泰葉「光輝く星の海で」 (125)

※注意事項

・モバマスSS
・キャラは崩壊するかもね
・遅筆なんだ、仕方ないね

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~二周年記念パーティー会場~


ワイワイ


泰葉(すごい人の数ですね…Pさんは晶葉ちゃんと打ち合わせに行っちゃいましたし…どうしましょうか)


早苗「泰葉ちゃーんっ」


泰葉「あ、早苗さん!どうしたんですか?」

早苗「いやね、泰葉ちゃんがP君といちゃいちゃしてるって聞いてねっ!どんな感じかなって」


泰葉「い、いちゃいちゃって!そ、そんな…///」

早苗「あれっ?P君は一緒じゃないの?」

泰葉「Pさんは先ほどまでここにいたんですが、晶葉ちゃんと外に行ってしまいました」

早苗「なーんだ、残念ね…真っ赤になる泰葉ちゃん見たかったのにっ!」

泰葉「もうっ!早苗さんったら…」


早苗「それで、どうなのよ?P君とは?最近よく一緒にいるじゃないの」

泰葉「そういうのじゃ…ないです///そ、それに、恋愛は御法度ですよ」

早苗「すっかり、アイドルって感じなのね…」

泰葉「私は…アイドルですから。早苗さんはどうなんですか?」

早苗「あたしだって、アイドルよっ!ライバルねっ!」


泰葉「ふふっ、そうですね…」

早苗「ま、アイドルだったらP君と仲良くしてはいけないって決まりはないんだから、こんな時ぐらいいちゃいちゃしてもいいと思うけどね!」

泰葉「むーっ…」

早苗「あははっごめんごめん。それじゃ、あたしは瑞樹のとこにでも行こうかしらね…それじゃっ」

泰葉「はい、それでは」



泰葉(アイドル…か………Pさんと…お話したいなぁ…)


麗奈「それにしても、ものスゴイ人の数ね…P見つかるのかしら?」


泰葉「あ、麗奈ちゃん!こんばんは。誰か探しているの?」

麗奈「泰葉ね、こんばんは!ちょうどよかったわ、P見なかった?」

泰葉「Pさんですか?さっきまでここにいたのですが、晶葉ちゃんが見せたいものがあるといってきたので一緒に部屋の外へ行きましたよ」


麗奈「このレイナサマをほったらかしにするなんていい度胸ね!仕方がないから戻ってくるまで光の所にでもいくことにするわ。ありがとう、泰葉」

泰葉「どういたしまして。私もPさんと話したいことあるから麗奈ちゃんの用事の後でいいから伝えてもらえる?」

麗奈「このレイナサマに任せなさい!それじゃ!」


泰葉(つい…麗奈ちゃんに頼んじゃった…何を話したいか、まとまっていないのに。今のうちに考えて…)

これちえりのパンツのやつのときの裏話てきな感じか?



留美「岡崎さん、ちょっといいかしら?」


泰葉「留美さん…だいじょうぶですよ。どうしましたか?」

留美「Pさんを探しているの?知らない?」

泰葉「Pさんは晶葉ちゃんと外に打ち合わせに行きましたよ」

>>8 裏話というか、同じ舞台です


留美「あら、そうなの。晶葉ちゃんの準備は出来たってこと?」

晶葉「いえ、変更点があるらしいので、それについての打ち合わせだそうですよ」

留美「変更点…?そんな話あったかしら?岡崎さんは何か聞いてる?」

泰葉「いえ、変更点があるとしか…」

留美「わかったわ、ありがと」


泰葉「聞いておくべきでした…ごめんなさい。それにしても、Pさんの行方を今日はもう三回も訪ねられましたよ」

留美「それは…最近、Pさんは泰葉ちゃんと一緒にいることが多かったからかもね」

泰葉「そうなんですかね?」

留美「そうよ、この人数だもの…一時間、いえ、話せない日だってあるわ」

泰葉「そ、そうですよね…そう考えたら、なんだか申し訳ないです」

留美「いいのよ、Pさんは…いえ、なんでもないわ。ところで、最近の調子はどうなの?」


泰葉「アイドル活動の、ですか?」

留美「うん、そうね。最近けっこう頑張ってるみたいだから、無理していなかなって」

泰葉「そうですね、大変なことはいっぱいありますけど、Pさんのおかげで頑張れています!」

留美「そう…」


泰葉「どうしたんですか?」

留美「あなたは、Pさんのことどう思っているの?」

泰葉「えっ!?ど、どうって…その…///」


留美「私は、好きよ」


泰葉「え?」

留美「そうね、もし結ばれたなら、ここでアイドルを辞めることになってもいいって思えるぐらいには」

泰葉「私は…」

留美「私は、ね。趣味でもあった仕事を辞めて、何も無くなった私にアイドルになることを勧めてくれたプロデューサーのことが好き。そして、アイドルとして頑張ろう

とした私を、支えてきてくれたPさんが好きよ。アイドルという仕事も、好きよ。でもね、私にとってはもう、アイドルよりPさんの方が好きに、大切になってしまったの」


泰葉「……」

留美「アイドルの中にも、仕事よりPさんって人は他にもいるわ。あなたは、どっちなの?」

泰葉「私は………」

留美「最近の泰葉ちゃんが、とっても不安定に見えるのよ。仕事だってちゃんとこなしているし、以前より人気も出ている。けど、今のままいくと、壊れてしまう。私、

以前秘書をやっていて、そこで仕事と恋愛で壊れた人を見たことあるわ。どちらも上手くいっているように見えても、とても不安定なの。泰葉ちゃんは、もう、そう言っ

たことを考えないといけないぐらい、Pさんに傾いているように見えるわ」

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岡崎泰葉(16)

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片桐早苗(28)

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小関麗奈(13)

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和久井留美(26)


泰葉「私は…アイドルです…」

留美「答えを急かしたりはしないわ。ただ、よく考えてみてね。それに、Pさんと泰葉ちゃんが結ばれるって決まっていないしね。私は、勝つわ。誰が相手でも」

泰葉「……」

留美「祝いの席で厳しいこと言ってごめんなさいね。嫉妬もちょっとはあるけど、早めに言っておきたかったの。それじゃ、私も外に行ってくるわ…」

泰葉「はい…」


泰葉(私は…アイドル……でも…私の気持ちは…どうなっているの?)


>>17 画像ありがとう 

予想よりローペースになってしまっている 書き溜めして一気に投稿した方がいいかな?

ゆっくりやんなさいよ

和久井さんSR新しいの来ないかな

>>20 あんがと
ゆっくりだけど、続きいきます



周子「あれ? 泰葉、どうしたのー?」


泰葉「あ、周子さん」

周子「Pさんは一緒じゃないんだ?」

泰葉「それは…Pさんは晶葉ちゃんと一緒に外に行きました」

周子「おっ! もしかして、アレの話かな?」


泰葉「アレってなんですか?」

周子「ふふっ、それはサプライズだよっ♪」

泰葉「そうなんですか…では、楽しみにしています」

周子「うん♪ それにしても、泰葉がPと一緒にいないのって珍しいんじゃないの?」

泰葉「珍しい、ですか?」


周子「そうだよ。あたしがPさんに話しかけようとするたびに二人が一緒のとこ見るもん」

泰葉「それは…その、ごめんなさい」

周子「謝るようなことじゃないって! 四六時中一緒ってワケじゃないんだし。それでも、他の娘たちに比べると多いんだけどね。まゆに刺されるかもよ?」

泰葉「まゆさんは危害を加えるような人じゃありませんよ」


周子「冗談だよ、冗談♪ そういえば、まゆはPさんLOVEって感じだけど、泰葉ちゃんはそこんとこどうなの?」

泰葉「私…ですか?」

周子「まぁ、泰葉ちゃんはアイドルは恋愛禁止ってお堅い考え方だからそれはないかもしれないけどね」

泰葉「…はい、アイドルは恋愛は御法度ですから」


周子「ま、あたしはそうは思わないけどね」

泰葉「……」

周子「恋愛がどうこうっていうか、アイドルがプロデューサー好きになったらいけないってのはどうなんだろうね。好きなことに境界なんてないのに」

泰葉「それでも、私は…」

周子「…本当にそうなの?」


泰葉「えっ?」

周子「泰葉はさ、本当に、Pさんのこと、なんとも思っていないの?」

泰葉「Pさんは…とても頼りになる人で…」

周子「ふーん、ライバルは多い方が張り合いがあるってもんだけどね。ま、泰葉がそう言うならそれでいい…のかな?」

泰葉「……」


周子「最近の泰葉ってさ、ドリフェスの時より人気あるし、頑張っているけど、なんていうか、違うよね」

泰葉「違う…ですか?」

周子「なんていうか、表現し辛いんだよねぇ…芯がぶれている…かな?」

泰葉「私の…アイドルとしての芯がぶれているんですか?」

周子「アイドルというか、泰葉自身のかな?上手く言葉にできないや。でも、ドリフェスの時の、っていうかこの前のスペースワールドの時の泰葉は輝いていたよ。最近のが輝いていないってわけじゃないけど…そう、流れ星って感じ?まっすぐ落ないね。ごめん何言っているんだろ、あたし」

泰葉「いえ、いいんです…留美さんにも…壊れそうって言われて…」


周子「壊れそう…かぁ…うーん、あたしじゃ力になってあげられそうにないかなぁ。Pさんに相談してみたら?」

泰葉「Pさんに…ですか…?」

周子「多分、原因はPさんにあると思うんだよね。だから、いっそのことPさんに訪ねてみたらいいんじゃないかな?」

泰葉「それは…」

周子「そこの判断は泰葉に任せるよ。なるべく早く解決したほうがいいような気もするけど、焦らないでね?それじゃ、あたしはサプライズの下ごしらえをしてくるよっ♪」

泰葉「はい…ありがとうございました」


泰葉(私の…気持ち…)


とりあえずここまで

飯食ってきます

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塩見周子(18)



~会場入口周辺


泰葉(私は…Pさんのことが…)

晶葉「おや?泰葉か、こんな所でどうしたんだ?」

泰葉「晶葉ちゃん…Pさんは?」

晶葉「Pなら結構前に会場に戻ったぞ。出会わなかったのか?」


泰葉「はい…」

晶葉「ちひろの奴が大きいうえに人の場所までわかりにくくなるような会場を選ぶから…どうしたんだ?元気がないようだが?」

泰葉「あ、あのそれは…」

晶葉「ははーん、Pに会えないのがだな?」

泰葉「………私って、Pさんに依存しちゃっているんですかね?」


晶葉「そんなことはないと思うがな、っと言いたいが、最近様子がおかしいとは思えるな。Pとよく一緒にいるみたいだし」

泰葉「Pさんにも…迷惑を…」

晶葉「Pはそんなこと思うようなやつではないよ。それに、どちらかというとPが泰葉を気にしているみたいだったしな」

泰葉「Pさんが、ですか?」


晶葉「私が思うおかしいというのと同じだろうな。最近の泰葉、スペースワールド以降の泰葉は…なんというか、儚げなんだ」

泰葉「儚げ、ですか?」

晶葉「ただ儚げなんじゃない。とても楽しそうにしているのに、儚げに感じてしまうんだ。この私でもうまくは言えないぐらいおかしい具合にだ」

泰葉「楽しそうなのに、儚げ…」


晶葉「そうだな…見ていて不安になるんだ。だからPも気にしているのかもしれない」

泰葉(最近Pさんと一緒にいれたのは…Pさんが私を心配していたから…私は勝手に…)

晶葉「昔に比べたら、とても明るくなって楽しそうなんだ。でも、スペースワールド以降は………今の悩みに関係あることなのか?」

泰葉「それは…」


泰葉(スペースワールドが終わって…Pさんと一緒にプラネタリウムに行って…そこで…)

(泰葉『Pさんの目指す星を教えてください。私も見たい…』)

泰葉(そう…私は…Pさんと…あぁ、あの時に…いえ、もっと前から、もっと前から私はPさんのことが…)

晶葉「どうした?聞いてはいけないことだったか?」

泰葉「いえ、違うんです。私、自分がわからなくなって、自分が、見えなくなって、いたんです」


晶葉「それは…どうしてかわかるのか?」

泰葉「私…Pさんが見ている星を、星になりたいって…でも私は…アイドルだから、なるのならファンの人たちの星に、でも、私は」

晶葉「…少し、落ち着きたまえ」

泰葉「…っご、ごめんなさい」


晶葉「つまり、自分はアイドルだけど、Pのことが好きになってしまって、どうすればいいかわからなくなって、そこから目を背けてやってきたから、儚げに見えていた

ということか…そして、今再びその問題を前にして悩んでいるということだな」

泰葉「……はい、留美さんにこのままだと壊れてしまうって、周子さんに芯がぶれてるとも言われました」

晶葉「ふぅむ…私にはわからないな…どうしてアイドルならPを好きになってはいけないんだ?」

泰葉「アイドルは…恋愛するのは、御法度だから…」

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池袋晶葉(14)

>>10の晶葉の台詞は泰葉の間違い?


晶葉「どうして御法度なのだ?」

泰葉「アイドルは、ファンの人にとって輝いてるものだから…憧れだから…」

晶葉「恋愛をすると、その輝きを失ってしまって、憧れではなくなってしまうのか?」

泰葉「ファンの人には、そういったことを嫌う人がいますから…」

晶葉「ファンなら、応援している人が幸せになるなら祝うものじゃないのか?」

>>40 にょわ……間違いだにぃ……ごめんねぇ…


泰葉「アイドルは、ファンの人に幸せを送るモノだから…」

晶葉「…幸せになれないのなら、泰葉はなんでアイドルをやっているんだ?」

泰葉「ファンの人に、…幸せを送ることが…私の……っ幸せ…」

晶葉「なんで…、泣いているんだ?」


泰葉「…っ!?」

晶葉「昔の泰葉にとってはそうだったのかも知れないが…今の泰葉の幸せには、Pが必要なんじゃないのか?」

泰葉「それは…、それならっ! 私は……どうしたらいいんですか? やっとアイドルとして認められるようになって、やっと前に踏み出せてっ! なのにっ!!このま

まだと幸せになれないって…、そんなっ…そんなの………」


晶葉「私には、その苦しみがわからない。…私はPのことが好きだ。アイドルも発明も、安心して続けられるのはPが一緒にいてくれるからだ。そう、だから、Pは大切な

存在であり、彼がプロデュースしてくれるアイドルとしての未来も大切なんだ。どちらかなんて、選べない、選ぶものではないのさ。だから、どちらかしか選べないと考

える泰葉の苦しみを理解してやることはできないし、答えてやることもできないよ」

泰葉「晶葉、ちゃん…」

晶葉「アイドルとしての幸せと、泰葉自身の幸せが両立できないと、決めつけてしまっていては、これからずっと悩み続けないといけないのではないのか?」

泰葉「それは…」


晶葉「泰葉はなんでアイドルになったんだ?」

泰葉(親に言われるまま、子どもの頃からずっとモデルをやって…芸能界で生きてきて、普通のことがわからなくって、普通の幸せがわからなくって…それでいいのかずっと悩んで……そんな時に、Pさんと出会って、アイドルにスカウトしてもらって…アイドルになれば……アイドルになれば…何かが変わるんじゃないかって思った。そして、アイドルになろうって、アイドルとして認めてもらえるように頑張って、それでもうまくいかなくて…そうしたらPさんに、難しく考えるなって…それで………)


(泰葉『私…難しく考えすぎていたんでしょうか。勉強もアイドルのお仕事も…。大事なのは自分が楽しむこと… 』)

泰葉「そう…っ…気づいてっ……楽しいって…っぐす……大事なのは…自分が楽しむことだ…って………私っ…私っ、ちゃんと……気づいて……」

晶葉「泰葉に必要だったのは…心の整理だったみたいだな…スペースワールドでは主役だったからな。知らないうちに積もるものがあったのだろう」

泰葉「うぅ…ぐすっ……そうだった、みたいです…」


晶葉「それで、泰葉が楽しむには、どうしたらいいんだ?」

泰葉「それは……Pさんとトップアイドルを……一番の星を目指すことですっ! 大好きな、Pさんと一緒にっ!」

晶葉「アイドルの恋愛は御法度だったのではないのか?」

泰葉「もう、私の想いは変えられません。芸能界のルールとかではなく、私は、私で決めます」

晶葉「芸能界の厳しさを一番知っているのは泰葉じゃないのか?」

泰葉「はい。でも、だからこそ、輝いてみせます。誰よりもっ!そして、認めさせます!」


晶葉「決心は…できたんだな?」

泰葉「はいっ!もう、迷いません。」

晶葉「そうか…でも、忘れるなよ?この私もトップアイドルを狙っていることをなっ!そして、Pのことも…

泰葉「どちらも…負けませんよ」

晶葉「こちらのセリフだよ。でも、良かったよ、張り合いのあるライバルに戻ってくれて」

泰葉「本当に…ありがとうございました」


晶葉「私にお礼を言うなら、留美や周子にも言うべきだな」

泰葉「はい。アイドルは……ライバルも多いですけど…仲間も、たくさんいるんですもんね!」

晶葉「その通りだ…また、私が困ったときにでも助けてくれ。それでは、そろそろ会場の中に戻るとしよう。早苗たちに怒られるかもしれんからな」

泰葉「私は、もう少しの間ここにいます。目が赤いでしょうから…」

晶葉「ふむ、ゆっくりしたまえ。っとその前に、例の計画の変更点を伝えるように留美に言われたのだった」


泰葉「変更点ですか?」

晶葉「大した変更ではないんだがな。それは~(ゴニョゴニョ)」

泰葉「なるほど、わかりました。でも、私でいいんですか?」

晶葉「迷いはしたが、今の泰葉なら大丈夫だ。今回は君に任せるよ」

泰葉「はい!任せてください!」

晶葉「それでは、私は行くよ」

泰葉「はい、またね、晶葉ちゃん」


泰葉(もう……大丈夫……私はPさんと一緒に…一番の星になるっ!)


睡魔が…一眠りしてからまた続き書きますね…
これで2/3ぐらいです では、おやすみ

おつおつ

なんで日菜子が上位に……もう課金できぬ…

では、続きいきます



Coグループ机周辺


泰葉(留美さんや、周子さん…Pさんに、お礼と…もう大丈夫だって伝えよう……あっあれは)


周子「はぁ……」


泰葉「周子さん!」

周子「あれ?泰葉………なんだか、元気になったね」

泰葉「はい、もう大丈夫です」


周子「うーん、大丈夫かどうかってのは他人にしかわからないって思うけど…うん、さっきよりいい顔してるよ」

泰葉「周子さんのおかげで、自分を見つけるきっかけを見つけることができました。ありがとうございました」

周子「そんなたいそうなこと言ったわけないとおもうけどねーどういたしまして♪」

泰葉「私……Pさんのことが好きです。そして、アイドルとして…一番も目指します」

周子「そうなんだ……これは強敵を作ってしまったかなー?」

泰葉「負けませんよ?」

周子「ふふっ、あたしもだよ♪」


泰葉「ところで、ため息をつかれていたみたいですけど…何かあったんですか?」

周子「それがね…ちひろさんが、今までのイベントでのアイドルとPさんの様子を隠撮りしてたみたいで…それをモニターのとこで上映してたんだ…あたし、恥ずかしいこと言っていたんだなーって」

泰葉「えぇっ!?も、もしかして私のも…?」

周子「ううん、全部のイベントのがわけじゃないみたいだよ。ニューウェーブ達の初仕事の時と、京町での撮影と、一周年記念の時と、新春の時のと、バレンタインに、桜祭りの時のだね。それ以降にもあったみたいだけど早苗さんが暴れちゃってねぇ…」


泰葉「さ、早苗さんがですか!?」

周子「ちひろさん、映像編集していてくれたからそこまでヒドイのは映らなかったんだけどね。早苗さんの時だけ…その、編集失敗してるんじゃないかってぐらいヒドイのがね…」

泰葉「それは…その…ご愁傷様、です。周子さんは、どうだったんですか?」

周子「それを聞いちゃう? あたしは一周年記念からしか見てないんだけど、京町の時に流れてたみたいだね。さらに、新春の時のもあったっていうね…さすがにちょっと恥かしかったなー。まぁ、内容は早苗さんに比べると、ね」


泰葉「そうだったんですか…それにしても、どうやって隠撮りしていたんですかね?」

周子「映像から考えて、あれはPヘッドだね。よく考えたらどれもPヘッド着けてた時のイベントばかりだし」

泰葉「たまに着けてますよね………Pヘッドってなんなんですかね?」

周子「考えたら…ダメだと思うよ」

泰葉「それで、周子さんはこれからどうするんですか?」

周子「ん?例のサプライズの下準備はできたからね。後は早苗さんと晶葉ちゃんに報告しようかなって」

>>20
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今回の


泰葉「晶葉ちゃんにですか?もしかして…Pさんとちひろさんのことですか?」

周子「知ってるの?ってちひろさんも?」

泰葉「はい。って…あれ」

周子「緊急メール…晶葉からだね………なるほどね。理解できたよ」

泰葉「細かい準備はまだあるみたいですけどね」

周子「とりあえず、晶葉ちゃんに報告してくるね♪」

泰葉「はし。それでは、また後でお会いしましょう」

周子「うん、それじゃ♪」


泰葉(私も…留美さんに話ておいたほうがいいよね。どこかな?……あっ川島さんと斉藤さん…酔っているのかな?比奈さんがダウンしてる…千秋さんも。若葉さんも動きがおかしいし…あっ頼子さんが逃げきれていない…これは、木場さんかPさんを呼んだ方がいい、よね?)


小朝と離婚した女だろ?




~会場入口付近


泰葉(川島さんたちの様子が…これは早く木場さん達を呼んだ方がいいかしら…あれっ?)

麗奈「……ッ」ズンズン

泰葉(麗奈ちゃんどうしたんだろ?怒っている?何かあったのかな?って会場の外に…)

泰葉「麗奈ちゃん!どこ行くの?」

>>62 その発想は無かった


麗奈「…泰葉。PはCuグループの机にいたわよ」

泰葉「そ、そう、ありがとう。何かあったの?麗奈ちゃん」

麗奈「何でもないわ!事務所に忘れ物したから取りに行ってくるわ!ちひろに言っておいてもらえる?」

泰葉「う、うん。わかった」

麗奈「それじゃ」スタスタ

泰葉(少し気になるなぁ…でもどこ行くかわかってるんだしそっとしてあげた方がいいなか?)

ドヤドヤ

泰葉(川島さんたちの机に早苗さんが…ちひろさんもネコミミ付けて一緒に…どうしよ、先に木場さん探した方がいいのかな?でも麗奈ちゃんのこともあるからそれだけでも伝えておいた方がいいよね………Pさん、無事に帰ったらまた一緒にプラネタリウムを見にいきましょう…)



~Coグループ机周辺


泰葉「あの…」

瑞樹「あらっ!泰葉ちゃん!どうしたの?一緒に飲みに来たの?ダメよーっ?お酒は二十歳に、なっ・てっ・かっ・らっ♪」

泰葉「えっと…ちひろさんに用事がありまして…」

ちひろ「私ですか?どうしたんですか?」

泰葉「麗奈ちゃんが事務所に忘れ物を取りに行ったので、それを伝えようと…」

ちひろ「あら!ありがとうございます♪でも、人の出入りはしっかり把握しているので大丈夫なんですよ。それでも、ありがとうね」

泰葉「いえ…そ、それではここで…」


瑞樹「ちょっと待ちなさいよっ♪せっかくなんだからお話しましょうよ。泰葉ちゃんには聞いてみたいことがたくさんあるんだからっ♪」

洋子「そうよそうよっ!ゆっくりしていきなさよ…ひっく」

泰葉「そ、それでは…少しだけ……」

早苗「あっれー?泰葉ちゃんじゃーん!どしたのどしたの?」

泰葉「さ、早苗さん…あの、暴れたって聞いたんですけど、大丈夫…ですか?」

早苗「もーっ!思い出させないでよっ!これも全部ちひろさんが悪いんだからっ!」

ちひろ「確かにそうですけど…そもそも、プロデューサーさんに酔って絡んで、それで際どい発現している早苗さんにも原因はあるんですよっ!」


早苗「ちひろさんの盗撮魔っ!」

ちひろ「そんなこと言ってもいいんですか?カットしてあげた所流しちゃいますよ?お子様には見せれませんよ?」

早苗「脅迫だーっ!タイホするぞーっ!」

瑞樹「まぁまぁ、落ち着きなさいよ。そんなにひどかったの?」

ちひろ「かなり酔っていましたからねぇ…お持ち帰りしてもらおうとしたり…」

泰葉「えぇっ!?」


早苗「けっきょく何も無かったわよっ!P君は手を出したりーしないわよー」

ちひろ「……そうですね」

瑞樹「えっ?何その反応?何かあったの?」

ちひろ「気にしないでください。ところで、川島さんのも映像あったんですよね」

瑞樹「へ?」


早苗「なにそれっ!みたいみたい!」

洋子「みせろみせろー…ひっく」

ちひろ「それではこちらのタブレットをご覧ください、どうぞ」


瑞樹『どう、P君!今日はいっそう気合入れてきたのよ!…何がって、もう…鈍感なんだから。ま、いいわ!お仕事の時間まで少しはゆっくり出来るかしら?ちょっと付き合ってくれる?』

瑞樹『着崩れたままでも…P君だけだったらいいかしら』

瑞樹『あら、ベンチ…でも薄暗いわね。P君…ちょっとドキドキしちゃうわ…ふぅ…』

瑞樹『ねぇ…P君…背中に手、置かせてね…ふふ、暖かいわ…』


瑞樹「」

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川島瑞樹(28)

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斉藤洋子(20)



ちひろ「やっべ、またボーナスと間違えた…まぁ、いっか」

早苗「あははっ!これはヒドイわねっ!」

ちひろ「そして、こちらが早苗さんのカット部分です、どうぞ」


早苗『お立ち台はどこーっ!?』

早苗『ジュリセンの扱いならお手の物よ!』

早苗『昔は私もセンスもってお立ち台に上がって…』

早苗『なーんかディスコ行って踊りたい気分ね! 』

早苗『ほぉら、P君、うっふ~ん♪ …もう、サービスしてあげてるのにまだ足りないの?』

早苗『ん…はぁ…P君…なかなか上手いわねぇ…気持ちいい~…』


早苗「」


洋子「うわ…キツ…」

ちひろ「いろんな意味で、見せてはいけないものだと思って、カットとなりました」

泰葉「えっ、あのっ、最後のっ、えっ!?」

頼子「あれは…なんですか?」

ちひろ「ご安心を、ただのマッサージです。大丈夫です。マッサージです。Pさん視点ですからね、危ないからカットでした」

瑞樹「っは!?」
早苗「っふ!?」


頼子「…大丈夫なんですね」

泰葉「そ、そうだったんですか…」

早苗「ん…?泰葉ちゃ~ん?P君取られたか心配だったの~?どしたのどしたの~?恋愛は御法度じゃなかったの~?」

泰葉「そ、それは……やめました」

瑞樹「へぇ…」

ちひろ「ほほう…」


早苗「おやおや…どういった心境の変化なのかしらねぇ…」

泰葉「私は…Pさんと一緒に一番のアイドルになって、そして、すべての人に認めてもらいます。アイドルとして、Pさんの、お相手として」

早苗「ふーん、やっとはっきりしたみたいだけど…まるで自分がP君のお相手になることが確定してるみたいな言い方ね?」

泰葉「私は、一番を目指しますから。誰にも負けません。アイドルも、Pさんもっ!」

早苗「一番厳しい道を選んだのに…随分とはっきり言ってくれるわね…私だって、ライバルだってことを忘れないでね♪」

瑞樹「私も忘れないでね。ライバルはいっぱいいるわよ?」

頼子「…私もですよ」


泰葉「はい、お互い頑張りましょう!」

ちひろ「いい話ですね。感動的です。そういうのなら、認めてもらえるようになるまでスキャンダルには気を付けてくださいよ?まぁ、そんなことがないようにみなさんのバックアップは全力でさせてもらいますから」

早苗「頼りにしてるわよー?ちひろさんっ!」

ちひろ「早苗さんも…お酒には気を付けてくださいね…ホント…」

瑞樹「さて、せっかくだからP君の好きなトコの話でもしましょうか!」

早苗「いいねぇ!じゃあじゃあ…ってあれ」


洋子「……zzz」

瑞樹「あら?洋子ちゃんもダウン?あっ菜々ちゃーん!」

菜々「はいっ!?瑞樹さん、どうしましたか?ダウンした子たちはソファーに寝かせてって…洋子さんもですかっ!」

瑞樹「あぁ…いいわよ、洋子ちゃんはさっき寝たとこだし、もうすこしこのままにしておいてあげて。それよりも、こっちに来て話しましょうよ!」

菜々「わかりましたよー、それで、何の話ですか?」

早苗「P君の好きなトコの話だよ」

菜々「Pさんのですか?そうですねー、支えてもらっていて、とっても心地いいところですね」

瑞樹「あぁーっ、わかるわ。こちらの状態を考えて、ちょうどいい距離感を与えてくれて、とってもやりやすいのよね」

頼子「菜々さんも…Pさんを狙っているんですか?」


菜々「あぁ、そういうことですか? 菜々が狙っているのは…トップアイドルだけですよ」

早苗「へぇ~本当に?」

菜々「はい、私の夢は、昔からずっとアイドルになることでした。そして、liveをしたり、CDデビューまでして…どんどん夢を叶えてきました。それも全てPさんのおかげです。Pさんの支えとファンの人たちのおかげなんです。Pさんのことは好きですし、その、恋人になれたらいいなって思ったりもしますけど……私は、アイドルを、トップアイドルになることが今の夢なので」

泰葉「それでは…辛くないですか?」

菜々「辛くないですよ。Pさんは、アイドルを続けてる限り側にいますし…私はトップアイドルを目指します。泰葉ちゃんはどうなんですか?」

泰葉「私は、トップアイドルを目指します。そして、Pさんとも、結ばれます」

菜々「泰葉ちゃんのことですから…それがどんなに厳しいことだとわかった上で選んだんですね…私は、負けませんよ」

泰葉「はい」


菜々「それに、ナナがトップアイドルになったら、Pさんから告白してくれるかもしれませんしねー。私もPさんが好きだということはお忘れなくっ!」

泰葉「ふふっ、はい」

早苗「けっきょくのところ、一緒じゃない。まぁいいわさて、それじゃ続きは誰が言う?」

頼子「それでは…」

~~~

http://i.imgur.com/bashkex.jpg
猫耳ちひろ

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http://i.imgur.com/x0RGu0j.jpg
古澤頼子(17)

http://i.imgur.com/lWwFF9f.jpg
http://i.imgur.com/sBkzW2h.jpg
安部菜々(17?)



~その後

早苗「あっはっははっはっはっは」

瑞樹「あはははは」

泰葉「うふふふふ」

菜々「きゃはは」

頼子「ふふふ」

楓「ふふっ」

若葉「うふふ」

ちひろ「これは…ひどい…いつの間にか楓さんまでいるし……ってあれはPさん!?」

一同「!?」


P「あの」

瑞樹「Pくーんっ!待っていたわよっ!こっちに来なさいよ!」

早苗「そうよそうよ、早く!」

P「えっ?」


ちひろ「ち、ちょっと、待ってください。少しお話があるのでみなさんは待っていてください…プロデューサーさん、それでは…」

P「はい、わかりました……」



瑞樹「もう…せっかく待っていたのに…」

泰葉「うふふ…Pさん…///」

頼子「あの、大丈夫ですか?」

泰葉「Pさんと…私は…お星さま…」

早苗「あははっ!泰葉ちゃんなにいってんのよー!Pさんはあたしの専属マッサージ師よっ!」

瑞樹「ちょっとちょっと、落ち着きなさいって」

楓「ふふっ」

若葉「楓さん…さっきからそればかりですね~」

http://i.imgur.com/Bdnw0Ay.jpg
http://i.imgur.com/laE9HHa.jpg
高垣楓(25)

http://i.imgur.com/wldDi9S.jpg
http://i.imgur.com/N0QMmB8.jpg
日下部若葉(20)



ちひろ「何もこんな時まで仕事の話をとは思いますが……わかりました、麗奈ちゃんと幸子ちゃんは事務所に行っているみたいなんで、呼んできますね。それではお願いしますね」

P「はい、おねが」


瑞樹「もうっ、知らないわ!あたしだって!!ねぇ、P君?この人形、食べる? ねぇP君、食べるの?」

早苗「ちょっとー!!何やってるのよー!!えいっ」パクッ

瑞樹「ちょっとなにしてるのよ!!」

早苗「勝手にP君誘惑しようとしてんのが悪いのよ!!」

瑞樹「なんですって!?」

楓「ふふっ」

若葉「ふぇーん、Pさーん!聞いてくださいよー」

菜々「ナナの話も聞いてくださいよー」



留美「ちょっと、いいかしら?」


頼子「留美さん、どうしましたか?」

留美「ちょっとPさんに用事があってね。Pさんいいかしら?」

P「え」

泰葉「待ってくださいよ~私のお星さま~」

留美「泰葉ちゃん……酔ってるの?」

頼子「いえ、お酒は飲んでいないんですが…場酔いで…」

留美「まったく…なにやっているのよ…悪いけど、頼子ちゃん、泰葉ちゃんにお水持ってきてあげてもらえる?」


頼子「はい、わかりました」



留美「Pさん、少しだけ若葉ちゃんと話しておいてもらえる?」

P「はい、わ」

若葉「Pさーん」

菜々「私もー」


留美「それで、大丈夫?泰葉ちゃん?」

泰葉「Pさんは、私のお星さまなんです~取らないでください~」


留美「……それがあなたの本当の気持ちなのね?」

泰葉「はい~私は~Pさんと一緒に~一番星になるんです~」

留美「ちゃんとした状態で話を聞きたかったんだけど…まぁ、いいわ。場酔いなんてしているようでは、一番星はほど遠いわよ。目を覚ましてからPさんを取り返しに来なさい……Pさんっ!」


P「は、はい」

若葉「それでですね~私はもっと大人だって~」

菜々「私は17歳なのに~大人っぽさが出てしまって~」


留美「……そうね、書類の件もあるから、事務所に行きましょう。それじゃあね、泰葉ちゃん」


泰葉「あう~待ってください~」


頼子「泰葉さん、水を、ってどこにいくんですかー!?」



~会場内


泰葉「Pさ~ん、どこに行ったんですか~? あっ」


麗奈「……」


泰葉「あれ~?麗奈ちゃ~ん?」

麗奈「っ!? や、泰葉、今戻ったわ…ってなんか様子が…」

泰葉「私はお星さまですよ~うふふ、Pさんと一緒に輝く連星なんです~」

麗奈「ど、どうしたのよ、泰葉!?」

泰葉「いぇいっ!私の光は消えません!Pさんと…うふふ///」


麗奈「だ、誰よ!?泰葉にお酒飲ませたのは!?」

頼子「あ、麗奈さん」

麗奈「頼子!どうなってるのよ!?」

頼子「実は…泰葉さんがちひろさんと話していたら早苗さんが絡みだして…」

麗奈「それでお酒を!?元警官が何やってんのよ!?」


頼子「い、いえ…違うんです。それは早苗さん達も間違って飲まないようにも注意はしていたから、飲ませることはしていないんです…」

麗奈「じゃあ…なんで…」

頼子「それは…その…場の雰囲気に酔ったといいますか…」

麗奈「なによそれ!?」

頼子「早苗さん達と話していて…Pさんが来た途端に様子がおかしくなって…」

麗奈「Pは何やってるのよ?」


頼子「わかりません…はしゃいだ川島さんがPさんに自分そっくりの砂糖菓子食べさせようとしていたら、片桐さんが横取りして喧嘩になって、高垣さんが『ふふっ』しか言わなくなって、日下部さんと安部さんが愚痴の言い合いにPさんを巻き込み始めて、そこに和久井さんが現れて私に水を取ってくるように言ったので水を取って戻るとPさんと和久井さんが消えていて…泰葉さんがPさんを探し始めて移動したのでそれをおっかけて…」

麗奈「い、一度頼子も落ち着いた方がいいわよ」

頼子「そ、そうですね、んっ」ゴクゴク

麗奈「あっ」


頼子「ふぅ、水を飲んだら落ち着き…あっ、これは泰葉さんの分」

麗奈「アタシが泰葉を見ておくから…水取ってきなさいよ」

頼子「ごめんなさい。すぐ戻るからよろしくね」

麗奈「はいはい…」


泰葉「Pさん…ふふっ///」

泰葉「Pさんが言うならスケスケの衣装でも…ふふっ、またかわいいって言ってくれるなら…」

麗奈「ッ!?」

泰葉「麗奈ちゃんどうしたの~?」

麗奈「ッ!?な、なんでもないわッ!」

泰葉「それは何でもない顔じゃないですよ~?」

麗奈「うぐっ!?」

泰葉「私の方がお姉さんなんですから何でも話してください~ふふっ、こういうの憧れていたんです」

麗奈「……」


泰葉「言いにくいことですか?でしたら…」

麗奈「いえ、言うわよ…」

泰葉「……」

麗奈「事務所で幸子に言われたのよ、Pはかわいいのが好きだって。でも、アタシはPにかわいいって言ってもらったことなんてない…今日だって、光にかわいいって言ってもアタシには…」

泰葉(Pさん……かわいいのが好きなんだ…もっとかわいくなろう………それより、今は麗奈ちゃんのことを…)


麗奈「アタシは…アタシはかわいいのか…わからなくなって…このままだとPがアタシから離れていってしまうんじゃないかって…」

泰葉(麗奈ちゃん…不安になっているのね……でも、麗奈ちゃんは知っているはずですよ)

泰葉「最初に言っておきます。Pさんは絶対に麗奈ちゃんから離れていったりしませんよ」

麗奈「…なんでそんなこと言えるのよ、アタシはかわいい?」

泰葉「麗奈ちゃんはかわいいですよ。でも、そういうことじゃないんですよ」

麗奈「なら…どういうことよ…」


泰葉「ふふっ、麗奈ちゃんも本当はわかっているんじゃないですか?Pさんはかわいいとかそういうことだけで人を見たりはしないって」

麗奈「それは…」

泰葉「麗奈ちゃんの世界征服、Pさんと一緒にするんでしょ?信じてあげなきゃダメですよ」

麗奈「でも…なんで!アタシにはかわいいって言ってくれないのよッ!アタシは…Pに…」

泰葉(Pさん…なんで言ってあげてないんですかね………)

泰葉「アタシが言っていいのか迷いますが、Pさんは麗奈ちゃんのことをかわいいって言ってましたよ」


麗奈「え?」

泰葉「二回目のメルヘン&ゴシックイベントでも、麗奈ちゃんを追加することでかわいさをもっと引き出してやるって張り切っていましたよ。言葉に出してはくれなくても、何か表現してくれていたんじゃないですか?」

麗奈「それは…」

泰葉(Pさんは、ちゃんと私たちを見てくれています。そして、そこから私たちに伝えてくれます……言葉は少ないかもしれないけど…)


麗奈「っ…そうよっ…お見通し…だったんだからっ…うぅ…」

泰葉「ちゃんと言葉にしてくれないPさんも悪いですけどね…大丈夫ですよ、私たちの夢の手伝いをしてくれるって約束、Pさんは絶対に守りますよ」

麗奈「ぐすっ…そうね…Pはアタシの…あーっもう!アタシらしくなかったわねッ!泰葉!ありがとッ!レイナサマの復活よッ!」

泰葉「ふふっ…私も麗奈ちゃんはかわいいと思ってますよ」


麗奈「な、なによッ!もう!ところで、泰葉は酔いはもう大丈夫なの?」

泰葉「え?」

麗奈「私はお星さまとか言ってたじゃない、酔ってんじゃないの?」

泰葉「あわっ…わた、私…なんてことを…」

麗奈「そういえばPを追っかけてたんですって?どこに行ったか覚えてる?」

泰葉「わわわわわわわ私、PさんがあああああPになんてことを!」

麗奈「ち、ちょっと、落ち着きなさいよ!」


泰葉「……」

麗奈「泰葉?」

泰葉「私がいなくなっても、Pさんは私の輝きを覚えていてくれるのでしょうか?」

麗奈「は、早まっちゃだめよ泰葉!?」

泰葉「向こうで…座っています。Pさんは和久井さんと事務所に書類取りにいきましたよ…」

麗奈「そ、そう、ありがと…頼子が水を取りに行ってるからそれをもらうといいわ…」

泰葉「あぁ…頼子さんにも…」

麗奈「…泰葉、本当にありがとう。ちゃんとおねえさんって感じだったわよ」

泰葉「ッ!ふふっ…こちらこそ、ありがとう、麗奈ちゃん」



~会場内


泰葉(いろんな人に迷惑かけちゃったな……Pさんの前で私…なんてこと…)


留美「泰葉ちゃん」

泰葉「あっ!留美さん、さっきは見苦しいもの見せてしまってごめんなさい」

留美「いいわよ、珍しいものが見れたんだから」

泰葉「うぅ…忘れてください…」

留美「いえ、忘れないわよ。あなたの言ったこと」


泰葉「えっ?」

留美「あなたは、はっきりと言ったわ。Pさんと一緒に一番星になるって。それとも、あれは気の迷い?」

泰葉「いえ、私の、本心です。私は、アイドルもPさんも両方あきらめないで、一番を目指します」

留美「そう、あなたはその言葉の重みを、難しさをよくわかっているはずだけど、それでもなのね」

泰葉「はい、もう迷いません」

留美「なら、これからのあなたを見せてもらうわ。言っておくけど…」


泰葉「私は、負けません。どちらも、誰にも」

留美「楽しみにしているわ…」

泰葉「あの、ありがとうございました。留美さんの言葉のおかげで、自分の問題に気がつけました」

留美「どういたしまして。いつまでもPさんを独り占めされたら困るしね。Pさんには、問題が解決したって言った?」

泰葉「いえ…まだです」

留美「Pさんなら、さっき事務所から戻ってきたわよ。今なら…って、あら?」

泰葉「準備ができたみたいですね」

留美「Pさんには泰葉ちゃんからなんでしょ?もう大丈夫だってところを見せてあげなさい。晶葉ちゃんもそれであなたを選んだのでしょうし」

泰葉「はいっ!」



~会場中央


ザワザワ


留美「やっぱり多いわね…うちだけでこんなにいるんだもの…大変よ?」

泰葉「はい、それでも大丈夫です」

留美「…みんなそろったようね、晶葉ちゃん、お願いっ!」

晶葉「任せろ!!」



にょわーん

P「!?」
ちひろ「ひゃぁ!?」


若葉「Pさんとちひろさんのいる場所がせり上がってきました…」

早苗「なんだか、お立ち台みたいね…」


ちひろ「えぇ!?なんで私までっ!?Pさんだけじゃなかったんですか!?」


周子「最初はそのつもりだったんだけどねー。Pさんたちはちひろさんに対してサプライズを用意していたみたいだから、同時にやることにしたんだ」

晶葉「装置の調整に時間がかかってしまい、パーティー中も作業をしないといけなかったが、驚いてもらえたらなによりだ」

留美「さて、それでは、いくわよ?さん、はいっ!」




アイドル一同『Pさんっ!!ちひろさんっ!!二年間ありがとうございましたっ!!』

      『そしてっ!!』


      『これからもっ!!よろしくお願いしますっ!!!』





ちひろ「みんな……」
P「……ぐすっ」


智絵里「Pさんが、泣いてしまいました!」

早苗「嬉し泣きってやつよ」

麗奈「まったく、アタシの相棒だっていうのに情けないわね!」

光「麗奈だけの相棒じゃないんだからなっ!」


留美「はいはい、次はプレゼント渡すんでしょ。泰葉ちゃん、卯月ちゃん、お願い」


泰葉・卯月「はいっ!」


卯月「ちひろさん、いっつも私たちをいろんなところで支えてくれてありがとうございます。私たちからの感謝の印です!」

ちひろ「うぅ…花束と…これは、私の服の色違い!?本当にありがとうね……これからも全力でみんなを守っていくわっ!!」



P「泰葉…お前…」

泰葉「Pさん、私はもう大丈夫です。目指す星ははっきりと見えています。私はこれからその星になれるように頑張ります。これからも、よろしくお願いします!これは私たちからのプレゼントです!」

P「泰葉…そうか、なら、俺は全力で泰葉を支えるよ。もちろん他のみんなもな!花束とスーツ……本当にありがとう!!」


泰葉(ここにいるみんな、輝いています。……アイドルとしての幸せはPさんが教えてくれました。だから星の海でも、もう私の光は消えたりしません、これからも…。そして、私は、一番の輝きを放ってるようになります……Pさんと一緒に…………そしていつか、Pさんと…)


P「ところで、この包は何だ?」


周子「それは、あたしからの特別プレゼントだよ、開けてみてよ」


P「よーし、……え?」



Pつ『パンツ』


P「」

ちひろ「」

智絵里「」

早苗「」



P「……っは!?ええっ!?ななななんだこれ!?」


周子「何で慌ててんの?それは大きい八つ橋だよ?」


P「えっ?」


Pつ『八つ橋』


智絵里「また…間違えてしまいました…」

早苗「もう、ややこしいことしないで…」


ちひろ「……まさか」



周子「なんで、それをパンツと間違えたの?もしかして、似たようなもの、もらったこと、あるのかな?」


P「あっ、あぁ、智絵里から」
ちひろ「Pさんっ!!」

P「えっ?」

周子「それね、あたしがつくった特別製なんだ……たとえ京町でも…そのサイズの八つ橋は売っていないんだよ?」



P「」
ちひろ「」

智絵里「えっ!?えっ、ということは…」

周子「ごめんね、智絵里ちゃん。でも、八つ橋馬鹿にされてるみたいだったから、ね。大丈夫だよ、智絵里ちゃんは純粋に八つ橋渡すつもりだったてみんなは知ってるから」

早苗「P君…ちひろさん………シメる♪」

泰葉「Pさん…」

P「いや、その、これは…」

泰葉「その、言ってくだされば、私の、あげますよ///」ボソッ

P「」



留美「さて、泰葉ちゃん、卯月ちゃん、一度プレゼントを没収しといて」

泰葉・卯月「はい」


P「えっと…」
ちひろ「私たちは……」
 


晶葉「みんな机の下のモノを取ってくれ…」

智絵里「これは…」

麗奈「ふふっ、これはいいわね」

光「おおっかっこいいぞ!」


つ『水鉄砲』(シャンパン入り)


P・ちひろ「」


晶葉「号令を頼む、智絵里」

智絵里「えっ、えっと…う、うてーっ!」



こうして、智絵里ちゃんのパンツを隠していたPさんとちひろさんはアイドルたちにシャンパンをかけられました
智絵里ちゃんの許しが出たところで終了し。みんなからもらった服に着替た二人は再びパーティーへと戻っていきました

これからも私はPさんと、みんなと頑張っていきます、
騒々しくて、楽しくって、競い合う、光輝く星の海で


~おわり~



オチに智絵里の話をもってきてしまった…これなら最初にちゃんと紹介しておくべきだったと反省してます

智絵里の話は
智絵里「私の、パンツ、ですか…?」

麗奈の話は
麗奈「アタシはかわいい?」



岡崎さんと麗奈さまのSSが増えることの祈りながら寝ます
おやすみなさい

いいssだった。おやすみ
未成年なんだけど、場酔いってほんとにするの?

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緒方智絵里(16)

http://i.imgur.com/x6BCYFs.jpg
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南条光(14)

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島村卯月(17)

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つパンツ

>>60
来てたのか…

って猫アレルギーなのになんで猫抱いてるんですか…

>>123
http://i.imgur.com/ptGiupA.jpg
http://i.imgur.com/Rl4Gfbl.jpg
はにゃーん

>>124
しばらく離れてると分からないことだらけですわ…

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