苗木クンルームへようこそ【安価】 (22)

葉隠「ククク……とうとう出来たべ……この魔の人食い部屋が……」

葉隠「まずは人体実験だべ。んー、でもこれ俺だと機能しないんだよなぁ。誰か連れてくるしかねーべ」

葉隠「ここは苗木っちに好意を抱く人物を連れてくるべ。俺の占いは三割当たる」

葉隠「……むむ!ティンッときたべ!ズバリ!いま連れてくるべきなのは>>2っちだべー!」

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桑田

桑田「んだよ、いきなり引っ張ってきやがって」

葉隠「いやー、わりーべわりーべ。占いで桑田っちが適役ってでたんだべ。ちょっと実験協力してくれ、明日昼飯おごるから」

桑田「お前がおごるってすげー珍しーな……で、なんだよ実験て。危険なことさせよーとしてんじゃねーだろーな!?」

葉隠「そこは心配いらないべ!怪我とかショックとか、そう言うのとは完全に無縁の話だべ」

桑田「そうかよ(こいつの話はいつも胡散臭い)」

葉隠「じゃあまずはこいつをみてくれ」

桑田「あ?……なんでお前の部屋ん中にドアがあんの?シャワールームのドアでもねーし……」

葉隠「これはなんと!異次元へと通じる扉なんだべ!!!」

桑田「帰るわ」

葉隠「まってくれーーー!!」

葉隠「聞くだけ聞いてくれ!それでも胡散臭かったら帰っていいから!」

桑田「お前まだ懲りてねーのかよ。この間苗木をマルチ商法にはめようとしてボコボコにされたばっかじゃねーかよ」

葉隠「いやいや!あれはちゃんとした勧誘だべ!乗る乗らないは苗木っち次第だべ!」

桑田「お前……」

葉隠「まぁ、それはいいとして……まぁ、順に説明してくべ。まず、このドアを開けると、見ての通り」ガチャ

桑田「壁しかねーじゃねーかよ。どこが異次元だっつーの」

葉隠「ここで俺の占いが活きてくるんだべ。こっから少し長くなるけどしっかり聞いてくれ」

葉隠「まず、俺の占いについてだけど、実は俺のインスピレーション占いは実際は占いじゃないんだべ」

桑田「は?」

葉隠「俺が脳裏にビビっと何かを感じたそれは未来の映像、そう思っていた、でも違ったんだ!俺はそのビジョンを頭に思い浮かべ、それを実現させる、すなわち!!未来を作り出す力だったんだべ!」

桑田「あぽ?おまえあぽなの?」

葉隠「まぁ聞くべ。桑田っち、決まった未来なんであると思うのか?左右田としたら変な話だべ。俺がいまこの話をしてるのも、いま右手でコップをつかむのも、頭を掻くのも、全部定められた未来に沿ってやってるってのか?」

桑田「あ、ああ?よくわかんねーけど、そうなんじゃねーのかよ」

葉隠「そんな分けねーべ、それは後出しの未来予知だべ。未来ってのは、いま、俺たちが自分たちで作り上げてる現在進行形の時間の、想像図でしかないんだべ」

桑田(わけわかめ)

葉隠「このことを前提において次の話、俺の能力の話だべ。俺は、特定の事柄に関して何かしらのインスピレーションを受けると、その受け取ったインスピレーションどうりの未来を作り出すことが三割の確率でできるんだべ!」

桑田「それがマジならおまえ大金持ちじゃん」

葉隠「そこには一つ欠点がある!俺のその力は決して自由自在に使えるわけじゃなく、とある一つの事柄以外は、時たま拾う程度だべ。まぁ、その時たま拾う部分は普通の占いと受け取ってもいいべ」

桑田「で、その操れる事柄ってなんだよ」

葉隠「それは、なんか、説明難しいな。やってみればわかる!!さて本題だべ。桑田っち、そのドアの横のボタンを押してみてくれ」

桑田「あ?へいへい……」ポチ

>>8
特定の単語を書き込め!

野球馬鹿

なんかIDがブレブレだなぁ

モニター『野球馬鹿』

桑田「は?」

葉隠「お!相性良さそうなのが出たべ!良かったな桑田っち!じゃあ繋ぐべ、ぬぬぬ……ん!ティンっときた!!桑田っち、ドアを開くべ!」

桑田「お、おお」ガチャ

桑田「は?」

ドア「暗闇!!!」

桑田「え、なにこれ、ハウ○の動く城のあのドア?」

葉隠「よーし成功だべ!さあいって来い桑田っち!!」ドン!

桑田「うおわぁぁああ!!!」



桑田「いてて、いきなり押しやがってあのやろ……ここは、どこだ?苗木の部屋ににてるよーな、にてないよーな……」

桑田「なんでマツイヒデキのボールが飾ってあんだ……いや、確かにお宝だけど」

ガチャ

桑田「お?」

苗木「ふぅ!お待たせ桑田くん!」

桑田「な、苗木?おまえそんなに体つき良かったっけ……」

苗木「なにいってるの?」

苗木「まぁいいや、準備できたからいつでも始められるよ。今日こそ君のボールを打ってみせる!!この大リーグ打法希望スウィングで!」

桑田「い、いやなんの話を」

苗木「さ、運動場に行こう!」グイグイ

桑田「おわ!ちょ、ひっぱんなって!!」



苗木「よし、じゃあ投球練習しててよ、僕も素振り少しするから」

桑田「ハァー、いきなりなんなんだよ、ていうか苗木に俺のボールが打てるわけ……」

苗木「んっ!」ブォンッ!!

桑田「あ?」

桑田(けっこーイイじゃねーか……なんか、俺の知ってる苗木と違いすぎる、まさか……)


葉隠『これはなんと!異次元へと通じる扉なんだべ!!!』



桑田(まさかな?)

苗木「さぁ準備できたよ桑田くん!!」ザッ

桑田(……気は乗らねーけど、やってやろーじゃん)

苗木「……」

桑田(ま、格の違いを思い知らせてやんよ、150キロくらいでイイよ、な!!)ギュンッ!!

苗木「ッ!」カキーン

桑田「なっ!?」

苗木「……桑田クン、手を抜いてるの?昨日までの君とは全然違う、まるでやる気のないボールだ」

桑田(う、うそだろ?プロでも普通に打てない球だぜ?)

苗木「ボクを馬鹿にしてるの?そんな腑抜けたボールじゃ君に勝ったとはいえない。もっと全力できてよ!!」

桑田「……てめぇ、いいぜ、本気で投げてやるよ!!」

桑田(全力の……ストレートッ!!)ズバァンッ!!

苗木「うりゃあ!」ギィン!!

桑田「な!?当て、られた!?」

苗木「そーだよ!そのボールだ!!今日こそバックネットに叩き込んであげるよ!!」

桑田「じょーとーだ苗木ぃぃぃぃ!!」

苗木「ゼェ、ゼェ、ゼェ……クソ、またダメだったか」

桑田「ハァッハァッ……」

桑田(俺のボールが、こんなに当てられるなんて始めてだった)

桑田(こんなに負けたくねーって思うのも始めてだった)

苗木「ま、また挑戦するよ!その時は必ず!桑田クンの全力のボールをホームランしてみせるからね!」

桑田「へへっ……やれるもんなら、やってみろってんだよ……」

桑田(野球は嫌いだけどよ、こんなに楽しい奴と戦えるなら)


桑田(悪くねーカモな)




桑田「ん?ドアが……ぅおわ!?」

桑田「……ぅん?」

葉隠「おかえりだべー、桑田っち。どうだべ?野球馬鹿の熱血ライバル苗木っちとの死闘は」

桑田「……てめぇぇぇ!!事前に説明しろよぉぉぉぉ!!」バキッ

葉隠「タコスッ!!」




葉隠「いててて、楽しませたのに殴られるとは、世も末だべ。でも、うまく行くことはわかったべ!!」

葉隠「今後はこれで金をとって商売するべ!」

葉隠「じゃあ早速口コミ要因として>>15にこの異次元ドアーを紹介するべ」

江ノ島

葉隠「いょおーっす、江ノ島っち」

江ノ島「罰金ね」

葉隠「ファッ!?」

江ノ島「んー、ジョークジョーク。で、どしたのウニ頭」

葉隠(今日の江ノ島っちは毒舌キャラか)

葉隠「いや実はな、新しい商売を思いついたべ!そこでだな?江ノ島っちに格安でこれを体験してもらおうと思ったべ!」

江ノ島「へー、暇つぶしにはなるかな。いくら?」

葉隠「ズバリ!キリよく諭吉一枚だべぇ!」



葉隠「サーセン、100円でイイです」ボロクレ

江ノ島「ひゃはは!払ってやろーじゃねーか!」チャリーン

葉隠(ドアの増設代ぐらいは早く稼ぎたいべ)



江ノ島「うわ、始めておまえの部屋きた。なにこれくさっ」

葉隠「こころをえぐるな。さて!このドアの横のボタンを押して欲しいべ!」

江ノ島「んー、あいよ、お仕置きターイム!」ピコリン☆

葉隠(さて、今回は機能を少し追加したべ)

葉隠(属性と単語の二つが出るから、それを混ぜ合わせて世界への道を開くべ!)

属性を指定しろ!
>>19
単語を指定しろ!
>>20

松田みたいな毒舌

グロ

江ノ島「お、なんか画面に出た……松田みたいな毒舌、グロ……は?」

葉隠「グロ?あー、んー……お、ビビッときたべ。なぁ、江ノ島っち」

江ノ島「ん?」

葉隠「一応伝えておくべ。このドアを開いた先にいる苗木っちは、まぁ、なんだ、端的にいうと、殺したっていいべ」

江ノ島「は?え?なに?どゆこと?」

葉隠「まぁ別に俺は痛くねーし、俺の知らない苗木っちがどーなろーとな。じゃあ、つなぐべ!!」グァン!!

江ノ島「あんたさっきから何いってんの?」

葉隠「はい、行ってらっしゃい!」ドン!

江ノ島「のわ!!!」

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