電「司令官さんは嘘つきなのです!」 (15)



提督「……」


ーーなぁ、知ってるか

ーー何を?

ーー今度ここに配属される提督の話


提督「……」


ーーえ……こんな、誰も来たがらないような場所に新しい提督が?

ーーあぁ…なんでも、上官を殴ったらしい

ーー……そんな事してよく生きてられたな


提督「……」



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提督「……」


ーー 一応、軍法会議にはかけられたらしいけど…親のコネで極刑はまぬがれたらしい

ーーコネか…って事はあれか? また華族のお偉いさんの息子さんとか……

ーーあぁ…無礼が無いようにって上から電報で通達が来てるらしい


提督「……」


ーーはぁぁ…お偉いさんの息子はいいよな、自分は努力しなくても親のコネでなんとかなるんだから

ーー全くだ…無礼が無いようにってのもおかしいよな、俺達は同じ人間だっつうのに

ーー本当、ずるいよな…


提督「……」



提督が鎮守府に着任しました。



提督「……さて、着任した…までは良かったものの」

提督「やる事が全くと言って良いほど無い…」

提督「書類も名前とサインを書くだけですぐ終わってしまったし」

提督「……暇だなぁ」



提督「暇だな…」


提督「横須賀にいたころは休みがほしいとか、暇をもらいたいとかよく言ってたけど…いざ暇になると時間をどう使おうか案が全く思いつかないな」


提督「……部屋に何かないか?」


提督「……」ガサゴソ


提督「……!」


提督「…かなり古いものだが将棋の駒があった」


提督「将棋盤は…ホコリがかかっているな……」


提督「……まあ、手入れすれば使えるか」



提督「随分と古いが…いい木が使ってあるな……」


提督「……一人でやるなら…積み将棋だな」


提督「…雑巾は、ここにある……これで拭くか」


提督「……」


提督「さて、手入れも終わった…始めようか」


提督「……」パチン


提督「……」パチン




提督「……」パチン


提督「……」パチン


提督「……」パチン


提督「……王手」パチン


提督「……」パチン


提督「詰み、これで終わりだな…」


提督「……もうこんな時間か、昼飯を頂くとするか」

とりあえずここまで、更新できなくてすいませんでした

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