のび太「自殺の練習だって?!」(222)

ジャイアン「そうだ自殺の練習をしてみろよ」

スネオ「お前なんて生きてる価値ねぇーからさっさと死ね」

のび太「そんなことできるわけ…」

ジャイアン「俺様の言うのことが聞けないって言うのかよ!」

のび太「そ、そういうわけでは…」

ジャイアン「じゃあ、やってみせろよw」

僕の名は野比のび太、ごく普通の平凡な中学生だ。
ドラえもんがいなくなってからというものジャイアン達の
イジメはエスカレートするばかりだった。
ある日、僕は学校の屋上に呼び出され自殺の練習なるものを要求されたいた。

のび太「どうか、許して下さいお願いします!」

ジャイアンスネオ「アハハハ!!」

のび太「なにがおかしいんですか!」

ジャイアン「だから、練習だって言っただろう」

スネオ「こいつ本気にしてやがったぜ」

のび太「冗談でもこんなことしていいと思ってるのか!」

ジャイアン「なんだよ俺様に意見するって言うのか?

のび太「いいえなんでもありません」

スネオ「本当にさっさと死ねばいいのに」

ジャイアン「変な奴がいなくなればこの町も少しはよくなるだろうよ」

のび太「なんで僕がこんな目に合わなきゃならないんだ…」

ジャイアン「おう!スネオ、これからゲーセンに行こうぜ!」

スネオ「いいですねぇー、ぜひお供しますよ」

しずか「ちょっと!剛田君!今日掃除当番でしょう!」

ジャイアン「うるせぇな!俺様に意見するんじゃねぇーよ!」

しずか「なんなのよ!あの態度!」

女生徒A「まぁーまぁー。あんな奴らに関わらないほうがいいって」

のび太「しずかちゃんにまであんな態度とるなんてなんて横暴なんだ」

女生徒B「ちょっと!邪魔だからどいてくれる?」

のび太「あ、すみません」

女生徒B「掃除当番でもないのならさっさと帰ればいいのに」

のび太「…」

のび太「そう、僕はクラスでのけ者にされている。
    バカだのキモイだの暴言を浴びせられ、ジャイアンを始めとする
    いじめっ子グループから暴力を振るわれる日々が続いていた
    今日はテストが返される日だったがまた0点だった
    家に帰るのも気が重い」

のび太「ただいまー」

玉子「のび太!あんたまた0点だったらしいわね」

のび太「なんでそのことを」

玉子「のび太の成績を心配してわざわざスネオさんが知らせに来てくれたのよ」   
    

のび太「ママ、それは違うんだ。スネオは嫌がらせ目的で…」

玉子「スネオさんが嘘を付いているとでもいうの?」

のび太「いや、嘘ではないんだけど実は僕…」

玉子「いいから、居間に来なさい!」

のび太「疲れて帰ってきてるのにまた説教か…」

玉子「努力をしないからこんな点数になるんです。ちょっとはスネオさんを見習いなさい!」

のび太「あんな狂った奴を見習えとは本当になにもわかってないんだな…
    学校で自分の息子が自殺の練習をさせられていたなんて夢にも思ってないんだろうな」

玉子「ちょっと聞いてるの!」

のび太「はいはい、スネオを見習えばいいんでしょう」

玉子「その様子じゃ全く反省してないわね」

のび太「何も知らないクセになにが反省だよ…こっちは勉強どころじゃないっていうのに」

のび太「学校や先生に訴えても無駄なことはわかっていた。
    何故かと言うとスネオやジャイアンの両親は地域の有力者だからだ
    スネオの母親はPTA会長、父親は広告代理店社長
    ジャイアンの父親は警察署長で母親が雑貨店の経営者
    僕みたいな凡人が立ち向かえる相手ではないのだ」

のび太「やっと、お説教タイムが終わったな。
    なんだこれは!部屋が荒らされてるぞ!
    僕の大事な貯金箱がなくなってるし…」

のび太「大変だよ!ママ!」

玉子「なんなのよ騒がしいわね」

のび太「泥棒だよ!家に泥棒が入ったんだよ」

玉子「そんなことで話題をそらそうたってそうはいきませんからね」

のび太「本当だよ部屋が滅茶苦茶に荒らされてて貯金箱が盗まれてたんだよ」

玉子「のび太がちゃんと管理してないから貯金箱を無くしたりするんです」

のび太「もういいよ!ママがあてにならないのなら警察へ行くよ」

玉子「ちょっと!待ちなさい!のび太」   

のび太「まったく、どいつもこいつも頭に来るな
    僕がなにをしたっていうんだよ」

ジャイアン「よお!のび太!お探しの物はこれかい?」

のび太「これは僕の貯金箱!もしかして部屋を荒らした犯人は君たちかい?」

ジャイアン「ピンポ~ン!」

スネオ「大当たり!」

のび太「どうしてこんなことをするんだ!これは立派な犯罪行為だぞ!」

ジャイアン「それがどうした。俺たちに法律なんて通用しないんだよ!」

スネオ「のび太のクセに法律に守って貰おうなんて生意気だぞ」

のび太「もういいよ!警察に被害届出してやるからな」

ジャイアン「どうぞ、ご勝手にw」

スネオ「どんな結果だったか聞かせてよw」

警察にて

警官「え?被害届を出すって?」

のび太「同級生に部屋を荒らされて貯金箱が盗まれたんです」

警官「それくらい自分でなんとかできないのかい?」

のび太「僕にとっては貴重なお金なんですよ
    その同級生にはこれまでも何度も嫌がらせを受けてるんです!」

警官「しかし、証拠がないと捜査ができないんだよ」

のび太「証拠を探すのがおまわりさんの仕事でしょう!」

警官「我々もいろいろと忙しいもんでね」

のび太「僕がこんなに苦しんでるのに…」

警官「悪いね…今回は不受理ということで」

のび太「そ、そんな…」

のび太「ある程度、妨害は予想していたが。まさか被害届を
    受け付けても貰えないなんて思わなかった。
    ジャイアンの父親の圧力でもあるんだろうか…
    警察もあてにならないのなら僕は誰を頼ればいいんだ…
    奴らの言う通り死を選ぶしかないんだろうか…」

出木杉「やぁ、のび太くんじゃないか」

のび太「で、出木杉君!」

出木杉「久しぶりだね、みんなは元気かい?」

のび太「まぁ、元気が良過ぎる位で…
    出木杉君こそなんでここに?」

出木杉「彼女の家がこの近くにあるもんでね」

のび太「ああ、なるほど…」

出木杉「大丈夫かい?元気なさそうだけど」

のび太「無気力なのはもともとだから気にしないで」

出木杉「ならいいんだけど、おっと早くしないと塾に間に合わなくなる  
    それじゃあ僕はこの辺で」

のび太「うん、気を付けて。 
    僕も出木杉みたいに有名進学校に行きたかったな
    そうすればこんな目にあわずに済んだのだろうか…」

のび太「僕が努力をしなかったからこんな目にあってるのか…
    小学生の時もっと勉強をしていればこんなことには
    ならなかったのか…もしものことを考えてもしょうがないことは
    わかっているがいまだに後悔の念が消えることはない。
    ドラえもんがいた時代が奇跡のようなもので現実は
    空から美少女が降ってくることもなければ未来からお助けロボットが
    やってくるなんてありえないよな。
    一体、誰が僕を助けてくれるというのだろうか」

のび太「ただいまー。誰もいないのか
    ママがいないと逆にホッとする自分がいた
    気晴らしにテレビでも見るか」

テレビを付けるのび太

テレビ「夢のジャパネットたかた~♪」

のび太「なんだテレビショッピングか…他のチャンネルにするか」

テレビ「今日は、初登場美少女ロボットのご紹介です」

のび太「うん?美少女ロボットだと!?」

テレビ「あの未来デパート社が開発した昨日発売したばかりの
    RH300型ロボットです。まず驚くのがとにかくかわいいんですよ
    まずはこのクオリティーをじっくりご覧下さい。私も思わず一目ぼれしちゃいましたよ…」

のび太「うわーめっちゃくちゃかわいいんですけど…このロボット」

テレビ「見た目だけじゃありませんよ、機能性にも大変優れているというね
     見て下さいこのスムーズな歩き方、二足歩行はもちろん走ったり
     感情に合わせて顔の表情も変わってくるという…」

のび太「欲しい…めちゃくちゃ欲しい」

テレビ「もちろん、喋ることもできます。このかわいらしい声もいいですね。
     父の日のプレゼントにもいかがでしょうか。」

のび太「早く値段言えよ!」

テレビ「今、注文が殺到していて生産が追いつかないということで
     我々も確保するのに大変苦労をいたしました。
     今回は、限定1500体で新製品でですよ
     なんと…送料無料で299万9800円!!
     これは、この手の商品としては破格の値段ですよ!」

のび太「うわー、こんな高いの僕には無理だよ」

テレビ「ぜひ、分割払いもご利用下さい。100回まで分割金利手数料は
     当社負担ですからね。月々3万円の均等払いが可能です」

のび太「そうか!分割で買うって方法があったか
     でも、月3万か…僕のお小遣いじゃ到底足りそうにないな…」

寝る前

のび太「あのロボットかわいかったな…欲しい絶対欲しい…
    もしあのロボットを買ったらしずかちゃんって名前にするんだ
    そしてあんなことやこんなことをして…ムフフ…
    ヤバイ興奮してきた!なんとしても手に入れたいなあのロボットを…」

翌朝

のび太「今日も憂鬱だな学校なんて行くのやめようかな」

玉子「のび太!早く起きなさい!」

のび太「こっちの気も知らずにいい気なもんだな
    頭痛いから今日休むよ」

玉子「なにバカなこと言ってるの!これ以上休んだら内申書に響くわよ!」

のび太(なんだよ、口を開けば成績のことばかり。
    ママは大事な一人息子が自殺してもいいって思ってるのか?)

玉子「つべこべ言わずにさっさと支度しなさい!」

のび太「はいはい、わかりましたよ。結局行かなきゃならないのか…
    いってきまーす。
    どうせ今日も殴られるんだろうな…
    あ!しずかちゃんだ!これは朝からついてるかもな!
    おーい!しずかちゃ~ん!」

女生徒A「嫌だ、あれのび太じゃない?気安くちゃん付けなんかで呼んじゃって
     マジキモイんだけど。無視して行きましょう」

しずか「で、でも…挨拶くらいはしないと…」

女生徒A「あんな奴に関わったらしずかまでイジメられちゃうよ!
     それでもいいの?」

しずか「わ、わかったわ」

女生徒A「それがかしこい判断よ」

のび太「また、無視か…。どうせ女Aにそそのかされたんだろうけど
    というかそう信じたい。」

教室

のび太「うん?なんか教室が騒がしいな」

スネオ「見てよこれ、最新型美少女ロボットSH700型こと骨川マミって言うんだ
    パパがフランス旅行のお土産に買ってきてくれたんだ」

男生徒A「すごいやスネオさん!」

男生徒B「マジで半端なくかわいいな」

ハルオ「いいな~羨ましいっすよ」

のび太「まさか、あれって!」

スネオ「いやー参ちゃうよ。昨日から僕にすっかりなついちゃってさ」

ロボット「スネオさんだい~すき!」

スネオ「僕もだよマミ」

ハルオ「うおおおおお。俺も超欲しい」

スネオ「無理無理、君たちのお小遣いで買えるような物じゃないんだよ」

ハルオ「わかってはいるけど」

男A「でも、欲しい…」

男B「男子の憧れだよな」

スネオ「おい、ハルオ!あまりマミに近づくなって!」

ハルオ「だってかわいいんだもん!」

スネオ「お前の汚い汁がついたらどうするんだよ!」

マミ「まぁまぁ、そこまで言わなくても」

スネオ「ロボットのくせに僕に意見するとは生意気だな!」

マミ「す、すいません」

スネオ「お前は僕の言う事だけ聞いていればそれでいいんだよ」

マミ「はい…」

ハルオ「スネオ君いくらロボットだからってあまりきつく言うのはどうかと…」

スネオ「はぁ?僕の所有物をどうしようと僕の勝手だろうが!」

ハルオ「所有物って…」

スネオ「もういいや、お前らなんかに見せてやるんじゃなかったよ!」

男生徒A「そ、そんな…」

男生徒B「もう少し見たいのに…」

スネオ「さぁー、早く自分の席に戻った戻った」

男生徒A「ちぇー」

男生徒B「ハルオのせいだからな!」

ハルオ「俺が余計なこと行ったばかりに」

のび太「テレビでやってたのとはちょっと違うけど
    あれはあれでかわいいな、スネオなんかにはもったいないよ」

先生「さぁーみんな席について。まずは、出席をとるぞ…って
   骨川なんなんだその子は外国の子か?」

スネオ「パパが買ってきてくれたロボットですよ。かわいいでしょう?」

先生「本当にロボットなのかそれ?」

スネオ「見た感じはロボットとはわからないほど精巧にできた新型なんですよ」

先生「ロボットにせよなんにせよ事前に許可を…」

スネオ「なんですか?聞こえないな?」

先生「いや、だからそのようなものを学校に持ちこむのはどうかと」

スネオ「僕に言いがかりをつけるとはいい度胸してますね」

先生「言いがかりではなくこれは正当な…」

スネオ「もしもしママ?担任の山田が僕に言いがかりを付けてくるんだけど…」

先生「おい!何をやってるんだ骨川!」

スネオ「担任を異動させるようにママにお願いしたんですよ。
    もうじき来ると思いますよ」

先生「私はそんなつもりでは…」

スネオ「今更謝ったって遅いですよw」

先生(骨川の両親がモンペだったこと忘れてたな…)

ジャイアン「うーす、遅れて来たぜ」

先生「剛田お前はいつになったら遅刻をしなくなるんだ?」

ジャイアン「なんですか?なにか文句でも?」

先生「…いや、なんでもない。さっさと席につきなさい」

ジャイアン「おい、スネオ、お前のヒザの上にいる子はなんなんだ?」

スネオ「ああこれ?ロボットだよパパがお土産に買ってきてくれたんだ」

ジャイアン「それにしてもよくできてるな。俺にも触らせろよ!」

スネオ「ちょっとだけならいいけど扱いは丁寧にしてよ」

ジャイアン「さぁ、おじちゃんと遊ぼうかマミちゃん…」

マミ「スネオさんこの人なんか怖いわ」

スネオ「大丈夫だよ僕の友達だから」

マミ「ちょっと!どこ触ってるんですか!」

ジャイアン「いいじゃんかよ!減るもんじゃあるまいし」

マミ「スネオさんなんとかして下さい。」

スネオ「お前はロボットなんだから人間さまの言う事を聞いていればそれでいいんだよ」

のび太「スネオの奴ロボット相手だと思って好き放題やってるな
    僕にもやらせ…じゃなくて止めなければな」

マミ「キャー!誰か助けて」

スネオ「静かにしろよ!」

のび太「そ、そういうの良くないと思うな」

ジャイアン「なんだって?」

のび太「いくらロボット相手でもそういうのはやめるべきだよ」

スネオ「僕のロボットを僕がどうしようと、僕の勝手だろう!
    のび太は引っ込んでろよ!」

ジャイアン「そうだそうだ!」

のび太「確かにスネオのものかもしれないけどロボットにだって人格はあるんだよ」

ジャイアン「のび太ごときがこの俺様に説教するつもりか?
      どうやら痛い目にあわないと分からないみたいだな…」

スネオ「ジャイアンさん、僕にいいアイデアがあります」

ジャイアン「なんだよアイデアって」

スネオ「ちょっとマミを返して貰いますよ」

ジャイアン「なにするんだよ!」

スネオ「まぁ、見てて下さいよ。おい!マミ!」

マミ「は、はい」

スネオ「お前確か電流出せたよな?」

マミ「出せますけど…」

スネオ「その電流を使ってのび太を追い払ってくれ」

マミ「これは非常用で人を攻撃するためのものではありません」

スネオ「僕がいいと言ったらいんだよ。
    お前はつべこべ言わずに僕の命令だけを聞け!
    さもなくばお前をオークションで売ってやるからな!」

マミ「そ、そんな…」

スネオ「これは、命令だ!電流でのび太を追い払うんだ!」

マミ「スミマセン、のび太さん」

のび太「え?どういうこと?」

マミから放たれた電流にやられるのび太

のび太「うぎゃあああああああああ」

スネオ「ハハハ、ざまぁーみろ!」

ジャイアン「いいぞ!もっとやれ!」

のび太「わかった僕が悪かったよ、これ以上やられたら死んじゃうよ…」

スネオ「よし、これくらいでいいだろう。
    いいか、これに懲りたら二度と僕らに逆らうんじゃないぞ!」

ジャイアン「おい、スネオ。早くこのロボットで遊ぼうぜ!」

スネオ「邪魔が入らないように僕の家に行こう」

ジャイアン「いいね、それ」

のび太「僕は、正しいことをしただけなのになんで謝らなきゃならないんだ…」

のび太「今日も散々な日だったな」

玉子「申し訳ありません、のび太にはよく言い聞かせておきますんで…」

のび太「ただいまー」

玉子「のび太!あんたなんてことしてくれたの!」

のび太「え?なんのこと?」

玉子「とぼけても無駄よ、骨川さんから電話があって。スネオさんに暴言を吐いたらしいわね」

のび太「ああ、あれは暴言じゃなくてただ注意しただけで…」

玉子「のび太は大したことない認識でもスネオさんは繊細だから
   傷ついたのよ。」

のび太「だって、僕は悪くないし」

玉子「成績のことだけでも頭が痛いのに、よりによってスネオさんに暴言を吐くなんて
   本当どうしようも無い子ね。どうして、こんな子に育ってしまったのかしら。」

のび太「僕の話も聞いてよ!」

玉子「いいわ、あとでみっちりお説教してあげるから覚悟なさい
   今からそのことで臨時の保護者会に行ってくるから
   どんな事実が出てくるのか楽しみだわ」

のび太「違うんだよ僕はただ…」

外出してしまう玉子

のび太「なんだよ、自分の子供よりスネオを信じるって言うのかよ!」

のび太のパパ「ただいまー」

のび太「おかえりなさい」

パパ「なんだ、ママはいないのか」

のび太「ちょっと用事ができたみたいで…それよりどうしたの?
    その大きい箱」

パパ「ああこれか、今日ゴルフのコンペがあってね。
   ブービー賞で貰ったんだよ。中身はロボットとかいう話だけど…」

のび太「まさか…あのテレビでやってた奴かな?」

パパ「パパもよくわからないんだけど、ブービー賞だから多分安物だろうね」

のび太「開けてみていい?」

パパ「パパはそういうのあまり興味無いから。のび太にあげるよ」

のび太「本当に!?やったー!ついに夢の美少女ロボットが手に入ったぞ!」

ロボットを部屋に運ぶのび太

のび太「とりあえず開けてみようどんな顔か楽しみだな。
    スネオのより貧乳であまりかわいくないな…
    まぁ、平均的な2次元の女の子よりかはかわいいからよしとするか。
    まずは、説明書を読まないとね。」

のび太「耳がスイッチになってるのか」

スィッチを押すのび太

のび太「なんか、動き出したぞ」

ロボット「お前、誰?」

のび太「え?第一声がそれ。僕は、野比のび太だよ
    えっと君の名前は…そうか僕が付けるんだよね」

ロボット「私は京子だ」

のび太「え?購入者が名前付けるんじゃないの?」

京子「前の所有者が付けた名前だ」

のび太「…中古かよ!」

京子「悪かったな中古で」

のび太「いえ、そんな深い意味では…」

のび太(なんだこいつ。声が低い上に全く愛嬌が無いぞ…)

京子「おい!」

のび太「は、はい」

京子「飯はまだか?」

のび太「え?ロボットってご飯食べるの?」

京子「当たり前だ、動力源が原子力でも核分裂の際にエネルギーが必要になるからな」

のび太「え?君の動力源って原子力なの?
    テレビでやってたのは、ソーラーパワーと蓄電池だったのに…」

京子「最新型はどうかしらんが。私の世代のロボットは原子力だよ
   取り扱いを誤ると影響は計り知れないがな」

のび太「そんなことさらっと言うなよ…」

京子「そもそも私は戦闘用に特化したロボットだから
   テレビで売られてるような愛玩用とはわけが違う」

のび太「じゃあ、悪人をやっつけたりとかもできるわけ?」

京子「まぁ、普通の人間なんてイチコロだろうな」

のび太「それじゃあ、ぜひ倒して欲しい悪者がいるんだけどさ…」

京子「どんな奴だ?」

のび太「そいつらいつも僕のことバカにしていじめてくるんだ
    この前なんて自殺の練習なんてさせられたんだよ」

京子「自殺の練習ね…」

のび太「なにか引っかかることでもあるのかい?」

京子「私の前のマスターがいじめっ子だったなってちょっと思いだしたんだよ」

のび太「本当、そういうの許せないよね」

京子「当時の私らは本当に狂ってたな、蜂を食べさせたり、手を縛って暴行したり
   自殺の練習もさせたっけな」

のび太「ジャイアンみたいな奴らだね」

京子「それで、いじめてた奴が本当に自殺してしまってさ」

のび太「まさか、京子さんもそのいじめに加担してたのかい?」

京子「しょうがねぇーだろう!マスターの命令だったんだからよ
   ロボットである私に選択肢があると思うか?」

のび太「それはそうかもしれないけど」

京子「でさ、それがまたエラい騒ぎになっちまってよ
   そのいじめっ子達は日本中のお尋ね者になっちまった
   テレビでは名前や顔は伏せれられてるけど
   ネット上にいじめてた奴らや関係者のありとあらゆる情報が流失しっちまったんだよ」

のび太「僕も知ってるよその事件。主犯格の顔写真もネットでみたことあるし」

京子「私はロボットだからそんなのはどうでもよかったけど
   いじめっ子の逃亡資金のために身売りされたってわけよ」

のび太「それで今、ここにいるってわけか」

京子「私も正直やりすぎたと反省してる。まぁ、反省したところで被害者が
   戻ってくるわけでもないけどな。
   要するになにを言いたいのかと言うとのび太君もそのいじめっ子と同じことをするのかと」

のび太「僕をそんな奴らと一緒にするな!
    僕はイジメをしようっていうんじゃない
    イジメてる奴らに復讐するだけだ!」

京子「それでのび太君の気がすむのなら。
   私はそのいじめっ子とやらを徹底的に潰すけどね。」

のび太「ぜひ、よろしく頼むよ」

京子「最大限協力はするけど、どんなことになっても私は一切責任を取らないからな」

のび太「責任なんて取る必要ないさ。あんな奴ら地獄にでも落ちればいいんだ」

翌日

のび太「いやー今日は京子さんがいてくれるおかげで学校までの足取りが
    軽やかだね。あ!しずかちゃんだ!
    おーい!しずかちゃ~ん!無視しないでよ!
    しずかちゃんったら!」

しずか「…」

のび太「なんだよ!また無視かよ!」

京子「あの女がジャイアンか?」

のび太「ジャイアンではないけど最近僕のこと無視するからむかつくんだよね」

京子「ちょっとしめてくるか?」

のび太「いや、まずはとりあえずジャイアンとスネオからやろう」

教室

スネオ「ほら、さっさと僕の分の宿題やれよ。高いくせにノロマなロボットだな」

マミ「す、すみません」

のび太「いた!あいつがスネオだよ」

京子「ほほぉ~う」

のび太「やぁ、スネオ君」

スネオ「なんだよ!バカがうつるからあっちいけ」

のび太「いいのかな?僕にそんなこと言って」

スネオ「なんだと!また生意気な口を聞くつもりか
    今度は、本気で殺してやるからな」

のび太「それは脅迫だよスネオ君」

スネオ「それがなんだ、だったら警察に行って被害届けでもなんでもだせばいいだろう!」

のび太「その必要は無い、僕には警察より頼もしい味方がいるからね」

スネオ「な、なんだこのでかい女は?」

京子「初めましてスネオ君。個人的に君に恨みはないけどマスターの命令なんでね」

スネオ「マスターの命令だって!?さては、お前ロボットだな
    どうしてのび太がこんなものを!」

京子のパンチがスネオの背中を直撃する。

スネオ「グハァ!!」

血を吐き出し気絶するスネオ。

マミ「ス、スネオさん!やめて下さい!どうしてこんなことをするんですか」

京子「だから、言っただろうマスターの命令だって。
   関係ない奴を巻き込むのは不本意だけどお前がスネオの味方をするっていうのなら
   遠慮なくやるからな。」

マミ「のび太さん、この人を止めて下さい!」

のび太「それは無理だね。」

マミ「どうしてですか!のび太さんがやってることはイジメと同じです!
   こんなことは今すぐやめるべきです!」

のび太「勘違いしないで貰いたいね、これはイジメじゃなく復讐なんだよ
    マミさんだって知ってるだろう僕が散々スネオ達にいじめられてたのを」

マミ「だからってこんなこと…」

京子「おらよっと」

マミを持ちあげる京子。

マミ「何するんですか!」

京子「最新型だけあって軽いなお前」

マミ「おろして下さい!」

京子「そんなに言うならおろしてやるよ。ほらよ」

窓の外にマミを投げ捨てる京子。

のび太「ちょっと、やり過ぎなんじゃないか?」

京子「あいつはロボットだから、こわれたとしても修理すりゃ済む話だろう
   さてとスネオは気絶してるけどどうする?」

のび太「ここで殺すのはもったいないな。もうしばらく生かしておいて
    生き地獄を味わせてやろうよ」

京子「マスターがそう言うのならとどめはささないでおくか」

のび太「よし、次はジャイアンだ」

ハルオ「おい、なんだあれは」

男生徒A「のび太がでかい女連れて歩いてるぞ」

のび太「痛い目にあいたくなければ道を開けろ雑魚ども!」

先生「野比君、こういうことは事前に許可を得て…」

のび太「だからさ、雑魚は引っ込んでろって言ってるだろう」

京子「で?そのジャイアンとか言う奴はどこにいるんだ」

のび太「会いたくない時は会うのにこういう時に限って会わないんだよな」

そのころジャイアンはハルオからのび太がでかい女を連れて歩いているという
情報を得て念のため隠れていた。

ジャイアン「おいおい、のび太が引き連れてる女がマミを倒したってマジかよ
      一体なにものだよそいつただの人間じゃないことはたしかだな。
      まさか、のび太がロボットを手に入れたとか?
      いや、いや、のび太があんな高価なもの手に入れられるわけがないし…
      ずっと体育倉庫に隠れててもしょうがないしな」

のび太「ジャイアンの奴一体どこに行ったんだ?」

京子「もしかして、私たちにかんづいて隠れているのかもな」

のび太「まさかあのジャイアンが隠れるなんてこと…」

京子「そりゃ、マミを倒した相手がいると聞いたら誰だって逃げだすだろうな
   あれだけハデにやったんだからジャイアンが私たちに関する情報を
   得ていてもおかしくないだろうね」

のび太「普段あれだけ威張り散らしてるくせにとんだチキン野郎だね」

京子「まぁ、見つけ出す方法はあることはある」

のび太「どうやって?」

京子「ジャイアンの携帯をハッキングしよう。逃げてるということは
   誰かと連絡を取り合ってる可能性がある」

のび太「なるほど…ってそんなことできるのか」

京子「このアンテナを使って傍受することができる」

のび太「それ、アホ毛じゃなくてアンテナだったのか」

京子「感知した、体育倉庫のほうだ!」

のび太「よし行こう!」

その頃スネオは

しずか「起きてスネオさん」

スネオ「う、うん…あれ?僕は一体何を…」

しずか「ここで気絶してたのよ、今救急車呼んだから」

スネオ「それより、マミはどこに行った?」

しずか「マミってあのロボットのこと?」

スネオ「そうだよ、あれ高かったんだぞ!」

しずか「私に言われても…」

ハルオ「大変ですスネオさん!」

スネオ「どうしたハルオ?」

ハルオ「マミさんが花壇の中で発見されたって…」

スネオ「無事なんだろうな?」

ハルオ「それが意識が無いみたいで」

スネオ「のび太の奴、よくも僕のコレクションを!」

しずか「だめよスネオさん動いたら」

スネオ「うるさい!僕に指図するな!
    見てろよのび太め…」

体育倉庫

のび太「やぁ、ジャイアン君。」

ジャイアン「の、のび太!その女は…」

のび太「いやー随分探したよいつもは君の方から会いに来てくれるのにね」

ジャイアン「何をする気だ」

のび太「なぁーに、いつも君たちがやっているようなことさ
    大したことはない」

ジャイアン「フン、そんな奴全然怖くなんかないもんね。
      どうせ図体ばかりでかくて頭カラッぽなんだろう?
      そうだよなのび太に協力するような奴は馬鹿しかいない
      やれるもんならやってみろよ!」

京子「それじゃあ、遠慮なくやらしてもらうわ」

壁に叩きつけられるジャイアン。

ジャイアン「グハァ!!」

のび太「いいねー最高のショーだよ」

ジャイアン「ちくしょう!デカ女俺をはなしやがれ!」

京子「いいのか?ここでお前の首根っこを離したら
   コンクリートの床に叩きつけられることになるけど」

ジャイアン「黙れ!俺様ごときがお前らなんかにやられるわけないんだ!」

京子「まだ、強がってるし」

のび太「自己保身のためにコソコソ隠れてたのはどこのどいつだったけか?」

ジャイアン「く、苦しい」

京子「このままじゃ死んじゃうけどどうする?」

のび太「いいよもう、こいつは殺しちゃって
    スネオ一人いれば十分だし」

京子「最後に言う事はあるかい?」

ジャイアン「くたばれ!ゲス野郎!」

京子「だとさ…。ほれ、離してやるよ」

勢いよくコンクリートの床に叩きつけられたジャイアンは即死した。

数日後

のび太「これで終わったんだよね」

京子「のび太君がそう思うのならそうかもね」

のび太「僕らどうなっちゃうんだろうね」

京子「私は、ロボットだし。のび太君はあくまでも傍観者
   なんの罪に問われることもないだろう」

のび太「それはよかった」

京子「どうだ、自分をいじめてた奴らに復讐した気分は?」

のび太「もう、最高だよ。これで、邪魔者はいなくなったし
    誰も僕をバカにしない理想的な空間になったよ」

京子「スネオが転校してしまったのは残念だったな。
   せっかくじわじわ痛ぶってやろうとおもったのにな」

のび太「まぁ、いいさ。邪魔者がいなくなっただけでも良しとしよう」

京子「今日も、空がきれいだな」

のび太「ああ、そうだね」

その頃、外国に逃亡していたスネオは…

スネオ「ついに完成したぞ、超最新型ハイテクロボットが…
    マミの敵打ちだ!これさえあればデカ女ロボットなんて目じゃないぜ」

のび太の学校

ハルオ「のび太さんおはようございます!」

のび太「おはよう」

しずか「今日も、きまってますねのび太さん」

のび太「…」

しずか「え?無視?」

のび太「いやー、今日も平和だね結構なことだ」

京子「たまには暴れたいんだけどな」

不謹慎すぎわろたwwwwwwwwww

おまえらみんなのび太の見方かwww

ハルオ「のび太さん大変です!」

のび太「なんだ、騒がしいな」

男子生徒A「スネオが我が校に来てるんですよ!」

のび太「それがどうした、追い返せ」

男子生徒B「それが、変なロボットを連れて来てて…」

のび太「どうせ、弱弱しぃ愛玩用ロボットだろう。
    ちょっこらやってきてよ京子さん」

京子「まかせとけ、ちょうど暴れたいと思ってたんだ」

京子「なんだそんな青く醜い狸のような短足ロボットで私に対抗するつもりか」

スネ夫「ふはははははははは!君はこのロボットの恐ろしさを知らないのか。まぁいい、行け!ドラえもん」


京子「なんだあれは?ロボットはロボットでも巨大過ぎないか?」

スネオ「見たか!スネ吉兄さんに作ってもらった超ハイテク巨大ロボだ
    もう、お前なんて怖くないぞ学校もろとも踏み潰してやる!」

京子「これは、まずいな…正気を失っているようだ」

スネオ「おい!どうした!そっちがやらないのなら僕の方からだ!」

京子「おいよせ!やめろ!」

スネオ「今更、命乞いとは笑えますね」

校舎を破壊するスネオ。

のび太「なんだ、今のは?」

京子「おい、大丈夫か?」

のび太「京子さん今のは一体?」

京子「話は後だ逃げるぞ」

スネオ「あれれ?のび太君が逃げてくよ。そうはさせるかどこまでも追いかけてやる!」

のび太「わー、巨大ロボが追いかけてくるよ」

京子「まずいなこのままじゃ街がやられる。裏山のほうに避難しよう」

のび太「なにがどうなってるんだよ」

スネオ「こんな小さな山に隠れても無駄無駄」

のび太「どうするんだよ。あんな巨大ロボ相手に勝てるわけない
    今度こそ、絶対絶命だ…」

京子「せめて、応援があればいいんだが…
   いや、まてよ」

のび太「なにか思いついたの?」

京子「ロボットって通販でも売ってるって言ってたよな」

のび太「そうだけどそれがどうしたんだよ」

京子「それだよ!そのロボットを利用しよう」

京子「私の地図情報によると沿岸部にロボットを保管している倉庫がある
   そこのロボットを拝借できれば人海戦術でスネオを倒すことができるかもしれない」

のび太「どうせそこにあるのは愛玩用の弱っちいロボットだよ」

京子「愛玩用でも何百台もあれば戦術兵器になりうる。
   それに最近のロボットは盗難防止用に電流ビームを搭載しているからね
   あれをつかえばなんとかなるかもしれない」

のび太「かも知れないって…」

京子「やるだけやってみよう。こんなことで死にたくはないだろう?」

のび太「じゃあまずはどうする?」

京子「その倉庫に行こう」

のび太「電車で行くんじゃスネオが追いかけてきて凄い被害になるだろうし」

京子「海のほうから行けば被害は最小限になるだろう」

のび太「そんなところからどうやって行くのさ?」

京子「飛んで行くんだよ」

のび太「京子さん飛べるの?」

京子「たまにしかつかわないけど一応飛べる機能はある」

のび太「僕はどうやって…」

京子「背中に乗れ、いいかしっかりつまるんだぞ」

のび太「なんか、怖いな」

4\

スネオ「あの、デカ女いっちょ前に飛んでやがるぜ
    なるほど海の方にいって街の被害を減らそうってことか
    あいつらにも多少の良心はあるようだな」

のび太「わー、スネオが来るよ!」

京子「いいから、黙ってろ。よし、着いたぞ」

のび太「ここが、ロボットを保管してる倉庫か…
    高価なだけあって厳重に鍵が掛ってるよ」

京子「こんな扉蹴り入れれば一発だ」

のび太「凄いや、あっという間に開いちゃったよ…」

スネオ「クソ!見失ったな。あいつらどこにいったんだ」

のび太「見つかった?」

京子「無い」

のび太「全部売れちゃったのかな?」

京子「いくら人気があるといっても一時間足らずで全部は売れないだろう」

のび太「あったよ。」

京子「でかしたぞ!」

のび太「僕、こっちのタイプが欲しかったんだよね
    かわいいしスタイルも良いし…」

京子「なんだったらここでお前を殺してやってもいいんだがな」

のび太「はい、すみませんでした。マジメにやります」

京子「起動の手順はわかってるよな?」

のび太「大丈夫だよ…多分」

京子「いいか、早くしないとスネオが来るんだからなそしたら私たち絶体絶命なんだからな」

のび太「わかってますよ」

スネオのロボ「人感センサーが人影をキャッチしました」

スネオ「のび太の奴こんなところに雲隠れしてやがったのか
    倉庫ごと潰してやる!!」

スネオのロボット「計器の異常を検知しました、操作を中断します」

スネオ「なんだと!計器の異常ってどういうことだ!おい答えろ!糞ロボット」

スネオのロボット「磁場の異常を検知、エラーを修復できません」

スネオ「磁場の異常だと!?…まさか、あいつらの仕業か?」

スネオ「そうなったら、やけくそだ倉庫に突っ込め!」

スネオのロボット「接近警報!接近警報!」

倉庫に突っ込み自爆するスネオの巨大ロボット。

京子「やったか?」

のび太「凄い爆発だったね」

京子「ロボット600台の電流で強力な磁場をつくって計器を狂わす作戦は
   成功したみたいだな」

のび太「スネオはどうなったかな?」

京子「あれだけの爆発に巻き込まれたんだ恐らく即死だろうな」

その後、スネ吉は会社の金を横領した容疑で逮捕され
骨川家は学校や倉庫会社から多額の損害賠償を請求され破産した。
剛田家は、たけしの謎の変死事件で一家全員精神的ショックで苦しんでいた
母親はうつ病になり妹は引きこもり、父親は仕事を辞め酒びたりの毎日で
一家は崩壊した。
のび太は、別の学校に転校して新しい毎日を送っていた。

京子「なんで私まで学校に通わなきゃならないんだ」

のび太「だって京子さんがいれば怖い物無しなんだもん」

女生徒A「おはよう、のび太君」

のび太「おはよう!」

男生徒A「おいのび太今度ゲーセン行こうぜ!」

のび太「もちろんいいとも」

男生徒B「彼女も一緒にな」

京子「誰が彼女だ!」

男生徒B「うわ、こえー」

のび太は、ようやく平穏な日々を取り戻したのだった。

-おわり-

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年10月29日 (土) 00:42:07   ID: EjwRk6vL

京子って誰?誰?ダレ?誰?誰誰?誰誰誰誰?だぁれ?

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