬉しそうにそう言う狐


猫又「ふん、わっちは絶対にやらんのじゃ。さっきは…ひ、酷い目に…あわされたしの…///」プイ

犬「私は命令ならば拒みはしません」

猫又「なっ…で、でもわっちは…絶対に…絶対…に」

>>170

そこまで嫌がるんなら狐と犬だけでもいいかなー、両側もふもふだし(チラッ

男「そこまで嫌がるんなら狐と犬だけでもいいかなー、両側もふもふだし(チラッ」

猫又「う…ぬ、主が謝らない…限りは」

猫又「謝らないと…一緒に…寝て…やらないのじゃ…」チラ


しかし何かをねだるような顔で言う猫又

>>172

ごめんご、めんご。謝るからさ~頼むよー

男「ごめんご、めんご。謝るからさ~頼むよー」

猫又「し、仕方ないの…そこまで言うのならしょうがないから一緒に寝てやるのじゃ」


普段はこんな簡単に許さないはずだが簡単に許してくれた。その上何かを期待するように尻尾が世話しなく動く


猫又「全く仕方ないのう主は」スリスリ


足にすりよってくる猫ちゃん、可愛いなおい

>>174

狐を優しくモフる

狐をモフる

狐「うむ、このぐらいならいい」フー


リラックスしたように息を漏らす狐

>>176
自由安価

みんなまとめて抱きしめてもふもふ

男「皆かわいいなあ。もふもふー」

猫又「こら主よ!こんな低級な奴らと一緒にもふもふなど…にゃぁ!」

狐「いいじゃないか。それに九尾の白狐は猫又よりも高位の存在だと思うよ?」

犬「…///」シッポブンブン

>>178
自由安価

次イベントまですきっぷ

男「じゃあ寝よう、おやすみ」


布団に入る。もちろん、三匹も一緒に

ハーレムだ、もふもふ天国だ。もふもふと体温で暖房要らず

①朝までカット
②自由安価

>>180

1

朝、一番最初に起きたのは>>183

狐「ん~」ノビー


伸びをして欠伸をする。気持ちの良い朝だ

どうやら皆まだ寝ているようだ

そうだな>>185でもしよう

男に抱きつく

そうだな少年に抱きつこう


狐「ふふ、好きだよ少年」ギュー


少年に抱きつく。尻尾が勝手に揺れ動く、こんな気持ちになるのは遥昔、彼女に仕えていた時以来だな


狐「ふふ…」


猫又と犬を引き離し、独占する


①そろそろ起こそうか
②男が起きる
③猫又が起きる
④犬が起きる

>>187

犬が起きる

犬「…」

犬「…」トコトコ


ゴロン


犬「…」


一旦状況を把握し、男に寄り添って横になった


①そろそろ男を起こそう
②男が起きる
③猫又が起きる
④再び犬を引き離してみる

>>189

猫又「ニュ~」


四つんばいに伸びをし、欠伸をする




猫又「主?主よ!」


感じるはずの男の温もりが無い!な…い


猫又「何やっておるのじゃお主ら」

犬「…この狐が私とあなたを男さんから引き離したよ」

猫又「ほお?どういうことか説明してくれるよな?」

>>191

狐「説明する義務はないね」プイッ

狐「説明する義務はないね」プイッ

猫又「馬鹿にしおってー、いいかげんにしないと取って食っちまうぞなのじゃ!」フカー

狐「ふふ、たかが妖怪ふぜいに伝説の神である私を取れるものか」ざわざわ

猫又「"大"妖怪じゃ!こ奴はわっちの物なのじゃ!それが分からぬというのなら実力行使で…」シャー

①うるさくて男が起きる
②全然起きない
③犬が止めに入る
④自由安価

>>193
今日はここまで

寝ぼけた男が狐に抱きつく 男「ん~狐モフモフ~♪」

男「ん~狐モフモフ~♪」 ギュー


男が狐に抱きついた


狐「ふふふ、ほら少年も私が良いって言っているよ」ナデナデ

猫又「」ガーン

猫又は
①男を奪う
②拗ねる
③泣く
④寝ぼけていることを見抜く
⑤猫又「自由安価」
⑥自由安価

>>195



今日は学校でスポーツ大会とかいう運動音痴晒し上げの糞みたいな行事がある
だから始まったら更新できないかもしれない
先生方の目を盗んで携帯できるかどうか

だから突然更新が止まるかもしれない。その場合は勘弁してくれ

2

猫又「うう、主なんか知るか!」ニャー


拗ねてどっかに行ってしまった

その後


男「あれ?猫ちゃんは」

>>198

ksk

部屋のイメージがわかない…



男の部屋が洋風ならこっそりクローゼットにいる

和風ならこっそり押し入れにいる

確かに部屋は考えてなかったな…大きな屋敷ってことぐらいしか

やっぱり一応陰陽師だし和風


狐「さあね。どこかに行ってしまったよ」


本当は押し入れにいるのだが


狐「なので今日は猫抜きで過ごそうじゃないか。もふってもいいんだよ?少年」わさわさ


猫又(ニャ!?)


>>200

男「そうか。じゃあお言葉に甘えて・・・ん~まさに夢心地♪」もふもふ

男「そうか。じゃあお言葉に甘えて・・・ん~まさに夢心地♪」もふもふ

狐「ふふ、少年のナデナデは気持ちいいなぁ」わさわさ


猫又(んにゃ~!あのババアめ!わっちの男に…しかも気持ち良さそうな声上げおって…フカー!)ブンブン

男(押し入れから怒りの気配がする…)

>>202

だがそれ以上に気になるのがこの殺気ッ…!!
間違いない、障子の向こうに邪悪な何かがいる…!!

男「だがそれ以上に気になるのがこの殺気ッ…!!間違いない、障子の向こうに邪悪な何かがいる…!!」

猫又「ビクッ」

猫又(まずいのじゃ…)

①一旦逃げる
②むしろ怒りながら出ていく
③出た瞬間甘える
④自由安価

>>202

じゃあ猫又が勘違いしているということで再安価>>207

3

すまん、疲れてたから寝てしまってた

再開する

猫又(こ、こうなったら…見つけられて恥をかくより出て甘えたほうが水に流れるに違いないのじゃ)←?

男(庭から漏れる気配…悪霊か悪意のある妖怪か…どちらにしろ嫌な予感が)

猫又「主よー!」ニャーン

男「えっ、猫ちゃん!?」

猫又「って何故まったくの別方向を向いていたのじゃ!?」ニャ!?

猫又「でもどうでもいいのじゃ」ンニャア、スリスリ


何故か猫ちゃんが押入れから飛んできて甘え声でスリよってきた

>>210
自由安価

猫ちゃんが男に甘える事により更に庭からの殺気が強く

猫又「主よ~」ンミャアオ

男「猫ちゃん、すごく嬉しいけど今それどころじゃ」


ゴゴゴゴゴゴ


気配が更に怒気を孕んでいる


庭にいる妖怪は>>212

そのキャラや性格など>>213

うわばみ

人を嫌悪している
酒好きである

蛇のイメージとしてはカーペットバイパー(鋸蛇)

①上半身人間のラミア系
②まんま蛇の妖怪

>>216

1

狐「少年、この気配」

犬「かなり恨みがこもってますね」

男「ちょっと待って、猫ちゃん見えない」

猫又「はっ…何故か暴走してしまっていたのじゃ…恥ずかしい」シュン


①障子を開ける
②庭にいる何者かが開けて入ってくる

>>218

1

障子を開ける

と今にも噛み付いてきそうな感じでうわばみが睨んで来ていた

上半身が人間、下半身は大蛇の姿をしている妖怪だ


男と面識があるかどうか

>>220

全然知らない

全然無かった


うわばみ「人間、憎い…人間なんかと仲良くする妖怪も憎い…」

猫又「…何をしたのじゃ?」ニャア

男「…俺じゃねえよ」

狐「あれは先の妖力漏出の件で妖力を吸って形を得た類の元悪霊だな、どうする?少年。私なら存在を一欠けらも残さず消し去れるが」

>>222


今日はここまで

とりあえず自己紹介

男「俺は男っていうんだ。一応本物の陰陽師だ。もしかしたらお前を救ってやれるかもしれない」


まあ陰陽師は退治が専門だが霊感がちっとも無い最近の住職や神父なんかよりは役に立つはずだ


うわばみ「憎い…人間め…」


理性などは無いようだ

>>224

反応がないことにはどうしようもない
危険だが無理矢理しっぽの先を握ってみよう

反応がないことにはどうしようもない

よし、危険だが無理矢理しっぽの先を握ってみよう


男「大丈夫、怖くないよ…」

うわばみ「人間め!」ガバッ


大蛇の身体をくねらせて襲い掛かってくるが俺はそれを避けて尻尾を握る


男「そりゃ」ギュッ

うわばみ「ひゃうっ!」

うわばみ「な、なな、何を///」


お、初めて怒り以外の感情を見せたぞ

>>226

もっとにぎる

もっと強く握る


うわばみ「っっっ!///」


息がつまったように顔が固まる。しかし恥ずかしそうにしながら

①上下にこすってみる
②握ったり離したり
③離す
④自由安価

>>228

破ァ!

男「破ァッ!」


師匠直伝だ!


効果は

①成仏
②悪意がなくなり、無害な妖怪になる
③性的な快感がもっと増え(ry
④自由安価

>>230

妖怪に波動的なダメージを与える技
熟練しないとさほど威力はない霊的なダメージを与える基本的な技

師匠は寺生まれだな

ダメージの程は

①さほどない
②気絶程度
③存在がかき消される程度
④くすぐり程度(ってかそれが主目的)
⑤自由安価
>>232

右手小指が吹っ飛ぶ程度

うばわみ「きゃぁああ!」


右手小指が吹っ飛んだ。師匠だったら体の半分は吹っ飛ばしてただろうなぁ、寺生まれは色々すごいからなぁ


うわばみ「うぅぅうう…」


痛そうにうめくうわばみ

>>235

ハッハァ!なに呻いていてやがンだァ!まだ始まったばっかだろうがァ!(攻撃を続行)

ごめん、「呻いていて」→「呻いて」に修正

男「ハッハァ!なに呻いていてやがンだァ!まだ始まったばっかだろうがァ!」(攻撃を続行)

男「破ァ!」

うわばみ「あうぅぅ…」

>>238

男を白い目で見ている猫達

猫又「いくら悪霊といえどいじめるとは…」ジトー

狐「さすがの私もフォローしきれないよ少年」ジト

犬「わたし、逃げたほうが身のためかもです」

>>241

善良な悪霊とはこれいかに

あ、すまん
上で

男「だ、大丈夫なはずだ。ほら」

うわばみ「うぅ…私は…何を…」

狐「…お、理性とか心が戻ってきているな」

>>242
自由安価

>>245

コミュニケーションを図る

コミュニケーションを図ろう

男「>>247

ハロォ~~~~~ご機嫌いかが~~~~~?ハッピーうれぴーよろピくねー。ハッピーうれぴーよろピくね~
うわばみさん さあごいっしょに・・・さん・・・しー ハッピーうれぴーよろピくねー

「うれぴー」を「うれピー」に訂正

善良な妖怪となったうわばみの性格は>>250

常にテンション高めでノリがいい

男「ハロォ~~~~~ご機嫌いかが~~~~~?ハッピーうれぴーよろピくねー。ハッピーうれぴーよろピくね~うわばみさん さあごいっしょに・・・さん・・・しー ハッピーうれぴーよろピくねー」

うわばみ「は-い、あたしうわばみ!ハッピーうれぴーよろピくねー。イェイ!」

男「おぉ、ノリ良いね!」

うわばみ「元々こういう性格ですよっ♪」

男「ハッピーうれぴーよろピくねー♪」

うわばみ「ハッピーうれぴーよろピくねー♪」


キャッキャ


猫又「ああ、またわっちとあ奴の邪魔が増えおった…」

狐「何、楽しそうな娘じゃないか」


うわばみ「それより、この消えた指どうにかならないかな?」

>>252

男「クレイジーダイヤモンドッ!」
無理なら↓

下で

男「ふっ」


息を吹き掛けたら元に戻った!


うわばみ「うわーすごーい」

男「そうだろすごいだろ」ドヤ

うわばみ「すごーい魔法?」

男「どっちかと言うと陰陽道の妖術かな」

うわばみ「よくわからないけどすごーい」キラキラ

自由安価
>>256

男「さて、一件落着したところで、もふもふを再開しようか、狐♪」

男「さて、一件落着したところで、もふもふを再開しようか、狐♪」

狐「む?いいぞ少年♪」わさわさ

猫又「」ガーン

犬「どんまいです。猫じゃ狐のもふもふ具合には勝てないものです。主に尻尾」

猫又「慰めるふりして落とすななのじゃ!」ンニャー><

犬「どんまいです。そんなつもりあありません」わさわさ

猫又「わざとじゃ!」フカー!

うわばみ「?」キョトン

>>258
自由安価

うわばみももふもふしたかったようで男と狐をしっぽでグルグルにしてもふもふっ

男「狐もふもふ~」もふもふ

狐「ふふ」わさわさ

うわばみ「気持ちよさそー、あたしもやるー」


二人をぐるぐる巻きにして抱きしめるうわばみ


うわばみ「二人とも温かーーい、もふもふー!」ギュー

猫又「ぐぬぬ…」ニュー

>>260
自由安価

今日はここまで

仲間のところに着く


ミイラ「また増えてる…変態です」

狐「…うぅ」わさわさ

デュラハン「魔王!心配したぞ!何か無いか!勇者と何もなか…じゃない、勇者に何かされてないか」

魔王「大丈夫じゃ、ってか何の心配じゃ」

スライム「うぅ、同じ半液状…存在を食われそうだよぉ」プルプル

アルラウネ(いつあれの原液は飲めるのかしら…)

ミミック「…」

①とりあえずエルフの里へ
②自由安価

>>444

ごめん、誤爆

_____
___
_


①男「狐、散歩でも行くか?」
②男「今日知り合いの陰陽師に会いに行く約束があったな…」
③自由安価

>>267

2

男「今日知り合いの陰陽師に会いに行く約束があったな…」

男「お前ら、付いてくるか?」


狐、猫又、犬、うわばみは着いてくるか

>>269

犬とうわばみだけついてくる

猫又は街の見回り、狐は稲荷の様子を見に行くようだ

猫又「わっちは町の見回りじゃ…」ニャァゴ

狐「私は稲荷と遊びにでもいくよ」

犬「ご主人様、私は着いていきます」

うわばみ「あたしもー、暇だからねー」


スルスルと尻尾をくねらせて滑るようにして歩くうわばみ


陰陽師のところに行くまでに会話かイベントか何かあるか

>>272

道中知り合いの妖術使に出くわす

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