亜美「おやおや~、兄ちゃんのあの左手薬指は!」(435)

雪歩「プロデューサー、お茶ですぅ」

P「ああ、いつもすまない」ズズー

ソファ近辺

亜美「……あれ?」

亜美「おやおや~、兄ちゃんのあの左手薬指は!」

真美「んー?……ほほう!これはこれは!」

亜美「兄ちゃんも隅に置けませんな~!」

やよい「プロデューサーさん怪我してるの?絆創膏?」

真美「そうじゃなくってさ→、よく見てみなってやよいっち~」

やよい「えーっと……ああ!プロデューサーさん指輪してる!」

亜美「左手薬指にシルバーリング!これは間違いなくラブリング!」

真美「これは調査の必要ありですな~、亜美探偵!」

亜美「GOGO探偵亜美真美の出番ってわけだ!」

やよい「ハイハイパフィみたいだけど私もちょっと気になるかなーって!」

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ピヨちゃんフラグ

亜美「それじゃ→捜査開始だ!」

真美「行ってみよ→!」

やよい「うっうー!」

亜美「まずは……はるるんについてだね」

真美「なんていうかすごくお似合いって感じがするよね→」

やよい「春香さん、いっつもプロデューサーにお菓子あげてるし……」

真美「自覚してるのかどうかわからないけど傍から見てると兄ちゃんに結構アプローチかけてると思うな→!」

亜美「無自覚でも滲み出るほど兄ちゃんが好きってことか!憎いね兄ちゃん!」

やよい「でも……プロデューサーと春香さんが付き合ってるとしても、ちょっと変かなーって」

亜美「ほほう、何故かね?やよい君!」

やよい「だってほら、春香さんすごく遠くから通ってるよね?」

真美「うんうん。東海道線で通ってるって聞いてるよ→」

やよい「最近はほぼ毎日事務所に来てるし、来なくても都心には来てるよね?」

亜美「そうだねぇ。はるるんも今じゃ超人気アイドルだし」

真美「でもたまに千早お姉ちゃんの家に泊めてもらってるっぽいよ?」

亜美「確かに生っすか!サンデーの収録前日はよく一緒に帰ってるね→」

やよい「それを抜きにしても、ほぼ毎日遠くから来るのは大変だと思う」

やよい「そうなると、お付き合いしてるしプロデューサーさんはやさしいから」

やよい「プロデューサーさんの家に泊めて貰うことが増えるんじゃないかなーって」

真美「おお!」

亜美「確かに!」

真美「そ→すると変だな→」

亜美「この間のイベントの打ち上げの後、終電気にして先に帰っちゃったしな→」

やよい「夜遅くなるといっつも終電気にしてるよね、春香さん」

真美「ちなみにやよいっちは兄ちゃんちが何処にあるか知ってるの?」

やよい「ううん、ちゃんとは知らないけど、72大前駅から乗り換えなしで240円でいける所だって言ってたよ」

亜美「ん→?やよいっちはどうしてそんなに詳しく知ってるのかな→?」ニヤニヤ

やよい「べ、別に変な意味は無いよ!」

真美「詳しい話は事務所で聞かせてもらおうか!?」

やよい「事務所はここだよ……この間の打ち上げの後でね、プロデューサーが律子さんに小銭を借りてたんだよ」

亜美「ふむふむ。それで?」

やよい「1万円札を崩せないからって千円借りてたからその時聞いたんだよ。私小銭いっぱい持ってるし」

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小鳥に一票

真美「なるほどなー」

やよい「結局プロデューサーは私に悪いからって律子さんから千円借りて帰ったんだよ」

亜美「あの時兄ちゃんお酒飲んでたもんね→。耳とか真っ赤だったYO!」

真美「うむむ……確かにはるるんが付き合ってるなら心配して一緒に帰るだろうね→」

亜美「これは……きっと白ですなー」

やよい「私もそう思うー!」

真美「ちなみにその時兄ちゃんは誰と一緒に帰ってた?」

亜美「亜美達バスで帰っちゃったから見てないんだよね→」

やよい「えーっと、その時は確か……あ、千早さん!」

亜美「むむ!やっこさんしっぽを出したようですぜ!」

真美「まさか千早お姉ちゃんが……面白くなってきましたな→!」

やよい「うっうー!千早さんはどうなんだろ?」

亜美「千早お姉ちゃんも結構兄ちゃんに頼りっぱなしの所があるよね→」

やよい「お仕事だけじゃなくって色んな事もプロデューサーにアドバイス貰ってるし……」

真美「衣装合わせもピヨちゃんじゃなくて兄ちゃんとだし、これはにおいますな→!」

亜美「プロデューサーとかなり打ち解けてるし……これはあるかも!」

やよい「千早さんはいいお嫁さんになれそうだよねー!」

真美「でも千早お姉ちゃんはそ→ゆ→のは外に出しそうにな……あ」

亜美「真美隊員!もしやなにか心当たりが!?」

真美「だ、だめだよ亜美やよいっち……兄ちゃん千早説には重大な欠陥があるYO!」

やよい「そ、そうなの!?」

亜美「……あ→、その欠点、分かっちゃったかも」

やよい「亜美もわかっちゃったの?教えて教えてー」

真美「千早お姉ちゃんはウルトラ真面目人だから仕事とプライベ→トはきっちり分けてくると思うんだよね→」

亜美「やっぱりそれだよね→。そうするとこのカップルは成立しないね→」

やよい「確かに千早さんはその辺すごく厳しそうだなーって」

真美「でしょ→。そうすると……分からない?」

やよい「……あ!そっか!プロデューサーが指輪してたらこうやってバレちゃうよね!」

亜美「やよいはかしこいなー」

やよい「あ、プロデューサーにそっくりー!」

真美「多分プロデューサーに指輪を付けさせたり、そういうチラ見せ?しないと思うな→」

亜美「逆にしてたら顔真っ赤にして怒りそうだし→」

やよい「納得ー!」

真美「じゃあ千早お姉ちゃんも白ということで」

亜美「これは疑いないとおもうわー」

やよい「私もそう思う!」

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ふぅ…

真美「よっしゃ→!次にいきますぞ→!」

やよい「おー!」

亜美「次の容疑者は……ピヨちゃんかな」

真美「ピヨちゃんはすぐ確認できる方法があるんだけど、それにはやよいっちの協力が欠かせないんだよね→」

やよい「そうなの?」



やよい「小鳥さん小鳥さん」

小鳥「あら、何かしらやよいちゃん」カタカタ

やよい「ぶらいだるって何ですか」

小鳥「 」ピタァ

亜美「……」

小鳥「 」

真美「……小鳥の乙女心.exeは応答していません……」

やよい「あ、あのぉ……」

真美「し、白……白だったYO……やよい、戻ってきて」

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゚(゚´Д`゚)゚うわああああ

亜美「つ、次は穏便にいこ→」

やよい「お、おー?」

真美「……気を取り直して、次はゆきぴょん行ってみよ→」

亜美「ゆきぴょんか→。これはかなり難事件になりそうですなぁ」

やよい「うーん、雪歩さんはあんまりそういうの想像できないかなーって」

真美「そうなんだよねー、だからこそ捜査のしがいがあるとも言える!」

亜美「さすがは名探偵真美!心がけが違うね!」

やよい「雪歩さんはプロデューサーさんとなら頭をなでられたり肩を掴まれたりしても平気そうだよね」

亜美「そうだね→。事務所に居合わせれば必ずお茶出してるしね→」

真美「これはまさに良妻ですな!一歩引きつつ旦那に気を配る!」

やよい「それはとっても素敵だなーって」

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ついに本命くるか!wktk

亜美「でも兄ちゃんとゆきぴょんがラブラブ→!ってのはやっぱり想像できないよね→」

真美「うんうん。良くて兄ちゃん依存症の妹、みたいな感じがする→」

やよい「雪歩さんは奥手ってイメージが強いなー」

亜美「ゆきぴょんも千早さんと同じだと思うYO!」

真美「少しでもそれっぽいものがあると思考回路がショ→トしそうだよね→」

亜美「ぷぷぷぷプロデューサーさんそそそんな指輪なんてわわわわたし穴掘ってうまってますううぅぅぅぅ!!」

やよい「たるき亭の修理代が大変そうだなぁ……」

真美「社長さんから直々に禁止令が出るレベルだよこれは……」

亜美「でも実は……って流れだったりして?」

やよい「うーん……よくわからないなぁ」

真美「まあゆきぴょんは限りなく白に近いグレーということで……」

亜美「賛成→」

やよい「異議なしですー」

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真美「うんうん。良くて兄ちゃん依存症の妹、みたいな感じがする→」

イイ!すごくイイ!

亜美「次は誰にしよっか→」

真美「そうだね→……じゃあ兄ちゃんと歳が近いしあz」

美希「なにしてるのー?」

やよい「あ、美希さんおはようございまーす!」

美希「おはようなのやよい。何話してたの?」

やよい「プロデューサーの婚約者って誰なのかなーって」

美希「 」ドサァ

真美「あの→……ミキミキ?ボストン肩から落ちたよ→……?」

亜美「携帯も……ソファに落ちたし傷にはなってないっぽいけど……」

美希「あふん」ボサァ

やよい「み、美希さんどうしたんですか!?いきなり倒れたらソファの上でも怪我しちゃいます!」

亜美「お、恐るべし無邪気パワ→……」

真美「……ミキミキ眠そうだし、給湯室に移動しよっか→、やよいっち……」

やよい「だ、大丈夫かなぁ美希さん……」

亜美「白ですな→……一途な乙女道は辛いぜ……」

給湯室

亜美「いやーCCレモンは美味いぜ!」

真美「さて、じゃ→次はあずさお姉ちゃん行ってみようか!」

やよい「あずささんとプロデューサーなら全く違和感ないかなー」

亜美「そもそもあずさお姉ちゃんはアイドルになった理由が運命の人を探すためだしね→」

真美「違うとすると千早雪歩理論と逆の理由になるよねー」

亜美「確かに目的が目的だし周りも知ってるしねー。婚約したなら堂々と指輪つけそうだYO!」

やよい「昨日の夜事務所であずささんに英語の宿題を手伝って貰ったけど、その時両手どっちにも指輪してなかったよ?」

亜美「うーん、亜美達と竜宮小町やってるからかな?ファンの中には結婚しないでって人もいるだろうしね→」

真美「でもそうすると律っちゃんも知ってる気がするんだよね→」

やよい「あ、確かに律子さんならもう把握してるよねーきっと」

亜美「確かにあずさお姉ちゃんなら指輪していいかどうか律っちゃんに聞くと思うYO!」

亜美「でも律っちゃんは結構ああ見えて粋な乙女だからあずさお姉ちゃんのスケジュールを変えてくる気がするなぁ」

真美「あ→。兄ちゃんと会いやすくするのか→。でもバレンタインデーやクリスマスに特に変わった様子も無かったような……?」

やよい「今年のバレンタインデーイベントはプロデューサーさんは美希さんと一緒だったよね?」

亜美「その後ミキミキ兄ちゃんに本命チョコ堂々と渡してたよね→。事務所のみんなの前で」

真美「おっ!ここに来てミキミキ正妻説が再浮上!?」

やよい「美希さんはプロデューサーの事ハニーって呼んでるし……」

亜美「でもさっきなんでぶっ倒れたんだろ?」

やよい「プロデューサーは呼ばれてるだけ貰ってるだけってことかなぁ?」

真美「なんという朴念仁……」

亜美「イベントといえば去年のクリスマスの時、あずさお姉ちゃん事務所のパーティの後兄ちゃんの車で帰ったよね」

やよい「そうでしたー。私も乗せてもらった!」

真美「あ→確かに!社長さんと小鳥さんがお酒勧めても飲まなかったもんね→」

亜美「やよいっち→、あの時最後に降りたの誰だった?」

>>59 訂正:真美の最後の台詞「小鳥さん」→「ピヨちゃん」

やよい「えーっと、私とあずささんと響さんが乗ってて最初に降りたのがあずささんだったよ」

真美「やよいっちは最後まで乗ってたわけじゃないの→?」

やよい「うん。最後まで乗ってたのは響さんだったよ」

亜美「ちなみに助手席は誰だった?」

やよい「それは私だったよ。家の近くで下ろしてもらう時に左側に座ってたほうが便利だから」

亜美「ふむふむ……ということはひびきん説も有りって事だね!」

真美「うーん、それは違うと思うぞアミソン君」

亜美「マーミズ君、それはどういうことだ!?」

やよい「響さんのそういう素振りを見た事も確かにないような……」

真美「んっふっふ、事務所からたまに一緒に帰る真美は知っているのだよ!」

真美「ひびきんが乗るバスも電車も、兄ちゃんの家の方向とは逆ということを!」

やよい「!!」

亜美「!!」

真美「兄ちゃんもたまに電車で帰ってるんだけど、兄ちゃんは亜美と逆方向の電車で帰ってるんだよね→」

やよい「じゃあ響さんは亜美や真美と同じ方向に帰ってるって事なのかな?」

真美「そういうこと!まあ1駅だけなんだけどね→」

亜美「さすがは名探偵真美!これで見事事件は迷宮入りだYO!」

やよい「亜美、それ逆の意味だよ?殿堂入りとかにしておかないと」

亜美「おっと、これは一本とられましたな!」

真美「まだまだだな→アミソン君は!」

亜美真美「HAHAHA!」

やよい「うっうー!でもなんだか本当に探偵さんになった気分!」

律子「ふー、暑いわねー全く」ガチャリ

やよい「あ、律子さん」

亜美「おっ、また容疑者が来ましたな→?」

真美「おーっと、アミソン君渦中の人物に直撃取材敢行か→!?」

律子「全くなにやってんだか……」

??「プロデューサーのお嫁さんは緑色の髪が映える綺麗な事務員さんですよね♪」

やよい「 」ジー

律子「……ん?どうかしたやよい?私の手に何かついてる?」

やよい「えっ、い、いいえー!別にそういう訳じゃなくって……ただ律子さんも指輪してないなーって」

亜美「やよいっちが行った→!?」

律子「指輪?」

やよい「あの、プロデューサーが薬指に付けてたから誰とペアなのかなってみんなで考えてたんですー!」

律子「あー。あの指輪ねー。プロデューサー殿ならもうあの指輪ひと月近く付けてるわよ?」

真美「やっぱり律っちゃんは気づいてたか→」

亜美「流石ですな→!」

やよい「うっうー!律子さんすごいですー!」

律子「褒めてもゴージャスセレブプリンは出ないわよー」

律子「多分プロデューサー殿はあの指輪に何かしらの意味があるとは思ってないんじゃない?」

真美「なるほど、これは壮大な思わせぶりであると?」

亜美「さすがはナンバーワン朴念仁兄ちゃんだぜ!」

律子「プロデューサー殿の研究してる暇があったら他の事務所の子でも研究しなさい」

律子「こっちならもしかしたらご褒美が出るかもよ?」

やよい「ゴージャスセレブプリンですかー!?うっうー!」

亜美「おお!これは耳寄りな情報ですな!」

真美「三人よれば百人力と言いますしな!」

律子「一言で矛盾してるわよー真美。あと亜美、30分からミーティングあるからそろそろ切り上げてよー?」

亜美真真美やよ「はーい」

伊織「返事だけはピカ一ねー、あんた達」

やよい「あ、伊織ちゃん!」

亜美「いおりんおっすおっす!」

真美「おお、考察も佳境という時に助っ人の登場だ→!」

伊織「面白そうな話してたじゃない。プロデューサーの指輪の話でしょ?」

やよい「そうなんだー。やっぱり伊織ちゃんも気になるの?」

伊織「そりゃあ事務所内の恋愛事情だったら知っておきたいじゃない」

亜美「やっぱりいおりんも女の子ですな→!」

真美「んっふっふ→、兄ちゃんのことだもんね→?そりゃいおりんも知りたいっしょ→!」

伊織「ちょ、ちょっと!どういう意味よ!?」

やよい「あー、伊織ちゃん真っ赤になってるー!」

伊織「や、やよいまで……やめてよね!もう!」

真美「いおりんの乙女心もさることながら、最後にまこちんとお姫ちんを捜査しよ→!」

亜美やよ「おー!」

伊織「だからなんで私まで含まれてるのよー!」

真美「よし、まずはいおりんから!」

伊織「違うって言ってるでしょ!」

亜美「そう言いながら実は」

亜美「プロデューサーはスーパーアイドル伊織ちゃんのものって決まってるんだから!にししっ」

亜美「って、思ってるかもしれないじゃ→ん?」

伊織「あ、あんたねー!」

やよい「わー、そっくりー!」

真美「いおりんったらだいた→ん!」

伊織「だーかーらー!」

亜美「でも竜宮小町で忙しいし、兄ちゃんと一緒にいる時間が短いのは事実だしね→」

真美「だから指輪でこっそりマ→キングしてるって可能性も無くはないよね→」

やよい「伊織ちゃん、プロデューサーの事とってもたよりにしてるし、凄く大切に思ってると思う!」

伊織「そ、それは……そうかもしれないけど……」

真美(ヤッコさんデレやがったぜ……!)

亜美(こりゃあたまんないYO……!)

真美「ま→実際の所、いおりん奥手だしそんな大胆な事もしないかな→」

亜美「うんうん、そもそもそんな事してたらこの輪に混ざろうなんて思わないっしょ→」

伊織「そ、そうよ……当たり前じゃない……!」

やよい(でも伊織ちゃんやっぱりプロデューサー好きなんだなー)

やよい「うっうー!」

伊織「どうしたのよやよい?そんな嬉しそうな顔して」

やよい「なんでもないよ!でもちょっと嬉しかっただけだから!」

伊織「?」

真美「やよいっちもお気づきになりましたか→……」

亜美「寧ろ気づかないほうがおかしいっしょ→。兄ちゃん並の朴念仁だよ」

真美「よ→し、次は誰かな→?」

亜美「じゃあここはまこちんで!やーりぃ!」

やよい「真さんは確かプロデューサーと一緒に遊園地デートしたって言ってたよね?」

伊織「そうだったわねー。王子様キャラで売ってく埋め合わせって聞いたけど」

真美「でもまこちんは兄ちゃんと一緒にいるよりゆきぴょんと一緒にいる時間のほうが長そうだよね→」

亜美「確かにそうだよね→。生すかの菊地真改造計画の時もあんなにノリノリだったし……」

やよい「でも真さん、オフの日は自転車で何処かに行ってる事のほうが多いような……」

伊織「そうよねー。今日も真はオフだけどほら……」

真美「お、ツイッターですな?」

伊織「今河川敷でサイクリング中らしいわよ。今埼玉県だって呟いてるわ」

亜美「まこちんの自転車カックイ→!」

やよい「なんだか大きい自転車だなぁ」

伊織「これはロードバイクって言うのよ。股のすぐ下にもトップチューブがあるから大きく見えるの」

亜美「いおりんも持ってるの?」

伊織「お兄さまが持ってるのよ。私は折りたたみ自転車しか持ってないの」

支援

真美「でもまこちんもちょっと違うかなー」

やよい「えー、どうして?」

真美「まこちんは女の子扱いされるのが嬉しいわけじゃん?」

亜美「そのとおりだYO?」

やよい「だからプロデューサーを独り占めしてるあかしって指輪を送ったんじゃないかなぁ?」

伊織「いや、そういうことも確かにあり得るけど……問題はこれよ」ズイ

亜美「ツイッターだね?」

真美「真美はまこちんのアカウントフォローしてるから分かるんだけどさ→」

真美「まこちんってば兄ちゃんとご飯行くと絶対にご飯行った先の写真をUPしてるんだよね→」

やよい「うーん、よくわかんないなぁ……」

伊織「やよい、亜美。これ真のアップした写真の一覧なんだけど、よく見て見なさい?」

亜美やよ「……」

やよい「あっ……」

亜美「これって……」

亜美「焼肉、焼き鳥、ラーメン、つけ麺、すた丼、回転寿司……」

やよい「なんていうか、あんまりデートって感じじゃないような……」

伊織「乙女心を誰よりも大切にする真がこんなところ連れ回されてて満足すると思う?」

亜美「確かに……兄ちゃんが彼氏だったとしてもまこちんきっと幻滅するYO」

真美「でしょ→。だから真美は兄ちゃんとまこちんは別に付き合ってるわけじゃないって思うんだよね→」

やよい「じゃあ真さんも違うのかな」

伊織「そうねー、多分白でしょうね……」

亜美「まこちんも白かー」

伊織「……あら、真もブロンプトン買ったのね」

やよい「ブロ……?なんだろうお洋服のブランド?」

伊織「折りたたみ自転車の名前よ。うちにもあるからお下がりで良ければやよいにあげるわよ?」

伊織「この間自転車こわれちゃったって言ってたでしょ?丁度使用人が使わなくなったのが2台あるの」

やよい「ほ、本当!?うっうー!ありがとう伊織ちゃん!」

伊織亜美真美(やよいはかわいいなぁ)

真美「残るはお姫ちんだけだYO!」

伊織「貴音ねぇ……取り付く島もないって感じね」

亜美「う→ん、最後に来て超難関だね→……」

やよい「貴音さんって言えば……ラーメン?」

真美「1mmも指輪と関係ないYO!」

亜美「名探偵マーミズは何かキーワードを知らないんですかい?」

真美「う→ん……ラーメン?」

伊織「ラーメン二十郎に通いつめてるってイメージが強いわねやっぱり」

亜美「……実は兄ちゃんの指輪も極太麺、とか」

伊織「なによそれ……」

やよい「そういえばプロデューサーはそのラーメン屋さん言ったことあるのかなぁ」

真美「そ→いえば聞いたこと無いね」

亜美「兄ちゃんお昼はいっつもロケ弁かコンビニ飯だよね→」

伊織「ということは行ってるとしても夜ってことになるわね」

真美「でも兄ちゃんが夜車で迎えに来た時にんにく臭かった事無いな→」

やよい「へぇ~、にんにくラーメンなんだぁ」

亜美「今度やよいっちも一度行ってみると良いと思うYO!もやりてんこ盛りだYO!」

伊織「あ、あんまりおすすめはしないけど……」

やよい「伊織ちゃん、今度一緒に行こ!ね!」

伊織「え……えぇ、まぁ……いいわよ……?」

真美(いおりんェ……)

亜美「でもやっぱりお姫ちんも違うと思うんだよね→」

やよい「どうして?」

亜美「だって兄ちゃん、この間の雑誌の取材の時にもお姫ちんの事何も知らなかったじゃん?」

伊織「あー……」

真美「確かに……」

やよい「でも貴音さん、あんまり自分のこと話さないから……」

亜美「でも自然と付き合ってるうちに分かってくると思うんだよね→、多少の好みぐらいは」

伊織(でもあの朴念仁だから素直に頷けないのも事実よねぇ……はぁ……)

>>102

亜美「今度やよいっちも一度行ってみると良いと思うYO!もやりてんこ盛りだYO!」



亜美「今度やよいっちも一度行ってみると良いと思うYO!もやしてんこ盛りだYO!」

真美「じゃあとりあえずお姫ちんも限りなく白に近いグレーということで……」

やよい「うっうー、貴音さんは不思議な人だなぁ……」

亜美「そうだね→。それにそろそろ時間だYOいおりん」

伊織「あら、本当ね。大目玉はまっぴらごめんだし、そろそろお暇しようかしら」

真美「真美とやよいはここでまだまだお暇してるぜ!」

やよい「私達は夜から雑誌取材なんだー」

亜美「じゃあ解散!何かまた分かったことがあったらすぐにみんなでほ→れんそ→!」ガチャ

伊織「まあそう簡単にしっぽは出ないでしょうねぇ……」バタン


真美「やよいっち、我々はまたここで被疑者の監視に戻るぞ!」

やよい「はい!うっうー!」


ここから解決編だYO!

解決春香編

律子「はいお疲れー。忘れ物しないでねー」

春香「はい、ありがとうございました!」

千早「わざわざすみませんでした」

やよい「ありがとうとざいました律子さん!」バタン

律子「さてと、車を駐車場に戻してっと……」

ブーブー

律子「あら、助手席に忘れ物……春香ね?全く注意したそばからこれなんだから……」

律子「春香の携帯こんなのかしら?ストラップもついてないしプリペイドみたいね……ん?」

新着メール 1件 P(プロデューサー本名)
今日はハンバーグで。朝早いなら先に寝ててくれていいよ。

律子「……ほほう、なるほどそういうことか」

春香「でねー、千早ちゃんったら」

千早「ちょ、ちょっと春香、それは内緒って……!」

やよい「千早さんおっちょこちょいですー」

律子「戻りましたー。あ、春香、ちょっとこっち来てー」バタン

春香「はーい……なんだろう、律子さんが私に?」

真美「おやおや~、はるるんなにやらかしちゃったのかな→?」



春香「うーん?それが自分でも……」ガチャ

律子「春香、お疲れ」

春香「え、あ、はい……?」

律子「あとこれ忘れ物」

春香「……あ、ああああぁぁぁぁ!?その携帯……!」

律子「全く……見つけたのが私だから良かったものの、ちゃんと注意しなきゃダメよ?」

春香「そ、その……中身は……?」

律子「まあ丁度きちゃった一通は見えちゃったんだけどね……その、ごめんね?」

律子「でもあのメールに気づかなかったらここで堂々とこれ誰の?って聞いてるところだったけど」

春香「えっと……その……それは……」

律子「ホットラインなんでしょ?全く無用心ね、ホント」

春香「私、その……」

律子「そんな顔しないの!」

律子(応援してるから、ネ!)ボソボソ

春香「……!」

律子「これに懲りたらもう落とすんじゃないわよー?」スタスタ

春香「律子さん……!」


律子(春香とプロデューサー殿がねぇ……)

律子(プロデューサー殿がわざわざJR沿いに引っ越したのはそういうことだったとは)

律子(全く、隅に置けたもんじゃないわね)

律子「さぁて、私も頑張るかなー!」

春香編 終わり

??「次は綺麗な事務員さんですよね♪」

解決千早編

春香「はぁ、今日もレッスン大変だったなー」

小鳥「お疲れ様春香ちゃん。あ、あとこれ次のライブのステージ衣装のデザインなの」

小鳥「渡しておくから暇な時に見ておいてね」

春香「はーい!わぁ、とっても可愛いです!」

小鳥「プロデューサーさんと私で見繕ったの。あと悪いんだけどこれ、千早ちゃんの分なんだけど」

春香「あれ?千早ちゃんは今日事務所来てないんですか?」

小鳥「今日直帰しちゃったみたいなの。私は明日外に行かないといけなくて渡せないといけないから……お願いできる?」

春香「いいですよー。帰るついでに渡しに行っちゃいますね」

小鳥「助かるわー、ごめんねー?」

春香「いいんですよ~このぐらい!」

春香「そういえば今日ちらっと聞こえたやよいと真美のあの話……」

春香「プロデューサーさんの指輪、誰のなんだろう?」

春香「最近はファッションで薬指に指輪をつけるみたいだけど……」

春香「誰なんだろうなぁ……」


千早宅前
春香「千早ちゃーん」ピンポーン

千早「あら、春香?どうしたの?」

春香「小鳥さんに頼まれてライブ衣装の資料を持ってきたの」

千早「そんなわざわざ……今開けるわね」


千早「おまたせ、明日渡してくれてもよかったのに……」ガチャ

春香「ううん、どうせ途中駅だし大丈夫!これが資……」



春香「あれ……薬指……指輪?」

千早「え……?あっ!」

真美「そうかー。はるるん、見ちゃったんだ」

春香「うん。千早ちゃんとプロデューサーさん、1ヶ月前に入籍してたんだって」

春香「事務所からもそろそろ報告するんだって。律子さん、小鳥さん、社長さんは知ってたみたい」

やよい「そうだったんですかー……」

伊織「……春香」

春香「大丈夫だよ伊織ちゃん。元気だけが取り柄だしね!辛気臭い顔してたらアイドルとして失格だし!」

真美「さすがはるるんの姉御!一生ついていきますぜ!」

あずさ「私達も千早ちゃんに負けてられないし、頑張りましょ?」

律子「そうそう、みんなその意気でがんばってもらわないと!」

亜美「それに……もっと重症患者がいるもんげ→……」


雪歩「あ、あの~、みんな気を確かにもってくださぁい……!」
美希「 」アフゥ
真「 」リーン…
響「 」ランクルチェイサー…


律子「……死屍累々とはこの事ねぇ」

千早編 完

解決小鳥編

亜美「亜美クレープがいいな→」

真美「真美はホットケ→キ!」

やよい「じゃあじゃあ、私はアイスクリームがいいです!3段重ねが夢だったんですよぉ!」

P「全く……暇つぶしでやった7並べでこうも大敗するとはおもわなんだ……」

P「一人1000円までだからなー」

亜美「いや→タダスイーツは格別ですなー」モグモグ

真美「最高ですなー」モグモグ

やよい「アイスクリーム……とっても背が高いですぅ!」キラキラ

真美「……あっ、いまあそこから出てきたのピヨちゃんじゃない?」

亜美「あ、本当だ→」

やよい「あれ?あそこは確か……こうぞうが生まれた病院だった気が……?」

P「ギクッ」

真美「876産婦人科」

亜美「……兄ちゃん?」チラッ

P「ななななななんだ亜美?も、もっと食べたきゃ食べていいぞ?」

亜美「……」ニコッ

真美「……」グッ

亜美真美「ピヨちゃああああぁぁぁぁぁぁん!!」

やよい「小鳥さーん!」

小鳥「 」ビクッ

P「ちょ、ばっ、おま……!」

真美「やっほ→!」

亜美「こっちだよ→!」

小鳥「 」アタフタ

やよい「うっうー!」手フリフリ

亜美「……兄ちゃん、ちゃんと”にんち”しないと駄目だよ?」

P「お前らはそういう言葉をドコから覚えてくるんだ……」

真美「まこちんから借りた少女漫画に載ってたよ?」

P「不覚だった、まさか765プロ最寄りの産婦人科に行っていたとは……」

真美「んふふー、やはり兄ちゃんの指輪は婚約指輪だったんだな→!」

亜美「隅に置けませんな→!」

小鳥「ま、まぁ1年バレなかったからいい方ということで……ね?Pさん」

やよい「あっ!プロデューサーさんの下の名前だ!」

P「さっき言ってた認知の話だけど……式はあげてないけどもう籍入れて半年以上経ってるぞ」

小鳥「産休前には言おうと思ってたんだけど……バレちゃったわねー」

真美「亜美たちの目はごまかせませんぞ→!」

やよい「でもすごくおめでたいです!プロデューサー!もち米買って帰りましょう!私お赤飯炊きますから!」

P「え、えぇー……もう妊娠3ヶ月なんだけどなぁ……それに出費が」

亜美真美「兄ちゃんの甲斐性なし→!」ブーブー

小鳥「あはは……参っちゃいましたね、Pさん」

P「これから真の漫画は検閲しないとな……よし!じゃあ買い出しに行くか!何買ってもいいぞ!」

亜美真美やよ「やったー!」

小鳥編完

解決雪歩編

雪歩「プロデューサーお茶ですぅ」

P「ああ、いつもすまないな」ズズー

真美「今朝も今朝とて甲斐甲斐しいですな→」

亜美「ですな→」

P「お前ら何処で覚えたそんな言葉」

亜美「ピヨちゃんの机の中にあったうすっぺらい漫画のパンフ→」

真美「全年齢だから大丈夫なはずよ!って言ってたよ→」

P「よし、今度全部お焚き上げしておこう。あれは邪悪なものなんだ」

真美「兄ちゃんの目が本気だ……!」

亜美「エクソシスト兄ちゃんだね!」


「うぎゃああぁぁぁぁぁぁぁ!!ゴキブリだぞおおおおぉぉぉぉぉ!!」

一同「!?」

亜美「うわああぁぁぁ扉の下からこっちきたよ兄ちゃん!!」

P「ま、マジか!新聞……いいやこの週刊噂の961で!」

雪歩「イヤアアアァァァァァ!!!こっち来るなですうううぅぅぅぅ!!!」ダキッ

P「ちょ、雪歩!くっつくなって!動けん!」

真美「ゴキジェット発見!散布!」シュー!

雪歩「こわいですううぅぅぅぅ!!Pさん早くやっつけて下さいいいいぃぃ!!」

P「わかったから落ち着け!落ち着くんだ雪歩!」

小鳥「む!?プロデューサーさんに雪歩ちゃんがくっつき虫なう!?保存するのよ小鳥!」パシャパシャパシャ

亜美「ゴキにも動じないピヨちゃん流石だぜ!」

P「歩波ッッッ!!!」バシコーン

真美「G撃退!兄ちゃんやったぜ!」

P真美「いえーい」ハイタッチ


小鳥「……ねえ、そういえばさっき雪歩ちゃん、プロデューサーさんのこと下の名前で呼んでなかった?」

一同「!!?」

亜美「ほほう?」

真美「おうおう、吐いて楽になっちまいなぁ、ヤッコさんよぉ……!」

小鳥「ボイスメモの用意は完璧よ!」

P「こ、これはだな……」

雪歩「わ、私と!p、Pさんは!!」

P「ゆ、雪歩!?」

雪歩「い、いつかは言わないといけないなら……私、今言いますぅ!」

P「何故今!?」

雪歩「わ、私たちは!その……け、けけけ、けっけけけけけけ……け!」

雪歩「はふぅ」バタン

P「言わんこっちゃ無い……!」

亜美「ゆ、ゆきぴょん!」

真美「か、顔色が赤と青に交互に変わってアメリカのパトカーみたいだYO……」

雪歩「うー……」

亜美「ねえ兄ちゃん」

P「……なんだ?」

亜美「さっきゆきぴょん”け”って連呼してたけど……」

真美「ん→」ニヤニヤ

亜美「どういう意味だったんだろうね→」ニヤニヤ

P「さ、さぁ……け、京成京急京王京葉京浜東北とか?」

小鳥「け?」ジトー

P(この事務員……後で焼き鳥にしてやる……!)

雪歩「け、結婚……前提で……」

亜美「……ゆきぴょん、お疲れちゃん!」

真美「兄ちゃん、だめだよ→ちゃんとゆきぴょん助けてあげなきゃ」

P「め、面目ねえ……」

こうして雪歩の電撃結婚会見?は幕を閉じたのである。
雪歩編完

解決美希編
小鳥「ふぅ、きょうの仕事はあとこの雇用保険の更新資料をまとめて社長に渡すだけね」

小鳥「頑張って早く終わらせないと。社員もアイドルも増えてないから更新内容の確認だけだし」

小鳥「ファイト!小鳥!」ピヨー!

小鳥「よーし、じゃあまずは社長から……変更なし!」

小鳥「音無小鳥……変更なし!ちくしょう!来年は苗字か扶養者欄が変わりますように!」

小鳥「プロデューサーさん……変更な」

小鳥「!?」

<ピヨー!?

真美「むむ!?事件の予感だ!やよい君!」ダッ

やよい「小鳥さんの悲鳴だよね!?今の!」ダッ

真美「どうしたねピヨちゃん!」バーン

やよい「うっうー!」バーン

小鳥「こ、これ……!」

やよい「これはえっと……保険の申込書?」

やよい「あれ?プロデューサーの名前が大きく書いてあるのに美希さんの名前も端っこに書いてあるよ……?」

真美「ん?扶養者欄……なるほど!謎はとべてすけた!」ババーン

小鳥「これが……現実だというのか……こんなにも辛いなら……保険などいらぬ!!」

やよい「つづき、がら?……妻!」

小鳥「ゲボァ!」

真美「ピ、ピヨちゃんが死んじゃいそうだしあんまりそういうところは読み上げない方向でいきましょ→」

やよい「う、うん……!」

真美「一応ミキミキのも見ておこうか……おぉう、こいつぁすげえや……!」

やよい「美希さんのにもプロデューサーさんの名前が書いてある……夫?」

小鳥「ゲブラァ!」

真美「ちょ、夫婦とか旦那とか、そういうのは言っちゃ」

小鳥「ザーダーアンダギッ!」

真美「……ピヨちゃんの精神的ダメ→ジがマジでやばいから、気をつけよ……」

やよい「う、うっうー……」

美希「あれ?なんか小鳥がいろんなものまき散らしてぶっ倒れてるの……」

真美「ミキミキィ、こんな大切なこと黙ってるなんてひどいYO!」

美希「だってハニーがしばらくは黙ってろって言うんだもん」

やよい「うっうー!美希さん!おめでとうございますー!」

美希「ありがとうなの!とってもうれしいの!でも出来れば自分で発表したかったなー」

真美「でもなんでさっき婚約者ってきいて気を失っちゃった訳→?ミキミキそこまでデリケ→トじゃないっしょ→」

美希「美希は堂々とイチャイチャしてるから疑いないと思ってたのに、やよいが真剣に話してたから

美希「ハニーと他の人が噂になってるのかなって思ってついうっかり浮気だと思っちゃったの。あはっ!」

やよい「プロデューサーが結婚してたなんて知らなかったから……ごめんなさい……」

小鳥「エボルタッ!」

美希「別に気にしてないの。それよりおめでとうって言ってくれたほうが一億倍嬉しかったの!」

やよい「えへへー」

真美「やよいっちはかわいいですな→」

??「そろそろ緑色の髪が映える綺麗な事務員さんの出番ですよね♪」

P「小鳥さんのデスクで何やってんだー……?あれ、小鳥さんがキラキラとは正反対な物をまき散らしてぶっ倒れてる……」

春香「うわぁ……マザーグースってやっぱり嘘だったんですねー……お砂糖とスパイスすら無い……」

真美「ピヨちゃんは犠牲になったのだ……キラキラの犠牲にな……」

美希「ハニー、小鳥に入籍したこと伝えてなかったの?」

P「あ、あれー?確か律子に伝えた時に一緒に伝えたと思ったんだけどなぁ……」

やよい「あ、律子さんも知ってるんですか?」

P「あぁ、まあな。この事は次のライブが終わったら言おうと思ってたんだけど……仕方がないか」

真美「それにしてもはるるん平気なん?一番ショック受けそうだったのに」

春香「ううん、ずっと美希から相談受けてたし……多分一番最初に知ってたのは私だと思うよ?」

真美「うっ、眩しい……!はるるんがとてもまぶしい……!」

美希「春香にはお砂糖もスパイスも、素敵なものもたくさん詰まってるの」

P「マザーグースって本当だったんだな……!」

美希「あはっ☆」

美希編 完結

解決あずさ編

真美「これが二十郎だよやよいっち→……うっぷ」モグ…

やよい「とってもとっても美味しいですぅ→!」ムシャムシャ

客A「やべえ……なんだあの食いっぷりは……まさか!?」

客B「し、知っているのか!?」

客A「765プロの食女王、四条貴音が一目置くもやしニスト……高槻やよいッッ!」

客B「どおりで……いい食いっぷりなはずだ……!」

<アリャッシター!

やよい「うっうー!次は大盛り野菜増し増しにしよーっと!」

真美「うっぷ、真美はあと250年は来なくていいかな……あれ?兄ちゃんから電話だ」

やよい「なにかあったのかな?」ソワソワ

真美「もっしー!」

P『おお真美か。今どこにいる?』

真美「えっと、二十郎72大前店から出た所だけど」

『おお、調度良かった!多分そこから信号2個分進んだあたりにあずささんがいると思うんだが』

真美「信号2個……あ、本当にいた!お→い!あずさお姉ちゃーん!」

やよい「うっうー!プロデューサーさんすごいです!」

あずさ「あらあら、真美ちゃんにやよいちゃん。迎えに来てくれたの?」

真美「兄ちゃんからの要請でお助けにあがりやしたぜ!」

やよい「事務所までは一駅ですから一緒に行きましょう!」

あずさ「ごめんなさいねぇ。あとでp……プロデューサーさんに謝っておかないと……」


事務所
真美「でもでも、あずささんの居場所がよくわかったよね、兄ちゃん」

やよい「本当に信号2つ分でした!」

P「おう。最近あずささんの移動方程式を開発したもんでね。

P「陸続きなら出発点と目的地がわかればどんなに離れても誤差Googleストリートビュー2歩分以内で場所がわかるぞ」

真美「この兄ちゃん、ただもんじゃね→……!」

あずさ「あの方法がなければあの日区役所には間に合わなかったもの」

やよい「区役所で何かあったんですか?」

Pあずさ「あ」

あずさ「えっとぉ……その……ね?」

P「あー……まぁ……色々あってな?」

律子「もう言っちゃっていいんじゃないですかね?」

あずさ「り、律子さん!?」

律子「別に活動に支障があるわけでもありませんし、いいじゃないですか」

律子「早くお祝いしてあげたいですしね?」ウィンク

P「そ、そうだな……」

あずさ「じゃ、じゃあ……えっと……」

P「誰かが気づいたら言おうと思ったんだけどな」

あずさ「私達、結婚しました~//」

真美「おぉ→!!」パチパチ

やよい「わぁ!プロデューサー、あずささん!おめでとうございます!」パチパチ

律子「真美ややよいはもう気づいてたみたいだしね。丁度いいでしょう」

律子「とりあえずふたりとも、おめでとう!末永くお幸せにね!」パチパチ

P・あずさ「あ、ありがとうございます……//」

真美「やっぱりあずさお姉ちゃんが指輪してなかったのは竜宮小町の活動の為?」

あずさ「そうなの。発表前にスキャンダルになっても怖いし、ファンの中には嫌がる人も居るだろうしって」

やよい「あの雑誌みたいにウェデングドレスがまた着られるなんて羨ましいですー!」

あずさ「あらあら、ありがとうね。やよいちゃん//」

美希「あふぅ、おめでとうなの、あずさ!」

真美「あ、ミキミキ起きたんだ→」

美希「うん。美希はあずさとハニーが付き合ってるってずっと知ってたし、やっと胸はってゴールインだね☆」

あずさ「ありがとう美希ちゃん……貴女が一番ショックを受けるんじゃないかって心配してたの……」

美希「ううん。大丈夫!美希だってハニーにいっぱい輝かせてもらったし……大満足だよ!」

真美「イイハナシダナー」

やよい「みんな嬉しそうでなによりですー!あ、プロデューサー!パーティしましょう!パーティ!」

律子「そうねー!特別にちょっと埋蔵金切り崩してパーっとやりますか!」

小鳥「今度は765プロのみんなでウェディングケーキを作るってのどうですか?」

真美「おお、ちょ→楽しそうだよピヨちゃん!」
ワイワイガヤガヤ

あずさ編完

皆が天使だ

解決響編

真美「喰らえ!ツインレ→ザ→だ!」シュババババ

やよい「うぅー……ランドマスターで隠れられる場所は……」ヴーン

響「はいさーい!今帰ったさー!」

真美「あ、ひびきん乙であります!」

やよい「おかえりなさい響さん!」

響「お?なにしてるんだ?自分も混ぜて欲しいぞ!」

真美「おうおう!かかってきたまえ!ひびきん3コンね→!」ハイ

やよい「真美強すぎるから私響さんとペアがいいなーって」カチャカチャ

真美「どんと来いです!」カチャカチャ

響「おー随分余裕だな真美!砂漠の狐と言われた自分の実力を思い知るさー!」カチャカチャ



響「うぎゃー!アーウィンが全然とれないぞー!」

やよい「アーウィンでアーウィンの上空待機はずるいよー!」

真美「はっはっは→!スターフォックスで真美の右に出るものは居ないのだ!」

律子「ほら、もう7時回ってるしそろそろ帰りなさい。3人とも明日も早いんでしょ?」

真美「おお、もうこんな時間か→」

やよい「あ、これからみんなでご飯食べて帰りましょう!」

やよい「今日はお母さんが家にいるから外で食べて帰ってもいい日なんです」

響「そうだなー、自分もそのぐらいのほうが都合いいしなー」

真美「あれ、ひびきんなんかこれから用事あるの→?」

響「え、あーっと、別にそういう訳じゃないぞ。でも家に帰るのがなんか勿体無いっていうか……」

やよい「あ!それなんとなく分かります!なんか寂しいんですよね!」

響「そうそう!そんな感じだぞ!」

真美「おやおや、ひびきんはさびしんぼうですな→!仕方がない!一緒に御飯いきますか!」

やよい「あ、じゃあラーメン二十郎ってところに」

真美「たるき亭で!」

響「そ、それがいいかな!そ、それに今から言ってもスープが終わってると思うぞやよい!」

やよい「残念です―……でもみんなとご飯嬉しいな!」

響「おしかったなー!たるき亭のとんかつは最高だぞ!」

やよい「はい!生姜焼き定食もとってもおいしかったです!」

真美「ホッケ定食もちょ→美味しかったよ!」

響「あ、今日Suica持ってきてないんだっけ……切符買わないと」

真美「もーひびきんってばうっかりさん!」

響「昨日ホットパンツ洗濯した時に洗濯機の脇に置き忘れちゃったさー」チャリンチャリン

やよい(あれ……?今入ったのは硬化3枚…多分全部100円玉だよね?)

やよい(一駅なら120円のはずなのに……)

響「あー!お釣り全部10円ででてきたさー!」

やよい(100円以上のお釣りが10円って事は無いはずだから自動的に60円~90円だよね?)

やよい(ってことは、ここから210円~240円区間)

やよい(こ、これは!)ピピーン

真美「この駅各駅しか止まらないし急ぐ必要ないから楽ち→ん!」

やよい(うっうー!響さん、ダウトです!)

隣駅
響「それじゃあまた明日!次は負けないさー!」

やよい「響さんお疲れ様でしたー!」

真美「ふふん!そ→ゆ→のは負ける奴の台詞だぜ!ばいび→!」

真美「ひびきん行っちゃったね→。一駅は短いのう!」

やよい「真美!響さんおいかけよう!」ジリリリリリリリ

真美「え、ちょ、ちょっとやよいっちってば!」プシュー ダァオーライ

やよい「さっき響さんが買ったのは多分210円の切符だと思うの」

真美「え?でもひびきんはこの駅で乗り換えじゃ→ん」

やよい「だから響さんはこの駅で逆方向の特急電車に乗り換えるんじゃないかなーって思ったの」

真美「……あ!そっか!一駅戻っても特急乗ったほうが目的地には早く着くってわけだ→!」

やよい「うっうー!この72大前駅から240円でも一駅違うと210円で着ける気もするし、響さんは黒です!」

真美「小銭計算でやよいっちの右に出るものは居ないってやつか……!」

真美「まだ電車来てないみたいだね→……っと、あれはひびきん!」

やよい「ホームの端っこに行って……あー!やっぱりプロデューサーだぁ!」

真美「まさにシンデレラ・リミテッドエクスプレスだYO!わお!抱きつくなんてひびきん大胆→!」

やよい「はわわ……本当に新幹線のCMみたいだなぁ」

真美「雨が夜更け過ぎに水飴になりそうなほどに甘々だねぃ……」

やよい「わぁ……響さんとっても幸せそう……!」

真美「やよいっち、此処から先の追跡は”やぼ”ってもんだよ……!」

真美「人の恋路を邪魔するものは馬に蹴られて致命傷って言うらしいし、今日は帰ろうぜい!」

やよい「……うん!そうだね!」




真「わっ、やよいも真美もどうしたの!?そのゴディバのチョコレートのでっかい箱!」

やよい真美「口止め料だよ→!(です!)」

響編完結

響好きすぎて異常に長くなりそうだから強制幕引き
時間があったらおまけで補足する

律子編
亜美「う→!車の中暇だよ→!」

伊織「でもエアコンがあるだけまだ外よりマシだわ。実際暇だけど」

律子「あずささんがスタジオから出てこないんだから仕方がないでしょう……」

律子「仕方がない、ちょっと様子見てくるから車で待っててくれる?」

亜美「亜美CCレモンがいいー!ノンカロリーのやつ!」

伊織「じゃあ私はオレンジーナがいいかしら」

律子「はいはい。じゃあすぐ戻ってくるから」ガチャ

亜美「……よし!じゃあ車内捜索タイム!なんか面白いものないかね→?」ガサゴソ

伊織「ちょっと、これ律子が自腹でかった新車って言ってたしそう動き回らない!」

亜美「ちぇ→!じゃあダッシュボードの中だけでも!」カパ

伊織「全くもう……」

亜美「お!なんか分厚いものがあるYO!なんだこれ?しゃけんしょう……ってよむのかな?」

伊織「誰の車で誰が税金払ってるか書いてあるんじゃない?あといつ車を点検したか、とか。面白くないわよ?」

亜美「……いやいやぁ、そんなことはないね→」ニヤニヤ

伊織「何?もしかして亜美って車に興味あったりする訳?」

亜美「じゃ→ん!これを見るのだ!」

伊織「やっぱりただの車検証じゃ……えっ!?所有者の名前Pじゃない!」

亜美「ねえねえいおりん、どうもこの間の話、意外な所で決着付きそうじゃない?」

伊織「意外な伏兵だったわね。確かにあの倹約家の律子が使う割りにはATとMTが切り替えられたり変よね……」

亜美「んっふっふ、これは帰ったら尋問せざるを得ないねぇ……」

伊織「律子の弱点をにぎったってところかしら……?にししっ!」

事務所
律子「お疲れー!今日も1日ご苦労様!」

亜美「お疲れちゃ→ん。ところでさ→、律っちゃんよ!」

律子「どうしたの亜美、改まって。振り付けに気になるところでもある?」

亜美「あの車律っちゃんの車なんだよね?」

律子「うん。そうだけど。結構カッコイイでしょ?」

亜美「実はさー……見ちゃったんだよね。あの車、本当は兄ちゃんの車でしょ?」

律子「いえ?私の車だけど?」

伊織「あのクルマの車検証だと名義はプロデューサーになってたわよ?」

律子「へぇ、あんた達意外と鋭いわね……ってか車弄り回したなー?」

亜美「へっへっへ→、亜美達の目は誤魔化せませんぜ!」

律子「ま、その通りよ。正確には私とプロデューサー殿の車ね」

伊織「ってことはやっぱり……?

律子「そうね。多分お察しのとおりだと思うわよ」

律子「でもしばらくは黙ってて欲しいのよねー……色々と」

律子「事務所でもショック受ける子は多いだろうし……頼むわよ?」

亜美「わかってるって→!でもタダでとは言わないぜい!」

律子「えー……車買ったばっかりで結構家計が苦しんだけど……あのジュースじゃダメー?」

伊織「オレンジーナなんかじゃダメよ!当たり前じゃない!」

亜美「これから焼肉!もちろん食べホ→ダイだかんね!」

律子「はいはい了解。しかたがないわねー。じゃあ今日はあずささんも誘ってみんなで焼肉!」

律子「お代は全額私持ち!何飲んでもいいわよ!ただしお酒以外!」

亜美伊織「いえーい!」ハイタッチ!


律子(はー……こんなに早くバレルとは。しかしまぁまだまだ甘いわね)

律子(3列目シートのポケットに一番の爆弾が入ってたんだけどねぇ)

律子(BABY IN THE CAR、ってね!)

律子編完結

解決真編
真美「花舞う→あなたの空に→」チャリ

真美「ん→?なんか踏んだかな?」

やよい「真美、鍵踏んでるよー?」

真美「あ、本当だ鍵じゃん。でも真美のじゃないし亜美んとも違うな→」

やよい「あ、これ車のエンブレムだよ。きっとこれプロデューサーか律子さんか社長さんのだよ」

真美「ふむふむ。……んー?なんだこのキー。見たこと無いな→ロッカーではなさそうだし」

やよい「どれー?……あっ、これサイクルロックって書いてある!」

真美「自転車の鍵ってこと?でも自転車の鍵って普通出来損ないのエジプト壁画みたいな形してない?」

やよい「普通の自転車じゃないのかなー?バイクの鍵も知らないしバイクかも?」

やよい「あ、そういえばいっつも竜宮小町は車で回ってるからこれ律子さんじゃあなさそうだよね」

真美「ってことは社長か兄ちゃんかー……二輪車説が有力ならきっと兄ちゃんだね→」

真美「兄ちゃん、鍵落とさなかった→?」

P「ん?鍵……あ、本当だ落としてる。助かったよ真美」

やよい「プロデューサーはバイクにも乗るんですか?」

P「え?いやバイクは乗ったこと無いなぁ。原付教習すら受けてないんだ」

真美「じゃ→そのサイクルロックって鍵は自転車だね→」

P「ああ、このへんな形した鍵か。そうそう。最近真に勧められて自転車通勤始めたんだ」

やよい「プロデューサーのお家ってここから近いんですかー?」

真美「あれ?なんか結構離れてなかったっけ?」

P「うん。自転車だと片道一時間弱だな。でも道路は平坦だし、事務所にシャワー室できたしいいかなーって」

やよい「どんな自転車なんですかー?やっぱりあのロードバイクってやつですか?」

P「そうそう。でもあのドロップハンドルっていう変な形のハンドルじゃなくて普通のハンドルにしたよ」

真美「真美もそんなに遠くないし兄ちゃん見習って一回自転車で来てみよっかな→!」

P「朝早い時間に自転車で動くと気持ちいぞ。おすすめだ」

真美「兄ちゃんの自転車写真ないのー?」

P「ああ、こんなやつだ。かっこいいだろー?」

やよい「うわー!綺麗な緑色です!」

真美「ほほう、まこちんとおそろいカラ→ですな→?」

P「同じ会社の自転車だからなー」


写真スタジオ
真美「時にやよいっちよ」

やよい「んー?なぁにー」

真美「さっきまこちんのツイッターの写真見てて気づいたんだけどさ―」

やよい「うんうん、どうしたの?」

真美「まこちんのサイクリング中の写真さ→、兄ちゃんの自転車が時々写り込んでるんだよね→」

やよい「えっ、じゃあもしかして?」

真美「まこちん多分オフと兄ちゃんと合わせて一緒にサイクリングしてるっぽいよね→」

やよい「め、めんようなぁー!」

やよい「すっかり遅くなっちゃったねー」テクテク

真美「うむ!だがこれも真美達が美しいが故!美しさは罪なのだ→!」

やよい「でも余った仕出しのお弁当ももらえたから明日は楽できそうだなーって!……あ、あれ?」

真美「ん→?どうしたやよいっち……あ!あれはまこちんと……兄ちゃんだ!」

やよい「なんだかおしゃれなお店から出てきたよ!」

真美「なになに、サイクリングパブ……ははぁ!なるほど!謎はすべてとかつくちた!」

やよい「真美すごい!で、そのこころは!」

真美「まこちんも兄ちゃんも、共に連れ沿う自転車の車輪のよう……じゃなくて、まこちんの写真トリックがわかったんだよ→!」

真美「多分まこちんはわざわざB級グルメを回った事を報告して我々を欺いていたんだYO!」

真美「その後兄ちゃんと必ずおしゃれなパブに行っている事をかくしてね!ほら、今日も牛丼特盛なうってつぶやいてるっしょ→?」

やよい「な、なるほどー!」

真美「やよいっち助手、これからあの二人を追跡するのだ!」

やよい「りょうかーい!うっうー!」

真「Pさん!次のオフには一緒に海まで走りに行きましょうよ!鎌倉とか!」

P「鎌倉かー。アップダウンが激しそうだなぁー」

真「大丈夫ですよ!ほらボクがパワーを分けてあげます!ぎゅーって!ぎゅーって!」ギュー

P「こらこら、歩きにくいだろー」

真「もう!Pさんったらのりが悪いですよー!抱きしめ返してくださいってば!」

P「そんなことやったらエネルギー送り返しちゃうだろ?真のエネルギーは自分の中にストックしておかないと」

真「も、もうPさんったらそんな……えへへー!ねえ、今度内緒でディナーに連れて行ってほしいなーなんて……」

P「料理の写真も随分溜まってきてるし1回ぐらい大丈夫かなー……真の追っかけは脚が速いからなー」

真「大丈夫ですよ!ねぇ、いいでしょー!ボクPさんとおいしいご飯たべたいなぁー?」

P「断れないよなぁー……ちくしょう!」ワシャワシャ

真「えへへー、やりぃ!」


やよい「真さん、あれで素面なのかなー……?凄く幸せそうだし、邪魔しちゃ悪いし帰ろうよー?」

真美「そ、そうだねぃ。まこちんの場合恋路を邪魔して重軽傷がシャレにならないっしょ→……」
真編 完結

解尻貴音編
真美「やよいっち→、お仕事行くまでゲームしようYO!」

やよい「いいよー!でもホラーゲーム以外にしてね!」

真美「じゃあバイオハザードはダメだねー……じゃあスターフォックスで!」

やよい「今度こそ負けないよー!」

真美「吠えろ吠えろ→!吠えるほどに真美のボトルゲ→ジは上がっていくのだ→!」

やよい「……あれ、テレビの外部入力、ビデオカメラがつなぎっぱなしになってるよ?」

真美「あちゃ→、これ外したら怒られちゃうかな→……あ、給湯室の古いテレビでやろ→YO!」

やよい「じゃあゲームキューブを移動しないと……あっ!」ドサッ

真美「あ、誰かのバッグ落としちった……中身出ちゃったよ→」

やよい「ちゃんと戻しておかないとー」イソイソ

真美「そうだね→……あ、なんか可愛い手帳!真美もこういうの欲し→!」

やよい「……んあー!?」

真美「ど、どったのさやよいっち……そんな千早お姉ちゃんみたいな叫び声上げちゃって→……真美驚いたYO!」

やよい「それ只の手帳じゃないです!母子手帳ですよ!」

真美「……んあー!?」

やよい「み、見なかったことにしましょー……」

真美「そ、そうしましょ→……い、一体誰のだったんだろ……知りたいような、知りたくないような……」

やよい「ゲームでもやって気分を……あれ、このテレビ音が出ないなぁ」

真美「スピーカーこわれてんだよねそれ→。真美のイヤホン二人で使おうYO!」

やよい「あ、聞こえたぁ!じゃあステージをっと……」

真美「んっふっふ、ハンデとして開始15秒は動かないことにしてやるぜい!」


やよい「……」カチャカチャ

真美「……」カチャカチャ

真美やよい(さっきのが気になってゲームに集中できないなー……)

<ガチャ

真美やよい「!!」

真美(やよいっち隊員も気になりますか→!)ヒソヒソ

やよい(もちのろん!)ヒソヒソ

真美(……この声は!)ヒソヒソ

やよい(貴音さんとプロデューサー!)ヒソヒソ

P「戻りましたーって、誰も居ないのか。まったく物騒な……」

貴音「まあ良いではありませんか貴方様」

P「まあ物取りが入ったところで現金はあんまり置いてないしなー」

貴音「しかしいつ行っても二十郎は素晴らしいものです。形容しがたい至福があります故」

P「随分とお気に入りだな。未だに俺は並盛が限界だなぁ」

貴音「……ですが、いかなる料理、宝石、芸術、風景、そして月ですら、貴方様の足元にも及ばない……」チュ

P「……ん、全く……いつ誰が来るかもわからないのに、いいのかい?」

貴音「どうしても我慢できなかったもので……」

P「仕方がないなぁ貴音は……お腹は大丈夫なのか?」

貴音「えぇ。つわりも大夫良くなって来ました故……いつかご飯の匂いが嫌になる時の方が想像するだけでも辛いことです」ガクガクブルブル

P「つわりの時も最初は全然教えてくれなかったじゃないか。最初かなり驚いたんだぞ」

貴音「貴方様の前で余り取り乱したくは無かったもので……貴方様は本当にいけずなお方です」

P「悪い悪い……」

貴音「この手帳に刻まれる新しい命の歴史……これ以上に美しいものを私は知りません」

やよい真美(ど、どうしよう……!思った以上にしっとりしてる……!)

P「さて、お茶でも入れてくるかなー」

やよい(どどどどどどうしよー!?)ヒソヒソヒソォ!

真美(ね、寝たふり、寝たふりしよう!)ヒソヒソヒソォ!

P「急須は応接室に出しっぱなしかなー……んあー!?」

やよい真美「ビクッ」

貴音「ど、どうされたのです貴方様……何故千早の叫び声のような声を?」

P「い、いや給湯室に真美とやよいがいてな……」

貴音「なんとっ」

P「いや、ふたりともゲームやりながら寝ちゃったっぽいな……よく寝てるよ」
P「しばらくそっとしておいてやるか。お湯はケトルで沸かせばいいしな」

貴音「そうですね……ふたりとも可愛い顔をして寝ておりますね」

やよい真美(ご、ごめんなさいお姫ちん(貴音さん)……)

貴音(いずれ分かる事ゆえ、良いのです。この事は、くれぐれもご内密にお願いしますね?)

やよい真美(こ、コイツ直接脳内に……!?)

貴音「……ふふっ」
貴音編 完結

ちょっとふたりきりの描写が少なかった子達をフォローする

春香編補足
P「春香ただいまー起きてるかー?」ガチャ

春香「Pさんおかえりなさい!」

P「律子から聞いたぞ、あのプリペイド落としたんだって?」

春香「ご、ごめんなさい!い、いつのまにか足元に落ちちゃってたみたいで……」

P「まあ結果オーライだよ。しばらくは表には出ないだろうし、逆に律子のフォローはありがたいしな」

春香「うぅー、す、すみません……」

P「いいよいいよ。それにそういうちょっとドジしちゃうのが春香のかわいいポイントでもある」ナデナデ

春香「p、Pさん……えへへ……あ、今日はリクエストどおりハンバーグですよ、ハンバーグ!」

P「よっしゃ、これであと1週間は頑張れるぞ!」

春香「Pさんのためなら毎日だってお料理しますよ!ほらほら、座って下さい!」

P「そりゃ嬉しいけど毎日じゃ仕事に支障が出るからなー。このぐらいがいいよ。あ、ビールもよく冷えてる」

春香「Pさーん。はい、あーん。今日はちょっとカロリーを考えてお豆腐を混ぜてみたんですよー……」

春香編補足完

千早編補足
P「そうか……今日春香が、か」

千早「はい……私だけ、本当にいいんでしょうか」

P「俺と一緒にいてって事か?」

千早「はい……なんだか春香に申し訳なくて……」

P「春香はとても強い子だ。例えるならそう、星だな。夜空に輝く一等星。みんなに希望を与えてくれる」

P「千早も立派な星だよ。でも、なんとなく寂しげなんだ。だから俺は千早をずっと見守ってあげたいと思った」

千早「……Pさん、私、私……」ギュッ

P「大丈夫だよ千早。いつまでも千早を見てる。絶対に千早を一人にしない。765プロのみんなもそう思ってるよ」

千早「Pさん……そうですよね……こんなにおめでたいのに泣いてたら、ダメですよね……!」

P「そうだよ。それじゃ、明日に備えて早く寝ようか」

千早「はい……あの、Pさん」

P「なんだ?千早」

千早「あの……今日は……寝る時、ぎゅってしてください」

P「あぁ。喜んで」
千早編補足完

小鳥編補完
P「全く……もうちょっと離れたところにしてくれればよかったじゃないか」

小鳥「仕事の合間に来なきゃだから近くじゃないと不便なんですっ!」

P「あ、そっか……ごめんよ小鳥」

小鳥「ふーんだ。許しません。すねちゃいます」

P「うーむ、困ったな……小鳥さーん?」オロオロ

小鳥「……じゃあ、今日はPさんが御飯作って下さい」

P「え、あぁ……そんなんでいいのか?」

小鳥「はい。そしたら許してあげます」

P「お、おう!任せとけ!」

小鳥「……ふふっ、Pさんたら慌てちゃって!」チュ!

小鳥「そんな鈍感で、優しいPさんが大好きなんですよ」ニコニコ
小鳥編補足完

雪歩編
P「雪歩ー、大丈夫かー?」

雪歩「……ふぁ、Pさん?」

P「はぁー、よかったよかった。今日一日目が倒れたままと思ったよ」

雪歩「あ、あわわわわわ!わ、私ったらあの!その!」

P「ほらほら、無理に立とうとしない」

雪歩「は、はわわ」フラァ

P「今日は車で一緒に帰ろう、な?」

雪歩「はいぃ……って、p、Pさん!?」

P「車まではお姫様抱っこしていってあげようかと思ったんだけど」

雪歩「は、はは恥ずかしいですぅ!おんぶにしてくださいぃ!」

P「そういうと思ったよ。ほら、乗って」

雪歩「はうぅ……Pさん……」

雪歩(Pさん……大好きですぅ)
雪歩編補足完

響編補足
響「Pー!またせちゃったぞー!」

P「おわっ、急に抱きつくから驚いたじゃないか……!」

響「あ、ご、ごめん!そんなつもりじゃ……」

P「ホームで暴れちゃダメだぞ。あと、あんまり外でひっつかないこと!」

響「うー、だって一緒にいるならもっとくっついてたいぞー……」

P「言えならいっぱいくっついてて良いって言ってるだろー?ほら、電車来たぞ」

響「お、結構空いてるぞ!」

P「端っこだからなー二人で座れそうだな。よっと」ポフン

響「自分もっと詰められるぞ!」ギュー

P「こらこら、そんなにくっつくな……角だから手すりにぶつかって凄く狭いぞー?」

響「へへーん、自分超快適だぞ―!」

響「超快適で……超幸せなんだー……!」

響編補足完

律子編補足

律子「はぁ、ただいまー」

P「お、おかえり。今日は一段と遅かったなー」

律子「実は婚約してるのが伊織と亜美にバレちゃって……あ、隣いい?」

P「おう。いつでもウェルカムだ」

律子「よいしょっと。それで、焼肉で口止めしたから今月いっぱい1日ビールは一本になりましたー」

P「……ぱーどん?」

律子「家計費から捻出しなくちゃだから仕方がないでしょー?あ、お小遣い50%削減でも可だけどどうする?」

P「ぐ、ぐぬぬぬ……!び、ビールで」

律子「よろしい!……で、でもまぁ」ギュッ

律子「その分夜……埋め合わせしても、いいし……」

P「……め、面妖な!?」

律子「……ごめんねダーリン」

P(惚れてまうやろおおおおぉぉぉ!あ、もう惚れてたんだっけな)
律子編補足完

解決伊織編

伊織「プロデューサー?」

P『うお、い、いきなり電話してきたと思ったら何だ!?』

伊織「あんたねー!?あの指輪やっぱり外しなさい!」

P『えー、別にいいんじゃなかったのか?せっかく最近手に馴染み始めたのに』

伊織「ダメったらダメなの!絶対にダメーッ!」

P『分かった分かった……何?もしかして騒ぎになってるとか?』

伊織「そのもしかして、よ!馬鹿ぁ!死ぬほど恥ずかしかったんだから!」

伊織「せ、責任とんなさいよね!」

P『Oh……』

伊織「……水族館」

P『水族館?』

伊織「そう、水族館がいいわ!」

P『水族館か、この近くにあったっけ?』

伊織「はぁ?あんた何いってんの?」

P『えっダメでしょうか伊織お嬢様』

伊織「ダメにきまってんでしょ!?馬鹿P!」

伊織「あのでっかいサメが居るところがいいわね、茨城県にあるやつ」

P『のおぉぉぉん、寝坊返上コースじゃないっすか……』

伊織「ふふん、当然じゃない!それとも何?責任取れないっていうの?」

P『いやそういう訳じゃないけど……』

伊織「いいじゃない、別に」

伊織「それにちゃんと夜はその……早く帰れるようにしてあげるわ」

P『……伊織は優しいなあ!』

伊織「うるさい!とにかく次私に恥かかせたら許さないんだからね!じゃ!」

P『え、ちょ』ブチ

伊織「……にししっ!許さないんだからっ」

解決伊織編 完結

解決亜美編
亜美「兄ちゃん兄ちゃん」

P「ん?なんだ亜美」

亜美「やっとみんな気づいてくれたよ→、その指輪」

P「おお、これかー。俺は割と気に入ってるんだけどなー」

亜美「うんうん!亜美が選んだから当然っしょ→」

P「そりゃあな。それで、最初に気づいたのは誰だった?」

亜美「え、あー……その、律っちゃんだったよ!」

P「へぇ、律子か。さすがだなー出来る女は違った」

亜美「ぶ→、律っちゃんの肩持つと亜美怒っちゃうぞ!」

P「おっと、もう引き出し大暴発トラップは怖いからな、この辺にしておこう」

亜美「い→判断だぜ兄ちゃん!」

P「……まあ律子は直ぐにわかってたとしても、だ」

亜美「ん→?」

P「どうやってあいつにその話題振ったんだ?律子は自分から話す口じゃないだろ?」

亜美「えっあっ……そ、それは……!」

P「やっぱりなー、お前から振ったんだろ?ん?違うか?」

亜美「や、や、そんなこたぁ→ないよっ!」

P「ホントかー?」

亜美「う、うぅ……」

P「そうだよな、亜美は気づいて欲しかったんだよなー」ナデナデ

亜美「兄ちゃんのバカ……」

P「あっはっは、俺は亜美のことならなんでも知ってるからな。俺にかなおうなどと10年早い!」

亜美「バカぁ……」

P「おっと、そういえばホッチキスは……ぶわふ!」ビヨーン

亜美「!!」

亜美「やぁーい兄ちゃんひっかかってやんの!」

P「くっそー、言ってるそばから一本取られるとはなんたる屈辱……」

亜美「亜美を先読みするなんて10年早いよ兄ちゃん!そんじゃ亜美お仕事行ってくるからバイビー!」スッタカタ

P「……ふふ、知ってたよ。ここに飛び出すカエルが仕掛けてあるなんてね」

P「亜美は可愛いなぁ、実に可愛い。素晴らしい」

解決亜美編 完結

解決真美編
真美「兄ちゃ→ん」

P「お、真美か。今日はもうトレーニング無いのか?」

真美「ま→ね→……それよりその指輪だけど」

P「あー、これ?さっき律子に言われたぞ。みんな気づき始めてるから一回取ったほうがいいんじゃないかて」

真美「やっぱりそうかな……さっきミキミキぶっ倒れちゃったじゃん?」

P「確かになー。ちょっとあの反応は意外すぎた」

真美「だよね→、大丈夫だった?」

P「ああ。ちゃんと説明したらわかってくれたよ。いたずらだってね」

真美「あ、いたずらってことにしたんだね→……」シュン

P(あ、ちょっと残念そうだけどかわいい) 

P「しかしさすが双子だなー。やっぱりアイドルの中で一番最初に気づいたのは亜美だったなぁ」

真美「だね→。でももうちょっと早くても良かったかな→?」

P「まあ気づいてて言い出すタイミングを探ってたという線もあるな」

真美「なるほどなるほど→。真美ややよいっちが居る時を狙ったってわけだね」

P「Exactly(そのとおりでございます)」

真美「ま、ま→その……ごめんね兄ちゃん。もうそれ外しちゃっていいよ?」

P「え、もういいの?せっかく慣れてきたのに……」

真美「え、でもそれつけてたらまた……」

P「もう美希が事情を知ってるし大丈夫だよ。それにせっかく真美がくれたんだしね」

真美「に、兄ちゃんがそう言うなら……べつにつけててもい→よ!特別だかんね!んじゃ!」ダッ

P(そうだよな。真美が買ってくれたんだもんな。初めてのテレビの仕事のお給料で)

P(大切にするに決まってるじゃないか。俺の数少ない宝物の一つなんだから)
解決真美編 完結

解決やよい編
やよい「……あぁ、そんなこともありましたねぇ」

P「あの時は参ったよなー、美希はぶっ倒れて律子からは大目玉だったよ」

やよい「そんなみんなも今じゃ大物タレントさんですから」

P「そうだなー。思えばあの時が一番楽しかったかもしれないな」

やよい「そうですねぇ……あら、あなたそろそろ時間ですよ?あと帰りに娘のバースデーケーキをお願いします」

P「おう。忘れるもんか。ママのいうことよく聞くんだぞ?そしたらでっかいケーキをかってきてやろう」

娘「やったぁ!パパ大好き!」

P「行ってきまーす」

やよい・娘「いってらっしゃーい」

P(あの時のリングは実はやよいが誕生日にくれたものだった)

P(思いついたように全く関係ないタイミングで付け始めたから本人も気づかなかったようだ。だけど……)

P(あの日以来、この指輪を外さなかったことに、俺は微塵の後悔もない)

P(いつか最愛の娘の誕生日にリングを渡す日を楽しみに、今日も俺はやよいと娘を思いながら、変わらない日常を送る)
解決やよい編 完結です!うっうー!

有給一日分を徹夜してSSで
使い切っちゃった
まあいいや 寝る 起きて気が向いたらまた書く じゃあの

美希は磯臭い
響は獣臭い
貴音は二郎臭い

つまりプロジェクトフェアリーは臭い

>>379
ちょっとマジメに想像しようぜ!……ご褒美だろ?

じいさんや、、我那覇さんきはまだかのぅ
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

>>379
二十郎

>>390
二十朗って近所に無いけど
二十朗系ってラーメン屋が代わりにある、、
めっちゃ食った!飯食った!って感じになるけどあんまり美味くないw

本家もそんな感じなの?

おまけ
春香「ねえねえみんな、プロデューサーさんって事務所の中では誰が一番好みだと思う?」

真「事務所の中?ってことは小鳥さんと律子さんも含めるの?」

美希「含めても含めなくても結果は変わらないと思うな!」

亜美「ミキミキ辛辣ですな→」

美希「だって事実だよね?まあ律子……さんはてんぺんちーが起きたらあるかもしれないかなー?」

やよい「てんぺんちーって豪盲牌で全部て牌をハクにするやつですか?私あれ得意なんですー!」

響「や、やよい……お金がないからってあんま無茶すると命パクられるぞ……」

真「プロデューサーはあんまりそういう所を表に出さないから分からないなぁ」

あずさ「どうなんでしょうねぇ。でもみんな望みはあるんじゃないかしら~?」

春香「あと3年ぐらいプロデューサーさんが早く入社してたら望みはあったかもしれませんよね!」

あずさ「あらあらぁ春香ちゃん?早速のおいたとはポイント高いわねぇ、マイナスポイントが」



真美「皆様。やって参りました。第四十八回765プロ女と女の心の拳で殴り合いin事務所」

伊織「進行は私スーパーアイドル水瀬伊織と解説双海真美でお送り致します」

キタ━(゚∀゚)━!!

美希「春香、貴女はいつも早計なの。女は年をとるごとに熟練度が増していくの」

真「おお!美希が凄くいいこと言った!」

美希「トリートしてくれるハニーがいればね!あはっ!」

千早「逆にえぐりに行ったわね……」

あずさ「毎回のことだからいいのよ千早ちゃん。すぐに脱落することはありえないわ~」

響「あのほほ笑みの奥に隠れる野生の凄みにハム蔵が逃げ出しちゃったぞ……」

亜美「前回亜美が解説しちゃったから逃げきれなかった。今も逃げたい」

やよい「あ、みなさん今度一緒にチンチロしましょうチンチロ!」

千早「高槻さん、やめて。切実に」


真美「年長組脱落を狙った初期集中攻撃が行われております」

伊織「あずさの言う通り定番の流れと言えるでしょう。ですが年長者の貫禄。動じません」

あずさ「女の子としてパターンがないっていうのはどうかと思うわ~。きっと飽きられてしまうわよ?」

美希「飽きられる前に旬が過ぎてしまった果実が何か言ってるの」

千早「プロデューサーがさくらんぼだとしたらその表現は酷い侮辱よね」

響「でも飽きられるのはいやだぞ!」

やよい「飽きる飽きないの前に、既に席についた時点で決着っていうのは決まってるものですよ!」

春香「とりあえず貧乏ネタと動物ネタに頼るのをやめてみようね?ふたりとも」

真「割りとドジっ子アピールも大概だとおもうけどな」

亜美「亜美は貝になりたい」


伊織「早くも亜美が弱気の発言をしておりますがいかがでしょう解説の双海さん」

真美「彼女はわりとメンタルが打たれ弱いですからね。ですがここでストレスを徐々に蓄積することで大きな発散も期待できます」

伊織「成る程。それにしても貴音選手。ここまで一言も発さずにテーブル上の水ようかんを食べ続けております」

真美「今彼女は兄ちゃ…プロデューサーの事より目の前にある水ようかんの方が気になる模様です」

雪歩「と、とりあえずまずはプロデューサーの好みを考えてみるですぅ……」

千早「そうね。一向に話が進まないわ」

春香「プロデューサーはごく普通の人だから、やっぱり普通の女の子が」

美希「ないの」

春香「えっ」

美希「やっぱり今まで普通の人生を歩んできた人だからこそ、自分とは違う高嶺の花を望むものだとおもうの」

あずさ「そうねぇ。やっぱり自分の知らない領域っていうのは気になるものだわ~」

真「ないものねだりってことかな?妹萌えとかと一緒だね」

響「男の人がおっぱいがすきなのもそういうことなのかー」

千早「……くっ」

亜美「あ、亜美にも水ようかんちょ→だい」

貴音「よろしいですとも」


伊織「いわゆる好奇心としての恋愛感情論になったようです」

真美「しかし好奇心はナントカをもナントカと言いますし、常に警戒心を伴いますからね」

亜美「うめーうめー」

春香「おっぱいはちょっと違うんじゃないかなーそれに大きさだけではどうにもならないこともありますし?」

あずさ「でも大は小をかねるのよ?春香ちゃん」

美希「大きいに越したことはないの」

千早「んぐぐぎぎ」

響「千早、落ち着けー!口から紙が詰まったFAXみたいな音がしてるぞ!」

やよい「別におっぱいが無くたっておっぱいは出ますから大丈夫です!」

真「へぇ、そうなんだ……いやまあそういう話じゃないんだけど」

貴音「雪歩、お茶を」

雪歩「あ、はいぃ。今淹れてきますぅ」


伊織「胸の大きさはこのゴの人生を大きく左右するとも言いますね」

真美「左右の胸の大きさは大きく左右しませんけどね」

亜美「うぐぐ……もう胃もたれしてきたYO……」

やよい「あ、私おせんべいもってるから亜美にあげるね!」

亜美「おぉ!サンキュ→やよいっち!あ、あれ?袋に雀荘の名前が入ってるYO……」

響「自分だっておっぱいなら負けないぞ!」

春香「でも確かサイズダウンしてたよね?4センチぐらい」

響「そ、そんなの微々たる差だぞ!」

真「……でも響さぁ、偽乳疑惑あるよね?」

響「!!」

千早「!!」


真美「千早選手、スゴイ食いつきであります。目が輝いております」

伊織「確かにありましたねー偽乳疑惑。深層は闇の中です」

亜美「そういえば、ひびきんダイエットして胸も小さくなったって言ってたよね→」バリバリ

やよい「ダイエットっておっぱい小さくなっちゃうんですか?千早さんダイエットは、めっですよ!」

千早「高槻さんに感謝すべきか言いたいことを言うべきか」

春香「フェアリープロジェクトの初期ポスター、たしか響ちゃんおっぱいぺったんこだったよね?」

響「そそそ、そんなことないぞ!このおっぱいは本物だぞ!」

あずさ「表面のお肉は本物でも、中に入っているのは生理食塩水かもしれないわねぇ」

真「さすが天然ホルスタインさん、説得力があるよね!」

あずさ「それは褒め言葉かしら~?」ニコニコ

真「アハハモチロンデスヨイヤダナァ」

美希「スカイツリー登ったら爆発しちゃんじゃないの?響のおっぱい」

春香「これぞまさしく自爆乳テロだね(笑)」

雪歩「お茶ですぅ」

貴音「ありがとうございます雪歩。真良いお茶を煎じますね」


真美「なるほど。生理食塩水ですか」

伊織「確かに良い形がキープできますし、無い話ではないでしょう」

真「あんまり面白くないよ春香……」

春香「まっこまっこりーんといい勝負じゃない?あれギャグでしょ?」

真「審判。ボクと春香退場。屋上デスマッチに試合変更申請」

春香「えっ」

伊織「認めます」

真「さぁ春香。決着を着ける時が来たようだ」

春香「ちょ、おちついて!真!謝るから!面白いから!面白いから!」ズルズル

真「情熱ー快楽のー開放待ち望むー」ムキムキ

亜美「エージェント夜を往くって凄く物騒な歌詞だったんだね→……」


真美「以降真VS春香きゃるるんデスマッチの様子は小鳥ちゃんねるでお楽しみ下さい」

伊織「……おっとここで事務員Kから新たな情報です。そろそろプロデューサーがたるき亭から帰ってくる模様です」

P「戻りましたー。みんないるかー?」

美希(現時点でハニーまでの距離が一番短いのは美希なの……!)

美希(勝負に出るの……ダッシュで行けばハニーまで3秒、ゴールまでは当に秒読み……!)

美希「ようかん食ってる場合じゃねえの!」ダッ

あずさ「 」カッ

美希(な、なんなの……突然体の自由が効かなくなったの……!)ピィーン

あずさ(影縫いの術よー美希ちゃん。抜け駆けは良くないわぁ~)ニコニコ

美希(な、なんて奴なの……印も結ばずに美希の体を拘束するなんて……!)

やよい「プロデューサーおかえりなさーい!」

亜美「おかえり兄ちゃん!」

貴音「お帰りなさい貴方様」ズズー

雪歩「今お茶淹れますぅ!」トトト

伊織「帰ってくるの早かったわね……早食いしてると太るわよ?」

真美「兄ちゃん、午後暇っしょ→?ゲ→ムしようYO!」

響「自分もゲームしたいぞ!」

千早「私はあと少しでボーカルレッスンがあるからそろそろ支度をしないと……」

P「千早は真面目だなー」

あずさ(露骨なアプローチはダメよ、戦いはまだまだこれからだもの)

美希(貴様ァ……!美希に!美希に力さえあればこんな事にはアアァァァァ!)

P「おう、美希もあずささんも居たいのか」

美希「お、おかえりなの、ハニー……」カチーン

あずさ「おかえりなさい。美希ちゃんは自主ポージングレッスンだそうよ~?」

P「おお、美希頑張ってるな」

美希「はい……なの……」

P「ところで真と春香が見当たらないけど?」

伊織「屋上で語り合ってるわ、主に暴力で」

P「……?」

やよい「やっぱりみんな仲良しが一番ですね!」

響「そうだぞ!やっぱり仲間同士でいがみ合いなんて間違ってるさー」

千早「時には競いあって、時に抑制しあってこその仲間だけど、度が過ぎてはいけないわね」

あずさ「今後二度とこんな術を使うことがないような、そんな事務所が素敵だとおもうわ~」ニコニコ

美希「はいなの!美希、そういうのはとっても怖いことだなって思うな!」

真「そうそう!春香とも丁度分かり合えたし、万事丸く収まったね!」

亜美(果たして本当にそ→だろ→か……)

真美(拳は口ほどに物を語るんだよ……多分一方的な語りだったと思うけど)

伊織「ま、まあ伊織ちゃんだってギスギスした空気は嫌いだし……いいと思うわ!」

春香「らって、わたひたち!」

響千真亜伊あ(やべえどうなってんだこの顔……)

春香「なかまらもんげ!」


みんななかよし765プロ おわり

蛇足だったな まあいいや あとは煮るなり焼くなり
これでおしまい じゃあの

乙~~

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