勇者「バケモノノツクリカタ」(6)



私は嘘が大嫌いだ
だからこそ真実が大好きだ
けどそれは嘘を大好きだといっているようなもので
しかしそれは酷く矛盾していた


これは 私が人であった頃のお話



戦士「なあ」


勇者「」


戦士「なあ?」

私は旅をしていた
なんのことはない魔王とやらを討伐する旅だ

戦士「聞いてる?」

理由は簡単だ
神とやらにお前は勇者だ!
と自信満々に告げられたからだ

戦士「あれ不味い気がするんだよなあー」チラッチラッ


なぜ私が勇者なのか
その疑問に私は答えられない
林檎は赤い それぐらい当然のことのように私は勇者なのだ
いや正直知らないが


戦士「ゆーうーしゃちゃーん」

さっきから小うるさいこいつは戦士A
こう説明すると小者臭が漂うのはなぜだろうか


勇者「なによ、さっきから」

戦士「きーこーえーてーたのかよー」

勇者「うっざい」

戦士「ゆーうーしゃちゃーん」

カーズ「ワムウ・・・なんだこのクソSSは・・・」

ワムウ「分かりませぬ・・・」

カーズ「フン・・・人間という者は昔より退化したようだな・・・」

ワムウ「フフッ・・・笑えますな」

エシディシ「カーズよ・・・そろそろ書こうではないか」

カーズ「そうだな・・・」

エシディシ「究極のSSを書く・・・それが我々の目的ッ!」

ワムウ「カーズ様・・・」

カーズ「うむ・・・やるぞッ!」バァーン

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