レーヴェ「私立希望ケ峰学園?」 (186)

注意
このスレは軌跡シリーズとダンガンロンパのネタバレが含まれております

レーヴェ「ふ、これで俺も、あいつとあの世でゆっくりさせてもらおう。」
「さらばだ……ヨシュア……」
ヨシュア「うん…さよなら、レーヴェ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386504442

レーヴェ「ん?ここは、どこだ?
俺は確か、ヨシュアやレンに敗れ、
完全にこの世から消えた筈だが…?
ここがあの世か?それにしては…」
レーヴェは周りを見回した。
窓は素手では絶対に敗れそうに無い鉄板に覆われていた

レーヴェ「ケルンバイターがあれば話は別なんだろうがな…」
今自分にはオーブメントしか手持ちがない上にそのオーブメントもクォーツがほとんどはめ込まれていない。そういえば、服装も黒騎士としての服装ではなく執行者NO.2<剣帝>の時の服装だ

ピンポンパンポーン
???「オマエラ、体育館に集合してください。」
レーヴェ「なんだ?導力通信か?そういえば第二柱はそういう術を扱っていたな」
とりあえずドアらしきとこから外に出た、すると

???「うわっ」
何者かとぶつかった。相手の方は完全に予想外だったらしくそのまま尻もちをついてしまった。
レーヴェ「大丈夫か?」
レーヴェはその人物に手を差し出した、
???「ありがとう」

レーヴェ「お前は、名は何という?」
苗木「僕は苗木誠だよ君は?」
レーヴェ「俺は…ロランス・ベルガーだ。」
苗木「ロランス君だね。えーと、君の才能は?」

レーヴェ「才能?」
苗木「うん、才能。この学園にきたってことは、何らかの才能を認められてきたってことでしょ?ちなみに僕は超高校級の幸運なんだ。幸運といってもたまたま抽選で選ばれただけなんだけどね…」

レーヴェ「ふ、どんな物であれ人より優れているのなら誇った方がいいぞ。」
苗木「うーん…そうだね。所で君の才能は?」
レーヴェ「俺の才能は…(執行者や剣帝などといったら警戒されるな)超高校級の剣術家だ」

苗木「剣術?剣道じゃなくて?」
レーヴェ「ああ、剣道と剣術は似ているが少し違う。剣道は一本の剣を両手で持つものだが、剣術は一本の剣を片手で持ったり、二本の剣を持つこともある。第一に剣道にはルールがあるが、剣術にはルールは最低限の物しかない、剣術は実戦の為のものだからな」

苗木「へ~、そうなんだ。ずっと同じものだと思ってたよ。」
レーヴェ「それよりこんなとこで立ち話してる場合か?体育館とやらにいかなくてはなるまい」
苗木「そうだね、一体何がおこってるんだろう?」

そんなこんなで体育館へ着いた
???「君達!来るのが遅いじゃないか!

???「まあ仕方がないんじゃないの~?
いきなりこんな状況なんだし」
???「そうですぞ、取り敢えず今来た2人の為にもう一度自己紹介をしなければ」

???「ふん、なぜおれが愚民2人の為にまた自己紹介をしなければなるまい。」
???「だよな~、遅れて来た方がわり~んだし。」
レーヴェ「そうだな、遅れて来たこちらに非があるのは確かだ、だがこんな状況の中名前も知らない者と一緒にいたくはないのではないか?」

???「その通りだ!」
レーヴェ「まあ、取り敢えず俺の方から言おう、俺はロランス・ベルガー、超高校級の剣術家だ。生憎手持ちの得物がないがな。よろしく頼む」
苗木「ボクは苗木誠、超高校級の幸運としてここに来たんだ。」

取り敢えずほぼ全員が自己紹介をした。大和田「しっかし、これはどういうことなんだ?希望ケ峰の校舎に入ったと思ったら、見知らぬ所で寝てたしよ」
不二咲「大和田君もそうなの?私もそうなんだぁ」
葉隠「きっと俺たちを驚かそうとして学園が用意したイベントかなんかだべ」

セレス「イベントにしては、いたずらが過ぎるとおもいますわ」
レーヴェ「確かにな、窓に張り付いていた鉄板といい上のカメラといい何かがおかしいな」

レーヴェ(ヨシュアやエステル・ブライトそれにレンはどうしたんだ)
舞園「あの~苗木君ですよね?根黒六中の」
苗木「え、そうだけど、何で知ってるの?」
レーヴェ(ふむ、苗木誠は知り合いがいたようだな)

ぶつ、キーーン!
レーヴェ(ん、なんだ?)
ボヨヨヨーン!
朝日奈「え、なにあれ?」
桑田「ぬいぐるみか?」
???「ぬいぐるみとは失礼な!ぼくはモノクマだよ!」

不二咲「え!」
山田「キェェェェ!喋ったぁぁぁぁ!」
大神「なんと!」
レーヴェ(なんだ、あれは。大きさ的に誰かが乗っているというわけではなさそうだが、レンのパテル=マテルのようなものか?)

モノクマ「オマエラには一生ここで暮らしてもらいます。」
不二咲「な!」
舞園「一生って」
大和田「どういう事だよ!」
モノクマ「そりゃ死ぬまでここにいろってことだよ」

モノクマ「まあ、それでも外へ出たいなら、出る方法が無いこともないけどね?」
舞園「何ですかその方法って?」
モノクマ「それはね、人が人を殺すことだよ」
腐川「人が人を」
苗木「殺すだって!」
モノクマ「うん、絞殺斬殺銃殺惨殺…手段は問わないよ。さぁ頑張ってkillしちゃってください」

大和田「ふざけんじゃねえぞ!」
モノクマ「わわ、学園長への暴力は厳禁だぞ」
大和田「うるせぇ!ぶっ飛ばしてやらぁ!」
がし!ピピッピピッ
大和田「あ?」
霧切「今すぐそれを投げて!」
大和田「あ、あぁ」
ぽいっ、ドカーーーーン!
大和田「なっ」
霧切「やっぱり」

モノクマ「危なかったね。でも、次は無いからね!次なんかしたらこれよりもっと恐ろしいことをしちゃうかもよ?」
不二咲「あれよりもっと恐ろしいことって」
モノクマ「まあ、君達16人にはこれを渡しておくから、後、寄宿舎に君達の部屋はちゃんとあるよ!それじゃぁ、ばいばーい(ぴょーい)」

大和田「ちっ、あの野郎ゼッテーぶっ飛ばしてやらぁ」
十神「ふん、思った通りの単細胞だな貴様は」
大和田「んだと?!」
十神「またああなるというのが解らないのか」
大和田「っ、それは」
十神「それが解らないとはやはり、単細胞のプランクトンだな貴様は」
大和田「てめぇ、言わせておけば…」
苗木「二人共落ち着いてよ!」

大和田「あぁ!てめぇ俺に指図するつもりか?」
苗木「えぇ!いや、そんなつもりじゃ」
大和田「うるせぇ!俺に指図するんじゃねぇ」
大和田が拳を振りかぶり、苗木を殴ろうとする、と、その時!
ガシッ

レーヴェ「落ち着け、今は俺たちで争っている場合ではないだろう」
大和田「っ!(こいつ、ピクリともしねぇ」
大神「っ!(一瞬であの距離を、ただ者ではないと思ったがやはり…)」
大和田「…けっ」
十神「ふん」

舞園「大丈夫ですか?苗木君」
苗木「うん、大丈夫だよ、それよりもありがとう、ロランス君」
レーヴェ「礼には及ばん当然の事をしたまでだ」
それを合図に全員が散って行った

今日はここまで、明日から本格的に始めます需要ないかもしれないけどやります

ちょっと投下します

レーヴェ「ふむ、では俺も探索をしてみよう」

そして探索してみたが、わかった事といえば、他の人がわかった事と同じようなことばかりだった。

レーヴェ「そういえば、オーブメントには何がはめ込まれているのか調べていなかったな」

そうして自室のシャワールームでオーブメントを起動させてみたが、入っていたのはティア系とアースガード系だけであった

レーヴェ「…シルバーソーンでもあったら話は別だったが、まあ、誰かが死にかけた所を助けるという意味ではティア系も助かるがな」

ピンポーン

ドアの呼び鈴が鳴った

ガチャ
レーヴェ「なんだ?お前は、大神さくらだったかな?」

大神「ああその通りだ、お主を夕食に呼びにやって来た」

レーヴェ「そうか、もうそんな時間か」

大神「うむ、ここには時計が無いからな、わからないのも無理はあるまい」

そして大神と一緒に食堂へ向かった

レーヴェ(それにしてもこの女、何者だ?一騎打ちならエステル・ブライトやシェラザード・ハーヴェイをも上回っていそうだヴァルター並かそれ以上かもしれんな)

そうして、食堂に着いた
他の者もほぼ全員探索していたようだが脱出への手掛かりになりそうなものは何もなかった。

レーヴェ(何者だ?恐らくここは俺がもといた世界では無いなだろう、かといって、影の国のように作られた世界という訳でもなさそうだ、だとしたら、この世界にはこんな大掛かりな事ができる、それこそ身喰らう蛇のような組織があるというのか?)

だとしたら、正面から戦う、という無謀は犯さない方がいいと判断できる

レーヴェ(ケルンバイターがあれば突破できそうだが…ヴァルターに寸頸でも習っておくべきだったか?)

そんなこんなで、一日目が終わった。
あの変なクマがアナウンスで夜だと伝えて来たからだ。

レーヴェ「特にやることもないしな、ひとまず寝るとするか

次の日も同じ事の繰り返しだった。
取り敢えず探索をするが、そんな都合よく手掛かりなど見つかる訳もなく変なメダルしか見つからなかった。
だが…

舞園「~~それで、鶴を逃がしてあげてる苗木君をみて~~」

苗木「ははは、別に大した事無いよそんな事」

レーヴェ(ふ、微笑ましいな、ヨシュアとエステル・ブライトや俺とカリンもこんな感じだったんだろうか?)

そう昔を懐かしんでいるとそこに声が、

霧切「ねえ、あなた」

レーヴェ「ん、なんだ?俺に何か用か?」

霧切「ええ、あなたのその名前本当の名前なの?」

レーヴェ「……どういう事だ?」

霧切「私は海外のいろいろな国に行ったことがあるわ、でもロランスなんて名前ほとんど聞いた事無い、そう言いたかっただけ」

レーヴェ「疑うのは自由だが人の名前に疑問をもつのは失礼だとおもうがな」

霧切「そうね、ごめんなさい、疑ってしまって」

そういって霧切は去って行った

レーヴェ(危なかったな、いきなりバレるとこだった)

そして二日目も過ぎて行った

コロシアイ学園生活が始まってから3日目になろうとしていた

レーヴェ「今日も何か変わりがないか調べてみるか」

やはり変なメダルが変な所にあることしか解らなかった、取り敢えずランドリーに行った、すると、そこには超高校級のギャルこと江ノ島盾子がいた

レーヴェ(ギャルがどういうものかは知らんが、恐らく服装からして、戦闘職ではないだろう、なのになんだ?この女から感じる気配は大神と同等クラスだぞ!)

キーンコーンカーンコーン
モノクマ「え~、マイクテスマイクテス、オマエラ今すぐ体育館に集まってください」

ついに何かが始まろうとしていた

今はここまでまた深夜あたり書き始めます

投下再開です

程なくして、全員が集まった

モノクマ「オマエラコロシアイしろよ!面白くないだろ!」

苗木「誰がお前の思い通りになるもんか!」

モノクマ「うるさいなぁ、これだからゆとりは……という訳で、オマエラにはコロシアイをしてもらうよう動機を用意しました!ほら、さっさと視聴覚室に行く!」

そして全員が視聴覚室に集まった。

苗木「なんだろう、このDVD?」

セレス「ここにある、ということはモノクマの言っていた動機とやらでしょうね」

レーヴェ(俺の分まであるだと…どういうことだ?)

全員がDVDをパソコンにセットしたのを見て、レーヴェもそうした、そこには、
ヨシュア、エステル、レンが恐らく結社謹製であろう超大型ロボットと戦っている映像だった

レーヴェ(どういうことだ?あの世界で何が起こっている?恐らく場所はクロスベルか…だが、これで人を殺害してまで出たいとおもうのか?)

舞園「イヤァァァァァ!」

苗木「舞園さん!」

苗木と舞園が出て行った。

桑田「おいおい、なんなんだよこれ」

霧切「これが、モノクマの言っていた動機とやらでしょうね。外の様子を見せて、出たいと思わせる、といった所かしら?」

朝日奈「き、きっと捏造だよ!ねえさくらちゃん!」

大神「…………」

朝日奈「さくらちゃん?」

大神「う、うむ。そうであろう

それから数分間ガヤガヤとしたまま解散した。

レーヴェ(ふむ、俺が見たものと、他全員が見たものはほとんど違うようだな。なら、ついさっき走って行った苗木誠と舞園さやかが気になる所だな)

と、そのまま気配を辿って2人がいる教室についた。

苗木「大丈夫?舞園さん」

舞園「はい、だいぶ落ち着いて来ましたこれも苗木君のおかげですね」

苗木「そんな事ないよ、でもわかった、舞園さんが持ち直してくれて」

舞園(ごめんなさい、苗木君。私はまだアイドルの地位を失う訳にはいかないの。だから…)

レーヴェ「………………」

今日はここまでです

ちょこっと投下します

その日の夜
廊下

レーヴェ(恐らく舞園さやかは誰かを殺そうとするだろう、標的は、苗木誠か?
いや、それはないだろう…
ん、あれは苗木誠と舞園さやかか?
部屋の交換か?監視をしてみるとしよう。)

そして、しばらくすると、舞園がプレート交換をしたりメモを持って部屋を出ていくのが見えた。
そして、舞園が戻ってきて数分後に桑田が苗木の部屋に入った、その数分後に桑田が血相を変えて出てきた、包丁を持って…
そして、その隙に苗木のいる舞園の部屋を訪ねた。

ピンポーン

苗木「どうしたの舞ぞ…え、ロランス君?」

レーヴェ「静かにしろ、一旦お前の部屋に戻るぞ」

苗木「え、どういうこと?」

レーヴェ「説明は後だ。早くしろ」

そうしてすぐ苗木を連れて部屋に入るとそこは部屋中傷だらけだった。

苗木「え、なにこれ舞園さんはどこに?
まさか…」

そういって苗木はシャワールームに手をかけた。

苗木「そういえば開けるのにコツがいるんだよなこれ、セーの」

そうして開けるとそこには…

舞園「イヤッ、来ないで!
え、苗木君とロランス君?」

舞園がいた、みた所怪我は手が骨折しているくらいだった

レーヴェ「少してを出してみろ」

舞園「え?」

レーヴェ「早くしろ」

舞園「は、はい」

そうして差し出された手にティアラルを施した。傷がみるみる治っていく

舞園「あ、ありがとう御座います」

レーヴェ「ふ、礼には及ばん。
それよりお前はまずは苗木誠に謝らねばならんだろう?」

苗木「え、ぼくに?」

舞園「はい、苗木君…ごめんなさい!
私、とんでもないことを!」

そういって舞園はなきながら苗木に抱き、そして全てを語った。

舞園「ごめんなさい!ごめんなさい!」

苗木「大丈夫、僕は君を許すよ。
まだ君は誰も殺してはいないしね」

舞園「苗木君、うわぁぁぁん!」

レーヴェ(これで大丈夫だろう。
後は…)

レーヴェ「いい加減出てきたらどうだ?桑田玲恩」

桑田「くそっ、邪魔しやがって」

いきなり入ってきた桑田は包丁を両手に一直線にレーヴェに襲いかかってきた

苗木舞園「!?」




包丁があわやレーヴェに刺さろうとした瞬間レーヴェが持っていた模擬刀で包丁を弾いた!

桑田「な!」

驚く桑田の隙をついて一瞬で肉薄し模擬刀を桑田ののどもとに突きつけた

レーヴェ「これは正当防衛だと、言いたい顔だが、一度部屋に戻ってまた来た時点でそれは無理だ。さらに無関係な俺や苗木誠を襲ったしな。安心しろ部屋までなら送ってやる」

そういうと、レーヴェは模擬刀を突きつけたまま桑田を連行して行った。
残された苗木と舞園は唖然とするしか無かった

苗木「えーと、この後どうするの?」

舞園「えーと、普通にここで寝ようかと」

苗木「いや、ここは流石に寝れないんじゃないかな?部屋戻そうよ」

舞園「あの、とてもおこがましいのですが、一緒に寝てくれませんか?」

苗木「え!そんな、本当にいいの!」

舞園「はい、苗木君なら…」

今回はここまでとします

ちょこっと投下します

コロシアイが起きかけた3日目も終わり、そのまま一週間が経とうとしていた。
未だにモノクマが何かしてくる、という事は無かった。
恐らく、コロシアイが起きかけたことで連鎖的に起こるかも知れないと思ったのだろうか?

レーヴェ(こんな生活が始まってから一週間がたつか。一週間ともなると、それぞれグループができ始めて来たな)

1.苗木、舞園、江ノ島、霧切
あれから舞園は自分のやったことを告白した、最初は孤立するかとおもわれたが、気にしていたのは葉隠と襲われた桑田ぐらいだった。苗木が頑張って説得したのだろう。江ノ島はもともとよく苗木と話しているのを見る為、疑問は無かったが、意外なのは霧切がいたことだった。苗木が一度誘ったのを皮きりに食事の時には必ずいるようになっていた。
それを桑田や大和田等が親の仇を見るような目で見ていた

2.大和田、石丸、不二咲
これまた意外だった。不二咲はともかく、大和田と石丸はあまり仲は良さそうではなかったが…人とは不思議なものだ

3.桑田、葉隠、山田
この三人は…なんというか、集まるべくして、集まったというか…
桑田は舞園を許しギクシャクしてはいるものの、争いには発展しなさそうだ。
山田はよく一人でいるセレスとも一緒にいることも多い…交友関係というより、従属関係という感じだが。

4.大神、朝日奈
この2人は最初に会った一日目から、かなり仲がよく、よく一緒にいる。恐らく一番仲がいい組だろう

レーヴェ(他は俺を含めほとんど一人だ。十神白夜は腐川冬子といることが多いが、あれは付け回されてるだけだな、セレスティア・ルーデンベルグも山田といることが多いが、やはり従属関係のようなものか…)

かくいう自分も交流はしているが、やはり執行者時代の癖が抜けてないのか、基本的に一人だ。
苗木のグループや朝日奈のグループに誘
われることはあるが、誘われる時以外は一人でいることにしている。
そうすればいろんな人々の一挙一動から、解る事があるからだ。

レーヴェ(とはいえ、そろそろあのクマの方から何かして来そうだな)

その時、スピーカーが鳴った

モノクマ「えー、オマエラ、今すぐ体育館に集まってください」

そして、全員が体育館に集まった

苗木「なんだろう?」

桑田「まさか、また動機か!?」

モノクマ「うん、そのまさかだよ」

霧切「一体なんのつもり?」

モノクマ「だってオマエラいっこうにコロシアイしないじゃん!
舞園さんが桑田君殺そうとしたけど、失敗するしさ、二階と大浴場解放してやったってのに、コロシアイのコの字もしようとしないからさ、しょうがないよね~」

舞園「!!」

苗木「お前の思い通りになんかさせないぞ!」

モノクマ「だから動機配るって言ってんじゃん。はい、ここに封筒置いとくから自分のとっていってね」

そうしてモノクマは床に封筒を置いた

大和田「!?」

不二咲「何でぇ!何でしってるのぉ!」

腐川「え、何でよ!」

セレス「………」

レーヴェ(ほう?)

ロランス・ベルガー、本名レオンハルトは、人を殺した事がある

レーヴェ(…なぜ知ってる、俺はこの世界と全く関係の無い人間だぞの筈だが?)

その封筒の中には、ひとの知られたくない秘密が書かれていた

モノクマ「やっぱりさ、共同生活する仲なんだから、秘密何てあっちゃだめだよね~、後、この秘密あと24時間後に世間に公表するから、それじゃあ、バイバーイ」

石丸「諸君、いまここで、封筒の内容を言い合おうではないか!」

腐川「ふざけないでよ!そんな簡単に言える訳ないじゃない!」

セレス「そうですわ。人には知られたくない事はたくさんありますもの」

不二咲「そうだよぉ」

大和田「済まねえ兄弟、俺もいう訳にはいかねえ」

石丸「む、そうか。ならしかたあるまい」

苗木「じゃあさ、明日の朝食の時言うべきじゃないかな?」

舞園「え、どういう事ですか苗木君?」

腐川「ふざけないでよ!何でそんな事しなきゃならないのよ!」

苗木「いや、この場で言わなくても明日のこの時間ばれちゃうからさ、それなら明日の朝みんなで言った方がいいかな、と思って、だめかな?」

霧切「そうね、いい案だと思うわ」

石丸「うむ!確かに名案だ!ならみんなもこれでいいかね?」

ほぼ全員が、賛成した。腐川などの若干の反対もあったが、その為に人を殺すのか?と聞かれて黙った

FCのレーヴェはガチトラウマ

そしてその日の夜

レーヴェ「大和田紋土、一つ聞きたい事がある」

大和田「ん?なんだロランスか。
で、なんだ?って聞くまでもねぇか。
あの封筒の事だろ?」

レーヴェ「ああそうだ。不二咲千尋と腐川冬子も動揺していたが、お前もかなり動揺していたのを隠しているような気がしてな…」

大和田「へ、そんなことねえよ。」

レーヴェ「そうか、それなら良かった」

不二咲「あ、いたいた」

大和田「なんだ、不二咲じゃねえか、どうしたんだ急に」

不二咲「2人にお願いがあるんだけど…いいかな?」

レーヴェ「俺は構わんぞ。大和田紋土の方はどうだ?」

大和田「ああ、構わねえぞ」

不二咲「よかったぁ。
あのさぁ、今日の夜ボクを鍛えて欲しいんだ」

大和田「なんだ、そんなことか、ああ、別に構わないぜ」

レーヴェ「俺も構わんぞ」

不二咲「よかったぁ、じゃあ今日の夜時間にトレーニングルームで待ち合わせだよ!」

そういって不二咲は去っていった

一方その頃苗木達は

舞園「あの、苗木君、苗木君の秘密ってなんなんですか?」

苗木「僕のなんて、本当に大したことないよ、小5までおねしょしてたってだけだし」

霧切「ふふふ、とても可愛い秘密ね」

江ノ島「まあ、そんなだろうとは思ったけどね~」

苗木「そういう三人の秘密はなんなの?」

江ノ島「まあそれは明日までの秘密ってことで、ね?」

舞園「そうですよ」

今回は一旦ここまで、あと言っておくと、チャプター1は誰も死にませんでしたが、今からはどうなるかわかりませんよ~

レーベあのいつも持ってる二刀流っぽい剣ロスト状態なん

>>61
アースガード改とティアラル連発やめれ

>>66
そのうち出すつもりです

ちょこっと投下します

その日の夜

レーヴェ(そろそろ2人も来るころだろう)

不二咲「あ、ロランス君。」

大和田「お前待ってたのか。
遅れてすまねえな」

レーヴェ「いや、俺も今来たところだ。
心配しなくていい。
…それより不二咲千尋、一つ聞きたい事があるんだが」

不二咲「え、何?」

レーヴェ「お前は女の筈だが、なぜ俺と大和田紋土なんだ?
大神さくらや朝日奈葵と一緒に鍛えたらいい筈だが?」

大和田「ああ、俺もその事は気になっていたな」

不二咲「えぇと、それはね…」

不二咲「ずっと黙ってきたけど、
僕は男なんだ!」

大和田「はぁ?!マジかよ!」

レーヴェ「…そうか」

不二咲「信じてもらえないかもしれないから、証明するね」

そういって不二咲は自分の手帳を更衣室のドアに翳した。
…男性用の更衣室の、だ。
するとドアのキーが開いた

大和田「お前、何でそんな事してたんだ?」

不二咲「僕ね、生まれつき体が弱くてずっとバカにされてたんだ…男の癖にってだから、いっそ性別を偽ればいいかなと思って…でも、モノクマが封筒にはその事が書いてあってだから鍛えて欲しいんだ、強い君達みたいに!」

その時大和田がいきなりダンベルを持った

大和田「俺が強いだと?!不二咲お前俺に対する当て付けか?」

不二咲「え、違うよ。どういう事?」

大和田「そうだ、俺はつええ、兄貴よりもお前よりずっとずっとずっと…」

大和田はダンベルを振り上げた

レーヴェ「!?」

不二咲「え、大和田く…」

大和田「おれは、強ええええんだ!」


大和田が振り下ろしたダンベルが不二咲に当たろうとしたその時!

ガシッ!

大和田「!!?」

レーヴェ「おい、お前、何をしている!」

レーヴェが大和田の腕を掴みそのまま投げた

大和田「がっ!お前、何しやがる!」

レーヴェ「それはこちらのセリフだ。
お前はいま自分がなにをしようとしたのか覚えていないのか?」

大和田「!お、おれは」

レーヴェ「お前のいう『兄貴』とやらとお前の間に何があったかは知らない、だが、不二咲千尋は正直に誰にも言えない悩みをお前と俺に話した、自分を変えたいがためにな、それをお前は身勝手な感情で無に帰そうとしたんだぞ!」

大和田「!…不二咲、すまねえ」

不二咲「ううん、僕も何か大和田君を不機嫌にしてしまうような事行っちゃったんだよね、ごめんねぇ」

大和田「ちげえ、お前は何も悪くねえ、俺が強いお前に勝手に嫉妬しちまった、それだけだ。
なあ二人とも、聞いてくれねえか?
俺の話」

そして大和田は2人に全てを語った。
兄との対決で無茶な事をして、兄を死なせてしまった事、それを他のメンバーに黙っていたこと

大和田「さらに俺は、お前を殺そうとしちまった。
また過ちを繰り返すとこだった。
すまねえ、ロランス、お前が止めてなきゃ今頃…」

レーヴェ「……俺の秘密も見るか?」



大和田「お前の秘密?」

レーヴェ「ああ、知ると驚くかもな…俺は人を何人も殺した事がある」

不二咲大和田「「!」」

不二咲「でも、ロランス君がそんな事するようには見えないよぉ」

レーヴェ「そうか…、だが、どんな外道であれ俺が殺した事に代わりは無い」

大和田「外道ってどんな事してたんだ?」

レーヴェ「子供を大量に拉致し、薬の実験、挙げ句の果てに資金調達の為にさらった子供に売春の強要…だ」

その時、家族の様に仲良くしてたスミレ色の髪の少女の事が脳裏に浮かぶ

大和田「…お前の秘密はよく解った。
同時にお前が凄まじい過去がありそうなこともな…」

レーヴェ「まあ、これは俺の罪だ。
お前たちがどうこういう問題ではない。
で、どうするんだ?」

不二大「「?」」

レーヴェ「結局鍛練するのかしないのか、どうする?」

不二咲「うーん、やっぱり明日みんなに打ち明けてから堂々とするよ!」

レーヴェ「そうか、大和田紋土もそれでいいな?」

大和田「ああ、異論はねえ」

レーヴェ「なら、戻るか」

三人は寄宿舎へ戻った

だが、レーヴェは完全に油断をしていた、違う所で違う殺意があったことに…

次の日の朝

レーヴェ(やはり不二咲千尋と大和田紋土は全員が揃ったら自分の秘密を打ち明ける、といった。
だが、何人か来ていないな、葉隠康宏に大神さくら、朝日奈葵、あと十神白夜か
最初と最後の二人はともかく真ん中の二人は珍し…おや)

そうこう考えてる内に大神、朝日奈、十神が来た

レーヴェ(後は葉隠康宏だけか)

その時モノクマが現れた

モノクマ「うぷぷぷぷ、オマエラグッドモーニング!」

桑田「朝から最悪な気分だぜ」

モノクマ「君達が最悪でも、僕にとっては最高だよ!」

苗木「どういうことだ!」

モノクマ「だから~君達の仲間が大変な事になってるんだよ~。
それじゃあ、バイバーイ」

それを聞いた瞬間ほとんどの人数が葉隠を探し始めた

眠気が限界何でここで一旦やめます

あと、質問が会ったら答えます…明日

おもしろいがなぜレーヴェ?

>>84
いや~、最初は?組か特務支援課にしようかと思ったんですが、?組は物語が終わってませんし、特務支援課だとロイドがいろんな意味で無双しそうで、苗木君や霧切さんの立場なくなりそうだ、と思いまして、でもヨシュアは何か違うな、と思っていたら、自然にレーヴェになってました。
特務支援課のも見たいですか?

>>86
いや今のところはレーヴェでいいよ

>>88
そうですか、じゃあ終わったら違うのをまたやるつもりなので、その時候補にいれときます。

あと、他の軌跡キャラも当然出します
というわけで、投下再開でーす

部屋のインターホンを鳴らしても反応が無かった

苗木「そっちはどう?」

レーヴェ「部屋にはいなさそうだ。
おそらく校舎にいるのではないかな?」

ついさっきから葉隠を校舎組、寄宿舎組に分かれて探しているが一向に見当たらないのを鑑みるに、寄宿舎にはいないようだ。
すると…

モノクマ「ピンポンパンポーン、
死体が発見されました、生徒の皆さんは体育館に集まって下さい」

レーヴェ苗木「「!?」」

苗木「なんだろう、いまのアナウンス」

舞園「苗木君!」

苗木「舞園さん、どうしたの?」

舞園「とりあえず来て下さい!
ロランス君もです」

舞園に連れられるままに図書室に移動した、そこには………
腹から大量の血を出して死んでいる葉隠康広の死体があった

そしてその場にいた全員がモノクマのアナウンスに従って、体育館に集合した。

モノクマ「やっほー、オマエラ、遂にコロシアイしてくれたね!先生はとっても嬉しいよ」

苗木「ふざけるな!お前が殺したんだろうが!」

モノクマ「え?酷いな~、僕はやってないよ?殺ったのは僕以外のこの中にいるんだよ~」

不二咲「え!という事はこの中に」

桑田「葉隠を殺した犯人が…」

モノクマ「うん、そうだよ。
この中の誰かが、自分の秘密を知られたくないがゆえ、もしくは出たいが為に葉隠を殺したのです!」

十神「ほう、なら葉隠を殺害したクロの卒業式を今からするということか?」

モノクマ「卒業?違うよ?むしろこれからが本当の勝負なんだよ?」

その時全員の頭上に?が現れた、気がした。

十神「どういうことだ?」

モノクマ「いまから皆さんには葉隠クンを殺害したクロを当ててもらいます、学級裁判で!」

そしてその場で学級裁判のルール説明を受けた。
一定の捜査時間のあと、裁判が開かれ、クロを探すこと
クロは当てられたらオシオキされること
クロを当てられなかった場合クロ以外がオシオキされるということ

モノクマ「まあ、こんな感じかな?
まあ電子手帳に記されているから、詳しい説明はそっちをみてね。」

それを聞いて、舞園と大和田は顔色が悪くなっていた。
当然だろう、二人とも人を殺しかけてしまったのだから
そのとき、

江ノ島「ふざけないでよ!私はこんなもの参加しないからね!」

と勢いよく言った

モノクマ「え!困るよ学級裁判に参加しないなんて、そんなわがまま言ってる子は地下室に閉じ込めちゃうぞ?」

江ノ島「なんで一人のクロの為に死ななきゃならないのよ!ふざけんな!」

モノクマ「おおう、正直目の前の圧倒的な悪にぶるっちまってるぜ、でもなあ、それでも引かないのがモノクマ流よ!
ここを通りたければ、僕を倒してからにしろ!」

ギュムッ!グリグリ

江ノ島「はい、これで満足?」

モノクマ「そっちこそ忘れてない?
校則により学園長への暴力を禁ずる、よって、助けて!グングニルの槍!」

そのとき、屋上から、槍が降ってきた。
レーヴェや大神ですら咄嗟には行動できなかったが、一人だけ咄嗟に動いた者がいた。

苗木「危ない!江ノ島さん!」

ガッ、ドサ、ブス!

江ノ島「え?」

モノクマ「え?」

苗木「大丈夫?江ノ島さん」

苗木が江ノ島を押し倒した、結果江ノ島には刺さらなかったが、代わりに苗木の足に一本刺さっていた

霧切舞園「「苗木君!」」

我に帰るのが他より早かった霧切と舞園が苗木にすぐさま近づいた。

モノクマ「ちょっと~、何邪魔してくれてんの~、苗木君?」

大和田「てめえ、苗木が何の邪魔をしたってんだ!」

モノクマ「そりゃあ、見せしめだよ。僕に逆らうとこうなるぞって。
仕方ないな~、江ノ島さんも苗木君に免じてゆるしてあげるけど、二度目はないからね?」

そういってモノクマはどこかに消えてった。

大和田「おい、江ノ島ぁ!」

江ノ島「え、え?」

大和田「え?じゃねーよ!お前の所為で苗木が大怪我したんだぞ!」

江ノ島「あ、そうだ!苗木君!」

レーヴェ(ん?苗木…君?)

十神「ふん、苗木の事は江ノ島舞園に任せて、他は捜査をするぞ。
クロ以外は、捜査をせずに死にたくはないだろう」

大神「うむ、我と大和田で現場の監視をしておこう、だれか怪しい事をしないようにな。
して、霧切よ、苗木が気になるのなら、ついて行っても良いのだぞ」

霧切「いいえ、ここで犯人を当てなければ、折角助かった江ノ島さんや苗木君も死ぬわ。
だから、捜査するのは一人でも多い方がいい、そうでしょ?」

大神「うむ、そうだな」

そして皆が散り散りになった

レーヴェ(俺はどうしようか、ヨシュアやレンほどそういう推理は得意ではないが、何か見落としがないか、とかを探るとしよう)

今回はここまでです。
次は捜査パートと裁判です
…といってもこれは、残念なお姉ちゃんに妹を裏切らせるフラグを建てさせるのが一番の目的なんですが…

投下再開しま~す

捜査をしよう、とはいったものの、やはり苗木の様子が気になる。
最悪自分がアーツをかければそれで解決だ。

レーヴェ(ん?保健室が開いている。
モノクマが開けたのだとしたら、変に気がいいな)

そう思いながら、ドアを開けるとそこには、

舞園「ダメですよ苗木君!苗木君はけが人なんですから、捜査する為に走ったりなんかダメです!」

江ノ島「それは私も賛成。
そうなった原因の私が言うのもあれだけど、苗木君、今無理に動くと傷が悪化しちゃう」

苗木「でも、みんなが調べてるのに、僕だけ何もしないって言うのも…」

舞園「何もしないって…苗木君は江ノ島さんを体を張って助けたじゃないですか。別に誰も苗木君を責めませんよ」

と、こういう風に捜査をすると言う苗木とそれに反対の舞園江ノ島という構図であった。
どう話しかけようかと考えていたら、江ノ島が、

江ノ島「あ、ロランスじゃん。どしたの?」




レーヴェ「いや、苗木誠に用があってな」

苗木「僕に?」

レーヴェ「ああ、ちょっと傷を見せてくれないか」

苗木「え?ああそういう事か」

舞園「あ、そういえば…」

江ノ島「え?え?」

そして出された足にティアラルを施す。
当然傷がふさがって行く

江ノ島「え?なにこれ?」

苗木「前、舞園さんの骨折を治したんだよ」

レーヴェ「ああ、とはいえ慢心はするな。いつ傷が開くか分からんからな。
捜査をする時はそこの二人と一緒にいるといい、モノクマはともかく、他にバレると面倒だからな」

苗木「うん、分かった」

そのまま苗木は江ノ島舞園と共に行った

レーヴェ「さて、俺も事件現場に行くとするか…と、その前に電子手帳でモノクマファイルとやらを見なければな」

葉隠康比呂
死因は絞殺
死亡時刻は午前2時から2時半

レーヴェ(やけに詳しいな、監視カメラで見ていた、という証拠か。
死因が絞殺?
なら胸の刺し傷は殺された後できたものか…)

そして、現場に着いた

レーヴェ(まずは、死体を調べるか…)

葉隠康比呂、あまり接点はないし、あったとしても詐欺紛いをされかけたり、内臓を譲ってくれ、と言われた位だ、しかも自分はこういう死体よりもっと酷い状態の物を見た事があるし、なにより最も大切な者の死がどうあがいても避けれない、という事もある。
だが、それでも約一週間共にいた物の死とは結構きついものだった。

死体を調べる限り首に手で締めた後が見られない事から何か物を使ったのだろうと予想できた。
それ位しかわからない、かと思われたが、
レーヴェ(ん?これは何かのホルダーの紐か?)

そう、手にホルダーの紐の様なものが握られていた、更に、

レーヴェ(あまり触れたくは無いが、ポケットも探ってみるか。
…ん?なんだこれは?)

すると、何かのメモ帳の様なものが見つかった。
そこには、
何かの出入口の様なものを見つけた、二人位ならモノクマに見つからずに出れるかもしれない
と書かれてあった

レーヴェ(これで、おびき寄せて殺害したのか?)

するとそこに、

十神「おい貴様」

レーヴェ「なんだ?」

十神と

腐川?「お、またまたイケメンはっけ~ん!今日はついてるわ~~」

明らかに今迄と違う腐川がいた

十神「やはり及第点だったか。
こいつは貴様に任せた」

そういうと十神はそのまま現場を調べ始めた。

レーヴェ「お前は本当に腐川冬子なのか?」

腐川?「はあ?あんな根暗と一緒にすんなって。
アタシにはジェノサイダー翔っつー素敵な名前があるんだっつの!」

腐川もといジェノサイダー翔はいきなりハサミを取り出して、こう言った。

ジェノ「つーか、白夜様ほどじゃないけど、あんたチョー萌える!
つーわけで、殺しちゃってもいいかな~?
ていうか誰だよアタシのホルスターの紐千切った奴!
めんどくさいったらありゃしない」

レーヴェ(なに?ホルスターの紐だと?
まさか…)

そう思った瞬間にジェノサイダーがハサミ片手に突撃してきた。
レーヴェはそれを難なくかわす。

レーヴェ(動きは速いが、素人だな、大和田紋土辺りなら殺れるだろうが、これ位ヨシュアと比べれば大した事はない。
…だが)

ジェノ「アヒャヒャヒャ!
すげえ、避ける避ける~」

レーヴェ(しつこいな…無力化させようにもあまり近づきたくないな…
ならば…)

レーヴェ「出でよ幻影」

クラフト分け身を使ってそれをジェノサイダーと戦わし、その隙にその場から脱出した。

レーヴェ「ふう、これからどうしようか…」

大和田「おい」

レーヴェ「ん?なんだ」

大和田「なんか騒がしかったが大丈夫か?」

レーヴェ「ああ、問題は無い」

そう短く受け答えをすると、そこに苗木たちと霧切がいた。

苗木「あ、ロランス君」

レーヴェ「そっちは何かわかったことがあるか?」

苗木「いや~、一応みんなからアリバイ聞いたんだけど…」

舞園「私たち含め全員が犯行ができそうなんですよね」

それはそうだろう。2時から2時半など、基本みんな一人だろから

霧切「そういうあなたは、何か分かったことがあるの?」

レーヴェ「死体のポケットにこれが入っていたのと、これが手に握られていた」

と言ってホルスターの紐とメモを見せた

レーヴェ「あと…まあいいこれはまだ分からん」

そんなこんなしてる内にモノクマのアナウンスで、学級裁判が始まる事が告げられた

あの~、人いたらですけど、裁判パートすっ飛ばして一気にクロのオシオキいっていいですか?

そりゃ当然解説等は入れますけど、裁判をうまく進行させれる気がしないんです…文才が無くて…

すみません、やはり裁判は飛ばさせてもらいます。
特務支援課ならどんな無理をしてでもやるつもりなんですが…レーヴェじゃ想像できなくて…
というわけで再開どぇーす

裁判は円滑に進んでいった、途中で不二咲の性別がバレたりしたが…そしてクロは…
モノクマ「だいせいか~い!葉隠康比呂君を殺したクロは腐川冬子さんでした~!」

朝日奈「腐川ちゃん…なんで…」

腐川「そ、そんなの決まってるでしょ!
秘密を知られたく無かったからよ!」

苗木「なんであんな秘密の為に…」

腐川「あの秘密がバレる訳にはいかなかったのよ!
あの秘密がバレたら今迄私が築いて来たものが全て崩れ去るのよ!」

レーヴェ「あの秘密とは、ジェノサイダー翔のことか?」

腐川「なんでその事を…そうよ!なんか悪い?!
殺人鬼だなんてバレたら私は終わってたからよ!
外にもでたかったし、こんな物があるなんてしらなかったからよ!」

舞園「何故、葉隠君だったんですか?」

腐川「そんなのあんたが桑田を選んだ理由と一緒よ!
あいつが一番殺しやすそうだったし、誘いやすかったのよ!
苗木はあんた達と一緒にいるし、
不二咲は大和田と一緒にいる事が多いから選ばなかっただけよ!」

十神「ふん、御託はいい、貴様が葉隠を殺したことに代わりはないし、自分が出る為に自分以外を殺そうとしたことに変わりは無い」

腐川「そう…ですね…
モノクマ!さっさとオシオキしなさいよ!」

モノクマ「分かったよ。それじゃあ、超高校級の文学少女兼超高校級の殺人鬼、腐川冬子さんのために、スペシャルな!オシオキを!用意しました!」

そうして、腐川はモノクマに処刑場に連行され、
ローラーに潰された。


石丸「なっ」

大和田「まじかよ…」

不二咲「もうやだよぉ」

その惨さは確実に其の場の全員の精神を削っていった。
特に舞園桑田は真っ青になっていた。
もし自分がこうなっていたら、というのと、舞園は苗木もこうなっていたのかもしれない、というのがあるのだろう。

モノクマ「みんなもこうなりたくなければ、出ようなんて考えないことだね!」

そして、第一回目の裁判は終わった

エノシマルーム

江ノ島?「…………」

自分の部屋で、江ノ島盾子いや、江ノ島のふりをしている戦刃むくろは迷っていた。

戦刃(…………盾子ちゃんに、裏切られた)

そう、大好きな妹に裏切られたことと、そして、

戦刃(…苗木君は、私を命をかけて助けてくれた…)

彼の記憶は戻ってはいない。
だが、それでも彼は、ほとんど赤の他人の自分を助けてくれた。

戦刃(やっぱり苗木君は本当に優しい。
私が盾子ちゃんの仲間ってしっていても助けてくれたかな?)

それは分からない
だが、裏切られ、殺されかけたとしても、妹を裏切りたくない、という自分がいる。

そして、素直に妹を裏切り、苗木に全てを明かした方がいい、という自分もいる。

どうすればいいのかは分かっている。
素直に苗木に全てを話せばいい、
それで全て終わりだ、
だが、そこに苗木にまで裏切られたらどうしよう、と思っている自分までいる

戦刃「どうすればいいの?
だれか、教えて…」

モノクマ操作室
江ノ島「いいよいいよ~!
お姉ちゃんもみんなもいい感じに絶望しちゃってるね~」

???「でもよかったのかね?
こんな事をしたら君の姉は裏切るのではないかね?」

江ノ島「あの残念なお姉ちゃんにそんな事できるわけないじゃん、苗木が助けるのは予想外だったし、苗木なら裏切るかもしれないけど、それはそれで絶望的だからもーまんたいだよ!」

???「いつまでその余裕が続くか見てみたいものだな」

江ノ島「まあね~、とはいえ、あんたの言っていた《剣帝》は厄介だね、
現に二回も止められてるし、まあ、策はいくらでもあるけどね~」

???
ヨシュア「ん…
えっと…ここはどこだろう?
僕は確か、アイオーンと戦ったあと、
あれ?思い出せない」

レン「あ!ヨシュアがおきた!」

ヨシュア「え、レン?」

エステル「遅かったわね~、ヨシュア」

ケビン「このまま起きんかったらどうしようかと思うてもうたわ」

リース「これでこの場にいる全員が起きたわね」

最初の裁判が終わった次の日、
全員が朝食に出ていたが、殆どの者がテンションが低かった。

レーヴェ(まあ当然だろうな。
だが、セレスティア・ルーデンベルグや、霧切響子、十神白夜はいつも通り、だが痛いな、霧切響子以外誰ともあまり喋らない者ばかりだ。
その霧切響子も苗木誠位としかしゃべらない)

そして、朝食が終わった後、三階の探索が始まった。
娯楽室はセレスが顔には出していなかったが、喜んでいるように見えた。
他には謎の装置があった位しか進展は無かった。
すると、

大神「ロランスよ、少しよいか?」

レーヴェ「…なんだ?」

大神「一つ頼みがあるのだが…」

レーヴェ「ん?」

大神「我と、勝負をしてもらいたい!」

レーヴェ「……理由からまず聞こう、なぜだ?」

大神「主はかなりの使い手と見える。
それだけだ。」

レーヴェ「…そうか、別に構わんが、生憎得物がなくてな…もう少し我慢してもらえないだろうか」

大神「うむ、そうか。
分かった」

そのまま大神と別れた

すると次は…

苗木「ロランス君、ちょっといいかな?」

レーヴェ「今日はよく呼ばれるな…
で、何のようだ?」

苗木「いや、さ、なんか学級裁判終わってから、舞園さんや江ノ島さんによく誘われるんだけど、どうしてだろう?」

それは当然だろう、片や酷い裏切りをしたのになんの躊躇いもなく許してくれ、片やあわや殺される所を助けてもらう、何かしらの好意を持ったところで何もおかしくはない

レーヴェ(とはいえ、ヨシュアも結構そういう事には鈍かったな。
あとこいつは自分の優しさが聖人君子レベルと言っても過言ではないということが、分からないのだろうか?)

とはいえ、下手なことを言ってあの三人の恨みを買うのも面倒だ。

レーヴェ「まあ、おれから言えるのは、お前は自分の優しさをもっと誇ってみろ、後、余り他の女子と共に居すぎるな、位だな」

苗木「そっか、よくわからないけど、ありがとう。
そうだ!これ、購買部のガチャガチャで当たったからあげるね!
君しかあげれそうにないし」

レーヴェ「そうか………!
これは…」

苗木から手渡された物、それは…
折れたはずの自分の剣、ケルンバイターだった

苗木「あれ?嫌だった?」

レーヴェ「いや、これは俺が求めていた物だ。
感謝する。」

そうして苗木と別れた後、大神の元へ向かった。

大神「なんだ?」

レーヴェ「得物が見つかった。
今すぐにでも戦えるが…どうする?」

大神「!そうか、ならば善は急げ、だ」

そういうと二人は体育館へ向かった

そこには全員いた、

朝日奈「お、今からやるの?
さくらちゃん?」

大神「うむ、こういうものは早いほど良いからな」

大和田「桑田、お前はどっちが勝つとおもう?」

桑田「大神っていいてぇけどよ、案外ロランスじゃねえかな?
武器ありなんだろ?」

大和田「やっぱりお前もそう思うか」

十神「ふん、見せ物にしては面白そうだな」

そうこうして、レフェリーの石丸が開幕の笛を吹いた!

脳内BGM
銀の意志~supper arange ver~




まず大神が一直線に走ってくる。
それを軽くいなそうとする、だがそれはフェイントで、いなそうとして移動した隙を狙って裏拳が飛んできた。
だがそれすら剣帝を捉えるには足りず、よけられる。
そして、レーヴェが剣を振るいはじめた。
大神もそれを避けたり、捌いている。
だが、レーヴェの方はまだ余裕があった、更に剣の速度を上げたのだ。
これには対応できないと判断したのか、大神が後ろに下がる、そこを逃さず追撃に零ストームを叩き込む。
それには大神も反応できず吹き飛ばされる。

さらにレーヴェは手加減するつもりはないのか分け身を発動し、二体の分け身が現れる。
それには全員が驚いたが、大神にとっては驚いている暇すらない、
もともとレーヴェに圧倒されているというのに、さらに分身が二体も現れたのだ、さらに圧倒されるに決まっている。
そして、三人のレーヴェの猛攻を凌ぎ、二体の分身を倒したとしても、本体はほとんど無傷だ、休む暇すら与えてくれない。

レーヴェ「なかなかやるな、ならばこちらも少し全開でいかせてもらうぞ」

大神「!!!」

そのまま大神に肉薄すると、

レーヴェ「受けてみろ、荒ぶる炎の螺旋を…………鬼炎斬!!!」

凄まじい摩擦を含んだ回転切りを叩き込んだ!

ピーーーーー!

石丸のホイッスルが鳴った。
勝ったのはレーヴェだった。

大神「やるな、やはり思った通りお主は我よりも…」

レーヴェ「パワーならそちらが上だが、他と、あと実戦経験だろうな」

そういう会話をしていると全員がよってきた。

苗木「すごいよ!まるで、ゲームのヒーローみたいだった!
ね、舞園さん!」

舞園「はい、本当に凄いとしか…」

朝日奈「さくらちゃん、大丈夫?」

大神「大丈夫だ、プロテインを飲めば治る。
それより、皆に言わねばならんことがあるのだ……」

すると大神はこう言った

大神「我は…黒幕の内通者だ」

………新たな、波乱が起きようとしていた

ふう、今日はここまでです。
まあ分かっていると思うけど、あの???は軌跡シリーズをしってる人はみんな大嫌いのあの人です。
あと、エステルたちも少しだけ出ましたね~、どう関わってくるんでしょうか?それはお楽しみってことで。
あと、他の執行者も出すつもりですし、碧のみんなのトラウマのあの方もでて来るかも、です。
という訳でまた明日?

投下しま~す

自分は内通者…
大神が言った一言はその場のほぼ全員を動揺させた。

桑田「おいおいマジかよ、大神が内通者?」

大神「うむ、道場のみんなを人質に取られていてな、コロシアイが停滞した時、誰かを殺せと…」

その場の全員が静まりかえった…
その時、

十神「いいのか?そいつを縛らなくても?」

朝日奈「なんでそんなことしなくちゃいけないのよ!」

十神「当然だ、内通者、しかも大神だ。
縛らない方が可笑しいと思うが?」

セレス「不本意ですが十神君の意見に賛成ですわね、もう縄でなくワイヤーかなんかで縛って欲しいくらいですわ」

朝日奈「でも、さくらちゃんは人を襲ってすらないじゃない!」

十神「それとこれは別だ。
大体、腐川が動いていなければそいつが誰かを殺していただろうしな」

十神のいうことに朝日奈は反論出来ない。

苗木「でも、大神さんはその事を言ったんだよ、次誰かが死んだら自分が疑われる筈なのにそれでも自分の意志でいったんだ。
だから大丈夫だと思うけど…」

十神「そう思わせるための演技かもしれんぞ?」

レーヴェ「それをいったら何もかもお終いだろう。
俺は大神さくらを信じるが、お前らはどうする?」

そしてその場のほぼ全員が信じることを選んだ。

大神「済まぬ、皆感謝してもしきれぬ」

十神「ふん、仕方ない、俺も信じてやろう」

そして解散となった

舞園「あの~、霧切さん、江ノ島さん、ちょっといいでしょうか?」

霧切「なにかしら?」

江ノ島「まさかと思うけどさ~、起きた時に手紙が置かれてたとか?」

舞園「え!なんでそれを?」

霧切「私と江ノ島さんにもきてたのよ、まあ同じものでしょうけど、見せて?」

舞園が差し出した手紙には


今宵、汝の希望の輝きを頂戴する
怪盗B


霧切「やはり同じね、私達共通の希望といえば…」

舞霧江「「「苗木(君)ね(ですね)」」」

そしてその日の昼から…

苗木「えーと、三人ともどうしたの?」

舞園「気にしなくてもいいですよ」

苗木「そんなこと言われても…」

江ノ島「大丈夫だって、危害加えようってわけじゃないから」

苗木「いやでも…」

霧切「安心して、あなたは私達が守るから」

苗木「はい?」

三人は苗木に付きっきりとなった

今日は、短いすがここまで、
果たしてヒロイン三人は変態紳士から苗木君を守ることができるのか?
乞うご期待!

乙です
あいつもこっち来てるのか

>>139
はい、シャロンさん以外の執行者は出すつもりです

投下再開です

その日の夜
ナエギルーム

江ノ島「ああ、また負けた」

苗木「二人とも強すぎるよ…」

舞園「ふふ…」

霧切「苗木君も江ノ島さんもわかりやすいすぎるわ」

その夜三人は苗木を含めて四人でトランプをしていた。

苗木「いやあ、今日はいろいろあったな~」

舞園「そーですね~」

大神とレーヴェの勝負、大神の暴露、これは三人だけだが、謎の怪盗の犯行予告、と沢山ありすぎた。

なぜかレスできないので今日はやめときます

再開島~

苗木(このまま、もう二度とコロシアイなんておきなければ、いいんだけど…)

と思った瞬間、部屋の電気が消えた!
そしてついたと思ったら、苗木が消えていた。

舞霧江「「「え?」」」

一瞬三人はなにが起こったのかわからなかった。
少しの間電気が消えたと思ったら、苗木が消えていたのだ。

霧切「く、まんまとやられたわ!」

江ノ島「いや、それよりどういうことこれ?」

舞園「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!
とりあえず苗木君を探しましょう!」

と三人は外へでて、いろいろな人に聞いたが手がかりは無かった。

取り敢えず苗木の部屋に戻り、なにか無いか調べると、カードがあった。

次の試練は、芸術の楽園の奥にある
怪盗B

舞江「「はい?」」

ちんぷんかんぷんな内容だった。
しかし霧切は

霧切「おそらく、美術室の奥の部屋でしょうね」

そうしていってみると、本当にカードがあった。


次の試練は、現実と水の楽園の狭間に
怪盗B


霧切「これは更衣室かしらね、女子更衣室ならいいんだけど…」

そして次のカードには

あと二回、
次の試練は、虚像を見せる水鏡に


霧切「これは、なにかしら?」

舞園「もしかしたら、視聴覚室じゃないでしょうか?」


最期の試練、
君達の望む物は、夢の残骸の入り口に


霧切「これは、トラッシュルームかしらね?」

そうしてトラッシュルームにきてみると、そこに気絶している苗木がいた。

舞園「苗木君!」

舞園が駆け寄ろうとする、しかし、

霧切「待って、罠があるかもしれないわ、慎重に行きましょう」

シャーリーも出るの?

意外にも罠は無く、あっさり辿り着いた

苗木「うー~ん」

舞園「苗木君!大丈夫ですか?」

苗木「多分大丈夫と思うよ?
ごめんね、心配かけて」

江ノ島「何もなくて、本当に、良かった」

そして戻ろうとした時、

霧切「待って」

舞江「「?」」

霧切「そろそろ正体を現したらどう?
苗木君、いや、怪盗B!」

苗木?「ハハハハハ!
こうも簡単にバレるとはね…」

一瞬光った思うと、苗木は仮面に白スーツ、ステッキを持った謎の男へと変貌した。

舞江「「!!」」

ブルブラン「初めまして、私は怪盗Bこと、《怪盗紳士》ブルブランだ。
私の変装を見破ったのは君が二人目だ。
何故わかったのかね?」

霧切「いろいろあるけど、一番の理由は、精一杯偽ったつもりだろうけど、身長ね。
苗木にしてはやけに高いと思ったからよ」

ブルブラン「そこを見抜かれるとは…」

舞園「じゃあ、本物の苗木君は?」

ブルブラン「倉庫にいるよ。
では私は失礼させてもらうよ」

江ノ島「待ちなさいよ!
こんな事してはいそうですかって逃がすかっつーの!」

というと江ノ島はギャルとは思えないスピードでブルブランに肉薄した。
だが、拳が当たった、と思った瞬間、消えていた。

ブルブラン「あと、私を見抜いたご褒美として、いい情報をあげよう。
君達の仲間にいる、ロランスという男の事だが、本名をレーヴェといい、私達の元仲間だ。
とはいえ、戦闘能力を含めて、ほぼ全て信用してもらってもかまわない。
ではさらばだ」

江ノ島「まて!」

霧切「落ち着いて、まず苗木君が優先よ。
それに有益な情報も得られたことだし…」

そして倉庫で無事苗木を救出し、
それでその日の夜は過ぎて行った

今日はここまでです。
>>150
どうでしょうね~?

まだ早いですが、このスレが終わったら何がいいか…
候補はありますが、
うみねこの鳴く頃にクロス
苗木「神憮学園?」(天空のユミナクロス
…だれが知ってるんだろ?)
特務支援課とのクロスオーバー
苗木「バーベナ学園?」(shuffle!クロス)
その他
と、こんな感じかな?

追記
うみねこだけ安価

>>1の気分で書きたいのをやるべし

>>159
あざっす。
あと少ししたら投下再開

霧切達がブルブランを撃退した、次の日の朝。

霧切「ちょっといいかしら?」

レーヴェ「…なんだ?」

苗木「少し話があって…」

レーヴェ「話?」

霧切「そうよ、レオンハルト君?」

レーヴェ「…いいだろう」

大浴場の更衣室

霧切「まず、何から聞こうかしら」

レーヴェ「言っておくが、俺はモノクマの正体ではないし、黒幕が誰かも知らんぞ。」

霧切「でも、昨日現れた、ブルブランという男は言っていたわ。
あなたは自分達の元仲間だと…
どこからも出ることが出来ない以上、あなたをなにかしらの関係者と考えるのが普通と思うのだけど」

レーヴェ「ほう、ブルブランが…
まあ仲間だったというのは否定しない、実際そうだしな。
だが、俺はこの生活について何も知らんぞ」

霧切「…分かったわ、信じましょう。
いくわよ、苗木君」

苗木「え?
分かったよ」

そして、

不二咲「あれぇ、三人共どうしたのぉ?」

苗木「あ、不二咲君、そっちこそどうしたの?」

不二咲「ちょうどいいや、三人には先に見せるね」

と言うと、不二咲はロッカーからパソコンを出したそこには…

アルエゴ「おはよう!ご主人タマ!」

レーヴェ「……なんだ、これは」

苗木「さあ?」

不二咲「これはねぇ………」

不二咲はアルターエゴの説明をした。

苗木「へえ~、すごいな~」

霧切「さすが、超高校級のプログラマーね」

そして他のみんなも交代でやって来た。

しかし、次の日、またモノクマが仕掛けて来た…

短いですが、ここまで。
いや~次に来るのはみなさん分かってるでしょうが、どうしようかと思ってしまっちゃってます
それじゃあ、バイバーイ(パチン)

ピンポンパンポーン
モノクマ「オマエラ、大至急体育館に集まって下さい」

モノクマに催促されるがままに全員が体育館に集まった。

モノクマ「いやーすごいねオマエラ。
普通裏切り者がいたら警戒して、縛ったりするんじゃない?」

苗木「わかっただろう!
お前の思い通りになんかさせないって」

大神「そうだ。
我は決めたのだ。貴様と戦うと」

モノクマ「ふーん、まあいいけどさ。
で、これ本題なんだけど、動機を配っちゃうね~」

とそこに高く積み上げられた札束が落ちて来た

モノクマ「今回の動機はズバリ、
ひゃっくおっくえ~ん☆
どう?欲しくてたまらないでしょう?」

十神「ふん、桁が足りんな、出直して来い」

石丸「第一、お金という物は、労働の対価として与えられる物だ!」

モノクマ「ふーん、オマエラはそうかもしれないけど、他のみんなはどうかな?
ま、楽しみにしているよ、待ったね~」

そういうとモノクマは消えてった

レーヴェ(ここまでの動機とは違い、直接的な動機だが今回は殺しは起きそうにもないが…)

セレス「……………」

そのままみな解散した。

一方その頃、外では

ヨシュア「で、頼まれたのはいいものの、この扉どうするの?」

エステル「えーと、こじ開ける…とか?」

ケビン「いやいや、必殺つかわずにこれは無理やろ。
勢いあまって…なんて洒落にならんで?」

ヨシュア「はあ、やけに自信タップリだなと思ったら…」

エステル「う…な、何よ~。
私は遊撃士として困ってる人の助けになりたかっただけよ~」

レン「まあまあ落ち着いて、そんなこともあろうかと、この世界の端末借りてきたわ」

リース「それでどうあけるの?」

レン「これでハッキングをかけて、中からこじ開ける、これならいけるとおもうわ。
問題は黒幕に気付かれたらマズイかもってことだけ」

エステル「でかしたわ、レン!」

リース「でも、それの使い方わかるの?」

レン「ええ、使い方は一通り教わったわ。
じゃ、始めますか」

ケビン「じゃ、俺らはまた暴徒がきたら撃退するとしよか」

ヨシュア「そうですね」

今日はここ迄

少し投下します

動機が発表されてから数時間後
セレスルーム

セレス(勝てば外に出られる上にお金も手にする事が出来る、一石二鳥ですわ。
問題は誰を標的にするか…ですわね。
山田君を利用するとして、誰を殺しましょうか?
一番は苗木君か霧切さんですが…苗木君は常に誰かといる、霧切さんは誘いに乗りそうにない…そして朝日奈さんは大神さんと一緒に居ますし…まあ、桑田くんでしょうかね)

セレスは誰を殺す事によって外に出る事が出来るかを計算していた

セレス(問題はあのロランスという男ですわね、二回程防いだらしいですし、いっそ彼を狙うというのも…無理ですわね、大神さんを圧倒するような化け物に山田君ごときでは百人いても。
やはり、石丸君か桑田君辺りでしょうかね?
不二咲君はモロコシといますし、江ノ島さんはギャンブラーとしての勘が否定してますわ。
そして計画は…)

得られる大金と自由に心弾ませながら、セレスは綿密に計画を練っていった

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月11日 (水) 21:31:51   ID: NppPqI3J

つまらん

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom