エルシィ「…で、神様、安価とはなんですか?」
桂馬「いいから見てろ、安価通りに進めばエンディングは必ず見えてくる…!」
エルシィ「な、なんだかよく分かりませんが凄そうです…!」ゴクリ
ドロドロドロドロ
エルシィ「タイミングよく来ました!駆け魂です!」
桂馬「誰の駆け魂だ!?」
エルシィ「えぇと…あの人です!」
その人物とは>>5
神兄さまだろドアホ
再>>10
桂馬の母親
麻里「ふんふーん♪」
エルシィ「………」
桂馬「……」
桂馬「それで?誰なんだその駆け魂の持ち主は?」
エルシィ「あれれ?確かに反応してるんですが…」
ドロドロドロドロ
エルシィ「ここにいる人は…まさか…!」
エルシィ「お母様ですよ!神様!」
桂馬「…は?」
エルシィ「今回のターゲットは神様のお母様です!」
桂馬「………」ポカーン
桂馬「…こ、今回は手を引こう…」
エルシィ「ダメですよ~!誰であろうと駆け魂を勾留しなければ2人とも死んじゃいますよ!」ワー
桂馬「くっ…!だが今回は相手が悪すぎるだろ!!」
エルシィ「そんなこと言われても…そうだっ!」
エルシィ「今こそさっき言っていた”安価”の力を頼る時です神様!やりましょう!」
桂馬「…く、クッソォォォオ!もうどうとでもなれ!」
桂馬「まずは>>28だ!!」
日頃の感謝を込めて肩を揉む
桂馬「…ふぅ…まずは軽めので助かった…」
エルシィ「”安価”とは自分の思い通りにはならないんですか?」
桂馬「なったらそれは安価じゃないと言っても過言ではないな、とりあえず安価は絶対だ…!」
麻里「ふんふーん♪」
桂馬「ね、ねぇ母さん?」
麻里「あら、どうしたの桂馬?」
桂馬「き、今日はお店暇だね…」
麻里「そうね、お昼回ってからは1人も来てないわ…」
桂馬「……ウン」
麻里「…??」
桂馬(ダメだ、ターゲットとしてみたら余計やりづらい!!)
桂馬(自然だ…!あくまで自然に…)
桂馬「か、母さん、最近疲れてない?」
麻里「え?大丈夫よ?」
桂馬「いや疲れてるね!肩でも揉もうか!」
麻里「え、えぇ…じゃあお願い」
麻里(なんだが桂馬の様子がおかしいわね…いきなり肩を揉むなんて…)
麻里(まさか…!)
麻里(親孝行!!!)
麻里「嬉しいわ桂馬…!」ブワッ
桂馬「えぇ!?どうしたの母さん!?」
これは…需要あるのか?
>>37
そんなこと言われても…
麻里「あ~…いいわ桂馬…」ニコニコ
桂馬「そう…良かったよ…」モミモミ
桂馬(待てよ…そういえば駆け魂を心から追い出す方法は恋だけじゃなかったよな…)
桂馬(なら別に母さんと恋しなくてもいいんだ!)ピコーン
桂馬(そうと決まればなにか他に母さんの心を満たすようなこと…)
桂馬(それは>>50だ!!)
ママンの運転するバイクにニケツ
桂馬(元暴走族なんだ…バイクに乗って爽快感を得れば満足して駆け魂が出ていくかも…)
桂馬(確証はないが…やるしかない…!)
桂馬「ね、ねぇ母さん…最近バイク乗ってるの?」
麻里「え?そうねぇ…もうやめたから乗ってないわ…」
桂馬「僕最近バイクに興味が出始めたんだ!一回後ろに乗りたいな!」
麻里「あらそう?」
ーーー
ーー
ー
桂馬「僕は神だ…神になったんだ…」ポカーン
色々あってお母様から駆け魂は無事出ていきました!
語り:エルシィ
完
エルシィ「神様!いい加減戻ってきて下さい神様!」
桂馬「僕は神だ…神に…ハッ!!」
エルシィ「神様!!」
桂馬「なんだろう…母さんのバイク乗ってからの記憶がない…」
エルシィ「大変だったんですね…」
桂馬「そうだ!駆け魂は!?」
エルシィ「安心してください!ここにちゃんとあります!」
桂馬「と、いうことは母さんの心の隙間は暴走族時代の思い出で埋まったのか…」
エルシィ「そうみたいですね!今回もありがとうございました!」
桂馬「これで出てなかったら体を張った意味がなかったからな…」
すみませんお風呂入ってきます
桂馬「さてと…もう終わったろ…終わりだ終わり…ゲームゲーム…」
エルシィ「もー…またゲームですか…」
カランカラン
麻里「あっ、いらっしゃーい」
>>100「こんにちわ」
ドロドロドロドロ
エルシィ「神様!今来たお客さんから駆け魂の反応が!」
桂馬「なにぃ!?嘘だろ!」
このSSまとめへのコメント
まさかのkskして終わりやがった…。