まどか「未来から来た私の子供!?」★2(644)

前スレ
まどか「未来から来た私の子供!?」
まどか「未来から来た私の子供!?」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342779036/)

・一見さんお断り
・きちんと前スレを読んでから来ること
・荒らしコメは無視すること

あっちゃー被ったか
まあ両方使ってくれ

┏────────────────────────────┓

│        ★      夏 厨 認 定 書      ★       │
│               (なつちゅうにんていしょ)             │
│               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │
│    .       /)                             │
│          ( i ))) このスレをひらいたことで、    .      │

│   / ̄\  / /  . あなたは夏厨(なつちゅう)、あるいは、    .│
│   |  ^o^ | ノ /   . それによくにた性質(せいしつ)をもったもの │
│   \   /  ,/    であることが認定(にんてい)されました。  ..│
│   / _   /´  .  学生(がくせい)は、はやくしゅくだいを     │
│  (___)/      おわらせようね。                 │
│                                         . │
│.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.* │

┗────────────────────────────┛

そう言ってさやかちゃんのバットを地面に突きつける。
すると私達の周りにほどかちゃんが張ってくれた結界と似たようなものができたのです。

さやまど「わぁ……」

マミ「下がってて、行くわよ暁美さん。ほどかさんはまどかさん達をお願い」

ほむら「えぇ」

ほどか「はい!」

ほどかちゃんに私達の守りを託し、
魔女の前に降り立つマミさんとほむらちゃん。

さやか「ね、ねぇ本当に大丈夫なの?」

それをさやかちゃんは心配そうに見守る。
正直、私も心配だ。

あの魔女の姿を見てしまうと、人が勝てるのかと思ってしまう。
それ程に魔女の姿は異様で奇怪だった。

ほどか「大丈夫ですよ。マミさんとお母さんはとっても強いですから」

信頼しているのだろう。自信を持ってそういうほどかちゃん。
その自身に満ちた声に私達も安心し、ただ黙って見守ることにした。

ほどか(……ごめんね)

ただ、なぜかほどかちゃんが魔女の方を辛そうに見ていることだけが気になったけれど――。

そら(VIPにパートスレ立てたら)そう(荒らされて当然)よ

まどか「未来から来た私の子供!?」★3

つかってくれよ

ほむら「まずは私が相手の注意を引き付けるわ。巴マミ。あなたはその隙を狙って」

単純な攻撃力は巴マミのほうが上。しかし彼女の技は隙が多い。
ならば小回りの利く私が相手の注意を集めて隙を作るのがいいだろう。

ほむら(そう、あなたから教わったのだし)

ちらりと巴マミの方を見る。
私の言うことがわかっていたのか最初からそのつもりだといわんばかりに攻撃の準備をする。

マミ「わかったわ、くれぐれも私の攻撃に巻き込まれないでね?」

そう忠告するマミだが、その顔からはそんな下手はうたないけど。っと言いたそうに見える。

ほむら「あなたがそんなミスをするわけないじゃない」

その言葉を送りさっそく魔女のもとへ向かう。

マミ「ふふ。私のことを良く知ってるみたいじゃない」

981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/21(土) 15:02:51.57 ID:tfBYz0O10
こうなったらとことんまで叩かれてやる。
vipの荒らし叩きは成長の糧。支援は心の栄養。

もうふっきれたから叩いてくれるやつらはどんどんこい。

甘えなんて捨ててかかってこい


これは流行るw

前スレくらい埋めろやks

ゲルトルート「ぉぉぉぉぉぉぉ……」

ほむら「……大きい図体の割にはすばしっこい」

この空間内をすばやく動き回る魔女にたいして、サブマシンガンを使い相手の動きを制限するように撃ち続ける。

ほむら(そういえばあの子も実銃を使っていたわね)

チラリとまどか達の傍にいる魔法少女、鹿目ほどかの顔を見る。

ほむら(あの子がそんなものを必要としているとは思えないのだけど)

彼女の力ならそんなものに頼らずとも魔法の武器を使えばいいはずだ。
現にまどか達に渡したトロフィー等は魔法で作り出したはず……。

ほむら(あくまで力を見せたくはないということかしら)

理由はわからないが、そういうことだろう。

ほむら(まぁいいわ、いずれ必ず化けの皮を剥いであげる)

今はまどかを守ってくれるあの子の存在は有難い。
まどかに危害を加えないというのなら、その時まで利用すればいいだけの話なのだから。

981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/21(土) 15:02:51.57 ID:tfBYz0O10
こうなったらとことんまで叩かれてやる。
vipの荒らし叩きは成長の糧。支援は心の栄養。

もうふっきれたから叩いてくれるやつらはどんどんこい。

甘えなんて捨ててかかってこい

わざとらしくなければ新しいコピペになったかもしれないのに

ほむら(……今すべきなのは)

この魔女を葬り去る。ただそれだけ。

ほむら(だいぶ弱ってきたようね)

私の攻撃はあまり当たっていないが、マミの攻撃は今のところ全て命中している。

ほむら(狙い通りね)

基本的に魔女の戦い方はワンパターンであり思考も単純なもの。
目先の危機にばかり捉われて行動するせいで隙ができ、相手の本当の狙いを避けるまでには至らない。

ほむら(マミもそれをわかって私が牽制しやすいように敵を攻撃している……)

魔女が私に反撃しないように、反撃の素振りを見せるとすぐに相手の動きを止めるように攻撃。
おかげで私は自分の役割を果たしやすい。

574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/07/21(土) 01:05:42.39 ID:tfBYz0O10
たたかれてない俺に価値はあるのか

ほむら「……大きい図体の割にはすばしっこい」

この空間内をすばやく動き回る魔女にたいして、サブマシンガンを使い相手の動きを制限するように撃ち続ける。

ほむら(そういえばあの子も実銃を使っていたわね)

チラリとまどか達の傍にいる魔法少女、鹿目ほどかの顔を見る。

ほむら(あの子がそんなものを必要としているとは思えないのだけど)

彼女の力ならそんなものに頼らずとも魔法の武器を使えばいいはずだ。
現にまどか達に渡したトロフィー等は魔法で作り出したはず……。

ほむら(あくまで力を見せたくはないということかしら)

理由はわからないが、そういうことだろう。

ほむら(まぁいいわ、いずれ必ず化けの皮を剥いであげる)

今はまどかを守ってくれるあの子の存在は有難い。
まどかに危害を加えないというのなら、その時まで利用すればいいだけの話なのだから

そろそろ次スレ準備してきていい?

>>38
任せた

ほむら(まさか、あなたとこうして戦える日がまたくるなんてね)

こんなことは思いもしなかった。

ほむら(その点においてもあなたには感謝しているのよ)

鹿目ほどかの方をもう一度見る。
相変わらず彼女はまどか達を守ることに専念しているようだ。

ほむら(まぁ、それとあなたを信頼するかはまた別の話だけれど……)

一定の攻撃を受けた魔女。もうそろそろ終わりかと思えた直後、マミのいる方から声が聞こえた。

>>38
早く立てろ場か

ほむら「まだ考えてるところよ。まどかは?」

まどか「私? 私は……内緒だよ」

ほむら「私に聞いておいて、それはずるいわ」

まどか「えへへ、後でのお楽しみ、ね」

ほむら「……楽しみにしてていいのね?」

まどか「そういう意味じゃないんだけど///」

それをさやかちゃんは心配そうに見守る。
正直、私も心配だ。

あの魔女の姿を見てしまうと、人が勝てるのかと思ってしまう。
それ程に魔女の姿は異様で奇怪だった。

ほどか「大丈夫ですよ。マミさんとお母さんはとっても強いですから」

信頼しているのだろう。自信を持ってそういうほどかちゃん。
その自身に満ちた声に私達も安心し、ただ黙って見守ることにした。

ほどか(……ごめんね)

ただ、なぜかほどかちゃんが魔女の方を辛そうに見ていることだけが気になったけれど――。

ほむら「いざ願い事って言われると難しいわね……」

まどか「例えば……なにかやりたいこととかないかな?」

ほむら「やりたいこと……こうやってまどかと手をつないで歩くこと、とか」

まどか「それはもう叶ってるよね///」

ほむら「そうね……じゃあもっと……」

まどか「もっと……?///」

ほむら「べ、別に変な意味じゃないわ///」

ほむら「!」

マミ「っ!」

さやか「あ!」

そちらを見ればマミが使い魔に足を絡め捕られ、魔女の触手により体の自由を奪われていた。

マミ「くっ!」

魔女は縛ったマミをそのまま壁に打ち付ける。

空間内に轟音が鳴り響き、壁に打ち付けられたマミが苦しげな表情を浮かべる。
しかし、魔女の攻撃は止まずそのままマミを逆さに宙づりにし、持ち上げる。

ほむら「巴さん!」

助けなければ。
そう思いマミに近寄ろうとするが、それは意外にもマミ本人に止められる。

マミ「大丈夫。これから共に戦い続ける仲間に、あんまりかっこ悪いところは見せられないものね!」

そう告げたマミ。
その瞬間地面から無数の糸が出現し、今度は魔女の方が拘束される。

杏子「熱膨張って知ってる?」

さやか「なにそれ?」

杏子「あっためると膨らむんだぞ!」

さやか「へぇ~…」

さやか「」

杏子「さやか今えっちなこと考えたろ///」

さやか「か、考えてないよ!」

杏子「さやか、そういうの詳しそうだもんな~」

さやか「ほむらはいいんだよ。似合ってるから」ナデナデ

ほむら「似合うだなんて…/// でも嬉しいな」

杏子(こいつらバカじゃないの?)

さやか「でも結婚まで処女っていうのもアリだよね」

杏子「というか、わざわざする機会ないだろうし… しても特にいいことないだろ」

さやか「非処女になるとモテるよ!」

ほむら「本当に?」

さやか「うん。根拠ないけど」

杏子「ないのか」

さやか「そうなんだよね。だから不思議なんだけど、急にモテるようになった子は多いよ」

ほむら「男の子からは見分けつくのかなぁ…?」

マミ「惜しかったわね」

魔女の拘束から逃れたマミが胸元のリボンを外し、降下。
マミの周囲を舞ったリボンはそのままマミの手に戻り、その姿を変質させた。

マミ「暁美さん下がって!」

ほむら「!」

その言葉に急いでその場から離れる。
私が離れた頃には、マミの両手には超巨大のマスケット銃が存在し、魔女にその砲口を向けていた。

マミ「ティロ――」

そのまま、その巨大な銃を抱え落下するマミは、魔女が聞くであろう最後の言葉を解き放つ。

マミ「フィナーレ――!!」

その瞬間、マミの持つマスケット銃は咆哮を上げ魔女に対し超強力な一撃を浴びせかけるのであった。

雷鳴のような響きの後に残るのは静寂。今まで私達が戦っていた魔女はその存在を葬り去られ、
後には、着地したマミがどこかから出した紅茶を啜っている姿が残っていた。

私の攻撃はあまり当たっていないが、マミの攻撃は今のところ全て命中している。

ほむら(狙い通りね)

基本的に魔女の戦い方はワンパターンであり思考も単純なもの。
目先の危機にばかり捉われて行動するせいで隙ができ、相手の本当の狙いを避けるまでには至らない。

ほむら「あなたがそんなミスをするわけないじゃない」

その言葉を送りさっそく魔女のもとへ向かう。

マミ「ふふ。私のことを良く知ってるみたいじゃない」

まどか達の方を振り返り笑顔だけで終わったことを告げるマミ。

さやか「か、勝った……?」

まどか「すごい……」

空間が歪みもとの世界に戻る。
マミは魔法少女の変身を解き、魔女が落としたグリーフシードを拾う。

まどか「それって……」

マミ「えぇ、グリーフシードよ」

さやか「魔女の卵ってやつ?」

ほむら「そうよ。……キュゥべぇいるのでしょう?」

QB「ここにいるよ」

今までどこにいたのかインキュベーターが姿を現す。

まどか「ん……あれ……。ここ、どこ……?」

それは佐倉杏子ちゃんが現れて、さやかちゃんがその子とケンカした次の日の朝。
目が覚めたわたしは、知らない部屋のベッドに寝かされていた。
そしてベッドのすぐ傍には……。

ほむら「気が付いたようね」

まどか「えっ?ほむらちゃん……!?あの、ここは……?」

ほむら「知る必要はないわ」

まどか「え……?」

ほむら「しばらくあなたはここで暮らすの」

ほむら(そういえばあの子も実銃を使っていたわね)

チラリとまどか達の傍にいる魔法少女、鹿目ほどかの顔を見る。

ほむら(あの子がそんなものを必要としているとは思えないのだけど)

魔女の拘束から逃れたマミが胸元のリボンを外し、降下。
マミの周囲を舞ったリボンはそのままマミの手に戻り、その姿を変質させた。

マミ「暁美さん下がって!」

その瞬間、マミの持つマスケット銃は咆哮を上げ魔女に対し超強力な一撃を浴びせかけるのであった。

雷鳴のような響きの後に残るのは静寂。今まで私達が戦っていた魔女はその存在を葬り去られ、
後には、着地したマミがどこかから出した紅茶を啜っている姿が残っていた。

マミ「じゃあさっそく使いましょうか」

ほどか「今回は私はいいです。ソウルジェムも穢れてませんし、マミさんとほむらさんで使ってください」

鹿目ほどかが自身のソウルジェムを見せ穢れの無いことを告げる。

マミ「そう? じゃあ遠慮なく……」

マミがグリーフシードにソウルジェムの穢れを吸わせる。

マミ「はい、暁美さんも」

そして私にグリーフシードを渡す。

ほむら「えぇ」

それを受け取り、同じように穢れを吸わせる。

ほむら「これ以上は無理みたいね」

ソウルジェムの穢れを全て吸い、
真っ黒になったグリーフシード見てそう呟く。

まどか「ど、どういうことなの?わけわかんないよ!」

全然状況が掴めずに、ほむらちゃんに詰め寄る。
でもそんなわたしとは対照的に、ほむらちゃんはいつもの落ち着いた態度で答えた。

ほむら「あなたは私が散々言い聞かせたのに魔法少女と関わり続けた。それどころかあいつと契約までしかけた……。
    昨日言ったでしょう?愚か者が相手なら、私は手段を選ばないと」

まどか「え、えっと……」

ほむら「だから私は、あなたを監禁することに決めたの。絶対に魔法少女になんかさせないように」

981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/21(土) 15:02:51.57 ID:tfBYz0O10
こうなったらとことんまで叩かれてやる。
vipの荒らし叩きは成長の糧。支援は心の栄養。

もうふっきれたから叩いてくれるやつらはどんどんこい。

甘えなんて捨ててかかってこい

まどか「そっ……そんなのってないよ!あんまりだよ!」

ほむら「ごめんなさい、ひどいことをしてるのは分かってるわ。でもこれは仕方のないことなの。
    あなたを魔法少女にしないためには、もうこうするしか方法がないのよ」

まどか「そんな……!お、お願いほむらちゃん!わたしを家に帰して!
    約束するから!絶対に魔法少女になんかならないって、約束するよ!だから……」

ほむら「……嘘よ」

まどか「う、嘘なんかじゃないよ!わたし本当に……」

ほむら「嘘よ!!」

まどか「っ!?」

マミ「そうみたいね」

さやか「あの、それってそのまま放っといたらどうなるの?」

さやかが真っ黒になったグリーフシードを指差しそう質問してくる。

ほむら「魔女になるわ」

さやか「うえぇ!? やばいじゃん! それ!」

マミ「大丈夫よ。そのためにキュゥべぇがいるんだから」

マミが私の手のひらにあるグリーフシードを掴みキュゥべぇに向かって投げる。

QB「よっと」

それを取り込み処理するインキュベーター。
そんな様子を見ていたさやかは

さやか「なんか……。グロ……」

っと引いていた。

―― 廃ビル前 ――


OL「ここは……? あれ? 私は?
   い、やだ、私……。なんで、そんな、どうして、あんなことを!」

ビルの前に気絶していた女性の介抱をするために戻ってきた私達。
ちょうど彼女は起きたばかりで状況を理解し、パニックになる彼女をマミさんが優しく抱き留めていた。

マミ「大丈夫、もう大丈夫です。ちょっと悪い夢を見ていただけですからね」

さやか「一件落着ってとこかな」

まどか「うん……」

怯える女性を宥めるマミさんを見ていると、無事に魔女を倒し、本来なら死んでいたはずの人を助けることができたんだと、
なんだかとても誇らしげな気分になってきました。
そして、みんなで協力して魔女を倒したという事実がこれから起こる苦難に対してもみんなで頑張れば乗り越えられる。
みんなで力を合わせれば達成できると確信させてくれて、きっと私達の未来は幸せで笑顔に満ち溢れてるんだろうって、
甘い考えかもしれないけど、もしそうなら、それはとっても嬉しいなって思ってしまうのでした。

まどか「そんな……!お、お願いほむらちゃん!わたしを家に帰して!
    約束するから!絶対に魔法少女になんかならないって、約束するよ!だから……」
ほむら「……嘘よ」

まどか「う、嘘なんかじゃないよ!わたし本当に……」

マミ「はい、暁美さんも」

そして私にグリーフシードを渡す。

まどか「それって……」

マミ「えぇ、グリーフシードよ」

さやか「魔女の卵ってやつ?」

ほむら「そうよ。……キュゥべぇいるのでしょう?」

まどか「…………」

コクリ、とわたしは黙って頷くことしかできなかった。
ほむらちゃんは、ホッと一安心したかのように、

ほむら「まどか……わかってくれたのね。ありがとう。それじゃあ私、学校に行って来るわ。
    朝ご飯は準備してあるけど、お昼ご飯はごめんなさい、自分で作ってちょうだい。
    そのためのものは一通り揃ってるわ。
    日が暮れるまでには帰って来れると思うから。良い子で待っててね、まどか」

そう言って、部屋を出て行った。
そして玄関の閉まる音がして、後に残されたのはわたし1人。

まどか「……どうしよう、どうしよう……」

そう言ってさやかちゃんのバットを地面に突きつける。
すると私達の周りにほどかちゃんが張ってくれた結界と似たようなものができたのです。

さやまど「わぁ……」

マミ「下がってて、行くわよ暁美さん。ほどかさんはまどかさん達をお願い」

ほむら「えぇ」

ほどか「はい!」

ほどかちゃんに私達の守りを託し、
魔女の前に降り立つマミさんとほむらちゃん。

美樹さやかはある部屋の前で壁に背を預け立っていた。

――上条恭介。

その部屋の主の名前がネームプレートによって伺い知ることができる。


はぁ――。


なにか、大事な覚悟を決めるように美樹さやかはひとつ溜息を吐く。
そして意を決したのか、少し真面目な顔になった彼女は部屋の中に入ろうと足を動かす。

部屋の住人である上条恭介は清潔さを保ったベッドに横たわり、
その視線を開かれた窓の外に向けていたが、来訪者であるさやかに気づくと少し微笑みながら


やぁ――。


っと挨拶をする。

そしてその挨拶に笑顔で答えるさやか。

そのことから二人が浅からぬ関係であることが読み取れる。

まずは、と部屋をぐるりと見回す。
これってもしかして……キャンプ場とかにある、コテージ……?

しばらく待って、ほむらちゃんが帰ってこないのを確認してから、部屋のドアノブにそっと手をかける。
カチャリ、と音がして、ドアが開いた。
鍵はかかってなかったみたいだ。

部屋からそっと顔を出し、外の様子を確かめる。
部屋の外は、ダイニングキッチンみたいになってた。
玄関も見える。
わたしは静かに、でも足早に、玄関に向かう。
そしてゆっくりドアノブを回すと……。

まどか「……やっぱり、駄目かぁ」

玄関には、外側からしっかりと鍵がかけられていた。

まどか「そっ……そんなのってないよ!あんまりだよ!」

ほむら「ごめんなさい、ひどいことをしてるのは分かってるわ。でもこれは仕方のないことなの。
    あなたを魔法少女にしないためには、もうこうするしか方法がないのよ」

まどか「そんな……!お、お願いほむらちゃん!わたしを家に帰して!
    約束するから!絶対に魔法少女になんかならないって、約束するよ!だから……」

ほむら「……嘘よ」

まどか「う、嘘なんかじゃないよ!わたし本当に……」

ほむら「嘘よ!!」

まどか「っ!?」

それなら、と電話を探してみたけれど……当たり前だけど電話なんてなかった。
電話は無理、玄関も駄目……窓は?

わたしは思い付いて、今度は窓を探してみると……あった。
最初にわたしが寝てた部屋と、ダイニングキッチンに1つずつ。
開けようと試してみたけど……やっぱりこれも外から鍵がかかってるみたいだった。

……だったら、割れば良いんじゃ……!

窓は大きめだから、割って外に出ることもそんなに難しくはないはず。
そうと決まれば早速……!
何か窓を割るための道具を探すと、すぐにダイニングテーブルの椅子が見付かった。
よし、これを窓にぶつければ……!

ほむら「まずは私が相手の注意を引き付けるわ。巴マミ。あなたはその隙を狙って」

単純な攻撃力は巴マミのほうが上。しかし彼女の技は隙が多い。
ならば小回りの利く私が相手の注意を集めて隙を作るのがいいだろう。

ほむら(そう、あなたから教わったのだし)

ちらりと巴マミの方を見る。
私の言うことがわかっていたのか最初からそのつもりだといわんばかりに攻撃の準備をする。

マミ「わかったわ、くれぐれも私の攻撃に巻き込まれないでね?」

そう忠告するマミだが、その顔からはそんな下手はうたないけど。っと言いたそうに見える。

ほむら「あなたがそんなミスをするわけないじゃない」

その言葉を送りさっそく魔女のもとへ向かう。

マミ「ふふ。私のことを良く知ってるみたいじゃない」

さやかは彼の傍に近寄りベッドの近くにあった椅子に腰かけた。


はいこれ――。


さやかが恭介に以前購入したであろうCDを渡す。

それを見やり相変わらず微笑を浮かべながら恭介は素直にそれを受け取る。


わぁ――。いつも本当にありがとう。レアなCDを見つける天才だね――。


そして、彼女の贈り物に対し最大限の賛辞を贈る。

その賛辞に彼女は普段友人には見せないような照れを顔に浮かべ、


はは、そんな運がいいだけだよ、きっと。


はにかみながらもその賛辞を受け取る。

OL「ここは……? あれ? 私は?
   い、やだ、私……。なんで、そんな、どうして、あんなことを!」

ビルの前に気絶していた女性の介抱をするために戻ってきた私達。
ちょうど彼女は起きたばかりで状況を理解し、パニックになる彼女をマミさんが優しく抱き留めていた。

マミ「大丈夫、もう大丈夫です。ちょっと悪い夢を見ていただけですからね」

さやか「一件落着ってとこかな」

まどか「うん……」

怯える女性を宥めるマミさんを見ていると、無事に魔女を倒し、本来なら死んでいたはずの人を助けることができたんだと、
なんだかとても誇らしげな気分になってきました。

なにか、大事な覚悟を決めるように美樹さやかはひとつ溜息を吐く。
そして意を決したのか、少し真面目な顔になった彼女は部屋の中に入ろうと足を動かす。

部屋の住人である上条恭介は清潔さを保ったベッドに横たわり、
その視線を開かれた窓の外に向けていたが、来訪者であるさやかに気づくと少し微笑みながら


やぁ――。


っと挨拶をする。

飽きた

恭介は近くのポータブルレコーダーを手に取り、
今贈られたばかりのCDをセットし自分の耳にイヤホンをかけながらさやかに話す。


この人の演奏は本当に凄いんだ。さやかも聞いてみる?


そう言いながらさやかに片方のイヤホンを差し出す。


い、いいのかな――。


その申し出にさやかはさっきよりも照れながら、イヤホンを受け取る。


本当はスピーカーで聞かせたいんだけど、病院だしね――。


恭介の言葉によりここが病院であり、数ある中の一病室であることがわかる。

片方のイヤホンを分け合ってつけたさやかと恭介は少しお互いを近づける。
その行為にさやかの心はまた揺れ動くのであるが、決して嫌な素振りを見せることはない。

そう――。美樹さやかはこの少年に対し恋心を抱いていた――。

ゆっくりと綺麗な音色が流れ出す。

その音色にリラックスしたのか、
さやかは目を瞑り自分が恭介に淡い思いを抱くきっかけになった、昔の光景を思い出す。

時が流れ、さやかが音色に聞惚れていると、
ふと、恭介の方から鼻をすする音が聞こえる。

さやかはその音が気になり、恭介の方に顔を向ける。

恭介の顔は最初部屋にはいった時のように外に向けられていた。

ただ、違う点を挙げるとすれば、彼の体が震えていたことであろうか。

さやかはその姿を見、彼が泣いていることに気づいた。が――。

彼が泣く理由を理解している彼女は慰めの言葉をかようと考えるが、なにも言えなかった。
ただ寂しげな、苦しげな表情を浮かべ、彼の涙に気づかないふりをするしか方法がないのであった――。

なんとたのもしい

         _,..-――-:..、    ⌒⌒
       /       \      ^^
      /          ヽ

     /  /\    /\ヽ                      ,  ゛ 三 ミ
     l      (__人__)    )                    (( ((^ω^;))) ))ノ)つまんねー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       . ヾヽミ 三彡, ソ))
    :::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::                     ./ )ミ24彡ノ
     :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::                        / (ミ 彡゛
           /\/\                             / \ゞ
          / /\⊂(^ω^;) このスレつまんね                 ウィーッス  ∧_∧∩
        ())ノ___    ⊂エノ                                   (^ω^;// うわ 何ここつまんね
       / /||(二二)-く/_|ん>―几                             ⊂二     / 
    Y ⌒ /|Ⅲ||彡Vミニニ〈〈二二ノl0           ./⌒ヽ               |  )  /
   l| (◎).|l |((||((゚ )||  (⌒ )|三・) ||  ('⌒('    ./ ^ω^;) うわ、つまんね    口口/    ̄)
__ ゝ__ノ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゝ__ノ≡≡≡('⌒;;;≡..|    ∠                  ( <⌒<.<
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄('⌒('⌒;;   / __ )                 >/

                       (´⌒;;     / /  //     (´⌒;;
     ∧∧             (´⌒(´⌒  ⊂二/   ∪   (´⌒(´⌒;;
やっぱ(;^ω^)つまんね                                  ∧,,∧

    _| ⊃/(___                     ∧_∧          (;^ω^)  。・゚・⌒) うわ 何このチャーハンつまんね!!
  / └-(____/      このスレつまんねー  (^ω^ ; )ピュー       /   o━ヽニニフ))
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                     〔 ̄ ̄∪~〕 =       しー-J

                                 ◎――◎ =
 

うわぁ...きめぇ...

まどか「ふ~……よし!」

椅子を窓の所まで運び、準備はできた。

まどか「よい、しょっ……!」

足を持ち、遠心力をつけて……

まどか「えいっ!!」

椅子を思い切り投げ付けられた窓は、大きな音を立てて割れる……はずだった。
しかし。

まどか「……えっ……?う、うそ……!?」

―― とある公園 ――


マミ「ティロフィナーレ!」

ぶおなせら! 鹿目まどかです!
今日も今日とて魔女退治! いつものメンバーで魔女をあっさり片づけてほっと一息。

さやか「いやー、やっぱマミさんってかっこいいねー」

バットを担いださやかちゃんがマミさんを褒めながら近寄る。

マミ「もう……。見世物じゃないのよ?」

そう言いながら電灯の上から降り変身を解くマミさん。

マミ「危ないことしてるって意識は忘れないでいてほしいわ」

そのマミさんの忠告をバットを天に掲げ

さやか「イエース!」

っとさやかちゃんは元気に答える。

        /: : :ヽ: : : : : : : : : : : : : \
       / : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : : : : ヽ
      /: : : : : : : : : : :「:` : : : : : : : :\ : ',

        !: : : : : :/: : : : : ,!: : : : ト、: : : : : :\:!
      |: : : : : /: : : : : / ヽ : : ',  \: : : : : ',ヽ─ァ
      |: /: : :i; : : : : / __,,ィ: : ヽ `ー\ : : : !: : :/
   _ /: : : :!: : : : / ̄ __` \: ヽ z=ミゞト: : :|:ノ

   ヽ: : : : : : : | : : : / 〃⌒ヾ  \:ヽ   |テヽ:|     ほもほも
    \: : : : :|: : : :i        ぃゝ │  リ

      !:‐:-:ヘ: : :l U       '    /:\
      |: :ト : ヘ: : |:ヽ    に 二フ  イ: :7 ̄
      ∨ \|ヽ:|: ∩r 、 __    /: ハ:/ _
        _ -‐‐N/_) l !   ̄」ヽ_ l´Y lr‐

         //イ: :// ) ! |二二 ィ: : : : ! | | |r、
      ///: : : : レ / 」 lL__/ )_」 : : 「ヽ |_│ | |
      |:| |: : : : :| |/ ヽ: j l: : : : :| |   ー、!

      |:| |: : : : :l  ヽ   V |: : : : : ! ヽ    |
      |:| | : : : : ',   ヽ   l: : : : : :l   `ヽ   !
      // {: : : : : ヘ   j  /: : : : : : ヽ     |
      ヽ:い-── ヘ    イ: : : : : : : : : \   i'

ほむら「はぁ……」

ほどか(さやかさん本当にわかってるのかな)

そして、同じように変身を解いて私達のもとに近寄るほむらちゃんとほどかちゃん。

まどか「あっ、グリーフシード落とさなかったね」

そういえば魔女を倒せばあるはずのものがない。

QB「今のは魔女から分裂した使い魔だからね。グリーフシードは持ってないよ」

まどか「魔女じゃなかったんだ」

さやか「なんか、ここんとこはずればっかだね」

さやかちゃんが最近の不発ばかりに気落ちしたような声を出す。
確かに、結構倒したりしてるのになー。でも、使い魔ばっかりみたい。

椅子は窓に触れた瞬間ぴたりと止まり、

まどか「きゃっ!?」

跳ね返されたてバラバラに!?
これってもしかして……魔法……?
そんな、魔法がかけられてるんじゃ出られるわけなんて……。

それに椅子が壊れちゃったから、ここから逃げようとしたことがほむらちゃんに知られちゃう……。
どうしよう……。
怖い……怖いよ……。

まどか「助けて、パパ……ママ……」

学校のHR前。
美樹さやかと志筑仁美の会話が聞こえる。

さやか「今日まどか休みなんて、どうしちゃったのかなあ?」

仁美「昨日は具合が悪そうな様子はありませんでしたが……心配ですわ」

今日どころか、もうこの学校にまどかが顔を見せることはないだろう。
あんな山奥の、長く使われていないコテージなんて、絶対に見付かるはずもない。
しかも魔法で内外の相互干渉も完全にシャットアウトしている。
キュゥべえの侵入はもちろん、テレパシーも通じない。
だから、まどかの居場所はもう、私以外には知る由もない。

和子「はい、それでは、HRを始めます!……あら?鹿目まどかさんが居ませんね。
   美樹さん、志筑さん、何か知ってますか?」

さやか「うーん、待ち合わせの場所に来なかったので多分欠席かと……」

和子「そんな連絡は入ってませんが……。あとで保護者の方に連絡してみましょう」

HR後、職員室。

教員「早乙女先生~、保護者の方から電話ですよ。鹿目さんからです」

和子「あら、良かった。ちょうど今から電話しようと思ってたところです。……はいもしもし」

知久『あ、早乙女先生いつもお世話になってます。
    その、ウチのまどかなんですが、学校の方には行ってますか?』

和子「えっ……?いえ実は、そのことでこちらからお電話しようと思っていたところでして……」

マミ「使い魔だって放っておけないのよ、放っておけば分裂元と同じ魔女になるんだから」

ほどか「そうですね。それに使い魔が人間を襲うこともありますし」

さやか「それマジ!?」

マミ「本当よ、だから使い魔もできるだけ倒しておかないと」

ほむら「……」

ほどか「あの、ほむらさん、お疲れでしょうか……?」

さっきから無言のほむらちゃんにほどかちゃんが心配そうに声をかける。

ほむら「あなたには関係ないわ」

だけどそれを突っぱねるほむらちゃん。

ほどか「ご、ごめんなさい……」

冷たくあしらわれ落ち込むほどかちゃん。

間違えた
上条切れるのはシャル終わってからか

>>100
死ね

和子「それでは、HRを始めます」

放課後。
先生がいつになく真剣な表情をしているのにみんな気付き、教室が少し緊張した空気に包まれる。

和子「今日欠席している鹿目まどかさんの件で、大切なお話があります。実は……」

……やっぱりそうか。
まどかの失踪が明るみに出た。

先生は、今まどかの両親と小まめに連絡を取り合っていること、警察に届出を出したこと、
そして何か知っている生徒がいればどんな些細なことでも報告することを告げ、HRを終えた。
多くの生徒……特に美樹さやかと志筑仁美は、ショックを隠しきれないようだ。

さやか「そんな……まどかが行方不明だなんて……」

仁美「家出……いえ、もしかして何か事件に巻き込まれ……誘拐……!?
    あぁ、どうしましょう、どうしたら……まどかさん、どうか無事で……!」

ほむら「…………」

HRも終り、私は帰る準備をする。
席を立ち、教室を出ようとしたところで、ふいに話しかけられた。

さやか「ねえ、転校生……。ちょっと良い?」

ほむら「……あなたの方から話しかけてくるなんて珍しいわね。何かしら」

さやか「あんたさ……まどかのことについて何か知らない?」

―SSスレにありがちなこと―
・書き手の体調が悪くなる、急に用事ができてSSが中断される
・SS終了してもいつまでもクソみたいな馴れ合い
・「誰も見てないのかな(ならやめようかな)」→「見てるよ」→「じゃあ書きます」とかいうショートコント
・なぜかかなり腰低めの書き手だが他のスレじゃキチガイ
・エロを入れたがる奴がいる
・聞いてもないのに「◯◯で再生された」「○○ちゃんでイメージ」とかいうレス
・ちょっとでも批判されるとすぐ「嫌なら見るな」と即レス脊髄反射
・「SS書くの初めてorまだ◯回目だから~」とか言って進行の遅さや文章が拙い事の言い訳をする
・「これは稀に見る良SS」
・「あとは任せた」「こんな感じのを誰か頼む」 と他人任せ立て逃げ
・途中まで面白かったのに安価なんか始めて激しく萎える
・書き手が失踪して保守レスを最後にスレが落ちる、もしくは他の奴が代わりに書き始める。しかもつまらない

ほむら「さあ、知らないわ」

さやか「……本当に?」

ほむら「ええ。どうして私が何か知ってると思うのかしら」

さやか「あんた、やけにまどかに執着してたじゃん。魔法少女絡みで」

ほむら「ええ、そうね。確かに私は彼女を魔法少女にさせないように動いてはいた。
    けど、特にあの子だけに固執していたわけではないわ。
    本音を言えばあなたにだって魔法少女になって欲しくなかったくらいよ」

さやか「余計なお世話よ。……それより、本当に知らないんだね?」

ほむら「ええ」

さやか「……そう。悪いね、変なこと訊いちゃってさ」

ほむら「いいえ。こちらこそ力になれなくて残念だわ。早く見付かると良いわね、鹿目さん」

|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
| VIPじゃなきゃヤダヤダーってか?ww .|
|_____________| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  w wwwww ||       |専用の板でやれ。 |

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |        |________|
このスレ何番煎じ?|二=- -=二  | |   wwwwwwwwww.  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~|
⌒ヽ__________| . __-=ミ;彡⌒`丶、~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     スレ立 て ん な |

^ω^)|馴れ合いシネ   |      ̄ ̄ ̄ ̄ |:::`丶今すぐ消えろ  |__________|
_つO  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.VIPを乗っ取るな.|::::::::::ヽ______|   ||
/  |なんでここでやる|_______.lノン:::::::l _∧ ||   /⌒ヽ ||
=二・二=-       (^ω^)-┐ ュ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∀`○ニ( ^ω^#)ニ⊃

    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┗-ヽ ノ ィ赱、 i| VIPでやるな.| ノwww ヽ  ノ
 w .| とにかく邪魔 ┏┘,   `"" ,l______.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|,_ ,ィ''。_。ヽ、_,. /_ン'(.|. 迷  惑  |
 |定期で落ちた糞スレを返せ| `""`|. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|______|

 |___________ |www.|場違いスレ死ね|
  |              | w w.w|_______..|
ww.ヽ(`Д´)(`Д´)(`Д| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∀・)

     (__)メ(__)メ(_|  VIPから出て行け  |氏ね| / ̄ ̄ ̄\
      ハ   ハ  ハ |__________| ̄||   | ^     ^ .|
   www  w   ww    | |( ゚д゚ )      w( ゚д゚ )| .>ノ(、_, )ヽ、.|
 w w   モウクンナ     w (つ とノ   ww    (_゚T)w ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_
ww -=二・二=- -=二・二=-w(⌒) | w w  w ww゚ ゚̄ あまりVIPPERを  rニ─`、
      ww www       ̄`J      / :::::::::::|怒らせないほうがいい`┬─‐

はぁ……。また、か……。

まどか(やっぱり、なんかほどかちゃんには冷たいんだよね……)

最近、一緒に行動するようになって、
私はともかくマミさんやさやかちゃんに対しても徐々に心を開いてくれるようになったと思う。
でも、

まどか(ほどかちゃんにだけは相変わらず変化なしなんだよね……)

お弁当の一件以来、あれで態度も軟化するかと思ったけどそうでもない。
ほどかちゃんはほどかちゃんなりにほむらちゃんに対してなにかと気を使ったり話しかけたりしてるんだけど。

まどか(肝心のほむらちゃんがあれじゃあね……)

                  ,!  \

           ,!\          !    \      こういうスレ、マジでもういいから・・・
         i  \         l      \,,..__
          ,i′  ,\___,,--―l       \::゙'冖ーi、、
        i     :;\::::::::::..l              `'‐、、
       /__,..;:r---―-、,..__.     ,;'il:;}          .;:::`L__
   ,.:f''""゙゙゙´          、 ̄ヽ,//           ...::::::l;;;:;;::::
  _/       ......  、   \//、            ::::::::リ;;:::::::::....
//       ......:;::::::::::::. ヽ、\ ゙ヽ  ヘ    ●      ....:::::::::i';;;;::::::::::::
;;/    ::::::::::::;;;;;ノ ̄\:: 〉 〉゙'、 `ヽ_ノ       ......:::::::.;;;:ノ:;;;:::::::::::::
/    ..::::、__;;ノ;;;`ヽ_/: / /⌒)メ、_ノ/         .....:::::;;;/;;;:::::;;:::::::::
     ..:::イ;;.ヽ::;;;;;;;;;(__ノ /'"..:::::::::::::/  ...............:::::::::::;;;,;ノ;;::::::::::::::::
     :::::::l;;;;;;;;;\;;;;;;;,.(__ ノ;.;:.\:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::;;;;;/;:::::::::::::::::
    ::::::::,!::;;;;;;;;;;:.`゙'-、、  ::: \_/::::::::::;;;___,.;-―''"::::::::::::::::::::::::

   ..::::::::::,!;;;;;:;;;;;:::;;;;;:::;;;;;;`゙ ̄'''冖''―-- ―'";;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::

ほむら「まどか、怪我はない?」

そうやってあれこれと考えていると、ほむらちゃんが私に声をかけてくれる。

まどか「え? あ、大丈夫だよ! ほどかちゃんが守ってくれてるし」

私とさやかちゃんはほどかちゃんが身を挺して守ってくれている。
だから怪我などはするはずがないのだ。

まどか(むしろ怪我をしているのは……)

ほどかちゃんをちらっと見る。

彼女は隠しているつもりだろうけど、
今日もバッドを振り回しながら戦うさやかちゃんに近寄る使い魔の攻撃から守って傷を負ったはずだ。

まどか(本人はかすり傷だから大丈夫って言ってたけど……)

確かに傷は浅いみたいだけど、それでも大切な娘が傷を負ってまで戦うのは我慢できない。

まどか(とりあえず、後でさやかちゃんには制裁を加えるとして)

この二人の仲はなんとかしないとね。

マミ「じゃあいきましょうか」

マミさんがそう言って帰宅しようと促す。

さやか「そういえば、魔法少女になる時って魔法少女になる代わりに願い事を叶えてもらえるんだよね」

帰り道。さやかちゃんが唐突にそんなことを言いだした。

マミ「ええ、そうよ。大体のことなら叶えてもらえるわ」

そうよね? っとキュゥべぇに目配せするマミさん。

QB「そうだね。まぁそのあたりはその人間の持つ才能によるところが多いけどね」

キュゥべぇがマミさんの説明に補足をいれ説明する。

さやか「そっかー……」

なにか考え込むさやかちゃん。

さやか「……まどか……どこ行っちゃったんだよ……」

放課後になってから、あたしは心当たりのある場所を手当たり次第に探し回ってみた。
喫茶店、CD屋、ゲーセン、病院に入院してるかもと思って病院の事務の人にも聞いてみた。
その時に、恭介がもう退院したことを知ったけれど、今はそれどころじゃない。

そして町中を歩き回り、気付けばあたしは、昨日佐倉杏子とぶつかったあの場所に居た。

佐倉、杏子……?
……まさか……。

……あり得る。
グリーフシードのために人間を餌にする奴だ。
人間を、文字通り本当に餌としか思ってないかも知れない。
適当な人間を捕まえて、そして使い魔の餌にするなんてことも……あいつならやりかねない……!
その時、背後から声をかけられる。

杏子「なーにやってんだよ、ボンクラ。まさかまだ昨日の使い魔おっかけてんの?」

さやか「っ!!お前……!」

杏子「使い魔なんて狩るのやめなって昨日言ったよねぇ?まだわかんないの?」

さやか「うるさい!そんなことよりあんた、まどかをどうしたの!?」

杏子「はぁ?まどかって……あぁ、あのトロそうなあんたの仲間かぁ」

さやか「良いから答えてよ!まどかはどこ!?あんた知ってるんでしょ!?」

杏子「何?あいつもしかして行方不明か何かな訳?ははっ、迷子にでもなってんじゃないの?」

さやか「ごまかすんじゃないわよ!まどかはどこに居るのかって訊いてるの!!」

杏子「さぁね~。今頃魔女か使い魔の餌にでもなってるのかもねー。ご愁傷様」

さやか「っ!やっぱりお前……許さない!!」


(学園都市 とある公園)

??「いやー、ここが学園都市か。やっと着いたぜ」

自動販売機(バチッ!、ジーガー…、ゴトン)

??「ってーと、とりあえずどこ行きゃいいのかね…お?なんか自販機にケリ入れてる人が…」

御坂「…」

??「あの人は確か…。おーい!!」

御坂「…?(誰よアイツ…見ない顔ね…)」

杏子「おっ?急にやる気満々になっちゃって。何があったかわかんないけどさ、良いよ。受けて立とうじゃん」

さやか「まどかを……返せぇえええ!!」

杏子「っと!へぇ、昨日よりずっとマシじゃないのさ!そうこなくっちゃ……ね!」

あたしは必死に攻撃を繰り返した。
けど、それらすべてが虚しく、いとも簡単にかわされ、いなされ、弾き返される。
やっぱり、こいつの方があたしより1枚も2枚も上手だ。
こんなに強いのに……それなのにこいつは、この力を……!

さやか「ぅあっ!!」

杏子「どーしたよ、もうおしまいかい?だったら、さっさと終わらせ……」

QB「また戦ってるのかい?2人ともそんな無益な戦いはやめるんだ。さやか、杏子」

??「いやいや、そこにいらっしゃるのは学園三位の能力者、(超電磁砲:レールガン)こと御坂美琴さんではないでしょうか?」

御坂「だったら何よ…サインならお断りよ」

??「いやいや、おれも運がいい。学園に来ていきなり会えるとはねえ…」

御坂「(何よ、ファンか何か?シカトするに限るわね…こういうのは)」

??「いやどうも、おれは詠矢…詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)ってもんだよろしくなー」

御坂「(はいはい無視無視。相手するとロクな事無いわ)」

詠矢「あ、おいおい、どこ行くんだ!(って…会えたはいいがどうするかね…あ、そうだ!)…ちょいと御坂さん」

御坂「…」

詠矢「それ犯罪だろ?」

御坂「…」

詠矢「電流を操作して自動販売機を誤作動させ、金を払わずに商品を手に入れる。普通に窃盗だよな?」

御坂「…」

詠矢「いいのかねえ、学園第三位の能力者とあろう人が、小銭ケチって窃盗なんて」

御坂「…」

詠矢「あんたは強くて、その振る舞いを周囲が容認してるのかも知れないが、こう公然と…」

御坂「うっさいわねぇ!!どうせもいいでしょそんな事!」

詠矢「いや、よくないっしょ。刑法的に」

御坂「だいたい、アンタに何の関係があるのよ!!」

詠矢「俺が関係してようがいまいが、それが犯罪であることは事実」

御坂「(ビキッ…)何よ、喧嘩売ってるワケ?(バチッ)」

詠矢「…まあ、そんな感じかな」

御坂「…いい度胸ねぇ…。じゃあ、お望み通り私の電撃で躍らせてあげるわ(バチッ)」

詠矢「ちょちょ!ちょっと待って!」

御坂「何よ!今更逃げれるとでも思ってんの!?」

まどか「未来から来た私の子供!?」★8

杏子「あぁ?なんだキュゥべえか。邪魔しないでよね、昨日は止めようともしなかったくせにさ」

QB「本当は僕としても意味のない魔法少女同士の戦いは避けたいところなんだよ」

さやか「キュゥべえ……駄目だよ。この戦いは、昨日以上にやめるわけにはいかない!」

QB「昨日以上?何か特別な理由でもあるのかい?」

さやか「こいつは、まどかを殺したんだ!まどかを捕まえて、使い魔の餌に……!」

杏子「……はぁ?ちょっとちょっと、あんた何言ってるわけ?
   なんであたしがそんなことしなきゃならないのさ」

さやか「今更とぼけるんじゃないわよ!あんたさっき……」

QB「さやか、それが君の戦う理由かい?それは勘違いだ。杏子がまどかを連れ去ったなんて事実はないよ」

さやか「なっ……!なんでそんなこと分かるのよ!?」

QB「僕は昨日から今朝にかけて、杏子と一緒に居たからね。まどかが姿を消したのはその時間帯だろう?」

さやか「そんな……じゃあ、まどかは……?」

杏子「……チッ。あーあ、なんだよ。しらけちまったじゃねぇか。
   とにかく、あたしはあんたのお友達のことなんて知らないよっ。じゃあね!」

そう言って、佐倉杏子は去ってしまった。

詠矢「いや、違う。ちょっと離れただけ。5メートルも有れば十分かな」

御坂「?何言ってんの?私の能力知らないの?」

詠矢「いや、知ってる知ってる。ちゃんと調べてきた。超強力な発電能力だよな?」

御坂「知ってるなら、無駄だってわからない?…もういいわ、死んでなさい!!(バチバチッ)」」

詠矢「大丈夫、空気は絶縁体だ。ここまでは届かない」

御坂「…?(あれ、おかしい、電撃が飛ばない)」

詠矢「ごく近い距離なら、空気中でも放電現象が起こる場合は有るけど、これぐらい離れてればまず大丈夫」

御坂「…!?(あれ、あれ、何度やっても飛ばない!!…電気はちゃんと起きてるのに!)」

詠矢「(お、効果アリ…かな?)」

マミ「なに? なにか叶えてほしい願い事でもあるの?」

さやか「いや、そんなにたいしたことじゃないんだけどね! ちょっとね……」

そう言って誤魔化すさやかちゃんだが明らかに様子がおかしい。

ほむら「やめておきなさい」

今まで黙っていたほむらちゃんが急に声をあげる。

さやか「え?」

ほむら「魔法少女になんかなるものではないわ。特にさやか、あなたのような人間は」

さやか「な、なんであんたにそんなこと言われなきゃいけないのさ!」

ほむらちゃんの言葉にさやかちゃんは少しムキになる。

まどか(あー。また始まったよ)

この二人、決して仲は悪くないのだけど、些細なことで言い合いになる。
大体はさやかちゃんのバカな発言にほむらちゃんが鋭い、っというか冷たいツッコみをいれて始まるのだけど、

御坂「…アンタ…なんかやったわね…」

詠矢「多分…ね」

御坂「能力…者…」

詠矢「そうなるかな」

御坂「…なんか、アンタ嫌な雰囲気ね。その軽口、後悔させてあげるわ!!…!!(最大級の電撃を!)」

詠矢「お…電圧を上げてるのかな?それはいい判断だ。空気の絶縁限界を超える約300万V/mが有れば空気中でも電子雪崩が起こって雷を起こすことが出来る。但し!!」

御坂「さっきからゴチャゴチャうるさいわね!!でも…これでっ!!(バチッ!…バリバリ!)

詠矢「空気中に放電された電気は、一番近くにある電気抵抗の少ない物質に向かって流れる。この状況では、恐らく…」

自動販売機「(バチッ!!…ガガ…。プツン)」

御坂「えっ!?電撃が…」

981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/21(土) 15:02:51.57 ID:tfBYz0O10
こうなったらとことんまで叩かれてやる。
vipの荒らし叩きは成長の糧。支援は心の栄養。

もうふっきれたから叩いてくれるやつらはどんどんこい。

甘えなんて捨ててかかってこい


これは流行るw

詠矢「窃盗に器物破損が追加…か」

御坂「なによ…これ…どういうこと!?アンタ何したのよ!!」

詠矢「いや…もういいんだ、十分使えることわかったし」

御坂「はあ?」

詠矢「ご協力ありがとうございました。そんじゃまた」

御坂「ちょっと、アンタみたいな得体のしれない奴、このまま逃がすとでも思ってんの?」

詠矢「あ、いやいや、ゴメンゴメン。怒らせたのは謝るからさ…」

御坂「うるさいっ!!電撃が飛ばないならこれよ!!(チャキ)」

詠矢「おっと、そのコインはレールガンですな!。えーっと、どうだっけかな(ポチポチ)」

御坂「…ナニ携帯なんか見てるのよ…」

詠矢「いや、うろ覚えなもんで…。と、電気伝導体の二本のレールの間にこれまた伝道物質を配置し、回路を形成して荷電することよってローレンツ力を発生させて打ち出す…。てことは…レールはどこにあるんだ?」

まどか(でも、今日のはほむらちゃんの方が……)

あんな言い方をされた誰だって怒るに決まってるよね。

ほむら「あなたも見てきたでしょう? 魔法少女の戦いは常に危険と隣合わせ、いつ死ぬかもわからない状況下での戦いを強いられるのよ」

そこで一息ついて話を続ける。

ほむら「あなたのように感情に流されやすいような人は魔法少女には向かないわ」

だからやめておきなさい。そう締めくくる。

一見さやかちゃんのことを心配してそういったようにも聞こえる。
だけど、さやかちゃんは頭に血が昇っているのかそんなことには気づかない。

さやか「そりゃあたしはマミさんみたいに落ち着いてもないし、ほどかみたいに器用じゃないけどさ!」

でも、っと声を荒げ

さやか「そんな言い方ってないんじゃないの!? 本当にほむらって冷たいよね!!
    もう少し言い方ってものを考えた方がいいんじゃない!!」

完璧にお怒りモードに変わってしまった。

QB「…………」

さやか「……ねえ、キュゥべえ。キュゥべえは何か知らないの……?」

QB「残念だけど、今の段階では僕にも何もわからない」

さやか「まさか、本当に魔女に……」

QB「そうかも知れないし、そうじゃないかも知れない。
   僕もまどかを失いたくはないから、これから探してみるつもりではいるよ。
   とりあえず今日は、君はもう帰って休んだ方が良い」

981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/21(土) 15:02:51.57 ID:tfBYz0O10
こうなったらとことんまで叩かれてやる。
vipの荒らし叩きは成長の糧。支援は心の栄養。

もうふっきれたから叩いてくれるやつらはどんどんこい。

甘えなんて捨ててかかってこい

御坂「はい?レール?」

詠矢「うん。安定した加速を行う為には、かなり長いレールが必要となる。コインは恐らく鉄をクロムメッキしたものだろうから弾丸としては使えるけど、砲身が無いのが問題だな」

御坂「…空気中の物質をプラズマ化して、加速レールとする…簡単な話よ」

詠矢「…え?空気をプラズマ化…いや、それなら伝導体にはなるけど飛散しちゃうし、空中に固定する方法がないと…」

御坂「関係ないわよ。今までだってそうやって来たし、何も問題ないわ」

詠矢「(ヤベ、居直った。もしかしてヤバイ?)。いや、だからですね…原理が…」

御坂「うるさいっ!!死っねえええええぇぇ!!(ビシュゥゥゥゥ…ン!!!)」

さやか「えっ、でも……」

QB「ずっと歩き回って、その上杏子との戦闘。体力も魔力もそれなりに消費してるはずだよ。
   これでもしさやかまで倒れたりしたら元も子もないじゃないか」

さやか「……うん……。じゃあキュゥべえ、何か分かったらすぐ教えてね」

QB「もちろん、そのつもりだよ」

そうして、あたしはキュゥべえと別れた。

QB(それにしても……魔法少女による誘拐か。1つの可能性として考えておく必要がありそうだね)




ほむら「…………」

まどか(あー。どうしよう……)

ほどか「あぅ……」

ほどかちゃんもおろおろしている。
基本的にほむらちゃんの味方なほどかちゃんだから、
こんなふうにほむらちゃんが悪い場合はどう仲裁したらいいのかわからないみたいだ。

マミ「はいはい、ケンカはやめましょうね。もう夜も遅いのだし、近所迷惑よ」

マミさんが喧嘩両成敗と二人の頭をコツンっと優しく叩き、場を収める。

ほむら「ほむ!」

さやか「うっ……。だってほむらが!」

怒りの収まらないさやかちゃんが今度はマミさんに食って掛かる。

マミ「でも、暁美さんの言う通りだと思うわよ?」

マミさんがほむらちゃんの言葉を肯定しさやかちゃんの怒りを宥めにかかる。

さやか「マミさんまで!」

そういえば、詠矢さん新作来てたよ




ほむら「ただいま、まどか。良い子で待っててくれた?」

日が暮れて少し経ってから、ほむらちゃんは戻って来た。

まどか「あ……ほ、ほむらちゃん……」

ほむら「ごめんなさい、ちょっと用事があって遅くなってしまったわ。お腹空いてるでしょう?
    ご飯はちゃんと食べてくれたかしら?朝ご飯どうだった?
    私、誰かにご飯作るなんて初めてだったけれど……」

詠矢「どおうわっ!!ヤバイヤバイ、ヤバイってマジで!」

御坂「へえ…上手く避けたわね…(さすがに威力は落としたけど、ホントに上手く避けた…)」

詠矢「(撃ちやがった…。論証が弱かったか?。ってーと、別の切り口が必要だな…)」

御坂「…さあて、アンタの能力、詳しく聞かせてもらいましょうか?それとも…消し炭になりたい?(チャキ)」

詠矢「そういやあ、そろそろ昼時だけど…御坂サン、腹減ってないか?」

御坂「…あんたバカじゃないの?何の関係があるのよそんなこと!!」

詠矢「御坂サンが発電を行っているとして、電気を発生させてるのは体細胞だ。だとすれば、発電のために大量のエネルギーが必要になる。細胞活動のエネルギーは糖。血中の糖だ。空腹時は危険だぞ…」

御坂「…(あれ?なんか、体が…)」

マミ「魔女との戦いは本当に危険なことなの。私だって今まで何回も死にかけたことはあるわ」

そう語るマミさんの表情は真剣そのものだ。
さやかちゃんも何かを感じたのか黙ってその言葉を聞いている。

マミ「それに、実際に魔女との戦いで命を落とした魔法少女も見たことある。
   暁美さんの言う通り魔法少女の戦いは常に危険と隣り合わせなの」

だから、と言葉を続け

マミ「暁美さんは暁美さんなりにあなたを心配して魔法少女になるべきではないと言ったんだから、
   少しはその意図を組んであげてもいいんじゃないかしら」

そう言ってニッコリ微笑むマミさん。
その笑顔にすっかり毒気を抜かれたさやかちゃんは渋々ながらも頷くのでした。

マミ「それと、暁美さん?」

ほむら「な、なによ」

マミ「あなたも心配なのはわかるけどもう少し言い方を考えなさい。
   あんな言い方じゃケンカを売っているようなものよ?」

メッとほむらちゃんにもお説教をする。

少し高揚した様子でほむらちゃんはそう言い、テーブルの上のお皿に目をやる。
しかしお皿の中を見た瞬間、その表情には陰が落ちた。
お皿の中の朝ご飯は、半分も減っていなかった。

ほむら「……ごめんなさい、まどか。不味かったかしら」

まどか「う、ううん、そんなことないよっ。美味しかったよ!ただ、ちょっと体調が悪くて、食欲がなくて……」

ほむら「そう……。でも何か食べた方が良いわ。今からお粥か何か作るわね。
    お粥ならそう不味くもならないだろうし、食欲がなくても食べやすいでしょう?」

まどか「う、うん……ありがとう、ほむらちゃん……」

ほむら「お米を炊かないといけないから、少し時間がかかるわ。
    それまで少しでも体調が良くなるようにベッドでゆっくり休んでてちょうだい」

>>153
マジでっ

詠矢「急激な血糖値の低下は発作を引き起こす。具体的な症状としては、大量の冷や汗、動悸、振戦、譫妄!!」

御坂「(冷や汗が止まらない…、何で急に…た、立ってられない!)(ガクッ)」

詠矢「いや、いろいろゴメン。えーっと…さっき盗ってたジュース、あ、あったあった。『黒豆サイダー』?。ま、糖度高そうだからこれ飲めば多分回復するよ」

御坂「ちょ…っと…待ちなさ…」

詠矢「んじゃ、失礼しまっす」

まどか「……どうしよう……」

部屋に戻り、ほむらちゃんに言われた通りベッドに横になる。
そしてそのベッドの横、部屋の扉からのわずかな死角には、壊れた椅子が。
どうしようもなく、こうやって部屋に隠しておくしかできなかった。
でもこんなの、すぐにバレちゃう。
部屋の中に入ってちょっとベッドに近付かれたら……ううんそれより、椅子が1つ減ってることがすぐ……。

その時。
部屋のドアがノックされた。

ほむら「ねえ、まどか」

白井「お姉さま!!お姉さま!!」

御坂「く…黒子…っ…」

白井「どうなさいましたの!?真っ青ですわよ!!」

御坂「ちょっと…それ…取って…」

白井「(缶ジュース?)は、はい、こちらですの?」

御坂「(プシッ)…(ゴクゴク)」

白井「…(ハラハラ)」

御坂「…ふう、ちょっと落ち着いた…」

白井「どうなされましたの?」

御坂「なんか変な奴に合って…、最初は追っ払ってやろうと思ったんだけど…」

白井「ま、まさか…お姉さまを退けたと?」

ほむら「べ、別にさやかが心配だから言ったわけじゃ……」

プイッとそっぽを向くほむらちゃん。怒られて心外なようだ。

さやか「怒られてやんの」プププ

そうやってほむらちゃんをからかうさやかちゃん。
そんなさやかちゃんに腹がたったのかほむらちゃんは

ほむら「いい度胸ね美樹さやか。覚悟しなさい」

銃を構えるのでした。

さやか「うわあああ!! あんたそれは反則でしょ!?」

まさかの展開に驚いて逃げ回るさやかちゃんを追い掛け回すほむらちゃん。

ほむら「安心しなさい。サイレンサーはついてるから騒音はでないわ」

さやか「そういう問題じゃなーい!!」

御坂「いや、そうじゃないんだけど…。なんかゴチャゴチャうるさい奴でさ、話聞いてるとなんか調子出なくって」

白井「少なくとも、お姉さまから逃げおおせたのは確かなようですわね。何かの能力者…ですの?」

御坂「そうみたい…。はぐらかして、詳しくは分からなかったけど…」

白井「それは見過ごせませんわね…。黒子がたまたま通りかかったからよかったものの…」

御坂「なんか、ヤな感じの奴だったわね。強さは感じないんだけど…なんていうか、掴みどころの無い感じ…」

白井「これは、ジャッジメントとして対応する必要がありますわね。お姉さま、相手の特徴は覚えていらして?」

御坂「うん、それは覚えてる…。黒縁メガネで、眉毛が太くて…」

白井「支部で詳しくお聞きします。移動しましょう」

まどか「ぁ……ぇ……」

呼びかけに答えられないでいると、数秒後、静かにドアが開かれた。

ほむら「まどか。台所にあった椅子、知らないかしら」

まどか「え、えっと、椅子……椅子は、その……」

ほむら「私とまどかの2人分、きちんと2つ用意してあったはずなんだけど。1つしかないの。ねえまどか、知らない?」

静かな声でそう問いながら、ほむらちゃんはゆっくりと近付いてくる。
そして数歩歩いたところで、ピタリと歩みを止めた。
視線は、わたしではなく、わたしの後ろ、ベッドの向こう側に固定されている。

ほむら「…………」

マミ「はぁ……」

そんな二人を溜め息を吐きながら捕まえるマミさん。
そして今度は強めにゴンッと頭を叩くのでした。

ほむら「ほむ!!」

さやか「いだ!!」

マミ「二人とも? あんまりおいたが過ぎると……」

ティロフィナるわよ?

っとなんだか凄く怖い笑顔でマミさんはそう言い捨てる。
そんなマミさんに二人は……。

ほむさや「ご、ごめんなさい」

っと素直に謝るのでした。

御坂「学園に来ていきなりアタシに会ったって言ってた…もしかして…」

白井「学園都市に初めて来たと…初春!転入者名簿ですわ!」

初春「はい!!(カタカタ)あ、ありました!(詠矢空希 高等部1年)2日前に転入届が受理されたばかりです。また正式に生徒名簿には登録されてなかったみたいですね」

御坂「やっぱり高校生か。えーっとなになに…レベル0、無能力者。ただし学園での正式な測定は未実施…」

白井「外部での簡易検査では、能力は検出されなかったようですわね…」

御坂「なーんか、ますますよくわかんないわね」

白井「なんにせよ、お姉さまに危害を加えたことは事実。捨て置けませんわ…居場所さえ分かれば…」

初春「…あの…」

白井「何ですの?」

まどか「あ、その……ほむら、ちゃん……。えっと、その、ち、違うの、これは……」

ほむら「まどか……あなた……」

まどか「ひっ……ご、ごめんなさいっ……ごめんなさい……!」

ほむら「わかってくれたんじゃなかったの……?やっぱり、嘘だったの?
    また嘘だったの?また私に嘘をついたの?どうしてそんなことするの?
    酷いわ、まどか……私はこんなに、こんなにあなたのことを思ってるのに……!」

まどか「ごめんなさい!ごめんなさいごめんなさいっ……!」

ほむら「……わかったわ、まどか。口で言っても駄目なら……少しお仕置きが必要のようね」

  カシャン

初春「転入者名簿に顔写真があります。これを監視カメラの記録と照合すれば…」

白井「足取りが分かりますわ!流石ですわね初春」

初春「はい!ありがとうございます!では早速(カタカタ)、第7学区の、170号カメラの記録と照合できますね…5分前のログです」

白井「そこなら、ここのすぐ近くですわね…。私なら一瞬ですわ」

御坂「じゃあ、アタシも一緒に行くわ。このままじゃ気が済まないし!…って…と…(グラッ)」

白井「いけません!お姉さまはまだ本調子ではありませんわ。ここは黒子が…その殿方をひっ捕らえて、お姉さまの前に引き出して差し上げますわ!」

初春「それに、これはジャッジメントとしてのお仕事でもありますから、御坂さんはどうか休んでて下さい」

御坂「…わかった、今回ばかりはおとなしくしといたほうがよさそうね…」

白井「どうかご自愛下さいませ。では初春、正確な位置をお願いしますわ!」

初春「はい!」

ほどか「……」

そんな様子をぼけーっと眺めるほどかちゃん。

まどか「ほーどかちゃん」

そんなほどかちゃんに抱き着く。

ほどか「わわ。な、なんですか」

急に抱きしめられたので驚くほどかちゃんだけど、相変わらず拒みはしない。

まどか「別にあの二人は本気でケンカしてたわけじゃないからね?」

ほどか「え?」

まどか「あの二人にとってはあれがコミュニケーションみたいなものなの」

かなり迷惑なものではあるけど。

>>168
こっちも素直に良作だから別スレでやれよと思わなくも無い

(第7学区 路地裏)
店主「はーい、かけそばお待ちどう!」

詠矢「うーい、どうもー。(これからいろいろ物入りだろうし、節約しとかないとなあ)(ズルズル)」

詠矢「(しかしかけそば一杯じゃ腹膨れねえなあ、おにぎり食っちまうかなあ)(ズルズル)」

詠矢「(でもおにぎりまで買っちゃうと牛丼の方が安いんだよなあ)(ズルズル)」

詠矢「(腹減ってたから勢いで入っちまったけど、やっぱ牛丼屋探せばよかったかなあ)(ズルズル)」

詠矢「ごちそうーさまー」

店主「あい、まいどー」

詠矢「さて…転居申請だっけか。どこ行きゃいいのかな(ポチポチ)」

白井「ちょっと、そこのお方…」

まどか「だから、心配しなくても大丈夫だよ?」

ほどか「……」

きっとほどかちゃんはお母さんが友達とケンカをしているのを見て不安に思ったのだろう。
優しい子で凄くお母さんが大好きな子だから、友達と仲良くしてほしい。
単純にそう考えたんだろうな。

まどか「困ったママだね。可愛い娘にこんなに心配させて」

よしよしと頭を撫でる。
本当にほむらちゃんには困ったものだ。
可愛い私達の娘にここまで苦労させるんだから。

ほどか「お母さんは悪くありません」

そう言いながらほどかちゃんはマミさんに怒られて正座しているほむらちゃんを見ている。

ほどか「だって、お母さんはお母さんですから」

まどか「ふふ、なにそれ」

理由になってない理由を言うほどかちゃん。
でも、その言葉でお母さんが大好きなのは伝わってきて私はなんだか幸せな気持ちになるのでした。

>>175
ぇーめんどぃ

詠矢「あ、はい?俺のことっすか?」

白井「詠矢空希…ご本人に間違いございませんこと?」

詠矢「ええ、まあ…間違いございませんが…どちらさん?(お、結構かわいいじゃねえの。中学生ぐらいかね…)」

白井「ジャッジメントですの!!(ビシッ)」

詠矢「ジャッジメント…えーっと、確か、学園内の治安維持に努める学生で構成された組織…だったかな」

白井「お分かりなら話は早い…。ジャッジメントの権限にてあなたを拘束します!」

詠矢「でーっ!!て、なんですかいきなり容疑者ですか!(流石にいろいろマズかったかな、さっきのは…)」

白井「あなたにはいろいろとお伺いしたいことがあります。素直に同行して頂けませんか?」

詠矢「…」

白井「…お答えなさい!」

詠矢「…俺の容疑は?」

白井「は?」

まどか「……えっ……?」

ほむらちゃんが魔法少女姿になったと思った次の瞬間、状況は一変していた。
場所は部屋からダイニングキッチンに移り、そして……わたしの体はテーブルに固定されている。
足はテーブルに括り付けられ、テーブルにうつ伏せに押し付けられて、そして……おしりを突き出すような形になっていた。
しかも、見えないけど多分、何も履かされてない。
わたしのお尻は完全に丸出し状態だった。
そしてすぐ横に、ほむらちゃんが立っている。

まどか「やっ、やだ!ほむらちゃん!?どうしてこんな……!ほどいて!ほどいてよぉ!」

ほむら「恥ずかしいのね、まどか。でも駄目よ、我慢しなさい。お仕置きなんだから」

まどか「やだ……やだぁ……」

とうとうわたしは、恥ずかしさと怖さで泣いてしまった。
でもほむらちゃんはそんなことはお構いなしと言うように、わたしの横に立ち、そっと腰に片手を沿える。

まどか「い、いや……何、するの……?ほむらちゃん……?」

ほむらちゃんはゆっくりと、もう一方の手を振りかぶり……。

ほむら「痛いと思うけど、我慢してね」

まどか「やっ……!」

パァン!!

まどか「ひぅっ!?」

まどか「そういえばマミさんはどんな願い事をしたんですか?」

一騒動あった帰り道。
ふと、私は気になった疑問を口にする。

まどか(ほむらちゃんとほどかちゃんの願い事はだいたい知ってるんだけどマミさんのは聞いたことないんだよね)

すると、今までほどかちゃんと談笑していたマミさんの足が止まる。

まどか(あ、あれ。なんか空気が……)

まずいことを聞いたかもしれない。

まどか「いや、あの、どうしても聞きたいってわけじゃなくて」

焦りながらも迂闊な質問をしたことを後悔しながら取り繕う。
私の焦りを察したかこの空気をなんとかする為か、マミさんが困ったような表情をしながら私の質問に答えてくれる。

マミ「私の場合は……」

目を瞑り何かを思い出すかのように話し続けるマミさん。

パァン!パァン!パァン!

まどか「あぅっ!ほむらちゃあっ!やめてぇ!」

ほむら「だめよっ。言ってるでしょうっ。お仕置きだってっ」

そう、これは……小さい子どもがお母さんに叱られる時の……。
中学生にもなってこんなお仕置きを、しかも同級生の女の子に……!

まどか「いやぁ!痛いっ!えぅっ!痛いよぉ!やだぁ!こんなのやだぁ!!」

ほむら「我慢っ。しなさいっ。悪いことをっ。したんだからっ。罰なのよっ」

ほむらちゃんは何度も、何度も、わたしのおしりを叩き続けた。

白井「あなた…いろいろと面度なお方ですわね」

詠矢「昔から理屈っぽい性格でねえ。友達いねえんだこれがまた…」

白井「聞いてせんわそんなこと…。いずれにせよ、素直に従わないのはやましいことがある証拠!」

詠矢「いやー、権力側の人間っていつもそう言うんだよねえ」

白井「(イラッ)、では、同行していただけないと?」

詠矢「とりあえず、今の段階では『やだね』だ」

白井「では、力ずくですわね。やはりあなたを野放しには出来ません!!」(シュン!!)

詠矢「(消えた…?)…!!(って、いきなり目の前に!)」

白井「はっ!!(ガシッ)せいっ!!」

ほむら「どうっ?まどかっ。少しはっ。反省したっ?」

まどか「ご、ごめんなさい!ごめんなさぁい!!もうしませんっ!もうしないからぁ!
    ほむらちゃんの言う通りにするからぁ!ごめんなさい!許して!許してぇ!ほむらちゃぁん!」

わたしは泣きながら謝った。
そんなわたしを見てほむらちゃんは、やっとその手を止めてくれた。

ほむら「本当ね?もうここから逃げ出したりしないわね?約束よ?今度こそ、本当に約束よ?」

まどか「ごめんなさい……ごめんなさぁい……。約束する……約束します……」

詠矢「転移先の物体はどうなるわけ?分子の重複とか起こらないのかな?」

白井「問題ありませんわ。わたくしの転移は…!(そういえばお姉さまがおっしゃってましたわ『ゴチャゴチャうるさい奴』と。まさか能力と何か関係が…)」

詠矢「えーっと、どう問題ないのかな?」

白井「…答える必要はありませんわ。あなたのご質問には何か別の意図を感じます」

詠矢「(あ、気付かれたか…。ま、しょうがない)いやあ、単なる好奇心だけどね」

白井「ご質問なら後で支部でゆっくりと。但し、わたくしの質問に答えて頂くのが先ですけど…(シュン)」

詠矢「…(また消えた、今度はどっから来る!)・・・どあっ!(上かっ!!)」

白井「(よし、倒しましたわ!。後は針で拘束!)…ふっ!!」

マミ「考えてる余裕すらなかったってだけ……。
   後悔してるわけじゃないのよ? 今の生き方はあそこで死んじゃうよりはよっぽどよかったって思ってる」

でもね、っと言い閉じていた目を開けるマミさん。

マミ「ちゃんと選択の余地がある子にはキチンと考えた上で決めてほしいの」

ちらりとさやかちゃんの方を見て、また歩き出すマミさん。
少し、辛そうなその姿に私達はなにも言わずただついていくだけだった。

マミ「私にできなかったことだからこそ、ね……」

マミさんの過去になにがあったのかはわからない。
でもマミさんの言葉は重くて軽々しい気持ちで魔法少女にはなってはいけない。
そう私は思うのでした。

まどか(ほむらちゃんもほどかちゃんも、魔法少女になった時はどんな想いだったんだろう……)

彼女達の願いは知っている。だけど、その時の想いまでは知らない。
大切な人だからこそ私はその想いがとても気になるのでした。

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| VIPじゃなきゃヤダヤダーってか?ww .|
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  w wwwww ||       |専用の板でやれ。 |

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このスレ何番煎じ?|二=- -=二  | |   wwwwwwwwww.  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~|
⌒ヽ__________| . __-=ミ;彡⌒`丶、~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     スレ立 て ん な |

^ω^)|馴れ合いシネ   |      ̄ ̄ ̄ ̄ |:::`丶今すぐ消えろ  |__________|
_つO  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.VIPを乗っ取るな.|::::::::::ヽ______|   ||
/  |なんでここでやる|_______.lノン:::::::l _∧ ||   /⌒ヽ ||
=二・二=-       (^ω^)-┐ ュ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∀`○ニ( ^ω^#)ニ⊃

    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┗-ヽ ノ ィ赱、 i| VIPでやるな.| ノwww ヽ  ノ
 w .| とにかく邪魔 ┏┘,   `"" ,l______.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|,_ ,ィ''。_。ヽ、_,. /_ン'(.|. 迷  惑  |
 |定期で落ちた糞スレを返せ| `""`|. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|______|

 |___________ |www.|場違いスレ死ね|
  |              | w w.w|_______..|
ww.ヽ(`Д´)(`Д´)(`Д| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∀・)

     (__)メ(__)メ(_|  VIPから出て行け  |氏ね| / ̄ ̄ ̄\
      ハ   ハ  ハ |__________| ̄||   | ^     ^ .|
   www  w   ww    | |( ゚д゚ )      w( ゚д゚ )| .>ノ(、_, )ヽ、.|
 w w   モウクンナ     w (つ とノ   ww    (_゚T)w ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_
ww -=二・二=- -=二・二=-w(⌒) | w w  w ww゚ ゚̄ あまりVIPPERを  rニ─`、
      ww www       ̄`J      / :::::::::::|怒らせないほうがいい`┬─‐

ほむら「ぅんっ……!っは、はぁ……んぁああ!」

まどかは音を立てて、私の大事なところに吸い付く。
水分を少しでも得ようと、舌を入れ、中を弄り、中を吸い出す。
慣れない刺激と、今まさに、まどかが、
あのまどかが私のアソコを一心不乱に啜っているという事実。
そんな状況に長時間耐えられるはずもなく。

ほむら「ぁっ、あっ、やっ……!出ちゃう、まどか、まどか……出る……!」

まどか「じゅぶ……じゅる……んぁ……はぁ、ぁむ……!」

ほむら「飲んでね、まどか、全部飲んでね!ぁ、あ、ぃあああああああ!!!」

まどか「んぐっ……!ぁぶ、ごく……ごく……」

詠矢「(な!針!どっからあんなもん、投げる気か!)…!!(ゴロゴロ)」

白井「(キイン、タスタスタス)…!(針が地面に!転がって逃げた…)」

詠矢「…よいしょっと・・・。っとにあぶねえなあ…。手裏剣か。投げた…訳じゃなさそうだな」

白井「…」

詠矢「投げただけじゃ、金属の針がアスファルトに刺さるわけねえ。地面に向かって転移させた、ってとこか」

白井「あなた…何者ですの…」

詠矢「ただの理屈っぽい高校生ですよ」

白井「なら今のはどうやって避けたと…」

詠矢「いや、偶然あんたの手に針が見えたんでね。投げられるかと思ったんで転がって逃げた。そんだけさ」

白井「…たったそれだけのきっかけで…」

ほむら「ぁ……はぁ……はぁ……ま、どかぁ……」

私から出た透明な液体を、まどかは美味しそうに一生懸命一滴も逃すまいと飲んでいる。

ほむら「……まどか……」

まどか「……ほむら……ちゃん……。みず……」

ほむら「……うん……。待っててね。もっと飲みたいんだよね?飲ませてあげるから」

……ごめんね、まどか。




まどかは水分をとった後、死んだように眠った。
まどかの就寝を確認し、私は自宅への帰路を急ぐ。
杏子との約束の時間に、このままでは遅れてしまう。
下手に怪しまれないためにも、自宅で杏子を待っていたい。
……しかし。

杏子「ん?なんだ、今お帰りかい?」

ほむら「……えぇ。待たせてしまったかしら」

杏子「いいや、ちょうど今来たとこさ」

家の目の前で、鉢合わせしてしまった。

さやか「……」

まどか「さやかちゃん、もしかして上条君のこと……?」

さっきの質問といいさやかちゃんの今の様子といい、多分、さやかちゃんは叶えたい願いがあるのだろう。
そして、さやかちゃんが今、一番叶えたいということとは……。

さやか「うえ!? な、そんなことは!」

あ、当たりか。

さやか「いや、さ。私なんかよりもそういう奇跡を必要とする人がいるんなら、その人のために使うのはって考えただけだから」

ほむら「さやか……」

ほむらちゃんがなにかを言おうとするがマミさんがそれを手で静止する。

マミ「あまり関心できた話じゃないわ」

マミさんがさやかちゃんの考えについて自分の意見を述べる。

マミ「他人の願いを叶えるのならなおの事、自分の望みをはっきりさせておかないと」

そういってさやかちゃんの方に体を向けるマミさん。

詠矢「だが、今のでわかった。テレポーターがどうやって転移先を指定しているか」

白井「…」

詠矢「指定先は『座標』だな。物を投げるのと同じ。『どの位置に向けて転移する』と指定して物体を送り込んでいる。俺が回避行動を取って針を避けられたのが証拠」

白井「それが…どうかしましたの?」

詠矢「座標なら、対抗する方法はある。要するに、狙いを定めさせなければいい(ザッ)常に動きまわってる対象には、当てにくいはず!(ダッ)」

白井「く…!(どういうことですの!針が当たらない…。この状態では細部を狙って拘束するのは無理ですわ!)…仕方ありません!多少の怪我は覚悟して頂きます!」

詠矢「しかも、銃弾や投擲と違って到達点までの軌道がない。つまり!!」

白井「(方向転換する瞬間なら、動きが止まはず。直接体に針を!)…そこっ!!(シュン)」

詠矢「相手に近づいても、流れ弾に当たる心配はねえ!一旦狙いをつけさせれば、距離を詰めた方が有利!!(ザッ)」

白井「(まさか!いきなりこっちに向かって!外したっ!!)…!」

詠矢「どっせい!!上段正拳!!」

白井「…!!(ダメ!演算が間に合わない!!)」

杏子に連れられてそのコテージへと向かっている。
向かいながら、ふいに杏子が話しかけてきた。

杏子「……にしても、ずいぶん簡単に信じたもんだな」

さやか「え?何が?」

杏子「あたしの話だよ。あんた、ついこないだあたしに殺されかけたばかりじゃないか。
   そんな敵の話を簡単に信じて、付いてきて。罠だったらどうするんだい?」

さやか「罠なの?」

杏子「いや違うが……」

さやか「あんたならそんなことしなくても、その気になればあたしなんて簡単に殺せるでしょ?
    それにもう、あたしはあんたのこと敵だなんて思ってないよ」

杏子「はぁ?」

さやか「キュゥべえから聞いたよ。あんた、まどかの件について色々調べてくれてたんだよね?」

杏子「……ちっ。あの野郎、余計なこと言いやがって……」

さやか「それに、分かったことはこうしてあたしに教えてくれるし。ありがとね」

杏子「……ったく」

>>195
こっちの方が面白いな

杏子に連れられ、山の中をしばらく進む。
するとそこには、本当にコテージがあった。

杏子「見な。うっすらとだが、防護壁みたいな魔力の壁が作られてる。魔力のパターンもあいつと一緒だ」

さやか「ほんとだ……。じゃあ、早速中を……」

杏子「馬鹿!触るな!」

杏子に止められたが一瞬遅く、あたしの手はドアノブに触れてしまい、

さやか「あぐっ!?いっ……つうっ……!」

静電気をもっと強くしたような衝撃が、あたしの手に走った。
見ると、手の皮が破れて血がにじんでいる。

杏子「……ほらな、楽勝だろ?」

杏子の言った通り、本当にあっという間に壁は壊せた。
コテージを覆っていた薄い光の膜のようなものが、割れて崩れ落ちる。

さやか「だね。それじゃ、早く中に入ろう!」

入り口が少し大きくなってしまったけど、コテージ内にダメージはほとんど行ってないはず。
中に何があっても、調べるのに問題はないだろう。

杏子とあたしは、急いで中に入った。
見たところ、普通のダイニングキッチンだ。
そして、奥にもう1つ扉があった。

詠矢「…」

白井「…」

詠矢「あー…」

白井「…え?…(寸止め?)」

詠矢「殴るつもりはなかったんだわ。忘れてた…」

白井「…(ガシッ)…(シュン)」

詠矢「のごあっっ!(なんだ、いきなり頭から落ちた!?)」

白井「…(キイン)…(タスタスタス)…ふう、拘束完了ですわ」

詠矢「ひでえなー、転移した対象の方向まで変えられるのか。受け身とれねえっての…」

白井「手こずらせてくれましたわね…」

詠矢「いやー、ゴメン。悪気はなかったんだけどねえ。『論証』に入るとつい熱くなっちまって」

白井「では、おとなしくご同行して頂けると?」

詠矢「はいはい、転がされて、一張羅の袖口を縫い付けられて抵抗する気力もございません。どこなりとお連れ下さい」

白井「最初からおとなしくそうおっしゃっていれば…。とりあえず、あなたの能力、手短にご説明いただけます?」

何かあるとすれば、きっとこの奥。
今になってあたしは、少し緊張していた。
この先に、まどかに関わる『何か』があるかもしれないんだ……。

杏子「……おい」

さやか「……うん。行こう」

汗ばむ手をゆっくりとドアノブにかけ、そして、一気に開けた。
するとそこには……。

さやか「っ……!」

杏子「勘違いじゃ、なかったか……!」

さやか「ま……まどかぁああああ!!!」

さやか「まどか!まどかぁああ!!」

まどかは、部屋のベッドに横たわっていた。
その目はうっすらと開いているけど、あたしの知ってるまどかの目じゃない。
そこに光はなく、ぼんやりと中を見つめ、あたしたちに何の反応も示さない。

まどか「…………」

さやか「まどか!大丈夫!?あたしだよ!さやか!さやかだよ!」

まどか「…………」

さやか「ねぇ、聞こえる!?あたしの声がわかる!?」

まどか「…………」

さやか「まどか!お願い!まどかぁ!返事してよぉ!」

まどか「ぁ……」

さやか「っ……!まどか!!」

まどか「はぃ……はいっ……ごめんなさい、返事します……ごめんなさい……」

詠矢「すいません、せめて立って話したいんですがー」

白井「口まで拘束した覚えはございません。そのままでどうぞ」

詠矢「うわ地味にひでえ」

白井「で、なんですの?あなたの能力。お姉さまの言った通り、あなたの言葉を聞いてると調子が狂いましてよ?」

詠矢「ふっふっふ…よくぞ聞いてくれました!。俺の能力はなあ!『論証を立てることによって、相手の能力を変質させる力』だ!」

白井「変質?まさそのような能力が…」

詠矢「いや、今日俺は確信に至った。この能力は間違いなく有る。そして、おれはこの力をこう名付けた。絶対反論(マ ジ レ ス)と!!!!」

白井「最低のネーミングセンスですわね…」

詠矢「あ、ダメかな?でも気に入ってるんで変えねえぞ」

白井「ご自由に…。ですが、もしその力が本当なら、かなり特殊な能力ですわね。まさか、パーソナルリアリティに干渉する力…?」

詠矢「はい?ぱーそなる・・・りありてぃ?

マミ「美樹さん。あなたは彼に夢を叶えてほしいの? それとも彼の夢を叶えた恩人になりたいの?」

まどか「マミさん……」

マミ「同じことでも全然違うことよ、これ……」

マミさんらしからぬ突き放した言い方。
でも、言ってることは正しくてなんだかそれが凄く悲しかった。

さやか「その言い方はちょっとひどいと思う」

俯いてマミさんにそう反論するさやかちゃん。
でもきっとさやかちゃんもマミさんの言ってることの正しさは理解しているから強く言い返せないんだと思う。

マミ「ゴメンね、でも今の内に言っておかないと……。そこを履き違えたまま先に進んだらあなたきっと後悔するから」

いつもの優しい笑顔でマミさんは謝罪する。
そしてそんなマミさんの言葉にほむらちゃんとほどかちゃんも思う所があるのか何かを考えているようでした。

さやか「……。そうだね、私の考えが甘かった。ゴメン」

さやかちゃんも笑顔で謝り、場は少し柔らかい空気になるのでした。

杏子「どうなってんだ……これ……」

さやか「……まどか……なんで……!?」

どうしてまどかが、あのまどかが、こんな……。

転校生が、どうしてこんな状態のまどかを……?
誘拐されたまどかを助けた……?
いや、だったらすぐにでもまどかの家や病院に連絡するか連れて行くかするはずだ……。

……ううん、今はそんなことを考えている場合じゃない。
まどかの様子が明らかにおかしい。
今すぐここから連れ出さないと……!

ジャッジメント177支部)
白井「(シュン)」

初春「あ、おかえりなさい!どうでしたか?」

御坂「結構時間かかったわねえ…、て、黒子1人なの?」

白井「へ?…1人?」

初春「あれ、もしかして取り逃がしちゃったとか…」

白井「あ………」

御坂「…?」

白井「あ…あわあわわわわわわわわ!置いてきてしまいましたわ!!」

初春「置いてきたって…どういうことですか?」

白井「た、確かに接触して転移しましたの!でもわたくしだけが戻ってきたということは!どこかに…」

御坂「まさか、黒子の能力が暴発したっていうの?…え、じゃあ、置いてきたってどこに?」

白井「え…、どこと申されましても…あ!上空ですわ!」

御坂・初春「上空!?」

杏子「っ……!?」

さやか「転校生ッ……!」

開け放たれた部屋のドアの向こう側に、そいつは立っていた。

さやか「お前……まどかを……まどかを……うあああああああ!!!」

転校生の姿を見た途端、あたしは斬りかかった。
しかし、確実に当たったと思った剣は空を切り、

杏子「がっ……!?」

さやか「なっ……杏子!?」

いつの間に杏子の後ろに……!

ほむら「……意外ね。あなたたち、いつの間に仲良くなったのかしら」

ほむら「そして今回も!また私の邪魔をする……!私とまどかの居場所に勝手に入り込んで!
    ここは私たちの場所!あなたたちに存在する権利なんてない!
    待っててねまどか!今すぐこいつらを追い出すから!
    まずは美樹さやかを殺すから、それまで待っててね!そしたらまた、2人きりで暮らせるからね!」

さやか「こ、こいつ……!あんた、頭おかしいんじゃないの!?」

ほむら「黙りなさい。おかしいのはあなたよ。私は、絶対にあなたを許さな……」

と、その時。
転校生の体に何かが巻き付き、玄関近くまで吹き飛ばした。

詠矢「あー、おれ落ちてるなあ…」

詠矢「うわこれどうしょうもなくね?…」

詠矢「…」

詠矢「……つまんねえ人生だったなー……」

           t        〉从||||iiー''";;;;;;;;ー、リリ)          ~'ー、
           了     ,r'~;;;;Lr'";;;;;、 '"ヽ ~' 、ii〈            /

   て 消     (     /ソ、;;;;;;;;;;;/:::  ::ヽ:::ヽi|   土 わ     (
   え 毒      〉     |/、,, 'ーiii~''",,,、ヽ- 、,,t:::::j   下 は     〉
   か さ     (      y,,,,='';;'"´ ;;;;;;、r'--ミ:ヌ   座 は     (
   ┃. れ     ヽ,     t'" ;;;r'⌒''yー'"   ::t )    し は     / ,,、-''"
   ┃         ゝ    i ̄:::::ノ'ーイ;;;;,,,,_ー、 彡|i |   ろ       /'",、-'"
   ┃       ,r"     ヽ、  'r=='"~,,)i'iii リ:j |   //       〉:::::::::::::
   //     r-、|        ',  i;;;;r'"~~ リ ソ:://'''ー、 ・・      _(::::::::::::::
  ・・     |           i  tー'--,ノ / ,r';;; :::L  _  __ /::::::::::::/
,r、 ,、-- 、, -'"           ,iヽ, 二~-ー, ',、 ':::::::::/ ノ/",, レ''"、~  ,、 ':::;;、

 レ"从 ;:;: (         _,, r'''~|::::to'''''"o~j";;;、 -'":::"::| ,,,,」L,,,,  ヽ''",,、-'~::::
 从     ),,,、-ー ''''" ̄ ̄::/::::. (、;;;;二=ー'''":::::::::::::::,、-''i,  |j" ,,,,,、- '":::::::::::::
 ゙〉  , '''~ '''"::''___''''/::::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;、-ー''"/从;;;;~'''''''i'i""| i|:/ ̄ ̄

 ∫ (,,:::::''" ,r"ii .ツY""::/:' 、;;;;;;;;;;、 -ー ''""     i i|||;;;;;;;;;;;;;;||;;;;;| i|:::/
`}∫  _ノ、,,,,,,,/ニ了 ̄/,,,,,i////::::::::::::::::::::tj:::::::::::::::::::::::::| }||;;;;;;;;;;;;;;;|i;;;;;;| |/
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'、t,,々ヽ==、、~'' 、ヽ| iOj//リ:::::,、 '""  :::| :::       t | t、、   ti;;;;;;i
.,r/;:;~''tt;;;;;:ヽヽヽ'yi|リ,//iソ''~      ::::| :::       '、ヽ';;;;;;O;;;;ヽ;;i
.i.|;:;:;:;:;;゚;;;;o;:;;:;:;:i |"|::|O|ii||||       :: it :::::::       ' 、;'、;;;;;;;;;;;;ヽ| 、、
i ';:;:;:;:;;;;;;:;:;:;:;;:;:;ノノ:::i:ソii|||i| ||       ::;;ヽ ::::::::......................`' 、;;;;;;;;;;;;;;;i :::"   ,、

ー、' 、、;;;;;;;;;;;、 '"::::ノ人i从i ||      ::::::;;;j ~' 、,,::::::::::::::::::::::::::::::\;;;;;;;;;;;t ::::::,、 '~ ,,

_i、ヽ,,二_,,、 '",,r"入从jノ:::::::::::::::::::::::::::;;/ (:、  ~ '''''''''''''''''""""~ヽ;;;;;;;;;'、/:::/::
  'フヽ、iii二二;;;;、-'"ー-'、〉、、;;;;;;;;;;;;,、- ''~  ;;;;};;;;:::::;;;;;;;; ,,,,,,,,,、  ,、-ー''''、~フ""/:::::::
 /、 '"~(~~~  '''、"~   ヽ,...,,'ー-、~'ー、::::'''" ヽ::    ~ 、-ー''":::::::ヽ  Y


杏子「ふん、あたしは正義の味方のつもりはないが、性根まで腐ってるつもりもないよ。
   どっちにしろ乗りかかった船だ。コウモリみたいな真似はあたしはゴメンだね」

さやか「杏子……!」

ほむら「言ったでしょう?あなたの戦力は必要なの。私は、あなたまで殺したくはない」

杏子「はっ!上等だよ!殺せるもんなら殺してみろってんだ!」

ほむら「そう……わかったわ。もう良い。だったら……」

そうして、その場に居た全員が臨戦態勢に入った、次の瞬間。
奥の部屋から、とてつもなく眩い光が輝いた。

まどか(……履き違えたまま先に進んだら)

ほむらちゃんとほどかちゃんは後悔していないのでしょうか。
二人とも言ってしまえば自分の為ではなく他の人の為に願い魔法少女になったんだ。

まどか(もし、少しでも後悔があるのなら……)

私は二人になにができるのでしょうか。

まどか(大切な人なのに……)

でも、きっと私にはなにもできないんだなって。
私はその時になってもウジウジしているだけなんだろうなって。そう思えてしまう。
そんな、なにも出来ない自分が腹立たしくて、嫌で、思わず私は手を強く握ってしまうのでした。

杏子「っ!?なんだ!?」

さやか「この光……まさか……!」

ほむら「…………うそ」

そしてその光が放たれる部屋から姿を現したのは、

QB「ありがとう、杏子、さやか。助かったよ。
  君たちがほむらの結界を破ってくれたおかげで、ようやくまどかの位置を見つけ出すことができた」

杏子「ってことは……こいつは鹿目まどかの魔力か……!
   ははっ……なんだよ、あいつあんな顔して、こんなすげぇ魔力持ってたのか……」

ほむら「……そん……な……」

QB「ほむらにもお礼を言うべきかもしれないね。
  以前まで契約を渋っていたまどかが危機的状況に置かれることによって、2つ返事で契約を結んでくれた。
  お手柄だよ、ほむら。君がまどかを魔法少女に誘導してくれたんだ」

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!




ほむら「……っは!」

目を開けると、『いつもの』見慣れた天井。
カレンダーに目をやると、退院日と登校日に大きく印が付けてある。

さっきの時間軸……また駄目だった……。
また、駄目だった……!
私が、ワルプルギスに勝てなかったせいで!
ワルプルギスを倒すために、まどかが……魔法少女に……!
そしてまどかは、ワルプルギスを一撃で倒し、そのまま……。

もう、さっきの世界みたいな失敗は繰り返さない。
杏子の協力を得て、そして、今度こそ絶対に、まどかを救ってみせる……!

―― 病院 ――


ボンジュール! 鹿目まどかです!
今日はさやかちゃんの付き添いでほむらちゃんと一緒に上条君が入院している病院に来ています!
ほどかちゃんはマミさんと一緒に魔女探し。
少し心配だけどマミさんが一緒なら問題はないと思います!

さやか「はぁ……。よぉ、お待たせ」

ほむらちゃんと談笑しつつさやかちゃんを待っていたのですが予想よりも早く戻ってきました。

まどか「あれ? 上条君会えなかったの?」

さやかちゃんの気落ちした表情を見るに目的の人物とは会えなかったことが察せられました。

そろそろシャルかなぁ

QB『まどか、まだ大丈夫かい?』

まどか『あ……ぅ……』

QB『今こそ君の願いを言うべきだ。君はこの危機的状況で、何を望む?』

まどか『わ、たし……は……』

こんな現実を、なかったことにしたい。
こんな現実があった事実も、あり得る可能性も、何もかも。

QB『良いだろう。君の願いはエントロピーを凌駕した。今の君なら、その願いも間違いなく叶うよ』

……良かった……。




おしまい

今まで読んでくれてありがとうございます。
もうこのスレは落としてください、お疲れ様でした。

さやか「うん。なんか今日は都合悪いみたいでさー」

仕方がないので帰る準備をする私達。
さやかちゃんは会えないことが悔しいのか外に出てからも文句をいっています。

さやか「わざわざ会いに来てやったのに失礼しちゃうわよねー」

ぶつぶつと不満を言い続けるさやかちゃん。

まどか(都合が悪いんなら仕方ないと思うけどな)

まぁ、さやかちゃんもその辺はちゃんと理解しているんだろうけど。

まどか(でも、自分の感情を口に出さずにはいられない子だからねー)

まどか「ん?」

今まで隣で歩いていたほむらちゃんがいません。

まどか「あれ?」

後ろを見るとほむらちゃんがじっと何かを見つめていました。

まどか「ほむらちゃん?」

何を見ているのか気になり、私も同じようにほむらちゃんが見ている方を見ます。
すると、そこには

まどか「あれって……」

さやか「ん? どうしたの?」

私達の様子に気づいたさやかちゃんも同様に私達の視線の先を追います。

さやか「あれ、グリーフシードじゃん!」

魔女の卵であるものが柱に刺さっていました。

ほむら「孵化しかかってるわ」

ほむらちゃんの言葉に驚く私達。

まどか「嘘!? なんでこんなところに!」

さやか「どうするの!? こんなところで孵化したら……!」

さやかちゃんが病院を見上げながらそう言った。

まどか(そうか、ここは!)

マミさんが言っていたことを思い出す。

――病院なんかに憑りつかれると最悪よ。
ただでさえ弱っている人達から生命力を吸い上げられるから。目もあてられないことになる――。

まどか「早くなんとかしないと!」

ほむら「落ち着いて。私がなんとかするわ」

冷静にそう言い、私達を宥めるほむらちゃん。

さやか「だ、大丈夫なの?」

さやかちゃんはほむらちゃんにそう尋ねる。
顔は不安でいっぱいだった。

ほむら「えぇ。あなた達は今の内に逃げて」

まどか「逃げるって! ほむらちゃん一人で行くつもり!?」

ほむら「当然でしょう? あなた達は魔法少女ではないのよ。
    今はマミ達もいないのだし」

確かに、そうだけど!! 

さやか「そ、そうだ! とりあえずマミさん達に連絡を!」

慌ててマミさんにさやかちゃんは連絡を取ろうと携帯を取り出す。
でもそんな、さやかちゃんをほむらちゃんが

ほむら「それには及ばないわ」

っと押しとどめる。

さやか「な、なんでさ!」

なぜ止めるのかわからず、さやかちゃんはその理由を聞き出そうとする。
私も意味がわからない。
この状況でマミさん達を呼ばないなんて。

ほむら「この魔女は――」

そして、そんな問いにほむらちゃんが答えようとした直後、当たりを眩い光が包むのでした。

ほむら「しまっ――!」

まどか「きゃあ!?」

さやか「うわ!?」

>>223
デュノア「呼んだ?」

―― 魔女結界内 ――


ほむら「……っ」

迂闊だったわ、まさかこんなに早く孵化するなんて……。
今までのループならばもう少し時間があったはずなのだけれど……。
こんなことなら無理矢理にでもまどか達を避難させるべきだった。

まどか「こ、ここって……」

怯えながら辺りを見回すまどか、その表情は不安そのもので、彼女のそんな顔を見ていると胸が痛む。

さやか「まさか、もう孵化した感じ……?」

さやかも同様に辺りを見回し、不安気な顔をする。

ほむら「そのようね。でも安心して、あなた達は私が守るから」

そう彼女達に告げ変身を済ませる。
その言葉に一応の安心はしてくれたようだった。

ほむら(でも、正直厳しいわね)

状況はかなり悪い。
二人を守りながら、この結界を抜けなければならないのだから。

ほむら(私の能力では守りながら戦うには少し無理があるわね……)

時を止める能力も無限ではない。
自分だけの身を守るならまだしも。

ほむら(せめて一人ならば問題なかったのだけれど……)

ちらりと二人を見る。
相変わらず落ち着きなく周りを見ている二人を見て、一人で二人を守ることの難しさを想像する。

ほむら(いや、守ってみせるわ)

守って見せる。せっかくここまではうまく事が運んでいるんだ。
まどかだけでなく、さやかも救えるかもしれないという今回のループ。


ほむら(こんなところで躓いてたまるものか……)

救いたい人を救える。それは今の自分の頑張りで達成できるかもしれない。

ほむら(こんなチャンスそうそうないのだから)

決意し前方を見やる。
魔女を倒さなければいけない。
この魔女は自分が、
なぜなら――。

救いたい人の中には巴マミも含まれているのだから――。

ほどか「っ! お父さんたちが!」

マミ「? まどかさん達になにかあった?」

ほどか「はい。たぶん魔女空間内にいると思います」

マミ「どうしてわかるの?」

私にはまったくその気配はしなかったのだけど……。

ほどか「実はお父さんには小型の発信機を付けてるんです。その発信機の信号が途絶えたので恐らく……」

なにやら平然ととんでもないことを話すほどかさんに、さすがの私も狼狽する。

マミ「ええーっと……。それはまどかさんは知ってるのかしら?」

ほどか「知らないですよ?」

この子。何気に凄いわね。

マミ「そ、そう。でも発信機なら圏外の場所にいるから途切れたとかもありえるんじゃ」

ほどか「それはありえません。
    私の魔法で作っているので、異質な空間に閉じ込められない限りは遮断されるようなことはないですから」

成程ね……。この口ぶりから察するとこういう事態も想定していたということね。

マミ(この子、一体どこまで考えて行動しているのかしら)

あまりにも先を見据えた行動をする彼女に少し恐怖に似た感情を覚える。

ほどか「マミさん。急ぎましょう。魔女の結界内にいるとしたら、お父さん達が危険です」

その通りね……。
今は彼女の本当の目的がなにか、なんてことよりまどかさん達の救出に向かうのが先決。

マミ「そうね。場所はわかるの?」

ほどか「病院です。今日はさやかさんの付き添いでそこに行くといってましたから」

信号が途絶えた時間的にも間違いはないです。っと付け加え魔法少女に変身する彼女。
私も変身を済ませ、急いで向かうことにする。

ほどか「魔女の結界内に入れば発信機も機能を取り戻します。急ぎましょう」

なにやらいつもの落ち着きがない彼女。若干焦っているのだろうか。

マミ(まぁ、両親が危機に陥っているというのだから当たり前よね)

少し、昔を思い出す。
自分は救えなかったから……。


マミ(あの時、もう少し願い事をよく考えていたら……)

今更だが常に後悔してきたことだ。
あの時、私がよく考えて行動していたら。

マミ(パパとママは――)

先を走る彼女を見る。
その必死な顔から早く自分の大切な人を助けたい。そう考えているのだろう。

この子には私のような後悔はしてほしくない。
そう強く思えた。

そしてこの子がそんな後悔をしないためにも。

マミ(私が助けてあげなくちゃ、ね」

そう考えるのであった。

ほむら「はぁ……はぁ……」

まどか「大丈夫……? ほむらちゃん……」

まどかが心配そうに私の顔を覗き見る。

ほむら「心配はないわ。大丈夫よ」

問題がないことを告げ、また先に進む。

ほむら(思いのほか数が多いわね……)

ここまでくる間、多くの使い魔を倒した。
が、奥に進むにつれ数を増やして襲い来る使い魔には正直手を焼いていた。

一人で先に進むにはこの程度の敵、問題はない。
しかし、今は二人を守りながら先に進まなくてはいけない。

魔法少女でない二人は当然身体能力の面でも一般的な少女と変わらず、
そんな二人のスピードに合わせ、守りながら先に進むというのは精神的にも肉体的にも辛いものがあった。

さやか「ゴメン……。私等、足手まといだよね……」

珍しくさやかが私に謝る。

ほむら(本当に珍しいわ、こんなこと今までのループでも……)

ほむら「ふふふ」

さやか「な、なにがおかしいのさ!」

ほむら「まさかあなたが私に謝るとは思わなかったから」

そう告げると、少し顔を赤らめいつもの口調で

さやか「な、人が心配してるっていうのになによそれ!!」

あのさやかが私の事を心配して……?
ふふ、本当に今回のループはおかしなことが続くのね……。

ほむら「ごめんなさい。でも本当に大丈夫よ。
    少し疲れただけだから」

でも、その疲れももうなくなった。
私には心配してくれる人がいるのだから。

ほむら(こんなところでへばってはいられないわね)

心が少し暖かくなるのを感じ、私は先を見据える。
そして改めて、最深部へ向かうべく私達は再び走りだした。

マミ「ここね」

魔女の結界がある。どうやら本当にまどかさん達は魔女の結界内にいるようだ。

マミ「全く、連絡くらいしなさいよ……」

これではなにかあった時のために連絡先を交換した意味がないではないか。

ほどか「行きましょう」

結界内に足を踏み入れるほどかさん。やはり少し焦っているようだ。

マミ(……少し、マズいわね)

焦りは冷静な判断をくだせなくなる。
命が関わってくる戦いにおいてそれは避けた方がいい感情だ。

マミ(なんだか、嫌な予感がするわ……)

無性に胸騒ぎがする。この戦いでなにか、悪いことが起きそうな……。そんな予感。

マミ(杞憂だといいのだけど――)

そう願いながら私も結界内に足を踏み入れた。

ほむら「ここね……」

多数の使い魔を退け、ただひたすらに最深部を目指し、ようやく辿りついた場所。

ほむら(この魔女だけはマミと戦わせるわけには……)

今までのループの中でも、マミがこの魔女にやられる確率は非常に大きい。
その大きな理由として単独でこの魔女に挑んだ。というものが挙げられるが――。

ほむら(私達の援護があるとはいえ、少しでも可能性があるならば……)

それは潰しておくに限る。

ほむら(少し、臆病になりすぎかしら……?)

今のところ今回のループは最高の形で進んでいる。
まどかもさやかも魔法少女にはならないだろうし、マミとも信頼関係を結んでいる。
後はワルプルギスを倒せば自分の目的は達成される。

ほむら(いいえ、臆病なくらいがちょうどいいわ)

少しでも甘さを出せば足元を掬われるかもしれない。
潰せる可能性は先に潰しておくに限るのだ。

ほむら(あとは……)

鹿目ほどか、彼女をどうするか――。
イレギュラーであり、不穏分子でもある彼女。

どういった考えを持っているのかもわからず、なにをするかもわからない。
ある意味では一番危ういと感じる存在。

それをどうするか――。

彼女に対する対策を考えつつ、魔女のもとへ近づく。

ほむら「今日は手早く済まさせてもらうわ」

私の前にいる。見た目は可愛らしい魔女に対しそう言い放つ。
理解しているのかはわからないが、そんなことはどうでもいい。
どうせすぐに消す存在だもの――。

これでシャルに負けたら笑えるんだが

ほどか「……」

マミ「……」

やはり焦っている。
襲いかかる使い魔を倒しながらそう考える。

マミ(いつもの彼女ならもっとスマートに決めるもの)

なぜだかわからないが彼女は使い魔に対しても、魔女に対しても一撃で相手の息の根を止めるように戦う。

マミ(……、敵に対して情けはかけない、ましてや魔女や使い魔は人に仇なす害あるもの。
   かける情けなどない)

それゆえに一瞬で命を絶つ。そう考えるのが普通なのだろう。

マミ(だけど彼女は……)

できるだけ苦しめたくないから。その理由からそんなふうに戦っているように思える。

マミ(それがなぜだかわからない、彼女の優しさからくるものなのかもしれない)

でも、それだけではないような気もする。

マミ(でも、今日の彼女の戦い方は……)

できるだけ攻撃は最小限に留め、あくまで先を急ぐことを念頭に置いている。
だから、その攻撃は牽制。相手の足を止めるようなものに限られている。
でも、本来の精彩さはない。

マミ(この判断は正しい。だけどなぜかしら。この子らしくない戦い方がこうも焦っているように見えるのは)

親が危機なのだから焦る気持ちはわかる。だけど、戦いにおいて焦りは……。

マミ「ほどかさん」

先を走る彼女に話しかける。

ほどか「なんでしょう」

こちらに振り向かず声だけで要件を聞く彼女。

マミ「少し、焦りすぎではないかしら」

宥めるような声色でそう告げる。

マミ「あなたらしくないわよ。そんなことじゃ戦う前にバテてしまうわよ」

ほどか「でも急がないと……」

相変わらずこちらを振り向かずに答える彼女。

マミ「確かに状況は切迫しているわ。でも救援に行くものが冷静さを欠いてどうするの?」

私達は救援。現場の状況次第で動きを変える。冷静な判断力が必要なのだ。

マミ「それに暁美さんは優秀な魔法少女よ? 彼女ならそう無茶なことはしないはずだわ」

その言葉に少し速度を緩める彼女。そしてこちらに顔を向け。

ほどか「すいません……。少し冷静さを欠いていました」

そういって申し訳なさそうに謝るのであった。

マミ「わかってくれたのならいいわ」

よかった。どうやら落ち着いたようだ。
ほっと胸を撫で下ろし、これなら大丈夫かと安心する。

ほどか「マミさんがいてくれてよかった……」

マミ「え?」

速度は変えずにそんなことを言う彼女に私はその意図が掴めずに聞き返す。

ほどか「私だけなら、きっとなにもできずにいました」

マミ「……」

ほどか「マミさんが協力してくれたから、お母さんを説得できたし、今もこうして冷静に戦うことができる」

マミ「……」

ほどか「マミさんが魔法少女の先輩として私達を見ていてくれるから私達は安心して戦える」

だから、と言いながらこちらを振り向き

ほどか「マミさんは私の憧れです。」

少し照れながら私にそう告げる彼女。
そんな彼女の言葉に思わず立ち止まってしまう私。

ほどか「マミさん?」

急に立ち止まる私を変に思ったのか彼女も立ち止まり、こちらに体ごと向き直る。

マミ「憧れる程のもんじゃないわよ……。私……」

ほどか「……」

マミ「無理してかっこつけてるだけで、怖くても辛くても誰にも相談できないし、一人ぼっちで泣いてばかり」

今まで無理して隠してきたものが溢れる。

ほどか「あ……」

マミ「魔法少女であるあなたならわかるでしょ? いいものじゃないわよ。魔法少女なんて」

ずっと。思ってきたことだ。そして誰にも言えなかったこと。
私の醜い部分。誰にも見せたくなかった部分。

俯き。何も言わない私に彼女が近づいてくる。

ほどか「マミさんはもう一人ぼっちなんかじゃないです」

笑顔で私に語りかける彼女。

ほどか「お父さんがいるし、お母さんがいる。さやかさんもマミさんのことを尊敬してるんですよ?」

ほどか「それに、私だっているんですから」

彼女の笑顔が私の瞳に映る。
とても安心できる笑顔だ。

ほどか「マミさんが怖い時は一緒にいますし、辛い時はその辛さをわけてください。泣きたい時は私も共に泣きます
    だから、マミさんは一人じゃない。私が、みんながマミさんを守ります」

マミさんが私達にそうしてくれたように……。

マミ「……」

その言葉に瞳が潤む。彼女の笑顔が眩しい。

マミ「そうね、そうなんだよね……」

彼女の手を握る。
とても温かく凄く安心する。

マミ「本当にこれから私を守ってくれるの? 傍にいてくれるの?」

涙が零れる。でもそれを拭わず彼女の手を握り続ける。
彼女は私の行動に驚いた顔をしたが、すぐにもとの笑顔に戻り。

ほどか「はい。私なんかでよかったら」

そう私の懇願に応えてくれるのであった。

>>269
デュノア「笑えよID:nFNv5+Nc0」

今後どうなろうがワルプル倒したら元の時代に帰るだろ

マミ「まいったな、まだまだちゃんと先輩ぶってなきゃいけないのにな……」

照れ隠しにそんなことを言いながら、彼女の手を離し涙を拭う。
我ながら恥ずかしいところを見せてしまった。

マミ「やっぱり私、ダメな子だ」

笑いながらそう言う。

ほどか「マミさん」

そんな私に彼女も笑顔で返してくれる。

マミ「少しムダに話し過ぎたわね、こんな時に」

苦笑し、今の状況下でなんてことを話していたのかと反省する。

マミ「ごめんなさいね。急ぎましょう」

改めて先に進む。彼女も同じように苦笑し歩き始める。

マミ「本当にありがとう、かっこわるいとこ見せちゃったね」

ほどか「いえ、そういうマミさんも可愛いですよ?」

笑顔でそんなことをいう彼女に少し赤面する。

マミ(こ、この子は素でそんなことを……)

マミ「そ、そうだこの魔女をやっつけたらみんなでパーティーしない?
   仲間になってからそういうことしてないし、記念ってことで)

ほどか「いいですね。 マミさんがケーキとか作ってくれるんですよね?」

マミ「え、ええ。まぁ」

ほどか「楽しみです!」

とびっきりの笑顔でそにう彼女。
そして、またまた赤面してしまう私。

マミ(も、もお、なんなのよこの子は……)

ほどか「使い魔が!!」

マミ「任せて! 今日という今日は速攻で片づけるわよ!!」

並み居る使い魔に猛攻を加える。

マミ(体が軽い……)

使い魔を倒しながらそう思う。

いつも感じる重さがない。解放された気分だ。

マミ(こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて……!)

傍にいるほどかさんを見る。
彼女も、自身の武器を使い、使い魔を倒していく。

マミ(もぅ何も怖くない!)

マミ(私、一人ぼっちじゃないもの!)

周りにいる使い魔を一掃し終える。
そんな私にほどかさんは驚きの声をあげる。

ほどか「す、すごい……」

使い魔を片づけ、彼女の手を取り再び走り出す。
そう。私は一人じゃない。今の私は誰にも負けない!

マミ(待っててね、みんな!!)

ほむら「はっはっ」

あと少し、そんなところまで魔女を追い詰めることができた私。

ほむら(この魔女の本体はこいつじゃない。でもそろそろ……)

出てくるはずだ。こちらの猛攻に耐えその攻撃が止んだ時、そいつは姿を現す。

ほむら(これで、これでマミは死なずに済む)

なんとか無事に済みそうだ。
その安心からか今までの疲労も重なり、少し気を抜いてしまった。

だが、それがいけなかった。

ほむら「っ!?」

まどか達が数体の使い魔に狙われたいることに気づくのが一瞬遅れてしまったのだ。

ほむら「しまっ!」

結界は張っている。だけど私の魔法少女としての才能はあまり高くない。
だからあまり強力な結界は張れない。

ほむら(くっ!!)

急いで時を止めまどか達のもとへ向かう。

結果、まどか達を守ることはできた。
しかし、安心したのも束の間。

ほむら「ぐぅ!!?」

腹部に強い衝撃。
時が動いた瞬間。隙ができていた私を魔女が見逃すはずはなく私は魔女の攻撃をモロに受けてしまった。

まどか「ほむらちゃん!!」

さやか「ほむら!!」

二人の叫び声。
攻撃を受けた私はそのまま壁に叩きつけられ、そのまま地面に落下。俯せに倒れる。
意識が朦朧とする。

ほむら(ま、まずい……。二人を守らないと)

二人のもとに使い魔達が再度近寄る。
このままでは二人が危ない。

ほむら(っつ! 思ったよりダメージが大きい……)

急ごうとするが体が思い通りに動かない。
二人を守らないといけないのに……。

まどか「あ、あぁ……」

さやか「こ、こっちくんな! あっちいけ!!」

さやかが腕を振り使い魔を退けようとするがそれも無駄。

徐々に近寄る使い魔。
そして遂にその内の一体が襲いかかる。

ほむら「ダ、ダメ!!」

使い魔がさやかに喰らいつこうとし、もう駄目かと思ったその時、

ドン! っという発砲音がしたかと思うとまどか達に襲いかかった使い魔が消え去る。
そして発砲音が続き、まどか達の近くにいる使い魔は次々と倒される。

「どうやら間に合ったみたいね」

声がした方に目を向けると人影が二人。

ほむら「あ……」

マミ「まぁ、主役は遅れてくるのが王道よね!」

ほどか「まどかちゃん! さやかさん!」

マミがマスケット銃を魔女の前で構え牽制。その隙に鹿目ほどかがまどか達を庇うように立ち、二人に結界を張る。

ほどか「怪我はないですか!?」

まどか「私達は大丈夫! それよりほむらちゃんが!」

その言葉に私の方を見る鹿目ほどか。
その表情はひどく狼狽しているようだ。

ほどか「マ、ほむらさん!!」

急いで私に近づく彼女。
そして私の傍で盾を操作する。

ほどか「今すぐ傷を治します!」

その彼女の行動を押し留め彼女に今やるべきことを伝える。

ほむら「私はいいからそれよりマミを! あの魔女は――!!」

ほどか「え!?」


マミの方を見てみると、今まさに止めをさすところに見えた。

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

魔女を撃ち抜くマミの必殺技。

まどかもさやかも勝利を確信したのか喜んでいるように見える。

マミ(やった!)

マミもこれで終わったと緊張を解いたようだ。

だが、しかし――。

倒したと思った魔女の口から、本体が出現し高速でマミのもとへ接近。
そしてその巨大な口を大きく開き、その鋭い牙で今まさにマミを噛み砕かんとしていた――。

マミ「あっ――」


そして、肉と骨が噛潰される、ぐちゅ、ぐちゃっ、っという聞き慣れない音が辺りに響いた――。

まどか「ひっ――」

さやか「う、嘘――」

ブチブチ! と皮が切れるような音が聞こえた。
そしてなにかが噴き出す音――。

辺りに漂う、鉄の、臭い。

まどか「い、いやああああああああああああああああ!!!!!!!!」

そして、まどかの絶叫――。






まどか「ほ、ほどかちゃーん!!」

鹿目ほどかの名前を叫び、腰が抜けたのかまどかは地面にへたりこむ。
気を失いかけているようだった。

マミ「あ、あぁ……」

マミの前で吹き荒れる血しぶき。それはマミの全身を濡らし、彼女を赤く染める。
そう……。結果を言えば、マミは助かった。

ほどか「くっ……」

苦しげに呻く鹿目ほどか。
当然だろう。彼女の右腕からは、いや……。
今はもう存在しない右腕があった場所からは血が噴いているのだから。

ほむら『私はいいからそれよりマミを! あの魔女はマミを殺した魔女よ!!』

ほどか『え!?』

その言葉を聞いた彼女はそれだけで状況を察知、急いでマミのもとへ急行した。
その結果、マミは彼女に救われた。

しかし、代償は大きく。
マミの命を救った引き換えに彼女は自身の右腕を失った。

ほどか「つぅ……!」

目の前の光景に呆然とするマミを安全な場所に移動させ、急いで自分の服を破り、止血をする彼女。

キュゥべえレイプとほとんど同じだな
片腕ぎせいとか

苦悶の表情を浮かべる彼女は、しかしすぐにその顔を笑顔に変える。

ほどか「大丈夫ですかマミさん?」

マミ「だ、大丈夫って、あなたのほうが……!」

ほどか「私なら大丈夫です」

マミ「そ! 大丈夫なわけ!! どうして私を庇って!」

ほどか「だって、いいましたよね? マミさんは私が守るって」

無理矢理だろう。激痛を堪え、笑顔でそうマミに告げる。

ほどか「待っててください。すぐにあの魔女をやっつけちゃいますから」

そして魔女のもとへ向かう彼女。
そんな彼女を止めるマミの声。

マミ「ま、待ちなさい! そんな怪我じゃ……!」

そのマミの静止を振り切り、でも、一つだけ言葉を残す。

ほどか「大丈夫ですよ。私、結構強いんですよ? 早く終わらせてパーティーをしたいですし」

そう言い残し、魔女の前に立つ鹿目ほどか。
魔女も彼女の腕を喰らい終え、眼下に立つ彼女を見据える。

ほどか「あなたに恨みはないけど、みんなの為にも、私の為にも……。倒します!」

キッと魔女を睨みつける彼女。
そんな彼女に、その全てを喰らおうとする魔女の牙が迫る。

さやか「あぁ!!」

彼女の体はそのまま飲み込まれたかのように見えた。
だが、彼女は無事で、少し離れた場所に立っていた。

ほどか(助ける時も、時を止めればよかったのにな。そこまで頭がまわらなかったや。
    焦るなってマミさんに言われたばかりなのに……。私のバカ)

なぜ、避けられたのかわからない魔女はもう一度、彼女を喰らおうとするがやはり無駄で……。

ほどか(ごめんね、痛いと思うけどこうするしかないの)

何度か喰らおうと迫り、それを避けられを繰り返す魔女。

ほどか(恨まないで。とは言わない。でも、私も必ず報いは受けるから)

だから、ごめんね――。

っと彼女の呟く声が聞こえた気がした。


そして、辺りに響く爆音。

自身の攻撃を避けられ続ける魔女はなぜかわからず、しかし、他に方法がないのか相変わらずの攻撃を繰り返していた。
そして、ついに鹿目ほどかの反撃を受けたのであった。

おそらく、爆音の正体はC4だろう。
それを噛み付かれる瞬間に魔女の体、そして最後に口内に取り付け、仕留められる量を仕掛けたら起爆。
魔女はその爆発に耐えられずにその体を四散させた。

ほどか「ふぅ……」

爆煙が晴れた後、そこには鹿目ほどかの立つ姿だけが残り、今度こそ本当に戦いが終わったことを告げる。

さやか「終わった、の……?」

終わった。
だが、勝利の代償は消えない傷跡となって、彼女の体に残した。

ほどか「……」

さやか「ほどか!」

戦いが終わり、安心したのか、彼女は倒れこむ。

さやか「ほどか! ほどかってば!!」

さやかが彼女の名前を何度も呼び続ける。
しかし、完全に気を失っているのか、彼女はなんの返答もよこさない。

ほむら「このままでは危ないわ」

血を失い過ぎている。

ほむら「マミ」

今も呆然と座っているマミに呼びかける。
この傷を治せるのは、といっても無くなってしまった腕の再生までは無理だろうが。
しかし、とりあえずの傷を治すことができるのはマミしかいない。

ほむら(まぁ、魔法少女はソウルジェムさえ無事なら死にはしないのだけど)

だが、このままにしておくのはまずい。
明らかに生命活動を続けるには難しい出血をしたにも関わらずにも生きている彼女を見れば、みんなが不審に思ってしまう。

ほむら(それは避けたい。魔法少女の真実を知られるわけには……)

マミは相変わらず放心状態だ。無理もないが、それでは困る。

ほむら「マミ! 何をしているの! この子を治すことが出来るのはあなたしかいないのよ?」

命の恩人を見捨てるつもり?

そういった直後、マミがやっと動き彼女の体を泣きながら癒し始める。

マミ「ほどかさん! ごめんなさい! ごめんなさい!!」

ほむら(これでいい)

本来ならばこの子にはここで死んでもらうのが望ましいけど――。

ほむら(でも、この状況で見捨てるような真似は、ね)

そんなことをすればまどか達の反感を買ってしまうだろう。

ほむら(それは避けたい。せっかくここまでうまくいってるんだから)

それに、彼女を救う為にまどかに契約されでもしたら困る。

ほむら(それはあなたも本意ではないでしょう?)

意識のない鹿目ほどかに対し、そう問いかける。当然、返答はない。
彼女を一瞥し、放心状態のまどかのもとに近寄る。

ほむら「まどか、大丈夫?」

可哀想に……。怖かったのね。こんなに震えて……。

ほむら「もう大丈夫よ、もう怖い魔女はいないわ」

努めて優しくまどかにそう語りかける。

まどか「あ、あ……。ほどかちゃんが……」

相変わらず彼女の心配をするまどか。
彼女なら死んではいないというのに……。

ほむら「大丈夫よ、彼女は今、マミが治療しているわ」

まどか「腕は!? ほどかちゃんの腕は治るの!!?」

ほむら「残念だけど、腕の再生までは無理ね。彼女の能力はあくまで癒し。なくなったものを作ることは無理よ」

まどか「そ、そん……な……」

その言葉を聞きまた放心するまどか。
まったく、命はあると言っているのに。

やっぱりこの子は優しすぎるわね。
でも、これは利用できるかしら。

ほむら「まどか。これが魔法少女として戦うということよ」

さっきまでとは違い、少し強めの口調でまどかに語りかける。

ほむら「こんな風に傷つき、いつ命を失うかわからない戦いを続けるのが魔法少女の宿命」

テレビ等で見るような幼い少女が憧れる甘い世界とは違う。

ほむら「今回はまだ運がいい方よ。腕だけで済んだんだから」

そうまどかに告げた時、

待ちなよ――。

っという声がこの空間にあがった。

さやか「運がいい? 腕だけで済んだ?」

さやかが語気を荒げながら私に近づく。

ほむら「えぇ、そうよ。命があっただけマシ。もしかしたら死んでいてもおかしくはなかったのよ?」

私の言う通りのはずだ。少し運が悪ければ彼女の命は……。
そんな私の言葉に怒りが臨界点を突破したのか、さやかが私の胸倉を掴み睨みながら叫ぶ。

さやか「あんったは! あれを見てなんとも思わないの!? ほどかは! ほどかの腕は!!!」

なんだというのか。確かに私の言い方は冷たいかもしれない。

だけど、

ほむら「私は、事実を、言った、までよ」

胸倉を掴むさやかの腕を掴み強引に離そうとする。
私は何も間違ったことは言ってはいない。

さやか「そんなことを言ってるんじゃない!! 
    あんたには! あんたにはほどかが傷ついたことを悲しむ心はないの!!?」

私の反抗に負けじと掴む手に力を入れるさやか。


さやかうぜえな

なぜ、私があの子のことで悲しまないといけないのか。
だがそれを言うわけにはいかない。信頼を失ってしまう。

ほむら「悲しいとは思うわ。当然じゃない。仲間だもの」

本当は仲間とは思ってはいない。
むしろ彼女は敵だ。そう思っている。

さやか「嘘だね……。あんたはほどかのことを仲間とは思っていない……! 
    あんたの目は! あの子を、敵だと言ってるね!!」

相変わらず、人の感情には鋭いことを言うさやか。
ばれているのなら仕方がない。

ほむら「えぇ、そうよ……。私はあの子を仲間とは思っていない……! 
    むしろ敵だと認識しているわ!」

そう言って、さやかの拘束を解きその体を突き放す。


さやか「あんたは!! あんたはあぁぁ!!!」

バチン!! っと何かをはたく音が聞こえた。

いや、叩かれたのだ。
私が、まどかに。

いつの間にか立ち上がり私の前に無表情で立つまどか。

さやか「まど、か……」

マミ「まどか、さん……」

ほむら「あ……」

じんじんと痛む右頬を抑え、私はあまりの出来事に呆然と立ち尽くす。

ほむら(たたかれ、た……?)

まどか「ほむらちゃん……」

依然、無表情で、感情のこもらない声色でまどかは私に話しかける。
だけど、何も感じられないはずのその声には確かな迫力があった。

まどか「ほむらちゃんはほどかちゃんを仲間だとは思ってないの?」

今さっき言った言葉をまどかは聞いているのだろう。
だから、その言葉をもう一度、ただもう一度言えばいい。

ほむら「あ、私は……」

だけど、まどかの迫力に。そして、言ってしまえば全てが終わる気がして。
私は、何も言えなかった。

まどか「わかったよ」

なにがわかったというのか、沈黙は肯定と受け取ったのか。
まどかは諦めた表情をして、二度、首を振り、私に、こう宣言した。

まどか「ほむらちゃんは、ほどかちゃんを仲間だと思っていない」

ううん。違うね
っと言い。

まどか「ほむらちゃんは、ほどかちゃんを敵だと思ってる」

そう言って私を睨み付け。

まどか「なら、ほむらちゃんはほどかちゃんの敵。つまり――」



私の敵だよ――。



私にとってなによりも恐れる。でも、想像だにしなかった言葉を投げかけた――。

どうも。鹿目まどかです。
今、私は自宅にいます。

本当は学校にいなければいけない時間なのだけれど、事情があり休みました。

まどか「はい、ほどかちゃん」

ベッドに腰掛けるほどかちゃんに、うさぎの形に切られたリンゴを差し出す。

ほどか「……」

ほどかちゃんはそれを無言で首を振ることによって、食べる意志が無いことを告げる。

まどか「おとついからなにも食べてないでしょ? ダメだよ何か食べなきゃ」

ほどかちゃんが右腕を失ってからあれから二日。
マミさんの治療の甲斐あってか、なんとか一命を取り留めたほどかちゃん。
すぐに意識を取り戻し、私達はそのことにほっと胸を撫で下ろした。

―― 二日前 病院 ――

ほどか「ん――」

まどか「ほどかちゃん! よかった! 意識が……」

マミ「よかった……。本当に、よかった……」

さやか「ったく! 心配かけさせんなっての!!」

意識を取り戻したほどかちゃんに抱き着く。
ほどかちゃんは状況を把握できていないみたいでボーっとしていたけど、意識がはっきりしてきたのか

ほどか「ママ! ママは!? ママは無事なの!?」

辺りにいないほむらちゃんに気づき、そう尋ねる。

その言葉に暗い顔をするマミさんとさやかちゃん。
その表情に勘違いしたのかほどかちゃんは慌てて

ほどか「ま、まさか、ママになにか!?」

ほむらちゃんを探そうと立ち上がる。
だけど血を失いすぎたのか、今まで気絶していたのに急に立ち上がったせいか、貧血を起こし、また倒れる。

マミ「ダメよ! 治療したとはいえ、まだ安静にしてないと!!」

ほどか「でもママが! ママが!!」

まどか「安心して。暁美さんは無事だから」

落ち着かせる為に暁美さんの無事を伝える。
その言葉にほどかちゃんは安心したのか、全身の力が抜け、マミさんの体にもたれかかる。
だけど、なにかに気づいたのか、私の顔を驚いた顔をして見上げる。

まどか「どうしたの?」

ほどか「パパ、ママのこと……」

まどか「暁美さんがどうかした?」

ほどか「な、んで……」

なにが起きたのかわからない。
といった顔をするほどかちゃんに私は一つ息を吐き、さっきあったことを説明することにした。

まどか「さやかちゃん、マミさん。ごめん。この子と二人っきりにして」

さやか「!? まどか!」

マミ「美樹さん。ここはまどかさんの言う通りに……」

さやか「で、でも……」

マミ「美樹さん!」

さやか「っ!」

まどか「……」

ほどか「……」

二人が去ったこの場所で私は今、ついさっき起きたことを話した。
真実をありのままに。

ほどか「それで、お母さんは……」

しばらく沈黙が続きほどかちゃんは暁美さんがどこに言ったのかを聞いてきた。

まどか「知らないよ」

後を追ったわけではない。
だから私が暁美さんの居場所を知っているはずがない。

ほどか「そう、ですか……」

ほどかちゃんは私を責めなかった。
責めずに、ただ、ただ悲しそうに、泣きそうな顔で俯いていた。

私を責めたらどれだけ楽になれただろう。
涙を流せばどれだけ楽になれただろう。

でも彼女はただ黙って、事実を受け入れ、一人悲しむのでした。

―― 現在 ほどルーム ――

まどか「一口だけでもいいから食べて? お願いだから……」

まどか「……。りんご、ここに置いておくね。気が向いたらでいいから食べて?」

ほどかちゃんの近くにリンゴの入った容器を置く。

まどか「体を拭くタオルを持ってくるね? 汗、かいたでしょ?」

そう告げ立ち上がる。ドアの前で振り返り、彼女の右腕を見る。
可愛らしいピンクのパジャマを着た彼女の右腕は、そこにあるはずのものがなく、
換気の為に開けた窓から入る風に、その薄い布をゆらゆらと揺らすのでした。

まどか「待ってて?」

できるだけ陽気にそう言って部屋を出る。
ゆっくり閉めたはずのドアの音が嫌に大きく聞こえる。

まどか「……」

洗面所にあるタオルを取りに、階段を降りたところで声をかけられる。

知久「まどか、ほどかの様子は……」

その問いに無言で首を振る。
それで全てを察したのか、溜め息を吐くパパ。

まどかす死ね

知久「何があったのか詳しくは聞かない。まどか達が話す気になるまではね」

でも、と付け加えパパは話を続ける。

知久「僕もママもタツヤもまどかを、ほどかを心配している」

それだけはわかってるね? っとパパは言ってくれる。

まどか「うん。ありがとう」

嬉しいよ。といい私は洗面所に向かう。

実際にありがたいことだった。
魔法少女の存在もほどかちゃんが戦っていることも知っているパパ達。
二日前に右腕を失ったほどかちゃんを連れて帰ってきた時も、なにも聞かず、
ただ黙って私達を受け入れてくれた。

でも、その時の表情はとても痛々しいもので、私は今もその時のパパ達の顔が忘れられない。

ほどか「ママ……」

誰もいない部屋でただ後悔する。

ほどか「私の、せいだ」

私があの時、魔女の攻撃をしっかり避けていれば。
私があの時、マミさんをあの場所に連れて行かなければ。

ほどか「私のせいで、ママとパパは……」

もっと私が考えて行動していれば、こんなことには……。

ほどか「ごめん……なさい」

誰かがいるわけではない。だけど謝らずにはいられない。

ほどか「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい……」

痛い思いをさせていまった、殺してしまった魔女さんにごめんなさい。
怖い思いをさせてしまったマミさんにごめんなさい。
嫌な後景をみせてしまったさやかさんにごめんなさい。
心配をかけてしまったおじいちゃん、おばあちゃん、タツヤおじちゃんにごめんなさい。
酷いことを言わせてしまったパパにごめんなさい。

ほどか「ママ、ごめんなさい」

悲しい思いをさせてしまったママに、ごめんなさい――。

ほどか「私が、弱いから……。バカ、だから……」

みんなに辛い思いをさせてしまった。

ほどか「こんなんじゃ、こんなことじゃ……」

誰を救うことも――。

ほどか「もっと、強くならなきゃ、もっと、強く――」

じゃないと、誰も守れない。

いつのまにか流れていた涙を拭い、立ち上がる。
そして、今はもう無い右腕を見る。

ほどか「とりあえず……」

この状態ではこれからの戦いで不便だ。
魔法少女に変身し対策を講じる。

ほどか「これでよし」

右腕に確かな質量を感じる。
質感はないがこれで武器は持てるだろう。

ほどか「慣れるまで時間はかかるだろうけど。仕方ないよね」

本当は右腕が切断されただけならなんとかなったのだけど……。

ほどか「全部食べられちゃったもんね」

これじゃ時間を戻しても復活はできない。

ほどか「対象がないとさすがに無理だもん」

意外と不便な能力だな。そう思う。

ほどか「まぁ、私が悪いよね」

油断したのは私だ。魔女戦が命がけなのは重々理解していたはずなのに。

ほどか「命があっただけ運がいいんだよ」

ほどか「よし。みんなにもう大丈夫だって言わないと」

そして、ママとパパに仲直りしてもらわないとね。

ほどか「喧嘩中のパパとママの仲直りは娘の私にお任せ! だね」

笑顔で右腕を上げる。
うん。大丈夫、私は笑顔だ。
だからきっと、大丈夫。

まどか「はぁ……」

用意を終えて、ほどかちゃんのもとに戻ろうとする。
するとパパ達がいるリビングから声が聞こえた。

「寝てなくて大丈夫なのかい!?」

「大丈夫です! 御心配をおかけしてごめんなさい。この通り! 私は元気ですから」

まどか「え? ほ、ほどかちゃんの声!?」

ドタドタと廊下を走る。そしてリビングに入るとそこには。

ほどか「あ、ダメですよ、お父さん。廊下は走っちゃ」

そういって右腕を使い私の頭に優しくメッとするほどかちゃんがいた。

まどか「あ、ご、ごめん。って右腕!! なんで!?」

ほどか「生えました!!」

そう言って、ほどかちゃんは右腕をぶんぶん振る。
いやいや!! 生えたって!! いやいやいや!!!

まどか「生えないよ!! 腕だもん!!」

そうやって否定する私にほどかちゃんは急に真剣な顔をする

ほどか「実はですね……」

まどか「え? なになに」

ほどか「私は、頭さえ無事なら体を再生できるんです」

そ、そっか。そうなんだ……。それは凄い!

まどか「って! んなわけないでしょ!!」

再生できるんなら今までやらない必要ないじゃん!!

ほどか「お、おぉ……。お父さんにしては鋭いツッコみ」

なにやら感心するほどかちゃんだけど、バカにされてるようにしか感じない。

まどか「ほ~ど~か~ちゃ~ん?」

ほどか「あー、ごめんなさいごめんなさい! 怒らないで!」

降参っとお手上げのポーズをしてなぜ右腕があるのかの説明するほどかちゃん。

ほどか「こういうことですよ」

そういうと右腕を外すほどかちゃん。

まどか「ちょ」

まどか「え!? なに!? どうして!?」

なにこれ!! え!? 右腕とれ!!? え!?

ほどか「あー。義手ですこれ」

まどか「ぎしゅ?」

ほどか「要は人工の腕ですよ」

そういってそれを私に渡す。

まどか「わわ。……ほんとだ」

触ってみたらわかる。
これ、作り物だ。

ほどか「わかってくれました?」

そう言って私から義手を取りまた右腕があった場所に填める。

まどか「……」

ほどか「それよりお腹が空きました。リンゴは食べたんですけどまだ足りないみたいです」

そういうと空の容器を見せ。お腹を押さえる。

ほどか「おじいちゃん、すいませんけど何か食べさせてくれたら嬉しいです」

そういってお腹を押さえながらパパにそう伝える。

知久「え? う、うん。ちょっと待っててね」

一連のやりとりをボーっと見ていたパパはそう言われ慌ててキッチンにはいる。

知久「なにかリクエストでもあるかい?」

ほどか「じゃあオムライスがいいです!」

タツヤ「おむらいすー!」

ほどか「タツヤおじちゃんも一緒に食べましょうねー。
    おじいちゃんのオムライスはとってもおいしいですから!」

そう言ってタツヤを右手で撫でようとする。
けど、一瞬躊躇った顔をした後、左手に変え笑顔で撫でる。

まどか「っ!」

私はそんなほどかちゃんを抱きしめる。
強く強く、絶対に離さないように。

多分だけどさ
ID:nFNv5+Nc0ってID:tfBYz0O10の自演だよね

ほどか「わわ! どうしたんですか! 急に抱き着かれたら危ないですよ!」

そう抗議の声をあげるほどかちゃんだが、そんなことはどうでもいい。

まどか「やめてよ……」

ほどか「え?」

まどか「やめてよ……。無理するのはやめて!」

まどか「なんでそんなに無理するの!? 辛いんでしょ! 悲しいんでしょ!!」

なら! なら!!

まどか「私にそれをぶつけてよ!! これじゃ! これじゃあ!!」

私はなんのためのパパなの!!?

そう言うと場は静寂に包まれた。

そして、しばらくしてからほどかちゃんの

ごめんなさい――。

その言葉がかすかに、聞こえた。

―― ほむホーム ――


暗い部屋で暁美ほむらは一人考える。
なぜ自分が鹿目まどかと敵対したのかを。

ほむら「……」

初めはうまくいっていた。
今回のループこそはまどかを死なせずに済む。そう感じていた。

ほむら「鹿目ほどか……」

鹿目ほどか。彼女が出てきてからおかしくなった。
そう、彼女が原因で私はまどかと敵対することになった。

ほむら「そう、そうだったのね」

全てはあの子のせい。
みんなあの子に騙されているんだ。

ほむら「なら……」

私がみんなを正気に戻してあげないと。

そう呟き、暁美ほむらは自室から姿を消した。

時刻は夕暮れ。
美樹さやかは上条恭介の病室にいた。


なにを聴いてるの――?

亜麻色の髪の乙女。


いつもの彼らしくもなく、
無愛想にそう答える恭介。


あぁ、ドビュッシー? 素敵な曲だよねー。


さやかはそう明るく話しかける。
だが恭介は無言だ。

……。私ってほら、こんなだからさー。クラシックなんて聞くがらじゃないだろってみんなが思うみたいでさー。
たまに曲名とか言い当てたらとすっごく驚かれるんだよねー。意外過ぎて尊敬されたりしてさ――。

恭介が教えてくれたから、でなきゃ私、こういう音楽ちゃんと聞こうと思うきっかけ、多分一生なかっただろうし――。

さやかはさぁ――


無言だった上条が口を開く。

>>384
ですよね

なーに?

さやかは僕をいじめてるのかい。

なんでまだ、僕に音楽なんて聞かせるんだ!

嫌がらせのつもりなのか。

だって、恭介、音楽好きだから。

もう聞きたくなんかないんだよ! 自分で弾けもしない曲! ただ聴いてるだけなんて!!

そう叫び手を振り上げる恭介。

僕は! 僕は――!!

そして自身が今も使っている、ポータブルレコーダーにその手を振り下ろす。
ガシャンっという音が部屋に響き、ベッドに血しぶきが舞う。

そんな恭介の暴挙に驚き、慌ててその行為を止める為にさやかは立ち上がる。

動かないんだ。痛みさえ感じない! こんな手なんて!


大丈夫、きっと、なんとかなるよ! 諦めなければ、きっといつか!

諦めろって言われたのさ――


もう演奏は諦めろってさ。先生から直々に言われたよ。今の医学じゃ無理だって――。

僕の手はもう二度とうごかない。奇跡か魔法でもない限り治らない――!

恭介はそう告げ、咽び泣く。


あるよ

え?

奇跡も魔法もあるんだよ――!

まどか「本当に外を歩いても大丈夫なの?」

ほどか「はい、もう平気です」

マミ「無茶はしないでね?」

ほどか「ありがとうございます。……あれ?」

パパ達の言葉に答え、ふと前方を見やるとなんだか見覚えのある顔が見えた。

まどか「どうしたの?」

ほどか「あそこにいるのって……」

まどか「……。仁美ちゃん?」

ほどか「仁美さん!

仁美さんのもとにかけより声をかける。御稽古の帰りだろうか?

ほどか「仁美さん?」

少し様子がおかしい……。

ほどか「……! マミさん!」

マミさん「どうしたのほどかさん?」

ほどか「仁美さんの首に魔女の口づけが!」

まどか「仁美ちゃん!」

パパが慌てて仁美さんの傍により声をかける。

まどか「ねえ! 仁美ちゃんってば!」

仁美さんの肩を掴み二、三揺さ振り声をかけ続ける。
その呼びかけにボーっととしていた仁美さんの意識が気が付く。

仁美「あらぁ、まどかさんごきげんようー」

まどか「どうしちゃったの? ねぇ、どこいこうとしてたの?」

仁美「どこってそれは」

そこで少し笑い、仁美さんは言葉を続ける。

仁美「ここよりもずっといい場所、ですわ」

ほどか「マミさん……」

マミ「マズイわね、完璧に操られてるわ」

マミ「とりあえず彼女についていきましょう」

その先に魔女がいるはずよ。

ほどか(……魔女がいる場所へいけばママも現れるはず)

そう考え、仁美さんを救うためにも、ママとパパのためにも私は仁美さんの後についていくのだった。

仁美さんの後をつけ、ついた先には寂れた工場。
そこには大勢の人達が魔女の口づけによりここまで誘い込まれていた。

ほどか「これは……!」

マミ「危なかったわね」

少しでも遅けれこの人達は全員……。

ほどか(よかった……)

まどか「あれ!」

パパが指差す方向では女の人が塩素系洗剤と酸性系の洗剤をバケツに混ぜていた。

ほどか「っ!」

急いでそれを奪い取り、工場の窓の外に投げる。
ガシャーンっとガラスの割れる音が工場内に響き、外に向けて放り出されるバケツ。

ほどか「はぁ、はぁ」

そんな私の行動に操られている人達が襲い来る。
その姿はまるでゾンビみたいで、少しだけ恐怖を覚えた。

ほどか(この人たちは操られているだけ、そんな人たちに危害を加えるわけには!)

この人達は被害者だ。
そんな人達に力を使って万が一にも怪我を負わせてしまうわけにはいかない。

なにか打開策を練る。だけど、いい考えは浮かばず壁際に徐々に追い詰められる。
そんな私を呼ぶ声がした。

マミ「こっちよほどかさん!」

マミさんに呼ばれ、その方向を見ると扉を開け手を振りそちらに誘導するマミさんとパパの姿が映る。

ほどか「!」

走り、すぐにその先へ滑り込む。

その直後バタンっと乱暴に扉を閉める音が聞こえる。
荒れる息を整える私にマミさんが声をかけてくれる。

マミ「大丈夫? 怪我は……」

ほどか「大丈夫です。それより……」

マミ「えぇ、いるわね」

まどか「え? え?」

私達の周囲には使い魔。

ほどか「結界。いきましょう」

マミ「えぇ」

ほどか「お父さんはここで待っていてください。すぐに戻ってきますから」

この世界はもうダメだ次にかけよう→その前にもう一人の時間移動者でイレギュラーなこいつは殺しとこうみたいな感じになると思ってたらほむほむもう十分狂ってた

異質な空間。ふわふわと浮かぶその感覚からここに重力というものが存在していないことを想像させる。
そして、周囲には多くのモニターがあり、それを使い魔達が一つずつ抱えている。

そして、モニターにはある映像が映っていた。

マミ「なにかしら……? 大人の、男性と女の子?」

マミさんが映像を注視し、呟く。
その言葉が気になり私もモニターに映る映像を見る。

それが間違いだった――。

ほどか「っ! やめて!!」

突如大声をあげる私に驚いたマミさんがこちらを向き何事かと問いただす。

マミ「ど、どうしたのほどかさん……」

頭を押さえ、座り込む私の肩を抱き、落ち着くように宥める。
だが、今の私にはその声が聞こえず。

ほどか「やめて! やめてよ!! わかってる! わかってるから!!」

映像に映し出されるのは、ピンクの髪をした成人男性。
その男性は、年は私達ぐらいの女の子に話しをしている。
いや、口論している。っと言った方がいいだろうか。
だが、なにやら険悪な雰囲気が音声の無い映像からも見て取れる。

我慢の限界か、女の子の頬を勢いよく叩く男性。
その行動にショックを受けたのか泣きそうになりながらその場から走って立ち去る女の子。

ほどか「いや!! あれは私が!! 私が悪いの! そんなことはわかってる! わかってるから!!」

相変わらず叫び続ける私をマミさんが落ち着かようと抱きしめる。

マミ「ほどかさん! 大丈夫よ!!大丈夫だから!」

だがそんな声が聞こえるわけはなく。

そして。

映像に黒い綺麗な長髪をした美しい女性が映し出される。

そしてさっきの男性がその女性に向け黒い、無機質な、モノを使い。

涙を流しながら何かを男性に語りかける、その女性の生命を

絶った――。


ほどか「いやああああ!!!!!」

                  .ノ′    } 〕    ,ノ           .゙'┬′   .,ノ
                  ノ      } ゙l、   」′           .,/′   .,ノ _,,y
    .,v─ーv_         〕      〕 .|  .il゙            《 ._   .,,l(ノ^ノ
   ,i(厂  _,,,从vy      .,i「      .》;ト-v,|l′          _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
   l  ,zll^゙″  ゙ミ    .ノ       .il|′アll!           .>‐〕 \ _><
   《 il|′     フーv,_ .,i″       ||}ーvrリ、             ¨'‐.`   {
    \《 ヽ     .゙li ._¨''ーv,,_     .》′  ゙゙ミ| ,r′                }
      \ ,゙r_    lア'    .゙⌒>-vzト    .ミノ′                 〕
       .゙'=ミ:┐  .「      ./ .^〃     :、_ リ                   .}
         ゙\ア'   .--  ,,ノ|    、    ゙ミ}                   :ト
           ゙^ー、,,,¨ -   ''¨.─   :!.,   リ                   ノ
              〔^ー-v、,,,_,:     i゙「   }                  .,l゙
              l!     .´゙フ'ーv .,y    ]                  '゙ミ
              |     ,/゙ .ミ;.´.‐    .]                   ミ,
              |     ノ′ ヽ      〔                   ミ
              }    }     ′    }                   {
              .|    .ミ     .<     〔                    〕
              .{     \,_   _》、    .{                    .}
              {      ¨^^¨′¨'ー-v-r《                    〔

ID:nFNv5+Nc0をNGにしたら支援レスがほとんど全滅したwww

絶叫。
モニターの映像を見たほどかさんは、完全に錯乱し、叫び声をあげる。

マミ「ほどかさん! ダメ! 落ち着いて!!」

そんな彼女をなんとか落ち着かせようとするが、突き飛ばされてしまう。
そして、彼女は自分の持つ盾から銃を取り出し所構わずに乱射し始めた。

マミ「!! ほどかさん!!」

ほどか「うわああああ!!! やめろ!!! やめろおおお!!!」

このままでは危険だと思い、なんとか彼女に近づこうとするが、
こう乱射されては近づけない。

マミ「くっ! どうすればいいの!?」

こんな時、暁美さんならば時を止め彼女を助けることができるのだろう。

マミ(このままじゃほどかさんが!)

そして数体の使い魔が混乱状態にある彼女に近寄り、攻撃を仕掛けようとする。

マミ「ほどかさん!」

使い魔達が隙だらけの彼女に対して攻撃をしかけようとしたその時。



青い閃光が使い魔達を掻き消し、そして彼女を苦しめるモニターを消滅させた。

マミ「あ……」

私の眼前に立つ。白いマントをつけたビスチェ風のトップと左右非対称なスカートを穿いた一人の少女。
無言で立つ彼女はほどかさんの頭を一つ撫で、

もう大丈夫だから――。

そう笑いかけるのであった。

マミ「み、美樹さん!」

美樹さやか。その少女がこの場所にいる。なぜか。理解はできない。
だが一つわかることは、彼女のその着ている衣装。

マミ「あなた、どうして! 魔法少女に――!」

その言葉に、無言で私に笑いかけることだけで返答し、眼前にいる魔女に向き直る彼女。

さやか「……」

その手にはいつの間にか剣が握られており、彼女はそのまま魔女に飛び掛かる。

安定の青さ

さやか「はあ!」

剣を振り、使い魔、魔女に無数の斬撃を浴びせかける。
そして勢いよく魔女を空中に弾き飛ばし自身も跳躍。

さやか「これで――!」

魔女よりも少し高く飛び右手に掴む剣を突き立てるように刺す彼女。

さやか「とどめっだああああぁあぁ!!!!」

そしてそのまま落下のスピードを利用し、魔女を剣で突いたままもの凄い勢いで急降下。

地面に激突した瞬間。吹き荒れる魔女の黒い血の雨。

そして、その雨が止んだかと思うと、空間は崩壊し始める。

さやか「いやぁ、ごめんごめん、危機一発ってところだったねぇー」

まどか「さやかちゃん……。その恰好……」

さやか「ん? いやぁ、はっはっはっ! なに、心境の変化ってやつかなぁ」

さやか「大丈夫だって! 初めてにしてはうまくやったでしょ私」

へらへら笑いながら、私に目で同意を求める。

マミ「え、えぇまぁ」

あの時、美樹さんがこなければ危なかったのは事実。

マミ「だけど、本当にいいの? あなた、これでもう……」

私の質問の意味を理解したのか美樹さんは笑いながらこう答える。

さやか「いいんですって! その辺は覚悟済みです。それより……」

さやか「ほどかの方が……」

マミ「大丈夫。気を失っているだけのようだから……」

まどか「ほどかちゃん……。マミさん、結界内でいったいなにが……」

そう私に問いかけるまどかさん。
だけど、あれを言ってもいいものか……。

マミ「……魔女の攻撃から私を庇ってね、それで……」

美樹さんに目配せし、話を合わせるように促す。
その私の意図を察したのか美樹さんも話を合わせる。

さやか「そうそう! そこにピンチのマミさんとほどかを救う為にさやかちゃんが颯爽と参上! 
    並み居る使い魔と魔女をばったばったと倒したってわけ!」

まどか「そう、ですか……」

さやか『ねぇマミさん』

さやか『実際なにがあったの? 私は途中からだからよくわかんないんだけど、あれは……』

マミ『後で話すわ』

そう答え。先に魔女に操られた人達の介抱を始める。

マミ(あれは……。あの映像は……)

さっき見た映像を思い出す。
ある男性がある女性を撃ち殺す場面。

そしてそれを影から見つめる女の子。

マミ(ほどかさん、あなたの目的はまさか――)

安らかに眠る彼女の顔を見ながら、私は頭に浮かんだ考えを首を振り掻き消すのであった。

―― ゲームセンター ――

?「で、わざわざこんなところに呼び出して、アタシに話しってなに?」

手に持つ棒状の菓子を齧りながら赤い髪をした少女は語りかける。

ほむら「あなたに協力してほしいことがあるの」

暁美ほむらはその赤髪の、自身とそう変わらないであろう年齢の少女にそうきりだす。

?「きょーりょく?」

ほむら「二週間後この街にワルプルギスの夜が来る」

その言葉に少し眉を顰めほむらの真意を図るように顔を見る少女。

?「なぜわかる……」

そのような気配は感じられない。そもそも噂通りならばワルプルギスの夜はその気配すら感じさせず顕現するはず。
それをこの女はなぜ知っている。

そう考え、この少女が何者であるかを探る。

ほむら「それは秘密」

長い髪を手でたなびかせそう答えるほむら。

そして

ほむら「ともかくそいつさえ倒せたら私はこの街を出ていく。後はあなたの好きにすればいい」

と赤髪の少女にそう告げる。

俯き考える少女。

?「ふーん……。ワルプルギスの夜ねぇ……」

そう言い再びほむらの顔を見る。

?「確かに一人じゃ厳しいが、二人ががりなら勝てるかもなぁ」

そしてにやつきながたもう片方の手に持つ、菓子の箱をほむらに差出し。

杏子「食うかい?」

そういうのであった。

佐倉杏子。
また、一人の魔法少女が見滝原に現れるのであった――。

>?「確かに一人じゃ厳しいが、二人ががりなら勝てるかもなぁ」

>そしてにやつきながたもう片方の手に持つ、菓子の箱をほむらに差出し。

>杏子「食うかい?」

>そういうのであった。

>佐倉杏子。

読者からすれば杏子ってばればれなのにわざわざ?にする意図は一体

こんばんは。鹿目まどかです!
今日もみんなで魔女探し。ふらふらと街を練り歩いているわけです。

マミ「どうやら、ここみたいね」

マミさんがソウルジェムを持ち、魔女の気配を感じる場所を探し当てる。
その瞬間結界が開かれ、周囲の雰囲気が変わる。

ほどか「この結界の感じは使い魔ですかね」

ほどかちゃんが結界を見ながらそう告げる。

さやか「楽にこしたことないよ。こちとらまだ初心者なんだし」

マミ「使い魔とはいえ油断は禁物よ? 今日は美樹さん一人で戦うんだから」

そうです。今日は魔法少女になったばかりのさやかちゃんを鍛えるためにも極力さやかちゃん一人で戦います。
マミさんとほどかちゃんは後方で戦い方の指示とか危ないときは援護とか、、、まぁ、そんな感じです。

さやか「わかってます」

そう元気に答えるさやかちゃん。
ちゃんと今回の主旨は理解はしているようだ。

使い魔「ぶううううーーん!! ぶううーーん! ぶ、ぶうーーーん!」

さやか「あれが……!」

まどか「逃げるよ!」

なにやらやたらテンションの高い使い魔を発見。

さやか「任せて!」

そういい変身するさやかちゃん。

そしてたくさんの剣を召喚し使い魔に対し攻撃をしかける。

使い魔「ぶ、ぶううんん!!」

なかなかすばしっこく避ける使い魔。

そして一本の剣が使い魔に今、当たろうとした時

邪魔が入ります。

さやか「!?」

       /⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃

      |    /      ブーン
      ( ヽノ
      ノ>ノ
  三  レレ

杏子「ちょっとちょっと、なにやってんのさ、アンタ達」

さやか「誰よあんた!」

使い魔が逃げたことにより空間が、もとの路地裏に変わる。
そして、突如現れた人物に向けてそれぞれ反応を返します。

マミ「佐倉、さん……!」

ほどか「杏子さん……?」

まどか「え? 杏子って確か……」

ほどかちゃんが力を借りたいって言ってたあの?
私達の反応を見て、少し首を傾げる杏子と呼ばれた女の子。

杏子「マミは久しぶりだね。でもアンタは誰だい?」

そういって手に持つ槍をほどかちゃんに向ける杏子ちゃん。

ほどか「……」

その問いにほどかちゃんは無言になる。
なんと言えばいいのか考えているふうにも見える。

杏子「ん? あんた、ほむらに似て……? あぁ、あんたが……」

ほどか「ほむらさんを知ってるんですか!?」

杏子「あぁ、まぁちょっとね」

ほどか「ほむらさんは、あの人はいまどこに!」

ほどかちゃんの剣幕に少し押されたのか、若干引きつつも杏子ちゃんは素直に質問に答えます。

杏子「さぁ? そこまでは知らないよ」

ほどか「そ、うですか……」

まどか「……」

暁美さんと仲違いしてから、私達は暁美さんとは会っていない。
そんな暁美さんにほどかちゃんは何回も連絡を取ろうとしているようだが、電話は繋がらず、メールにも返信はないみたいだ。

夜な夜なあけみさんがいそうな場所を探したりもしているようだがそれも効果はない。

杏子「はぁ……、なんかよくわかんないけど、まっいいや」

杏子ちゃんは溜め息交じりにそう言うと、ほどかちゃんに向けていた槍を今度は近くにいたさやかちゃんの首筋に突きつける。

杏子「ところで、あんたさ見てわかんないの? あれ魔女じゃなくて使い魔だよ。グリーフシードを持ってるわけないじゃん」

さやか「だって、あれほっといたら誰かが殺されるのよ!?」

そう反論するさやかちゃん。
その言葉に杏子ちゃんはもう片方の手に持っていたたい焼きを齧りながら。

杏子「だからさー、4、5人ばかり食って魔女になるのを待てっての。そうすりゃグリーフシードもちゃんと孕むんだからさー」

そう言ってさやかちゃんの首筋に当てる槍を引く。

杏子「あんた、卵産む前の鶏絞めてどうすんのさ」

さやか「魔女に殺される人達をあんた……! 見殺しにするっていうの!?」

杏子「なるほどねー。マミ、あんたいい仲間を見つけたんだ」

杏子「甘い考えのあんたに似た、甘い考えのバカがさ」

そう言ってバカにしたようにけらけらと笑う。
さやかちゃんは杏子ちゃんのその態度が気に食わなかったのか、怒気を露わにし、つっかかる。

さやか「あんたは……」

杏子「やっぱりほむらの言った通りだね。あんた等は甘い。そんなんじゃワルプルギスの夜には勝てない」

杏子「私が、それをわからせてあげる」

マミ「ほどかさん!」

ほどか「は、はい!」

さやか「二人はさがってて!」

さやか「こいつだけは! こいつだけは許せない!!」

そう言うと杏子ちゃんに剣戟を浴びせる。だが杏子ちゃんはそれを軽く受け止め、

杏子「あんたさー。なんか大元から勘違いしてんじゃない?」

そういって剣戟を受けながらも余裕の表情で話す。


杏子「食物連鎖って知ってる? 学校で習ったよね?」

そして鍔迫り合いの形になり笑いながらさやかちゃんに顔を近づける。

杏子「弱い人間を魔女が食う。その魔女を私達が食う……」

そして急にふっと力を抜き後ろに少し下がる。
そのせいでさやかちゃんはバランスを崩し、前のめりに倒れそうになる。

杏子「これが当たり前のルールでしょ。そういう強さの順番なんだから」

結果としてさやかちゃんは前方に倒れこむことはなかった。
なぜなら杏子ちゃんの足によりお腹を支えられ、くの字に曲がりながらも寸でのところで地面に激突することはなかったから。

さやか「くっ!!」

すぐに態勢を立て直し杏子ちゃんに剣を振るう。
しかし、その攻撃は一瞥もされず避けられ、そして空を斬る。

杏子「やれ人助けだの正義だの、そんなおちゃらけた甘い考えで契約するから」

そういってほどかちゃんの方を見る。

杏子「だから、あいつは腕を失ったんじゃないの」

そういって、またけらけらと笑う。
ほどかちゃんはその言葉に自身の右腕を触り、俯く。

なんで杏子と因縁のあるマミさんが黙ってるの?

杏子「ちょっとさ、やめてくれない……」

杏子「遊び半分で首突っ込まれるのってさぁ、ホントむかつくんだわ」

そういうと杏子ちゃんを勢いよく弾き飛ばす。

さやか「うわあぁ!!」

杏子ちゃんに弾き飛ばされたさやかちゃんは、
そのまま錐揉み状に回転し壁に激突し、その衝撃で壊れた水道管から流れる水を頭からかぶる。

杏子「ふん。とーしろが、ちっとは頭冷やせっての」

つまらなさそうにそう言い捨てると、くるりと振り返り立ち去ろうとする。

杏子「……。おっかしいな、全治三か月ってくらいにはかましてやったんだけど」

さやかちゃんに背を向けたままそう腹立たしげに告げる。

さやか「あんただけは許さない! あんたみたいなやつがいるから……!」

杏子「うぜぇ」

杏子「超うぜえ!」

杏子「つーかなに? そもそも口のきき方がなってないよね。先輩に向かってさー!」

さやか「黙れー!!」

まどか「ねぇどうして! 魔女じゃないのに! どうして味方同士で戦わなければならないの!?」

マミ「どうしようもないわ、お互いに譲るつもりがないもの……」

マミさんが諦めたように首を振る。

まどか「でもこんなのってないよ……」

ほどか「とにかく止めましょう! このままじゃさやかさんが!」

戦いを見る限りさやかちゃんの防戦一方だ。このままではいずれやられてしまうだろう。

マミ「そうね、美樹さんには悪いけど」

そういってマスケット銃を構え杏子ちゃんの動きを止めようとするマミさん。

そして狙いもつけ、後は発砲するだけとなったところで。

「それには及ばないわ」

聞き覚えのある声が聞こえた。


杏子ちゃんがさやかちゃんに止めをさそうと跳躍。
そして、回避行動をとれないまでに追い詰められたさやかちゃんにそのまま槍を突き立てようとした。

でもそれは叶わず、槍は地面を抉るだけに留まった。

杏子「な――!?」

ほむら「……」

ほどか「マ、ママ……」

まどか「暁美、さん……」

私の言葉を聞きちらりとこちらを見る。
だけど、その顔はすぐに杏子ちゃんに向けられた。

杏子「なんのつもりだ? 邪魔をするなんて」

ほむら「あなたが馬鹿なことをしているからよ」

杏子「はぁ? でもあんたとの協力の条件には……」

ほむら「さやかを殺すことは条件に入っていないわ」

殺す。
暁美さんの口から信じられない言葉が出てきて驚く。
そして、その言葉の意味を少し考える。

なら、なにを殺すことは条件に入るのか――。

まどか「……まさか!」

ほむら「それに、その役目は私のモノよ」

じっと私の目を見つめ暁美さんが、そう宣言する。

まどか「っ!」

どうせ和解すんだろなーって考えると冷める

さやかマミ杏子に関してはまどかより優先順位落ちるけどできれば助けたいんだろうな
ほむかはよく分からんし役立つ分には生かしといてやるけど邪魔するなら消すといった感じか不憫www

マミ「暁美さん! あなたは勘違いしているわ! 話し合えばすぐに解決する誤解を!」

そう叫ぶマミさんを一瞥する暁美さん。
だけど、すぐに目を背ける。

ほむら「勘違いをしているのはあなた達の方」

そして、


いずれわかるわ――。


そう告げ杏子ちゃんと一緒に立ち去ろうとする。
そんな暁美さんに杏子ちゃんは渋々とついていく。

ほどか「待って! ほむらさん!」

ほどかちゃんが大声で暁美さんを止めようとする。

だけど、そんな声に反応することもなく歩き続け。
暁美さん達は大通りの方へ消えていった。

ほどか「どう、して……」

杏子「なぁ、いいのか? 目的の奴ってあいつなんだろ?」

ほむら「えぇ、そうよ」

杏子「なら今ここで――」

ほむら「今は無理よ。マミもいるし、さやかもいる。あの二人の邪魔があったら無理」

杏子「……」

嘘だと思う。

杏子(こいつの能力なら相手の人数は関係ないだろ)

時を止める能力。私の信頼を得るためにこいつは自分の能力を話した。

杏子(まっそれだけなんだけど)

でも、それだけでだいたいのことはわかった。

時を操るということはこいつの願いは時間に関係する願いだったんだろう。
つまりこいつは未来から来たと考えられる。
それなら、ワルプルギスの夜の情報をこいつが知っていたことにも辻褄が合うしな。

杏子(どのくらい未来から来たのかはわからないけど)

でも、こいつの口ぶりからそう遠い未来ではないだろう。

勘が鋭いってレベルじゃねえぞ
誰だこの杏子

杏子(まぁ今はそんなことはどうでもいいか)

今はこいつの目的を果たすのはその能力を使えば容易いはずだということ。

杏子(たしか、鹿目ほどかを殺すだっけ)

なぜこいつがそんなことを考えるのかはわからない。

杏子(一応、理由は聞いたけどさ……)

納得はいかないものだ。
いや、さっき本人を見るまではどうでもよかったから納得していたことだっけな。

杏子(ほどかって奴がこの世界を滅ぼすために鹿目まどかって奴の才能を利用しようとしてる。だっけ)

荒唐無稽のない話だ。バカらしくもある。
だけどこいつはそう信じているみたいだ。

杏子(だいたいそんなことをしてほどかって奴になんのメリットがあるんだよ)

自分の住むとこがなくなったら困るだろ。

杏子(それに今日見た限りではそんなことを考える奴には見えなかった)

世界を滅ぼすどころか世界を救うことを願うような甘ちゃんに見えた。

杏子(どーも、話がおかしいみたいだね)

なにか、どこかでズレてしまったのではないか。
些細なことがきっかけで、事態はおかしくなってしまったのではないか。

杏子(っていうかアタシもなにを熱くなってんだか)

本当は今回の目的はほむらの言う、この街の魔法少女を見にいっただけだ。

杏子(あの、さやかって奴)

あいつを見ていたら無性に腹が立った。
あいつの甘い考えを聞いていたら嬲り殺したくなった。

杏子(……。あいつの願いはなんだったんだろう)

ふと、あのバカの願いが気になり、そんなことを考える。

杏子(ま、私には関係ないけど)

そう結論付け、でも、少しだけ調べてみようかな。とも思いながら、目の前を歩くほむらを見る。

杏子(なんにせよ、こいつは信じすぎないほうがいいね)

正直こいつが一番得体が知れない。
なにを考えているのか、全く読めないのだ。

杏子(これならむしろ、バカなぶんあいつらのが信じられるよ)

そう考える。
そして、ほむらの後姿を眺めながら、こいつも悲しいやつだよなー。っと思う。

杏子(きっと、こいつは誰も信じていないんだから――)

――そう自分、さえも。

さやかは上条恭介の家の前に立っていた。夕方、恭介が退院したことを知った彼女は彼に会う為に家まで訪ねてきた。
そして呼び鈴を押そうと指をインターホンに近づけた瞬間、彼の家から聞き慣れた音色が聞こえる。

その音にはっとし、呼び鈴を押そうと近づける指を止めるさやか。
そして、少し微笑を浮かべ帰ろうと門に背を向ける。

杏子「会いもしないで帰るのかい? 今日一日追い掛け回したくせに」

さやか「お前は……」

杏子「知ってるよ、この家の坊やなんだろ? あんたがキュゥべぇと契約した理由って」

杏子「まったく、たった一度の奇跡のチャンスをくっだらねーことに使い潰しやがって」

苦々しげにさやかに言い捨てる。

さやか「お前なんかになにがわかる!」

杏子「わかってねーのはそっちだバカ! 魔法ってのは徹頭徹尾、自分だけの望みを叶えるもんなんだよ!
   他人のために使ったってろくなことにはならないのさ!」

杏子「巴マミはそんなことも教えてくれなかったのかい?」

杏子「惚れた男をものにするならもっと冴えた手があるじゃない。せっかく手に入れた魔法でさぁ」

そう厭らしく笑いながら話す。
そんな彼女を気味悪く思ったのかさやかは少したじろぐ。

さやか「な、なによ……」

杏子「今すぐ乗り込んでいって、坊やの手も足も二度と使えないくらいに潰してやりな」

さやか「!!」

杏子「あんた無しではなにもできない体にしてるんだよ。そうすれば今度こそ坊やはあんたのモンだ! 身も心もぜーんぶね」

続けざまにそういう杏子。

杏子「気が引けるっていうなら、あたしが代わりに引き受けてもいいんだよー? 同じ魔法少女のよしみだ。お安い御用さ」

さやか「絶対に……。お前だけは絶対に許さない……! 今度こそ必ず……」

にやにやと笑いながら挑発めいたことを話す杏子に、
怒りからか震えるさやか。

杏子「場所変えようか?」

そんなさやかにそう提案し

杏子「ここじゃ人目に付きそうだ」

にやり、っと笑う杏子。

―― まどホーム ――

まどか「……」

昨日あった、暁美さんの言葉を思い出す。

まどか「まさか、あなたは……」

ほどかちゃんを殺す気じゃ……。

まどか「きっと、これは私のせいだ」

あの時、暁美さんを叩いたから、突き放したから――。

まどか「私、なにをやってるの……?」

ほどかちゃんは、暁美さんは私を救う為に未来から過去に戻ったと言っていた。

まどか「そんな子を私は……」

でもあの時は、ほどかちゃんが大怪我をしているのに酷いことを言う暁美さんにかっとなって……。
気づいたら叩いていた。

まどか「でも、あれじゃ駄目だったんだ……」

そうだ、本当はあの時、暁美さんにちゃんと事情を説明するべきだったんだ。

まどか「まだ、まだ間に合うよね?」

そうだ。まだ全ては終わっていない。まだ、やり直せる。

まどか「ほむらちゃんに謝ろう。そして全部話そう。そしたら――」

今度こそ本当の意味で私達は家族になれるから。

マミ『まどかさん! ほどかさん! 聞こえる!?』

急にマミさんの声が聞こえた。
突然のことに驚く。

まどか「え、マ、マミさん?」

ほどか『聞こえます。どうしたんですか?』

自室にいるであろうほどかちゃんの声も聞こえますます慌てる。

まどか「え、なにこれ……」

マミ『突然ごめんなさい。これはキュゥべぇに頼んで、テレパシーをあなた達に送ってもらってるの』

マミ『それより大変なの! 美樹さんが――!』

マミさんがさやかちゃんの身に危険が迫っていることを告げる。
その話に、私は急いで出かける準備をする。

まどか(もしかしたら、ほむらちゃんに――)

出来れば会えることを祈り私はほどかちゃんと共に外に飛び出した。

まどか理解力高すぎワロタ
完全にギャグだこれ

杏子「ここなら遠慮はいらないよね。いっちょ派手にいこうじゃない」

まどか「待って! さやかちゃん!」

さやか「み、みんな!? 邪魔しないで!」

まどか「だめだよこんなの! 絶対おかしいよ!」

どうして魔法少女同士で争いなんか。
魔法少女の敵は魔女のはずじゃ……。

杏子「ふん! ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだねー!」

私の言葉を鼻で笑い、杏子ちゃんはお構いなしに攻撃をしかけようとする。

ほむら「じゃああなたの仲間はどうなのかしら」

だけど、それはほむらちゃんの出現により阻まれる。

杏子「ほむら……」

ほむら「話が違うわ、さやかには手を出すなと言ったはずよ」

ち、っと舌打ちして杏子は憎々しげにほむらを睨む。

まどか「ほむらちゃん!」

ほむらちゃんの名前を呼ぶ。だけど、私の声を無視し杏子ちゃんと話を続ける。

杏子「あんたのやり方じゃ手ぬるすぎるんだよ! どの道向こうはやる気だぜ?」

ほむら「なら私が相手をする。手出ししないで」

杏子「ふん。じゃあこいつを食い終わるまで待ってやる」

ほむら「充分よ」

そんな二人のやりとりを挑発と捉えたのかさやかちゃんが苛立たしげに叫ぶ。

さやか「なめるんじゃないわよ!」

まどか(ダメ! いま、戦いになったらほむらちゃんと話すことが!!)

まどか「さやかちゃん! ごめん!」

さやかちゃんの手からソウルジェムを奪い、歩道橋の下に投げる。
これでひとまず戦いは止まるはずだ。

ほむら「!?」

ほどか「な!?」

さやか「まどか! あんた、なんてことを!!」

まどか「だって、こうしないと!」

私の行動に文句を言おうとさやかちゃんが近寄ってくる。
だけど、途中で電池でも切れたかのように止まり、そのまま私のもとへと倒れこむ。

このほむらはさやかを助ける義理はないよな
見殺しにしてほしい

まどか「さやかちゃん……?」

マミ「さやかさん!? いったいどうして……」

QB「今のはまずかったよ、まどか……」

まどか「え?」

焦った顔をした杏子ちゃんが近寄り、体の力が抜けきったさやかちゃんの首を掴み、そのまま持ち上げる。

まどか「やめて!」

マミ「佐倉さん!」

杏子「どういうことだ、おい……!」

私の静止を聞かず、さやかちゃんを持ち上げる杏子ちゃん。そして、額に数滴の汗を流しながら言葉を続け、

杏子「こいつ、死んでるじゃねぇかよ!」

衝撃の事実を告げた。

まど「え――」

少し時間が経った。
その間にキュゥべぇがさやかちゃんがなぜ死んでいるのか、その話を私達にした。

その話に私は泣くことしかできなかった。

そして苛立たしげにキュゥべぇを掴む杏子ちゃん。

顔面蒼白で地面に座り込むマミさんがいた。

ほどか「……」

ほむらちゃんとほどかちゃんがさやかちゃんのソウルジェムを拾い終え戻ってくる。

ほむら「……」

ほむらちゃんがそっとさやかちゃんの傍にソウルジェムを置く。

すると今までなんの反応を示さなかったさやかちゃんがビクンっと動き、青白かった顔に血色が戻る。
そして意識を取り戻したさやかは上体だけを起こす。

状況がまったく掴めず、ただぼんやりと周囲の人間の顔を見回す。

さやか「なに? なんなの?」

だけど、私達はその声に答えることは出来なかった。

……。鹿目まどかです。
衝撃の事実をキュゥべぇから告げられ、あの歩道橋にいた全員は今、マミさんの家にいます。

場の空気は重く、さっきから誰も言葉を発しようとはしません。

そんな中、さやかちゃんが口を開きます。

さやか「騙してたのね、私達を……」

QB「結果的にはそうなるね」

さやかちゃんのその言葉に、キュゥべぇは否定もせず言い訳もせずそう告げた。

さやか「あんた! これがどういうことかわかって!」

ほどか「やめてください! さやかさん!」

でもその静止には耳も貸さず、さやかちゃんはキュゥべぇを掴んだまま、
近づくほどかちゃんを睨む。

さやか「あんたも、知ってたんだよね!」

その声にビクッと肩を震わし、俯くほどかちゃん。

さやか「知ってて言わなかったんだ。なんでよ!」

ほどか「そ、それは……」

煮え切らない態度のほどかちゃんに益々怒気を増し、叫び続ける。

さやか「あんたもこいつと同じだ。あんたも私達を騙していた!」

まどか「さやかちゃん! それは違うよ!」

怒鳴られるほどかちゃんを庇うように前に立ち、ほどかちゃんに非はないことを伝える。

さやか「なにが違うっていうの!? そいつは知ってて黙ってたんだよ!? こんなことを!」

こんな大事なことを……! っといい座り込むさやかちゃん。

静寂――。

その場にいる誰もが何も話さなかった。

まどか「いい天気だねー」

そう言って空を見る。
時刻は昼。いま私は昼食を食べに学校の屋上に来ている。

ほどか「そう、ですね」

私の声にほどかちゃんは元気無くそう答える。
どうやら、相当まいっているようだ。

昨夜、魔法少女の真実を聞かされ、重い空気の中解散となった私達。

その結果、夜が明けた今日、ショックからかさやかちゃんとマミさんは欠席。
ほむらちゃんは来ているがお昼になるとどこかへ行ってしまった。

そして、杏子ちゃんはなにかを考えながらそのまま消えてしまい、
私は落ち込むほどかちゃんを慰めながら今に至るというわけだ。

まどか(我ながら強くなったね)

前まででの私ならばこんなことがあれば、落ち込んだままなにも手をつけなかっただろう。
だけど、今は。

まどか(この子のおかげかな)

まどか(本当は私もショックだけどいつまでも落ち込んではいられない)

まどか(とにかく、ほむらちゃんともお話ししないとね)

さやかちゃん達のことも気がかりだけど、今はほむらちゃんと仲直りするのが先決だよね。

まどか(ごめんね、ほどかちゃん。私、約束を破るよ)

ほむらちゃんに全部伝えよう。
そして仲直りするんだ。
じゃないといつまでもみんなバラバラなままだ。

まどか(なら、私がなんとかしないと。だよ)

私はパパだ。パパは家族の中で一番強くないといけないんだ。
そう決意して、私の隣に座り空を眺めるほどかちゃんの頭を撫でる。

ほどか「どうしたんですか……」

そんな私の行為を不思議がる彼女。

まどか「えー? ほどかちゃんは可愛いなーってね」

ほどか「なんですか、それ」

急になにおかしなことを言ってるの? そんな顔をする彼女だけど、私の手を払いのけたりはしない。
それが今の私にはすごくありがたかった。

まどか(ごめんね、ほどかちゃん。私に勇気をちょうだい。みんなを守り抜くことができる勇気を)

―― 教会 ――

古ぼけた教会がある。

もう随分使われていないのだろう。
ところどころが老朽化のせいかぼろぼろになり、本来の機能を果たすことは叶わず、
もはや雨露をしのぐ場所としか呼べない。
そんな誰も立ち入ることはないであろう場所にて話し声が聞こえる。

馬鹿野郎――! 

普段は静寂の身が支配するであろう教会に怒鳴り声が響く。

怒鳴り声の主である佐倉杏子はこの日、自宅にて落ち込むさやかを連れ、
自身の元、自宅であるこの場所に彼女を連れてきた。

この場所にて杏子は自身の過去について話、落ち込むさやかを励まそうとした。
争いあう仲であるはずのさやかを想いその行動にでたことは彼女なりの優しさなのだろう。
もしくは、自身と似た境遇にいたさやかにシンパシーを感じたのかもしれない。

杏子はさやかに対し、自分がこれまでしてきた生き方を勧め、魔法少女の能力を自身の為にのみ使うことを勧める。

だが、さやかはそれに対し自分の考えは曲げないことを告げる。

その返答に杏子は激昂したのだ。

杏子「ッ!」

教会から出ようと階段を降りるさやかを睨みつける杏子。

そんな杏子にさやかは振り返ることなく、自分が邪魔になるというのなら前のように殺しにくればいいと告げる。
そして、そのことを恨んだりもしないと。

言いたいことは全て言ったとばかりに教会からでる。

そんなさやかの態度に杏子は自分の手に持っていたリンゴに荒々しく齧り付き見送るのであった。

ほむら「急に話がしたいだなんてどうしたのかしら」

まどか「ごめんね、どうしてもほむらちゃんに話したいことがあったから」

放課後。
ほどかちゃんには用事があると告げ一先ず別れた。
そして私は単身、私達を避けるように帰ろうとするほむらちゃんを捕まえ、
話をするべくほむらちゃんのお家にお邪魔したのです。

まどか「まずは……。ごめんなさい!」

ほむら「なんのことかしら」

出会ってすぐ、急に頭を下げる私の意図が読めないのだろう。ほむらちゃんは少し困惑気味だ。

まどか「この前は、ほむらちゃんを叩いちゃって……。ほむらちゃんは私のために頑張ってくれてるのに」

ほむら「あぁ、あのことならもういいわ。私も悪かったのだし」

まどか「本当に?」

ほむら「えぇ、もう大丈夫よ」

まどか「……。なんでだろう、私。ほむらちゃんのこと信じたいのに、嘘つきだなんて思いたくないのに……。
    全然、大丈夫だって気持ちになれない。ほむらちゃんが言ってることが本当だって思えない」

ほむら「……」

まどか「ねぇ、ほむらちゃん。あなたはどうしてほどかちゃんが……。憎いの?」

ほむら「……、別に憎くなんて……」

まどか「嘘だよね」

嘘だ。短い間だけど一緒に過ごしてほむらちゃんのことはよくわかった。
この子は自分の事に関しては嘘つきだ。

特に自分の感情に対しては頑なに偽り続ける。

まどか「ほむらちゃんはほどかちゃんのことを憎い。たぶん、殺したい。そう思ってるんじゃないかな」

まっすぐほむらちゃんを見つめる。
悲しいことだけど、ほむらちゃんの本心を聞かないと始まらない。

まどか「それがなんでかはわからないけどね」

ほむら「……だとしたらどうだっていうの」

……。やっぱりね。

まどか「だとしたら私はほむらちゃんのその考えが間違いだって言うよ。
    ほむらちゃんはほどかちゃんのことを誤解してるって言う」

ほむら「誤解……?」

まどか「うん。ほどかちゃんはほむらちゃんが思うような子じゃない。
    ほむらちゃんが憎く思うような子じゃないよ」

ていうかところどころ原作の部分カットすんなよ…

なんでこんな長いのをVIPでやろうと思ったのか

>>525
まとめに載りたいからだろ

これはもう速報移ったほうがいいかな

じゃあ速報で一気に投下します。
確か制限ないよね

速報で最初から頼む

立てました。
なんかごめんね

晒しage

汎用性の高いコピペできたからよしとするか

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