赤沢「こ……ここは?」憂「あ、気がついた?」(147)

赤沢「対策係の赤沢泉美よ」

赤沢「恒一くんも引っ越してきたことだし」

赤沢「対策案を出すために過去の事例を詳しく調べているところなの」ドサッ

赤沢「資料がこんなに……」

赤沢「一人で読みきれるかしら……」

赤沢「なーんて弱音を吐いちゃダメ、みんなのために頑張らなくちゃ」

赤沢「あれっ」ヨロッ

バサバサドサッガシャンドーン

……

かえりみち!

憂「ふう」

憂「部活ってこんなに疲れるものだったんだね~」

憂「お姉ちゃんはもういないし簡単なものでいいよね」

憂「あれ?」

憂「誰か倒れてる……」

憂「赤毛だ……地毛かな?」

憂「いやそんなことより救急車……」

赤沢「」

憂「命に別状は無さそうだね」

憂「お腹へってるだけかも」

憂「家も近いしおぶってあげよう」

憂「んしょ……」

憂(重い……)

憂「水を飲ませてっと」

赤沢「」

憂「待っててね~いま作ってるから」

憂「♪」トントン

憂「♪」ジャー

憂「♪」ジュージュー

憂「ほいっ出来上がりっと♪」

憂「大したものは作れなかったけど量あるしいいか」

憂「起きて~」ユサユサ

>>1はけいおん厨だろうな
「かえりみち!」みたいな場面転換に「!」を使うのはけいおんSSの特徴

ネタがないからAnotherに手を出したんだろうな
しかも中の人が同じだから

赤沢「」

赤沢「……ん」

赤沢「こ……ここは?」

憂「あ、気がついた?」

憂「ここは私の家、あなたが倒れていたから運んだんだけど……」

憂「迷惑だったかな?」

赤沢「!いえいえ!とんでもないです、ありがとうございます……」

赤沢「ん」グー

赤沢「///」

憂「あは、ごはん食べよっか」

>>8
ドヤ顔でなに当たり前のこと言ってんの?恥ずかしくない?

憂「どうぞ、食べて食べて」

赤沢「いただきます……」 パク

赤沢「ん、おいしい……」パクパク

憂「口にあって良かったあ」

憂「そういえば、まだお名前聞いてなかったよね、何て言うの?」

赤沢「赤沢泉美でふ」モグモグ

憂「あはは、ゆっくり食べていいから」

消費税200%くらいにしたら借金消えるだろwwwwwww
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/07/16(月) 18:46:01.02 ID:a8tuYML10
むしろ一旦リセットしちゃったほうが早くて楽じゃんwwwwwww
うはwww俺天災wwwwwwwwwwwwwwww



きめぇーな、けいおん厨w

憂「私の名前は平沢憂だよ」

赤沢「ありがとうございます、平沢さん」

憂「泉美ちゃんの学校はどこ?」

赤沢「えっと、夜三北中学です」

憂「えっ?」

赤沢「えっ」

憂「ごめん、聞いたことなくて」

時代も違うだろ

>>12
単芝さん、煽りの才能無いよ

憂「……電話、使う?」

赤沢「はい、使わせてください……」

赤沢「……」

赤沢「……」ツーツー

赤沢「家に繋がらないわ……」

憂「それは困ったね……」

憂「うちのやつ、10年前のだし接触が悪いのかも」

憂「あれ、10年前だったかな?たしか2000年に買ったって言ってたから……」

赤沢「……えっ」

赤沢「えっ!?」

憂「どうしたの?」

>>18
お前のSSはカスだな
俺が書いた方がマシなレベルだわ

書いてやろうか、ん?

Anotherは1998年

>>21
ssが増えるっつーのか
そりゃいい話だ早速立ててくるんだ

憂「生徒手帳、ある?」

赤沢「どうぞ」

憂「ふむ」パラパラ

憂「ほんとに時代から場所まで全然違うんだね……」

赤沢「そうですね……」

憂「しばらく泊まるんだよね……?」

赤沢「い、いえ、迷惑ですよね、やっぱり……」

憂「そんなことないよ!?私も一人じゃ寂しかったし!」

赤沢「え……」

憂「これもなにかの縁だよ、よろしくね?泉美ちゃん」

赤沢「あ……ありがとうございますっよろしくお願いしますっ!」

憂「うんっ」ニコッ

憂「食器、片付けちゃおっか」ガシャ

赤沢「はい、手伝います……」ガシャ

憂「そういえばさ、」

憂「ここは泉美ちゃんにとって未来になるんだよね?」

赤沢「はい、そうです」

憂「ってことは実際は私より年上なんだよね……」

赤沢「そうなりますね……」

憂「敬語、使わなくていいですよ?」

赤沢「そんなっ今は平沢さんのほうが年上ですし……」

赤沢「むしろこのままのほうがいい、というか……」

憂「泉美ちゃんがそういうなら……」

憂「お風呂わいたよ~お先にどうぞ~」

赤沢「いえ、おかまいな……」

憂「いいから、いいから、入って入って♪」グイグイ

赤沢「うぇぇ」

※お風呂場

赤沢「……」カポーン

赤沢(どうしてこんなことになっちゃったのかしら)

赤沢(資料を集めて運ぼうとしたら、そのまま頭に直撃……)

赤沢(私ってほんと無能ね……)

赤沢(もとの時代に戻れるのかなあ)

赤沢(多佳子、ゆかり、小椋、綾……)

赤沢「恒一くん……」

赤沢「怖いよぉ……」グスッ

このスレの赤沢さんは無能

憂「夜見北夜見北っと」カタカタ

憂「あ、実在するんだ」

憂「いや、そりゃそうだよね、何言ってんだ私は……」

グスッグスッ

憂「……」

憂「そりゃ、怖いもんね……」

憂「ちからになってあげたいなあ」

アカザーさんとヒラサーさんの妹を演ってるヨネザーさんか

憂「泉美ちゃんの寝るところはここでいい?」

赤沢「何から何まで……」

憂「おかまいなく~」

憂「この部屋はお姉ちゃんの部屋だったんだ」

赤沢「それは……」

憂(えっなにこの空気)

憂「し、死んでないよ!?生きてるから!」

赤沢「え、あ?失礼しました…っ」

憂(ほんとに死んだと思ってたんだ……)

>>36
うまいなちょっと感動した

赤沢「疲れたし早く横になろう……」

赤沢(いい人で良かった……)

赤沢(変なオッサンに拾われてたらたまったもんじゃないわ)

赤沢(……)

赤沢(学校とか、どうなるのかしら)

赤沢(……)

赤沢(震えが……)

赤沢(今さらになって震えが止まらない……!!)ガタガタ

コンコン

赤沢「あの……」

憂「はーい?」ガチャ

赤沢「いっ……一緒に寝ても……いいですか……?」

赤沢「一人じゃ怖いし、寂しいし、不安で押し潰されそうになるんです……」

赤沢「お願いしまっ」ギュ

赤沢「!?///」

憂「ごめんね、一人にして」

憂「もうちょっと泉美ちゃんのこと、考えるべきだったよね

憂「一緒に寝よっか」

赤沢「はい……」

憂「電気消すね?」

パチッ

キマシ

つぎのひ!

赤沢「う~ん……」

憂「泉美ちゃん起きた?ごはん出来てるよ?」

赤沢「はっ!私ったらなにも手伝いしないで……」

憂「いいの、いいの泉美ちゃんはお客さんなんだから」

赤沢「そんな……お手伝いくらいさせてください」

憂「そっか、じゃあ後でお願いするね?」

赤沢「はいっ!」

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百合とかよくわかんないのでとくに意識はしません

赤沢「学校大丈夫なんですか?」

憂「え?うちは土曜日は基本的に無いはずだけど……」

赤沢「ええっ!いいですね……」

憂「中学校も土曜日はお休みでしょ?」

赤沢「えっ」

憂「えっ」

憂「そういえば午後から部活あるけど行く?」

赤沢「なにをやってるんですか?」

憂「軽音だよ、バンド組んでるの」

憂「私はギターなんだあ」

赤沢「ギター弾けるんですか、かっこいいですね」

憂「それほどでもないよぉ~///」

赤沢(……可愛い人)

憂「午前中は何しようか」

赤沢「あっ調べたいことがあるんですよ」

憂「パソコン使う?」

赤沢「あるんですか?」

憂「ほら」

赤沢「うひゃあ」

赤沢「Windows7?」

憂「そっか、10年前っていったら98とかその辺かあ」

憂(XPはいつからだろう……)

赤沢「便利ですねインターネッツって」ポチポチ

憂「あはは……」

憂「ちょっとトイレいってくるね」

赤沢「わかりました」

赤沢「自分の名前を検索してみよう」カタカタッターン

赤沢「……え?」

笑わせるぅ

赤沢「夜見北の災厄のページがヒットしたわ」

赤沢「私たちの年の災厄について書いてある……」

赤沢「……被害者リスト?」

赤沢「ああそっか、未来だから載ってるのか……」

赤沢「ていうか載せて大丈夫なのこんな情報」

赤沢「とりあえず見てみましょう」

赤沢「え……」

赤沢「わたし、死ぬの?」

赤沢「私だけじゃない、」

赤沢「中尾や高林くんも……」

赤沢「ッ!」

赤沢「ゆかりの死亡日は……来週!?」

赤沢「のんびりしてる暇は無いわ!」

憂「今度はどうしたの!?」

赤沢「急がないと……ゆかりが……災厄が……!!」

憂「泉美ちゃん!落ち着いてっ」

赤沢「なにがいけなかったって言うの!!」

赤沢「あいつかッ見崎かッ!!」

憂「」スッ

赤沢「あ……」ギュッ

憂「落ち着いた?」

保守時間目安 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

憂「なるほど……災厄ね……」

赤沢「うぅ……」グス

憂「モタモタしてられないって訳だね」

赤沢「ゆかりがあ……ゆかりが……」

憂「この一週間でなんとかゆかりちゃんを、災厄を消す方法を考えよう?」

赤沢「はい……」グスッ

憂「その前にさ、泉美ちゃん」

赤沢「なんでしょう……?」

憂「だいぶストレスが溜まってるよね?」

赤沢「そうかもしれません……」

憂「リラックス、大事だよ?」

赤沢「でも……」

憂「時間がないのはわかってる、けど疲れがたまってる状態だったらなにも出来ないよ?」

保守

憂「調べものは私にまかせてゆっくり休んでなよ?」

赤沢「はい……」

憂(部室にも連れていこう、正直危なっかしいし)

憂「それにしても凄いなあ、この呪いってやつ」

憂「まるで映画の話だよ」

憂「この年になってもまだ続いてるんだ……」

憂「お昼ごはんも食べたし部活行こっか」

赤沢「私もですか?」

憂「危なっかしくて見てられないよお」

赤沢「うぅ……」

憂「音楽はいい気分転換になるよ?」

赤沢「わかります」

憂「じゃあ行こっか」

保守

朝まで残ってて欲しい
夜勤行ってくるわ

赤沢「災厄についてどのくらいまでわかりましたか?」

憂「泉美ちゃん達の年の災厄についてはだいたい把握したけど……」

赤沢「ほんとですかっ!?」

憂「解決法もあったよ」

赤沢「さすが未来……そんな簡単に……」

赤沢「それで、その方法は……?」

憂「えっとね、」

憂「死者を死にかえすってあったかな」

赤沢「死者を死にかえす……?」

憂「簡単に言うと、本来いるはずのない人間を殺すってことだね、物騒だけど」

赤沢「なるほど……」

赤沢「それで、誰が死者なんですか……?」

憂「ええとね、誰だったかな、副担任の人だったよ」

赤沢「えっ」

赤沢「……三神先生が?」

憂「泉美ちゃん、三神さんをどうするの?」

赤沢「意地悪なこと聞きますね……」

赤沢「死にかえすに決まってるじゃないですか」

赤沢「それが対策係としての使命です」

憂「そっか……」

憂(大勢の命が掛かってるんだもんね、私が口出しできるほど軽い問題じゃない)

憂(それでも、この娘は……)

部室

梓「憂~遅いよ~どうしたのさ」

純「憂が遅いなんてめっずらしいなあってその娘だれ?」

菫「キレイな赤色ですね~」

憂「ごめんねみんな~」

憂「紹介するよ、私の従姉妹の泉美ちゃん!」

赤沢「えっ」

赤沢「あっ初めまして……」

梓「へえ、それで、何しにきたの?」

憂「折角遊びにきてくれのにうちではなんにもできないし、だったらここで過ごそうかな、とね」

梓「そうなんだ、なにか楽器とかはできる?」

赤沢「いえ、聞かせられるような楽器は全く……」

純「んーまあとりあえず!ゆっくりしていってよっ!お茶も淹れてあげるからさっ!」

梓「あんたが淹れてるわけじゃないでしょ」

菫「お茶ですね、準備してきます」


奥田さんってこの頃にはもういるのか?

菫「どうぞ」

純「いただきまーす、ん~おいしい~」ズズ

梓「ホントだ、やるじゃん」ズズ

赤沢(紅茶か……最近はあまり飲まないな……)ズズ

憂「どう?」

赤沢「おいし……」

赤沢「……んまっ」ズズズッ

梓「お茶飲み終わったら練習しよっか」

ー演奏中ー

純「♪」ベンベンベン

憂「♪」ジャコジャコ

梓「♪」ギュルギュルギャイーン

菫「♪」ズンドコズンドコ

ジャラーン……

赤沢(……ふわふわ時間……?なんだそりゃ……?)

赤沢(でも上手かったなあ)

純「どうだった?どうだった?」

赤沢「皆さん上手ですね、可愛い曲でしたし……」

憂「その曲、オリジナルなんだあ」

梓「といっても先輩達の曲、だけどね」

赤沢「曲も自分達で……」

赤沢「カッコよかったです、先輩達の演奏」

憂「ありがとね、泉美ちゃん」

赤沢「……」

憂「戻れるようになるの、いつだろうね」

赤沢「……」グス

憂「あのね、」

憂「私はさ、このままでいいんじゃないかなって思うんだ」

赤沢「?」

憂「勝手なこと言うようだけどさ、やっぱり泉美ちゃんに人殺しなんてしてほしくないな」

赤沢「……相手は死者ですよ」

憂「そうだね……」

憂「それでも、罪悪感っていうのは消えないと思うんだ」

赤沢「……」

憂「今の精神状態で死にかえしたら、きっと泉美ちゃんはおかしくなっちゃう」

憂「それくらい危ういの」

赤沢「そうですね」

赤沢「でも、その前に戻る方法が……」

憂「あったよ」

赤沢「え……」

憂「これも現象の一パターンみたい」

憂「呪われたクラスの関係者は、まれに未来に送られるんだって」

憂「帰ってこなかった人もいるらしいよ」

赤沢「……!」

憂「過去に戻りたくない、とかこちらの居心地がよくて、だったりとか」

赤沢「……」

赤沢「……私だって!」

赤沢「私だって、災厄が起きる過去には戻りたくないッ!!」

憂「……」

憂「戻り方はね、」

憂「死者と戦う、と決心すること」

赤沢「……」

憂「その調子じゃ、まだまだだよね……」

赤沢「そうですね……」

憂「ごはんにしよっか」

赤沢「はい……」

すうじつご!

憂「お料理もだいぶ上手になったね」

赤沢「おかげさまで」

憂「これで恒一くんだっけ?のお嫁さんにもなれるんじゃない?」

赤沢「ちょ……憂さん!///」

憂「あはは、なれるといいね」

赤沢「うぅ……」

赤沢「憂さん」

憂「ん?どうかした?」

赤沢「私、そろそろ帰ります」

憂「決心できた?」

赤沢「はい」

憂「覚悟も?」

赤沢「あります」

赤沢「対策係として、クラスのみんなを、いやクラスの関係者全員を救います!」

赤沢「たとえ私がどうなろうとも……」

憂「……」

ピカア……

憂「泉美ちゃんの周りが、すこし、光ってる……?」

赤沢「わわ」

憂「あ、ちょっと待ってて渡したいものがっ」ダッ

赤沢「わわわっ」

憂「はい、これ」

赤沢「なんですか?この錠剤……」

憂「お薬だよ」

憂「とーってもよく効くね」

赤沢「え……」

>>116
憂「過去に帰るのかな?」が抜けた


憂「間違っても他の人には飲ませちゃダメだよ?」

憂「恐ろしいことになるから……」

赤沢「……」

憂「三神さん、だっけ?その人に飲ませてあげて」

赤沢「いえ……」

赤沢「自分の力でやります」

憂「え~」

憂「もうっここまで来たんだから最後まで頼ってよお」

赤沢(頼るとかそういうレベルじゃないでしょこれは)

憂「じゃあね!」

憂「またいつか、ここの世界で……」

赤沢「はいっ」

赤沢「憂さん、お世話になりました」

赤沢「ご飯からお風呂に、寝るところまで……」

赤沢「すてきな演奏も聴かせてくれましたし……」

赤沢「体にお気を付けて……」

憂「あは、泉美ちゃんこそ、ね」

赤沢「はい」クスッ

赤沢「本当にありがとうございました……」

赤沢「軽音部のみなさんにもよろしく……」パア

憂「はーい」

バシュン……

憂「この一週間、楽しかったよ泉美ちゃん」

憂「……」

憂「寂しく、なるなあ」

ピンポーン

憂「はーい?ただいま~」

ーーーー

赤沢「ここは…?」

恒一「あ、赤沢さん!?赤沢さんだよね!?」

赤沢「恒一くん!?」

恒一「どうしたのさ、この一週間!」

赤沢「色々あってね……」

赤沢「いや、それより……今日は何曜日!?」

恒一「木曜日だけど……」

赤沢「大変!急がないとゆかりが……」

赤沢「いや、冷静に冷静に……」

赤沢「コホン、え、えっと、恒一くん、ちょっとあなたの家まで連れていってくれるかしら」

恒一「え……?わかったよ」

恒一くんの家

怜子「赤沢さん!?どうしてたの?今まで」

赤沢「ごめんなさい……家出です」

怜子「まあいいわ、今車出すから……」

赤沢「ちょっと待ってください!」

赤沢「明日、帰りますから今晩はここに泊めてくださいっ!」

怜子「え、でも……」

赤沢「家にはちゃんと連絡しますからっ」

赤沢「お願いします!!」

怜子「わ、わかったわ」

赤沢(ふう……なんとかなったわあとはこれを飲ませるだけ……)

恒一「赤沢さん、お風呂入ってきたら?」

赤沢「ええ、あとでねお先にどうぞ」

恒一「わかった先に入ってくるね」

ーーーー

赤沢「三神先生、お茶が入りましたよ」

怜子「あら、ありがとう」ガチャ

赤沢(これで……)

ーーーー

10年後

赤沢(あれから、災厄は止まったやはり三神先生は死者だったのだ)

赤沢(被害は最小限に食い止められた)

赤沢(本来死んでいたはずの私もこうして生きている)

恒一「泉美?どうしたの?ボーッとして」

赤沢「いいえ、なんでもないわ」

赤沢「私が未来に飛ばされたのはちょうどこの頃ね……」

恒一「泉美?」

赤沢「あら、声に出してたかしら」

赤沢「なんでもないわ、気にしないで」

恒一「へんな泉美」

赤沢(この家に電話をかけたのよね……)

赤沢「……」

プルルルル……

赤沢「!」

恒一「よいしょっとって……うわっ!?」ドカッ

赤沢「はいもしもしっ?」

赤沢「ええ、そうよ」

赤沢「うん……」

赤沢「わかったわ」

赤沢「頑張ってね、」

赤沢「え?その人はとても親切だから心配ないわ」

赤沢「ええ、わかったわ、じゃあ切るわね」

赤沢「はーい」プツッ

赤沢「うまくやってくれるかしらあの子……」

赤沢「心配ないわよね」

恒一「ああ、今日がその日だったんだ……」

赤沢「ええ」

ー数日後ー

赤沢「ちょっと車借りるわね」

恒一「どうしたの?急に……」

赤沢「そこまで遠出はしない、夜までに帰ってくるわ」

赤沢「それじゃあ行ってきます」ブロロ…

恒一「行っちゃった」

恒一「ふう」チラッ

恒一「泉美ったらギターのアンプ、出しっぱなしじゃないか……全く……」



赤沢「♪」ブロロ…

おわりです
かなり頑張ったよ

途中で寝ちゃってごめんね

最後までお読み下さり、誠にありがとうございます。
皆様、お気づきかもしれませんが、この話のテーマは“家族愛”です。
人と人との関係が希薄な昨今、やはり最後まで味方でいてくれるのは家族だけだと思います。
皆様にこの作品を通じて、家族の大切さを再認識していただけたらと思います。

長々とお付き合いいただき、重ね重ね感謝の言葉を述べさせていただきます。
最後にこのような駄文を載せることは蛇足と思いながらも、謝辞を言わせていただきます。

自分は、物書きとしてまだまだだと思いました。
力量不足のため、わかり辛い表現が多かったことも多々あったと思います。

それでもお読みくださった皆様に御一層の発展を願います。

キモすぎワロタ

>>133
^^;

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