洋榎「大阪デートや!」 初美「よろしくですよー」(598)


洋榎「…………」

洋榎「…………ん」

洋榎「くぁ……あったま痛……」

洋榎「…………」

洋榎「寝とったんか……」

洋榎「…………」

洋榎「どこやここ」 キョロキョロ

洋榎「京橋か……?」

洋榎「……えーっと、何でこんな所で寝とったんやっけ?」


洋榎「えーっと……」

洋榎「確かウチ、大阪戻ってきたんやったな」

洋榎「結局団体戦はボロ負け、個人戦でもウチがちょっと惜しいとこまで行っただけで……」

洋榎「……」

洋榎「思い出したわ」

洋榎「絹達に爽やかーにバトンタッチするためにも、沈んだ空気どないかしたかったら……」

洋榎「お疲れさんパーティしようとしたんやった」

洋榎「そんでどうなったんやっけ……」

洋榎「……アカン、思い出されへん」

洋榎「……しかしまぁ、この頭の痛さといい、予想はつくわなぁ」

支援やな


洋榎「どーせまた代行に見つかって、なんだかんだで飲まされて潰れたんやろ」

洋榎「これだから体育会系ノリ全盛期のオバハンはアカンわー」

洋榎「何がとりあえず生中やねん、こちとらまだ未成年やっちゅーねん」

洋榎「……絹達ちゃんと家帰ったんやろうな」

洋榎「昔代行が無理矢理飲ませた時の感じから行くと、恭子あたりはヤバイ気がすんねんけどなー」

洋榎「まぁ由子はクッソ強かったし、アイツが送ってくれとるやろ」

洋榎「……絹はちゃんと断れる子やけど、ウチがここに放置されたことを考えるとなぁ……」

洋榎「……酔って一見まともな絹にウチが預けられて、恭子と漫は由子と代行が送っていったってとこか」

洋榎「……」

洋榎「絹、一人で酔ったまま帰宅してたらええんやけど」

洋榎「アイツ乳でかいし美人やからなー」

洋榎「変な男にホテルにでも連れ込まれてたら……」

洋榎「…………」

洋榎「あ、あかん! 急いで帰らな!」


洋榎「ええっと、ICOCA、ICOCA……」

洋榎「あれ、無い……」

洋榎「ていうか、財布もなくない……?」

洋榎「……」 サーッ

洋榎「あわわわわ、どどどどないしたらええんや!?」

洋榎「お、おまわりさーーん!?」

初美「何を騒いでるんですかー?」

洋榎「うわあ、変態さん!?」

初美「失礼な人ですねー」

初美ちゃんSS少ないからうれしい

ヒャッホウ!

支援なのよー


洋榎「ていうか自分よく見たら永水の副将やん」

洋榎「初音やっけ」

初美「違います、初美ですよー」

洋榎「ああ、そうやったな」

洋榎「初音がネギで初美がヌギ、よっしゃ覚えた」

初美「ほとんど初対面なのにえらい喧嘩の売りようですよー」

洋榎「わかっとらんなー」

洋榎「初対面やからこそ、フレンドリーに距離を詰めたろいう親切心やないか」

初美「詰めすぎて余裕でオーバーランですよー」


洋榎「つーかお前さん何しとるん」

初美「え」

初美「えと……その……」

初美「か、観光ですよー!」

洋榎「巫女服着て大阪旅行とかケッタイやなー」

初美「ははは……」

初美(ちょっとポカをやらかして、お仕置き兼ねて大阪まで自腹で来るはめになったとは言えないですよー……)


洋榎「あ、そや」

洋榎「金貸してくれへん?」

初美「え」

洋榎「いや、いきなりで申し訳ないんやけどね」

洋榎「ちょーっとまあ、大声じゃ言えない理由で財布盗られてもーて……」

洋榎「ウチ帰ったら帰すから、貸してくれたら助かるなーって……」

洋榎「……だめ?」

初美「……」

初美「うーん……」

初美「じゃあ、お礼に大阪観光案内でもしてくれたら貸してあげるですよー」

初美(どうせ大阪まで来たんだから楽しみ尽くしてやりますよー)


洋榎「いよっしゃ、決まりやな!」

洋榎「とりあえず腹ごなしにテキトーにコンビニで飯でもこうて電車乗ろかー」

初美「財布持ってない人間の言うセリフじゃないですよー」

洋榎「あ、やっぱり?」

初美「それに折角大阪まで来たんですから、たこ焼きとかが……」

洋榎「ちゅーてもこの辺美味いたこ焼き屋あったかなぁ」

初美「じゃあもうちょっと我慢を……」

洋榎「しゃーないなー」

洋榎「まぁよう考えたら思ったより腹減っとらんし、我慢したろ!」

初美「じゃあ何で言ったんですか……」

ほーし


[京橋駅構内]

洋榎「さーて、うちに帰るついでに案内できる所は案内しようと思うんやけど」

初美「よろしくですよー」

洋榎「……とりあえずこれが都会名物自動改札機や」

初美「鹿児島にだって自動改札くらいありますよー!」

洋榎「え、そーなん」

洋榎「何か変なお面みたいなん持ち歩いとるし、児童ポルノな格好で居ても犯罪起こらんみたいやし」

洋榎「てっきり発展途上国みたいなトコかと」

初美「鹿児島の人に謝ってくださいー」

洋榎「あーいトゥイマテーン」

初美「……」 イラァ

珍しい組み合わせだな期待

貧乳


[愛宕家近隣]

洋榎「ここがかの有名な、愛宕ハウスの最寄りコンビニでございまーす」

初美「これっぽっちも有名じゃないですよー」

洋榎「これから有名になるねん」

洋榎「あの有名美人雀士姉妹と有能監督という最強ファミリー愛用のコンビニとしてな!」

初美「さっさと財布取りに行きますよー」

洋榎「え、ツッコんでもくれへんの」

初美「そこまでする義務はないですよー」

洋榎「これだから関東人は」

初美「鹿児島は関東じゃないですよー……」

はっちゃんかわいいよ

出鼻挫きデート!


洋榎「はい、愛宕家ー!」

初美「……」

洋榎「何かコメントせーや!!」

初美「え、いや、だって……」

初美「人様の家を貶めるのって最低ですよー」

洋榎「貶す前提!?」 ガビーン

洋榎「何かあるやろ褒めるとこ!」

初美「う、うーん……」

初美「鹿児島は土地が安いからかもっと大きくて雰囲気ある民家がいっぱいありますから……」

洋榎「っかー、気に入らんわー!」

洋榎「グローバルスタンダードに考えーや!」

初美「日本のスタンダードは大阪じゃなくて東京ですよー」

洋榎「ああ!?」

福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい


洋榎「ちゅーわけでただいまーなんやけど……」

初美「?」

洋榎「…………」

洋榎「鍵まで盗られとる……」

初美「ちょ……」

洋榎「とりあえず誰かおるかも分からんしチャイム鳴らしてみるわ」 ピンポーン

初美「…………」

洋榎「…………」

初美「出ないのよー」

洋榎「ああクソ、出ろや!」 ピンポーンピンポンピンポンピンポピンポピンポポポポピンポーーーン

初美「おお、高橋名人ばりの16連射ですねー」

イイネーイイネー


洋榎「おっかしいな……」

洋榎「今日休日やし絹は家におるはずやけど……」

初美「お出かけとかじゃないですかー?」

洋榎「せやったらええねんけど……」

洋榎「あのまま昨日帰ってきてへんっちゅー可能性もあるからな」

洋榎「ちょっと心配やわ」

初美「……ふーむ」

初美「窓から中を覗くとか……」

洋榎「せやな」

洋榎「庭から回りこむで」

初美「え、私もですか?」

洋榎「当たり前やろ、一人で家先残る気か」

初美「仮にも部外者の私がそこに行くのは色々と問題が……」

洋榎「ええから来いて!」

初美(うう……見つかったらもうどうにでもなれですよー!)

初美ちゃんの服装で補導されないんだから平気平気


洋榎「よっと……ここからならリビングが……」

洋榎「お、絹や!」

洋榎「よかった……無事帰っとったんか……」

初美「無事帰った……?」

洋榎「ああ、いや、ちょっと昨日どんちゃん騒ぎしとったからな」

初美「……なるほど、どんちゃん騒ぎ」

洋榎「そうそう」

洋榎「まーそれで疲れとったんやろか」

洋榎「爆睡こいとるやないか」

初美「というか、疲れて眠ってしまったって言う感じですねー」

洋榎「せやなー疲れとるんやろうなー」

洋榎「いやもうホント疲労って怖いわーまるで泥酔したかのように眠ってまうねんなー!」

初美「何でそんな疲労を強調するんですかー?」

洋榎「え、いや別に」


洋榎「しっかしまぁ……」

洋榎「向こうが頭で横になっとるせいで……」

初美「太もも丸見えですねー」

洋榎「部屋着のハーフパンツが色気を醸し出しとるわ」

初美「ダボッとした衣服の隙間から秘部が見えそうですよー」

初美「ちょっと無防備すぎますねー」

洋榎「……」 ジトー

初美「?」

初美「何ですかその目はー?」

洋榎「いや、そのちまっこい背丈でも、棚の上にもの上げることはできるんやなと」

初美「?」

いいね!

あf


洋榎「あーしかしほんま絹はエロい体しとるな」

初美「呼吸する度にお胸が上下しているのが手に取るように分かりますよー」

洋榎「……おっぱいって、あないな動きするもんなん?」

初美「……私に聞いて分かると思ってるんですかー?」 ムー

洋榎「……すまん」


洋榎「あ、寝返りうった!!」

初美「うわ」

洋榎「ん?」

初美「今、動かした足の隙間から見えちゃいましたよー」

洋榎「な、おま、何見とんねん!」 ムキー

初美「ちょ、騒がないでくださいよー!」

洋榎「絹にセクハラかましていいのはウチだけや!」

初美「シスコンですかいい歳こいてー!」

洋榎「姉妹愛と言え!」

見えたものの詳細はよ


洋榎「……とりあえず絹に毛布かけたらなアカンな」

初美「……どうやって家に入るんですかー?」

洋榎「絹を起こすのも可哀想やしな」

洋榎「通常時はここに……」 ゴトッ

初美「植木鉢……?」

初美「その下に鍵でも入れてるんですかー」

初美「典型的ですけど、防犯的にはそれ大丈夫なんですかねー」

洋榎「鍵開けっぱで家留守にする九州人には言われたないわ」


洋榎「大体勘違いしてもろたら困る」

初美「へ?」

洋榎「ここに鍵なんてないで」

初美「じゃあ一体……」

洋榎「これはこうするためのもんや」 ヨッコラセ

初美「ストップ・ザ・投球モーション」

大阪人のボケに付いてきてくれるなんて初美ちゃん優しいなー


初美「何やってるですか!」

洋榎「何って、扉が開かへん絹起こせへんときたらもうガラス破るしか道ないやろ」

初美「そりゃそーかもしれませんけどもー!」

洋榎「大丈夫やって、セコムのシールはあれ貰いもんで別に入ってるわけとちゃうから」

初美「そもそも根本的な問題はそこじゃなくてですねー!」

初美「起こしたくないならガラス破壊音響かせちゃダメですよー!」

洋榎「……なるほど一理あるな」

初美「わかってもらえてよかったですよー」 ホッ

初美「とりあえず植木鉢は元に戻しておいてくださいよー」

洋榎「へいへーい」

洋姉ちゃん過激!

ガムテープ


初美「全くもう……派手に音がした場合、立ち位置的にヤバイのは私なんですからねー」

洋榎「ははは、せやなー」

洋榎「すまんかった……って、何かガムテープ貼ってるーーーー!?」 ガビーン

初美「セコムに入ってないなら、こうやって……と」 ヒュパッ

洋榎「躊躇なく怪しい棒で殴り抜いたーーーーーー!?」 ガビーン

初美「祈祷とかに使う道具はこういうことにも使えるのですよー」

洋榎「めちゃんこ罰当たりやな……」

初美「はい、これで音もなくガラスも散らばらず鍵を開けて入れますよー」

洋榎「え、あ、うん……」

洋榎(マジでガラス割りおった……オカンに見つかったら殺されてまう……)




巫女をなめたらあかんのじゃ・・・

はっちゃんかわいい

良いですねー


洋榎「あ、上がるなら靴は脱いで――」

初美「そのへん抜かりはないですよー」

初美「こんなこともあろうかと持ってきていた手袋も装備してますしー」

洋榎「どんな事態を想定した大阪旅行やねん!」

初美「万が一妹さんが目を覚まして姿を見られても不審者扱いされて逮捕されないように――」

初美「結局さっき寄らされたファミマで貰った買い物袋に穴を開けてかぶれば完璧ですよー」 フフン

洋榎「不審者度マシマシやないか!」

洋榎「文字通り頭隠して尻隠さず状態やで!」

初美「通報されても特定されて逮捕されなきゃオーケーですよー」

洋榎「いやオーケーでも何でもないから!」

初美「おじゃましますよー」

洋榎「ほんで何で真っ先に上がっとんねん!!」

初美「まぁまぁ、ここまで完璧に変装したんですから、少しでも急いだ方が総合的には正解かなと」

洋榎「ガラス叩き割った時点でどう転んでも不正解に行き着く気がするんは気のせい?」


洋榎「さて、家に上がったはいいけど……」

初美「……妹さん、よく寝てますねー」

洋榎「風邪ひきそうやし、毛布かけたらな」

初美「その前に一揉みしたらダメですかねー」

洋榎「抜かり無いほど警戒するんやなかったっけ」

初美「……冗談ですよー」

洋榎「今にも舌打ちしそうなツラしとるぞオイ」


洋榎「大体絹の可愛さは胸やのうて、このサッカーで引き締まった足――」 ナデッ

絹恵「ん……」 モゾ

洋榎「!!」 ビクッ

初美「!!」 ビクゥッ

絹恵「おねえ……ちゃん……」

初美「お、おおお起きてしまったんですかー!?」

洋榎「いや、寝言みたいや……」

初美「驚かせないでくださいよー!」

絹恵「お姉ちゃん……大……好きだよ……」

洋榎「……絹……」

しえん

自宅に入るだけでずいぶん楽しそうだな


絹恵「置いて……いかないで……」

洋榎「絹……」

初美「涙……怖い夢でも見てるんですかねー」

絹恵「一人に……せんとって……」

洋榎「……大丈夫や、絹」

洋榎「ウチはいつでも絹と一緒やから」

洋榎「誰より絹を愛しとるし、いつだって絹のことを考えとるわ」 ギュッ

初美「……」

初美(何か……ちょっと胸が苦しいですよー……)

圧倒的支援

はっちゃんかわいいです


初美「妹さん、ちょっと落ち着きましたねー」

洋榎「あんまり悪夢見るようやったら起こそか思ったけど……」

初美「寝かせておいてあげた方がよさそうですねー」 ファサッ

洋榎「……毛布、とってきてくれたんか」

初美「ええ、毛布かけたいとか言うてましたのでー」

洋榎(それで躊躇なく人ン家の毛布引っ張り出せる所が凄いわ)


洋榎「……あ、そや」

初美「はいー?」

洋榎「ちーっとばっかし、シャワー浴びてきてもええやろか」

初美「え」

洋榎「……いやほら、路地裏みたいなとこで目覚めたし……」

洋榎「さすがにちょっとこのままってのは恥ずいやん?」

洋榎「思ったより臭くなっとらんけど、やっぱりほら、一応は今から観光地とか行くかもしれへんわけやし」

初美「ふむ……」

一緒にお風呂タイムか


洋榎「それにほら、ウチって美人やから……」

初美「BEGIN?」

洋榎「美人や! 沖縄担当は銘苅やろ!!」

初美「すみません、あまりに結びつかない単語だったもので……」

洋榎「なんでやねん!」

洋榎「これでもウチは姫松のアイドルやねんで!」 ビシッ

初美「それで、美人だからなんだっていうんですかー?」

洋榎「今のセリフガン無視か!!」


洋榎「まぁほら、ウチ財布盗られたわけやん?」

初美「アホですねー」

洋榎「やかまし!」

洋榎「まぁとにかく、そのくらい爆睡こいてたわけや」

初美「間抜けですねー」

洋榎「黙らっしゃい!!」

洋榎「とにかく――その、なんつーか、痴漢とかにあっても気付かなかったと思うわけで」

初美「無防備ですねー年頃の娘なんだから気をつけましょうよー」

洋榎「お前には言われたないわ!!!」

洋榎「とりあえずそんなわけで、寝とる間に襲われとったかもしれんから……」

洋榎「シャワー浴びておきたいねん」

初美「妹さんみたいなムチムチドーンならともかく、その体を襲う人なんて……」

洋榎「こ、これでも結構男子からえっちな目で見られとるんやで?」

初美「痴漢冤罪だけは起こさないでくださいよー」

洋榎「誰が自意識過剰やねん!!」

<●><●>


洋榎「あーもう!」

洋榎「とにかく風呂に行くから!」

初美「股間が痛まないのなら、犯されてる心配はないと思うんですけどねー」

洋榎「髪とか肌とかに、その、なんや……」

洋榎「こすりつけられとるのかもしれへんやん」

初美(意外とナイーブなんですねー……)

洋榎「とりあえず入ってくるから!」

洋榎「冷蔵庫の中の茶でも飲んで適当にしとってや!」

洋榎「あ、絹をいじめるのだけはアカンで!」

洋榎「ほんなら!」 タッタッタッタッタッ

初美「……」

初美(さ、さすがにこの状況で適当にくつろぐっていうのは無茶ですよー)


初美「…………」

初美「薄い毛布にくるまった薄着の妹さんの肢体を見ながらシャワーの音を聞くってなかなかニッチなエロスがありますねー……」

初美「…………」

初美「お、落ち着かないですよー」

初美「妹さん、起きなければいいんですけど」

初美「…………」

初美「ていうか起きられたら完全に積みですよー……」

初美「…………」

初美「この場に居るのは限界ですよー」

初美「とはいえお風呂に行くわけにもいかないですし……」

初美「妹さんをいじめなければ何してもいいみたいですから、お部屋に避難させてもらいますー」

はっちゃんかわいい


[洋榎の部屋]

初美「おじゃましまーすと」

初美「……ふむ、なかなか広いですねー」

初美「中学以降放置してたと思しき勉強机が2つ……」

初美「姉妹で1部屋ですかー」

初美「ベッドも2段ベッドですし、随分仲良しさんだったんですねー」

初美「私達もなかなか仲良しこよしですけど、この姉妹には負けそうですよー」

初美「何か二人で撮った写真とか妹さんの机に飾ってありますし……」


初美「……部屋も随分整理されてますねー」

初美「予想じゃもうちょっと物が散乱しているかと思ってましたけど」

初美「……妹さんが、頑張ったんでしょうねー」

初美「……」

初美「とりあえず妹さんが整理していなさそうな所をチェックしてみましょうかー」

初美「……」

初美「机の引き出しの一番下を全部開けて……と」 ゴトッ

初美「その下のスペースを探れば、ほら……!」

初美「大事そうな手帳~~!!」 ペカー

初美「多分日記か何かですよね~」

初美「……」

初美「まぁ妹さんをいじめる以外は特に禁止されてませんしねー」 パラパラ


『今日は恭子と由子とサンマをやった』

『いっぱい勝てた。楽しかった』

初美「夏休みの宿題として無理矢理書かされた小学生の絵日記並の内容ですよー……」

『今日の夕飯はコロッケだった。うまい』

初美「うわぁ」

『絹が告白されたらしい。どこのウマの骨とも分からん奴に絹をやれるかい!!』

初美「これはシスコンですねー」

『今日は官とく代行が来た』

初美「めちゃくちゃ書き直した痕跡があるうえに誤字と平仮名ですかー……」

『おっぱいが大きくなるための本を買う所を後輩の漫に見られた』

『あいつ気付かん振りしとったけど後ろ姿がプルプル笑いを必死にこらえるソレだった』

『むかつくから今度差し入れに振りまくったコーラ渡そうと思う』

初美「この人、わりと普通の人生なのに、日記読む限り毎日楽しそうなのよー」


『今日から全国大会』

『ウチが皆とたたかえる最後の夏』

『絶対に、勝ちたい』

『勝ってまた、全国4強に入りたい』

初美「……」

初美(ちょっと胸が痛みますねー)

しえん

しえんた

語尾伸ばすキャラ3人いるもんな


初美「……」

初美(大会の記録……)

初美(見てると心が痛まないわけではないのに、目が離せない……)

初美(初戦突破の時の喜びや打ち上げのこと……)

初美(私達を破ったあとの姫松の人々のこと……)

初美(……そして、敗れた時のこと)

初美(その後の個人戦の感想も含めて……)

初美(自分も体験したことだけに、胸がズキズキと痛みますよー)

初美(……特に……)

初美(友達への、面と向かって放せない本音のページはいろんな意味で読むのがきつかったですよー)


『明日は、打ち上げをしようと思う』

『皆を驚かせてやるわ!』

『色々ジョークグッズも買ったし、楽しみやわ』

『……それか、最後やし、泣かせにいくべきやろうか』

初美「……」

『あいつらには、伝えたいことばがいっぱいある』

『ありがとうじゃ足りないほどの感謝の言葉や、好きだった所』

『思い出話に、アドバイス』

『きりがないことをどう伝えたらええんやろ』

初美「……ああ見えて、結構考えてたんですねー」

初美「……私も、逃げてばっかりいないで、いい加減姫様に遺す言葉を考えないとダメですねー」


『皆のことがごっつ好きやけど、伝えるのは照れくさいわ』

『黙ったまま卒業してもええ気はするねんけどなぁ』

『それかやっぱ言うべきやろか』

『普段のキャラにのっとって、おふざけ的に言うべきか』

『それとも、真面目に想いを伝えるか』

『どないしたらええんやろか』

初美「……」 パラ

初美(結局……どうしたんでしょうかねー)

初美(ちょっと気になるんですけど)

初美「……と、そろそろお風呂から上がってきそうですねー」

初美「この日記、さすがに適当に置くことは出来ないですよー」


初美「かといって、机の奥に眠らせて陽の目を見せないというのももったいないし……」

初美「えーっと」 キョロキョロ

初美「……よし」 ヨイショット

初美「とりあえず、共用っぽい本棚の辞書の横に挿しときましたよー」

初美「これで妹さんがいつか見つけてくれるでしょー」 ニコー

初美「やっぱりこういうのは、ご家族の方に発見されてなんぼですからねっ」 ウフフン

結果→路上放置

はっちゃんいいこ


洋榎「あがったでー」 ペタシペタシ

初美「わわわっ、服着てくださいよー///!!」

洋榎「えー……自分がそれ言うてまう?」

初美「わ、私は服着てますしっ!」

洋榎「バスタオルだけのウチより肌面積多いやんけ」

初美「……そ、それより!」

初美「早く着替えて大阪観光行きましょう!!」

洋榎(話そらしおった……)


初美「お洋服はー」

洋榎「着たでー」

初美「カバンはー?」

洋榎「持ったー」

初美「それじゃあ、お金はー?」

洋榎「……盗られたからない」

初美「……貯金はー?」

洋榎「か、関西人は宵越しの銭は持たないから……」

初美「それこそ関東人だった気がしますよー」


初美「しょうがないですねー、ちょっとくらいなら奢りますよー」

洋榎「ほんまかー!?」 オメメキラキラ

初美「そのかわり行く所とかは決めさせてもらいますよー」

洋榎「そらもうお任せしまくりよ!」

初美「それじゃ、とりあえず行きましょうかー」 ガラガラ
 
洋榎「あ、また窓から出てくんや……」

初美「そりゃ窓から入ったんですから、窓から出ますよー」

洋榎「普通ドアから出てかへん?」

初美「入った所と出ていく所が異なっていて許されるのは食べ物くらいですよー」

洋榎「可愛い顔してさらっとシモネタ言いおって……」

すまん、眠いから寝る。
残ってたら続き書くし、残ってなかったらある程度続き書きためて夜にでもまたスレ立てるわ。

まぁとりあえず乙

おつおつ
この二人なかなか相性いいな

乙乙

おつおつ
期待してますよー

おもろいなー

こういう珍しい?組み合わせも増えると良いなー


続くんか?続くんかー?
書きための方がええかもな、期待やで

はっちゃんかわいいよはっちゃん

h

はっちゃんは同学年なら誰とでも良く合う魔法の素材

保守しろ

美穂子かわいいよ美穂子

福路美穂子ちゃんの母乳プリンを食べたい

新免那岐さんに切り刻まれたい

ほしゅ

姫様のおっぱい吸いたい

h

ほっする

永水日和マダー?

スレ残ってるとは思わなかった。
書きためて夜投下するのと、保守かねてスローペースだが今から投下するの、どっちが需要あるんだろ。

僕はミテルゾー

美穂子愛してる

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
夜だと落ちる可能性があるから2時間くらいで書き溜め完了するが良い

筆の遅さ的に無理じゃねえのと思った(小並感)
どうせ文字数制限とか考えて書き込み窓で書いたやつをメモ帳にコピーするだけだし書き溜めても終わる時間変わらねえよな、
と思ったけど投下感覚短い方が落ちにくいんだよな
じゃあちょっとアドバイスに則って書きためてくることにするわ

>>104
まかせます

はっちゃんの語尾はめんどくさいよね

はっちゃんprprしたい


[駅]

洋榎「とりあえず駅まで来たわけやけど……」

洋榎「どーこ行くかなぁ」

洋榎「何か行きたいトコでもあるかー?」

初美「それが決まっていたら一人でさっさと回ってるですよー」

洋榎「……まぁ、せやろな」

洋榎「とりあえず電車乗ってから考えるってのもありやな」

洋榎「デートの定番言うたら海遊館やけど……」

初美「……これってデートなんですかねー?」

洋榎「デートでええんちゃう?」

洋榎「ウチはケッコーアンタのこと気に入ったしな!」

初美「……まあ、じゃあデートってことでいいですよー」

洋榎「いしょっしゃ!」

洋榎「大阪デートや!」

初美「よろしくですよー」

間違えた
書き溜めと言って速攻書き込み押してもうた

(そのまま書いても)ええんやで

どんどん書いて行こう


洋榎「そういやこっちって泊まっていくん?」

初美「デート開始後いきなりホテルのお誘いとか最低ですよー」

洋榎「違うわ!」

洋榎「泊まってくんと日帰りとじゃプランの組み立て変わってくるやろ!!」

初美「てっきり泊めてくれるのかと思いましたよー」

洋榎「……まぁ、絹さえよければ泊めてやってもええんやけど」

洋榎「オカンが何て言うかやなー」

初美「そんなマジで考えられても困りますよー」

初美「……一応夜は予定があるから一緒にはいられないんですよー」

洋榎「そっかー残念やなー」

洋榎「ウチと居れんでお前も寂しいやろー」 ケラケラ

初美「むしろ夜は静かに過ごしたい派ですから清々ですよー」

洋榎「何やとォ!」


洋榎「まぁでも日帰りやったら海遊館はやめとこか」

洋榎「どうせ定番の道頓堀あたりは外せへんのやろ」

初美「そうですねー」

初美「折角なんで、大阪の中心地に行ってみたいですよー」

洋榎「中心地ねぇ」

初美「大阪の学生がよく行く街を気ままにブラブラしてみたいですー」

洋榎「ああ、そうか、鹿児島にはジャスコくらいしかブラブラするとこないもんな」

初美「鹿児島なめたらこの神事に使う有難い棒を根本まで挿しますよー?」

洋榎「どこに!?「」

キテター

期待


洋榎「まぁ、せやったらとりあえずは難波方面やな」

初美「おお、聞いたことありますよー」

洋榎「道頓堀でブラブラ食べ歩いてもよし、なんばパークスあたりで買い物するもよし」

洋榎「日本橋にはオタロードとかいうのもあるみたいやし、なかなか楽しめるやろ」

洋榎「その後は歩いて心斎橋通って梅田まで出たらええか」

初美「梅田……って、確か大阪駅でしたよねー」

洋榎「まぁ、とりあえず同義と思っててもええんちゃう」

洋榎「とりあえず梅田ついたら美味いもんくってバイバイでええやろ」

洋榎「別の場所で用事あっても梅田からなら行きやすいやろうし」

洋榎「ほんまやったら新世界で串かつ食ったりしたかったんやけど、昼から串かつっちゅーのもアレやしな」

初美「じゃあ時間があったらってことにしておきますよー」

洋榎「せやなー」

洋榎「通天閣とか大阪城とか見たい場所あったら先言うてくれや」

初美「そのへんは今度姫様達と見に来たいから、今回は人の多い繁華街に行きたいですよー」

洋榎「おいおい、今からデートやっちゅーのに、他のオンナとのデートの話はNGやで」

難波から梅田歩くんえらいで


[難波]

洋榎「ちゅーわけで、なーんばー!」 イエーイ

初美「おー、人がいっぱいですねー」

洋榎「せやろーすごいやろー!」

洋榎「ちなみにあっちに行くとビックカメラがあるねんで」

洋榎「あ、ビックカメラっちゅーのは家電量販店で……」

初美「そのくらい知ってますよー!」

洋榎「ああ、てっきり家電量販店すら知らんものかと」

初美「ビックカメラはないですけど、ヤマダ電機とかベスト電器はちゃんとあるですよー」

洋榎(ベストデンキってなんやろ……)

ビッグカメラだと思っててすいませんでした!

ビーックビックビックwww

お、きてたか、続行すんねんな

支援しとこ

支援


洋榎「んでどの出口から出る?」

初美「ほえ?」

洋榎「オタロードとかいうとこ行くんならあっち」

洋榎「ほんでもって道頓堀行くならあっち」

洋榎「買い物するんやったらあっちって感じやけど」

初美「うーん……」

初美(どこ行くのがいいのかさっぱりですよー)

初美(ここはオカルトに頼ることにしますよー)

初美(姫様達みたいに上手くは出来ないけど……)

初美(大阪の観光案内人を下ろして――と)

初美(どうしたらいいか教えて下さい!)



オタロードに行くか、道頓堀に行くか、買い物エリアに行くか
>>132

>観光案内人
無料案内所って言葉が頭に浮かんだ

ちょっと安価遠くしすぎたわ。
大阪といえば名案内コナンさんだったのに、もう亡くなってもうたんだよな……

kskst

これは迷うなぁ

オタロード


洋榎「ちゅーわけでここがオタロードや」

初美「おおー」

初美「おかしな格好の人って、意外といないものですねー」

洋榎「せやな、少なくともこの中で一番奇抜な衣装着とるのはお前や」

初美「そろそろブランチにしたいですよー」

洋榎「オタロード方面やったらバッファローカレーあたりがウチは好きやけど……」

洋榎「折角オタロードまで来たんやし、メイドカフェとやらに行ってみたいなぁ」

初美「たこ焼き食べたかったですよー」

洋榎「それやったら道頓堀に出なアカンかったわ」

初美「じゃあもうちょっと我慢しますー」

初美「大阪までせっかくきたし、お店に入らないで食べ歩きたいんですよー」

洋榎(大阪のイメージ食べ歩きしかないんやろか)

オタロードのタコせんネギたっぷりを食べよう


洋榎「ケバブごっつ食いにくくない?」

初美「2人で1つにして正解でしたねー、結構ボリュームありますよー」

ちゃちゃのん「…………」

洋榎「あれ?」

初美「どうかしたですかー?」

洋榎「いや、あいつ……」

初美「ん?」

洋榎「家老渡の奴やん」

初美「あー……?」

洋榎「ウチ、個人戦でも戦ったからよう覚えとるわ」

洋榎「確かささのんだかって自分を呼んでた気が」

初美(よう覚えとる言うたわりにうろ覚えですねー……)

ミナミのお店に売り飛ばされたのか…

ちゃちゃのんのオススメフィギュアはこれ!

そんなん考慮しとらんよー……


ちゃちゃのん「……ふぅ」

初美「佐々ゴニョゴニョさん」

ちゃちゃのん「わひゃぁ!?」 ビクッ

洋榎「凄い声出したな……」

初美「あ、驚かせてごめんなさいですよー」

ちゃちゃのん「あれ……アンタ……」

洋榎「久しぶりやな!」

洋榎「浪速の雀姫愛宕洋榎とはウチのことやで!」 フッフフーン

ちゃちゃのん「永水の副大将の……!」

初美「はいーお互い戦ったことはないのでこれがはじめましてですねー」

洋榎「って無視か!!」

>>1は他に何かSS書いてる?

実際知名度的には洋榎ちゃんよりはっちゃんの方が上そう(別の意味で)

ベスト電器って関西には無いのか


初美「日本橋でお買い物ですかー?」

洋榎「どうせエロっちい本なんやろー」

初美「ホモ本を買った可能性も捨て切れないですよー」

ちゃちゃのん「ち、ちがっ……///!」

ちゃちゃのん「そんなん購読しとらんよ……!」

洋榎「じゃあ何しとってんこんな店で」

初美「思いっきりオタショップから出てきましたよねー」

ちゃちゃのん「え、えと、その……」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのん、アイドル人気があったから、その……」

ちゃちゃのん「水着写真集出すことになっとって、それのイベントの一環で……」

ちゃちゃのん「その、握手会とトークショーをしに……」 テレテレ

初美「はぁ……」

洋榎「チッ……」

ちゃちゃのん「何か心底面白くなさそうなリアクションされたーーーーーーー!?」 ガビーーーン

ちゃちゃのんぺろぺろ


初美「よくこの時期にできましたねーそれ……」

洋榎「ボロッカスに負けた直後やっちゅーのになぁ」

ちゃちゃのん「……あんまりしょげとっても、何にもならんけぇ」

ちゃちゃのん「あんまり引きずっとっても、あの人に笑われそうやしな」

洋榎「……ほほう」 キュピーン

洋榎「何や、オトコでもできたんか!?」 ウリウリ

初美「ほほう両想いですかー? 片想いですかー?」 ウリウリ

ちゃちゃのん「ちょ、やめてよー恥ずかしいー!」 ウワーッ

俺のことか

ちゃうちゃう

日本橋って東京じゃないんだ

悪石の巫女ですよー

東京の「にほんばし」と大阪の「にっぽんばし」がある

大阪の日本橋はヲタの街として有名


ちゃちゃのん「あ、そ、そうじゃ!」

ちゃちゃのん「このあと暇かのう?」

洋榎「話変えおったな」

初美「確実に動揺してるですよー」

ちゃちゃのん「あ、あのさ、このあとちゃちゃのん麻雀に誘われとるけぇ!」

ちゃちゃのん「よ、よかったら一緒に……」

洋榎「麻雀かーええなー」

初美「残念ですけど辞退するですよー」

洋榎「ええ!? 何でや!!」

初美「……だって、一度打ち始めたら、絶対夜まで続けるじゃないですかー」 ヒソヒソ

洋榎「うっ……」

洋榎(否定できへん……)

はっちゃんは二人っきりでデートしたいのよ!


初美「それにちょっとやらないといけないことがあるので……」

洋榎「まーまたの機会ってことやな」

ちゃちゃのん「それは残念じゃよー」

ちゃちゃのん「……それじゃ、また」 フリフリ

初美「はい、またねーですよー」 フリフリ

洋榎「おー、次会った時もボッコボコにしたるわー!」 ブンブン

洋榎「……」

洋榎「はー、打ちたかったわ」

初美「もー、大阪デートはどうしたんですかー」

洋榎「そうやけどぉ……」

初美「さすがの私でも、そこまで目移りされるとちょっと凹みますよー」

洋榎「う……す、すまん」

よくよく考えると同い年ですよー


洋榎「でもちょっと気にならへん?」

初美「……そりゃまぁ、あの人お胸も私より大きいし、可愛らしい顔ですけど……」

洋榎「いやそーやのうて」

洋榎「アイツの対戦相手や」

初美「ふむ?」

洋榎「大阪のイベントでこっち来とって、こっちで対戦相手捕まえたんやろ?」

初美「……確かに気になりますねえ」

洋榎「もしそれが姫松か千里のメンツ、もしくは荒川憩ちゃうかったら……」

洋榎「そいつは腕をあのオンナに見込まれた猛者っちゅーことになるからな」

洋榎「来年の大阪の台風の目になるかもわからん奴の顔は拝んでおきたいやろ」

初美「……もう卒業してしまうのに、熱心ですねー」

洋榎「後輩たちは気になるもんやろ」

初美「ですねー」

もっと面白くするんだ!

いちごちゃんの接待脱衣麻雀

脱衣麻雀かっ!


初美「しかし……結構評価してるんですねーさっきの人」

初美「あの人が選んだってだけでそれなりの評価を下すようですけど」

洋榎「まぁウチほどではないけど、なかなかに強い奴やしな」

洋榎「アイドル人気っちゅーのが気に食わんけど」

初美「まぁ、アイドル人気なさそうですもんねー」

洋榎「誰が不人気や」

初美「誰がとは言ってませんよー」

洋榎「じゃあその哀れんだ目やめ」

アイドル人気よりお笑い芸人人気だよね洋榎ちゃん


洋榎「さて、アイツを軽く尾行しとるわけやけど」

洋榎「アイツ道頓堀までやってきおったな」

初美「たこ焼き屋さん並んでますねー」

洋榎「この辺は分母も多いしなあ」

洋榎「かといって銀だこは変化球やからいきなり食わせるんもなー」

初美「とりあえず私買ってくるから尾行お願いしていいですかー?」

洋榎「おお、まかしとき」

初美「オカルト使えばそっちの居場所ならわかるのでー」

洋榎「なにそれこわい」

ちゃちゃのん個人戦で出番あるといいなー

ちゃちゃのんは個人戦出ても咲さんと当たってまた泣く感じになりそう

ちゃちゃのんのちゃちゃのんをちゃちゃのんしたい


初美「あ、勝手に声かけにいったりしないでくださいよー」

洋榎「わ、わかっとるわ!」

初美「絶対麻雀誘われてホイホイ行くタイプですしー」

洋榎「大丈夫やっちゅーねん!」

初美「途中で知らない人についてっちゃダメですよー」

洋榎「小学生か!!」

初美「電信柱は姿を隠すものであって、そこでおしっこしたらダメですよー」

洋榎「人扱いですらない!?」

初美「あと、迷子になったら早く戻って――」

洋榎「もうわかったから!」

洋榎「愛宕をなめるな!」 卍

初美「?」

洋榎「……」

洋榎「み、見失ったら困るからもう行くわー///!」 ドヒューン

初美「何だったんですかねーあのポーズ」

さるよけ


洋榎「えーっと、おったおった……」

洋榎「おーおー声かけられとる」

洋榎「この辺りは変なスカウトやナンパも多いから気を付けなあかんでー」

洋榎「っとと、あぶな」

洋榎「油断しとるとすぐぶつかりそうになるな」

洋榎「休日の難波で立ち止まるのはほんま困難やで……」

洋榎「――――!?」

洋榎「おいおい……」

洋榎「冗談やろ」

洋榎「どういうことやねん」

紫煙

ットライィーク!


初美「おまたせですよー」

初美「たこ焼きうまうまですよー」

洋榎「……」

初美「どうしたですかー?」

洋榎「アレ見てみ」

洋榎「ごっついメンツになっとるで」





久「お待たせー」

久「ごめんねー、ちょっと後輩に頼まれてた服とか見てたら遅れちゃってさー」

胡桃「待ち合わせにはゆとりを持つ!」

胡桃「佐々野さんなんて、私より早い20分前にはいたんだから!」

ちゃちゃのん「他にやることなかったけぇ」

ちゃちゃのん「鹿倉さんも早かったのう」

胡桃「まぁ私は最初からこの辺で御飯食べてたからね!」

接点が分からん面子だなww


初美「……」

洋榎「なぁ」

初美「ダメです」

洋榎「いや、あのさ」

初美「お断りしますよー」

洋榎「一局だけ」

初美「絶対終わらないじゃないですか」

洋榎「そ、そんなことは……」

初美「勝つまでやるタイプですよねー?」

洋榎「か、勝つから、いきなり」

初美「勝てるとは限らないですよー」

洋榎「だ、大丈夫やって全員に勝ったことあるし!」

初美「勝ってもリベンジ宣言されたら受けて立っちゃうタイプじゃないですかー」

洋榎「そ、そうやけど……」

初美「おとなしくメンツを確認したんだから観光の続きしますよー」

薄墨初美ちゃんの頭なでなでしたい

案外お似合いだなこの二人


初美「大体もうメンツは決まってるんじゃないですかー?」

洋榎「そうかもしれへんけども……」

洋榎「さっきウチらを誘ってくれたし、乱入大歓迎っちゅーことやろ」

初美「……そんなに乱入したいものですかねー」

洋榎「麻雀馬鹿ならあんだけのメンツが集まりゃそらワクワクもするで!」

初美「むー」

初美「そういえばはるるも笑ってたし、あのメンバーは確かにニコニコしたくなるかもしれませんけど……」

洋榎「せ、せやろー!」

洋榎「せやから――――」

初美「あ、もう一人誰か来ましたよー」

洋榎「誰や!?」

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
俺だ

お前だったのか

これではるる来たら洋榎ちゃん仲間外れ


久「そういえば主催は?」

胡桃「まだみたい!」

ちゃちゃのん「あ、あそこ!」

胡桃「全力疾走して――あ、コケた」

ちゃちゃのん「痛そう……」

久「うーん、走る度にバインバイン揺れてるわね……」

ちゃちゃのん(……ちゃちゃのんもあのくらいあれば……) むにむに

胡桃(うわあ、往来で自分の胸揉んでる……!!)

漫「あ、あの……!」 タタタタタッ

漫「お、遅くなって……すんません……!」 ゼハーゼハー

おゥ、うなぎィー!


漫「……ハヒー」 ゼヒューゼヒュー

ちゃちゃのん「あはは……お疲れ様じゃよー」

胡桃「もっとゆとりを持って行動する!」

漫「す……すんません……」 ゼハーゼヒー

ちゃちゃのん「と、とりあえず呼吸落ち着けて……」

久「そうそう、膝に手をついてそうしてると胸元がセクシーよ」

漫「ど……どこ見てはるんですか……」 ゼハー

胡桃「飲む?」 スッ

漫「あ、ありが――――」

胡桃「塗る制汗剤」

漫「いりませんよ!!」

ほうほうほう

ファッキュークソチビ


胡桃「冗談」

胡桃「制汗スプレー、はい、使っていいよ」

漫「あ、ありがざっす……」 フヒー

久「そういえば、滝見さんは?」

漫「いや、なんか迷子になったってメールが来て……」

漫「とりあえず迎えに行って、ここ来る途中の雀荘の前で待機してもろてます」

胡桃「あー、それで遅れたんだ」

ちゃちゃのん「メールくれたらよかったのに」

漫「あ、そっか……」

漫「すんません、時間ギリギリで焦っちゃってて……」

久「いつでも冷静にいないとダメよー」

久「テンパるとろくなことがないんだから」

胡桃「それ貴女が言っちゃうんだ……!」

久「経験者だからこそのセリフよ」

ナンデカアイディーカブッテンナー

これは部長ハーレムなのか


洋榎「何であのメンツにスズが混じっとんねん」

初美「不思議な集まりですねー」

洋榎「ていうか、滝見って確かお前ンとこの……」

初美「ですねー」

初美「はるると一緒にこっちに来たんですけど……」

初美「はるるは用事があるって言ってたので……」

洋榎「はー……その用事っちゅーんがこれか」

洋榎「……」

洋榎「って何で全国ン時の中堅メンツ集めておいてウチだけハブやねん!」

洋榎「ウチが混ざらな片手落ちやろ!」

初美「お、落ち着いて下さいよー」


久「しかしまぁ、変わったメンツよねぇ」

胡桃「何だか団体戦が懐かしい」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんだけ1回戦負けってのが悲しいのう……」

漫「す、すんません……」

漫「私のワガママでお忙しいとこ集まって頂いて……」

久「いえいえー」

胡桃「いいリベンジの機会だと思っとくよ!」

ちゃちゃのん「それに丁度こっちには仕事も入っとったしのう」











洋榎「いやいやリベンジするんやったらやっぱりウチが混ざらなアカンやろ!!」

初美(もういっそこの橋から突き落としたら黙ってくれますかねー)

せやな


久「しかしまぁ、まっさか引退直後にこんな豪勢なメンツで卓を囲めるなんてね」

ちゃちゃのん「そっかー、そういえば今日のメンツで引退じゃないの上重さんだけじゃったかー」

漫「す、すみませんなんか……」

胡桃「いいんじゃないかなー」

胡桃「相手の強化を防いで自分を強化するのなら、引退した人を使うのが一番だしー」

漫「べ、べべべ別にそんな腹黒いことを考えていたわけじゃ……!」 アタフタ

久「あはは、まあ別にそういう思惑でもいいんだけどねー」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのん達もまだ麻雀は続けていきたいし、強い相手との試合は大歓迎じゃ!」

久「それに、私の後輩達ならきっと連覇してくれるでしょうし!」

胡桃「いいなー、私も後輩欲しかったなー」

漫「あ、あはは……」

④やで!


洋榎「……何やアイツ、強くなりたかったんか」

初美「見事に全国じゃ足引っ張ってましたしねー」

洋榎「そないな理由やったら、ウチらに相談したらええのに」

初美「人望ってやつですねー」

洋榎「……」 グリグリグリ

初美「あああああ無言の攻撃はマジギレっぽくて怖いですよ~~~!」 ウワーン

④!

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
清澄が優勝した世界線か


久「しかし、頑張るわねぇ」

漫「……そら、頑張りますよ」

漫「結局また、シードから弾かれてまいましたし」

漫「……もう、負けたないんです」

漫「強くなりたい……姫松を引っ張れるくらい……」

漫「エースになりたいんです」

漫「末原先輩や、真瀬先輩……」

漫「それに――主将……愛宕先輩のためにも」

漫「来年こそ、優勝旗を持ち帰りたいんです」

久「それでわざわざ、私達を相手にねぇ」

漫「愛宕先輩が戦った人達と戦えば、何か掴めるかな思いまして……」

久「もういない、あらゆる面での主柱であった主将みたいになりたい、か――」

胡桃「あそこまでマナ悪にはならないでいいからね!」

ちゃちゃのん「泣かせる話じゃよー」 ズビー

胡桃(うわ、涙もろっ!)


洋榎「…………」

初美「…………」

洋榎「…………」 スッ

初美「あ、どこ行くですかー」

洋榎「心斎橋にでも行くでー」

初美「……麻雀はもういいんですか?」

洋榎「秘密特訓したいんやったら、させたろやないの」

洋榎「こーいうんは気付かん振りして評価だけしてやるっちゅーのがオトコってもんや」

初美「オトコではないと思いますよー」

洋榎「まぁなんにせよ……しゃーないからここはスズの矜持を尊重したるわ」

洋榎「来年には、戦い甲斐ある雀士に育つとええねんけど」 スタスタ

初美「……」

初美「憧れて、成ろうとされて、照れてるんですかー?」

洋榎「ば、誰が照れんねん!!!」

初美「わかりやすいですよー」

愛宕ネキ最高や!


[心斎橋]

洋榎「ちゅーわけで心斎橋や」

初美「ここは何があるんですかー?」

洋榎「んー……パルコとかあったんやけど……」

洋榎「今はまぁ、ライブハウスとかそーいうとこか」

洋榎「ああ、ジョジョバーとかがあったりもするんやで」

初美「ジョジョ?」

洋榎「……自分ジャンプとか読まんタイプか」

初美「週刊誌のですか?」

洋榎「ああ」

初美「週刊雑誌はモーニングとチャンピオンしか読んでないですよー」

洋榎(アカンどっちも読んどらん奴や……)

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     //::::::::::!::::::::::::_::::-─ナ' ̄``       __z‐、. 〉:::::::〉:::::〉:〃
    ///:::::/::::/:::::::::::::::::::!::!::/             イ::::::::}__〉ハ::::W::イ:ノ   健気な子じゃのう
    {′l::::::/:::/:/:::::::::::::::::∧彡三心‐-       ,p´::::::} 〃:ヽV:::::〉 〉}
    ` {:::::{:::::V::::::::!::::::::::::!イ::::::::::::::├─- 、  / {::::::oソ i::::::::}::::/ '′
      ヽ::ヽ::::{:::::::{ヽ::::::::〈 P:::::::っ:リ    ト=┤ `ー'"  !:::〃ハ
      ノ:ノヘ:ヘ::::ヘ `ヽNV弋ヒ::ソ      /  \  ww レ´/:..イ
     ̄/:..:..:..:`:`:.ー、ー 、 {  ww   /   `  ̄ ̄ノ:../:../ |

.     /:..:..:..:..:..:..:..:..:.\ \ ゝ、 _ - ´_       /:../:..:/ }
    /:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:\ \     `-ニ〃7''´ /:..:/:..// ハ
.   /:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..\  ` ー __  ///__/:..:/:..:イ '   〉      _
   ∧==:.._.:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:\     /// /:..:./:../::ノ   /  /⌒ ー, '´ .ハ
   {`r‐-:..:.:. ̄:==:.:_:..:..:..:..:..:..:\ -‐//./ //:..:/:::イ    >'´,、`,、ー',、/  l
   {:::|   ` ー- :..:._:.. ̄:..:=====:./〃/ /:´:/:::∠:─:::/,、,、,、,、,,、,、,、/   l

チャンピオンとはわかってるやん


洋榎「どっか寄りたいとこあったら言ってやー」

初美「了解ですよー」

洋榎「とりあえずブラブラするでー」

初美「はーい」

洋榎「……」 ブラブラ

初美「……」 ブラブラ

洋榎(アカン会話なくなった!!)

初美(無言は無言で何か気まずいですよー!)

初美「あ、あの!」

洋榎「な、なんや」

初美「私、そういえば、>>205に行ってみたかったんですよー!!」

心斎橋に何があるかわかんねーすべてがわかんねー
安価下

グリコとか

そもそも心斎橋がなんて読むのかすらわかんねー
安価下

別に心斎橋にあるもんじゃなくてもええんやで
安価下

ならUSJ

定番やな

熱いたらい回し


初美「USJに行ってみたいですよー!」

洋榎「うへぇ」

初美「何ですかそのリアクション」

洋榎「いや、ちーと遠いなあと思って……」

洋榎「ていうかUSJとか厨房の時行ったっきりやから案内はあんま出来へんで?」

初美「ちょちょーっと回るだけだから大丈夫ですよー」

初美「どうせディズニーと違って乗り物サクッと乗れますしー」

洋榎「なんちゅーことを」

遠いって言ってもまぁ30分ちょいくらいで行けるやろ

USJデートやなぁ


[電車]

洋榎「とりあえずUSJで何乗るかやなぁ」

洋榎「ウチ、バックドラフトのとかジュラシックパークのとか……あとはジョーズとバックトゥザフューチャーのくらいしか分からんで」

洋榎「しかもまだあるのかすら不明やし」

初美「大阪人のくせにダメダメですよー」

洋榎「ひらパー派やねんからしゃーないやろ」

初美「ひらパー?」

洋榎「ひらかたパークっちゅーのがあんねん」

洋榎「ブラックマヨネーズがひらパー兄さんとかいって広告塔やってるんやで!」

初美「ぶらっくまよねーず……?」

洋榎「何や自分、お笑いとか見ん人か」

初美「笑点ならたまに見ますよー」

洋榎(花月あたりに行かんでよかった……)


初美「そういえば、USJってパレードとかあるんですかねー」

洋榎「あるにはあるでー」

初美「グッキー!とかいうやつですかー?」

洋榎「それ知らんわ」

洋榎「でも確か、ワンピースのプレミアムショーだか何かをやっとったような……」

洋榎「……さすがにワンピースくらいは分かるやろ?」

洋榎「あの超有名海賊漫画や」

初美「海賊漫画と言ったらフルアヘッドココですよー」

洋榎「……すまん、それ分からんわ」

はっちゃんとは趣味が合いそうや

やさかにのまがたまぁ

結構長期連載だったなぁフルアヘッドココ

さすがチャンピオン読者

愛宕ネキ面倒見良すぎるな


[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]

洋榎「ちゅーわけで、来たでUSJ!」

初美「とりあえず日が暮れるまでブラブラするですよー」

洋榎「あ、あのクッソでっかい地球の前で写真撮るかー?」

初美「やめときますよー」

洋榎「そうかー?」

初美「時間が惜しいですからさっさと建物見て回りましょう」 マガオッ

洋榎「え、あ、うん」

洋榎(あ、あれ、もしかしてこいつテーマパークガチ勢……?)

ガチ勢て何それ怖い


初美「次はこのエリアに行きますよー」

洋榎「ま、まって……」

洋榎「ちょ、疲れたて……!」 ハァハァ

初美「もー」

初美「そんなことではディズニーランドは戦いぬけ無いですよー」

初美「如何に無駄なく効率的にアトラクションを乗れるかが鍵なんですよー」

初美「それによって建造物に裂ける時間も決まりますし」

初美「USJは初ですから、パレードの良スポットを陣取るには何時間前に並べばいいかもわからないんですからー!」

洋榎(帰りたい……)

ガチ勢や・・・

がちだったかー


洋榎「も、もっとこう……なんちゅーの?」

洋榎「スヌーピーやセサミストリートにきゃー可愛いとかいうてまったりのんびりしてみたり……」

洋榎「もしくはハリウッドエリアでうひょーかっこえー言うてブラブラしてみたりやな……」

初美「仕方ないですねー」

初美「一応そっちの意見も尊重してあげますよー」

洋榎「ほんまか!」

初美「じゃあ割りとのんびり待つ奴に乗りましょうか」

初美「ハリウッドとスヌーピーとかなら……多分ハリウッドとかの方がいいですよねー?」

洋榎「おう!」

洋榎「つってもハリウッドエリアって何あったっけなー」

洋榎「ジョーズやバックトゥザフューチャーとかは別エリアやったっけ?」

洋榎「ジュラシックパークとか結構おもろかったんやでー、最後の落下クッソ怖いねんけどな!」

初美「……あー……絶叫得意じゃないんですかー」

洋榎「べ、別に苦手やないで!」 アセアセ

初美「……ならいいんですけどー」

ひらパーとか懐かしい
冬によくスケートした

久しぶりに行きたいなUSJ

エキスポ勢やったわ
初デートの思い出や

.  |.::| : \《 { ::::::: }  ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ!   ど     ど ど む


洋榎「しかしこの乗りもん初めて乗るわー」

初美「ああ、どうりで……」

洋榎「?」

洋榎「しかしハリウッド・ドリームとか、何かイッツアスモールワールドを思い出すネーミングやなー」

洋榎「見た目通りお子様ってか!」 ガハハ

洋榎「まぁでもたまにはのんびり児童向けに乗るっちゅーのもありやな!」

初美「……」 アワレミノメー



ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハリウッドエリアにある新感覚ジェットコースター。

ライドは、椅子に腰掛けると足が浮くように設計されていて体を支えるのは腰元の安全バーだけであるため、宙に浮いているような感覚が味わえる。それに加え、コースターにはマイナスGが味わえるポイントがあり、次の3つが挙げられる。
・キャメルバック: 意味は「らくだの背中」。「こぶ」と速度でマイナスGをつくる。メインゲートから見える大キャメルバックは迫力満点。
・ホースシュー: ユニバーサルシティ駅から見えるこの急カーブはこれ。大きく放り出されるようなカーブ。
・ダブルヘリックス:二重の螺旋状のコース。一気に上へとかけあがる。

(wikiより)




洋榎「うきゃああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

よくわからない(困惑)


初美「あー楽しかったー」

初美「やっぱり乗り物一発目は最強絶叫系に限りますよー!」

洋榎「……アカン……何かチカチカする……」

ゲロゲロゲロゲロゲロ

キャー、ハルチャーーーーン!!

初美「うわあ、あっちで同乗してたお姉さんが吐いてるですよー」

洋榎「ほ、報告せんといて……も、もらいゲロしそう……」

イッチはゲロフェチなんですかね・・・

はるちゃああああ


洋榎「アカン……胃液どころか鼻から臓物吹き出しそう……」 フラフラ

初美「右からですかー? 左からですかー?」

洋榎「よ、弱った人間にそういうこという……?」

初美「ホントに飛び出した事例なんてないから大丈夫ですよー」

洋榎「最初の事例になってまうかもしれへんやろ!」

洋榎「そうなったらどないすんねん!」

初美「んー……」

初美「通報したあと写メってツイートするとおもいますー」

洋榎「そういうことやなくて!」

洋榎「……そういうことだとしても最悪やんその行動!」

初美「ほら、随分元気になったじゃないですかー」

洋榎「まだフラフラやけどな……!」

よかった・・・吐いたはったんとお姉ちゃんはおらんかったんや・・・


洋榎「ど、どっかで休もうや……」

初美「じゃああっちで休むですよー」 タッタッタ

洋榎「もうどこでもいいから座りたいわ……」

洋榎「ん?」

初美「どうかしたですかー?」

洋榎「いや……」

洋榎「あそこに居るの……」

洋榎「由子やん」

初美「ああ、チームメイトの」

洋榎「何してんやろ……」

初美「デートじゃないですかねー」

洋榎「で!?」

初美「そりゃこの場所で、座ったテーブルに飲み物2つ置いてあったらそう考えるのが自然ですよー」


洋榎「……」

洋榎「あ、あそこで休もか」

初美「気になるですかー」

洋榎「そらな」

初美「でも、至近距離に行くとかリスキーなことしますねー」

洋榎「……」

洋榎「変装に使えそうなグッズ買ってくるのが一番ちゃうやろか」

初美「……はぁ」

初美「じゃあ買ってくるので、見つからないよう隠れていてくださいよー」

洋榎「おう、任せとけやー!」

面白い支援

俺と付き合ってるのがバレたか


初美「ただいまですよー」

洋榎「おーう、おかえり」

初美「はい、エルモのかぶりものですよー」

洋榎「……」

初美「あれ、気に入りませんでしたかー?」

洋榎「タグにペットヘッドって書いてあるんやけど」

初美「……」

洋榎「……」

初美「まあ、大差無いですよー」

洋榎「あるわ!」

初美「しーっ。気づかれますよー」

洋榎「う、うぐ……」

のよーさん!


初美「それで、どんな感じですかー?」

洋榎「相手、まだ来ーへんわ」

洋榎「連れ待たすとか最低のオトコやな」

洋榎「相手次第じゃぶん殴ってでも由子を連れ戻すわ」

初美「……仲良しさんなんですねー」

洋榎「……マブダチやからな」

洋榎「ウチはアイツが好きやし、アイツが不幸になるくらいなら恨まれた方がマシや」

初美「……」

初美(ちょっと胸がいたいですよー) ズキン

キマシ?

姫松が勝って一番良かったのはのよーにまだチャンスがあることだ
ワカメを止められる能力者がいれば


洋榎「つーか由子のカッコ……」

初美「スーツ、なかなか似合ってますねー」

洋榎「浮きまくっとらへん?」

初美「まぁ、テーマパークじゃ珍しいですよねー」

洋榎「お、誰か来た!」 コソコソ

初美(結構ペットヘッド似合ってるのよー)

郁乃「おまたせ~~~」

洋榎「!?」

由子「ホントにえらい待たされたのよー」

洋榎「」 パクパク

初美「どうしたのよー?」

洋榎「……うや」

初美「へ?」

洋榎「監督代行や、あれ」 アタマカカエー

はっちゃんに由子の喋り方が移ってるのよー

そうですよー

ガチ勢ってなーに?

メンドクサイのが来よった……

これはハッちゃんじゃない


郁乃「いや~~~それにしてもその格好浮いとるわ~~~~~」

由子「着替えも許さず連れてきたのはそっちなのよー」

郁乃「だってぇ~~~~待つの嫌じゃな~~~~~い」

由子「遅刻した直後に言うセリフじゃないのよー……」








初美「……なんていうか、その……」

洋榎「すまんな、あんな恥ずかしい監督代行で」

はっちゃんちょーかわいいよー


郁乃「まあまあ、これでも気を使っとるんやから~~~」

由子「はぁ……」

郁乃「こう見えても、由子ちゃんのことは買っとるんよ~~~」

郁乃「そうじゃなかったら、元気づけるためにUSJになんて連れてこ~へんて~~~」

由子「代行……」

由子「世間一般に出会い頭に強制的人連れてくることは拉致って呼ぶと思うんですがー」

郁乃「細かいこと気にしたらアカンて~~」

郁乃「それに監督代行やのうて、監督って呼んでや~~」

由子(この人ホントめんどくさいのよー)

4なのよー

しえんやでー


郁乃「それで、就職活動の方の調子はどう~?」

由子「いきなり嫌なことストレートに聞いてくるのよー……」

郁乃「まぁほら~~オブラートに包む方が傷つくことだってあるし~~~?」

郁乃「それにほら、教師としても進路状況は把握しておかなきゃいけないから~~~~」

由子「まぁ、やっぱりちょっと厳しいですよー」

由子「麻雀が強い所に行きたいってだけで、その仕事がやりたいわけじゃないですからねー」

由子「志望動機が弱いって怒られるのよー」

郁乃「あとその口調が足引っ張っとるんちゃうかな~~~」

郁乃「敬語めっためたや~~~ん」

由子「ホントにズバズバ言ってくるのよー……」

のよー

保守


洋榎「……アイツ、進学せぇへんのかー」

初美「知らなかったんですかー?」

洋榎「アイツとはくっだらない話ばっかしとったからなー」

洋榎「まぁさすがに一緒の大学で、なんて思っとらんかったけども」

洋榎「恭子はウチとちごうて頭のいい大学一般入試やろうし、これで三人バラバラかぁ」

初美「……別れはいつか来るものですよー」

洋榎「……せやな」

洋榎「アイツに内定出たら祝ったらんとなぁ」

田島ニー最高や!
きゅんなんて最初から無理して出す必要なかったんや!!


頼むからゆっくり調整してくれよ……

ごめん誤爆した

しえん

なんかワロタ


郁乃「もう進学したら~~~?」

由子「……」

由子「遠慮しておくのよー」

由子「恭子はやりたい仕事もあっていい大学に行くし……」

由子「主将――洋榎はこの前の全国でヒーローになったのよー」

由子「二人の友人に胸張って並べるよう、今はただ麻雀が打ちたいのよー」

郁乃「麻雀なら大学でやって打てるんに~~~」

由子「一刻も早くプロになって、洋榎に自慢したいのよー」

郁乃「意固地やな~~~~」







初美「……さっきの後輩の子といい、意外に慕われてるんですねー」

洋榎「意外って何やねん意外って」

わろたwwwww

支援

こういうふいんきのssもいいものだ
支援


郁乃「まぁ息抜きになったならよかったわ~~~」

郁乃「色々あったけど、引きずってもしゃ~なしやし~~~~」

由子「……」

由子「せめて奢って欲しかったのよー」

郁乃「しゃ~ないやん、安月給やも~~~ん」









洋榎「ひでえ……」

初美「でもどうやら、あの人ちゃんと進路考えてるみたいですねー」

洋榎「せやなぁ、見習わんと」

初美「あ、そろそろパレードの時間ですー」

初美「さ、行きますよ!」

洋榎「え、まだ行くん……?」

しえん

鷺森灼ちゃんとボーリングしたい


初美「あー楽しかったですよー!」

洋榎「いきいきしとんなー」

初美「そっちはグッタリしすぎですよー」

洋榎「……洋榎や」

初美「はい?」

洋榎「ウチの名前」

洋榎「まー知っとるやろうけど、一応、な」

洋榎「デートしとんのに、そっちとか言われとったら締まらへんやろ」

初美「……ですねー」

初美「でも、改めて名前を呼ぶのって照れますよー」

洋榎「……そんなん言われたら意識してまうやろ!」

洋榎「ホラ、サクッとシレッと普通に言うてまえ!」

初美「は、はい……えと……」

初美「披露宴!」

洋榎「何でそうなんねん!!」

にやにや

俺「洋榎!!」

洋榎って何か古くさい名前やな

俺と初美は名前で呼び合ってるけど?

いちごちゃんのとこ読み直したけどあの配牌であの捨て牌だったらあの振り込みはしゃーないな
しかも役満だなんて読めんしそりゃ考慮しとらんわ


洋榎「……ったく」

洋榎「ほら」 スッ

初美「ほえ?」

洋榎「こんだけ人がおったら、手を握りでもしとらんと、迷子になるかもしれへんやろ」

初美「……恥ずかしいからいいですよー」 プイッ

洋榎「まぁそう言わんと」

初美「……」

洋榎「……せいっ!」 ギュッ

初美「はわっ!?」

洋榎「ふふん、お子様やな!」

洋榎「大人のオンナは多少強引にでも願いを叶えるもんやでー!」 ニギニギ

初美「私達はまだ未成年ですよー!」

体はお子様!頭脳は大人(笑)


洋榎「……」 ニギニギ

初美「な、なんですかー」

洋榎「いや……手ェあったかいなー思て」

初美「そ、そうですかー?」 テレッ

洋榎「まー夏やと暑苦しいだけやし、手が冷たい人の方が心があったかい言うけどな!!」

初美「……乙女心の掴み切れない人ですよー」 ハァ

にやにや

洋榎ちゃんが後半戦オーラスまで6万近く負けてるって漫ちゃんいくら失ったん

と思ったけど鞍月が大量失点してるのか


洋榎「……ついでにっと」 ギュッ

初美「えええ!?」

初美「ななな何を……」

洋榎「ん、ハグや」

洋榎「後ろからこうするん、絹以外にやるんはごっつ久々やなー」

初美「……」

初美「妹さんとはよくするんですねー」 ブスッ

洋榎「何ふてくされとんねん」 ウリウリ

初美「ふてくされてないですよー」 プクー

初美「ただシスコン気持ち悪いなって思っただけですー」

洋榎「はっはっは」

洋榎「なんとでもいえー! 姉妹愛最高やー!」

初美「……」 ムー

ムー


洋榎「まぁでも、絹へのハグとアンタへのハグは別モンやわ」

初美「ふぇ!?」

初美(そ、それは妹へのそれと……)

初美(す、好きな人へのそれの違い……とか///?)

洋榎「絹はこうしてハグしとったら腕にやらかい胸がぷよぷよ当たっとったしなー」

初美「……」

ふー

はっちゃんは成長期・・・・だったらいいなぁ

やっぱりよくないや

ムチムチですよー
http://i.imgur.com/pgfBb.jpg

キモチワルッ!

SOA


洋榎「……あ、もしかして胸無いん気にしとった?」

初美「……べーつにー」 ブッスー

洋榎「……」

洋榎「えい」 むにゅっ

初美「ひゃあ!?」

洋榎「うーん、ウチより胸平らで硬いな……」 ペタペタ

初美「ちょ、ま、何を――///!!」

洋榎「……いやほんま見事な直線で」

初美「ひ、人のこと言えないじゃないですかー!」

初美「背中に欠片も胸の感触ありませんよー!」

洋榎「何やとこらー!」 クニクニクニ

初美「ちょおおおおおおお!?」

ボロボロになるぞー(ゲス顔)

すばらです


初美「ば、服脱がせないでくださいよー!」

洋榎「勝手に脱げとるだけやろ!」 モミモミ

初美「さ、さすがにこれは恥ずかしいですー!」

洋榎「普段のカッコと変わらんやんけ!」 モミモミ

初美「ぜ、全然違……ひゃうっ///」

洋榎「ちょ、何変な声出し……」 モミモミ

初美「……んっ」 ピクッ

洋榎「…………」 モミモミ

初美「……ふうっ」 ユビカミッ

洋榎「…………」 ムラッ

洋榎(あ、あかん……何か冗談じゃすまんような感じが……)

洋榎「……な、何かごめん……」 スッ

初美「い、いえ……///」 ハー…ハー…

しえん

建設費が

景気回復やな!


[電車]

洋榎「…………」

初美「…………」

洋榎(ごっつ気まずい……)

洋榎(ちょっと調子乗り過ぎてもうたかなぁ)

洋榎「……なぁ」

初美「……なんですかー」

洋榎「……悪かったな」

初美「……いえ」

洋榎「……ちょっと……甘えとったわ」

初美「……」

洋榎「人肌が恋しかったっちゅーのも否定出来へん理由ではあるけど」

洋榎「お前の華奢な体が心地よかったっちゅーのと、お前なら笑ってゆるしてくれるやろなんていう最低な思考が原因やな」

洋榎「……ほんま、ごめん」

初美「……」


初美「……初美ですよー」

洋榎「……?」

初美「最初に、覚えたって言ったじゃないですかー」

初美「……私は、“お前”じゃなくて“初美”ですよー」

洋榎「……すまんかったな、初耳」

初美「何でそうなるんですかー!」

洋榎「披露宴とか言うてくれた仕返しや」 クケケ

初美「むむー!」

憧「……」 ジトー

洋榎「っとと、騒ぎすぎるのはアカンな」

洋榎「人が見とるわ」

初美「そうですねー……」

初美「USJでも騒ぎすぎて痴態を見られちゃいましたし」

洋榎「わ、悪かったって」

アコチャーなにしてんねん

④④


[梅田]

洋榎「さて、梅田に帰ってきたわけやけど」

初美「……」

洋榎「……やらなアカンこと、あるんやろ?」

初美「……」

初美「……したく、ないですよー」

洋榎「……」

初美「……お別れ、したくないです」

初美「もうちょっとだけ」

初美「出来ればずっと」

初美「こうやって馬鹿やっていたいですよー」

新世界

ヒャッハー!


洋榎「……」

洋榎「そないなこと言われてもなー」 ポリポリ

初美「……ですよねー」

初美「わかってますよー」

初美「私はもう18歳ですからねっ!」

初美「……ずっといっしょになんてこと、ありえないって分かってます」

初美「分かって……」

洋榎「……」

洋榎「なぁ」

初美「?」

洋榎「ほんなら、最後に――一緒に、どうや」 クイッ

初美「あれって――――」

来たか!!

きらめくネオン

FOOOOOOOOOOOOOOOO!

ラボホテウ


洋榎「大阪名物、観覧車や!」

初美「お、おお~~~~!!」 キラキラ

洋榎「ユニバやランドにはないからなー王道なんに」

初美「の、乗りたいですー」

洋榎「おう、乗ろか~」

洋榎「……カップルで乗るもんなんやろうけどな、観覧車って」 ニカー

初美「……わ、私達もカップルに見えるんですかねー」 ポソ

洋榎「いやいいとこ姉妹ちゃう」

洋榎「あーでも絹みたいに妹は美人系やないと不自然かー」

洋榎「ほんなら美人教育実習生と生徒とか!?」 ガハハ

初美「……」 ドゴッ

洋榎「おおうみぞおち……」


初美「……ほら、行きますよー!」

洋榎「へーいへい」

洋榎「……」

洋榎(ほんま、げんきやなー)

洋榎(ほんで田舎もんや)

洋榎(……多分、知らんのやろうなぁ)

洋榎(大阪では有名やねんけどな、この観覧車)

洋榎ちゃんとデートしたい…

今更だけど鹿児島ビッグカメラあるぞ

なんかええなぁ……
心があったまる

っ④コトッ


みんなほ頼んだ


洋榎「やっぱり向かい合うべきなんやろなぁ」

初美「……ですねー」

初美「……」 ゴウンゴウン

洋榎「……」 ゴウンゴウン

初美「……私、観覧車なんて初めてですよー」

洋榎「ウチも二人っきりで観覧車に乗るなんて絹と乗った以来やわ」

初美「……ほんっとシスコンですねー」

洋榎「ウチは愛する人はとことん愛す主義やねん!」 ガハハ

初美「……妬けますよ、ホント」

http://i.imgur.com/e0joJ.jpg


洋榎「……さて、名残惜しいけど」

洋榎「物事には終わりっちゅーもんがある」

初美「……」

洋榎「やること、あるんやろ」

洋榎「それが済んだら、ウチらはサヨナラや」

初美「……」

洋榎「……この観覧車な、乗ったらお別れするってことで有名なんやで」

初美「ええ?!」

洋榎「まぁそんなわけで、うちらは多分どう転んでもコイツの呪いでお別れや」

洋榎「……」

洋榎「せやから……」

洋榎「もういろんなもんかなぐり捨てて、ホントのこと、言ってまおうや」

HEPか
確かに乗ったら一ヶ月後に振られたわシネ

ここはいい雰囲気でいいな(すっとぼけ)

支援


洋榎「……」

初美「……」

洋榎「……なあ」

初美「……はいー」

洋榎「ウチもな、別にニブチンとはちゃうで」

洋榎「ニブチンやったら主将なんて務まらんしな」

初美「……そう、ですかー」

洋榎「……せやけどな」

洋榎「はっきりと、言葉にして言ってもらいたいねん」

洋榎「気になってしゃーないことの真相を知るんなら、本人の口から聞きたい」

初美「……」

洋榎「……ウチのことで、何か言いたいこと、あるんと違う?」

洋榎「なあ、窓の外ばっかみとらんと――ウチの目、ちゃんと見てや」

初美「……っ!」

目と目が合う~

あーなるほど

女の子同士ですらこんな青春してるのに俺ときたら…

憑いてるんですよっ……

>>334
男の子同士か!

>>337
おう明日ひらパー前集合な(提案)


初美「でも……」

洋榎「……」

洋榎「まあ確かに……言い難いことやろうなぁ」

洋榎「それを強要するんは確かにフェアやない、か」

初美「……」

洋榎「せやから、まずはウチが言うわ」

初美「えっ……」

洋榎「よーやくこっち向いてくれたな」 ニッ

洋榎「……やっぱ想いを伝えるなら、こうして面と向かわんとな」

初美「……」

洋榎「……いざとなると怖気づいてまうなあ」

洋榎「これじゃ皆に笑われてまうわ……」

洋榎「お姉ちゃんカッコ悪いーとか、意外とヘタレなんですねーとか」

洋榎「……頑張るのよーとか、常に自分の都合いいよう考えるのが持ち味でしょう、とか」

洋榎「きっと、笑いながら言われてまうわ」


洋榎「……せやから、言うわ」

洋榎「アイツらに、心配されるようじゃ終わりやしな!」

洋榎「漫も由子も、ウチに負けへんようにって、頑張っとったしなー」

初美「……」

洋榎「……」

洋榎「もうすぐ頂上や」

洋榎「……今日のこれがホンマモンのデートで……」

洋榎「カップルになれるんやったとしたら――」

洋榎「頂上行く前になっとくべきなんやろうなぁ」

洋榎「観覧車の天辺でキスとかちょっと憧れるしな!」

初美「……」

洋榎「……ツッコんではくれんのな」

洋榎「まぁええわ、もう言ったようなもんじゃないかってツッコまれてもぐだぐだやったしな」

洋榎「……ウチも結構勇気出して言うねんから、目、そらさんといてな」

ロマンティックあげーるよー

HEPの観覧車はカップルで乗るとなんちゃらかんちゃら


洋榎「一目惚れとか、うそくさーと思うかもしれへんけど」

洋榎「それでも、一緒におったら落ち着いたっちゅーかなんちゅーか」

洋榎「楽しかったってのが大きいんかな?」

洋榎「ああでも顔も可愛らしいと思っとるけどな!」

初美「……要領を、全然得てませんよー」 グスッ

洋榎「自分こそ、目をうるませるの早いでー」 ケラケラ

洋榎「……ウチとしては、泣かんといてほしいんやけどなぁ」

洋榎「ずっと笑っとってほしい」

洋榎「……ウチ、な」







洋榎「初美。お前に惚れてもうたみたいや」










洋榎「大好きやで」










えんだあああ

ずぅきゅぅううううん

うおおおおおおおおお

来た来た

通天閣取り壊し


初美「う……うう……」 

洋榎「ほら、泣かんといてや」

洋榎「……」

洋榎「返事、聞いてもええかな」

初美「……そんなの……わかってるはずじゃないですかぁ……」 グスッ

洋榎「それでもや」

洋榎「ワガママ、聞いてくれや」

洋榎「聞きたいんや、初美の口から」

初美「うう……」

最高だな

恋がしたくなったわ












初美「私だって、洋榎ちゃんのこと、好きですよぉ……!」









喜多!

キワシ


洋榎「……そっか」

洋榎「……アカンなぁ」

洋榎「こういう時は笑うもんやってウチが言うたはずなんに」

洋榎「ちょっと目元が滲んできたわ」 ゴシゴシ

初美「うう……」

初美「好きですよー……」 ヒック

初美「まともに話したばっかりなのに」 ヒック

初美「なのにどうしようもなく、好きになっちゃったんですよー……!」 エグッエグ

洋榎「はは、ホンマ嬉しいわ」

洋榎「……初美に会えて、ホンマによかったわ」

すばらっ

斬新過ぎるカップリングすばらっ

ええのう

なんで付き合えんのよ?


そう言った貴女の顔は、妙に穏やかで。

その表情には、達観と覚悟が滲み出ていて。

初美「酷い……人ですよー……」 ヒック

初美「こんなこと……言いたくなかったのにー……」 エグッ

大好きだって言わされて。

離れたくないと思わされて。

洋榎「……すまんな」

洋榎「ウチがもっとニブチンやったらよかったんやろうけどなぁ」 タハハ

それでもそれは叶わなくて。

全てを捨てて一緒に歩んでいきたくても、貴女はそれを許してくれないのだろう。

洋榎「……言ってくれ、初美」

だからせめて、愛しい人の最後の願いを叶えるために。

私自ら、引導を渡すために。

涙でぐちゃぐちゃになりながらも、言った。

初美「……洋榎ちゃんは……もう、亡くなってます……」




え?












初美「今の洋榎ちゃんは……幽霊、です……」










死んでた…だと?

玄チャーに続いて……

ホワッツ????

ゴシゴシのAA↓

                       > 二三二ニ <
                   >/: : : : : : : : : : : : : : : : :`. . 、
                . . :´/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
                /::/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
              /: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨
             r: : : /: : : : :/i: :/| /+ : : : : : : : |、:_}_!、 : : : : : : ∨
             i: :/! : : : :/ ̄/ / l: : : : : : : : | l/ } ∨ : : : : : : ∨
             l:::l l : : : / ≫=ミ ',: : : : : : : :≫=ミ : : : : : : : : ,

       __      .ヾ:V: : : :/〃γ ⌒ヽ  、: : : : : :V´⌒ヽ l: : : : : : : :,
     .`ニニ、    .ヽ/: : : !{{ {    }   \ : : :ハ.   }.l: : : : : : : :,
      `フ /      '/.: : : :从 ゝ - '   , ト .: :\ー '人: : : : : : : :,    、--- = 、
     // } `ー、   /: : : : :/.! レ        ヾ!\: : :ヽ  ! : : N: : : : :,     ̄ つ )
      ̄   ̄ ̄   ./: : : : : :! .!            ヽ: : ヾ/: : //: : : : : ∨    `ー'
            ./ : : : : : :∧l     r―----― 、  ン : : 〃: : : : : : : ∨
            . /: : : : : : : : : :ゝ    、   __    ノ/: :ノ: : : : : : : : : : : : 、
           /: : : : : : : : : : : : : >  ,,  ̄    ̄ /::<: : : : : : : : : : : : : : : ヽ
           /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :_l二  二__:!/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
         /: : : : : : : : : : : : : : : : : : /    V    \: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
         : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ; イ  イ   ト   .!ト : : : : : : l: : : : : : : : : : : : 、: :\
      /: : : : : : : : : : /l: : : : : :>ニニ | ./::\_/::\ |ニ` < /|: : : : : : : : : : : : ヽ\::\

     // / : : : : : : / | : > ´ニ二ニ|/  {´::`}  ヽ| ニニニ` <: : : : : : : : : : : : :', ヽ: :\
   //  ./ : : : : : : /  ,'r二ニ二ニ二ニl_/::ll::\ / ニニニニニニハ: : : : : : : : : : : : .,  ヽ: ヽ
  // .  / : : : : : : :'  /二ニ二ニ二ニニ!::::::::ハ:::::/ ニニニニニニニ| : : : : i、 : : : : : : ,   ヽ:.ヽ
//    /: /i: : : : : | /二ニ二ニ二ニ二 !::ン l::/ニニニニニニニニ | : : : : |ヽ: : : : : : |    ヽ ',

ファッ!?

え?累?

ざわ…


    ざわ…

ここのイッチはぐう畜じゃねーか!

   _;,.,:,,;_: : :

  :/ ,' 3  `ヽーっ :     ∧_∧
  :l   ⊃ ⌒_つ :_   (    )
/ `'ー---‐''''' \   /     ヽ
||\          \ . |   | |
||\..∧トントントントン ((⌒\|__./ ./

||.  (    )     ~\_____ノ|   ∧_∧
  /   ヽ            \|   (    )
  |     ヽ           \/     ヽ.
  |    |ヽ、二⌒))トントントン / .|   | |

  .|    ヽ \
   _,,..,,,,_

  ./ ,' 3 へ`ヽーっ 
  .l /   \つ      ∧_∧
  /     ..\    (    )
/         \  /     ヽ
||\          \ .|   | |
||\..∧_∧    (⌒\|__./ ./
||.  (    )      ~\_____ノ|   ∧_∧
  /   ヽ            \|   (    )
  |     ヽ           \/     ヽ.
  |    |ヽ、二⌒)        / .|   | |
  .|    ヽ \

  ,..、_      _  __  ..,,__         _,, ,,_  _           __
  l ./====/ \| .l ,、| ./ , 、    \''゙ <.| i=' `l ヽ\     _  7 フ,、
  / /.l`‐- ゙、| |=| .i- l ./= ,>   /,_、.ノ| |.| !∧.| l'    !、`'゙ _,,,..ゝ_,、
. /  |.| || | | |.|`' __'`ノi、l / /    二| /'゙∠,,> = '゙l .|     ゙7 .l ∠~_,,,,.)
 ~| |.| !! |.| .|.| | | .|ヽ. ./     .フ  <'ヾフ / .| .|    /!./ /_  ゙
  | .|.!-'`二l  .|| |._| .|/  `‐-   /,、 |゙、ノ.>  '-┐、 `.-‐'' .// ./ ヾ‐---‐、
  |_,,,|   \_丿!-‐'>,.-'゙~`、/   ` |_,,l/-‐'゙‐、_| `‐- -‐' ヽ_/  `‐- - ‐'

今月一番の衝撃

確かに読み返してみると違和感ないわ
よくできてる

なるほどな……

ちゃちゃのんは無視した訳じゃないんだな…絹ちゃん…

読み返すと
愛宕妹が置いていかないでと涙
ちゃちゃのんの全スルー
確かに伏線になってるのか…
永水は巫女だから交霊とかアリかも


洋榎「……あー、やっぱりかー」

洋榎「そら記憶もないわなぁ」

洋榎「……お疲れ会に向かうとこまでは記憶があるし、その途中で事故ったんかな」

初美「……そこまでは……分かりませんよー……」

初美「ただ……亡くなったことは、知っていましたよー……」

初美「その……私のミスで、成仏できるはずの洋榎ちゃんの魂を、降ろしてきてしまって……」

洋榎「それでウチを成仏させるため、大阪までやってきたと」

初美「……はい……」

初美「ごめんなさいですよー……」

初美「……嫌われても、文句は言えません……」

幽霊とか…ちょっとsYレならんしょこれは…?

うああ言われてみれば…

洋榎いるのに自宅で通報気にしてたのはそういうことか

>>382
オカルト使えば居場所がーってそういうことだったんやね

日記のところがアカン

ちょっとだけ読んで一気に飛ばしたら死んでたwwwwww

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なるほど、ちゃちゃのん初美としか話してなかったのね

>>196
の部長さんのもういないとかやば…

あー由子ちゃんのスーツもか…

末原先輩は出てこなかったな、そういや

漫たちの会話にちょっと引っかかってたけどこんなことだとは思ってもいなかったでござる

>初美「……私も、逃げてばっかりいないで、いい加減姫様に遺す言葉を考えないとダメですねー」
え……?遺すって……


泣いていたら、いつの間にか貴女が傍に寄ってきていて。

私にだけは触れることが出来る手で、涙を拭って。

他のものは、私と洋榎ちゃんには動いて見えるだけでまるで動かないのに。

涙だけは、洋榎ちゃんにもしっかりと拭い取れて。

おかげで、洋榎ちゃんの表情がよく見えて。

洋榎「……」

初美「……!」

幽霊のはずなのに、あったかい感触が、唇に伝わってきて。

洋榎「……気にしんといてや」

洋榎「惚れたオンナの失敗くらい、許せんくって何が浪速の英雄や」 ニヒヒ

初美「洋榎ちゃん……」

洋榎「……それにな、ウチは幸せなんやで」

洋榎「観覧車の天辺でキスするなんてイベントを、最後に経験できたんやからな!」

>>396
それ読んでる時は気にしてなかったが今見るとやはり死ぬんかなって思ってしまう
もしかするとその時はハッちゃんは自殺して洋榎の後を追うつもりだった可能性が微レ存…?

もう書かれることもない日記を絹ちゃんが見つけられるように移動させてたのかはっちゃん…

ここまで洋榎ちゃんの画像なし

>>400
ほれ

死因はなんだろ……急性アルコール中毒?(無知)


初美「……私も……」

初美「洋榎ちゃんに会えて、幸せでしたよー」

初美「こんなカタチになっちゃったし……」

初美「別れがくるのが、辛いですけど……」

洋榎「……」

初美「それでも……」

初美「出会わなければよかったなんて言えないほど、洋榎ちゃんのこと、好きになっちゃいましたから」

洋榎「……あーあーまた鼻水垂れ流しちゃって」

洋榎「……それでもよーやく、また笑ってくれたなぁ」

初美「……だって、私は笑顔がチャームポイントですからー」

初美「最後まで……可愛いって思われたいんですよー……」 ズズッ

>>167
これ伏線かよ……

この>>1出来る

>>196
これも伏線かな?
素晴らしい


初美「……そういえば……」

洋榎「ん?」

初美「いつ、気付いたんですか?」

洋榎「……確信したのは、道頓堀でやな」

初美「……」

洋榎「あんとき、一回一人になったやろ?」

初美「はい」

洋榎「そんとき違和感あったねん」

洋榎「歩いてて、歩きにくさが尋常じゃない」

洋榎「まるで皆が、ウチのこと見えてへん風に歩いてきよる」

初美「……それで……」

洋榎「しまいには――あの宮守のちまっこいの、おったやろ」

洋榎「ちまっこすぎて見えとらんかったんやけどな、まぁ向こうもこっちを見えとらんわけで……」

洋榎「見えてへん同士で見事にぶつかって、そんでもって体をすり抜けられたら、誰でも気づくわ」

洋榎「漫の会話も、死んだウチの分まで頑張ろういうことやったとしたら、スジが通るしな」

すり抜けちゃったかー

>>402
車に轢かれて頭打ったんじゃね。アルコール云々は頭痛いことからの推測だし

>>145
>ちゃちゃのん「あんまり引きずっとっても、あの人に笑われそうやしな」

あの人も愛宕ネキやろなあ

特訓に集まったメンツも葬式か……

>>145
気づかないように上手く会話をつないでいたんだな・・・

やはり愛宕ネキの存在はそれだけ大きかったんだろうな
1回雀卓囲めば忘れられるわけがないよ…

>>169ですげえびっくりしてんの胡桃がすり抜けたのか

>>283
もしかしてここの手があったかいってのも伏線 だったんじゃ....

すげー伏線すげー

改めて読めば、読むほど伏線がどんどん出てくる
この>>1やりおるで

>>1に出会えたこと感謝だわ


洋榎「ウチが死んだと考えたら、他の皆の行動も納得いくねん」

洋榎「絹があんな寝言を言うとった意味も」

洋榎「ゆーこがプロになって自慢したいって言うた相手が、ウチ一人やったことも」

洋榎「あの監督代行が、元気づけなアカンと思ってUSJに連れていくほどゆーこが落ち込んどった理由も」

洋榎「……ああ、絹が疲れ果てて眠っとったのも、飲み過ぎやのうて、多分ウチが死んだことによる泣き疲れやな」

洋榎「それにゆーこの服装」

洋榎「初美はすかさずスーツっちゅーたけど、あれ、喪服として着とったんちゃうかな」

洋榎「多分ゆーこや、家におる絹は、今日の通夜に出るんやろ」

洋榎「仕事で来とった佐々野だけでなく、岩手や長野、鹿児島からわざわざ来てくれたのも、明日葬式があるからやろ」

洋榎「多分あんな吐きそうになったのにゲロすら吐かずにサクッと復活したんも、もう幽霊やったからやろ」

洋榎「コースターみたいに知らん人が隣に座ってきにくいもんをチョイスしたのも――」

洋榎「店員が人数分のグラスを運んでくる飲食店に入りたがらず屋台のたこ焼きにこだわったのも――」

洋榎「全部、ウチに自分が幽霊やってことを悟らせないためやったんやな」

初美「……なんでもお見通しなんですねー」

洋榎「惚れたオンナの気遣いくらい、気づかないようじゃ失格やからな」 ハハ

びっくりした上手いな
あとはオチやで

>>139の無視も伏線だったのね

やるじゃーん

もっとイチャラブが見れると思ったらこの悲しさ
>>1さんはホンマ鬼畜やでぇ…


洋榎「あと、ウチからは普通に物が動いて見えとったけど、多分実際は何も動いてないんやろ」

初美「……はいー」

洋榎「まあ、そうやなかったら大混乱やろうしなぁ」

洋榎「でもそれで、インターホンあんな鳴らしても絹が起きなかったことにも説明がつく」

洋榎「初美がリスクを犯してまで窓を自ら叩き割ったり、毛布を引っ張りだしてきたことにもな」

洋榎「タオル一枚で風呂場から出てきた割に、すぐ水滴も廊下から消えてた時点でおかしいとは思っとったんやけどね」

洋榎「切符も実際には買ってないし、幽霊だから改札も通れてたっちゅーことか」

初美「はい……」

洋榎「あ、もしかして、改札通るときに違和感ないように、混雑した駅ばっかり選んどった?」

初美「……正解ですよー」

初美「何でもお見通しなんですねー」

洋榎「普通の幽霊やったら騙されとったんかもしれんけど、一緒にしてもろたら困る」

洋榎「格が違うわ!」 ドヤドヤ

ここでwww

>>425
相変わらず鋭い読みだ…
さすが愛宕姉 (´;ω;`)

>>263
>初美「……別れはいつか来るものですよー」

この状況になってから再度読むと・・・・・・・・


しかし、伏線の貼り方と回収の仕方が凄いわ

つくりこまれとる

咲SSは結構な頻度でこういう完成度の高い作品が出てくるから困る


初美「そういえば……」

初美「もう一個謝っておきますよー」

洋榎「何や?」

初美「日記、見ちゃいましたー」

洋榎「おまっ……!」

初美「……想いは、ちゃんと生きてる内に伝えないとダメですよー」

洋榎「ウチへの告白せんまま逃げようとしてた奴のセリフとちゃうな」 クスクス

初美「うう……否定出来ないですよー」

洋榎「……しゃーないやん、伝えたかってんけど、その前に事故ってもうたんやから」

洋榎「頭痛かったし、服は着てたのに財布も鍵も携帯すらも吹っ飛んでたことから見て――」

洋榎「持ち物吹き飛ぶ勢いで車にでもツッコまれたんやろうなぁ」

初美「ボケ冥利につきますかー?」

洋榎「せやなあ、初美のツッコミよりキレはよかったかもな!」

初美「むむ、そこまでいうならこの神事に使う有難い棒を突っ込んでもいいんですよー!」

洋榎「ひい、胎内から逝ってまうぅ!」


洋榎「まぁ、でも、初美のおかげで楽しい幽霊ライフやったで」

初美「……そのまま続けますかー?」

洋榎「冗談」

洋榎「それじゃヤバイから、わざわざ大阪くんだりまで来てくれたんやろ」

初美「……はい」

初美「そのままだと、地縛霊になってしまうですよー……」

洋榎「そらゴメンやな」

洋榎「佐々野の奴にされたように、会話してもらえへんことがずっと続くようになるわけやろ?」

洋榎「大阪人として、ボケ・ツッコミ出来へんとか考えられへんわー」

初美「……」

洋榎「……まもなく地上につくな」

洋榎「ジンクス通り、これで、うちらも、お別れになってまうな」

初美「……お別れ、したくないですよー」 ウルッ

ビックリするほど面白い

あれすればいいんや

そうやあれや!ぐう聖のイッチなら分かるやろ(ニッコリ

>>434
観覧車まで伏線だったのか…
安価でusj指定されて即伏線に活かしたり
この>>1はできる>>1


洋榎「……なあ」

初美「はい……?」

洋榎「ウチの体、幽霊やけどあったかかったか?」

初美「……はい」

初美「私にだけは、生前と同じように感じることが出来るんですよー……」

洋榎「……そうか、ほんなら……」

洋榎「胸か手のひら、貸したるわ」

洋榎「胸はないけど初美のよりはぷにぷにやでー」

洋榎「手のひらは、何か雀力的なのがあって有り難そうやん?」

洋榎「……ああ、太もももありやろなー」

洋榎「ウチの太ももは気持ちええって絹が!」

初美「……そのどれも、多分妹さんのお下がりですよー」

洋榎「……ま、まあな」

初美「……それじゃ、嫌ですよー」

初美「まだ地上まで、もうちょっと時間ありますから――」

二人ともかわいい











初美「妹さんですら触れたことない……洋榎ちゃんの一番大事なところをください……」











キマシタワー

うおおおお

ふぅ・・・

申し訳ないがグロはNG

待ってた

ふうっ…

オエエエエエ

いったれ露出狂女!


洋榎「……ええで」

洋榎「むしろこっちが、生きてる初美をキズモんにしてまうのが申し訳ないくらいや」

初美「……傷物には、なれませんよ」

初美「私に触れられても、傷つけることは出来ないんです」

初美「……傷跡を、遺すことは出来ないんですー」

初美「だからせめて……記憶に刻みつけてほしいですよー」

初美「洋榎ちゃんのこと、こんなに好きだったってことを」

初美「洋榎ちゃんが、私のことを、大好きだったってことを」

見ると胸の抉れた女がはっちゃんを誑かそうと、
観覧車に飛び移っている所だった!
「ハンドル頼んだぜ・・・」
Tさんはそう呟くと観覧車の窓から上半身を外に出し、狙いを定め
「破ぁーーーーー!!」と叫んだ
するとTさんの両手から青白い光弾が飛びだし、愛宕ネキの霊を吹き飛ばした
「これで安心だな・・・」そう呟いて片手でタバコに火をつけるTさん。
寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った。

絹恵ちゃんが黙ってへんで…

寺生まれスゲぇ…


洋榎「そのかわり、約束してくれ」

初美「はい……?」

洋榎「ウチの分まで、ちゃんと生きたってくれ」

洋榎「後を追うとか、アホなこと考えんなや」

初美「……」

洋榎「確かに、うっかりウチを降ろしたとかいうのはアカンかったかもしれへんけどな」

洋榎「ウチほんまに恨んどらへんし」

洋榎「一人で寂しいとも思っとらん」

洋榎「むしろ後を追われる方がキッツいわ」

洋榎「……それに、そんなことになったら、それこそ成仏出来んで地縛霊になるで」

洋榎「……ただでさえ、絹達が心配で、成仏出来へんっちゅーに」

初美「……」

初美「それにも、気付いてたんですかー……」

洋榎「まぁな」

>>455
別スレで絹恵ちゃん敗退しちったなー

だれこのイケメン

マジぱねぇ

おお、もう…

最高だわ…

>>458
何それくわしく


洋榎「アンタが死なないまでも姿をくらまそうとするくらい思いつめはじめたのは大体分かっとったわ」

洋榎「最初の頃の気楽さが、時間とともになくなってったしな」

初美「……私もまだまだですねー」

洋榎「成仏条件も、USJにゆーこがおって分かったわ」

洋榎「ウチは多分、姫松のメンバーが心残りで成仏出来へんのやろ」

初美「……はい」

初美「本当なら、そんな間もなく天界送りだったんですけど……」

初美「私のせいで、現世への未練を持ったまま降りてきてしまったので……」

洋榎「通りでやたらと絹や漫が気になっとったわけや」

洋榎「……行く先々にゆーこや漫がおったのも、狙っとったん?」

初美「……はい。それもちょっとしたオカルトですよー」

初美「漠然とした居場所しか分からなかったですけど」

洋榎「それでか」

洋榎「ウチが見えへんのバレんように麻雀参加は断固として拒否っとったのに、佐々野の後をつけることには賛同してくれたんは」

初美「……ごめんなさいですよー」

???「SOA」

末原ちゃんは何処に消えたんですかね

スエハラ「ヨビマシタカ >>466 サン」

>>465
hrmrさんを呼べば愛宕姉を可視化できる可能性が微レ存・・・?

お風呂屋さん

>>466
自習室

>>463
咲-saki-人気投票トーナメント(個人戦)
第八組結果!!!!!

勝ち抜け
松実宥 20
副路美穂子 12
国広一 9
江口セーラ 6


敗退
愛宕絹恵 4
シロ・塞・竜華 3
真瀬由子 0

末原は荼毘に付したよ
骨はある場所に置いてある


洋榎「……これで初美がちゃんと前向いてくれたら……」

洋榎「あとは恭子が前向いとるの確認したら、成仏かな」

洋榎「ホントは起きとる絹に会いたかってんけど……」

洋榎「ちゃんと見守っとるって伝えられたしな」

初美「……妹さんは、ちゃんと前を向けていますよー」

初美「二人のお部屋、日記を見た時入りましたけど……」

初美「ちゃんと、整理されてましたから」

洋榎「そっか……」

洋榎「ほんならよかったわ」

初美「……」 ギュッ

洋榎「ん?」

初美「嫉妬です。妹さんへの」

洋榎「……可愛いやつやな」

洋榎「ウチが世界で一番愛しとるのは、初美やで」

初美「……わかってても、ちょっと、嫉妬しちゃいますよー」

今追いついた

久々にssで鳥肌立ったわ>>1すげーな

>>471
さすが宥姉や
サンクス!

>>468
むしろマジで消えちゃうんじゃ……

寝たいのに気になって眠れん
巫女服女子高生の地に住んでることを誇りに思うわ


洋榎「……こういうことするの初めてやねんけどなー」

初美「わ、私だってそうですよー!」

洋榎「幽霊相手でも、体験したら巫女ってクビになるんかな」

初美「構いませんよー」

初美「私、大学こっちに決めましたしー」

洋榎「ほほう」

初美「大阪LOVERみたいに、大阪のおばちゃん目指しますよー」 フフ

洋榎「大阪どころか、もっと遠い遠距離恋愛になってまうけどな」

初美「いつか行くまで、浮気しないで待ってて欲しいですよー」

洋榎「浮気は甲斐性、ウチは初美が浮気してもええんやで」

初美「……浮気なんてしませんよーだ!」

洋榎「……ふふ」

洋榎「好きやで、初美」

初美「……私もですよー、洋榎ちゃん」




 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ・ ・ ・




洋榎「……地上、ついてもーたな」

初美「……はい」

洋榎「ほんなら、行こか」

初美「……行きたくないですけど……行きましょう」

初美「洋榎ちゃんに心配かけないためにも、私だって前を向けるって見せなくっちゃいけませんからね!」

これもうわかんねえな

あれっ?

はっちゃん大学行けるんか…

死者相手に操を貫くのはさすがにちと重いぞwww

なんか場面飛ばしてね?

おい。はっちゃんの濡れ場がねえぞ!

おい、場面は?

これが、キンクリ…?

ワカメエエエエエ!!!!


[ファミリーマート愛宕家付近店]

洋榎「まっさかまたここ来るはめになるとはな」

初美「もはや観光地でも何でもないですからねー」

洋榎「調子こいて観覧車乗ったせいで、他回れへんかったなー」

初美「私は後悔してないですよー」

洋榎「……ウチもや」

初美「……あ、そろそろ来ますよー」

洋榎「よっしゃ、行こか」

初美「……」

洋榎「怖いか?」

初美「そりゃあ、そうですよ」

初美「お通夜に向かう途中で声をかけるんですし」

初美「私お通夜に呼ばれてないのに、ですよー?」

ワカメ・クリムゾン

こんな切ないSS読ませてねー?夜眠れなくなっちゃうねー?

これは寝れないな

これはやってしまいましたなあ・・・
エロ安価攻撃にあっても知らんで(ゲス顔)

終わってから書こう


洋榎「しゃーないやん、恭子はウチの親友やし」

洋榎「それに……ウチの最初で最後のツレや」

洋榎「紹介、したいやない」

初美「まったく……変人扱いされたり、殴られるのは私なんですよー」

洋榎「はは、恭子はそんなオンナちゃうて」

初美「……だったらいいんですけどー」

洋榎「お、来た! 行くで!」

初美「は、はいい!」

やばいな
めちゃくちゃ良い

しえん

あかん、これはくるで

クソッ!寝れへんやんか

野獣と化した末原先輩か


恭子「ごめんな、わざわざ迎えに来てもろて」

絹恵「いえ……一人でいるよりいいですから」

絹恵「それよりすんません、早めに来てもろてしまって」

由子「何か窓が割られてたっていうし、一人にしたら心配だし気にしなくてもいいのよー」

絹恵「それに……少しでも早く、見てもらいたいものがあって」

漫「見てもらいたいもの……?」

恭子「それって……その手に持ってる日記か何かのこと……?」

初美「あのっ……!」 タッ

絹恵「わっ」

漫「あれ、確か永水の……」

由子「ああ、USJで一人騒いでた……」

初美「は、はじめましてですよー」

初美「私、その――」

初美「愛宕洋榎さんとお付き合いさせて頂いていた――」

初美「いえ、お付き合いさせて頂いている、薄墨初美というものですっ!!」

由子(変人ぼっちなのよー)

寝そう
朝まで残しといてくれ

いろいろとかなC

これは寝れない

幽霊がいるのバラしちゃうんか

すばら

戻ってきたらなんちゅーことになってんねん
紫煙

今まで出会ってきたssの中で一番いいssだと思うわぁ~
当然支援やね


【そして】

順子「WEEKLY 麻雀 TODAYの西田です」

順子「この度は、念願の女流プロとなったわけですが――」

あれから数年が経った。

初美「……そうですねー」

初美「“降ろす”のをやめたせいで、随分遠回りをしたような気がしますー」

順子「おろ……?」

あの日、大好きな貴女と別れて。

私はオカルトを辞めた。

初美「ああ、いや――むしろ近道をやめ、ゆっくりと道を歩いたって方が正しいですかねー」

順子「はあ……」

それでも麻雀を続け、姫様達から大きく遅れること数年。

念願のプロ雀士になることができた。

ええでー


順子「そ、そういえば、薄墨プロは常に日記帳のようなものを持ち歩いていますね」

順子「先にプロになった、対戦経験もある原村プロのぬいぐるみのようなものなんでしょうか」

初美「……そうかもしれないですねー」

初美「これ、宝物なんです」

貴女と過ごした最後の晩。

貴女の大事な人達と、初めてまともに言葉を交わしたあの日の晩。

……思うようにいかなくて、でも、認めて欲しくて一生懸命で。

そして、想いが通じた晩。

初美「大切な人の大切な人達に、認めて貰った大切な証」

私は、宝物を託された。

涙を浮かべ、それでも無理くり笑おうとした妹さんの手によって。

それは私に預けられた。

初美「これを持ち歩くことで、遠くにいる大切な人がそばに居てくれる」

初美「そんな気になって、つい持ち歩いちゃうんですよー」


順子「そ、それは熱愛発覚ということで……!?」

初美「……遠距離なんですけどねー」

遠い場所に居る大好きな人。

まだ当分、会いに行く事の出来ない人。

順子「こ、これ記事にしても……?」

初美「隠すことじゃないですし、ご自由にー!」

順子「こ、これはスクープだわ……!」

貴女は重いと言うかもしれない。

別の奴と幸せになりと言うかもしれない。

でも貴女より素敵な人が、出ないんだからしょうがない。

貴女のことを諦めて、幸せになれた佐々野さんが、羨ましくないわけじゃないけど。

それでもやっぱり、私の中では未だに貴女が一番だから。

ド深夜にこんな感動SS投下して眠れなくする>>1はド畜生なんだよなぁ…
でも支援しちゃうびくんびくん

愛が重くてくるC


だから貴女の意思を継ごう。

生きている皆にはせめて笑って欲しいと願っていた、貴女を尊重して生きよう。

常に巫山戯て皆を笑わせてくれた、貴女みたいに生きていこう。

初美「あ、すみません……そろそろ行かないといけない時間なんですよー」

順子「そ、それは噂のカレとデートで……!?」

そして、そうすることで。

私自身、心の底から笑っていよう。

あの人に、素敵だと言ってもらえた笑顔でいよう。

いつかあの世でまた会った時に、文句を言われたくないから。

初美「いえー……ちょっと違いますよー」

初美「大切な人の大切な人達と、大切な人にプロになったと報告しに」

順子「ほほう、そ、それで……そのあとは……?」

詮索するな、詮索するなー!


だから、笑う。

私は笑う。

貴女の分まで笑顔になって、貴女の分まで笑顔を生み出せるように。

初美「……多分、ご想像の通りですー」

初美「この宝物と一緒に――」

私は笑って、日記帳を掲げて見せた。

そしてあの日、貴女が見せたような笑顔で堂々と宣言する。

初美「大阪デートや!」

私の笑顔は、貴女の元に届いてますか――――――?





カン

まじおつ

すばらでした

リンシャン牌はよ

おつかれ

カンドラはよ

おつおつ
すごかった

すげえ 乙

すばらでしたよ・・・!

乙ですよー

>>528
???「その嶺上取る必要なし」

ほんまにおつ~
でもやっぱり末原先輩達との絡みも気になるのよー

すばらでしたっ!

オツデス!


かなり良かった

乙!

昨日今日と通夜葬式に行ってきたからか涙もろくていかんね
ともあれも一度乙


ようやっと終わった。
ホントは盆に投下する用のネタだったのに、その頃まで咲SS読者がいるかわからんかったので、「浪速の日」ってことで7月20日に投下させてもらいました。
遅筆が祟って20日に終わらなかったけど……

一応メインの部分は幽霊種明かしだったっていうのもあって、眠かったし最後は巻かせてもらいました。
末原先輩達とのやりとりは、ご想像にお任せします。
多分がっつり書いていたら、メイン部分が終わった後の長い蛇足になりそうだったので。
まあ、演出とセリフ回しで蛇足を上手く魅せる技量がなかったとも言えるけど。

まだ未熟やけどこれからもボチボチ書いていこうと思うし、>>140にある通り他にも書いたりはしてるんで、
まぁどっかでまた機会があったら読んでやって下さい。
咲SSがこれからも息の長いコンテンツになりますよう。



PS・純愛予想してて人死んだことにショック受けた人はごめんね☆
   スレタイを『洋榎「初美。お前に惚れてもうたみたいや。大好きやで」』とかにして純愛派釣るのは自重したし許してやってくれや。

おつやで

いちおつぅ;;

>>543
また咲ss頼むわ、待ってるから


すばらやった

イッチお通夜でー

福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい

来たら終わっとったわ…

. / /: :.,ィ: : : : : : : : : : : : : : : \i
/ / / i: : : : : : : : : :i: : : : : : : :.\
__i /  /: : : : : : : ;ィ: :}: : : : : : : : : : :.
 i 「`7 /!: : : :∠」_ ハ: i: : : : : : : : :i

=-x /// : :/   ! 「 卞}: : : : : : : : :}
::::i.   / / ==ェx、_ i/i: : : : : : : :/
:C        !::::::::::「ヾ' i: : : : :..:/
''′      |::::::::C  /イ: : :/
        ∨::::ソ i,厶イ\

          ̄`  .!: : / \\
             }: :.!   )::)
  /\        ノ|: .:| //
;,、  ̄ ̄   _,,   <  |: :.!//
    | ̄           !: :|/
    |∧           |: :|
ヽ_,/   ',__        |: :i
_/ ヘ    .i  \.    !:/
》ェ≪    |    \   /
.|| || 》__/     `ヽ

.|| |〃 ̄`ヾ      ハ

おつおつ、面白かった
やっぱイッチの書く愛宕ネキはちょーかわいいよー

ここまで完成されたSSを見るのは久々だ
内容もさることながら伏線張るのも、その回収を書くのも素晴らしかった。
乙!!

>>550
洋榎のAA見ると、少し胸が痛くなるな・・・

乙やでー

めっちゃおもろかったわ 乙やで

乙なのよー


まだ続くのかと思ってたら終わってた

いちおつ!

乙ですよー

マジ乙
次も楽しみにしてるでー

起きたら洋榎探しに行くわ乙

乙ですよー

コ、コピペにされないよな・・・

行き当たりばったりで書いて後から後悔する現象。
「起きた直後だけど腹が減っておらず食事もとってないのに平気」とか、触れてないとこいっぱいあったわ。
再読して伏線だったのに放置しちゃったとこ探してみてくれると喜ぶかもね。
ちゃちゃのんパートでもうちょっとちゃちゃのん×洋榎を押し出して迷彩するとかすればよかったと思いつつ、多分また書き溜めしないんで、
どっかで書きながら投下してる遅筆がいたら支援してあげてね。

今度こそ寝る。

                                 _,. .-‐-、                                 |!
          _                    /: : : : : : :ヽ                            \_人_,ノしん__,ノ/
      ,. :''"´: : : : :`ヽ、          /: : : :_; : : :-:‐:-. . . ._                       )           (__
     /: : : : : : : : : : : : : : : : :‐-. . . .-‐ ''ン; : ''": : : : : : : : : : : : : :`:ヽ                   _,)   洋  後  /
   /: : :_; : : -‐-x: : : : : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\                 \    榎   .初  (
  /: :, '"´ , : ''"´: : : : : : : : : : : : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::.                  \.   と   美  /
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     \__,        'イ     lj ヾ: :i:| '"i::::;;;しイ.      弋::::::ソ ,厶イ:.:ハ :i   /    __)  .ち   /
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                        i:.|      八|      ,ハ__   /               )   ! !  (
                       ';.! _,, -‐f´  \  /  i ` ‐-  _          /      (
                      , ''"    {.    ∧_∧   }       `ヽ       /⌒Y⌒i  /⌒\
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                  /      i / ゝ_/_/_/_/ー-、. \     V          ̄_`ヽ
                  ∠__      /      _,, イ ̄          〈           /::::i i
                  {::::/ `ヽ.  /     -‐‐''"  .|             }::.i      /\:::ノ ノ

普通に感動した
(´;ω;`)ウッ

別の作品知りたいな

>>567
SS速報で咲SS書いてるから漁ってみ

すばらなものが読めてうれしかった。乙なのよー

で、キンクリされた濡れ場はどこで読めるん・・・?

童貞だって言ってるだろ!いいかげんにしろ!

今度書くときは濡れ場もほしいで・・・
めっちゃ上手そうやん?

童貞の妄想力を舐めてはいけない

でもこの二人は一体どんなえっちしたんやろなー?
きになるなー?

童帝だからこそできることだってあるんやで……?

主人公が実は幽霊でしたってオチ自体はよくあるけど
あれだけ伏線張りながら>>364まで誰にも気付かせなかった>>1の筆力に脱帽

たしかにね
今読み返してみたら明らかに不自然なのにね

いつ濡れ場がくるのかとドキドキしながら読んでたから伏線なんて・・・
だのにこの仕打ち!濡れ場書いて欲しかった・・・!!

乙(´;ω;`)乙

これは良いss乙でした

洋榎とかいう奇形のブスを出されても反応に困る

>>581
は?

二度寝したいー
でも最初から読み返したいー

乙なのですよー


すごいなこれ

後書きなげー
コピペにされそう


生きるんて、辛いなぁ

力作乙
びっくりした

乙!
最初から読み返すとすごいなこれ
でも、洋榎が自分が幽霊だって気づいたあたりからつらくなって挫折した

おもしろい

えちょ ま

読み終わった

乙 

面白かった


欠片も伏線気づかへんかったデクな俺ははっちゃんペロッ

脱帽した
朝起きてなんか良さげないちゃラブSS上がっとるー思て軽い気持ちで読んでみたらなんかもう脱帽した

乙乙
>>364まで全く気付けなかったわ
軽い気持ちで読み始めたけど最高やった
次回作もめっちゃ期待してますよ!

乙やで!

頻繁に書かれているような日記を本棚に置くところで??ってなったのに全然気付かなんだ
これは凄い
乙です

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