少女「魔法?」 (8)

俺は魔法が使えるといっても小石を動かす程度だが
これは俺と1人の少女との魔法と奇跡の物語





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男「動け!」

石「」フワッ

男「うん…まぁこの程度だよな…」

今は亡きばあちゃんが言っていた事
魔法は信じることから初めて願いが力になるって…ばあちゃんは本当に色んな事が出来たが俺がその全てを学ぶ前に他界してしまった

男「懐かしいな……ばあちゃん」

少女「ねぇ、それって魔法?」

男「……」

石「」コトンッ

少女「あ、落ちた」

男「……」

少女「今の魔法?」

男「……」

少女「魔法?」

男「……」

少女「お〜いおじさん?」

男「おじさん言うな!」

少女「今の魔法だよね、おじさん」

男「俺はまだ20代だっ!」

少女「じゃあお兄さん、今の魔法でしょ?」

男「…なんの話しかな〜」

少女「石が浮いてたじゃん!お兄さんがやったんでしょう?」

男「魔法じゃ無いよ」

少女「ふーん……じゃあどうやって浮かしたの?」

男「さぁな」

少女「いじわる……泣くよ大声で変態って泣くよ?」

男「困る、すっごく困ります」

少女「じゃあ魔法教えて」

男「教えるって言ってもなぁ…」

少女「?」

男「俺もばあちゃんからちょっと教わっただけだからな……今魔法って言った?」

少女「うん、魔法でしょ?」

男「……もう隠しても遅い?」

少女「遅いね」

男「というか今思った…俺通報されるかも」

少女「あぁ〜未成年がどうとかってやつですか?」

男「違うと思うぞ」

少女「あれ?」

___ボロアパート___

少女「お兄さんの部屋に来ました!ここで私が叫ぶと?」

男「止めて、確実に俺が逮捕されます」

少女「じゃあさっそく魔法教えて」

男「まずは魔法を信じて」

少女「はい、信じてます」

男「以上」

少女「はい!…………はい?」

男「だから言ったろ?ばあちゃんからちゃんと教わって無いって」

少女「え〜」

男「とりあえず帰ってください」

少女「泣くよ?思いっきり」

男「ごめんなさい止めてください」

少女「……」

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