貴音「愛おしくてたまらないのです!」 ちぃ「だれがー?」 (74)

貴音「さ、ここが私の自宅です」

ちぃ「ふわぁ~…」キョロキョロ

ちぃ「あ!おにわもある!」

貴音「ふふっ、自慢の庭園ですよ」

貴音「さ、ちぃ。こちらへ」

ちぃ「うん!」トテテテ


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P「おーい、ちーちゃん」 ちぃ「なぁに?」
P「おーい、ちーちゃん」 ちぃ「なぁに?」 - SSまとめ速報
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P「一緒に事務所行くか?」 ちぃ「うん!」
P「一緒に事務所行くか?」 ちぃ「うん!」 - SSまとめ速報
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雪歩「ちぃちゃんが私の家に?」 ちぃ「えへへー」
雪歩「ちぃちゃんが私の家に?」 ちぃ「えへへー」 - SSまとめ速報
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P「はるちは?」 ちぃ「わっほい!」
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の続きと言うか蛇足というか。書き溜めです。

雪歩の続きに当たります。

貴音(しかし、雪歩の自宅からちぃを連れてきたのはやりすぎだったのでしょうか…?)スタスタ

貴音(電話越しでちぃの声を聞いた途端、体が勝手に…)

貴音(プロデューサーも何やら機嫌が悪かった様子)

貴音(……)

貴音(……やはり、今からでも雪歩の家に返)チラ

ちぃ「たかねおねえちゃん…。て、つないで?」ギュッ

貴音(さなくてもいいですね、ええ)

貴音(これは愛!愛、故の行動!!響の言う「かなさんどー」です!//)フンス

貴音(愛には障害が付き物と聞きます…。ならば、乗り越えてこそ真の愛!)ドン!!

貴音「さ、中へ入りましょうか。ちぃ//」ギュッ

ちぃ「うん!」ニコニコ

貴音宅────


ちぃ「……おなかすいたー」グー

貴音「」ガサゴソ

ちぃ「…たかねおねえちゃーん」グー

貴音「…ありました」ドスン

ちぃ「これなぁに?」

貴音「これは以前、私が地方へろけに行った時に私物として購入した食品の数々です」

貴音「いつか、ちぃと共に食そうと保管しておいたのですが…」

貴音「その…」モジモジ

ちぃ「たべちゃったの?」

貴音「……//」ポッ

ちぃ「もぅ、たかねおねえちゃんはくいしんぼさんなんだから!」ニコニコ

貴音「あまりそう言わないで下さい…//」モジモジ

貴音「しかし、まだ少しは残っていますし」

貴音「今宵の晩は、これらでちぃをもてなしましょう!」フンス

ちぃ「やったぁ!」

貴音「さて、まず最初の品は…」

ちぃ「ふんふん」

貴音「こちらです」コト

ちぃ「……いちご?」

貴音「ええ、『いちご煮』です」

ちぃ「ちぃ、いちごだいすきだよ!」

貴音「私もいちごは大好物ですが、恐らくその『いちご』ではないでしょう」クス

ちぃ「?」

貴音「まあ、まずは食べてみて下さい。すぐに準備致しますので」

ちぃ「うん!」

貴音「…できました。さ、どうぞ」コトッ

ちぃ「うわぁ…!」キラキラ

ちぃ「……? いちごじゃないよ?

貴音「ふふっ。やはり、『ふるぅつ』のいちごを思い浮かべていましたか」

貴音「これはいちご煮と言って、雲丹と鮑を混ぜ合わせた汁物です」

ちぃ「どうして、いちごなの?」

貴音「汁に浸した時の湯気と雲丹の赤みが、朝靄の中の苺に似ていることから、その名が付けられたのです」フンス

ちぃ「たかねおねえちゃん、ものしりだね!」

貴音「……地元の方から聞きました」ポッ

ちぃ「ふぅん」グー

ちぃ「……//」

貴音「…さ、私もおなかが空きました。頂きましょう」ニコ

ちぃ「うん!」

ちぃ「」モグモグ

貴音「どうですか、ちぃ?」モグモグ

ちぃ「ちょっとしょっぱいけど、おいしいよ!」

貴音「海の幸ですから、塩分も豊富に含まれていることでしょう。御飯も進みますね」モグモグ

貴音「鍋いっぱいに作ったので、まだまだありますよ。存分にお食べなさい」ニコニコ

ちぃ「う…うん…」

・・・・・・


ちぃ「うぅ~……」ウップ

貴音「さて、次は…」ガサゴソ

ちぃ「おねえちゃん…。ちぃ、もうおなかいっぱい…」グデー

貴音「なんと、ちぃは少食ですね。私はまだ腹一分目すら満たしていないというのに」グー

ちぃ「もう、うにもあわびもたべられないよぅ…」グデー

貴音「仕方ありません…。ちぃ、上着を脱いで背中をこちらに」

ちぃ「せなか?こぅ?」グイ

貴音「そのまま動かないで下さい」

貴音「……」ジー

貴音「………はっ!」ギュッ

ちぃ「!?」ビクッ

貴音「もういいですよ、ちぃ」

ちぃ「うん…。たかねおねえちゃん、なにしたの?」

貴音「ふふっ。ちぃ、何か変化はありませんか?」

ちぃ「へんかー?」

グゥゥゥゥ~~

ちぃ「! お、おなかが…」

ちぃ「おなかがへってきた!」

貴音「そうでしょう。先程、私が刺激を与えたのは代謝を活性化させる『つぼ』です」

貴音「それも、四条家秘伝の…」

貴音「一昼夜だけではありますが、今のちぃは私と同等の食欲を持つことになります」

貴音「さ、今宵は共に食を楽しみましょう!」フンス

ちぃ「おなかぺこぺこー!」グゥゥゥゥゥ

貴音「次はこれです」スッ

ちぃ「これなぁに?」

貴音「こちらは『いぎりすとぉすと』なる『ぱん』です」

貴音「薄い2枚のぱんが重なっていますね」

ちぃ「どんなあじがするの?」ワクワク

貴音「…ちぃ。食について、日本には古来よりこのような言葉があります」

ちぃ「?」

貴音「『習うより食べろ』」ドン!!

ちぃ「……?」キョトン

貴音「さ、頂きましょう//」

ちぃ「……うん!」ニコ

ちぃ「」モグモグ

貴音「どうですか、ちぃ?」モグモグ

ちぃ「……」ゴックン

ちぃ「あまーい!」

ちぃ「それでね?なんかじゃりじゃりするの」

貴音「そうですね。そのじゃりじゃりこそが甘さの秘訣です」

貴音「その正体は…!こちらをみてください」パリ

ちぃ「あたらしいのあけちゃうの?」

貴音「安心して下さい。あまりの美味しさ故、200袋程購入しましたので」ドーン

ちぃ「う、うん…」

貴音「こちらです!」パカ

ちぃ「…あ!パンのあいだに、なにかある!」

貴音「そうです。これは砂糖と『まぁがりん』です」

ちぃ「マーガリンもついてたんだぁ…」

貴音「砂糖の量が多いのでわからなくとも仕方がありませんね。僅かなまぁがりんは甘味を引き立てるのです!」

ちぃ「あまみ?はるかおねえちゃん?」

貴音「ふふっ、違いますよ。ちぃは聡明ですね」ナデナデ

ちぃ「えへへー//」

貴音「まだまだありますよ」

ちぃ「はやくー」グー

貴音「ふふっ、そう急かさないで下さい」クス

貴音「次は…これです!」コト

ちぃ「これはー?」

貴音「『りんごじゅぅす』です。一度、喉を潤しましょう」

ちぃ「うん!」

貴音「ちぃ。絵柄に注目して下さい」

ちぃ「? …あ!いおりおねえちゃんだ!」

貴音「そうです。折角なので伊織が起用された品を購入しました」

ちぃ「ちぃ、りんごジュースのむのはじめて!」

貴音「ふふっ、こちらも10箱程購入しました。遠慮せずに飲みなさい」ニコ

ちぃ「う、うん…」

ちぃ「…なんでいおりおねえちゃんなの?」ゴクゴク

貴音「はて?…確かに、伊織の好物はおれんじじゅぅすですね」

貴音「地元のふぁんらしき方々は『聖水』と持て囃していましたが」ゴクゴク

ちぃ「せーすいってなぁに?」ゴクゴク

貴音「それは私にもわかりません…。機会をみて、伊織に訊ねてはいかがでしょう?」ゴクゴク

ちぃ「わかったー」プハァ

貴音「さ、喉を潤したところでめいんでぃっしゅといきましょう!」ゴクゴク

貴音「私がいちおしする品…!それは!」ゴクゴク

ちぃ「」ドキドキ

貴音「これです!」ゴクゴク

ちぃ「これは…?」

貴音「らぁめんの真髄…『味噌かれぇ牛乳らぁめん』です!」プハァ

ちぃ「かれー?ぎゅうにゅう?」

貴音「はい。一見、混じり合わないような食材ですが実は…」

ちぃ「ちぃ、どっちもだいすきだよ!!」ニコニコ

貴音「おや、そうですか。ならば話が早いですね」フフ

貴音「土産品ならば『かっぷらぁめん』が一般的ですが…」

ちぃ「ふんふん」

貴音「今回、私は店主から特別に『れしぴ』を伝授して頂きました!!」

ちぃ「わーい!」

貴音「私のらぁめん道について…。あれほど語り合える方はいませんでしたね」

貴音「そもそもの発端は私の…!」ズイ

ちぃ「おねえちゃーん、おなかすいたよー」グー

貴音「むぅ…、ではこの話は次の機会に。向こうで渾身のらぁめんをつくって参りますので、暫くそこでお待ちください」ニコ

ちぃ「うん!」ニコ

・・・・・・


ちぃ「……」

<ハッ!!

ちぃ「…」グー

<オンドハ…マダデスネ

ちぃ「うぅ~…」グー


<ヒーカーリーノ ソートーヘート♪


ちぃ「あっ」

ちぃ「たかねおねえちゃんのけいたい…」

ちぃ「おねえちゃーん!!」

<サン…ニ…イチ…! イマデス!!メンヲ!!

ちぃ「うぅ…、またきこえてないよぅ…」


<ソーコーニナーニーガアールーノー♪


ちぃ「…」

ピッ


ちぃ「もしもし?」

雪歩『え!?ち、ちぃちゃん!?』

ちぃ「ゆきほおねえちゃん!!」

雪歩『良かった…。無事だったんだね?』

ちぃ「ぶじ?」

雪歩『え?ちぃちゃん誘拐されたから私…』

ちぃ「ゆーかい?」

雪歩『? 四条さんが誘拐犯から、ちぃちゃんを助けたんじゃ…?』

ちぃ「ちぃはずっとたかねおねえちゃんといっしょだよ?」

雪歩『え…えっ?よ、よく分からないけど…。私はちぃちゃんが無事ならそれで…』ホッ

ちぃ「しんぱいしてくれてありがとう、ゆきほおねえちゃん!」ニコニコ

雪歩『と、当然だよぅ!//』

雪歩『あっ。あと、お肉食べさせてあげられなくてごめんね…?』

ちぃ「へーき!いまねぇ、たかねおねえちゃんがらーめんつくってるんだよ?」

雪歩『へぇ、四条さんが?どんなラーメンつくってるの?』

ちぃ「えっとねー、みそかれーぎゅうにゅう!」

雪歩『味噌カレー牛乳…?あ、前にテレビでやってたね』

ちぃ「うん!たのしみ!」

雪歩『(牛乳……)』

雪歩『あっ!』

ちぃ「?」

雪歩『そういえば私、ちぃちゃんが飲む牛乳買ってたんだっけ…』

ちぃ「ぎゅうにゅう!?」キラキラ

雪歩『うん。プロデューサーに聞いて、確か冷蔵庫に…』ガチャ

雪歩『あれ?ない…?』

貴音「お待たせしました、ちぃ」トテテテ

ちぃ「あっ、らーめん!!」キラキラ

貴音「おや、私の電話で何を?」

ちぃ「いまねぇ、ゆきほおねえちゃんとでんわしてるの!」

貴音「!!」ギク

貴音(忘れていました…。プロデューサーは、雪歩に電話しろ、と)

貴音(ゆ、雪歩なら分かってくれる筈…)ドキドキ

貴音「ちぃ、電話を」

ちぃ「はーい」ポス

貴音「もし」

雪歩『あ!四条さんですかぁ?』

貴音「ええ。雪歩、此度はちぃの一件では少々…」

雪歩『ありがとうございますぅ!ちぃちゃんを助けてくれたんですよね?』

貴音「助け…?」

雪歩『またまたぁ、謙遜しなくてもいいんですよ四条さん』

貴音(どういうことでしょうか)

貴音(……そういうことにしましょう)

貴音「え…えぇ。私にかかれば造作もないことでした」フンス

雪歩『流石は四条さんですぅ…!あ、社長にも連絡しておきますね!』キラキラ

雪歩『それと…。私の家でちぃちゃんとお肉を食べようとしてたんですけど、突然なくなっちゃって』

雪歩『あと何故か牛乳も』

雪歩『ちぃちゃん、おなか空いてると思うので、どうかいっぱい食べさせてあげて…』

貴音「あれは良いものでした」

雪歩『?』

貴音「滴る肉汁!焼き加減!味付け!どれをとっても素晴らしいの一言に尽きます!!」ドン!!

貴音「流石は雪歩…!私の舌を呻らせるとは大したものです」

雪歩『……』

貴音「なかでも『はらみ』は特に…!!」

雪歩『……ったんですか?』

貴音「はい?」

雪歩『食べちゃったんですか?』

貴音「真、美味でした」ペロリ

貴音「……」

貴音「はっ」

雪歩『うふふふふ……そうですかぁ。四条さんがお肉をぜーんぶ食べちゃったんですかぁ……』

貴音「」ギク

雪歩『……味噌カレー牛乳ラーメンを作っているんでしたね。牛乳は何の銘柄を?』

貴音「な、泣く子も黙る、豊富な栄養価を持つ…『爆乳(1L:\1,050)』ですが」キリッ

雪歩『私が用意していたものと偶然にも一緒ですね』

貴音「!」ドッキンコ

雪歩『……』

貴音「……」

雪歩『四条さん』

貴音「は、はいっ」ビクッ

雪歩『大丈夫ですよぅ。お肉を食べたことも、牛乳を持って行っちゃったことも、挙句の果てにちぃちゃんを連れて行っちゃったことも…、私は気にしてませんよ?うふふ…』

雪歩『あ、そうだ。今度一緒にお肉食べに行きましょう』

貴音「なんと」

雪歩『やっぱり食べ放題プランですよね』

貴音「なんと!」

貴音「えぇ…えぇ…、わかりました。それでは後日、事務所にて…」


ピッ


貴音「ふぅ」

ちぃ「どうしたの?」

貴音「愛の代償は高くつきそうです……」ハァ

ちぃ「ふーん…?げんきだして?」ナデナデ

貴音「はふぅ///」

貴音「さ、気を取り直してらぁめんを頂きましょう」

ちぃ「うん!」

貴音「では、改めまして。頂きます」

ちぃ「いただきます!」

貴音「」ズルルルルルルルルル

ちぃ「はふはふ」チュルルル

貴音「味の方はどうです?」

ちぃ「んー、なんかヘンなにおいするー…」

貴音「なんと」

貴音(『ばたぁ』の香りは癖がありますから、仕方ありませんね)

ちぃ「でもね?あまいカレーみたいで、おいしいよ!」

貴音「ふむ、それは私も同意見です。ちぃは見どころがありますね」ナデナデ

ちぃ「えへへ…//」テレテレ

ちぃ「……」ボー

貴音「ふふ。どうしたのですか、ちぃ」

ちぃ「おさらのおかたづけおわった?」

貴音「えぇ」

ちぃ「ありがとう!」ニコ

貴音「私の自宅ですからね。手伝おうとしてくれた、ちぃの気持ちだけで十分ですよ」フフッ

貴音「それで、何を?」

ちぃ「おつきさまみてるのー」

貴音「今日は満月ですね…」

貴音「……ちぃ、月は好きですか?」

ちぃ「おつきさま?……すき!」

ちぃ「おほしさまもおつきさまもきれいだよ!!」

貴音「それは何よりです。ふふっ」

ちぃ「たかねおねえちゃんは、おつきさますき?」

貴音「私ですか?それはもう。何せ、私の生まれ育った…」

貴音「……と、口が滑りましたね。これ以上は『とっぷしぃくれっと』です」フフ

ちぃ「?」

ちぃ「ふわぁ…」

貴音「おや、大きな欠伸ですね。そろそろ床に就きしょうか」

ちぃ「とこ…?ちぃ、まだ…ねむく…ないもん…」ゴシゴシ

貴音「ふふっ。無理はいけません。明日、プロデューサーが帰ってくるまではずっと一緒ですから」

ちぃ「……うん…」

貴音「さ、夜は冷えますから。早く布団へ」

ちぃ「…はーい」

貴音「では、また明日。おやすみなさい」

ちぃ「……」

貴音「ちぃ?」

ちぃ「たかねおねえちゃん……」

貴音「どうしました?毛布が足りませんか?」

ちぃ「……」

ちぃ「…あさん……」

貴音「?」

ちぃ「おかあさんにあいたいよぅ……」グス

ちぃ「うぅ…。おかあさん……」ヒッグ

ちぃ「……おとうさん…」グス

貴音「……」

貴音「…よしよし」ナデナデ

ちぃ「……」ヒッグ

貴音「ちぃ。気持ちはわかりますが、ちは…母上も父上も今は仕事で帰ってこられません」

ちぃ「…でも、さみしいの……うぅ…」ヒッグ

貴音(……)

貴音(……)スッ

ちぃ「…おねえちゃん?」グス

貴音「…ちぃ、今日は私が付き添いましょう」ニコ

貴音「さ、ちぃが眠るまで、私はずっと傍にいますから」ギュッ

ちぃ「……」

貴音「よしよし…」ナデナデ

ちぃ「…!」ギュッ

ちぃ「うた…」

貴音「うた?」

ちぃ「おかあさんね?ねるまえにうたってくれるの…」

ちぃ「…おねえちゃんもうたってくれる?」

貴音(子守唄でしょうか…)

貴音「いいでしょう。では」コホン

ちぃ「…」

貴音「……」スゥ

貴音「ねーんねん ころーりーよ おころーりーよー♪」

ちぃ「…」

貴音「ちーぃはよいこだ ねんねしーなー♪」

ちぃ「…」ウトウト

貴音「ちーぃのおもーりーはー どこへ…」

ちぃ「…zzz」スヤスヤ

貴音「…ふふっ、疲れていたのでしょうね。これでちぃも眠れるはず」

貴音「では、私も自分の布団に…」スッ

グイッ

貴音「?」チラ

ちぃ「…おかあ…さん……zzz」ギュッ

貴音「…」

貴音「……」ギュッ

貴音(……『とっぷあいどる』を目指し、ここまで進んできましたが…。頂点となるためには私もまだまだ未熟です)

貴音(しかし、私も故郷へ長らく帰っていませんが、皆は元気でいるのでしょうか……)

貴音(父君…、母君…)


チラ


ちぃ「……たかね…おねぇ……ちゃん…zzz」スヤスヤ

貴音「ふふっ、ここにいますよ…」ナデナデ












貴音(そして………我が妹……)

・・・・・・


P「ふぅ、ここが貴音の家か。結構遠いな…」ハァハァ

P「流石に、この間みたいなのは勘弁してほしいよ…」フゥ

P「でも、またあの悪夢が起こらないとも限らないしなぁ」

―――――――――
──────
───


貴音「…」ズルルルルル

ちぃ「…」チュルルルル

貴音「…」ズルルルルルルルルルルル

ちぃ「…」チュルルルルルルルルルルル

P(食いっぷりが貴音に似てきた…)

P(しかし、ちぃを膝に乗せながら食うなんて、姉妹…みたいだよな。音無さんなら間違いなく母子だろうけど)



<ピヨッ!?

ちぃ「はふはふ」

貴音「」ヂュルルルルルルルルルルルルルルルル

P「ふわぁ…」

P(……ん…仕事疲れで…ちょっと眠…く…)ウトウト

ちぃ「おねえちゃん…。らーめんあっつい…」

貴音「それは困りましたね…。少し冷ましてはどうでしょう?」

ちぃ「…おなかぺこぺこなの」シュン

貴音「ふむ…」

ちぃ「だからね、ふーふーして?」チラ

貴音「なんと!」

貴音(ふぅふぅとは!以前、美希から見せて頂いた『恋人にしてもらいたい100のポイント』、No.72の業……)

貴音(恋い慕う者が食の熱に悩むとき…、自らの吐息で熱を冷ますという…!あの…//)ドキドキ

貴音(落ち着くのです。落ち着くのです貴音…)ハァハァ

貴音「ままま任せてください、ちぃ」ニコ

ちぃ「やったぁ!」ニコニコ

貴音(心を無に……)

貴音「ふぅふぅ」

貴音「ふぅふぅ」

貴音「ふぅふぅふぅふぅ…」

貴音「こ、これで宜しいでしょうか…?//」コトン

ちぃ「」チュルルルルルル

ちぃ「」ゴックン

貴音「…」ドキドキ

ちぃ「……おいしい!!」

貴音「それは何よりです、ふふっ」ニコ

ちぃ「ふーふーしてくれてありがとう!」

貴音「いえいえ。ちぃのためなら、その程度のことならいつでも…」

ちぃ「やさしいたかねおねえちゃんだいすきー♪」チュー

貴音「」

貴音(……)

貴音(…はっ!)

ちぃ「どうしたの、おねえちゃん?」

貴音(今…私の頬に…柔らかで心地よいぬくもりが……)

貴音(間違いありません…!これは…!!)

貴音()プツン

貴音(…パッと舞って!)スタッ

ちぃ「?」

貴音(ガッとやって!)ギュッ

ちぃ「えへへー// ちぃもー」ギュッ

貴音(チュッと吸って!)チュッ

ちぃ「ほっぺたくすぐったーい♪」キャッキャッ

貴音(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん//)

店主(立位で抱っこしながらキスする美人姉妹……)ドキドキ

P(…zzz)スヤスヤ

貴音「てててててて店主!!!!」

店主「あっ、へい!ご注文ですか?」

貴音「各らぁめんを一杯ずつ!!」

店主「全部ですか!?」

貴音「今…私は心身ともに最高のこんでぃしょんにあるのです!今食べずにいつ食べるのです!!!!」

貴音「な、何より……、この猛りを鎮めるにはらぁめんを食す他ありません!//」ゴゴゴゴゴ

店主「か、かしこまりました!少々お待ちを…」

ちぃ「…おねえちゃん?」

貴音「」ドキッ

貴音「ななななななんでしょうか、ちぃ?//」ドキドキ

ちぃ「……」

ちぃ「おねえちゃんのちゅーね?ふわふわしてね?いいにおいしてね?」

貴音「…」

ちぃ「おかあさんのちゅーもだいすきだけど…」

ちぃ「おねえちゃんのちゅーもすきー!//」エヘヘ

ちぃ「…また、ちゅーしてくれる?」チラ

貴音「」キュン

貴音「ええええ遠慮することはありません!わ…私とちぃの仲ですからね、い、いつ…でも…//」

貴音「いつでも構いません!何なら今すぐにでも!!//」フンスフンス

店主「ラ、ラーメンお待ち!!」トン

貴音「!」バッ

貴音「」ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ

店主(なっ…!?一瞬で……!?)ビクッ

店主「お、お客さん…」

貴音「何か」ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾソ

店主「い、いえ…。ウチのラーメンをそんなに食べてもらって光栄なんですけども…」

貴音「ちぃの接吻、そしてらぁめん…!私も至福のひと時を過ごさせてもらっていますので…//」ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ

店主「……お金、大丈夫ですか?結構な値段になりますよ…」

貴音(!)ズゾゾゾゾゾ

貴音(今の手持ちは…)チラ

貴音(…なんと!私としたことが…。これでは足りません…)アセアセ

貴音(くっ、淑女としてあるまじき行為ですが…!ここはプロデューサーからお借りするしか…)チラ

P「zzz…。千早ぁ…胸の大きさは…15歳で決ま……zzz」スヤスヤ

貴音「プロデュー

ちぃ「たかねおねえちゃん」

貴音「はい?」


チュッ


ちぃ「えへへ…//」

ちぃ「おねえちゃん、いいにおいするー!」ニコッ






貴音「」

P「zzz…。…いたたた……つねるな…千早ぁ……zzz」ウーンウーン

貴音「あああああああなた様ぁ!!!!!!!」ガクガク

P「……うおっ!?ち、千早!?機嫌直せ!なっ?」

P「って、…貴音?あれ?」

貴音「お金を……」

P「え、貴音?金?」

貴音「お金をっ!!!!」

P(貴音が金の無心を!?)

貴音「今っ!私は!ちぃの二度の接吻により、平静を取り戻すことができませんっ!!」

P(!?!?)

貴音「ですから!なんとしてもお金っ!お金を!!!」ズイ

P「お、おお!?よ、よく分からんが…これでいいか?」スッ

貴音「! 真、感謝致します!!」

P(寝起きで頭が回らない…。何なんだ一体…)ボー

貴音「店主!」

店主「あ、へい!?」

貴音「代金はこちらからお願いします!」スッ

P「え…貴音、帰るのか?」

貴音「ここにいては…、ちぃの愛おしさに悶絶してしまいます故…!//」ドキドキ

ちぃ「?」キョトン

貴音「それでは、ごきげんよう!」バッ

ちぃ「ばいばーい!おねえちゃん!」フリフリ

店主「ま、まいどありー!」












P「……」ボー

P「……あ、金…」

―――――――――
──────
───


P「あれは酷かったなぁ…。亜美と真美にお菓子をねだられることはあったけど、まさか貴音までとは…」

P「と、いうか金額的に許せるレベルじゃないぞあれは。俺の小遣いがどれだけ消えたか…」シクシク

P「よし。ここはビシッと言ってやるか」フンス

P「ちぃの前で気が引けるけど…。ケジメはつけなくちゃな、うん」

P「よし」スッ


ピンポ


貴音「あなた様」ガチャ

P「うおおぉっ!貴音!?」ビクッ

貴音「お待ちしておりました。立ち話もなんですから、ひとまず中へ…」

P「え?あ、あぁ…。んじゃお邪魔するか…」スタスタ

居間───


P(貴音の家はすごいな。やっぱ和風な感じで…)キョロキョロ

貴音「あなた様。これを」スッ

P「ん?何だ?」

貴音「以前、ちぃを預かった時に、私が食べたらぁめん代です」

P「お?あれ……貸しだったっけ?」

貴音「はい。それがどうかしましたか?」キョトン

P「あ、いや……俺の勘違いだったようだ。スマンスマン」ハハハ

貴音「ふふっ。あの時、あなた様はお休みになられてましたからね」クス

P(貸しだったっけ…?まぁいいか)

P「それで、ちぃはどこに…」キョロキョロ

貴音「あなた様」

P「ん?」

貴音「私は今回の一件で反省したことがあります…」

P「ほう、珍しいな。何だ?」

貴音「ちぃに夢中になるあまり、雪歩の家からちぃを連れて来てしまったこと」

P「ふむ…」

貴音「雪歩の焼いた絶品な肉を頂いたこと」ジュルリ

P(ほとんど強奪だぞ)

貴音「味噌かれぇ牛乳らぁめんを作るために、雪歩から牛乳を頂いたりと」

P(牛乳までも…)

貴音「私は、雪歩を始め、事務所の皆に…」

P「う、うむ」












貴音「……比べ、ちぃへの愛が大きいのではないか、と…」ポッ

P「そっち!?照れてる場合か!しかも、肉と牛乳はお前の個人的な…!」

貴音「ちぃを見ていると…つい、故郷の妹を思い出してしまうのです」

P「……って、ん?妹いるのか?」

貴音「えぇ。ご存じありませんでしたか?」

P「ああ、俺は初めて知ったと思うが…。事務所の皆は知ってるのか?」

貴音「どうでしょうか…。響には話したと思いますが、他の者は知らないかもしれませんね」

P「だろうな。俺も全然知らなかったし」

貴音「隠していたわけではないのですか…。敢えて言う必要もないと思いまして」

P「まぁ、そこは『とっぷしぃくれっと』でもいいんじゃないか?」

P「それで、妹さんは今何歳なんだ?」

貴音「……。こちらへ来てから、私は一度も故郷へ帰っておりませんので…」

貴音「ただ、四条の家を出る少し前ならば、およそちぃと同じくらいでしたね」

P「そうか。なら妹さんも、もう少し大きくなってるかもしれな…」

P(……)

P「…貴音」

貴音「なんでしょう」







P「もしかしてお前…、妹さんとちぃを…重ねてるのか?」

貴音「……」

貴音「先程申し上げた通り、私はこちらへ来てから一度も帰郷しておりません」

貴音「それはとっぷあいどるを目指す際に自分自身に課した使命であり、未練はありません」

貴音「しかし、私も人の子。寂しいという感情は有るのです……」

P「そこで、ちぃ…か?」

貴音「……あなた様と千早の子であることは重々承知致しております。しかし、ちぃが成長していく度に妹を思い出し…」

貴音「……私なりに精一杯愛でているつもりですが、その結果、今回はあなた様や雪歩にご迷惑を掛けてしまうことになりました…」シュン

P(貴音はちぃのこと可愛がり過ぎるからなぁ…。悪気は無いんだろうけど)

貴音「……ですから、これを機に私は今後ちぃとの…」

貴音「ちぃとの……」

貴音「……」プルプル

貴音「ちぃとの接触を……最小限に…しようかと…」ボソッ

P「……お、おう」

貴音「…」

貴音「……っ」プルプル

P「……」

貴音「……うぅ…」グスッ

P(おいおい、泣くなよ…)

P「なぁ、貴音」

貴音「……なんでじょうが、あなだざば」ヒッグ

P「なんて言うか、俺も貴音の気持ちが分からないわけじゃあないんだ」

貴音「…」グス

P「昔、俺が上京した時…、友達とか誰もいないし、なかなか地元に帰る機会もなかったし」

P「軽くホームシックになったこともあるしな。今の貴音ほどじゃあないが」ハハハ

貴音「私は…そのような…」ヒッグ

P「ま、こっちの生活に慣れるまでは俺も結構苦労したもんだ」シミジミ

貴音「はぁ…」グス

P「……アイドルは人並み以上にストレスを抱えるものだと思ってる。不安とか悩みとか。どうしても人前に出ることが多いしな」

P「だから、プロデュース業の他に、アイドル達のメンタルケアも俺の仕事なんだ」

P「貴音。お前のメンタルケアについて考えようか。どうしたらお前の心は楽になる?」

貴音「私は…」

貴音「……っ」

P「我慢しないで、正直に話せばいい。アイドルは身体も心も健康でいなくちゃいけないしな」

貴音「……」

貴音「私は……ちぃと離れたくない…です…」グス

貴音「今回の様に迷惑を掛けることもあります…。しかし…、それでも…ちぃが愛おしくてたまらないのです…」

P「……」

P「…よし、ならそれでいいじゃないか。疲れた時や、寂しくなった時はちぃと一緒に過ごせばいい」

貴音「!」

貴音「よ、よろしいのですか…!?私はあなた様や雪歩に散々無礼を…」

P「悩みなら俺や事務所のみんなも力になるから」

貴音「し、しかし…」

P「いいっていいって。ただし、もう暴走はしない、って約束な」ハハハ

P「なんだかんだで貴音にはちぃの世話になってるからな。ちぃもお前と遊んだことをいつも楽しそうに話すんだよ」

P「ま、だからこれからもよろしく頼むぞ、貴音」ナデナデ

P「あ、雪歩にはちゃんと謝っておけ……」

貴音「……」プルプル

P「…た、貴音?」

貴音「あ…、あなた様ぁぁ!!」ダキッ

P「う、うおお!?」ギュムッ

貴音「あなた様…!あなた様ぁ…//」スリスリ

P「んー!んー!」バタバタ

P(こ、これが巨乳艦隊……!// い、いかん!俺は千早一筋千早一筋……)

貴音「本当に…!私はずっとずっとちぃと一緒にいてもよろしいのですね…!」パッ

P「ぷは。おいおい、ずっとは勘弁してくれ…」ハハハ

貴音「…いけずです」クス

P「あ。でも、この間みたいに、『ちぃを返して欲しければらぁめんをご馳走して下さい!』ってのはもう勘弁してくれ。貸しだったとはいえ、かなり焦ったんだから…」

貴音「あ、あなた様…。実はあれは冗談だったのです…」

P「」

貴音「あの時は…、一時でもちぃと長く過ごしたく……//」

貴音「それに、私の食欲を知るあなた様が、本当にお店へ連れて行くとは思わず、正直、私も困惑致しました…」シュン

P「……貴音も冗談言うんだな」

貴音「ふふっ。皆からもよく言われます」

P「まぁ、それならいいか。俺も千早に怒られたくないし…」フゥ

貴音「自宅では尻に敷かれているのですか?」クス

P「ほっとけ…。ところでちぃは?」

貴音「はい。こちらに…」スッ

・・・・・・


ちぃ「~♪」

P「雪歩と貴音といっぱい遊んだか?」

ちぃ「うん!ゆきほおねえちゃんと、おちゃしたの!」

ちぃ「あとね、たかねおねえちゃんのおうちでいっぱいごはんたべたよ!」

P「そうかそうか。本当に貴音はよく食うよなぁ」ナデナデ

ちぃ「さっきも、ちぃがごはんたべてるときに、たかねおねぇちゃんに、ぎゅーってされたの!」

ちぃ「ふわふわでいいにおいしてたよ!」エヘヘ

P「確かに、あんな満面の笑みを浮かべた貴音は初めて見たなぁ」ハハハ

ちぃ「えへへ~♪」ニコニコ

P(ちぃも楽しめたみたいだな。なんだかんだで今回も無事に終われたし、結果オーライ……)

P(……雪歩には今度、焼肉セットでも買ってやるか)

グー


P「……」

P「…ちぃ、今からご飯食べに行かないか?」

ちぃ「ごはん!?」キラキラ

P「あぁ、お留守番頑張ったご褒美だ!晩ご飯、何が食べたい?」

ちぃ「うーんとねぇ!うーんとねぇ…」

ちぃ「お、おにく!」

P「肉か。よし、じゃあ焼肉行くか!」

ちぃ「やったぁ!」ニコニコ

P「よし、じゃあ抱っこだ。こっちにおいで」

ちぃ「うん!」ヒョイ

P「よし、行っくぞー!!」ダダダダダ

ちぃ「おとうさんはやーい!」キャッキャッ

・・・・・・


貴音「~♪」フンフン

貴音(プロデューサーから正式な許可を頂けましたし、これからもちぃと『すきんしっぷ』を取ることができます!)ニコニコ

貴音(プロデューサーには感謝しかありません…。しかし、一方で自制心も鍛えねばなりませんね…。なかなか難しいものです)フム


<ヒーカーリノ ソートーヘート♪


貴音「はて…」


ピッ


貴音「もし」

P『貴音…』

貴音「おや、あなた様。忘れ物でもしましたか?」

P『い、いや…。実は、ちぃの食欲がいつも以上…、というかそれどころじゃないんだが…』

<オカワリー!!

P『ひっ!おおお前、もしかして何かしたのか!?』

貴音「あなた様。全ての原因が私にあると思われるのは如何な…」

貴音「はっ」

P『一体、何をしたんだ……』

貴音「……というわけです」

P『ちぃの食欲が貴音並に……』

貴音「はい。十分に代謝も亢進しているので、人体に悪影響はありません。明日の朝には元に戻りますよ」

P『……』

貴音「あなた様?」

P『なんつーことしてくれたんだぁぁぁぁぁ!!』

貴音「?」

P『いいか?俺はな?ちぃの留守番のご褒美でちょっと高めの焼肉屋に連れて行ったんだぞ…』

貴音「は、はぁ…」

P『それでこの尋常じゃない食欲…!分かるか?会計が…会計がぁ…』

<オカワリー!!!!!

P『ひいっ!絶対これ返してもらった分じゃ足りないぞ…。あわわわ…千早が帰ってきたら怒られる……』ブルブル

貴音「……!」ハッ

貴音「あ、あなた様っ!」

P『な、なんだ?……まさか今すぐに元に戻す方法が!?』

貴音「私のおすすめは『はらみ』です!」フンス

P『知るかああああああああああああ!!』

<オカワリー!!!!!!!!!




おわり

雪歩編で「請求された」と書きましたが、「奢った」が正しい表現だったと後から気付きました。おかげで当初計画してた内容にPがらぁめん請求される話を追加せざるを得なく、時間がかかってしまう結果に。

型に囚われないお姫ちんは良いと思います。

以上です。ありがとうございました。


田舎いいとこ、一度はこいへ

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