遊星「シンクロ無し、融合は1枚のみ。融合解除もしかり」
十代「お、おい?遊星?」
遊星「その上融合素材は全てピン刺し。さらにブラックマジシャンとブラックマジシャンガール2枚のために5枚は軽く超えるサポートカードまで投入する始末」
十代「ちょっと」
遊星「それだけならまだしも三幻神フル投入とかふざけてるとしか思えn」
十代「やめろ!」ドスッ
遊星「ぐあッ!」
遊星「何するんですか!」
十代「何するもどうするもねえよ!どうしたんだよ!」
遊星「だって、悔しいじゃないですか!」
遊星「拾い物のカードで今の環境に頑張って追いつく俺!」
遊星「対してだいたいのカードは手に入り、環境を無視してめちゃくちゃなデッキにも関わらずありえない勝利を修める遊戯さん!」
遊星「どうですか!」
十代「どうですかって………」
遊星「どう思いますか!」
十代「いや、そりゃあ………遊戯さんの実力だろ」
遊星「実力だと?あの60枚デッキにしか思えない構築が実力だと!?」
遊星「マグネットバルキリオンよく事故らないよな!第一なんで神召喚に絵札の三剣士なんだ!俺なら初手で出せますよ!」
十代「ま、まあまあ」
遊星「アンノウンシンクトクシュスティーラーキッテクイックスティーラーソセイサンタイリリースオベリスクアドバンスナニカアリマスカほら見ろ!」
十代「お、落ち着けって………いいじゃん、お前作中で一回も負けたこと無いんだから」
遊星「『作中』ではそうですよ!このあいだ遊戯さんとのフリーデュエル見ましたか!恥も外聞も捨てて初手クェーサーしたのに負けたんですよ!ていうかあの後あの人甲虫装機に勝ってましたよ!一周回って怖い!」
十代「イ、甲虫装機をか………いや、その前に初手クェーサーに勝つって………」
十代「確かに遊戯さんのデッキは普通に考えたら扱いが難しいけど……ほら、考えてみろよ。俺達だって基本的に初期手札は最高の状態だろ?遊戯さんも同じってだけさ」
遊星「うっ………そういえば俺、事故ったことありません…………」
十代「な?」
遊星「でも……なんていうか……ああっ上手く言えない」
十代「めんどくさいな………」
遊戯「あれ、どうしたの?二人とも」
十代「!」
十代「そうだよ遊星!表の遊戯さんはバランスのいいデッキじゃん!」
十代「今流行りのガジェットに【サイレント】シリーズ!表の遊戯さんは普通なデッキだぜ!」
遊戯「えっ?えっ?」
遊星「なるほど!確かに表の遊戯さんなら今の話を相談出来る!」
遊戯「ど…………」
遊戯「どういうこと?」
遊戯「なるほど………それで納得がいかないと」
十代「あっ!遊戯さん、この会話、もう一人の遊戯さんに聞かれたらまずいんじゃ………」
遊戯「大丈夫。パズルのパーツを一つ外してあるから」
十代「ああ、それならよかった」
遊星「…………?なんでわざわざそんなことを?」
遊戯「最近もう一人のボクがさ」
~フリーデュエル中~
遊戯「じゃあ、ボクのターン、ドロー!スタンバイ、メイン。何かありますk」コォォォォ………
闇遊戯『相棒…………ここは俺に任せてくれないか?』
遊戯「もう一人のボク………今は普通のデュエルだからさ………」
闇遊戯『そうか………』
~~~~~~~~
相手「マシンナーズフォートレスでダイレクトアタックで」
遊戯「あと5500ですn」コォォォォ………
遊戯(また!?)
闇遊戯『相棒、ここは俺に任せてくれないk』
遊戯「ダメったらダメ!」
~~~~~~~~
遊戯「こんな事が増えてさ」
遊星&十代『ああ…………』
遊戯「で、つまりは遊星くんはこの腑に落ちない感情をどうにかしたいと」
遊星「ハイ」
遊戯「んー………どうしようか」
十代「やっぱり、デュエルで解決するしか無いんじゃないか?」
十代「遊星ともう一人の遊戯さんがデュエルして、それで遊星も踏ん切りがつくんじゃないかな」
遊星「なるほど…………」
遊戯「そうと決まれば、早速もう一人のボクと変わろうか?」
遊星「お願いします」
遊戯「わかった、ちょっと待っててね………えーと…………」ゴソゴソ
遊戯「…………」
遊戯「あれ?」
十代「遊戯さん?」
遊戯「パズルのピースが………無い…………」
遊星「えっ!?」
十代「ちょっ!」
遊戯「だ、大丈夫!ボクの部屋のパズルの箱に入れてるだけだから!」
十代「ビ、ビックリした……」
遊戯「えーと……あ、もしもし城之内くん?今どの辺に………あ、じいちゃんの店?ちょうどよかった!
もしよければボクの部屋のパズルの箱にある千年パズルのピースを持ってきて欲しいんだけど……
うん、ダイダロスブリッジから7分ぐらい歩いたとこにある広場に遊星くんや十代くんといるよ。わかった。ありがとう」
ピッ
遊戯「城之内くんが届けてくれるって」
十代「ホッ」
遊星「ふう…………」
遊星(遊戯さん、未だにVodafoneなのか…………)
遊戯「でも、待ってる間が暇だな………」
遊星「なら、デュエルをしましょう」
十代「おっ、ちょうどいいや!じゃあ、遊星と遊戯さんでデュエルしてみてくれよ!」
遊戯「えっ?ボク?」
十代「遊戯さんと遊星はあんまり馴染みがないだろ?だったら、こういう場も必要かなって」
遊星「なるほど…………」
遊戯「そうだね!じゃあ、ボクのオリジナルデッキを使うよ!」
十代「ガジェットのほあですか?」
遊戯「まあね」
ほあじゃねぇ、ほうだ
遊星「『大嵐』を発動!遊戯さんの場の三枚の伏せカードを破壊する!!」
遊戯「僕が伏せてあったのは『トイ・マジシャン』×3」
遊星「」
遊戯の強さは、ピン指しが最高にベストなタイミングで相手に刺さったりするマインドスキャンクラスのプレイングの巧さ
ちょと休憩
遊戯「いくよ!」
遊星「望むところです!」
遊戯&遊星「デュエル!」
遊戯「先攻はもらうよ!ドロー!」
遊戯「ボクは手札から古代の機械巨竜を墓地に送り」
遊戯「手札からマシンナーズフォートレスを特殊召喚!」
遊星「えっ?」
遊戯「魔法カード『死者蘇生』!」
遊戯「墓地の古代の機械巨竜を特殊召喚する!」
遊戯「通常召喚がまだだね。モンスターを伏せて二伏せエンド」
遊星「…………ゴクリ」
十代「マシンナーズガジェかよ………厳しいな」
遊星「ドロー!」
遊星(イマイチな初手だな………シンクロ召喚は出来ないか)
遊星(ここは少しでもアドバンテージを稼ぎたいが、今はそういうカードは無い)
遊星(ならば………)
遊戯「………」
遊星(あの伏せカードを公開して、情報アドバンテージの方を稼ぐ!)
遊星「俺はカードを二枚伏せ、スピードウォリアーを召喚!」
スピードウォリアー「フォー」
遊星「バトルフェイズだ!スピードウォリアーの効果を発動!」
A900→A1800
遊星「セットモンスターを攻撃!」
遊戯「セットモンスターは『メタモルポット』だ!破壊される前にリバース効果を発動!」
遊戯「ボクに捨てるカードは無い………そのまま5枚ドローだ」
遊星「フッ………」
遊戯「………?」
遊星「捨てるカードはレベルスティーラー2枚とボルトヘッジホッグだ!捨てて5枚ドロー!」
遊戯「なっ」
十代「おお!」
遊戯「どれも墓地で力を発揮するカードばかり………やっちゃったなあ」
すまん○。用事入ってた
遊星「俺も5枚ドロー!」
遊星「………もう1枚伏せてターンエンドだ」
遊戯「ボクのターン!ドロー!」
遊戯「ボクは手札の磁石の戦士αと磁石の戦士βと磁石の戦士γをリリース!出でよ、磁石の戦士マグネット・バルキリオン!」
遊星「!?」
十代「!?」
遊戯「バトルだ!古代の機械巨竜でスピードウォリアーを攻撃!」
遊星「クッ………!」
4000→1800
遊戯「さらに!マシンナーズフォートレスでダイレクトアタック!紫外線照射装置ィィィ!」
遊星「ダメージ計算時に罠発動!ガード・ブロック!」
遊星「ダメージを無効にし、一枚ドロー!」
遊戯「マグネットバルキリオンでダイレクトアタック!」
遊星「罠発動!くず鉄のかかし!」
遊星「発動後、再びセットする!」
遊戯「すごいよ遊星くん。正直このターンで決めるつもりだったけど………やっぱりそうはいかないよね」
遊星「シンクロ召喚も出来てないんだ。まだ負けるわけにはいきませんよ」
遊戯「それが怖いんだよなあ…………ターンエンド」
遊星「俺のターン!ドロー!」
遊星「…………よし!俺は手札からアンノウンシンクロンを特殊召喚!」
遊星「俺は手札から3枚目のレベルスティーラーを捨て、クイックシンクロンを特殊召喚!」
遊戯「三枚目………!」
遊星「さらに俺はクイックシンクロンのレベルを一つ下げ、墓地からレベルスティーラーを特殊召喚!」
遊星「墓地からモンスターが特殊召喚された事により、手札からドッペルウォリアーを特殊召喚!」
遊星「レベル4となったクイックシンクロンに、レベル1のレベルスティーラーをチューニング!」
遊星「来い!ジャンク・ウォリアー!」
ジャンクウォリアー「ハーッ!」
遊戯「来たね、遊星くんの切り込みモンスター………」
遊星「さらにジャンクウォリアーのレベルを一つ下げ、墓地からレベルスティーラーを特殊召喚!」
遊星「アンノウンシンクロンとレベルスティーラーをチューニング!」
遊星「シンクロ召喚!現れろ、フォーミュラ・シンクロン!」
遊星「フォーミュラ・シンクロンがシンクロ召喚された時、俺はカードを1枚ドロー!」
遊星「手札からチューナーモンスター、霧の谷の戦士を通常召喚!」
遊戯「この流れは………!」
十代「来るぞ!あのモンスターが!」
遊星「レベル4、霧の谷の戦士にレベル2のドッペルウォリアーをチューニング!」
遊星「シンクロ召喚!出でよ、大地の騎士ガイアナイト!」
遊星「さらにドッペルウォリアーがシンクロ素材にされたことによりフィールドにドッペルトークンを二体特殊召喚する!」
遊戯「大地の騎士ガイアナイト………」
遊星「そう、暗黒騎士ガイアのリメイクモンスターとして生み出されたシンクロモンスター………」
遊星「だが!レベル2のシンクロチューナー一体と!レベル4のシンクロモンスター!そしてレベル6のシンクロモンスターがいる!このフィールドにおいてガイアナイトで攻撃する道理は無い!」
遊戯「…………!」
遊星「行くぞ!レベル2、フォーミュラ・シンクロンにレベル4、ジャンク・ウォリアーと、レベル6、大地の騎士ガイアナイトをチューニング!」
遊星「リミット!オーバー!アクセルシンクロォォォッ!!」
十代「………!」
遊星「進化の光!シューティング・クェーサー・ドラゴン!」
遊戯「うっ………!」
遊星「バトルだ!シューティング・クェーサー・ドラゴンでマグネットバルキリオンを攻撃!ザ・クリエイションバースト!」
遊戯「うあああ!」
4000→3500
遊星「二発目だ!ギアガジェルドラゴンを攻撃!」
遊戯「うわああああっ!」
3500→2500
遊星「俺はこれでターンエンドです」
十代「す……すげえ……」
す、すまん。ちょっとまだ疲れてる。おっぱいおっきい黒髪ロングの美人さんが痴漢されてるのを想像しながら抜いてくる
どうして人は争うんだろうね。野暮用も済んだので書きます
遊戯「ボクのターン!ドロー!」
遊戯「…………ッ」
遊戯「ボクはモンスターを伏せて、フォートレスを守備表示にしてターンエンドだ!」
遊星「オレのターン!ドロー!」
遊星「オレは手札から『ジャンク・シンクロン』を召喚!」
遊星「ジャンク・シンクロンの効果発動!墓地からスピードウォリアーを特殊召喚!」
遊星「バトル!シューティング・クェーサー・ドラゴンでフォートレスを攻撃!」
遊戯「フォートレスの効果を発動!」
遊星「シューティング・クェーサー・ドラゴンの効果を発動!」
遊戯「くっ………」
遊星「バトル!シューティング・クェーサー・ドラゴンでセットモンスターを攻撃!」
遊戯「レッド・ガジェット!」
遊星「バトル!ジャンク・シンクロン!スピード・ウォリアー!ドッペルトークンの順番でダイレクトアタック!」
遊戯「うわああああッ!」2500→0ピーッ
遊戯「ふぅ、負けちゃったな………」
遊星「いや、驚きましたよ。メタモルポットの効果でマグネットモンスター一式を揃えるなんて」
遊戯「ううん。あれはメタモルポットの効果でγ以外を揃えただけだよ。ドローフェイズにγを引いたんだ」
遊星(そんなに変わらない)
十代「いやー!やっぱシンクロってつえーのな!HEROにもシンクロ出ねえかな!」
遊戯「やめてよ、HEROにシンクロなんて出たら誰も止められないよ」
遊戯ー!
遊戯「あ、城之内くんだ!」
ジ ャ ン ク ロ ン の 効 果 忘 れ て た !
この後ATMがハムドリリースして出した三幻神召喚して遊星倒すんだけど疲れたから誰か頼む
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