赤沢「この夜見山にはおしっこが止まらなくなる現象が存在するの」(133)

赤沢「毎月誰かがその……お、おしっこが止まらなくなるの……」

榊原「え?ごめん、良く聞こえなかった」

赤沢「…………おし…っこが……止まらなくなる」

榊原「最近耳が遠くなったみたいで、なんだって?」

赤沢「………おしっこが止まらなくなるの!!!」

榊原「女の子がそんなに大きな声でおしっこだなんていっちゃだめだよ」

赤沢「くっ」ギリッ

榊原「それで、その現象を防ぐ方法はなにかあるの?」

赤沢「残念ながら防ぐことはできないわ。今年は『ある年』だったと諦めるしかないわね」

榊原「そんな……さすがにそれは可哀そうだよ」

赤沢「その現象が起こってしまった生徒はおむつを付けるしかないの」

榊原「ん?その現象ってなんだっけ?」

赤沢「……ふざけてるの?」

榊原「僕はいつでも真面目だよ!」

赤沢「……………おしっこが止まらなくなる現象」

榊原「赤沢さん、ぼそぼそしゃべってたら何も伝わらないよ?」

赤沢「おしっこが止まらなくなる現象だって言いてるでしょ!」

榊原「女の子がはしたない!」

赤沢「……」グッ

榊原「おむつ以外に方法がないとなると本当にどうしようもないね」

赤沢「……その……実はあるにはあるんだけど……やっぱりいい」

榊原「何かな?途中で話を切られると気になっちゃうよ」

赤沢「………患部を舐められるとその現象は収まるって聞いたことがあるの」

榊原「患部?患部ってどこのこと?」

赤沢「………わかってるんでしょ?」

榊原「わからないから聞いてるんだよ」

赤沢「…………おちん………」

榊原「ふざけるのもいい加減にしてくれないかな?もっと大きな声で」

赤沢「おちんちんを舐めるのよ!このバカちん!」

榊原「ちょっ!バカじゃないよっ!」

赤沢「……」イラッ

榊原「ちんこを舐めるのはわかったんだけど、女の子にはもちんこ付いてるの?」

赤沢「え?」

榊原「だから、女の子もちんこからおしっこが出るのかって聞いてるの」

赤沢「そ、そんなわけないじゃない!」

榊原「それじゃあ女の子にその現象が起こったらどこを舐めたらいいのかな?」

赤沢「し、知らないわよそんなこと!」

榊原「あれ?赤沢さんって女の子だったよね?なんで知らないの?」

赤沢「………もう!おまんこでもなんでも舐めたらいいでしょ!」

榊原「なんで赤沢さんはそんな簡単に下品な言葉をすらすら言えるのかな。僕呆れちゃったよ」

赤沢(……こいついつか殺す)

赤沢「だいたい分かったよね?じゃあまた明日」

榊原「あ、まだ聞きたいことが」

赤沢「続きは明日にして。それじゃあ」スタスタ

榊原「行っちゃった……。怒った赤沢さん可愛かったなあ」

榊原「あの顔見てると苛めたくなっちゃうのはなんでなんだろう」

榊原「でもあんなに下品な言葉をペラペラしゃべるのはよくないよな。正すところはちゃんと正さないと」

これはまだ5月の話なんだろうか

――数日後――

小椋「み、見ないでっ!!」ジョロロロロ

綾野「由美!大丈夫!大丈夫だから!」

赤沢「とうとう始まってしまったのね……」

勅使河原「おいおいやべぇよ……今年は『ある年』なのかよ!」

小椋「うっ……ううっ……」ジョロロロジョロ

榊原「何やってるの赤沢さん!早く止めないと!」

赤沢「え?でも……あの止め方はうわさでしかなくて、本当に止まるのかなんて誰にもわからないのよ」

榊原「親友が困ってるのを見捨てるっていうのかい!?もういい!僕がやる!」

赤沢「ダメよっ!由美のおまんこを舐めるなんて可哀そ過ぎる」

榊原「泣いて取り乱す小椋さんを見ても可哀そうとも思わないの?それと女の子が下品な言葉使わないで!」

ん?待てよ、赤沢さんが「対策係」ということはつまり……

望月「まさか榊原くんは小椋さんのおまんこを舐めたいだけじゃないよね?」

榊原「そんなことはない!クラスメイトが困ってるのに助けないなんてありえないだろ」キリッ

望月「そうだよね、榊原くんはどさくさに紛れてエッチなことするような人じゃないって信じてるよ」

榊原「ありがとう、行ってくる!」タッタッタッ

小椋「……うぅぅ……」チョロロロロ

榊原「小椋さん!今僕が止めるよ!」バサッ

小椋「………え?………ちょっ、やめて榊原くん!あたし……やぁ……」チョロチョロ

榊原「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!小椋さんが泣いてるのを黙って見てなんていられない!」スルスル

小椋「だ、だめっ!汚いから……だめぇ……」チョロチョロ

榊原「汚くなんてない……ほら、すっごくきれいだよ。大丈夫、僕に任せて」ペロペロ

小椋「だ……だめ……あっ……ハァハァ……そ、それ以上は……んんっああぁっ」トロトロ

望月あたりなら平気で舐めそう

榊原「じゅるる……んはぁ……」ペロペロ

小椋「榊原くん……ごめん……」トロトロ

榊原「……ぷはぁ…謝らないでよ。小椋さんが泣きやんで良かった」

小椋「榊原くん……」トロトロ

勅使河原「小椋の小便が…止まった……」

綾野「由美のあそこがみんなに見られないようにスカートで隠しながら舐めるなんて、さすがこういっちゃんだわ」

赤沢「まさか本当に現象が止まるなんて……完敗だわ、恒一くん……私も対策係の仕事をしなくちゃ」

赤沢「ほら!みんな!見世物じゃないのよ!」

赤沢「恒一くんと由美もその辺でいいんじゃないの?」

小椋「まだ……はぁん!……まだ……だめ………」

赤沢「はぁ……じゃあとりあえず二人とも保健室に行ってきなさい」

――――――
――――
――

小椋「おはよー彩」

綾野「あ!由美!やっと学校来れるようになったんだね。体は大丈夫なの?」

小椋「うん、もう全然なんともないよ。これも全部……///」

綾野「こういっちゃんのおかげかぁ。いいなぁいいなぁ」

小椋「へへぇ///彩にだって恒一くんはゆずれないよ」

綾野「ラブラブなようでうらやましいかぎりですねー」

小椋「あ、でももし彩に現象が起こったら、その時は恒一くんが助けてくれると思うよ」

綾野「あぁ、私にも現象がおこらないかなぁ」

この展開だと現象が起こったと装ってお漏らしを……

赤沢「あ、由美!もういいの?」

小椋「うん、心配かけてごめんね」

赤沢「私の方こそ対策係なのに何もしてあげられなくて、改めてごめんなさい」

小椋「じゃあこれでチャラね」

榊原「あ、由美ちゃんおはよう。ちゃんと来れたんだね」

小椋「こ、恒一くん///おはよう///」カァッ

赤沢(どこまでいってるのよこの二人)

綾野「(この様子だと由美はもう大人の階段登ってるね)」

赤沢「え!そこまで!?だってまだ中学生だよ!?」

綾野「ちょっ!声が大きい!」

小椋「?」キョトン

そりゃもちろん尿者(ししゃ)でしょ

榊原「赤沢さん、もうすぐ6月だね」

赤沢「えぇ……今までも一度発生した現象は終わることはなかったらしいわ」

榊原「そうか……クラスメイトが苦しむ姿を見たくない……いざとなったら僕が舐めるしかない」

赤沢「恒一くんには由美がいるじゃない。他の女の子のものまで舐めるっていうの?」

榊原「ん?『他の女の子のもの』ってなんのこと?」

赤沢「だから、由美にしたみたいに他の女の子にもするのかって」

榊原「僕、由美ちゃんに何をしたっけ?」

赤沢「その……だから……いわゆる……その…………クン、ニってやつ」

榊原「え?なに?」

赤沢「だから!他の子にもクンニするのかって聞いてるの!」

榊原「赤沢さん……ここ、教室だよ。大勢の前でそんなはしたないこというなんて、正直幻滅だよ」

赤沢(………やっぱりムカつく!)

――6月のある日――

佐藤「あ……うそ……」ジョロロロロ

辻井「うわ!佐藤がお漏らししてる!」ガタッ

佐藤「ち、ちがう……とまらない……とまらないよぉ……」ジョロロロロロ

赤沢「チッ!ついに起きてしまったか!男子!早く出ていきなさい!」

榊原「さ、佐藤さん!」タッタッタッ

赤沢「恒一くんも出ていきなさいよ!」

佐藤「だれか…たすけてぇ……うぅぅ……」ジョロロロロ

榊原「じゃあ赤沢さんは佐藤さんのおまんこ舐められるの!?」

赤沢「そ、それは……」チラッ

佐藤「……ぃゃぁ……」ジョロロロロロ

赤沢「…………くっ」

榊原「僕は助ける!佐藤さんを助けるんだ!」

舐めろよ 女同士だろ無能が…

男なら一度は友達のちんぽしゃぶったことあるのに 女子は使えねえな

>>40
川堀さん乙です

赤沢「由美!あなたはそれでいいの!?」

小椋「…いいよ………だって、これが恒一くんなんだもの」

小椋「今、佐藤さんを助けない恒一くんなんて、あたしの好きな恒一くんじゃなから」

赤沢「くっ……仕方ないわね、早く助けてあげて」

榊原「言われなくても!」ガバッ

佐藤「さかきばらくん……はずかしい……」ジョロロジョロロロ

榊原「大丈夫だよ、佐藤さんは僕が絶対に助けてあげるから」スルスル

佐藤「……おしっこできたなくてごめんなさい…………」チョロロロ

榊原「汚いはずがないよ……だって佐藤さん可愛いもの」ペロペロ

佐藤「うぅぅ………んんっ………んあ!そ、そこはぁ……はぁぁ……」チョロチョロトロトロ

佐藤「だ、だめぇ……なにこれ……っ…あたまがぼーっとする……あぁっ」トロトロ

榊原「……んはぁ…可愛いよ佐藤さん」ジュルルル

佐藤「こ……こんなの…っぁ…はじめて……」トロトロ

赤沢「もう現象は止まったみたいだからそろそろやめなさい」

佐藤「だめ…やめないで……もっと」トロトロ

赤沢「ちょっと!見てるこっちも恥ずかしいんだから!」

小椋「ハァハァ……ねえ恒一くん、佐藤さん、あたしが保健室に連れて行ってあげるよ」

赤沢「それじゃあ由美、お願いね」

綾野「泉美はうぶだねぇ」

――――――
――――
――

佐藤「……やっぱりこわい」

榊原「大丈夫だって和江ちゃん、僕が一緒にいてあげるから」

小椋「そうそう。あたしもついてるよ」

佐藤「…………でも…」

榊原「おもらしのことでとやかく言うやつはいないさ。3組はそういうクラスだよ」

佐藤「……うん……わかった……ふたりともありがとう」

榊原「うん。じゃあ行こうか」

 ・
 ・
 ・

赤沢「……そう、もういいのね」

佐藤「うん、こういちくんがわたしのすべてをほぐしてくれたから///」

赤沢「え、エッチなのは禁止よ!禁止!」

榊原「ん?なんで今のがエッチなことだと思ったの?」

赤沢「え?なんでって……」

榊原「僕は和江ちゃんの心をほぐしてあげたんだよ。何をほぐしたと思ったの?」

赤沢「何って……ナニを……」

榊原「ナニって何?」

赤沢「……お尻の穴……とか」

榊原「はぁ、赤沢さんってとことんエッチなことしか考えてないんだね。わかってた、わかってたよ」

榊原「それにしてもどうしてこんな現象が存在するんだろう」

赤沢「ふん!恒一くんには教えてあげない」

榊原「えー、ひどいなー」

赤沢「ふん!」

榊原「じゃあなんでも親切に教えてくれる優しい桜木さんに聞こうかな」

赤沢「何よその言い方、私が意地悪みたいじゃないの」

榊原「そんなこと言ってないよ。ただ桜木さんは赤沢さんより親切だし優しいし」

赤沢「私だって親切よ!いいわ、教えてあげるわよ!」

赤沢「昔、この学校に夜見山岬って生徒がいたの」

赤沢「夜見山岬は成績優秀、眉目秀麗でクラスの人気者だったのだけど、ある日、彼が突然お漏らしをしてしまったの」

赤沢「その日は体調が悪くて我慢できなかったみたい」

赤沢「なにもかも完璧な彼がおもらしをしたことにクラス全体が衝撃を受け、動揺したそうよ」

赤沢「そして突然誰かがこういったの。『夜見山岬はお漏らしなんかしてない』って」

赤沢「その一言は彼を救いたい一心での発言だと思うのだけど、彼にとってはそれが苦痛でならなかったの」

赤沢「だってそれ以来いつも『おはよう、今日もお漏らししてないよ』とか『さすが岬くん、トイレでおしっこしたんだもんね』とか、ことあるごとにおもらしのことを言われたらしいわ」

赤沢「クラスメイトも半ば冗談ではあったものの、動揺からなかなか彼の扱いを戻すことが出来なかったの」

赤沢「それは卒業まで続いたらしいわ」

赤沢「そして彼は卒業式の日に言ったの『僕は…おもらしなんかしてない!』って」

赤沢「次の年からだったわ、その災厄と呼ばれる現象が始まったのは」

榊原「………女の子がおもらしを連呼するなんてはしたない」

赤沢「……え?」

榊原「女の子がおもらしを連呼するなんてはしたないって言ったの」

赤沢「あの、そうじゃなくて……恒一くんが知りたいって言ったんじゃない」

榊原「僕は知りたいなんて一言もいってないよ。ただどうしてだろうなって思っただけだし」

榊原「それなのに赤沢さんが勝手にペラペラしゃべりだして、おまけにしたり顔でおもらし連呼するんだもん」

赤沢「………」イラッ

榊原「まあいいや、じゃあこれから由美ちゃんと和江ちゃんと約束があるから。またね」スタスタ

赤沢「……はぁ…………はぁ……」

――7月――

見崎「ふぇぇ……おもらししちゃったよぉ……」ジョロロロロ

榊原「見崎ッ!くそぅ!今助けるから!」タッタッタッ

見崎「たすけてー榊原くん!」ジョロ…

赤沢「はぁ……はいはい、男子早く出て」

榊原「ちょっと赤沢さん!マジメに対策係やりなよ!それじゃいつまでたっても無能呼ばわりだよ!」

赤沢「なっ!……わかったわよ……はい!とっとと出なさい」

見崎「おしっこでちゃうぅぅ」ニヤリ

見崎「榊原くん!早く!早く舐めて!」

榊原「現象の野郎!こんなにか弱い女の子にまで手をかけようというのかッ!」ガバッ

榊原「今助ける……あれ?ぱんつはいてない」

見崎「舐めやすいように最初から穿いてないの。早く舐めて、私壊れちゃいそぉ」

榊原「安心して、怖いのは最初だけだから。僕に身を委ねて」ペロペロ

見崎「めちゃくちゃにしてぇ!あっああっっあっ!」ヌルヌル

榊原(思ったよりおしっこ出てないみたいだ。措置が早くてよかった)ペロペロ

見崎「んんっ……もうちょっと奥……あぁっ!そ、そこぉ……あっあぁ!」トロトロ

赤沢「……………」

小椋「もうおしっこ止まったみたいだし、とりあえず保健室に行こっか」ササッ

佐藤「わたしたちもうこういちふぁみりーだから」

見崎「(チッ)う、うん」

赤沢「……………」

綾野「どうかしたの?泉美」

赤沢「……いや、なんでもないわ」

――――――
――――
――

綾野「あれから見崎さんどんな感じなの?」

小椋「うん……恒一くんにはよく尽くしてるけど、あまりみんなでしようとしないんだ」

綾野「しようとって……あーあ、私もこういっちゃんのそばにいたいなあ」

小椋「だからってわざとおもらしするなんてまねしないでよ」ハハッ

綾野「いくらなんでもそんなきちがい染みたこと出来ないよ」ハハッ

 ・
 ・
 ・

榊原「気になったことがあるんだけど」

赤沢「何かしら」

榊原「今まで3人に現象が起こったけどみんな女の子だよね」

赤沢「それがなにか」

榊原「この現象ってもしかして男はかからないの?」

赤沢「そんなことは考えればすぐにわかることよ」

榊原「……そういう無駄に偉そうな態度は嫌われる原因になるから直した方が良いよ」

赤沢「……すべての元凶・夜見山岬は男よ」

赤沢「恒一くんは男の子の失禁と女の子の失禁どっちが見たい?」

榊原「なるほど、圧倒的におまんこを舐めたい!」

赤沢「……まあ、そういうことよ」

榊原「じゃあこれからも女の子ばかりにこの現象が起こるのか」

赤沢「実を言うとそうとも限らないのよ」

榊原「というと?」

赤沢「中性的というか、可愛い系の男の子にもこの現象が起こる可能性があるの」

赤沢「過去にも何回か男の子が…失禁したって話よ」

赤沢「恒一くん、あなたは望月くんに現象が起こって、…その……舐められるの?」

榊原「何を?」

赤沢「……もうこのくだりいらないでしょ」

榊原「いや、僕には何を舐めるのかさっぱりわからないからちゃんと教えてくれないかな?」

赤沢「はいはい、おちんちんよおちんちん、望月くんのちんこ舐められるかって聞いてるの?はしたなくてごめんなさい」

榊原「その必要があれば僕は躊躇なく望月くんのちんこをしゃぶるよ。それが友情ってやつじゃないかな」

赤沢「…そう、恒一くんには覚悟があるのね。見直したわ」

赤沢「わかった、私も対策係としてしっかり恒一くんをサポートする」

榊原「うん、ありがとう……泉美ちゃん」

赤沢「ちょっ!いきなり何よ///」

榊原「ごめん、イヤだったらやめるよ」

赤沢「……べつになんて呼んでもいい」

榊原「そう、ありがとう、泉美ちゃん」

――8月のある日――

赤沢「ねえ!合宿しましょう!」

綾野「え?演劇部の合宿?」

赤沢「違う違う、3組で合宿」

小椋「なんでそんなことするの?」

赤沢「聞いた話によると、合宿を行って以来現象が起きなくなった年があるらしいのよ」

小椋「ふーん」

綾野「そうなんだ」

赤沢「なによ、反応悪いわね」

小椋「だってもう治ったし」

綾野「まだこういっちゃんに舐めてもらってないし」

赤沢「あんたたちねぇ……恒一くんはどう思う?」

榊原「良いんじゃないかな、楽しそうだし」

小椋「そうだよね、あたしも恒一くんと合宿行きたーい」

綾野「合宿でなら恒一くんに舐めてもらえるかもしれないもんね、賛成!」

榊原「なんならこれから舐めてあげようか」ハハッ

小椋「えーダメだよー。恒一くんはあたしのなんだからー」

綾野「由美ばっかりズルい!私も舐めてほしいー!」

榊原「由美ちゃんだけじゃなくて和江ちゃんや鳴ちゃんもいるよ」

綾野「私もそこに混ぜてー」

赤沢「あんたたちねぇ……」


―そんなこんなで3組で合宿を行うことになった―

川端「全員参加とかかったりいなぁ」

水野「でも合宿ってなんかワクワクしないか?お色気的な意味で」

米村「俺、小椋のおもらしが忘れられなくて、それ以来すごく気になってるんだ」

川端「諦めろよ、小椋は完全に榊原のものだろ」

米村「でもさ、となりに好きな子がいると思うとさ……NTR気分だな……」


有田「いやだいやだ、男子っていつもあんな話ばっかり」

江藤「でもなんかうらやましくない?恋したいっていうか」

キャッキャキャッキャ

赤沢「みんな結構楽しみにしてるみたいで良かったわ」

赤沢「高林くん、合宿所を貸してくれてありがとうね」

高林「このくらいのことお安いご用ですよ」

 ・
 ・
 ・

カポーン

赤沢「ふぅ、みんなでお風呂に入るのもいいものね」

綾野「そうだよねー。むふふ、発育具合もチェックできるし」

小椋「ちょっとあんまり触らないでよー」

綾野「いいじゃんいいじゃん、揉むと増えるって言うよー」

桜木「あまりお風呂で騒がないでくださいね」ドタプ~ン

小椋「……」ゴクリ

見崎「……」サワサワ

桜木「あぁ!…んもう、揉まないでくださいよ」

見崎「……ビッグバン」

 ・
 ・
 ・

久保寺「今、女子がお風呂に入っています。私はこの合宿の責任を預かっているので覗きに行こうなんてこと考えないでくださいね」

高林「フェアじゃないね」

勅使河原「まったくだ、女子風呂は合宿の醍醐味の一つじゃねえか」

勅使河原「おい中尾。おまえちょっと女子風呂に行って写真撮ってこいよ」

中尾「まかせろー……ってやるわけないだろ!」

勅使河原「だよなー……ん?サカキはどこに行ったんだ?」

望月「ほんとだ、トイレにでも行ったのかな?」

中尾「榊原のやつ、赤沢の裸を見に行ったんじゃ…許せん!」

榊原「あ、泉美ちゃん、早かったね」

赤沢「そりゃまだまだお風呂の時間はあるから。それで、話って何?」

榊原「考えてみたんだ、なんで合宿で現象が止まったのかって」

赤沢「結論は出たの?」

榊原「うん、まずは現象についてなんだけど、一度現象が起こったら止めるすべはほとんどないんだよね」

赤沢「そうね、この合宿を除いては」

榊原「それで現象を止めるにはおまんこ、もしくはちんこを舐める、ということ以外にない」

赤沢「そうね、それ以外の方法は聞いたことがないわ」

榊原「ということは結論は単純な話だよ」

赤沢「……まさか」

榊原「この合宿で女の子全員に現象が起き、それを僕が止めるッ」

赤沢「まさか、そんな……でも現象は月に1度だけのはず」

榊原「まあそれは合宿で羽目を外すことで尿道も緩んで現象が起きやすくなる環境になるってことだよ」

榊原「現象が月に一度しか起こらないと誰が決めたんだい?」

赤沢「……なるほど」

榊原「納得してくれたかな?」

赤沢「……恒一くんが……全員分舐めるっていうの?」

榊原「うん、さすがに一筋縄ではいかないだろうけど、みんなのために僕はやり抜きたい!」

赤沢「……わかった、私もいろいろ手伝うわ」

――――――
――――
――

赤沢「ハァハァ……外は大混乱ね」フフッ

榊原「ハァハァ……でもやっと……全員終わった」

赤沢「……まだ………一人忘れてる」

榊原「……泉美ちゃん」

赤沢「私ね、恒一くんのことあまり好きじゃなかったの」

榊原「そう……なんだ」

赤沢「だっていつも私の言うことに突っかかって否定して」

赤沢「そんなあなたが、……大っ嫌いだった」

赤沢「でも、恒一くんが……クラスのみんなのために……頑張ってるのを見て……」ブルッ

赤沢「合宿でも……一緒に行動して……なんだか今までの気持ちが全部、吹き…飛んじゃった」プルプル

赤沢「…………恒一くん…………舐めて」ジャージョロロロロロロロ

榊原「こんな僕だけど……いいの?」スーッ

赤沢「恒一くんに……舐めてもらいたいの……」ジョロロロロロロロ

榊原「じゃあ……ぱんつ脱がすよ」スルスル

赤沢「……ふふっ、これ、本当に恥ずかしいものね」ジョロロロロシャー

榊原「…………」クンカクンカ

赤沢「ちょっ!ちょっと!匂いはかがないで!」ジョロッロロ

榊原「いい匂い……泉美ちゃんの優しい香りがする」クンカクンカ

赤沢「もう……ヤバい……早く舐めてっ!」ジョロロジョロロ

榊原「………じゅるっ」ペロペロ

赤沢「はぁぁん!…ああぁぁっっ!ハァハァ……んんっ!」チョロチョロ

榊原「ふゅるるる…んはぁ」ペロペロ

赤沢「だ、ダメ…もっと……んふぅ……ハァハァ…あぁっ!そこ!あっっ!」トロトロ

榊原「泉美……可愛いよ」

赤沢「ダメ!なんかくる!んあっ!あぁっ!っっ!ハァハァ!っクぅ!」プシャァ

赤沢「ハァハァハァハァ…」ピクッ

榊原「大丈夫?泉美ちゃん」ナデナデ

赤沢「……不思議ね、あれだけ憎かった現象なのに、今では感謝したい気分だわ」

榊原「僕もだよ」

榊原「……いろいろ強く当たってごめんね」

赤沢「うん?」

榊原「無意識ながらも僕の言葉が泉美ちゃんを傷つけてたんだもんね」

赤沢「…あれ、無意識だったんだ……はははっ、なんだ」

榊原「見てごらん、夜明けだよ」

赤沢「もうこんな時間になってたのね」

榊原「少しだけでも仮眠する?」

赤沢「……私、もっと先にもいってみたい」

榊原「もっと先ってどこかな?」

赤沢「それも無意識なの?もう…………えっちしよ?」

榊原「はしたない女の子は僕が手取り足取り教え治してあげるよ」



終わり

sssp://img.2ch.net/ico/kuma-16.gif
ゆうがたくらいから始めておけば全員分書けたかもわからんね
みんな考えてたオチ言っちゃうから最後こんな終わり方になっちゃったよ、もともと泉美ちゃんBADENDにする予定だったのに
がんばって張りまくった伏線の多くを回収できなかったなあ
16+1人分書きたかった。特にモッチーとか鳴ちゃんとかに張った伏線は投げっぱになっちゃった
番外編でモッチーやるって手もあるけど僕はもう眠いからまた今度書きたいと思ったら書く
可能性としては低いけどね
愛しの由美ちゃん佐藤さん、そして鳴ちゃんと毛が薄いだろうメンツを集めた伏線も回収されずじまい…
いいよね、にんげんだもの

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