オーク「くっ、殺せ!」女拷問吏「そうはいかないねえ……」 (90)

女拷問吏「お前には聞き出さなきゃならない情報がたっぷりあるんだ」

女拷問吏「そう簡単に死ねるなんて思わないことだね」

オーク「俺はこれでもオーク族の戦士の端くれ」

オーク「そう簡単に口を割ると思うなよ!」

女拷問吏「フフフ……でも異族といっても体は正直だからねえ」

オーク「な、何をする気だ!?」

女拷問吏「すぐに分かるよ」ビリビリ

オーク「や、止めろ!服をどうする気だ!!」

女拷問吏「こうするのさ!!」

オーク「う……あ……あああ!!」

オーク「そんな、そんな……この俺が……」

オーク「こんなフリフリな服を着せられるなんて……っ!!」

女拷問吏「フフフ……似合ってるじゃあないか」

門番1「ついに始まったか……女拷問吏様のアレが」

門番2「ああ、どんな屈強な男どももあの仕打ちには耐えられなかった」

門番1「彼女の趣味で着せ替え人形のように服を代わる代わる着せられた者は」

門番2「必ず……その戦士としての精神を崩壊させる!」

オーク「嘘だ!!こんなのが俺なワケないっ!!」

女拷問吏「現実を見るんだねえ……この鏡に映ったお前が本当のお前なんだよ!!」

オーク「なんだ……俺の毛がなぜこんなにフサフサなんだ……」

オーク「俺の剛毛がどうして煌くスーパーリッチになってるんだよおおおお!!」

女拷問吏「私が調合したハーブオイルでシャンプーしたせいさ!」

オーク「鼻にキツいフローラルなアロマ臭の元はそれか!」

女拷問吏「鼻にキツい?ホントはリラックスしてるくせに……」

オーク「くそっ、気分は爽やか森林浴になんてなるものか!」

女拷問吏「それよりほおら、新しいお洋服よん(はあと)」

オーク「なんと目にドギツいショッキングピンクなんだ……」

女拷問吏「それだけじゃあないわよお」

オーク「リボンだと!?」

女拷問吏「これを耳のところにワンポイントしてあげるわあ」

オーク「なんということを!」

女拷問吏「首元には真っ赤なチョーカーも巻いちゃうわよん」

オーク「首元から胸にかけてを若干見せつけるデザインはそのためか!?」

女拷問吏「そして胸元には白薔薇のコサージュもあしらってあ・げ・る(はあと)」

オーク「止めろ、もう耐えられない……これ以上俺を着飾るんじゃあない!!」

女拷問吏「じたばたしても無理よ、私の着せ替えからは誰も逃れられない……」

オーク「う、うわあああああああああああああああああ!!!」

~1週間後~

オーク「女拷問吏ちゃん、今日の紅茶はなあに?」

女拷問吏「今日は私のハーブ園で育てたカモミールの香りよお」コポコポコポ

オーク「ん~、いい香り」

女拷問吏「ほら、マカロンも焼いてきたのよお」

オーク「うっそー!これお店のじゃなくて手作りなの?」

女拷問吏「ちょっとしたコツさえ掴めば簡単に作れるのよん」

オーク「ふわふわ~、私も作ってみたいな(はあと)」

女拷問吏「いいわよ、今度教えてあげるわあ」

オーク「やったー!」

女拷問吏「でもその変わり、ゲリラ基地の場所を教えてね(はあと)」

オーク「うん、森の一番大きな樫の木のね………っは」

オーク「俺は一体何を!?」

女拷問吏「ちいっ!」

オーク「クソッ、俺としたことが雰囲気に呑まれてガールズトークをしてしまった……ッ!!」

女拷問吏「そのまま目覚めなければ幸せだったのにねえ」

オーク「そう簡単に貴様の術中に嵌ったりなぞせぬわ!!」

女拷問吏「そうかねえ……」グシグシ

オーク「きゃわわ!?」

オーク「じゃない!いったい何を……」

女拷問吏「ほら、鏡を見てみな」

オーク「はっ……そんな!」


オーク「髪のセットが崩れているのが許せなくなってる……だと!?」

女拷問吏「どうだい、そのぐしゃぐしゃに跳ね返った頭を我慢できるのかい!?」

オーク「くっ、こんな……こんなことで……っ!!」

女拷問吏「手櫛で元通り……とはいかないよ」

女拷問吏「お前の頭のセットは、この長毛種用ブラシで梳らないとねえ」

オーク「よこせ、それを早くよこすんだ!!」ガバッ

女拷問吏「フフフ……だーめ」

女拷問吏「さっきの続きを話してくれたら貸してあげるわよん」

オーク「……」

オーク「……あ」フルフルフル

オーク「あ……ああ!!」プルプルプル

オーク「ぐうっ、ぬがああああああ!!!」ガクガクガク

女拷問吏(ちい、もう限界か)

女拷問吏「仕方ないわね、私が梳かしてあげるから」

オーク「ほんとー?やったー!!(きゃぴ☆)」

~さらに数日後~

女拷問吏「みてみてー!」

女拷問吏「今日は女中の制服にフリルを足してゴスロリ調に仕上げちゃったの(はあと)」

オーク(ああ……今日も俺の中の野生が死んでいく……)

女拷問吏「あれ、枝毛があるわね」

女拷問吏「切っとくわよ」パチン

オーク「……ねー、ちょっとキューティクルの輝きが足りなくない?」

女拷問吏「そうねえ……シャンプーの保湿用に蜂蜜の量を足そうかな」

オーク「いつもありがとうね、女拷問吏ちゃん!」


チーン


オーク「あ、クッキー焼けたよ!」

女拷問吏「オークちゃん、ちょっと練習しただけですぐに上手になったわね」

オーク「へへっ、私って天才かも☆」

女拷問吏「ちょーしにのらない」ピシッ

オーク「あいた」


ドゴオオオオオオオオオオオオ!!


オーク「え、なになに!?」

門番1「女拷問吏様、大変です!!」

門番2「オークの潜入部隊が攻め込んできました!!」

女拷問吏「なんですって!?」

隊長オーク「オークは無事かああああああ!!」ドンッ

女拷問吏「きゃあ!」バタッ

門番1「ひいっ、すでにここまできたか!」

門番2「は、早く助けを呼びにいかねば!!」

オーク「……」

隊長オーク「……」

オーク(……やばい、こんな姿見られたら)

隊長オーク「……可憐だ」

オーク「え?」

隊長オーク「どこかの部族の姫君とお見受けする」

隊長オーク「まさかオークだけではなく、このような方まで捕虜にされていたとは」

オーク「あ、あの……」

隊長オーク「他にオーク族はいませんか?」

隊長オーク「私の戦友もここに囚われているらしいのですが……」

オーク(こんな姿にされたなんて知られたら恥ずかしすぎて死ぬ!)

オーク(ここは……なんとかこの誤解を利用して乗り切らねば!)

オーク「わ、わたくし以外のオークは見ていませんわ……」オロオロ

オーク(こんな裏声で騙し切れるか……?)

隊長オーク「そうでしたか……」

隊長オーク「この部屋で最後だったので、情報が間違っていたのでしょう」

隊長オーク「しかし、貴女だけでも助けられたのは幸運でした」

隊長オーク「さあ、私と一緒に逃げましょう」ニコッ

オーク「え、ええ……」

オーク(まあ結果として逃げ出せるワケだし……いいよな、うん)

隊長オーク「どうされましたか?」

オーク「な、なんでもないですの!」

尖兵オーク「お帰りッス、隊長」

オーク「……」

尖兵オーク「あれ、誰ッスかこのお嬢ちゃん」

隊長オーク「情報が間違っていたらしく、オークは居なかった」

隊長オーク「代わりに彼女が囚われていたので、助け出したのだ」

尖兵オーク「へえ、お嬢ちゃんどこ出身?」

オーク「!?」

オーク(下手に答えてボロを出すのもマズい)

オーク(ここは……)

オーク「村は……人間に滅ぼされましたの」

オーク「わたくしだけが生き残って、それで……ううう」ガクリ

隊長オーク「姫!!」ガシッ

尖兵オーク「あちゃ……悪いこと聞いちゃったッスね」

オーク「き、気にしないでくださいな」

オーク「悪気が無かったことはわかりますから……」

隊長オーク「まあ、姫がそういうのなら……」ギロッ

尖兵オーク「ひいっ!?」

オーク(あれ、口から出任せで逆に話が大きくなってないか?)

オーク(……ええい、ままよ!!)

隊長オーク「それでは姫、とりあえず我らの集落に案内します」

隊長オーク「尖兵は前線基地に通達、護衛部隊を組んで私が引き連れてゆく!」

尖兵オーク「了解ッス!!」

オーク(ヤバい……)

オーク(隙を見て逃げ出して、元の姿で戻ってくるハズが)

隊長オーク「粗野な食事で申し訳ないのですが……」

オーク「い、いえいえ!おいしゅうございますよ!」

隊長オーク「姫君がそう申されるのであれば」

オーク(なんでこいつが四六時中つきっきりなんだよ!!)

オーク(っていうかお前は騎士気取りか!)

オーク(そんなキャラしてなかっただろ!!)

尖兵オーク「隊長、護衛部隊の人員が揃ったッスよ!」

隊長オーク「さっきの砦の奴らが追ってくるかもしれん」

隊長オーク「早速出発しよう」

隊長オーク「姫もそれでよろしいかな?」

オーク「は、はい……」

オーク(結局、逃げ出す隙を見つけられないまま村についてしまった……)

隊長オーク「不慣れな場所でしょうから私めが案内します」

オーク「え、ええ」

オーク(勝手知ったる我が家だよ!!)

オーク「よしなに」

隊長オーク「ではまず酋長へご挨拶に」

オーク(くそっ、どうしてこうなった)

オーク(早く逃げ出してえ、全部リセットしてえ)

隊長オーク「どうかされましたか、姫?」

オーク「い、いえ……」

隊長オーク「不安がることはありませんよ」

隊長オーク「我らが酋長は人格者ですから」

オーク(だから、あの陽気なじーさんのことは知ってるっつの!)

酋長オーク「ほう、それでのお」

隊長オーク「はっ、それで酋長よ」

隊長オーク「姫の身柄はどういたしましょう?」

オーク(なんかじーさんもいつもと雰囲気違うし……)

オーク(なんなのこいつら、女の前ではいいカッコしたいの?)

酋長オーク「姫を助けたのはお前の手柄じゃ」

酋長オーク「帰るべき場所もない今、お前が面倒を見るべきじゃないかの?」

酋長オーク「それに、ほれ」

酋長オーク「お前さん、まだ独身じゃろ?」

オーク「え?」

隊長オーク「……私などが恐れ多い」

酋長オーク「いや、お前は村一番の立派な戦士じゃ」

酋長オーク「亡国の姫君とも釣り合わぬ器ではない」

オーク「あ、あのお……」

隊長オーク「ありがたきお言葉!!」

隊長オーク「姫よ、どうですか!!」

オーク(ちょ、近い!鼻息荒い!!)

オーク「え……いや、うん」

隊長オーク「姫君の了承も得られたぞおおおおおお!!」

オーク「は?」

酋長オーク「今夜は宴じゃな」

オーク「……は?」

オーク(なんで村の奴ら全員ノリノリだったんだよ……)

オーク(どこにいっても人目を引くから結局逃げるチャンス無かったし)

オーク(そして)

隊長オーク「……そのな、私は初めてなんだ」

オーク「」

隊長オーク「だから安心して欲しい、悪い病気など持っていないからな」

オーク「」

隊長オーク「私にすべてを委ねてくれればいい……」

オーク(どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよううわあああああああああ!!!)

オーク(婚姻、即初夜!)

オーク(あれだけ誇りを持ってた原始社会が今だけ憎い!!)

隊長オーク「姫君も初めてですかな?」

隊長オーク「私では不安かも知れませんが、精いっぱい頑張りますので……」

オーク(がんばらないでいい、休め、今日はもう休むんだ!)

隊長オーク「では脱がせますね」

オーク「あ」ボロン

隊長オーク「……」

オーク「……」

隊長オーク「これはいったい」

オーク「気づけよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

隊長オーク「その声はオーク!?」

オーク「バレバレの裏声だったのになんで今更声で気づけるんだよおおおおおおおお!!!」

隊長オーク「だってすごく甘くていい香りしてたし……」

オーク「アロマオイルの香りだろそれはああああああああああああ!!」

オーク「体臭が蜂蜜の香りのオークがいてたまるかよおおおおおおおお!!!」

隊長オーク「待て、どういうことだ、説明しろ!」

オーク「説明しろったって……」

オーク「成り行きでこうなったっとしか」

隊長オーク「あの姿はなんだ、お前の趣味か?」

オーク「ちげえよ!!」

オーク「外見から精神をぶっ壊す拷問の一環であんな姿をさせられてたの!」

オーク「そもそも囚われの身で趣味で女装ができるか!!」

隊長オーク「……どうしてもっと早く言ってくれなかった!!」

オーク「恥ずかしくて正直に話せるかあんなこと!!」

オーク「だから嘘ついて、適当なところで逃げ出して出直そうと……」

オーク「なのになんでお前は四六時中つきっぱなしだったんだよぉおおおおおおおおお!!」

隊長オーク「そ、それは姫君を取り返しに来た輩から守ろうと」

オーク「どうしてこんな時だけ仕事熱心なんだよおおおおおおお!!」

オーク「おかげでこんな場面まできちまったじゃねえか!!!」

オーク「さっさと服返せ、いやお前の服を貸してくれ、後生ですから!!」

隊長オーク「……」

オーク「……おーい?」

隊長オーク「あのな、オーク」

オーク「はい?」

隊長オーク「正直に言おう、一目見た瞬間から私は恋に落ちていた」

オーク「え?」

隊長オーク「ひと時も離れたくなかったから、護衛の名目で常に一緒にいたんだ」

隊長オーク「お前の正体を知った時は愕然とした」

隊長オーク「だが、同時に気づいてしまったんだ」


隊長オーク「それでもこの胸の高鳴りが消えないことに」


オーク「」

隊長オーク「お前が男でも構わない、私のこの愛情は変わることなど無い」

オーク「ちょ!まて!!」

オーク「そうだよな、嫁が実は男でショックだったよな!!」

オーク「わかる、わかるぞ!!」

オーク「だから早まるなあああああああああああ!!」

隊長オーク「私は冷静だ」

オーク「冷静じゃねえよ!!」

オーク「男でもいいとか混乱の極みだよ!!」

隊長オーク「私は真面目な話をしている」

オーク「……マジ?」

隊長オーク「本気だ」

オーク「えーと……お前の気持ちはよくわかった」

オーク「でもな、俺にはそんな趣味はないし、そういう気は一切ない」

隊長オーク「そうか……」

オーク「分かってくれるか?」

隊長オーク「……駄目だ」

隊長オーク「お預けを喰らって俺ももう限界なんだ」

オーク「え、ちょ!」

隊長オーク「もう理性で抑えることなんでできねえよ……」

オーク「や、やめろ!!」

隊長オーク「せめてこの1回だけ、それで諦めがつく!」

オーク「俺の後ろの処女の諦めはつかねえよおおおおおおおおおおおおお!!!」

隊長オーク「お前も病みつきになるかもしれんしな、な?」

オーク「『な?』じゃねえよおおおおおおおお!!!」

隊長オーク「さあ、ひとつになろう……」グイッ

オーク「殺せええええ!!いっそのこと殺してくれええええええええええ!!」

書き溜めた分はこれで終わりです、その後は各自で想像してください

我ながらどうしてこうなった

そうか……
こんなものを生み出してしまった以上、責任をとらねばならぬのか

ちょっと待ってろ

酋長「待つのじゃ」

隊長「酋長!なぜここに!?」

酋長「ワシには夫婦の初めての契りをサポートする仕事もあるでな」

オーク「……た」

オーク「助かったぁ」

酋長「いや」

酋長「男同士だったというトラブルはあったが、神聖な婚姻の儀式はもう済んでおる」

酋長「このまま続行じゃ」

オーク「」

隊長「やったぜ!」

オーク「マジかあああああああああああああああ!!?」

酋長「取りあえず尻を洗わねばな」

オーク「ちょい待てじーさん」

オーク「冷静にことを進めてるけどいいのかこれは!?」

酋長「ワシもこの仕事をしてずいぶんになるからのお」

酋長「こういうトラブルも何度かあったわい、もう慣れっこじゃ」

オーク「昔もあったの!?」

隊長「なら話は早い、俺も我慢できないしな」

オーク「俺の処女喪失を村が全力サポートしてきて辛い」

酋長「受け入れるのじゃ……それが生きとし生けるものの定め」

オーク「生物として間違ってるよ!!」

隊長「俺の覚悟はできている」

オーク「お前は最初からノリノリだったじゃねえかよ!!」

オーク「お前に後ろを貫かれる恐怖がわかるか、ああ!?」

オーク「それともお前は掘られるのもオッケーな人種かよ!!?」

隊長「……」

隊長「おまえがそういうのなら……」モジモジ

オーク「は?」

酋長「誘い受けか、隊長もやりおるわい」

オーク「なんか変な専門用語きた!?」

酋長「じゃあ隊長よ、尻の洗い方教えるからちょっとこっちにこい」

隊長「は、はい!」

オーク「もうなんだよこれ……」



\ホラ、チカラヲヌカンカ/

\アア、ユビガハイッテクル・・・/

オーク「……あれ、俺この隙に逃げればいいんじゃ?」

門番オーク「悪いけどそれ無理」

オーク「うわあああああああああああ!!」

門番オーク「オレ、酋長から出てくる奴止めろと言われた」

オーク「どうしてそういう所に全力なんだよこの村は!!」

隊長「おまたせー」

オーク「うわ、間に合わなかった……」

酋長「そろそろ覚悟を決めんか」

オーク「無茶言うなよじーさん!」

隊長「さあ、俺の方はもう準備できてるぞ!」

オーク「んなこと言われても」

酋長「なんじゃお前さん、勃っとらんではないか」

オーク「誰が雄のケツ穴見て勃つか!!」

オーク「というかじーさんいつまでいるんだよ……」

酋長「見届けるのがワシの仕事じゃからな」

オーク「見届けるどころじゃねえよ、どんだけアクティブなんだよ」

酋長「まあまあ」ガシッ

オーク「ちょ!?じーさん何を!!」

酋長「ほれ隊長や、その気にさせんか」

隊長「……」

オーク「ひっ!!?」

隊長「じゃあ……」さわさわ

オーク「やめろ!俺たち男同士なんだぞ!?」

酋長「ほほほ、お決まりの台詞じゃな」

オーク「なにのお決まりだ!!」

オーク(ぐっ、じーさんいい年してるくせにチカラ強え……)ジタバタ

隊長「これが……オークの……」もみもみ

オーク「なんでお前嬉しそうな声音になってんの!?」

隊長「いや……意外と興奮するなこういうの」

オーク「真性の変態だああああああああああああああ!!」

酋長「なにをいまさら」

隊長「なりゆきと思ったが、案外俺ってこういうのが好きだったのか……?」もみもみ

オーク「疑問に思うなら手を止めろよ、そして思い直せ!!」

隊長「大きくならんな」もみもみ

オーク「状況が状況だろ!!直接的な刺激より恐怖の方がデカいわ!!」

酋長「よし、舐めるか」

オーク「じーさん、さっきサラッとなに口走った!?」

隊長「そうか……その手があったか」

オーク「……おいおい、冗談だよな?」

オーク「手で触るのも大概だけどさ、まさか他人のチ○ポ咥えるとか」

隊長「……」じー

オーク「ちょ!!顔を近づけるな!!」

オーク「マジで、マジでなのか!!?」

隊長「んぐっ」ぱくっ

オーク「あ……」

隊長「ん……むほっ……」チュパチュパ

オーク「ひいっ!!気持ち悪い!!」

オーク「止めろ、止めろって……おい……」ポロポロ

酋長「泣くほどキモチイイか?」

オーク「んなワケあるか!!」

オーク「信じてた戦友にチ○ポしゃぶられる気持ちが分かるかよ!?」

酋長「あれは気持ちよかったのお」

オーク「体験済み!?」

オーク「っていうかじーさんやっぱりそっちの気のヒトかよ!!」

酋長「ワシはオナゴでも野郎でもぱっちこいじゃ!」ビシイ

オーク「もーやだこのじーさん」

隊長「んふっ……くふっ……」チュポッチュポッ

オーク「あ……」

酋長「感じてきたか?」

オーク「うるさいじーさん……そんなんじゃ……そんなんじゃ……」

隊長「ぷはあ!」

オーク「………」ビンビン

酋長「元気になったのお」

オーク「もうやだ、俺のプライドずたずたってレベルじゃねえぞ……」

酋長「それ!」ドサッ

オーク「うわ!!」

隊長「酋長、何を?」

酋長「どうせこうなっても自分からは腰を振るまい」

酋長「お前さんから乗っかって行かねばな」

隊長「なるほど」

隊長「ではよっこらしょっと」グッ

オーク「離せ、離せよ!!」ジタバタ

酋長「足の方はワシが押えとくから安心せい」ガシッ

隊長「助かる酋長」

オーク「俺の方を誰か助けてくれよおおおおおおおおおお!!!」

オーク「止めてくれよ、俺も童貞なんだよ……」

オーク「お前で童貞喪失とか洒落になんねえよ!」

酋長「そういう時は犬に噛まれたと思ってノーカンじゃ」

オーク「明らかな首謀者が何言っても通じねえよ!?」

酋長「男は度胸、なんでも試してみるもんじゃ」

オーク「嫌だ!こんなんで試される度胸なんて俺にはいらない!!」

隊長「俺も初めてなんだ、お互い様だろ?」

オーク「お前が変な発情の仕方しなけりゃこうはなってねえよ!!」

酋長「それを言うなら女のふりをしたお前さんが先じゃな」

オーク「うぐっ……」

酋長 「しかし本当にわしがオ-クだと思っとったのかね?」バッ

オ-ク「何ッ!?貴様は何者だ!?」

???「貴様に名乗る名は無い!」

隊長「じゃあ……いくぞ」ぬるん

隊長「……あ、あれ?」ぬるん

酋長「そういう時は手で支えてゆっくり腰を下ろしてな……」

オーク「こんな初々しさ男で知りたくなかった……」

隊長「それじゃもう一度……あっ」ぬぷっ

オーク「え、入ってるの!?入っちゃったの!?」

酋長「そうそう、一気に入れずに慣らしながらゆっくりとじゃな……」

酋長「そういえばこれ、ワシも入れて3Pみたいなもんじゃの」

オーク「なにを思い出したように言ってんだじいい!!」

隊長「ああ……オークの大きい……んっ」ずぷずぷ

オーク「畜生……そんなこと野郎に言われても……ううう……」

酋長「でも本当は?」

オーク「本心から嬉しくねえっつってんだろ!!」

酋長 「しかし本当にわたしがオ-クだと思ったのかね?」バッ

オ-ク「何ッ!?貴様は何者だ!?」

「ふはははは!私だ!」

隊長「全部……入ったか?」

酋長「ばっちしおーけーじゃ!」

オーク「ああ……終に俺も童貞喪失か……ははは」

隊長「大丈夫か?きつくない?」

オーク「精神が一番キツイ」

隊長「これこれ、そんなことばかり言っとると怪我するぞ」

オーク「……かなり締め付けつよいから動かさないでくれ」

隊長「わかった」

オーク「……畜生、あったけえ、あったけえよお」

オーク「なんでこの温もりを最初に男で知らなきゃならねえんだ!!」

酋長「おぬしも諦めが悪いのお」

オーク「引き返せないからってそう簡単に吹っ切れるか!!」

今更ながら需要あんのコレ?

あと少しでもオークにホモッ気がある設定にした方が楽だったとか今更感

酋長「どうじゃ隊長?」

隊長「……不思議な感じだ、むず痒い感じがする」

隊長「でも異物感と痛みの方が今は強いな」

オーク「お前は俺にそういう気分を味あわせようとしたんだぞ?」

隊長「あ……でもちょっと気持ちよくなってきた」

オーク「マジで!?」

オーク「ケツの穴で感じるとか都市伝説じゃなかったの!?」

酋長「ほっほっほ、嘘ならホモなどとうに絶滅しておるわい」

隊長「なるほど、一理ある」

オーク「なんだよその理屈!?」

酋長「ほれ、隊長が萎えかけておるから揉んでやれ」

オーク「何で俺がそんなことを……」

隊長「……」じー

オーク「……」

オーク「なんだよ、やるよ、やればいいんだろ!!」

オーク「もう破れかぶれだよ!!」ぐっ

隊長「あ……オーク、もうちょっとソフトに」

オーク「うるさい!!」シコシコ

隊長「あうん」ビクン

オーク「うわっ」ビクン

オーク「きゅ、急に動くなよ!!」

隊長「いやだって、お前が強くしごくからつい……///」

酋長「ほほっ、初々しいのお、役得役得」

オーク「コラ手前じじい楽しんでるんじゃねえよ!!」

オーク「あともう足から手を離せ!!」

酋長「そうじゃの、もう腹が据わったじゃろうて」

隊長「オークの腹に座ってるのは俺だけどな」

オーク「なに上手いこと言ったつもりでドヤ顔してんの!?」

隊長「……ダメ?」

オーク「……」シコシコ

隊長「あうんっ」ビクッ

酋長「もうオークもノリノリじゃな」

オーク「てかじいさんいつまで居るんだよ!!」

酋長「だからワシは全部見届けにゃならんと」

オーク「てかそろそろ動かしていいか?」

隊長「え、もうか?」

オーク「そろそろ無理、俺が耐えられない」グイッ

隊長「あっ……」

オーク「……ん」グッグッグ

隊長「ちょ……まだ……んんっ!」

オーク「あー、駄目だ動き辛い」

オーク「お前腹から降りろ、んでお前が横になれ」

隊長「……もう逃げない?」

オーク「俺も高まって我慢の限界なんだよ、早くしろよ!」

隊長「わ、分かったよ……」

オーク「……」スッ

隊長「じゃ、じゃあもう1回」

オーク「ふん!」ズパアン!

隊長「ひいっ!」

オーク「ふっ、くっ、ふっ!」パンパンパン

隊長「ダメ……そんな激しく……はうんっ!」ビクン

酋長「これこれ、一人だけ楽しんではいかんぞ」

酋長「初めてでトコロテンは無理じゃろうて、しっかりしごいてやらんか」

オーク「わかったよ!」シコシコシコ

隊長「そんな……前と後ろで……んあっ!!」ビクンビクン

オーク「ふはっ……締め付けが……」パンパンパン

隊長「駄目だ、イク!もうイク!!」

隊長「お、オークううううううううう!!」どぴゅっ

オーク「うっ、俺も……んはあああっ!!」ドクドクドクド

酋長「初めてで中出しとは、オークも好き者じゃのお」

オーク「本物の……好き者は……こいつだろうが……」ゼイゼイ

隊長「そ、そろそろ抜いてくれないか?」

オーク「ああ、悪ぃ」ちゅぽん

隊長「……」

オーク「……」

隊長「……好きだよ、オーク」んっ

オーク「なにキスせがんでんだよ、やらねえよ!?」

隊長「え?」

オーク「体で繋がったからって心で繋がると思うな」

酋長「そういう割には最後は楽しんどるようじゃったが?」

オーク「あんなのは性欲だ性欲」

酋長「そういうなら口吸いも性欲じゃろうて」

オーク「さっきまで童貞だった男のピュアな幻想を打ち砕くなよ……」

酋長「それで隊長や」

酋長「一度やってみて諦めはついたかのお?」

隊長「ますます好きになりました!」

オーク「」

オーク「ああ、もう!」

オーク「今度やるときもお前のことは性欲の捌け口ぐらいにしか思わねえぞ!?」

隊長「それでもいい」

隊長「お前の温かさを得られれば俺はそれで……」

オーク「……」

オーク「ああ、もう!」ぐいっ

隊長「!?」

オーク「ん……」チュッ

隊長「オ……オーク?」

オーク「酋長も言ってただろ、こんなものは性欲だ性欲」

オーク「今日からお前、俺の肉便器な」

隊長「お……オークううううううううううう!!!」ガシッ

酋長「ほほっ、はっぴーえんどじゃのお」

オーク「どこがハッピーなのやら」

酋長「しかし、若いもんのがんばりをみるとワシも年甲斐もなく興奮してきたわい」ぬぎっ

オーク「は?」

隊長「酋長……?」

酋長「今夜は寝られると思うでないぞ?」



もう無理、限界

オチもつけられないがこれで勘弁してくれ

オ-ク「……いい加減にしてくれぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

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