エイラ「サーニャがくさい……」(134)

エイラ「……」スースー

ガチャ
サーニャ「ん……んん」フラフラ

バタン

エイラ「うわっ!……ってサーニャか……」

エイラ「部屋間違えんなよナー、ったくー」

エイラ「……ま、まあ、今日だけ、今日だけだかんナー///」

サーニャ「……」スースー

エイラ「……おやすみ、サーニャ」

エイラ「……」スースー

エイラ「……」

エイラ「……くさい」

エイラ「なんだ、この臭いは……」スンスン

エイラ「うぇ……なんか……」

エイラ「吐気がするような……そんな臭い……」

サーニャ「……」スースー

エイラ「サーニャは大丈夫なのカ?」

サーニャ「……」スースー

エイラ「……よく寝てる」

エイラ「……うっ!サーニャに近づいた瞬間、臭いが強烈に」

エイラ「まさか……この臭いの発生源は」

サーニャ「……」スースー

エイラ「……サーニャ?」

エイラ「サーニャがまさかこんなくさいなんて……」

エイラ「きっと、なんかの間違いダゾ……」

サーニャ「……」スースー

エイラ「……確認してみよう」

サーニャ「……」スースー

エイラ「……」クンクン

エイラ「うぇえええぇぇっぇえぇ」ゲロゲロ

エイラ「なんてこったい、確実にサーニャの臭いダ」

エイラ「なんで……私のサーニャが……」

エイラ「……もう……今日は離れて床で寝るゾ……」

サーニャ「……」スースー




サーニャ「エイラ、起きて」

エイラ「ん…んん……サーニャ?」

サーニャ「もうお昼の時間よ。エイラのお寝坊さん」

エイラ「……さーにゃ」

エイラ「……さ、サーニャ!」ガバッ

サーニャ「ん?どうしたの?」

エイラ「い、いや、なんでも……」

サーニャ「どうしてそんな所で寝てるの?」

エイラ「い、いや……」

エイラ「……」ビクビク

エイラ「……」クンクン

エイラ「……っ!」

エイラ(くさくない!)

サーニャ「ど、どうしたの?急に私のにおい嗅いで……」

エイラ「あ、ああっ、いやー!」

エイラ「サーニャはいい匂いがするな~っテ」

サーニャ「……」

エイラ「あ……」

サーニャ「エイラ……変態さん?」

エイラ「あわわわ!ち、違うゾ!断じてそういうことじゃなくテ!」

サーニャ「うふふっ、冗談よ、昼食食べに行きましょう」

エイラ「お、おう!」

エイラ(なんだ、昨日のは夢だったのか!良かったゾ~!)

サーニャ「エイラ、ニヤニヤしてる」

エイラ「なっ、何でもないゾ!ただ、サーニャと一緒の昼食が楽しみだなーっテ」

エイラ「はハハハ」

エイラ(そうだ、夢だったんだ……)




早朝
エイラ「……」スースー

ガチャ
サーニャ「んん……」フラフラ

バタン

エイラ「うぇ!」

エイラ「なんだ……サーニャか、部屋間違えんなよナー」

エイラ「たくー……ん?」

エイラ「……」クンクン

エイラ「おうぇおうぇうぇえええぼろえぼろぉぉ」

エイラ「ななな、なんだってー!」

エイラ「ま、また、サーニャの匂いが臭いに!」

エイラ「こ……これは夢ダ!夢なんだ!そうに違いない!」

エイラ「ちょっと少佐に切られてこよう……」

チョットショウサタノミガレップーザンッ!ナ、キュウニマエニ、シッカリシロ!エイラ-!




エイラ「……ううん」

サーニャ「エイラ、大丈夫?」

エイラ「さ、サーニャ……私は……」

サーニャ「坂本少佐に切られたって」

エイラ「そうか……」

エイラ(やっぱり……サーニャの臭いは夢なんかじゃあ……)

エイラ「サーニャ……」

サーニャ「なあに、エイラ」

エイラ「……」クンクン

サーニャ「きゃっ、もう、エイラったら」

エイラ「あはは、ごめん……」

エイラ(臭くない……)

サーニャ「エイラ……」

サーニャ「私は夜間哨戒に行ってくるわ」

エイラ「うん、気を付けろよ……」

サーニャ「エイラ……元気が無いわ」

エイラ「だ、大丈夫だっテ」

サーニャ「悩み事があるんだったら、相談して」

サーニャ「エイラが元気ないのは、私も悲しい……」

エイラ「さ、サーニャ……」

エイラ「ありがとう、本当に大丈夫ダ!」





エイラ「……」

エイラ「みやふじー!」

芳佳「は、はあい!なんですかあ?」

エイラ「あ、あのな、相談したいことがあるんダ……」

芳佳「またサーニャちゃんの事ですかあ?」

エイラ「ま、またってなんだよ……」

芳佳「どうせサーニャちゃんが私と話をしてくれない~とかじゃないんですかあ?」

エイラ(こいつくそウゼー!)

エイラ「いいから聞け!」




エイラ「―――ってわけなんだヨ」

エイラ「せめて臭いの原因とか」

芳佳「……一つだけわかりました」

エイラ「な!本当か!」

芳佳「私と寝る場所交換しましょう」

エイラ「なんでだヨ!」

芳佳「話を聞いていると、エイラさん」

エイラ「な、なんだ」

芳佳「羨ましすぎます!」バンッ

エイラ「んなっ!」

芳佳「サーニャちゃんと同じ部屋ってだけじゃなく、同じベットで寝てるとか」

芳佳「ましてサーニャちゃんの匂いだなんて!」

芳佳「……」プルプル

芳佳「ふぁあああああぁぁぁ!!!」

芳佳「興奮して叫んじゃいますよ!」

エイラ(相談する相手間違えたかも……)

エイラ「違うんだよ、匂いじゃなくて臭うんだよ……」

芳佳「……?何が違うんですか?」

エイラ「だから、お前の想像してるような官能的なものでなくて……臭いんダヨ」

芳佳「サーニャちゃんを臭いだなんて……エイラさんは我儘なんですよ」

芳佳「サーニャちゃんの匂いでいっぱいとか、もう、フルボッキですよ!」

エイラ「……」

エイラ「……てみるか」

芳佳「はい?」

エイラ「寝るとき、私と替わってみるカ?」

芳佳「え?良いんですか?!」

エイラ「ああ、このままじゃ話にならないからナ」

芳佳「ぜひともよろしくお願いします!」

芳佳「ひゃっほおおおおうううう!!!1」

エイラ「……」

エイラーニャ部屋
芳佳「……」

芳佳(早くサーニャちゃん帰ってこないかな~?)

芳佳「スーハースーハー」

芳佳(よしっ!鼻も詰まってない!クンカクンカする準備万端!)

芳佳(サーニャちゃんの匂いなんて、想像しただけで……)ビンビン

ガチャ
芳佳「!?」

サーニャ「……」フラフラ

芳佳(き、キターーーーー!!!)

サーニャ「……」フラフラ

ドサ

芳佳(ほんとにキタッ!)

芳佳(躊躇なくエイラさんのベットに……)

芳佳(これって、エイラさん、そうとう想われてるんじゃ……)

芳佳(……)

芳佳(そんな事より、クンカクンカしよう!)

芳佳(んしょ……)

芳佳「……」クンカクンカ



エイラ「悪いナ、リーネ、こんな朝早い時間に」

リーネ「いえ、大丈夫ですけど……芳佳ちゃんは?」

エイラ「ん、たぶんもうすぐで来ると思うゾ」

ダダダダダダダダ

エイラ「おっ、来たな」

ガチャ
エイラ「どうだっ
芳佳「うぼええええぇえぇぇぇぇぇぇえええぇえぇぼおおぼっぼぼおおごおごごごおおおぉぉぉ」

芳佳「うぼええぇぇぇえぇえぇえええええええええっぉぉぉぉおおおおおぽ」ビチャビチャ

エイラ「臭かったろ?」

芳佳「くっさ!くっさおおlろろろrぇええええぼろろろろろろろろぉぉぉぉざざざざ」ゲロゲロ

エイラ「きたなっ」ヒョイ

芳佳「ゲロ臭ゲロ臭うぼおあああlsぁslsぉぉぉぉlっろろろろざあざざざざ」ビチャビチャ

エイラ「お、おい」

芳佳「糞ぉぉぉぉぉぉぉげりぃぃぃぃlろろろろろろろぉおおおおおおおおええええぇぇえぇぇぇええlざざざ」チョメチョメ

エイラ「いい加減ぶん殴りたくなってきたゾ」

リーネ「」

芳佳「はぁ、はぁ、おうぇっ」

エイラ「落ち着いたか?」

芳佳「は、はい……なんとか……」

芳佳「あれはなんなんですか!?」

エイラ「だからいったロ、サーニャが臭いって」

芳佳「臭いなんてもんじゃありませんよ!あんな臭い!」

芳佳「どんな臭いフェチだって、あんな臭い耐えられませんよ!」

芳佳「ゲロサーニャ!ゲローニャと改名を勧めますよ!」

エイラ「……それ以上言ったらブン殴るゾ」ボクシッ

芳佳「……イタイ」

エイラ「とにかくだ」

エイラ「あの臭いの原因を突き止めなければならないんダ」

芳佳「普通に体臭なんじゃないんですか……」

エイラ「いや、普段のサーニャはいい匂いがするダロ?」

芳佳「た、確かにいい匂いですね。特にうなじの所とか」

芳佳「特に、脇の下は最高ですね!」

エイラ「……」

芳佳「……」

エイラ「とにかく、っだ!」

芳佳「……イテェ」

エイラ「サーニャの臭いの原因だ!」

芳佳「……」

芳佳「サーニャちゃん、夜間哨戒から帰るとあの臭いなんですよね」

エイラ「うん、そうダ」

芳佳「やっぱり、夜間哨戒が原因なんじゃ」

エイラ「夜間哨戒が原因って、それじゃ訳わかんねえダロ」

芳佳「他の男と会ってるとか」

エイラ「」

芳佳「寝てるとか」

エイラ「」

エイラ「あのな、みやふじ」

エイラ「サーニャが他の男と寝るとか」

エイラ「そういうのはな」

エイラ「最早前提からして違うんだよ」

エイラ「例えば、」

エイラ「私は宮藤の母親だ」

エイラ「なっ?ちんぷんかんぷんだろ?」

エイラ「お前は同じような事を言ってるんだぞ?」

エイラ「分かったか?」

芳佳「ハイ……ワカリマシタ……イテェ」


宮藤「じゃあなんなんですかあ?いったい」

エイラ「んんー、そうダナ~」

宮藤「普段は臭いがしないのは、お風呂上がりだからですかねえ?

エイラ「ん……んんっ!」

宮藤「え、どうしました?」

エイラ「そ、そうか、風呂あがりか……」

宮藤「まあ、シャワーでもいいですけど」

エイラ「う、うん。私が以前サーニャの臭いを嗅いだ時は丁度シャワーを浴びた後だったのかも……」

宮藤「はぁ」

エイラ「サウナしか頭に無かったゾ……」

宮藤「でも、シャワー浴びたぐらいであの臭いが取れるものなんですかね?」

宮藤「もしかして、ただの汗の臭いとか?」

エイラ「……」

宮藤「でもそれだとエイラさんの部屋がくっさい事になってますよねえ」

エイラ「……」

宮藤「エイラさん?」

エイラ「分かったゾ」

宮藤「ほ、本当ですか?」

エイラ「仮説だけどナ」


エイラ「サーニャの臭いの原因は汗だ」

芳佳「え、でもそれだと説明できないことが」

エイラ「サーニャの臭いは、一定の量の汗をかくと発生するんだ」

芳佳「はぁ」

エイラ「最近暑くなってきたからな、夜間哨戒で凄い汗をかくんだろう」

エイラ「そして、帰ってきたサーニャは疲れてシャワーで汗を流さずに寝る」

エイラ「閾値を超えた汗はあの強烈な臭いを発生させる」

エイラ「サーニャがシャワーに入った後は、汗の量が足らずに、部屋にも臭いが残らない」

芳佳「……」

芳佳「無理矢理ですね」

エイラ「うん」

芳佳「でも、それだったら、サーニャちゃんがシャワー浴びてくれるしか対策無いじゃないですかあ」

エイラ「うん……そうだナ……」

芳佳「……もう、正直に言っちゃったいいんじゃないですか?」

エイラ「で、でも……」

芳佳「じゃなければ、あの臭いと一生つき会って行くんですか?」

エイラ「……」





エイラ「……」
ガチャ

サーニャ「あ、エイラ、おはよう」

エイラ「サーニャ、おはよう……」

エイラ(サーニャ、もうシャワー浴びたんだな……)

サーニャ「どうしたのエイラ?元気ないわ」

エイラ「サーニャ……話があるんダ……」

エイラ「実は……」

~~~~~~~~~~

サーニャ「……」

エイラ「……」

エイラ「あの

サーニャ「ごめんなさい、エイラ」

エイラ「い、いや、そんな事は」

サーニャ「エイラが元気無かったのは、私のせいだったなんて……」

エイラ「……」

サーニャ「分かったわ。私、夜間哨戒が終わったらシャワー浴びるようにするわ」

エイラ「……ごめん」

サーニャ「エイラが謝らないで、私が悪いのだもの」

サーニャ「エイラが悲しい顔してると、私も悲しいわ」

エイラ「……うん!」

次の日の早朝
エイラ「……」

ガチャ
サーニャ「……」

エイラ「サーニャ」

サーニャ「シャワー浴びてきたわ、どう?」

エイラ「う、うん、いい匂いだ!」クンクン

サーニャ「うふふ」

エイラ(無臭……)

エイラ「……」

芳佳「良かったじゃないですかあ、サーニャちゃんがいい匂いになって!」

エイラ「うん……」

芳佳「私も今度ペロペロしたいなー」

エイラ「うん……」

芳佳「今度お部屋に遊びに行ってもいいですか?」

エイラ「うん……」

芳佳「やったー!……って、人の話聞いてます?」

エイラ「うん……」

芳佳「エイラさんエイラさん」ユサユサ

エイラ「お、おお、なんだなんだ?」

芳佳「もしかして、あの激臭が恋しくなってます?」

エイラ「んなっ!ばか!」

芳佳「じゃあどうしたんですか、上の空で」

エイラ「……あのさ」

エイラ「今のサーニャ、匂いするか?」

芳佳「え?は、はい。特に脇n、すれちがった時とかに」

エイラ「んー、そうかあー」

芳佳「エイラさん、やっぱりあの臭いを……」


早朝
エイラ「……」

ガチャ
サーニャ「……」フラフラ

ドサッ

サーニャ「……」スースー

エイラ「……」

エイラ「……サーニャ」

サーニャ「ん……んんっ」

サーニャ「え……えいら……」

サーニャ「っ……!ごめんなさいエイラ、今シャワー浴びて

エイラ「行くナ!」

サーニャ「えっ?」

エイラ「行かなくてイイ……」

サーニャ「え、でも……」

エイラ「サーニャ……」グイッ

サーニャ「きゃっ、え、エイラ?」

エイラ「サーニャ……いい臭いダ……」クンクン

サーニャ「だ、だめっ、まだ、汗かいて、エイラっ///」

エイラ「いい、臭いだヨ、サーニャ……」クンクン

サーニャ「え、えいら!///」

エイラ「……」

エイラ「サーニャ、ゴメン……」

サーニャ「え?」

エイラ「臭いとか、言っちゃって……」

エイラ「そんな事言われたら、傷付くよナ……」

サーニャ「エイラ……」

エイラ「もう、シャワー浴びなくていい」

サーニャ「だ、だめ、無理して」

エイラ「違う!違うよ、サーニャ!」

エイラ「無理をしてるんじゃない、私は……」

エイラ「私はサーニャが好きだ!」

サーニャ「……」

サーニャ「……え?」



エイラ「私はサーニャが大好きだ!」

エイラ「だから、サーニャが発する臭いだって、大好きだ!」

エイラ「嫌なはず無いんだよ!」

エイラ「だって……」

エイラ「だって、サーニャを強く、感じることができるから!」

サーニャ「……」

サーニャ「一人で喋りすぎよ、エイラ」

サーニャ「私だって……」

サーニャ「え、エイラの事……」

サーニャ「大好き……よ……///」

エイラ「さーにゃあ!」

ちなみに俺も今臭いぞ

エイラ「ありがとう!サーニャ!」ダキッ

サーニャ「あっ、だ、だめ!」

エイラ「なんでだよ~、さ~にゃ~♪」ギュッ

サーニャ「で、でも、臭いが」

エイラ「臭い~?まだ言ってんのカ~?」

エイラ「大丈夫!良い臭いだゾ!」

サーニャ「でも……」

エイラ「も~しょうがねーナー」

サーニャ「……」

サーニャ「……っ!」

エイラ「ん……」ペロペロ

サーニャ「え、エイラ!///」

エイラ「サーニャの……首すじ……」ペロペロ

エイラ「美味しいゾ……」ペロペロ

サーニャ「きゃっ、あんっ、あっ///」

エイラ「どっかのカス藤も言ってたけど……」ペロペロ

エイラ「サーニャの首すじはとっても臭うんだゾ~」ペロペロ

サーニャ「あんっ、え、えいらっ、だめっ///」

エイラ「だめなもんか、とってもいい臭いダ!」クンカクン

サーニャ「ふぁっ、あっ///」

エイラ「これでも私がサーニャの臭いが嫌だって?」

サーニャ「……んもう、エイラの、ばか///」

エイラ「ばっ、ばか!?サーニャにバカっていわれたああぁ~!」

サーニャ「ふふっ」

サーニャ「エイラ……目をつぶって……」

エイラ「目をか?ほい……」


チュ


エイラ「!?」

エイラ「サーニャ!今のは!?」

サーニャ「うふふっ、エイラが、私のことを、好きって言ってくれたお礼よ」

エイラ「さ、さささ、サーニャ!」

サーニャ「///」

エイラ「さ……サーニャ?」

サーニャ「うん?」

エイラ「も、もう一回……」

エイラ「今度は目を開けたままで……」

サーニャ「もう///」

サーニャ「じゃあ、今度はエイラからお願い///」

エイラ「お、おう、やってやるゾ!」

サーニャ「ん……」

エイラ「……」

サーニャ「……」

エイラ「……」

サーニャ「……」

エイラ「……」

サーニャ「……エイラ、まだ?」

エイラ「ま、まだチャージ中だゾ!」

サーニャ「……んもう」

チュ

エイラ「!?」

サーニャ「しょうがないんだから///」

エイラ「さ、さーにゃ!?」

サーニャ「エイラのヘタレ///」

エイラ「んナ!わ、私だってなあ!」

エイラ「わ、私も!」

エイラ「私もお返しにペロペロクンカクンカしてやるゾ!」

サーニャ「え、エイラ///」

エイラ(今の少し宮藤っぽかったか?)

サーニャ(今の芳佳ちゃんみたいだった)

エイラ「じゃあサーニャ、手を上げてくれ」

サーニャ「手を?……っ!だめよ、まだ汗かいてるもの!」

エイラ「だからじゃないか!ほら、上げてくれ」グイ

サーニャ「きゃ、きゃあっ!」バシッ

エイラ「へぶしっ」

サーニャ「あ」

エイラ「ひ、ひどいじゃないかぁ、叩くなんて……」

サーニャ「で、でも、恥ずかしい……」

エイラ「そんな事ないッテ!サーニャの腋は綺麗でいい臭いだって!」

エイラ「カス藤だって言ってたんだゾ」

サーニャ「そ、そんな///」

エイラ「だから、頼むっテ」

サーニャ「……」

サーニャ「はい……」ムワ

エイラ「おお~、ありがとうなサーニャ」

サーニャ「……///」

エイラ「ほぇー」

サーニャ「……」

エイラ「なるほど~、これは……」

サーニャ「……」

エイラ「……」

サーニャ「……」

エイラ「……」

サーニャ「……あの」

エイラ「あ、ごめんごめん」

エイラ「あんまり綺麗な腋だったからさ、見とれていたヨ」

サーニャ「……は、恥ずかしいんだから///」

エイラ「悪いっテ」

エイラ「さ、触るぞ……」

サーニャ「う、うん///」ムワ

エイラ「……」サワ

サーニャ「んんんっ///」ピクッ

エイラ「……」ヒタヒタ

サーニャ「ああんっ、んっ、ふぁっ///」

エイラ「サーニャの腋、びしょ濡れだ」

サーニャ「だ、だから、汗でっ、んっ///」

エイラ「……」クンクン

エイラ「臭いも、今までと、比べ物にならないぞ……」クンクン

サーニャ「や、だめっ///」

エイラ「どんどん、濡れていくナ……」グチョグチョ

サーニャ「ふぁあっ、んんっ///」

エイラ「……」

エイラ「サーニャ」

サーニャ「な、なに?///」

エイラ「腋を下ろして、ぎゅって締めて」

サーニャ「え……こ、こう?」ギュ

エイラ「うん、これで……」

サーニャ「どうしたの、指を……ひゃっ///」ビクン

エイラ「……」ズブヌチャズブヌチャ

サーニャ「だ、だめぇっ、出し入れされたらっ、あああっ///」

エイラ「サーニャ、いやらしいゾ」ズッボズッボ


サーニャ「ひゃっんっ、ああっ、くふぅっ///」

エイラ「腋を緩めちゃだめダ!もっと締めて!」ズッポズッポ

サーニャ「ふうぅん///」ギュ

エイラ「ふふふ、サーニャ、凄い臭いなんだゾ」ズッポズッポ

エイラ「もうこのベットはサーニャの臭いがとれないかもナ」ニュポニュポ

サーニャ「ふぁんっ、だ、だめっよっ///」

エイラ「私とサーニャ専用のベット完成だゾ」ニュルポニュルポ

サーニャ「あっ、いっ、ひゃうっ、ああんっ///」

エイラ「手がこんなに濡れちゃったゾ」

エイラ「ほら、サーニャ、これがサーニャの臭いだぞ」

サーニャ「……くさい」

エイラ「ふふふ、そうだろそうだろ」

エイラ「この臭いがあるかぎり、サーニャがどこにいたって私にはわかるからな」

サーニャ「……」

エイラ「……あれ、今のカッコよくなかったか?」

サーニャ「……」

エイラ「よし、次は……サーニャ、もう一回腕をあげてくれ」

サーニャ「う、うん」ネチャ

エイラ「おお、糸引いちゃってるぞ、サーニャはいやらしいナ」

サーニャ「そ、それはエイラが///」

エイラ「あんむ」ムチョ

サーニャ「あんっ、え、エイラっ///」

エイラ「……」ジュルジュルジュル

サーニャ「あああっ、だ、だめえええっ///」ビクビクッ

エイラ「臭いと味が一度に楽しめる……」

エイラ「最高だぞ」ムチュ

エイラ「……」ペロペロ

サーニャ「んふぁあっ、ああっ、くふぁっ、んんっ///」

エイラ「……」クンクンペロペロ

サーニャ「あああんっ、だ、だめぇっ///」

エイラ「サーニャの味と臭い、この身に刻むんダナ」スンスンムチュムチュ

サーニャ「そ、そんなっ、ひゃああんっ///」

エイラ「……」スンスン

サーニャ「ひゃあっ、ひぃぃいいっ///」

エイラ「……」クンクン

サーニャ「ひゃうっ?///」

エイラ「ふふふ、サーニャ」

サーニャ「え?///」

エイラ「もう臭いを嗅がれるだけで感じちゃうのか」スンスン

サーニャ「えっ?そんなっ、あぃっ///」

エイラ「これでサーニャも変態さんダナ」

サーニャ「も、もう、エイラったら///」

エイラ「ふふふ、かわいいんだぞぅ、サーニャ」ペロペロ

サーニャ「ひゃひぃっ///」





リーネ「」

リーネ「まさか……あの二人が臭いでこんな事になるなんて……」

リーネ「だったら……私も……」








ガチャ
リーネ「はぁ、はぁ。芳佳ちゃん!こんなに汗かいちゃったよ!」ダラダラ

芳佳「!?」

リーネ「芳佳ちゃん!」

芳佳「おべべべべべべえぇぇぇぇぇぇぇえぇぇっぇごぼええええぇぇぇぇえっぇぇぇ」




オワリ

正直おれくっせえ!ってだけで書き始めたからなあ
さてと、エイラにペロペロされに行くか

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