マリオ「ちょっといま仕事忙しいからパス」 (115)

キノピオ「え?いやちょっとまってくださいよ姫がさらわれたんですよ?」

マリオ「ちょっと今繁忙期で急がしいんだよ4ヵ月後にしてくれ」

キノピオ「いやいやいや一国の姫と仕事どっちが大切なんですか」

マリオ「仕事にきまってんだろ」

マリオ「そもそも仕事っていうならお前は城の兵士だろお前が行け」

キノピオ「・・・・」

マリオ「いっとくがルイージもだめだぞあいつも仕事だからな」

キノピオ「ええー」

マリオ「そもそも毎回助けた報酬がキスだけってどういうことなんだよおかしいだろ」

マリオ「っていうか姫もどうなってんだスマブラで上位キャラなんだし自分で逃げ出してこいよ、むしろ捕まるなよ」

マリオ「とにかく俺は行かんぞ、ほかをあたるか4ヶ月まていいな」

DXでつよかったやん?

マリオ「俺はこれから緑川さんちのトイレ直しに行くから早くでてってくれ」

キノピオ(配管工の繁忙期ってなんだよ・・)

マリオ「ほら早く出た出た」

マリオ「いくぞルイージ、でっていう」

ルイージ「うーい あキノピオきてたのかい?もてなしもできずにわるいね」

キノピオ「ルイージさん実は姫が・・」

ルイージ「またかよ・・あの城のセキュリティどうなってんだよ・・」

マリオ「おい早くいくぞ」

ルイージ「はいはいっとそれじゃあキノピオまたね」

キノピオ「どうしよう・・大臣になんて報告すればいいのだろうか」

キノコ城

キノピオ「ただいま戻りました」

大臣「おおっ戻ったかそれでマリオさんたちはなんと?」

キノピオ「仕事で忙しいから自分たちでなんとかしろとのことです」

大臣「は?」

キノピオ「ですから仕事が・・」

大臣「いやいやいや姫だよ?姫がさらわれてんだよ?なのに仕事が忙しいってどういうことなの?」

キノピオ「僕に言われましても・・」

キノピオ「褒賞についても不満があったようです」

大臣「褒賞について不満って・・今までどうしてたのよ?」

キノピオ「特に何も?」

大臣「なんじゃと?救国の英雄に何も与えておらんとでも言うのか?」

キノピオ「特に指示を受けませんでしたので」

大臣「・・・そりゃしかたないわ」

大臣「普通なんかこうあるだろ?コインとかさ勲章とかさ」

キノピオ「いやぁなにぶんそもそもあの二人が勝手に助けに行ったのが始まりですし」

大臣「あー報奨金とかかけてたわけじゃないんだっけか」

キノピオ「初回で武官が8割裏切っちゃってあの時は焦りましたよ」

大臣「クリボーか・・」

キノピオ「結局残った2割も見せしめにしましたしね」

大臣「えなにそれ聞いてない」

キノピオ「当時の王が裏切り者に対しての制裁として親類縁者3代まで皆殺しにしました」

大臣「正気かよ・・」

キノピオ「そんなわけで現在城には兵士らしい兵士はいません」

大臣「え流石に何年もたってるしいないわけが」

キノピオ「親類縁者皆殺しにするようなとこで働きたいです?」

大臣「それはないわwww」

キノピオ「ですよねwwwwwww」

キノピオ&大臣「あーっはっはっはwwwwwwww」

大臣「いやいや笑い事じゃねえよ・・じゃあ今城にいるキノピオは何なの?」

キノピオ「基本みんな事務官です。僕は伝令ですけどね」

大臣「見張りがいたじゃろあいつは?」

キノピオ「アルバイトです」

大臣「ファっ!?」

マリオ「ちーす水漏れの修理に来ました」

キノピオB「あっご苦労様です」

ルイージ「それで場所は?」

キノピオB「2階のトイレです蛇口の調子が悪くて」

マリオ「かしこまりおー」

ルイージ「兄さん今のは、無いわ・・・」

マリオ「言うなよ・・俺もちょっと後悔してんだからさ・・」

マリオ「あーこれ蛇口とりかえなきゃだめっすね・・・どんなデザインにします?」

キノピオB「あーとりあえず前のと同じのつけといて」

ルイージ「兄さんその蛇口同じ型のやつ在庫ないよ?」

マリオ「そういうわけですんで、同じのだと発注に2週間くらいかかりますがどうします?」

キノピオB「しかたないなあじゃあとりあえず水だけ止めといてよ」

マリオ「りょうかーい」

ルイージ「かしこまりおー()」

マリオ「おいこら」

マリオ「終わりました」

キノピオB「お疲れ様です、あお茶入れたんでどうぞ」

ルイージ「後馳走様です」

マリオ「じゃあ料金は取り付けのあとってことではい」

キノピオB「そういえばまた姫がさらわれたそうじゃないですか」

ルイージ「らしいっすね」

キノピオB「まったく城のやつらは何してるんだか」

マリオ「まったくですな」

ルイージ「兄さんそろそろ次に行かないと」

マリオ「おっとつい長居しちまったな」

ルイージ「それではまた後日」

マリオ「ヨッシーほらクッキーもらったぞ食えよ」

ヨッシー「でってぃう」

すまんスレタイだけ考えて中身ぜんぜん考えてなかった

マリオ「次どこだっけ」

ルイージ「クッパのとこの溶岩のパイプ」

マリオ「あー」

ルイージ「んじゃいこうか」

ノコノコ「マリオ!ヨッシー!ここはとおさないぞ」

マリオ「今回は姫助けにきたんじゃねーからおまえんとこの城なおしにいくんだよ」

ノコノコ「あっさーせんどうぞ」

ルイージ「呼ばれなかった・・・」

マリオ「やっとついた・・こことおいんだよな」

ルイージ「土管くらい用意しておいてほしいよね」

マリオ「まいどーマリオ水道工務店でーす」

ルイージ(俺ら実は苗字がマリオなんだよまぁグランカートの時もあるんだけどな)

マリオ「なにブツブツ言ってんだ?」

ルイージ「いやなんでもないよ」

クッパ「やっと来たか遅かったじゃないか」

マリオ「いやー今時期は忙しくて」

クッパ「まぁいいや三つ目の溶岩プールの調子が悪くてな」

ルイージ「それじゃ見てみようか」

マリオ「あーこれ溶岩が冷えてかたまったんだな」

ルイージ「最近さむかったもんね、これはパイプ交換しないとだめだね」

マリオ「クッパ悪いんだが溶岩の源泉止めてきてくれるか」

クッパ「あいよー」

マリオ「とりあえず溶岩が冷めるまでまたないとな」

クッパ「じゃあむこうでゲームでもしようぜ」

ルイージ「んじゃヨッシーもつれてくるわ」

ピーチ「マリオ!、ルイージ!助けに来てくれたのね!」

ルイージ「名前呼んでもらえた・・」

考えてみたらちょっと寒いくらいじゃ溶岩かたまんねえよな


マリオ「いやちがうけど?」

ピーチ「え?」

ルイージ「今日はぼくら仕事できたんだ」

ピーチ「いや助けてよ」

ルイージ「仕事とプライベートは分けるようにしてるんだ」

マリオ「正直そろそろ飽きたしなこのパターン」

クッパ「我輩も実は」

ピーチ「いやじゃあさらわないでよ」

クッパ「そこはほら習慣というかやらないと落ち着かなくて」

マリオ「あるある俺もついクリボー踏みたくなるもん」

クッパ「それはやめてくれ」

カメック「お茶とお菓子もって来ました」

クッパ「おーサンキューカメック」

マリオ&ルイージ「お邪魔してます」

カメック「わざわざ遠いところ修理なんて頼んですいませんねぇ」

マリオ「いえいえ仕事ですから」

ルイージ「兄さんそろそろいいんじゃない?」

マリオ「おーじゃあ仕事すっかご馳走様でした」

カメック「いえいえお粗末さまでした」

ルイージ「交換完了っと」

マリオ「クッパ溶岩流してみてくれ」

クッパ「おう」

マリオ「流れてる流れてる」

ルイージ「直ったみたいだね」

マリオ「そうだな」

クッパ「いやぁ助かったわこれ御代の600コインな」

マリオ「まいどありー」

ルイージ「それじゃ古いほうのパイプはこっちで処理しときますんで」

ピーチ「マジで帰っちゃうのかよ・・」

ヒステリックボムじゃなかったっけ

マリオ「いやぁクッパは金払いが良くていいよな」

ルイージ「いやまったくどこかのキノコとは大違いだよ」

マリオ「んでどうしよっか?」

ルイージ「何が?」

マリオ「いや姫」

ルイージ「あーどうしよか」

マリオ「別に俺らが助けなくてもよくね?」

ルイージ「まぁしばらくは忙しいしね、助けても家計の足しにならないし」

キノピオ「マリオさんルイージさん4ヶ月たちました早く姫を助けてください」

マリオ「お前らなんかしたの?」

キノピオ「えっ?」

ルイージ「まさか4ヶ月もあったのに何もしないで僕らのこと待ってたの?それはちょっとないんじゃないかな?」

キノピオ「えっいやその・・」

マリオ「自分では何もしないのに他人には誠意を求めるとかクズだな」

キノピオ「そっそんな言い方しなくても」

ルイージ「じゃあ何かしたの?僕らだって一応命かけてるわけだからさ」

キノピオ「っそそうだ大臣が今回は報奨金を出すって言ってました」

マリオ「カネかよそれは酷いわ」

ルイージ「それって結局税金なんでしょ?僕らが納めてる税金僕らのものが帰ってきてるだけじゃない」

キノピオ「そういわれるとそうですけど・・」

ルイージ「それにお金で解決ってのも僕はどうかとおもうね、こっちは一応命がけになるんだからさ
しかるべき筋を通すべきじゃないの?なんで君がいきなり来て姫たすけてくださいなの?おかしいでしょ?」

キノピオ「えっいやマリオサンが4ヶ月後にってそのすいません・・・」

ルイージ「すいませんじゃなくてなんでそうしないの?って聞いてるだけでしょ?」

キノピオ「エッエッグエエッ」

ルイージ「泣いてもなにもかわらないよ?」

マリオ「そんなわけで今回は俺らいかねーから」

キノピオ「そこを何とかお願いします」

ルイージ「正直いまさらすぎんだよね」

マリオ「平時は何もしてくれないのに困ったときだけ「マリオさーん」てか?俺らはお前らの道具じゃないっつーの」

ルイージ「兄さん今のキノピオの物真似そっくりだったわ最高」

マリオ「そうだろ?まぁそんなわけだ、帰った帰った」

キノピオ「ううっ・・」

数ヵ月後

キノコ王国はクッパ軍団の武力背景のもとに合併することとなった。

表向きはクッパとピーチ姫の結婚ということになっているがそんなことはどうでもよかった

マリオ「さーて今日も張り切って稼ぐとしますか」

ルイージ「はいよ兄さん」

マリオ「いくぞヨッシー」

ヨッシー「でってぃう」

収集がつかなくなってきたので終わり 読んでくれてありがとうな

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